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JP2005017235A - パルス幅測定装置及びパルス幅測定方法 - Google Patents

パルス幅測定装置及びパルス幅測定方法 Download PDF

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JP2005017235A
JP2005017235A JP2003185925A JP2003185925A JP2005017235A JP 2005017235 A JP2005017235 A JP 2005017235A JP 2003185925 A JP2003185925 A JP 2003185925A JP 2003185925 A JP2003185925 A JP 2003185925A JP 2005017235 A JP2005017235 A JP 2005017235A
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pulse signal
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Hiroshi Takarada
博志 宝田
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

【課題】立ち上がりが緩やかなパルス信号でもパルス幅を正確に測定することができるパルス幅測定装置及びパルス幅測定方法を提供する。
【解決手段】パルス信号の立ち上がり時にパルス信号のレベルが予め決められた信号レベルに達した時の時刻を立ち上がり時刻として信号レベル毎に記憶する立ち上がり時刻記憶部21と、パルス信号の立ち下がり時にパルス信号のレベルが予め決められた信号レベルに達した時の時刻を立ち下がり時刻として信号レベル毎に記憶する立ち下がり時刻記憶部23と、しきい値算出部10で算出されたしきい値レベルに対応する信号レベルの立ち上がり時刻及び立ち下り時刻を求め、立ち上がり時刻と立ち下り時刻との時刻差に基づきパルス信号のパルス幅を算出するパルス幅算出部30とを備える。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パル信号のパルス幅を測定するパルス幅測定装置及びパルス幅測定方法に関し、例えばレーダ等の電波源から到来するパルス信号に対して、パルス信号の信号諸元を測定する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
図7に従来のパルス幅測定装置の一例を示す。図8に従来のパルス幅測定装置における各信号のタイミングチャートを示す。
【0003】
図7に示すパルス幅測定装置において、入力されたパルス信号に対して、最大値測定部111により最大値Vmaxが測定される。その後、この最大値に基づきしきい値レベル算出部112により、しきい値レベル(例えば最大値Vmaxの1/2等)を求める。
【0004】
一方、入力されたパルス信号は、遅延素子等からなるパルス遅延部113により一定時間Tだけ遅延されてパルス幅算出部114に入力される。パルス幅算出部114は、しきい値レベル算出部112で算出されたしきい値レベルに基づき、遅延されたパルス信号が立ち上がり時に、パルス信号のレベルがしきい値レベル(Vmax/2)に達した時刻tを求める。また、遅延されたパルス信号が立ち下がり時に、パルス信号のレベルがしきい値レベル(Vmax/2)に達した時刻tを求め、その時刻差をパルス幅として測定していた。
【0005】
なお、関連技術として、特許文献1には、入力したパルス波形の内、所定のレベルより高いものを出力する第1の比較器と、第1の比較器の出力パルスに同期した基準パルスを発生させ出力する基準波形発生器と、第1の比較器及び基準波形発生器の出力を比較し、入力したパルス波形のパルス幅に対応した信号を出力する第2の比較器とを備えたパルス幅測定装置が記載されている。
【0006】
【特許文献1】
特開平9−211104号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、パルス遅延部113による遅延時間T内に、入力されたパルス信号の最大値Vmaxが到来しないような立ち上がりの緩やかなパルス信号等の場合には、パルス幅が正確に測定できない。
【0008】
また、遅延時間内に最大値が到来するように遅延時間を大きくすると、パルス遅延部114を複数段設けなければならず、回路規模が大きくなるという弊害があった。
【0009】
本発明は、上述した問題を解消するためになされたものであり、その課題は、立ち上がりが緩やかなパルス信号でもパルス幅を正確に測定することができるパルス幅測定装置及びパルス幅測定方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の態様に係るパルス幅測定装置は、上記課題を達成するために、入力されたパルス信号の最大値に基づき前記パルス信号のパルス幅を測定するためのしきい値レベルを算出するしきい値算出部と、前記パルス信号の立ち上がり時に、前記パルス信号のレベルが予め決められた信号レベルに達した時の時刻を立ち上がり時刻として信号レベル毎に記憶する立ち上がり時刻記憶部と、前記パルス信号の立ち下がり時に、前記パルス信号のレベルが予め決められた信号レベルに達した時の時刻を立ち下がり時刻として信号レベル毎に記憶する立ち下がり時刻記憶部と、前記しきい値算出部で算出されたしきい値レベルに対応する前記信号レベルの前記立ち上がり時刻及び前記立ち下り時刻を求め、前記立ち上がり時刻と前記立ち下り時刻との時刻差に基づき前記パルス信号のパルス幅を算出するパルス幅算出部とを備えることを特徴とする。
【0011】
第1の態様に係るパルス幅測定装置によれば、パルス信号の立ち上がり時に、パルス信号のレベルが予め決められた信号レベルに達した時の時刻を立ち上がり時刻として信号レベル毎に立ち上がり時刻記憶部に記憶し、パルス信号の立ち下がり時に、パルス信号のレベルが予め決められた信号レベルに達した時の時刻を立ち下がり時刻として信号レベル毎に立ち下がり時刻記憶部に記憶し、パルス算出部は、しきい値算出部で算出されたしきい値レベルに対応する信号レベルの立ち上がり時刻及び立ち下り時刻を求め、立ち上がり時刻と立ち下り時刻との時刻差に基づきパルス信号のパルス幅を算出する。従って、立ち上がりが緩やかなパルス信号でもパルス幅を正確に測定することができる。
【0012】
また、第1の態様に係るパルス幅測定装置は、前記パルス信号の立ち上がり時に、前記パルス信号のレベルが同一の信号レベルに複数回達した場合には、最古の時刻を前記立ち上がり時刻として前記立ち上がり時刻記憶部に記憶させる第1記憶制御部を備えることを特徴とする。パルス信号の立ち上がり時に、パルス信号のレベルが同一の信号レベルに複数回達した場合には、最古の時刻を立ち上がり時刻とすることで、パルス幅を正確に測定することができる。
【0013】
また、第1の態様に係るパルス幅測定装置は、前記パルス信号の立ち下がり時に、前記パルス信号のレベルが同一の信号レベルに複数回達した場合には、最新の時刻を前記立ち下がり時刻として前記立ち下がり時刻記憶部に記憶させる第2記憶制御部を備えることを特徴とする。パルス信号の立ち下がり時に、パルス信号のレベルが同一の信号レベルに複数回達した場合には、最新の時刻を立ち下がり時刻とすることで、パルス幅を正確に測定することができる。
【0014】
第2の態様に係るパルス幅測定装置は、入力されたパルス信号の最大値に基づき前記パルス信号のパルス幅を測定するためのしきい値レベルを算出するしきい値算出ステップと、前記パルス信号の立ち上がり時に、前記パルス信号のレベルが予め決められた信号レベルに達した時の時刻を立ち上がり時刻として信号レベル毎に記憶する立ち上がり時刻記憶ステップと、前記パルス信号の立ち下がり時に、前記パルス信号のレベルが予め決められた信号レベルに達した時の時刻を立ち下がり時刻として信号レベル毎に記憶する立ち下がり時刻記憶ステップと、算出されたしきい値レベルに対応する前記信号レベルの前記立ち上がり時刻及び前記立ち下り時刻を求め、前記立ち上がり時刻と前記立ち下り時刻との時刻差に基づき前記パルス信号のパルス幅を算出するパルス幅算出ステップと、を備えることを特徴とする。
【0015】
また、第2の態様に係るパルス幅測定方法は、前記パルス信号の立ち上がり時に、前記パルス信号のレベルが同一の信号レベルに複数回達した場合には、最古の時刻を前記立ち上がり時刻として立ち上がり時刻記憶部に記憶させる第1記憶制御ステップを備えることを特徴とする。
【0016】
また、第2の態様に係るパルス幅測定方法は、前記パルス信号の立ち下がり時に、前記パルス信号のレベルが同一の信号レベルに複数回達した場合には、最新の時刻を前記立ち下がり時刻として立ち下がり時刻記憶部に記憶させる第2記憶制御ステップを備えることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態に係るパルス幅測定装置及びパルス幅測定方法を、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0018】
図1は本発明の実施の形態に係るパルス幅測定装置を示す図である。このパルス幅測定装置は、しきい値算出部10、立ち上がり時刻記憶部21、第1記憶制御部22、立ち下がり時刻記憶部23、第2記憶制御部24、時計25、パルス幅算出部30を備えている。
【0019】
しきい値算出部10は、最大値測定部11、しきい値レベル算出部12を備えている。パルス幅算出部30は、立ち上がり時刻抽出部31、立ち下がり時刻抽出部32、時刻差算出部33を備えている。
【0020】
最大値測定部11は、入力されたパルス信号の最大値を測定する。しきい値レベル算出部12は、最大値測定部11で測定されたパルス信号の最大値に基づきパルス信号のパルス幅を測定するためのしきい値レベル(例えばパルス信号の最大値の1/2)を算出し、立ち上がり時刻抽出部31及び立ち下り時刻抽出部32に出力する。
【0021】
立ち上がり時刻記憶部21は、パルス信号の立ち上がり時に、パルス信号のレベルが予め決められた信号レベルに達した時の時刻を立ち上がり時刻として信号レベル毎に記憶する。第1記憶制御部22は、パルス信号の立ち上がり時に、パルス信号のレベルが予め決められた信号レベルに達したかどうかを判定し、パルス信号のレベルが予め決められた信号レベルに達した時にその時の時計25の時刻を立ち上がり時刻として信号レベル毎に立ち上がり時刻記憶部21に記憶させる。
【0022】
また、第1記憶制御部22は、パルス信号の立ち上がり時に、パルス信号のレベルが同一の信号レベルに複数回達した場合には、最古の時刻を立ち上がり時刻として立ち上がり時刻記憶部21に記憶させる。
【0023】
各信号レベルは、図3に示すように、例えばレベルが”0”である信号レベルLV0,例えばレベルが”1”である信号レベルLV1,例えばレベルが”2”である信号レベルLV2,例えばレベルが”3”である信号レベルLV3,例えばレベルが”4”である信号レベルLV4であり、信号レベル差は等しい値である。
【0024】
立ち下がり時刻記憶部23は、パルス信号の立ち下がり時に、パルス信号のレベルが予め決められた信号レベルに達した時の時刻を立ち下がり時刻として信号レベル毎に記憶する。第2記憶制御部24は、パルス信号の立ち下がり時に、パルス信号のレベルが予め決められた信号レベルに達したかどうかを判定し、パルス信号のレベルが予め決められた信号レベルに達した時にその時の時計25の時刻を立ち下がり時刻として信号レベル毎に立ち下がり時刻記憶部23に記憶させる。
【0025】
また、第2記憶制御部24は、パルス信号の立ち下がり時に、パルス信号のレベルが同一の信号レベルに複数回達した場合には、最新の時刻を立ち下がり時刻として立ち下がり時刻記憶部23に記憶させる。
【0026】
立ち上がり時刻抽出部31は、しきい値レベル算出部12で算出されたしきい値レベルに対応する信号レベルの立ち上がり時刻を立ち上がり時刻記憶部21から抽出する。立ち下がり時刻抽出部32は、しきい値レベル算出部12で算出されたしきい値レベルに対応する信号レベルの立ち下がり時刻を立ち下がり時刻記憶部23から抽出する。時刻差算出部33は、立ち上がり時刻抽出部31で抽出された立ち上がり時刻と立ち下がり時刻抽出部32で抽出された立ち下り時刻との時刻差を求め、この時刻差に基づきパルス信号のパルス幅を算出する。
【0027】
次に、このように構成された本発明の実施の形態に係るパルス幅測定装置の動作、即ちパルス幅測定方法の処理を図2に示すフローチャート及び図3〜図6に示す説明図を参照しながら説明する。
【0028】
まず、パルス信号を入力すると(ステップS11)、しきい値算出部10では、最大値測定部11が、入力されたパルス信号の最大値を測定し(ステップS13)、しきい値レベル算出部12は、最大値測定部11で測定されたパルス信号の最大値に基づきしきい値レベル(例えば最大値の1/2)を算出する(ステップS15)。この例では、図3に示すようなパルス信号が入力された場合、パルス信号の最大値は、信号レベルLV4であるので、しきい値レベルは信号レベルLV2となる。
【0029】
また、しきい値算出部10の処理と同時に、第1記憶制御部22は、信号レベル毎の立ち上がり時刻を立ち上がり時刻記憶部21に記憶させる(ステップS17)。
【0030】
即ち、図3に示す例では、第1記憶制御部22は、入力されたパルス信号のレベルが信号レベルLV1に達した時には、時刻T1を立ち上がり時刻記憶部21に記憶させ、入力されたパルス信号のレベルが信号レベルLV2に達した時には、時刻T2を記憶させ、入力されたパルス信号のレベルが信号レベルLV3に達した時には、時刻T3を記憶させ、入力されたパルス信号のレベルが信号レベルLV4に達した時には、時刻T4を記憶させる。
【0031】
また、第1記憶制御部22は、パルス信号のレベルが同一の信号レベルに複数回達したかどうかを判定し(ステップS19)、パルス信号のレベルが同一の信号レベルに複数回達した場合には、最古の時刻を立ち上がり時刻として立ち上がり時刻記憶部21に記憶させる(ステップS21)。
【0032】
図3に示す例では、パルス信号の立ち上がり時に、パルス信号のレベルが信号レベルLV3に3回達し、その時の時刻は、時刻T3,T5,T7である。時刻T3が最古の時刻であるので、この時刻が立ち上がり時刻として記憶される。このため、立ち上がり時刻記憶部21には、図4に示すように記憶される。
【0033】
また、しきい値算出部10の処理と同時に、第2記憶制御部24は、信号レベル毎の立ち下がり時刻を立ち下がり時刻記憶部23に記憶させる(ステップS23)。
【0034】
即ち、図3に示す例では、第2記憶制御部24は、入力されたパルス信号のレベルが信号レベルLV4に達した時には、時刻T9を立ち下がり時刻記憶部23に記憶させ、入力されたパルス信号のレベルが信号レベルLV3に達した時には、時刻T10を記憶させ、入力されたパルス信号のレベルが信号レベルLV2に達した時には、時刻T11を記憶させ、入力されたパルス信号のレベルが信号レベルLV1に達した時には、時刻T12を記憶させる。
【0035】
また、第2記憶制御部24は、パルス信号のレベルが同一の信号レベルに複数回達したかどうかを判定し(ステップS25)、パルス信号のレベルが同一の信号レベルに複数回達した場合には、最新の時刻を立ち下がり時刻として立ち下がり時刻記憶部23に記憶させる(ステップS27)。
【0036】
図3に示す例では、パルス信号の立ち下がり時に、パルス信号のレベルが同一の信号レベルに複数回達することがないので、ステップS27の処理は行わない。このため、立ち下がり時刻記憶部23には、図5に示すように記憶される。
【0037】
なお、図6に示すように、パルス信号の立ち下がり時に、パルス信号のレベルが信号レベルLV3に3回達し、その時の時刻は、時刻T10,T12,T14である。時刻T14が最新の時刻であるので、この時刻が立ち下がり時刻として記憶される。
【0038】
次に、立ち上がり時刻抽出部31は、しきい値レベル算出部12で算出されたしきい値レベルに対応する信号レベルの立ち上がり時刻を立ち上がり時刻記憶部21から抽出する(ステップS29)。図3に示す例では、しきい値レベルが信号レベルLV2であるので、図4に示すように、信号レベルLV2に対応する立ち上がり時刻T2が抽出される。
【0039】
また、立ち下がり時刻抽出部32は、しきい値レベル算出部12で算出されたしきい値レベルに対応する信号レベルの立ち下がり時刻を立ち下がり時刻記憶部23から抽出する。図3に示す例では、しきい値レベルが信号レベルLV2であるので、図5に示すように、信号レベルLV2に対応する立ち下がり時刻T11が抽出される。
【0040】
時刻差算出部33は、立ち上がり時刻抽出部31で抽出された立ち上がり時刻と立ち下がり時刻抽出部32で抽出された立ち下り時刻との時刻差を求め、この時刻差に基づきパルス信号のパルス幅を算出する(ステップS31)。図3に示す例では、立ち下がり時刻T11と立ち上がり時刻T2との時刻差(T11−T2)がパルス幅として算出される。
【0041】
以上説明したように、本発明の実施の形態に係るパルス幅測定装置によれば、パルス信号の立ち上がり時に、パルス信号のレベルが予め決められた信号レベルに達した時の時刻を立ち上がり時刻として信号レベル毎に立ち上がり時刻記憶部21に記憶し、パルス信号の立ち下がり時に、パルス信号のレベルが予め決められた信号レベルに達した時の時刻を立ち下がり時刻として信号レベル毎に立ち下がり時刻記憶部23に記憶し、パルス算出部30は、しきい値算出部10で算出されたしきい値レベルに対応する信号レベルの立ち上がり時刻及び立ち下り時刻を求め、立ち上がり時刻と立ち下り時刻との時刻差に基づきパルス信号のパルス幅を算出する。従って、立ち上がりが緩やかなパルス信号でもパルス幅を正確に測定することができる。また、従来のような複数段のパルス遅延部を用いずに済むので、回路規模を小さくすることができる。
【0042】
なお、上述した実施の形態に係るパルス幅測定装置では、パルス信号のレベルの最大値が信号レベルLV4で”4”であったが、パルス信号のレベルの最大値が信号レベルLV4よりも大きい例えば”4.4”となった場合には、しきい値レベルは例えば”2.2”となる。このため、しきい値レベル”2.2”に対応する信号レベルはないが、この場合には、しきい値レベル”2.2”に最も近い信号レベルLV2における立ち上がり時刻及び立ち下がり時刻を記憶するようにしても良い。
【0043】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、立ち上がりが緩やかなパルス信号でもパルス幅を正確に測定することができるパルス幅測定装置及びパルス幅測定方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るパルス幅測定装置の構成を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るパルス幅測定装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【図3】本発明の実施の形態に係るパルス幅測定装置のパルス幅測定を説明するための図である。
【図4】信号レベル毎に記憶された立ち上がり時刻を示す図である。
【図5】信号レベル毎に記憶された立ち下がり時刻を示す図である。
【図6】パルス信号の立ち下がり時に、パルス信号のレベルが同一の信号レベルに複数回達した場合を示す図である。
【図7】従来のパルス幅測定装置の構成を示す図である。
【図8】従来のパルス幅測定装置における各信号のタイミングチャートである。
【符号の説明】
10 しきい値算出部
11,111 最大値測定部
12,112 しきい値レベル算出部
21 立ち上がり時刻記憶部
22 第1記憶制御部
23 立ち下がり時刻記憶部
24 第2記憶制御部
25 時計
30,114 パルス幅算出部
31 立ち上がり時刻抽出部
32 立ち下がり時刻抽出部
33 時刻差算出部
113 パルス遅延部

Claims (6)

  1. 入力されたパルス信号の最大値に基づき前記パルス信号のパルス幅を測定するためのしきい値レベルを算出するしきい値算出部と、
    前記パルス信号の立ち上がり時に、前記パルス信号のレベルが予め決められた信号レベルに達した時の時刻を立ち上がり時刻として信号レベル毎に記憶する立ち上がり時刻記憶部と、
    前記パルス信号の立ち下がり時に、前記パルス信号のレベルが予め決められた信号レベルに達した時の時刻を立ち下がり時刻として信号レベル毎に記憶する立ち下がり時刻記憶部と、
    前記しきい値算出部で算出されたしきい値レベルに対応する前記信号レベルの前記立ち上がり時刻及び前記立ち下り時刻を求め、前記立ち上がり時刻と前記立ち下り時刻との時刻差に基づき前記パルス信号のパルス幅を算出するパルス幅算出部と、
    を備えることを特徴とするパルス幅測定装置。
  2. 前記パルス信号の立ち上がり時に、前記パルス信号のレベルが同一の信号レベルに複数回達した場合には、最古の時刻を前記立ち上がり時刻として前記立ち上がり時刻記憶部に記憶させる第1記憶制御部を備えることを特徴とする請求項1記載のパルス幅測定装置。
  3. 前記パルス信号の立ち下がり時に、前記パルス信号のレベルが同一の信号レベルに複数回達した場合には、最新の時刻を前記立ち下がり時刻として前記立ち下がり時刻記憶部に記憶させる第2記憶制御部を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のパルス幅測定装置。
  4. 入力されたパルス信号の最大値に基づき前記パルス信号のパルス幅を測定するためのしきい値レベルを算出するしきい値算出ステップと、
    前記パルス信号の立ち上がり時に、前記パルス信号のレベルが予め決められた信号レベルに達した時の時刻を立ち上がり時刻として信号レベル毎に記憶する立ち上がり時刻記憶ステップと、
    前記パルス信号の立ち下がり時に、前記パルス信号のレベルが予め決められた信号レベルに達した時の時刻を立ち下がり時刻として信号レベル毎に記憶する立ち下がり時刻記憶ステップと、
    算出されたしきい値レベルに対応する前記信号レベルの前記立ち上がり時刻及び前記立ち下り時刻を求め、前記立ち上がり時刻と前記立ち下り時刻との時刻差に基づき前記パルス信号のパルス幅を算出するパルス幅算出ステップと、
    を備えることを特徴とするパルス幅測定方法。
  5. 前記パルス信号の立ち上がり時に、前記パルス信号のレベルが同一の信号レベルに複数回達した場合には、最古の時刻を前記立ち上がり時刻として立ち上がり時刻記憶部に記憶させる第1記憶制御ステップを備えることを特徴とする請求項4記載のパルス幅測定方法。
  6. 前記パルス信号の立ち下がり時に、前記パルス信号のレベルが同一の信号レベルに複数回達した場合には、最新の時刻を前記立ち下がり時刻として立ち下がり時刻記憶部に記憶させる第2記憶制御ステップを備えることを特徴とする請求項4又は請求項5記載のパルス幅測定方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20190078288A (ko) * 2017-12-26 2019-07-04 국방과학연구소 항법신호를 수신하는 수신기 및 이의 항법신호 측정 방법

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