JP2005039722A - 無線パケット通信方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 データパケットの送信に先立って少なくとも1つの無線局が複数の伝送速度を用いて複数の試験用パケットを送信し、前記試験用パケットを受信した無線局は当該試験用パケットを正常に受信できたか否かを識別し、識別の結果に基づいてパケット誤り率に関連する測定値を伝送速度毎に算出し、前記測定値に基づいて使用可能な複数の伝送速度のそれぞれに優先順位を割り当て各々の無線局は前記優先順位の情報に従って伝送速度の切り替えを実施する。
【選択図】 図1
Description
例えば、非特許文献1に示されたような標準規格に準拠する従来の無線パケット通信システムにおいては、使用する無線チャネルを事前に1つだけ決めておき、データパケットの送信に先立って当該無線チャネルの空き状況を検出し、チャネルが使用されていなかった場合にのみ1つのデータパケットを送信する。このような制御により1つの無線チャネルを複数の無線局で互いに時間をずらして共用することができる。
このような無線パケット通信システムに用いられる従来の無線局は、図18に示すようにヘッダ付加部,送信バッファ,パケット送信制御部,変調器,無線送信部,無線受信部,キャリア検出部,復調器,パケット選択部,Ackパケット生成部,送信成否判定部,伝送速度制御部及びヘッダ除去部を備えている。
ヘッダ付加部は、入力された送信データフレーム系列中の各々のデータフレームに対して、当該データフレームの宛先となる無線局のID情報,当該データフレームの送信元である自局のID情報及びパケット種別情報を含む制御情報をヘッダとして付加し、図17に示すようなデータパケットを生成する。
送信バッファは、入力された1つ又は複数のデータパケットをバッファリングし一時的に保持する。
一方、他の無線局が予め定めた1つの無線チャネル(以下、特定無線チャネル)で送信した無線信号は、自局のアンテナで受信され無線受信部に入力される。この無線受信部は、アンテナから入力された無線信号に対して、周波数変換,フィルタリング,直交検波,AD(アナログ−ディジタル)変換等の受信処理を施す。
前記特定無線チャネルで他の無線局からデータパケットあるいはAckパケットが送信された場合には、自局の無線受信部における受信処理の結果として、受信したパケットに対応する複素ベースバンド信号が受信信号として得られる。
従って、前記特定無線チャネルでデータパケット等が送信されていない場合には、前述の複素ベースバンド信号は出力されないが、当該無線チャネルにおけるRSSI信号が無線受信部から出力される。無線受信部から出力される受信信号及びRSSI信号は、復調器及びキャリア検出部にそれぞれ入力される。
この判定結果が、キャリア検出結果としてキャリア検出部から出力される。キャリア検出部から出力されるキャリア検出結果は、パケット送信制御部に入力される。パケット送信制御部は、入力されたキャリア検出結果を参照し、前記特定無線チャネルが空き状態か否かを認識する。
送信成否判定部は、パケット送信制御部からの前記送信処理開始信号を受信すると、通信相手の無線局から返信される当該データパケットに対するAck信号を待機する期限を設定するためのAck信号待機用タイマを起動する。
変調器は、入力されたデータパケットに対して、伝送速度制御部から入力される伝送速度制御信号に基づいた変調処理を施して無線送信部に出力する。無線送信部は、変調処理後のデータパケットを変調器から入力し、このデータパケットに対してDA(ディジタル−アナログ)変換,周波数変換,フィルタリング,電力増幅等の送信処理を施す。
一方、復調器は、無線受信部から入力された受信信号に対して復調処理を行う。この復調処理の結果として得られるデータパケットあるいはAckパケットは、パケット選択部に与えられる。
パケット選択部に入力されたパケットがデータパケットであった場合には、入力されたデータパケットが自局に対して送信されたものか否かを識別する。すなわち、各データパケットのヘッダには図17に示すように宛先無線局のID情報が含まれているので、そのIDが自局と一致するか否かを調べることにより、各データパケットが自局宛か否かを識別できる。
