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JP2005055031A - 冷凍冷蔵庫,冷蔵庫の食品保存方法 - Google Patents

冷凍冷蔵庫,冷蔵庫の食品保存方法 Download PDF

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JP2005055031A
JP2005055031A JP2003284973A JP2003284973A JP2005055031A JP 2005055031 A JP2005055031 A JP 2005055031A JP 2003284973 A JP2003284973 A JP 2003284973A JP 2003284973 A JP2003284973 A JP 2003284973A JP 2005055031 A JP2005055031 A JP 2005055031A
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奈穂 美寿見
Toshie Hiraoka
利枝 平岡
Hiroshige Konishi
広繁 小西
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Mitsubishi Electric Corp
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    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2317/00Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass
    • F25D2317/04Treating air flowing to refrigeration compartments
    • F25D2317/043Treating air flowing to refrigeration compartments by creating a vacuum in a storage compartment

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  • Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)
  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Abstract

【課題】 食品の保存期間を凍結させずに3週間以上確保することで、解凍の手間を省き、食品の凍結による劣化を防ぐ保存を提供する。
【解決手段】 一つまたは複数の温度帯を有し食品を冷却貯蔵し扉開閉により食品の出し入れ自在な貯蔵室と、貯蔵室を仕切り、又は、貯蔵室に収納され、密閉可能な内部空間を形成するとともに、この内部空間から脱気する可変部分を有する密閉空間保持手段と、内部空間を0℃程度以下の温度に冷却し内部空間に収納する食品を冷却又は冷凍する冷却手段と、を備え、内部空間が脱気され0℃程度以下の温度の状態で食品を保存するものであるので、電気代が余りかからずに食品の質を保ち長期保存することが出来る。高真空度空間を形成することで、酸化による変色・腐敗を防止し、この保存によりエネルギーを使わないで長期保存が可能になる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、冷蔵庫内に密閉された空間を設け、この空間を0℃程度以下の温度で食品を保存する長期保存に関する技術のものである。
従来の冷蔵庫の構造は、冷蔵庫本体の外箱と内箱の間に断熱材を設けたり発泡充填して形成される庫内を複数の貯蔵室に仕切り、冷蔵庫本体の最上部に開閉ドアを備えて配置され内部の一部を氷温室とする冷蔵室を、この冷蔵室の下方に引き出しドアを備えた貯氷室と、ソフトフリージングする新温度帯冷凍室を並列に設け、最下部に冷凍室を設け、この冷凍室と並列に設けた貯氷室と冷凍室の間に野菜室を設けた構成になっており、各貯蔵室の温度帯毎に区分けして食品を収納し保存期間をそれぞれ分けて保存していた。
このような冷蔵庫の風路構成では、熱交換器である冷却器で冷却された冷気はファンによって冷蔵庫本体内を循環するが、その冷却された冷気は例えばソフトフリージングを行う新温度帯冷凍室に送風される。またその残りの冷気は別の風路を通り冷凍室にも吹き出され冷凍室を冷却し、次に冷蔵室へと送風され冷蔵室を冷却し、次に野菜室へと送風され野菜室を冷却したのち、冷却室に戻される。また、新温度帯冷凍室用風路にて新温度帯冷凍室の設定温度によりダンパを開閉し冷気の流量を制御している。ダンパは風路内に設けられ、新温度帯冷凍室への吹き出し冷気量が調節でき、貯蔵室内の分布をよくしていた。各貯蔵室の温度帯は例えば、冷凍室が−18℃〜−20℃、冷蔵室は3℃〜5℃、氷温室(チルド室またはパーシャル室)は0℃〜−3℃、新温度帯冷凍室は−5℃〜−15℃、野菜室は3℃〜7℃に設定されており、主に食品の保存期間と種類を考慮して温度帯が決められている。特に氷温室は冷蔵室や野菜室に比べ保存期間が長く約1週間程度、冷凍室においては食品を凍結させることにより約1ヶ月程度の長期保存が可能となる。
しかしながら、近年、二人世帯以下の増加や少子化傾向に伴う女性の就業割合が増加してきており、週末のまとめ買いの割合も増えてきている。このような場合、例えば肉や魚を1週間分購入することが十分考えられるが急な予定変更や使う量の変更等により使い切る予定であった肉や魚が1週間では使い切れない場合が往々にして出てくる。このような時、氷温室の1週間保存では十分でなく、安全を考慮して冷凍室へ食品を収納することが多くなる。
一方、冷凍室では食品を凍結させることで前記氷温室よりも十分長い保存期間を有することができるが、−18℃以下まで温度を下げることにより食品の水分を凍結させてしまうため、食品の表面を傷つけてしまったり味が落ちてしまったりする場合もある。さらに、食品を完全に凍結させるため、調理時に解凍をすることが必要となる。この場合自然解凍もしくは電子レンジ等により解凍を行うことが多いが、自然解凍の場合1時間以上の時間が必要な場合も多く、電子レンジによる解凍においては時間は早いものの食品表面から徐々に解凍していくため、食品の中央が解凍するころには表面に熱が加わりすぎて失敗しやすい。また、このように解凍する場合、食品を凍結させる前に使う分を小分けしておかないと凍結させてからでは硬くて小分けできないためすべてを解凍する必要がある。このように使わない分を一旦解凍して再度凍結させるような手順を繰り返すことにより、食品の鮮度が劣化するのはもちろんのこと家事労働の軽減に関しては相反することになってしまう。このような問題から新温度帯冷凍室が提案され,食品を凍結させることで前記氷温室よりも十分長い保存期間を有することができ、−18℃まで温度を下げることもないので解凍不要という食品を柔らかく凍結する構造が採用されている。(特許文献1参照)
又食品の調理用等の保管には,真空保存密閉容器が提案されており、容器本体内に加熱調理食品を入れ、フタをかぶせて電子レンジにて1〜2分間加熱すると、食品は加熱調理されて殺菌されると同時に食品の水分から水蒸気が発生し、また容器内の空気は熱せられて膨張し、フタと容器本体の間及び蓋に設けた逆止弁から容器外へ排出され脱気される。その後フタに2〜3回押圧を加えると逆止弁からさらに気体が排出され、容器内が減圧され、押圧を止めると、逆止弁が閉塞し、容器は密閉される。これを冷却すると容器内の水蒸気は凝縮、復水し、容器内の空気濃度は希薄となる。したがって、密閉により容器内の細菌の増殖防止、食品の乾燥防止、香りの維持、また、脱気により食品の酸化防止などの効果を得ていた。(特許文献2、特許文献3参照)更に空気中の酸素、窒素などを分離する膜を通して空気中の酸素などを多く供給する技術が知られている。(特許文献4参照)
特許第3066010号(図21、図23、0039欄他) 特許第3001195号(図1、0016欄他) 特開平1−98466号(第1図他) 特開平2−136631号(第3図他)
従来の冷蔵庫は、以上のように構成されているため、氷温室のように1週間の保存期間では社会環境の変化から足りなくなってきているという問題があった。また、冷凍室での食品保存の場合、食品を完全に凍結させてしまうため、食品の表面を傷めてしまうという問題があった。
さらに、食品を完全に凍結させてしまうことにより調理時に解凍することが必要となり、解凍時に失敗したり手間がかかったりという問題があった。また、食品を一度に凍結してしまっては少量使う場合にすべてを解凍する必要があり、使わない分においては再度凍結させ鮮度を劣化させてしまうといった問題があった。
また、新温度冷凍室等で生物を食品保存する場合、最大氷結晶生成帯(−1℃〜−5℃)を通過するのに時間を要するので、大きな氷結晶を生成してしまい、組織を破壊してしまい、鮮度を劣化させてしまうという問題があった。ソフトフリージングや冷凍の状態である程度長い期間保存する場合は温度を低く保つため余計なエネルギーを使うと言う問題があった。
しかしながら、一方で密閉容器に空気を希薄にして容器内に食品を保存しようとしても、容器密閉、脱気される段階に細菌が混入してしまった場合に、そのまま容器を室内に常温に放置して冷却することは、細菌が増殖するのに最も適した温度と湿度の環境を満たしてしまい、逆に食品の劣化を促進させてしまう危険性があリ、真空密閉状態といえども保持する際に、室温に放置冷却することだけでは細菌の増殖しやすい環境を提供してしまうという問題点があった。また密閉容器に空気を希薄にして冷蔵したとしても細菌や黴のため食品保存期間が限られるという問題があった。
この発明は前記のような問題点を解決するためになされたもので、氷温室よりも食品保存期間が長く、冷凍室よりも食品劣化が少なく手間がかからず、新温度冷凍室よりも食品劣化が少なく保存でき、細菌の増殖を抑えることができるような冷凍冷蔵庫もしくは冷蔵庫の食品保存方法を提供することを目的としている。また本発明は、構造が簡単で使い勝手が良く、かつ、調理に無駄な時間を使わないような食品保存状態が得られる冷凍冷蔵庫もしくは冷蔵庫の食品保存方法を提供することを目的とする。更に本発明は使用目的に合った期間保存してもエネルギーが少なくてすむ冷凍冷蔵庫もしくは冷蔵庫の食品保存方法を提供することを目的とする。
本発明の冷凍冷蔵庫は、一つまたは複数の温度帯を有し食品を冷却貯蔵し扉開閉により前記食品の出し入れ自在な貯蔵室と、貯蔵室を仕切り、又は、貯蔵室に収納され、密閉可能な内部空間を形成するとともに、この内部空間から脱気する可変部分を有する密閉空間保持手段と、内部空間を0℃程度以下の温度に冷却し内部空間に収納する食品を冷却又は冷凍する冷却手段と、を備え、内部空間が脱気され0℃程度以下の温度の状態で食品を保存するものである。
又、本発明の冷蔵庫の食品保存方法は、密閉可能な空間を形成するとともに可変部分にて脱気を行う空間保持手段の内部に食品を収納するステップと、密閉可能な内部空間に食品を貯蔵する貯蔵室は0℃から−1℃の範囲の温度を含むチルド温度帯、または最大氷結晶生成温度帯以下で−5℃から−15℃の温度範囲のソフトフリージングの温度帯、または−18℃以下の冷凍温度体のいずれかに設定するステップと、を備え、前記空間保持手段の内部を常圧より真空度を高くして前記食品を保存するものである。
本発明は、小人数、買い置き等の変化する生活スタイルに対応でき、食品を良好な状態で十分な長期間保存が可能な省エネ装置及び食品保存方法を提供するものである。また食品の長期間保存が省エネルギーにて可能で、信頼性が高く、使い勝手が良い冷凍冷蔵庫、食品保存方法を提供するものである。
実施の形態1.
以下、本発明に係わる冷蔵庫の実施例を図を参照して説明する。図1は本発明に係わる冷蔵庫の構造を示す正面図で、冷蔵庫本体1の最上部に開閉ドアを備えて配置され3℃〜5℃程度の温度帯に設定される冷蔵室100、冷蔵室100の下方に配置され、温度を約9℃から約−20℃に切替可能で引き出しドアを備えた切替室300、切替室300と並列に設け、引き出しドアを備えた冷凍温度帯である貯氷室200、切替室300と貯氷室200の下方に配置され、引き出しドアを備えて配置され3℃〜7℃に設定される野菜室400、最下部に配置され引き出しドアを備え−18℃〜−20℃程度の温度帯に設定される冷凍室500で構成される。また冷蔵室100の内部にはケースとフタからなる冷蔵室の温度帯とは異なる例えば−6乃至−10℃温度帯が可能なスライド室600が配置されている。また、切替室300内には、容器内の空気を希薄状態に保つことのできる、真空密閉保存容器700が配置されている。また、冷蔵室扉101上に設置された操作パネル800で、冷蔵庫1の各室の温度や状態の設定を操作し、その様子、例えばどの部屋が何℃になっているか、どの部屋で急速冷却が行われているかなどを表示することができる。また特定の貯蔵室に、密閉可能な内部空間を形成されておりその空間が自動的に脱気されたり、あるいは酸素を希薄にする装置が動作されると、その動作が行われたことをも表示することが出来、この特定の貯蔵室へ収納した食品が長期間保存できることが分かる。又脱気や酸素希薄からどれくらい時間が経過したかを液晶画面に簡単に図のようなもので表示しても良い。例えば対象となる貯蔵室の設定された温度との関係で2週間や1ヶ月で満了する円グラフ表示などである。この表示は密閉空間が開放されたり、設定温度が変えられた場合はリセットされたり必要な表示変更が行われる。
図2は本発明の風路の構成の一例を示す図で、図において冷気を送り出すファンモータ2、熱交換器である冷却器3が外箱と内箱の間の断熱材部分以外に設けられた送風路である通風回路内に設けられている。冷却器3によって冷却された冷気はファン2によって冷蔵庫本体1内の食品を貯蔵する内箱で形成される各貯蔵室に循環される。また、冷凍室送風路4を通り、冷凍室500に送風される。各室に冷気を送り出す風路5内には開閉により冷気の流量を調節するダンパ、冷蔵室100には冷蔵ダンパ6a、貯氷室200には貯氷ダンパ6b、切替室300には切替ダンパ6c、冷凍室500には冷凍ダンパ6dがそれぞれ設けらている。各ダンパは冷気の吹出し量を調節することにより、それぞれの貯蔵室に設定された温度となるように各室へ吹出すが、各室の吹出口は室内の背部、上部、側部など室内の温度分布を考慮した配置がなされており、室内の温度を精度よく制御することができる。例えば、切替室300の設定温度を0℃に設定した場合に実際の温度が−0.5℃であった時はダンパ6cを閉じて冷気を遮断し、その後温度が上昇し実際の温度が0.5℃になった時、ダンパ6cを開き冷気を流入させる。この繰り返しにより切替室を安定した温度に制御する。但し実際の各室の温度は、この精度を荒くしたり、オーバーシュート効果等もあり設定温度に対し2乃至5℃の範囲内で変化することもある。なお冷凍室は−30℃以下の深温冷凍室やそれ以下の超低温に設定可能であっても良い。
切換え室に供給された冷気は室内の温度を維持した後で切換え室に設けられた冷気戻し口から直接蒸発器である熱交換器に冷気を戻している。これにより切換え室に高温の食品が収納されても直接熱交換器に冷気が戻るため他の貯蔵室、例えば冷凍室に収納された冷凍食品などへ影響を与えないで冷気を冷却することが出来る。冷蔵庫の冷却はヒートポンプ式冷媒装置で行われており、冷蔵庫本体下部の機械室に設けられた圧縮機から吐出された高温高圧の冷媒が冷蔵庫本体底面や側面に配置された放熱パイプなどからなる凝縮器で放熱し、キャピラリーチューブのような膨張装置で圧力を低下させ、低温低圧となった冷媒を断熱壁の内部に1または複数設けられた冷却器3の蒸発器で蒸発させて冷蔵庫庫内を循環する空気から熱を奪い冷気を生成し、この冷気で食品を冷却している。
図3は生物である食品の表面色の変化の度合い(メト化)と反応速度と保存温度の関係を示す図である。縦軸はメト化の反応速度で横軸は食品保存温度を示している。横軸の下には、食品の保存期間と食品の解凍の手間を示している。メト化の反応速度は、食品の水分が凍り始める温度である−1℃〜−5℃の最大氷結晶生成帯にて最大になり、この温度帯では食品の物性変化が起き易く不安定な状態となり、表面色が悪くなり、食品の細胞が痛んでしまい味が落ちる。また、冷凍温度帯での保存はメト化の進行は抑えることができ、保存期間を1ヶ月以上確保できるが、確実に最大氷結晶生成帯を通過するので細胞は傷つけられるし、その保存食品を使うには1時間以上の解凍の手間を伴う。また、新温度帯での保存は解凍の手間は省けるものの冷凍温度帯同様細胞の破壊が起きる温度帯を通過しなくてはならない。また、0℃付近の氷温保存では、最大氷結晶生成帯を通過しないので細胞の破壊は阻止できるが、冷凍温度帯に比べ、メト化の進行が早いので、保存期間は約1週間程度と近年の生活スタイルから考えると十分なものではない。
たとえ冷蔵庫の冷蔵温度で保存したり、0℃程度以下あるいは冷凍温度にて保存したとしても食品に付着する細菌は冷蔵や氷温貯蔵などでは温度によりその増殖が盛んになるしソフトフリージング温度帯でも菌は存在する。又好気性の細菌も存在する。更に加熱調理した食品を冷蔵室に保存していても黴の発生が起こるし、肉類マリネのような調理食品は細胞中の気体成分が脱気などが起こる。一方未凍結で短期間保存させる場合、あるいは凍結で長期間保存させようとしても、油揚げなどの油脂含有量の多い食品や不飽和脂肪酸含有量の多いいわし、さば、秋刀魚などの魚は油脂分や脂肪酸エイコサペンタエンサン、ドコサヘキサエンサンの酸化、減少を抑えきれない。
図4は本発明の密閉空間保持手段の一例である真空密閉保存容器の詳細断面図である。軟樹脂製の容器本体701とフタ702は、容器のフタ702がパッキン703などで容器本体に密閉して取りつけられており,容器全体はしなりのある軟樹脂製で特にフタ702は変形しやすい構造になっている。なおポリカーボネイトのような硬い樹脂の場合強靭で耐熱性があり透明で光沢もあり意匠性にも優れているが、環境ホルモンであるビスフェノールAが流出する恐れがあり又しなりが無く押圧による脱気が出来ない。本発明のようにポリサルファンのようなしなりのある軟樹脂製品は押し圧により内部空間からの脱気を可能にする。しかも強靭性や耐熱性、意匠性は同様にあり、環境ホルモンの危険性がない。フタ702の周囲に前記容器本体との密閉度を保つ為のパッキン703、上部には容器内の気体を外部に吐き出すときの通気孔704、内部から外部へは気体を流出するが外部からの気体の流入は阻止する逆止弁705が設けられている。本真空密閉保存容器700は、容器本体701にフタ702を被せ、フタをその上部から押圧を加えると、容器全体、特にフタが変形縮小し,容器内の気体が通気孔704を通過して排出され容器内が減圧され、押圧を止めると逆止弁705は通気孔を閉塞し、パッキン703が容器本体に密着することにより密閉される。
さらに図1に示すように切換え室300一杯に前記容器700を台入れ可能にして、この容器に食品を収納し密閉後、0℃以下の温度に設定した切替室300に設置し、冷却をすることにより、容器内の気体は凝縮される。容器内の体積はフタのひずみにより微小ながら縮小するがほぼ一定とみなせる範囲であるから、容器内は冷却前の押圧による減圧よりもさらに一層減圧され、空気濃度は希薄になる。その組成の中で特に酸素が希薄になることは容器内に食品の酸化による腐敗を抑える効果がある。また、冷却による減圧により、容器本体とパッキンの密着力はさらに強化され、長期間リークすることがなくなる。
実際に容器に入れる食品は調理直後であれば80℃〜90℃に加熱されているので、その食品を容器に入れフタを押圧により密閉すると、食品内の水分は水蒸気となり通気孔を通過し容器外部に排出され、容器内の気体も食品の熱により膨張し外部に排出され減圧される。また、調理直後の加熱状態であれば、熱により食品は加熱殺菌された状態で密閉容器の通気孔から蒸気が噴出し真空密閉されるので無菌又は菌の少ない状態での保存が可能になる。さらにこの高温状態の食品を収納しフタが密着して密閉され脱気された容器を、冷蔵庫で冷却することにより、減圧されるので、容器に入れる食品温度と、冷蔵庫で冷却したあとに保存する温度差が大きいほどその減圧は大きくなる。
例えば、食品温度により冷却前の容器内温度がx℃で切替室温度がy℃であれば、容器体積の微小変化やリークなどを無視すればその容器内の気圧P1は減圧前の気圧P2と比較すればボイルシャルルの法則が適用できる。但しこの法則は理想気体であり乾燥した空気を対象とする。この場合圧力と温度の関係はP2={(273+y)/(273+x)}P1とのようになり、容器内は減圧されるのでその温度差(xとyの差)が大きいほど減圧されることは明らかで、室温から0℃以下の温度への減圧も大きくなる。一方、加熱調理された食品の場合、食品内の水分は水蒸気となり通気孔を通過し容器外部に排出され、容器内の気体も食品の熱により膨張し外部に排出され減圧されるだけでなく、容器内の気体は飽和水蒸気であり、即ち湿度100%の状態である。この状態における温度と圧力の関係を図5に示す。図5の横軸は減圧開始時温度で、調理され高温の料理を冷蔵庫に入れるときの容器内の温度である。また、図5の縦軸は−8℃到達時の全圧で、例えば、調理直後の加熱状態80℃で密閉容器を−8℃のソフトフリージング温度で減圧したとすると0.54atmまで減圧されることを示している。但し室温状態の食品を容器に入れてから−8℃のソフトフリージング温度で減圧したとしても2〜3atm減圧されるに過ぎず真空度を上げるということにはならない。しかしながら室温状態の容器内の気体は理想状態と飽和水蒸気状態の中間であり、室温から0℃以下の温度への減圧も真空度を上げるには有効といえる。即ちどのような湿度の状態でも到達温度yが同じなら、冷却前温度x(y+温度差)が大きいほど減圧は大きくなる。但し、加熱食品を脱気することで容器内部の気体が温度以上に減圧され、且つ、酸素を減少させる効果は大きい。以上は−8℃のソフトフリージング室に容器を収納する例を示したが、冷凍温度室に容器を収納して冷却させたり、あるいはチルド帯温度である0〜1℃を含む0℃以下の温度で急速冷却させてもよく、更に、急速冷却の後の保存温度としてもソフトフリージング温度帯だけでなく、3℃以下の温度帯、0〜1℃を含むチルド温度帯、−5℃〜15℃のソフトフリージング温度帯、−18℃以下の冷凍温度帯、−30℃以下の深温冷凍温度帯、−60℃以下の半年以上の長期保存用冷凍温度帯等でも良い。
容器を密閉するときに細菌が容器内に混入したとすると、保存する温度が20℃前後の室温であると細菌の繁殖に適した温度であり、また密閉されていることもあり非常に危険であるし、単に冷蔵しただけでは細菌の繁殖は避けられない。冷蔵庫の温度帯特に氷温などの0℃付近まで急激に冷却してしまえば、菌の繁殖しやすい温度帯を素早く通過し、その保存温度では細菌の活動も活発で無くなり、急激に冷却することは細菌の増殖を防ぐ効果もある。加熱された食品であろうと、室温状態の食品であろうと、温度を下げるということは細菌の反応を押さえ食品の酸化や食品の内的要因である酵素の反応を押さえることに効果がある。特に密閉空間の内部と冷却する庫室の温度差が大きい時は、減圧量が大で脱気も多く酸素をより希薄にして酸化を押さえる効果が大きくなる。なお、たんぱく質は酵素により分解されアミノ酸などになる。この酵素の反応を押さえることにより食品の変質を押さえることが出来る。
密閉可能な内部空間に食品を貯蔵する前記貯蔵室は0℃から−1℃の範囲の温度を含むチルド温度帯の庫室に単に食品を保存する場合は一般に1週間程度の保存期間といわれている。これに対し、食品を貯蔵する庫室を仕切り、又は、この貯蔵室に収納され、密閉可能な内部空間を形成するとともに、この内部空間から脱気する可変部分を有する密閉空間保持手段を設け、内部空間から押圧などで脱気した場合、内部空間の気体が減圧され、更に酸素が希薄となって、温度が低いこともあいまって、細菌の反応を押さえ腐食を防ぎ、食品の酸化による劣化の防止、酵素の反応を押さえ食品の変質を押さえ不味くならない様に出来るので2乃至3週間という保存期間が可能になる。言いかえると、脱気され減圧された内部空間に食品を保存することによりチルド温度帯の冷却を行うだけで、ソフトフリージング温度帯の保存期間が得られ、少ないエネルギー使用量で期間の長い保存が可能な冷蔵庫が得られることになる。また、最大氷結晶生成温度帯以下で−5℃から−15℃の温度を含む凍結率の高すぎないソフトフリージングの温度帯の庫室に単に食品を保存する場合は一般に2〜3週間程度の保存期間といわれている。これに対し、食品を貯蔵する庫室を仕切り、又は、この貯蔵室に収納され、密閉可能な内部空間を形成するとともに、この内部空間から脱気する可変部分を有する密閉空間保持手段を設け、内部空間から押圧などで脱気した場合、内部空間の気体が減圧され、更に酸素が希薄となって、温度がより低いこともあいまって、細菌の反応、酸化、酵素の反応を押さえられるので略1ヶ月という保存期間が可能になる。言いかえると、脱気され減圧された内部空間に食品を保存することによりソフトフリージング温度帯の冷却を行うだけで、食品が略凍結される冷凍温度帯の保存期間が得られ、少ないエネルギー使用量で期間の長い保存が可能な冷蔵庫が得られることになる。
また−18℃から−30℃の温度を含む冷凍温度帯の略95%程度という凍結率を有する庫室に単に食品を保存する場合は一般に略1ヶ月程度の保存期間といわれている。これに対し、食品を貯蔵する庫室を仕切り、又は、この貯蔵室に収納され、密閉可能な内部空間を形成するとともに、この内部空間から脱気する可変部分を有する密閉空間保持手段を設け、内部空間から押圧などで脱気した場合、内部空間の気体が減圧され、更に酸素が希薄となって、温度がより低いこともあいまって、細菌の反応、酸化、酵素の反応を押さえられるので3ヶ月とか6ヶ月の保存期間とか言われる−30℃以下の深温冷凍温度帯、−60℃以下の半年以上の長期保存用冷凍温度帯の略100%である凍結率の庫室に食品を収納するのと同じような保存期間が得られる。即ち−18℃程度の冷却性能で、非常にエネルギーが必要な深温冷凍温度帯よりも低い温度の保存期間が可能になり、消費する電気代が少なくなるばかりでなく、このような装置が家庭用の冷蔵庫、業務用の冷凍庫や冷蔵倉庫などに多く使用されることにより社会に必要な発電所の必要な発電量を押さえることが可能となり環境保護の観点からも非常に効果的な対策が得られる。
図6に密閉中の減圧と酸化の関係をあらわす説明図を示す。図6は各種圧力の状態で真空パックに保存した状態の特性を示し、横軸は保存日数、縦軸は酸化指標を示し、この特性から圧力が常圧もしくはそれに近い状態では酸化の程度を示す酸化指標であるTBA値は1桁に近い劣化を示しているが、0.15気圧と低い圧力まで下げるとその半分以下ぐらいに留められる。次に具体的な食品で説明すると、油脂含有量の多い秋刀魚などの魚を3℃の冷蔵室で保存する場合、0.5気圧保存は常圧保存に比べ1日後では酸化を1/3に抑制し、3日後では2/3に抑制している。油揚げの場合は4℃の冷蔵室で2週間保存させたところ、密封脱気包装はポリエチレン袋包装に対し酸化を1/2に抑制できた。酸化のみならず生理活性のある脂肪酸エイコサペンタエンサン(EPA)、ドコサヘキサエンサン(DHA)の酸化や減少も減圧により抑制できる。鰯や秋刀魚などでは3℃の冷蔵室で6日後、0.5気圧保存は常圧保存に対してEPAの減少を1/4、DHAの減少を2/5に抑制できる。同様に鰯や秋刀魚などでは3℃の冷蔵室で6日後、0.5気圧保存は常圧保存に対して赤色の減少を3/5に抑制できるだけでなく、外観なども変化を示すことがない。即ち冷蔵保存でも比較的短い時間の保存に対し減圧保存させれば、食品の質の劣化対策になり、急速冷却時の冷却温度や保存期間中の温度を最大氷結晶生成体よりも高く、且つ出来るだけ低い温度にすることで味や質を保持することが出来る。
次に−18℃の冷凍室での保存について説明する。油脂含有量の多い鯖などの魚を略凍結させて保存する場合、鯖を6ヶ月保存する場合、密封脱気包装ではポリエチレンケース保管に対し酸化を1/3に抑制できるし、はまちを3ヶ月保存させる場合0.1気圧保存は常圧保存に対し酸化を1/7に抑制できる。油揚げを冷凍室で凍結させ1ヶ月保存させたところ、密封脱気包装はポリエチレン袋包装に対し酸化を1/3に抑制できた。酸化のみならず生理活性のある脂肪酸エイコサペンタエンサン(EPA)、ドコサヘキサエンサン(DHA)の酸化や減少も減圧により抑制できる。鰯や秋刀魚などでは−20℃の冷凍室で70日後、0.1気圧保存は常圧保存に対してEPAの減少を1/10以下、DHAの減少を1/8に抑制できる。即ち食品を凍結された状態で保存した場合、一般に言われている保存期間で保存すると、食品の質の劣化対策になり、味や質を保持することが出来る。
また、容器内が減圧されれば食品内の圧力と容器内気体の圧力に差が生じるので浸透圧の効果があり、調味液と一緒に保存すればその調味液は食品内に浸透していくので、容器内を減圧していない状態よりも味がしみやすく、ローストビーフや煮物、マリネ、漬物などを短時間で手間を省き、よりおいしく、安全に作ることができる。また、カレーやシチューなどの煮込み料理を同様に保存すれば、短時間で数日間煮込んだような熟成状態にすることができる。また、その保存温度を0℃前後にすれば最大氷結晶生成温度帯を通過することも無いので、食品の細胞を傷つけることもなく、例えば野菜の一夜漬けなどは数時間かかっていたものが10分程度でしっかり漬かるし、また従来の1週間程度の保存期間よりも長く3週間程度品質を保持するので、買物や食品管理という手間も省くこともできるので、近年のライフスタイルには非常に有効である。
また、容器の大きさは、一度開けてしまうと細菌の混入の恐れがあったり、調理食品では加熱したりするので、一度に使い切れる分量を保存できる大きさが好ましい。ごはんやカレー、惣菜であれば1膳、1食分に要する250mL〜500mLの容量、家族2〜4人分の惣菜のつくりおきや材料としての素材としては1L〜2Lが好ましく、これらは40L弱の切替室300には十分保存可能な大きさであり、例えば貯蔵室一杯の密閉容器を設けても良いが、貯蔵室に収納する容器が複数個あれば調理の幅はさらに広がる。例えば冷蔵庫が450Lクラスの機種、外形寸法650*700*1800mmで、フレキシブルな使用方法が出来るように急速冷却や温度設定など運転状態を用途に合わせて変更できる切り替え室は約35Lとし、内法寸法約380*450*170mmとすれば、密閉容器の大きさを、2−3人分用の惣菜などのストック用であれば1200mL前後で外形140*200*70mm程度とし、1杯分のご飯のストック用であれば400mL前後で外形130*130*40mm程度である。これらの選択により使い易い密閉容器が得られる。
図7は本発明実施の形態の例を示す図であり、減圧を行う減圧手段である手動式真空ポンプを用いて真空密閉容器を脱気する状態図である。750は一般に市販されている手動式の真空ポンプであり、真空密閉容器700の逆止弁705をその吸入口751で被い、ハンドル752を上下させることにより、容器内の空気を外部に排出するものである。このように容器に食品を入れ、手動式真空ポンプによって容器内を脱気することにより、容器のふたなどを押圧することによる密閉よりも冷却前の容器内の圧力を下げることができるから、容器内の気圧はさらに希薄になる。図7の真空式ポンプを用いて脱気すれば、図5の減圧開始時80℃ぐらいの圧力低下、即ち半分近くまで圧力を下げることが出来る。さらに、その後冷却を行うことによりさらに減圧し、急激な冷却と低温保存により細菌の繁殖を抑制し、酸化の防止や酵素反応の抑制などにより一つ、二つ下の低温レベルの温度での長い期間の保存を少ないエネルギーで可能にすることが出来、保存性と衛生安全面の確保ができ信頼性の高い冷蔵庫や食品保存方法をえることが出来る。また、保存する食品の温度が低い場合にはあまり減圧の効果は期待できないが、漬物や下味を漬け込むなど加熱できない調理や、素材そのものを保存する時には減圧はより効果的である。図7の真空ポンプは例えば縮んでいる時の長さは130−150mm程度でポンプの吸出し口はゴムのような素材で容器と密着可能なものか、容器の逆支弁の径より大きな径で容器の吸出し口を覆ってずれない様にしてあると良い。
図8は本発明の別の例を示す図であり、900は一般に市販されているファスナー901を設けた樹脂製の食品保存袋である。図7では密閉空間を作り出すのに真空密閉容器を使用したが、食品保存袋900を使用してもよい。この食品保存袋900に食品を入れ、減圧を可能とするスポイトやストローによって内部の空気を吸い出したり押圧して内部の気体を吐出したあとにファスナー901を閉めて、密閉状態にし、その後冷蔵庫により急激に冷却することによって、同様の効果が得られる。また、ファスナーの代わりに市販されているシーラーを使用して脱気後その口をヒートシールにより密閉しても良い。樹脂製の保存袋900であれば、真空密閉保存容器のようにかさばることがなく、スペースを効率的に使用することが可能である。また図9はファスナー901と逆止弁902を設けた食品保存袋900であり、この食品袋900を使用しても同様の効果が得られる。また、脱気する際に押圧だけで済み、ストローで内部の空気を吸い出すなどしなくてすむので、便利かつ衛生的である。また、食品保存袋を使用する場合、容器内に食品以外の気体のスペースがなくなり食品と周囲の圧力差はなくなるが、食品自体が脱気され十分減圧されているので食品内の水分が気化され、その分調味液などの味がしみ込み易くなる。また食品保存袋自体が食品に直接密着し圧力を掛けていることもあり、調味液などの味がしみ込み易くなる。図10に密閉容器301に対しスポイト本体を試用する説明図を示す。密閉容器のフタ302に設けた逆止弁付きの吸出し口にスポイト差し込み口761を差し込み逆止弁705を利用して変形部760を手で押して容器内の空気を吸い出すことが出来る。このような簡単な構造で脱気が可能になる。なお、図9の食品保存袋900に対してもこのスポイト本体を使用すれば簡単に減圧できる。図7の真空ポンプや図10のスポイトは手軽な道具で何処にでも置いておく事が出来るので貯蔵室内の容器の傍においておくか、冷蔵庫庫外壁面に磁石で取りつけた保持具を設け引っ掛けておけば良い。
図11は本発明の冷蔵庫の切替室300の側面断面図の一例である。扉で開閉される切替室300内一杯に扉と一緒に引き出し可能な食品保存ケース301が収納され、その食品保存ケース内を密閉することのできるフタ302が設けられている。食品保存ケース301内に電動真空ポンプ910が設置されている。図に示すように、食品を投入する際に冷蔵庫外の10℃前後またはそれ以上の暖かい空気が同時に混入するが、食品保存ケース301内をフタ302により密閉し、切替室扉を閉め、冷却を開始すれば食品保存ケース301の外から冷気で冷却されて食品ケース内の空気は凝縮しはじめるので、食品ケース内の真空度とそのフタ302との密閉度、密着力は高まるので特別な容器や食品保存袋を使用しなくても切替室300内全体に配置された密閉空間保持手段の内部空間を真空密閉保存状態にすることができる。また、食品保存ケース301内に電動真空ポンプ910を設けておき、切替室扉を閉じた後に脱気をする制御としておけばさらにその食品ケース内の真空度とそのフタ302との密閉度、密着力は高まるのでより食品保存における効果が大きい。また、図12に示すように、電動真空ポンプ910の直下に貯蔵室に対し小形の真空密閉保存容器700を設置し電動真空ポンプ910の空気を吸い上げる吸入口911を真空密閉保存容器700の逆止弁に密着するように設け、真空密閉保存容器に食品を入れその逆止弁と電動真空ポンプの吸入口を密着するように設置した後に切替室扉を閉めた後に脱気を開始する制御をもうけることにより同様の効果を得られる。
なお図11では開閉できるふた302を設ける説明をしているが、このふた部分にケースに固着するシートを設け、このシートの一部に開閉可能なファスナーやジッパーを設けた構造でも良い。もし冷蔵室などの一部に異なる温度帯を設定できる切換え室を冷蔵食品の収納部と区分けして設けた場合、その入口側に当たる開閉扉側の仕切り部をこのようなファスナーで開閉できるシートとして密閉空間を貯蔵室内にも受けても良い。貯蔵室内を仕切って設けた密閉空間に対しても図11ないし図13のような真空ポンプ910を設けることにより簡単に内部空間を減圧できる。また図13に示すように、電動真空ポンプ910の吸入口911付近に保存袋900の口を挟みこんでヒートシールできる加熱部を設け、食品保存袋900に食品を入れその口と電動真空ポンプの吸入口を密着するように設置した後に切替室扉を閉めた後に脱気とヒートシールを同時に行う制御装置を設けることにより同様の効果を得られる。なお食品保存ケース301の内部に電源を必要とするモーターなどの装置を設ける場合、食品保存ケースは外部に出し入れして食品を出したり入れたりする場合がある。このような場合は、ケースにコンセントを設け、貯蔵室の背面側や扉側にソケットを設け、ケースを貯蔵室に収納する時にソケットがコンセントに接続されるようにしておけばケースを貯蔵室に収納するだけで自動的に電源がつながることになる。
図14、15は図11ないし図13を上から眺めた斜視図で、図14の様に食品保存ケース301内に電動真空ポンプ910等を設けた場合も、食品保存ケース301の外に電動真空ポンプ910等を設けた場合も、電動真空ポンプ910等の着脱できる電源コードは背面に出す様にしてあり、清掃の時は外して掃除できる様にしてある。電動真空ポンプを運転させるタイマー付きスイッチはその真空ポンプ自体に設けても良いし、扉の表面側や庫内に設けた操作パネルでスイッチを操作しても良い。なお図15の様に食品保存ケース301の外に電動真空ポンプ910等を設けた場合、脱気口のみケース内に連結させ密閉容器をこの脱気口に押し当てれば真空引きできる構造にしてある。この場合密閉容器を押し当てている時だけスイッチが入る様にしておく。
図16は本発明の冷蔵庫の別の一例を示す。910は冷蔵室扉101の前面に設置された電動真空ポンプである。図17の部分説明図に示すように、電動真空ポンプ910の直下に真空密閉保存容器700を設置し電動真空ポンプ910の空気を吸い上げる吸入口911を真空密閉保存容器700の逆止弁に密着するように設け、真空密閉保存容器に食品を入れその逆止弁と電動真空ポンプの吸入口を密着するように設置し、脱気を行った後に切替室に設置することにより上記で説明した構造と同様の効果が得られる。なお脱気された空気は排気口912から庫外に排出されるので冷蔵庫内部を冷却する冷凍サイクルの負担が増えることはない。また、図18の部分説明図に示す様に電動真空ポンプ910の吸入口911付近に食品保存袋900の口をヒートシールできる加熱部を設け、食品保存袋900に食品を入れその口と電動真空ポンプの吸入口を密着するように設置した後に脱気とヒートシールを同時に行った後に切替室に収納することにより上記説明と同様の効果を得られる。
図19は本発明の密閉容器を収納する切替室300の風路構成図を示す、冷蔵庫1の切替室300の側面断面図である。305は切替室300内に冷気を送り込む切り替え室送風路である。図17に示すように切替室300へ冷気を吹き出す風路を天井吹出し部306を設け、この冷気吹き出し風路305をいくつか設けることにより急速冷却時も温度分布を良くすることが可能となる。さらに図20は同様に平面断面図であり、天井部305ではなく側面部風路307をに設けて、冷気吹き出し口308から吹出させても同様の効果が得られる。また、天井吹出し部306及び側面吹出し部308の両方を設けることにより、更に早く安定した貯蔵室の温度制御が可能になる。食品を真空密閉保存容器700または食品保存袋900または950に入れ密閉したのち、切替室300に設置し、切替室ダンパ6cを開き、冷気吹き出し口306及び308より冷気を集中して吹き出すことにより、急激な冷却が可能となるので、細菌の繁殖を防止するのに有効である。
図21は本発明による冷蔵庫1の冷蔵庫扉101上に設置された操作パネル800の詳細図である。操作パネル800は冷蔵庫1の温度や状態を表示する表示部801とその設定を行う操作ボタン802から構成され、その操作ボタンのうち一つは真空保存設定専用の真空ボタン803としたものである。真空密閉保存容器700や食品保存袋900、950に食品をいれ密閉した後、切替室300に設置したあと、真空ボタン803を押すことで切替室ダンパ6cを開き集中して冷気を吹き出す制御とし、ユーザが食品の準備をしたときに任意に急速冷却を行うことが可能である。また、電動真空ポンプを庫内に設置した場合は真空ボタン803を押したあとに真空引きを開始し、その後同様に急速冷却を開始する制御とし、一連の真空保存動作を操作ボタン一つで行うものである。操作ボタン803を操作パネル800に設けることで、ユーザにとって難しい操作なく真空保存が実施できることとなる。また、操作パネル800は貯蔵室内に設置されていてもよく、表示部801を持たず操作ボタン802もしくは操作ボタン803だけのものでも良い。又このような操作ボタンがあるためユーザーは真空密閉保存された食品の保存期間が設定された温度帯の一般的な保存期間よりも延びたことを知ることが出来る。
上記までの説明では真空密閉することにより、細菌の繁殖、増殖を防止したが、切替室300内部に真空密閉保存容器700や食品保存袋900の設置位置周辺に紫外線を照射できる紫外線照射装置を設置し、食品保存中に紫外線を照射することにより、殺菌すればその保存性能はさらに向上する。図19は天井部に紫外線発光ダイオード915を設けた構造を示す。紫外線発光ダイオードは殺菌硬化を有する280nm程度の波長を有する。これは密閉空間内へ外部から光を当てるものであり、密閉容器などの密閉空間保持手段内部にダイオードを設けるか、あるいは密閉容器のようなものであれば、容器外部から光を照射するので、先ず光を通す容器でなければならないし、直接光を当てて殺菌が行える波長の紫外線が必要である。この光発光ダイオードは切換え室300の扉が閉鎖している時に、断続的、即ち扉が締められた直後は比較的長い時間照射し、その後は数時間置きに短時間照射動作させることにより効果的に殺菌し菌の増殖防止を行うことが出来る。また、照射方向は貯蔵室内全域にわたる様に発光ダイオードを配置しておけば密閉容器がこの貯蔵室にない時でも殺菌対策が有効に行われる。但し、図19の様に発光ダイオードの配置は冷気通風口の近くに設ければ貯蔵室に詰めこまれる食品の影響が受けにくいなどの効果があるが、出来るだけ扉側に配置し万一扉を開放している時に照射が行われても外部に漏れて来ない位置、あるいは漏れても上部に設けて下方への照射に限定される位置が望ましい。この様にすれば食品を冷蔵庫内に設置する際に万が一密閉空間に細菌が混入したとしても紫外線により殺菌することができるので衛生的である。なお図19における貯蔵室は冷気取り入れ部には図示しないが室内の減圧を保つダンパーが風路を密着可能に設けられているとともに、貯蔵室入口には、ジッパーにより開閉して食品を出し入れ可能なフレキシブルシート916が設けられている。開閉は側部及び底部の3方で行われ、且つ、逆止弁902にて減圧や脱気が行われる。
更に真空密閉し、その真空密閉保存容器700の内部やフレキシブルシート916で閉鎖され減圧や脱気される貯蔵室内部の酸素濃度を希薄にすることにより、食品の変色や腐敗を防止していたが真空密閉保存容器700内部に酸素貧化膜を設けて、内部の酸素濃度を希薄にしても食品の酸化を防止するという同様の効果が得られる。例えば図15や図17の電動真空ポンプ910の代わりに酸素貧化膜装置を設けることで密閉空間の気体から簡単に酸素を減らすことが出来る。密閉容器などの密閉空間を保持する部分には図15や図17の脱気口の代わりに脱気口兼排気口を設けたり挿入するだけでよい。電動真空ポンプの変わりに設ける酸素貧化膜装置には電動真空ポンプと同様に密閉空間の内部の気体を吸込むファンを設け、この吸い出した空気を空気から酸素分子を通し窒素分子などの他の成分を通さない膜で覆われた小部屋に吹きこむ。小部屋から空気は脱気側より数分の一から数十分の一の面積しかない排気風路を通して再び密閉空間に戻される。例えばビニル基を含むポリオルガノシロキサンとビニルモノマーとを反応させて得られる重合体からなる無孔質の膜は空気中の酸素分子・水分子を優先させて通す。小部屋内部では排気口が狭められたためファンの圧力により高圧となり、酸素分子などは膜から外部、例えば図15であれば庫内の循環風路内へ、又、図17で有れば冷蔵庫庫外へ放出される。酸素貧化膜装置を動作させればそれだけ酸素は密閉空間から放出され、密閉空間ないの圧力も減圧され、且つ密閉空間内の食品の酸化は制限されることになる。酸素貧化膜装置は冷蔵庫の外部に設けても良いことは当然である。この場合図9に示すような逆止弁のついた食品保存袋を使用すると便利である。
以上の説明では、真空密閉した真空密閉保存容器700や食品保存袋900を保存したり、その室内の食品保存ケース301を密閉したり、仕切ったりして貯蔵室内に密閉空間を設け、この空間から脱気する電動真空ポンプ910を設置したのは切替室300であったが、冷蔵室100、貯氷室200、野菜室400、冷凍室500、スライド室600のどの室で実施しても同様の効果が得られる。なお、−1℃以下で保存する場合は最大氷結晶生成帯を通過するので細胞の破壊は起こるが、冷気に直接さらされることがないので、本発明の様に直接冷気を食品に吹きつけるものではないので、長期間保存しても細胞の破壊は軽減され、乾燥を防ぐので冷凍焼けを阻止し、酸素を希薄にするので変色を防止することができる。
本発明の高真空度空間は脱気することで真空密閉した軟質樹脂製の真空密閉保存容器であり、更に、高真空度空間は脱気した後にファスナーやヒートシールにて真空密閉した樹脂製の袋でも良く、いずれも光を通す透明なものである。また高真空度空間をつくるために脱気を行う真空ポンプは電動式であり、庫内または庫外に設置する。
本発明の食品を貯蔵する貯蔵室内または前面の貯蔵室扉上に設置された操作パネルのボタンを押すことによって急激に冷却を開始し、高真空度空間を造る様に減圧する。また密閉空間を保持する容器または袋等の周辺に冷気を吹き出す冷気吹き出し用ダクトと、この冷気吹き出し用ダクトに備えられた冷気吹き出し口と、容器または袋周辺の温度を検知する温度検知手段と、この検知する温度により閉鎖したり冷気吹出し量を調整するダンパーを備えている。冷気吹出し用ダクトは、高真空度空間の天井部及び側面部の少なくとも一方に設ける。
本発明は高真空度空間に紫外線を照射することで細菌の繁殖を抑える。また本発明は高真空度空間の近傍あるいは内部に密閉空間から酸素を除去する酸素貧化膜を設置して空間内の酸素濃度を希薄にする。またこの発明に係る冷凍冷蔵庫は一つまたは複数の温度帯を持った食品を貯蔵する貯蔵室の空間を常圧より真空度を高く保ってその密閉度を高くしたものである。
常圧より真空度の高い空間を有するために、常温もしくはそれ以上の温度から0℃前後または最大氷結晶生成温度帯以下で冷凍温度帯以上までに急激に冷却し、その温度変化を利用するものである。また、真空ポンプにより脱気することにより、常圧より真空度の高い空間を有するものである。また、貯蔵する貯蔵室そのものを高真空度空間を形成するものである。また、脱気することで真空密閉した軟樹脂製の真空密閉保存容器により高真空度空間を形成するものである。また、庫内または庫外に設置する電動式真空ポンプにて脱気を行うことにより、高真空度空間を形成するものである。
以上のように、本発明の冷蔵庫によれば、高真空度に密閉された空間で食品を保存することにより、凍結させなくても買い置きする生活スタイルに十分な長期間保存が可能である。
また、温度変化により高真空度空間を形成できるので食品の長期間保存が可能となる。また、真空ポンプ等の減圧手段にてにより高真空度空間を形成できるので食品の長期間保存が可能となる。
又本発明の冷蔵庫によれば、貯蔵室全体を大容量の高真空度空間にすることが出来、食品の長期間・大量保存が可能となる。
又本発明の冷蔵庫によれば、区分け可能な小形の密閉容器を複数用いることにより庫内での整理性がよく、食生活に合わせて食品の長期間保存が可能になる。これによれば、庫内での整理性がよく、食生活に合わせて食品の長期間保存が可能になる。
また、難しい操作なく冷却を開始することが可能となる。これは、真空引きから冷却までの一連の動作をボタンを押すことでできるので、使い勝手が良くなる。
更に、切替室に冷気を吹きだす冷気吹き出し用ダクトと、冷気吹き出し用ダクトに備えられた冷気吹き出し口と、切換え室を閉鎖したりまた切替室への冷気吹き出し量を調整するダンパーを備えたので切替室を集中して冷却することができる。また、冷気吹き出し用ダクトは、切替室の天井部及び側面部の少なくとも一方に設けたので、切替室内を集中して冷却することができる。
本発明の冷蔵庫は、一つまたは複数の温度帯を有し食品を冷却貯蔵し扉開閉により食品の出し入れ自在な貯蔵室と、貯蔵室を仕切り、又は、貯蔵室に収納され、密閉可能な内部空間を形成するとともに、この内部空間から脱気する可変部分を有する密閉空間保持手段と、内部空間を0℃程度以下の温度に冷却し内部空間に収納する食品を冷却又は冷凍する冷却手段と、を備え、内部空間が脱気され0℃程度以下の温度の状態で食品を保存するものであるので、電気代が余りかからずに食品の質を保ち長期保存することが出来る。
本発明の冷蔵庫の密閉空間保持手段は、貯蔵室に保存され内部の密閉空間に食品を収納する軟質樹脂製の容器であり、貯蔵室の外部で脱気可能なものであり、簡単に取り扱える。
本発明の冷蔵庫の密閉可能な内部空間に食品を貯蔵する貯蔵室は0℃から−1℃の範囲の温度を含むチルド温度帯、または最大氷結晶生成温度帯以下で−5℃から−15℃の温度を含むソフトフリージングの温度帯、または−18℃から−30℃の温度を含む冷凍温度帯あるいはそれ以下の冷凍温度帯のいずれかに設定され、且つ常圧より真空度の高い空間になるよう脱気され密閉された内部空間に前記食品は保存されるものであるので、冷凍サイクル負荷の大きなより温度の低いレベルの食品保存期間を、冷凍サイクル負荷の少ない1〜2レベル分高い冷却温度で実現でき、省エネルギー効果が大きい。
本発明の冷蔵庫は、密閉可能な内部空間に食品を貯蔵する貯蔵室は0℃から−1℃の範囲の温度を含むチルド温度帯、または最大氷結晶生成温度帯以下で−5℃から−15℃の温度範囲であるソフトフリージングの温度帯、または−18℃から−30℃の温度範囲である冷凍温度帯のいずれかに設定され、且つ常圧より真空度の高い空間になるよう脱気された内部空間に保存される食品は、同一の温度帯で且つ常圧で脱気されない状態で保存される食品よりも長い期間保存可能であり、ユーザーが使い勝手の良い冷蔵庫が得られる。
本発明の冷蔵庫は、食品を貯蔵する貯蔵室は0℃から−1℃の範囲の温度を含むチルド温度帯、または最大氷結晶生成温度帯以下で−5℃から−15℃の温度範囲であるソフトフリージングの温度帯、または−18℃から−30℃の温度範囲である冷凍温度帯の少なくともいずれかに設定された貯蔵室が複数設けられ、もしくは前記貯蔵室が複数に仕切られ、同じ温度帯の一方は常圧より真空度の高い空間になるよう脱気された内部空間に食品は保存され、他方は常圧で脱気されない状態で前記食品が保存され、一方の食品は他方の食品よりも長期間保存可能であるので、使用目的により保存が簡単に区分け出来、使い易い冷蔵庫が得られる。
本発明の冷蔵庫は、常圧より真空度の高い空間になるよう脱気された内部空間に保存される食品は、同一の温度帯で且つ常圧で脱気されない状態で保存される食品よりも長い期間保存可能であることを表示する表示手段と、を備えたものであるのでユーザーが使い易い。
本発明の冷蔵庫は、貯蔵室は最大氷結晶生成温度帯以下の温度での急冷却設定が、食品を貯蔵する貯蔵室内または貯蔵室扉面または庫外に設置された操作手段を操作することによって可能であるので簡単に扱える。
本発明の冷蔵庫は、一つまたは複数の温度帯を有し食品を冷却貯蔵し扉開閉により食品の出し入れ自在な貯蔵室と、この貯蔵室を仕切り、又は、この貯蔵室に収納され、密閉可能な内部空間を形成するとともに、この内部空間から脱気する可変部分を有する密閉空間保持手段と、内部空間を3℃程度以下の温度に冷却し内部空間に収納する食品を冷却する冷却手段と、を備え、内部空間が脱気され0℃程度以下の温度で急速冷却されてから食品を冷却手段にて冷却保存するものであり、冷蔵食品の質を良好に維持できる。
本発明の冷蔵庫は、食品を貯蔵もしくは収納する内部空間は、可変部分を介して減圧する減圧手段により脱気され、又は可変部分を押圧されて脱気されるので簡単に減圧することが出来る。
本発明の冷蔵庫は、密閉空間保持手段はファスナーもしくはヒートシールにて内部空間の食品を出し入れする仕切り部を有するので、確実な密閉と簡単な食品出し入れが可能である。
本発明の冷蔵庫は、内部空間に紫外線を照射することで細菌の繁殖を抑えるので食品保存時の品質を維持できる。
本発明の冷蔵庫は、内部空間に密閉される内部空気の酸素濃度を希薄にするように酸素貧化膜を貯蔵室又は密閉空間保持手段に設置するものなので食品の酸化を確実に押さえることが出来る。
本発明の冷蔵庫は、貯蔵室に冷気を吹出す冷気吹出口に接続されこの吹出す冷気吹出し量を調整するダンパーと、貯蔵室に設けられ貯蔵室内を冷却する冷気を直接熱交換器に戻す冷気戻し口と、を備えたものなので、他の貯蔵室への影響が少ない。
本発明の冷蔵庫の食品保存方法は、密閉可能な空間を形成するとともに可変部分にて脱気を行う空間保持手段の内部に食品を収納するステップと,密閉可能な内部空間に食品を貯蔵する貯蔵室は0℃から−1℃の範囲の温度を含むチルド温度帯、または最大氷結晶生成温度帯以下で−5℃から−15℃の温度範囲のソフトフリージングの温度帯、または−18℃から−30℃の温度範囲の冷凍温度体のいずれかに設定するステップと,を備え,空間保持手段の内部を常圧より真空度を高くして食品を保存するものなので、使用するエネルギーの少ない食品保存方法が得られる。
本発明の冷蔵庫の食品保存方法は、食品を貯蔵もしくは収納する空間保持手段の内部に加熱調理された食品を収納するステップと,を備えたのでフレキシブルで使い易い食品保存方法が得られる。
本発明の冷蔵庫の食品保存方法は、0℃から−1℃の範囲の温度を含むチルド温度帯、または最大氷結晶生成温度帯以下で−5℃から−10℃の温度範囲のソフトフリージングの温度帯、または−18℃以下の温度である冷凍温度帯のいずれかに設定された温度帯の温度に相当する状態で、且つ、常圧状態で保存される期間よりも長い保存期間を得るように、空間保持手段の内部の酸素を希薄化するものなので、食品の質を維持できる冷蔵庫の食品保存方法が得られる。
本発明の実施の形態の一例である冷蔵庫の正面図である。 本発明の実施の形態の一例である冷蔵庫の風路構成図である。 本発明の実施の形態の一例を説明する特性図である。 本発明の実施の形態の一例である真空密閉保存容器断面図である。 本発明の実施の形態の一例を説明する特性図である。 本発明の実施の形態の一例を説明する特性図である。 本発明の実施の形態の一例である手動真空ポンプ使用図である。 本発明の実施の形態の一例である食品保存袋の説明図である。 本発明の実施の形態の一例である食品保存袋の説明図である。 本発明の実施の形態の一例であるスポイト使用説明図である。 本発明の実施の形態の一例である切替室の側面断面図である。 本発明の実施の形態の一例である切替室の側面断面図である。 本発明の実施の形態の一例である切替室の側面断面図である。 本発明の実施の形態の一例である密閉容器の斜視図である。 本発明の実施の形態の一例である密閉容器の斜視図である。 本発明の実施の形態の一例である冷蔵庫の正面図である。 本発明の実施の形態の一例である冷蔵庫部分説明図である。 本発明の実施の形態の一例である冷蔵庫部分説明図である。 本発明の実施の形態の一例である切替室の側面断面図である。 本発明の実施の形態の一例である冷蔵庫の断面説明図である。 本発明の実施の形態の一例である操作パネルの詳細図である。
符号の説明
1 冷蔵庫本体、 2 ファン、 3 冷却器、 4 冷凍室送風路、 5 各室送風路、 6a 冷凍室ダンパ、 6b 貯氷室ダンパ、 6c 切替室ダンパ、 6d 冷凍室ダンパ、 100 冷蔵室、 101 冷蔵室扉、 200 貯氷室、 300 切替室、 301 切替室食品保存ケース、 302 フタ、 305 天上部風路、 306 冷気吹出口、 307 側面部風路、 308 吹き出し口、 400 野菜室、 500 冷凍室、 600 スライド室、 700 真空密閉保存容器、 701 容器本体、 702 フタ、 703 パッキン、 704 通気孔、 705 逆止弁、 750 手動真空ポンプ、 751 吸入口、 752 ハンドル、 760 スポイト本体、 761 スポイト吸出し口、 800 操作パネル、 801 表示部、 802 操作ボタン、 803 真空ボタン、 900 食品保存袋、 901 ファスナー、 902 逆止弁、 910 電動真空ポンプ、 915 紫外線発光ダイオード。

Claims (18)

  1. 一つまたは複数の温度帯を有し食品を冷却貯蔵し扉開閉により前記食品の出し入れ自在な貯蔵室と、前記貯蔵室を仕切り、又は、前記貯蔵室に収納され、密閉可能な内部空間を形成するとともに、この内部空間から脱気する可変部分を有する密閉空間保持手段と、前記内部空間を0℃程度以下の温度に冷却し前記内部空間に収納する食品を冷却又は冷凍する冷却手段と、を備え、前記内部空間が脱気され0℃程度以下の温度の状態で食品を保存することを特徴とする冷凍冷蔵庫。
  2. 前記密閉空間保持手段は、前記貯蔵室に保存され内部の密閉空間に前記食品を収納する軟質樹脂製の容器であり、前記貯蔵室の外部で脱気可能なことを特徴とする請求項1記載の冷凍冷蔵庫。
  3. 密閉可能な内部空間に食品を貯蔵する前記貯蔵室は0℃から−1℃の範囲の温度を含むチルド温度帯、または最大氷結晶生成温度帯以下で−5℃から−15℃の温度を含むソフトフリージングの温度帯、または−18℃以下の温度を含む冷凍温度帯のいずれかに設定され、且つ常圧より真空度の高い空間になるよう脱気され密閉された内部空間に前記食品は保存されることを特徴とする請求項1又は2に記載の冷凍冷蔵庫。
  4. 密閉可能な内部空間に食品を貯蔵する前記貯蔵室は0℃から−1℃の範囲の温度を含むチルド温度帯、または最大氷結晶生成温度帯以下で−5℃から−15℃の温度範囲であるソフトフリージングの温度帯、または−18℃から−30℃の温度範囲である冷凍温度帯のいずれかに設定され、且つ常圧より真空度の高い空間になるよう脱気された内部空間に保存される前記食品は、同一の温度帯で且つ常圧で脱気されない状態で保存される前記食品よりも長い期間保存可能であることを特徴とする請求項1又は2又は3に記載の冷凍冷蔵庫。
  5. 食品を貯蔵する前記貯蔵室は0℃から−1℃の範囲の温度を含むチルド温度帯、または最大氷結晶生成温度帯以下で−5℃から−15℃の温度範囲であるソフトフリージングの温度帯、または−18℃以下の温度を含む冷凍温度帯の少なくともいずれかに設定された貯蔵室が複数設けられ、もしくは前記貯蔵室が複数に仕切られ、同じ温度帯の一方は常圧より真空度の高い空間になるよう脱気された内部空間に前記食品は保存され、他方は常圧で脱気されない状態で前記食品が保存され、前記一方の食品は前記他方の食品よりも長期間保存可能であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の冷凍冷蔵庫。
  6. 常圧より真空度の高い空間になるよう脱気された内部空間に保存される前記食品は、同一の温度帯で且つ常圧で脱気されない状態で保存される前記食品よりも長い期間保存可能であることを表示する表示手段と、を備えたことを特徴とする請求項3乃至5のいずれかに記載の冷凍冷蔵庫。
  7. 前記貯蔵室は最大氷結晶生成温度帯以下の温度での急冷却設定が、前記食品を貯蔵する貯蔵室内または貯蔵室扉面または庫外に設置された操作手段を操作することによって可能であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の冷凍冷蔵庫。
  8. 一つまたは複数の温度帯を有し食品を冷却貯蔵し扉開閉により前記食品の出し入れ自在な貯蔵室と、前記貯蔵室を仕切り、又は、前記貯蔵室に収納され、密閉可能な内部空間を形成するとともに、この内部空間から脱気する可変部分を有する密閉空間保持手段と、前記内部空間を3℃程度以下の温度に冷却し前記内部空間に収納する食品を冷却する冷却手段と、を備え、前記内部空間が脱気され0℃程度以下の温度で急速冷却されてから食品を前記冷却手段にて冷却保存することを特徴とする冷凍冷蔵庫。
  9. 食品を貯蔵もしくは収納する前記内部空間は、前記可変部分を介して減圧する減圧手段により脱気され、又は前記可変部分を押圧されて脱気されることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の冷凍冷蔵庫。
  10. 前記密閉空間保持手段はファスナーもしくはヒートシールにて前記内部空間の前記食品を出し入れする仕切り部を有することを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の冷凍冷蔵庫。
  11. 前記内部空間に紫外線を照射することで細菌の繁殖を抑えることを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の冷凍冷蔵庫。
  12. 前記内部空間に密閉される内部空気の酸素濃度を希薄にするように酸素貧化膜を前記貯蔵室又は前記密閉空間保持手段に設置することを特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載の冷凍冷蔵庫。
  13. 前記貯蔵室に冷気を吹出す冷気吹出口に接続されこの吹出す冷気吹出し量を調整するダンパーと、前記貯蔵室に設けられ前記貯蔵室内を冷却する冷気を直接熱交換器に戻す冷気戻し口と、を備えたことを特徴とする請求項1乃至12のいずれかに記載の冷凍冷蔵庫。
  14. 一つまたは複数の温度帯を有し食品を冷却貯蔵し扉開閉により前記食品の出し入れ自在な貯蔵室と、前記貯蔵室を仕切り、又は、前記貯蔵室に収納され、密閉可能な内部空間を形成する密閉空間保持手段と、前記密閉空間保持手段の前記内部空間に密閉される内部空気の酸素濃度を希薄にするように前記密閉空間保持手段もしくは前記貯蔵室もしくは冷蔵庫本体にに設けられた酸素貧化手段と、前記内部空間を0℃程度以下の温度に冷却し前記内部空間に収納する食品を冷却又は冷凍する冷却手段と、を備えたことを特徴とする冷凍冷蔵庫。
  15. 密閉可能な空間を形成するとともに可変部分にて脱気を行う空間保持手段の内部に食品を収納するステップと、前記密閉可能な内部空間に食品を貯蔵する前記貯蔵室は0℃から−1℃の範囲の温度を含むチルド温度帯、または最大氷結晶生成温度帯以下で−5℃から−15℃の温度範囲のソフトフリージングの温度帯、または−18℃以下の温度を含む冷凍温度帯のいずれかに設定するステップと、を備え、前記空間保持手段の内部を常圧より真空度を高くして前記食品を保存することを特徴とする冷蔵庫の食品保存方法。
  16. 前記食品を貯蔵もしくは収納する前記空間保持手段の内部に加熱調理された食品を収納するステップと、を備えたことを特徴とする請求項15記載の冷蔵庫の食品保存方法。
  17. 0℃から−1℃の範囲の温度を含むチルド温度帯、または最大氷結晶生成温度帯以下で−5℃から−10℃の温度範囲のソフトフリージングの温度帯、または−18℃以下の温度である冷凍温度帯のいずれかに設定された温度帯の温度に相当する状態で、且つ、常圧状態で保存される期間よりも長い保存期間を得るように、前記空間保持手段の内部の酸素を希薄化することを特徴とする請求項15又は16記載の冷蔵庫の食品保存方法。
  18. 前記空間保持手段の内部から脱気を行う可変部分が逆止弁であることを特徴とする請求項15ないし17のいずれかに記載の冷蔵庫の食品保存方法。
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