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JP2004515306A - インプラント、補強要素の導入手順、およびインプラントの製造プロセス - Google Patents

インプラント、補強要素の導入手順、およびインプラントの製造プロセス Download PDF

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JP2004515306A
JP2004515306A JP2002549156A JP2002549156A JP2004515306A JP 2004515306 A JP2004515306 A JP 2004515306A JP 2002549156 A JP2002549156 A JP 2002549156A JP 2002549156 A JP2002549156 A JP 2002549156A JP 2004515306 A JP2004515306 A JP 2004515306A
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トーディ ジャニン
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Abstract

できるだけ迅速に組織と一体化し、かつそれにもかかわらず組織と充分に適合可能であるインプラントを提供するために、少なくとも1つの安定した開口を有する組織適合性のミクロ多孔体から作られたインプラントを提示する。

Description

【0001】
(技術分野)
本発明は、組織適合性ミクロ多孔体から作られたインプラント、封入体に包囲された軟質構造への補強要素の導入プロセス、およびブランクからインプラントを製造するプロセスに関する。
【0002】
(背景技術)
植設することのできる例えば網、編組帯片、および緩衝材は、特に外科的用途に公知である。この文脈で、概して使用される材料はポリアミドまたはシリコーンである。しかしこれらは、その構成のため組織に適切に同化されないという欠点を有する。これは嚢形成などの不適合性を導き、対応するインプラントの拒絶をさえ導く。インプラントは、ずれるのを防止するために、大抵は組織に縫合される。特に緩衝材インプラントの場合、外科手術の前にこれらのインプラントのサイズを決定して注文しなければならず、不都合なことに、意図されたインプラントが所用サイズに適合しないことが手術中に明らかになった場合、もう一度手術が必要になることにさらなる欠点が存在する。外科手術は常に処置中の危険性を伴うので、特に2回目の手術は深刻な不利益である。
【0003】
(発明の開示)
他方、組織適合性ミクロ多孔体から作られたインプラントは最新技術から充分に公知であり、例えば美容外科または災害外科用に様々なバリエーションが、例えば組織代用物として提供されている。この分野では、特に発泡ポリテトラフルオロエチレン(e−PTFE)が使用される。
【0004】
(発明が解決しようとする課題)
そのような場合、細胞組織がそれらのミクロ多孔構造内に成長するためにこれらの公知のインプラントによって要求される期間が長すぎ、その結果、特にぎこちない動きをした場合に、インプラントがしばしばその意図された位置から変位することが不都合である。多くの場合、これはまた、上述した危険性を伴うさらなる外科手術が必要になることをも意味する。
【0005】
本発明は、組織との結合を可能な限り高速で形成するが、依然として充分に組織との適合性を維持するインプラントを提供するという課題によって触発されたものである。
【0006】
(課題を解決するための手段)
本発明の課題は、少なくとも1つの安定した開口を有する組織適合性ミクロ多孔体から作られるインプラントによって解決される。
【0007】
そのような種類の構成では、インプラントと接触する組織は、インプラントの安定した開口内に比較的迅速に成長することができる。
【0008】
組織適合性ミクロ多孔体は不安定な開口を含むことが有利である。細胞組織の迅速な成長を助ける安定した開口に加えて、インプラントのほとんど全ての領域が細胞組織を特に中期的および長期的に成長させるのに適しているので、これは特に有利である。
【0009】
これは、細胞組織が安定した開口内に迅速に成長することによるインプラントの最初の迅速な固定能力以外に、インプラントの組織適合性ミクロ多孔体とインプラントの周囲に配設された細胞組織との間の特に密接な結合を引き起こす。
【0010】