Ackパケット生成部は、パケット選択部からデータパケットが入力されると、そのヘッダから送信元無線局のIDを抽出し、当該送信元無線局のID及びパケット識別情報を含むAckパケット(図17参照)を生成する。
パケット送信制御部は、送信成否判定部から送信成功確認信号が入力された場合には直前に送信したデータパケットを削除するための制御信号を送信バッファに出力し、送信失敗確認信号が入力された場合には直前に送信したデータパケットを再度出力するための制御信号を送信バッファに出力する。
非特許文献3に開示されている伝送速度制御方法の概要について、図18に示す無線局に適用した場合を例にとり、図19を参照しながら説明する。
ステップS11では、送信したデータパケットに対して通信相手の無線局から返信されるAck信号を待機する期限を設定するためのAck信号待機用タイマを起動する。当該Ack信号待機用タイマで設定した待機期限TbまでにAck信号を受信できた場合にはステップS12を通りステップS14に進む。それ以外の場合には、ステップS12,S13を通りステップS17に進む。
ステップS16では、伝送速度を一段階高いものに変更しステップS20に進む。このとき、変更後の伝送速度において連続送信成功回数を計数し直すために速度増加用力ウンタ値をリセットする。
ステップS18では、速度低下用力ウンタの値と予め定めた速度低下用閾値との比較を行う。速度低下用力ウンタの値が速度低下用閾値と等しい場合はステップS19に進む。それ以外の場合はステップS20に進む。
ステップS20では、送信バッファを調べて全てのデータフレームの送信が完了したかどうかを判断する。送信バッファの中に送信処理が完了していないデータフレームがある場合はステップS10に戻り送信処理を継続する。
一方、非特許文献2においては、上述のような無線パケット通信技術において、周波数帯域を拡大することなく最大スループットをさらに向上させるために、空間分割多重(SDM:Space Division Multiplexing)方式を適用することを提案している。
小電力データ通信システム/広帯域移動アクセスシステム(CSMA)標準規格、ARIB STD−T71 1.0版、(社)電波産業界、平成12年策定 黒崎ほか、MIMOチャネルにより100Mbit/sを実現する広帯域移動通信用SDM−COFDM方式の提案、信学技報、A−P2001−96、RCS2001−135(2001−10) 井上ほか、IEEE802.11無線LANにおけるレートアダプテーション機能、B−5−192、2002年電子情報通信学会ソサイエティ大会、2002年8月 A. Doufexi ほか、A Comparison of the HIPERLAN/2 and IEEE802.11a Wireless LAN Standards, IEEE Communications Magazine, 2002年3月 内田ほか、広帯域SDM−COFDMの伝送特性の実験評価、信学技報、A−P2002−176、RCS2002−293(2003−03)
しかしながら、実際には様々な伝搬環境が存在するので、例えば伝送速度を一段階低いものに切り替えたときに、必ずしも伝送品質が向上しない場合もあるのが実情である。
例えば、非特許文献4の中でも指摘されているように、見通し外のマルチパスフェージング環境下では、9Mbit/sの伝送速度を用いて伝送するよりも12Mbit/sの伝送速度で伝送する方が伝送特性が良好になる場合がある。
以上のような伝搬環境においては、上述の伝送速度制御を実施しても適切な伝送速度の切り替えを行うことができない。
第2の発明(請求項2)は、前記第1の発明において、第1の無線局が前記試験用パケットを送信し、前記試験用パケットを受信した第2の無線局は、受信状況を表す情報を受信結果として前記第1の無線局に対して通知し、前記第1の無線局は、前記第2の無線局から通知された受信結果に基づいて前記測定値を算出することを特徴とする。
