JP2005020447A - 光符号分割多重通信システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の光符号分割多重通信システムは、データ周期毎に信号パルスが適宜挿入されている光送信信号を、自己の符号パターンに従って時間拡散して符号化光信号を出力する、Nチャネル分の符号手段と、Nチャネル分の符号化光信号を多重する光信号多重手段と、多重されている符号化光信号を多重分離する光信号多重分離手段と、多重分離された符号化光信号を、自己の復号パターンに従って時間逆拡散して自己相関ピークを有する復号光信号を出力する、Nチャネル分の復号手段と、光信号多重手段に至る前の段階で、各チャネルの信号に位相差を付与する位相差付与手段とを有する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は光符号分割多重通信システムに関し、例えば、光加入者伝送システムに適用し得るものである。
【0002】
【従来の技術】
【0003】
【非特許文献1】P.C.Tea et al., “A 4−channel WDA/OCDMA system incorporating 255−chip, 320 Gchip/s quaternary phase coding and decoding gratings”,OFC2001,PD37(2001)
従来、光符号分割多重通信(OCDM)方式における光符号分割多重/多重分離方式として、非特許文献1に記載されるような、位相符号化方式が提案されている。
【0004】
位相符号化方式は、送受の符号が一致する場合にのみ受信信号に高い相関ピークがあらわれるマッチドフィルタリング方式であり、閾値判定によって希望受信信号と非希望受信信号の選択を行うため、理想的には同一波長上の信号を符号によって多重することができるとされている。
【0005】
図2は、従来のOCDMによる多重概念図を示している。同一周期Tdataを有する各チャネルの送信信号(電気信号)はそれぞれ、チャネル毎の電気/光変換器(O/E)1−1〜1−Nによって、同一波長の光信号(図3(A))に変換された後、チャネル毎の符号器2−1〜2−Nによって、そのチャネルに固有な符号化パターンによって符号化(時間拡散)され(図3(B))、その後、カプラ3によって、多重されて伝送路4に送出され、各チャネル用の復号器5(5−1)に到達する。図2では、チャネルCH1用の受信構成のみを示している。チャネルCH1用の復号器5−1においては、チャネルCH1用の符号化パターンに従った復号パターンによって、時間的な逆拡散を行って自己への送信信号を浮き出すようにさせ、閾値判定回路6−1による閾値判定によって希望受信信号と非希望受信信号の選択を行い、光/電気変換器(O/E)7−1で電気信号に変換して、データ処理回路(図示せず)側に与える。なお、図3(C1)は、多重光信号ではなく、仮にチャネルCH1用の符号化光信号だけが与えられたとした場合における復号処理した後の信号を示し、図3(C2)及び図3(CN)はそれぞれ、多重光信号ではなく、仮にチャネルCH2用、チャネルCHN用の符号化光信号だけが与えられたとした場合における復号処理した後の信号を示している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、OCDM方式では理想的には同一波長の信号を多重することが可能であり、1つの波長上にOCDMを適用することで、チャネル数を拡大できるとされている。
【0007】
しかしながら、全てのチャネルは同一のタイムスロット(周期Tdata)内で多重されているので、同時接続のチャネル数が増加するにつれて、復号処理後の光信号における非希望信号レベルが増加する。また、希望信号ピーク(メインピーク)と同一のタイミングに非希望信号が混入する。ここで、理想的には非希望信号レベルは単なる光強度の加算になるとされているが、実際の多重システムでは、光信号源(E/O)としてDFBレーザなどのコヒーレント光源が使用されているため、同一タイミング内に同一波長成分の信号が存在すると、レーザの位相雑音に起因する光干渉雑音が生じてチャネル識別が不可能となる。
【0008】
そのため、チャネル数が多くても、チャネル識別を正しく行うことができる光符号分割多重通信システムが望まれている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するため、本発明の光符号分割多重通信システムは、(1)信号パルスが適宜挿入されているチップ期間がデータ周期毎に表れる光送信信号を、自己に割り当てられている符号パターンに従って時間拡散して符号化光信号を出力する、Nチャネル分の符号手段と、(2)Nチャネル分の符号化光信号を多重する光信号多重手段と、(3)多重されている符号化光信号をNチャネル分に多重分離する光信号多重分離手段と、(4)多重分離された符号化光信号を、自己に割り当てられている復号パターンに従って時間逆拡散して自己相関ピークを有する復号光信号を出力する、Nチャネル分の復号手段と、(5)上記光信号多重手段に至る前の各チャネルの光信号段階又は電気信号段階で、各チャネルの信号に、位相差を付与する位相差付与手段とを有することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
(A)第1の実施形態
以下、本発明による光符号分割多重通信システムの第1の実施形態を図面を参照しながら詳述する。
【0011】
(A−1)第1の実施形態の構成
図1は、第1の実施形態の光符号分割多重通信システムの基本構成例を示すブロック図である。なお、図1では、受信構成については、1チャネル分(チャネルCH1用)だけ示している。また、図1において、上述した図2との同一、対応部分には、同一符号を付して示している。
【0012】
図1において、第1の実施形態の光符号分割多重通信システムにおいても、その受信構成は、従来と同様に、各チャネル毎の復号器5(5−1)、閾値判定回路6(6−1)及び光/電気変換器7(7−1)でなる。
【0013】
一方、第1の実施形態の光符号分割多重通信システムにおける送信構成は、チャネル毎の電気/光変換器1−1〜1−N及び符号器2−1〜2−N、並びに、多重用のカプラ3に加え、チャネル毎の光遅延器8−1〜8−Nを有する。
【0014】
この第1の実施形態の場合、各光遅延器8−1〜8−Nは、対応する符号器2−1〜2−Nと多重用のカプラ3との間に介在されている。各光遅延器8−1〜8−Nによる遅延時間については、動作説明の項で明らかにする。
【0015】
(A−2)第1の実施形態の動作
次に、第1の実施形態の光符号分割多重通信システムの動作を、図4の各部タイミングチャートをも参照しながら詳述する。
【0016】
各チャネルの送信信号形成出力部(図示せず)は、例えば、当該システム全体の時計と同期した時計を内蔵し、これにより、各チャネルの送信信号は、電気/光変換器1−1〜1−Nに対して同期して入力され、それそれ同一波長を有する光信号に変換される。電気/光変換器1−1〜1−Nとしては、DFBレーザなどのコヒーレント光源を適用できる。
【0017】
図4(A)は、光信号(電気信号も同様)に変換された送信信号を示すものであり、送信信号は、データ周期Tdata毎の1チップ期間Tchipに有効な信号(信号パルス)が現れるものである。図4(A)は、データ「1」が連続した場合を示しているが、データ「0」であれば、そのチップ期間Tchipには信号パルスは生じない。
【0018】
符号器2−1〜2−Nは、例えば、位相変調型ファイバブラッググレーティング符号器やタップ遅延型符号器でなり、各チャネルの符号器2−1〜2−Nは、入力された光信号を、自己に割当てられている符号化パターン(例えば、M系列)に従って時間的な拡散処理を行う。
【0019】
図4(B)は、あるチャネルの符号化処理(時間的な拡散処理)後の光信号を示している。データ周期Tdata毎の1チップ期間Tchipに現れていたデータ(図4(A))は、符号化処理により、コード期間Tcodeに渡る光信号に変換される。コード期間Tcodeは、当然に、データ周期Tdataより短いものである。
【0020】
各チャネルの光遅延器8−1〜8−Nは、符号化後の光信号に対し、自己に割り当てられている遅延時間だけ遅延を付与して、多重用のカプラ3に与える。
【0021】
カプラ3に与えられた各チャネルの符号化光信号は、光遅延器群8−1〜8−Nの機能により、位相が異なるようになされている。以下では、チャネルCH1用の光遅延器8−1の遅延時間が最も短く(0であっても良い)、チャネル番号が大きくなるに従って、遅延時間も大きくなっていくとして説明を行う。
【0022】
カプラ3に入力された各チャネルの符号化光信号は多重されて伝送路4に送出される。
【0023】
伝送路4を伝送された多重符号化光信号は、図示しない光分岐器によって、チャネル数N分に分岐された後、各チャネルの復号器5(5−1)に入力される。復号器5としては、例えば、符号器と同様に、位相変調型ファイバブラッググレーティング符号器(復号器)やタップ遅延型符号器(復号器)を適用できる。
【0024】
チャネルCH1用の復号器5−1は、チャネルCH1用の符号化パターンに従った復号パターンによって、時間的な逆拡散(復号)を行って自己への送信信号を浮き出すようにさせ、閾値判定回路6−1による閾値判定によって希望受信信号と非希望受信信号の選択を行い、光/電気変換器(O/E)7−1で電気信号に変換して、データ処理回路(図示せず)側に与える。
【0025】
なお、復号器5が行う逆拡散処理は、あるチップ期間について着目すると、符号器2−1〜2−Nが行う拡散処理と同様に、そのチップ期間の信号パルスを、コード期間Tcodeに拡散させるものと見なすことができ、その結果、復号光信号は、信号1ビット当たり2×Tcode−Tchipの時間広がりを持っている。
【0026】
他のチャネルCH2〜CHNの受信構成も、チャネルCH1の受信構成と同様な動作を行う。
【0027】
図4(C1)〜図4(CN)はそれぞれ、チャネルCH1用の復号器5−1に、多重符号化光信号ではなく、仮に、各光遅延器8−1、…、8−Nから出力された各チャネルの符号化光信号が単独で入力され、それを復号器5−1が復号処理したと仮定した場合の復号後の光信号を表している。
【0028】
なお、図4(C1)〜図4(CN)に示すN個の復号光信号を重畳したものが、チャネルCH1用の復号器5−1に多重符号化光信号が入力された場合の復号光信号となっている。
【0029】
チャネルCH1用の復号器5−1にチャネルCH1用の符号化光信号が入力されて得られた復号光信号(図4(C1))のサイドロープも含めた信号の受信期間の開始時点t0から見れば、チャネルCH1用の復号器5−1にチャネルCH2用の符号化光信号が入力されて得られた復号光信号(図4(C2))の開始時点は、両チャネルの光遅延器8−1及び8−2の遅延時間差Tdelay(1−2)だけ遅れ、チャネルCH1用の復号器5−1にチャネルCH3用の符号化光信号が入力されて得られた復号光信号(図4(C3))の開始時点は、両チャネルの光遅延器8−1及び8−3の遅延時間差Tdelay(1−3)だけ遅れ、同様に、チャネルCH1用の復号器5−1にチャネルCHn(nは2〜N)用の符号化光信号が入力されて得られた復号光信号の開始時点は、両チャネルの光遅延器8−1及び8−nの遅延時間差Tdelay(1−n)だけ遅れる。
【0030】
ここで、チャネル番号が隣接する2チャネルの遅延時間差(例えば、遅延時間差Tdelay(1−2))の選定により、図4(C1)〜(CN)に示すように、各チャネルの復号光信号のメインピークの期間では、他のチャネルの復号光信号が一切生じさせなくなっており、また、サイドロープの期間においても、他の1チャネルの復号光信号だけしか生じさせなくなっている。
【0031】
以下では、このような各チャネルの復号光信号を形成させる遅延時間について、その条件を具体的に説明する。
【0032】
多重用カプラ3による多重でも、各チャネルの符号化光信号のタイミングが重ならないように、Tcode≦Tdata/Nとする。
【0033】
また、上述したように、復号光信号は、信号1ビット当たり2×Tcode−Tchipの拡がりを持っており、正規の復号パターンによっている復号光信号は、その中央のチップ期間がメインピークの期間となる。従って、隣接するチャネル間の遅延時間差ΔTをコード期間Tcode以上にすると、メインピークのチップ期間において、他のチャネルの復号光信号が生じない。
【0034】
例えば、チャネルCH1の遅延時間Tdelay1を0とした場合、チャネルCH2の遅延時間Tdelay2をTdelay2≧Tcodeとしたならば(言い換えると、Tdelay2−Tdelay1=ΔT≧Tcodeとしたならば)、チャネルCH1のメインピークのチップ期間では、チャネルCH2の復号光信号が生じない。すなわち、チャネルCH2の遅延時間Tdelay2を、=ΔT+Tdelay1とすれば良い(但し、ΔT≧Tcode)。
【0035】
チャネルCH2及びチャネルCH3間の遅延時間Tdelay2及びTdelay3の差を条件Tdelay3−Tdelay2=ΔT≧Tcodeを満足するようにしたならば、チャネルCH2のメインピークのチップ期間では、チャネルCH3の復号光信号が生じず、また、上述した関係から明らかなように、チャネルCH1の復号光信号が生じない。このようなチャネルCH3の遅延時間Tdelay3は、チャネルCH1の遅延時間Tdelay1っとの関係では、Tdelay3=Tdelay1+2・ΔTに選定すれば良い。
【0036】
同様に、チャネルCHn(nは2〜N)の遅延時間Tdelaynを、Tdelayn=Tdelay1+(n−1)・ΔTに選定すれば、チャネルCHnのメインピークのチップ期間では、チャネルCH(n−1)の復号光信号も、チャネルCH(n+1)の復号光信号も生じない。
【0037】
なお、最大遅延時間のチャネルCHNの遅延時間TdelayNは、Tdata−Tcode以内とすることにより、チャネルCH1のメインピークのチップ期間に、チャネルCHNの復号光信号を生じさせなくできる。
【0038】
以上のような遅延時間Tdelay1〜TdelayNの選定により、チャネルCH1に係る図4(C1)〜(CN)に示すように、各チャネルの復号光信号のメインピークの期間では、他のチャネルの復号光信号が一切生じさせなくなっており、また、サイドロープの期間においても、他の1チャネルの復号光信号だけしか生じさせなくなっている。
【0039】
上記第1の実施形態によれば、符号化で各チャネルが弁別可能であるのに、さらに、各チャネルの符号化光信号を位相を代えて多重するようにしたので(言い換えると、データ期間(タイムスロット期間)に時分割多重するようにしたので)、復号光信号における希望信号と非希望信号との重なりを極力抑えられ、希望信号(該当チャネルの信号)をより正確に弁別することができる。
【0040】
その結果、チャネル数Nが大きくなっても、受信構成で各チャネルの希望信号を正確に取り出すことができるようになる。
【0041】
多数のチャネルを同時に接続する場合でも、メインピーク近傍では、干渉成分は1チャネル分であるので、判定閾値レベルの設定精度に対する要求が厳しくなることはない。また、接続数の変化に応じて判定閾値レベルを変更する必要もない。
【0042】
図5は、第1の実施形態(図5(B))及び従来(図5(A))での復号光信号の波形(シュミレーション結果)を示す説明図であり、信号パルス部分の時間軸を併せて重ねて表示したアイパターン的な図面である。なお、多重数は2チャネルであり、チャネルCH1の復号器5−1の出力波形である。
【0043】
従来では、図5(A)に示すように、チャネルCH1の期間とチャネルCH2の期間とが完全に重なっている。言い換えると、受信アイが開いておらず、信号識別ができない恐れがある。これに対して、第1の実施形態では、図5(B)に示すように、チャネルCH2の期間は、チャネルCH1のメインピークの直後から開始しており、その時間差(位相差)は、チャネルCH1及びチャネルCH2の光遅延器8−1及び8−2の遅延時間の差ΔTになっている。言い換えると、希望信号のメインピークのオン−オフレベルは一定であり、チャネル多重による信号品質劣化は見られない。
【0044】
すなわち、シュミレーション結果でも、各チャネルの復号光信号のメインピークの期間では、他のチャネルの復号光信号が一切生じさせなくなっており、また、サイドロープの期間においても、他の1チャネルの復号光信号だけしか生じさせなくなっていることが分かる。
【0045】
(B)第2の実施形態
次に、本発明による光符号分割多重通信システムの第2の実施形態を図面を参照しながら説明する。
【0046】
第2の実施形態の光符号分割多重通信システムは、受信構成側に特徴を有するものであり、送信構成は、第1の実施形態と同様である。図6は、あるチャネル(ここではチャネルCH1とする)の受信構成を示すブロック図であり、図1との同一、対応部分には、同一符号を付して示している。
【0047】
図6において、第2の実施形態の場合、復号器5−1及び閾値判定回路6−1間にゲート回路9−1が介在しており、また、ゲート回路9−1を透過、透過阻止するための時間ゲート信号を形成する時間ゲート信号形成回路10−1が設けられている。
【0048】
時間ゲート信号形成回路10−1は、復号光信号を入力し、そのメインピークを中心とした短期間を指示する時間ゲート信号を形成するものであり、ゲート回路9−1は、時間ゲート信号が指示する短期間だけ、復号器5−1から出力された復号光信号を透過させて閾値判定回路6−1に与えるものである。
【0049】
ゲート回路9−1及び時間ゲート信号形成回路10−1の具体的構成は任意であるが、例えば、下記の参照文献に記載のものを適用し得る。
【0050】
参照文献:K.Kitayama et.al.,“Optical Code Division Multiplexing(OCDM) and Its Applications to Photonic Networks、”IEICE Trans.Fundamentals,vol.E82−A,No.12,pp.2616−2625,Dec.1999
第2の実施形態の場合、時間ゲートにより、干渉成分(非希望信号)の影響を排除できる。ここで、復号器5−1からの復号光信号自体が、従来と同様な全てのチャネルの成分が重なり合っている場合には、時間ゲート信号を適切に形成できない恐れがあるが、第2の実施形態の場合、復号光信号のメインピークの期間では、他のチャネルの復号光信号が一切生じさせなくなっており、また、サイドロープの期間においても、他の1チャネルの復号光信号だけしか生じさせなくなっており、それ以外の期間においても、他の2チャネルの復号光信号の重畳であるので、時間ゲート信号を適切に形成でき、時間ゲートを有効に機能させることができる。
【0051】
(C)第3の実施形態
次に、本発明による光符号分割多重通信システムを光加入者伝送システムに適用した第3の実施形態を図面を参照しながら説明する。第3の実施形態の光加入者伝送システムは、波長多重通信システム(CWDM)と、光符号分割多重通信システム(OCDM)とを組み合わせたものである。
【0052】
図7は、第3の実施形態の光加入者伝送システムの構成を示すブロック図であり、上述した図1との対応部分には対応符号を付して示している。また、図7では、閾値判定回路は、電気信号段階の処理回路として設けられているとしており、そのため、光信号段階を記載している図7では省略している。
【0053】
第3の実施形態の光加入者伝送システムは、光ラインターミナル(OLT)100と、多数の光ノード装置(ONU)200とからなっている。なお、以下の説明においては、光ノード装置200から光ラインターミナル100への伝送方向を上り方向と呼び、光ラインターミナル100から光ノード装置への伝送方向を下り方向と呼ぶこととする。
【0054】
このシステム全体で使用する波長チャネルはXチャネル(λ1〜λX)であり、このシステム全体で使用する符号チャネルはNチャネル(C1〜CN)であるとする。第3の実施形態では、ある1個の波長チャネルについて、符号チャネルのNチャネルが全て利用されている。
【0055】
図7において、構成要素を規定する符号「A−B−C」において、「A」は構成要素の種類を表し、「B」は、送信系要素であれば送信波長チャネルλBを表すと共に受信系要素であれば受信波長チャネルλBを表し、「C」は符号チャネルCCを表している。「B」及び「C」が0は、波長チャネルや符号チャネルを問わず、共通要素であることを表している。また、「B」の部分が「B1・B2」になっているものは、上り方向の波長チャネルがλB1チャネルであり、下り方向の波長チャネルがλB2チャネルである送受信共通要素を表している。
【0056】
以下では、図8(A)に示すように、波長チャネルのXチャネル中、波長が短い側の半分の波長チャネルが上り方向の伝送に利用され、波長が長い側の半分の波長チャネルが上り方向の伝送に利用されるとする。なお、波長チャネルの割当ては、その他、図8(B)に示すように、交互に上り方向の波長チャネルと下り方向の波長チャネルを割り当てたものを挙げることができる。
【0057】
光ラインターミナル(OLT)100は、上り方向及び下り方向の波長チャネルが共通する光ノード装置200のグループ毎に送受信構成201−1〜201−(M−1)が分かれており、各グループの送受信構成201−1〜201−(M−1)は、波長多重・多重分離カプラ(WDMカプラ)202を介して伝送路4に接続されている。
【0058】
各グループの送受信構成201−1〜201−(M−1)は、第1の実施形態と同様である。なお、上述した図1では省略していたが、受信構成側にも、受信光信号をN分岐するカプラ12−1−0が設けられている。
【0059】
各光ノード装置200はそれぞれ、符号チャネルについて、1チャネル分ずつの送受信構成を備えたものであり、送受信構成は、第1の実施形態と同様である。なお、送受方向を切り分ける波長多重・多重分離カプラ13−1・M−1が設けられている。
【0060】
各光ノード装置200の波長多重・多重分離カプラ13−1・M−1〜13−1・M−Nは、カプラ14−1・M−0を介して伝送路4に接続されている。
【0061】
なお、多重、多重分離のためのカプラや波長多重・多重分離カプラの配置位置等は、図7に示したものに限定されないことは勿論である。
【0062】
また、図8に示した波長割当以外の波長割当を適用しても良い。例えば、光ノード装置200における上下方向の信号に同一波長に割り当てる構成も可能であり、この場合には、光ノード装置200内のWDMカプラに変わって分岐カプラを使用する構成も可能である。また、符号器としてファイバブラッググレーティングなどの波長フィルタ機能を有するものを使用する場合も同様にWDMカプラに変わって分岐カプラを使用する構成が可能である。
【0063】
第3の実施形態の場合、同一波長を利用して光ラインターミナル100へ符号化光信号を送出するN個の光ノード装置200は分散配置されているが、各光ノード装置200の光遅延器8は、その遅延時間が、第1の実施形態で説明した関係を満たすように選定されている。
【0064】
以下では、上り方向の波長チャネルがλ1及び下り方向の波長チャネルがλMの光ノード装置200−1・M−1〜200−1・M−Nと、光ラインターミナル100との通信動作を説明する。
【0065】
各光ノード装置200−1・M−1〜200−1・M−Nにおいて、送信信号(電気信号)は、電気/光変換器1−1−1〜1−1−Nによって波長λ1の光信号に変換された後、符号器2−1−1〜2−1−Nによって自己に割り当てられている符号チャネルC1〜CNの符号化パターンで符号化され、光遅延器8−1−1〜8−1−Nによって、符号チャネルC1〜CNで定まる遅延時間が付与され、その後、波長多重・多重分離カプラ13−1・M−1〜13−1・M−Nを通過した後、カプラ14−1・M−0によってN多重されて伝送路4に送出される。
【0066】
伝送路4から光ラインターミナル100に到達した光多重信号の波長λ1の成分光は、波長多重・多重分離カプラ202によって、カプラ12−1−0に向けて出射され、カプラ12−1−0はその入力光信号をN分岐して、N個の復号器5−1−1〜5−1−Nに与える。各復号器5−1−1〜5−1−Nはそれぞれ、自己に割り当てられている符号チャネルC1〜CNに係る復号パターンで、入力された波長λ1の符号化光信号を復号し、得られた復号光信号を光/電気変換器7−1−1〜7−1−Nに与え、光/電気変換器7−1−1〜7−1−Nは、復号光信号を電気信号に変換して受信データ処理回路(図示せず)に与える。
【0067】
光ラインターミナル100において、各光ノード装置200−1・M−1〜200−1・M−N宛への送信信号(電気信号)は、電気/光変換器1−M−1〜1−M−Nによって波長λMの光信号に変換された後、符号器2−M−1〜2−M−Nによって自己に割り当てられている符号チャネルC1〜CNの符号化パターンで符号化され、光遅延器8−M−1〜8−M−Nによって、符号チャネルC1〜CNで定まる遅延時間が付与され、その後、カプラ13−M−0でN多重された後、波長多重・多重分離カプラ202によって波長多重されて伝送路4に送出される。
【0068】
伝送路4からカプラ14−1・M−0に到達した光多重信号の波長λMの成分光は、N分岐されて、各光ノード装置200−1・M−1〜200−1・M−Nに入射される。
【0069】
各光ノード装置200−1・M−1〜200−1・M−Nにおいては、波長λMの多重符号化光信号は、成分波長多重・多重分離カプラ13−1・M−1〜13−1・M−Nによって、復号器5−M−1〜5−M−Nに与えられる。各復号器5−M−1〜5−M−Nはそれぞれ、自己に割り当てられている符号チャネルC1〜CNに係る復号パターンで、入力された波長λMの多重符号化光信号を復号し、得られた復号光信号を光/電気変換器7−M−1〜7−M−Nに与え、光/電気変換器7−M−1〜7−M−Nは、復号光信号を電気信号に変換して受信データ処理回路(図示せず)に与える。
【0070】
第3の実施形態によれば、各波長チャネル上で符号多重を実現することができ、しかも、各波長チャネルについての符号チャネルについて、第1の実施形態で説明した技術思想を適用しているので、波長チャネル及び符号チャネルの組み合わせで定まる各ユーザチャネルでの識別を正確に行うことができる。
【0071】
その結果、使用波長帯域を広げることなしにユーザ数を拡大することができるようになる。
【0072】
(D)他の実施形態
上記各実施形態では、光遅延器を符号器の後段側に設けたものを示したが、光遅延器を符号器の前段側に設けるようにしても良い。また、電気/光変換器に入力する電気信号でなる送信信号段階で、符号チャネルに応じた遅延時間差(位相差)を付与しておくようにしても良い。
【0073】
新たな符号チャネルの設定等を考慮し、光遅延器等を可変設定可能なものとしておくことが好ましい。
【0074】
第1の実施形態では、符号チャネルが異なっても符号化光信号の波長は同じものを示したが、符号チャネルによって、波長が異なる場合であっても、符号チャネル毎に位相差を付与するようにしても良い。このようにしても、干渉波のタイミングずれによる受信精度の向上が期待できる。さらには、各符号チャネルが波長ホッピングを採用している場合でも、符号チャネル毎に位相差を付与するようにしても良い。
【0075】
上記第1の実施形態の説明では、あるチャネルの復号光信号のメインピークでは、他の信号成分が完全に生じない場合を示したが、ごく一部の他のチャネルの信号成分が生じるような遅延時間の差であっても良い。従来では、全ての他のチャネルが干渉成分となっていたが、このようにしても、それに比べると、干渉成分を軽減することができる。
【0076】
なお、第1の実施形態では、受信側を1チャネル分のように説明したが、Nチャネル分を有していても良く、同一の符号チャネルに係る受信構成が複数存在していても構わない。また、復号器での復号パターンを切換設定できるようにしておくことで、受信する符号チャネルを選択できるようにしても良い。特許請求の範囲の表現は、直接的には、この場合を読めない表現となっているが、このような変形例も含むものとする。
【0077】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、チャネル数が多くても、チャネル識別を正しく行うことができる光符号分割多重通信システムを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の構成を示すブロック図である。
【図2】従来の構成を示すブロック図である。
【図3】従来の各部波形図である。
【図4】第1の実施形態の各部波形図である。
【図5】第1の実施形態の効果の説明図である。
【図6】第2の実施形態の要部構成を示すブロック図である。
【図7】第3の実施形態の構成を示すブロック図である。
【図8】第3の実施形態のチャネル割当ての説明図である。
【符号の説明】
1−1〜1−N…電気/光変換器、2−1〜2−N…符号器、3…カプラ、4…伝送路、5−1…復号器、6−1…閾値判定回路、7−1…光/電気変換器、8−1〜8−N…光遅延器。
Claims (5)
- 信号パルスが適宜挿入されているチップ期間がデータ周期毎に表れる光送信信号を、自己に割り当てられている符号パターンに従って時間拡散して符号化光信号を出力する、Nチャネル分の符号手段と、
Nチャネル分の符号化光信号を多重する光信号多重手段と、
多重されている符号化光信号をNチャネル分に多重分離する光信号多重分離手段と、
多重分離された符号化光信号を、自己に割り当てられている復号パターンに従って時間逆拡散して自己相関ピークを有する復号光信号を出力する、Nチャネル分の復号手段と、
上記光信号多重手段に至る前の各チャネルの光信号段階又は電気信号段階で、各チャネルの信号に、位相差を付与する位相差付与手段と
を有することを特徴とする光符号分割多重通信システム。 - 上記位相差付与手段は、位相差が最小の2チャネル間の位相差として、一方のチャネルに係る上記復号手段からの復号光信号での自己相関ピークのタイミングで、他方のチャネルの信号成分が生じない位相差を付与することを特徴とする請求項1に記載の光符号分割多重通信システム。
- 上記位相差付与手段は、位相差が最大の2チャネル間の位相差を、上記データ周期から、上記符号手段からの符号化光信号の拡散時間幅を減じた期間より小さくしていることを特徴とする請求項1又は2に記載の光符号分割多重通信システム。
- 上記位相差付与手段は、Nチャネル分又は(N−1)チャネル分の符号化光信号に対し、各チャネルで異なる遅延時間を付与するものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の光符号分割多重通信システム。
- 全てのチャネルの符号化光信号が、同一波長を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の光符号分割多重通信システム。
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