JP2005069456A - 環状オリフィス、流量制御弁または圧力制御弁 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】流体機器の内部流路に形成される環状オリフィスにおいて、必要とされるオリフィスの断面積よりも大きな断面積を有する貫通孔と、この貫通孔内に挿入されるとともにその断面積が貫通孔の断面積との差が必要とされるオリフィスの断面積となるように調整されているロッドとで構成する。流量制御弁は、この環状オリフィスを採用したポペット弁機構を1以上内蔵した。流量制御弁または圧力制御弁は、この環状オリフィスを採用したポペット弁機構を2以上内蔵し、環状オリフィスの断面積がいずれも同一であるか、環状オリフィスの一部または全部の断面積が互いに異なる。
【選択図】 図1
Description
流体機器の内部には、流体が通る1以上の流路が形成され、その流路の途中に1以上のオリフィスを形成することが一般的である。このオリフィスの形状・大きさは、流体機器の流量特性を決定する重要な要素である。流体機器が小形化・精密化するにともない、小断面積のオリフィスを高精度に製作することが必要となった。
請求項2に係る発明は、ポペットによって主弁を開閉する流体制御弁において、請求項1記載の環状オリフィスを採用したポペット弁機構を1以上内蔵したことを特徴とする。
請求項4に係る発明は、ポペットによって主弁を開閉する流体制御弁または圧力制御弁において、請求項1の環状オリフィスを採用したポペット弁機構を2以上内蔵し、前記環状オリフィスの一部または全部の断面積が互いに異なることを特徴とする。
請求項1に係る環状オリフィスを1以上設けることによって、請求項2に係る流体制御弁または請求項3,4に係る流体制御弁または圧力制御弁を簡単に構成できる。
また、請求項1に係る環状オリフィスによれば、過剰な速度がでないように、シリンダなどの流体用アクチュエータの給排気ポート内に設ける固定オリフィスの形成も容易にできる。
(第一実施形態)
図1は、本発明の環状オリフィスを採用した1つのポペット弁機構で構成した流体制御弁を示す(請求項1、2に対応)。
本実施形態に係る流体制御弁Aは、貫通孔100を穿設したオリフィスプレート2を、上部カバー1と下部カバー4との間に密封状態で固定し、上部カバー1とオリフィスプレート2との間に上部空気室3を形成し、下部カバー4とオリフィスプレート2との間に下部空気室5を形成し、貫通孔100を介して上部空位室3および下部空気室5とに跨るポペット弁機構20を内蔵している。
ポペット弁機構20は、軸心を貫通孔100の軸心と略一致させるとともに、弁座101に当接することができるように上部空気室3に配した円板状のポペット102と、上部空気室3内において上部カバー1とポペット102との間に設置されたばね103と、軸心を貫通孔100の軸心と略一致させて下部空気室5内に配置された駆動装置105と、貫通孔100内に挿通されポペット102と駆動装置105との間に配置された円筒状のロッド106とによって構成されている。
ポペット102を駆動するための駆動手段105は、その軸心を貫通孔100の軸心と略一致するように設置されている。すなわち、駆動手段105の軸心は、ポペット102の軸心とも略一致する。ポペット102と駆動手段105との間には、それぞれに当接する円筒状のロッド106が配置されている。なお、駆動手段105は、ソレノイド、圧電素子、押しボタンなど、一般に流体制御弁の駆動手段に採用される手段を使用できる。特に、高速に自動制御しようという場合には、駆動手段として高速応答が可能なソレノイドや圧電素子を使用する。
次に、斯くして構成された本実施形態に係る流体制御弁Aの作用を説明する。
以上のように、本実施形態によれば、流体の吐出、遮断の切り換えを確実に行うことができる。
(第二実施形態)
図2は、第一実施形態で説明したポペット弁機構を4つ内蔵したデジタル流量制御(または圧力制御弁)Bを示す(請求項3に対応)。
上部空気室3には、円板状のポペット102aを、その軸心が貫通穴100aの軸心と略一致するとともに、弁座101aに当接するように配置する。さらに、弁座101aとポペット102aとのシールのため、円板状のポペット102aにおける弁座101aとの接触面にシール材104aを設ける。このシールは、上部空気室3に流入する流体の圧力と、上部カバー1と円板状のポペット102aとの間に設置されたばね103aの張力によって、円板状のポペット102aが弁座101aに押圧されることで確実なものとなり、上部空気室3に流入した流体が貫通孔100aを通って下部空気室5に流入するのを遮断することができる。
本実施形態では、4つのポペット弁ユニットの内1つだけを開いた場合、2つ開いた場合、3つ開いた場合、すべて開いた場合を比較すると、環状オリフィス10の断面積の和が順次増加し、それにともない流体の流量も順次増加する。すなわち、ポペット弁機構を開く個数を変化させることによって、4つのポペット弁機構がすべて開いたときを最大値とするステップ動作が可能となる。このステップ動作を加味することによって、第一実施形態の場合と比較して、より精密な流量制御(または圧力制御)が可能となる。
(第三実施形態)
図3は、第二実施形態と同様に4つのポペット弁ユニットを内蔵したデジタル流量制御弁(または圧力制御弁)Cを示す(請求項4に対応)。
なお、第一実施形態および第二実施形態の説明では、ポペット弁機構またはポペット弁ユニットを構成する円筒状のロッド106が常に円板状のポペット102および駆動手段105に当接する場合について説明したが、ポペット102側または駆動手段105側のいずれか一方と一体化あるいは固定し、他方とはフリー状態としても良い。また、駆動手段105がOFFの場合、フリー状態側のロッド端面が、円筒状のロッド106を固定しなかったポペット102ないしは駆動手段105とは当接している必要もない(ON時は当接を要す)。第三実施形態でも同様である。
また、第二実施形態および第三実施形態では、複数のポペット弁ユニットを直線上に配置した場合について説明したが、これに替えて、例えば、図5に示すように、円周上に配置しても良いし、図6に示すように、千鳥状に配置しても良い。
B,C デジタル流量制御弁(または圧力制御弁)
1 上部カバー
2 オリフィスプレート
3 上部空気室
4 下部カバー
5 下部空気室
6 上部カバー1の側面に流体入口
7 流体出口
10,10a,10b,10c,10d 環状オリフィス
20 ポペット弁機構
51 検知手段
52 検出手段
100,100a,100b,100c,100d 貫通孔
101,101a,101b,101c,101d 弁座
102,102a,102b,102c,102d ポペット
103,103a,103b,103c,103d ばね
104,104a,104b,104d,104d シール材
105,105a,105b,105c,105d 駆動手段
106,106a,106b,106c,106d ロッド
200a,200b,200c,200d ポペット弁ユニットの貫通孔
206a,206b,206c,206d ロッド
Claims (4)
- 流体機器の内部流路に形成される環状オリフィスにおいて、
必要とされるオリフィスの断面積よりも大きな断面積を有する貫通孔と、
この貫通孔内に挿入されるとともにその断面積が前記貫通孔の断面積との差が必要とされるオリフィスの断面積となるように調整されているロッドと
で構成されていることを特徴とする環状オリフィス。 - ポペットによって主弁を開閉する流体制御弁において、
請求項1記載の環状オリフィスを採用したポペット弁機構を1以上内蔵した
ことを特徴とする流体制御弁。 - ポペットによって主弁を開閉する流体制御弁または圧力制御弁において、
請求項1記載の環状オリフィスを採用したポペット弁機構を2以上内蔵し、
前記環状オリフィスの断面積がいずれも同一である
ことを特徴とする流量制御弁または圧力制御弁。 - ポペットによって主弁を開閉する流体制御弁または圧力制御弁において、
請求項1記載の環状オリフィスを採用したポペット弁機構を2以上内蔵し、
前記環状オリフィスの一部又は全部の断面積が互いに異なる
ことを特徴とする流量制御弁または圧力制御弁。
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- 2003-08-28 JP JP2003304035A patent/JP2005069456A/ja active Pending
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JP2013522528A (ja) * | 2010-03-18 | 2013-06-13 | ヒプテック ゲーエムベーハー | 燃料を供給するための圧力制御部、およびこの圧力制御部を備える制御ユニットを有する燃料供給システム |
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KR101880241B1 (ko) * | 2010-03-18 | 2018-08-17 | 힙텍 게엠베하 | 연료 공급용 압력 조절기 및 그 압력 조절기로 구성된 조절 유닛을 포함하는 연료 공급 시스템 |
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