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JP2005079677A - チューナ用信号処理回路 - Google Patents

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Koji Saito
康二 齋藤
Masaaki Taira
正明 平
Yutaka Hirakoso
豊 平社
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Abstract

【課題】チューナから入力される中間周波数信号の搬送波周波数がずれた場合においても、復調特性の低下を防止するチューナ用信号処理回路を提供する。
【解決手段】チューナ用信号処理を行うチューナDSP10は、受信放送波信号と、局部発振周波数信号と、の混合により生成した中間周波数(IF)信号が入力され、IF信号を検波器16で検波して復調する。チューナDSP10は、IF信号の搬送波成分を抽出する検出器BPF42と、前記検出器BPF42を通過したIF信号の搬送波の周波数を前記クロック信号に基づいてカウントする周波数カウンタ44と、前記カウントされた周波数と前記クロック信号の周波数との差に応じてIF周波数ずれ信号を出力するIF周波数ずれ信号出力器46を備え、このIF周波数ずれ信号に基づいて、IF−BPF14、検波器16、隣接妨害検出器20およびS−meter−BPF14の周波数選択特性を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明はチューナ用信号処理回路、特に入力される中間周波数信号の搬送波周波数がずれた場合に、その周波数ずれに応じて信号処理を行うチューナ用信号処理回路に関する。
AM(振幅変調)方式は、伝送したい信号(変調信号)を、放送局から放射可能な周波数(搬送波)の振幅に乗せて伝送する方法であって、主に中波ラジオ放送(526.5〜1606.5kHz)に用いられている。中波放送用周波数帯の電波は、地表波による伝播のほか、特に夜間には地上100km付近の電離層(E層)で反射する空間波による伝播も加わり、広いサービスエリアを確保することができるとともに、車などの移動体に対しても安定したサービスができるという特徴がある。
AM信号を受信する受信装置において、一般にスーパーヘテロダイン検波方式が用いられている。スーパーヘテロダイン検波方式とは、放送局からの信号と受信装置に内蔵した発振(局部発振)回路による信号とを合成し、このビートを検波して中間周波に置き換え増幅し、復調する方式をいい、高い増幅利得を得やすい、混信を防ぎやすいという特徴を有している。さらに、AM信号を受信する受信回路には希望する放送波の周波数のみ通過させるバンドパスフィルターが必要とされるが、フィルターの帯域特性を変えずにその中心周波数を連続的に変化させることは非常に難しいため、局部発振周波数を変化させ、一定の周波数に変換された中間周波数のみを通過させる方法が採用されている。
AM信号を受信する受信装置において、アンテナから入力される受信放送波電界強度に応じて、出力する音声信号である検波信号レベルが変動したり、混信が発生しやすくなったりする。
そこで、従来、受信RF信号を増幅するためのAGC(オートゲインコントロール)回路の感度を受信放送波電界強度により変更することによって、混信の発生を抑える方法が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開平7−22975号公報
デジタル信号処理技術の進歩により、中間周波数をアナログ/デジタルコンバータ(ADC)によりデジタル信号化し、検波をデジタル信号処理により行い、復調信号を得るチューナ用信号処理回路が実現されている。
ここで、AMチューナからの信号である中間周波数信号の搬送波周波数は、一般に450kHzであり、チューナの備える局部発振器の周波数を受信放送波に応じてチューニングすることにより得られている。中波帯域の放送波の搬送波から450kHzの中間周波数を得るための局部発振器は、一般に10.25MHzの水晶振動子が用いられる。これは、中波放送局の周波数間隔が9kHzであることから、決まる周波数である。
一方、チューナ以外、例えば、CDP(コンパクトディスクプレーヤ)、MDP(ミニディスクプレーヤ)等のデジタルオーディオ機器は、一般に16.9344MHzの水晶振動子に基づいて動作している。このため、チューナDSPのクロック周波数を他のデジタルオーディオ機器と共通化することにより、デジタル信号処理に回路、ソフトウエアの開発コストを低減することができる。
さらに、チューナ用信号処理回路は、チューナ以外、例えば、CDP(コンパクトディスクプレーヤ)、MDP(ミニディスクプレーヤ)等のデジタルオーディオ機器のデジタル入力を受け付け、1チップで音質補正等の処理を行う場合もある。このような場合、クロック周波数を2種類備えることは、コストが掛かるため、チューナ用信号処理回路も、クロック基準周波数で動作することが要求される。
したがって、一般にチューナ用信号処理回路とチューナとは、別個独立な水晶振動子の振動数に基づいて動作する。実際の製品においては、両者の振動数は、水晶振動子の個体差、環境温度等により、ずれが生じてしまう場合がある。
チューナ用信号処理回路の検波処理において、チューナ用信号処理回路のクロック周波数に対する入力中間信号の搬送波周波数のずれは、復調信号のSN比の悪化、隣接妨害検出精度の悪化による混信の増加の原因となっていた。
そこで本願発明は、チューナより入力される中間周波数信号の搬送波周波数のずれを検知し、そのずれ量に応じて信号処理に係る周波数フィルタの制御を行うチューナ用信号処理回路を提供する。
本発明のチューナ用信号処理回路は、受信放送波信号と第1の局部発振器による局部発振周波数信号との混合により生成した中間周波数(IF)信号を入力し、前記IF信号を検波して復調するチューナ用信号処理回路であって、第2の局部発振器によるクロック信号に基づいて動作する、前記IF信号を検波する検波器と、前記IF信号の搬送波と前記クロック信号との周波数差を検出し、IF周波数ずれ信号を出力する周波数ずれ検出器と、を備え、前記周波数ずれ検出器は、前記IF信号の搬送波成分を抽出する検出器バンドパスフィルタ(BPF)と、前記検出器BPFを通過した前記IF信号の搬送波の周波数を前記クロック信号に基づいてカウントする周波数カウンタと、前記カウントされた周波数と前記クロック信号の周波数との差に応じてIF周波数ずれ信号を出力するIF周波数ずれ信号出力器を有し、前記IF周波数ずれ信号に基づいて、前記チューナ用信号処理回路の動作における周波数選択特性を制御することを特徴とする。
この構成によれば、IF信号の搬送波周波数がずれても、そのずれ量に応じてチューナ用信号処理回路の周波数フィルタの周波数選択特性を最適に制御できるので、復調信号の音質の低下を抑制することができる。
また、前記チューナ用信号処理回路は、前記入力IF信号のうち、所定周波数帯域の信号のみ通過させて検波器に出力するIF信号BPFを備え、前記IF周波数ずれ信号に基づいて、前記IF信号BPFの中心周波数または周波数帯域幅を制御することが好ましい。
この構成によれば、IF信号の搬送波周波数がずれても、所望の放送波信号以外の信号を排除することができるので、放送波受信利得、選択度、妨害排除特性の低下を抑制することができる。
また、前記IF信号から隣接妨害信号を検出する隣接妨害検出器を備え、前記検出された隣接妨害波情報に応じて前記IF信号BPFの中心周波数または周波数帯域幅を制御し、前記IF周波数ずれ信号に基づいて、前記隣接妨害波検出器の検出周波数範囲を制御することが好ましい。
この構成によれば、IF信号の搬送波周波数がずれても、隣接妨害信号の検出精度の悪化を防止でき、隣接妨害の排除特性の低下を抑制することができる。
また、前記検波器は、PLL(位相同期ループ)を用いた同期検波器であって、前記IF周波数ずれ信号に基づいて、前記PLLのループフィルタおよびVOC(電圧制御発振器:Voltage Controlled Oscillator)の特性を制御することが好ましい。
この構成によれば、IF信号の搬送波周波数がずれても、検波特性の低下を抑制することができる。
また、前記入力されたIF信号に基づいてシグナルメータ信号を出力するシグナルメータと、復調された信号の音質を、前記シグナルメータ信号に応じて補正する音質補正器と、を備え、前記シグナルメータは、前記IF信号のうち、所定周波数帯域の信号のみ通過させるシグナルメータ検出用BPFを有し、前記IF周波数ずれ信号に基づいて、シグナルメータ検出用BPFの中心周波数を制御することが好ましい。
この構成によれば、IF信号の搬送波周波数がずれても、シグナルメータ信号検出精度の悪化を防止でき、音質補正特性の低下を抑制することができる。
以上のように本発明では、第2の局部発振器によるクロック信号に基づいて動作する、前記IF信号を検波する検波器と、IF信号の搬送波と前記クロック信号との周波数差を検出し、IF周波数ずれ信号を出力する周波数ずれ検出器と、を備え、前記周波数ずれ検出器は、前記IF信号の搬送波成分を抽出する検出器バンドパスフィルタ(BPF)と、前記検出器BPFを通過した前記IF信号の搬送波の周波数を前記クロック信号に基づいてカウントする周波数カウンタと、前記カウントされた周波数と前記クロック信号の周波数との差に応じてIF周波数ずれ信号を出力するIF周波数ずれ信号出力器を有し、前記IF周波数ずれ信号に基づいて、前記検波器の動作に係る周波数選択特性を制御する。したがって、チューナから入力される中間周波数信号の搬送波周波数がずれても、検波特性等の低下を抑制することができる。
以下、本発明の実施形態について、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るAM受信回路1の構成を示す図である。
AM受信回路1は、放送電波を受け、IF信号を出力するチューナ部100と、前記IF信号を受け、チューナ用信号処理回路であるチューナDSP(デジタルシグナルプロセッサ)10とに大きく2つに分けられる。
チューナ部100は、放送電波を受けるアンテナ102と、その放送波信号を搬送波周波数450kHzとする中間周波数(IF:Intermediate Frequency)信号に変換する混合器104と、混合器104から出力されるIF信号を増幅するIF部106から構成される。ここで、混合器104には、所望の放送局の搬送波周波数をIF信号搬送波周波数に変換するために、発振周波数をチューニングできる局部発振器からの局部発振信号が入力される。局部発振器は、固有振動数10.25MHzの第1の水晶振動子108と、第1のPLL110とにより構成される。
ここで、IF信号の搬送波周波数を450kHzとしたが、FMチューナと回路の一部を共有する場合、一旦10.7MHzにアップコンバートし、FMチューナのIF信号と搬送波周波数を揃えてもよい。
チューナDSP10は、チューナ部100のIF信号出力を受け取り、そのIF信号をアナログデジタルコンバータ(ADC)12によりデジタル信号化し、検波器16により変調信号を復調する。復調された音声信号は、音質補正器18により、受信放送波電界強度等に応じて、聞きやすい音質に補正されることが好ましい。
チューナDSP10は、クロック信号に基づいて動作し、クロック信号は、固有振動数16.9344MHzの第2の水晶振動子30と、第2のPLL32とにより構成される。ADC12は、入力されたアナログIF信号を、クロック信号に基づいてデジタル信号化する。
ここで、本発明において特徴的なことは、チューナDSP10は、IF周波数の搬送周波数のずれを検出する周波数ずれ検出器40を備え、検出されたずれ量に応じて、チューナDSP10の信号処理に係る周波数フィルタの制御を行うことである。この制御は、IF周波数ずれ信号に比例して行ってもよいし、予め用意された複数の異なる特性のフィルタを切り替える構成としても良い。
周波数ずれ検出器40は、ADC12からのデジタル信号を受け、まず、検出器BPF42により、IF信号搬送波の中心周波数近傍の周波数帯域を抽出する。次に、周波数カウンタ44により、IF信号搬送波の周波数をクロック信号に基づいてカウントする。このカウントされたIF信号の搬送波周波数と前記クロック信号の周波数との差に応じて、IF周波数ずれ信号出力器46は、IF周波数ずれ信号を出力する。これらの機能はチューナDSP10においてそれぞれハードウェアブロックで行っても、ソフトウエア上で行ってもよい。
チューナDSP10は、このIF周波数ずれ信号に基づいて、前記DSPの動作に係る周波数選択特性を制御する。
この構成によれば、IF信号の搬送波周波数がずれても、そのずれ量に応じてチューナDSPの周波数フィルタの周波数選択特性を最適に制御できるので、復調信号の音質を低下を抑制することができる。
