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JP2005071428A - 光ディスク及び光ディスク記録再生装置 - Google Patents

光ディスク及び光ディスク記録再生装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 光ディスクの種別を迅速かつ正確に判別する。
【解決手段】 光ディスク10のバーコード領域a2には、その光ディスクの種別を表す情報がバーコードによって予め記録されている。光ディスク記録再生装置の制御部12は、光ディスク10のバーコード領域a2からディスク種別情報を読み出し、読み出したディスク種別情報と予め記憶している対応表とに基づいて、光ディスク10の種別を判断する。このようにすれば、光ディスク10の種別を最初に識別して、その光ディスクに応じた処理を迅速に行うことが可能となる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光ディスク記録再生装置に装填された光ディスクの種別を判別するための技術に関する。
光ディスクには、CD(Compact Disk)やDVD(Digital Versatile Disk)のほか、次世代光ディスクとして開発されたブルーレーザーディスクなどがある。これらの光ディスクは、各々の種別単位で表1に示すような規格が定められている。
Figure 2005071428
近年になって、このような複数種別の光ディスクのいずれをも再生又は記録することが可能な光ディスク記録再生装置が実用化されつつある。この種の装置においては、まず、装填された光ディスクの種別を判別し、判別した種別に応じてサーボ回路の動作条件を適宜制御しながら光ディスクに対する再生処理或いは記録処理を実行するようになっている。
一般的な光ディスクの種別判別の手法は、レーザー光を長波長側から短波長側へ順次切り換えながら光ディスクからの情報読み取りを試み、その情報読み取りが成功した時点のレーザー光の波長に基づいて光ディスクの種別を判断する、というものである。より具体的には、光ディスク記録再生装置は、装填された光ディスクに対し、まず波長780nmのレーザー光を用いてフォーカスサーチして情報読み取りを試み、それが無理なら波長650nmのレーザー光に切り換えてフォーカスサーチ及び情報読み取りを試み、それでも無理なら430nmのレーザー光に切り換えてフォーカスサーチ及び情報読み取りを試みる、といった具合である。従って、波長430nm付近のレーザ光によってのみ情報読み取りが可能なブルーレーザーディスクが装填された場合には、光ディスク記憶再生装置は合計3回ものフォーカスサーチ及び情報読み取りを試みる必要がある。これは非常に煩雑であり、相当の時間を要してしまう。
一方、上記とは逆に、短波長側から長波長側へレーザー光を切り換えながら情報読み取りを行うようにすると、色素膜を含んで構成される光ディスク(CD−Rなど)からの反射光を検出しづらいという問題があるので、このような手法を採用するのも無理である。
このような問題に鑑みて、特許文献1では、フォーカスサーチ中に検出されるフォーカスエラー信号の検出時期に基づいて光ディスクの種別を判別することが提案されている。具体的には、光ディスクに対する初期フォーカスサーチ中においては、S字カーブによって表されるフォーカスエラー信号が検出されるが、基板表面に対応して現れるS字カーブからその次に現れる2回目のS字カーブまでの時間に基づいてディスク種別を判別するようになっている。
特開平10−134490号公報
特許文献1に記載された判別手法は、基板表面から記録層までの距離が長いほど(即ち基板厚Tが大きいほど)2回目のS字カーブが現れるまでに時間がかかる、という原理に基づいたものである。従って、光ディスクの種別毎に基板厚Tの大きさが全て異なっていれば、各々の光ディスクの種別を正確に判別できるはずである。
しかしながら、表1に示したように、DVDとAOD(Advanced Optical Disk)はいずれも基板厚T=0.6mmであるから、特許文献1に記載された技術ではこれら両者を正確に判別することができない。よって、DVDとAODを判別するためには、前述したようなレーザー光の波長を切り換えながら情報読み取りを繰り返し行う、という方法と併用せざるを得ない。これでは、やはり光ディスクの判別に時間がかかってしまう。
