JP2005031929A - サーバに記憶領域を割り当てる管理サーバ、記憶装置システム、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数のサーバと記憶装置に接続され、複数のサーバによって使用される記憶装置の物理的な記憶領域を仮想的な領域(ストレージプール)として管理する管理サーバは、サーバから受信する未割当領域以上の領域割当命令に応答して、他のサーバの割当領域の少なくとも一部を開放して、領域割当命令を発行したサーバに割当てる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、管理サーバが、記憶装置の記憶領域を仮想的な記憶領域として管理するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、記憶装置に記憶されるデータ量が著しく増大し、それに伴い、記憶装置自体の記憶容量や、SAN(Storage Area Network)に接続される記憶装置などの台数が増加している。その結果、大容量となった記憶領域の管理の複雑化、及び記憶装置への負荷集中、高コストなど、様々な問題が現れている。現在、これらの問題を解決することを目的として、バーチャリゼーションと呼ばれる技術が研究、開発されている。
【0003】
バーチャリゼーション技術は、非特許文献1に記載されている。バーチャリゼーション技術によれば、記憶装置と記憶装置を使用するサーバに接続される管理サーバが、SANに接続された記憶装置の記憶領域を一括して仮想記憶領域(ストレージプール)として管理しており、管理サーバは、各サーバから記憶装置へのリクエストを受け付け、配下の記憶装置の記憶領域にアクセスし、その結果をサーバに返信する。また、他のバーチャリゼーション技術によれば記憶装置と記憶装置を使用するサーバに接続される管理サーバが、SANに接続された記憶装置の記憶領域を一括して仮想記憶領域として管理しており、管理サーバが、サーバから記憶装置へのアクセスのリクエストを受けた場合、実際にデータを記憶している記憶領域の位置情報をサーバに返信し、サーバは、返信された情報を元に、記憶装置の記憶領域に自らアクセスする。
【0004】
【非特許文献1】
「Virtualization of Disk Storage」、Evaluator Group社、2000年9月、WP−0007−1
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
バーチャリゼーション技術を用いたシステム形態では、サーバが、将来に備えて多めに記憶領域を確保しておき、データを書き込む必要が生じた際にその都度確保された領域にデータを書き込んでいくことが考えられる。この場合、あるサーバに割当てられてはいるがデータは書き込まれていない記憶領域が記憶装置内に存在し得る。しかし、管理サーバは、未だいずれのサーバにも割当てられていない未割当領域以上の記憶領域の割当要求を他のサーバから受信した場合、使用されていない領域が記憶装置内にあるにもかかわらず、他のサーバに記憶領域を割当てることができず、新たに割当てるためには、記憶領域の全体容量を増加させなければならない。また、記憶領域の全体容量を増加するまでの期間、他のサーバに対して記憶領域を割当ることができない。
【0006】
そこで、本発明の目的は、サーバから未割当領域以上の割当要求が発生した場合にも記憶領域を当該サーバに対し、割当てられるようにすることである。また、本発明の他の目的は、ストレージプール内の記憶領域を効率的に利用することができる技術を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を解決するために、本発明においては、記憶装置が有する記憶領域を仮想的な記憶領域として管理する、複数のサーバに接続されている管理サーバが、サーバから受信する未割当領域以上の領域割当命令に応答して、他のサーバの割当領域の少なくとも一部を開放して未割当領域とし、領域割当命令を送信したサーバに、開放された記憶領域を割当てる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面を参照にして説明する。なお、これにより本発明が限定されるものではない。
【0009】
図1は、本発明が適用される計算機システムの一例を示す図である。
【0010】
図1の計算機システムにおいて、サーバ130は、管理サーバ100を介して、記憶装置120に接続されている。サーバ130と管理サーバ100はネットワーク150で接続されており、管理サーバ100と記憶装置はネットワーク152で接続されている。
【0011】
サーバ130は、制御装置132と、入出力装置134と、メモリ136と、ネットワーク150と接続するインタフェース138を有する。制御装置132上では、メモリ140に格納されているアプリケーションプログラム140が動作する。
【0012】
管理サーバ130は、制御装置102と、入出力装置103と、メモリ104と、ネットワーク150を接続するインタフェース106と、ネットワーク152と接続するインタフェース108を有する。
【0013】
メモリ104には、ストレージ管理プログラム110、マッピング情報112、ストレージプール管理情報114、ストレージプール状態情報116が格納されている。
【0014】
ストレージプール管理プログラム110は、制御情報102上で動作するプログラムであり、マッピング情報112、ストレージプール管理情報114、ストレージプール状態情報116を用いて、記憶装置120の物理的な記憶領域を仮想的なデータ記憶領域(ストレージプール)として管理する。また、プログラムを実行することにより制御装置102は、サーバ130からの要求に応じて、データ領域の割当、データの書き込み、データ領域の開放を行う。更に、ストレージプール中の未割当領域が不足し、サーバ130から要求された領域の割当ができない場合、制御装置はストレージ管理プログラム110を実行して割当中の領域で未使用(データが記憶されていない)の領域を持つサーバ130、もしくは低優先度のデータが格納されている記憶領域について、当該記憶領域が割当てられているサーバ130に対して領域の返還要求を発行し、未割当領域を確保する。なお、当プログラムの具体的な処理内容については、処理フローの説明と合わせて後述する。
【0015】
記憶装置120は、制御装置(制御プロセッサ)122、キャッシュ124、ネットワーク152と接続するインタフェース126、ディスク128を有し、制御装置122により、キャッシュ124やディスク128等を制御する。
【0016】
サーバ130と記憶装置120は、図1では、各々3台で示されているが、この台数に関しては制限はなく、任意である。
【0017】
図2は、マッピング情報112の一例を示す図である。マッピング情報情報112は、ストレージプールブロック番号200と、記憶装置ID202と、物理ディスクID204と、物理ブロック番号206とを有する。
【0018】
ストレージプールブロック番号200は、ストレージプール上のブロック位置を示す番号である。記憶装置ID202は、ストレージプールブロック番号200が指すブロックのデータを実際に記憶する記憶装置120の識別子である。物理ディスクID204は、記憶装置120上の物理ディスク128の識別子である。物理ブロック番号206は、その物理ディスク128上の物理ブロック番号である。
【0019】
マッピング情報112の一番目のエントリを例にあげると、ブロック0番からブロック4999番のストレージプールブロックは、実際には「S01」で識別される記憶装置120の「D01」で識別される物理ディスク128上の物理ブロック0番から4999番に存在するということである。
【0020】
図3は、ストレージプール管理情報114とストレージプール状態情報116の一例を示す図である。
【0021】
ストレージプール管理情報114は、ストレージプール割当て情報300と、未割当てブロックリスト314と、総ブロック数316と、割当て済みブロック数318と、未割当てブロック数320と、使用中ブロック数322と、高優先度データブロック数324と、高優先度データ課金額326と、低優先度データ課金額328とを有する。
【0022】
ストレージプール割当て情報300は、仮想記憶領域ID301と、サーバID302と、プロセスID304と、ストレージプールブロック番号306と、割当てブロック数307と、使用中ブロック数308と、高優先度データブロック数310と、課金累計312とを有する。
【0023】
仮想記憶領域ID301は、各サーバ130に割当てたストレージプール上の領域を識別するIDである。サーバID302は、仮想記憶領域ID301で識別される領域を割り当てたサーバ130を識別するIDである。プロセスID304は、サーバ130内のプロセスを識別するIDである。ストレージプールブロック番号306は、仮想記憶領域ID301で識別される領域に割当てているストレージプール上のブロック番号である。割当てブロック番号307は割当てられているブロックの数である。使用中ブロック数308は既にデータを記憶しているブロックの数である。高優先度データブロック数310は優先度の高いデータを記憶しているブロックの数を示す。課金累計312は、その時点の課金累計額である。
【0024】
本実施の形態では、ストレージプール割当情報300は、使用中ブロック数300、高優先度データブロック数310の情報を保持しているが、それぞれ、未使用ブロック数、低優先度データブロック数の情報を保持してもよい。
【0025】
ストレージプール割当て情報300の一番目のエントリを例にあげると、仮想記憶領域ID301「VAREA01」で識別される領域は、ブロック0からブロック99999までのストレージプールブロックであり、サーバID302「SRV01」のプロセスID304「3088」が示すプロセスに割当てられている。また、割当てられているブロックは「100000」ブロックであり、その中で、現在使用中(データを記憶している)ブロックは50000ブロック、更にその中で優先度の高いデータを記憶しているブロックは40000ブロック、その時点での課金累計額は「1294000」であるということを示している。
【0026】
未割当てブロックリスト314は、サーバ130に割当てられていないブロックのリスト情報である。サーバ130から領域割当て要求を受けつけた際は、管理サーバは、この未割当てブロックリストから要求された大きさの領域を割当てる。総ブロック数316は、ストレージプール上の全ブロックの数であり、その中で割当て済みブロック数318は各サーバ130に割当てられているブロックの数、未割当てブロック数320はサーバ130に割当てられていないブロックの数、使用中ブロック数322はサーバ130に割当てられているブロックで、且つデータを記憶しているブロックの数、高優先度データブロック数324は優先度の高いデータを記憶しているブロックの数を示す。高優先度データ課金額326は、優先度の高いデータを記憶しているブロックへの課金額、低優先度データ課金額328は、優先度の低いデータを記憶しているブロックへの課金額を示す。管理サーバ100は、これらの課金額を課金単位として、仮想記憶領域ID毎に高優先度データと低優先度データのブロック数から課金を行って時間毎に計算する。
【0027】
本実施の形態では、ストレージプール管理情報114は、使用中ブロック数322、高優先度データブロック数の情報を保持しているが、それぞれ、未使用ブロック数、低優先度データブロック数の情報を保持してもよい。
【0028】
ストレージプール状態情報116は、割当て状態ビットマップ330と、使用状態ビットマップ332と、データ優先度ビットマップ334とを有する。これらのビットマップの各ビットは、ストレージプールのブロックと一対一で対応し、各ブロックの状態を表す。割当て状態ビットマップ330は、ストレージプールの各ブロックの割当て状態を示すビットマップであり、ビットが「0」の場合は、そのビットに対応するブロックは未割当ての状態、「1」の場合は割当て中の状態を意味する。使用状態ビットマップ332は、ストレージプールの各ブロックの使用状態を示すビットマップであり、ビットが「0」の場合は、そのビットに対応するブロックは未使用(データが記憶されていない)の状態、「1」の場合は使用中(データが記憶されている)の状態を意味する。データ優先度ビットマップ334は、ストレージプールの各ブロックに記憶されているデータの優先度を示すビットマップであり、ビットが「0」の場合は、そのビットに対応するブロックには優先度の低いデータが記憶されている状態、「1」の場合は優先度の高いデータが記憶されている状態であることを意味する。
【0029】
図4は、サーバ130がストレージプール上のデータ領域を確保する際に管理サーバ100に発行する領域割当て命令400と、確保したストレージプール上のデータ領域にデータを書き込む際にサーバ130が管理サーバ100に発行するデータ書き込み命令410と、確保していたストレージプール上のデータ領域を解放する際にサーバ130が発行する領域解放命令430と、管理サーバ100が未割当て領域を作るためにサーバ130に発行する領域返還命令450の一例を示す図である。
【0030】
領域割当て命令400は、命令コード402と、サーバID404と、プロセスID406と、領域サイズ408とを有する。
【0031】
サーバ130は、領域割当て命令400を発行する際、命令コード402に本命令が領域割当て命令であることを示すコード、サーバID404に自サーバのID、プロセスID406に自プロセスのID、領域サイズ408に確保する領域のサイズを格納する。尚、本実施の形態では、確保する領域のサイズをブロック数としている。
【0032】
データ書き込み命令410は、命令コード412と、サーバID414と、プロセスID416と、仮想記憶領域ID418と、仮想ブロック番号420と、バッファアドレス422と、データ優先度424とを有する。
【0033】
サーバ130は、データ書き込み命令410を発行する際、命令コード402に本命令がデータ書き込み命令であることを示すコード、サーバID404に自サーバのID、プロセスID406に自プロセスのID、仮想記憶領域ID418にデータ書き込み先の領域を示すID、仮想ブロック番号420にデータ書き込み先のブロックを示す仮想ブロック番号、バッファアドレス422に書き込むデータを有しているバッファのアドレス、データ優先度424に書き込むデータの優先度を格納する。尚、本実施の形態では、低優先度のデータを示す場合は「0」を、高優先度のデータを示す場合は「1」をデータ優先度424に格納することとしている。
【0034】
領域解放命令430は、命令コード432と、サーバID434と、プロセスID436と、仮想記憶領域ID438と、仮想ブロック番号440とを有する。
【0035】
