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JP2005046215A - 携帯型心電計 - Google Patents

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JP2005046215A
JP2005046215A JP2003203690A JP2003203690A JP2005046215A JP 2005046215 A JP2005046215 A JP 2005046215A JP 2003203690 A JP2003203690 A JP 2003203690A JP 2003203690 A JP2003203690 A JP 2003203690A JP 2005046215 A JP2005046215 A JP 2005046215A
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electrode
portable electrocardiograph
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housing
electrode region
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JP2003203690A
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Masahiro Umeda
昌弘 梅田
Norihito Yamamoto
則仁 山本
Kazuhisa Tanabe
一久 田部
Junichi Ishida
純一 石田
Yoko Moroki
陽子 諸木
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Omron Healthcare Co Ltd
Original Assignee
Omron Healthcare Co Ltd
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Priority to CN2008100821120A priority patent/CN101238976B/zh
Priority to CNB2004100590611A priority patent/CN100382749C/zh
Priority to US10/903,818 priority patent/US7197351B2/en
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    • AHUMAN NECESSITIES
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Abstract

【課題】心電計本体を把持した手を身体の他の部位に押し当てて固定することなく、電極と身体との安定的な接触を実現する。
【解決手段】携帯型心電計100Aは、略直方体形状の筐体101と、この筐体101の長手方向の一方端寄りに位置するグリップ部に設けられた負電極と、この筐体101の長手方向の他方端に位置する左側面107に設けられた正電極120とを備えており、グリップ部を右手で把持しつつ、把持した手以外の肢体または胴に向けて左側面107を押圧して心電波形を計測するものである。正電極120の電極形成面である左側面107は、正電極120が位置する電極領域(身体との接触面121)と、この電極領域を取り囲むように位置し、平坦に形成された非電極領域(平坦面107a)とを含んでいる。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、持ち運びが可能で心電波形を容易に計測・記憶することができる携帯型心電計に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、狭心症や心筋梗塞等の心筋症の診断には、患者の心電図が利用される。心電波形を計測する心電計としては、据置き型の心電計と携帯型の心電計とが知られている。
【0003】
据置き型の心電計は、病院等の医療機関に設置されている心電計であり、患者をベッド等に寝かせた状態で身体に電極を装着し、心電波形を計測するものである。この据置き型心電計を用いて心電波形を計測した場合には、各種の心電波形(たとえば、P波やQRS波など)を精密に計測できる点で有利であるが、計測時に異常波形が再現されるとは限らず、適切な診断を行なうことが困難になる場合がある。
【0004】
これに対し、携帯型の心電計は、患者の身体に電極を装着した状態で1日〜数日にわたって日常生活を行ないながら連続的に心電波形を計測・記憶するホルター式心電計と、動悸、息切れ等の測定すべき自覚症状が発生したときに心電波形を計測・記憶するイベント式心電計とに大別される。
【0005】
ホルター式の携帯型心電計では、異常波形を確実に計測することが可能になる反面、電極を装着した状態で1日〜数日にわたって維持する必要があるため、患者に不快感や苦痛を与える問題がある。
【0006】
イベント式の携帯型心電計には、さらに心電波形を計測するための電極を常時身体の所定部位に接触させておく方式のものと、測定すべき自覚症状が発生した場合に被験者自らが電極を身体に接触させる方式のものとがある。
【0007】
前者のイベント式携帯型心電計にあっては、ホルター式の携帯型心電計と同様に、常時電極を身体に装着した状態を維持する必要があるため、被験者に不快感や苦痛を強いることになる。これに対し、後者のイベント式携帯型心電計にあっては、必要なときにはじめて電極を身体に接触させればよく、被験者にとっては非常に使い勝手のよい携帯型心電計である。
【0008】
この後者のイベント式携帯型心電計として、本体の外表面に電極を設けた構成のものが種々提案されている。
【0009】
たとえば、特開昭61−41438号公報(特許文献1)には、図20に示すように、心電図モニタのハウジング101の正面102側に表示部150を具備し、背面103側に身体に接触させる3つの電極110,120,130を具備した構成の携帯型心電計100Dが開示されている。そして計測時においては、これら3つの電極110,120,130を被験者の胸部に接触させて計測する旨が記載されている。
【0010】
また、実開平3−91304号公報(特許文献2)には、図21(a)および(b)に示すように、筐体の正面102に電極110を設け、筐体101の上部から筐体101の背面103側に向かって延びる支持部材191を筐体101の上面104にヒンジ192を用いて取り付け、支持部材191の表面に電極120を設けた構成の携帯型心電計100Eが開示されている。そして計測時においては、支持部材191を回動させて開状態(図21(c)参照)とし、支持部材191の電極形成面と筐体101の正面102とを略同一平面上に位置させ、2つの電極110,120を被験者の胸部に接触させて心電波形を計測する旨が記載されている。
【0011】
また、実開平3−91305号公報(特許文献3)には、図22(a)および(b)に示すように、筐体101の正面102に導電性ゴムからなる電極110を設け、筐体101の右側面106および左側面107にそれぞれ電極120および130を設けた構成の携帯型心電計100Fが開示されている。そして計測時においては、これら両側面106,107に設けられた電極120,130に接触するように、筐体の背面103側から筐体101を把持し、正面102に設けられた電極110を被験者の胸部に接触させて心電波形を計測する旨が記載されている。
【0012】
さらに、特開2003−144403号公報(特許文献4)には、図23に示すように、略直方体形状の筐体101の相対する面である上面104および下面105に負電極110および中性電極130を設け、これら負電極110および中性電極130が設けられた面に相隣接する湾曲面である左側面107に正電極120を設けた構成の携帯型心電計100Gが開示されている。なお、筐体101の正面102には、計測結果を表示する表示部150と、電源を投入するための電源ボタン141に代表される各種操作ボタンが配置された操作ボタン部140とが設けられている。
【0013】
そして計測時においては、被験者自らが筐体101の背面側から上面104および下面105に設けられた負電極110および中性電極130を右手で把持し、筐体101の左側面107に設けられた電極を胸部に接触させて心電波形を計測する旨が記載されている。
【0014】
【特許文献1】
特開昭61−41438号公報
【0015】
【特許文献2】
実開平3−91304号公報
【0016】
【特許文献3】
実開平3−91305号公報
【0017】
【特許文献4】
特開2003−144403号公報
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
このような、筐体の外表面に電極を有する携帯型心電計にあっては、数十秒間程度にわたる計測時間中に、電極と身体との接触部位を安定的に保つ必要がある。この安定的な接触が維持されない場合には、電極と身体との接触面積の変化等により計測波形に乱れが生じ、精度よく安定的に心電波形を計測することができなくなる。
【0019】
上述の従来の携帯型心電計においては、計測時において心電計本体を把持した手を身体の腹部等に押し当てて心電計本体を把持した手を固定することにより、電極と身体との接触が維持されるように意図されている。すなわち、把持した手の手首または前腕あるいは肘等を身体に押し当て、把持した手が計測中に動くことを防止し、電極と身体との接触を安定的に保つように構成されていた。この点について、上記特許文献4に開示の携帯型心電計100Gを例にとり、より詳細に説明する。
【0020】
図24は、上記特許文献4に開示の携帯型心電計100Gを用いて心電波形を計測する際に被験者がとるべき計測姿勢を示した図である。図24に示すように、計測時において被験者200は、右手210で携帯型心電計100Gを把持しつつ、前腕220の手首近傍を右脇腹部分に押し当てるとともに、携帯型心電計100Gの筐体101の左側面107に設けられた正電極120を胸部250の左側下部の皮膚に直接接触させる。そしてこの状態を数十秒程度維持しつつ、心電波形を計測する。
【0021】
このときの携帯型心電計100Gの右手210による把持の様子を図25に示す。図25に示すように、計測姿勢において被験者200は、携帯型心電計100Gの正面102が上方を向くように筐体101の背面側を掌で覆いつつ筐体101を把持する。このとき、筐体101の上面104に設けられた負電極110に右手210の人差し指212、中指213、薬指214および小指215のいずれかまたは全部が接触するように、これらの指を軽く曲げて筐体101を把持する。また、親指211は、筐体101の下面105に沿って伸ばし、下面105に設けられた中性電極130に接触させて筐体101を把持する。そして、右手210の手首近傍を右脇腹に押し当て、筐体101の左側面107に形成された正電極120が身体から外れないように右手210を固定する。
【0022】
以上のような計測姿勢をとりつつ心電波形を計測する場合にあっては、右手の手首が衣服で覆われている場合には、右手と右脇腹とが直接接触することがなくなる。このため、この部分における測定回路(正電極から負電極に至るまでの身体に形成される電気回路)の短絡が防止され、精度よく心電波形を計測することが可能になる。ところが、被験者が衣服を装着していない場合や半袖の衣服など手首が覆われない衣服を装着している場合には、右手と右脇腹とが直接接触することになり、この部分において測定回路が短絡する。このため、測定回路が心臓を横切らなくなり、精度よく心電波形を計測することができなくなる。このような状態では心筋症の早期発見が困難となり、心電波形を計測する目的自体が没却してしまうおそれもある。
【0023】
しかしながら、このような右手を右脇腹に押し当てることによる手首の固定を行なわない場合には、電極と身体との接触が不安定になり、計測した心電波形に大きな乱れが生じる。特に、携帯型心電計を用いる場合には、被験者に動悸や息切れ、めまい等が生じている場合が多く、このような状況において電極と身体との接触を安定的に維持することは非常に困難であり、計測時において身体が動いてしまうことは避けられない。
【0024】
したがって、本発明はこのような問題点に着目してなされたものであり、心電計本体を把持した手を身体の他の部位に押し当てて固定することなく、電極と身体との安定的な接触が実現される携帯型心電計を提供することを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の局面に基づく携帯型心電計は、筐体の外表面に設けられた第1の電極を把持しつつ、把持した手以外の肢体または胴に向けて筐体の外表面に設けられた第2の電極を押圧して心電波形を計測するものである。筐体の外表面のうち、第2の電極が設けられた面である電極形成面は、平面的に見て、第2の電極が位置する電極領域と、この電極領域を取り囲むように位置する非電極領域とを含んでいる。そして、非電極領域が平坦に形成されている。
【0026】
上記本発明の第1の局面に基づく携帯型心電計にあっては、上記電極領域が電極形成面の中央部に位置していることが好ましい。
【0027】
上記本発明の第1の局面に基づく携帯型心電計にあっては、上記電極領域の主面が平坦に形成されていることが好ましい。
【0028】
上記本発明の第1の局面に基づく携帯型心電計にあっては、上記電極領域の主面が上記非電極領域の主面と同一平面上に位置していることが好ましい。
【0029】
上記本発明の第1の局面に基づく携帯型心電計にあっては、上記電極領域の主面が上記非電極領域の主面よりも突出した位置に設けられていてもよい。
【0030】
上記本発明の第1の局面に基づく携帯型心電計にあっては、上記非電極領域に複数の突起部が設けられていることが好ましい。この場合、複数の突起部の頂点と上記非電極領域の主面との距離が、突出して位置する上記電極領域の主面と上記非電極領域の主面との距離と同じになるか、あるいはそれよりも小さくなるように、電極形成面が構成されていることが好ましい。
【0031】
上記本発明の第1の局面に基づく携帯型心電計にあっては、上記非電極領域に複数の凹部が設けられていることが好ましい。
【0032】
上記本発明の第1の局面に基づく携帯型心電計にあっては、筐体が略直方体形状を有しており、上記第1の電極が筐体の長手方向の一方端に位置する第1端面を含む把持領域に設けられており、上記第2の電極が筐体の長手方向の他方端に位置する第2端面に設けられていることが好ましい。
【0033】
上記本発明の第1の局面に基づく携帯型心電計にあっては、筐体が略直方体形状を有しており、上記第1の電極が筐体の長手方向の一方端に位置する第1端面寄りに配設された把持領域に設けられており、上記第2の電極が筐体の長手方向の他方端に位置する第2端面に設けられていてもよい。
【0034】
本発明の第2の局面に基づく携帯型心電計は、略直方体形状の筐体と、この筐体の長手方向の一方端寄りに位置する把持領域に設けられた第1の電極と、この筐体の長手方向の他方端に位置する第2端面に設けられた第2の電極とを備えており、上記把持領域を右手で把持しつつ、把持した手以外の肢体または胴に向けて第2端面を押圧して心電波形を計測するものである。上記第2端面は、第2の電極が位置する電極領域と、この電極領域を取り囲むように位置する非電極領域とを含んでいる。そして、非電極領域が平坦に形成されている。
【0035】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図を参照して説明する。
【0036】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における携帯型心電計の外観構造を示す斜視図である。図2は、図1に示す携帯型心電計の正面図であり、図3は、上面図である。また、図4は、図1に示す携帯型心電計の右側面図であり、図5は、左側面図である。また、図6は、図1に示す携帯型心電計の背面図である。
【0037】
まず、本実施の形態における携帯型心電計100Aの構造について説明する。図1ないし図6に示すように、本実施の形態における携帯型心電計100Aは、取扱い性に優れたものとなるように軽量小型化されており、片手で保持することが可能である。携帯型心電計100Aは、扁平かつ細長の略直方体形状の筐体101を有しており、その外表面(正面102、背面103、上面104、下面105、右側面106、左側面107および湾曲面108)に、表示部や操作部、電極等が配置されている。
【0038】
図1および図2に示すように、筐体101の長手方向(図中矢印A方向)の一方端寄りには、把持領域であるグリップ部160が設けられている。このグリップ部160は、被験者が計測時において携帯型心電計100Aの本体を安定的に把持できるように設けられた部位であり、計測時においては、被験者の右手によって覆われる部位である。ここで、グリップ部160は、筐体101の長手方向の一方端に位置する第1端面である右側面106と、正面102、背面103、上面104および下面105のそれぞれの一方端寄り部分と、右側面106と上面とに連続する湾曲面108とを含んでいる。
【0039】
筐体101の正面102側のグリップ部160には、測定を開始させるための操作ボタンである測定ボタン142が設けられている。測定ボタン142に隣接する筐体101の正面102には、計測時において右手の親指を置くレスト148が設けられている。
【0040】
筐体101の長手方向の他方端寄りの正面102には、表示部150が位置している。表示部150は、たとえば液晶ディスプレイ等によって構成され、測定結果を表示する部位である。測定結果は、たとえば、図1に示すように心電波形や数値データとして表示される。
【0041】
正面102の表示部150の下方には、各種の操作ボタンが配置されている。図示する携帯型心電計100Aにおいては、筐体101の正面102に、設定ボタン143、表示ボタン144、左スクロールボタン145および右スクロールボタン146が配置されている。
【0042】
ここで、設定ボタン143は、携帯型心電計100Aの各種設定を行なうための操作ボタンであり、表示ボタン144は、測定結果を表示部150に表示させるために用いる操作ボタンである。そして左スクロールボタン145および右スクロールボタン146は、表示部150に表示される測定結果のグラフやガイド情報等をスクロールして表示させるための操作ボタンである。
【0043】
図1および図3に示すように、筐体101の上面104の所定位置には、電源ボタン141が配置されている。電源ボタン141は、携帯型心電計100AのON/OFFを操作する操作ボタンである。
【0044】
また、図1、図3および図4に示すように、筐体101の湾曲面108には、凹部108aが設けられている。この凹部108aは、湾曲面108の延伸方向に沿って延びている。凹部108a内の所定位置には、第1の電極である負電極110が設けられている。負電極110は導電性部材にて形成されており、凹部108aの湾曲面よりも外側に僅かに突出した形状を有しており、凹部108a内にて露出した状態となっている。この凹部108aは、右手の人差し指を受入れる形状に形成されている。
【0045】
図1および図5に示すように、筐体101の長手方向の他方端に位置する第2端面である左側面107には、第2の電極である正電極120が設けられている。この正電極120は導電性部材にて形成されており、筐体101の左側面107の中央部に位置している。また、正電極120の主面である身体との接触面121は平坦に形成されてる。正電極120の周りには、絶縁性部材からなる平坦面107aが形成されている。この平坦面107aは、正電極120の接触面121と同一平面を形成している。
【0046】
すなわち、電極形成面である筐体101の左側面107は、正電極120が位置する電極領域(正電極120の接触面121)と、この電極領域を取り囲むように位置し、平坦に形成された非電極領域(平坦面107a)とから構成されており、電極領域の主面と非電極領域の主面とは同一平面上に位置している。
【0047】
ここで、正電極120の接触面121は略矩形形状を有しており、その大きさは一辺の長さが20mm以上30mm以下に形成されていることが好ましい。また、電極領域との境界から電極形成面の端部までの非電極領域の幅は、少なくとも2mm以上とすることが好ましい。本実施の形態における携帯型心電計100Aにおいては、電極領域の大きさ(図5中におけるL11×L12)は30mm×20mmであり、電極形成面の大きさ(図5中におけるL13×L14)は62mm×27mmである。また、電極領域との境界から電極形成面の端部までの非電極領域の幅(図5中におけるD11およびD12)は、電極形成面の長手方向において16mm、短手方向において3.5mmである。
【0048】
図6に示すように、筐体101の背面103側のグリップ部160には、不関電極である中性電極130が位置している。この中性電極130は導電性部材にて形成されており、筐体101の裏面において上下方向に向かって延びている。中性電極130は、筐体101の裏面において、長手方向と交差する方向に延びており、その上端部分(上面104側端部)が下端部分(下面105側端部)よりも右側面106側に位置するように傾斜して設けられている。中性電極130は、計測時において、身体に生じる電位変動を検知する電極であり、測定結果に含まれる誤差成分を除去するための補正値を得るための電極である。
【0049】
次に、上述の構成の携帯型心電計100Aを用いた場合に被験者がとるべき計測姿勢について説明する。図7は、本発明の実施の形態1における携帯型心電計を用いて心電波形を計測する際に被験者がとるべき計測姿勢を示す図である。
【0050】
図7に示すように、計測時において被験者200は、携帯型心電計100Aのグリップ部160を右手210で把持しつつ、筐体101の左側面107に設けられた正電極120を胸部250の左側下部に位置する第5肋間前腋窩線上の皮膚に直接接触させる。そして、右手210の親指211にて筐体101の正面102に設けられた測定ボタン142を押下し、右手210の親指211をレスト148に置く。そしてこの状態を数十秒程度維持しつつ、心電波形を計測する。
【0051】
このときの携帯型心電計100Aの右手210による把持状態について説明する。図8は、本実施の形態における携帯型心電計の右手による把持状態を示す図である。ここで、図8(a)は、携帯型心電計を正面側から見た場合の図であり、図8(b)は、背面側から見た場合の図である。
【0052】
図8(a)に示すように、計測姿勢においては、被験者200は、携帯型心電計100Aの正面102が上方を向くように、掌で筐体101の右側面106を覆いつつ筐体101のグリップ部160を右手210で把持する。このとき、筐体101の正面102の一方端寄りに設けられたレスト148に右手210の親指211が接触するように親指211を軽く曲げて筐体101に添える。また、人差し指212は、筐体101の湾曲面108に沿うように軽く曲げ、湾曲面108に設けられた凹部108a内に挿入し、負電極110に接触した状態とする。さらに、図8(b)に示すように、筐体101の背面103のグリップ部160を右手210の中指213、薬指214および小指215で握る。このとき、筐体101の背面103側に回した中指213、薬指214および小指215のうちの少なくとも1本の指が、筐体101の背面103に設けられた中性電極130に接触するようにする。
【0053】
図9は、本実施の形態における携帯型心電計を用いて心電波形を計測する際に、被験者が衣服を装着していない場合にとるべき計測姿勢を上方から見た図である。
【0054】
図9に示すように、本実施の形態における携帯型心電計100Aにあっては、計測時において、筐体101の右側面106が右手210の掌で覆われるように筐体101を把持する。このため、右手210の手首が胸部250から所定の距離だけ必ず離れることになり、これに伴って右腕(前腕220および上腕230)が胸部250に接触しないようになる。この結果、負電極110および中性電極130を把持した右手210から、胸部250に非接触の前腕220、同じく胸部250に非接触の上腕230および右肩240を経由して、正電極が押圧された胸部250の順で測定回路が構成されるようになる。このため、測定回路が心臓を横切る計測姿勢が確実に実現されるようになり、右手210、前腕220および上腕230と胸部250との接触による測定回路の短絡が防止されるようになる。
【0055】
図10は、本実施の形態における携帯型心電計を用いて心電波形を計測する際に、被験者が衣服を装着している場合にとるべき計測姿勢を上方から見た図である。
【0056】
図10に示すように、被験者200が右肘を覆うような衣服300を装着している場合には、右肘を右脇腹に接触させて右手210を固定することが可能である。このように右肘を右脇腹に押し当てた計測姿勢をとることにより、数十秒間、図10に示す計測姿勢を右手210を動かすことなく維持することが可能になる。この結果、安定的に精度よく心電波形を計測することが可能になる。
【0057】
上述のように本実施の形態における携帯型心電計100Aにあっては、電極形成面である左側面107に、正電極120が位置する電極領域と、この電極領域を取り囲み平坦に形成された非電極領域とが含まれている。このように構成することにより、正電極120の接触面121と胸部250との接触安定性が向上し、測定電圧値にばらつきが生じず、精度良く安定的に心電波形を計測することが可能になる。これは、電極形成面に非電極領域を設けたことによって得られる効果である。この点について以下において詳しく説明する。
【0058】
計測時において計測される電圧値に重畳するノイズ成分としては、種々のものが考えられるが、このうち得られる電圧値に最も影響を与えるものとして、被験者が動くことによって生じる正電極と胸部との接触面積の変化がある。正電極と胸部の接触面積が変化すると、この部位における接触抵抗が大きく変動し、得られる電圧値に大きなばらつきが生じる。この測定電圧値のばらつきを抑制するためには、被験者が計測時において右手や胸部を動かすことなく図7に示す如くの計測姿勢を維持することが必要になる。しかしながら、通常は、計測時において息切れや動悸、めまい等が生じている場合が多く、このような計測姿勢を被験者が維持することは非常に困難である。このため、計測時において被験者の身体が動くことは避けられない。
【0059】
しかし、本実施の形態における携帯型心電計100Aにあっては、電極領域である正電極120の接触面121の周りに、この接触面121を取り囲むように形成された非電極領域が位置しているため、右手210や胸部250が動くことによって生じる接触部位の変動がもっぱらこの非電極領域でのみ発生し、電極領域ではほとんど発生しないようになる。このため、電極形成面の中央部に位置する正電極120の胸部250との接触がより安定的に維持されるようになり、たとえ被験者が動いたとしても、正電極120と胸部250との接触面積に変化が生じなくなり、結果として正確に測定電圧値を得ることが可能になる。この結果、心電波形を精度良く安定的に計測することができるようになる。
【0060】
以上において説明したように、本実施の形態の如くの携帯型心電計100Aとすることにより、図9に示す如くの計測姿勢をとった場合にも、心電計本体を把持した手を身体の他の部位に押し当てて固定することなく、電極と身体との安定的な接触が実現されるようになり、精度良く安定的に心電波形を計測することが可能になる。また、図10に示す如くの計測姿勢をとった場合には、右肘を胸部に押し当てることによって右手が安定するため、さらに精度良く安定的に心電波形を計測することができるようになる。
【0061】
なお、本実施の形態の如くの携帯型心電計100Aとした場合には、第2の電極である正電極を左手の掌や左足の大腿部内側に押し当てて心電波形を計測することも可能である。
【0062】
(接触安定性の検証試験)
以下においては、上述の携帯型心電計100Aの如くの構造を採用することにより、心電波形がどの程度安定するかを検証した試験について説明する。図11は、比較例として用いた携帯型心電計の正面図であり、図12は、図11に示す携帯型心電計の左側面図である。
【0063】
本試験においては、上述の携帯型心電計100Aを実施例として用い、図11および図12に示す携帯型心電計100Hを比較例として用いた。そして、これらの携帯型心電計を同一条件にて使用し、計測された心電波形の安定性を比較することにより、電極と身体との接触安定性を評価した。
【0064】
まず、比較例として用いた携帯型心電計100Hの構造について説明する。図11および図12に示すように、携帯型心電計100Hは、電極形成面である筐体101の左側面107の形状を除き、その構造は上述の携帯型心電計100Aと同様である。
【0065】
図11および図12に示すように、携帯型心電計100Hの筐体101の長手方向の他方端に位置する第2端面である左側面107には、第2の電極である正電極120が設けられている。この正電極120は導電性部材にて形成されており、筐体101の背面103から左側面107を経由して正面102にまで達している。すなわち、筐体101の左側面107の全面が身体との接触面121となるように、正電極120が形成されている。このため、上述の携帯型心電計100Aの左側面107に設けられている非電極領域は、本携帯型心電計100Hにおいては存在しない。
【0066】
携帯型心電計100Hの電極120の主面である接触面121は矩形形状を有しており、平坦に形成されている。そして、その大きさは62mm×27mmである。
【0067】
以上において説明した比較例としての携帯型心電計100Hの構造と、前述の実施例としての携帯型心電計100Aとの構造上の差をまとめると以下の表1のようになる。
【0068】
【表1】
Figure 2005046215
【0069】
図13は、携帯型心電計100Hを用いて、図7に示す如くの計測姿勢にて被験者自らが心電波形を計測した場合に得られた心電波形を示す図である。これに対し、図14は、携帯型心電計100Aを用いて、図7に示す如くの計測姿勢にて被験者自らが心電波形を計測した場合に得られた心電波形を示す図である。なお、これらの図において、横軸は時間を示しており、縦軸は測定電圧値を示している。
【0070】
図11および図12に示すような、左側面107の全面が正電極120の接触面121である携帯型心電計100Hを用いた場合には、図13に示すように、計測される測定電圧値に大きなばらつきが生じていることが分かる。測定電圧値のばらつきの大きさは最大1.5V程度であり、短時間の内に大幅に測定電圧値の変動が生じていることが分かる。これは、被験者の手首や胸部等が動くことにより、正電極120と胸部との接触面積が変化したことによって生じるものであり、この部分における接触抵抗に大きな変動が生じたためである。
【0071】
これに対し、図1ないし図6に示すような、左側面107の中央部に正電極120の接触面121が位置し、その周囲に非電極領域が形成された携帯型心電計100Aを用いた場合には、図14に示すように、計測される測定電圧値が非常に安定していることが分かる。測定電圧値のばらつきの大きさは約0.3V程度であり、携帯型心電計100Hにおけるばらつきの約5分の1程度に抑制されている。これは、被験者の手首や胸部等が動いた場合にも、電極形成面である左側面107と被験者の胸部との間の接触状態の変動はもっぱら非電極領域でのみ発生し電極領域ではほとんど発生しないこととなり、正電極120と胸部との安定的な接触が確保されるためであると考えられる。
【0072】
図15は、図13および図14に示す心電波形を時間軸方向に拡大し、比較のために重ね合わせた図である。図15に示すように、実施例における測定波形においては、一回の鼓動によって得られる個々の心電波形が他の心電波形とほぼ同じ形状で得られ、精度良く安定的に心電波形が計測されていることが分かる。これに対し、比較例における測定波形においては、一回の鼓動によって得られる個々の心電波形にも乱れが生じており、精度良く安定的に心電波形を計測できていないことが分かる。このため、比較例における測定波形では、心電波形に異常があるのか測定誤差であるのかの判別がつき難く、異常波形を計測すること自体の意味が没却しかねない。これに対し、実施例における測定波形にあっては、異常な心電波形と正常な心電波形とを確実に判別することが可能になり、心筋症の早期発見に大きく寄与するものとなる。
【0073】
(実施の形態2)
図16は、本発明の実施の形態2における携帯型心電計の正面図である。また、図17は、本発明の実施の形態2における携帯型心電計の左側面図である。なお、上述の実施の形態1と同様の部分については図中同一の符号を付し、その説明はここでは繰り返さない。
【0074】
図16および図17に示すように、本実施の形態における携帯型心電計100Bは、上述の実施の形態1における携帯型心電計100Aと筐体101の電極形成面である左側面107の形状においてのみ異なる。
【0075】
本実施の形態における携帯型心電計100Bは、筐体101の左側面107に第2の電極である正電極120を有している。この正電極120は導電性部材にて形成されており、筐体101の左側面107の中央部に位置している。正電極120の周りには、絶縁性部材からなる平坦面107aが形成されている。正電極120の主面である身体との接触面121は、平坦面107aの主面から突出した位置に設けられている。なお、正電極120の接触面121は平坦に形成されてる。
【0076】
すなわち、電極形成面である筐体101の左側面107は、正電極120が位置する電極領域(正電極120の接触面121)と、この電極領域を取り囲むように位置し、平坦に形成された非電極領域(平坦面107a)とから構成されており、電極領域の主面は、非電極領域の主面よりも突出した位置に設けられている。
【0077】
ここで、正電極120の接触面121は略矩形形状を有しており、その大きさは一辺の長さが20mm以上30mm以下に形成されていることが好ましい。また、非電極領域の主面よりも突出して位置する電極領域の主面と、非電極領域の主面との距離は、1mm以下であることが好ましい。また、電極領域との境界から電極形成面の端部までの非電極領域の幅は、少なくとも2mm以上とすることが好ましい。本実施の形態における携帯型心電計100Bにおいては、電極領域の大きさ(図17中におけるL21×L22)は30mm×20mmであり、電極領域の主面と非電極領域の主面との距離(図16中におけるH21)は0.5mmであり、電極形成面の大きさ(図17中におけるL23×L24)は62mm×27mmである。また、電極領域との境界から電極形成面の端部までの非電極領域の幅(図17中におけるD21およびD22)は、電極形成面の長手方向において16mm、短手方向において3.5mmである。
【0078】
なお、筐体101の左側面107の正電極120の周囲には、突起部107bが複数設けられている。この突起部107bは、計測時に正電極120が身体の表面において位置ずれを起こさないように滑り止めとして機能する部位である。
【0079】
この突起部107bは、好ましくは突出して位置する電極領域の主面と同じ高さかそれよりも小さい高さに形成されている。本実施の形態における携帯型心電計100Bにおいては、突起部の高さ(図16中におけるH22)は0.5mmである。
【0080】
このように、正電極120の身体との接触面121を筐体101の左側面107から突出して設けることにより、正電極120の位置を被験者が容易に確認することができるようになるため、測定位置が特定し易くなる。この場合に、非電極領域に複数の突起部を設けることにより、計測時における正電極と身体の位置ずれが防止されるようになるため、電極の接触面と身体との接触が安定的に維持されるようになる。
【0081】
(実施の形態3)
図18は、本発明の実施の形態3における携帯型心電計の正面図である。また、図19は、本発明の実施の形態3における携帯型心電計の左側面図である。なお、上述の実施の形態1と同様の部分については図中同一の符号を付し、その説明はここでは繰り返さない。
【0082】
図18および図19に示すように、本実施の形態における携帯型心電計100Cは、上述の実施の形態1における携帯型心電計100Aと筐体101の電極形成面である左側面107の形状においてのみ異なる。
【0083】
本実施の形態における携帯型心電計100Cは、筐体101の左側面107に第2の電極である正電極120を有している。この正電極120は導電性部材にて形成されており、筐体101の左側面107の中央部に位置している。正電極120の周りには、絶縁性部材からなる平坦面107aが形成されている。正電極120の主面である身体との接触面121は、平坦面107aの主面から突出した位置に設けられている。なお、正電極120の接触面121は平坦に形成されてる。
【0084】
すなわち、電極形成面である筐体101の左側面107は、正電極120が位置する電極領域(正電極120の接触面121)と、この電極領域を取り囲むように位置し、平坦に形成された非電極領域(平坦面107a)とから構成されており、電極領域の主面は、非電極領域の主面よりも突出した位置に設けられている。
【0085】
ここで、正電極120の接触面121は略矩形形状を有しており、その大きさは一辺の長さが20mm以上30mm以下に形成されていることが好ましい。また、非電極領域の主面よりも突出して位置する電極領域の主面と、非電極領域の主面との距離は、1mm以下であることが好ましい。また、電極領域との境界から電極形成面の端部までの非電極領域の幅は、少なくとも2mm以上とすることが好ましい。本実施の形態における携帯型心電計100Cにおいては、電極領域の大きさ(図19中におけるL31×L32)は30mm×20mmであり、電極領域の主面と非電極領域の主面との距離(図18中におけるH31)は0.5mmであり、電極形成面の大きさ(図19中におけるL33×L34)は62mm×27mmである。また、電極領域との境界から電極形成面の端部までの非電極領域の幅(図19中におけるD31およびD32)は、電極形成面の長手方向において16mm、短手方向において3.5mmである。
【0086】
なお、筐体101の左側面107の正電極120の周囲には、凹部107cが複数設けられている。この凹部107cは、計測時に正電極120が身体の表面において位置ずれを起こさないように滑り止めとして機能する部位である。
【0087】
この凹部107cの深さは、好ましくは0.3cm以上1mmである。本実施の形態における携帯型心電計100Cにおいては、凹部の深さは0.5mmである。
【0088】
このように、正電極120の身体との接触面121を筐体101の左側面107から突出して設けることにより、正電極120の位置を被験者が容易に確認することができるようになるため、測定位置が特定し易くなる。この場合に、非電極領域に複数の凹部を設けることにより、計測時における正電極と身体の位置ずれが防止されるようになるため、電極の接触面と身体との接触が安定的に維持されるようになる。
【0089】
上述の実施の形態1から3においては、把持領域が筐体の長手方向の一方端寄りに位置する第1端面を含むように構成された携帯型心電計を例示して説明を行なったが、特にこのような形状の携帯型心電計に限定されるものではない。本発明は、把持領域が第1端面を含んでいない形状の携帯型心電計、すなわち右手によって第一端面が覆われないような把持状態を意図した携帯型心電計においても当然に適用可能である。
【0090】
また、上述の実施の形態1から3においては、いずれも正電極、負電極および中性電極の3つの電極を具備した携帯型心電計を例示して説明を行なったが、中性電極は必須の電極ではない。このため、少なくとも正電極および負電極からなる一対の測定電極を筐体の外表面に有している携帯型心電計であればどのようなものにも本発明を適用することが可能である。
【0091】
さらには、上述の実施の形態1から3においては、いずれも筐体の外表面に表示部を備えた携帯型心電計を例示して説明を行なったが、表示部が別体に設けられた携帯型心電計にも本発明は当然に適用可能である。表示部が別体に形成された携帯型心電計としては、計測した心電波形を無線または有線で外部表示装置に出力するものなどが考えられる。
【0092】
このように、今回開示した上記各実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではない。本発明の技術的範囲は特許請求の範囲によって画定され、また特許請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むものである。
【0093】
【発明の効果】
本発明によれば、心電計本体を把持した手を身体の他の部位に押し当てて固定することなく、電極と身体との安定的な接触が実現される携帯型心電計を提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における携帯型心電計の外観構造を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態1における携帯型心電計の正面図である。
【図3】本発明の実施の形態1における携帯型心電計の上面図である。
【図4】本発明の実施の形態1における携帯型心電計の右側面図である。
【図5】本発明の実施の形態1における携帯型心電計の左側面図である。
【図6】本発明の実施の形態1における携帯型心電計の背面図である。
【図7】本発明の実施の形態1における携帯型心電計を用いて心電波形を計測する際に被験者がとるべき計測姿勢を示す図である。
【図8】本発明の実施の形態1における携帯型心電計を用いて心電波形を計測する際の右手による把持状態を示す図である。
【図9】本発明の実施の形態1における携帯型心電計を用いて心電波形を計測する際に、被験者が衣服を装着していない場合にとるべき計測姿勢を上方から見た図である。
【図10】本発明の実施の形態1における携帯型心電計を用いて心電波形を計測する際に、被験者が衣服を装着している場合にとるべき計測姿勢を上方から見た図である。
【図11】接触安定性の検証試験において、比較例として用いた携帯型心電計の正面図である。
【図12】接触安定性の検証試験において、比較例として用いた携帯型心電計の左側面図である。
【図13】接触安定性の検証試験において、比較例における携帯型心電計にて計測された心電波形を示す図である。
【図14】接触安定性の検証試験において、実施例における携帯型心電計にて計測された心電波形を示す図である。
【図15】接触安定性の検証試験において、比較例における心電波形と実施例における心電波形との接触安定性を比較した図である。
【図16】本発明の実施の形態2における携帯型心電計の正面図である。
【図17】本発明の実施の形態2における携帯型心電計の左側面図である。
【図18】本発明の実施の形態3における携帯型心電計の正面図である。
【図19】本発明の実施の形態3における携帯型心電計の左側面図である。
【図20】従来の携帯型心電計の一例を示す斜視図である。
【図21】従来の携帯型心電計の他の例を示す正面図、左側面図および開状態における左側面図である。
【図22】従来の携帯型心電計のさらに他の例を示す正面図および右側面図である。
【図23】従来の携帯型心電計のさらに他の例を示す正面図である。
【図24】図23に示す携帯型心電計を用いて心電波形を計測する際に被験者がとるべき計測姿勢を示す図である。
【図25】図23に示す携帯型心電計を用いて心電波形を計測する際の右手による把持状態を示す図である。
【符号の説明】
100A〜100C 携帯型心電計、101 筐体、102 正面、103 背面、104 上面、105 下面、106 右側面、107 左側面(電極形成面)、107a 平坦面、107b 突起部、107c 凹部、108 湾曲面、108a 凹部、110 負電極(第1の電極)、120 正電極(第2の電極)、121 接触面、130 中性電極、141 電源ボタン、142 測定ボタン、143 設定ボタン、144 表示ボタン、145 左スクロールボタン、146 右スクロールボタン、148 レスト、150 表示部、160グリップ部、200 被験者、210 右手、211 親指、212 人差し指、213 中指、214 薬指、215 小指、220 前腕、230 上腕、240 右肩、250 胸部、300 衣服。

Claims (11)

  1. 筐体の外表面に設けられた第1の電極を把持しつつ、把持した手以外の肢体または胴に向けて前記筐体の外表面に設けられた第2の電極を押圧して心電波形を計測する携帯型心電計であって、
    前記筐体の外表面のうち、前記第2の電極が設けられた電極形成面は、前記第2の電極が位置する電極領域と、前記電極領域を取り囲むように位置し、平坦に形成された非電極領域とを含む、携帯型心電計。
  2. 前記電極領域は、前記電極形成面の中央部に位置している、請求項1に記載の携帯型心電計。
  3. 前記電極領域の主面は、平坦に形成されている、請求項1または2に記載の携帯型心電計。
  4. 前記電極領域の主面は、前記非電極領域の主面と同一平面上に位置している、請求項3に記載の携帯型心電計。
  5. 前記電極領域の主面は、前記非電極領域の主面よりも突出して位置している、請求項1から3のいずれかに記載の携帯型心電計。
  6. 複数の突起部が、前記非電極領域に設けられている、請求項1から5のいずれかに記載の携帯型心電計。
  7. 前記複数の突起部の頂点と前記非電極領域の主面との距離は、前記突出して位置する電極領域の主面と前記非電極領域の主面との距離と同じかそれよりも小さい、請求項6に記載の携帯型心電計。
  8. 複数の凹部が、前記非電極領域に設けられている、請求項1から7のいずれかに記載の携帯型心電計。
  9. 前記筐体は、略直方体形状を有しており、
    前記第1の電極は、前記筐体の長手方向の一方端に位置する第1端面を含む把持領域に設けられており、
    前記第2の電極は、前記筐体の長手方向の他方端に位置する第2端面に設けられている、請求項1から8のいずれかに記載の携帯型心電計。
  10. 前記筐体は、略直方体形状を有しており、
    前記第1の電極は、前記筐体の長手方向の一方端に位置する第1端面寄りに配設された把持領域に設けられており、
    前記第2の電極は、前記筐体の長手方向の他方端に位置する第2端面に設けられている、請求項1から8のいずれかに記載の携帯型心電計。
  11. 略直方体形状の筐体と、
    前記筐体の長手方向の一方端寄りに位置する把持領域に設けられた第1の電極と、
    前記筐体の長手方向の他方端に位置する第2端面に設けられた第2の電極とを備え、
    前記把持領域を右手で把持しつつ、把持した手以外の肢体または胴に向けて前記第2端面を押圧して心電波形を計測する携帯型心電計であって、
    前記第2端面は、前記第2の電極が位置する電極領域と、前記電極領域を取り囲むように位置し、平坦に形成された非電極領域とを含む、携帯型心電計。
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