本発明はこのような背景に鑑みてなされたものであり、その目的は、煩雑な処理を経ることなく、迅速かつ正確に光ディスクの種別判別を行うことにある。
上述した課題を解決するため、本発明は、光ディスクの種別を表すディスク種別情報が記録されている光ディスクを提供する。これにより、光ディスクの種別を表す情報を光ディスクから直接読み取ることが可能となるので、迅速かつ正確に光ディスクの種別判別を行うことができる。この光ディスクの種別を表す情報は、光ディスクの種別を一意に特定可能な識別子であってもよいし、光ディスクの構造を表すことによってその種別を判別可能にする情報であってもよいし、光ディスクにおいて再生又は記録を行うために用いる光の波長を表すことによってその種別を判別可能にする情報であってもよい。このディスク種別情報は、光ディスクの予め定められた位置、即ち、光ディスク記録再生装置によって最初に情報が読み出されるような領域に記録されていることが望ましい。具体的には、光ディスクの中心から所定の距離だけ離れた位置であって、かつ、光ディスクの基板面から所定の深さの位置である。このディスク種別情報は、光ディスク記録再生装置が読み出し可能な任意の手段(例えばバーコードなど)によって記録され得る。
本発明の好ましい態様においては、光ディスクの情報記録領域に記録されている情報を追加的に上記のディスク種別情報と共に記録してもよい。このようにすれば、光ディスク記録再生装置は、ディスク種別情報を読み取る際に上記のような追加的な情報をも同時に読み取ることができるから、既に読み出した情報内容については情報記録領域から重ねて読み取る必要がなく、処理の迅速化が期待できる。
また、本発明は、光ディスクの所定領域から情報を読み出す読み出し手段と、読み出した情報が光ディスクの種別を表すディスク種別情報である場合には、当該ディスク種別情報に基づいて前記光ディスクに対する記録処理又は再生処理を制御する制御手段とを備えた光ディスク記録再生装置光を提供する。この読み出し手段は、光ディスク記録再生装置が本来備えている光ピックアップなどの光学的読み出し手段でもよいし、この光学的読み出し手段とは別の読み出し手段であってもよい。
本発明によれば、光ディスクの種別を表す情報を光ディスクから直接読み取ることができるので、その種別を迅速かつ正確に判別することができる。
次に、図面を参照しながら、本発明の一実施形態について説明する。
図1は、実施形態に係る光ディスク10の構造を示した図である。光ディスク10は、CD、DVD又はブルーレーザーディスクなどであり、出荷時には既にデータが全て書き込まれている再生専用のタイプや、1回のみ記録可能なタイプ(Recordable)や、複数回記録可能なタイプ(Rewritable)がある。これら光ディスク10はいずれも、基板、記録層及び保護層などが積層されて形成されている。光ディスク10の中心には所定径のセンターホールhが設けられており、このセンターホールhの周囲には、クランプ領域a1、バーコード領域a2及び情報記録領域a3が同心円状に形成されている。バーコード領域a2には、光ディスクの中心から所定半径r(例えばr=22mm)の基板面から所定深さt(例えばt=0.6mm)の位置に配置された金属膜に欠陥を設けることによって、放心円状のバーコードBCが形成されている。情報記録領域a3は、リードイン領域、データ領域およびリードアウト領域(何れも図示略)などによって構成されている。この情報記録領域a3の基板面からの深さ(基板厚)Tの位置に形成された記録層には、螺旋状に形成されるピット列によって、オーディオ、映像或いはコンピュータプログラムなどを示すデータが記録されるようになっている。
図2は、バーコード領域a2の情報フォーマットを示す図である。
図2に示すように、光ディスク10のバーコード領域a2は、計23バイトの記録容量があり、そのうちの3バイト分の記録域には「ディスク種別情報」と称せられる情報が記録され、残る20バイト分の記録域には「ディスク種別追加情報」と称せられる情報が記録される。ディスク種別情報とは、光ディスク10の種別を表す情報であり、本実施形態では光ディスク10の種別に対して一意に割り当てられた識別子である。このディスク種別情報は3文字の文字列によって構成されるが、この文字列はASCIIコードによって表されるようになっているため、3文字で3バイトのデータ量となる。この文字列と光ディスクの種別との対応関係は表2に示す通りである。
