JP2004523270A - 歯科用ユニットまたは人体向けのユニットのための方法および装置 - Google Patents
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Abstract
【選択図】図1a
Description
本発明は、とりわけ、歯科用ユニットまたは人体に関係する目的用のユニット、例えば歯科用ブリッジの形の代用部品、歯科用ブリッジを固締するためのアセンブリテンプレート等を、ユニットの開口を介して粘着性母材を施用することによって、強化するための方法に関する。本発明はまた、前記方法に関連する装置、および前記歯科または人体の文脈で、強化材を含むシェルを備えており前記母材を受容するように意図されているユニットに、少なくとも初期段階で粘着性のある母材用の供給手段のための装置にも関する。
【0002】
母材、例えばアクリル系プラスチックを繊維構成に注入し、次いでそれをモールド内で重合させて仕上げ補綴ブランクにするように構成された、かなりの繊維含有率を持つ複合材料の補綴構造物に関するスウェーデン特許第457691号を特に参照する。
【0003】
当該母材は健康に有害であり、関係者を健康危険に曝す。したがって、危険を大幅に取り除くことができるようにシステムを設計し供給することができるようにする必要がある。本発明の主な目的は、とりわけこの問題を解決することである。
【0004】
また、技術的に比較的単純な手段および手順により、例えば注入を正確にできるようにシステムを設計できることが必要である。また、流通および販売は、有害手段の封じ込めが有効に維持されるように行うことができることも重要である。本発明はこの問題も解決する。
【0005】
本発明に係る方法を第一に特徴付けるものとみなすことができる特色は、とりわけ、母材に含まれかつ最初粘着性である成分が2つの密閉された空間に別個に維持されること、該空間が接続部材を介して相互に内部接触すること、および前記内部接触により、またはその後、少なくとも第1空間内に配置されるかまたはそれに接続される混合部材が作動して、粘着性母材成分が混合されることである。さらなる特徴は、混合された依然として粘着性の成分が、ユニットの外部への実質的な漏出を生じることなく、空間から開口を介してユニットの内部に供給されることである。
【0006】
本発明の概念のさらなる展開は方法に関する従属請求項に記載されており、とりわけ、第1および第2密閉空間が2つの注入シリンジ内に配設され、第1注入シリンジのバレル空間によって形成される第1空間に例えばエポキシベースが適用され、第2注入シリンジのバレル空間によって形成される第2空間に硬化剤が適用されることを含む。
【0007】
本発明に係る装置は、主として、それが2つの最初粘着性の母材成分のための2つの最初別個の空間を含むこと、および前記空間を内部的に接続するために接続部材が配設されることが特徴であるとみなすことができる。さらなる特徴は、空間の少なくとも一方が、空間の結合により、またはその後に、それに働く作用に応じて母材成分の混合を引き起こす混合部材をそれに含むか、またはそれに接続すること、および装置がさらに、ユニットの外部への実質的な漏出無く、前記ユニットへの前記適用を可能にするように設計されることである。
【0008】
新規の装置のさらなる展開は従属請求項に記載されており、とりわけ、第1空間が第1注入シリンジに配設され、第2空間が第2注入シリンジに配設されることを含む。初期状態では、すなわち非結合位置では、第1注入シリンジは、例えばエポキシベースの形を持つことのできる第1量の母材を含む。第2注入シリンジの第2空間は硬化剤を含むことができる。
【0009】
本発明に係る薬剤を供給するための装置は、2つの空間密閉ユニット、例えば2つの注入シリンジが初期状態の母材成分をそれらの空間に別個に含むことによって特徴付けられるとみなすことができる。前記空間または空間密閉ユニットは接続部材によって内部的に接続することができ、少なくとも1つの空間密閉ユニットは混合部材を備えており、それはユニットまたは空間の内部接続により起動して母材成分を混合させることができる。この場合のさらなる特徴は、少なくとも空間密閉ユニットまたは注入シリンジがそれぞれに別個に母材成分と共に密封包装体に包装することができることである。
【0010】
本発明の概念のさらなる展開は、従属請求項に記載されている。
【0011】
上に提案した特色は、流通および販売が効率的かつ安全に実行できるという利点をもたらす。ユニットの実際の注入手順はよく密閉されたシステムの中で実行することができ、そこから健康に有害な物質が漏出することは充分に防止される。注入はそれ自体効果的であり、例えばシェル内の強化材は混合された母材によって完全に湿潤化されることが保証される。したがって、炭素繊維入りラテックスチューブの形のユニットを使用することができる。例えば5mlおよび3mlのアラルダイトLY5138用の従来の注入シリンジを使用することができる。加えて、3ml用注入シリンジを0.8mlの硬化剤HY5138と共に使用することが可能である。以下の説明に従ったシリンジ結合ノズルを使用することができる。当該包装体は、保護手袋、口腔保護具、および混合手順に関する説明書を含むことができる。
【0012】
本発明の特徴的な特色を有する現在提案する方法および現在提案する装置について、以下で、添付の図面を参照しながら説明する。
図1は、母材成分を含む注入シリンジに含まれる2つの空間を結合部材がいかに結合するかを示す切欠き略側面図である。
図1aは、混合された母材成分の歯科用ユニットまたは人体向けのユニットへの注入を示す切欠き略側面図である。
図1bは、図1に係る実施形態で使用されるシリンジ結合ノズルの設計実施形態を示す側面図である。
図1cは、図1および1bに係る構造の設計実施形態を示す側面図である。
図1dは、第1シリンジのユニットへの接続の設計実施形態を示す側面図である。
図1eは、第1シリンジの図1dに係るユニットへの接続を示す切欠き側面図である。
図2は、第1母材成分、例えばエポキシベースを含む第1注入シリンジを示す側面図である。
図3は、例えば硬化剤の形の第2母材入り第2注入シリンジを示す側面図である。
図4は、図2および3に示した注入シリンジの包装体を、保護手袋、口腔保護具、および使用説明書と共に示す側面図である。
図5は、図2、3および4に係る炭素繊維強化ユニットとユニットへの注入様の関連ノズル、および注入シリンジ用結合ノズルを示す水平図である。
図6、図6a〜6eは、図2に係る注入シリンジに適用することのできる混合部材の設計実施形態を示す図である。
【0013】
図1で、第1注入シリンジは概略的に1で示され、第2注入シリンジは概略的に1′で示されている。注入シリンジは原則として従来の構造を持つことができるが、例外は注入シリンジ1が特殊混合部材を備えていることである。注入シリンジ1は、2つの従属空間1a′および1a′′から形成される空間を有する。注入シリンジ1のプランジャは2で示され、該プランジャはゴムまたは他の弾性材料から作ることができる。3で表される第1母材成分は、空間1a′および1a′′に含まれる。この例示的実施形態では、母材成分3はアラルダイトLY5138から構成することができる。シリンジ1の筒形部分1bの総空間は、それ自体公知の仕方でプランジャロッド2aに作用することによって矢印4の方向に働くことのできるプランジャ2の助けを借りて、それ自体公知の仕方で変化させることができる。前記混合部材は第1部分5a、およびこれに接続された第2部分5bを含む。混合部材はそれ自体、参照ラベル5を有する。部分5bは一端に、ハンドルまたは作動部として形成された部分5cが設けられる。部分5bはプランジャ2の凹所2c内に伸長する。混合部材、すなわち部分5aおよび5bは、注入シリンジの長手方向に、すなわち注入シリンジの中心軸7に沿って、変位可能である。変位の方向は、図1で矢印6によって示される。混合部材5a、5b、5cの相対変位により、部分5aはバレル壁1bおよびプランジャ2に対して相対的に移動する。第1部分5aには連続凹所5dも設けられ、それを介して母材成分3が作動方向6に応じて矢印8および9の方向に通過することができる。第1部分の相対変位により、母材成分は第1部分の上下面5a′および5a′′間で変位する。母材成分3の変位は、作動方向6に応じて矢印8および9の方向に行われる。
【0014】
第2注入シリンジ1′も、注入シリンジの円筒部12の内壁11に対して封止する、例えばゴム材または他の弾性材料から作られたプランジャ10を備えている。この例では、例えば硬化剤HY5138の形の第2母材成分13が、図1で14によって示されるシリンジの内部空間内に導入される。プランジャ12の移動の方向は、矢印15によって示される。
【0015】
シリンジ結合ノズルは16で示される。ノズルは、注入シリンジ1および1′用の2つの受け座16aおよび16bを有する。ノズル16はこの例では、注入シリンジをノズルに(またはその逆に)当てたときに、開放内部チャネル16cが存在するように設計される。ノズル16に前部1′′および1′′′を挿入すると、シリンジのそれぞれ内部空間1a′、1a′′および14間の接続が開放チャネル16cに開かれ、したがってそれは、シリンジの内部空間が相互に接続されたときを意味し、それはまたシリンジに含まれるそれぞれの母材成分3および13にも当てはまる。プランジャ2を図で右に作用させ、または押すことにより、かつプランジャ10を図で左に作用させ、または押すことにより、母材成分13はシリンジ1′から出て、シリンジ1の空間1a′、1a′′に移動させることができる。空間1a′、1a′′における母材成分13の移動後、混合部材5、5a、5b、5cを上述の相対運動のために作用させることができ、それは母材成分3および13の混合機能(矢印8および9参照)が空間1a′、1a′′で起きることを意味する。こうして混合された母材成分は、プランジャ2および10を図で左に作用させ、または押すことにより、部分的に空間14に戻すことができる。そのような手順により、硬化剤すなわち母材成分13の残留物を、混合母材成分によって取り込むことができる。一実施形態では、例えば空間1a′、1a′′内における部分5aの10回の完全な往復運動により、母材成分3および13の完全な混合が得られると考えることができる。
【0016】
母材成分3および13が完全に混合され、空間1a′、1a′′に配置されたときに、注入シリンジ1をシリング結合ノズル16から(またはその逆に)取り外して、シェル17c内に配置されているユニットの内部17bに通じる開口17aが設けられているユニット17に移すことができる。ユニット17に対してシリンジ1を当てがう方向は、図1aに18で示される。この内部17bに、ユニットは以下の説明による炭素繊維強化材17dを備えている。プランジャ2を矢印6´の方向、すなわち図で左に押すことによって、混合母材3+13を矢印18の方向にユニットの内部17bに注入することができる。注入に関連して、ユニットのシェル17cの内部に閉囲された空気19、19′は、混合母材の注入が行われる端17fに対して反対側の端である、ユニットの端17eにある空気除去穴20、21を通して送り出すことができる。シリンジ1の前部1′′とユニット17の開口17aとの間の密閉機能はここで、ユニット17の外側22への、すなわち周囲大気中への母材の実質的な漏出を少なくとも防止すると想定される。プランジャ2が図1aに従って作用するとき、部分5aはこの注入手順によって自由に制御することができるので、部分5aの相対変位は不要になる。
【0017】
図1bは、シリンジの内部空間1a′および14それぞれが相互に接続されるようにシリンジに(またはその逆に)係合することができるノズル23(図1の16参照)への第1および第2シリンジ1′′および1′′′それぞれの前部の接続を示す。ノズルは、シリンジ内の材料/物質の内部移送による前記の実質的な耐漏性が保証されるように設計される。シリンジ1は雌ねじまたは差込みソケット1a′′′′を備えており、それによってシリンジは、シリンジのフランジ23aによってノズル23に(またはその逆に)ねじ込むことができる。シリンジはまたガイドピン1′′′′′をも有し、それによってシリンジはノズルに対して案内される。ノズルは原則的に、手段(接着剤)23dによって封止され固定される2つの部分23bおよび23cから構成される。部分23bは、シリンジの内部空間の間で物質を移送するための内部チャネル23eを有する。第2シリンジの前部にも差込みソケットまたは雌ねじ1′′′′′′が設けられており、その中にノズルのフランジ23fを介して第2シリンジをねじ込むことができる。ノズルに固定またはねじ込む前に、シリンジの使用前の物質を閉囲するプラグ形部分が設けられている。プラグ形部分は取り外し可能である。
【0018】
図1cは、ノズルの構造およびそれぞれ第1および第2シリンジ1および1′のノズル23への接続の実施例を示す。ここで、第1シリンジ1はノズル部23bに接続され、第2シリンジ1′はノズルの第2部分23cに接続される。シリンジの前部1′′および1′′′は、上述に従って雌ねじを備えており、それを介してシリンジはシリンジ結合ノズル23(図1の16も参照)にねじ込むことができる。
【0019】
図1dおよび1eは、同様の仕方で、第1シリンジ1のユニット17への接続を示す(図1aも参照)。この例では、ユニット17の前部17aに配設された接続部材17gが使用される。接続部材は外部締付けスリーブ17g′およびスリーブ形部分17g′′を備え、スリーブ形部分にはその外端にフランジ17g′′′が設けられている。スリーブはユニット17のシェル(チューブ)をそれらの間で締め付ける。第1シリンジ1は、前記フランジ17g′′′にその雌ねじ1′′′′の助けをかりてねじ込むことができる。シリンジのガイド部またはガイドチューブ1a′′′′′は、部分17g′′の内壁17g′′′′を案内される。内部チャネルはこのようにして確立され、上述に従って媒体をシリンジの内部からユニット17の内部空間17bへ移送することができる。内部スリーブ17g′′は象徴的に示されるプラグまたは壁部17g′′′′′を配設することができ、それは使用中、すなわちシリンジ1内の物質をユニットへ注入中に、シリンジとユニットの空間との間の接触を防止する。この場合、プラグ形または壁形部は、それ自体公知の方法で穴をあけることができる。そのような壁部は、シリンジ内の物質が導入される前に、ユニットに液体媒体が密閉されている場合に使用することができる。
【0020】
ユニット17に関して、1つの例示的実施形態で、それは、青色とすることができ、かつ歯列弓または歯列弓の一部または歯列弓テンプレートとして形作ることができるラテックスチューブから構成される。一端17eは、炭素繊維の湿潤化に関連して空気を除去するための前記小さい穴を除いて、閉止されている。図1bによると、ユニットの他端17fには、母材を含むシリンジを当てるために例えば取り付けられたノズル23に(図1b参照)開口がある。ラテックスチューブの壁は例えば0.3mm厚さとすることができ、歯科現場でのその使用に関連して、1つまたは複数の穿孔先端により貫通させなければならない。ラテックスチューブは、例えば母材が流出しないように、炭素繊維および母材を定位置に保持する。ラテックスチューブの外側または完成したプラスチックモデルまたはテンプレートの外側に取り付けられるシリコーン型の助けを借りて、所定の歯列弓形に従った所望の形状を得ることができる。加えて、ラテックスチューブをこの目的に使用する場合、シリコーン型の助けを借りて、炭素繊維強化された歯科用ブリッジに個々の歯のための機械的保持具またはブラケットを装着することができる。炭素繊維は、チューブの形に相互に編組された48本の粗紡糸で各々構成される例えば5区画のホースから構成することができる。各粗紡糸は約6000本の繊維から構成される。ホースは相互に嵌合される。このようにして、各々約6000本の繊維で、すなわち合計で約144万本の繊維で、全部で240本の粗紡糸が形成される。繊維は生産工程で、母材が繊維に最適に固定されるように処理される。これは、それ自体公知の方法で行うことができる。
【0021】
図2では、第1注入シリンジは、Becton Dickinson EDC B9140 Temse, BD 5ml Syringe Luer−LOK(TM)の名前で公開市場で市販されているシリンジと同一の基本構成を有するシリンジであり、エポキシベースおよび硬化剤を閉鎖システム内で混合するために、本発明に従って適応されている。適応は、シリンジケーシングから取り外された注入シリンジのプランジャ、および分解されているゴムワッシャ(プランジャ)を含むことができる。結果としてプランジャの端でゴムワッシャの貫通穴が得られるように、プランジャの中心付近にその長さに沿って2mmの穴があけられる。ゴムワッシャ(プランジャ)は、丸い穴を得るために例えば約1mmのカニューレを用いて穴が設けられる。図2で、注入シリンジは24で示され、バレル部は25で、プランジャ部は26bで示される。プランジャ部は、バレル25に配設されたゴム部26a、および外部作動部26bを有する。図2で、プランジャ部26aの穴は26a′で示され、茶道部26bの穴は26b′で示される。加えて、プランジャは、プランジャ用の支承部およびゴムシール26a用の支持部を構成する前部26cおよび26dを有し、そこに連続穴26c′および26d′が配設される。
【0022】
例えばステンレス鋼または真鍮製であり、例えば直径2mmの金属ワイヤまたは金属ロッド27が前記穴26a′、26b′、26c′および26d′に取り付けられる。ワイヤまたはロッド27の内端27aは、シリンジのバレル形部分25の内側で皿形部材28(上記5a参照)に接続される。ロッド27の他端27bは、作動部29(上記5c参照)に接続される。プランジャ部26aの穴はワイヤまたはロッド27の直径より小さいので、プランジャ26aとワイヤまたはロッド27との間に封止が得られる。ワイヤまたはロッド27は、前記穴26a′および26b′内で変位可能に配設される。これは、部分28にシリンジバレルおよびプランジャ部26に対する前記相対運動を提供することができることを意味する。一実施形態で、前記部分は、シリンジのケーシングまたはバレル形空間に嵌合する丸いワッシャの形を持つことができる。この場合、ワッシャ28は片側を切断して、この方法で、プラスチック(母材)がシリンジ内または内部空間内に容易に流動することができるように(図1の矢印8および9参照)三日月を形成することができる。切込み部分は、扇形またはセグメントの形を持つことができる。ワッシャをワイヤまたはロッドの先端のすぐ後ろに取り付けることができるように、ゴムプランジャと同じ領域でワッシャに適切な直径の穴も形成される。金属ワイヤまたはロッド27は、プランジャの中心に沿って、ゴムプランジャおよびシリングプランジャの先端を通して押し込まれ、シリンジプランジャの後部から出る。一実施形態では、ハンドル部29は長さ約5mmのアクリルの丸形または円筒形のプラスチック片として設計される。プラスチック片の中心には便宜的なめくら穴が形成される。
【0023】
プランジャがこのように改変されると、それはシリンジケーシングまたはバレル容積内に再び挿入され、金属ワイヤまたは金属ロッドに作動力を与えることができてシリンジ内のワッシャ28の前後運動が可能となるように、シリンジの後部領域に配置される。
【0024】
図2に係る改変注入シリンジは、0.8mlの硬化剤HY5138と混合するように意図された、建築用接着剤である3mmのアラルダイトLY5138が充填される。図2に係る注入シリンジが充填されると、シリンジは、LUER−LOK(TM)によって形成されたシリンジの頂部にねじ込まれる改変カニューレノズルを用いて閉止される。ねじで着脱可能な部分は24aで示され、上述に従って雌ねじと協働することのできるフランジ形部分を有する。
【0025】
図3に係る注入シリンジ30は、3ml用の従来の注入シリンジで構成される。この例示的実施形態では、このシリンジは適応する必要がなく、代わりに0.8mlの硬化剤HY5138を充填し、次いで、LUER−LOK(TM)であるシリンジの頂部にねじ込まれる改変カニューレノズルを用いて閉止することができる。ねじで着脱可能な閉止部は30aで示され、シリンジ28の部分28aと同様に、特定のシリンジを使用する前に物質または材料が漏出するのを防止する。
【0026】
図4は、2つのシリンジ24および30(上記参照)の包装31を示す。シリンジは上記に従って母材成分を充填される。包装31は袋の形状を持ち、例えば関連母材成分入りのシリンジを確実に保護するプラスチックから作られる。シリンジと一緒に、包装は保護手袋32、口腔保護具33、および適切ならば、システムの取扱いおよび管理のための説明書34をも含む。
【0027】
図5は、包装体に含まれる部品を確実に閉囲するプラスチック袋の形の第2包装35を示す。この場合、ユニット17は包装体に適用される。上記ノズル17gはユニット17に、前記ユニットの端17fに適用されている。包装体はまた、LUER−LOK(TM)ソケット、例えば差込みソケット付きの2つのカニューレノズル23bおよび23cを備えた、シリンジ結合ノズル23をも含む。シリンジ結合ノズルの助けを借りて、前記2つの注入シリンジは、閉止システム内でプラスチック、硬化剤、およびベースが一方のシリンジから他方へ、かつその逆に移動させることができるようにするために、上記に従って結合することができる。上述の保護手袋はラテックス製のサイズの大きい、例えばスウェーデン企業のLABFABからの実験室用手袋または同等物とすることができ、それらは未硬化プラスチックに作業するときに使用しなければならない。前記口腔保護具は鼻と口を覆うために使用され、プラスチックで作業するときに蒸気および粒子の吸入を低減するために使用しなければならない。
【0028】
上述した装置は次のように使用される。注入シリンジの蓋28a、30aを緩め、上述に従ってシリンジ結合ノズルの助けを借りてシリンジを結合する。硬化剤HY5138入りのシリンジの内容をアラルダイトLY5138入りのシリンジに注入し、図2に係る注入シリンジに取り付けられた混合構成または混合部材の助けを借りて混合する。混合構成または混合部材をシリンジの他の部分に対して約5回駆動させ、その結果、ベースおよび硬化剤が効率的に混合される。その後、図3に係るシリンジ内の未混合硬化剤の残留物を取り込むために、混合されたプラスチックの一部を図3に係るシリンジに逆注入させ、再び図2に係るシリンジに戻す。その後、ベースおよび硬化剤の最終混合のために、例えばシリンジの内外への10回の完全な往復運動により、混合部材を作動させることができる。その後、図2に係るシリンジをシリンジ結合ノズルから緩め、炭素繊維構成に接続する。シリンジ内の母材のユニットへの注入に関連して、混合母材またはプラスチックから気泡を逃すための時間を設けるために、注入は数分遅らせることができる。その後、母材を徐々にラテックスチューブ内に押し込むことによって、炭素繊維の湿潤化を開始することができる。ラテックスチューブ内の炭素繊維構成の湿潤化中に、上述した空気の排出を促進するために同時にラテックスチューブの自由端を上に向けながら、前記炭素繊維構成はプラスチック包装体内に残しておくことができる。ユニット内の全ての空気が排気されることを確実にするために、媒体がラテックスチューブの端17eに達したときに、母材の一部を外に流すことができる。ラテックスチューブをプラスチック袋内に維持することによって、重合が行われ、環境への危険をほとんど構成しない袋内にプラスチック成形が維持される。室温での混合母材の全作業時間は少なくとも20分である。その後、炭素繊維強化ブリッジの製作を進めることができる。
【0029】
図6aないし6eは、混合部材の構造を示す。混合部材の部分27の広がりが、関連端部形成27aおよび27bと共に示されている。部分28は弓形28aに設計され、それは扇形部分28bに連なる。除去された部分は図6bに28cで表され、こうして、図1の空間1a′および1a′′間で部分5a(すなわち部分28)の上面と下面との間を母材が通過する通路を構成する。偏心穴28dはロッド端27aを固定するための上述した穴を構成し、ロッド端の直径および穴28dは相互に圧力嵌めができるように設計される。図6eおよび6dに、めくら穴が29aで示される。ロッド端の直径27bおよび凹所29aの穴径は、ロッド端27aと穴28dとの間の固定と同様に、ロッドと部分29との間の固定が得られるように圧力嵌めができるように設計される。
【0030】
図7は、分離状態の図2に係る第1シリンジを示す。プランジャ部26の設計をここで見ることができる。この例示的実施形態では、ゴムリングまたはゴムシール26aが含まれ、2つの支持フランジが26c′および26d′で示される。前記フランジはバレル25内のベアリングフランジとして働き、前支持フランジ26c′もゴムシールまたはゴムリング26aのための支持体を構成する。ロッドまたはワイヤ27用の連続穴が、前記フランジ26cおよび26dに26a′(ゴムリングにある)、26b′(プランジャの後部フランジにある)、26c′および26d′で示される。この図は、図6に関連して述べた作動部29および部分28をも示す。
【0031】
本発明は、例として上述した実施形態に限定されず、代わりにそれは添付の特許請求および発明の概念の範囲内で変形することができる。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1a】図1は、母材成分を含む注入シリンジに含まれる2つの空間を結合部材がいかに結合するかを示す切欠き略側面図である。図1aは、混合された母材成分の歯科用ユニットまたは人体向けのユニットへの注入を示す切欠き略側面図である。
【図1b】図1に係る実施形態で使用されるシリンジ結合ノズルの設計実施形態を示す側面図である。
【図1c】図1および1bに係る構造の設計実施形態を示す側面図である。
【図1d】第1シリンジのユニットへの接続の設計実施形態を示す側面図である。
【図1e】第1シリンジの図1dに係るユニットへの接続を示す切欠き側面図である。
【図2】第1母材成分、例えばエポキシベースを含む第1注入シリンジを示す側面図である。
【図3】例えば硬化剤の形の第2母材入り第2注入シリンジを示す側面図である。
【図4】図2および3に示した注入シリンジの包装体を、保護手袋、口腔保護具、および使用説明書と共に示す側面図である。
【図5】図2、3および4に係る炭素繊維強化ユニットとユニットへの注入様の関連ノズル、および注入シリンジ用結合ノズルを示す水平図である。
【図6a】図6は、図2に係る注入シリンジに適用することのできる混合部材の設計実施形態を示す図である。図6aは、図2に係る注入シリンジに適用することのできる混合部材の別の設計実施形態を示す図である。
【図6b】図2に係る注入シリンジに適用することのできる混合部材のさらに別の設計実施形態を示す図である。
【図6c】図2に係る注入シリンジに適用することのできる混合部材のさらに別の設計実施形態を示す図である。
【図6d】図2に係る注入シリンジに適用することのできる混合部材のさらに別の設計実施形態を示す図である。
【図6e】図2に係る注入シリンジに適用することのできる混合部材のさらに別の設計実施形態を示す図である。
【図7】図7は、分離状態の図2に係る第1シリンジを示す。
Claims (24)
- 歯科用または人体に関係する目的用のユニット(17)、例えば歯科用ブリッジの形の代用部品、歯科用ブリッジを固締するためのアセンブリテンプレート等を、ユニットの開口(17a)を介して母材を施用することによって、強化するための方法において、母材に含まれかつ最初粘着性である成分(3,13)が2つの密閉された空間(1a′,1a′′;14)に別個に維持されること、空間が接続部材(16)を介して相互に内部接触すること、前記内部接触により、またはその後、少なくとも第1空間内に配置されるかまたはそれに接続される混合部材(5)が作動して、粘着性母材成分が混合されること、および混合された依然として粘着性の母材成分(3+13)が、ユニットの外部への実質的な漏出を生じることなく、空間から開口を介してユニットの内部(17b)に供給されることを特徴とする方法。
- 第1および第2密閉容積(1a′,1a′′および14)が2つの注入シリンジ(24,30)内に配設され、第1注入シリンジのバレル空間によって形成される第1空間にエポキシベースが適用され、第2注入シリンジ(30)のバレル空間によって形成される第2空間に硬化剤が適用されることを特徴とする請求項1記載の方法。
- 混合部材(5)は第1注入シリンジのバレル空間内に、第1部分(5a)および第1部分に接続され第1注入シリンジのプランジャ(26a)を通って伸長させられる第2部分(5b)を配設されていること、および混合部材は前記第2部分(5b)の作動によって起動されることを特徴とする請求項1または2記載の方法。
- シリンジは接続部材(16)のそれぞれの端にそれらの尖頭領域を介して当てられることを特徴とする請求項1、2または3記載の方法。
- 混合部材の第2部分(5b)の作動により、第1部分は第1注入シリンジのバレル空間に対する長手方向変位運動を実行させられること、および前記運動により、第1量の母材は第1部分(28)の1以上の連続通路(28c)を通って通過させられることを特徴とする請求項1〜4のいずれか記載の方法。
- 接続部材(16)を介する注入シリンジの接続により、第2量の母材は第2注入シリンジ(30)から第1注入シリンジのバレル空間へと押されること、およびその後、混合は第1注入シリンジのバレル空間のバレル壁に対する混合部材(5)の第1部分(5a)の変位運動によって前記バレル空間内で行われることを特徴とする請求項1〜5のいずれか記載の方法。
- 混合は、第1注入シリンジのバレルに対する混合部材の第1部分(5a)の数回の完全な往復運動、例えば10回の完全な往復運動によって行われることを特徴とする請求項1〜6のいずれか記載の方法。
- 第1注入シリンジのバレル空間内の混合に関連して、完全にまたは部分的に混合された母材成分は第2注入シリンジのバレル容積に完全にまたは部分的に一時移動させられ、混合は第2注入シリンジのバレル空間内の第2母材成分の残留物を取り込むことを確実にし、その後再度新たな完全な往復運度が第1注入シリンジ内で行われることを特徴とする請求項1〜7のいずれか記載の方法。
- 第1注入シリンジのバレル空間内の混合された母材成分は、第1注入シリンジによってユニットの内部まで前記開口(17a)を介して移され、第1注入シリンジは、接続部材(16)から取り外され、直接またはノズル(23)を介して、その先端でユニットの開口に対してまたはユニットの開口に当てられ、そしてユニット内へ混合された母材成分を注入するために起動されることを特徴とする請求項1〜8のいずれか記載の方法。
- 混合された材料の注入に関連して、ユニット内に閉囲された空気は注入端とは別のユニット(17)の端にある1以上の小さな穴を介してユニットの外側(22)へ送り出されることを特徴とする請求項1〜9のいずれか記載の方法。
- ユニットは歯列弓または歯列弓部分として設計されることを特徴とする請求項1〜10のいずれか記載の方法。
- 歯科用または人体に関係する目的用のユニットに、粘着性母材を施用するための装置であって、ユニットは開口を設けられたシェル(17)を備えており、強化材と前記母材を含むように意図されている装置において、それが2つの最初粘着性の母材成分(3,13)のための2つの最初別個の空間を含むこと、前記空間を内部的に接続するために接続部材(16)が配設されること、空間の少なくとも一方が、空間の結合により、またはその後に、それに働く作用に応じて母材成分の混合を引き起こす混合部材(5)をそれに含むか、またはそれに接続すること、および装置がユニットの外部への実質的な漏出無く、前記適用を可能にするように設計されることを特徴とする装置。
- 第1空間が第1注入シリンジに配設され、その内部空間(第1空間と呼ぶ)は例えばエポキシベースの形を持つ第1量の母材を含むことを特徴とする請求項12記載の装置。
- 第2空間が第2注入シリンジ(30)に配設され、その内部空間(第2空間と呼ぶ)は硬化剤を含むことを特徴とする請求項11または12記載の装置。
- 第1注入シリンジはバレルおよびプランジャ部分を設けられ、かつプランジャおよびバレルに対して変位されることができる混合部材(5)を設けられていることを特徴とする請求項13または14記載の装置。
- 変位可能な混合部材は、バレル内に配置され第1量の母材成分と協働することができる第1部分(5a)、および第1部分(5a)に接続され第1注入シリンジのプランジャに伸長し、かつ前記バレルに対する第1部分(5a)の相対運動を与えるために第1注入シリンジの外側から起動されることができる第2部分(5b)を含むことを特徴とする請求項15記載の装置。
- 第1部分は1以上の連続通路を配設され、第2部分(5b)の作動により、第1量の母材はその通路を通って完全にまたは部分的に通過することを特徴とする請求項15または16記載の装置。
- 第1部分は、扇形またはセグメント形の部分が取り除かれて連続通路を形成する皿形要素を形成することを特徴とする請求項17記載の装置。
- 第2部分の第1端は第1部分のめくら穴を介して第1部分に固定されることを特徴とする請求項16〜18のいずれか記載の装置。
- ハンドル部(5c)は第2部分の第2端を介して第2部分に固定され、ハンドル部分(5c)は第2部分が伸長するめくら穴を設けられることを特徴とする請求項16〜19のいずれか記載の装置。
- 混合された母材成分の施用に関連して、ユニットは、閉囲された空気用の1以上の空気通路穴を設計されていることを特徴とする請求項12〜20のいずれか記載の装置。
- ユニットは歯列弓の形を有することを特徴とする請求項12〜21のいずれか記載の装置。
- 歯科用または人体に関係する目的用のユニットを製造するための薬剤を供給するための装置であって、ユニットは強化材を含むシェルを備えており、母材(3+13)を供給されるように意図されている装置において、2つの空間密閉ユニット、例えば母材成分(3,13)(例えばポキシベース(アラルダイトLY1538)および硬化剤(HY5138))をそれらの空間に別個に含む2つの注入シリンジ(24,30)、前記空間または空間密閉ユニットの内部接続を可能とする接続部材(16)、接続部材によるユニットまたは空間の内部接続により、またはその後に、それに与えられる作動作用に応じて、母材成分の混合を可能とする、少なくとも1つの空間密閉ユニット内の混合部材(5)、および母材成分で充填または満たされる少なくとも空間密閉ユニットまたは注入シリンジを含む密封包装体によって特徴付けられる装置。
- ユニット、例えば炭素繊維強化ユニットも第1注入シリンジ用の取り付けノズルと共に密封包装体に包装されることを特徴とする請求項23記載の装置。
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