JP2005063046A - 納入先情報管理サーバ、gps端末、納入先情報管理システム、納入先情報管理方法、およびそのプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】納入先に精通していない運転者でも、納入先での作業効率を高めることができ、納入先の施設に立会人がいない場合における当該施設のセキュリティを強化し、顧客の信頼感を高める。
【解決手段】納入先情報管理サーバ200/800が携帯端末400からセキュリティ情報の取得要求を受けると、納入物品を配送する配送車3に搭載されているGPS端末300および/または運転者の所持するGPS付携帯電話等の携帯端末400にポーリングし、GPS端末300および/または携帯端末400から受信した緯度経度と、対象となる納入先の予め設定されている緯度経度とを照合し、GPS端末300を搭載する配送車3および/または携帯端末400を所持する運転者が当該納入先から一定範囲内に位置すると判断したとき、セキュリティ情報を含む納入先情報の一部または全部の閲覧を許可する。
【選択図】図1
【解決手段】納入先情報管理サーバ200/800が携帯端末400からセキュリティ情報の取得要求を受けると、納入物品を配送する配送車3に搭載されているGPS端末300および/または運転者の所持するGPS付携帯電話等の携帯端末400にポーリングし、GPS端末300および/または携帯端末400から受信した緯度経度と、対象となる納入先の予め設定されている緯度経度とを照合し、GPS端末300を搭載する配送車3および/または携帯端末400を所持する運転者が当該納入先から一定範囲内に位置すると判断したとき、セキュリティ情報を含む納入先情報の一部または全部の閲覧を許可する。
【選択図】図1
Description
本発明は、物品を配送する配送車の運転者が納入先で必要とする納入作業手順やセキュリティ情報を含む納入先情報を管理する納入先情報管理サーバ、GPS端末、納入先情報管理システム、納入先情報管理方法、およびそのプログラムに関する。
近年、物品の配送分野において、必要な所に必要な量だけ必要な時に届けるというJIT(ジャストインタイム)の考え方が普及している。この考え方は、工場だけでなく、コンビニエンスストアやスーパーマーケット等にも普及してきており、物品の納入を小口で多数回に分けて行われるようになってきた。
このような配送を行う運送会社や傭車の運転者は、住所を書いたメモ、地図、カーナビゲーション、略図コピー、運転者間による伝達、配車マンによる誘導説明等を利用して、納入先までのルートを決定し、当該納入先で納入業務を行っていた。しかしながら、慣れた運転者でないと、納入先やそこでの置場所を捜しまわる事態も発生していた。また、納入先が無人であることも多く、納入作業が滞り、トラブルの原因となっていた。このため、必然的に納入先の状況に精通した運転者が配車されていた。
この点、本出願人は、特許文献1において配送先の施設の設計図、見取図、施設の各種配管図等を配送車にネットワークを介して送信する手法を開示した。これにより、運転者は、配送先の施設に立会人がいない場合でも、商品(ガスボンベ等)の置場所や取り付け位置を認識することができるようになった。
特開2002−334137号公報
しかしながら、特許文献1において配送車に送信される施設内の見取図等は、商品の置場所等を特定することはできるが、施設に到着してからの作業手順を示すものではなかった。したがって、慣れない運転者は、例えば複数の商品がある場合にどの商品を先に置いたほうがよいのか等は、その場で考えなければならなかった。仮に、予め作業手順が指示されており、その指示と上記見取図を用いても、なかなか場所的な対応関係を把握することが難しく、作業効率を最大限に向上させるものとはいえなかった。
また、施設に立会人がいない場合、運転者が鍵の開閉や警報システムの解除/起動等を行わなければならないが、運転者がそれらを無制限に行うことができるとすると、上記施設の管理者(顧客)に不安感を与え、トラブルの原因にもなる。当該施設を長期間担当している運転者であれば、上記顧客と信頼感を確立することができるが、初めて担当する運転者の場合は、上述したような問題が発生しやすい。
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、納入先に精通していない運転者でも、納入先での作業効率を高めることができる納入先情報管理サーバ、GPS端末、納入先情報管理システム、納入先情報管理方法、およびそのプログラムを提供することを目的とする。
また本発明は、納入先の施設に立会人がいない場合において、当該施設のセキュリティを強化し、顧客の信頼感を高めることをができる納入先情報管理サーバ、GPS端末、納入先情報管理システム、納入先情報管理方法、およびそのプログラムを提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、請求項1記載の発明は、物品の納入先の設備の配置を示し、前記物品の納入先での一連の納入作業を構成する各作業を行う場所に順番が付してある見取図と、前記納入作業を構成する各作業の内容と、を少なくとも含む納入先情報を管理する納入先情報管理サーバ200/800であって、前記物品を納入先に配送する配送車3の運転者の所持する携帯端末400から、無線ネットワーク500を介して前記運転者が担当する納入先の前記納入先情報の一部または全部の取得要求を受信すると、該要求された納入先情報を前記携帯端末400に送信することを特徴としている。
請求項1記載の発明によれば、インターネット上の納入先情報管理サーバ200/800は、携帯電話、PHS、PDA等の携帯端末400からパケット通信網等の無線ネットワーク500を介してアクセスされると、物品の納入先の設備の配置を示し、物品の納入先での一連の納入作業を構成する各作業を行う場所に順番が付してある見取図と、納入作業を構成する各作業の内容と、を少なくとも含む納入先情報の一部または全部の閲覧を許可する。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記納入先情報には、鍵の開錠方法、警備システムの解除方法等のセキュリティ情報が含まれており、前記携帯端末400から前記セキュリティ情報の取得要求があったとき、前記携帯端末400を所持している運転者の配送車3に搭載されたGPS端末300にポーリングし、前記GPS端末300がGPS衛星600から受信した現在の緯度経度を前記無線ネットワーク500を介して受信し、該受信した緯度経度と、予め設定されている前記納入先の緯度経度と、を照合し、前記GPS端末300を搭載する配送車3が前記納入先から一定範囲内に位置すると判断したとき、前記セキュリティ情報を含む前記納入先情報の一部または全部を前記携帯端末400に送信する、ことを特徴としている。