Figure 2005071428
表2における「スタンプCD」、「スタンプBlu-ray」及び「スタンプAOD」とは、出荷時には既にデータが書き込まれている再生専用の光ディスクを意味している。また、「T」とは基板厚を意味している。光ディスク10の再生又は記録を行うディスク記録再生装置は、上記対応表を予め記憶しておき、光ディスク10のバーコード領域a2からバーコードを読み取ることによって、装填された光ディスクの種別を判別することができる。例えばディスク種別情報として「CD0」を読み取ったときには、装填された光ディスクは「スタンプCD」であると判別する、と行った具合である。
次に、図2に示した「ディスク種別追加情報」について説明する。
ディスク種別追加情報は、通常は光ディスク10のリードイン領域に記録されている情報のうちの一部である。一般的な光ディスク記録再生装置は、まず光ディスクの情報記録領域a3の記録層に光ピックアップを合焦させてから情報の読み出しを開始する。ただし、本実施形態の光ディスク記録再生装置は、情報記録領域a3からの情報読み取りの前に、まず、バーコード領域a2からバーコードを読み取るようになっているので、その読み取りタイミングに合わせて同時に幾つかの有益な情報をバーコード領域a2から読み取っておけば都合がよく便利である。なぜなら、バーコードを読みとった時点でリードイン領域の情報の一部を取得することができるので、それらの情報についてはリードイン領域から重ねて読み取る必要がなく、処理の迅速化が期待できるからである。このディスク種別追加情報は、光ディスク10の種別に応じて異なる情報であるので、以下では、その種別毎に内容を説明する。
(1)スタンプCDの場合
図3(A)は、スタンプCDのディスク種別追加情報のフォーマットを示す図である。
図3(A)に示すように、ディスク種別追加情報の最初の10バイト分は、第1セッションのリードイン領域に記録されているATIP(Absolute Time in Pregroove)情報のうちのポイントA0、A1及びA2のPTIMEを示す情報(計9バイト)と、残り1バイトを埋めるためのASCIIコード「0」によって構成される。次の10バイト分は、最後のセッションのリードイン領域に記録されているATIP情報のうちのポイントA0、A1及びA2のPTIMEを示す情報(計9バイト)と、光ディスク10における総セッション数を示す数字(1バイト)によって構成される。
PTIMEは、周知の通り、PMIN、PSEC、PFRAMEという3つの情報からなる。ポイントA0のときのPMINは、セッション中の最初のトラック番号を表す。また、ポイントA1のときのPMINは、セッション中の最後のトラック番号を表す。そして、ポイントA2のときのPTIMEは、セッション中のリードアウト領域の開始時刻を表す。一例を挙げると、図4(A)に示すようなATIP情報の場合、第1セッションのポイントA0(図中「POINT=a0h」)のときのPMIN(図中「PMSF=」によって示される数字のうちの一番左の数字)は「1」であるから、第1セッション中の最初のトラック番号は1である。次に、ポイントA1(図中「POINT=a1h」)のときのPMINは「12」であるから、第1セッション中の最後のトラック番号は12である。そして、ポイントA2(図中「POINT=a2h」)のときのPTIME(図中「PMSF=」によって示される数字)は「46:4:25」であるから、第1セッションのリードアウト領域の開始時刻は46分4秒25フレームである。
このような定義は第2セッションについても同様であり、図4(A)中の波線によって囲まれた部分の情報がASCIIコードによってバーコード領域a2にディスク追加情報として記録される。また、図4(A)に示した例では、セッション数は2であるので、総セッション数を示す「2」がASCIIコードによってディスク種別追加情報として記録されることになる。
(2)CD−R
図3(B)は、CD−Rのディスク種別追加情報のフォーマットを示す図である。
CD−Rのディスク種別追加情報としては、リードイン領域のATIP情報の第1スペシャル情報(ATIP special information1)〜第3スペシャル情報(ATIP special information3)が記録される。一例を挙げると、図4(B)中の波線によって囲まれた部分の情報が、ASCIIコードによってバーコード領域a2にディスク追加情報として記録される。これらのスペシャル情報は各々3バイトであるから、残りの20(バイト)−3(バイト)×3=11(バイト)の記録域は、11個のASCIIコード「0」によって埋められる。
(3)CD−RW
図3(C)は、CD−RWのディスク種別追加情報のフォーマットを示す図である。
CD−RWのディスク種別追加情報としては、リードイン領域のATIP情報の第1スペシャル情報(ATIP special information1)〜第3スペシャル情報(ATIP special information3)及び第1アディショナル情報(ATIP additional information1)〜第3アディショナル情報(ATIP additional information3)が記録される。一例を挙げると、図4(C)中の波線によって囲まれた部分の情報がASCIIコードによってバーコード領域a2にディスク追加情報として記録される。これらのスペシャル情報及びアディショナル情報は各々3バイトであるから、20(バイト)−3(バイト)×6=2(バイト)の領域は2個のASCIIコード「0」によって埋められる。
(4)DVDの場合
図5(A)は、ANSI X3T10 MMC4 Revision2Aで規定されている、DVDのコントロールデータゾーンと呼ばれる領域に記述されるデータを示す図である。図5(A)に示されているByte0の「BookType」からByte15の「End Physical Sector Number in Layer0」までの計16バイトの情報がディスク種別追加情報としてバーコード領域a2に記録される。この場合、20(バイト)−16(バイト)=4(バイト)の領域は4個のASCIIコード「0」によって埋められることになる。
ここで、図5(B)は、上記の「BookType」の記述内容とその意味を表した対応図である。例えば、「BookType」の記述内容が「0000b」であればその光ディスクが「DVD−ROM」であることを意味しており、「0001b」であれば「DVD−RAM」であることを意味しており、「0010b」であれば「DVD−R」であることを意味しており、「0011b」であれば「DVD−RW」であることを意味しており、「1001b」であれば「DVD+RW」であ流ことを意味しており、「1010b」であれば「DVD+R」であることを意味している。従って、「BookType」が上記の何れの記述内容かということに基づいて、スタンプDVDか、1回だけ記録可能なDVD−R又はDVD+Rか、或いは、書換可能なDVD−RW又はDVD+RWかというような、詳細なディスク種別について知ることができる。
なお、AODやBlu−rayについては、上記例示内容と同様の観点に基づき、バーコード領域a2から最初に読み取っておけば有益であると考えられる情報を適宜ディスク種別追加情報とすればよい。
次に、光ディスク10の記録又は再生を行う光ディスク記録再生装置について説明する。
図6は、本実施形態に係る光ディスク記録再生装置100の構成を示す図である。サーボ回路11は、制御部12による指示の下で、スピンドルモータ13の回転制御や、光ピックアップ14のフォーカス制御、トラッキング制御、トラックジャンプ制御及び送り制御を行うようになっている。記憶部17は、光ディスク10におけるバーコード領域a2の位置(ここでは半径r=22mm及び基板面からの深さt=0.6mm)や、前述したようなディスク種別情報の対応表や、後述する動作を行うための手順(プログラム)を記憶している。光ディスク10に対しデータ記録処理を実行する場合、図示せぬ記録信号発生回路によって記録信号が記録信号補正回路15に入力され、この記録信号補正回路15において記録信号の時間軸(照射開始・終了タイミングや照射時間)が補正されることになる。レーザ発生回路16は、制御部12による指示の下で、時間軸補正された記録信号に応じて光ピックアップ14にレーザ光を供給し、これにより、光ディスク10にデータが記録されるようになっている。また、光ディスク10に対しデータ再生処理を実行する場合、制御部12は、レーザ発生回路16を制御しつつ光ピックアップ14から光ディスク10にレーザ光を照射させる。そして、制御部12は、光ピックアップ14によって検出される受光信号に基づいて、バーコード領域a2からバーコードによって表される情報を取得したり、情報記録領域a3からピット列によって表される情報を取得するようになっている。