チューナDSP10の動作に係る周波数選択特性とは、たとえば、チューナDSP10が、ADC12と、検波器16の間にIF信号の搬送波周波数成分を抽出するためのIF−BPF14を備える場合、このIF−BPF14の中心周波数または選択周波数帯域幅である。通常、IF−BPF14は450kHzを中心として周波数帯域幅を±7.5kHzに設定するダブルサイドバンド(DSB)信号を抽出する。ここで、隣接妨害波が強い場合、シングルサイドバンド(SSB)信号から検波を行う場合がある。この場合、IF−BPF14の周波数選択範囲を(450−7.5)kHz〜450kHz、または450kHz〜(450+7.5)kHz等とする制御を行う。
ここで、IF信号の搬送波周波数がずれた場合、IF−BPF14は、IF周波数ずれ信号を受け取り、IFずれ量に基づいて前記IF信号BPFの中心周波数または周波数帯域幅を制御する。
この構成によれば、IF信号の搬送波周波数がずれても、所望の放送波信号以外の信号を排除することができるので、放送波受信利得、選択度、妨害排除特性の低下を抑制することができる。
また、チューナDSP10の動作に係る周波数選択特性とは、たとえば、チューナDSP10が、ADC12の出力から隣接妨害を検出する隣接妨害検出器20を備える場合、この隣接妨害検出器の検出周波数範囲である。
隣接妨害検出器20で検出された隣接妨害波情報は、IF−BPF14に入力され、IF−BPF14は、隣接妨害波情報に応じて、IF−BPF特性を制御する。
ここで、IF信号の搬送波周波数がずれた場合、隣接妨害検出器20は、IF周波数ずれ信号を受け取り、隣接妨害として検出する周波数範囲をIF搬送波周波数に追随させる。
この構成によれば、IF信号の搬送波周波数がずれても、隣接妨害信号の検出を高い精度で行うことができ、良好な隣接妨害の排除処理を行うことができる。
また、チューナDSP10の動作に係る周波数選択特性とは、たとえば、図2に示すように、検波器16がPLL(位相同期ループ)を用いた同期検波器である場合、このPLLのループフィルタおよびVCOの周波数特性である。
次に図2を用いて同期検波方法について説明する。IF−BPF14より出力されたIF信号は、同期検波器50と、位相比較器56に入力される。位相比較器56は、VCO54と、ループフィルタ58によりPLLを構成し、90°位相器52とによって、入力されたIF信号の搬送波と90°位相の異なった信号を生成する。同期検波器50は、IF信号とこのIF信号の搬送波と90°位相の異なった信号とから同期検波を行い信号を復調する。
ここで、IF信号の搬送波周波数がずれた場合、検波器16のPLLループフィルタ58およびVCO54は、IF周波数ずれ信号を受け取り、PLLループフィルタ58およびVCO54の周波数特性を変更する。
この構成によれば、IF信号の搬送波周波数がずれても、搬送波と同期した信号を生成する特性の悪化を防ぎ、復調特性の低下を防ぐことができる。
また、チューナDSP10の動作に係る周波数選択特性とは、たとえば、図1に示すように、チューナDSP10が、IF信号の強度であるシグナルメータ(S−meter)信号を出力するシグナルメータ24を備え、音質補正器18は、復調された信号の音質を、前記シグナルメータ信号に応じて補正する場合、IF信号のうち、所定周波数帯域の信号のみ通過させるシグナルメータ検出用BPF26の周波数特性である。
シグナルメータ24は、IF信号の搬送波成分の強度を検出し、その強度に応じたシグナルメータ信号を出力する。その前段には、IF信号の中から、搬送波成分を抽出するためにIF信号搬送波を中心周波数とするS−mater−BPF26を備えている。
ここで、IF信号の搬送波周波数がずれた場合、S−mater−BPF26は、IF周波数ずれ信号を受け取り、そのずれに応じてS−mater−BPF26の中心周波数を変更する。
この構成によれば、IF信号の搬送波周波数がずれても、S−mater−BPF26のIF信号の搬送波成分の抽出特性は悪化しないので、S−meterの検出精度の低下を防ぐことができ、受信放送波強度に応じて適切な音質補正を行うことができる。
以上、本実施形態に係るチューナDSP10は、AM受信回路としたが、本願発明は、FM受信回路にも適用できる。FM信号では、IF信号の搬送波の周波数に変調信号の振幅に比例した変化が乗っているので、FM受信回路の場合、IF信号の搬送波周波数がずれた場合、IF−BPFの特性を制御することにより、信号処理回路の動作の補正を行うことができる。したがって、周波数ずれ検出器40が検出したIF周波数ずれ信号は、IF−BPF14のみに出力する構成を採る点がAM受信回路の場合と異なる。FM−IF信号の搬送波周波数がずれた場合、IF−BPF14は、IF周波数ずれ信号を受け取り、IFずれ量に基づいて前記IF信号BPFの中心周波数を制御する。制御は、IF周波数ずれ信号に比例して行ってもよいし、予め用意された複数の異なる特性のBPFを切り替える構成としても良い。