第5の発明(請求項5)は、前記第1の発明において、主局となる1つの無線局と、従属局となる複数の無線局との間で無線通信する場合に、通信可能な全ての従属局が前記主局に対してそれぞれ前記試験用パケットを送信することを特徴とする。
第7の発明(請求項7)は、前記第1の発明において、主局となる1つの無線局と、従属局となる複数の無線局との間で無線通信する場合に、前記主局が前記測定値を算出することを特徴とする。
第9の発明(請求項9)は、前記第1の発明において、主局となる1つの無線局と、従属局となる複数の無線局との間で無線通信する場合に、予め決定した特定の従属局のみが前記測定値を算出することを特徴とする。
第11の発明(請求項11)は、前記第1の発明において、主局となる1つの無線局と、従属局となる複数の無線局との間で無線通信する場合に、前記主局と予め決定した特定の従属局との間で伝送した試験用パケットの測定結果に基づいて決定した1組の前記優先順位の情報を、共通の情報として全ての従属局の無線通信の制御で利用することを特徴とする。
第13の発明(請求項13)は、前記第1の発明において、各々の無線局が他の複数の無線局との間で無線通信可能な場合に、各無線局が通信相手となる他の複数の無線局の中で予め決定した特定の無線局との間で伝送した試験用パケットの測定結果に基づいて決定した1組の前記優先順位の情報を、共通の情報として全ての通信相手との間の無線通信の制御で利用することを特徴とする。
一般に、空間を媒体として通信を行う場合、無線局の移動や周囲の環境の変化により伝搬環境が大きく変化することが考えられる。このような場合に、最初に付与した優先順位をそのまま使い続けると、適切な伝送速度あるいは伝送モードの選択ができなくなる可能性がある。
本発明の無線パケット通信方法の1つの実施の形態について図1〜図7及び図13〜図16を参照して説明する。なお、この形態の発明は請求項1〜請求項13及び請求項15に相当する。
図1は通信動作(1)を示すシーケンス図である。図2はこの形態の無線局の構成を示すブロック図である。図3は試験パケット送信処理を示すフローチャートである。図4は試験パケット受信処理を示すフローチャートである。図5は伝送速度リストの構成例を示す模式図である。
この形態では、図2に示すように構成された無線局を2つ用いてこれらの無線局の間で無線回線を介してデータパケットを伝送する場合を想定している。勿論、後述するように様々な変形も考えられる。
また、各無線局は予め定められた複数種類の伝送速度の何れかを選択して無線通信を行うことができるが、この形態では無線回線が確立された後、次に説明するような処理を行って各伝送速度の優先順位を決定する。
無線局(1)は、この試験パケット送信許可要求パケットを受信すると、試験パケットを受け付けることを通知するために、試験パケット送信許可応答パケットを返信する(時刻t2)。
すなわち、無線局(2)は図3に示すような処理を行って試験パケットの送信を繰り返し行う。
ステップS22では、選択したk番目の伝送速度Rs(k)を用いて、試験パケットを規定回数だけ繰り返し送信する。
ステップS23では、使用する伝送速度を1段階低いものに切り替えるために、変数を1つ小さくする。また、直前の送信で使用した伝送速度が最低の速度であった場合には、試験パケットの送信を終了する。それ以外の場合には試験パケットの送信を継続する。
一方、無線局(1)は時刻t2で試験パケット送信許可応答パケットを送信した後、各伝送速度の優先順位を決定するための処理を時刻t4から開始する。すなわち、無線局(2)から送信される試験パケットを受信して、その受信成否の結果に基づいて各伝送速度に優先順位を付与する。この処理の内容は図4に示されている。
(パケット誤り率)=P1/P2
P1:選択した伝送速度の受信成功パケット数
P2:選択した伝送速度の送信総パケット数
なお、無線局(1)は測定結果通知要求パケットを受信することにより、全ての試験パケットの送信が終了したことを確認できる。