請求項2記載の発明によれば、携帯端末400から鍵の開錠方法、警備システムの解除方法等のセキュリティ情報の取得要求を受けると、当該携帯端末400を所持する運転者の配送車3に搭載されたGPS端末300にポーリングする。ポーリングを受けたGPS端末300がGPS衛星600から受信した現在の緯度経度を、パケット通信網等の無線ネットワーク500を介して受信し、受信した緯度経度と、予め設定されている対象となる納入先の緯度経度とを照合し、GPS端末300を搭載する配送車3が当該納入先から一定範囲内(例えば、50m、100m、または200m等)に位置すると判断したとき、セキュリティ情報を含む納入先情報の一部または全部の閲覧を許可する。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記GPS端末300が前記GPS衛星600から前記緯度経度を受信した時刻を前記無線ネットワーク500を介してさらに受信し、該受信した時刻と、予め設定されている前記納入先への配送予定時刻と、を比較し、前記GPS端末300から受信した時刻が前記配送予定時刻から一定時間内に収まり、かつ前記配送車3が前記納入先から一定範囲内に位置すると判断したとき、前記セキュリティ情報を含む前記納入先情報を前記携帯端末400に送信する、
ことを特徴としている。
ことを特徴としている。
請求項3記載の発明によれば、ポーリングを受けたGPS端末300がGPS衛星600から受信した現在の緯度経度および時刻を、無線ネットワーク500を介して受信し、位置の照合に成功し、受信した時刻が対象となる納入先への予め設定されている配送予定時刻から一定時間内(例えば15分)にあれば、セキュリティ情報を含む納入先情報の一部または全部の閲覧を許可する。
請求項4記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記納入先情報には、鍵の開錠方法、警備システムの解除方法等のセキュリティ情報が含まれており、GPS衛星600から測位波を受信するGPS受信部440を備える前記携帯端末400から前記セキュリティ情報の取得要求があったとき、前記携帯端末400にポーリングし、前記携帯端末がGPS衛星600から受信した現在の緯度経度を前記無線ネットワーク500を介して受信し、該受信した緯度経度と、予め設定されている前記納入先の緯度経度と、を照合し、前記携帯端末400を所持する運転者が前記納入先から一定範囲内に位置すると判断したとき、前記セキュリティ情報を含む前記納入先情報の一部または全部を前記携帯端末400に送信する、ことを特徴としている。
請求項4記載の発明によれば、GPS付き携帯電話等の携帯端末400から鍵の開錠方法、警備システムの解除方法等のセキュリティ情報の取得要求を受けると、当該携帯端末400にポーリングし、ポーリングを受けた携帯端末400がGPS衛星600から受信した現在の緯度経度を、パケット通信網等の無線ネットワーク500を介して受信し、受信した緯度経度と、予め設定されている対象となる納入先の緯度経度とを照合し、GPS付携帯電話等の携帯端末400を所持する運転者が当該納入先から一定囲内(例えば、50m、100m、または200m等)に位置すると判断したとき、セキュリティ情報を含む納入先情報の一部または全部の閲覧を許可する。
請求項5記載の発明は、請求項4記載の発明において、前記携帯端末400が前記GPS衛星から前記緯度経度を受信した時刻を前記無線ネットワーク500を介してさらに受信し、該受信した時刻と、予め設定されている前記納入先への配送予定時刻と、を比較し、前記携帯端末400から受信した時刻が前記配送予定時刻から一定時間内に収まり、かつ前記運転者が前記納入先から一定範囲内に位置すると判断したとき、前記セキュリティ情報を含む前記納入先情報を前記携帯端末400に送信する、ことを特徴としている。
請求項5記載の発明によれば、ポーリングを受けた携帯端末400がGPS衛星600から受信した現在の緯度経度および時刻を、無線ネットワーク500を介して受信し、位置の照合に成功し、受信した時刻が対象となる納入先への予め設定されている配送予定時刻から一定時間内(例えば15分)にあれば、セキュリティ情報を含む納入先情報の一部または全部の閲覧を許可する。
請求項6記載の発明は、物品を納入先へ配送する配送車3に搭載されるGPS端末300であって、物品の納入先の設備の配置を示し、前記物品の納入先での一連の納入作業を構成する各作業を行う場所に順番が付してある見取図と、前記納入作業を構成する各作業の内容と、鍵の開錠方法、警備システムの解除方法等のセキュリティ情報と、を少なくとも含む納入先情報を管理する納入先情報管理サーバ200/800からポーリングを受けると、GPS衛星600から現在の緯度経度を取得し、前記納入先情報管理サーバ200/800に無線ネットワーク500を介して送信する、ことを特徴としている。
請求項6記載の発明によれば、物品を納入先へ配送する配送車3に搭載されるGPS端末300が、鍵の開錠方法、警備システムの解除方法等のセキュリティ情報と、を少なくとも含む納入先情報を管理する納入先情報管理サーバ200/800からポーリングを受けると、GPS衛星600から現在の緯度経度を取得し、納入先情報管理サーバ200/800に無線ネットワーク500を介して自動的に送信することにより、運転者の操作なしに配送車3の現在位置を納入先情報管理サーバ200/800に通知する。
請求項7記載の発明は、物品の納入先の設備の配置を示し、前記物品の納入先での一連の納入作業を構成する各作業を行う場所に順番が付してある見取図と、前記納入作業を構成する各作業の内容と、を少なくとも含む納入先情報を管理する納入先情報管理サーバ200/800と、前記物品を前記納入先に配送する配送車3の運転者の所持する携帯端末400と、を有する納入先情報管理システムであって、前記携帯端末400は、無線ネットワーク500を介して前記管理サーバ200/800に接続し、前記運転者が担当する納入先の前記納入先情報の一部または全部を受信して表示することを特徴としている。
請求項7記載の発明によれば、携帯電話、PHS、PDA等の携帯端末400からパケット通信網等の無線ネットワーク500を介して、インターネット上の納入先情報管理サーバ200/800に接続すると、物品の納入先の設備の配置を示し、物品の納入先での一連の納入作業を構成する各作業を行う場所に順番が付してある見取図と、納入作業を構成する各作業の内容と、を少なくとも含む納入先情報の一部または全部を閲覧することができる。
請求項8記載の発明は、物品の納入先の設備の配置を示し、前記物品の納入先での一連の納入作業を構成する各作業を行う場所に順番が付してある見取図と、前記納入作業を構成する各作業の内容と、鍵の開錠方法、警備システムの解除方法等のセキュリティ情報と、を少なくとも含む納入先情報を管理するを納入先情報管理サーバ200/800から、前記物品を前記納入先に配送する配送車3の運転者の所持する携帯端末400に前記運転者の担当する納入先の前記納入先情報の一部または全部を送信する納入先情報管理方法であって、前記携帯端末400から前記セキュリティ情報の取得要求があったとき、前記配送車3に搭載されるGPS端末300および/またはGPS受信部440を搭載する前記携帯端末400にポーリングし、前記ポーリングを受けたGPS端末300および/またはGPS受信部440を搭載する前記携帯端末400が、GPS衛星600から受信した現在の緯度経度を、前記納入先情報管理サーバ200/800に無線ネットワーク500を介して送信し、前記納入先情報管理サーバ200/800が、前記GPS端末300および/またはGPS受信部440を搭載する前記携帯端末400から受信した緯度経度と、予め設定されている前記納入先の緯度経度と、を照合し、前記GPS端末300を搭載する配送車3および/または前記携帯端末400を所持する運転者が前記納入先から一定範囲内に位置すると判断したとき、前記セキュリティ情報を含む前記納入先情報の一部または全部を前記携帯端末400に送信する、ことを特徴としている。
