JP2005073637A - 漁獲用海中網かご装置及びそれを用いて行う海中網かご漁法 - Google Patents
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Abstract
【課題】海中の魚を、監視しながら捕獲できる海中網かご装置を提供する。またこれを用いて効率良く漁することができる海中網かご漁法を提供する。
【解決手段】海中へ吊下げ可能で魚類が入ることの可能な入口を備えた網かご本体に、その内部を照明する照明装置と、その内部に餌を放出できる給餌装置と、その内部の様子をリアルタイムで目視できる監視カメラと、を備えたことを特徴とする漁獲用海中網かご装置及びこれを用いて効率良く漁する海中網かご漁法。
【選択図】 図1
【解決手段】海中へ吊下げ可能で魚類が入ることの可能な入口を備えた網かご本体に、その内部を照明する照明装置と、その内部に餌を放出できる給餌装置と、その内部の様子をリアルタイムで目視できる監視カメラと、を備えたことを特徴とする漁獲用海中網かご装置及びこれを用いて効率良く漁する海中網かご漁法。
【選択図】 図1
Description
本発明は、海中へ吊下げ可能で魚類が入ることの可能な入口を備えた比較的大型の網かご本体に、その内部を照明する照明装置と、その内部に餌を放出できる給餌装置と、その内部の様子をリアルタイムで目視できる監視カメラと、を備えたことを基本とする漁獲用海中網かご装置及びそれを用いて行う海中網かご漁法に関する。
魚を捕獲する漁法としては、1本釣りを始め、定置網や、流し網、引き網、その他のものの例がある。1本釣りは、餌で誘き寄せたカツオ等の魚を竿で一匹づつ吊上げるというものである。他のものは、いずれの場合も網を必要とし、大魚を得るためには相応の大掛りな網と人手を必要とする。例えば、一定の距離を介して配置された60トンクラスの2隻の漁船(真網船及び逆網船)の間に網を張り、これら2隻の船で魚群を追って巡回操行させる2船旋網漁法では、網は比較的小型で良いが各船に25人の乗組員を必要とし、合計50人を必要とし、相当大掛りな操業となる。また、捕獲できる魚も海表面を遊泳するアジやサバ等に限定される。また、1又は2隻の60トンクラスの漁船により、長さ1800m、深さ180mの網をリング状に打廻し、これを順次統括して前記リング内部に位置する魚群を一網打尽とする巻旋漁法では、網が相当大掛りで高価なものであり、操業は1船団60人位の多数の乗組員を必要とする。
本発明者は、少ない乗組員にてより効率的な漁を行うべく、縦横高さが夫々5〜10m、3〜6m、3〜5mの大型網かごを海中ないし海底に吊下げて魚類を効率的に捕獲する海中網かご漁法を構想してきた。本発明の構想に近い漁法としては、例えば一般的なカニかご漁法が有る。このカニかご漁法は、カニを捕獲するための小型のかごを海底に沈めておき、その中に入ったカニを引き上げるだけの単純手法であるため、特に新規なアイデアはなく、参考となる文献にも乏しい。敢えて示せば、従来の網かごを用いた漁法としては、特許公開平9-215463号公報(捕獲用かご)や、特許公開2003-210073号公報(蟹釣りかご)の例がある。
特許公開平9-215463号公報に示される捕獲用かごは、魚やカニを捕獲するための捕獲かごであって、比較的大きな捕獲網の一例面に魚類等の侵入口を設け、この入口から侵入した魚を戻らせることなく前記捕獲網の内部へ閉じ込めようとするものである。特許公開2003-210073号公報の蟹釣りかごは、釣り竿に蟹取り用のかごを吊り下げ海底に沈めておくというものである。蟹が餌袋に触ると竿が揺れ、竿を引き上げると網の縁が持ち上がるので蟹が網に引っ掛かり、逃げることなく引き上げられると記載されている。
特許公開平9-215463号、第1頁、図1
特許公開2003-210073号、第1頁、図1
本発明は、縦横高さが夫々5〜10m、3〜6m、3〜5m、又は夫々の寸法がその2倍というような比較的大型の網かごを海中ないし海底に吊下げて、魚類を捕獲するという夢の漁法を実現して、少ない人員で効率的に魚類を捕獲することができ、しかも深さ50m〜100m以上深い位置での高級魚の捕獲も可能な漁獲用海中網かご装置およびそれを用いて行う海中網かご漁法を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の漁獲用海中網かご装置は、海中へ吊下げ可能で魚類が入ることの可能な入口を備えた網かご本体に、その内部を照明する照明装置と、その内部に餌を放出できる給餌装置と、その内部の様子をリアルタイムで目視できる監視カメラと、を備えたことを特徴とする。
網かご本体の大きさは、カニ用のものは比較的小さく縦横の高さが夫々2〜3m、1〜2m、0.5〜2m程度とできるが、魚用としては夫々5〜10m、3〜6m、3〜5m程度又はそれ以上の大きさとされる。海上での移動収納のためには、樹脂製網を張った枠を用い、各面を壁面として一壁面毎に分解でき、又は組立てないし折り畳み可能に構成される。
網かご本体は、船舶よりの吊下げにより、100m以上の海中ないし海底へ沈めることができる。かごの枠組は強化エスロンか、ジュラルミ管又は鉄管等で製作する。潮流が早い場合は、錘としてかごの底部に鉛の沈子を加える。また、網かご本体を引き上げ、船内に収納する時は枠組管の接点部分をはずし収納できるよう、折り畳み式とすることができる。
魚類が入ることの可能な入口は、一方通行として一度入った魚が戻らないよう構成できるが、この他開閉蓋を設け、蓋の開閉操作で内部に入った魚を閉じ込めるようにすることもできる。
照明装置は、船から網かご本体と共に吊り下げ、船上スイッチで点灯又は消灯するのが一般的であるが、スイッチレスで付け放しとすることも可能である。集魚用のためと、カメラの照明のために利用されるので、監視カメラ撮影のときのみ点灯することもできる。監視カメラは、網かご本体の中心部を含めて、入口及びその付近並びに周りの様子を見るべく垂直軸内で旋回自在とすることができる。
給餌装置としては種々考えられる。1つは、オキアミやミンチ餌を海中に放出するもので、このため船上から管やホース類を介して餌を供給する方式と、餌箱の箱を開閉し餌を網かご本体内に放出する方式である。また1つは、固形餌を網かご本体内に配置し、自然に又は小さな動力を与えて放出する方式である。さらには、網かご本体の入口付近にも餌を放出するノズルを設け、魚を網かご本体内に誘い込むよう構成することもできる。
監視カメラの撮像をリアルタイムで行うには2種の方式が考えられる。1つは、有線で船上から操作し、パソコンモニタ等で常時又は間欠的に監視するというものである。また1つは、海中の監視カメラを有線で海上ブイに設けたアンテナと接続し、このアンテナに対して無線で交信し、携帯電話やパソコンモニタ画面で監視するというものである。いずれの場合も海が汚れていない限り、照明された海中を10数mの範囲でよく見ることができる。
以上示した構成による漁獲用海中網かご装置は、漁獲船で吊り下げ、海中に沈めることにより、網かご本体内に魚を入口へ誘導し、内部に閉じ込めることができる。
前記網かご本体は、その内部を魚の通過路を残して適数段に仕切ることができる。例えば上下2段に仕切ることにより、内部に入った魚を上下段に分けて内部で旋回させ、多量の魚を網本体内に収納することができる。
また、前記網かご本体は、海上よりロープを介して吊下げ可能とされ、前記ロープの中間に、前記照明装置及び前記給餌装置並びに前記カメラの一部又は全てを多段に設置することもできる。100m又はそれ以上の長尺ロープを用いるので、大きな立体空間を利用して適切な給餌、及び照明が可能である。