ステップS33では、前記伝送速度リスト上で互いに隣接する伝送速度の値を比較して、特定の条件を満たすものを伝送速度リスト上から削除する。すなわち、パケット誤り率が高いにも関わらず伝送速度の値が低いものを削除する。この処理は、全ての隣り合った伝送速度についてパケット誤り率が低い方の伝送速度が低いという条件を満たすまで繰り返し、残っている全ての伝送速度についてこの条件が満たされる場合にはステップS34に進む。
図1の無線局(1)は、上記のような処理を実行した後、優先順位テーブルの内容、すなわち残っている各伝送速度の優先順位の情報を時刻t6で測定結果通知パケットとして無線局(2)に通知する。
このようなデータパケットで構成されるデータパケット系列が、ヘッダ付加部11から出力され送信バッファ12に入力される。送信バッファ12は、入力された1つ又は複数のデータパケットをバッファリングし、一時的に保持する。
なお、無線受信部16は前記特定無線チャネルに対応する受信処理だけを行う。また、自局のアンテナ20が送信のために使用されている時を除き、他の無線局が送信したデータパケットの有無とは無関係に、アンテナ20で受信された無線信号は無線受信部16に入力される。従って、無線受信部16はデータパケットの有無に合わせて適切な受信処理を行うことができる。
従って、前記特定無線チャネルでデータパケット等が送信されていない場合には、前述の複素ベースバンド信号は出力されないが、当該無線チャネルにおけるRSSI信号が無線受信部16から出力される。無線受信部16から出力される受信信号及びRSSI信号は、復調器18及びキャリア検出部17にそれぞれ入力される。
送信バッファ12は、パケット送信制御部13からの前記要求信号を受信すると、送信バッファ12が保持しているデータパケットのうち、送信バッファ12に入力された時刻が最も早いデータパケットを取り出してパケット送信制御部13に与える。
無線送信部15は、変調処理後のデータパケットを変調器14から入力し、このデータパケットに対してDA(ディジタル−アナログ)変換,周波数変換,フィルタリング,電力増幅等の送信処理を施す。なお、無線送信部15は前述の特定無線チャネルのみに対する送信処理を行う。無線送信部15で送信処理されたデータパケットは、アンテナ20を介して送信される。
パケット選択部19は、復調器18から入力されたパケットについて、最初にその種別及びその宛先となる無線局を識別する。すなわち、各パケットのヘッダには図7及び図17に示すようにパケット種別情報及び宛先無線局ID情報が含まれているので、この情報を参照して入力されたパケットの種別及びその宛先となる無線局を識別する。
一方、復調器18からパケット選択部19に入力されたパケットがAckパケットであった場合には、送信成否判定部23に対して、Ackパケットを受信したことを示す送達確認完了信号を出力する。
復調器18からパケット選択部19に入力されたパケットが図7に示すような試験パケット送信許可要求パケットであった場合には、パケット選択部19は当該試験パケット送信許可要求パケットを制御パケット生成部21に出力する。
なお、当該試験パケット送信許可応答パケットにおける宛先無線局のID情報及び送信元無線局のID情報は、それぞれ試験パケット送信許可要求パケットにおける送信元無線局のID情報及び宛先無線局のID情報と同じものとなる。
復調器18からパケット選択部19に入力されたパケットが図7に示すような試験パケット送信許可応答パケットであった場合には、パケット選択部19は当該試験パケット送信許可応答パケットを制御パケット生成部21に出力する。
なお、当該試験パケットにおける宛先無線局のID情報及び送信元無線局のID情報は、それぞれ試験パケット送信許可応答パケットにおける送信元無線局のID情報及び宛先無線局のID情報と同じものとなる。
制御パケット生成部21は、自局が利用可能な全ての伝送速度において試験パケットの送信が完了すると、図7に示すような宛先無線局のID情報,送信元無線局のID及びパケット識別情報を含む測定結果通知要求パケットを生成する。なお、当該測定結果通知要求パケットにおける宛先無線局のID情報及び送信元無線局のID情報は、それぞれ試験パケットにおける宛先無線局のID情報及び送信元無線局のID情報と同じものとなる。
