JP2005015003A - Tape applicator - Google Patents
Tape applicator Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005015003A JP2005015003A JP2003183864A JP2003183864A JP2005015003A JP 2005015003 A JP2005015003 A JP 2005015003A JP 2003183864 A JP2003183864 A JP 2003183864A JP 2003183864 A JP2003183864 A JP 2003183864A JP 2005015003 A JP2005015003 A JP 2005015003A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- tape
- lidded container
- lid
- adhesive tape
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Package Closures (AREA)
Abstract
【課題】本体1bと蓋体1a間の合わせ目が周側に形成される蓋付容器1について、合わせ目に沿って連続して粘着テープを貼着して封止することができる包装用封テープ貼り装置Aを提供する。
【解決手段】蓋付容器1が載せられる処理テーブル4に対して昇降可能な押え板8で、蓋付容器1を処理テーブル4との間に挟持させ、粘着テープの先端部を保持した巻き付けローラ11を前進させて前記蓋付容器1の合わせ目上に当接させ、該巻き付けローラ11を蓋付容器1に当接させた状態で当該蓋付容器1の周囲をを1周を超えて回転させて、テープリール10から引き出した粘着テープを連続して巻き付けた後、巻き付けローラ11を後退させることで蓋付容器1と巻き付けローラ11の間に張り渡される領域で粘着テープをカッターで切断するテープ貼り装置Aとする。
【選択図】 図3[PROBLEMS] To seal a container 1 with a lid in which a seam between a main body 1b and a lid 1a is formed on the circumferential side, and can be sealed by sticking an adhesive tape continuously along the seam. A tape applicator A is provided.
A winding roller that holds a container with a lid between the processing table with a holding plate that can be moved up and down with respect to the processing table on which the container with the lid is placed, and that holds the tip of the adhesive tape. 11 is moved forward and brought into contact with the joint of the container 1 with the lid, and the periphery of the container 1 with the lid is rotated more than one turn in a state where the winding roller 11 is brought into contact with the container 1 with the lid. The adhesive tape drawn out from the tape reel 10 is continuously wound, and then the winding roller 11 is retracted to cut the adhesive tape with a cutter in the region stretched between the lidded container 1 and the winding roller 11. The tape applicator A is assumed.
[Selection] Figure 3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、特に本体と蓋体間の合わせ目が周側に形成される蓋付容器蓋について、合わせ目に沿って連続して粘着テープを貼着して封止することができる包装用封テープ貼り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、蓋付容器の本体と蓋体間の合わせ目に粘着テープを貼着することができるテープ貼り装置としては、本体と蓋体の合わせ目が上部コーナー部に形成される、板状の蓋を有する蓋付容器に対し、所定長さに切断した粘着テープを、一側が外方に張り出した状態で、蓋付容器の上部コーナー部沿った蓋体上面縁部に貼着するローラと、この粘着テープの外方に張り出した一側を下方に屈曲させるローラと、折り曲げられた粘着テープの一側を蓋付容器の本体側面に貼着するローラとを備えたものが知られている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開昭50−77191号公報
【特許文献2】
特開昭51−135792号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のテープ貼り装置は、ベルトコンベアで蓋付容器を移送しつつ粘着テープを貼着するもので、移送方向に平行な合わせ目に粘着テープを貼ることはできるが、移送方向に直行する合わせ目には粘着テープを貼ることができず、合わせ目を連続して粘着テープで覆って封止することができない問題がある。また、上記従来のテープ貼り装置は、本体と蓋体間の合わせ目が周側に形成される蓋付容器蓋には適用できない問題もある。
【0005】
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたもので、本体と蓋体間の合わせ目が周側に形成される蓋付容器について、合わせ目に沿って連続して粘着テープを貼着して封止することができる包装用封テープ貼り装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的のために、本体と蓋体間の合わせ目が周側に形成される蓋付容器の当該合わせ目に沿って粘着テープを貼着するテープ貼り装置であって、
蓋付容器が載せられる処理テーブルに対して昇降可能で、降下時に蓋付容器を処理テーブルとの間に挟持する押え板と、
粘着テープの先端部の保持と、前記処理テーブルと押え板間に挟持された蓋付容器に対する進退とが可能で、前進して蓋付容器に当接して、保持した粘着テープの先端部を前記合わせ目上に貼着し、蓋付容器に当接した状態で粘着テープを前記合わせ目上に引き出しながら蓋付容器の周囲を1周を超えて回転して、後退して蓋付容器から離間される巻き付けローラと、
前記巻き付けローラが蓋付容器の周囲を回転するに伴って引き出し可能に粘着テープを保持するテープリールと、
前記巻き付けローラの蓋付容器からの離間によって蓋付容器と巻き付けローラの間に張り渡される領域で粘着テープを切断するカッターとを有することを特徴とするテープ貼り装置を提供するものである。
【0007】
また、上記本発明は、前記処理テーブルと押え板間に挟持された蓋付容器に対して進退可能で、前進して蓋付容器に当接し、蓋付容器に当接した状態で前記巻き付けローラと共に蓋付容器の周囲を回転し、巻き付けローラによって前記合わせ目上に貼着された粘着テープを蓋付容器に押さえ付け、前記カッターで切断された粘着テープの蓋付容器側の後端部上を超える位置まで回転して、後退して蓋付容器から離間される押さえ付けローラを有すること、
巻き付けローラーが、周面に、粘着テープの先端部を吸引保持するための吸引孔を有すること、
前記巻き付けローラと押さえ付けローラが、水平方向に回転可能なターンテーブルに取り付けられていて、ターンテーブルの回転によって前記蓋付容器の周囲を回転可能となっている一方、ターンテーブルが、巻き付けローラと押さえ付けローラを前記蓋付容器に対して進退させる方向に水平移動可能であること、
前記巻き付けローラと押さえ付けローラがターンテーブルの回転により蓋付容器の周囲を回転する時に、ターンテーブルの水平移動が、前記ターンテーブルの回転中心から巻き付けローラと蓋付容器の接点までの距離の変動による粘着テープの巻き付け速度の変動を吸収する方向に制御されること、
をその好ましい態様として含むものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るテープ貼り装置を用いたガスパック包装装置の一例に基づいて本発明を更に説明する。
【0009】
まず、図1及び図2に基づいて、本発明に係るテープ貼り装置を用いたガスパック包装装置の概要を説明する。
【0010】
