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JP2005043538A - プロセスカートリッジおよび画像形成装置 - Google Patents

プロセスカートリッジおよび画像形成装置 Download PDF

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JP2005043538A
JP2005043538A JP2003201490A JP2003201490A JP2005043538A JP 2005043538 A JP2005043538 A JP 2005043538A JP 2003201490 A JP2003201490 A JP 2003201490A JP 2003201490 A JP2003201490 A JP 2003201490A JP 2005043538 A JP2005043538 A JP 2005043538A
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photosensitive drum
developing roller
developing
roller
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Hideki Maejima
英樹 前嶋
Susumu Shintani
進 新谷
Tatsuya Suzuki
達也 鈴木
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Canon Inc
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Abstract

【課題】感光ドラムを現像ローラ加圧するための、加圧バネのへたりを防止する。
【解決手段】感光ドラムと現像ローラと感光ドラムを保持するためのクリーニング容器と、現像ローラを保持するための現像容器と、クリーニング容器と現像容器が回動可能に結合するための結合ピンと、現像ローラが感光ドラムに加圧するための加圧バネと現像ローラと感光ドラムを離間させるための離間保持部材を有するプロセスカートリッジにおいて、感光ドラムと現像部材が過多に離間し、加圧バネがへたるのを防ぐために、クリーニング容器ないし現像容器に離間ストッパ部材を設ける。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真方式を採用する複写機やプリンタ等の画像形成装置およびこれに用いられるプロセスカートリッジに関するものである。
また、プロセスカートリッジとは帯電手段、現像手段またはクリーニング手段の少なくとも何れか一つと、電子写真感光体ドラムとを一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを画像形成装置本体に対して着脱可能なものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、電子写真画像形成プロセスを用いた画像形成装置においては、電子写真感光体および電子写真感光体に作用するプロセス手段を一体的にカートリッジ化して、このカートリッジを画像形成装置に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されている。同様に現像装置をカートリッジ化したものも実用化されている。このプロセスカートリッジ方式によれば、装置のメンテナンスをユーザ自身で行うことができるので、格段に操作性を向上させることができた。よって、このプロセスカートリッジ方式は画像形成装置において広く用いられている。
【0003】
プロセスカートリッジ方式の画像形成装置は現像剤を用いて、記録媒体に画像を形成するものである。現像剤を感光体ドラムへ供給するための現像ローラを感光体ドラムと接触させて現像を行う接触現像方式では一般に導電性の基体の上に基体よりも電気抵抗値の高い一種類以上の抵抗層を設け、この抵抗層を感光体ドラムの接触させている。現像ローラは感光体ドラムに傷をつけないようにゴム等の弾性材料に導電粉を分散させた材料を用いている。また、現像ローラと感光体ドラムとの接触を安定化させ、現像ローラと感光体ドラムとの現像可能領域を一様にするため常時付勢部材により現像ローラを感光体ドラムに加圧している(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。この種のプロセスカートリッジは現像ローラを感光体ドラムへ付勢する付勢手段を内蔵しているため、現像ローラの表層が感光体ドラムの表面にならうように変形が生じてしまう可能性があるため、プロセスカートリッジの製造が完了した後、ユーザがプロセスカートリッジを画像形成装置本体に装着するまでの物流過程において、感光体ドラムと現像ローラが離間するための離間部材をプロセスカートリッジに取り付けている。
【0004】
【特許文献1】
特開平5−66662号公報(第1図)
【特許文献2】
特開平8−44190号公報(第1図、第3図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
離間部材を取り付けたプロセスカートリッジをユーザが扱う際、ユーザがプロセスカートリッジを持つ位置によってはプロセスカートリッジを出荷した離間状態からさらに感光体ドラムと現像ローラが離間する可能性があり、それにより現像ローラを感光体ドラムに付勢している付勢部材(バネ)が圧縮され非線形領域に達する。一度非線形領域に達したバネは安定した荷重を得ることができないため、現像ローラが感光体ドラムに加圧する加圧力が安定せず、現像不良により品質の良い画像を得ることができない。また、最近のプロセスカートリッジはコンパクトであることも求められており、その場合付勢する付勢部材のスペースも限られるため、付勢部材(バネ)の荷重長から密着巻きまでの距離も短くなり、従来よりもさらにバネが非線形領域に達しやすくなる。
【0006】
本発明では、ユーザがプロセスカートリッジを扱う際に、付勢部材(圧縮コイルバネ)がへたり、現像ローラが安定して感光ドラムに加圧できなくなるのを防止することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は以上のような点を鑑みてなされたものであり、その目的は以下の構成にて達成される。
【0008】
すなわち本出願に係る第1の発明は、画像形成装置に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、電子写真感光体ドラムと、前記電子写真感光体ドラムに形成される静電潜像を現像剤を用いて現像するための現像ローラと、前記電子写真感光体ドラムを支持する第1枠体と、前記現像ローラを支持する第2枠体と、前記電子写真感光体ドラムと前記現像ローラを離接可能に第1枠体と第2枠体を結合するための結合部材と、前記電子写真感光体ドラムと前記現像ローラを接する方向に付勢する付勢部材と、前記電子写真感光体ドラムと前記現像ローラを離間するための離間部材とを有し、前記電子写真感光体ドラムと前記現像ローラが過多に離間するのを防ぐためのストッパ部を第1の枠体ないし第2の枠体に設けたことを特徴とするプロセスカートリッジである。
【0009】
本出願に係る第2の発明は、画像形成装置に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、電子写真感光体ドラムと、前記電子写真感光体ドラムに形成される静電潜像を現像剤を用いて現像するための現像ローラと、前記電子写真感光体ドラムを支持する第1枠体と、前記現像ローラを支持する第2枠体と、前記電子写真感光体ドラムと前記現像ローラを離接可能に第1枠体と第2枠体を結合するための結合部材と、前記電子写真感光体ドラムと前記現像ローラを接する方向に付勢する付勢部材と、前記電子写真感光体ドラムと前記現像ローラを離間するための離間部材とを有し、前記電子写真感光体ドラムと前記現像ローラが過多に離間するのを防ぐためのストッパ部を第1の枠体ないし第2の枠体に設けたプロセスカートリッジを具備し、プロセスカートリッジを取り外し可能に装着するための装着部を、有することを特徴とする画像形成装置である。
【0010】
本出願に係る第3の発明は、画像形成装置に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、電子写真感光体ドラムと、前記電子写真感光体ドラムに形成される静電潜像を現像剤を用いて現像するための現像ローラと、現像ローラに圧接させトナー層を規制する現像ブレードと、前記電子写真感光体ドラムを支持する第1枠体と、前記現像ローラと前記現像ブレードを支持する第2枠体と、前記電子写真感光体ドラムと前記現像ローラを離接可能に第1枠体と第2枠体を結合するための結合部材と、前記電子写真感光体ドラムと前記現像ローラを接する方向に付勢する付勢部材と、前記現像ローラと前記現像ブレードの間に少なくとも圧力分散作用を有する保護部材と、前記電子写真感光体ドラムと前記現像ローラを離間するための離間部材とを有し、前記電子写真感光体ドラムと前記現像ローラが過多に離間するのを防ぐためのストッパ部材を第1の枠体および第2の枠体に設けており、前記保護部材は前記プロセスカートリッジ使用時に取り外し可能であり、前記保護部材を取り外す際、前記ストッパ部が前記保護部材のガイドとなるガイド部材を兼ねていることを特徴とするプロセスカートリッジである。
【0011】
本出願に係る第5の発明は、画像形成装置に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、電子写真感光体ドラムと、前記電子写真感光体ドラムに形成される静電潜像を現像剤を用いて現像するための現像ローラと、現像ローラに圧接させトナー層を規制する現像ブレードと、前記電子写真感光体ドラムを支持する第1枠体と、前記現像ローラと前記現像ブレードを支持する第2枠体と、前記電子写真感光体ドラムと前記現像ローラを離接可能に第1枠体と第2枠体を結合するための結合部材と、前記電子写真感光体ドラムと前記現像ローラを接する方向に付勢する付勢部材と、前記現像ローラと前記現像ブレードの間に少なくとも圧力分散作用を有する保護部材と、前記電子写真感光体ドラムと前記現像ローラを離間するための離間部材とを有し、前記電子写真感光体ドラムと前記現像ローラが過多に離間するのを防ぐためのストッパ部材を第1の枠体および第2の枠体に設けており、前記保護部材は前記プロセスカートリッジ使用時に取り外し可能であり、前記保護部材を取り外す際、前記ストッパ部が前記保護部材のガイドとなるガイド部材を兼ねていることを特徴とするプロセスカートリッジを具備し、プロセスカートリッジを取り外し可能に装着するための装着部を有することを特徴とする画像形成装置である。
【0012】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態に係る現像装置、プロセスカートリッジおよびこれを用いる画像形成装置について説明する。
【0013】
(実施例)
(カラー画像形成装置の全体構成)
まずカラー画像形成装置の全体構成について、図2、3を参照して概略説明する。図2はカラー画像形成装置の一形態であるフルカラーレーザプリンタの全体構成説明図で、図3はそれに用いられるプロセスカートリッジの全体構成説明図である。
【0014】
カラーレーザプリンタは図2に示すように、Y、M、C、Bk各色ごとに像担持体を有する画像形成部と、画像形成部で現像され多重転写されたカラー画像を保持し、給送部から給送された転写材Pにさらに転写する中間転写体5とからなる。像担持体である感光体ドラム1(1a、1b、1c、1d)は、駆動手段によって、同図中反時計回りに回転駆動される。感光体ドラム1の周囲には、その回転方向にしたがって順に、感光体ドラム1表面を均一に帯電する帯電装置2(2a、2b、2c、2d)、画像情報に基づいてレーザビームを照射し、感光体ドラム1上の静電潜像を形成するスキャナユニット3(3a、3b、3c、3d)、静電潜像にトナーを付着させてトナー像として現像する現像装置4(4a、4b、4c、4d)、感光体ドラム1上のトナー像を第一転写部T1で中間転写装置5に転写させ、転写後の感光体ドラム1表面に残った転写残トナーを除去するクリーニング装置を含む感光体ユニット6(6a、6b、6c、6d)が配設されている。中間転写体5に転写されたトナー像は第二転写部T2で二次転写ローラ13にて転写材Pへさらに転写し、カラー画像を転写された転写材Pを定着部8へ搬送してカラー画像を転写材Pに定着し、排出ローラ群25によって装置上面の排出トレイ26上へ排出するものである。
【0015】
ここで、感光体ドラム1と帯電装置2、現像装置4、クリーニング装置6は一体的にカートリッジ化されプロセスカートリッジ7を形成している。
【0016】
また、図3に示すように、画像形成装置本体100は中間転写体5を一体とする開閉カバー29を有しており、プロセスカートリッジ7はこの開閉カバー29を開いた状態で、感光体ドラム1を手前にして、画像形成装置本体100への着脱を行う。
【0017】
次に上記画像形成装置の各部の構成について順次詳細に説明する。
【0018】
(感光体ドラム)
次に感光体ドラムについて詳述する。
【0019】
感光体ドラム1は、たとえば直径30mmのアルミシリンダの外周面に有機光導電体層(OPC感光体)を塗布して構成したものである。感光体ドラム1は、その両端部を支持部材によって回転自在に支持されており、一方の端部に駆動モータ(不図示)からの駆動力が伝達されることにより、図示反時計回りに駆動される。
【0020】
(帯電装置)
帯電手段2としては、接触ローラ帯電方式を用いたものである。帯電部材はローラ状に形成された導電性ローラであり、このローラを感光体ドラム1表面に当接させるとともに、このローラに帯電バイアスを印加することにより、感光体ドラム1表面を一様に帯電させるものである。
【0021】
(露光手段)
露光手段であるスキャナユニット3は、画像信号がレーザダイオードに与えられると、このレーザダイオードは画像信号に対応する画像光を、スキャナモータによって高速回転されるポリゴンミラー9(9a、9b、9c、9d)へ照射する。このポリゴンミラー9で反射した画像光は、結像レンズを介して一定速度で回転する感光体ドラム1の表面を選択的に露光し、その結果感光体ドラム1上に静電潜像を形成する。
【0022】
(現像装置)
現像装置4は、上記静電潜像を可視像化するために、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色トナーを収納したトナー容器41から構成され、トナー容器41内のトナーを送り機構42によってトナー供給ローラ43へ送り込み、図示時計方向に回転するトナー供給ローラ43および現像ローラ40の外周に圧接された現像ブレード44によって図示時計方向に回転する現像ローラ40外周にトナーを塗布し、かつトナーに電荷を付与する。
【0023】
そして潜像が形成された感光体ドラム1と対向した現像ローラ40に現像バイアスを印加することにより、潜像に応じて感光体ドラム1上にトナー現像を行うものである。
【0024】
(中間転写体)
中間転写体5はカラー画像形成装置100動作時にプロセスカートリッジ7により可視化された感光体ドラム1上のトナー画像を多重転写するための感光体ドラム1の外周速度と同期して図示時計回りに回転する。感光体ドラム1上に形成されたトナー画像は感光体ドラム1に中間転写体5を挟んで対向位置に配置され、電圧を印加された一次転写ローラ12(12a、12b、12c、12d)との接点である一次転写部T1(T1a、T1b、T1c、T1d)で中間転写体5上に多重転写される。多重転写を受けた中間転写体5は二次転写部T2において電圧を印加された二次転写ローラ13によって転写材Pを挟み込み搬送することにより転写材Pに中間転写体5上の各色トナー像を同時多重転写する。
【0025】
本実施例に係わる中間転写体5(中間転写ベルト)は周長約620mmのシームレス樹脂ベルトで形成されており、駆動ローラ14、二次転写対向ローラ15、テンションローラ16の三軸で張架され、テンションローラ16の両端をばねで荷重し、中間転写ベルト5の周長が本体内の温湿度や経時変化により変化しても、変化量を吸収できる構成となっている。
【0026】
中間転写体5の内側の片側縁部全周には、ゴムで形成されたガイドリブ(不図示)が接着剤により貼り付けられている。そして、テンションローラ16の片側端部には勾配を持ち、樹脂で形成したフランジ(不図示)が配置されていて、ガイドリブとフランジで中間転写体5の走行方向と直行する方向の動き(以下「寄り」という)を規制している。
【0027】
中間転写体5は本体に駆動ローラ14を支点として支持され、駆動ローラ14の図示後方の一方端に図示しない駆動モータの駆動力を伝達することにより、中間転写体5を画像形成動作に応じて図示時計回りに回転させるようにしている。
【0028】
(給紙部)
給紙部は画像形成部へ転写材Pを給送するものであり、複数枚の転写材Pを収納したカセット17と給紙ローラ18、分離パッド19、給紙ガイド20、レジストローラ対21から主に構成される。画像形成時には給紙ローラ18が画像形成動作に応じて駆動回転し、カセット17内の転写材Pを一枚ずつ分離給送するとともに、給紙ガイド20によってガイドし、搬送ローラを経由してレジストローラ対21に至る。画像形成動作中にレジストローラ21は、転写材Pを静止待機させる非回転の動作と転写材Pを中間転写体5に向けて搬送する回転の動作とを所定のシーケンスで行い、次工程である転写工程時の画像と転写材Pとの位置合わせを行う。
【0029】
(転写部)
転写部は揺動可能な二次転写ローラ13からなる。二次転写ローラ13は金属軸を中抵抗発泡弾性体で巻いてあり、図示略上下方向に移動可能でかつ駆動を有す。転写材Pにカラー画像を転写するタイミングに合わせて転写ローラ13は図示しないカム部材により上方の位置、すなわち転写材Pを介して中間転写体5に所定の圧で押しつけられる。このとき同時に二次転写ローラ13にはバイアスが印加され中間転写体5上のトナー画像は転写材Pに転写される。ここで中間転写体5と二次転写ローラ13とはそれぞれ駆動されているため、両者に挟まれた状態の転写材Pは転写工程が行われると同時に、図示左方向に所定の速度で搬送され、搬送ベルト22により次工程である定着器8に向けて搬送される。
【0030】
(定着部)
定着器8は上記現像手段により形成されたトナー画像を中間転写体5を介して転写材P上に形成したトナー画像を定着させるものであり、転写材Pに熱を加えるためのセラミックヒータを内蔵しているフィルムガイドユニット23と転写材Pをフィルムガイドユニットに圧接させるための加圧ローラ24とからなる。すなわちトナー像を保持した転写材Pはフィルムガイドユニット23と加圧ローラ24とにより搬送されるとともに熱および圧力を加えられることによりトナーが転写材Pに定着される。
【0031】
(画像形成動作)
次に上記のように構成された装置によって画像形成を行う場合の動作について説明する。
【0032】
まず図4に示す給紙ローラ18を回転して給紙カセット17内の転写材Pを一枚分離し、レジストローラ21へと搬送する。
【0033】
一方、感光体ドラム1と中間転写体5とが各々所定の外周速度V(以下プロセス速度と呼ぶ)で図示矢印方向へ回転する。
【0034】
帯電装置2によって表面を均一に帯電された感光体ドラム1はレーザ露光を受け画像形成を行う。
【0035】
1:イエロー画像の形成
スキャナ部3aによりイエロー画像のレーザ照射を行い、感光体ドラム1a上にイエロー潜像を形成する。この潜像形成と同時にイエロー現像装置4aを駆動し、感光体ドラム1a上の潜像にイエロートナーが付着するように感光体ドラム1aの帯電極性と同極性で略同電位の電圧を印加してイエロー現像を行う。同時に現像部の下流の第一転写位置T1aで感光体ドラム1a上のイエロートナー像を中間転写体5の外周に一次転写する。このとき中間転写体5には上記イエロートナーと逆特性の電圧を印加して一次転写を行う。
【0036】
2:マゼンタ画像の形成
次いで中間転写体5の外周のイエロー画像と先端が一致するように、スキャナ部3bによりマゼンタ画像のレーザ照射がスタートされ、イエローと同様にして感光体ドラム1b上の潜像にマゼンタトナー像が現像され、感光体ドラム1b上のマゼンタトナー像を第一転写位置T1bで中間転写体5上にイエローのトナー像に重ねて転写する。
【0037】
3:シアン画像の形成
次いで中間転写体5の外周のイエローおよびマゼンタ画像と先端が一致するように、スキャナ部1cによりシアン画像のレーザ照射がスタートされ、マゼンタと同様にして感光体ドラム1c上の潜像にシアントナー像が現像され、感光体ドラム1c上のシアントナー像を第一転写位置T1cで中間転写体5上にイエロー、マゼンタの各トナー像に重ねて転写する。
【0038】
4:ブラックトナー像の形成
次いで中間転写体5の外周のイエロー、マゼンタおよびシアン画像と先端が一致するように、スキャナ部3dによりブラック画像のレーザ照射がスタートされ、シアンと同様にして感光体ドラム1d上の潜像にブラックトナー像が現像され、感光体ドラム1d上のブラックトナー像を第一転写位置T1dで中間転写体5上にイエロー、マゼンタおよびシアンの各トナー像に重ねて転写する。
【0039】
以上イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの順で潜像形成、現像および中間転写体5へのトナー転写をそれぞれの一次転写位置T1a、T1b、Tc、T1dで行い、中間転写体5の表面にイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4種のトナーからなるフルカラー画像を形成することになる。
【0040】
4色目のブラックトナーの一次転写を終えてフルカラー画像を形成した中間転写体5の画像先端が第二転写部T2へ到達する前に、先述のレジストローラ21で待機させておいた転写材Pをタイミングを合わせて搬送スタートさせる。上記4色の中間転写体5上への各色の画像形成時には下方に待機し、中間転写体5とは非接触状態であった二次転写ローラ13を同時に上方へカム(不図示)で移動させ、転写剤Pを中間転写体5の第二転写部T2で圧接すると同時に二次転写ローラ13にトナーと逆極性のバイアスを印加することで、中間転写体5上のフルカラー画像を転写材Pに4色同時に転写する。第二転写部T2を経た転写材Pは中間転写体5から剥離され、定着部8へ搬送され、トナー定着を行った後に排出ローラ25を介して本体上部の排出トレイ26上へ画像面を下向きにして排出され、画像形成動作を終了する。
【0041】
(プロセスカートリッジの構成)
次に本発明を実施したプロセスカートリッジについて図4および図5により詳細に説明する。図4および図5はトナーを収納したプロセスカートリッジ7の主断面および斜視図を示している。なお、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各プロセスカートリッジ7a、7b、7c、7dは同一構成である。
【0042】
図3に示すようにプロセスカートリッジ7は、像担持体であるドラム状の電子写真感光体すなわち感光ドラム1と、帯電装置2およびクリーニングブレード60を備えた感光ドラムユニット6および感光ドラム1上の静電潜像を現像する現像ローラ40を有する現像ユニット4に分かれている。
【0043】
感光ドラムユニット6は、感光ドラム1が軸受部材31を介してクリーニング枠体61に回転自在に取り付けてられている。感光ドラム1の周上には、感光ドラム1の表面を一様に帯電させるための一次帯電手段2、および感光ドラム上に残ったトナーを除去するためのクリーニングブレード60が配置されている。
【0044】
クリーニングブレード60によって感光ドラム1表面から除去された残留トナーは、トナー送り機構62によってクリーニング枠体後方に設けられた廃トナー室63に順次送られる。そして図示後方の一方端に図示しない駆動モータの駆動力を伝達することにより、感光ドラム1を画像形成動作に応じて図示反時計回りに回転駆動させるようにしている。
【0045】
現像ユニット4は、感光ドラム1と接触して矢印Y方向に回転する現像ローラ40、およびトナーが収容されたトナー容器41と現像容器45とから構成される。現像ローラ40は現像軸受47、48を介して回転自在に現像容器45に支持され、また現像ローラ40の周上には、現像ローラ40と接触して矢印Z方向に回転するトナー供給ローラ43と現像ブレード44がそれぞれ配置されている。さらにトナー容器41内には収容されたトナーを撹拌するとともにトナー供給ローラ43に搬送するためのトナー搬送機構42が設けられている。
【0046】
そして図5に示すように、現像ユニット4は、現像ユニット4の両端に取り付けられた現像軸受47、48にそれぞれ設けられた支持穴49を中心に、ピン49aによって現像ユニット4全体が感光体ドラムユニット6に対して揺動自在に支持された吊り構造となっている。
【0047】
プロセスカートリッジ7単体(プリンタ本体に装着しない)状態においては、支持軸49aを中心に回転モーメントにより現像ローラ40が感光ドラム1に接触するよう、加圧バネ64によって現像ユニット4が常に付勢されている。
【0048】
現像時、トナー攪拌部材42によって収納されたトナーがトナー供給ローラ43へ搬送されると、矢印Z方向に回転するトナー供給ローラ43が、そのトナーを矢印Y方向に回転する現像ローラ40との摺擦によって現像ローラ40に供給し、現像ローラ40上に担持させる。現像ローラ40上に担持されたトナーは、現像ローラ40の回転にともない現像ブレード44のところに至り、現像ブレード44がトナーに対して電荷を付与するとともに、所定のトナー薄層に形成する。そして、感光ドラム1と現像ローラ40とが接触した現像部に搬送され、現像部において、図示しない電源から現像ローラ40に印加した直流現像バイアスにより、感光ドラム1の表面に形成されている静電潜像に付着して、潜像を現像する。
【0049】
現像に寄与せずに現像ローラ40の表面に残留したトナーは、現像ローラ40の回転にともない現像器内に戻され、トナー供給ローラ43との摺擦部で現像ローラ40から剥離、回収される。回収されたトナーは、トナー攪拌機構42により残りのトナーと撹拌混合される。
【0050】
感光ドラム1と現像ローラ40が接触して現像を行う接触現像方式においては、感光ドラム1は剛体とされ、これに使用する現像ローラ40は弾性体を有するローラとすることが好ましい。この弾性体としては、ソリッドゴム単層やトナーへの帯電付与性を考慮してソリッドゴム層上に樹脂コーティングを施したもの等が用いられる。
【0051】
また、トナー供給ローラ43は芯金部とスポンジ部からなる弾性ローラであり、スポンジ部は連発泡のスポンジにて形成されている。
【0052】
(カートリッジの装着手段)
図3は、画像形成装置100の開閉カバーの開口時の様子を表す概略断面図である。
【0053】
画像形成装置本体の開閉カバー29はカラー画像形成装置100の正面下方側に回転中心を有している。開閉カバー29を開くことでプロセスカートリッジ7a、7b、7c、7dへのアクセスが可能となる。
【0054】
101はプロセスカートリッジ7a、7b、7c、7dを一体で保持するCRG保持部材101である。このCRG保持部材101の回転中心は、画像形成装置上方に設けられ、リンク機構(不図示)により開閉カバー29と連結されている。これにより、開閉カバー29が開くことでCRG保持部材101および、プロセスカートリッジ7a、7b、7c、7dは所定の角度をもって保持されるように回転中心を中心に回転移動する。本実施例では、このときの角度は約45度である。
【0055】
この状態なら図中矢印方向にプロセスカートリッジ装着、着脱する場合に遮るものが無く操作が行い易くなる。
【0056】
(本発明に係る実施例)
次に本発明にかかる画像形成装置およびそれに用いられるプロセスカートリッジの構成について図1、図3および図5〜9により詳細に説明する。
【0057】
クリーニング容器61は感光体ドラム1、帯電ローラ2やクリーニング装置6を構成する各部材が組み付けられている。そして、現像手段を構成する各部材を組み付けた現像容器45と、感光体ドラム1やクリーニング部材60を組み付けたクリーニング容器61は、現像容器45の長手方向両端部に設けられた支持穴49(図5参照)を介して結合して、プロセスカートリッジ7を構成する。
【0058】
(クリーニング装置と現像装置の結合構成)
次に、現像容器45とクリーニング容器61の結合構成についてさらに図5、図6および図7を用いて説明する。
【0059】
現像容器45の長手方向両端部にそれぞれ支持穴49を持つアーム部が設けられている。これらの支持穴49を介して現像容器45とクリーニング容器61を、回動可能に結合する。
【0060】
クリーニング容器61には、ばね取り付け部(不図示)が一体的に形成されてあり、ばね取り付け部(不図示)には加圧バネ64(圧縮コイルバネ)が取り付けてある。加圧バネ64の位置は、クリーニング容器61の長手方向の端部であって、支持穴49から短手方向に離れて配設されている。そして、図5に示すように、クリーニング容器61の外側壁面には結合ピン49aが貫通する貫通穴が形成してある。前記貫通穴は感光体ドラム1と平行な軸上にある。
【0061】
上記構成において、現像容器45とクリーニング容器61とを結合する場合には、図5に示すように、現像容器45の長手方向両端側のアーム部に設けた支持穴49のそれぞれの中心を結んだ軸線上にクリーニング容器61の貫通穴の中心を配置し、結合ピン64をクリーニング容器61に設けた貫通穴からアーム部の支持穴49にそれぞれ貫通させる。これによって、現像容器45とクリーニング容器61とは結合ピン64を中心にして回動可能に結合される。
【0062】
このとき、クリーニング容器61に取り付けてある加圧バネ64は、現像容器45のバネ座(不図示)に接触した後、圧縮される。これにより、感光体ドラム1と現像ローラ40は、図7に示すように、結合ピン49aを中心(基準記号)とするモーメントで付勢され、感光体ドラム1に対して現像ローラ40と現像ローラ40の両端に設けられ現像ローラ40の外径と同等か若しくはそれ以下の外径のコロ部材46(図5参照)が圧接される。このように加圧バネ64の加圧力で、現像容器45が結合ピン49aを中心として現像ローラ40を感光体ドラム1側へ回動させることにより、金属製の芯金部40aとゴム部40bの2層で構成されている現像ローラ40のゴム表面が感光体ドラム1に突き当たる位置まで圧縮されて、現像可能領域(以下、ニップという)が作られる。
【0063】
上述のように現像容器45とクリーニング容器61を回動可能に結合する結合ピン49aを挿通させるアーム部の支持穴の一方を長穴とすることにより、感光体ドラム1と現像ローラ40(およびコロ部材46)はそれぞれの母線で接触する。この母線は感光体ドラム1および現像ローラ40の中心線と平行である。
【0064】
このように現像容器45とクリーニング容器61を回動可能に結合し、他端部に加圧バネ64を配置するプロセスカートリッジ7においては、感光体ドラム1と現像ローラ40は、図7に示すように、当接している。このように感光体ドラム1と現像ローラ40が当接した状態が、プロセスカートリッジ7が製造された後に出荷されて画像形成装置本体に装着されるまでの長期にわたって維持されると、現像ローラ40は、感光体ドラム1とが当接しているニップが、最悪の場合に接触している感光体ドラム1の表面形状にならうように変形が生じてしまう可能性がある。
【0065】
そこで、図1に示すように、感光体ドラム1と現像ローラ40との中心間距離を画像形成時の中心間距離よりも大きくした状態あるいは感光体ドラム1と現像ローラ40を離間した状態で物流することとした。
【0066】
(感光体ドラムと現像ローラの離間構成)
以下に、感光体ドラム1と現像ローラ40との中心間距離を大きくした状態あるいは感光体ドラム1と現像ローラ40を離間させた状態を保つための離間部材について、図1および図9を用いて説明する。
【0067】
図1および図9に図示する離間手段では、現像容器45とクリーニング容器61における感光体ドラム1および現像ローラ40と反対側の端部を保持して感光体ドラム1と現像ローラ40を離間させる離間保持部材70を用いる。
【0068】
感光体ドラム1と現像ローラ40を支持するプロセスカートリッジ7において、感光体ドラム1と現像ローラ40とを離間させるには、現像容器45とクリーニング容器61を結合ピン64で回動可能に結合してある中心点(基準記号)を通る垂直面を間にして感光体ドラム1と現像ローラ40を設けてある側とは反対側で現像容器45とクリーニング容器61を近接させるように、加圧バネ64の付勢力に抗して、図1に示す矢印Fで示すような力を加えることにより行うことができる。したがって、図1に矢印Fで示すような力を加えることができる離間保持部材70を図9に示すように現像容器45とクリーニング容器61に係止させることにより感光体ドラム1と現像ローラ40とを離間させる。なお、この際に、離間保持部材70には加圧バネ64に基づく張力が働くために、離間保持部材70は、物流時における引張りに対応する応力が許容範囲となるように幅と厚みを有するものとすることが必要である。
【0069】
離間保持部材70は、図9に示すように、現像容器45が矢印Fに示す方向とは反対方向へ回転するのを規制する下方規制部と、同様にクリーニング容器61が矢印Fに示す方向とは反対方向へ回転するのを規制する上方規制部を有し、加圧バネ64のバネ力に抗して現像容器45とクリーニング容器61を離間させるように力を加える構成としている。
【0070】
また、離間保持部材70には、現像容器45およびクリーニング容器61に接する面とは異なる面に対してつまみ70hを設けてある。これによって、離間保持部材70はつまみ70hを持って取り付けおよび取り外しを容易に行うことを可能にする。
【0071】
以上のように構成される離間保持部材70を、プロセスカートリッジ7の製造が完了した後に、図9に示すように、プロセスカートリッジ7に組み付けることにより、現像ローラ40と感光体ドラム1の中心間距離を大きくした状態あるいは現像ローラ40と感光体ドラム1を離間させた状態とすることができ、このような状態でプロセスカートリッジ7は出荷される。このように現像ローラ40と感光体ドラム1の中心間距離を大きくした状態あるいは現像ローラ40と感光体ドラム1とを離間させた状態において、プロセスカートリッジ7の物流を行うことにより、現像ローラ40が感光体ドラム1の表面形状にならうように変形することを防止することができる。
【0072】
ユーザが、プロセスカートリッジ7を画像形成装置本体100に装着する際に、つまみ70hをもって離間保持部材70をプロセスカートリッジ7から取り外す。すると、加圧バネ64のばね力で結合ピン49aを中心にして現像容器45とクリーニング容器61がそれぞれ回動して、現像ローラ40と感光体ドラム1が圧接する。同時に現像ローラ40のコロ部材46と感光体ドラム1が圧接する。上記に述べた離間部材70を取り付けたプロセスカートリッジ7をユーザが扱う際、ユーザがプロセスカートリッジ7を持つ位置によってはプロセスカートリッジ7を出荷した離間状態よりさらに感光体ドラム1と現像ローラ40が離間する可能性があり、その場合、結合ピン49aに対して現像ローラ40の反対側に位置する加圧バネ64が圧縮される。図8に示すように、この離間量が大きくなり(図8のD)、加圧バネ(圧縮コイルバネ)が荷重長から密着長さに近づくと、バネが非線形領域に達する。一度非線形領域に達したバネは安定した荷重を得ることができないため、現像ローラ40が感光体ドラム1に加圧する加圧力が安定せず、現像不良により品質の良い画像を得ることができなくなる。よって本発明では、加圧バネ64が密着巻きに到達する前の段階で現像容器45とクリーニング容器61が接触する構成をとっている。図1に示すように、クリーニング容器に取り付けられた加圧バネの近傍にクリーニング容器と一体となった離間ストッパ部材61aを設けている。これにより、加圧バネが密着巻きになることにより、非線形領域に達することを防止できる。前記離間ストッパ部材は現像容器と一体になるよう取り付けても良い。
【0073】
さらに、図10〜図14に示すように、プロセスカートリッジ7の製造時からユーザの初期使用に至るまでの間、保護部材32により、現像ブレード44の現像ローラ40への当接圧を分散しており、現像ローラ40の変形を抑制している。プロセスカートリッジ7の初期使用時に保護部材32を取り外すことで現像ローラ40と現像ブレード44が当接し、現像ブレード40が現像ローラに圧接し現像ローラ40上のトナー層を規制できるようになる。図10に示すように、保護部材32はシート状であり、先端は現像ローラ40と現像ブレード44に挟まれており、後端はクリーニング容器61と現像容器45の間を通り、プロセスカートリッジ7の後方に抜き出ている。プロセスカートリッジ7後方に抜き出た保護部材後端をユーザが引き抜くことにより、現像ローラ40と現像ブレード44が当接する。その際、図13に示すように保護部材32が加圧バネ64の長手よりも長いため、保護部材32を引き抜く時に、加圧バネ64に接触し加圧バネ64を巻き込んで外れてしまう恐れがある。本発明では図12に示すように、現像容器45およびクリーニング容器61と一体となったストッパ部(45a、61a)が保護部材32と加圧バネ64の間に位置することにより、ユーザが保護部材32を引き抜いた際、保護部材32が加圧バネ64を巻き込むことがなく、加圧バネ64が外れることがない。
【0074】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明においては、現像ローラを感光体ドラムに付勢している付勢部材(圧縮コイルバネ)が圧縮され非線形領域に達することを防ぎ、現像ローラが感光体ドラムに加圧する加圧力を安定させることができる。これにより、品質の高い画像を得ることができる。また上記構成により、付勢部材(圧縮コイルバネ)の荷重長から密着巻きまでの距離を短く設計できるようになり、従来よりコンパクトな付勢手段の使用が可能となり、プロセスカートリッジの小型化にも貢献することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプロセスカートリッジの実施例を示す断面図
【図2】フルカラー画像形成装置の全体構成を示す断面図
【図3】フルカラー画像形成装置の全体構成を示す断面図
【図4】プロセスカートリッジを示す断面図
【図5】プロセスカートリッジを示す斜視図
【図6】プロセスカートリッジを示す斜視図
【図7】本発明に係るプロセスカートリッジを示す断面図
【図8】従来のプロセスカートリッジを示す断面図
【図9】本発明に係る出荷時状態のプロセスカートリッジを示す断面図
【図10】本発明に係るプロセスカートリッジを示す断面図
【図11】本発明に係るプロセスカートリッジを示す断面図
【図12】本発明に係る現像装置の上視図
【図13】従来の現像装置の上視図
【符号の説明】
1(1a、1b、1c、1d) 感光ドラム
2(2a、2b、2c、2d) 帯電装置
3(3a、3b、3c、3d) スキャナユニット
4(4a、4b、4c、4d) 現像装置、現像ユニット
5 中間転写体(中間転写ベルト)
6(6a、6b、6c、6d) 感光体ユニット
7(7a、7b、7c、7d) プロセスカートリッジ
8 定着器(定着部)
9(9a、9b、9c、9d) ポリゴンミラー
12(12a、12b、12c、12d) 一次転写ローラ
13 二次転写ローラ
14 駆動ローラ
15 二次転写対向ローラ
16 テンションローラ
17 給紙カセット
18 給紙ローラ
19 分離パッド
20 給紙ガイド
21 レジストローラ
22 搬送ベルト
23 フィルムガイドユニット
24 加圧ローラ
25 排出ローラ
26 排出トレイ
29 開閉カバー(画像形成装置の前カバー)
31 軸受部材
32 保護部材
36 中間転写体ユニット
40 現像ローラ
40a 芯金部
40b ゴム部
41 トナー容器
41a ストッパ部
42 トナー撹拌(搬送)部材
42a 軸部材
42b シート部材
43 トナー供給ローラ
44 現像ブレード
45 現像容器
46 コロ部材
47 軸受部材
48 軸受部材
49 支持穴
49a 結合ピン
51 入射側ライトガイド
52 出射側ライトガイド
53 LED
54 フォトトランジスタ
55 メモリユニット
55A メモリユニット接点部
56 通信ユニット
56A 通信ユニット接点部
57 基板
60 クリーニングブレード
61 クリーニング枠体
61a ストッパ部
62 トナー送り機構
63 廃トナー室
64 加圧バネ(付勢部材)
70 離間保持部材
70h 離間保持部材の把手
100 画像形成装置
101 CRG保持部材
102 本体フレーム(本体側板)
P 転写材
T1(T1a、T1b、T1c、T1d) 一次転写部
T2 二次転写部
F 離間力
d 離間量(本発明)
D 離間量(従来の発明)

Claims (5)

  1. 画像形成装置に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、電子写真感光体ドラムと、前記電子写真感光体ドラムに形成される静電潜像を現像剤を用いて現像するための現像ローラと、前記電子写真感光体ドラムを支持する第1枠体と、前記現像ローラを支持する第2枠体と、前記電子写真感光体ドラムと前記現像ローラを離接可能に第1枠体と第2枠体を結合するための結合部材と、前記電子写真感光体ドラムと前記現像ローラを接する方向に付勢する付勢部材と、前記電子写真感光体ドラムと前記現像ローラを離間するための離間部材とを有し、前記電子写真感光体ドラムと前記現像ローラが過多に離間するのを防ぐためのストッパ部を第1の枠体ないし第2の枠体に設けたことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  2. 請求項1に記載のプロセスカートリッジを取り外し可能に装着するための装着部を、有することを特徴とする画像形成装置。
  3. 画像形成装置に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、電子写真感光体ドラムと、前記電子写真感光体ドラムに形成される静電潜像を現像剤を用いて現像するための現像ローラと、現像ローラに圧接させトナー層を規制する現像ブレードと、前記電子写真感光体ドラムを支持する第1枠体と、前記現像ローラと前記現像ブレードを支持する第2枠体と、前記電子写真感光体ドラムと前記現像ローラを離接可能に第1枠体と第2枠体を結合するための結合部材と、前記電子写真感光体ドラムと前記現像ローラを接する方向に付勢する付勢部材と、前記現像ローラと前記現像ブレードの間に少なくとも圧力分散作用を有する保護部材と、前記電子写真感光体ドラムと前記現像ローラを離間するための離間部材とを有し、前記電子写真感光体ドラムと前記現像ローラが過多に離間するのを防ぐためのストッパ部を第1の枠体および第2の枠体に設けており、前記保護部材は前記プロセスカートリッジ使用時に取り外し可能であり、前記保護部材を取り外す際、前記ストッパ部が前記保護部材のガイドとなるガイド部材を兼ねていることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  4. 前記圧力分散材は、発泡体である事を特徴とする請求項3記載のプロセスカートリッジ。
  5. 請求項3に記載のプロセスカートリッジを取り外し可能に装着するための装着部を有することを特徴とする画像形成装置。
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