復調器18からパケット選択部19に入力されたパケットが図7に示すような試験パケットであった場合には、パケット選択部19は当該試験パケットを誤り率測定部22に出力する。
復調器18からパケット選択部19に入力されたパケットが図7に示すような測定結果通知要求パケットであった場合には、パケット選択部19は当該測定結果通知要求パケットを誤り率測定部22及び制御パケット生成部21に出力する。
誤り率測定部22は、パケット選択部19から測定結果通知要求パケットが入力されると、それまでのパケット誤り判定結果を基にして伝送速度毎にパケット誤り率を算出し、各々の伝送速度に対して優先順位を付与する。当該優先順位は、伝送速度優先順位情報信号として制御パケット生成部21に出力される。
制御パケット生成部21が生成した測定結果通知パケットは、変調器14で変調され、無線送信部15で処理され、アンテナ20から無線信号として送出される。
伝送速度制御部24は、パケット選択部19から測定結果通知パケットが入力されると、当該測定結果通知パケットに含まれる伝送速度優先順位情報を抽出して保持する。伝送速度制御部24は、前記連続送信成功回数,前記連続送信失敗回数及び当該伝送速度優先順位情報に従って伝送速度の切り替えを行う。
次に、様々な変形例について説明する。図1に示す通信動作(1)においては、データパケットを送信しようとする無線局(2)が試験パケットを送信し、試験パケットを受信した無線局(2)がその受信結果に基づいて伝送速度毎の優先順位を決定しているが、図8に示す通信動作(2)のように変更することもできる。
また、図1の通信動作(1)においては試験パケットを受信した無線局(1)がパケット誤り率を求めて各伝送速度の優先順位を決定しているが、試験パケットに対してAckパケットを返信する場合には、試験パケットの送信側が各伝送速度の優先順位を決定することもできる。
時刻t1では、無線局(2)が試験パケット送信許可要求パケットを送信し、これに対して無線局(1)は時刻t2で試験パケット送信許可応答パケットを返信する。
この場合、無線局(2)は試験パケット送信許可応答パケットを受信すると図3に示す試験パケット送信処理を開始する(時刻t3)。
無線局(2)は、送信した試験パケットに対するAckパケットを受信できたか否かを調べることにより、試験パケットが正常に無線局(1)に届いたか否かを認識する。そして、図4に示す処理と同様に、伝送速度毎にパケット誤り率を求め、各伝送速度に優先順位を割り当てる。
一方、図13に示す通信動作(3)においては、データパケットを送信しようとする無線局(2)が試験パケットを送信し、試験パケットを受信した無線局(2)がAckパケットを返し、その受信結果に基づいて無線局(2)が伝送速度毎の優先順位を決定しているが、図14に示す通信動作(4)のように変更することもできる。
ところで、例えば1つの無線基地局と複数の移動局とで構成される通信システム、すなわち図15に示すように、主局となる1つの無線局(無線基地局)と従属局となる複数の無線局(移動局)とで構成される通信システムにおいては、一般的に主局が各々の従属局に対して伝送速度の優先順位を付与するための処理を行う。
この場合にも、前述の処理と同様の制御を実施すればよい。但し、1つの主局が全ての従属局に対してそれぞれ各伝送速度の優先順位を付与することになるので、処理の実行に時間がかかり伝送効率の低下が生じる。また、主局には全ての従属局について各伝送速度の優先順位の情報をテーブルとして保持する必要があるので、保持すべき優先順位の情報量が増え記憶装置の容量を増やす必要がある。
そこで、このような場合には、ある特定の移動局(例えば予め決定しておく)に対してのみ前記優先順位を付与するための処理を行い、他の移動局に対しては、前記特定の移動局に対する処理によって得られた優先順位を通知し、同じ優先順位の情報を共通に使用すればよい。これにより、伝送効率の向上及び記億容量の削減を図ることが可能となる。