図中、Aは本発明に係るテープ貼り装置、Bはトラバーサー装置、Cはガス置換装置、Dは密封二次処理装置で、図1は本発明に係るテープ貼り装置Aを用いたガスパック包装装置の概略図、図2は図1に示されるトラバーサー装置Bによる蓋付容器1の搬送状態を示す図である。
【0011】
本例のガスパック包装装置は、蓋付容器1について、テープ貼り装置Aで蓋体1aと本体1b間の合わせ目を封止し、合わせ目を封止した蓋付容器1を、トラバーサー装置Bでガス置換装置Cに送り、ガス置換装置Cで蓋付容器1内を例えば窒素ガスなどに置換して密封し、更に密封二次処理装置Dで蓋付容器1の密封状態を高めて送り出すものとなっている。特に本例の蓋付容器1は、ガス置換装置Cによる容器内部のガス置換のために、蓋体1aの上面に通気孔67(図16参照)が形成されたものとなっている。
【0012】
蓋付容器1は、蓋体1aと本体1bの合わせ目が周側に形成されるもので、特に本発明に係るテープ貼り装置Aは、合わせ目に沿って連続して粘着テープ2(図7〜図11参照)を貼着して封止することができるものとなっている。
【0013】
処理対象である蓋付容器1の搬送は、ベルトコンベアなどの搬送装置3とトラバーサー装置Bによって行われるものとなっている。蓋付容器1は、まず搬送装置3によってテープ貼り装置Aの処理テーブル4上に搬入され、そこで粘着テープ2(図7〜図11参照)が合わせ目に沿って巻き付けられて貼着された後、再び搬送装置3でトラバーサー装置Bへ移送される。トラバーサー装置Bは、後述するように、搬送方向の左右に位置する2本の搬送アーム5を有するもので、搬送装置3でトラバーサー装置Bに移送された蓋付容器1をこの搬送アーム5の基部間に挟み込むと同時に、ガス置換装置Cの処理テーブル6上のガス置換が完了した蓋付容器1を搬送アーム5の先端部間に挟み込んで前進し、搬送アーム5の基部間に挟み込んだ蓋付容器1をガス置換装置Cの処理テーブル6上に移送すると共に、搬送アーム5の先端部間に挟み込んだ蓋付容器1を密封二次処理装置Dの処理テーブル7上に移送する。また、密封二次処理装置Dでの処理が完了した蓋付容器1は、搬送装置3によって搬出されるものとなっている。
【0014】
次に、上記テープ貼り装置A、トラバーサー装置B、ガス置換装置C及び密封二次処理装置Dをそれぞれ詳細に説明する。
【0015】
(1)テープ貼り装置A
図3はテープ貼り装置Aの拡大図、図4はその押え板8及びターンテーブル9が下降した状態の拡大図、図5はターンテーブル9の回転主軸17への取り付け部分の拡大図、図6はターンテーブル9を水平移動させるためのリングレール29及びピニオン・ラック機構の説明図、図7はターンテーブル9の底面図、図8〜図11は巻き付けローラ11及び押さえ付けローラ12周りの機構の説明図で、図8は粘着テープ2の巻き付け開始前の状態を示す平面図、図9は粘着テープ2の巻き付け開始直後の状態を示す平面図、図10は蓋付容器1のコーナー部付近への粘着テープ2の巻き付け状態を示す平面図、図11は粘着テープ2の巻き付け終了直前の状態を示す平面図ある。
【0016】
テープ貼り装置Aは、図3及び図4に拡大して示すように、搬送されて来る蓋付容器1が載置される処理テーブル4と、この処理テーブル4に対して昇降可能で、降下時に処理テーブル4との間に蓋付容器1を挟み込む押え板8と、やはり処理テーブル4に対して昇降可能であると共に、水平方向に移動と回転が可能なターンテーブル9と、テープリール10から粘着テープ2(図7〜図11参照)を引き出しながら蓋付容器1に貼着するための巻き付けローラ11及び押さえ付けローラ12を備えたものとなっている。
【0017】
押え板8は、上端部が、サーボモーターなどの昇降駆動装置13に接続された第一昇降軸14の下端に取り付けられて吊設されており、昇降駆動装置13の作動により上下に移動する第一昇降軸14を介して、処理テーブル4に対して昇降されるものとなっている。第一昇降軸14は、上端が支持フレーム15に固定されて垂下された支持軸16の中心を上下にスライド可能に貫通しており、この第一昇降軸14の下端に取り付けられた押え板8は処理テーブル4の中央部上方に位置している。
【0018】
ターンテーブル9は、上記支持軸16の下部に、支持軸16に対して回転可能かつ上下にスライド可能に取り付けられた回転主軸17の下端に保持されている。
【0019】
上記回転主軸17の上端部には従動ギア18が形成されており、この従動ギア18には駆動ギア19が噛み合っている。駆動ギア19は、支持軸16に保持された回転駆動装置20によって回転駆動される回転駆動軸21の先端部に設けられている。従って、回転主軸17に取り付けられているターンテーブル9は、回転駆動装置20を作動させることにより、回転駆動軸21、駆動ギア19及び従動ギア18を介して、支持軸16の周りを回転主軸17と共に水平方向に回転可能となっている。
【0020】
また、上記回転主軸17の上部に隣接して、中間テーブル22が設けられている。この中間テーブル22は、支持軸16に対して上下にスライド可能に設けられ、支持フレーム15上に設けられた昇降駆動装置23の作動によって上下に移動される第二昇降軸24の下端に取り付けられて吊設されている。また、前記回転主軸17は、この中間テーブル22に対し、空転自在ではあるが、中間テーブル22と共に上下に移動可能に連結されている。従って、昇降駆動装置23を作動させて第二昇降軸24を上下に移動させることにより、中間テーブル22と共に回転主軸17を上下に移動させることができ、これによってターンテーブル9を昇降させることができるようになっている。
【0021】
なお、前記回転駆動軸21と後述する第三昇降軸25は、中間テーブル22を上下にスライド自在に貫通しており、また駆動ギア19と従動ギア18は、それぞれ縦方向に歯が形成されていて、互いに噛み合った状態で上下にずれることができるようになっているものである。
【0022】
回転主軸17によるターンテーブル9の保持は、図5に示されるように、ターンテーブル9の上面に設けられた直線レール26を回転主軸17の下端に設けたレール保持部27で掴持することで行われている。直線レール26は、その長手方向にスライド可能な状態でレール保持部27に保持されており、ターンテーブル9は直線レール26の長手方向に水平移動可能となっている。
【0023】
一方、図3及び図4に示されるように、支持軸16に取り付けられた昇降駆動装置28によって上下に移動可能な第三昇降軸25の下端が、中間テーブル22をスライド自在に貫通して回転主軸17の側方まで伸びており、下端にリングレール29が取り付けられている。このリングレール29は、回転主軸17の周囲を、回転主軸17との間に間隔をもって取り囲んだドーナツ形のレールで、上記昇降駆動装置28により、回転主軸17及びターンーテーブル9とは別に昇降制御されるものとなっている。
【0024】
上記リングレール29は、図6に示されるように、断面コ字形をなしており、内側には、リングレール29の内側に沿って走行する走行ローラ30が設けられており、この走行ローラ30には、図3及び図4にも示される縦ラック31の上端が保持されている。縦ラック31の下端部は、回転主軸17に取り付けられたギアボックス32内へ伸びている。
【0025】
ギアボックス32内へ伸びた縦ラック31の下端部は、図6に示されるように、ギアボックス32内で第一ピニオン33と噛み合っている。ギアボックス32内には、この第一ピニオン33と同軸で設けられた伝導ギア34と、この伝導ギア34を介して回転される第二ピニオン35が設けられている。また、第二ピニオン35は、ターンテーブル9上に、前記直線レール26と平行に設けられた横ラック36と噛み合っている。
【0026】
リングレール29は、ターンテーブル9の回転に伴って昇降制御されて、回転9テーブルを水平方向に移動させるためのもので、前記のように、回転主軸17とターンテーブル9が一体に回転し、それに伴って走行ローラ30がリングレール29の内側を走行している状態において、昇降駆動装置28及び第三昇降軸25を介して昇降され、第一ピニオン33と噛み合った縦ラック31を昇降移動させるものである。この縦ラック31の昇降によって第一ピニオン33が回転すると、伝導ギア34を介して第二ピニオン35が回転し、横ラック36を図6における左右方向に移動させる力を働かせることで、直線レール26がレール保持部27に対して滑り、ターンテーブル9が図6における左右方向(直線レール26の長手方向)に移動することになる。
【0027】
ターンテーブル9の中央部には、図7に示されるように、開口部37が形成されており、図3及び図4に示される前記第一昇降軸14は、この開口部37からターンテーブル9の下方に突出して、下端に押え板8を保持している。
【0028】
図3、図4及び図7に示されるように、ターンテーブル9の下面側には、後端部がターンテーブル9に水平方向に傾動可能に支持されたシリンダ装置38,39が設けられている。このシリンダ装置38,39のシリンダロッド40,41の先端部は、特に図7に示されるように、ターンテーブル9の下面から垂下された支持ピン42を中心に水平方向に傾動可能な平面Z形の2本の傾動アーム43,44の後端部に枢着されており、この傾動アーム43,44の先端部にはそれぞれ巻き付けローラ11と押さえ付けローラ12が水平方向に空転自在に設けられている。従って、シリンダ装置38,39を作動させてシリンダロッド40,41を進退させ、前記支持ピン42を中心として傾動アーム43,44を傾動させることにより、蓋付容器1(図4参照)に対して巻き付けローラ11と押さえ付けローラ12を進退させることができるものとなっている。この巻き付けローラ11と押さえ付けローラ12は、平面位置はずらされているが、同じ高さで設けられており、処理テーブル4と押え板8間に挟まれた蓋付容器1(図4参照)に向かって進退されるものとなっている。
【0029】
また、上記巻き付けローラ11と押さえ付けローラ12は、直線レール26の一端側に位置しており、前記ターンテーブル9の水平移動によっても、蓋付容器1に向かって進退させることができるようになっている。
【0030】
巻き付けローラ11は、内部が吸引装置(図示されていない)に接続された中空のローラで、周面に吸引孔(図示されていない)が形成されており、この吸引孔からの吸引力により、粘着テープ2の先端部の背面を吸引保持するものとなっている。また、巻き付けローラ11に近接して、蓋付容器1(図4参照)の周囲に巻き付けた粘着テープ2の後端部を切断するためのカッター45が進退可能に設けられている。
【0031】
粘着テープ2は、図3及び図4に示されるテープリール10から引き出されるもので、このテープリール10は、ターンテーブル9上に設けられていて、ターンテーブル9と共に昇降、回転、移動するものとなっている。
【0032】
次に、上述のテープ貼り装置Aの作動状態について説明する。
【0033】
図3に示されるように、押え板8の直下に蓋付容器1が搬送されて来ると、昇降駆動装置13,23が作動し、第一昇降軸14と第二昇降軸24が降下して、押え板8とターンテーブル9が降下する。押え板8は、処理テーブル4との間に蓋付容器1を挟み込むまで降下され、ターンテーブル9は、巻き付けローラ11と押さえ付けローラ12が、蓋付容器1の蓋体1aと本体1b間の合わせ目に向き合う位置まで降下される。この両者の降下が完了した状態が図4の状態である。
【0034】
上記押え板8とターンテーブル9の降下完了直後の蓋付容器1と、巻き付けローラ11及び押さえ付けローラ12の平面位置関係は、図8に示されるとおりで、巻き付けローラ11と押さえ付けローラ12は蓋付容器1の側面と向き合ってはいるが、離れた状態にある。また、粘着テープ2は、背面が巻き付けローラ11に吸引保持されている。
【0035】
図8の状態でシリンダ装置38,39を作動させ、シリンダロッド40,41を後退させると、傾動アーム43,44の先端が蓋付容器1側に傾動して、巻き付けローラ11及び押さえ付けローラ12が蓋付容器1に向かって前進し、図9に示されるように、蓋付容器1の合わせ目上に当接する。これによって、巻き付けローラ11に背面が吸引保持されていた粘着テープ2の先端部が、蓋付容器1の合わせ目上に貼着される。そして、巻き付けローラ11の吸引を止めて、図3及び図4に示される回転駆動装置20を作動させ、回転駆動軸21、駆動ギア19及び従動ギア18及び回転主軸17を介してターンテーブル9を回転させると、ターンテーブル9に取り付けられている巻き付けローラ11と押さえ付けローラ12は、処理テーブル4と押え板8間に挟み付けられた蓋付容器1に当接した状態でその周囲を回転する。
【0036】
上記回転は、巻き付けローラ11が回転方向先頭となる方向で行われる(図9にいては右回転)。また、粘着テープ2は、図9に示されるように、蓋付容器1の周囲回転進行方向前面側から後面側へと巻き付けローラ11に掛けられており、巻き付けローラ11が蓋付容器1に当接した状態でその周囲を回転するに従ってテープリール10(図3、図4参照)から引き出されて連続的に蓋付容器1に貼着されるものとなっている。巻き付けローラ11によって蓋付容器1に貼着された粘着テープ2は、巻き付けローラ11の直後に続く押さえ付けローラ12で蓋付容器1に押し付けられて、しっかり貼り付けられることになる。
【0037】
蓋付容器1が平面円形で、その中心と図3及び図4に示される回転主軸17の中心を一致させて処理テーブル4と押え板8間に挟み込まれている場合には、巻き付けローラ11と押さえ付けローラ12を一定の円周上で回転させれば、巻き付けローラ11及び押さえ付けローラ12と蓋付容器1との当接を維持しながら、巻き付けローラ11と押さえ付けローラ12を回転させることができる。
【0038】
しかし、例えば蓋付容器1が図示されるような矩形の場合、回転主軸17の中心から、巻き付けローラ11と蓋付容器1との接点及び押さえ付けローラ12と蓋付容器1との接点までの距離が変動する。この変動は、例えばシリンダ装置38,38をエアシリンダ装置とし、巻き付けローラ11と押さえ付けローラ12を弾性的に進退できる状態で蓋付容器1に押し付けることで吸収することができ、巻き付けローラ11と押さえ付けローラ12を蓋付容器1へ当接させた状態で回転させることができる。
【0039】
また、ターンテーブル9を一定速度(単位時間当たり一定の回転数)で回転させる場合、上記変動により、粘着テープ2の巻き付け速度が変動する。具体的には、図9に示される直線部の粘着テープ2の巻き付け速度より図10に示されるコーナー部の粘着テープ2の巻き付け速度が速くなる。この速度むらが大きくなると、巻き付けられた粘着テープ2にシワが生じやすくなることから、ターンテーブル9を水平移動させ、粘着テープ2の巻き付け速度の変動を抑制することが好ましい。
【0040】
更に説明すると、上記コーナー部における粘着テープ2の巻き付け速度が速くなるのは、巻き付けローラ11と蓋付容器1の接点の位置が、蓋付容器1の直線部よりコーナー部の方が回転主軸17の中心(ターンテーブル9の回転中心)から離れるために生じる。従って、巻き付けローラ11が蓋付容器1のコーナー部に近付くに従ってターンテーブル9を巻き付けローラ11が前進する方向に水平移動させて、巻き付けローラ11を回転主軸17の中心に近付け、巻き付けローラ11が蓋付容器1のコーナー部から遠ざかるに従ってターンテーブル9を巻き付けローラ11が後退する方向に水平移動させて、巻き付けローラ11を回転主軸17の中心から遠ざければ、前記粘着テープ2の巻き付け速度の変動を吸収することができる。
【0041】
上記ターンテーブル9の水平移動は、前述したように、昇降駆動装置28によって第三昇降軸25を介してリングレール29を昇降させ、縦ラック31を上下動させることで行われるもので、昇降駆動装置28の作動を、蓋付容器1の平面形状に応じてコンピューター制御することで容易に行うことができる。
【0042】
上記のようにして巻き付けローラ11を蓋付容器1の周囲を1周を超えて回転させた後、図11に示されるように巻き付けローラ11を後退させて蓋付容器1から離間させる。この後退により蓋付容器1と巻き付けローラ11の間で粘着テープ2が浮き上がって張り渡されることから、カッター45を前進させて、この浮き上がった領域で粘着テープ2を切断する。このカッター45による粘着テープ2の切断時に前記巻き付けローラ11の吸引孔からの吸引を行い、切断された粘着テープ2の巻き付けローラ11側先端部を巻き付けローラ11に吸引保持し、次の巻き付けに備える。また、蓋付容器1側の後端部は、蓋付容器1に当接して回転している押さえ付けローラ12によって押さえ付けられて貼着される。押さえ付けローラ12が前記カッター45で切断された粘着テープ2の蓋付容器1側の後端部上を超える位置まで回転した後は、押さえ付けローラ12も後退させて蓋付容器1から離間させ、粘着テープ1の巻付を終了する。
【0043】
なお、本例においては巻き付けローラ11と押さえ付けローラ12を用いているが、切断された粘着テープ2の蓋付容器1側後端部をしっかり貼着されていない状態で残し、巻き付けられた粘着テープ2の引き剥がし時の手掛かりとして用いる場合などにおいては、押さえ付けローラ12は省略することもできる。
【0044】
テープ貼り装置Aで粘着テープ2が巻き付けられ、合わせ目がシールされた蓋付容器1は、図1及び図2に示される搬送装置3でトラバーサー装置Bへと移送される。
【0045】
(2)トラバーサー装置B
図12はトラバーサー装置Bの拡大斜視図である。
【0046】
トラバーサー装置Bは、図1、図2及び図12に示されるように、搬送装置3を跨いで設けられた門型フレーム46と、水平方向に並列された2本の搬送アームを備えたものとなっている。門型フレーム46は、搬送装置3の搬送方向に進退可能で、2本の搬送アーム5は、門型フレーム46に、昇降及び対向方向に進退可能に設けられている。
【0047】
テープ貼り装置Aで粘着テープ2が巻き付けられた蓋付容器1は、上記門型フレーム46を潜って搬送アーム5の基部間に移送され、搬送アーム5が降下して対向方向に前進されることで、搬送アーム5の基部間に挟持される。また、これと同時に、ガス置換装置Cの処理テーブル6上のガス置換が完了した蓋付容器1を搬送アーム5の先端部間に挟持する。
【0048】
基部と先端部にそれぞれ蓋付容器1を挟持した搬送アームは5は、蓋付容器1を挟持したまま上昇され、門型フレーム46がガス置換装置C方向に前進して、基部に挟持した蓋付容器1がガス置換装置Cの処理テーブル6上まで移動し、かつ、先端部に挟持した蓋付容器1が密封二次処理装置Dの処理テーブル7上まで移動すると、降下して離間し、各蓋付容器1を処理テーブル6,7上にそれぞれ載置するものとなっている。
【0049】
(3)ガス置換装置C
図13はラベル貼り装置51及びチャンバー52の降下前の状態を示すガス置換装置Cの一部断面拡大図、図14はラベル貼り装置51及びチャンバー52が降下した状態を示すガス置換装置Cの一部断面拡大図、図15はラベル66の剥離機構の説明図で、(a)は吸着板59がラベル66を吸着した状態の説明図、(b)は離型紙テープ65からラベル66が剥離される途中の段階の説明図、図16はガス置換装置Cに送られてくる蓋付容器1の斜視図、図17はチャンバー52の底面図、図18は図17に示されるチャンバー52の縦断面図、図19はスペーサー68を組み替えたチャンバー52の底面図、図20は更にスペーサー68を組み替えたチャンバー52の底面図である。
【0050】
図13及び図14に示されるように、ガス置換装置Cは、案内レール47上に設けられた処理テーブル7と、処理テーブル6から立ち上げられた支持フレーム48と、支持フレーム48の上部に設けられた昇降駆動装置49と、昇降駆動装置49に接続された昇降軸50によって処理テーブル6の上方に吊設されたラベル貼り装置51を備えたものとなっている。
【0051】
案内レール47は、前記トラバーサー装置Bによる搬送方向に対して直角方向に伸びており、処理テーブル6はこの案内レール47に沿って移動可能で、トラバーサー装置Bによって処理テーブル6上に運ばれる蓋付容器1の載置位置を、トラバーサー装置Bによる搬送方向に対して直角方向(左右に)に調整できるようになっている。また、トラバーサー装置Bによる搬送方向(前後)の載置位置の調整は、トラバーサー装置Bの門型フレーム46(図12参照)の移動量によって調整することができる。
【0052】
ラベル貼り装置51は、昇降駆動装置49の作動によって昇降軸50を伸縮させることによって、下端に設けられたチャンバー52と一体に昇降されるものとなっている。
【0053】
チャンバー52は、天井板53と側面板54を有する下向きの箱形をなし、処理テーブル6に載置された蓋付容器1上に被せられ、支持テーブル7との間に蓋付容器1を収容した密閉空間を形成することができるものとなっている。また、チャンバー52には、排気装置と置換ガス供給源(図示されていない)とが接続されており、支持テーブル7との間に形成される密閉空間内の排気と、当該密閉空間内への置換ガスの供給が可能となっている。
【0054】
チャンバー52の天井板53には、シリンダ装置55によってシャッター56をスライドさせることで開閉される貫通孔57が設けられており、この貫通孔57の上方には、シリンダ装置58によって進退する吸着板59が設けられている。吸着板59を備えたシリンダ装置58は、昇降駆動装置60によって昇降可能であると共に、回転駆動装置61によって、吸着板59が横向きとなる位置(図13参照)と吸着板59が下向きとなる位置(図14参照)の間で回転可能となっている。
【0055】
図13及び図15に示されるように、吸着板59の横向き位置の前方には、くさび形の案内板62が下向きに設けられており、上方にはラベル供給リール63と離型紙テープ巻取リール64が設けられている。ラベル供給リール63から引き出された離型紙テープ65は、下方に位置する案内板62の先端部を通って離型紙テープ巻取リール64に巻き取られるものとなっている。ラベル供給リール63から送り出される離型紙テープ65は、図15に示されるように、一定間隔で円形のラベル66が付設されたものとなっている。このラベル66は、後述する蓋付容器1の通気孔67より径が大きく、通気孔67を覆って蓋付容器1に貼着可能なものとなっている。また、案内板62は、離型紙テープ65の張力によって上下にスライド移動可能に弾性的に支持されている。
【0056】
ガス置換装置Cに送られてくる蓋付容器1は、図16に示されるように、上面に円形の通気孔67が形成された蓋体1aを備えている一方、蓋体1aと本体1b間の合わせ目が連続して巻き付けられた粘着テープ2で封止されたものとなっている。
【0057】
図17及び図18に示されるように、前記チャンバー52は、上記蓋付容器1より大きなもので、余剰の空間には、これを埋める着脱可能なスペーサー68が設けられている。このスペーサー68は、板状をなし、1枚又は複数枚を重ねて側面板54の内側に着脱可能に取り付けられている。図示されるスペーサー68は、頂部の幅が基部の幅より広い逆台形の突起69を台形状の溝70に側方から差し込んで両者を噛み合わせて重ねられており、取り付けピン71によって側面板54に取り付けられている。
【0058】
上記スペーサー68の着脱によって、チャンバー52内の蓋付容器1の収容空間の大きさを調整し、余剰空間を、処理する蓋付容器1の大きさに応じてスペーサー68で埋めることで、後述するチャンバー52内の排気に要するエネルギーと時間及び置換ガスの使用量を低減することができる。
【0059】
図17及び図18においては、直行する2方向の側面板54の内側にそれぞれ3枚のスペーサー68が重ねて取り付けられているが、1方向、3方向又は4方向の側面板54の内側に1枚、2枚又は4枚以上取り付けることもできる。また、スペーサー68の取り付け位置や取り付け枚数を調整することにより、図17と図19の対比から明らかなように、チャンバー52の天井板53に形成された貫通孔57が向き合う蓋付容器1の位置を変えることができる。この貫通孔57は、後述するように、蓋付容器1の通気孔67と向き合わされるもので、貫通孔57が向き合う蓋付容器1の位置が変わることから、蓋付容器1の通気孔67の位置を変えることができ、蓋付容器1のデザインの自由度を拡大することができる。更には、スペーサー68の取り付け位置や取り付け枚数を調整することにより、図20に示されるように、大きさの異なる蓋付容器1も対応することができる。
【0060】
上記のスペーサー68の取り付け位置や枚数の変更に伴うチャンバー52と蓋付容器1間の位置合わせは、トラバーサー装置Bによる蓋付容器1の移送前に処理テーブル6ごとガス置換装置C全体を前後左右に移動させて位置調整すること、蓋付容器1の移送前又は後にラベル貼り装置51及びチャンバー52を前後左右に移動させて位置調整すること、蓋付容器1の移送後に処理テーブル6を前後左右に移動させて位置調整すること、図12に示されるトラバーサー装置Bの搬送アーム5の位置や前進量を変更することで位置調整すること、及びこれらの組み合わせによって行うことができる。
【0061】
次に、ガス置換装置Cの作動状態について説明する。
【0062】
まず、図13に示されるように、ラベル貼り装置51及びチャンバー52が上昇した状態で、蓋付容器1が処理テーブル6上に搬送されてくる。
【0063】
蓋付容器1が処理テーブル6上の所定に位置に載置されると、昇降駆動装置49によりラベル貼り装置51及びチャンバー52が下降し、チャンバー52内に蓋付容器1を収納すると共に、処理テーブル6とチャンバー52間に、蓋付容器1を収納した密閉空間を形成する。この時、シャッター56は閉鎖状態にある。
【0064】
処理テーブル6とチャンバー52間に形成された密閉空間内の空気を、前述の図示されていない排気装置で排気し、通気孔67(図16参照)を介して蓋付容器1内まで十分排気する。次いで、排気した密閉空間内に窒素などの置換ガスを充填して、蓋付容器1内を置換ガスで満たす。
【0065】
一方、シリンダ装置58を作動させて、図15(a)に示されるように吸着板59を前進させ、案内板62上のラベル66に押し当ててこれを吸着する。この図15(a)の状態では、ラベル供給リール63と離型紙テープ巻取リール64は停止状態にある。
【0066】
上記のようにして吸着板59にラベル66を吸着させた後、離型紙テープ巻取リール64のみを巻取方向に回転させると、図15(b)に示されるように、離型紙テープ65に張力が加わり、案内板62を弾性的に上方に押し上げる。これにより、吸着板59に吸着されているラベル66から離型紙テープ65が剥離される。そして、離型紙テープ65が剥離された後、ラベル66を吸着している吸着板59は、シリンダ装置58の作動によってもとの後退位置へ戻され、図13と同じ状態となる。
【0067】
上記のようにして1枚のラベルが吸着板59に移し取られた後は、離型紙テープ巻取リール64の回転を止め、ラベル供給リール63のみを離型紙テープ65の送り出し方向に回転させる。すると、離型紙テープ65の張力が弱められ、案内板62が元の位置まで弾性的に復帰すると共に、一定間隔で離型紙テープ65に付設されているラベル66の1ピッチ分の離型紙テープ65がラベル供給リール63から送り出されて元の状態に戻る。
【0068】
上記のようにしてラベル66を移し取った吸着板59は、図14に示されるように、回転駆動装置61によるシリンダ装置58の回転により下向きとなり、チャンバー52の天井板53に設けられた貫通孔57と向き合わされる。この状態で、昇降駆動装置60によりシリンダ装置58が降下し、貫通孔57の周囲に突出した連結壁72に圧接され、連結壁72に囲まれたチャンバ前室73内に上記吸着板59を位置させる。次いで、好ましくはチャンバ前室73内に置換ガスをフラッシュして、チャンバ前室73内を置換ガス雰囲気とした後、シリンダ装置55を作動させてシャッター56を後退させて貫通孔57を開放する。そして、シリンダ装置58を作動させて吸着板59を前進させ、保持したラベル66(図15参照)を蓋付容器1の通気孔67(図16参照)上を覆って貼着する。これによって、蓋付容器1は、内部が置換ガスで置換された状態で密閉される。
【0069】
上記ラベル66の貼着後は、上記とは逆に、吸着板59を後退させると共にシリンダ装置58を上昇させて元の上昇位置に戻し、吸着板59が案内板62に向いた横向きとなる位置まで回転させる。また、シャッター56を閉じ、ラベル貼り装置51及びチャンバー52を上昇させて、図13の上昇位置へ戻して次のサイクルに備える。
【0070】
上記のようにしてラベル66(図15参照)で通気孔67(図16参照)が覆われ、置換ガスで置換された内部が密閉された蓋付容器1は、前述したトラバーサー装置Bにより、次の密封二次処理装置Dへと送られることになる。
【0071】
(4)密封二次処理装置D
図21は密封二次処理装置Dの拡大図、図22はそのラベル密封ユニット74が降下した状態を示す密封二次処理装置Dの拡大図、図23は密封二次処理装置Dに送られてくる蓋付容器1の斜視図、図24はテープ密封ユニット75におけるテープ密封ローラ84a,84bの平面説明図、図25は図24のテープ密封ローラ84a,84bの側面説明図、図26は他のテープ密封ローラ84の平面説明図、図27は図26のテープ密封ローラの側面説明図である。
【0072】
図21及び図22に示されるように、密封二次処理装置Dは、ラベル密封ユニット74とテープ密封ユニット75を備えている。
【0073】
ラベル密封ユニット74は、処理テーブル7の上方に設けられている。ラベル密封ユニット74は、支持フレーム76に取り付けられた垂直レール77に保持されており、昇降駆動装置78により、垂直レール77に沿って昇降可能で、下端部に押え板79を備えている。
【0074】
押え板79は、ラベル擦りユニット74の降下時に、処理テーブル7上の蓋付容器1を処理テーブル7との間に挟み付けるもので、貫通した窓部80を有している。前述のガス置換装置Cからトラバース装置Bで密封二次処理装置Dに移送されてくる蓋付容器1は、図23に示されるように、通気孔67がラベル66で覆われたもので、この押え板79の窓部80直下に通気孔67及びラベル67が位置するように処理テーブル7上に載置されるものとなっている。
【0075】
押え板79の窓部80の上方から、丸味を有する先端を窓部80から下方に若干突出させたラベル密封棒81が2本、弾性的に上方に押し上げ可能に垂下されている。この2本のラベル密封棒81は、前記ガス置換装置Cで蓋付容器1に貼着されたラベル66の周縁部を擦り付けて、ラベル66を通気孔67の周囲にしっかり貼着させて密着させるためのもので、ラベル66の直径より小さくかつ通気孔67の直径より大きい間隔をあけて、上端部が保持板82に並列保持されている。
【0076】
保持板82の上方には回転駆動装置83が設けられており、保持板82は、この回転駆動装置83に取り付けられていて、並列保持した2本のラベル密封棒81間の中央を中心として水平方向に回転されるものとなっている。
【0077】
一方テープ密封ユニット75は、処理テーブル7の側方に設けられており、処理テーブル7上に載置された蓋付容器1の側方から、テープ貼り装置Aで巻かれた粘着テープ2に向かって進退されるテープ密封ローラ84a,84bを備えたものとなっている。テープ密封ローラ84a,84bは、垂直軸回りに水平方向に回転自在で、上下に設けられている。この上下のテープ密封ローラ84a,84bは、それぞれ前進時に、蓋付容器1に巻かれた粘着テープ2に弾性的に当接されるもので、例えば図7に示されるシリンダ装置38,39、シリンダロッド40,41、支持ピン42及び傾動アーム43,44で構成される、テープ貼り装置Aの巻き付けローラ11及び押さえ付けローラ12の進退機構と同様の進退機構により進退されるものとなっている。
【0078】
上記上下のテープ密封ローラ84a,84bは、図24及び図25に明示されるように、粘着テープ2の巻き付け開始端2’付近に当接されるもので、前記テープ貼り装置Aでの粘着テープ2の巻き付けは、密封二次処理装置Cにおいてテープ密封ローラ84a,84bと粘着テープ2の巻き付け開始端2’付近が向き合う位置となるよう、調整されている。また、上下のテープ密封ローラ84a,84bは、上記進退機構を伴って、粘着テープ2の長手方向に往復移動可能となっている。また、上下のテープ密封ローラ84a,84bは、回転軸が上記移動方向にずらされており、しかもそれぞれ粘着テープ2の両側縁部(上縁部と下縁部)に当接されるものとなっている。
【0079】
次に、上記密封二次処理装置Dの作動状態について説明する。
【0080】
まず、図21に示されるように、ラベル密封ユニット74が上昇した状態で、蓋付容器1が処理テーブル7上に搬送されてくる。この時、テープ密封ローラ84a,84bは後退位置にある。
【0081】
蓋付容器1が処理テーブル7上の所定に位置に載置されると、昇降駆動装置78の作動によってラベル密封ユニット74が降下し、押え板79が処理テーブル7との間に蓋付容器1を押さえ付ける。この時、蓋付容器1の蓋体1aに設けられた通気孔66を覆うラベル67は、押え板79の窓部80直下に位置し、ラベル67の周縁部にラベル密封棒81の先端が弾性的に圧接された状態となる。また、蓋付容器1の蓋体1aと本体1b間の合わせ目に沿って巻き付けられた粘着テープ2の巻き付け開始端2’はテープ密封ユニット75のテープ密封ローラ84a,84bと向き合う位置にある。
【0082】
次いで、回転駆動装置83を作動させ、ラベル密封棒81を水平方向に回転させると、ラベル密封棒81が回転してラベル67の周縁部を擦り、ラベル67を通気孔67の周縁にしっかり密着させて封止を完全なものとする。これと同時にテープ密封ローラ84a,84bが前進し、粘着テープ2の巻き付け開始端2’付近上に弾性的に圧接した状態で、粘着テープ2の長手方向に水平往復移動され、粘着テープ2の上下の側縁部を、巻き付け開始端2’上を跨いで往復して押さえ付ける。これにより、巻き付け開始端2’の段差部分で粘着テープ2と蓋付容器1間に隙間が生じていても、粘着テープ2の粘着剤を流動させて押し潰すことができ、封止が完全なものとなる。
【0083】
ところで、テープ密封ローラ84a,84bは、上下揃った位置に設けることもできるが、粘着テープ2を押し均して行くときに、粘着テープ2に生じる歪みが逃げにくくなって、粘着テープ2にシワが寄りやすくなる。このため、テープ密着ローラ84a,84bは、水平往復移動方向前後にずらせて設け、上記粘着テープ2の歪みが逃げやすくしておくことが好ましい。
【0084】
また、図26及び図27に示されるように、軸方向長さが粘着テープ2の全幅に亘って当接できる長さのテープ封止ローラ84を用い、1本のテープ密封ローラ84で上記と同様の密封処理ができるようにすることも可能である。
【0085】
しかし、蓋付容器1の蓋体1aと本体1b間の合わせ目縁部は、わずかではあるが外方に捲れ上がっていることが多く、均一に粘着テープ2を押さえ付けるられないことで、十分な封止ができなくなる恐れがある。このため、図24及び図25に示される上下のテープ密封ローラ84a,84bを用い、蓋体1aと本体1b間の合わせ目縁部上を避けてテープ密封ローラ84a,84bを押し当てることができるようにすることが好ましい。
【0086】
上記2つのテープ密封ローラ84a,84bとする場合と、1つのテープ密封ローラ84とする場合のいずれにおいても、上記のように粘着テープ2を押さえ付けることではなく、液状封止剤を塗り付けることで封止を図ることもできる。例えば液状封止剤として、油、嫌気性硬化剤などを用い、この液状封止剤をテープ密封ローラ84a及び84b又は84を介して粘着テープ2の巻き付け開始端2’付近に塗布すると、巻き付け開始端2’の段差部分で粘着テープ2と蓋付容器1間に隙間が生じていても、当該隙間に毛細管現象によって液状封止剤を充填することができ、これによって十分な封止状態を得ることができる。
【0087】
また、テープ密封ローラ84a及び84b又は84は、粘着テープ2の巻き付け開始端2’上を1回通過させるだけでもよいが、確実に封止状態を向上させることができるよう、往復移動させることで、複数回粘着テープ2の巻き付け開始端2’上を通過させることが好ましい。
【0088】
本発明に係るテープ貼り装置Aは、上述したようなトラバーサー装置B、ガス置換装置C及び封止二次処理装置Dと組み合わせて、ガスパック包装装置を構成すれば、内部の空気が置換ガスで置換されたガスパック包装を容易に得ることができる。このガスパック包装は、食品の保存安定性を向上させることができ、例えばお弁当の包装として用いると、保存期間を延長することができる。
【0089】
本発明に係るテープ貼り装置Aは、上記ガスパック包装装置として用いるのではなく、単なる粘着テープ2による封止装置として用いることもできる。例えば、通気孔67のない蓋付容器1を用い、湿気を嫌う被包装物を乾燥剤と共に収納したり、酸素劣化しやすい被包装物を脱酸素剤と共に収納し、本発明に係るテープ貼り装置Aで蓋体1aと本体1b間の合わせ目を封止すれば、湿気や酸素遮断性に優れた包装体を容易に得ることができる。この場合、本発明に係るテープ貼り装置Aを単独で使用してもよいが、密封二次処理装置Dを組み合わせて使用すれば、得られる包装体の密封性を更に向上させることができる。本発明に係るテープ貼り装置Aと密封二次処理装置Dを組み合わせて使用する場合、必要に応じて両者間にトラバーサー装置Bを介在させることもできる。