請求項8記載の発明によれば、納入先情報管理サーバ200/800が携帯端末400から鍵の開錠方法、警備システムの解除方法等のセキュリティ情報の取得要求を受けると、物品を納入先に配送する配送車3に搭載されているGPS端末300および/または物品を納入先に配送する配送車3の運転者の所持するGPS付携帯電話等の携帯端末400にポーリングする。ポーリングを受けたGPS端末および/または携帯端末400は、GPS衛星600から受信した現在の緯度経度を、パケット通信網等の無線ネットワーク500を介して返送し、納入先情報管理サーバ200/800は、受信した緯度経度と、対象となる納入先の予め設定されている緯度経度とを照合し、GPS端末300を搭載する配送車3および/またはGPS付携帯電話等の携帯端末400を所持する運転者が当該納入先から一定範囲内(例えば、50m、100m、または200m等)に位置すると判断したとき、セキュリティ情報を含む納入先情報の一部または全部の閲覧を許可する。
請求項9記載の発明は、物品の納入先の設備の配置を示し、前記物品の納入先での一連の納入作業を構成する各作業を行う場所に順番が付してある見取図と、前記納入作業を構成する各作業の内容と、鍵の開錠方法、警備システムの解除方法等のセキュリティ情報と、を少なくとも含む納入先情報を管理する納入先情報管理サーバ200/800から、前記物品を前記納入先に配送する配送車3の運転者の所持する携帯端末400に前記運転者の担当する納入先の前記納入先情報の一部または全部を送信する納入先情報管理プログラムであって、前記携帯端末400から前記セキュリティ情報の取得要求があったとき、前記配送車3に搭載されるGPS端末300および/またはGPS受信部440を搭載する前記携帯端末400にポーリングするポーリング処理と、前記ポーリング処理によりポーリングを受けたGPS端末300および/またはGPS受信部440を搭載する前記携帯端末400が、GPS衛星600から受信した現在の緯度経度を、前記納入先情報管理サーバ200/800に無線ネットワーク500を介して送信する位置情報送信処理と、前記納入先情報管理サーバ200/800が、前記位置情報送信処理により送信されてきた緯度経度と、予め設定されている前記納入先の緯度経度と、を照合する位置照合処理と、前記位置照合処理の結果、前記GPS端末300を搭載する配送車3および/または前記携帯端末400を所持する運転者が前記納入先から一定範囲内に位置すると判断したとき、前記セキュリティ情報を含む前記納入先情報の一部または全部を前記携帯端末400に送信する納入先情報送信処理と、をコンピュータに実行させることを特徴としている。
請求項9記載の発明によれば、納入先情報管理サーバ200/800が携帯端末400から鍵の開錠方法、警備システムの解除方法等のセキュリティ情報の取得要求を受けると、物品を納入先に配送する配送車3に搭載されているGPS端末300および/または物品を納入先に配送する配送車3の運転者の所持するGPS付携帯電話等の携帯端末400にポーリングさせる。ポーリングを受けたGPS端末および/または携帯端末400に、GPS衛星600から受信した現在の緯度経度を、パケット通信網等の無線ネットワーク500を介して返送させ、納入先情報管理サーバ200/800に、受信した緯度経度と、対象となる納入先の予め設定されている緯度経度とを照合させ、GPS端末300を搭載する配送車3および/またはGPS付携帯電話等の携帯端末400を所持する運転者が当該納入先から一定範囲内(例えば、50m、100m、または200m等)に位置すると判断したとき、セキュリティ情報を含む納入先情報の一部または全部の閲覧を許可するように動作させる。
請求項1記載の発明によれば、納入先情報管理サーバが、携帯端末から無線ネットワークを介してアクセスされると、物品の納入先の設備の配置を示し、物品の納入先での一連の納入作業を構成する各作業を行う場所に順番が付してある見取図と、納入作業を構成する各作業の内容と、を少なくとも含む納入先情報の一部または全部の閲覧を許可することにより、その納入先に精通していない運転者でも、作業手順とその作業を行う場所を一体的に認識することができ、納入作業を効率的に行うことができる。また、納入先情報の変更に対しても、迅速に対応することができる。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加えて、納入先情報管理サーバが携帯端末から鍵の開錠方法、警備システムの解除方法等のセキュリティ情報の取得要求を受けると、当該携帯端末を所持する運転者の配送車に搭載されたGPS端末にポーリングし、当該GPS端末から受信した緯度経度が、対象となる納入先の予め設定されている緯度経度とを照合し、当該納入先から一定範囲内に位置すると判断したとき、セキュリティ情報を含む納入先情報の一部または全部の閲覧を許可することにより、納入物品を積載している配送車が当該納入先に到着しているときのみに、当該納入先の施設に入るためのセキュリティ情報を取得することができることにより、当該施設に立会人がいない場合における当該施設のセキュリティを強化し、顧客の信頼感を高めることをができる。
請求項3記載の発明によれば、請求項2記載の発明の効果に加えて、納入先情報管理サーバが、ポーリングを受けたGPS端末から現在の緯度経度および時刻を受信し、位置の照合に成功とともに、受信した時刻が対象となる納入先への予め設定されている配送予定時刻から一定時間内にあるときのみ、セキュリティ情報を含む納入先情報の一部または全部の閲覧を許可することにより、納入物品を積載している配送車が、予め定められた一定範囲内の時刻に当該納入先に到着しているときのみに、当該納入先の施設に入るためのセキュリティ情報を取得することができることにより、当該施設に立会人がいない場合における当該施設のセキュリティを一段と強化し、不正の介在を可及的に排除し、顧客の信頼感を高めることをができる。
請求項4記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加えて、納入先情報管理サーバがGPS携帯電話等の携帯端末から鍵の開錠方法、警備システムの解除方法等のセキュリティ情報の取得要求を受けると、当該携帯端末にポーリングし、当該携帯端末から受信した緯度経度が、対象となる納入先の予め設定されている緯度経度とを照合し、当該納入先から一定範囲内に位置すると判断したとき、セキュリティ情報を含む納入先情報の一部または全部の閲覧を許可することにより、納入物品を積載している配送車の運転者が当該納入先に到着しているときのみに、当該納入先の施設に入るためのセキュリティ情報を取得することができることにより、当該施設に立会人がいない場合における当該施設のセキュリティを強化し、顧客の信頼感を高めることをができる。
請求項5記載の発明によれば、請求項4記載の発明の効果に加えて、納入先情報管理サーバが、ポーリングを受けた携帯端末から現在の緯度経度および時刻を受信し、位置の照合に成功とともに、受信した時刻が対象となる納入先への予め設定されている配送予定時刻から一定時間内にあるときのみ、セキュリティ情報を含む納入先情報の一部または全部の閲覧を許可することにより、納入物品を積載している配送車の運転者が、予め定められた一定範囲内の時刻に当該納入先に到着しているときのみに、当該納入先の施設に入るためのセキュリティ情報を取得することができることにより、当該施設に立会人がいない場合における当該施設のセキュリティを一段と強化し、不正の介在を可及的に排除し、顧客の信頼感を高めることをができる。
請求項6記載の発明によれば、物品を納入先へ配送する配送車に搭載されるGPS端末が、鍵の開錠方法、警備システムの解除方法等のセキュリティ情報と、を少なくとも含む納入先情報を管理する納入先情報管理サーバからポーリングを受けると、GPS衛星から現在の緯度経度を取得し、納入先情報管理サーバに無線ネットワークを介して自動的に送信することにより、運転者の操作なしに配送車の現在位置を納入先情報管理サーバに通知することができる。したがって、納入先情報管理サーバは配送車の現在位置を考慮して、セキュリティ情報の閲覧を許可するか否かを判断することができる。
請求項7記載の発明によれば、携帯端末から無線ネットワークを介して、納入先情報管理サーバに接続すると、物品の納入先の設備の配置を示し、物品の納入先での一連の納入作業を構成する各作業を行う場所に順番が付してある見取図と、納入作業を構成する各作業の内容と、を少なくとも含む納入先情報の一部または全部を閲覧することができることにより、その納入先に精通していない運転者でも、作業手順とその作業を行う場所を一体的に認識することができ、納入作業を効率的に行うことができる。また、納入先情報の変更に対しても、迅速に対応することができる。
請求項8記載の発明によれば、納入先情報管理サーバが携帯端末からセキュリティ情報の取得要求を受けると、GPS端末および/またはGPS付携帯電話等の携帯端末にポーリングし、GPS端末および/または当該GPS付携帯電話等の携帯端末から受信した現在の緯度経度と、対象となる納入先の予め設定されている緯度経度とを照合し、GPS端末を搭載する配送車および/またはGPS付携帯電話等の携帯端末を所持する運転者が当該納入先から一定範囲内に位置すると判断したとき、セキュリティ情報を含む納入先情報の一部または全部の閲覧を許可することにより、納入物品を積載している配送車および/または運転者が当該納入先に到着しているときのみに、当該納入先の施設に入るためのセキュリティ情報を取得することができることにより、当該施設に立会人がいない場合における当該施設のセキュリティを強化し、顧客の信頼感を高めることをができる。また、納入先情報を閲覧することにより、その納入先に精通していない運転者でも、作業手順とその作業を行う場所を一体的に認識することができ、納入作業を効率的に行うことができる。
請求項9記載の発明によれば、納入先情報管理サーバが携帯端末からセキュリティ情報の取得要求を受けると、GPS端末および/またはGPS付携帯電話等の携帯端末にポーリングさせる。ポーリングを受けたGPS端末および/または当該GPS付携帯電話等の携帯端末から受信した緯度経度と、対象となる納入先の予め設定されている緯度経度とを照合させ、GPS端末を搭載する配送車および/またはGPS付携帯電話等の携帯端末を所持する運転者が当該納入先から一定範囲内に位置すると判断したとき、セキュリティ情報を含む納入先情報の一部または全部の閲覧を許可するように動作させることにより、当該施設に立会人がいない場合における当該施設のセキュリティを強化し、顧客の信頼感を高めることができる。また、納入先情報を閲覧することにより、その納入先に精通していない運転者でも、作業手順とその作業を行う場所を一体的に認識することができ、納入作業を効率的に行うことができる。
以下、本発明発明を実施するための最良の形態を添付図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実施形態における納入先情報管理システムの構成を示すブロック図である。当該納入先情報管理システムは、配送業者の事務所に設けられる事務所端末100、ASP(Application Service Provider)等の管理センタに設けられる管理サーバ200、上記配送業者の配送車3に搭載されているGPS端末300、および配送車3の運転者が所持している携帯電話400を備える。
事務所端末100は、一般電話回線網、光ファイバ網、またはCATV網等を利用したインターネット700により、管理サーバ200に接続する。なお、インターネット700を用いる替わりに専用回線を用いてもよい。GPS端末300および運転者の所持する携帯電話400は、携帯電話事業者の提供するパケット通信網500を利用して、図示しないゲートウェイ装置を介して管理サーバ200と接続する。
図2は、管理サーバ200の構成を示すブロック図である。管理サーバ200は、制御部210、入出力部220、および記憶部230を備える。制御部210は、CPU211、ROM212、およびRAM213を含む。CPU211は、ROM212に記憶されている制御プログラムや基本データにしたがって各種の演算を実行することにより、管理サーバ200全体を制御する。RAM213は、CPU211が各種の演算を実行する際に必要なデータ、プログラム等を適宜記憶するワークエリアとして使用される。
入出力部220は、インターネット700または専用回線を介して事務所端末100と通信する。また、図示しないゲートウェイ装置、パケット通信網500、および図示しない無線基地局を介して、GPS端末300および/または携帯電話400と通信する。
記憶部230は、大容量のハードディスク等で構成され、納入先情報データベース231、地図データベース232、作業報告データベース233、位置照合データベース234、ポーリングデータベース235、および運行ルートデータベース236を備える。
納入先情報データベース231は、納入先単位で作成される。図6は、納入先情報データベース231で管理されている、ある納入先の納入先情報の一例を示す図である。図6において、納入先の基本情報として、納入先名、住所、連絡先、店休日、営業時間、コースが登録されている。コースは、複数の納入先を所定のルートで結んだ運行ルートであり、予め定められている。複数のコースの内、上記納入先が属するコースが登録される。
また、当該納入先の属するコースを表すルート地図が登録されている。さらに、納入手順が登録されている。納入手順の基本情報として、納品場所、荷受スペース、駐車位置、鍵の預かり、警備保障、および納入先ごとの特有の注意事項等が登録されている。納入手順の詳細な情報として、シャッターオープンからシャッタークローズまでの具体的な作業手順が登録されている。この作業手順は、納入作業を最大限に効率化して、迅速に作業を完了することができるように順番付けられている。
そして、当該作業手順を場所的に関連付けた店舗や倉庫内外の見取図が登録されている。なお、見取図中の番号は、作業手順に対応している。さらに、納入先店舗等の周辺地図も登録されている。なお、上記見取図および納入先店舗等の周辺地図は、手書きのメモをスキャナ等で読み取り、イメージデータとして登録したものでよい。また、写真を登録したものでもよい。写真にも、画像アプリケーションソフトを利用して各作業を行う場所に作業手順を順序づける表示を合成することができる。このような情報が、納入先情報データベース231に納入先単位で登録管理されている。
地図データベース232は、CD−ROM、またはDVD−ROMから読み込まれたものか、インターネット700の上記地図サーバからダウンロードしたものである。上記コースを表すルート地図を作成する場合、納入先の緯度経度を調査する場合等に使用される。なお、地図データベース232を管理サーバ200内に設けずに、使用する際に上記地図サーバからダウンロードするといった手法を用いてもよい。
作業報告データベース233は、運転者の携帯電話400から納入先への納品作業が完了する度に送信されてくる作業報告データを登録管理するものである。作業報告データは、例えば納入先名、納入した運転者名、作業開始時刻、作業終了時刻、連絡事項等からなる。なお、作業報告データは、作業が終了したことのみを示す簡素なものでもよい。
位置照合データベース234は、納入先の緯度経度を管理しているデータベースである。管理している緯度経度と、GPS端末300および/または携帯電話400から送信されてくる緯度経度と、を照合し、配送車3および/または運転者が納入先に位置しているか否かを判断する。照合は、誤差を考慮して行われる。例えば50m以内であれば、一致と判断する手法を用いるとよい。また、記憶部230には、上記照合を行うための位置照合アプリケーションプログラムも格納されている。
ポーリングデータベース235は、GPS端末300の電話番号等の端末IDと、それが搭載されている配送車3の識別番号、当該配送車の運転者の所持する携帯電話400の電話番号等を関連付けて管理する。管理サーバ200側からGPS端末300または携帯電話400にポーリングする際に使用される。
運行ルートデータベース236は、上記コースの運行ルートを管理しており、各運行ルートに属する納入先の配送(到着)予定時刻も管理する。携帯電話400からセキュリティ情報取得要求があったとき、セキュリティ情報を当該携帯電話400に送信するか否かを判断する際に使用される。
図3は、事務所端末100の構成を示すブロック図である。当該事務所端末100は、制御部110、記憶部120、入出力部130、表示部140、入力部150、印字部160、および画像読取部170を備える。事務所端末100は、一般のパーソナルコンピュータとその周辺機器により構成される。
制御部110は、CPU111、ROM112、およびRAM113を含む。CPU111は、ROM112に記憶されている制御プログラムや基本データにしたがって各種の演算を実行することにより、事務所端末100全体を制御する。RAM113は、CPU111が各種の演算を実行する際に必要なデータ、プログラム等を適宜記憶するワークエリアとして使用される。
記憶部120は、ハードディスク等で構成され、管理サーバ200の記憶部230に構築されているデータベース231〜236のデータをダウンロードする際に使用したり、またはデータベース231〜236の一部を構築してもよい。また、運転者が納入先を検索し、当該納入先の納入先情報を取得するための納入先検索アプリケーションプログラム、並びに過去運行したコースおよび運行予定のコースを運転者ごとに管理する運転者データベースも格納している。なお、この運転者データベースは、管理サーバ200の記憶部230で一括して管理してもよい。入出力部130は、インターネット700または専用回線を介して管理サーバ200と通信するためのインタフェースである。
表示部140は、運転者が納入先を検索し、当該納入先の納入先情報を取得するための画面表示を行う。なお、表示部140は、タッチパネルディスプレイを使用するとよい。運転者は、画面のガイダンスに従い、該当箇所をタッチすることで画面が遷移していき、上記納入先情報を取得することができる。
運転者は、納入先名、運転者名、またはコースをキーに検索する。運転者がコース名を入力すると、当該コースに属する納入先名が表示される。運転者名を入力すると、当該運転者の過去運行したコースおよび運行予定のコースが表示される。そこで、一つのコースを選択すると、当該コースに属する納入先名が表示される。このように、運転者は、正確な納入先名を知らない場合でも、運転者名またはコースを手掛かりに、納入先の情報を取得することができる。
また、事務所の職員は、インターネット700上の管理サーバ200の作業報告データベース233を参照して、表示部140に表示させ、各配送車3の配送状況を確認することができる。これにより、顧客からの問い合わせに対して、迅速に回答することができる。
入力部150は、キーボードやマウスで構成される。上記納入先検索アプリケーションプログラムの管理者は、運転者の加入/脱退、または運転者の予定運行ルートの追加等が生じると、入力部150から上記運転者データベースを更新する。また、上記コースの変更、新たなコースの設定、新たな納入先の納入先情報の作成、または納入先情報の項目の追加変更が生じると、入力部150からインターネット700上の管理サーバ200の納入先情報データベース231、運行ルートデータベース236を更新する。
印字部160は、ページプリンタで構成され、運転者が上記納入先検索アプリケーションを利用して検索した納入先の納入先情報を紙媒体に印字した納入先案内書を出力することができる。
画像読取部170は、イメージスキャナで構成され、納入先の顧客から渡された店舗や倉庫内外の見取図に作業手順が書き込まれたメモ等を読み取り、GIFファイル等のイメージデータとして制御部110に出力する。このイメージデータは、管理サーバ200の納入先情報データベース231に蓄積される。作業手順が書き込まれた店舗や倉庫内外の見取図は、最初にその店舗等に納入した運転者が作成したものを登録してもよい。
また、納入先情報の収集方法として、本出願人が特開2001−319016号公報に開示した事故現場見取図作成システムを利用して作成することもできる。配送業者の職員は、顧客との契約を納入先にて行う場合、上記公報に開示したペン入力携帯端末を利用して、納入先情報を顧客に入力してもらうことができる。
即ち、当該携帯端末上の液晶画面上には、インターネット700を介して管理サーバ200の地図データベース232等から取得した店舗等の周辺地図が表示され、顧客に当該店舗等を入力ペンで選択してもらう。また、上述した納入情報の項目として、納入場所、営業時間、駐車位置、鍵の預かり、警備システムの解除方法、ドアシャッターの開け方、スイッチ位置、荷受スペース、騒音クレームの有無等の要注意事項を入力ペンにて選択または入力してもらう。これらの納入先情報は、上記携帯端末からインターネット700を介して管理サーバ200の納入先情報データベース231に登録される。当該納入先情報の確認や、その他の項目の登録については、配送業者の職員が、事務所端末100から管理サーバ200の納入先情報データベース231にアクセスして行う。
図4は、携帯電話400の構成を示すブロック図である。当該携帯電話400は、制御部410、カメラ420、音声合成部430、GPS受信部440、無線部450、記憶部460、音声入力部470、表示部480、および操作部490を備える。なお図示しないが、電源としてリチウム電池等が搭載されている。
制御部410は、CPU411、ROM412、およびRAM413を含むマイクロコンピュータから構成される。CPU411は、ROM412に記憶されている制御プログラムや基本データにしたがって各種の演算を実行することにより、携帯電話400全体を制御する。RAM413は、CPU411が各種の演算を実行する際に必要なデータ、プログラム等を適宜記憶するワークエリアとして使用される。
カメラ420は、本発明においてオプションであり、カメラ420を搭載しない携帯電話400でもよい。カメラ420は、納入先の店舗や倉庫内外の様子を撮影するために使用する。当該撮影された映像データは、パケット通信網500を介して管理サーバ200に送信され、管理サーバ200の納入先情報データベース231に登録または更新される。
GPS受信部440は、本発明においてオプションであり、GPS受信部440を搭載しない携帯電話400でもよい。GPS受信部440は、複数のGPS衛星600から測位用電波であるGPS信号を受信し、携帯電話400の現在の緯度経度および時刻を取得し、この情報を制御部410に出力する。GPS受信部440により取得した緯度経度は、納入先において運転者がセキュリティ情報を取得する際に、当該運転者が所持する携帯電話400の位置を確認するために使用する。
無線部450は、アンテナを介して図示しない無線基地局と接続する。本発明においては主にパケット通信を使用するが、通常の通話に用いられるTDMA(Time Division Multiple Access)等の通信ももちろん可能である。
記憶部460は、例えば、フラッシュメモリ等のEEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)で構成され、自己の電話番号やメールアドレス、および他人の電話番号やメールアドレスが登録されている電話帳等を記憶する。また、記憶部460は、GPS受信部440がGPS衛星600から受信した緯度経度および時刻の履歴を記憶することもできる。
音声合成部430および音声入力部470は、例えば、事務所の職員と連絡するための通話をする際に使用する。また、音声入力部470は、音声メモを記憶部460に残す場合にも使用する。
表示部480は、携帯電話事業者の提供するインターネット接続サービスを利用して、Webページを閲覧する際に使用する。本発明においては、主に管理サーバ200に登録されている納入先情報を表示するために使用する。操作部490は、テンキー等により構成される。運転者は、必要な場合には、納入先において上記インターネット接続サービスを利用して、管理サーバ200から納入先情報を取得し、作業報告を管理サーバ200に登録する際に、操作部490を操作する。
制御部410は、管理サーバ200から現在位置取得要求を受けると、自己のIPアドレスまたは電話番号、並びにGPS衛星600から受信した現在の緯度経度および時刻を無線部450から返送する。
図5は、GPS端末300の構成を示すブロック図である。上記GPS端末300は、制御部310、GPS受信部320、パケット通信部330、および記憶部340を備える。なお図示しないが、GPS端末300は、上記配送車の車載バッテリから供給を受けるための電源アダプタ、または電池を搭載している。
制御部310は、CPU311、ROM312、およびRAM313を含むマイクロコンピュータから構成される。CPU311は、ROM312に記憶されている制御プログラムや基本データにしたがって各種の演算を実行することにより、GPS端末300全体を制御する。RAM313は、CPU311が各種の演算を実行する際に必要なデータ、プログラム等を適宜記憶するワークエリアとして使用される。
GPS受信部320は、複数のGPS衛星600から測位用電波であるGPS信号を、内蔵しているアンテナにより受信し、自車の現在の緯度経度および時刻を取得し、この情報を制御部310に出力する。パケット通信部330は、内蔵しているアンテナにより、図示しない無線基地局、パケット通信網500、および図示しないゲートウェイ装置を介して管理サーバ200と無線接続する。記憶部340は、例えば、フラッシュメモリ等のEEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)で構成され、GPS端末300を特定する端末IDを格納している。端末IDは、パケット通信網500を提供している事業者から割り当てられる番号等を用いればよい。また、記憶部340は、GPS衛星600から受信した緯度経度および時刻の履歴を記憶することもできる。
制御部310は、管理サーバ200からポーリングされると、自己の端末ID、GPS衛星600から受信した現在の緯度経度および時刻をパケット通信部330から返送する。
次に、本発明の第1の実施形態における納入先情報管理システムの動作について説明する。図7は、当該納入先情報管理システムの第1の動作例を説明するためのフローチャートである。まず前提として、運転者は、事務所において事務所端末100を検索して、表示部120に納入先情報を表示させたり、印字部160から納入先案内書をプリントアウトすることができるが、納入先情報の内、セキュリティ項目は参照不可であり、プリントアウトされないものとする。例えば図6において、(2)のセキュリティ解除のための鍵の場所は表示または印字されない。したがって、初めてその納入先に配送する運転者は、納入先の場所を知ることはできるが、セキュリティの解除方法を事務所で知ることはできない。
図7において、上記運転者は、上記納入先案内書等を手掛かりに納入先に到着すると、所持している携帯電話400の操作部490を操作してインターネット接続サービスを起動し、管理サーバ200にアクセスする。携帯電話400には、予め管理サーバ200のURLをブックマークしておくとよい。管理サーバ200のWebページに接続されると、当該Webページ上から当該納入先の店舗等の鍵位置や警報装置の解除方法等のセキュリティ情報の取得を要求する(ステップS401)。なお、この要求を認める前に社員番号等のIDやパスワードを入力させて、セキュリティを強化してもよい。
管理サーバ200は、携帯電話400から上記セキュリティ情報の取得要求を受信すると、ポーリングデータベース235を参照して、当該携帯電話400の電話番号に対応するGPS端末300の電話番号等の端末IDを取得し、パケット通信網500を介してポーリングする(ステップS201)。
ポーリングを受けたGPS端末300は、GPS受信部320から現在の緯度経度および時刻を取得し、パケット通信網500を介して管理サーバ200に返送する(ステップS301)。管理サーバ200は、位置照合データベース234を参照して、管理している納入先の緯度経度と、送信されてきた緯度経度とを照合し、いずれかの納入先に該当するか否かを判断する。当該判断の結果、該当する納入先がある場合は、その納入先の配送(到着)予定時刻を運行ルートデータベース236を参照して読み出す。そして、当該配送予定時刻と、送信されてきた時刻とを比較して認証するか否かを判断する(ステップS202)。
当該判断の結果、所定時間(例えば15分遅れ)の範囲内であれば(ステップS202/Y)、携帯電話400に要求されたセキュリティ情報を送信する(ステップS203)。所定時間の範囲内でない場合、または送信されてきた緯度経度に対応する納入先がヒットしない場合は(ステップS202/N)、事務所端末100に、セキュリティを認証できないアクセスがあった旨を通知する。
事務所端末100は、当該通知を受けると、表示部140にエラー警告を表示する。事務所の職員は、当該表示を見て、その納入先の配送を担当する運転者の所持する携帯電話400に発呼または電子メールを送信して、当該運転者本人から確認を取ることができる。
なお、上述した管理サーバ200における認証方法として、緯度経度の照合のみで認証するか否かを判断してもよい。また、GPS衛星600から受信した時刻の代わりに、単純に携帯電話400からアクセスされた時刻を用いてもよい。
携帯電話400は、管理サーバ200からセキュリティ情報が送信されてくると、当該セキュリティ情報を表示部480に表示する。また、運転者は、当該納入先のその他の納入先情報を取得したい場合は、続けて上記Webページ上から取得することができる。なお、運転者は、納入先案内書を所持している場合でも、納入先情報の項目に変更があるか否かを確認するために、利用することができる。
運転者は、納入作業を終了すると、上記Webページ上から作業終了確認を登録する(ステップS402)。作業終了確認としては、例えば作業開始時刻、作業終了時刻等を登録する。なお、登録されている納入先情報に変更がある場合、運転者は、上記Webページ上から納入先情報を登録更新する。この際、携帯電話400がカメラ420付きであれば、店舗や倉庫内外を撮影した画像データを登録してもよい。なお、このように納入先情報を更新する場合は、再度、社員番号等のIDやパスワードを入力させて運転者の認証を行うとよい。
管理サーバ200は、携帯電話400から作業終了確認が送信されてくると、作業報告データベース233に登録する(ステップS204)。事務所の職員は、事務所端末100から管理サーバ200の作業報告データベース233にアクセスし、参照することが可能である(ステップS102)。これにより、納入業務の進捗管理および配送車3の動態管理を行うことができ、顧客からの問い合わせにも迅速に対応することができる。
次に、第2の動作例について説明する。図8は、上記納入先情報管理システムの第2の動作例を説明するためのフローチャートである。第2の動作例は、配送車にGPS端末300を搭載せずに、GPS付き携帯電話400を使用する場合である。
第2の動作例は、第1の動作例と比較し、管理サーバ200がポーリングする対象がGPS端末300からGPS付き携帯電話400に変更された点のみが相違する。即ち、管理サーバ200は、GPS付き携帯電話400から上記セキュリティ情報の取得要求を受信すると、当該GPS付き携帯電話400の電話番号でポーリングする(ステップS211)。ポーリングを受けたGPS付き携帯電話400は、GPS受信部440から現在の緯度経度および時刻を取得し、パケット通信網500を介して管理サーバ200に返送する(ステップS412)。なおこの際、GPS付き携帯電話400の操作部490がロックするように制御するとよい。その他の処理は、第1の動作例と同様である。
また簡素な認証方法として、GPS付き携帯電話400からインターネット接続サービスを起動して、管理サーバ200のWebページにアクセスする際に、GPS受信部440から現在の緯度経度および時刻を取得して、一緒に送信してもよい。その場合、ステップS211およびステップS412の処理を省略することができる。
第2の動作例は、第1の動作例と比較し、GPS端末300を必要としないためコストを削減することができる。配送車3が納入先に指定時間内に到着していることの確認まではとることができない。
次に、第3の動作例について説明する。図9は、上記納入先情報管理システムの第3の動作例を説明するためのフローチャートである。第3の動作例は、位置・時刻情報の確認を二重に行う場合である。
第3の動作例は、第1の動作例と比較し、管理サーバ200がポーリングする対象がGPS端末300およびGPS付き携帯電話400の両方である点のみが相違する。即ち、管理サーバ200は、GPS付き携帯電話400から上記セキュリティ情報の取得要求を受信すると、ポーリングデータベース235を参照して、当該GPS付き携帯電話400の電話番号に対応するGPS端末300の電話番号等の端末IDを取得する。そして、当該端末IDと当該電話番号を用いて、GPS端末300およびGPS付き携帯電話400にポーリングする(ステップS221)。
ポーリングを受けたGPS端末300は、GPS受信部320から現在の緯度経度および時刻を取得し、パケット通信網500を介して管理サーバ200に返送する(ステップS321)。ポーリングを受けたGPS付き携帯電話400は、GPS受信部440から現在の緯度経度および時刻を取得し、管理サーバ200に返送する(ステップS422)。
管理サーバ200は、GPS端末300およびGPS付き携帯電話400の両方から取得した緯度経度および時刻に基づき、緯度経度の照合、配送予定時刻との比較を行い、すべての条件を満たしたときのみ(ステップS222/Y)、セキュリティ情報をGPS付き携帯電話400に送信する(ステップS223)。その他の処理は、第1の動作例と同様である。
第2の動作例は、第1の動作例と比較し、配送車3の位置と運転者の所持するGPS付き携帯電話400の位置を確認することができることから、よりセキュリティを高めることができる。
次に、第2の実施形態について説明する。図10は、本発明の第2の実施形態における納入先情報管理システムの構成を示すブロック図である。当該納入先情報管理システムは、配送業者の事務所に設けられる配送業者サーバ800、上記配送業者の配送車3に搭載されているGPS端末300、および配送車3の運転者が所持している携帯電話400を備える。配送業者サーバ800は、第1の実施形態における事務所端末100と管理サーバ200との両方の機能を一体化したサーバである。したがって、第2の実施形態の詳細な説明は、第1の実施形態における事務所端末100および管理サーバ200を、配送業者サーバ800に読み替えたものが、そのまま該当する。
なお、本発明はプログラムをコンピュータに実行させて実現することもできる。当該プログラムは、磁気記録媒体、光記録媒体、光磁気記録媒体、若しくは半導体IC記録媒体に記録されて提供される。または、プログラムサーバからネットワークを介して、FTP(File Transfer Protocol)、HTTP(hypertext transfer protocol)等のプロトコルによりダウンロードされて提供される。
なお、上述した実施形態は、本発明の好適な実施形態の一例を示したものであり、本発明はそれに限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施が可能である。
例えば、携帯電話400の替わりにPHS(Personal Handy-phone System)を用いてもよい。その場合、管理サーバ200への通信は、パケット通信網500ではなくPHS通信網を利用する。また、パケット通信網やPHS通信網に接続可能なPDA(Personal Digital Assistant)を用いてもよい。その場合、表示部が大きくなることから、納入先の店舗等から納入先情報を閲覧することに適している。
100 事務所端末
200 管理サーバ(納入先情報管理サーバ)
300 GPS端末
400 携帯電話(携帯端末)
500 パケット通信網(無線ネットワーク)
600 GPS衛星
700 インターネット
800 配送業者サーバ(納入先情報管理サーバ)
200 管理サーバ(納入先情報管理サーバ)
300 GPS端末
400 携帯電話(携帯端末)
500 パケット通信網(無線ネットワーク)
600 GPS衛星
700 インターネット
800 配送業者サーバ(納入先情報管理サーバ)
Claims (9)
- 物品の納入先の設備の配置を示し、前記物品の納入先での一連の納入作業を構成する各作業を行う場所に順番が付してある見取図と、前記納入作業を構成する各作業の内容と、を少なくとも含む納入先情報を管理する納入先情報管理サーバであって、
前記物品を納入先に配送する配送車の運転者の所持する携帯端末から、無線ネットワークを介して前記運転者が担当する納入先の前記納入先情報の一部または全部の取得要求を受信すると、該要求された納入先情報を前記携帯端末に送信することを特徴とする納入先情報管理サーバ。 - 前記納入先情報には、鍵の開錠方法、警備システムの解除方法等のセキュリティ情報が含まれており、
前記携帯端末から前記セキュリティ情報の取得要求があったとき、前記携帯端末を所持している運転者の配送車に搭載されたGPS端末にポーリングし、
前記GPS端末がGPS衛星から受信した現在の緯度経度を前記無線ネットワークを介して受信し、該受信した緯度経度と、予め設定されている前記納入先の緯度経度と、を照合し、前記GPS端末を搭載する配送車が前記納入先から一定範囲内に位置すると判断したとき、前記セキュリティ情報を含む前記納入先情報の一部または全部を前記携帯端末に送信する、
ことを特徴とする請求項1記載の納入先情報管理サーバ。 - 前記GPS端末が前記GPS衛星から前記緯度経度を受信した時刻を前記無線ネットワークを介してさらに受信し、該受信した時刻と、予め設定されている前記納入先への配送予定時刻と、を比較し、前記GPS端末から受信した時刻が前記配送予定時刻から一定時間内に収まり、かつ前記配送車が前記納入先から一定範囲内に位置すると判断したとき、前記セキュリティ情報を含む前記納入先情報を前記携帯端末に送信する、
ことを特徴とする請求項2記載の納入先情報管理サーバ。 - 前記納入先情報には、鍵の開錠方法、警備システムの解除方法等のセキュリティ情報が含まれており、
GPS衛星から測位波を受信するGPS受信部を備える前記携帯端末から前記セキュリティ情報の取得要求があったとき、前記携帯端末にポーリングし、
前記携帯端末がGPS衛星から受信した現在の緯度経度を前記無線ネットワークを介して受信し、該受信した緯度経度と、予め設定されている前記納入先の緯度経度と、を照合し、前記携帯端末を所持する運転者が前記納入先から一定範囲内に位置すると判断したとき、前記セキュリティ情報を含む前記納入先情報の一部または全部を前記携帯端末に送信する、
ことを特徴とする請求項1記載の納入先情報管理サーバ。 - 前記携帯端末が前記GPS衛星から前記緯度経度を受信した時刻を前記無線ネットワークを介してさらに受信し、該受信した時刻と、予め設定されている前記納入先への配送予定時刻と、を比較し、前記携帯端末から受信した時刻が前記配送予定時刻から一定時間内に収まり、かつ前記運転者が前記納入先から一定範囲内に位置すると判断したとき、前記セキュリティ情報を含む前記納入先情報を前記携帯端末に送信する、
ことを特徴とする請求項4記載の納入先情報管理サーバ。 - 物品を納入先へ配送する配送車に搭載されるGPS端末であって、
前記物品の納入先の設備の配置を示し、前記物品の納入先での一連の納入作業を構成する各作業を行う場所に順番が付してある見取図と、前記納入作業を構成する各作業の内容と、鍵の開錠方法、警備システムの解除方法等のセキュリティ情報と、を少なくとも含む納入先情報を管理する納入先情報管理サーバからポーリングを受けると、
GPS衛星から現在の緯度経度を取得し、前記納入先情報管理サーバに無線ネットワークを介して送信する、
ことを特徴とするGPS端末。 - 物品の納入先の設備の配置を示し、前記物品の納入先での一連の納入作業を構成する各作業を行う場所に順番が付してある見取図と、前記納入作業を構成する各作業の内容と、を少なくとも含む納入先情報を管理する納入先情報管理サーバと、
前記物品を前記納入先に配送する配送車の運転者の所持する携帯端末と、を有する納入先情報管理システムであって、
前記携帯端末は、無線ネットワークを介して前記管理サーバに接続し、前記運転者が担当する納入先の前記納入先情報の一部または全部を受信して表示することを特徴とする納入先情報管理システム。 - 物品の納入先の設備の配置を示し、前記物品の納入先での一連の納入作業を構成する各作業を行う場所に順番が付してある見取図と、前記納入作業を構成する各作業の内容と、鍵の開錠方法、警備システムの解除方法等のセキュリティ情報と、を少なくとも含む納入先情報を管理するを納入先情報管理サーバから、前記物品を前記納入先に配送する配送車の運転者の所持する携帯端末に前記運転者の担当する納入先の前記納入先情報の一部または全部を送信する納入先情報管理方法であって、
前記携帯端末から前記セキュリティ情報の取得要求があったとき、前記配送車に搭載されるGPS端末および/またはGPS受信部を搭載する前記携帯端末にポーリングし、
前記ポーリングを受けたGPS端末および/またはGPS受信部を搭載する前記携帯端末が、GPS衛星から受信した現在の緯度経度を、前記納入先情報管理サーバに無線ネットワークを介して送信し、
前記納入先情報管理サーバが、前記GPS端末および/またはGPS受信部を搭載する前記携帯端末から受信した緯度経度と、予め設定されている前記納入先の緯度経度と、を照合し、前記GPS端末を搭載する配送車および/または前記携帯端末を所持する運転者が前記納入先から一定範囲内に位置すると判断したとき、前記セキュリティ情報を含む前記納入先情報の一部または全部を前記携帯端末に送信する、
ことを特徴とする納入先情報管理方法。 - 物品の納入先の設備の配置を示し、前記物品の納入先での一連の納入作業を構成する各作業を行う場所に順番が付してある見取図と、前記納入作業を構成する各作業の内容と、鍵の開錠方法、警備システムの解除方法等のセキュリティ情報と、を少なくとも含む納入先情報を管理する納入先情報管理サーバから、前記物品を前記納入先に配送する配送車の運転者の所持する携帯端末に前記運転者の担当する納入先の前記納入先情報の一部または全部を送信する納入先情報管理プログラムであって、
前記携帯端末から前記セキュリティ情報の取得要求があったとき、前記配送車に搭載されるGPS端末および/またはGPS受信部を搭載する前記携帯端末にポーリングするポーリング処理と、
前記ポーリング処理によりポーリングを受けたGPS端末および/またはGPS受信部を搭載する前記携帯端末が、GPS衛星から受信した現在の緯度経度を、前記納入先情報管理サーバに無線ネットワークを介して送信する位置情報送信処理と、
前記納入先情報管理サーバが、前記位置情報送信処理により送信されてきた緯度経度と、予め設定されている前記納入先の緯度経度と、を照合する位置照合処理と、
前記位置照合処理の結果、前記GPS端末を搭載する配送車および/または前記携帯端末を所持する運転者が前記納入先から一定範囲内に位置すると判断したとき、前記セキュリティ情報を含む前記納入先情報の一部または全部を前記携帯端末に送信する納入先情報送信処理と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする納入先情報管理プログラム。
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