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JP2005029109A - ウエザストリップ及びガラスラン - Google Patents

ウエザストリップ及びガラスラン Download PDF

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Abstract

【課題】型成形部と押出成形部との色・艶等の相違により外観品質が低下してしまうのを防止することのできるウエザストリップ及びガラスランを提供する。
【解決手段】ガラスラン1は、上辺部に対応する押出成形部2、前後の縦辺部に対応する押出成形部3,4と、各押出成形部の端部同士を接続する型成形部5,6とに区別される。押出成形部及び型成形部ともに、本体部11及び一対のシールリップ12,13を備えている。車内側側壁部15には車内側意匠リップ17が延出形成され、車外側側壁部16には車外側意匠リップ18が延出形成される。各押出成形部2〜4の車外側意匠リップ18の車外側面には、型成形部5,6と同等の色・艶を呈するべく型成形部と同等、或いは近似したオレフィン系樹脂材料からなるフィルム部材21が接合される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ウエザストリップ及びガラスランに関するものである。
ガラスランは、基底部及び該基底部から延びる一対の側壁部よりなり断面略コ字状をなす本体部と、前記両側壁部の略先端から本体部内側に延びる一対のシールリップとを有する。また、前記各側壁部の略先端から外側へ向かって延びる意匠リップが設けられているものもある。上記ガラスランは、本体部が車両の本体又はドアに設けられたサッシュに取着され、ガラスの車内側及び車外側が前記一対のシールリップによりシールされる。
一般にガラスランは、その長手方向に延びる押出成形部とコーナー部に設けられる型成形部とに区別される。すなわち、押出成形部は、押出成形機によりほぼ直線状に(長尺状に)形成される。また、型成形部は、例えば2つの押出成形部が所定の角度をなした状態で相互に接続されるように所定の金型にて形成される。つまり、型成形部はコーナー部分に対応する。
従来、ガラスランとして、押出成形部がエチレン−α−オレフィン非共役ジエン共重合体(EPDM、以下単に「EPDM」とする)により構成され、型成形部がオレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO、以下単に「TPO」とする)により構成されたものがある(例えば、特許文献1参照)。かかる技術によれば、型成形部に関し、加硫工程等を要しないというメリットがある。
特開平8−72556号公報
しかしながら、意匠リップが設けられているタイプにおいては、意匠リップが外観に表れる都合上、押出成形部と型成形部の両者の色・艶の相違により、外観品質の低下を招いてしまうおそれがある。特に、上記公報のように、型成形部と押出成形部とが異種素材で構成されている場合、上記不具合は顕著なものとなる。また、両成形部が同種の素材により構成されていたとしても、分子量、粘度等の相違より、色・艶が相違する場合がある。
また、上記課題は、ガラスランに限られるものではなく、車外側に意匠面を有するウエザストリップ全般に関し、内在するものである。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、型成形部と押出成形部との色・艶等の相違により外観品質が低下してしまうのを防止することのできるウエザストリップ及びガラスランを提供することである。
以下、上記目的等を解決するのに適した各手段につき項分けして説明する。なお、必要に応じて対応する手段に特有の作用効果等を付記する。
手段1.押出成形部と、前記押出成形部の端部に接続成形されてなる型成形部とを備え、少なくとも車外側に意匠面を有してなるウエザストリップであって、前記押出成形部の前記意匠面には、前記型成形部の意匠面と同等の外観を呈するフィルム部材を接合したことを特徴とするウエザストリップ。
手段1によれば、ウエザストリップの押出成形部の車外側の意匠面には、型成形部の意匠面と同等の外観を呈するフィルム部材が接合されている。このため、押出成形部がたとえ型成形部と別の素材、粘度等の相違する素材で構成されていたとしても、両者が同等の外観を呈することとなり、色・艶等の相違により外観品質が低下してしまうといった事態を防止することができる。また、フィルム部材は、型成形部に接合されることなく、押出成形部のみに対応して接合される。このため、全部に接合されるような場合と比較して、接合に要する時間、コスト等を少なくできる。また、フィルム部材を押出成形部の成形に際し接合することとすれば、接合に要する手間の簡素化を図ることができる。なお、ここにいうウエザストリップには、ボディ側に取付けられるボディ側ウエザストリップ、ドア側に取付けられるドアウエザストリップの他にも、ガラスラン等の中空状のシール部を有しないタイプのウエザストリップも含まれる。
手段2.押出成形部と、前記押出成形部とは異なる素材により構成され、押出成形部の端部に接続成形されてなる型成形部とを備え、少なくとも車外側に意匠面を有してなるウエザストリップであって、前記押出成形部の前記意匠面には、前記型成形部の意匠面と同等の色・艶を呈するフィルム部材を接合したことを特徴とするウエザストリップ。
手段2によれば、ウエザストリップの押出成形部の車外側の意匠面には、型成形部の意匠面と同等の色・艶を呈するフィルム部材が接合されている。このため、押出成形部がたとえ型成形部と相違する素材で構成されていたとしても、両者が同等の外観を呈することとなり、色・艶等の相違により外観品質が低下してしまうといった事態を防止することができる。また、フィルム部材は、型成形部に接合されることなく、押出成形部のみに対応して接合される。このため、全部に接合されるような場合と比較して、接合に要する時間、コスト等を少なくできる。また、フィルム部材を押出成形部の成形に際し接合することとすれば、接合に要する手間の簡素化を図ることができる。
手段3.前記フィルム部材は、前記押出成形部の押出成形に際し接合されるものであることを特徴とする手段1又は2に記載のウエザストリップ。
手段3によれば、フィルム部材が押出成形に際し接合されるので、別途の接合工程を設けなくて済み、接合に要する手間、並びに製造スペース及び設備の簡素化等を図ることができる。
手段4.押出成形部と、前記押出成形部の端部に接続成形されてなる型成形部とを備え、各成形部は、基底部、車外側側壁部及び車内側側壁部を有する断面略コ字状の本体部と、前記両側壁部から内側に延びるシールリップと、少なくとも前記車外側側壁部から車外側に延出形成された車外側意匠リップとを具備してなるガラスランであって、前記押出成形部の前記車外側意匠リップの車外側面には、前記型成形部の車外側意匠リップの車外側面と同等の色・艶を呈するフィルム部材を接合したことを特徴とするガラスラン。
手段4によれば、ガラスランの押出成形部の車外側意匠リップの車外側面には、型成形部の車外側意匠リップの車外側面と同等の色・艶を呈するフィルム部材が接合されている。このため、押出成形部がたとえ型成形部と相違する素材、粘度等の相違する素材で構成されていたとしても、両者が同等の外観を呈することとなり、色・艶等の相違により外観品質が低下してしまうといった事態を防止することができる。また、フィルム部材は、型成形部に接合されることなく、押出成形部のみに対応して接合される。このため、全部に接合されるような場合と比較して、接合に要する時間、コスト等を少なくできる。また、フィルム部材を押出成形部の成形に際し接合することとすれば、接合に要する手間の簡素化を図ることができる。
手段5.前記型成形部をTPOにより構成するとともに、前記押出成形部の少なくとも1つをEPDMにより構成し、前記フィルム部材をオレフィン系樹脂材料により構成したことを特徴とする手段4に記載のガラスラン。
手段5によれば、型成形部がTPOにより構成されていることから、型成形に際し、加硫工程を必要としない。従って、成形工数の低減、生産効率の向上を図ることができる。一方で、押出成形部の少なくとも1つがEPDMにより構成されていることから、型成形部との色・艶の相違が懸念されるところではあるが、この点、手段5では、かかる押出成形部の車外側意匠リップにオレフィン系樹脂材料よりなるフィルム部材が接合され、型成形部と同等の色・艶を呈することから、外観品質の低下を抑制できるという上記作用効果がより確実に奏される。また、EPDM製の押出成形部のシールリップの弾性が向上されるとともに、ドアのサッシュ等への取付安定性が向上される。
手段6.前記押出成形部のうち上辺部をEPDMにより構成し、縦辺部をTPOにより構成したことを特徴とする手段5に記載のガラスラン。
手段6によれば、手段5の作用効果に加えて、押出成形部のうち縦辺部がTPOにより構成されていることから、当該縦辺部の成形に際しては加硫工程を必要とせず、生産効率の向上等を図ることができる。また、上辺部がTPOよりも形状追従性に優れたEPDMにより構成されていることから、ドアガラス閉時等において、たくれ変形等の不具合が生じてしまうという事態を効果的に抑制することができる。
手段7.前記フィルム部材は、前記押出成形部の押出成形の加工工程内において一体に接合されるものであることを特徴とする手段4乃至6のいずれかに記載のガラスラン。
手段7によれば、フィルム部材が押出成形部の押出成形の加工工程内で接合されることから、別途の接合工程を設けなくて済み、接合に要する手間、並びに製造スペース及び設備の簡素化等を図ることができる。特に、TPO製の押出成形部の場合、1つの押出ダイを使ってフィルム部材を同時に押出成形ができる。また、押出直後にフィルム部材を貼り合わせることもできる。
手段8.前記フィルム部材は、前記押出成形部の加工工程内において、エチレン−α−オレフィン非共役ジエン共重合体(EPDM)の加硫工程通過後に熱溶着により前記押出成形部に一体に接合されるものであることを特徴とする手段5又は6に記載のガラスラン。
手段8によれば、フィルム部材は、加硫工程通過後に熱溶着により接合されるため、別途接着剤等を必要としない。また、その後の型成形工程において、型成形部がTPOにより構成されるため、金型装置を高温としなくてもよいく、上記の熱溶着したフィルム部材が剥離等してしまうという事態は生じない。
以下に、一実施形態について図面を参照しつつ説明する。
ドアを有する自動車において、当該ドアの窓ガラス開口部の外周に対応して、ウエザストリップの1つであるガラスラン1が取付けられるようになっている。より詳しく説明すると、ドアには、ドアの外周形状に沿うようにしてサッシュが設けられており、該サッシュの内周に本実施形態のガラスラン1が取付けられるようになっている。
ガラスラン1は、図2に示すように、その長手方向にみて上辺部に対応する押出成形部2、前後の縦辺部に対応する押出成形部3,4と、各押出成形部2,3,4の端部同士を接続する型成形部5,6(図2で散点模様を付した部分)とに区別される。各押出成形部2〜4は、図示しない押出成形機によりほぼ直線状に(長尺状に)形成される。また、型成形部5,6は、2つの押出成形部2,3及び2,4が所定の角度をなした状態で相互に接続されるように図示しない金型装置にて接続成形される。本実施形態における型成形部5,6はコーナー部分に対応する。
図3は、型成形部6を示す図2のJ−J線断面図であって、図1は押出成形部2を示す図2のK−K線断面図である。これらの図に示すように、押出成形部2〜4及び型成形部5,6ともに、本体部11及び一対のシールリップ12,13を備えている。本体部11は、前記サッシュに嵌め込まれる基底部14及び該基底部14から延びる車内側側壁部15及び車外側側壁部16よりなっている。また、シールリップ12,13は、前記両側壁部15,16の略先端からそれぞれ本体部11の内側(基底部14方向)に向かって延びており、これにより図示しないガラスの車内側及び車外側がそれぞれシールされるようになっている。
また、本実施形態では、車内側側壁部15から外方(車内側)に向かって延びる車内側意匠リップ17が形成されている。さらに、車外側側壁部16から外方(車外側)に向かって延びる車外側意匠リップ18が形成されている。
本実施形態では、上辺部に対応する押出成形部2は、EPDMにより構成されている。また、前後の縦辺部に対応する押出成形部3,4はTPOにより構成されている。一方、型成形部5,6もまた、TPOにより構成されている。但し、型成形部5,6を構成するTPOと、縦辺部に対応する押出成形部3,4のTPOとでは、成形方法の相違の都合上、分子量、粘度等が幾分相違している。
さらに、本実施形態では、上記各押出成形部2,3,4の車外側意匠リップ18の車外側面には、オレフィン系樹脂材料製のフィルム部材21が接合されている。このフィルム部材21として、型成形部5,6と同等の色・艶を呈するべく型成形部5,6と同等の或いは近似した材料が採用されている。なお、このオレフィン系樹脂材料はTPOを含む概念のものである。
本実施形態では、EPDMよりなる押出成形部2の押出成形に際しては、加硫装置の下流側にフィルム部材21の熱溶着機構が配されており、押出、加硫工程を経た後、前記車外側意匠リップ18の車外側面に前記フィルム部材21が熱溶着される。一方、TPOよりなる押出成形部3,4の押出成形に際しては、TPOの押出成形機と並んでフィルム部材21の繰り出し機構が設置されており、TPOの押出とほぼ同時に、車外側意匠リップ18の車外側面にフィルム部材21が熱溶着される。なお、この場合、1つの押出ダイスに、TPOとフィルム材料を供給し、同時押出成形することもできる。
次に、上記のように構成されてなる本実施形態の作用効果について説明する。
本実施形態では、ガラスラン1の押出成形部2,3,4の車外側意匠リップ18の車外側面には、型成形部5,6の車外側意匠リップ18の車外側面と同等の色・艶を呈するフィルム部材21が接合されている。このため、押出成形部2がたとえ型成形部5,6と相違する素材で構成され、押出成形部3,4が型成形部5,6と粘度等の相違する素材で構成されていたとしても、全ての成形部が同等の外観を呈することとなる。そのため、色・艶等の相違により外観品質が低下してしまうといった事態を防止することができる。
また、フィルム部材21は、型成形部5,6には接合されることなく、押出成形部2〜4のみに対応して接合される。このため、フィルム部材21をガラスラン1の全部に接合されるような場合と比較して、接合に要する時間、コスト等を少なくできる。
さらに、本実施形態では、フィルム部材21を各押出成形部2〜4の成形に際し接合することとしているので、別途の接合工程を設けなくて済み、接合に要する手間の簡素化、並びに、製造スペース及び設備の簡素化等を図ることができる。
しかも、縦辺部の押出成形部3,4及び型成形部5,6をTPOにより構成していることから、これら成形部の成形に際し、加硫工程を必要としない。従って、成形工数の低減、生産効率の向上を図ることができる。一方で、上辺部の押出成形部2が形状追従性に優れたEPDMにより構成されていることから、ドアガラス閉時等において、たくれ変形等の不具合が生じてしまうという事態を効果的に抑制することができる。
併せて、型成形部5,6がTPOにより構成されるため、金型装置を高温とする必要がなく、押出成形部2〜4成形時に熱溶着したフィルム部材21が剥離等してしまうという事態をより確実に防止することができる。
尚、上記実施形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施してもよい。勿論、以下において例示しない他の応用例、変更例も当然可能である。
(a)上記実施形態では、車内側意匠リップ17について特に言及していないが、例えば次のような構成を採用することもできる。すなわち、近年では、車内側の装飾色に合わせて、車内側意匠リップ17に着色を施すことが望まれている。この場合、型成形部5,6に関し、車内側意匠リップ17に着色が施されるよう、2色成形等で成形され、押出成形部2〜4の車内側意匠リップ17には前記着色に合わせたフィルムが取着される構成が採用される。この場合において、押出成形部2〜4において、車外側意匠リップ18の車外側面に、型成形部5,6の車内側意匠リップ17以外の部位の色・艶に合わせて、フィルム部材21を接合することとしてもよい。要するに、ガラスラン1の断面形状等に関し、様々なバリエーションを持たせた上で、フィルム部材を接合する構成を採用してもよい。
(b)上記実施形態では、実質的には3本の押出成形部2〜4及び2つの型成形部5,6によりガラスラン1を構成する場合に具体化しているが、これらの数は限定されるものではない。従って、例えば2本の押出成形部と、それらを連結する1つの型成形部とからガラスランを構成してもよいし、1本の押出成形部とその少なくとも一端に連結される型成形部とからガラスランを構成してもよい。
(c)上記実施形態では、押出成形部2をEPDMにより構成しているが、TPO等の別の素材により構成してもよい。また、縦辺部の押出成形部3,4をTPOにより構成しているが、EPDM等の別の素材により構成してもよい。
(d)フィルム部材21に関しては、必ずしも型成形部5,6と同一の素材に限られず、同等の外観を呈しうるものであれば、素材は特に限定されない。
(e)上記実施形態では、車内側意匠リップ17、車外側意匠リップ18双方が設けられているガラスラン1について具体化しているが、かかるリップのうち少なくとも一方が省略された場合であっても適用可能である。要するに、外部から視認可能な押出成形の部位に型成形部の意匠面と同等の外観を呈しうるフィルム部材が接合されている構成であればよい。
(f)上記実施形態では、ウエザストリップとしてガラスラン1に具体化されているが、ガラスラン以外の他のウエザストリップに具体化することも可能である。例えば、ボディ側に取付けられるボディ側ウエザストリップ、ドア側に取付けられるドアウエザストリップ等が挙げられる。
一実施形態においてガラスランの押出成形部を示す図2のK−K線断面図である。 ガラスランの概略構成を示す正面模式図である。 ガラスランの型成形部を示す図2のJ−J線断面図である。
符号の説明
1…ガラスラン、2,3,4…押出成形部、5,6…型成形部、11…本体部、12,13…シールリップ、14…基底部、15…車内側側壁部、16…車外側側壁部、18…意匠面を構成する車外側意匠リップ、21…フィルム部材。

Claims (8)

  1. 押出成形部と、前記押出成形部の端部に接続成形されてなる型成形部とを備え、少なくとも車外側に意匠面を有してなるウエザストリップであって、
    前記押出成形部の前記意匠面には、前記型成形部の意匠面と同等の外観を呈するフィルム部材を接合したことを特徴とするウエザストリップ。
  2. 押出成形部と、前記押出成形部とは異なる素材により構成され、押出成形部の端部に接続成形されてなる型成形部とを備え、少なくとも車外側に意匠面を有してなるウエザストリップであって、
    前記押出成形部の前記意匠面には、前記型成形部の意匠面と同等の色・艶を呈するフィルム部材を接合したことを特徴とするウエザストリップ。
  3. 前記フィルム部材は、前記押出成形部の押出成形に際し接合されるものであることを特徴とする請求項1又は2に記載のウエザストリップ。
  4. 押出成形部と、前記押出成形部の端部に接続成形されてなる型成形部とを備え、各成形部は、基底部、車外側側壁部及び車内側側壁部を有する断面略コ字状の本体部と、前記両側壁部から内側に延びるシールリップと、少なくとも前記車外側側壁部から車外側に延出形成された車外側意匠リップとを具備してなるガラスランであって、
    前記押出成形部の前記車外側意匠リップの車外側面には、前記型成形部の車外側意匠リップの車外側面と同等の色・艶を呈するフィルム部材を接合したことを特徴とするガラスラン。
  5. 前記型成形部をオレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO)により構成するとともに、前記押出成形部の少なくとも1つをエチレン−α−オレフィン非共役ジエン共重合体(EPDM)により構成し、前記フィルム部材をオレフィン系樹脂材料により構成したことを特徴とする請求項4に記載のガラスラン。
  6. 前記押出成形部のうち上辺部をエチレン−α−オレフィン非共役ジエン共重合体(EPDM)により構成し、縦辺部をオレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO)により構成したことを特徴とする請求項5に記載のガラスラン。
  7. 前記フィルム部材は、前記押出成形部の押出成形の加工工程内において一体に接合されるものであることを特徴とする請求項4乃至6のいずれかに記載のガラスラン。
  8. 前記フィルム部材は、前記押出成形部の加工工程内において、エチレン−α−オレフィン非共役ジエン共重合体(EPDM)の加硫工程通過後に熱溶着により前記押出成形部に一体に接合されるものであることを特徴とする請求項5又は6に記載のガラスラン。
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