次に、図7に示すフローを参照しながら、光ディスク記録再生装置100の動作について説明する。
制御部12は、光ディスク記録再生装置100に光ディスク10が装填されたことを検出すると(ステップS11;Yes)、サーボ回路11に指示を送って、記憶部17に記憶されているバーコード領域a2の半径位置(ここでは、半径r=22mm)に光ピックアップ14を移動させる(ステップS12)。
次いで、制御部12は、サーボ回路11に指示を送って、記憶部17に記憶されている基板面からの深さt(ここではt=0.6mm)の位置に光ピックアップ14の焦点を合わせる(ステップS13)。さらに、制御部12は、サーボ回路11を制御してスピンドルモータ13を回転させてバーコードの読み出しを開始し、ディスク種別情報及びディスク種別追加情報の取得を試みる(ステップS14)。次いで、制御部12は、読み出したディスク種別情報と記憶部17に記憶している対応表とに基づいて、光ディスク10の種別を判断する(ステップS15)。
ここで、読み出したディスク種別情報が「CD0」、「CD1」及び「CD2」のうちの何れかであれば、制御部12は、装填された光ディスク10がCD(或いはCD−RないしCD−RW)であると判断し(ステップS15;CD)、CD(或いはCD−RないしCD−RW)に応じた処理に移行する(ステップS16)。即ち、制御部12は、サーボ回路11を制御して光ピックアップ14から波長780nmのレーザ光を基板厚T=1.2mmの記録層に合焦させて照射し、既に読み出しているディスク種別追加情報に基づいて情報の記録或いは再生などの処理を行う。
また、ステップS14において読み出したディスク種別情報が「DVD」であれば、制御部12は、装填された光ディスク10がDVDであると判断し(ステップS15;DVD)、DVDに応じた処理に移行する(ステップS17)。即ち、制御部12は、サーボ回路11を制御して光ピックアップ14から波長650〜660nmのレーザ光を基板厚T=0.6mmの記録層に合焦させて照射し、既に読み出しているディスク種別追加情報に基づいて情報の記録或いは再生などの処理を行う。
また、ステップS14において読み出したディスク種別情報が「BLA」、「BLB」及び「BLC」のうちの何れかであれば、制御部12は、装填された光ディスク10がAOD(或いはAOD−RないしAOD−RW)であると判断し(ステップS15;Blue(T=0.6))、AOD(或いはAOD−RないしAOD−RW)に応じた処理に移行する(ステップS18)。即ち、制御部12は、サーボ回路11を制御して光ピックアップ14から波長430nmのレーザ光を基板厚T=0.6mmの記録層に合焦させて照射し、既に読み出しているディスク種別追加情報に基づいて情報の記録或いは再生などの処理を行う。
また、ステップS14において読み出したディスク種別情報が「BL1」、「BL2」及び「BL3」のうちの何れかであれば、制御部12は、装填された光ディスク10がBlu−Ray(或いはBlu−ray−RないしBlu−ray−RW)であると判断し(ステップS15;Blue(T=0.1))、Blu−Ray(或いはBlu−ray−RないしBlu−ray−RW)に応じた処理に移行する(ステップS19)。即ち、制御部12は、サーボ回路11を制御して光ピックアップ14から波長430nmのレーザ光を基板厚T=0.1mmの記録層に合焦させて照射し、既に読み出しているディスク種別追加情報に基づいて情報の記録或いは再生などの処理を行う。
また、ステップS14においてディスク種別情報を読み出すことができなければ、制御部12は、装填された光ディスクはディスク種別情報が記録されていないものであると判断して(ステップS15;情報無し)、従来と同様のディスク種別の判別処理に移行する(ステップS20)。そして、ディスク種別が判別できた時点で、その種別に応じた情報の記録或いは再生などの処理を行う。
以上述べたように、本実施形態では、光ディスク10のバーコード領域a2に光ディスク10の種別を表すディスク種別情報を予め記録しておき、光ディスク記録再生装置100は、光ディスク10が装填されると、まず最初にバーコード領域a2からディスク種別情報を読み出すようにしている。このようにして、光ディスク記録再生装置100は、光ディスク10の種別そのものを表す情報を光ディスク10から直接取得することが可能であるから、種別判別を正確かつ迅速に行うことができる。