また、本発明の漁獲用海中網かご装置は、海上に浮かぶブイに対しロープを介して海中ないし海底に吊下げ可能とされ、魚類が入ることの可能な入口を備えた網かご本体に、その内部を照明する照明装置と、その内部に餌を放出できる給餌装置と、その内部の様子をリアルタイムで目視できる監視カメラを備え、前記ロープには前記監視カメラを含めた各装置を遠隔制御するための電線を添設し、前記ブイには外部と無線交信可能な無線装置を備え、前記無線装置を介して前記照明装置及び給餌装置並びに監視カメラを駆動することを特徴とする。
本発明の漁獲用海中網かご装置は、ブイ及びそれに設けたアンテナを有するので、ブイの下に吊り下げた網かご内の本体回りの装置を携帯電話等で自由に制御、監視できるのが最大の特徴である。魚をうまく誘導し、魚が捕獲されたことを見た上で網かご本体を引き上げることができるので捕獲効率が高い。ブイに波力や太陽光による自家発電装置を付属させればバッテリ類は必要でない。しかし、本装置は漁獲のためで、最大1日〜3日程度の放置となるので、バッテリ1個で十分駆動可能であり、経済的にはバッテリを用いたほうが有利である。携帯電話での交信方式としては、既に防犯用のカメラ監視システムが各種構築されているので、これをそのまま利用することができる。
さらに本発明は、集魚船及び漁獲船とでチームを組み、前記集魚船で集魚した魚を前記漁獲船が吊下げた海中網かご装置に魚を誘い込み漁獲する海中網かご漁法であって、
前記漁獲船は、海中へ吊下げられ魚類が入ることの可能な入口を備えた網かご本体に、その内部を照明する照明装置と、その内部に餌を放散する給餌装置と、その内部の様子をリアルタイムで目視できる監視カメラとを備え、
前記集漁船は、海中へ吊下げられる照明装置および給餌装置を有し、魚群探知し、照明及び給餌の制御をし、高さ変更及び船の移動によって集魚した魚を前記網かご本体に近づける。また、前記漁獲船は、前記海中網かご装置の照明及び給餌の制御によって集魚した魚を網かご本体内に誘い込み漁獲することを特徴とする。
前記漁獲船は、海中へ吊下げられ魚類が入ることの可能な入口を備えた網かご本体に、その内部を照明する照明装置と、その内部に餌を放散する給餌装置と、その内部の様子をリアルタイムで目視できる監視カメラとを備え、
前記集漁船は、海中へ吊下げられる照明装置および給餌装置を有し、魚群探知し、照明及び給餌の制御をし、高さ変更及び船の移動によって集魚した魚を前記網かご本体に近づける。また、前記漁獲船は、前記海中網かご装置の照明及び給餌の制御によって集魚した魚を網かご本体内に誘い込み漁獲することを特徴とする。
本発明の漁法では、集魚及び漁獲機能を有する1隻の船、又は集魚船と漁獲船でチームを組み、集魚した魚を効率よく捕獲することができる。引き網漁法と比べ長さ数kmの大きな網を必要とせず少ない人員で効率的な漁をすることができる。しかも、網かご本体の高さを海面から海底にかけて自由な位置にできるので、海底付近の高級魚を効率良く漁獲することができる。2船旋網漁法等、従来よりの網を用いての漁法に組合せて漁することもできる。
本発明の海中網かご装置を用いた漁法では、岩礁を漁場として水深200メートル程度までの高級魚の漁獲ができる。また、集魚船が集魚した魚群を網かご本体方向に移動さす場合、網かご本体の方の集魚灯と餌の放出を強め、逆に探索船の方の集魚灯と餌の放出を徐々に弱める等の制御により、魚群を自動的にかごの中に誘導することができる。冬期になり12月から4月初旬までの海水温が低いときは常時上層の海水面を遊泳しているアジ、サバまで海底密着の瀬付になる。冬期において、海底魚群が増える点は、この漁法によって有利である。
また、従来の各種の漁法では水深50m以下の漁獲が難しかった。温度差や操業時刻にも種々制限があった。本発明の漁法では、50mでも漁が可能であり、特に100m以上、或いは海底での捕獲作業得意で、海水温度及び操業時刻も余り関係なく操業できる利点がある。
一般的な漁網漁法では、岩礁漁場でタイやイサギなどが魚群探知器にいくら良い魚群反応が出ても破網するため投網できなかった。磯はえなわ漁も岩にはえ縄が引掛かり揚縄不能となり操業できなかった。これに対し、本発明の漁法では、海面上層で漁獲するイワシ、アジ、サバ、サンマ、カツオなどの海流漁と違い、海底の岩礁に瀬付いているタイ、イサギ、キンメダイ、イシダイ、タカイオ等の高級魚を効率的に漁獲することができる。また、海流に乗って移動する魚群と違い、海底に瀬付いている魚群は短期間には移動しないので、何日間でも挑戦して漁獲することができる。
本発明の漁法で用いる漁獲用海中網かご装置としては、海底岩礁に着地しても網かごの底を1メートルの間隔で二重網にしておけば問題はない。だが、この場合、必ず下部の網は網目8号12節又は10号12節にすべきである。
網かご装置を吊り下げる漁獲船としては、本船として30〜100トン級の旋網船や運搬船を利用できる。また、集魚船としては、集魚のための部材を備えた5〜30トン級の船を利用できる。養殖イカダのような大きな浮きを付けた形の特別の船を作り、網かご本体をウィンチで昇降駆動することも勿論可能である。
上記海中網かご漁法において、前記網かご本体内に捕獲された魚は、前記網かご本体を吊上げた後、吸揚管を備えたポンプで吸揚げて船上に引き上げることもできる。
本発明の漁獲用海中網かご装置によれば、照明装置と、給餌装置と、監視カメラを備えるので、照明された海中の様子を監視カメラで監視しながら効率良く魚を誘導し、網かご本体内に誘導し閉じ込めることができる。小さい設備、少ない人員で効率良い漁獲ができる。深い位置での高級魚の漁ができる。
また、海上に浮かぶブイにロープを介して網かご本体を吊り下げ、網かご本体には監視カメラを設け、前記ブイに設けたアンテナを介して外部と交信できるようにした網かご装置によれば、携帯電話等の携帯端末やパソコンを用いて船上又は陸上で網かご本体内の様子を見ることができ、かつ関連装置を最適に制御することができる。
本発明の海中網かご漁法によれば、集魚及び漁獲機能を有する1隻の船、又は集魚船及び漁獲船でチームを組み、集魚船で集魚した魚類を効率良く漁獲できる。網かご本体に捕獲した魚は、吊上げ、これを吸揚管を用いて吸揚げ、効率良く漁することもできる。
以下、添付図面を参照して本発明を実施するための最良の形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る漁獲用海中網かご装置及びそれを用いて行う漁法の一実施形態を併せて示す説明図である。図2及び図3に装置の一部を拡大して示す。
図示のように、本漁法は、海1に浮かぶ2隻の漁獲船2、3と、1隻の集魚船(探索集魚船とも呼ぶ)4でチームを組み操業する。
探索集魚船4は、超音波探知器(図示せず)を有し、魚群5を発見する機能を備えている。また、船体からは、電線6を介して1又は複数の照明灯7が吊り下げられ、さらに電線を付設したホース8を介して給餌器9が吊り下げられている。照明灯7及び給餌器9は共に高さ変更自在である。
図2及び図3に拡大して示すように、前記給餌器9は、給餌管10の下端を覆うカバー11と、底面を形成する四部12と、四部12の底部中心に設けた羽根付きの回転盤13と、その回転盤13を回転駆動する電動モータ14と、錘15とを有し、給餌器10より送られてきたオキアミ等の餌16を、カバー11の外周面から放射状に放出できるように構成されている。電動モータ14は小電力で構成できるので、バッテリで駆動することもできる。
以上の構成により、探索集魚船4は、魚群探知に基いて照明灯7及び給餌器9を吊り下げ、集魚し、これらの高さを調節しつつ漁獲船2、3の方向へ移動して行くことができる。
一方、前記漁獲船2、3は、本発明の要部を為す漁獲用海中網かご装置17をワイヤロープ18を介して吊り下げている。本実施形態で示す海中網かご装置17は、縦横高さの寸法ABCを、夫々5〜10m、3〜6m、3〜5m、又は夫々の寸法が夫々2倍となるような大型の網かご本体19を有し、その一面に魚の入口20を形成するための蓋21を設けている。本体はアングル組みとされ、各交点を接合金具及びヒンジを用いて組立て及び折り畳み可能に構成され、船体上に引き上げ小さく折り畳んで収納することができる。