また、本願発明のチューナ用信号処理回路の実施形態としてチューナDSPを例に説明したが、チューナDSPに限定されず、チューナシステムとして本願発明の構成をとることもできる。
本発明の実施形態に係るチューナDSP10の構成を示す図である。 PLLを用いたAM検波器の構成を示す図である。
符号の説明
1 受信回路、10 チューナDSP、12 アナログデジタルコンバータ、16 検波器、18 音質補正器、20 隣接妨害検出器、24 シグナルメータ、26 シグナルメータ検出用BPF、30,108 水晶振動子、32,110 PLL、40 検出器、42 検出器BPF、44 周波数カウンタ、46 信号出力器、50 同期検波器、52 位相器、56 位相比較器、58 ループフィルタ、100 チューナ部、102 アンテナ、104 混合器、106 IF部、108 水晶振動子。

Claims (5)

  1. 受信放送波信号と第1の局部発振器による局部発振周波数信号との混合により生成した中間周波数(IF)信号を入力し、前記IF信号を検波して復調するチューナ用信号処理回路であって、
    第2の局部発振器によるクロック信号に基づいて動作する、前記IF信号を検波する検波器と、
    前記IF信号の搬送波と前記クロック信号との周波数差を検出し、IF周波数ずれ信号を出力する周波数ずれ検出器と、
    を備え、
    前記周波数ずれ検出器は、前記IF信号の搬送波成分を抽出する検出器バンドパスフィルタ(BPF)と、前記検出器BPFを通過した前記IF信号の搬送波の周波数を前記クロック信号に基づいてカウントする周波数カウンタと、前記カウントされた周波数と前記クロック信号の周波数との差に応じてIF周波数ずれ信号を出力するIF周波数ずれ信号出力器を有し、
    前記IF周波数ずれ信号に基づいて、前記チューナ用信号処理回路の動作における周波数選択特性を制御することを特徴とするチューナ用信号処理回路。
  2. 請求項1に記載のチューナ用信号処理回路であって、
    前記チューナ用信号処理回路は、前記入力されたIF信号のうち、所定周波数帯域の信号のみ通過させて前記検波器に出力するIF信号BPFを備え、
    前記IF周波数ずれ信号に基づいて、前記IF信号BPFの中心周波数または周波数帯域幅を制御することを特徴とするチューナ用信号処理回路。
  3. 請求項2に記載のチューナ用信号処理回路であって、
    前記入力されたIF信号から隣接妨害を検出する隣接妨害検出器を備え、
    前記検出された隣接妨害波情報に応じて前記IF信号BPFの中心周波数または周波数帯域幅を制御し、
    前記IF周波数ずれ信号に基づいて、前記隣接妨害波検出器の検出周波数範囲を制御することを特徴とするチューナ用信号処理回路。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載のチューナ用信号処理回路であって、
    前記検波器は、PLL(位相同期ループ)を用いた同期検波器であって、
    前記IF周波数ずれ信号に基づいて、前記PLLのループフィルタの特性を制御することを特徴とするチューナ用信号処理回路。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載のチューナ用信号処理回路であって、
    前記入力されたIF信号に基づいてシグナルメータ信号を出力するシグナルメータと、
    復調された信号の音質を、前記シグナルメータ信号に応じて補正する音質補正器と、
    を備え、
    前記シグナルメータは、前記IF信号のうち、所定周波数帯域の信号のみ通過させるシグナルメータ検出用BPFを有し、
    前記IF周波数ずれ信号に基づいて、シグナルメータ検出用BPFの中心周波数を制御することを特徴とするチューナ用信号処理回路。
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