JP2005036781A - 燃料分配管の製造方法 - Google Patents
燃料分配管の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005036781A JP2005036781A JP2003297967A JP2003297967A JP2005036781A JP 2005036781 A JP2005036781 A JP 2005036781A JP 2003297967 A JP2003297967 A JP 2003297967A JP 2003297967 A JP2003297967 A JP 2003297967A JP 2005036781 A JP2005036781 A JP 2005036781A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- distribution pipe
- fuel
- fuel distribution
- mold
- injection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Abstract
【課題】 燃料分配管の燃料通路と燃料供給口との当接部におけるばりの発生をなくするとともに、キャビティ内に溶湯が十分に行き渡るようにして製造に要する時間をできる限り短く、しかも巣やひけの発生のない燃料分配管およびその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 内部にその長手方向軸心線に沿って燃料通路を形成し、一端が開口し他端が閉鎖壁を備えるとともに、長手方向軸心線に沿って燃料噴射弁の取付孔が設けられるようにした燃料分配管の閉鎖壁に傾斜面を備える。
【選択図】 図1
【解決手段】 内部にその長手方向軸心線に沿って燃料通路を形成し、一端が開口し他端が閉鎖壁を備えるとともに、長手方向軸心線に沿って燃料噴射弁の取付孔が設けられるようにした燃料分配管の閉鎖壁に傾斜面を備える。
【選択図】 図1
Description
本発明は、燃料分配管の製造方法に関し、特に燃料ポンプより供給された燃料をエンジンの各吸気通路もしくは各気筒に、燃料噴射弁を介して供給するための燃料分配管の製造方法に関する。
従来は、下記に示す特許文献1に記載される。図10(特許文献1の図1)に示すように、燃料分配管1は右方の一端1Aが開口し、燃料室Fが穿設された合成樹脂より構成され、燃料分配管1の長手方向軸心線X−Xは図10において水平方向に延びている。燃料室Fもまた長手方向軸心線X−Xに沿って延びている。燃料分配管1には、その長手方向軸心線X−Xに沿って燃料室Fに開口する複数の燃料噴射弁取付け孔2が穿設され、この燃料噴射弁取付け孔2には燃料噴射弁が取り付けられる。
燃料分配管1は合成樹脂材料を射出成形することにより形成される。図11(特許文献1の図2)において、固定金型10は成形機に固定され、型合わせ面に燃料分配管1の上側半分の外側部分が彫り込まれている。なお、上側半分の外側部分とは図10のX−Xより上方の外側部分をいう。可動金型11は成形機によって可動され固定金型10に当接、離反するように構成され、型合わせ面Nに燃料分配管1の下側半分の外側部分が彫り込まれる。なお、下側半分の外側部分は図10のX−X線より下方の外側部分をいう。固定金型10と可動金型11とは型合わせ面Nに当接し、この当接によって両金型10,11との間に燃料分配管1の外側部分の形状が画定される。可動中子12は、固定金型10と可動金型11との型合わせ面N間にあって、固定金型10と可動金型11とによって形成される燃料分配管1の外側部分内への進退が自在で図11において右方に移動自在に配置されている。
これらが型合わせを完了した状態でキャビテーが図11のように形成される。キャビテー内に射出する射出ゲート通路13は次の(1)(2)の条件を満足する位置に配置される。
(1) 図12(特許文献1の図6)に示すように、燃料分配管1の燃料室Fに開口する複数の燃料噴射弁取付け孔2の横断面の中心C1,C2,C3を通るとともに燃料分配管1の長手方向軸心線X−Xに沿ってのびる線分Y−Y上にある。
(2) 燃料分配管1の燃料室Fに開口する燃料噴射弁取付け孔2に対向する側の燃料分配管1の外側部分に位置する。
(1) 図12(特許文献1の図6)に示すように、燃料分配管1の燃料室Fに開口する複数の燃料噴射弁取付け孔2の横断面の中心C1,C2,C3を通るとともに燃料分配管1の長手方向軸心線X−Xに沿ってのびる線分Y−Y上にある。
(2) 燃料分配管1の燃料室Fに開口する燃料噴射弁取付け孔2に対向する側の燃料分配管1の外側部分に位置する。
図10において、可動中子12は、射出ゲート通路13より射出される溶融した合成樹脂材料の射出圧を上方より受ける結果、可動中子12は下方へ押圧され、可動中子12の下側部分が可動金型11に形成された燃料噴射弁取付け孔2の先端開口部に相当する突出部Bに強く押圧される。
かかる状態にあって、キャビテー内に溶融された合成樹脂が充填されてキャビテー内への合成樹脂の射出が停止され、この状態で冷却、固化が完了した後に、可動金型11、可動中子12を固定金型10より離反して金型より製品を取り出す。型から製品を取り出した燃料分配管1の成形完了状態は図13(特許文献1の図4)に示すようになる。
解決しようとする課題は、特許文献1の装置において、一般に燃料分配管は縦横比が大きく、長手方向軸心線と直角方向に射出ゲートがあると、溶湯が可動中子の外周を回って燃料噴射弁取付け孔の先端開口部に相当する突出部を押圧するので、溶湯がぶつかり合い可動中子がその圧力の反動を受け浮き上がり、ばりが発生する恐れがある。また、可動中子の下側部分が可動金型に形成された燃料噴射弁取付孔の先端開口部に相当する突出部に強く押圧するため、当接部に隙間が発生することはないものの、射出された溶湯の流れの方向が直角方向に曲げられ左右方向に長い距離を移動するため、キャビティの末端まで溶湯が充足されにくく巣やひけができやすいという問題がある。
そこで、本発明は燃料分配管の燃料通路と燃料供給口との当接部におけるばりの発生をなくするとともに、製造に要する時間をできる限り短く、しかも巣やひけの発生のない燃料分配管の製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載する発明は、内部にその長手方向軸心線に沿って燃料通路が形成され、一端が開口し他端が閉鎖壁を備えるとともに、前記長手方向軸心線に沿って燃料噴射弁の取付孔が前記燃料通路に開口する燃料分配管の製造方法において、前記閉鎖壁に傾斜面を備え、射出ゲートを前記燃料分配管の前記閉鎖壁の傾斜面に対向する位置に設けてなることを主旨とする。
請求項1に記載の発明によれば、射出ゲートから射出される溶融した合成樹脂材料はその噴射方向を大きく変えることなく、傾斜面側を通過し長手方向軸心線X−Xに沿って移動してから突出部に溶湯が到達する。また、射出ゲートから射出される溶融した合成樹脂材料がスライドコアの傾斜面に衝突することにより、スライドコアがその分力で撓み、スライドコアの外周面と突出部とは密に接して当接部の隙間をなくする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の燃料分配管の製造方法であって、前記射出ゲートの開口の一部が前記傾斜面の開始点から終了点までの範囲内にあることを主旨とする。上記発明の構成によれば、請求項1と同様の作用がある。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の燃料分配管の製造方法であって、前記射出ゲートの開口の全部が前記傾斜面の開始点から終了点までの範囲内にあることを主旨とする。上記発明の構成によれば、請求項1と同様の作用がある。
上記発明の効果として 請求項1、2および3に記載した発明の構成によれば、ばり、巣、ひけなどの発生を従来より防止できる。
本発明の実施例1を図面を参照して詳細に説明する。図1は燃料分配管の縦断面図、図2は図1のA−A線に沿った縦断面図を示す。なお、説明中において、上、下、左、右は図においていうもので、これに限定されない。燃料分配管1は、内部に燃料通路2が形成され、一端には開口3が形成され、他端には閉鎖壁4が形成されて、合成樹脂材料により形成される。燃料分配管1は長手方向軸心線X−Xに沿って水平方向に延びる。燃料通路2も同様に長手方向軸心線X−Xに沿って延びる。この実施例における外径寸法と長手方向長さとの比、すなわち、縦横比はおよそ1:20である。閉鎖壁4の上部には傾斜面4cが設けられ、傾斜面4cは開始点4aおよび終了点4b間に存在する。
また、燃料分配管1には、その長手方向軸心線X−Xに沿って複数の燃料噴射弁の取付孔5が設けられ、燃料供給口6を介して燃料通路2に連通される。この取付孔5には燃料噴射弁(図示省略)が取り付けられる。燃料通路2の断面形状は、図2に示すように上側部分が円弧状で下側部分が平面であるトンネル形状をなしている。燃料分配管1の開口3は栓(図示省略)もしくはプレッシャレギュレータ(図示省略)によって封鎖される。
また、この燃料通路2には電動モータによって駆動される燃料ポンプ(図示省略)から高圧の燃料が供給されて、燃料噴射弁から噴射される高圧の燃料は電子制御装置により制御され、エンジンの気筒内もしくは吸気ポートへ向かって噴射される。電子制御装置は、MPU,RAM,ROM,I/Oインターフェースなどを含む。燃料分配管1は以上のように形成され、合成樹脂材料を射出成形することにより形成される。なお、複数の取付部7は燃料分配管1の本体と一体に形成され、ボルトにより吸気管またはエンジンブロックに固定される。燃料噴射弁の取付孔5および燃料分配管1の取付部7の個数はエンジンの気筒数によって変更しうるものである。
つぎに、燃料分配管1を成形するための金型について、図3から図5を用いて詳細に説明する。図3は金型の組立図、図4は図3のB−B線に沿った縦断面図、図5は図1の一部拡大断面図、図6は射出成形完了時の燃料分配管の縦断面図である。金型10は、固定金型11と可動金型12とが合わさることにより形成される。固定金型11は射出成形機(図示省略)に固定され、型合わせ面13において、燃料分配管1の上側半分の外側部分が彫り込まれる。なお、上側半分の外側部分とは図1に示す長手方向軸心線X−X線より上方の外側部分をいう。
可動金型12は射出成形機によって、固定金型11に当接、離反するように可動され、型合わせ面13において燃料分配管1の下側半分の外側部分が彫り込まれる。下側半分の外側部分とは図1に示す長手方向軸心線X−Xより下方の外側部分をいう。固定金型11と可動金型12とは型合わせ面13で当接して、両金型11,12との間に燃料分配管1の外側部分の形状、すなわち、上側部分と下側部分を合わせた形状が画定される。
スライドコア14は固定金型11と可動金型12とによって形成される燃料分配管1の外側部分内への進退が自在である。図3において、油圧シリンダ(図示省略)によって固定金型11の段部11aおよび可動金型12の段部12aに当接するまで移動可能である。スライドコア14の先端部15には、その上部に右肩上がりの平面からなる傾斜面16が形成される。スライドコア14の断面は図4に示すように上側部分14aは円弧で下側部分14bは平面である。燃料噴射弁が取り付けられる取付孔5を成形する可動中子17が複数箇所に設けられ、油圧シリンダ(図示省略)により上下方向への移動が自在で、段部12bに当接時には可動金型12の空間内へ突出部18が突出される。可動中子17の突出部18の外径は本体19の外径より小さい。
溶融した合成樹脂材料をキャビティ20内に高圧力で射出するための射出ゲート21は、両金型11,12によって形成される燃料分配管1の閉鎖壁4に対応する側面22に開口するように長手方向軸心線X−Xに沿って設けられる。射出ゲート21は、図5に示すように、型合わせ面13に対して固定金型11内に彫りこまれる。スライドコア14の傾斜面16は固定金型11の型合わせ面13より上の開始点16aから終了点16bの間に設ける。したがって、射出ゲート21の開口21aの一部が傾斜面16に掛かることになる。
つぎに射出成形方法について、図3〜図5を用いて詳細に説明する。射出前は、可動金型12が固定金型11から離反している。起動操作により可動金型12が油圧シリンダ(図示省略)によって上方へ移動され、固定金型11に当接される。つぎに、スライドコア14が油圧シリンダにより右方向から左方向へ移動し段部11a、12aに当接して停止する。続いて、可動中子17が油圧シリンダ(図示省略)により下方から上方に向けて移動することにより、図3に示すように燃料分配管1の外形形状を示すキャビティ20が金型10内に形成される。金型10およびスライドコア14および可動中子17の加工精度により可動中子17の突出部18は、スライドコア14の下面と接触するか、もしくは若干の隙間が生じることがある。この接触部を当接部という。
そして、型合わせが完了した状態で射出ゲート21を介して溶融された合成樹脂材料がキャビティ20内に向かって高圧力で射出される。スライドコア14の傾斜面16には射出ゲート21より高圧力で射出される溶融した合成樹脂材料が衝突する。その結果、一部はキャビティ20の下側部分20bに流れ込むが、大半は上側部分20aに流れ込む。太い矢印が合成樹脂材料が多い量を示し、細い矢印が合成樹脂材料が少ない量を示す。スライドコア14がその射出圧力の分力で下方に押されて撓み、スライドコア14の下側部分14bが可動中子17の突出部18の平面18aを強く押圧する。この結果、スライドコア14の下側部分14bの平面と突出部18の平面18aとは密に接して隙間ができなくなる。また、同時に射出される溶融した合成樹脂材料は、その噴射方向を大きく変えることなく、長手方向軸心線X−Xに沿ってすばやく移動し、しかもキャビティ20の上側部分20aを先に満たしてからキャビティ20の下側部分20bを満たすため、スライドコア14が浮き上がることなく、キャビティ20の全域にすばやく行き渡る。この結果、合成樹脂材料はこの当接部内に進入することがなく、ばりが発生しない。
合成樹脂材料が冷却・固化された後に、可動中子17を油圧シリンダにより下方に移動し、続いてスライドコア14を右方向へ移動する。そして、固定金型11から可動金型12が離反されると、図6に示すような形状に転写され、製品となる燃料分配管1が形成される。成形品には射出ゲート23が残るので、切断することにより完成品となる。可動中子17を可動にした理由は、可動中子17を固定にするとスライドコア14の下側部分14bと可動中子17の突出部18との摺動の繰り返しにより発生する磨耗を防止するためである。射出ゲート21の開口21aと取付孔5との距離が長い場合には、合成樹脂材料の充填速度は、充填開始時は遅く、後は中速から高速にすると合成樹脂材料がより全体に行き渡り好ましい。
以上、説明した実施例1の燃料分配管によれば、溶融した合成樹脂の射出圧力がスライドコア14の傾斜面16に衝突すると、射出圧力の分力がスライドコア14を可動中子17の方向へ押圧することにより、この下側部分14bが可動中子17の突出部18の平面18aが強く押圧され、スライドコア14の平面14bと可動中子17の突出部18の平面18aとは密に接して隙間をなくし、当接部の隙間へ合成樹脂材料が進入することがない。したがって、ばりの発生が防止される。さらに、同時に射出された合成樹脂材料は、その噴射方向を大きく変えることなく、長手方向軸心線X−X上に沿ってすばやく流れ、キャビティ20の上側部分20aを先に満たし続いてキャビテキ20の下側部分20bを満たすため、スライドコア14の浮き上がりを防止し、ばり、巣およびひけなどをできにくくする。
射出ゲートの位置が実施例1と異なる実施例2について図7に示す。射出ゲート24は型合わせ面13に対して約1/2づつが彫りこまれる。型合わせをしたときに、射出ゲート24が形成される。スライドコア14の傾斜面16は実施例1と同様に型合わせ面13より上側部分に設けられる。その結果、射出ゲート24の開口24aの一部は傾斜面16に掛かることになる。
つぎに作用について説明する。射出ゲート24から高圧力の溶融した合成樹脂材料が射出されると、スライドコア14の先端部15に衝突して一部はキャビティ20の下側部分20bに流れ込むが、大半は傾斜面16の開始点16aよりキャビティ20の上側部分20aに流れ込む。したがって、実施例1と同様な効果がある。
傾斜面の位置が実施例2と異なる実施例3について図8に示す。射出ゲート24は型合わせ面13に対して約1/2づつが彫りこまれ、型合わせをしたときに、射出ゲート24が形成される。傾斜面25はキャビティ20の下側部分20bの開始点25aからキャビティ20の上側部分20aの終了点25bに設けられる。射出ゲート24の開口24aは傾斜面25内に開口される。
つぎに作用について説明する。射出ゲート24から高圧力の溶融した合成樹脂材料が射出されると、その一部はスライドコア14の先端部15に衝突してキャビティ20の下側部分20bに流れ込むが、大半は傾斜面25の開始点25aよりキャビティ20の上側部分20aに流れ込む。したがって、実施例1と同様な効果がある。
射出ゲートとスライドコアの傾斜面の位置が異なる実施例4を図9に示す。射出ゲート26は可動金型12側の型合わせ面13に彫りこまれ、固定金型11と合わせることにより射出ゲート26が形成される。傾斜面25は実施例3と同じである。キャビティ20の下側部分20bの開始点25aからキャビティ20の上側部分20aの終了点25bに設けられる。射出された合成樹脂材料の一部は先端部15に衝突してキャビティ20の下側部分20bに流れ込むが、大半は傾斜面25上を上側部分20aを流れ込む。実施例1と同様の効果がある。
上述の実施例は、これに限定されず、特許請求の範囲の主旨を逸脱しない範囲で以下のように変更が可能である。たとえば、スライドコアの傾斜面を平面としたが、円弧状または球面状の凹面または凸面などの形状とすることもできる。この結果、溶融する合成樹脂材料の射出圧力が平面のときより強く作用するため、突出部への押圧力は平面のときよりさらに増大し、ばりの発生がさらに低減される。また、射出ゲートの断面形状を矩形としたが、丸、半円、三角、台形などの形状とすることもできる。スライドコアの下側部分と可動中子の突出部との当接部はそれぞれ平面としたが、円弧とすることもできる。これにより、スライドコアと可動中子が横ずれすることなく密着するため、ばりの発生をなくし精密な射出成形ができる。なお、射出ゲートの断面形状は燃料分配管の形状によって決めうるものである。
本発明の活用例として、合成樹脂材料の射出成形のほか、アルミニウムやマグネシウムなどのダイカスト成形にも適用できるものである.
1:燃料分配管
2:燃料通路
4:閉鎖壁
4c:傾斜面
5:取付孔
10:金型
11:固定金型
12:可動金型
14:スライドコア
16、25:傾斜面
16a,25a:開始点
16b,25b:終了点
18:突出部
21、24、26:射出ゲート
2:燃料通路
4:閉鎖壁
4c:傾斜面
5:取付孔
10:金型
11:固定金型
12:可動金型
14:スライドコア
16、25:傾斜面
16a,25a:開始点
16b,25b:終了点
18:突出部
21、24、26:射出ゲート
Claims (3)
- 内部にその長手方向軸心線に沿って燃料通路が形成され、一端が開口し他端に閉鎖壁を備えるとともに、前記長手方向軸心線に沿って燃料噴射弁の取付孔が前記燃料通路に開口する燃料分配管の製造方法において、
前記閉鎖壁は傾斜面を備え、射出ゲートを前記燃料分配管の前記閉鎖壁の傾斜面に対向する位置に設けてなることを特徴とする燃料分配管の製造方法。 - 前記射出ゲートの開口の一部が前記傾斜面の開始点から終了点までの範囲内にあることを特徴とする請求項1に記載の燃料分配管の製造方法。
- 前記射出ゲートの開口の全部が前記傾斜面の開始点から終了点までの範囲内にあることを特徴とする請求項1に記載の燃料分配管の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003297967A JP2005036781A (ja) | 2003-07-17 | 2003-07-17 | 燃料分配管の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003297967A JP2005036781A (ja) | 2003-07-17 | 2003-07-17 | 燃料分配管の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005036781A true JP2005036781A (ja) | 2005-02-10 |
Family
ID=34213698
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003297967A Pending JP2005036781A (ja) | 2003-07-17 | 2003-07-17 | 燃料分配管の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005036781A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012193661A (ja) * | 2011-03-16 | 2012-10-11 | Aisan Industry Co Ltd | デリバリパイプの成形型 |
JP2013133777A (ja) * | 2011-12-27 | 2013-07-08 | Aisan Industry Co Ltd | 燃料分配管の製造方法 |
JP2014008638A (ja) * | 2012-06-28 | 2014-01-20 | Aisan Ind Co Ltd | デリバリパイプの成形方法 |
US8844582B2 (en) | 2010-01-29 | 2014-09-30 | Aisan Kogyo Kabushiki Kaisha | Delivery pipe |
-
2003
- 2003-07-17 JP JP2003297967A patent/JP2005036781A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8844582B2 (en) | 2010-01-29 | 2014-09-30 | Aisan Kogyo Kabushiki Kaisha | Delivery pipe |
JP2012193661A (ja) * | 2011-03-16 | 2012-10-11 | Aisan Industry Co Ltd | デリバリパイプの成形型 |
JP2013133777A (ja) * | 2011-12-27 | 2013-07-08 | Aisan Industry Co Ltd | 燃料分配管の製造方法 |
JP2014008638A (ja) * | 2012-06-28 | 2014-01-20 | Aisan Ind Co Ltd | デリバリパイプの成形方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8371363B2 (en) | Apparatus for die casting, the use of such an apparatus and method for die casting | |
US8997834B2 (en) | Method for producing of hollow die cast products | |
CN102527987A (zh) | 一种用于制造电动后视镜电机端盖的压铸模具 | |
JP2005036781A (ja) | 燃料分配管の製造方法 | |
JP2024177576A (ja) | 加圧ロッドの動作制御方法、ダイカスト法 | |
JP4274482B2 (ja) | ダイカスト装置 | |
JP6615040B2 (ja) | シリンダ成形用金型及びそれを用いたシリンダ成形方法 | |
JP2000117411A (ja) | ダイカスト装置およびダイカスト方法 | |
JP2009262196A (ja) | 鋳造方法および鋳型 | |
JP2006142781A (ja) | 射出プレス成形用金型及び射出プレス成形方法 | |
KR20160099141A (ko) | 다이캐스팅 장치 | |
KR101627982B1 (ko) | 알루미늄 클러치 하우징의 제조 방법 | |
JP2003220459A (ja) | ダイキャスト装置 | |
US11014149B2 (en) | Ingot mold and method for producing a component | |
JP2634182B2 (ja) | ダイカスト等における金型を利用した湯圧入装置 | |
JPH06312252A (ja) | 鋳造装置の金型構造 | |
JP2006239721A (ja) | チルベント入れ子 | |
JP2019063999A (ja) | 射出成形機用ホットランナユニット | |
KR20080081463A (ko) | 다이캐스팅용 사출 슬리브 냉각시스템 | |
JP2023120942A (ja) | ダイカスト製造方法及び装置 | |
WO2024095773A1 (ja) | 鋳造品の製造方法および鋳造品製造装置並びに金型 | |
JP2025059796A (ja) | ダイカスト製造方法および装置 | |
JP4520448B2 (ja) | 鋳造部品の製造装置及び製造方法 | |
JP2022162483A (ja) | 部分超高圧によるダイカスト製造方法及び装置 | |
KR20250059436A (ko) | 카운터 피스톤 중앙 인젝션 다이캐스팅 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050408 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070717 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070720 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20071120 |