前記海中網かご装置17の本体19の上端には、○印で示すフック金具が設けられ、このフック金具に前記ロープ18が掛け止められている。ロープ18は、装置本体19を水平姿勢で入口20を所望の方向に向けて支持できる。入口20は、前記集魚船4の方向に向けられる。
さらに、前記海中網かご装置17には、給餌装置22と、照明装置23と、監視カメラ24が設けられ、給餌用のホース25には、電源供給及びカメラ交信用の電線(図示せず)が付設される。両船2、3は、ワイヤロープ26を介し錨によって一定位置に引き止められている。
以上の構成の漁獲用海中網かご装置17を用いての漁は次の如く行われる。まず、探索集魚船4を用いて魚群5を探知し、照明灯7及び給餌器9を吊り下げて集魚する。一方、2隻の漁獲船2、3は、魚群5を待ち伏せする位置で錨を降ろし、その間にロープ18を介して網かご装置17を吊り下げ、蓋21を開け、照明装置23を点灯し、給餌装置22より、餌を調節しつつ放出し、魚群5を待つ。
次に、前記探索集魚船4は、魚群5を集めた状態で、その高さを前記網かご装置15の高さに合わせ、漁獲船2、3に近づく。両船2、3及び4の接近に従って、夫々の照明及び給餌を調節し、魚群5を網かご本体19の中に誘導する。照明は、探索集魚船4の方のものを次第に小さくし、逆に網かご装置17の方を大きくする。餌についても同様である。
これらの手続きに従って、カメラ24で網かご装置17の内部を時々監視し、十分に魚群5が入った時点で蓋21を閉め、網かご装置17を引き上げる。これにより、網かご装置17の内部に魚群5を捕獲することができる。捕獲後、網かご装置17を船上に引き上げ、底部を外すか、又は傾斜させる、或いは図5で後述するように吸揚管を用いて吸上げる等により、網かご装置15から魚を出し、次の作業に移行することができる。
海中網かご装置17の底部が岩礁によって破れるのを防止するためには、海底より1〜2m上方で停止させることで対応できる。また、最底部の網が破れても捕獲した魚が逃げ出さないよう、底網を1m位の間隔を開けて2重網としておくこともできる。さらに絶対破れないよう最底部の網のみを強靭な金網で作っておくこともできる。魚の入口20を本体の底部に形成することも可能である。
図4に示す海中網かご装置27は、図1に示す海中網かご装置17に対し、網かご本体28の内部を網で仕切り、2段構成とした点と、蓋29を下方の下段部に設けた点が異なる。図1に示したものと同一機能を果す部材には同一参照符号を付けて示している。
本実施形態に示す海中網かご装置27は、網かご本体28の内部を2段構成としているので、下方の入口30から入った魚群5を、下段の室内で旋回させ、さらに仕切り面に設けた網の一部の穴を介して上段の室内に誘導し、そこでも旋回させるので、大量の魚群5を誘導することができる。加えて、蓋21の開閉操作の間に、一度入った魚が逃げ出さないよう、逆止用の扉31を設けている。
図5は、図1のものに対し、チームを組まず、1隻の船で行う漁法を示す説明図である。図1〜図4に示すものと同一機能を果す部材には、同一参照符号を付けて示している。網かご本体19には、網を張らずに示してある。実際には、図4のものと同様に網が張られる。○印で示す各節目は金具が設けられ、組立て可能、一部折り畳み可能に構成される。岩礁上で操業するため、底網は2重にしてある。
図5に示すように、海中網かご装置は、単独の船MSによって操業可能である。単独で行うか、チームを組んで行うかは、漁の内容、船の構成によって、選択できる。
以上示した海中網かご装置17、27を用いての海中網かご漁法では、網かご本体19、28を海面へ引き上げた後、その内部の魚を図5に示す吸揚船32によって吸揚げることもできる。
図6に示す吸揚船32は、直径30〜50cmの吸揚管33を有し、その先端に備えたラッパ管34から海水と共に捕獲した魚を吸揚げ、水を汲して魚を取り出すことができる。駆動は、サンドポンプ等に用いられているものと同様にジェット水流を用いての真空ポンプ方式による。
図7に示す海中網かご装置35は、図4に示した海中網かご装置27に対し、ロープ18の中間に柵枠36A、36B、36C、36Dを設け、各柵枠に関連部材を配設した点が異なる。図4に示すものと同一機能を果す部材には同一参照符号を付けて示している。本体19には、第1の照明装置23Aが設けられ、第1の柵枠36Aには給餌装置22が設けられている。台2の柵枠36Bには第2の照明装置23Bが設けられている。第3の柵枠36Cには第3の照明装置23Cが設けられている。第4の柵枠36Dには監視カメラ24が設けられている。各柵枠36A、36B、36C、36Dの間隔は1〜3m程度である。51は錘を示す。
図7に示す海中網かご装置35によれば、給餌装置22、照明装置23A、23B、23C、並びに監視カメラ24等関連部材を適切な位置に配置することができるので、魚群5の誘導を適切に行うことができ、網かご本体19内にうまく誘導し、大漁とすることができる。各関連部材の配置は図示のものに限定されない。例えば、給餌装置22は、複数に分けて配置することができる。さらに、本体19の枠の上側の段に網を掛け、網かご本体19を3段以上に拡張することもできる。
図8に示す海中網かご装置37は、図1〜図7に示したものと異なり、海中ないし海底に置き去りにする方式のものを示す。図8に示す海中網かご装置37は、フレームに網を張って構成される網かご本体38に、餌箱39、監視カメラ40、内部及び外部の照明装置41、42を設けて構成されている。本体38と海上のブイ43とはロープ44及び電線45を介して接続している。海上のブイ43には、アンテナ46と、交信装置47と、バッテリ48と、制御装置49とが設けられている。制御装置49は、陸上又は海上の携帯電話50との交信により、餌箱39、監視カメラ40、照明装置41、42を夫々制御できる。網かご本体38の大きさは、小さくても大きくても良く、漁の目的に応じ、適切な寸法で作られる。
以上の構成の海中網かご装置37は、蟹漁又はイサキ、タイ、ヒラメ等の高級魚漁に応じ、適切な場所に設置し、置き去りにできる。餌箱39から適切に餌を出し、照明装置41、42を省電力にて適切に制御し、携帯電話50のモニタ画面で時々監視し、所望の漁ができたとき、船をブイ43へ付けて装置本体38を引き上げ、漁することができる。本体38の蓋や扉を制御可能とすることもできる。バッテリ48は自家発電装置に換えることもできる。携帯電話の他、他の携帯端末やパソコンも使うことができる。海1が数十mまでの浅瀬の場合、装置本体37に車輪又はキャタビラを設ければ、移動も可能で、海底散歩させながら、楽しい漁をすることまでできる。監視カメラ40としては、固定のものではなく、向きを変更自在のものとするのが好ましい。モニタ装置で海中を楽しく観察又は観賞できる。
図8に示す海中網かご装置37は、比較的浅瀬で、多数の者が利用する可能性が高いので、相互に絡まないこと、及び他の船舶に引っ掛からないようにすることが必要である。このためには、特に移動可能のものにあっては、ブイ43にパテライトを設け、操業可能区域を定める等の配慮が必要である。さらに、操業地点の位置情報を入力し、ウェブを介して相互に携帯電話50等を介して連絡し合うのが好ましい。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜設計的変更を行うことができ、各種態様で実施できる。
1 海
2、3 漁獲船
4 集魚船(探索集魚船)
5 魚群
6、45 電線
7 照明灯
8、25 ホース
9 給餌器
10 給餌管
11 カバー
12 四部
13 回転盤
14 電動モータ
15、51 錘
16 餌
17、27、35、37 海中網かご装置
18、44 ロープ
19、28、38 網かご装置の本体
20、30 魚の入口
21、29 蓋
22、41、42 給餌装置
23 照明装置
24、40 監視カメラ
26 錨用のワイヤロープ
31 逆止用の扉
32 吸揚船
33 吸揚管
34 ラッパ管
36A、36B、36C、36D 柵枠
39 餌箱
43 ブイ
46 アンテナ
47 通信装置
48 バッテリ
49 制御装置
50 携帯電話
2、3 漁獲船
4 集魚船(探索集魚船)
5 魚群
6、45 電線
7 照明灯
8、25 ホース
9 給餌器
10 給餌管
11 カバー
12 四部
13 回転盤
14 電動モータ
15、51 錘
16 餌
17、27、35、37 海中網かご装置
18、44 ロープ
19、28、38 網かご装置の本体
20、30 魚の入口
21、29 蓋
22、41、42 給餌装置
23 照明装置
24、40 監視カメラ
26 錨用のワイヤロープ
31 逆止用の扉
32 吸揚船
33 吸揚管
34 ラッパ管
36A、36B、36C、36D 柵枠
39 餌箱
43 ブイ
46 アンテナ
47 通信装置
48 バッテリ
49 制御装置
50 携帯電話
Claims (6)
- 海中へ吊下げ可能で魚類が入ることの可能な入口を備えた網かご本体に、その内部を照明する照明装置と、その内部に餌を放出できる給餌装置と、その内部の様子をリアルタイムで目視できる監視カメラと、を備えたことを特徴とする漁獲用海中網かご装置。
- 前記網かご本体は、樹脂製網を被せた矩形枠を組合せて、組立てないし折り畳み自在に構成され、その内部は魚の通過路を残して適数段に仕切られることを特徴とする漁獲用海中網かご装置。
- 前記網かご本体は、海上よりロープを介して吊下げ可能とされ、前記ロープの中間には、前記照明装置及び前記給餌装置並びに前記カメラの一部又は全てが多段に配置されることを特徴とする漁獲用海中網かご装置。
- 海上に浮かぶブイに対しロープを介して海中ないし海底に吊下げ可能とされ、魚類が入ることの可能な入口を備えた網かご本体に、その内部を照明する照明装置と、その内部に餌を放出できる給餌装置と、その内部の様子をリアルタイムで目視できる監視カメラを備え、前記ロープには前記監視カメラを含めた各装置を遠隔制御するための電線を添設し、前記ブイには外部と無線交信可能な無線装置を備え、前記無線装置を介して前記照明装置及び給餌装置並びに監視カメラを駆動することを特徴とする漁獲用海中網かご装置。
- 集魚及び漁獲を兼ねた1隻の船、又は集魚船及び漁獲船とでチームを組み、前記集魚船で集魚した魚を前記漁獲船が吊下げた海中漁獲網かご装置に魚を誘い込み漁獲する海中網かご漁法であって、
前記漁獲船は、海中へ吊下げられ魚類が入ることの可能な入口を備えた網かご本体に、その内部を照明する照明装置と、その内部に餌を放散する給餌装置と、その内部の様子をリアルタイムで目視できる監視カメラとを備えた海中網かご装置を有し、
前記集魚船は、海中へ吊下げられる照明装置および給餌装置を有し、照明及び給餌の制御によって集魚した魚をその高さ変更及び船本体の移動によって前記海中網かご装置に近づけると共に、前記漁獲船は、前記海中網かご装置の照明及び給餌の制御によって集魚した魚を網かご内に誘い込み漁獲することを特徴とする海中網かご漁法。 - 請求項5に記載の海中網かご漁法において、前記網かご本体内に捕獲された魚は、前記網かご本体を吊上げた後、吸揚管を備えたポンプで吸揚げられて船上に引き上げられることを特徴とする海中網かご漁法。
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JP2003310063A JP2005073637A (ja) | 2003-09-02 | 2003-09-02 | 漁獲用海中網かご装置及びそれを用いて行う海中網かご漁法 |
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