JP2005000854A - スクリューコンベア式連続攪拌装置 - Google Patents
スクリューコンベア式連続攪拌装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005000854A JP2005000854A JP2003168967A JP2003168967A JP2005000854A JP 2005000854 A JP2005000854 A JP 2005000854A JP 2003168967 A JP2003168967 A JP 2003168967A JP 2003168967 A JP2003168967 A JP 2003168967A JP 2005000854 A JP2005000854 A JP 2005000854A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stirring
- screw conveyor
- feeding
- screw
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01F—MIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
- B01F27/00—Mixers with rotary stirring devices in fixed receptacles; Kneaders
- B01F27/21—Mixers with rotary stirring devices in fixed receptacles; Kneaders characterised by their rotating shafts
- B01F27/2123—Shafts with both stirring means and feeding or discharging means
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Screw Conveyors (AREA)
- Accessories For Mixers (AREA)
- Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)
- On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)
Abstract
【解決手段】送り用スクリューコンベア20を設けた送り部100と、攪拌用スクリューコンベア60を設けた攪拌部200とを別体に構成し、送り部側連結部31、32と、攪拌部側連結部71、72とを互いに連結して使用する。連結は、直線状以外に上下に複数段連結して、設置時の省スペース化を図る。送り用スクリューコンベア20と攪拌用スクリューコンベア60との間には、ゲート機構50を設け、回転制御と併せてより攪拌材料の流路断面の拡縮を行い、精緻な送り量の制御を行う。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、スクリューコンベアを用いて、攪拌、混合を行う連続攪拌装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
建築、土木の分野では、スクリューコンベアの有する攪拌機能、混合機能、搬送機能等を利用して、各種材料の攪拌、混合を行う連続混合装置が知られている。
【0003】
例えば、土木の分野では、トンネル工事等のシールド工事においては、掘削される土砂を連続的に取り入れ、改質材と混合して排土するスクリューコンベアを用いた装置が提案されている(例えば、特許文献1)。かかる構成で、掘削土壌の流動性の変化に合わせて、スクリューコンベアを有するスクリューケーシング内の滞留時間の調整が行えるように、スクリューコンベアのスクリューケーシングを適宜傾斜させる構成が採用されている。
【0004】
一方、土木、建築の両分野では、現場でのコンクリート製造が求められる場合があり、かかる要請に応えるために、現場でコンクリート材料の混合、攪拌、混練が行えるようにスクリューコンベアを用いた連続混練装置が提案されている(特許文献2)。
【0005】
【特許文献1】
特開平11−247176号公報(図1参照)
【0006】
【特許文献2】
特開平5−34512号公報(図1参照)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
かかるスクリューコンベアを用いた連続混合装置は、スクリューコンベアの回転制御により、混合材料の送り量、攪拌、混合状態が調節できるように構成されている。
【0008】
しかし、混合材料には種々のものがあり、セメント、骨材、水等を順次投入してコンクリート製造を行う場合と、シールド工事等での掘削土壌あるいは河川湖水等の浚渫による軟質土、軟泥土等を改質材と合わせて混合する場合とでは、混合材料の流動性等が異なり、同一構成の連続混合装置で対応することはできなかった。機種替えを行わずに、同一の連続混合装置のスクリューコンベアの回転数制御のみで対応するのには、どうしても無理があった。
【0009】
すなわち、スクリューコンベアの回転数を変化させても、流動性が大きく異なる混合材料では、送り量が異なるため、例えば、スクリューケーシング内で詰まったり、あるいは水分量の多い浚渫土等では改質材との混合が十分に行われずに排出口から流れ出る場合もある。
【0010】
各種工事現場では、掘削土壌、浚渫土壌等の土質改良と、現場打ちコンクリートの製造とが必要となる場合が往々にして見られる。しかし、土質改良と、コンクリート製造とでは、混合材料の流動性等が著しく異なるため、同一装置での対応は行えず、それぞれ専用の連続混合装置を準備する必要があった。
【0011】
しかし、工事現場は種々の装置、機械等が設置されるため、装置等の設置スペースを十分に確保することができず、投入設備のやり繰りを行いながら工事を進めているのが現状である。
【0012】
かかる情況で、例えば、土質改良、コンクリート製造のそれぞれの目的に合わせた複数の連続混合装置を現場投入することは、作業効率的にも、作業ペース的にも決して好ましい状態ではない。
【0013】
また、スクリューコンベアを用いる連続混合装置は、その構成上どうしてもスクリューコンベア部は長くなり、装置の全体構成が長大になる。工事情況等にもよるが、一般的には現場スペースには制限があり、土の貯蔵、改質スペースが限られる場合が多く、かかる長大な装置搬入が難しい場合も多々見られる。
【0014】
本発明の目的は、スクリューコンベアを用いて材料の攪拌、混合を行う装置で、材料の性状に関わらず、安定した攪拌、混合ができるようにすることにある。
【0015】
他の本発明の目的は、スクリューコンベアを用いて材料の攪拌、混合を行う装置で、省スペース化が図れるようにすることにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
スクリューコンベアにおける攪拌、混合では、その攪拌、混合状態は、スクリューコンベアによる材料の送り量の影響が大きい。そこで、かかる送り量を適性に制御することで、材料の性状に関わらず、安定した攪拌、混合拌が行えるようにできると本発明者は考え、以下の構成を発想した。
【0017】
すなわち、一つには、送り用スクリューコンベアから送られる材料の通過路を、ゲートの開閉で適宜絞ることで送り量の調整を行う構成を考えた。
【0018】
もう一つには、スクリューコンベアを二分して、材料を送る送り用スクリューコンベアと、攪拌、混合を行う攪拌用スクリューコンベアとを、別個独立に回転制御できる構成を考えた。
【0019】
すなわち、本発明のスクリューコンベア式連続攪拌装置は、攪拌材料を送る送り用スクリューコンベアを内蔵し、前記攪拌材料の投入口を設けたスクリューケーシングを装備する送り部と、攪拌用スクリューコンベアを内蔵し、排出口を設けたスクリューケーシングを装備する攪拌部とを有し、前記送り用スクリューコンベアと前記攪拌用スクリューコンベアとは一体に形成され、前記送り部と前記攪拌部との間には、前記攪拌材料の送り量を調節する開閉自在のゲートを設けたことを特徴とする。
【0020】
あるいは本発明のスクリューコンベア式連続攪拌装置は、攪拌材料を送る送り用スクリューコンベアを内蔵し、前記攪拌材料の投入口を設けたスクリューケーシングを装備する送り部と、前記送り用スクリューコンベアとは独立した攪拌用スクリューコンベアを内蔵し、排出口を設けたスクリューケーシングを装備する攪拌部とを有することを特徴とする。
【0021】
かかる構成のスクリューコンベア式連続攪拌装置において、前記送り部と前記攪拌部との間には、前記攪拌材料の送り量を調節する開閉自在のゲートを設けたことを特徴とする。
【0022】
以上の構成を有するスクリューコンベア式連続攪拌装置において、前記送り部と前記攪拌部とは別体に形成され、前記送り部には前記攪拌部に前記送り部を連結させる送り部側連結部が設けられ、前記攪拌部には前記送り部に前記攪拌部を連結させる攪拌部側連結部が設けられ、前記送り部側連結部と前記攪拌部側連結部とを連結した状態で、前記スクリューコンベア式連続攪拌装置を使用することを特徴とする。
【0023】
かかる構成のスクリューコンベア式連続攪拌装置において、前記送り部側連結部は、前記送り用スクリューコンベアを内蔵するスクリューケーシングの開口端と周面の開口部とに設けられ、前記攪拌部側連結部は、前記攪拌用スクリューコンベアを内蔵するスクリューケーシングの開口端と周面の開口部とに設けられていることを特徴とする。
【0024】
前記構成のスクリューコンベア式連続攪拌装置において、前記送り用スクリューコンベアを内蔵するスクリューケーシングの周面に設けた前記送り部側連結部と、前記攪拌用スクリューコンベアを内蔵するスクリューケーシングの周面に設けた前記攪拌部側連結部とが互いに連結されて、前記送り部と前記攪拌部とが上下に複数段に設けられていることを特徴とする。
【0025】
上記いずれかの構成のスクリューコンベア式連続攪拌装置において、前記送り用スクリューコンベアを内蔵するスクリューケーシングの周面に設けた前記送り部側連結部と、前記攪拌用スクリューコンベアを内蔵するスクリューケーシングの周面に設けた前記攪拌部側連結部とは、互いに連結した状態で、前記送り用スクリューコンベアを内蔵するスクリューケーシングと、前記攪拌用スクリューコンベアを内蔵するスクリューケーシングとの配置が平行配置あるいは交差配置のいずれかを選択可能な連結部に形成されていることを特徴とする。
【0026】
以上のいずれかの構成を有するスクリューコンベア式連続攪拌装置において、前記送り部には、攪拌材料投入口としてホッパーが設けられ、前記ホッパーには、パドルが設けられていることを特徴とする。
【0027】
かかる構成のスクリューコンベア式連続攪拌装置において、前記ホッパーの開口面には、所定大の礫が通過できない複数の通過孔を有する礫取り部材が、前記ホッパーの開口端側に、開閉方向の自在選択可能に設けられていることを特徴とする。
【0028】
上記構成に示すように、送り部と攪拌部とを別体に構成し、使用に際して連結することができるようにすれば、装置の搬入を容易にすると共に、現場情況に応じて、例えば、上下に二段等の複数段に連結して設置時の省スペース化を図ることができる。
【0029】
特に、上下に複数段に連結するに際しては、上下が平行となるように、あるいは交差方向となるように配置構成を選択できるようにすることで、より現場対応がし易くなっている。
【0030】
また、攪拌材料の投入用に設けるホッパーに、礫取り部材を開閉方向の自在選択可能に設けることで、礫取り部材上に溜まった礫を、礫取り部材を所望方向に傾斜させるように開けて、礫を礫取り部材から滑り落とすことができる。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。本発明のスクリューコンベア式連続攪拌装置では、送り用スクリューコンベアを用いて混合材料を含めた所謂攪拌材料を送り、送られた攪拌材料を攪拌用スクリューコンベアで攪拌したり、あるいは混合したりできるようになっている。
【0032】
すなわち、本発明のスクリューコンベア式攪拌装置では、単一材料の攪拌、あるいは複数材料の混合を、投入された材料をスクリューコンベアで先に送りながら攪拌、あるいは混合して、連続的に排出することができるように構成されている。
【0033】
尚、本発明の装置は、その名称を便宜上、スクリューコンベア式連続攪拌装置としているが、かかる名称に装置機能を限定する必要はなく、材料の攪拌のみを行う専用装置を意味するものではない。すなわち、本発明の装置は、材料の攪拌も、材料の混合も行えるものである。材料の攪拌、混合の両方に使用できる装置である。
【0034】
(実施の形態1)
図1は、別体に構成された送り部と攪拌部と長手方向に連結した状態の本発明のスクリューコンベア式連続攪拌装置の全体構成を示す正面図である。図2は、礫取り部材を示す平面図である。図3は、図1の後端側を示す端面図である。図4(A)は礫取り部材の開閉機構部を示す分解説明図であり、(B)は礫取り部材の一部の開閉機構部を示す平面図である。図5(A)はゲートの開閉用ハンドル部の要部構成を示す斜視図であり、(B),(C)はゲート板を示す正面図である。図6(A)は送り部側連結部のフランジ面を示す平面図であり、(B)は点検孔の蓋を示す平面図である。図7(A)、(B)は、プロペラ状螺旋羽根を示す正面図である。図8は、図1の先端側を示す正面図である。
【0035】
本発明のスクリューコンベア式連続攪拌装置Aは、図1に示すように、別体に形成された送り部100と、攪拌部200とから構成され、送り部100と攪拌部200とを連結した状態で使用するようになっている。図中、送り部100、攪拌部200を両矢印範囲で示した。
【0036】
送り部100には、混合材料等を含めた所謂攪拌材料を投入するホッパー10と、送り用スクリューコンベア20を内蔵したスクリューケーシング30とが設けられている。ホッパー10は、スクリューケーシング30の上方に開口部を介して設けられ、攪拌材料をスクリューケーシング30内に投入することができるようになっている。
【0037】
ホッパー10の上方開口面には、礫取り部材11が設けられている。礫取り部材11は、図2に示すように、枠11a内に縦桟12と横桟13とを交差させて、所定大の通過孔14が複数設けられ、ホッパー10上方開口面全体を覆うことができるように形成されている。
【0038】
通過孔14の大きさは、投入する礫のうち余り大きな礫がホッパー10内に投入されないように、除去しようとする所定大の礫が通過することのない大きさに設定されている。
【0039】
枠11aの相対する両横枠部分には、礫取り部材11の開閉機構部に着脱自在にピン止めするピン挿通用の孔を設けたヒンジ15a、15bがそれぞれ外側に突設するように相対して設けられている。一方、枠11aの相対する両縦枠部分には、縦枠部分の両側に礫取り部材11をワイヤー等で掛けて引き揚げることができるようにフック16a、16bが設けられている。
【0040】
一方、ホッパー10の上方開口部の周縁には、図3に示すように、一対のヒンジ17a、17bが、礫取り部材11のヒンジ15a、15bに符合する位置で複数設けられている。ヒンジ17a、17bには、ヒンジ15a、15bと同様にピン挿通用の孔が設けられている。
【0041】
ホッパー10側に設けた一対のヒンジ17aの間に、礫取り部材11側のヒンジ15aを挟んだ状態で、図4(A)に示すように、ピン18をヒンジ17a、15a、17aの順に通す。ピン18を通した状態で、図4(B)に示すようにピン18の先端部の孔18aにピン抜け防止部材19を差し込み、礫取り部材11をホッパー10の上面開口部に開閉方向自在に取り付ける。
【0042】
例えば、改質が必要な土砂等をこの礫取り部材11を通してホッパー10内に投入すると、過大な礫は、礫取り部材11の通過孔14を通過することなく礫取り部材11上に溜まる。ある程度溜まった状態で、開閉機構部を構成するヒンジ15a側、あるいはヒンジ15b側のいずれかに相当する側のピン18を抜く。
【0043】
ヒンジ15a側のピン18を抜いた場合には、フック16a側をクレーン等でワイヤーを掛けて引き揚げれば、ヒンジ15b側の開閉機構のピン18を支点にして斜め上方に礫取り部材11が開けられ、礫取り部材11上の礫が滑り落とされる。
【0044】
開閉方向は、ヒンジ15b側のピン18を抜いて、フック16b側を引き揚げてもよく、その場合は上記方向とは開閉方向を逆にすることができ、現場情況に合わせて礫を落とすのに都合のよい方向に自在に礫取り部材11を開閉することができる。
【0045】
尚、図3に示す10aは、ホッパーフックを示し、装置組立等に際して、ホッパー10全体をクレーン等で吊り上げる場合に使用する。
【0046】
また、ホッパー10には、図1、3に示すように、パドル機構40が設けられている。パドル機構40は、ホッパー10の外部に設けたモータ41により回転可能な回転軸42に、適宜間隔でパドル43を設けて構成されている。
【0047】
かかるパドル機構40は、例えば、粘土等のように粘着性の強い流動性の乏しい攪拌材料を投入した場合に、ホッパー10の口の狭い箇所でブリッジ状態になり、その後の材料投入が進められなくなる状態を防止するために設けられている。パドル43を回転させることで、投入材料のブリッジ状態を破壊し、材料投入を連続的に行えるようにすることができる。
【0048】
勿論、かかるブリッジ現象が発生する虞のない場合には、かかるパドル43は停止させておけばよい。あるいは、かかるブリッジ現象を起こす材料の投入を当初から予定しない場合には、かかるパドル機構40を装備しなくてもよい。
【0049】
上記構成のホッパー10を上方に設けるスクリューケーシング30には、送り用スクリューコンベア20が内蔵されている。回転軸21は、スクリューケーシング30の中心側を長手方向に沿うように設けられている。
【0050】
回転軸21の周囲に、ホッパー10を介して投入された攪拌材料を先に送ることができるように螺旋羽根22が設けられている。螺旋羽根22の周面には、溶接により肉盛り部を設けて、礫等を送る際に螺旋羽根22の欠け等が発生しないようになっている。
【0051】
送り用スクリューコンベア20の回転軸21の後端側は、スクリューケーシング30に外付けしたモータ23に連結され、モータ23の回転制御により、送り用スクリューコンベア20の回転制御が行えるようになっている。
【0052】
スクリューケーシング30は、長い円筒状のケーシングに形成され、送り用スクリューコンベア20の回転軸21の終端より長く設定されそのまま開口されている。スクリューケーシング30の開口端側には、その周囲にリング状に形成されたフランジ31aが設けられ、フランジ31aのリング面にはボルト孔が形成されて、送り部側連結部31に形成されている。
【0053】
送り部側連結部31と回転軸21の終端21aとの間は、スクリューケーシング30内が空洞部30aに形成されている。
【0054】
図1に示すように、かかる空洞部30aに形成されたスクリューケーシング30部分では、回転軸21の終端21a位置直後に、攪拌材料の送り量を調節するゲート機構50が設けられている。ゲート機構50は、スクリューケーシング30内を上下に移動して攪拌材料の流路巾を絞り、流量を調節するものである。
【0055】
ゲート機構50は、図5(A)、(B)に示すように、スクリューケーシング30の断面開口部の大きさ、すなわち、攪拌材料の流路断面に合わせた大きさの円形状のゲート板51の上端に雄ねじ52を連結し、この雄ねじ52をスクリューケーシング30の上方に設けたハンドル53の中央の雌ねじ54に螺合させた構成となっている。
【0056】
ハンドル53を回転させることにより、雄ねじ52が上下に作動させられ、雄ねじ52の先に設けた円板が上下に昇降して、スクリューケーシング30内の円形断面の攪拌材料の流路を塞いで絞ったり、あるいは開いたりする。
【0057】
すなわち、送り用スクリューコンベア20で送られた攪拌材料を、材料の流動性に合わせて、流路断面の拡縮調整を行うことで、流路制御を行うことができる。特に、送り用スクリューコンベア20の回転制御と、かかるゲート機構50の流量調節機構とを組合せることで、送り量の微調整を行うことができる。
【0058】
これまでのスクリューコンベアの回転調整で送り量を調整する場合に比べて、細かな送り量の微調整が行えるため、コンクリートの混合材料や浚渫土等の極めて水分の多い軟質土でも、十分な攪拌、あるいは十分な混合が行えるように、攪拌部200への適切な送り量を確保することができる。
【0059】
空洞部30aに構成されたスクリューケーシング30の下方周面には、図1に示すように、円形に開口部が設けられている。かかる円形開口部に合わせて短く円筒部が立ち上げられ、円筒端部がフランジ32aに形成されている。かかるフランジ32aが、送り部側連結部32として機能している。
【0060】
図6(A)には、フランジ32aのフランジ面を示した。フランジ32aには、リング状のフランジ面の同一円周上に、等間隔に複数のボルト挿通孔33が設けられている。図に示す場合には、中心角36度となるように内側の円周上と、外側の円周上にそれぞれ12個ずつ、合計24個のボルト挿通孔33が設けられている。
【0061】
送り部側連結部30を機能させない場合には、図1に示すように、上記円形の開口部には、着脱自在のハッチ状に形成された蓋34が設けられ、送り用スクリューコンベア20から送られた攪拌材料をかかる円形開口部に落とし込むことなく円滑に送り出しができるようになっている。
【0062】
空洞部30aに構成されたスクリューケーシング30部分の上方周面には、周面に設けた円形開口を介して小円筒部が設けられ、図1に示すように、攪拌材料投入口35として構成されている。
【0063】
さらに、送り部100のスクリューケーシング30の下側には、図1に示すように、架台36が設けられ、現場設置に際して、わざわざH型鋼等を組んで支持台を都度構築する必要がないようになっている。
【0064】
次に、上記構成の送り部100に連結させる攪拌部200について説明する。攪拌部200は、図1に示すように、攪拌用スクリューコンベア60を内蔵したスクリューケーシング70から構成されている。攪拌用スクリューコンベア60は、回転軸61の周囲に、螺旋羽根62を設けて構成されている。
【0065】
回転軸61に設けられる螺旋羽根62は、図1に示すように、回転軸61の後端61a側から先端に向けて、連続状螺旋羽根62a(62)、プロペラ状螺旋羽根62b(62)、連続状螺旋羽根62c(62)の順に、隣接羽根間隔が同一ピッチaとなるように設けられている。しかし、隣接羽根間隔は、必ずしも、同一ピッチに統一しなくても構わない。
【0066】
プロペラ状螺旋羽根62bは、図7(A)に示すように、螺旋羽根62の外周の1周期当たり60°ずつ3分割されたプロペラ状に形成されている。あるいは、図7(B)に示すように、小羽根と大羽根とに2分割されたプロペラ状螺旋羽根62bに形成しても構わない。かかる構成では、相対する縁間角度θは、60°に設定されている。
【0067】
プロペラ状螺旋羽根62bの形状は、上記形状に限定する必要はなく、例えば、40°ずつに複数分割された形状でも構わない。攪拌効率のよい形状を適宜設定すればよい。
【0068】
かかる構成の攪拌用スクリューコンベア60は、その回転軸61の先端側が、図1、8に示すように、スクリューケーシング70の先端外側に設けたモータ63に接続され、モータ63により回転制御ができるように構成されている。
【0069】
このように送り部100側の送り用スクリューコンベア20と、攪拌用スクリューコンベア60とを独立に回転制御させることにより、送り用と攪拌用とが一軸に一体に構成されているスクリューコンベアを採用する場合とは異なり、送り量と攪拌量との微量調節が行え、種々の流動性を有する攪拌材料の攪拌、混合に最適な送り量の設定が行える。
【0070】
スクリューケーシング70の開口端、すなわち攪拌用スクリューコンベア60の回転軸61の後端61a側では、スクリューケーシング70はそのまま開口されている。開口端側には、スクリューケーシング70の開口端周囲にリング状に形成されたフランジ71aが設けられ、フランジ71aのリング面にはボルト孔が形成されて、攪拌部側連結部71に形成されている。
【0071】
フランジ71aと、前記説明のフランジ31aとのフランジ面を相対させた状態で、両フランジ71a、31aをボルトで共締めすることにより、攪拌部側連結71と、送り部側連結部31との連結による送り部100と攪拌部200との連結が行われる。
【0072】
一方、スクリューケーシング70の先端側の上方周面には円形の開口が設けられ、かかる円形開口部から立ち上げられた円筒部の開口端部にリング状のフランジ72aが設けられ、攪拌部側連結部72が形成されている。
【0073】
かかる構成の攪拌部側連結部72のフランジ72aは、図6(A)に示すフランジ31aと同様に形成されている。すなわち、フランジ面に中心角36°で12個ずつ、内周側、外周側の円周上に等間隔にボルト挿通孔が設けられている。
【0074】
一方、かかる構成のスクリューケーシング70には、その周面に設けた円形開口を介して小円筒部に形成された攪拌材料投入口73が設けられている。併せて、図1に示す場合には、スクリューケーシング70の上方周面には、図6(B)に示すようなハッチ状に形成された蓋74aを設けた点検口74が設けられている。
【0075】
また、スクリューケーシング70の先端側の下方周面には、着脱自在の蓋75aを設けた排出口75が設けられている。攪拌部により攪拌、あるいは混合された物がかかる排出口75から排出されるようになっている。
【0076】
以上説明した構成のスクリューコンベア式連続攪拌装置Aでは、送り部100と攪拌部200とが、送り用スクリューコンベア20の回転軸21と、攪拌用スクリューコンベア60の回転軸61とが、一直線状に並ぶように連結された場合を示したが、図9に示すように、上下に二段、すなわち複数段に接続構成することもできる。
【0077】
現場情況では、スペース的観点から、図1に示すように送り部100と攪拌部200とを長く接続することができない場合もある。そこで、本発明のスクリューコンベア式連続攪拌装置では、上下に複数段に接続することができる構成を採用している。
【0078】
すなわち、図9に示すように、送り部100のスクリューケーシング30に設けた送り部側連結部32と、攪拌部200のスクリューケーシング70に設けた攪拌部側連結部72とを連結させることで、上下二段に送り部100と攪拌部200とが連結されている。
【0079】
図6(A)に示すように、送り部側連結部32のフランジ32aには中心角36°になるようにフランジ面には等間隔でボルト挿通孔33が設けられている。一方、攪拌部側連結部72のフランジ72aにも、図示はしないが、図6(A)に示す場合と同様に、フランジ面に等間隔にボルト挿通孔が設けられている。
【0080】
そこで、両フランジ32a、72aのフランジ面のボルト挿通孔33の位置を合わせた状態で、ボルトによる共締めを行うことにより、図9に示すように、送り部側連結部32と攪拌部側連結部72との連結が行われている。
【0081】
図9に示す場合には、上方に設置した送り部100の送り部側連結部31のフランジ31a側は、蓋37で閉じられている。一方、送り部側連結部32のフランジ32a側では、蓋34が取り外されている。
【0082】
送り部100の下に設けられる攪拌部200では、攪拌部側連結部71側はそのまま開口され、排出口として使用される。一方、排出口75は蓋75aで塞がれている。
【0083】
このようにして図9に示すように、送り部100と攪拌部200とは、送り部側連結部32と攪拌部側連結部72とで連結されて、攪拌部200の排出口側が上段の送り部100のホッパー10側に位置するように二段重ねに設けられている。
【0084】
送り部100と攪拌部200とを二段に連結するに際しては、フランジ32a、72aのフランジ面の重ね方次第で幾く通りかの方法がある。すなわち、かかる連結に際して、例えば、フランジ32aとフランジ72aのボルト挿通孔33の位置合わせを、中心角36°ずつ異ならせることにより、スクリューケーシング30の向く方向とスクリューケーシング70の向く方向と相互の位置関係を、図10に模式的に示すように、10通りに設定することができる。
【0085】
図10では、送り部100に対する攪拌部200(図中矢印で示す)の位置関係を示す。矢印で示す攪拌部200の矢先方向は、攪拌部200のスクリューケーシング70の開口端側である排出口側方向を示している。図9に示す二段構成は、図10に示す破線矢印が紙面右側を向いている場合に相当する。
【0086】
送り部側連結部32を構成するフランジ32a、攪拌部側連結部72を構成するフランジ72aのボルト挿通孔33を、それぞれ中心角36°刻みに設けた場合を示したが、勿論、それ以外の中心角に設定してもよい。例えば、中心角を18°刻みに設定すれば、送り部100と攪拌部200との二段構成に際しては、20通りの設定方法が選択できる。また、ボルト挿通孔33を長孔に設定して、より自在度を高めて、送り部100と攪拌部200との連結角度の任意設定が行えるようにしても構わない。
【0087】
送り用スクリューコンベアと攪拌用スクリューコンベアの回転数の独立制御可能とすれば、スクリューの回転数を変えることにより、混合材料の流動性の工程に関わらず、安定した混合が可能となった。
【0088】
以上に説明の構成を有する本発明のスクリューコンベア式連続攪拌装置Aの使用方法について、以下、説明する。
【0089】
例えば、河川、あるいは湖沼等の浚渫に際してヘドロの改質に使用する場合には、浚渫側からベルトコンベア等で連続的に浚渫したヘドロを、スクリューコンベア式連続攪拌装置Aのホッパー10内に供給する。かかるヘドロを扱う際には、礫取り部材11は外しておけばよい。
【0090】
連続的に投入したヘドロは、水分が多いため、スクリューケーシング30内に入ると送り用スクリューコンベア20により送り出される前に流れ出るような挙動を示すため、ゲート機構50のハンドル53を回転させてゲート板51を、例えば、スクリューケーシング30の断面の半分より下になるまで下げ、ヘドロの自然流出を抑制する。
【0091】
このように自然流出を抑制することにより、ヘドロは送り用スクリューコンベア20の回転に合わせて先に送られることとなり、流量制御が行えることとなる。かかるゲート機構50がない場合には、ヘドロは自然流出してスクリューケーシング30の空洞部30a内に充満し、さらには、攪拌材料投入口35から溢れる場合も発生する。
【0092】
このようにしてゲート機構50、送り用スクリューコンベア20により流量が調整されたヘドロは、空洞部30aを通過して、攪拌部200のスクリューケーシング70に押し込まれる。
【0093】
一方、空洞部30aに設けた攪拌材料投入口35からは、例えば、製糸工場の焼却灰等の改質材をスクリューケーシング30内に投入する。投入された焼却灰等の改質材と、後方から送り用スクリューコンベア20で送られてきたヘドロとが一緒になって、攪拌部200のスクリューケーシング70内に送り込まれる。
【0094】
スクリューケーシング70内には、攪拌用スクリューコンベア60が設けられており、送り込まれたヘドロと改質材とは、攪拌用スクリューコンベア60で攪拌され、混合される。攪拌、混合に際しての、攪拌用スクリューコンベア60の回転数は、送り量に見合ったように、すなわち、連続的に投入されるヘドロが空洞部30a内に不要に充満しないように、且つ、攪拌部200への供給が途切れることがないように、モータ63で回転制御される。
【0095】
このようにして適切に回転制御された攪拌用スクリューコンベア60により、浚渫されたヘドロは改質材と混合され、サラサラの改質土として排出口75から排出されることとなる。
【0096】
かかる使用方法は、図1に示す送り部100と攪拌部200とを直線状に連結して使用する場合でも、図9に示すように送り部100と攪拌部200とを上下二段に重ねて折り返すようにした構成の場合でも、基本的に同様である。図9に示す構成では、排出口75を使用することなく、スクリューケーシング70の開口端側をそのまま排出口とすることもできる。
【0097】
ヘドロ以外の軟土等の泥土に対しても同様の要領で改質材と混合させることができる。取り扱う泥土の水分量により、ゲート機構50のゲート板51の開閉量を設定すればよい。
【0098】
泥土の水分量が多くなるにしたがって、すなわち流動性が大きくなる程、ゲート板51を下に下げて、自然流出を抑制するように、流路を狭めればよい。逆に、流動性が小さい程、ゲートを開けて、流路を広くすればよい。
【0099】
ゲート機構50のゲート板51の開閉量は、予め設定しておいてもよいが、情況に応じて臨機応変に調整しても構わない。例えば、トンネル等のシールド工事では、本機を使用して掘削土を改質しなから排出する場合が想定されるが、送り用スクリューコンベア20、ゲート機構50、攪拌用スクリューコンベア60の調整を種々組み合わせれば、掘進途中の土質の変化にも適宜対応することができる。
【0100】
また、粘土質の泥土の場合には、ホッパー10内に連続的に泥土を投入すると、粘土がホッパー10の下方の内壁に付着して、往々にしてブリッジ現象をお越し、投入泥土がスクリューケーシング30内に速やかに供給されない場合が発生する。
【0101】
かかる自体が予想される場合には、ホッパー10内に設けたパドル機構40を稼働させて、回転するパドル43により、泥土によるブリッジ現象が発生しないようにすればよい。
【0102】
また、礫を含む土壌を投入する場合には、礫取り部材11をホッパー10の開口上面に設けておき、過大な礫はホッパー10内に取り込まないようにすればよい。
【0103】
次に、スクリューコンベア式連続攪拌装置Aを用いて、CSGコンクリートを製造する場合について説明する。
【0104】
かかる場合には、CSGコンクリートの混合材料としての砕石を、ホッパー10から投入する。投入は、例えば、バックホウ等で、ホッパー10内が空にならないように連続的に投入すればよい。投入された砕石は、送り用スクリューコンベア20で先に送られる。
【0105】
砕石をホッパー10から供給して送る場合には、砕石が詰まらないように、ゲート機構50のゲート板51は上方に引き揚げ、砕石の流路を十分に広く確保しておくのが好ましい。また、砕石を投入する場合には、ホッパー10内に設けたパドル機構40は停止させておく。
【0106】
一方、攪拌材料投入口35からは、セメントを供給する。セメントの投入には、セメント粉を周囲に飛散させないように、投入用サクションホースを繋いでロータリーフィーダー等で定量供給すればよい。投入量は、インバーター制御等で制御すればよい。
【0107】
このようにして、後方から送られてきた砕石と、セメントとが、空洞部30aで一緒にさせられて、スクリューケーシング70に送り込まれる。
【0108】
一方、攪拌材料投入口73からは、水を供給する。水の供給に際しては、ノズル(図示しない)等を使用して均一に散水すればよい。
【0109】
このようにして、スクリューケーシング70では、送り込まれたセメントと砕石とが、攪拌用スクリューコンベア60の連続状螺旋羽根62a部分で攪拌用スクリューコンベア60側に引き入れられ、プロペラ状螺旋羽根62b部分で水と攪拌、混合される。これらの材料が攪拌、混合されたCSGコンクリートは、さらに連続状螺旋羽根62c部分で排出口75側に送られる。
【0110】
このように、材料の流動性に関わらず、種々の性状の材料に対応することができ、CSGコンクリートの製造から、泥土の改良まで本機で処理することができる。機種替え等は必要でなく、極めて使い回しの良い装置で、攪拌、混合における可動コストの大幅な削減が可能となる。
【0111】
(実施の形態2)
上記実施の形態では、攪拌部200側のスクリューケーシング70の周面に設ける攪拌部側連結部72を周面上方に一つ設けることで、上下二段に折り返したように送り部100と連結する構成を示したが、3段以上の複数段、多段に構成することも可能である。
【0112】
すなわち、攪拌部200のスクリューケーシング70の上方、下方に、図11(A)に略記するように、攪拌部側連結部72のフランジ72aの構成と同様に、フランジ76aからなる攪拌部側連結部76を設けておけば、例えば、図11(B)に示すように、上下3段構成とすることもできる。
【0113】
かかる構成では、勿論、1段目の送り部100の送り部側連結部31側、2段目の攪拌部200の攪拌部側連結部71側、3段目の攪拌部200の攪拌部側連結部76側には、それぞれ蓋37、77を設けて塞いでおけばよい。
【0114】
(実施の形態3)
本実施の形態では、送り部100の送り部側連結部32の設置位置を、図1に示す場合とは異なり、スクリューケーシング30の空洞部30a側に設けず、図12(A)に示すように、ゲート機構50の手前側に設けた。
【0115】
かかる構成の送り部側連結部32のフランジ32aと、攪拌部200の攪拌部側連結部72のフランジ72aとを、図12(B)に示すように、前記説明と同要領で連結することにより、送り用スクリューコンベア20の先端側から攪拌材料を攪拌部200の攪拌用スクリューコンベア60に落とすようにした構成とすることができる。
【0116】
かかる構成の送り部100では、空洞部30aの構成を省くことができる。但し、かかる構成の送り部100を使用するに際しては、攪拌部200との上下の複数段構成では、ゲート機構50を用いた送り量の調節は行えない。
【0117】
(実施の形態4)
以上の説明では、送り部100、攪拌部200を別体の構成として、使用に際して、適宜直線状、あるいは上下に複数段に連結して使用する構成について説明した。
【0118】
特に、別体の構成とすることにより、送り用スクリューコンベア20と、攪拌用スクリューコンベア60を個々独立に制御することで、攪拌材料の送り量の微調節をすることができ、コンクリート混合材料から、浚渫土等の軟質土まで、広く種々の攪拌材料の攪拌、混合が行える構成を示した。併せて、ゲート機構50を組み合わせることで、更なる微調節が行えるようにもした。
【0119】
しかし、本実施の形態では、実施の形態1で説明した構成を、送り部100と攪拌部200とを、当初から一体に形成して、別体に構成しない場合について説明する。
【0120】
確かに、送り部100と攪拌部200とを別体に構成すれば前記説明のように種々の効果が得られるが、攪拌材料として種々のものを想定するのではなく、ある程度決まったものを想定する場合には、それ程の送り量の調節を要しない場合も考えられる。
【0121】
併せて、送り用スクリューコンベア20と攪拌用スクリューコンベア60とを一軸構成とすることにより、スクリューコンベアの構成を簡単にして低価格化を図ることもできる。
【0122】
図13に示す場合は、送り部100と攪拌部200は、別体に切り離しができるように構成されてはおらず、当初から一体に形成されている。また、送り用スクリューコンベア20と攪拌用スクリューコンベア60も別体ではなく一本のスクリューコンベア80に構成されている。回転軸81に、送り用の螺旋羽根22と、攪拌用の螺旋羽根62が設けられている。
【0123】
但し、送り用の螺旋羽根22と、攪拌用の螺旋羽根62とは連続的に設けられておらず、羽根1周期分に相当する間が開けられている。ゲート機構50のゲート板51は、図5(C)に示すように形成され、この切れ目部分で回転軸81を跨ぐようにして上下動し、攪拌材料の送り量を調節することができるようになっている。
【0124】
また、スクリューコンベア80の回転軸81は、図13、14に示すように、その先端側81aは、スクリューケーシング82の上方から垂下させた回転軸支持部材83の軸受け84に回転可能に支持されている。
【0125】
このようにして回転軸81が支持されるスクリューケーシング82の先端側をそのまま開口しておき、排出口85として使用されている。図1に示すように、下方の排出口75を特段設けなくても構わない。
【0126】
また、かかる構成では、図1に示す送り部100の構成とは異なり、空洞部30aに相当する構成を省くことができる。
【0127】
(実施の形態5)
上記実施の形態では、図13に示すように、スクリューコンベア80の回転軸81を一体に一軸に形成した場合を示したが、図15に示すように、スクリューケーシング82内に、回転数の独立制御可能な送り用スクリューコンベア20と、攪拌用のスクリューコンベア60とを別体に設けてもよい。かかる構成では、図1に示すように、モータ23、63で独立に回転制御可能に構成することができる。
【0128】
本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で必要に応じて変更してもよい。
【0129】
例えば、以上述べた実施の形態の説明では、ゲート機構を、送り用のスクリューコンベアと攪拌用のスクリューコンベアとの独立制御と合わせて、より精緻な送り量の制御ができる場合について説明したが、かかる精緻な送り量の制御が不要な場合には、かかる構成からゲート機構を省いた構成でも構わない。
【0130】
また、攪拌材料投入口は、前記実施の形態の説明にとらわれることなく、適宜必要な数設ければよい。
【0131】
送り部側連結部、攪拌部側連結部は、これまでの実施の形態の説明に関わらず、必要な数設ければよい。例えば、図1に示す場合には、スクリューケーシングの周面に設ける攪拌部側連結部は1個設けた場合を示したが、複数設けるようにして、送り部と連結して上下に複数段構成とする場合に、接続長さの調節が行えるようにしても構わない。
【0132】
【発明の効果】
本発明では、投入する材料の送り量の微調整が行え、材料の性状に合わせた適切な送り量の設定が行える。
【0133】
送り部と攪拌部を別体構成にすれば、設置時の省スペース化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】別体に構成された送り部と攪拌部と長手方向に連結した状態の本発明のスクリューコンベア式連続攪拌装置の全体構成を示す正面図である。
【図2】礫取り部材を示す平面図である。
【図3】図1に示すスクリューコンベア式連続攪拌装置の後端側を示す端面図である。
【図4】(A)は礫取り部材の開閉機構を示す分解説明図であり、(B)は礫取り部材の一部の開閉機構部を示す平面図である。
【図5】(A)はゲートの開閉用ハンドル部の要部構成を示す斜視図であり、(B),(C)はゲート板を示す正面図である。
【図6】(A)は送り部側連結部のフランジ面の構成を示す平面図であり、(B)は点検孔に設ける蓋の平面図である。
【図7】(A)、(B)は、プロペラ状螺旋羽根の構成を示す正面図である。
【図8】図1に示すスクリューコンベア式連続攪拌装置の先端側を示す説明図である。
【図9】送り部と攪拌部とを上下に連結した構成を示す正面図である。
【図10】送り部と攪拌部とを上下に連結した構成における送り部と攪拌部の相互位置の選択性を示す説明図である。
【図11】(A)は3段構成に使用できる攪拌部の構成を示す説明図であり、(B)は送り部と攪拌部とを3段に構成した場合を示す説明図である。
【図12】(A)は送り部側連結部を送り用スクリューコンベアの下方に設けた送り部を模式的に示す説明図であり、(B)は(A)に示す送り部を用いて2段構成とした場合を模式的に示す説明図である。
【図13】送り部と攪拌部を別体に構成しない場合を示す正面図である。
【図14】図13に示す構成における回転軸の先端側の構成を示す正面図である。
【図15】送り部と攪拌部を別体に構成することなく、送り用スクリューコンベアと攪拌用スクリューコンベアとを別体に構成した場合を示す正面図である。
【符号の説明】
10 ホッパー
10a ホッパーフック
11 礫取り部材
11a 枠
12 縦桟
13 横桟
14 通過孔
15a ヒンジ
15b ヒンジ
16a フック
16b フック
17a ヒンジ
17b ヒンジ
18 ピン
18a 孔
19 ピン抜け防止部材
20 送り用スクリューコンベア
21 回転軸
21a 終端
22 螺旋羽根
23 モータ
30 スクリューケーシング
30a 空洞部
31 送り部側連結部
31a フランジ
32 送り部側連結部
32a フランジ
33 ボルト挿通孔
34 蓋
35 攪拌材料投入口
36 架台
37 蓋
40 パドル機構
41 モータ
42 回転軸
43 パドル
50 ゲート機構
51 ゲート板
52 雄ねじ
53 ハンドル
54 雌ねじ
60 攪拌用スクリューコンベア
61 回転軸
61a 後端
62 螺旋羽根
62a 連続状螺旋羽根
62b プロペラ状螺旋羽根
62c 連続状螺旋羽根
63 モータ
70 スクリューケーシング
71 攪拌部側連結部
71a フランジ
72 攪拌部側連結部
72a フランジ
73 攪拌材料投入口
74 点検孔
74a 蓋
75 排出口
75a 蓋
76 攪拌部側連結部
76a フランジ
77 蓋
80 スクリューコンベア
81 回転軸
81a 先端側
82 スクリューケーシング
83 回転軸支持部材
84 軸受け
85 排出口
100 送り部
200 攪拌部
A スクリューコンベア式連続攪拌装置
Claims (9)
- 攪拌材料を送る送り用スクリューコンベアを内蔵し、前記攪拌材料の投入口を設けたスクリューケーシングを装備する送り部と、
攪拌用スクリューコンベアを内蔵し、排出口を設けたスクリューケーシングを装備する攪拌部とを有し、
前記送り用スクリューコンベアと前記攪拌用スクリューコンベアとは一体に形成され、
前記送り部と前記攪拌部との間には、前記攪拌材料の送り量を調節する開閉自在のゲートを設けたことを特徴とするスクリューコンベア式連続攪拌装置。 - 攪拌材料を送る送り用スクリューコンベアを内蔵し、前記攪拌材料の投入口を設けたスクリューケーシングを装備する送り部と、
前記送り用スクリューコンベアとは独立した攪拌用スクリューコンベアを内蔵し、排出口を設けたスクリューケーシングを装備する攪拌部とを有することを特徴とするスクリューコンベア式連続攪拌装置。 - 請求項2記載のスクリューコンベア式連続攪拌装置において、
前記送り部と前記攪拌部との間には、前記攪拌材料の送り量を調節する開閉自在のゲートを設けたことを特徴とするスクリューコンベア式連続攪拌装置。 - 請求項2または3記載のスクリューコンベア式連続攪拌装置において、
前記送り部と前記攪拌部とは別体に形成され、
前記送り部には前記攪拌部に前記送り部を連結させる送り部側連結部が設けられ、
前記攪拌部には前記送り部に前記攪拌部を連結させる攪拌部側連結部が設けられ、
前記送り部側連結部と前記攪拌部側連結部とを連結した状態で、前記スクリューコンベア式連続攪拌装置を使用することを特徴とするスクリューコンベア式連続攪拌装置。 - 請求項4記載のスクリューコンベア式連続攪拌装置において、
前記送り部側連結部は、前記送り用スクリューコンベアを内蔵するスクリューケーシングの開口端と周面の開口部とに設けられ、
前記攪拌部側連結部は、前記攪拌用スクリューコンベアを内蔵するスクリューケーシングの開口端と周面の開口部とに設けられていることを特徴とするスクリューコンベア式連続攪拌装置。 - 請求項4記載のスクリューコンベア式連続攪拌装置において、
前記送り用スクリューコンベアを内蔵するスクリューケーシングの周面に設けた前記送り部側連結部と、前記攪拌用スクリューコンベアを内蔵するスクリューケーシングの周面に設けた前記攪拌部側連結部とが互いに連結されて、前記送り部と前記攪拌部とが上下に複数段に設けられていることを特徴とするスクリューコンベア式連続攪拌装置。 - 請求項5または6記載のスクリューコンベア式連続攪拌装置において、
前記送り用スクリューコンベアを内蔵するスクリューケーシングの周面に設けた前記送り部側連結部と、前記攪拌用スクリューコンベアを内蔵するスクリューケーシングの周面に設けた前記攪拌部側連結部とは、
互いに連結した状態で、前記送り用スクリューコンベアを内蔵するスクリューケーシングと、前記攪拌用スクリューコンベアを内蔵するスクリューケーシングとの配置が平行配置あるいは交差配置のいずれかを選択可能な連結部に形成されていることを特徴とするスクリューコンベア式連続攪拌装置。 - 請求項1〜7のいずれか1項に記載のスクリューコンベア式連続攪拌装置において、
前記送り部には、攪拌材料投入口としてホッパーが設けられ、前記ホッパーには、パドルが設けられていることを特徴とするスクリューコンベア式連続攪拌装置。 - 請求項8記載のスクリューコンベア式連続攪拌装置において、
前記ホッパーの開口面には、所定大の礫が通過できない複数の通過孔を有する礫取り部材が、前記ホッパーの開口端側に、開閉方向の自在選択可能に設けられていることを特徴とするスクリューコンベア式連続攪拌装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003168967A JP4188151B2 (ja) | 2003-06-13 | 2003-06-13 | スクリューコンベア式連続攪拌装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003168967A JP4188151B2 (ja) | 2003-06-13 | 2003-06-13 | スクリューコンベア式連続攪拌装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005000854A true JP2005000854A (ja) | 2005-01-06 |
JP4188151B2 JP4188151B2 (ja) | 2008-11-26 |
Family
ID=34094251
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003168967A Expired - Lifetime JP4188151B2 (ja) | 2003-06-13 | 2003-06-13 | スクリューコンベア式連続攪拌装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4188151B2 (ja) |
Cited By (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007191185A (ja) * | 2006-01-19 | 2007-08-02 | Nikko Co Ltd | 材料貯蔵ホッパのアーチングブレーカー |
JP2009119056A (ja) * | 2007-11-15 | 2009-06-04 | Inamoto Seisakusho:Kk | 洗濯装置 |
JP2009154979A (ja) * | 2007-12-25 | 2009-07-16 | Brother Ind Ltd | 紙送り装置及び画像形成装置 |
KR100937519B1 (ko) * | 2009-07-29 | 2010-01-19 | 박대식 | 압축이송용 스크류 장치 |
JP2010180024A (ja) * | 2009-02-06 | 2010-08-19 | Denki Kagaku Kogyo Kk | 垂直スクリューコンベアとこれを用いた粉粒体搬送方法 |
CN103832606A (zh) * | 2014-03-19 | 2014-06-04 | 侯赢 | 一种用于包装秤的螺旋喂料机 |
AT513879A1 (de) * | 2013-02-12 | 2014-08-15 | Geolyth Mineral Technologie Gmbh | Durchlaufmischer |
CN104005561A (zh) * | 2014-05-16 | 2014-08-27 | 浙江海洋学院 | 混泥土浇筑设备 |
CN104909077A (zh) * | 2015-05-24 | 2015-09-16 | 哈尔滨远大工业自动化设备有限公司 | 利用滚筒滚动实现精细供料方法 |
CN105478052A (zh) * | 2016-02-03 | 2016-04-13 | 湖南万通科技有限公司 | 一种物料搅拌装置 |
RU2619997C1 (ru) * | 2015-12-09 | 2017-05-22 | Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Ярославский государственный технический университет" (ФГБОУ ВО "ЯГТУ") | Агрегат для смешения и измельчения твердых дисперсных материалов |
CN107200231A (zh) * | 2017-07-17 | 2017-09-26 | 洛阳蓝斯利科技有限公司 | 一种用于粉碎甘草出料的除尘料仓 |
CN107499744A (zh) * | 2017-09-30 | 2017-12-22 | 洛阳益矿机械设备有限公司 | 一种快速输送原煤的给煤机 |
CN107511093A (zh) * | 2016-06-16 | 2017-12-26 | 重庆陆龟科技有限公司 | 一种提升供给生产装置 |
CN108689184A (zh) * | 2018-06-05 | 2018-10-23 | 深圳市胜百机械设备制造有限公司 | 直立粉末上料机 |
CN110326735A (zh) * | 2019-08-14 | 2019-10-15 | 广东兴牧科技有限公司 | 一种无残留熟化器及物料的熟化方法 |
CN113526141A (zh) * | 2021-07-20 | 2021-10-22 | 祝伟 | 一种高效精准物料传输系统 |
CN114471260A (zh) * | 2022-03-02 | 2022-05-13 | 山东天聚安普瑞农牧发展有限公司 | 一种基于组合原理的饲料加工设备 |
CN114772604A (zh) * | 2022-03-09 | 2022-07-22 | 甘肃苏商科技有限公司 | 一种石英砂提纯用烤管 |
WO2022185879A1 (ja) * | 2021-03-02 | 2022-09-09 | 昭和電工株式会社 | フッ化水素ガス除去装置及びフッ化水素ガスの除去方法 |
CN117861531A (zh) * | 2024-03-11 | 2024-04-12 | 奶酪博士(安徽)食品科技有限公司 | 一种斩拌装置 |
CN120115046A (zh) * | 2025-05-12 | 2025-06-10 | 广东海辰机械制造有限公司 | 加热搅拌生产装置及生产方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113513168A (zh) * | 2021-07-19 | 2021-10-19 | 南通华汇建筑工程有限公司 | 一种土木建筑工程结构缝隙灌浆装置 |
Citations (24)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5289439U (ja) * | 1975-12-26 | 1977-07-04 | ||
JPS5457774A (en) * | 1977-10-14 | 1979-05-09 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | Multistage type screw conveyor |
JPS5713015A (en) * | 1980-06-30 | 1982-01-23 | Babcock Hitachi Kk | Screw conveyor with sealing device |
JPS6098611U (ja) * | 1983-08-01 | 1985-07-05 | ピ−・エス・コンクリ−ト株式会社 | コンクリ−ト再混練装置 |
JPS6118813U (ja) * | 1984-11-19 | 1986-02-03 | 技術資源開発株式会社 | コンクリ−類の連続ミキサ− |
JPS6141509A (ja) * | 1984-08-06 | 1986-02-27 | 宝通商株式会社 | 連続起泡セメントミキサ− |
JPS62203112U (ja) * | 1986-06-16 | 1987-12-25 | ||
JPS63274448A (ja) * | 1987-04-30 | 1988-11-11 | Nitta Zerachin Kk | 粉粒体の供給装置 |
JPH04107712U (ja) * | 1991-02-27 | 1992-09-17 | 北越物産株式会社 | コンベア装置 |
JPH06296999A (ja) * | 1993-04-12 | 1994-10-25 | Fujita Corp | 泥土固化装置 |
JPH0752141A (ja) * | 1993-08-19 | 1995-02-28 | Fujita Corp | 移動式生コン製造システムとこれに使用する設備搭載車両 |
JPH0986592A (ja) * | 1995-09-26 | 1997-03-31 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | 押出成形機用のホッパータンク |
JPH10128740A (ja) * | 1996-10-30 | 1998-05-19 | Kobe Steel Ltd | 二軸混練機 |
JPH1120891A (ja) * | 1997-06-30 | 1999-01-26 | Kenji Yamamoto | 落下式・送りだし式、兼用ファイバーホッパー |
JP2000015621A (ja) * | 1998-07-01 | 2000-01-18 | Kitagawa Iron Works Co Ltd | コンクリート類の連続混合方法及び装置 |
JP2000054428A (ja) * | 1998-08-12 | 2000-02-22 | Doboku Kenkyu Center | 泥土の処理方法、泥土の脱水装置および泥土への添加材添加圧送装置 |
JP2001079827A (ja) * | 1999-09-10 | 2001-03-27 | B M Syst:Kk | 管路内混合装置 |
JP2001207441A (ja) * | 2000-01-27 | 2001-08-03 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 自走式土質改良機械 |
JP2001225317A (ja) * | 2000-02-15 | 2001-08-21 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 硬化剤製造装置 |
JP2001327842A (ja) * | 2000-05-19 | 2001-11-27 | Hitachi Cement Kk | 混練機 |
JP2002060042A (ja) * | 2000-08-21 | 2002-02-26 | Tanaka:Kk | スクリューコンベヤー |
JP2004060326A (ja) * | 2002-07-30 | 2004-02-26 | Chida Engineering:Kk | 軽量固化材料の製造方法および装置、管路型ミキサー装置、固化材製造装置、ならびに比重調整装置 |
JP2004122051A (ja) * | 2002-10-04 | 2004-04-22 | Fujita Corp | 自走型スクリュー式連続混合装置 |
JP2004122050A (ja) * | 2002-10-04 | 2004-04-22 | Fujita Corp | スクリュー式連続混合装置、連続混合用スクリュー、およびスクリュー式連続混合方法 |
-
2003
- 2003-06-13 JP JP2003168967A patent/JP4188151B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (24)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5289439U (ja) * | 1975-12-26 | 1977-07-04 | ||
JPS5457774A (en) * | 1977-10-14 | 1979-05-09 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | Multistage type screw conveyor |
JPS5713015A (en) * | 1980-06-30 | 1982-01-23 | Babcock Hitachi Kk | Screw conveyor with sealing device |
JPS6098611U (ja) * | 1983-08-01 | 1985-07-05 | ピ−・エス・コンクリ−ト株式会社 | コンクリ−ト再混練装置 |
JPS6141509A (ja) * | 1984-08-06 | 1986-02-27 | 宝通商株式会社 | 連続起泡セメントミキサ− |
JPS6118813U (ja) * | 1984-11-19 | 1986-02-03 | 技術資源開発株式会社 | コンクリ−類の連続ミキサ− |
JPS62203112U (ja) * | 1986-06-16 | 1987-12-25 | ||
JPS63274448A (ja) * | 1987-04-30 | 1988-11-11 | Nitta Zerachin Kk | 粉粒体の供給装置 |
JPH04107712U (ja) * | 1991-02-27 | 1992-09-17 | 北越物産株式会社 | コンベア装置 |
JPH06296999A (ja) * | 1993-04-12 | 1994-10-25 | Fujita Corp | 泥土固化装置 |
JPH0752141A (ja) * | 1993-08-19 | 1995-02-28 | Fujita Corp | 移動式生コン製造システムとこれに使用する設備搭載車両 |
JPH0986592A (ja) * | 1995-09-26 | 1997-03-31 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | 押出成形機用のホッパータンク |
JPH10128740A (ja) * | 1996-10-30 | 1998-05-19 | Kobe Steel Ltd | 二軸混練機 |
JPH1120891A (ja) * | 1997-06-30 | 1999-01-26 | Kenji Yamamoto | 落下式・送りだし式、兼用ファイバーホッパー |
JP2000015621A (ja) * | 1998-07-01 | 2000-01-18 | Kitagawa Iron Works Co Ltd | コンクリート類の連続混合方法及び装置 |
JP2000054428A (ja) * | 1998-08-12 | 2000-02-22 | Doboku Kenkyu Center | 泥土の処理方法、泥土の脱水装置および泥土への添加材添加圧送装置 |
JP2001079827A (ja) * | 1999-09-10 | 2001-03-27 | B M Syst:Kk | 管路内混合装置 |
JP2001207441A (ja) * | 2000-01-27 | 2001-08-03 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 自走式土質改良機械 |
JP2001225317A (ja) * | 2000-02-15 | 2001-08-21 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 硬化剤製造装置 |
JP2001327842A (ja) * | 2000-05-19 | 2001-11-27 | Hitachi Cement Kk | 混練機 |
JP2002060042A (ja) * | 2000-08-21 | 2002-02-26 | Tanaka:Kk | スクリューコンベヤー |
JP2004060326A (ja) * | 2002-07-30 | 2004-02-26 | Chida Engineering:Kk | 軽量固化材料の製造方法および装置、管路型ミキサー装置、固化材製造装置、ならびに比重調整装置 |
JP2004122051A (ja) * | 2002-10-04 | 2004-04-22 | Fujita Corp | 自走型スクリュー式連続混合装置 |
JP2004122050A (ja) * | 2002-10-04 | 2004-04-22 | Fujita Corp | スクリュー式連続混合装置、連続混合用スクリュー、およびスクリュー式連続混合方法 |
Cited By (29)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007191185A (ja) * | 2006-01-19 | 2007-08-02 | Nikko Co Ltd | 材料貯蔵ホッパのアーチングブレーカー |
JP2009119056A (ja) * | 2007-11-15 | 2009-06-04 | Inamoto Seisakusho:Kk | 洗濯装置 |
JP2009154979A (ja) * | 2007-12-25 | 2009-07-16 | Brother Ind Ltd | 紙送り装置及び画像形成装置 |
JP2010180024A (ja) * | 2009-02-06 | 2010-08-19 | Denki Kagaku Kogyo Kk | 垂直スクリューコンベアとこれを用いた粉粒体搬送方法 |
KR100937519B1 (ko) * | 2009-07-29 | 2010-01-19 | 박대식 | 압축이송용 스크류 장치 |
AT513879A1 (de) * | 2013-02-12 | 2014-08-15 | Geolyth Mineral Technologie Gmbh | Durchlaufmischer |
AT513879B1 (de) * | 2013-02-12 | 2015-02-15 | Geolyth Mineral Technologie Gmbh | Durchlaufmischer |
CN103832606A (zh) * | 2014-03-19 | 2014-06-04 | 侯赢 | 一种用于包装秤的螺旋喂料机 |
CN104005561A (zh) * | 2014-05-16 | 2014-08-27 | 浙江海洋学院 | 混泥土浇筑设备 |
CN104909077A (zh) * | 2015-05-24 | 2015-09-16 | 哈尔滨远大工业自动化设备有限公司 | 利用滚筒滚动实现精细供料方法 |
CN104909077B (zh) * | 2015-05-24 | 2019-03-15 | 哈尔滨远大工业自动化设备有限公司 | 利用滚筒滚动实现精细供料方法 |
RU2619997C1 (ru) * | 2015-12-09 | 2017-05-22 | Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Ярославский государственный технический университет" (ФГБОУ ВО "ЯГТУ") | Агрегат для смешения и измельчения твердых дисперсных материалов |
CN105478052A (zh) * | 2016-02-03 | 2016-04-13 | 湖南万通科技有限公司 | 一种物料搅拌装置 |
CN107511093A (zh) * | 2016-06-16 | 2017-12-26 | 重庆陆龟科技有限公司 | 一种提升供给生产装置 |
CN107200231A (zh) * | 2017-07-17 | 2017-09-26 | 洛阳蓝斯利科技有限公司 | 一种用于粉碎甘草出料的除尘料仓 |
CN107499744A (zh) * | 2017-09-30 | 2017-12-22 | 洛阳益矿机械设备有限公司 | 一种快速输送原煤的给煤机 |
CN108689184B (zh) * | 2018-06-05 | 2024-03-22 | 深圳市一胜百机械设备制造有限公司 | 直立粉末上料机 |
CN108689184A (zh) * | 2018-06-05 | 2018-10-23 | 深圳市胜百机械设备制造有限公司 | 直立粉末上料机 |
CN110326735A (zh) * | 2019-08-14 | 2019-10-15 | 广东兴牧科技有限公司 | 一种无残留熟化器及物料的熟化方法 |
CN110326735B (zh) * | 2019-08-14 | 2024-03-26 | 广东兴牧科技有限公司 | 一种无残留熟化器及物料的熟化方法 |
WO2022185879A1 (ja) * | 2021-03-02 | 2022-09-09 | 昭和電工株式会社 | フッ化水素ガス除去装置及びフッ化水素ガスの除去方法 |
CN113526141A (zh) * | 2021-07-20 | 2021-10-22 | 祝伟 | 一种高效精准物料传输系统 |
CN114471260A (zh) * | 2022-03-02 | 2022-05-13 | 山东天聚安普瑞农牧发展有限公司 | 一种基于组合原理的饲料加工设备 |
CN114471260B (zh) * | 2022-03-02 | 2022-11-18 | 山东天聚安普瑞农牧发展有限公司 | 一种基于组合原理的饲料加工设备 |
CN114772604A (zh) * | 2022-03-09 | 2022-07-22 | 甘肃苏商科技有限公司 | 一种石英砂提纯用烤管 |
CN114772604B (zh) * | 2022-03-09 | 2023-08-25 | 甘肃苏商科技有限公司 | 一种石英砂提纯用烤管 |
CN117861531A (zh) * | 2024-03-11 | 2024-04-12 | 奶酪博士(安徽)食品科技有限公司 | 一种斩拌装置 |
CN117861531B (zh) * | 2024-03-11 | 2024-06-04 | 奶酪博士(安徽)食品科技有限公司 | 一种斩拌装置 |
CN120115046A (zh) * | 2025-05-12 | 2025-06-10 | 广东海辰机械制造有限公司 | 加热搅拌生产装置及生产方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4188151B2 (ja) | 2008-11-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4188151B2 (ja) | スクリューコンベア式連続攪拌装置 | |
JP2008207140A (ja) | 連続式攪拌装置、およびそれを用いた連続式攪拌方法 | |
CN107626252A (zh) | 一种能够实现骨料破碎和连续搅拌的小型搅拌机 | |
JP2002105980A (ja) | 連続固化処理装置 | |
CN210752182U (zh) | 一种淤泥固化处理机 | |
JP3992180B2 (ja) | 混合攪拌方法及び同装置 | |
CN213699695U (zh) | 一种混凝土骨料预拌装置 | |
CN115366255A (zh) | 一种多混频器式流化处理装置 | |
CN114833948A (zh) | 一种供给装置和使用该装置的粘性土改性装置 | |
JP3955417B2 (ja) | 泥土固化処理装置 | |
JP3178789B2 (ja) | ロータリー式固化材吐出装置 | |
JP3344711B2 (ja) | 攪拌・混合式土質改良機械 | |
CN219213573U (zh) | 多混频器式流化处理装置 | |
CN112156709A (zh) | 一种混凝土骨料预拌装置 | |
JP2000230231A (ja) | 自走式土質改良機械 | |
JP2002001083A (ja) | 土砂改質装置の混合撹拌装置 | |
CN221391570U (zh) | 一种连续上料制浆和输送塑性浆体的设备 | |
JP2002097663A (ja) | 自走式土質改良機及び予解砕装置 | |
EP0699633A2 (en) | Solidification and pneumatic transportation equipment for soft mud | |
CN210210916U (zh) | 高度可调型出料斗 | |
JP3955422B2 (ja) | 泥土固化処理装置 | |
JP3820072B2 (ja) | 軟弱土もしくは土砂の改良・圧送システムおよび軟弱土・土砂−硬化剤混練装置 | |
JP3752606B2 (ja) | 掘削土再生装置 | |
JP3102631B2 (ja) | コンベヤミキサ | |
JP2000064343A (ja) | 掘削土混合装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060405 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080312 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080318 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080516 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080610 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080806 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080902 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080910 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4188151 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110919 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110919 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120919 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120919 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130919 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |