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JP2005043525A - 看板装置 - Google Patents

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JP2005043525A
JP2005043525A JP2003201364A JP2003201364A JP2005043525A JP 2005043525 A JP2005043525 A JP 2005043525A JP 2003201364 A JP2003201364 A JP 2003201364A JP 2003201364 A JP2003201364 A JP 2003201364A JP 2005043525 A JP2005043525 A JP 2005043525A
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JP
Japan
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design
sheet
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porous
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Pending
Application number
JP2003201364A
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English (en)
Inventor
Hisashi Niwa
久史 丹羽
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Original Assignee
Individual
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Publication date
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Abstract

【課題】絵、文字などからなる1つの意匠の中に、突如として絵、文字などからなる他の意匠が重ねて表示される意外性の高い看板装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る看板装置は、表面に、絵、文字などからなる意匠5を不透明に表示した多孔シート2の裏面に、絵、文字などからなる意匠6を透明に表示した透明シート3を重ね、該透明性シート3の裏面側に発光手段4を配置し、平時には多孔シート2の表裏の明るさの差により表側の意匠5のみが強調されて見え、多孔の孔2′を透しては裏面の意匠6は見えないが、前記発光手段4の発光時には多孔シート2の表側の意匠5の中に、多孔の孔2′を透して透明シート3に透明表示された裏面の意匠6が現れるように構成した。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、平時には絵(写真も含む)、文字などからなる1つの意匠が認識され、発光手段の発光時には平時の意匠中に、絵、文字などからなる他の意匠が重ねて表示されるようにした看板装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の看板装置は、絵、文字などからなる1つの意匠で構成されていた。この1つの意匠を如何にアピール性の高いものにするかについてデザイナーは、絵・文字などの選択、配置、配色などに日夜腐心している。また、看板装置には、近年、デジタル画像を利用したもの、映像を利用したものも出現している。これらデジタル画像や映像は動画を用いることによりアピール性の高いものが自在に表現できる利点がある
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、絵、文字などからなる1つの意匠では、これを如何に工夫しても、例えば、同じ店が昼の時間帯には喫茶室になり、夜の時間帯には飲酒室に変身するような場合において同じ看板でそれぞれのイメージを譲出させたり、何れの時間帯にも高いアピール性を与えるようにすることには限界があった。また、デジタル画像や映像によれば、このような場合でも高いアピール性を与えるようにすることは可能であるが、制作費や設備費が嵩むという問題があった。
【0004】
本発明は、上記のような問題を解決するためのもので、その目的とするところは、絵、文字などからなる1つの意匠の中に、突如として絵、文字などからなる他の意匠が重ねて表示される意外性の高い看板装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明に係る看板装置は、表面に絵、文字などからなる意匠を不透明に表示した多孔シートの裏面に、絵、文字などからなる意匠を透明に表示した透明シートを重ね、該透明性シートの裏面側に発光手段を配置したことを特徴とし、平時には多孔シートの表裏の明るさの差により表側の意匠のみが強調され、多孔の「孔」を透しては裏面の意匠は見えないが、前記発光手段の発光時には多孔シートの表側の意匠の中に、多孔の「孔」を透して透明シートに透明表示された裏面の意匠が現れるように構成した。
【0006】
また、請求項2に記載の発明に係る看板装置は、前記多孔シートが裏面を黒色(濃灰色も含む)に着色したものであることを特徴とし、前記発光手段の発光時に、多孔の「孔」を透して現出する意匠の反射が抑えられ、より鮮明度の高い現出意匠が得られるように構成した。
【0007】
【発明の実施の態様】
次に、本発明の実施の態様を図1〜図5に基づいて説明する。図1は本願装置の一部切欠斜視図、図2は多孔シート、透明シート及び発光手段の重なり状態を略示的に表した分解斜視図、図3は多孔シート、透明シート及び発光手段の重なり状態を示す部分拡大断面図、図4は表面の意匠のみが見えている多孔シートの部分拡大正面図、図5は表面の意匠の中に多孔の孔から裏側の意匠も見えている多孔シートの部分拡大正面図である。
【0008】
本願看板装置1は、図1の如く、前面が透視窓Aになっている外枠Bに、前面側から多孔シート2と、透明シート3と、発光手段4とを順に備える。多孔シート2は厚さ200μあるいはそれ以下のシート材に直径が1〜2.5mm(好ましくは直径2mm)の透孔(例えば円孔)2′を一定間隔をあけて規則的に密に配してなる、いわゆるスルーフィルムであって、その表面(透孔と透孔の間)に、絵(写真を含む)、文字などからなる意匠(図示の例では親どりの絵)5がオフセット印刷、グラビア印刷などの印刷手段あるいはその他の手段により不透明に表示されている。
【0009】
前記意匠5は細かく見れば、無数の孔(虫食い状)が抜けた絵や文字になっているが、全体的には絵や文字は表現できている。ここに「不透明」に表示するとは、インク自体に不透明なものがあればそれを利用しても良いが、実施例では多孔シート2の表面を予め白色に着色し、その白色の上から前記意匠5を施すことによって不透明にしている。この多孔シート2の裏面は黒色(濃灰色も含む)に着色(黒色の多孔フィルムを貼り合わせることもある)されていることが好ましい。勿論、多孔シート2の裏面の着色に濃有彩色を用いることを排除する趣旨ではない。
【0010】
前記透明シート3は写真フィルムの支持体を利用してもよい。該透明シート3には、絵、文字などからなる意匠(図示の例ではひよこの絵)6が透明に表示されている。ここに「透明に表示」するとは、光が透過すればよく、シート素材自体は透明、半透明あるいは着色透明であってもよい。
【0011】
前記透明シート3は、前記多孔シート2の裏面に重ねられている。この場合、透明シート3に表示する絵、文字などからなる意匠6は、前記多孔シート2の表面に不透明に表示した絵、文字などからなる意匠5をも含めて透明に表示していてもよい。多孔シート2と透明シート3の共通部分同士は重なるため互いに干渉しないからである。
【0012】
前記発光手段4はバックライトとして機能させるためのもので、電球又は蛍光灯などの発光体を利用してもよいが、全厚を薄く仕上げるため、図示の如く、シート状の発光体、例えば、ELシート(Electro Luminescence)として市販されているものをそのまま利用して満足できる。このELシートは発熱を伴わないで発光するもの(冷光)であり、通電により盤面全体が均等に輝光(発光)する。この発光手段4は前記透明シート3の裏面に密着するように重ねられている。
【0013】
しかして、前記発光手段4が非発光状態(平時)にあるときは、図4の如く、多孔シート2の表裏の明るさに差があるため、多孔シート2の表面に不透明に表示した意匠(親どりの絵)5のみが強調されて見え、多孔の孔2′を透して裏面の意匠(透明シート3に透明に表示したひよこの絵)6は全く見えない。
【0014】
一方、前記発光手段4を発光させた時には、透明シートの裏面側が明るくなる(バックライト点灯)ため、図5の如く、多孔の孔2′を透して裏面の意匠(透明シート3に透明に表示したひよこの絵)6が見えるようになる。換言すれば、多孔シート2の表面の意匠(親どりの絵)5の中に、多孔の孔2′を透して透明シート3に透明表示された意匠(ひよこの絵)6が現れるようになる。この場合において、前述の如く、多孔シート2の裏面を黒色に着色しておくと、多孔の孔2′を透して多孔シート2の表面に現出する透明シート3の意匠6の反射が抑えられることから、該意匠6はより鮮明度が高くシャープになることが実験により確認されている。
【0015】
また、前記発光手段4の発光起動は、人手による操作で行ってもよいし、24時間タイマーにより制御してもよいし、人感センサー7を利用して制御してもよい。人感センサー7を利用したときは、1つの意匠5の中にアピールしたい他の意匠6を浮かび上がらせるという意外性が、看板の前に人が立つか通過することにより達成されるので、看板の性質や設置場所などによっては極めて面白い効果を発揮させることができる。
【0016】
【実施例】
今、2mmの円孔を1mm間隔で一面に配した200μ厚の縦1000mm、横1500mmの多孔シート2の表面に、「エメラルドブルーの海と緑の島とスカイブルーの空」の絵をペイントし、その裏面に「エメラルドブルーの海に浮かぶ観光船と緑の島とスカイブルーの空」の絵を透明に表示した同大の透明シート3を重ね、該透明シート3の裏面に、同大のELシート(発光手段4)を配置して前面が透視窓Aになっている外枠Bに収容し、ELシートをスイッチ手段を介して電源に接続した。
【0017】
上記条件下で、昼間(自然光)の時間帯においては多孔シート2の表面の「エメラルドブルーの海と緑の島とスカイブルーの空」の絵のみが見えている状態であったが、ELシートを発光させると、多孔シート2の表面の絵の中に、エメラルドブルーの海に観光船が浮かんだ。また、夜間(多孔シートの表面側から当てた照明光)の時間帯においても同様に、多孔シート2の表面の「エメラルドブルーの海と緑の島とスカイブルーの空」の絵のみが見え、ELシートを発光させたときは、同様にエメラルドブルーの海に観光船が浮かんだ。
【0018】
上記の結果、例えば、昼の時間帯には喫茶室、夜の時間帯には飲酒室に変身する店の1つの看板で喫茶室と飲酒室のイメージを譲出させ得ること、例えば、昼時の看板ではコーヒーなどを喫している絵があり、夜時の看板ではコーヒーなどを喫している絵の中に、ワインを楽しんでいる絵が合成されるように制作できることが確認できた。
【0019】
【発明の効果】
以上の如く、本発明に係る看板装置は、表面に、絵、文字などからなる意匠を不透明に表示した多孔シートの裏面に、絵、文字などからなる意匠を透明に表示した透明シートを重ね、該透明性シートの裏面側に発光手段を配置したことを特徴としているから、平時には多孔シートの表裏の明るさの差により表側の意匠のみが強調されて見えるのみ、多孔の「孔」を透しては裏面の意匠は見えないが、前記発光手段の発光時には多孔シートの表側の意匠の中に、多孔の「孔」を透して透明シートに透明表示された裏面の意匠が現れる。したがって、絵、文字などからなる1つの意匠の中に、突如として絵、文字などからなる他の意匠を重ねて表示できるという意外性の高い看板装置が得られるという優れた効果を奏するものである。
【0020】
また、請求項2に記載の発明に係る看板装置は、前記多孔シートが裏面を黒色に着色したものであることを特徴としているから、前記発光手段の発光時に、多孔の「孔」を透して現出する多孔シートの裏面の意匠の反射が抑えられ、現出意匠として、より鮮明度の高いシャープなものになるという優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願装置の一部切欠斜視図である。
【図2】多孔シート、透明シート及び発光手段の重なり状態を略示的に表した分解斜視図である。
【図3】多孔シート、透明シート及び発光手段の重なり状態を示す部分拡大断面図である。
【図4】表面の意匠のみが見えている多孔シートの部分拡大正面図である。
【図5】表面の意匠の中に多孔の孔から裏側の意匠も見えている多孔シートの部分拡大正面図である。
【符号の説明】
1 本願看板装置
2 多孔シート
2′ 多孔の孔
3 透明シート
4 発光手段
5 多孔シートに表示した意匠
6 透明シートに表示した意匠
7 人感センサー
A 透視窓
B 外枠

Claims (2)

  1. 表面に、絵、文字などからなる意匠を不透明に表示した多孔シートの裏面に、絵、文字などからなる意匠を透明に表示した透明シートを重ね、該透明シートの裏面側に発光手段を配置したことを特徴とする看板装置。
  2. 前記多孔シートが、裏面を黒色に着色したものであることを特徴とする請求項1に記載の看板装置。
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Cited By (5)

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ES2534731A1 (es) * 2013-10-26 2015-04-27 Alex Trochut Sl Procedimiento de realización de una impresión compuesta por al menos dos imágenes y producto de impresión, mejorados.
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JP2021146041A (ja) * 2020-03-23 2021-09-27 ホーチキ株式会社 消火用装置
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