これにより、無線基地局と特定の移動局との間のみで試験パケットの転送,パケット誤り率の測定及び優先順位の割り当てを行うだけで、全ての移動局が適切な優先順位の情報を利用することができる。従って、伝送効率が向上し、無線基地局には各伝送速度の優先順位に関する1つのテーブルだけを保持すればよいので記憶容量の削減が可能になる。
そこで、このような場合には、一定時間間隔毎あるいは任意の時刻あるいは予め定めた何らかの条件によって算出される時刻に再び図1,図8に示すような処理を実行し、当該優先順位を更新するのが望ましい。これにより、伝搬環境の変化による特性劣化を抑制することが可能となる。
(第2の実施の形態)
本発明の無線パケット通信方法のもう1つの実施の形態について、図10〜図12を参照して説明する。この形態は請求項14に相当する。
空間分割多重技術を採用することにより、各々の無線チャネルで同時に複数の独立した無線信号を伝送することができる。空間分割多重を行う通信装置の構成及び動作について、図12を参照しながら説明する。なお、図12に示す通信装置においては、空間分割多重(SDM)と符号化OFDM(Coded OFDM)とを組み合わせた構成になっている。
送信側のアンテナ56(1)から出力される無線信号とアンテナ56(2)から出力される無線信号とは、互いに周波数などが同一の無線チャネルで送信される。
一般的な通信においては、同一の無線チャネルで複数の無線信号が同時に送信されるとそれらが互いに混信を発生することになり、いずれの無線信号も正しく受信することができない。
そこで、同じ無線チャネルで同時に送信された複数の無線信号を、それらの間の伝達係数の違いに対応する受信側のディジタル信号処理によって互いに分離することが可能になる。このため、例えば図12に示すように送信側に2つのアンテナ56(1),56(2)を設ける場合には、1つの無線チャネルに2つの独立した無線信号を多重化して送信することが可能になる。
図12に示す通信装置においては、データパケットとしてパケット単位で無線信号を伝送する。各々のデータパケットには、SDM−COFDM用プリアンブル作成部53の作成したSDM−COFDM用プリアンブルがマッピング処理部52で付加される。このプリアンブルは、受信側で伝達係数の推定に利用される。
受信局60のアンテナ61(1)は送信側のアンテナ56(1)から送信された無線信号とアンテナ56(2)から送信された無線信号とをそれらが互いに干渉している状態で同時に同じ無線チャネルで受信する。また、アンテナ61(2)も送信側のアンテナ56(1)から送信された無線信号とアンテナ56(2)から送信された無線信号とを同時に同じ無線チャネルで受信する。
各々のアンテナ61(1),61(2)で受信された無線信号は、それぞれ無線受信部62(1),62(2)でベースバンド信号に変換され、FFT処理部63(1),63(2)でフーリエ変換処理され、時間領域から周波数領域の信号に変換された後、サブキャリア毎に復調される。すなわち、サブキャリア毎に分離された信号が各FFT処理部63の出力に得られる。
図12の通信装置においては、混信補償処理部65における干渉補償により受信サブキャリア信号の信号振幅は一定になるので、軟判定ビタビ復号への尤度情報が一定になる。従って、軟判定ビタビ復号の誤り訂正効果を十分に利用しているとはいえない。
各乗算部67(1),67(2)は、混信補償処理部65で干渉補償された各受信サブキャリア信号に、重み係数推定部66が求めた振幅重み係数を乗算する。
また、多重化された各無線信号から生成された各受信サブキャリア信号は、同期検波された後、変調方式に応じてデマッピング処理部68でマッピングの逆の処理を受け、復調出力としてビタビ復号器69に入力される。
この形態では、本発明の実施に用いる各無線局が、同時に利用可能な複数の無線チャネルのそれぞれについて、図12に示すような送信局50の各構成要素及び受信局60の各構成要素を備えていることを想定している。そして、複数のデータパケットを空間分割多重処理して同一の無線チャネルで同時に送信する。これにより、スループットが改善される。
第1の実施の形態と同様に、図1の時刻t1では無線局(2)が試験パケット送信許可要求パケットを送信し、時刻t2では無線局(1)が試験パケット送信許可応答パケットを返送する。そして、この試験パケット送信許可応答パケットを受信した無線局(2)は時刻t3から試験パケットの送信を開始する。
この場合の処理の内容は図10に示す通りである。
図10のステップS21Bでは、空間分割多重数の最大値(使用可能なアンテナ数と同じ)を変数nに初期値として割り当て、最大伝送速度に相当する値を変数kに初期値として割り当てる。
ステップS23Bでは、1段階低い伝送速度に切り替えるために、変数kの値を1だけ小さい値に変更する。また、直前の送信で使用した伝送速度が最低であった場合にはステップS24に進み、それ以外の場合はステップS22Bに戻って試験パケットの送信を継続する。
また、試験パケットの送信処理が完了すると送信側の無線局は測定結果要求パケットを送信する(図1の時刻t5)。なお、前記試験パケット送信許可応答パケットを受信できない場合は、試験パケットの送信を開始せず、データパケットの送信を開始する。
また、第1の実施の形態では伝送速度毎に優先順位を割り当てたが、この形態の無線局(1)は、無線局(2)から送信された前記測定結果要求パケットを受信すると、各々の伝送モードに優先順位を付与する。この処理の内容が図11に示されている。
(パケット誤り率(k))=(受信成功パケット数(k))/(送信総パケット数(k))
(k):k番目の伝送モード
ステップS32Bでは、選択可能な全ての伝送モードの値を求めたパケット誤り率に基づいて並べ替えて、伝送モードリストを作成する。この例では、パケット誤り率が低い順番に各伝送モードの値(空間分割多重数と伝送速度の組み合わせ)を並べたものが伝送モードリストである。
この形態では、例えば図1の時刻t5で無線局(1)が優先順位テーブルの内容、すなわち各伝送モードの優先順位の情報を測定結果通知パケットとして送信する。
12 送信バッファ
13 パケット送信制御部
14 変調器
15 無線送信部
16 無線受信部
17 キャリア検出部
18 復調器
19 パケット選択部
20 アンテナ
21 制御パケット生成部
22 誤り率測定部
23 送信成否判定部
24 伝送速度制御部
25 ヘッダ除去部
50 送信局
51 畳み込み符号化部
52 マッピング処理部
53 SDM−COFDM用プリアンブル作成部
54 IFFT処理部
55 無線送信部
56 アンテナ
60 受信局
61 アンテナ
62 無線受信部
63 FFT処理部
64 伝達係数推定部
65 混信補償処理部
66 重み係数推定部
67 乗算部
68 デマッピング処理部
69 ビタビ復号器
Claims (15)
- データパケットの送信毎に伝送速度の変更が可能な複数の無線局の間で無線通信を行うための無線パケット通信方法において、
データ伝送のためのデータパケットの送信に先立って、少なくとも1つの無線局が複数の伝送速度を用いて複数の試験用パケットを送信し、
前記試験用パケットを受信した無線局は、当該試験用パケットを正常に受信できたか否かを識別し、識別の結果に基づいてパケット誤り率に関連する測定値を伝送速度毎に算出し、
使用可能な複数の伝送速度の少なくとも一部に対して、前記測定値に基づいて優先順位を割り当て、
各々の無線局は前記優先順位の情報に従って伝送速度の切り替えを実施する
ことを特徴とする無線パケット通信方法。 - 請求項1の無線パケット通信方法において、
第1の無線局が前記試験用パケットを送信し、
前記試験用パケットを受信した第2の無線局は、受信状況を表す情報を受信結果として前記第1の無線局に対して通知し、
前記第1の無線局は、前記第2の無線局から通知された受信結果に基づいて前記測定値を算出する
ことを特徴とする無線パケット通信方法。 - 請求項1の無線パケット通信方法において、
第1の無線局が前記試験用パケットを送信し、
前記試験用パケットを受信した第2の無線局は、前記測定値を算出するとともに前記測定値に基づいて使用可能な複数の伝送速度のそれぞれに優先順位を割り当て、各伝送速度の優先順位を表す情報を前記第1の無線局に対して通知する
ことを特徴とする無線パケット通信方法。 - 請求項1の無線パケット通信方法において、主局となる1つの無線局と、従属局となる複数の無線局との間で無線通信する場合に、前記主局が通信可能な全ての従属局のそれぞれに対して、前記試験用パケットを送信することを特徴とする無線パケット通信方法。
- 請求項1の無線パケット通信方法において、主局となる1つの無線局と、従属局となる複数の無線局との間で無線通信する場合に、通信可能な全ての従属局が前記主局に対してそれぞれ前記試験用パケットを送信することを特徴とする無線パケット通信方法。
- 請求項1の無線パケット通信方法において、主局となる1つの無線局と、従属局となる複数の無線局との間で無線通信する場合に、予め決定した特定の従属局のみが前記主局に対して前記試験用パケットを送信することを特徴とする無線パケット通信方法。
- 請求項1の無線パケット通信方法において、主局となる1つの無線局と、従属局となる複数の無線局との間で無線通信する場合に、前記主局が前記測定値を算出することを特徴とする無線パケット通信方法。
- 請求項1の無線パケット通信方法において、主局となる1つの無線局と、従属局となる複数の無線局との間で無線通信する場合に、全ての従属局がそれぞれ前記測定値を算出することを特徴とする無線パケット通信方法。
- 請求項1の無線パケット通信方法において、主局となる1つの無線局と、従属局となる複数の無線局との間で無線通信する場合に、予め決定した特定の従属局のみが前記測定値を算出することを特徴とする無線パケット通信方法。
- 請求項1の無線パケット通信方法において、主局となる1つの無線局と、従属局となる複数の無線局との間で無線通信する場合に、前記優先順位の情報を複数の従属局のそれぞれについて独立した状態で管理することを特徴とする無線パケット通信方法。
- 請求項1の無線パケット通信方法において、主局となる1つの無線局と、従属局となる複数の無線局との間で無線通信する場合に、前記主局と予め決定した特定の従属局との間で伝送した試験用パケットの測定結果に基づいて決定した1組の前記優先順位の情報を、共通の情報として全ての従属局の無線通信の制御で利用することを特徴とする無線パケット通信方法。
- 請求項1の無線パケット通信方法において、各々の無線局が他の複数の無線局との間で無線通信可能な場合に、前記優先順位の情報を通信相手となる無線局毎に独立して決定し管理することを特徴とする無線パケット通信方法。
- 請求項1の無線パケット通信方法において、各々の無線局が他の複数の無線局との間で無線通信可能な場合に、各無線局が通信相手となる他の複数の無線局の中で予め決定した特定の無線局との間で伝送した試験用パケットの測定結果に基づいて決定した1組の前記優先順位の情報を、共通の情報として全ての通信相手との間の無線通信の制御で利用することを特徴とする無線パケット通信方法。
- 請求項1乃至請求項13の無線パケット通信方法において、
前記各無線局が空間分割多重により同時に複数のデータパケットを伝送可能で、かつ1チャネルに多重化可能なデータパケット数を表す空間分割多重化数を送信毎に変更可能な場合に、
1つの伝送速度と1つの空間分割多重化数との組み合わせを表す伝送モードに関し、利用可能な複数の伝送モードの少なくとも一部を用いて前記試験用パケットの伝送を行い、利用可能な複数の伝送モードの少なくとも一部について前記測定値の算出及び前記優先順位の割り当てを行い、
各々の無線局は前記優先順位の情報に従って前記伝送モードの切り替えを実施する
ことを特徴とする無線パケット通信方法。 - 請求項1の無線パケット通信方法において、一定の時間間隔,所定の時刻及び予め定められた条件の少なくとも1つに従って、前記優先順位の情報を自動的に更新することを特徴とする無線パケット通信方法。
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