さらに本実施形態においては、本来はリードイン領域に記録されている情報をディスク種別追加情報としてバーコード領域a2に記録している。光ディスク記録再生装置100は、バーコード領域a2からディスク種別情報を読み取る際に、ディスク種別追加情報をも同時に読み取る。このようにすれば、光ディスク記録再生装置100は、ディスク種別追加情報として既に読み出した内容についてはリードイン領域から重ねて読み取る必要がなく、処理の迅速化が期待できる。
本発明は、上記実施形態において例示した内容に限らず、次のような変形も可能である。
実施形態では、基板面から深さt=0.6mmの位置にバーコードを形成していたが、この深さtは0.6mmよりも大きくてもよいし小さくてもよい。また、基板面上(即ちt=0)にバーコードを形成してもよい。ただし、基板面上にバーコードを形成するよりも、基板内の一定の深さの位置にバーコードを形成する方が光ピックアップ14を合焦させやすいという利点がある。また、バーコード領域a2の半径位置rも同様にして適当な位置に定めることができる。
バーコード領域a2に記録されるディスク種別情報は、実施形態で例示したものに限らず、光ディスクの種別が迅速に判別できるような情報であればよい。例えば、光ディスクの構造を表す情報(基板厚Tやトラックピッチ等)や、光ディスクにおいて記録又は再生を行うために用いる光の波長を表す情報を知ることができれば、光ディスクの種別をすぐに判別できるから、このような情報をディスク種別情報として記録してもよい。例えば、基板厚T=12であれば「12」という数字をディスク種別情報として記録したり、最適なレーザー光の波長が780nmであれば「780」という数字を記録するといった具合である。なお、この種の情報は適宜省略して記録してもよい。例えば、波長が780nmであれば「7」或いは「78」に省略して記録する、といった具合である。
実施形態では、バーコードを用いてディスク種別情報及びディスク種別追加情報を記録していたが、これに限らず、光ディスク記録再生装置100が読み取り可能な仕組みで記録しておけばよい。また、実施形態では、光ディスク記録再生装置100が本来備えている光ピックアップ14を用いてバーコードを読み取るようにしていたが、これに限らず、光ピックアップ以外のバーコード読み取り専用の装置を備えるようにしてもよい。
本発明の一実施形態に係る光ディスクの構造を示す模式図である 上記光ディスクにおいてバーコードによって記録される情報のフォーマットを示す図である。 ディスク種別ディスク種別追加情報のフォーマットを示す図である。 ディスク種別ディスク種別追加情報の一例を示す図である。 ディスク種別ディスク種別追加情報の一例を示す図である。 光ディスク記録再生装置の構成を示す図である。 光ディスク記録再生装置の動作フローを示す図である。
符号の説明
10・・・光ディスク、a1・・・クランプ領域、a2・・・バーコード領域、a3・・・情報記録領域、11・・・サーボ回路、12・・・制御部(読み出し手段、制御手段)、13・・・スピンドルモータ、14・・・光ピックアップ(読み出し手段)、17・・・記憶部(制御手段)。

Claims (3)

  1. 光ディスクの種別を表すディスク種別情報が記録されており、
    該ディスク種別情報は、光ディスクの種別を一意に特定可能な識別子、光ディスクの構造を表す情報、又は、光ディスクにおいて再生又は記録を行うために用いる光の波長を表す情報のうち少なくとも何れか1つを含むことを特徴とする光ディスク。
  2. 前記ディスク種別情報は、光ディスクの記録又は再生を行う光ディスク記録再生装置によって最初に情報が読み出されるような領域に記録されている請求項1記載の光ディスク。
  3. 光ディスクの所定領域から情報を読み出す読み出し手段と、
    読み出した情報が光ディスクの種別を表すディスク種別情報である場合には、当該ディスク種別情報に基づいて前記光ディスクに対する記録処理又は再生処理を制御する制御手段と
    を備えた光ディスク記録再生装置。
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