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JP2005020432A - データ放送制作装置及びデータ放送制作方法 - Google Patents

データ放送制作装置及びデータ放送制作方法 Download PDF

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JP2005020432A JP2003183141A JP2003183141A JP2005020432A JP 2005020432 A JP2005020432 A JP 2005020432A JP 2003183141 A JP2003183141 A JP 2003183141A JP 2003183141 A JP2003183141 A JP 2003183141A JP 2005020432 A JP2005020432 A JP 2005020432A
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Seiichi Nanba
誠一 難波
Takeshi Kimura
武史 木村
Kenjiro Kai
謙二郎 加井
Kazuya Fujisawa
和也 藤澤
Akira Otani
明 大谷
Kazuhiro Otsuki
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Abstract

【課題】効率的に高精度なデータ放送の視聴履歴を取得する。
【解決手段】視聴者が視聴したデータ放送コンテンツを視聴履歴として取得するためのデータ放送コンテンツを制作するデータ放送制作装置において、前記視聴履歴の取得するために前記データ放送コンテンツを受信する受信側の条件を設定する取得設定部と、前記取得設定部により設定された取得条件に基づき、前記視聴者に送出される前記データ放送コンテンツに前記視聴履歴を取得するためのスクリプトを付加するスクリプト付加部とを有することにより、上記課題を解決する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、データ放送制作装置及びデータ放送制作方法に係り、特に、BS(Broadcasting Satellite)、CS(Communication Satellite)、地上波、ケーブル等を用いたデジタル放送においてデータ放送の視聴履歴を調査するために利用することができるデータ放送制作装置及びデータ放送制作方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、放送において、いつ、誰が、どの番組を、どのくらいの時間視聴していたか等、番組に対する視聴状況を定性的なデータとして取得することは、放送番組の編成やコマーシャル提供にとって非常に重要な情報となる。
【0003】
デジタル放送では、従来のアナログ放送では難しかった大容量のデータ放送を可能としたが、通常の番組と同様にデータ放送に対する視聴状況の定性的な把握も重要である。
【0004】
そこで、最近では、データ放送における視聴率調査方法として、データ放送に対応した一定時間間隔で視聴放送局又は視聴番組の識別情報をその時の時刻と共に不揮発性記憶部に記録させ、更により大きな一定時間間隔で前記不揮発性記憶部に記録させたデータを、通信回線インタフェースを通じてセンターサーバーに転送させることにより視聴調査データを収集するものがある(例えば、特許文献1参照。)。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−271286号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、データ放送では、視聴者の操作によりコンテンツの様々なページを、所望する時間や回数に制限なく視聴することができるため、データ放送の視聴率を調査する場合においても従来のテレビジョン放送の視聴率調査のように放送時間を基準としたチャンネルだけの調査では、正確な番組の視聴履歴情報を取得することができない。
【0007】
また、特許文献1では、一定時間間隔で視聴情報を記録しているため、視聴者がインタラクティブに操作するデータ放送の細かな視聴行動を把握しきれない。また、全てのデータ放送コンテンツに一律に、視聴率調査用の処理を埋め込む必要があるため、放送事業者間の同意が必要になると共に、実現のためのコストも高い。特に、一部のコンテンツのみについての視聴履歴を得たい場合には、この点が大きな問題になる。
【0008】
本発明は、上記の点に鑑みなされたものであり、効率的に高精度なデータ放送視聴履歴情報を取得することができるデータ放送制作装置及びデータ放送制作方法を提供することを特徴とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本件発明は、以下の特徴を有する課題を解決するための手段を採用している。
【0010】
請求項1に記載された発明は、視聴者が視聴したデータ放送コンテンツを視聴履歴として取得するためのデータ放送コンテンツを制作するデータ放送制作装置において、前記視聴履歴の取得するために前記データ放送コンテンツを受信する受信側の条件を設定する取得設定部と、前記取得設定部により設定された取得条件に基づき、前記視聴者に送出される前記データ放送コンテンツに前記視聴履歴を取得するためのスクリプトを付加するスクリプト付加部とを有することを特徴とする。
【0011】
請求項1記載の発明によれば、スクリプトにより視聴履歴を取得するため、新たな装置構成を必要とせず、従来の受信機をそのまま使用することができるため、効率的に高精度な視聴履歴を取得することができる。
【0012】
請求項2に記載された発明は、前記スクリプト付加部は、前記視聴履歴の取得対象である前記データ放送コンテンツにのみに前記スクリプトを付加することを特徴とする。
【0013】
請求項2記載の発明によれば、一部のコンテンツのみについての視聴履歴を効率的に取得することができる。
【0014】
請求項3に記載された発明は、前記スクリプト付加部は、前記データ放送コンテンツのページ毎に視聴回数を取得するスクリプトを付加することを特徴とする。
【0015】
請求項3記載の発明によれば、データ放送コンテンツにおける詳細な視聴履歴を取得することができる。
【0016】
請求項4に記載された発明は、前記スクリプト付加部は、前記データ放送コンテンツのページ毎に前記視聴者に視聴された視聴時間を取得するスクリプトを付加することを特徴とする。
【0017】
請求項4記載の発明によれば、時間を基準にしたデータ放送コンテンツにおける詳細な視聴履歴を取得することができる。
【0018】
請求項5に記載された発明は、前記スクリプト付加部は、前記データ放送コンテンツのページの遷移順と視聴時間とを対応付けて取得するスクリプトを付加することを特徴とする。
【0019】
請求項5記載の発明によれば、データ放送コンテンツにおける詳細な視聴履歴を取得することができる。また、視聴者の視聴傾向を把握することができ、その傾向からサービス性を向上させたデータ放送を提供することができる。
【0020】
請求項6に記載された発明は、前記スクリプト付加部は、前記データ放送コンテンツのページ内における表示内容の変更履歴を取得するスクリプトを付加することを特徴とする。
【0021】
請求項6記載の発明によれば、データ放送コンテンツにおけるページ単位の詳細な視聴履歴を取得することができる。
【0022】
請求項7に記載された発明は、前記スクリプト付加部は、前記データ放送コンテンツを受信する受信側で一時的に蓄積されてから視聴されることを意図して制作されたデータ放送コンテンツの視聴履歴を取得することを特徴とする
請求項7記載の発明によれば、データ放送コンテンツが、受信側で受信された後、一時的に受信機内蔵のハードディスク等に記録され、後に視聴されるような「蓄積型データ放送サービス」においても、視聴履歴を取得することができる。
【0023】
請求項8に記載された発明は、前記スクリプト付加部は、前記視聴者に対して視聴履歴取得の確認を行うスクリプトを付加することを特徴とする。
【0024】
請求項8記載の発明によれば、視聴者の意思に反して視聴履歴が取得されることを防ぎ、視聴者のプライバシーを尊重した上で、視聴履歴を許可した視聴者の受信機のみから視聴履歴を取得することができる。
【0025】
請求項9に記載された発明は、前記スクリプト付加部は、前記データ放送コンテンツ毎に視聴履歴を取得するかしないかを受信機毎に設定する受信機識別情報を有するスクリプトを付加することを特徴とする。
【0026】
請求項9記載の発明によれば、視聴履歴を取得する対象を受信機毎に設定することができ、効率的な視聴履歴の取得を行うことができる。
【0027】
請求項10に記載された発明は、前記スクリプト付加部は、受信側より前記視聴履歴を送信させるスクリプトを付加することを特徴とする。
【0028】
請求項10記載の発明によれば、効率的に視聴履歴の取得を行うことができる。また、スクリプトを用いることで、送信指示を容易に行うことができる。
【0029】
請求項11に記載された発明は、前記スクリプト付加部は、前記データ放送コンテンツにおけるコンテンツ毎、又はコンテンツの含まれるページが切り換わる毎に前記視聴履歴を送信させるスクリプトを付加することを特徴とする。
【0030】
請求項11記載の発明によれば、より詳細な視聴履歴を取得することができ、また、視聴履歴の集計を容易に行うことができる。また、取得した視聴履歴を集計して、データ放送をあらゆる観点から分析することができる。
【0031】
請求項12に記載された発明は、前記スクリプト付加部は、受信側で提示されている前記データ放送コンテンツの提示内容、又は受信側で記録されている視聴履歴を送信させるスクリプトを付加することを特徴とする。
【0032】
請求項12記載の発明によれば、詳細な視聴履歴を取得することができる。これにより、取得した視聴履歴を集計して、データ放送をあらゆる観点から分析することができる。
【0033】
請求項13に記載された発明は、前記スクリプト付加部は、前記データ放送コンテンツを受信する受信側で蓄積されている視聴履歴の蓄積容量に基づいて前記視聴履歴を送信させるスクリプトを付加することを特徴とする。
【0034】
請求項13記載の発明によれば、効率的に視聴履歴の送信を行うよう指示することができる。これにより、視聴履歴の蓄積容量が受信側の記憶容量をオーバーすることで視聴履歴データが消去されることがなく、視聴履歴を取得することができる。
【0035】
請求項14に記載された発明は、前記データ放送コンテンツを送出するコンテンツ送出部を有し、前記コンテンツ送出部は、予め設定された前記データ放送コンテンツの編成情報に基づいて、前記データ放送コンテンツの送出を行うことを特徴とする。
【0036】
請求項14記載の発明によれば、効率的なデータ放送コンテンツの送出を行うことができる。
【0037】
請求項15に記載された発明は、視聴者が視聴したデータ放送コンテンツを視聴履歴として取得するためのデータ放送コンテンツを制作するデータ放送制作方法において、前記視聴履歴の取得するために前記データ放送コンテンツを受信する受信側の条件を設定する取得設定段階と、前記取得設定段階により設定された取得条件に基づき、前記視聴者に送出される前記データ放送コンテンツに前記視聴履歴を取得するためのスクリプトを付加するスクリプト付加段階とを有することを特徴とする。
【0038】
請求項15記載の発明によれば、スクリプトにより視聴履歴を取得するため、新たな装置構成を必要とせず、従来の受信機をそのまま使用することができるため、効率的に高精度な視聴履歴を取得することができる。
【0039】
請求項16に記載された発明は、前記データ放送コンテンツを送出するコンテンツ送出段階を有し、前記コンテンツ送出段階は、予め設定された前記データ放送コンテンツの編成情報に基づいて、前記データ放送コンテンツの送出を行うことを特徴とする。
【0040】
請求項16記載の発明によれば、効率的なデータ放送コンテンツの送出を行うことができる。
【0041】
【発明の実施の形態】
本発明は、データ放送コンテンツの視聴された時間及びコンテンツ表示内容等が示される視聴履歴を、通常放送しているデータ放送コンテンツの中に、特定の処理をスクリプトとして埋め込んで放送することにより取得を行う。
【0042】
具体的には、データコンテンツ内に、視聴者の操作を検出する処理、検出した操作履歴を受信機メモリに蓄積保存する処理を含め、更に蓄積されたデータを通信ネットワークを用いて、視聴履歴データを必要とするデータ放送コンテンツ制作装置や集計サーバ等に送信する処理、又は履歴取得対象の視聴者(受信機)であるかどうかを判別する処理等をデータ放送制作装置にて記述することにより効率的に高精度な視聴履歴の取得を行う。
【0043】
次に、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。
【0044】
(データ放送送出装置)
図1は、本発明におけるデータ放送コンテンツ制作装置の一構成例を示す図である。図1のデータ放送コンテンツ制作装置1は、データ放送コンテンツ制作部2と、送出用コンテンツ一時蓄積部3と、視聴履歴取得条件設定部4と、視聴履歴取得スクリプト付加部5と、データ放送コンテンツ編成設定部6と、データ放送コンテンツ送出部7とを有するよう構成されている。
【0045】
まず、データ放送コンテンツ制作部2は、視聴者に提供するデータ放送の各コンテンツの制作を行い、送出用コンテンツ一時蓄積部3に蓄積される。次に、視聴履歴取得条件設定部4は、後述する視聴履歴の取得基準に基づいて視聴履歴取得の対象とするデータ放送受信機の設定をデータ放送コンテンツ制作装置1の操作により行い、その設定情報を視聴履歴取得スクリプト付加部5に出力する。
【0046】
ここで、データ放送編成設定部6は、送出されるデータ放送コンテンツの編成内容を設定し、その編成情報を視聴履歴取得スクリプト付加部5、及びデータ放送コンテンツ送出部7に出力する。
【0047】
視聴履歴取得スクリプト付加部5は、データ放送コンテンツ編成設定部6により得られる編成情報に基づき、視聴履歴取得条件設定部4により得られる視聴履歴取得のためのコンテンツ内に埋め込まれる設定情報に対応した処理を、スクリプトとして作成しコンテンツ一時蓄積部3に保持されているコンテンツに付加する。
【0048】
送出用コンテンツ一時蓄積部3に保持されたコンテンツに視聴履歴取得条件をスクリプトとして付加させることにより、受信機には特別な構成を設けることなく、高精度な視聴履歴の取得を実現することができる。なお、スクリプトの付加は、例えば、BML(Broadcast Markup Language)文書内に視聴履歴取得条件に対応したスクリプトを付加させることにより行う。
【0049】
次に、設定情報が付加されたコンテンツは、データ放送コンテンツ送出部7へ出力される。データ放送コンテンツ送出部7は、送出用コンテンツ一時蓄積部3により得られるコンテンツ群から、データ放送コンテンツ編成設定部6により得られる編成情報に基づき、データ放送コンテンツの送出を行う。
【0050】
上述したように、データ放送コンテンツに視聴履歴取得スクリプトを付加することにより、受信機側では、そのスクリプトに基づいて視聴履歴を蓄積させる等の処理を行うことができ、また蓄積した視聴履歴情報を取得することができる。
【0051】
ここで、上述した視聴履歴取得条件設定部4による設定に基づく、視聴履歴取得スクリプト付加部5の処理について説明する。
【0052】
(取得設定例1:ページ毎の視聴回数を取得する例)
まず、ページ毎の視聴回数を取得する例について説明する。この場合は、視聴履歴の取得対象であるデータ放送コンテンツを、コンテンツを構成するページ単位、例えば、BML文書の場合はBML文書毎に視聴回数を取得するようスクリプトを作成する方法である。
【0053】
ここで、上述の手続を含むBML文書(ソースコード)の例について図を用いて説明する。図2は、ページ毎に視聴回数を取得する場合のBML文書の一例を示す図である。なお、図2では、1コンテンツに5ページ分のカウンタが受信機側のnvram(履歴保持領域)に確保される状態(a[0],a[1],a[2],a[3],a[4])において、4番目(a[3])のページのカウンタを1増加させるものである(図2▲1▼)。図2の例では、BML文書の最初に対象視聴者であるかの判断を行う文(図2▲2▼)と、4番目のページカウンタが予め設定した値(図2では、255)に達した場合に、視聴履歴データを取得する装置の一例である集計サーバへ送信する部分(図2▲3▼)が記述されている。また、図2▲2▼、及び図2▲3▼に呼び出される関数は別部分で定義されているものとする。
【0054】
これにより、受信機側では、容易にページ毎の視聴回数を取得することができ、また、そのデータを集計サーバへ送信することができる。
【0055】
(取得設定例2:ページ毎の視聴時間を取得する例)
次に、ページ毎の視聴時間を取得する例について説明する。この場合は、視聴履歴の取得対象であるデータ放送コンテンツを、コンテンツを構成するページ単位、例えば、BML文書の場合は、BML文書毎に視聴時間を取得する。
【0056】
ここで、上述の手続を含むBML文書(ソースコード)の例について図3を用いて説明する。図3は、ページ毎に視聴時間を取得する場合のBML文書の一例を示す図である。図3では、図2と同様に1コンテンツに5ページ分のカウンタがnvram(履歴保持領域)に確保される状態において4番目(a[3])のページのカウンタの累計時間カウンタをコンテンツの視聴を開始してから終了するまでの相対時間を取得して(図3▲1▼)、既にある累計視聴時間カウンタに加算する(図3▲2▼)。
【0057】
なお、図3の例では、BML文書の最初に対象視聴者であるかの判断を行う部分(図3▲3▼)と、3番目の累計視聴時間のカウンタが予め設定した時間(図3では、60000(秒))を超えた場合に集計サーバへ送信する部分(図6▲4▼)が記述されている。また、図3▲3▼、及び図3▲4▼に呼び出される関数は別部分で定義されているものとする。
【0058】
(取得設定例3:ページの遷移順と視聴時間を取得する例)
次に、ページの遷移順と視聴時間を取得する例について説明する。この場合は、視聴履歴の取得対象であるデータ放送コンテンツを、ページ毎で視聴開始時刻と視聴終了時刻を取得する方法である。これにより、調査対象ページ間での遷移の発生した順序と、夫々の視聴時間を取得することができる。
【0059】
ここで、上述の手続を含むBML文書(ソースコード)の例について図4を用いて説明する。図4は、ページ遷移順と視聴時間を取得する場合のBML文書の一例を示す図である。ここで、図4に示すページのID値を「3」とし、視聴開始時の呼び出される関数群(図4▲1▼)と、視聴終了時に呼び出される関数群(図4▲2▼)とからなる。図4▲1▼では、最初に対象視聴者であるかの判断を行い、番組視聴開始時間を取得する(図4▲3▼)。その後、nvram(履歴保持領域)から今まで格納していた履歴データを読み出し、そこに取得した番組視聴開始時間を追記する(図4▲4▼)。なお、履歴保持領域におけるデータの記憶容量が予め設定された容量を越えた場合(図4では、950(バイト))に集計サーバへ送信する部分(図4▲5▼)が記述されている。
【0060】
一方、視聴終了時(図4▲2▼)は、まず、対象視聴者であるかの判定を行い、その後、視聴履歴の取得対象であるページへの遷移かどうかを判定する。ここで、対象ページへの遷移であれば、終了時間を格納する必要がない。対象ページでない場合は、視聴者が取得対象ページの視聴を終了したと判断し、終了時間の取得を行う(図4▲6▼)。その後、nvram(履歴保持領域)から今まで格納していた履歴データを読み出し、そこに取得した番組視聴開始時間を追記する(図4▲7▼)。なお、履歴保持領域におけるデータの記憶容量が予め設定された容量を越えた場合(図4では、950(バイト))に集計サーバへ送信する部分(図4▲8▼)が記述されている。
【0061】
このように、取得対象BML文書以外のBML文書へ遷移する場合や、受信機電源を切る操作が行われた場合や、他の放送チャンネルが選局された場合を検知するため、BML文書を視聴終了するときに必ず実行されるスクリプト(onunloadイベントに対応する関数)において、当該BML文書の終了する原因が、調査対象文書への遷移であるかどうかを判定し、調査対象文書への遷移でない場合には、調査対象文書以外への遷移を表す値であるIDx(図4では、0xffff)と視聴終了時刻のデータをnvram内の履歴に追記するという手続きを記述する。
【0062】
具体的には、取得対象文書へ遷移を行う場合には特定のフラグ変数に値をセットし、onunloadイベントから呼び出される関数にて判定基準となるようにする(図4▲9▼)。なお、集計サーバへ視聴履歴データを送信した後、それまで保持されていた履歴データはリセットする。
【0063】
(取得設定例4:ページ内の表示変更を取得する例)
次に、ページ内の表示変更を取得する例について説明する。この場合は、視聴履歴の取得対象であるデータ放送コンテンツを、ページ内での表示内容変更を取得する方法である。具体的には、スクリプト処理等によって表示内容が変更されたことについて検知し履歴を取得する。
【0064】
ここで、BML文書による上述したページ内での表示内容を取得する場合の記述例について図を用いて説明する。図5は、ページ内での表示内容を取得する場合のBML文書の一例を示す図である。図5の例では、視聴履歴取得と関係ない通常のコンテンツ動作である画面表示を変更するための処理等がDOM等を使用して記述される(図5▲1▼)。次に、上述したBMLと同様に対象視聴者であるかどうかの判定を行い(図5▲2▼)、次に、ページID(PageID)を設定するが、ここでは、ページ内で今までされていた表示状態と異なる表示状態となった場合に新たにID値をセットする。このページでは、n個目の配列から追加して割り当てられるIDであるため、変数mにnを加算した値(m+n)を新たなページIDとする(図5▲3▼)。
【0065】
その後、nvram(履歴保持領域)から今まで格納していたページIDに対応する履歴データを読み出し、そこに取得した番組視聴回数を1増加する(図5▲4▼)。なお、履歴保持領域におけるデータの記憶容量が予め設定された容量を越えた場合(図5では、255(バイト))に集計サーバへ送信する部分(図5▲5▼)を記述している。
【0066】
これにより、ページ内での表示変更の履歴を取得することができ、視聴履歴情報を詳細に記録することができる。
【0067】
(取得設定例5:取得例1〜4の組合せにより取得する例)
次に、上述した取得設定例1〜4で示した方法を適宜組み合わせることによって、調査対象ページ間で発生した遷移の回数を遷移元別や遷移先別に集計する等、より詳細な履歴を取得することも可能である。
【0068】
なお、上述のような視聴履歴の取得設定の他に、受信機側から通信ネットワーク等を用いて視聴履歴情報を集計する場合に、受信機側での通信プロトコルについてもスクリプトとしてBMLで設定することもできる。ここで、送信設定例について、いくつかの例をあげて説明する。
【0069】
(送信設定例1:BASIC手順通信APIを用いての送信)
データ放送受信機に設けられるモデムを介し、BMLのBASIC手順通信APIを使用して、サーバへの接続、必要な場合には個人認証や暗号化、保持している履歴データの送信、接続の切断を行う。
【0070】
ここで、BASIC手順を使用して送信される場合のBML記述例を図6に示す。図6では、受信者IDを送信し(図6▲1▼)、その後履歴データの送信を行う(図6▲2▼)。
【0071】
(送信設定例2:TCP/IP手順通信APIを用いての送信)
また同様に、データ放送受信機に設けられるモデムにおけるインターネット接続機能を介して、BMLのTCP/IP通信APIを使用して、サーバへの接続、必要な場合には個人認証や暗号化、保持している履歴データの送信、接続の切断を行う。この場合、データ放送受信機の設定によっては、サーバへの接続、切断は自動的に行われる場合もある。
【0072】
ここで、TCP/IP手順を使用して送信される場合のBML記述例を図7に示す。図7では、集計サーバへの接続をBMLに記載された条件等に基づいて自動で接続を行い(図7▲1▼)、その後履歴データの送信を行う(図7▲2▼)。
【0073】
(送信設定例3:SMTPプロトコルを用いての送信)
受信機側に設けられているメール送信機能を使用して、ある特定のアドレスに対して、保持している履歴データを送信する。必要な場合には、データの暗号化を行ってから送信する。SMTPプロトコルを使用するため、集計サーバへの瞬間的な輻輳による過大な負荷を回避できることが期待できる。
【0074】
ここで、SMTPプロトコルを使用して送信される場合のBML記述例を図8に示す。図8では、集計サーバへの接続をBMLに記載された条件等に基づいて自動で接続を行い(図8▲1▼)、その後、メール本文中に履歴データをセットし、予め設定されたメールアドレスに対して送信を行う(図8▲2▼)。
【0075】
なお、上述した送信方法以外でも、回線を用いて受信機内のデータを送信できる機能が備わっているデータ放送受信機であれば、どのようなデータ放送受信機でも履歴データの送信が可能である。
【0076】
また、受信機側からの視聴履歴を集計するために視聴履歴情報を送信する送信タイミングにおいても、スクリプトを用いて設定することが可能であるが、詳細な説明は、受信機における動作説明にて説明する。なお、以下に説明するデータ放送受信機の機器構成は、既存の受信機と同じ構成であり、後述する受信機の視聴履歴取得動作は全て視聴履歴取得スクリプト付加部5で付加されるスクリプト処理によって可能となる。
【0077】
(データ放送受信機)
図9は、データ放送受信機の一構成例を示す図である。図9のデータ放送受信機10は、データ放送受信部11と、データ放送コンテンツ実行エンジン部12と、UI部13と、双方向通信部14と、データ放送コンテンツ蓄積部15と、データ放送コンテンツ実行用ワークメモリ部16と、不揮発記憶部17と、大容量蓄積部18とを有するよう構成されている。
【0078】
データ放送受信部11は、デジタル信号復調手順、MPEG2―TS分離手順、データカルーセル受信手順等によりデータ放送の受信を行い、データ放送コンテンツ実行エンジン部12は、CPU、データ放送ブラウザから構成されデータ放送コンテンツの提示内容を制御する。UI部13は、表示部及び入力部等のユーザインタフェース部分であり、双方向通信部14は、インターネット等の通信ネットワーク19を介してデータの送受信を行うことができる。
【0079】
また、記憶部としては、データ放送コンテンツをそのまま蓄積するためのデータ放送コンテンツ蓄積部15と、データ放送コンテンツ実行中のコンテンツに関する情報の一時的な記録を行うデータ放送コンテンツ実行用ワークメモリ部16と、番組を視聴する際に使用されるためのnvram(NonvolatileRAM)等のようなメモリからなる不揮発性記憶部17と、HDD(HardDisk Drive)からなる大容量蓄積部18とを有している。
【0080】
次に、データ放送受信機10における視聴履歴取得手順についてフローチャートを用いて説明する。図10は、本発明における視聴履歴取得手順の一例のフローチャートを示す図である。
【0081】
まず、放送局(データ放送コンテンツ制作装置)から送信された調査対象のコンテンツを含むデータ放送コンテンツ群をデータ放送受信機10で受信する(S01)。受信したデータ放送コンテンツは、データ放送コンテンツ蓄積部15又は大容量蓄積部18に蓄積される。視聴者(利用者)は、UI部13から視聴したいデータ放送の視聴選択指示を行い、データ放送コンテンツ実行エンジン部12は、その指示信号に基づきデータ放送コンテンツ蓄積部15又は大容量蓄積部18から該当するデータコンテンツを取得してデータ放送コンテンツ実行用ワークメモリ部16に記録させながら、UI部13に設けられているモニタ等からデータ放送コンテンツの提示が開始される。
【0082】
この時、データ放送実行エンジンコンテンツ部12は、視聴者が選択したコンテンツが、視聴履歴の取得対象ページであるかを受信したデータ放送コンテンツに付加された視聴履歴スクリプトにより判断し(S02)、取得対象で無い場合は(S02において、NO)、通常の視聴させるためにUI部13のモニタ等の出力部により、コンテンツを提示する(S03)。また、視聴者によりページが遷移されれば(S04)、再びS02に戻り取得対象ページかの判断が行われる。
【0083】
また、S02において、取得対象ページである場合は(S02において、YES)、視聴者が調査対象者であるかどうか、又はデータ放送受信機10が調査対象の受信機であるかどうかの認証を行う(S05)。なお、S05のステップは実行されなくてもよく、必要に応じて行うよう設定することができる。
【0084】
次に、コンテンツをUI部13から視聴者に出力させると共に視聴しているコンテンツやスクリプトの内容を取得し、揮発性メモリであるデータ放送コンテンツ実行用ワークメモリ部16、あるいは不揮発記録部17に視聴された時刻と共に保持し、必要に応じて通信ネットワーク19上に設置されている集計サーバへ蓄積されている視聴履歴情報の送信を行う(S06)。
【0085】
この視聴内容をある程度の時間蓄積することで、視聴履歴を取得することができる。なお、視聴履歴データは、視聴者の視聴操作に従って視聴履歴を取得するが、操作に基づく視聴内容の取得方法については後述する。また、視聴履歴の保持方法についても後述する。
【0086】
なお、視聴履歴を集計サーバへ送信する方法としては、例えば、データ放送コンテンツ実行用ワークメモリ部16(揮発性メモリ)に保持されている場合は、データ放送の視聴を終了する直前、又は調査対象コンテンツ以外のコンテンツに遷移する直前に、保持している視聴履歴データを集計サーバに送信する。また、不揮発性記憶部17に保持されている場合は、一定の期間毎、又は履歴保持領域の容量が予め設定された容量を越えた場合等の条件に基づいて、保持している履歴データを双方向通信部14から通信ネットワーク19を介して集計サーバに送信する。
【0087】
次に、視聴者の選択指示等によりコンテンツ内のページが遷移されると(S07)、取得対象ページであるかの判断を行う(S08)。取得対象ページである場合は(S08において、YES)、S06に戻り視聴履歴の取得を行う。また、取得対象ページでなかった場合は(S08において、NO)、切り換わった時間と共に、今まで視聴者が視聴していたコンテンツの内容を視聴情報として不揮発記憶部17へ記録を行う(S09)。
【0088】
次に、コンテンツが終了しているかを判断し(S10)、終了した場合は(S10において、YES)、処理を終了する。また、終了していない場合は(S10において、NO)、S02に戻りコンテンツ毎に構成される複数のページについて、継続して視聴履歴を取得するための処理を行う。これによりコンテンツ毎に階層構造を有する各ページについて、視聴履歴を取得する対象とするか否かを設定することができると共に、コンテンツ内の視聴者の視聴情報を詳細に取得することができる。
【0089】
ここで、本発明における視聴履歴の取得内容について、例をあげて説明する。
【0090】
(取得例1:ページ毎の視聴回数を取得する例)
まず、ページ毎の視聴回数を取得する例について説明する。ここで、視聴回数を取得する手順についてフローチャートを用いて説明する。
【0091】
図11は、本発明におけるページ毎に視聴回数を取得する手順の一例を示すフローチャートである。
【0092】
最初に、取得対象となるページの総数をNpページとするとき、予めデータ放送コンテンツ実行用ワークメモリ部16や不揮発記憶部17等の履歴保持領域にNp個分のカウンタ領域を確保しておく。このとき、一度に保持可能なページ毎の最高カウント数をmとしたとき、数値mを表すのに必要なビット数をNmとすると、最低でもNm×Npビット分の領域を用意しておく必要がある。これは、Nmビットの要素をNp個持つ配列で表すことができる。
【0093】
また、取得方法としては、調査対象とするページ全てに特定の手続き言語が記述されており、視聴者がページを視聴する度に該当するページのカウンタ値を増加させる。
【0094】
視聴者により取得対象ページの視聴が開始されると(S11)、BML文書を視聴したときに必ず実行されるスクリプトコード(グローバルコード、またはonloadイベントに対応する関数)に記述されている配列要素nのカウンタ値を、履歴保持領域内に設けられている配列中の対応領域部分から読み出し(S12)、その値を1増加(S13)し、再び不揮発性記憶部17の同じ位置に値を書き戻すという手続き行う(S14)。
【0095】
次に、集計サーバに履歴データを送信する必要があるかを判断し(S15)、送信しない場合は(S15において、NO)、処理を終了し、送信する場合は(S15において、YES)、双方向通信部14から通信ネットワーク19を介して集計サーバに履歴データを送信する処理を行い(S16)、処理を終了する。なお、送信した配列要素nのカウンタ値は0にリセットする。また、集計サーバへの履歴データ送信は、該当する1ページ分の履歴データのみを送信するか、それまでに集計された全ての調査対象ページ分の履歴データを送信する。
【0096】
これにより、容易にページ毎の視聴回数を取得することができ、また、そのデータを集計サーバへ送信することができる。
【0097】
(取得例2:ページ毎の視聴時間を取得する例)
次に、ページ毎の視聴時間を取得する例について説明する。ここで、視聴時間を取得する手順についてフローチャートを用いて説明する。図12は、本発明におけるページ毎に視聴時間を取得する手順の一例を示すフローチャートである。
【0098】
最初に、調査対象となるページの総数をNpページとするとき、データ放送コンテンツ実行用ワークメモリ部16や不揮発記憶部17等の記憶デバイスに予め履歴保持領域にNp個分の時間保持領域を確保しておく。このとき、一度に保持可能なページ毎の最高累計視聴時間をt秒、視聴時間を測定する際の最小単位をu秒としたとき、t/uを表すのに必要なビット数をNtuとすると、最低でもNtu×Npビット分の領域を用意しておく必要がある。これは、Ntuビットの要素をNp個持つ配列で表すことができる。
【0099】
また、取得方法としては、取得対象とするページ全てに特定の手続き言語が記述されており、視聴者がページを視聴する度に、その開始から終了までの視聴時間を、それまでに保持されていた累計視聴時間に加算する。
【0100】
視聴者により取得対象ページの視聴が開始されると(S21)、BML文書を視聴したときに必ず実行されるスクリプトコード(グローバルコード又はonloadイベントに対応する関数)により、ページ視聴開始時刻を履歴保持領域にある変数aに格納し(S22)、UI部13からコンテンツを提示して視聴者にページを視聴させる(S23)。
【0101】
次に、BML文書を視聴終了するときに必ず実行されるスクリプトコード(onunloadイベントに対応する関数や、他文書へリンクするボタンに指定されたonclickイベントに対応する関数)により判断し、そのときの時刻を取得して履歴保持領域にある変数bに格納する(S24)。
【0102】
更に、履歴保持領域内の累計視聴時間の読み出しを行い(S25)、視聴時間Tbaを変数bと変数aの差分(b−a)により算出し、読み出したBMLに対応する累計時間に視聴時間Tbaを加算して(S26)、履歴保持領域の同じ位置に値を書き戻すという手続を記述する(S27)。
【0103】
次に、集計サーバに履歴データを送信する必要があるかを判断し(S28)、送信しない場合は(S28において、NO)、処理を終了し、送信する場合は(S28において、YES)、双方向通信部14から通信ネットワーク19を介して集計サーバに履歴データを送信する処理を行い(S29)、処理を終了する。なお、送信した直後、送信済みの累計時間値を0にリセットする。また、集計サーバへの履歴データ送信は、該当する1ページ分の履歴データのみを送信するか、それまでに集計された全ての調査対象ページ分の履歴データを送信することができる。
【0104】
ここで、ページの実質的な視聴時間を取得する例について図を用いて説明する。
【0105】
図13は、ページ単位の視聴時間の取得に関する一例の図である。図13では、ページA,B,Cの3ページについての視聴時間を時間時間軸tに基づいて算出する。なお、図13において、aはページ描画開始地点を示し、bはページ描画終了地点(実質的な視聴時間の開始地点)を示す。更に、cは視聴者によるページ遷移操作された地点(実質的な視聴時間の終了地点)を示し、dはページ表示の終了又はデータ提示終了を示す。
【0106】
ここで、コンテンツの実質的な視聴時間は、あるページが画面上での初期描画処理を完了した瞬間から、視聴者が他のページへの遷移を行う意図を持ってボタンを選択する等の操作を行った瞬間までの時間であると考えられる。
【0107】
したがって、図13では、ページAの視聴時間は、t−tで算出することができ、同様にページBはt−t、ページCはt−tで算出することができる。
【0108】
ここで、BMLの場合は、視聴開始時刻をonloadイベントに対応する関数の先頭で行い、視聴終了時刻を他文書へリンクするボタンに指定されたonclickイベントやonkeydownイベントに対応する関数の先頭で行うことで、この実質的な視聴時間をより正確に取得することが可能である。
【0109】
これにより、容易にページ毎の視聴時間を取得することができ、また、そのデータを集計サーバへ送信することができる。
【0110】
(取得例3:ページの遷移順と視聴時間を取得する例)
次に、ページの遷移順と視聴時間を取得する例について説明する。ここで、遷移順と視聴時間を取得する手順についてフローチャートを用いて説明する。図14は、本発明における遷移順と視聴時間を取得する手順の一例を示すフローチャートである。
【0111】
最初に、取得対象のページ総数をNpページとするとき、予め各ページに固有のID値(ID1〜IDnp)を割り当てておく。更に、調査対象ページ以外のページであること示すID値(IDx)を用意しておく。取得したい時刻の単位に応じて、その時刻を表現するのに必要なビット数をBtとするとき、値(Np+1)を表すのに必要なビット数Bnpとして(Bt+Bnp)ビットが1回のページ視聴の記録単位となる。このとき、一度に保持可能な履歴データ数をNrecとした場合、(Bt+Bnp)×Nrecビット分の領域をデータ放送コンテンツ実行用ワークメモリ部16又は不揮発記憶部17等の履歴保持領域として用意しておく必要がある。
【0112】
また、取得方法としては、取得対象とするページ全てに特定の手続きが記述されており、遷移が発生するたびに遷移先のページのID値と遷移発生時刻を保持する。
【0113】
視聴者が取得対象ページの視聴が開始されると(S31)、BML文書を視聴したときに必ず実行されるスクリプトコード(グローバルコード又はonloadイベントに対応する関数)に、ページ視聴開始時刻を履歴保持領域にある変数Tsに格納し(S32)、更に変数値TsとページのID値(IDn)を履歴保持領域に追加し(S33)、UI部13からコンテンツを提示して視聴者にページを視聴させる(S34)。
【0114】
次に、BML文書を視聴終了するときに必ず実行されるスクリプトコード(onunloadイベントに対応する関数や、他文書へリンクするボタンに指定されたonclickイベントに対応する関数)によりページの視聴が終了しページが遷移した際に、取得対象ページへの遷移かを判断する(S35)。取得対象ページである場合は(S35において、YES)、S32に戻り時刻の取得を行う。また、取得対象ページでない場合は(S35において、NO)、その時点の時刻を取得して変数Teに格納し(S36)、更に変数TeとID値(IDx)を履歴保持領域に追加する(S37)。
【0115】
つまり、取得対象ページ間での遷移の場合、遷移元の視聴終了時刻と遷移先の視聴開始時刻は同時とみなせるため、遷移先のID値と遷移発生時刻(すなわち視聴開始時刻)を保持するのみで十分である。取得対象ページ以外のページに遷移する場合や、データコンテンツの視聴が終了される場合には、取得対象ページ外であることを示す値(IDx)とその遷移発生時刻(すなわち視聴終了時刻)を保持する。
【0116】
次に、集計サーバに履歴データを送信する必要があるかを判断し(S38)、送信しない場合は(S38において、NO)、処理を終了し、送信する場合は(S38において、YES)、双方向通信部14から通信ネットワーク19を介して集計サーバに履歴データを送信する処理を行い(S39)、処理を終了する。なお、送信した後、それまで保持されていた履歴データはリセットする。
【0117】
具体的な例としては、BMLの場合、BML文書を視聴開始したときに必ず実行されるスクリプト(グローバルコード又はonloadイベントに対応する関数)に、不揮発記憶部17から履歴保持領域の内容を読み出し、読み出した内容の末尾に視聴中のBML文書のID値と視聴開始時刻のデータを追加し、再び不揮発記憶部17の同一領域に書き込むという手続きを記述する。
【0118】
(取得例4:ページ内の表示変更を取得する例)
次に、ページ内の表示変更を取得する例について説明する。ここで、ページ内の表示変更を取得する手順について説明する。最初に、調査対象のページの各々において、ページ内での表示状態毎に、その状態を表すID値を割り当てておく。このID値の使用と、上述の取得例1〜3の方法を組み合わせることによって、その表示状態が視聴された回数、その表示状態での視聴時間、その表示状態への遷移順と視聴時間を取得することができる。
【0119】
ページ内で表示状態が変更される場合、コンテンツ内部には必ず変更を行うための手続き記述が存在する。その手続きの直前及び直後に取得例1〜3に示した方法と同様な手順を記述することによってページ内での表示内容変更履歴を取得できる。
【0120】
具体的には、BMLの場合、ページ内で表示状態が変更される際には、必ずスクリプト処理によってDOM(Document Object Mode)のAPI(Application Program Interface)が呼びだされ画面提示内容が書き換えられる。その一連のスクリプト処理の直前、もしくは直後に、取得例1〜3に示したような、履歴保持領域から履歴データを読み出し、更新し、再び書き戻すという手続きを記述することによって、ページ内での表示状態変更の履歴を保持することが可能である。
【0121】
これにより、ページ内での表示変更の履歴を取得することができ、視聴履歴情報を詳細に記録することができる。
【0122】
(取得例5:取得例1〜4の組合せにより取得する例)
次に、上述した取得例1〜4で示した方法を適宜組み合わせることによって、調査対象ページ間で発生した遷移の回数を遷移元別や遷移先別に集計する等、より詳細な履歴を取得することも可能である。
【0123】
また、上述の取得例4の方法を使って、ページ内での視聴者の操作履歴を、誤操作等も含めて全て逐一記録することで、データ放送コンテンツの構成が視聴者にとって使い易いか等を分析するためのデータを取得することも可能である。
【0124】
(取得例6:蓄積データコンテンツの視聴率を取得する例)
データ放送コンテンツが、受信後、一時的に受信機内蔵のハードディスク等に記録され、後に視聴されるような「蓄積型データサービス」においても、上述した取得例1〜5に示す取得方法で視聴履歴の取得が可能である。この場合、時間経過に応じて内容変更されるコンテンツについてはページ単位だけでなく時間軸に対してもユニークなID値を割り振ることで実現できる。
【0125】
(取得例7:マルチタスク処理可能なデータコンテンツ実行環境における視聴履歴の取得)
次に、マルチタスク処理可能なデータコンテンツ実行環境における視聴履歴の取得方法について説明する。
【0126】
DVB−MHP(Digital Video Broadcasting―Multimedia Home Platform)等で採用されているアプリケーション実行エンジン方式によるデータ放送の場合、1台のデータ放送受信機内で同時に、複数のデータ放送コンテンツを実行可能な場合がある。このような場合に、上述した実施例に示したBMLでの記述例のように通常のデータ放送コンテンツの中に履歴取得用のスクリプトを記述する必要はなく、視聴者から意識されない、履歴取得専用のアプリケーション(データ放送コンテンツ)を放送し、常にバックグラウンドで動作するように構成することによって、通常のデータ放送コンテンツに変更を加えることなしに視聴履歴が取得し、集計サーバに送信することができる。
【0127】
ここで、上述した視聴履歴の取得例を図を用いて説明する。図15は、アプリケーションによる視聴履歴の取得手順を示す一例のフローチャートである。
【0128】
図15において、データ放送受信機は、アプリケーションA,B,C,Dを並列に起動させることができる。ここで、アプリケーションDが視聴履歴取得用のアプリケーションであるとすると、アプリケーションA,B,Cの視聴状況をバックグラウンドで監視を行い、視聴者の視聴履歴を容易に取得することができる。
【0129】
次に、上述した視聴履歴データの記録保持方法についていくつか例をあげて説明する。
【0130】
(保持例1:RAM領域に保持)
まず、データ放送コンテンツ実行用ワークメモリ部16で示す揮発性メモリであるRAMに保持する方法である。具体的にはBMLの場合、スクリプトコード内の変数に保持し、文書間遷移時には文書間で共有可能なUreg変数を用いてデータを引き継ぐことができる。
【0131】
(保持例2:不揮発性メモリ領域に保持)
次に、不揮発記憶部17で示すnvram等の不揮発性メモリ領域に保持する方法である。具体的にはBMLの場合、nvram領域にアクセスする拡張API:writePersisitentArray()やreadPersistentArray()を用いて読み出しおよび書き込みを行う。
【0132】
(保持例3:ハードディスクに保持)
これは、大容量蓄積部18で示す大容量な記録装置であるハードディスク等に保持する方法である。ハードディスク内蔵型のデータ放送受信機の場合にこの方法が可能であり、大容量データの記録が可能なため、詳細な視聴履歴データを長期間分保持しておくことが可能である。
【0133】
具体的にはBMLの場合、受信機ハードディスクにアクセスする拡張APIであるwriteArray()やreadArray()等を用いて読み出しおよび書き込みを行う。
【0134】
(保持例4:可搬型記憶デバイスに保持)
これはデータ放送受信機に脱着可能な、メモリカード等の可搬型記憶デバイスに保持する方法である。具体的には、上述の保持例3に準ずるものとなる。この場合、視聴者個人がメモリカードを常時携帯することによって、複数の受信機で視聴する場合にも、1つ(1人)の視聴履歴として記録保持することが可能である。また1台の受信機を複数人で使用している場合に、個人毎に視聴履歴を取得することも可能である。なお、可搬型記憶デバイスに対してデータの読み出し、及び書き出しを行うドライブはUI部13に設けることができる。
【0135】
(保持例5:不揮発性メモリと揮発性メモリの組合せによる保持)
これはnvram等の不揮発性メモリに対して書き込みを頻繁に行うことは、不揮発性メモリの特性によりその寿命を縮めることになるため望ましくない。このため、不揮発性メモリを使用する場合は、調査対象コンテンツの視聴終了前の最終的な記録のみを不揮発性メモリに対して行い、調査対象コンテンツ視聴中はRAMに保持するという方法を取ることによって可能な限り書き込み回数を減らすことが有効である。
【0136】
ここで、上述の保持例5における保持手順についてフローチャートを用いて説明する。図16は、不揮発性メモリと揮発性メモリの組合せによる保持手順を示す一例のフローチャートである。
【0137】
まず、視聴者により取得対象ページの視聴が開始されると(S41)、BML文書を視聴したときに必ず実行されるスクリプトコード(グローバルコード又はonloadイベントに対応する関数)により、ページ視聴データの格納領域をnvram(履歴保持領域)から読み出しを行うが、この際RAMに格納領域を設定し、そこに履歴データの書き出しを行う(S42)。
【0138】
次に、視聴履歴に関する更新がある場合は、RAMから読み出しを行い、再度RAMの同じ位置に値を書き戻し(S43)、UI部13からコンテンツを提示しして視聴者にページを視聴させる(S44)。
【0139】
次に、BML文書を視聴終了するときに必ず実行されるスクリプトコード(onunloadイベントに対応する関数や、他文書へリンクするボタンに指定されたonclickイベントに対応する関数)によりページの視聴が終了しページが遷移した際に、取得対象ページへの遷移かを判断する(S45)。取得対象ページである場合は(S45において、YES)、S43に戻り、上述の処理を繰り返し行う。また、取得対象ページでない場合は(S45において、NO)、RAMに格納されていた履歴データを履歴保持領域(nvram)に出力する(S46)。これにより、履歴保持領域の使用回数を削減することができ、効率的にメモリを利用することができる。なお、上述の保持例にて記載のRAM、及びnvramは、データ放送コンテンツ実行用ワークメモリ部16、及び不揮発記憶部17に対応している。
【0140】
次に、視聴履歴データを送信するタイミングの例について説明する。
【0141】
(送信タイミング例1:視聴対象コンテンツ群の視聴を終了するタイミングで集計サーバに送信)
まず、視聴対象コンテンツ群の視聴を終了するタイミングで集計サーバに送信する方法について説明する。
【0142】
この方法では、履歴取得対象ページ群から出るとき、つまり、取得対象ページ以外のページに遷移する場合、データ放送の視聴が終了する場合、他のチャンネルが選局される場合、及びデータ放送受信機10の電源がOFFにされる場合に、その直前に集計サーバに送信する。また、この方法では、視聴履歴データを不揮発性メモリに保持しておく必要がないため、受信機のRAM領域を十分に活用して高速動作が期待でき、より柔軟なコンテンツ記述が可能である。
【0143】
具体的には、履歴取得対象ページ以外へのページへのリンクが選択された場合に実行されるスクリプト(履歴取得対象外ページへのlaunchDocument関数等)の直前部分に、または、データ放送の視聴が終了するか受信機の電源がOFFになるか他局への選局がされた場合に実行されるスクリプト(onunloadイベントに関連付けられた関数)に、上述した送信例1〜3の方法によってデータの送信を行う。
【0144】
ここで、上述の送信手順についてフローチャートを用いて説明する。
【0145】
図17は、本発明における送信タイミングの第1の送信手順を示すフローチャートである。
【0146】
視聴者により取得対象ページの視聴が開始されると(S51)、上述の取得例1〜7に示したような方法でページ視聴履歴の取得を行い、上述の保持例1〜5に示すような方法で視聴履歴情報の記録を行う(S52)。
【0147】
次に、BML文書を視聴終了するときに必ず実行されるスクリプトコード(onunloadイベントに対応する関数や、他文書へリンクするボタンに指定されたonclickイベントに対応する関数)により、ページの視聴が終了しページが遷移した際に、取得対象ページへの遷移かを判断する(S53)。取得対象ページである場合は(S53において、YES)、視聴履歴の送信は行わずに処理を終了する。また、取得対象ページでない場合は(S53において、NO)、上述の送信例1〜3に基づいて視聴履歴データの送信を行う(S54)。
【0148】
(送信タイミング例2:履歴保持領域の記録量に基づいて集計サーバに送信)次に、予め用意しておいた履歴保持領域における視聴履歴情報の記録量に基づいて設定した記録量を超えた場合に集計サーバに送信する方法について説明する。
【0149】
この方法では、例えば、各ページに用意した視聴回数カウンタのどれか1つにおいて、各カウンタに用意されたビット数で表現できる最大値に達した場合、又は最大値に十分近い値に達した場合、あるいは各ページに用意した視聴時間保持領域のどれか1つにおいて、各視聴時間保持領域に用意されたビット数で表現できる最大値に達した場合、又は最大値に十分近い値に達した場合にデータの送信する。
【0150】
また、視聴したページのID値とその時刻を保持する履歴保持領域において、履歴の数が用意された領域で保持できる最大数に達した場合、又は最大数に十分近い値に達した場合にデータを送信する。
【0151】
ここで、上述の送信手順についてフローチャートを用いて説明する。
【0152】
図18は、本発明における送信タイミングの第2の送信手順を示すフローチャートである。
【0153】
視聴者により取得対象ページの視聴が開始されると(S61)、上述の取得例1〜7に示したような方法でページ視聴履歴の取得を行い、上述の保持例1〜5に示すような方法で、視聴履歴情報の記録を行い視聴履歴の作成を行う(S62)。
【0154】
次に、履歴保持領域の容量が設定値を越えているかを判断し(S63)、容量が設定値を超えている場合(S63において、YES)、上述した送信例1〜3に示すように視聴履歴データの送信処理を行う(S64)。なお、S64の処理が終了後、視聴履歴データは消去される。S64の処理が終了後又はS63にて容量がオーバーしていなかった場合は(S63において、NO)、ページ視聴を継続する(S65)。
【0155】
次に、BML文書を視聴終了するときに必ず実行されるスクリプトコード(onunloadイベントに対応する関数や、他文書へリンクするボタンに指定されたonclickイベントに対応する関数)によりページの視聴が終了しページが遷移した際に、取得対象ページへの遷移かを判断する(S66)。取得対象ページでない場合は(S66において、NO)、処理を終了する。また、取得対象ページである場合は(S66において、YES)、S62に戻り履歴情報の取得を継続して行う。これにより、容量を基準とした送信を容易に行うことができる。
【0156】
なお、上述では、設定値として、最大値を用いたが本発明においてはこの限りではなく、どの値でも設定することができる。また、履歴保持領域の残容量が設定値以下になった場合にデータを送信するようスクリプトにより設定することもできる。
【0157】
上述した方法に不揮発性メモリの使用量を組み合わせることで、視聴履歴情報がメモリの容量が許容最大値にならない限りは視聴履歴情報をデータ放送受信機内に長期的に保持することが可能になり、データ送信のためにサーバ接続するためのコストを極力抑えることが可能である。更に、サーバに接続される回数も減少するため、輻輳回避、サーバ負荷の低減の効果もある。
【0158】
(送信タイミング例3:集計サーバからの制御により送信)
次に、例えば、集計サーバを設けた放送局等の設置機関の制御によって、ある時期にまとめて視聴履歴調査対象者からの視聴履歴データを収集するための履歴を送信させる方法について説明する。
【0159】
この場合、データ放送コンテンツ中に視聴履歴を送信するような指示を挿入し、データ放送受信機10で、そのコンテンツを視聴した場合に直ちに視聴情報を送信するようデータコンテンツを構成する方法である。これにより、視聴されたコンテンツと相当数の履歴を取得することができる。
【0160】
また、この場合、調査対象コンテンツ以外のコンテンツにも、データ放送受信機に現時点で保持されている視聴履歴を送信するための手続きを埋め込んで送出することにより、より多くの履歴データをまとめて取得することもできる。
【0161】
次に、本発明における視聴履歴を取得する他の実施例について説明する。
【0162】
(視聴者の意思による視聴履歴調査への参加による取得)
ここでは、視聴者の意思による視聴履歴調査への参加による取得方法について説明する。この方法では、データ放送コンテンツの一部として、視聴率調査に参加して視聴履歴を収集されることを許可することを視聴者に促すコンテンツを放送し、視聴者が履歴収集を許可することを意図した操作を行った場合に、データ放送受信機の不揮発性メモリ部(nvramやハードディスク等)に相当するフラグ等の視聴履歴の取得許可情報を記録しておき、後でデータ放送受信機が視聴履歴調査対象のコンテンツを受信した場合に、記録したフラグの内容から判断して、視聴履歴取得動作を開始する方法である。また、視聴者に視聴履歴取得の許可を促すコンテンツにおいて視聴者が許可した場合に、その視聴者の個人データ(名前、性別、年齢、職業、住所等)を、そのデータ放送コンテンツを用いて入力し、双方向通信部14等を用いて入力された個人データと、その受信機の固有ID(IRDID(Integrated Receiver DecoderID)やそれに類するID値等)を集計サーバに収集することによって、その後取得される視聴履歴データについて視聴者プロファイルデータを関連づけて収集することができる。
【0163】
ここで、上述の視聴者許可型による視聴履歴の取得手順についてフローチャートを用いて説明する。
【0164】
図19は、本発明における視聴者許可型による視聴履歴の取得手順を示す一例のフローチャートである。なお、図19では、視聴者に参加を促す部分のステップ(S71〜S75)と、視聴履歴を取得するためのステップ(S76〜S78)に分かれている。
【0165】
まず、参加を促すステップでは、視聴者に提供するコンテンツの画面表示において、視聴者に視聴履歴の取得の参加と許可を確認させるためのメッセージがスクリプトとして受信したデータ放送コンテンツに付加されていた場合に、UI部13にて参加の確認をするコンテンツ表示を行い視聴者に告知する(S71)。
【0166】
データ放送コンテンツ実行エンジン部12は、参加確認の返事をもらう入力部分をコンテンツ内に設け、参加者(視聴者)からの回答を確認し、参加許可されたかどうかを判断する(S72)。参加許可されていなかった場合(S72において、NO)、処理を終了し、その後の視聴履歴を取得するためのステップも行わない。また、参加の許可があった場合は(S72において、YES)、視聴履歴の取得許可情報として参加フラグを不揮発メモリに設けた視聴履歴調査参加フラグ保持領域に記憶する(S73)。
【0167】
S73が終了後、更に、データ放送コンテンツ実行エンジン部12は、上述した視聴者の個人データの入力エリアをコンテンツ上に表示し、視聴者から個人データが入力されているかを判断する(S74)。なお、この画面では、入力しないことも可能とする。個人データで入力されていなかった場合は(S74において、NO)、そのまま処理を終了し、個人データが入力されていた場合は(S74において、YES)、視聴者に入力してもらった個人データ及びデータ放送受信機の固有IDを双方向通信部14から通信ネットワークを介して集計サーバ等に送信する(S75)。これにより、集計サーバからデータ放送受信機を特定する受信機IDが送信され、その受信機IDを用いて視聴者の個人データを含めて視聴履歴情報を記録し、集計サーバに送り返すことで、地域別、又は年齢別でのコンテンツの視聴情報等、詳細な視聴履歴を取得することができる。
【0168】
次に、視聴履歴取得のステップについて説明する。視聴者が取得対象ページの視聴が開始されると(S76)、不揮発メモリ等に記憶されている視聴履歴調査参加フラグ保持領域を読み出し、参加フラグが付与されているかを判断する(S77)。参加フラグが付与されていない場合は(S77において、NO)、視聴履歴取得処理を終了し通常の視聴が行われる。また、参加フラグが付与されている場合は(S77において、YES)、上述の取得例1〜7に示したような方法でページ視聴履歴の取得を行い、上述の保持例1〜5に示すような方法で、視聴履歴情報の記録を行い視聴履歴の作成を行う(S78)。
【0169】
これにより、視聴者の意思に反して視聴履歴が取得されることを防ぎ、視聴者のプライバシーを尊重した上で、視聴履歴取得を許可した視聴者の受信機のみから視聴履歴を取得することができる。
【0170】
(放送局からの対象視聴者の指定による取得)
次に、放送局等のコンテンツ提供機関からの対象視聴者の指定による取得について説明する。この場合は、視聴履歴取得対象情報として視聴履歴調査の対象とするデータ放送受信機(又は視聴者)の固有ID(IRDIDやそれに類するID値)のリストを放送し、視聴履歴調査処理の開始時にリストをチェックするような手続きのスクリプトをコンテンツに埋め込むことで、対象とするデータ放送受信機を、放送局の意図によって、限定したり動的な変更を行うことができる。
【0171】
具体的には、BMLの場合、視聴履歴の取得対象のデータ放送受信機ID(IRDID)のリストを保持するバイナリテーブルを、通常のデータ放送コンテンツと同時に放送し、視聴率調査対象コンテンツにおいて調査開始時に当該バイナリテーブルをチェックすることによって、取得対象受信機を絞り込むことができる。
【0172】
ここで、上述の対象視聴者指定による視聴履歴の取得手順についてフローチャートを用いて説明する。図20は、本発明における対象視聴者指定による視聴履歴の取得手順を示す一例のフローチャートである。
【0173】
まず、視聴者により取得対象ページの視聴が開始されると(S81)、データ放送コンテンツ実行エンジン部12は、コンテンツと共に送信された対象受信者リストを読み込み(S82)、リスト内にある受信機固有ID等の識別情報から対象受信機かを判断する(S83)、対象受信機でなかった場合は(S83において、NO)、そのまま処理を終了しコンテンツを視聴者に視聴させる。また、対象受信機であった場合は(S83において、YES)、上述の取得例1〜7に示したような方法でページ視聴履歴の取得を行い、上述の保持例1〜5に示すような方法で、視聴履歴情報の記録を行い視聴履歴の作成を行う(S84)。
【0174】
これにより、放送局の意思によって、視聴履歴取得対象とする受信機や視聴者を制御することが可能となる。具体的には、視聴履歴取得の対象とする受信機の数を制限することによって、効率的な取得が可能になる。
【0175】
上述したように本発明によれば、スクリプトによる視聴履歴の取得を行うため、市販されている一般的なデータ放送受信機を使用可能であり、視聴履歴取得のための特別な構成部を追加する必要がない。また、視聴履歴の取得対象とするコンテンツを絞り込むことができ、取得対象としたいコンテンツのみにスクリプト埋め込めばよく、コンテンツ制作上の負担が少なくすることができる。
【0176】
また、放送局の要求する視聴履歴の内容に応じた詳細な履歴情報の取得ができ、例えば、ページ視聴回数、ページ視聴時間の累計、ページ遷移の履歴、実質的な視聴時間、同一ページ内での操作による表示変更等、高精度な視聴履歴を容易に取得することができる。
【0177】
また、放送局側から、視聴率対象者を指定でき、また対象者を随時動的に変更することができるため、効率的に視聴履歴を取得することができる。
【0178】
更に、本発明により取得した視聴履歴を集計して、データ放送をあらゆる観点から分析することができ、例えば、各番組の視聴履歴により広告料を決定したり、データサービスの画面レイアウトを改良したり、視聴者の嗜好を把握する等のサービスの付加価値化を行い、視聴者に有効なデータ放送を実現することができる。
【0179】
以上、本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
【0180】
【発明の効果】
上述の如く本発明によれば、効率的に高精度なデータ放送の視聴履歴を取得することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるデータ放送コンテンツ制作装置の一構成例を示す図である。
【図2】ページ毎に視聴回数を取得する場合のBML文書の一例を示す図である。
【図3】ページ毎に視聴時間を取得する場合のBML文書の一例を示す図である。
【図4】ページ遷移順と視聴時間を取得する場合のBML文書の一例を示す図である。
【図5】ページ内での表示内容を取得する場合のBML文書の一例を示す図である。
【図6】BASIC手順を使用して送信される場合のBML記述例を示す図である。
【図7】TCP/IP手順を使用して送信される場合のBML記述例を示す図である。
【図8】SMTPプロトコルを使用して送信される場合のBML記述例を示す図である。
【図9】データ放送受信機の一構成例を示す図である。
【図10】本発明における視聴履歴取得手順の一例のフローチャートを示す図である。
【図11】本発明におけるページ毎に視聴回数を取得する手順の一例を示すフローチャートである。
【図12】本発明におけるページ毎に視聴時間を取得する手順の一例を示すフローチャートである。
【図13】ページ単位の視聴時間の取得に関する一例の図である。
【図14】本発明における遷移順と視聴時間を取得する手順の一例を示すフローチャートである。
【図15】アプリケーションによる視聴履歴の取得手順を示す一例のフローチャートである。
【図16】不揮発性メモリと揮発性メモリの組合せによる保持手順を示す一例のフローチャートである。
【図17】本発明における送信タイミングの第1の送信手順を示すフローチャートである。
【図18】本発明における送信タイミングの第2の送信手順を示すフローチャートである。
【図19】本発明における視聴者許可型による視聴履歴の取得手順を示す一例のフローチャートである。
【図20】本発明における対象視聴者指定による視聴履歴の取得手順を示す一例のフローチャートである。
【符号の説明】
1 データ放送コンテンツ制作装置
2 データ放送コンテンツ制作部
3 送出用コンテンツ一時蓄積部
4 視聴履歴取得条件設定部
5 視聴履歴取得スクリプト付加部
6 データ放送コンテンツ編成設定部
7 データ放送コンテンツ送出部
10 データ放送受信機
11 データ放送受信部
12 データ放送コンテンツ実行エンジン部
13 UI部
14 双方向通信部
15 データ放送コンテンツ蓄積部
16 データ放送コンテンツ実行用ワークメモリ部
17 不揮発記憶部
18 大容量蓄積部
19 通信ネットワーク

Claims (16)

  1. 視聴者が視聴したデータ放送コンテンツを視聴履歴として取得するためのデータ放送コンテンツを制作するデータ放送制作装置において、
    前記視聴履歴の取得するために前記データ放送コンテンツを受信する受信側の条件を設定する取得設定部と、
    前記取得設定部により設定された取得条件に基づき、前記視聴者に送出される前記データ放送コンテンツに前記視聴履歴を取得するためのスクリプトを付加するスクリプト付加部とを有することを特徴とするデータ放送制作装置。
  2. 前記スクリプト付加部は、
    前記視聴履歴の取得対象である前記データ放送コンテンツにのみに前記スクリプトを付加することを特徴とする請求項1に記載のデータ放送制作装置。
  3. 前記スクリプト付加部は、
    前記データ放送コンテンツのページ毎に視聴回数を取得するスクリプトを付加することを特徴とする請求項1又は2に記載のデータ放送制作装置。
  4. 前記スクリプト付加部は、
    前記データ放送コンテンツのページ毎に前記視聴者に視聴された視聴時間を取得するスクリプトを付加することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のデータ放送制作装置。
  5. 前記スクリプト付加部は、
    前記データ放送コンテンツのページの遷移順と視聴時間とを対応付けて取得するスクリプトを付加することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のデータ放送制作装置。
  6. 前記スクリプト付加部は、
    前記データ放送コンテンツのページ内における表示内容の変更履歴を取得するスクリプトを付加することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載のデータ放送制作装置。
  7. 前記スクリプト付加部は、
    前記データ放送コンテンツを受信する受信側で一時的に蓄積されてから視聴されることを意図して制作されたデータ放送コンテンツの視聴履歴を取得することを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載のデータ放送制作装置。
  8. 前記スクリプト付加部は、
    前記視聴者に対して視聴履歴取得の確認を行うスクリプトを付加することを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載のデータ放送制作装置。
  9. 前記スクリプト付加部は、
    前記データ放送コンテンツ毎に視聴履歴を取得するかしないかを受信機毎に設定する受信機識別情報を有するスクリプトを付加することを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載のデータ放送制作装置。
  10. 前記スクリプト付加部は、
    受信側より前記視聴履歴を送信させるスクリプトを付加することを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載のデータ放送制作装置。
  11. 前記スクリプト付加部は、
    前記データ放送コンテンツにおけるコンテンツ毎、又はコンテンツの含まれるページが切り換わる毎に前記視聴履歴を送信させるスクリプトを付加することを特徴とする請求項1乃至10の何れか1項に記載のデータ放送制作装置。
  12. 前記スクリプト付加部は、
    受信側で提示されている前記データ放送コンテンツの提示内容、又は受信側で記録されている視聴履歴を送信させるスクリプトを付加することを特徴とする請求項1乃至11の何れか1項に記載のデータ放送制作装置。
  13. 前記スクリプト付加部は、
    前記データ放送コンテンツを受信する受信側で蓄積されている視聴履歴の蓄積容量に基づいて前記視聴履歴を送信させるスクリプトを付加することを特徴とする請求項1乃至12の何れか1項に記載のデータ放送制作装置。
  14. 前記データ放送コンテンツを送出するコンテンツ送出部を有し、
    前記コンテンツ送出部は、予め設定された前記データ放送コンテンツの編成情報に基づいて、前記データ放送コンテンツの送出を行うことを特徴とする請求項1乃至13の何れか1項に記載のデータ放送制作装置。
  15. 視聴者が視聴したデータ放送コンテンツを視聴履歴として取得するためのデータ放送コンテンツを制作するデータ放送制作方法において、
    前記視聴履歴の取得するために前記データ放送コンテンツを受信する受信側の条件を設定する取得設定段階と、
    前記取得設定段階により設定された取得条件に基づき、前記視聴者に送出される前記データ放送コンテンツに前記視聴履歴を取得するためのスクリプトを付加するスクリプト付加段階とを有することを特徴とするデータ放送制作方法。
  16. 前記データ放送コンテンツを送出するコンテンツ送出段階を有し、
    前記コンテンツ送出段階は、予め設定された前記データ放送コンテンツの編成情報に基づいて、前記データ放送コンテンツの送出を行うことを特徴とする請求項15項に記載のデータ放送制作方法。
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