シリコーンまたはほとんど全ての他の固体インプラントの場合のように、より大きい充填物でも嚢が形成されないことも有利である。加えて、本発明に係るインプラントでは、シリコーン、塩化ナトリウム、大豆油など従来の通常のインプラントと比較して、かなりの重量節約が達成される。本発明に係るインプラントに関しては、特にインプラントの内容物の漏出が阻止される。したがって該インプラントは、圧力または低い圧力の結果として重大な帰結をもたらす損傷を受けない。さらに該インプラントは穿刺または他の損傷の結果として事実上破壊できない。
【0011】
特にインプラントの組織適合性を確保するために、インプラントを発泡ポリテトラフルオロエチレン(e−PTFE)から作製すると有利である。特にPTFEは長年外科用として認可されてきており、今日までアレルギー反応またはいかなる種類の不適合性も誘発したことはなかった。
【0012】
e−PTFEから作られるインプラントは非常に軟質で弾力性があるので、圧点はたとえ形成されても稀に形成されるだけであり、有利である。これは例えば神経、骨、脈管などの領域で特に有利であり、それはその後の痛みがほとんど除去されることを意味する。
【0013】
発泡ポリテトラフルオロエチレンにより、ミクロ多孔体が有利に提供され、その材料は組織および/または脈管がミクロ多孔組織自体内で成長することができる程度に膨張し、あるいは膨張することができ、このやり方でインプラントは組織と非常に密接な結合状態になる。
【0014】
特にその多孔構造のため、安定した開口を有する発泡ポリテトラフルオロエチレンから作られたミクロ多孔体は、有利にはわずか14%の材料と86%の空気の比率を有する。
【0015】
このやり方で、ミクロ細孔すなわち不安定な開口は、中期的および長期的に組織が材料に侵入してそれと一体化することができることを保証する。インプラントは好ましくは任意の長さに切断することができ、したがってサイズおよび形状が外科手術前に決定されなかったほとんどどのような喪失組織にも置換することができるので、安定な開口を備えたインプラントは、例えば手術後に組織の欠如による皮膚の凹みのためにはっきりと目に見える最小の組織および/または結節切除(良性および悪性の両方)にも充填するのに適している。例えば、インプラントから球を形成することができ、それを除去された組織の代わりに挿設することができる。それ自体は帯片の形を有し、球または同様の三次元構成に形作られるインプラントは、こうして格子構造を形成し、それは時間をかけて組織によって置換させることができる。
【0016】
本発明に係るインプラントは好ましくは充填物を含まない単一物質を含むので、従来のインプラントが陥りがちな、流体の外方拡散という欠点が有利に回避される。
【0017】
言うまでもなく、本発明に係るインプラントは、人間医学だけでなく、獣医学でも支持要素または組織代用物として使用することができる。
【0018】
安定した開口によって組織とインプラントとの間の密接な結合をできるだけ迅速に確立するために、少なくとも1つの安定した開口が、インプラント表面に本質的に直角な30μmまたは50μmの最小直径、好ましくは1mmの最小直径を持つと有利である。このやり方で、組織がインプラントのミクロ多孔体内に特に迅速に成長することが確保される。
【0019】
特に、開口は、インプラントが挿設された後、組織または同様の構造がこれらの開口に侵入して、それらが再び天然組織または他の天然構造と接触するまでになるようなサイズを選択することができる。これによってもたらされる付着は直接、体内におけるインプラントの安定化を導く。さらに、接触は共に成長する可能なプロセスを助長し、そうするとそれはずっといっそう迅速に開始される。加えて、特に、より安定なまたはより硬質の構造に関しては、それら自体が比較的大きい開口内に侵入して成長するまで、多少長くかかるかもしれないと考えられる。それにもかかわらず、これは最小のまたは不安定な開口の場合よりずっといっそう迅速に発生する。
【0020】
しかし、特に充分なインプラント材が利用可能であるためには、少なくとも1つの安定な開口が、本質的にインプラント表面に対して直角な5mm未満の直径、好ましくは4mm以下の直径を持つと有利である。
【0021】
ミクロ多孔体の、特に開口の面で応力を受けるインプラントの安定した開口が、それらの最小直径が不安定な開口の最小直径より大きくなるように開口していると、特に有利である。このやり方で、最近挿設されたインプラントがぎこちない動きによって、あるいは例えば咳き込みによって変位して、再手術が必要になるような危険性が低減される。
【0022】
これは、本発明に係るインプラントを公知のインプラントから区別する。公知のミクロ多孔体はインプラントの応力に応じてあるいは事前に閉塞して、組織がそこに成長する能力が厳しく阻害されるかほとんど不可能になるからである。これは、数ある理由の中でもとりわけ、公知のインプラントの個々の繊維が多くの応力状態で剛性になり、それらの間にそれぞれ配置された細孔が、インプラントを取り囲む組織が細孔内に成長するのが非常に難しくなり、たとえ成長してもきわめて遅くなる程度にまで圧縮または閉塞されるという事実によって引き起こされる。
【0023】
しかし、それとは対照的に、本発明に係るインプラントの安定した開口は、全ての用途関連応力下で、ミクロ多孔体を取り囲む組織が有利に迅速に安定した開口内に成長することができ、したがってできるだけ迅速な組織内のインプラントの少なくとも基本的付着が確保されるような程度に開口し続ける。特に、これらの条件下で、外科手術の直後に変位する危険性はかなり軽減することができる。
【0024】
安定した開口またはミクロ構造のサイズは、本発明の精神の範囲でそれぞれの用途に適応させることができる。安定した開口は、それぞれの組織が迅速に侵入するのに充分に大きくなるように、かつミクロ構造が所用応力に対して充分に弾性的であり、かつそこでの組織の長期成長が可能になるように充分に開口するように、選択しなければならない。
【0025】
言うまでもなく、安定した開口は、技術によって形成することのできる事実上どんな穴の形でも取ることができる。少なくとも1つの安定した開口が円形または楕円形を取ると、特に有利である。
【0026】
加えて、安定した開口は相互に対して任意の距離に配置することができ、安定した開口が相互に少なくとも0.5mmの距離を、好ましくは少なくとも1mmの距離を取ると有利であることが分かっている。
【0027】
言うまでもなく、安定した開口は、インプラント上で事実上どのようなパターンにでも配設することができる。
【0028】
特に膣ストリップの場合、インプラントは筒状または帯片状の形態を取ると有利である。インプラントは、発泡ポリテトラフルオロエチレン製帯片としての形を取ることが好ましい。インプラントは、その幅、高さ、または形状に関して随意に変化させることができ、1mmおよび10mmの幅を持つ矩形の形状が好ましい。
【0029】
膣ストリップの場合、インプラントは両端に取付け装置を使用することが好ましく、組織代用物としてのインプラントは好ましくはロール上の帯片として設けることができる。これらの状況下で、楕円帯片は適切なやり方で容量を提供するので、好都合であるかもしれない。矩形帯片は加工しやすく、製造に特に適している。この理由から、組織代用物としての帯片の場合、1.5mmの高さおよび4mmの幅を有する矩形の形状が好適である。特に、帯片の形状のインプラントは特に便利に、小さい切開を通して、または1つまたは複数の小切開を通して集塊に自由に挿入することができ、これはとりわけ任意のサイズのルーズインプラント(loose implant)を生成することができる方法である。
【0030】
一実施形態では少なくとも1つの取付け装置を有するインプラントを提供し、それによってさらなる構成部品をインプラントに取り付けることができる。特に、どちらかというと軟質のインプラントを組織内に案内することができるようにするために、インプラントが取付け装置を有しており、そこに案内目的のために例えば固体構成部品を容易に取り付けることができれば好都合である。
【0031】
言うまでもなく、用途に応じて、取付け装置は手術中にまたは製造者がインプラントに取り付けることができる。
【0032】
取付け装置が確実な取付けのための手段を持つと有利である。このやり方により、確実な取付けを迅速に確立することができる。
【0033】
特に、取付け装置はねじを備えることができる。このやり方により、例えば事実上どのような構成部品でも迅速かつ容易にインプラントに取り付けることができることが確保される。構成部品は、取付け装置のねじに合致するつがいのねじを持つことが必要なだけである。
【0034】
他方、取付け装置はまた、非確実な取付けのための手段を持つこともできる。
【0035】
当業者は、インプラントの取付け装置が例えばソケットまたは締付け構成など多数の技術構成によって製作できることを認識されるであろう。言うまでもなく、そのような取付け装置は、特に製造者が発明の他の特徴とは無関係にインプラントに取り付ける場合、インプラントを迅速かつ確実にしっかりと挿設するのを確保するために有利である。
【0036】
さらなる実施形態では、取付け装置に案内手段を取り付け、それによりインプラントを特に組織内で案内させることができるようにする。案内手段は、例えば尿失禁を治療する外科手術中に結果的に重大な傷害を生じることなく、身体の組織内でインプラントを有利に案内させることを可能にする。案内手段は、インプラントの取付け装置に対して知覚可能および/または可視的な移転を持たないことが好ましい。
【0037】
このために、案内手段は例えば鈍い針またはパイロットピンとすることができる。特に鈍い針はインプラントを例えば失禁手術中に最短可能な時間で挿設することを可能にし、それにより組織および/または脈管の損傷、例えば膀胱および尿道の損傷は劇的に最小化される。
【0038】
インプラントを組織内に有利に案内できるようにするために、案内手段は湾曲していると好都合である。
【0039】
特に案内手段を迅速にかつインプラントを困難にすることなく固定するために、案内手段は、取付け装置と連絡する結合装置を持つと好都合である。例えばインプラントの取付け装置は外ねじを持ち、案内手段の連結装置は外ねじに対応する内ねじを有するので、案内手段は特に簡単にインプラントに固定することができる。
【0040】
とりわけ組織の損傷の危険性をさらに低減するために、案内手段は凹湾し、結合装置とは反対側の端が好ましくは球状であると好都合である。この端の比較的粗い構造により、組織は妥当なゾーン内だけが破損される。この文脈で、可能な限り損傷を回避するために、先端の平均曲率半径は50μ以上、好ましくは100μまたは300μを超えるべきである。この文脈で、平均曲率半径とは、先端の両側だけでなく先端自体もこの半球上にあり、先端の残りの部分はこの半球の外または半球上に配設されている状態で、先端の片側から先端に伸び次いで反対側まで引くことのできる半球形の半径を意味すると理解される。
【0041】
凹湾端は、損傷の危険性を最小化するために研磨することが好ましい。
【0042】
案内装置の結合装置およびインプラントの取付け装置が理想的な外径を持つと、組織または脈管の損傷の危険性はさらに最小化することができる。このやり方により、特に、移転のほとんど無い取付け装置を案内手段とインプラントとの間に形成することができる。とりわけ、組織内の案内を妨げる移転が案内手段とインプラントとの間に無いので、これは本発明に係るインプラントの身体内の案内をかなり容易にする。さらに、インプラントと穿刺される組織との間における保護管または保護スリーブの使用を不要にすることができる。
【0043】
身体内または組織内に案内手段を簡単にしかし優しく通過させるために、案内手段に振動装置を設けると好都合である。その結果として、これを身体内で移動させるために従来のような極端な圧力を案内手段にかける必要が無くなり、むしろインプラントは案内手段の振動により身体の組織内を事実上それ自体の力で移動する。とりわけ、例えば膀胱または血管などの内部器官を損傷する危険性は、これによりさらに低減される。加えて、手術時間が著しく短縮される。例えば、膣ストリップを挿設するための手術では、インプラントはおそらく局所麻酔下で20分未満で挿設することができる。
【0044】
言うまでも無く、振動装置は案内手段の外部に取り付けることができ、案内手段の内部に配設することができる。加えて、振動装置は案内手段を直接的にまたは可撓性延長部によって振動させることができる。
【0045】
振動装置は案内手段の結合装置の領域または結合装置に隣接して配設し、案内装置を困難なく挿入できるようにすることが好ましい。
【0046】
全体的なコストを低減するために、案内手段は、少なくとも1回目の挿入後に2回目に挿入することができるように構成すると有利である。
【0047】
取付け装置および/または案内手段および/または案内手段の結合装置は、V4Aから作ることが好ましい。このやり方により、それらの使用寿命はできるだけ延長され、かつそれらは容易に滅菌可能である。加えて、この材料は医療機器用に理想的に適していることがすでに立証されている。
【0048】
言うまでもなく、前述した装置および手段は他の物質から製造することもできる。これは、これらの物質が厳格な医療標準をも満たす場合には特に当てはまる。
【0049】
特に前述したインプラントの挿設中に、以前インプラントを組織内に引き込むために必要とされた筒状でプラスチック製のスリーブを不要とすることが可能である。とりわけ、これは、インプラントが穿刺される組織の特に間近に接近して置かれることをも確実にし、それは組織がインプラントのミクロ多孔体内により早く成長することを可能にする。さらに、理想的な外径のため、および筒状スリーブまたはプラスチック製スリーブの不在のため、切開を不必要に拡大する必要が無いので、皮膚の穿刺位置には、案内手段の直径にほぼ一致する比較的小さい傷跡が残るだけである。とりわけ、これは患者の外傷性疼痛を軽減する。
【0050】
言うまでもなく、前述した案内手段および振動手段、および/または案内手段とインプラントとの間の結合は両方とも、本発明の他の特徴無しでも有利である。
【0051】
本発明では、用語「不安定な開口」とは、ミクロ多孔体への用途関連応力の影響下で、最悪の場合完全に閉じるかまたは少なくとも一時的に細胞組織が不安定な開口内に成長することができない程度に閉じるミクロ多孔体の細孔を意味すると理解される。
【0052】
本発明では、用語「安定した開口」とは、ミクロ多孔体への用途関連応力の影響下で、導入応力の過酷な場合でも最小直径を維持するので細胞組織が安定した開口内にほとんど常時侵入して成長することができるミクロ多孔体の細孔を意味すると理解される。
【0053】
以上で述べたようなミクロ多孔体を特に容易に製造することができるようにするために、ミクロ多孔体が発泡ポリテトラフルオロエチレン(e−PTFE)であると好都合である。特にe−PTFE材により、小繊維はほとんどどのような程度にでも膨張することができ、したがって様々な構造のミクロ多孔体を簡単かつ安価に作製することが可能になる。加えて、e−PTFEは今日まで、特に医療用途の点で、不適合性またはアレルギーに関して病理学的結果が全くみられない。
【0054】
本発明の課題はまた、封入体によって包囲された軟質構造に補強要素を挿入するための手順であって、補強要素が封入体の第1領域から軟質構造内へ案内され、補強要素は封入体の第2領域まで軟質構造内を案内され、そこから外向きに案内され、封入体は外側から補強要素を第2領域に通過させることができるように作られ、次いで補強要素は第2領域から外向きに案内されるように構成された手順によっても解決される。
【0055】
補強要素は外側から事前に封入体の第2領域に配置され、封入体がこの位置で効率的に開くことができるようにすることが好都合である。
【0056】
補強要素を通過させることができるように封入体を作るために、補強要素の一部が第2領域で折り返されると特に好都合である。補強要素または少なくともその一部が封入体で折り返されるという事実は、封入体のどの部位に補強要素を配置するかを外側から非常に容易に決定することを可能にする。このやり方により、封入体の部位は効率的に補強要素を通過させることが可能になる。
【0057】
該手順は、例えば封入体によって包囲されたエーロゾルに関連する用途に対して適している。より硬質の封入体によって包囲され、かつ補強要素によって補強される他の軟質材料もこのやり方で処理することができる。この手順はまた、特にインプラントを体内に引き込むのにも適している。この場合、封入体または膜は最初に第1部位で、補強要素またはインプラントが必要ならば案内手段の助けを借りて材料または身体内に案内され、次いで第2部位で封入体または膜に達するまでその中を前進するように開口される。そこに補強手段、インプラントおよび案内手段を配置することができ、封入体または膜は再び外側から、例えば切開によって開口することができる。
【0058】
さらに、本発明の課題は、ブランクからインプラントを製造するためのプロセスであって、ブランクが手術中にインプラントとして形作られるように構成されたプロセスによって解決される。例えば、必要になる組織切除の程度は手術前に決定することがほとんど不可能であるので、将来は、手術中に組織除去の程度にインプラントを適応させることが可能になる。
【0059】
手術中にブランクをインプラントの長さに切断すると、特に好都合である。特に、例えば組織代用物の挿設のための手術中に直接的に、ブランクを手術中にサイズに合わせて切断させることによってインプラントを手術状態に厳密に適応させることができるならば好都合である。例えば膣ストリップの場合、インプラントがすでに挿入されていれば、これは、おそらく数日後でも、行うことができる。
【0060】
本発明のさらなる利点、目的、および特性について、本発明に係るインプラントに関する実施形態を例示的に提示する添付の図面を参照しながら説明する。
【0061】
(発明を実施するための最良の形態)
図1に示すインプラント1は偏平帯片2から作られている。この場合、偏平帯片2は、安定した開口としてインプラント1に導入される複数の穴3、4、5、6、7および8を含む。この場合、穴3ないし8は各々、偏平帯片2の長さ方向の延長9に沿って相互に本質的に等距離に配設される。
【0062】
上記と対照的に、インプラント10は、その偏平帯片形本体11上に、長さ方向の延長12に沿って相互に偏位した複数の穴13、14、15、16、17および18を有する。穴13ないし18もまた、インプラント10の本体11に長さ方向の延長12に配設されるが、穴13、15および17はインプラント10の側方領域19により接近して配設される一方、穴14、16および18はインプラント10の側方領域20により接近して配設される。
【0063】
図3に様々なインプラントの断面21、22、23、24および24Aが示されている。この場合、断面21は楕円帯片に対応し、断面22は偏平帯片に対応する。断面23は円形の形態をもつ一方、断面24は矩形、特に方形として形作られている。参照番号24Aは管を示す。これは内在的に剛性にまたは本質的に不安定に構成することができる。
【0064】
図4のインプラント25は、ステンレス鋼ねじ27により湾曲針29の内ねじ28に配設された発泡ポリテトラフルオロエチレン帯片26を含む。
【0065】
発泡ポリテトラフルオロエチレン帯片26は、複数の不安定な開口30(ここでは例示のために番号を付けただけである)および複数の安定した開口31(同じく例示のために番号を付けただけである)を有する。
【0066】
湾曲針29はその先端32の領域に、研磨された偏球状先端33を含む。50μを超え、好ましくは300μを超える平均曲率半径を有する丸山形先端が先端と考えられる。
【0067】
インプラント25およびその湾曲針29は領域34に振動器35を持ち、それは内ねじ28に近接して配設することが好ましい。振動器35によって針29は、インプラント25が組織36A内を前進方向36に有利に移動することができるように、特に研磨された偏球状先端33の領域が振動し始める。インプラント25を組織36Aに到達させるために、組織36A付近に位置する膜36Bがおそらく穿刺される。これは公知の方法に従って、例えば小さい切開により行うことができるので、それ自体膜を切開することのできる針を不要にすることができる。したがって、次いで案内手段およびインプラント25を再び膜36Bまで案内することによって引き込み、そこに配置させることができる。次いで案内手段およびインプラント25は小さい切除で引き込むことができる。
【0068】
振動器35は、延長部37によってインプラント25の針29に振動を伝達する。
【0069】
インプラント38(図5)は複数の安定した開口39(ここでは単に例示のために番号を付けるだけである)を含み、かつその領域42でインプラント38のポリテトラフルオロエチレン帯片43と締着されるねじ41をその一端40に含む。
【図面の簡単な説明】
【図1】
インプラントの安定した開口の第1配設例の略図である。
【図2】
インプラントの安定した開口の第2配設例の略図である。
【図3】
幾つかのインプラントの略断面を示す図である。
【図4】
案内手段および振動手段を備えたインプラントの略図である。
【図5】
接続装置を備えた別のインプラントの略図である。

Claims (28)

  1. 少なくとも1つの安定した開口(31;39)を特徴とする、組織適合性のミクロ多孔体から作られたインプラント(1;10;25;38)。
  2. 前記組織適合性のミクロ多孔体が不安定な開口(30)を有することを特徴とする、請求項1に記載のインプラント(1;10;25;38)。
  3. 前記インプラント(1;10;25;38)が発泡ポリテトラフルオロエチレン(e−PTFE)から製造されることを特徴とする、請求項1または2のいずれかに記載のインプラント(1;10;25;38)。
  4. 少なくとも1つの安定した開口(31;39)が、本質的に前記インプラントの表面に直角な30μmまたは50μmの最小直径、好ましくは1mmの最小直径を有することを特徴とする、請求項1ないし3のいずれかに記載のインプラント(1;10;25;38)。
  5. 少なくとも1つの安定した開口(31;39)が、本質的に前記インプラントの表面に直角な5mm未満、好ましくは3mm以下の直径を有することを特徴とする、請求項1ないし4のいずれかに記載のインプラント(1;10;25;38)。
  6. 特に開口の面で応力下のインプラント(1;10;25;38)で、前記不安定な開口(30)と対向する前記安定した開口(31;39)は、それらの最小直径が前記不安定な開口(30)の最小直径より大きくなるように開口されることを特徴とする、請求項1ないし5のいずれかに記載のインプラント(1;10;25;38)。
  7. 少なくとも1つの安定した開口(31;39)が円形または楕円形の形状を有することを特徴とする、請求項1ないし6のいずれかに記載のインプラント(1;10;25;38)。
  8. 前記少なくとも1つの安定した開口(31;39)が相互に少なくとも0.5mmの距離、好ましくは少なくとも1mmの距離にあることを特徴とする、請求項1ないし7のいずれかに記載のインプラント(1;10;25;38)。
  9. 前記インプラント(1;10;25;38)が筒状または帯片状の形態を有することを特徴とする、請求項1ないし8のいずれかに記載のインプラント(1;10;25;38)。
  10. 前記インプラント(1;10;25;38)が少なくとも1つの取付け装置を有し、それによってさらなる構成部品を前記インプラントに取り付けることができることを特徴とする、請求項1ないし9のいずれかに記載のインプラント(1;10;25;38)。
  11. 前記取付け装置が確実な取付け用の手段を有することを特徴とする、請求項10に記載のインプラント(1;10;25;38)。
  12. 前記取付け装置がねじを有することを特徴とする、請求項10または11のいずれかに記載のインプラント(1;10;25;38)。
  13. 前記取付け装置が非確実取付け用の手段を有することを特徴とする、請求項10に記載のインプラント(1;10;25;38)。
  14. 前記取付け装置によって前記インプラント(1;10;25;38)に案内手段を接続し、前記案内手段を使用して前記インプラントを特に組織内に案内することができることを特徴とする、請求項10ないし13のいずれかに記載のインプラント(1;10;25;38)。
  15. 前記案内手段の前記結合装置に面する端が凹湾した好ましくは偏球状であることを特徴とする、請求項14に記載のインプラント(1;10;25;38)。
  16. 前記凹湾端が研磨されることを特徴とする、請求項15に記載のインプラント(1;10;25;38)。
  17. 前記案内手段が鈍い針(29)であることを特徴とする、請求項14ないし16のいずれかに記載のインプラント(1;10;25;38)。
  18. 前記案内手段が湾曲していることを特徴とする、請求項14ないし17のいずれかに記載のインプラント(1;10;25;38)。
  19. 前記案内手段が、前記インプラント(1;10;25;38)の前記取付け装置と連絡する結合装置を有することを特徴とする、請求項14ないし18のいずれかに記載のインプラント(1;10;25;38)。
  20. 前記案内手段の前記結合装置および前記インプラントの前記取付け装置が理想的な外径を有することを特徴とする、請求項19に記載のインプラント(1;10;25;38)。
  21. 前記案内手段が振動装置を有することを特徴とする、請求項14ないし20のいずれかに記載のインプラント(1;10;25;38)。
  22. 前記ミクロ多孔体が複数の小繊維から成り、前記小繊維がそれらの両端部で相互に一纏めに接続されることを特徴とする、請求項1ないし21のいずれかに記載のインプラント(1;10;25;38)。
  23. 前記小繊維が30μmまたは50μmを超える不安定な開口を形成することを特徴とする、請求項22に記載のインプラント。
  24. 補強要素が封入体の第1領域から軟質構造を通して前記封入体の第2領域まで前記軟質構造内を案内され、かつそこから外向きに案内されるように構成された、封入体によって包囲された軟質構造内に補強要素を挿入するための手順において、前記封入体は外側から前記補強要素を前記第2領域に通過させることができるように作られ、かつ前記補強要素が次いで第2領域を外向きに案内されることを特徴とする手順。
  25. 前記補強要素が事前に外部から前記封入体の前記第2領域内に配置されることを特徴とする、請求項24に記載の挿入手順。
  26. 前記補強要素を通過させることができるようにするために、前記補強要素の一部が前記第2領域で折り返されることを特徴とする、請求項24または25のいずれかに記載の挿入手順。
  27. ブランクが手術中にインプラント(1;10;25;38)に形成されることを特徴とする、ブランクからインプラント(1;10;25;38)を製造するためのプロセス。
  28. 前記ブランクが手術中に長さに合わせて切断されることを特徴とする、請求項27に記載の製造プロセス。
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