サーバ130は、領域解放命令430を発行する際、命令コード432に本命令が領域解放命令であることを示すコードと、サーバID434に自サーバのIDと、プロセスID436に自プロセスのIDと、仮想記憶領域ID438に解放する領域を示すIDと、仮想ブロック番号440に解放するブロックを示す仮想ブロック番号とを格納する。
【0036】
領域返還命令450は、命令コード452と、サーバID454と、プロセスID456と、仮想記憶領域ID458と、仮想ブロック番号460とを有する。
【0037】
管理サーバ100が領域返還命令450を発行する際、命令コード452に本命令が領域返還命令であることを示すコードと、サーバID454とプロセスID456に返還対象の領域を割当てているサーバ130のIDと、プロセスのIDと、仮想記憶領域ID458に返還対象の領域を示すIDと、仮想ブロック番号460に返還対象のブロックを示す仮想ブロック番号とを格納する。この領域返還命令450を受けつけたサーバ130は、指定された領域の解放要求を管理サーバ100に発行する。
【0038】
図5は、ストレージ管理プログラム110のアイドルルーチンの処理の一例を示す図である。
【0039】
処理500で管理サーバ100は、サーバ130からの領域割当命令400を受信したと判定した場合は、領域割当処理502を実行する。
【0040】
処理504で管理サーバ100は、サーバ130からのデータ書き込み命令410を受信したと判定した場合は、データ書き込み処理506を実行する。
【0041】
処理508で管理サーバは、サーバ130からの領域解放命令430を受信したと判定した場合は、領域解放処理510を実行する。
【0042】
処理512で管理サーバ100は、前回課金処理を実行した時間から一定時間が経過したと判定した場合は、課金処理514を実行する。
【0043】
図6は、前述の領域割当処理502の一例を示す図である。
【0044】
処理600で管理サーバ100は、サーバ130から受信した領域割当命令400内の領域サイズ408で指定された大きさの領域(ブロック数)の割当てが可能か判定する。
【0045】
判定条件は、3種類の条件があり、1つ目の条件は、未割当てブロック数320が領域サイズ408で指定されたブロック数より多い、2つ目の条件は、未割当てブロック数320と未使用ブロック数の合計が領域サイズ408で指定されたブロック数より多い、3つ目の条件は、未割当てブロック数320と未使用ブロック数と低優先度データを記憶しているブロック数の合計が領域サイズ408で指定されたブロック数より多い、という3種類の条件であり、この3つの条件を少なくとも1つの条件を満たしていれば、管理サーバ100は、割当て可能と判定し、処理604から処理を継続する。3種類の条件を全て満たしていなければ、管理サーバ100は、割当て不可と判定し、処理602を実行した後、領域割当て処理502を終了する。
【0046】
処理602で管理サーバ100は、要求元のサーバ130に割当て不可を意味する応答を返信する。
【0047】
処理604で管理サーバ100は、領域サイズ408で指定された大きさの未割当て領域が不足しているか判定する。
【0048】
判定条件は、未割当てブロック数320が領域サイズ408で指定されたブロック数より多いかである。未割当てブロック数320が領域サイズ408で指定されたブロック数より少ない場合は、領域返還処理606を実行した後、処理608から処理を継続し、多い場合はそのまま処理608から処理を継続する。
【0049】
処理608で管理サーバ100は、未割当てブロックリスト314から領域サイズ408で指定されたブロック数分の未割当てブロックを切り離し、割当て領域として確保する。
【0050】
処理610で管理サーバ100は、ストレージプール割当て情報300に新しくエントリを追加し、仮想記憶領域ID301に任意のID、サーバID302に要求元のサーバ130を示すID、プロセスID304に要求元のサーバ130上のプロセスを示すID、ストレージプールブロック番号306に割当てた領域のブロック番号、割当てブロック数307に割当てた領域のブロック数、使用中ブロック数308に0、高優先度データブロック数310に0、課金累計312に0をセットする。
【0051】
処理612で管理サーバ100は、割当て済みブロック数318に今回割当てた領域のブロック数を加算し、未割当てブロック数320から今回割当てた領域のブロック数を減算する。また、今回割当てた領域のブロックに対応する割当て状態ビットマップ330の各ビットを「1」にする。
【0052】
処理614で管理サーバは、要求元のサーバ130に割当てた領域の仮想記憶領域ID301を返信し、領域割り当て処理502を終了する。
【0053】
図7は、前述の領域返還処理606の一例を示す図である。
【0054】
処理700で管理サーバは、ストレージプール割当て情報300を検索し、未使用ブロックを一番多く有している仮想記憶領域を割り出す。未使用ブロックは、割当てブロック数307から使用中ブロック数308を減算して求める。