【0090】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したとおりのものであり、本体と蓋体間の合わせ目が周側に形成される蓋付容器蓋について、合わせ目に沿って連続して粘着テープを貼着して封止することができることから、密封性の高い包装体を容易に得ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るテープ貼り装置を用いたガスパック包装装置の概略図である。
【図2】図1に示されるトラバーサー装置による蓋付容器の搬送状態を示す図である。
【図3】本発明に係るテープ貼り装置の拡大図である。
【図4】押え板及びターンテーブルが下降した状態のテープ貼り装置の拡大図である。
【図5】ターンテーブルの回転主軸への取り付け部分の拡大図である。
【図6】ターンテーブルを水平移動させるためのリングレール及びピニオン・ラック機構の説明図である。
【図7】ターンテーブルの底面図である。
【図8】巻き付けローラ及び押さえ付けローラ周りの機構の説明図で、粘着テープの巻き付け開始前の状態を示す平面図である。
【図9】巻き付けローラ及び押さえ付けローラ周りの機構の説明図で、粘着テープの巻き付け開始直後の状態を示す平面図である。
【図10】巻き付けローラ及び押さえ付けローラ周りの機構の説明図で、蓋付容器のコーナー部付近への粘着テープの巻き付け状態を示す平面図である。
【図11】巻き付けローラ及び押さえ付けローラ周りの機構の説明図で、粘着テープの巻き付け終了直前の状態を示す平面図ある。
【図12】トラバーサー装置の拡大斜視図である。
【図13】ラベル貼り装置及びチャンバーの降下前の状態を示すガス置換装置の一部断面拡大図である。
【図14】ラベル貼り装置及びチャンバーが降下した状態を示すガス置換装置の一部断面拡大図である。
【図15】ラベルの剥離機構の説明図で、(a)は吸着板がラベルを吸着した状態の説明図、(b)は離型紙テープからラベルが剥離される途中の段階の説明図である。
【図16】ガス置換装置に送られてくる蓋付容器の斜視図である。
【図17】チャンバーの底面図である。
【図18】図17に示されるチャンバーの縦断面図である。
【図19】スペーサーを組み替えたチャンバーの底面図である。
【図20】更にスペーサーを組み替えたチャンバーの底面図である。
【図21】密封二次処理装置の拡大図である。
【図22】ラベル密封ユニット74が降下した状態の密封二次処理装置の拡大図である。
【図23】密封二次処理装置に送られてくる蓋付容器の斜視図である。
【図24】テープ密封ユニットにおけるテープ密封ローラの平面説明図である。
【図25】図24のテープ密封ローラの側面説明図である。
【図26】他のテープ密封ローラの平面説明図である。
【図27】図26のテープ密封ローラの側面説明図である。
【符号の説明】
A テープ貼り装置
B トラバース装置
C ガス置換装置
D 密封二次処理装置
1 蓋付容器
1a 蓋体
1b 本体
2 粘着テープ
2’ 粘着テープの巻き付け開始端
3 搬送装置
4 処理テーブル
5 搬送アーム
6 処理テーブル
7 処理テーブル
8 押え板
9 ターンテーブル
10 テープリール
11 巻き付けローラ
12 押さえ付けローラ
13 昇降駆動装置
14 第一昇降軸
15 支持フレーム
16 支持軸
17 回転主軸
18 従動ギア
19 駆動ギア
20 回転駆動装置
21 回転駆動軸
22 中間テーブル
23 昇降駆動装置
24 第二昇降軸
25 第三昇降軸
26 直線レール
27 レール保持部
28 昇降駆動装置
29 リングレール
30 走行ローラ
31 縦ラック
32 ギアボックス
33 第一ピニオン
34 伝導ギア
35 第二ピニオン
36 横ラック
37 開口部
38 シリンダ装置
39 シリンダ装置
40 シリンダロッド
41 シリンダロッド
42 支持ピン
43 傾動アーム
44 傾動アーム
45 カッター
46 門型フレーム
47 案内レール
48 支持フレーム
49 昇降駆動装置
50 昇降軸
51 ラベル貼り装置
52 チャンバー
53 天井板
54 側面板
55 シリンダ装置
56 シャッター
57 貫通孔
58 シリンダ装置
59 吸着板
60 昇降駆動装置
61 回転駆動装置
62 案内板
63 ラベル供給リール
64 離型紙テープ巻取リール
65 離型紙テープ
66 ラベル
67 通気孔
68 スペーサー
69 突起
70 溝
71 取り付けピン
72 連結壁
73 チャンバ前室
74 ラベル密封ユニット
75 テープ密封ユニット
76 支持フレーム
77 垂直レール
78 昇降駆動装置
79 押え板
80 窓部
81 ラベル密封棒
82 保持板
83 回転駆動装置
84 テープ密封ローラ
84a テープ密封ローラ
84b テープ密封ローラ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention particularly relates to a packaging lid that can be sealed by sticking an adhesive tape continuously along the seam for a lid with a lid where a seam between the main body and the lid is formed on the circumferential side. The present invention relates to a tape applicator.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as a tape applicator capable of adhering adhesive tape to the joint between the main body and the lid of a container with a lid, a plate-like lid in which the joint between the main body and the lid is formed in the upper corner portion A roller for sticking an adhesive tape cut to a predetermined length to a lid upper surface edge along the upper corner portion of the lidded container, with one side protruding outward, There is known a roller including a roller that bends one side of the adhesive tape that protrudes outward and a roller that adheres one side of the folded adhesive tape to the side surface of the body of the lidded container (for example, , See
[0003]
[Patent Document 1]
JP 50-77191 A
[Patent Document 2]
Japanese Patent Laid-Open No. 51-135792
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, the above-mentioned conventional tape applicator attaches an adhesive tape while transferring a container with a lid on a belt conveyor, and can apply an adhesive tape to a joint parallel to the transfer direction, but it goes straight in the transfer direction. There is a problem that the adhesive tape cannot be applied to the joints to be made, and the joints cannot be continuously covered and sealed with the adhesive tape. In addition, the conventional tape applicator has a problem that it cannot be applied to a lid with a lid in which a joint between the main body and the lid is formed on the circumferential side.
[0005]
The present invention has been made in view of the above-described conventional problems. For a lidded container in which a seam between a main body and a lid is formed on the circumferential side, an adhesive tape is continuously stuck along the seam. An object of the present invention is to provide a sealing tape sticking device for packaging that can be sealed.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The present invention is a tape applicator for adhering an adhesive tape along the seam of a lidded container in which a seam between a main body and a lid is formed on the circumferential side for the above purpose,
A presser plate that can be raised and lowered with respect to the processing table on which the container with a lid is placed, and clamps the container with the lid between the processing table when lowered,
It is possible to hold the front end of the adhesive tape and to advance and retreat with respect to the lidded container sandwiched between the processing table and the presser plate. Sticking on the seam, rotating the circumference of the lidded container more than one turn while pulling out the adhesive tape on the seam, in contact with the lidded container, retreating and separating from the lidded container A winding roller,
A tape reel that holds the adhesive tape so that it can be pulled out as the winding roller rotates around the lidded container;
The present invention provides a tape applicator comprising a cutter for cutting an adhesive tape in a region stretched between a lidded container and a winding roller by separating the winding roller from the lidded container.
[0007]
In the present invention, the winding roller is capable of moving forward and backward with respect to the lidded container sandwiched between the processing table and the presser plate, moves forward to contact the lidded container, and contacts the lidded container. And the periphery of the container with the lid is rotated, the adhesive tape stuck on the seam is pressed against the container with the lid by the winding roller, and the rear end portion of the adhesive tape side of the adhesive tape cut by the cutter Having a pressing roller that rotates to a position exceeding, and moves backward to be separated from the lidded container,
The winding roller has a suction hole on the peripheral surface for sucking and holding the tip of the adhesive tape;
The winding roller and the pressing roller are attached to a turntable that can rotate in a horizontal direction, and can be rotated around the container with the lid by rotation of the turntable. Being capable of horizontal movement in a direction in which the pressing roller advances and retracts with respect to the lidded container,
When the winding roller and the pressing roller rotate around the lidded container by the rotation of the turntable, the horizontal movement of the turntable changes the distance from the rotation center of the turntable to the contact point of the winding roller and the lidded container. Controlled to absorb fluctuations in the adhesive tape winding speed due to
Is included as a preferred embodiment thereof.
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be further described based on an example of a gas pack packaging apparatus using the tape applicator according to the present invention.
[0009]
First, based on FIG.1 and FIG.2, the outline | summary of the gas pack packaging apparatus using the tape sticking apparatus which concerns on this invention is demonstrated.
[0010]
In the figure, A is a tape applying apparatus according to the present invention, B is a traverser apparatus, C is a gas displacement apparatus, D is a sealed secondary processing apparatus, and FIG. 1 is a gas pack packaging using the tape applying apparatus A according to the present invention. FIG. 2 is a schematic view of the apparatus, and FIG. 2 is a diagram showing a state in which the lidded
[0011]
In the gas pack packaging apparatus of this example, for the
[0012]
The
[0013]
The lidded
[0014]
Next, the tape applying apparatus A, the traverser apparatus B, the gas replacement apparatus C, and the sealed secondary processing apparatus D will be described in detail.
[0015]
(1) Tape applicator A
3 is an enlarged view of the tape applicator A, FIG. 4 is an enlarged view of the presser plate 8 and the
[0016]
As shown in an enlarged view in FIGS. 3 and 4, the tape applicator A can be moved up and down with respect to the processing table 4 on which the transported
[0017]
The presser plate 8 has a top end attached to and suspended from a lower end of a first elevating
[0018]
The
[0019]
A driven
[0020]
An intermediate table 22 is provided adjacent to the upper portion of the rotary
[0021]
The
[0022]
As shown in FIG. 5, the
[0023]
On the other hand, as shown in FIGS. 3 and 4, the lower end of the third elevating
[0024]
As shown in FIG. 6, the
[0025]
As shown in FIG. 6, the lower end portion of the
[0026]
The
[0027]
As shown in FIG. 7, an
[0028]
As shown in FIGS. 3, 4, and 7, on the lower surface side of the
[0029]
Further, the winding
[0030]
The winding
[0031]
The
[0032]
Next, the operation state of the above-described tape applicator A will be described.
[0033]
As shown in FIG. 3, when the
[0034]
The planar positional relationship between the
[0035]
When the
[0036]
The rotation is performed in a direction in which the winding
[0037]
When the lid-equipped
[0038]
However, for example, in the case where the
[0039]
Further, when the
[0040]
More specifically, the winding speed of the
[0041]
The horizontal movement of the
[0042]
As described above, after the winding
[0043]
In this example, the winding
[0044]
The
[0045]
(2) Traverser device B
FIG. 12 is an enlarged perspective view of the traverser device B. FIG.
[0046]
As shown in FIGS. 1, 2, and 12, the traverser device B includes a
[0047]
The
[0048]
The transport arm 5 that sandwiches the
[0049]
(3) Gas displacement device C
FIG. 13 is an enlarged partial cross-sectional view of the gas replacement device C showing the state before the
[0050]
As shown in FIG. 13 and FIG. 14, the gas replacement device C is provided on the processing table 7 provided on the
[0051]
The
[0052]
The
[0053]
The
[0054]
The
[0055]
As shown in FIGS. 13 and 15, a wedge-shaped
[0056]
As shown in FIG. 16, the
[0057]
As shown in FIGS. 17 and 18, the
[0058]
The size of the accommodation space of the
[0059]
In FIG. 17 and FIG. 18, three
[0060]
The alignment between the
[0061]
Next, the operating state of the gas replacement device C will be described.
[0062]
First, as shown in FIG. 13, the
[0063]
When the
[0064]
The air in the sealed space formed between the processing table 6 and the
[0065]
On the other hand, the
[0066]
After the
[0067]
After one label is transferred to the
[0068]
As shown in FIG. 14, the
[0069]
After the
[0070]
As described above, the container with
[0071]
(4) Sealed secondary processing device D
21 is an enlarged view of the sealed secondary processing apparatus D, FIG. 22 is an enlarged view of the sealed secondary processing apparatus D showing the state where the
[0072]
As shown in FIGS. 21 and 22, the sealed secondary processing apparatus D includes a
[0073]
The
[0074]
The
[0075]
Two
[0076]
A
[0077]
On the other hand, the
[0078]
The upper and lower
[0079]
Next, the operating state of the sealed secondary processing apparatus D will be described.
[0080]
First, as shown in FIG. 21, the
[0081]
When the
[0082]
Next, when the
[0083]
By the way, although the
[0084]
Further, as shown in FIGS. 26 and 27, a
[0085]
However, the joint edge between the lid 1a and the
[0086]
In both cases where the two
[0087]
Further, the
[0088]
If the tape applying apparatus A according to the present invention constitutes a gas pack packaging apparatus in combination with the traverser apparatus B, the gas replacement apparatus C and the sealing secondary processing apparatus D as described above, the internal air is replaced with the replacement gas. A substituted gas pack package can be easily obtained. This gas pack packaging can improve the storage stability of food, and for example, when used as a lunch box packaging, the storage period can be extended.
[0089]
The tape applicator A according to the present invention can be used not only as the gas pack packaging device but also as a sealing device with a simple
[0090]
【The invention's effect】
The present invention is as described above, and for a lid with a lid in which a joint between the main body and the lid is formed on the circumferential side, an adhesive tape is continuously attached and sealed along the joint. Since it can be stopped, a highly sealed package can be easily obtained.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic view of a gas pack packaging apparatus using a tape applicator according to the present invention.
FIG. 2 is a diagram showing a state in which a container with a lid is conveyed by the traverser device shown in FIG.
FIG. 3 is an enlarged view of a tape applying apparatus according to the present invention.
FIG. 4 is an enlarged view of the tape applicator with the presser plate and the turntable lowered.
FIG. 5 is an enlarged view of a portion where the turntable is attached to the rotation main shaft.
FIG. 6 is an explanatory diagram of a ring rail and a pinion rack mechanism for horizontally moving the turntable.
FIG. 7 is a bottom view of the turntable.
FIG. 8 is an explanatory diagram of a mechanism around a winding roller and a pressing roller, and is a plan view showing a state before the start of winding of the adhesive tape.
FIG. 9 is an explanatory view of a mechanism around the winding roller and the pressing roller, and is a plan view showing a state immediately after the start of winding of the adhesive tape.
FIG. 10 is an explanatory view of a mechanism around a winding roller and a pressing roller, and is a plan view showing a state where an adhesive tape is wound around a corner portion of a lidded container.
FIG. 11 is an explanatory view of a mechanism around a winding roller and a pressing roller, and is a plan view showing a state immediately before the end of winding of the adhesive tape.
FIG. 12 is an enlarged perspective view of the traverser device.
FIG. 13 is an enlarged partial cross-sectional view of the gas replacement device showing a state before the labeling device and the chamber are lowered.
FIG. 14 is an enlarged partial cross-sectional view of the gas replacement device showing a state where the labeling device and the chamber are lowered.
FIGS. 15A and 15B are explanatory views of a label peeling mechanism, where FIG. 15A is an explanatory view showing a state where a suction plate sucks a label, and FIG. 15B is an explanatory view showing a stage in the middle of peeling a label from a release paper tape; .
FIG. 16 is a perspective view of a container with a lid sent to the gas replacement device.
FIG. 17 is a bottom view of the chamber.
18 is a longitudinal sectional view of the chamber shown in FIG.
FIG. 19 is a bottom view of the chamber with the spacers changed.
FIG. 20 is a bottom view of a chamber in which spacers are further rearranged.
FIG. 21 is an enlarged view of the sealed secondary processing apparatus.
FIG. 22 is an enlarged view of the sealed secondary processing apparatus with the
FIG. 23 is a perspective view of a container with a lid sent to the sealed secondary processing apparatus.
FIG. 24 is a plan view of a tape sealing roller in the tape sealing unit.
25 is an explanatory side view of the tape sealing roller of FIG. 24. FIG.
FIG. 26 is an explanatory plan view of another tape sealing roller.
27 is an explanatory side view of the tape sealing roller of FIG. 26. FIG.
[Explanation of symbols]
A tape applicator
B Traverse device
C Gas replacement device
D Sealed secondary processing equipment
1 Container with lid
1a Lid
1b Body
2 Adhesive tape
2 'Winding start of adhesive tape
3 Transport device
4 processing table
5 Transfer arm
6 processing table
7 Processing table
8 Presser plate
9 Turntable
10 Tape reel
11 Winding roller
12 Pressing roller
13 Lifting drive
14 First lifting shaft
15 Support frame
16 Support shaft
17 Spindle
18 Driven gear
19 Drive gear
20 Rotation drive
21 Rotary drive shaft
22 Intermediate table
23 Lifting drive
24 Second lifting shaft
25 Third lifting shaft
26 Straight rail
27 Rail holder
28 Lifting drive
29 Ring rail
30 Traveling roller
31 vertical rack
32 gearbox
33 First pinion
34 Transmission gear
35 Second Pinion
36 horizontal racks
37 opening
38 Cylinder device
39 Cylinder device
40 Cylinder rod
41 Cylinder rod
42 Support pin
43 Tilting arm
44 Tilt arm
45 cutter
46 portal frame
47 Guide rail
48 Support frame
49 Lifting drive
50 Lifting shaft
51 Labeling device
52 chambers
53 Ceiling board
54 Side plate
55 Cylinder device
56 Shutter
57 Through hole
58 Cylinder device
59 Adsorption plate
60 Lifting drive
61 Rotation drive
62 Information board
63 Label supply reel
64 Release paper tape take-up reel
65 Release paper tape
66 Label
67 Vent
68 Spacer
69 protrusion
70 groove
71 Mounting pin
72 connecting wall
73 Chamber front
74 Label sealing unit
75 Tape sealing unit
76 Support frame
77 Vertical rail
78 Lifting drive
79 Presser plate
80 windows
81 Label sealing stick
82 Holding plate
83 Rotation drive
84 Tape sealing roller
84a Tape sealing roller
84b Tape sealing roller
Claims (5)
蓋付容器が載せられる処理テーブルに対して昇降可能で、降下時に蓋付容器を処理テーブルとの間に挟持する押え板と、
粘着テープの先端部の保持と、前記処理テーブルと押え板間に挟持された蓋付容器に対する進退とが可能で、前進して蓋付容器に当接して、保持した粘着テープの先端部を前記合わせ目上に貼着し、蓋付容器に当接した状態で粘着テープを前記合わせ目上に引き出しながら蓋付容器の周囲を1周を超えて回転して、後退して蓋付容器から離間される巻き付けローラと、
前記巻き付けローラが蓋付容器の周囲を回転するに伴って引き出し可能に粘着テープを保持するテープリールと、
前記巻き付けローラの蓋付容器からの離間によって蓋付容器と巻き付けローラの間に張り渡される領域で粘着テープを切断するカッターとを有することを特徴とするテープ貼り装置。A tape applicator for adhering an adhesive tape along the seam of the lidded container in which the seam between the main body and the lid is formed on the circumferential side,
A presser plate that can be raised and lowered with respect to the processing table on which the container with a lid is placed, and clamps the container with the lid between the processing table when lowered,
It is possible to hold the front end of the adhesive tape and to advance and retreat with respect to the lidded container sandwiched between the processing table and the presser plate. Sticking on the seam, rotating the circumference of the lidded container more than one turn while pulling out the adhesive tape on the seam, in contact with the lidded container, retreating and separating from the lidded container A winding roller,
A tape reel that holds the adhesive tape so that it can be pulled out as the winding roller rotates around the lidded container;
A tape applying apparatus comprising: a cutter for cutting an adhesive tape in a region stretched between a container with a lid and a winding roller by separating the winding roller from the container with a lid.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003183864A JP4437645B2 (en) | 2003-06-27 | 2003-06-27 | Tape applicator |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003183864A JP4437645B2 (en) | 2003-06-27 | 2003-06-27 | Tape applicator |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005015003A true JP2005015003A (en) | 2005-01-20 |
JP4437645B2 JP4437645B2 (en) | 2010-03-24 |
Family
ID=34183790
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003183864A Expired - Fee Related JP4437645B2 (en) | 2003-06-27 | 2003-06-27 | Tape applicator |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4437645B2 (en) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101367444B (en) * | 2008-09-07 | 2011-05-04 | 浙江圣雷机械有限公司 | Automatic opposite-sealing label packing machine |
WO2012086953A3 (en) * | 2010-12-21 | 2012-09-07 | (주)제이브이엠 | Drug package winding apparatus |
-
2003
- 2003-06-27 JP JP2003183864A patent/JP4437645B2/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101367444B (en) * | 2008-09-07 | 2011-05-04 | 浙江圣雷机械有限公司 | Automatic opposite-sealing label packing machine |
WO2012086953A3 (en) * | 2010-12-21 | 2012-09-07 | (주)제이브이엠 | Drug package winding apparatus |
US9302870B2 (en) | 2010-12-21 | 2016-04-05 | Jvm Co., Ltd | Drug package winding apparatus |
KR101791460B1 (en) * | 2010-12-21 | 2017-10-30 | (주)제이브이엠 | Packing Medicine winding apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4437645B2 (en) | 2010-03-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN112193488B (en) | A fully automatic vacuum packaging machine | |
CN113928614A (en) | Automatic packaging equipment | |
JP4437645B2 (en) | Tape applicator | |
CN108724914A (en) | Dyestripping mechanism and electronic product including the dyestripping mechanism are done over again equipment | |
JP2005015004A (en) | Gas replacement device | |
JP2005015005A (en) | Sealed secondary processing equipment | |
JP5625337B2 (en) | Film feeding apparatus and packaging apparatus provided with the apparatus | |
JP4451739B2 (en) | Suction type mounting table sealing device | |
JP4089848B2 (en) | Unsealing device using bonded part of package and cutting blade used therefor | |
JP4435545B2 (en) | Gas replacement device | |
JP2790246B2 (en) | Bouquet packaging equipment | |
KR102068300B1 (en) | Packing film cutting apparatus for mlcc panel | |
KR101552584B1 (en) | Automatic packaging apparatus and packaging method of paper block | |
CN212333115U (en) | a wrapping machine | |
KR101669053B1 (en) | Automatic packaging system of paper block | |
JP2005015001A (en) | Gas pack packaging equipment | |
CN116534385A (en) | Semi-automatic packaging machine and packaging method for wafer box | |
CN119841158B (en) | A device for placing corner tape for photovoltaic module lamination process | |
CN218086323U (en) | Box sealing equipment | |
JP4757777B2 (en) | Cutting machine | |
CN215623166U (en) | Packaging device | |
CN214216330U (en) | Disinfection and supply department sealing bag equipment | |
KR101650019B1 (en) | Automatic packaging aparatus of paper block with guide roll structure | |
CN222137236U (en) | Right-angle side rubber tapping device of automatic carton unpacking machine for cigarettes | |
CN218199145U (en) | Tape sticking device and box sealing equipment |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20060622 |
|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20060622 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Effective date: 20060622 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20070402 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20090817 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090901 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20091022 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Effective date: 20091222 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Effective date: 20091224 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130115 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 4 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140115 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |