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JP2004534972A - カラー裸眼立体表示装置 - Google Patents

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JP2004534972A JP2003513254A JP2003513254A JP2004534972A JP 2004534972 A JP2004534972 A JP 2004534972A JP 2003513254 A JP2003513254 A JP 2003513254A JP 2003513254 A JP2003513254 A JP 2003513254A JP 2004534972 A JP2004534972 A JP 2004534972A
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Abstract

【課題】3D画像と2D画像を選択的に表示するカラー裸眼立体表示装置を提供する。
【解決手段】カラー表示装置が、立体画像を表示する裸眼立体表示手段(10)、例えば表示素子(12)の行及び列を有するLCマトリクス・ディスプレイ(11)、及び表示素子(12)上に重なる平行なレンチキュラー素子(16)を具えている。拡散手段(40,80)は表示手段(10)と共に選択的に動作可能であり、二次元画像の知覚を可能にする。こうした多画像の装置に生じがちな解像度の低下は、上記拡散手段によって、少なくとも部分的に回復することができる。
【選択図】図4

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、カラー裸眼立体(眼鏡不要立体、オートステレオスコピック)表示装置に間するものであり、特に、立体画像を表示する裸眼立体表示手段、及びこの表示手段と共に選択的に動作可能な変換手段を具えたカラー裸眼立体表示装置に関するものであり、第1状態では、前記表示装置が立体画像を表示して、第2状態では、前記変換手段が光学的に前記表示手段の後方に来て、二次元画像が知覚できるようにする。
【背景技術】
【0002】
立体画像とは、三次元に見える画像のことである。このように表示される物体(オブジェクト)は、様々な角度から見れば深さを有するように知覚することができる。視聴者は、画像を三次元に見るために、特別な眼鏡を着用する必要があり得る。裸眼立体ディスプレイは、特別な眼鏡が不要なディスプレイである。
【0003】
通常、裸眼立体ディスプレイは、水平行及び垂直列に配置した表示素子のアレイから成るマトリクス液晶ディスプレイ(LCD)パネルを具えている。これらの表示素子は、光源から出てこれらの表示素子を通過する光を変調するために使用する。このことは、制御可能な電界を個々の表示素子に印加して、これにより、アレイ全体上に画像を形成することによって行うことができる。
【0004】
表示素子、あるいは副画素(サブピクセル)をグループ化して、グループ内の各サブピクセルが異なる色の光を変調するようにすることができる。このことは、それぞれの色のカラーフィルタを追加することによって行うことができる。このようにして、カラー画像を構成することができる。副画素のグループの各々が画素(ピクセル)を形成する。通常、3つの異なる色を使用し、各画素は、三色組としてグループ化した3つの副画素から成る。三色組内の副画素は、種々の方法で配置することができる。こうした配置の一般的な例は、副画素を水平な行方向に連続的に配置する方法である。上述したように、カラーLCDは現在技術において周知であり、多種の表示用途に使用され、例えば情報を二次元形式で表示するコンピュータ表示スクリーンである。
【0005】
現在技術において既知の裸眼表示装置はさらに、表示素子のアレイからの出力光を指向させて、表示パネル上の所定点に見られる画像を、見る角度に依存させる手段を具えている。視聴者が右目で見る画像が、左目で見る画像とは異なるようにする。このようにして、ディスプレイ内の深さの知覚を達成する。
【0006】
【特許文献1】
英国特許出願GB-A-2196166
【特許文献2】
米国特許出願US-A-6064424
【非特許文献1】
C. van Berkel他:"Multiview 3D-LCD"、SPIE予稿集Vol. 2653 表示パネル上に重ねたレンチキュラー・シートを用いて、上述した裸眼立体効果を達成することは周知である。こうした裸眼立体表示装置の例は、C. van Berkel他による論文:"Multiview 3D-LCD"、SPIE予稿集Vol. 2653、1996年の32〜39ページ、英国特許出願GB-A-2196166、及び米国特許出願US-A-6064424に記載されており、これらの文献には、副画素の配置の例も記載されている。レンチキュラー・シート、例えば成形あるいは機械加工した形のポリマー材料が、表示パネルの出力側にレンチキュラー素子を重ねて、このレンチキュラー素子は、列方向に伸びる複数の(半)円柱形のレンズ素子から成り、各レンチキュラー素子は、隣接する2つあるいはそれ以上の表示素子列のグループのそれぞれに関連し、そしてこれらの表示素子列と平行に伸びる。各レンチキュール(微小レンズ)が2つの表示素子列に関連する構成では、表示パネルは、垂直方向にインターリーブした(互い違いにした、交錯させた)2つの二次元副画像から成る合成画像を表示すべく駆動され、これら2つの画像を表示する表示素子の列が交互に並び、各列内の表示素子が、それぞれの2D(二次元)(副)画像の垂直方向のスライス(細片)を提供する。レンチキュラー・シートは、2つのスライスを、シートの前方にいる視聴者のそれぞれ左目及び右目に向けて、対応するこれら2つのスライスは、互いに他のレンチキュールに関連する2つの表示素子列からのものであり、これにより、これらの副画像が適切な両目の違いを有すれば、視聴者は単一の立体画像として知覚する。他のマルチビュー(多画像)の構成では、各レンチキュールが、行方向に隣接する3つ以上の表示素子のグループに関連し、各グループ内の対応する表示素子列を適切に配置して、それぞれの2D(副)画像からの垂直方向のスライスを提供し、そして、視聴者の頭部が移動すると共に、異なる画像が連続する一連の立体画像が知覚されるようにして、例えば、全周映像の印象を生み出す。レンチキュラー素子を表示画素に正確に位置合わせする必要性の観点から、レンチキュラー・スクリーンを表示パネル上に永久的に装着して、これにより、レンチキュラー素子を画素のアレイに対して固定するのが慣例である。
【0007】
この種の裸眼立体表示装置は種々の用途に用いることができ、例えば、医療画像、仮想現実感(バーチャルリアリティ)、ゲーム及びCAD(computer aided design:コンピュータ支援設計)の分野である。
【0008】
上述した裸眼立体ディスプレイの既知の欠点は、結果的に生成される立体画像に、水平な行方向の解像度の低下が生じることである。このことは、隣接する表示素子列を対に(あるいはグループ化)したことによる。結果として、3D(三次元)裸眼立体ディスプレイ上に表示される小さなフォント・テキスト(小さな字体の文字列)が、解読しにくくなり得る。この問題を軽減するために、2Dモードと3Dモードの間の変換が可能なディスプレイを使用することができる。表示装置を3D表示モードと2D表示モードの間で切り換える変換手段を実現することは既知である。
【0009】
【特許文献3】
米国特許出願US-A-5500765 米国特許出願US-A-5500765は、こうした変換可能な2D/3D裸眼立体ディスプレイを開示しており、これは、上述したレンチキュラー凸レンズにもとづく裸眼立体ディスプレイ用のものである。レンズシートをレンチキュラー・シート上に直接接触するように位置決めして、レンチキュラー・シートによって生じる光学的な方向付けの作用を相殺して、これにより、2D画像を知覚可能にする。こうしたディスプレイに関連する1つの問題は、こうした効果を得るためには、レンズシートをレンチキュラー・シートに直接接触させて正確に位置合わせしなければならない、ということである。この表示装置の有効な動作を保証するためには、相補的な位置合わせ構造が必要であり、このことは、装置の製造にコストを追加させる。さらなる問題は、この位置合わせ構造が着脱可能であるので、これらの合わさった2面間に塵埃粒子等が入り込むことがあり、これらの2面が緊密に合わさることを妨げて、結果的に所望の画像より悪化する、ということである。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明の目的は、裸眼立体表示手段を具えた、改善されたカラー裸眼立体表示装置を提供することにある。
【0011】
本発明の他の目的は、3D画像と2D画像を選択的に視聴者に提供する動作が可能なカラー裸眼立体表示装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明の要点によれば、冒頭段落に記載した種類のカラー表示装置が提供され、前記第2状態では前記変換手段が拡散手段を具えている。拡散手段を、光学的に裸眼立体表示手段の後方に設けることによって、二次元画像を視聴者に知覚させることができる。実際には、前記変換手段が2つの状態の間で切り換え可能にして、カラー裸眼立体表示装置を、3Dモードと2Dモードのぞれぞれで動作可能にする。1つの設定、即ち3Dモードでは、裸眼立体表示手段からの光出力をほとんど変化させずに視聴者に届けるように前記変換手段を構成して、これにより、立体画像を知覚させることができる。他の設定、即ち2Dモードでは、前記変換手段が、前記裸眼立体表示手段の前面に位置する拡散手段を具えて、これにより、以前には左目のみ、及び右目のみに個別に見えた画素が、今度は混合されて、同じ表示情報を視聴者が両目で受け取ることを可能にする。従って、この表示装置は、単に前記変換手段を第1状態と第2状態の間で選択的に動作させることによって、3D立体ディスプレイ及びより高解像度の2Dディスプレイに使用することができる。前記拡散手段の、前記裸眼立体表示手段に対する位置合わせは、前述した表示装置とは違って厳密ではなく、前述した表示装置では正確な位置合わせが必須であった。このように本発明は、前記変換手段を正確に位置合わせする必要なしに、ユーザがカラー表示装置を容易に操作することを可能にする、という大きな利点を提供し、同じ装置を、高解像度の2D表示及び3D表示の目的に共に使用することができる。例えば、コンピュータのカラー表示スクリーンに使用する際には、ユーザは単に前記変換手段を選択的に動作させて、必要に応じて、立体画像用の3D表示モードと、テキスト処理用等の、解像度を向上させた2D表示モードとを切り換えることができる。
【0013】
本発明の他の要点によれば、立体画像を表示する裸眼立体表示手段と、指向手段と、拡散手段とを具えたカラー裸眼立体表示装置が提供され、前記裸眼立体表示手段は、表示素子のアレイを有して表示を生成するマトリクス表示パネルを出力側に具えて、前記指向手段は、表示素子の各グループからの出力を互いに異なる方向に指向させて、前記拡散手段を前記マトリクス表示パネルの出力側に重ねて、立体画像を2D画像に変換する。
【0014】
本発明の好適例では、前記裸眼立体表示手段がマトリクス表示パネルを具えて、好適には、表示素子の行及び列のアレイを有する液晶(LC)マトリクス表示パネルを具えている。表示素子の行を、ビデオデータに従って順にアドレス指定して、表示素子のアレイ上に画像を構成する。隣接する表示素子をまとめてグループ化して画素を形成することが好ましい。画素内の各表示素子、あるいは各副画素が、それぞれの異なる色の光を送出して、これにより、カラー画像をパネル上に表示することができる。例えば、LCマトリクス表示パネルの場合には、カラー表示は通常、赤色、緑色、及び青色フィルタのアレイを表示素子のアレイ上に重ねて位置合わせすることによって達成する。通常、カラーフィルタは、表示素子列に平行に伸びるストリップとして配置し、隣接する3つの表示素子列がそれぞれ、赤色、緑色、及び青色フィルタに関連し、このパターンをアレイ全体にわたって反復して、3列毎(2列おき)に同じ色、例えば赤色を表示する。
【0015】
マトリクス表示パネルはLCDパネルで構成することが好ましいが、他の種類の表示パネル、例えばエレクトロルミネセンス表示パネルあるいはガスプラズマ表示パネルの使用も考えられる。同様に、画素内の副画素は行方向に連続的に位置合わせすることが好ましいが、他の配置、例えば上記米国特許出願US-A-6064424に記載の、いわゆる「デルタ」構成の使用も考えられる。
【0016】
本発明は、規則的な間隔に位置合わせした表示素子の行及び列を有する、慣例形式のカラーLCマトリクス表示パネルの使用を可能にする。表示素子のレイアウトの変更は特に必要としない。
【0017】
前記裸眼立体表示手段はさらに、マトリクス表示パネル上に重なる、互いに平行に伸びる細長いレンチキュラー素子のアレイを具えていることが好ましい。このアレイは、マトリクス表示パネルの出力側に配置することが好ましい。立体画像が知覚されるように光出力を指向させるために、各レンチキュラー素子が2つ以上の表示素子列に関連する。あるいはまた、米国特許出願US-A-6064424にも記載のように、レンチキュラー素子を表示素子列に対して傾斜させることができる。
【0018】
前記裸眼立体表示手段は細長いレンチキュラー素子のアレイを具えていることが好ましいが、現在技術において既知の、立体効果を生成する他の手段、例えばパララックス(視差)・バリアの実現も考えられる。
【0019】
好適例では、前記拡散手段が、前記裸眼立体表示手段上に重なる位置に選択的に移動可能な拡散シートを具えて、この目的のために、前記拡散手段を、例えばマトリクス表示パネルの近辺に回動可能なように装着する。従ってこの表示装置は、単に拡散シートを表示パネルの前面に配置することによって、3Dモードから2Dモードに切り換えることができる。本発明の重要な利点は、米国特許出願US-A-5500765の構成とは異なり、拡散シートを、表示パネルに平行な平面内で正確に位置合わせする必要なしに、単に表示パネルの前面に配置することができる、ということであり、米国特許出願US-A-5500765の構成では、2Dの視聴を可能にするためには、前記変換手段を行及び列のアレイに正確に位置合わせしなければならない。本発明のさらに重要な利点は、拡散シートの製造コストは通常は、例えば、米国特許出願US-A-5500765に記載の、特定の表示パネル用に注文生産したレンズシートの製造コストよりも大幅に低い、ということである。さらに、損傷した拡散シートを交換しようとするユーザは、レンズシートの交換よりも容易、迅速、かつ廉価であると感じる。
【0020】
2D表示モードである際には、前記拡散手段が前記表示パネルの前面に位置することが好ましいが、前記拡散手段を、前記表示パネルと前記指向手段との間に、これらに近接して配置することも考えられる。
【0021】
カラー裸眼立体表示装置の他の好適例では、前記拡散手段が電気的に切り換え可能な光拡散層デバイスを具えている。このデバイスは、表示素子のアレイの前面に配置する。こうしたデバイスの例は、ポリマー・マトリクス層内に封入したLCの小滴を具えて、一般に高分子分散型(ポリマー分散)液晶(PDLC:polymer dispersed LC)デバイスと称される。PDLCデバイスの例は欧州特許EP 0088126に記載されている。この層が透明状態から分散状態に、あるいはその逆に変化するように、この層に印加する電位を変化させることによって、この層をパネルから除去する必要なしに、カラー表示装置を好都合に、3Dモードから2Dモードに切り換えることができる。
【0022】
この好適例のさらなる利点は、前記拡散手段を前記表示パネル上に永久的に装着して、これら2つの面の境界を、塵埃粒子なく清浄に保つことができる、ということである。
【0023】
上述した切り換え可能な層は、層全体で上記2つのモード間の切り換えを行うように構成することができる。あるいはまた、層の一部分のみを切り換え可能にして、より高解像度の2D表示を、例えば表示領域の半分で得るか、あるいは、表示領域中の、個々の切り換え可能なウィンドウ(表示窓)を構成する分離した部分内で得て、1つの表示パネル上で、3D及び2Dの表示を同時に提供することを可能にする。このことは、単に、切り換え用の電位を個別に、選択的に印加可能な電極を別個に設けることによって達成することができ、各電極の領域が、例えばそれぞれのウィンドウを規定する。
【0024】
さらに他の好適例では、以上で説明したように、前記裸眼立体表示手段が、前記表示パネル上に重なる細長いレンチキュラー素子を具えて、ここではレンチキュラー素子のアレイが電気的に切り換え可能な光拡散層を具えている。この層は、上述したPDLCデバイスと同様の切り換えを行うことが好ましく、従って2D表示モードと3D表示モードの間で切り換えを行う。
【発明を実施するための最良の形態】
【0025】
以下、本発明によるカラー裸眼立体表示装置の実施例について、図面を参照して説明する。
【0026】
なお、これらの図面は単なる図式的なものであり、一定寸法比で描いたものではない。特に、特定の寸法を誇張して、他の寸法を縮小してある。各図を通して、同一参照番号は同一部分を示すために用いる。
【0027】
図1に、既知の形式のカラー裸眼(眼鏡不要)立体表示手段10を示し、まず、こうした表示手段の一般的な構成及び動作原理について、図2及び図3も参照して説明する。裸眼立体表示手段10は、慣例のカラー・アクティブマトリクス液晶ディスプレイ(AMLCD:active matrix liquid crystal display)パネル11を具えて、AMLCDパネル11は、空間的な光変調器として使用し、互いに直交する行と列に整列させて配置した表示素子12の平面アレイを有する。これらの表示素子12は簡単のため、各行及び列に比較的少数だけ、図式的に示してある。表示パネル11は光源14による照明を行い、光源14はあらゆる適切な種類のものとすることができ、本実施例では、表示素子のアレイの領域と同一面に広がる平面型バックライトである。表示パネル11上に入射する光は、個々の表示素子または副画素(サブピクセル)12に適切な駆動電圧を印加することによって、これらの表示素子または副画素12によって変調されて、これにより、所望の画像表示出力を生成する。
【0028】
細長く平行なレンチキュラー素子16のアレイを設けたレンチキュラー・シート15を、表示パネル11の出力側に重ねて配置する。レンチキュラー素子16は光学的に収斂する円柱形のレンチキュール(微小レンズ)から成り、これらのレンチキュールは例えば、表示素子列に平行に伸びる円柱形の凸レンズとして形成されて、表示パネル11のアレイ内に、垂直方向にインターリーブされた(互い違いにされた、交錯した)状態で生成される別個の画像を、既知の方法で、表示パネル11から離れてレンチキュラー・シート15の側に対面する視聴者の両目に提供する働きをして、これにより、立体、あるいは3Dの画像を知覚することができる。レンチキュラー・シートをマトリクス表示パネルと組み合わせて使用する裸眼立体表示装置は周知であり、ここでは、その動作の詳細は説明不要と考えられる。こうした装置及びその動作の例は、前述したC. van Berkel他による論文、及び英国特許出願GB-A-2196166に記載されており、これらの内容は参考資料として本明細書に含める。各レンチキュラー素子16は、隣接する2つ、3つ、あるいはそれ以上の副画素列のグループのそれぞれに重なって、これに相当する数の画像を提供することができる。各レンチキュラー素子16は、関連する各画素列から、空間的に分離した出力ビームを、互いに異なる方向角に供給する。狭幅の2D(副)画像の垂直スライス(細片)が各副画素列によって生成されるように、表示パネル11を駆動して、ディスプレイは、インターリーブされた複数の2D(副)画像を生成して、これらの画像はそれぞれ、視聴者の左目及び右目で見られる。このように、各レンチキュラー素子16は複数の出力ビームを供給して、レンチキュラー素子16に関連する副画素列の各々から1本の出力ビームが供給され、各レンチキュラー素子16の光軸は互いに異なる方向であり、そしてこのレンチキュラー素子の長軸の周辺で角度的に分離している。適切な2D画像情報をそれぞれの表示素子列に供給すれば、この画像情報が視聴者に提供されて、視聴者の目は前記ビームの異なるものを受けて、3D画像を知覚する。各レンチキュラー素子が複数の副画素列に関連すれば、視聴者が頭部を行方向に移動させるにつれて、異なる立体画像を見ることができる。レンチキュラー素子16は、通常は、副画素列にほぼ合わせて整列しているが、代わりに、米国特許出願US-A-6064424に記載のように、副画素列に対して少し傾斜させることができる。
【0029】
図2に、本実施例において、表示装置が2つの表示出力を生成する動作を平面図で示し、ここでは、各レンチキュラー素子16がそれぞれのグループ21に重なり、本実施例では、グループ21は隣接する一対の副画素列であり、これにより、各垂直ストリップがそれぞれの2D画像の垂直スライスを表現する2つの垂直ストリップが視聴者に対して表示される。適切な2D画像情報を副画素12に供給して、視聴者の両目が異なる出力ビームを受けるような適切な距離にあれば、3D画像を知覚することができる。画像の数は、単一の画像からより多数の画像まで変化させることができ、図2に示すように、2つの画像のみがあれば単一の立体画像が提供され、例えば7つの画像は6つの立体画像を提供することができる。
【0030】
図3に、カラーマトリクスAMLCDパネル11内の表示素子の行の一部を平面図で示す。パネル11はカラー画素のレイアウト(配置)から成り、各カラー画素30は、行内で隣接する3色(赤色R、緑色G、及び青色B)の副画素12から成り、水平のRGB三色組30を構成する。こうしたカラー画素のレイアウトは、表示パネル11の、R、G、及びBの列をそれぞれ反復して配置した表示画素12に、垂直なカラーフィルタのストリップを用いて形成される。こうした表示パネルの画素ピッチが、パネル内の画素の間隔の尺度となる。一般に、慣例のカラーマトリクスLCDパネルについては、垂直な列方向の画素ピッチと水平な行方向の画素ピッチがほぼ等しい。図3Aに、8つのRGBカラー画素30を示し、各々が3つの副画素12から成る。水平ピッチKは、(画素の幅)+(隣接画素間の間隔(図示せず))に等しい。こうした表示パネル11の解像度は、視聴者が画素を知覚する空間的な頻度(度数)の尺度となる。もちろん、高品位の画像出力が提供されるので、高解像度であることが望ましい。一般に、慣例のカラーマトリクスLCDパネルについては、垂直な列方向の解像度と水平な行方向の解像度がほぼ等しい。
【0031】
図3Bには、図3Aと同じ8つのRGBカラー画素を示す。レンチキュラー・アレイ15が表示パネル11上に重なって、細長いレンチキュラー素子16の各々が、隣接する副画素列の対21のそれぞれを実質的に覆う。図では明らかに、表示パネル11の1行のみを示してあり、従って、水平方向に隣接する一対の副画素21のみが各レンチキュラー素子16に対応する様子を示している。また、レンチキュラー・アレイ15は明らかに図式的に描いたものであり、よって1行の一部の断面を示している。個々のレンチキュール16は、対応する副画素32、33からの出力光を互いに異なる方向に指向させる。また図2に示すように、視聴者は二画像の立体画像を知覚する。各副画素対21の左方にある各副画素32からの出力は領域Aに指向され、従って図2では視聴者の右目によって知覚される。領域Aで見える画像35の、視聴者が知覚する水平画素ピッチLは、パネルの水平画素ピッチKの長さの2倍である。同様に、各副画素対21の右方にある各副画素33からの出力は領域Bに指向され、従って、図2では視聴者の左目によって知覚される。領域Bで見える画像36は、水平画素ピッチLを有するように知覚される。従って、二画像の立体画像の水平解像度は、レンチキュラー・シート15なしで見られる、対応する2D画像の水平解像度の半分になる。
【0032】
上記の例は二画像のシステムの場合について説明したものであるが、三画像以上を有する立体画像には、解像度の低下もある。例えば、各レンチキュールが、隣接する4つの副画素列を実質的に覆えば、四画の立体ディスプレイを提供することができるが、その水平解像度は対応する2Dディスプレイの4分の1になる。
【実施例1】
【0033】
図4に、拡散手段を具えた本発明によるカラー裸眼立体表示装置の第1実施例の透視図を図式的に示し、本実施例では、この拡散手段は光学的にレンチキュラー・アレイの後方にある。この表示装置は、図1を参照して前述した裸眼立体表示手段10、及び拡散層40を具えて、本実施例では、拡散層40は裸眼立体表示手段10上に選択的に装着可能である。第1状態では、拡散層40を裸眼立体表示手段10から除去して、これにより視聴者は立体的な3D画像を知覚する。第2状態では、図4に示すように、拡散層40を、レンチキュラー・シート15との光学的伝達性が良好になるように配置して、これにより、視聴者は2D画像を知覚する。拡散層40はシート15の表面に近接させて、好適には直接接触させて配置する。
【0034】
図5Aに、レンチキュラー・シート15にある1つのレンチキュラー素子16の平面図を図式的に示し、このレンチキュラー素子16は、一対副画素32、33からの光出力を指向させて二画像を生成し、この詳細については図2及び図3を参照して前述している。副画素対21内の副画素32、33からの出力は、レンチキュラー素子16を通過することによって、互いに異なる方向に指向される。
【0035】
図5Bでは、光拡散層40をレンチキュラー素子16上に配置し、ここでは、レンチキュラー・シート15の平らな表面に直接接触させている。レンチキュラー素子が存在すれば、1つの副画素32からの光出力が拡散されて、光の方向性は、この光出力が視聴者の両目に到達する程度に曲げられる。画素対21内の他の副画素33についても、同じことが起こる。従って、副画素32、33の対からの出力が混合されて、視聴者は両方の副画素からの出力を両目で受けて、2D画像を知覚する。
【0036】
図6に、拡散手段の効果を図式的に示し、この図は、図3の表示パネル11の行セグメントの平面図であり、表示パネル11上に重なるレンチキュラー・シート15、視聴者の右目及び左目が知覚するそれぞれの画像35、36、及びレンチキュラー・シート15と視聴者の間に位置する拡散層40も併せて示す。平均化の効果が生じて、各副画素対21内の各副画素からの光出力はほぼ同じ方向に指向される。従って、視聴者の両目が同じ画像50を見る。個々のレンチキュラー素子16に対応する各画素からの、知覚される出力には、レンチキュラー素子16の下方にある、対応する副画素対21内のすべての副画素が寄与している。例えば、前は拡散層40がなかったので、右目が赤色の副画素からの出力を見て、左目が赤色に隣接する緑色の副画素からの出力を見るが、今度は拡散層40が定位置にあるので、両目が赤色及び緑色の副画素を共に見る。従って、視聴者は、すべての副画素からの光出力を両目で受けた画像50を見て、従って2D画像を知覚する。本実施例では、6つの表示素子、即ち各色2つの表示素子の出力が、混色の三色組51に寄与する。混色の三色組51のピッチMは、立体的に知覚される水平ピッチLと同一である。しかし、混色の三色組51の各々の出力全体は、「非混色」の2つの三色組画素の出力から成る。従って、2Dに知覚される水平画素のピッチは、混色の三色組のピッチMの半分になる。このように、2D画像の解像度は立体画像の解像度よりも大きくなる。上述した例の二画像のディスプレイについては、拡散層をこのように用いることによって、解像度を完全に回復することができる。
【0037】
拡散層が均一である性質によって、表示パネルの平面に平行な平面内で、拡散層を裸眼立体表示手段に正確に位置合わせする必要がない。
【実施例2】
【0038】
以下、本発明によるカラー表示装置の他の好適な実施例について、図7〜図11を参照して説明する。
【0039】
図7に、本発明によるカラー表示装置の第2実施例の透視図を図式的に示し、この表示装置は裸眼立体表示手段10及び拡散層40を具えて、ここでは、拡散層40をプラスチックシート等の形で設けて、裸眼立体表示手段10に回動可能なように装着して、表示パネル11を囲むフレーム(枠)部分74につながるヒンジ(蝶番)手段71によって、表示パネル11及びレンチキュラー・シート15上に重なる位置と、表示パネル11から離れた位置との間を移動可能にする。従って、拡散層40を表示手段10の前面に配置することができ、拡散層40は、表示パネル11とほぼ平行に、表示パネル11の最外面に近接させて、好適には接触させて配置する。この表示装置は、拡散シートをこの位置に固定することを可能にする止め具(ラッチ)手段72と、シートの不使用時にシートを前面から離して保持するためのさらなる止め具手段(図示せず)とを具えている。こうした表示装置の利点は、裸眼立体ディスプレイ10と拡散手段40が一つに固定されることにある。このように拡散層を裸眼立体ディスプレイに取り付けることによって、単に折り畳むだけで容易に保管することができる。
【0040】
他の実施例(図示せず)では、フレーム部分74の互いに対向する側部に規定した溝を利用して、拡散層を裸眼立体表示手段にスライド(摺動)可能なように装着して、拡散シートが表示手段の前面をスライドすることを可能にして、これにより2D画像が知覚される。この場合には、シートの不使用時に、シートを表示手段から単に除去することができる。
【0041】
さらに他の実施例(図示せず)では、拡散層を裸眼立体表示手段にスライド可能なように装着して、拡散シートが表示パネルと指向手段との間をスライド可能なようにして、これにより2D画像が知覚される。
【0042】
本発明のさらに他の実施例(図示せず)では、拡散層をフレキシブル(可撓性)シートとして形成して、このシートを、表示パネルの1つの側に沿って伸びるローラー上に載せて、必要時には表示手段上に巻き出して、立体画像の表示時には巻き取る。シートを巻いたローラーは裸眼立体表示手段から着脱可能にして、不使用時の保管を容易にする。
【実施例3】
【0043】
図8に、本発明によるカラー表示装置のさらに他の実施例の透視図を図式的に示し、この表示装置は、裸眼立体表示手段10及び電気的に切り換え可能な光拡散層80を具えて、光拡散層80は、対向電極間に挟んだ光電材料から成り、表示手段の前面に位置する。リード線81を介してこれらの電極間に適切な電位差を印加することによって、層80を、非散乱状態から強散乱状態に光学的に変化させて、これにより表示装置は、立体画像を表示する3Dモードから、二次元画像を表示する2Dモードに変化する。この電気的に切り換え可能な光拡散層は、高分子分散型(ポリマー分散)液晶(PDLC)層であることが好ましい。これらは現在技術において周知であり、商業的に入手可能である。この切り換え可能な層は、裸眼立体表示手段10の前面に永久的に装着することが好ましい。従って、この表示装置は、単に印加電圧をオン状態及びオフ状態に切り換えることによって、3Dモードから2Dモードに切り換えることができる。表示手段10に貼り付けた切り換え可能な層80を用いることによって、表示手段と変換手段の間に、塵埃粒子がより捕らえられにくくなり、これにより、合わさった面どうしの光学的伝達性を良好に保つことができる。
【0044】
電気的に切り換え可能な光拡散層80は指向手段15の前面に配置することが好ましいが、代わりに、指向手段15と表示パネル11の間に配置して、指向手段15の入力側に合わせることも考えられる。
【実施例4】
【0045】
図9に、カラー裸眼立体表示装置の他の実施例を図式的に示し、この表示装置は、表示パネル上に重ねたレンチキュラー・アレイを有する。レンチキュラー・アレイ15は、電気的に切り換え可能な光拡散材料95、例えばPDLCの層を具えている。レンチキュラー・アレイ15の、表示パネル11に隣接する面はほぼ平坦であり、パネルとの光学的伝達性が良好である。レンチキュラー・アレイ15の出力側の面は、細長いレンチキュラー素子を具えている。レンチキュラー・シート15の各表面上には電極93、94を配置し、これらの電極は透明導電材料製であり、例えばインジウム錫酸化物(ITO:indium tin oxide)である。これらの電極に電位差を印加して、2D表示モードと3D表示モードの間の切り換えを行う。
【実施例5】
【0046】
図10に、レンチキュラー・アレイを具えた他の実施例を示し、このレンチキュラー・アレイは、電気的に切り換え可能な拡散材料を2つの透明電極93、94の間に挟んだ層を有する。しかし、本実施例の場合には、レンチキュラー素子16を、表示パネル11に隣接する面上に配置する。レンチキュラー・アレイの出力面はほぼ平坦である。これらの電極に電位差を印加して、2D表示モードと3D表示モードの間の切り換えを行う。
【0047】
図4及び図8に示すように、上述した実施例の、拡散層40あるいは電気的に切り換え可能な光拡散層80は、裸眼立体表示手段10上に完全に広がって、これにより、表示装置全体が2Dモードと3Dモードの間で切り換わることができる。所望すれば、表示領域を複数のセクション(部分)に分割して、個々のセクションを互いに独立して制御する。従って、表示装置の表示アレイの選択した部分上に2D画像を知覚させつつ、他の立体画像を同時に表示することができる。電気的に切り換え可能な光拡散層80をこのように分割して、任意の時点に選択した部分のみを強度の拡散状態にすることができる。
【0048】
例として、図11に、電気的に切り換え可能な層80の前面図を図式的に示し、層80が、独立して切り換え可能な4つの等しい象限90A〜90Dを規定して、これらの全体が表示領域を覆う。セクション毎の電極対が、各セクションに個別に電位差を印加することを可能にする。個々の領域は、独立して切り換えることも組み合わせて切り換えることもできる。4象限を全部まとめて切り換えることによって、ディスプレイ10を完全に覆う層を用いるのと同様の効果を達成することができる。
【0049】
従って、要約すれば、本明細書ではカラー裸眼立体表示装置を開示し、この表示装置は、立体画像を表示する裸眼立体表示手段と、この裸眼立体表示手段と共に選択的に動作可能な拡散手段とを具えて、これにより、この表示装置は3D表示モードと2D表示モードの間で切り換え可能である。
【0050】
本明細書の開示より、本発明の他の変形は当業者によって明らかである。こうした変形は、カラー表示装置及びその構成部品の分野で既に知られている他の特徴を含むことができ、これらの特徴は、本明細書に記載の特徴の代りに、あるいはこれらの特徴に加えて利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0051】
【図1】細長いレンチキュラー素子のアレイを具えた裸眼立体表示手段の既知の形式の図式的な透視図である。
【図2】図1の裸眼立体表示手段の一部の図式的な平面図であり、2画像を提供する方法を示す。
【図3】図3A及び図3Bは、図1の裸眼立体表示手段における表示素子のアレイの一部の図式的な平面図であり、例えば図2に示す2画像システムを採用した際の解像度の低下を示す。
【図4】本発明によるカラー裸眼立体表示装置の実施例の図式的な透視図である。
【図5】図5A及び図5Bは、拡散手段の、出力光の方向性に対する効果を図式的に示す図である。
【図6】表示素子のアレイの一部の図式的な平面図であり、本発明による解像度の回復を示す。
【図7】回動自在に装着した拡散手段を用いた、本発明の他の実施例の図式的な透視図である
【図8】電気的に切換可能な光拡散層を用いた、本発明のさらに他の実施例の図式的な透視図である。
【図9】電気的に切換可能な光拡散層を具えたレンチキュラー・アレイを用いた他の実施例を示す図式的な断面図である。
【図10】電気的に切換可能な光拡散層を具えたレンチキュラー・アレイを用いたさらに他の実施例を示す図式的な断面図である。
【図11】電気的に切換可能な光拡散層の変形形態を示す図である。
【符号の説明】
【0052】
10 カラー裸眼立体表示手段
11 表示パネル(カラー・アクティブマトリクス液晶ディスプレイ)
12 表示素子(副画素)
14 光源
15 レンチキュラー・シート(指向手段)
16 レンチキュラー素子
21 (副画素列の)グループ
30 カラー画素(RGB三色組)
32 副画素(左方)
33 副画素(右方)
35 画像(領域A)
36 画像(領域B)
40 拡散層
50 画像
51 三色組
71 ヒンジ手段
72 止め具手段
74 フレーム部
80 光拡散層
81 リード線
90A〜90D 象限
93 (透明)電極
94 (透明)電極
95 光拡散材料(電気的に切り換え可能)

Claims (13)

  1. 表示パネルを具えて立体画像を表示する裸眼立体表示手段と;
    前記表示手段と共に選択的に動作可能な変換手段とを具えたカラー裸眼立体表示装置であって、
    該カラー裸眼立体表示装置が、第1状態では立体画像を表示して、第2状態では、前記変換手段が光学的に前記表示手段の後方に来て、二次元画像の知覚を可能にするカラー裸眼立体表示装置において、
    前記第2状態において、前記変換手段が拡散手段を具えていることを特徴とするカラー裸眼立体表示装置。
  2. 立体画像を表示する裸眼立体表示手段と;
    前記立体画像を二次元画像に変換する拡散手段とを具えたカラー裸眼立体表示装置であって、
    前記裸眼立体表示手段が、表示素子のアレイを有して出力側に表示を生成するマトリクス表示パネルと、前記表示素子の各グループからの出力を、互いに異なる方向に指向させる光指向手段とを具えて、
    前記拡散手段が、前記マトリクス表示パネルの出力側に重なる
    ことを特徴とするカラー裸眼立体表示装置。
  3. 前記指向手段を前記マトリクス表示パネルの出力側に配置して、前記拡散手段を、前記指向手段の、前記マトリクス表示パネルから離れた側に配置したことを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記拡散手段を、前記裸眼立体表示手段に装着した拡散層で構成したことを特徴とする請求項1、2、または3に記載の表示装置。
  5. 前記拡散層が着脱可能であることを特徴とする請求項4に記載の表示装置。
  6. 前記拡散層を、前記裸眼立体表示手段上に回動可能なように装着した拡散シートで構成して、前記拡散シートが、前記表示パネル上に重なる動作位置と、前記表示パネルから離れた不動作位置との間を回動可能であることを特徴とする請求項4に記載の表示装置。
  7. 前記拡散層を、前記裸眼立体表示手段上にスライド可能なように装着した拡散シートで構成して、前記拡散シートが、前記表示パネル上に重なる動作位置と、前記表示パネルから離れた不動作位置との間をスライド可能であることを特徴とする請求項4に記載の表示装置。
  8. 前記拡散層を、フレキシブル拡散シートで構成したことを特徴とする請求項4に記載の表示装置。
  9. 前記フレキシブル拡散シートが、前記表示パネル上に重なる動作位置から離れるように巻き取り可能であることを特徴とする請求項8に記載の表示装置。
  10. 前記拡散手段を、電気的に切り換え可能な光拡散層で構成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の表示装置。
  11. 前記表示パネルを、行及び列に配置した表示素子のアレイを有するマトリクス表示パネルで構成したことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  12. 前記裸眼立体表示手段が、前記表示パネル上に重なり互いに平行に伸びる細長いレンチキュラー素子のアレイを具えていることを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の表示装置。
  13. 前記細長いレンチキュラー素子のアレイが、電気的に切り換え可能な光拡散層を具えていることを特徴とする請求項12に記載の表示装置。
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