【0055】
処理702で管理サーバ100は、処理700で未使用ブロックを有する仮想記憶領域が見つからなかった場合は処理704、見つかった場合は処理706から処理を継続する。
【0056】
処理704で管理サーバ100は、ストレージプール割当て情報300を検索し、優先度の低いデータを記憶しているブロックを一番多く有している仮想記憶領域を割り出す。
【0057】
処理706で管理サーバ100は、処理700、もしくは処理704で割り出した仮想記憶領域を割当てているサーバ130に対し、領域返還命令450を発行する。尚、この領域返還命令450を受けつけたサーバ130内のアプリケーションプログラム140は、仮想記憶領域ID458と仮想ブロック番号460で指定された領域の解放要求を管理サーバ100に発行する。
【0058】
処理708で管理サーバ100は、領域サイズ408で指定された大きさの未割当て領域が不足しているか判定する。判定条件は、処理604と同じである。未割当てブロック数320が領域サイズ408で指定されたブロック数より少ない場合は、処理700から再度処理を実行し、多い場合は領域返還処理606を終了する。
【0059】
図8は、前述のデータ書き込み処理506の一例を示す図である。
【0060】
処理800で管理サーバ100は、サーバ130から受信したデータ書き込み命令410内の仮想記憶領域ID418と仮想ブロック番号420から、指定された領域のストレージプールブロックを割り出し、それを基にマッピング情報112を検索して、対応する物理ブロック位置に変換する。尚、ここで言う物理ブロック位置とは、物理ブロックを特定するための、記憶装置ID202、物理ディスクID204、物理ブロック番号206を合わせた情報である。
【0061】
処理802で管理サーバ100は、データ書き込み命令410内のバッファアドレス422で指定された要求元のサーバ130上のバッファからデータを読み出し、処理800で割り出した物理ブロック位置に書き込む。
【0062】
処理804で管理サーバ100は、データ書き込み命令410内の仮想記憶領域ID418と同一IDを有するストレージプール割当て情報300のエントリを割り出し、そのエントリの使用中ブロック数308に、今回データを書き込んだブロック数を加算する。
【0063】
処理806で管理サーバ100は、使用中ブロック数322に、今回データを書き込んだブロック数を加算する。また、今回データを書き込んだブロックに対応する使用状態ビットマップ332の各ビットを「1」にする。
【0064】
処理808で管理サーバ100は、データ書き込み命令410内のデータ優先度424から、書き込んだデータの優先度を判定する。書き込んだデータが高優先度の場合は処理810、低優先度の場合は処理814から処理を継続する。
【0065】
処理810で管理サーバ100は、処理804で割り出したストレージプール割当て情報300のエントリの高優先度データブロック数310に、今回データを書き込んだブロック数を加算する。
【0066】
処理812で管理サーバ100は、高優先度データブロック数324に、今回データを書き込んだブロック数を加算する。また、今回データを書き込んだブロックに対応するデータ優先度ビットマップ334の各ビットを「1」にする。
【0067】
処理814で管理サーバ100は、要求元のサーバ130に処理結果を返信し、データ書き込み処理506を終了する。
【0068】
図9は、前述の領域解放処理510の一例を示す図である。
【0069】
処理900で管理サーバ100は、サーバ130から受信した領域解放命令430内の仮想記憶領域ID438と仮想ブロック番号440で指定されたストレージプールブロックのブロック番号を未割当てブロックリスト314に追加する。
【0070】
処理902で管理サーバ100は、ストレージプール状態情報116の各ビットマップを参照し、解放対象領域のブロックの各状態別にその数をカウントする。
【0071】
処理904で管理サーバ100は、処理902の結果を基に、解放対象領域が属するストレージプール割当て情報300のエントリを次のように更新する。ストレージプールブロック番号306から、解放対象領域のストレージプールブロック番号を削除する。割当てブロック数307から、解放対象領域のブロック数を減算する。使用中ブロック数308から、解放対象領域で使用中であったブロック数を減算する。高優先度データブロック数310から、解放対象領域で優先度の高いデータを記憶していたブロック数を減算する。
【0072】
処理906で管理サーバ100は、処理902の結果を基に、割当て済みブロック数318、未割当てブロック数320、使用中ブロック数322、高優先度データブロック数324を次のように更新する。割当て済みブロック数318から解放対象領域のブロック数を減算、未割当てブロック数320には加算する。使用中ブロック数322から、解放対象領域で使用中であったブロック数を減算する。高優先度データブロック数324から、解放対象領域で優先度の高いデータを記憶していたブロック数を減算する。
【0073】
処理908で管理サーバ100は、解放対象領域のブロックと対応する、割当て状態ビットマップ330、使用状態ビットマップ322、データ優先度ビットマップ334の各ビットを「0」にする。
【0074】
処理910で管理サーバ100は、要求元のサーバ130に処理結果を返信し、領域解放処理510を終了する。
【0075】
図10は課金処理514の一例を示す図である。
【0076】
処理920で管理サーバ100は、ストレージプール割当て情報300のエントリ(仮想記憶領域)毎に課金を行う。課金方法は、課金対象のエントリの高優先度データブロック数310に高優先度データ課金額326を乗算し、同一エントリの課金累計312に加算する。また、使用中ブロック数308から高優先度データブロック数310を減算して、低優先度データブロック数を割り出し、それに低優先度データ課金額328を乗算し、これも課金累計312に加算する。
【0077】
処理922で管理サーバ100は、処理920を、ストレージプール割当て情報300内の全てのエントリに対して実行したか判定する。全てのエントリに対し、処理920を実行した場合は、課金処理514を終了する。まだ、全てのエントリに対し、処理920を実行していな場合は、次エントリを対象として処理920を実行する。
【0078】
図11は、本発明を適用する計算機システムの他の一例を示す図である。
【0079】
図11の計算機システムにおいて、サーバ130は、ネットワーク152、管理サーバ100、ネットワーク154を介して、記憶装置120に接続され、さらに、ネットワーク150を介しても記憶装置120と接続されている。
【0080】
サーバ130は、制御装置132と、入出力装置134と、メモリ136と、ネットワーク150と接続するインタフェース(E)138と、ネットワーク152と接続するインタフェース(D)を有する。
【0081】
管理サーバ130は、制御装置102と、入出力装置103と、メモリ104と、ネットワーク150を接続するインタフェース(A)106と、ネットワーク152と接続するインタフェース(C)と、ネットワーク154と接続するインタフェース(B)108を有する。
【0082】
記憶装置120は、制御装置(制御プロセッサ)122、キャッシュ124、ネットワーク152と接続するインタフェース(F)126、ネットワーク154と接続するインタフェース(G)と、ディスク128を有する。
【0083】
サーバ130と記憶装置120は、図1では、各々3台で示されているが、この台数に関しては制限はなく、任意である。
【0084】
図11の計算機システムにおいて管理サーバ100は、サーバ130からネットワーク152を介して記憶装置120へのアクセスリクエストを受け付けた場合、実際のデータを記憶している記憶領域の位置情報をサーバに返信し、サーバ130は返信された情報を元に、記憶装置120の記憶領域にネットワーク150を介してアクセスする。図4に示す命令各々もネットワーク152を介してサーバ130と管理サーバ100でやりとりされる。その他の動作は図1に示す本発明を適用する一例と同様である。
【0085】
以上説明した実施形態によれば、未割当領域が不足した場合にも、SAN内に新たな記憶装置を増設するなどして記憶容量が増加されるまで待つことなく、割当要求を発行するサーバ130に対して、記憶領域の割当処理を実行できる。
【0086】
【発明の効果】
本発明により、サーバから未割当領域以上の割当要求が発生した場合にも記憶領域を当該サーバに対し、割当てることができ、ストレージプール上の記憶領域を効率よく利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した計算機システムの一例を示す図である。
【図2】マッピング情報112の一例を示す図である。
【図3】ストレージプール管理情報114とストレージプール状態情報116の一例を示す図である。
【図4】サーバ130が管理サーバ100に発行する領域割当て命令400、データ書き込み命令410、領域解放命令430、管理サーバ100がサーバ130に発行する領域返還命令450の一例を示す図である。
【図5】ストレージ管理プログラム110のアイドルルーチンを示した処理の一例を示す図である。
【図6】領域割当て処理502の一例を示す図である。
【図7】領域返還処理606の一例を示す図である。
【図8】データ書き込み処理506の一例を示す図である。
【図9】領域解放処理510と課金処理514の一例を示す図である。
【図10】課金処理514の一例を示す図である。
【図11】本発明を適用した計算機システムの他の一例を示す図である。
【符号の説明】
100:管理サーバ
102:制御装置
103:入出力装置
104:メモリ
106:I/F(A)
108:I/F(B)
109:I/F(C)
110:ストレージ管理プログラム
112:マッピング情報
114:ストレージプール管理情報
116:ストレージプール状態情報
120:記憶装置
122:制御装置
124:キャッシュ
126:I/F(F)
127:I/F(G)
128:ディスク
130:サーバ
132:制御装置
134:入出力装置
136:メモリ
138:I/F(D)
139:I/F(E)
140:アプリケーションプログラム
150:ネットワーク
152:ネットワーク
154:ネットワーク
Claims (18)
- 記憶装置が有する記憶領域を仮想的な記憶領域として管理する、
複数のサーバに接続されている管理サーバであって、
前記記憶装置は前記複数のサーバに共有され、
前記記憶装置は、前記複数のサーバの少なくとも1つに割当てられた記憶領域である割当領域を有しており、
前記管理サーバは、
前記複数のサーバの1つから受信する未割当領域以上の領域割当命令に応答して、
他のサーバの割当領域のうち少なくとも一部を開放して未割当領域とし、
前記複数のサーバの1つへ領域を割当てることを特徴とする管理サーバ。 - 請求項1記載の管理サーバであって、
前記記憶装置の前記割当領域には、
使用されている使用領域と使用されていない未使用領域が存在し、
前記管理サーバは、
前記割当領域の使用領域および未使用領域を識別するための情報を有し、
前記複数のサーバの1つから受信する未割当領域以上の領域割当命令に応答して、
前記識別するための情報に基づいて、
他のサーバの割当領域のうち未使用領域の少なくとも一部を開放して未割当領域とし、
前記複数のサーバの1つへ領域を割当てることを特徴とする管理サーバ。 - 請求項1記載の管理サーバであって、
前記記憶装置の前記割当領域に格納されているデータには、
優先度が高い高優先度データと優先度が低い低優先度データが存在し、
前記管理サーバは、
サーバからのデータの書き込み要求に基づいて、
前記記憶装置に書き込まれるデータが、
高優先度データか低優先度データかを判断して、
判断結果と前記データが書き込まれる記憶領域の位置情報を保持し、
前記複数のサーバの1つから受信する未割当領域以上の領域割当命令に応答して、
他のサーバの割当領域のうち低優先度データが格納されている領域の少なくとも一部を開放して未割当領域とし、
前記複数のサーバの1つへ領域を割当てることを特徴とする管理サーバ。 - 請求項2記載の管理サーバであって
前記記憶装置の前記割当領域の使用領域に格納されているデータには、
優先度が高い高優先度データと優先度が低い低優先度データが存在し、
前記管理サーバは、
サーバからのデータの書き込み要求に基づいて、
前記記憶装置に書き込まれるデータが、
高優先度データか低優先度データかを判断して、
判断結果と前記データが書き込まれる記憶領域の位置情報を保持し、
前記複数のサーバの1つからから受信する未割当て領域以上の前記領域割当命令に応答して、
他のサーバの割当領域のうち、未使用領域の少なくとも一部と低優先度データが格納されている領域の少なくとも一部を開放して未割当領域とし、
前記複数のサーバの1つへ領域を割当てることを特徴とする管理サーバ。 - 請求項1記載の管理サーバにおいて、
前記記憶装置を利用する複数のサーバの各々に対する課金処理を一定時間ごとに行うことを特徴とする管理サーバ。 - 請求項5記載の管理サーバにおいて、
低優先度データを格納する場合と高優先度データを格納する場合とで、
各々異なるの課金額を設定することを特徴とする管理サーバ。 - 記憶装置と、複数のサーバと前記記憶装置に接続される管理サーバを有し、
前記管理サーバが、記憶装置の記憶領域を仮想的な記憶領域として管理する記憶装置システムであって、
前記記憶装置は前記複数のサーバに共有され、
前記記憶装置は、前記複数のサーバの少なくとも1つに割当てられてた記憶領域である割当領域を有しており、
前記管理サーバは、
前記複数のサーバの1つから受信する未割当領域以上の領域割当命令に応答して、
他のサーバの割当領域のうち少なくとも一部を開放して未割当領域とし、
前記複数のサーバの1つへ領域を割当てることを特徴とする記憶装置システム。 - 請求項7記載の記憶装置システムであって、
前記記憶装置の前記割当領域には、
使用されている使用領域と使用されていない未使用領域が存在し、
前記管理サーバは、
前記割当領域の使用領域及び未使用領域を識別するための情報を有し、
前記複数のサーバの1つから受信する未割当領域以上の領域割当命令に応答して、
前記識別するための情報に基づいて、
他のサーバの未使用領域のうち少なくとも一部を開放して未割当領域とし、
前記複数のサーバの1つへ領域を割当てることを特徴とする記憶装置システム。 - 請求項7記載の記憶装置システムであって、
前記記憶装置の前記割当領域に格納されるデータには、
優先度が高い高優先度データと優先度が低い低優先度データが存在し、
前記管理サーバは、
サーバからのデータの書き込み要求に基づいて、
前記記憶装置に書き込まれるデータが、
高優先度データか低優先度データかを判断して、
判断結果と前記データが書き込まれる記憶領域の位置情報を保持し、
前記複数のサーバの1つから受信する未割当領域以上の領域割当命令に応答して、
他のサーバの割当領域のうち、低優先度データが格納されている領域のうち少なくとも一部を開放して未割当領域とし、
前記複数のサーバの1つへ領域を割当てることを特徴とする記憶装置システム。 - 請求項8記載の記憶装置システムであって、
前記記憶装置の前記使用領域に格納されているデータには、
優先度が高い高優先度データと優先度が低い低優先度データが存在し、
前記管理サーバは、
サーバからのデータの書き込み要求に基づいて、前記記憶装置に書き込まれるデータが、
高優先度データか低優先度データかを判断して、判断結果と前記データが書き込まれる記憶領域の位置情報を保持し、
前記複数のサーバの1つから受信する未割当領域以上の前記領域割当命令に応答して、
他のサーバの割当領域のうち、未使用領域の少なくとも一部と低優先度データが格納されている領域の少なくとも一部を開放して未割当領域とし、
前記複数のサーバの1つへ領域を割当てることを特徴とする記憶装置システム。 - 請求項7記載の記憶装置システムであって、
前記記憶装置を利用する複数のサーバ各々に対する
課金処理を一定時間ごとに行うことを特徴とする記憶装置システム。 - 請求項11記載の記憶装置システムであって、
低優先度データを格納する場合と高優先度データを格納する場合とで各々異なる課金額を設定することを特徴とする記憶装置システム。 - 記憶装置が有する記憶領域を、仮想的な記憶領域として管理する管理サーバのプログラムであって、
前記管理サーバは複数のサーバに接続され、
前記記憶装置は、前記管理サーバを介して複数のサーバに共有され、
前記記憶装置は、前記複数のサーバの少なくとも1つに割当てられた記憶領域である割当領域を有しており、
前記管理サーバのプログラムは、
前記複数のサーバの1つから受信する未割当領域以上の領域割当命令に応答して、
他のサーバの割当領域のうち少なくとも一部を開放して未割当領域とし、
前記複数のサーバの1つへ領域を割当てる処理を前記管理サーバに実行させることを特徴とするプログラム。 - 請求項13記載の管理サーバのプログラムであって、
前記記憶装置の前記割当領域には、
使用されている使用領域と使用されていない未使用領域が存在し、
前記管理サーバのプログラムは、
前記割当領域の使用領域及び未使用領域を識別するための情報を有し、
前記複数のサーバの1つから受信する未割当領域以上の領域割当命令に応答して、
前記識別するための情報に基づいて、
他のサーバの未使用領域のうち少なくとも一部を開放して未割当領域とし、
前記複数のサーバの1つへ領域を割当てる処理を前記管理サーバに実行させることを特徴とするプログラム。 - 請求項13記載の管理サーバのプログラムであって、
前記記憶装置の前記割当領域に格納されているデータには、
優先度が高い高優先度データと優先度が低い低優先度データが存在し、
前記管理サーバのプログラムは、
サーバからのデータの書き込み要求に基づいて、前記記憶装置に書き込まれるデータが、
高優先度データか低優先度データかを判断して、判断結果と前記データが書き込まれる記憶領域の位置情報を保持し、
前記複数のサーバの1つから受信する未割当領域以上の領域割当命令に応答して、
他のサーバの割当領域のうち低優先度データが格納されている領域の少なくとも一部を開放して未割当領域とし、
前記複数のサーバの1つへ領域を割当てる処理を前記管理サーバに実行させることを特徴とするプログラム。 - 請求項14記載の管理サーバのプログラムであって、
前記記憶装置の前記使用領域に格納されているデータには、
優先度が高い高優先度データと優先度が低い低優先度データが存在し、
前記管理サーバのプログラムは、
サーバからのデータの書き込み要求に基づいて、前記記憶装置に書き込まれるデータが、
高優先度データか低優先度データかを判断して、判断結果と前記データが書き込まれる記憶領域の位置情報を保持し、
前記複数のサーバの1つから受信する未割当領域以上の前記領域割当命令に応答して、
他のサーバの割当領域のうち、未使用領域の少なくとも一部と低優先度データが格納されている領域の少なくとも一部を開放して未割当領域とし、
前記複数のサーバの1つへ領域を割当てる処理を管理サーバに実行させることを特徴とするプログラム。 - 請求項13記載の管理サーバのプログラムであって、
前記記憶装置を利用する複数のサーバ各々に対する課金処理を一定時間ごと管理サーバに実行させることを特徴とするプログラム。 - 請求項17記載の管理サーバのプログラムであって、
低優先度データを格納する場合と高優先度データを格納する場合とで各々異なるの課金額を設定し、
前記課金額に基づいて、
課金処理を管理サーバに実行させることを特徴とするプログラム。
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