JP2004514861A - 接続フランジを備える可撓性ホース、およびこのホースを製造する方法 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、接続フランジを備える可撓性ホース、およびこのホースを得るための方法に関する。
【0002】
より詳細には、本発明は、固定されているか、または相対的に移動できる設備から、オイルタンカーの荷物を積み込んだり/積み出したりするか、または2つのオイル設備(そのうちの少なくとも一方は移動でき、この移動できる設備は、例えばうねりまたは波を受ける設備)をリンクするように働く、柔軟な輸送ラインを設置するのに使用される可撓性ホースに関する。
【0003】
かかるホースの製造、運搬、およびその設置を容易にするために、内径が600mmを越えるこのようなホースは、6〜15mの長さで製造され、ホースを互いに、またはオイル設備に接合できるように、ホースの両端には、接続フランジが設けられている。
【0004】
かかるホースは、運搬される流体の内部圧力、およびラインの移動および変形から特に生じる種々の大きい応力を受ける。このホースは、ある種の性質、例えば流体を送る内部圧力に対する抵抗力、長手方向のけん引に対する抵抗力、押し潰しに対する抵抗力、曲げによって生じる疲労およびねじり力に対する抵抗力、屈曲時にホースが破裂するのを防止する楕円化に対する抵抗力と組み合わされた良好な可撓性を有していなければならない。
【0005】
かかる性質を得るために、フランス国特許出願公開第1480225号および第2418900号により、ゴム製の層によって相互に分離されたプライのペアに分割された柔軟かつ強力な、金属または織物コードから製造された補強部またはカーカスプライだけでなく、一部が他方の内部に入れ子状に収容され、両者の間に、少なくとも1つのカーカス製の金属プライの、放射状に直立した端部を収納する少なくとも2つの環状要素によって構成された「一体化された」接続フランジを使用することが知られている。
【0006】
このフランジは、ホースのエラストマーを壁に加硫する前に、チューブに両端に設けられる。ホースは、流体の内圧を支持するようになっている主カーカスを備え、この主カーカスは、各ペアのプライが平衡角度に近似した角度に従って、一方のプライと他方のプライとで、斜めに逆方向に配向された平行な金属コードから構成されている。
【0007】
55°よりも大きいか、または小さい角度に従い、金属または織物コードのプライのペアによって構成された第2カーカスは、必要な曲げ特性を有している。第2カーカスの補助またはこのカーカスの代わりとなるために、金属製補強リングまたは螺旋外装を使用することが知られている。
【0008】
上記2つのフランス国特許出願に開示された第1タイプのフランジによれば、このフランジは、ホースの壁よりも大きい直径を有する。フランジの突出した環状部分は、ナットとボルトによりホースを接続できるようにする長手方向の貫通ボアを有する。
【0009】
かかるフランジが設けられたホースは、所定の用途、特にホースを固定ポイントに接続するための用途に対して、充分な抵抗力を有していないことが証明されている。この場合、フランジは、実際に大きい牽引力および曲げ力を受け、ホースとフランジの突出した環状部分のベースとの接合部でホースが破壊されることが分かっている。
【0010】
更に、ラインを設置するためには、接合されたホースをリールに巻くことができることが好ましい。リールに巻き付けでき、かつフランジとリールとのすべての接触を防止するためには、フランジの位置に、ゴム製のボスを設けなければならない。
【0011】
この第1タイプのフランジの代わりとして、一定の剛性を変えるよう、両端が円錐形または円筒形−円錐形の外側形状となっており、ホースの直径よりも外径が小さくなっている第2タイプのフランジが設けられたホースが、従来提案されている。この種のフランジは、フランス国特許出願公開第2418900号に開示されている。
【0012】
このフランジ構造により、このフランジの位置において、補強プライを外側プライに対して径方向内側に曲げ、内側プライに対して外側に曲げることができ、このフランジは、前記曲げられたプライを固定するように働く。従って、接続部の位置におけるホースの強度が補強される。しかし、かかるフランジは、前方の接続面から、長手方向のダミーボアを有し、そのため、2つの連続するホースのフランジを接続するのに、中間部品を使用しなければならない。
【0013】
本発明の目的は、中間部品を使用することなく、別のホースへの接続を行い、かかる結合されたホースをリールに巻き取ることができるよう、強力な接続フランジを備えるホースを提案することにある。
【0014】
この目的は、エラストマー壁が柔軟性コードを含む少なくとも1つの主カーカスによって補強された可撓性ホースであって、該ホースが、その両端のうちの少なくとも一方に環状接続フランジを備え、該フランジに、その横方向外側端面から長手方向ボアが設けられており、このフランジに、少なくとも主カーカスが固定されており、前記フランジが、フランジに近いホースの壁の外径以下の外径を有する可撓性ホースであって、前記フランジは、ボア、すなわち「露出」ボアを備え、該ボアが、ホースの壁の外側表面に形成された1つ以上の凹部で露出しており、該ボアの寸法が、それぞれのフランジの間に中間部品を挟持することなく、該ボアに少なくとも1つの外側からアクセス可能な結合手段を収容し、端部から端部へとホースを接続できるようになっていることを特徴とする。
【0015】
1つの特徴によれば、前記ボアは、別個の凹部で露出している。
【0016】
一実施例によれば、前記フランジは、凹部上で露出しない「非露出」ボアを備え、該ボアの少なくとも一部には、タップが切られ、上記結合手段の相補的なねじ切りされたロッドを螺合するようになっており、前記露出ボアには、タップが切られていない。
【0017】
特定の実施例によれば、前記露出ボアと非露出ボアとは、前記フランジの外側端面にわたって、交互に、かつ周方向に分散されている。
【0018】
前記非露出ボアは、ホースの壁から前記ボアを分離する底部を有し、前記フランジのダミーボアを構成しているのが好ましい。
【0019】
前記凹部の壁の少なくとも一部は、シール用ストリップによってライニングされており、前記ストリップにより、カーカスと外部との接触を防止できるようになっているのが好ましい。
【0020】
一実施例によれば、前記主補強カーカスは、エラストマーの層によって径方向に離間する同心状プライの1つ以上のペアによって形成されており、各ペアは、2つのエラストマープライ、および平行な金属コードによって構成されており、前記コードは、1つのプライと他のプライで斜めに逆方向に配向され、よってホースの軸線に対して、20°〜70°の角度を形成している。
【0021】
1つの特徴によれば、ホースは、主カーカスよりも直径が大きく、エラストマーの層だけ、主カーカスの外側に向かって径方向に離間する第2補強カーカスを備え、該第2カーカスは、エラストマーおよび金属または織物コードの同心状プライを備え、前記プライは互いに直接接合されるか、またはエラストマーの層だけ離間しており、前記主カーカスのコードは、平衡角度とほぼ等しい角度を形成し、一方、第2カーカスのコードは、20°〜70°の間の角度を形成している。
【0022】
前記フランジは、軸方向に接合された少なくとも2つの環状要素と、長手方向の外側要素と、長手方向内側の要素とを備え、各要素には、前記ボアの少なくとも一部を形成する同軸状の孔が設けられており、少なくとも内側要素は、主カーカス以下の内径を有し、少なくとも主カーカスは、径方向に曲げられており、このように曲げられた該径方向部分は、前記フランジの前記2つの要素の間に挟持され、固定されている。
【0023】
1つの特徴によれば、ホースは、エラストマー層の厚みを増するか、またはカーカスのプライの間にエラストマー層またはプライを挿入することにより、フランジの方向の厚さを増した円錐形の外形を、前記フランジの近くに有する。
【0024】
好ましくは前記主カーカスの径方向に曲げられた部分は、前記フランジの少なくとも長手方向内側要素を越えて径方向に延び、ホースの端部から所定距離において長手方向に曲げられており、曲げられた部分を構成するプライの少なくとも一部は、第2カーカスのプライの間に挟持されており、主カーカスのプライを介して、前記フランジにこれらプライは固定されている。
【0025】
1つの特徴によれば、ホースは、前記フランジの近くに長手方向の補強プライを備え、該プライは、ホースの軸線にほぼ平行に配置されたコードを備え、前記プライは、前記フランジおよび主カーカスまたは第2カーカスに接合されている。
【0026】
好ましくは前記補強プライは、前記主カーカスのプライよりも大きく、かつ第2カーカスのプライよりも小さい直径を有し、これらプライは、共に接合され、かつ主カーカスに接合されており、前記プライの少なくとも一方は、前記第2カーカスの少なくとも1つのプライに接続された二重に曲げられた端部を有する。
【0027】
前記フランジは、前記長手方向内側、および外側要素の同軸状ホースに少なくとも部分的に挿入された管状要素を備え、前記管状要素の外側表面の少なくとも一部は、エラストマーによってライニングされ、前記ボアの水平位置での前記フランジからの漏れを防止する液密性を保証すると共に、前記フランジの種々の要素を強力に接合することを保証しているのが好ましい。
【0028】
1つの特徴によれば、ホースは、前記主カーカスと第2カーカスとの間に含まれたエラストマー製の層内に埋め込まれた金属リングまたは螺旋金属外装を有する。
【0029】
本発明の別の目的は、かかるホースを得るための方法を提案することにある。
【0030】
可撓性ホースを得るための本発明に係わる方法は、長手方向ボアの少なくとも一部の水平位置において、前記フランジの横方向内側表面にコアを固定するための工程と、前記ホースの端部に前記フランジを位置決めし、調節する工程とを備え、前記コアは、前記壁の外側表面に対して突出しており、前記コアは、ホースのうちの加硫されていない未加工のエラストマー製の壁の外側表面に対して突出しているか、または前記外側壁表面とほぼ同一面となっている表面を有し、更にエラストマーを加硫した後に、これらコアを除くための工程を備えることによって達成される。
【0031】
1つの特徴によれば、本発明に係わる方法は、前記コアにシール用ストリップを取り付けるための工程を有し、コアを除いた後も、前記凹部の加硫されたエラストマーが壁に付着したままになっている。
【0032】
以下添付図面を参照して、本発明の現時点での好ましい実施例の次の詳細な説明を読めば、上記以外の目的、詳細、特徴、および利点について更に理解できると思う。
【0033】
図1および図2を参照すると、ホース1は壁1aを備え、この壁は主軸線Xに沿ってほぼ円筒形であり、エラストマー、例えば加硫ゴムまたは同様な柔軟性材料から製造されており、同軸状プライの少なくとも2つのペア21、22により形成された主カーカス2によって補強されている。
【0034】
本明細書の他の部分では、「ゴム」なる用語は、壁1aの種々の層を構成するのに適する任意のタイプのエラストマーを意味し、このゴムの性質は、公知のように層ごとに異なっていてもよい。各ペアのプライ21、22は、実質的に互いに当接しており、ゴム製の膜内に埋め込まれた平行な金属コードによって構成されている。これらのコードは、1つのペアの一方のプライと他方のプライとで、斜め逆方向に配向されている。
【0035】
プライのペア21、22は、ゴム製の層3だけ径方向に離間している。直径が小さい方のプライのペア21は、ホースの内側表面5を形成するゴム製の内側層4によって、内側がライニングされている。
【0036】
このホースの壁1aは、第2カーカス6によって補強されており、第2カーカスは、ゴム製の層7だけ主カーカスに対して径方向に離間している。前記第2カーカスは、ゴム製の膜内に埋め込まれた金属または織物のコードによりなる同心状のプライ61〜65を備えている。これらのプライは、一方が他方に直接当接しているか、またはゴム製の層だけ径方向に離間している。直径が大きい方のプライ61は、ホースの外側表面9を形成するゴム製の外側層8によって外側がライニングされている。
【0037】
図示した実施例では、第2カーカス6は、2つのプライ64、65の第1の組を有し、一方のプライが、他方のプライに直接当接し、例えば金属コードを有する。この第1の組は、直径が大きいほうの3つのプライ61〜63の第2の組のゴム製の層10だけ、径方向内側に離間しており、3つのプライ61〜63の各々は、例えばゴム製の膜内に埋め込まれた織物コードによって構成されている。一方が他方に直接当接しているこれら3つの後者のプライ61〜63は、後述するように、フランジに近いゴム製の層601、602だけ離間している。
【0038】
主カーカス2および第2カーカス6のプライの綾織りコードは、ホースの軸線Xに対して20°〜70°の角度を形成できる。主カーカスのペア21、22の綾織りコードは、平衡角度、すなわち55°に近い角度を形成することが好ましい。従って、主カーカス2は、運搬される流体の内部圧力を主に支持するようになっている。
【0039】
牽引力は、主カーカス2と第2カーカス6の双方によって支持される。第2カーカスのプライ61〜65のコードの角度は、希望する性質に応じて調節される。牽引力に対するホースの抵抗力を増すには、コードの角度を、平衡角度に対して減少させる。ホースの可撓性を増すために、コードの角度を大きくすることもできる。
【0040】
このホースは、更に主カーカス2と第2カーカス6との間に含まれるエラストマー層7内に配置された、一定または可変ピッチの螺旋外装または剛性リング11を有することができる。このリング11は、カーカスが引っ張り応力を受ける時にカーカスを支持し、更にホースの潰れ抵抗力を改善するように働く。
【0041】
ホースは、両端のうちの少なくとも1つに、接続フランジ3を備え、このフランジ3には、少なくとも主カーカス2が固定されている。図3aに示すように、フランジは、部分的に入れ子嵌合可能な2つの環状要素、すなわち、フランジの横方向外側端面および内側クランプ表面311を構成する外側表面310を備える長手方向外側要素31と、クランプ表面321、フランジの横方向内側表面を構成する内側表面320を備える長手方向内側要素32とを有する。
【0042】
以下、外側要素31および内側要素32と称する前記要素は、同心状に分散された長手方向の貫通孔313、323を備えている。クランプ表面311と321が互いに対向した状態で、これら2つの要素が部分的に入れ子嵌合されていると、これら要素の孔は、フランジ接続ボア34a、34bを形成するよう、同軸状に配置される。
【0043】
外側要素31は、ホースの壁1aの外径および内径よりも、それぞれ小さい外径および内径を有する。内側要素32は、外側要素31の内径および外径よりも小さい内径および外径を有し、外側要素は、内側クランプ表面311に環状溝312を備え、この溝に、内側要素が入れ子式に嵌合される。
【0044】
特定の実施例によれば、フランジの組み立てを容易にし、2つの要素の間の強力な締結を保証し、前記孔を通過する水の透過を防止するために、要素の孔313、323には、接続ソケット33が部分的に嵌合される。主カーカスの2つのペア21、22は、径方向内側に曲げられ、こうして形成された曲げられた部分21a、22aは、中間ゴム層を使用することなく互いに当接し、フランジの環状要素31と32との間に挟持され、固定され、接続ソケット33の歪を生じさせている。
【0045】
例として、外側要素31の孔313は、この要素の外側表面310に露出している、より小径の第2部分313だけ延びた第1部分313aを有し、この要素の内側表面と同じ方向を向くショルダー314が形成されている。内側要素32の孔323は、外側要素の第2部分313aと直径が等しい、クランプ表面321に露出した第1部分323aを有し、この第1部分323aは、第2部分323bまで延び、クランプ表面と同じ方向に配向されたショルダー324が形成されている。
【0046】
接続ソケット33は、内側要素の孔の第2部分323bの径とほぼ等しい内径、および第1部分313a、323aの径とほぼ等しい外径を有する。接続ソケットの外側表面は、端部に円形凹部331、332を有し、この凹部は、接続ソケットの円形エッジ333、334まで延び、斜めのショルダー336、337を形成している。凹部の少なくとも1つの水平位置における接続ソケットの外径は、外側要素の第2部分313bの径以下である。
【0047】
フランジを組み立てるには、接続ソケットを生ゴムでライニングし、次にこのソケットを、外側要素および内側要素に圧入し、接続ソケットの円形エッジ333が外側要素の外側表面310とほぼ同じ平面に位置し、曲がった部分21a、22aが、2つの要素の間に挟持されるまでこの圧入を続ける。この組み立て時に、ゴムは広がって、要素および接続ソケットに対向したショルダーの水平位置で空間を満たし、加硫後に、シールジョイント17a〜17dを形成する。
【0048】
接続ソケットの円形エッジ334と内側要素のショルダー324との間に間隙e(図2)が維持され、2つの要素のクランプを調節できるようになる。生ゴムの分散を容易にし、2つの要素の強力な接合を保証するために、接続ソケットは、図3bから判るような長手方向周辺フルート溝335を有する。
【0049】
ホースの外側表面9は、好ましくは(フランジの方向に次第に厚くなるよう0.5〜4mの範囲の長さにわたって)フランジの水平位置で円錐形となっている。この円錐形は、第2カーカスのプライの2つの組の間で、ゴム製の層10を徐々に厚くし、第2の組のプライ61〜63の間に、ゴム製の層601、602を設けることによって得られる。
【0050】
第2の組のプライ61〜63の直径は、フランジの内側要素32の直径よりも大きい直径に達するよう、フランジ3に接近すると徐々に大きくなり、前記プライは、フランジの外側要素31の前で終わっている。プライ64、65の第2の組は、一部がほぼ一定の直径の壁の円錐形部分内に延びている。
【0051】
第2カーカス6は、プライの少なくとも一部が、フランジにも固定されていることが好ましい。フランジの環状要素の間に挟持された主カーカスの曲がった部分21a、22aは、長手方向後方に曲がっており、こうして形成された長手方向に曲がった部分21b、22bは、例えば300〜400mmの範囲の長さにわたって、第2カーカスの第2の組のプライの間に挟持されるか、または第2カーカスに固定されている。
【0052】
例えば、小さい直径のペアの長手方向に曲がった部分22bは、第2の組の小さい直径のプライ63の内側表面に当接し、他方のペアの長手方向に曲がった部分21bは、上記プライ62と次のプライ63との間に挟持される。
【0053】
ホースは、更にフランジの水平位置に長手方向補強部分19を有する。これら長手方向補強部は、例えば3つの同心状の長手方向補強プライ、すなわち主カーカスよりも直径が大きく、第2カーカスよりも直径が小さい上方プライ19aと中間プライ19bと下方プライ19cによって形成されている。
【0054】
各プライは、例えばほぼ軸方向に配置され、ゴム製の膜内に埋め込まれた織物コードによって形成されている。これら3つのプライは、上下に配置され、下方プライ19cにより、主カーカスと接合され、主カーカスと共に曲げられ、フランジの2つの要素31と32との間に挟持されている。
【0055】
補強プライ19a〜19cは、フランジのボアまで延び、内側要素の外側円形表面325の水平位置でほぼ停止することが好ましい。上方プライ19aは、径方向外側に斜めに延び、内側に斜めに延びた第2カーカスの2つのプライ64と65との間に挟持されている。従って、本実施例では、第2カーカスの第1の組のプライは、長手方向の補強部、および主カーカスを介して間接的にフランジに固定されている。
【0056】
構造上の変形例では、一方で、一部の長手方向補強プライをフランジに接合すると共に、他方で、主カーカスまたは第2カーカスのプライの間、またはこれらプライに接合してもよい。この場合、プライの直径は、第2カーカスのプライの直径よりも大きくてもよいし、また主カーカスのプライの直径よりも小さくてもよい。
【0057】
本発明によれば、ホースの外側表面9は、凹部12、すなわち開口部を有し、この開口部で、フランジのボア34aまたはボアの全体が露出している。上記実施例では、凹部12は、2つのボアの一方が露出するように配置されている。図1は、露出していないボア34bの水平位置における、本発明に係わるホースの長手方向断面を示し、図2は、露出しているボア34aの水平位置における、同じホースの長手方向断面を示す。
【0058】
規格ANSI B.16.5−クラス150に従っている、20個のボアが設けられたフランジを備える60mmの内径のホースの場合、本発明に係わるホースは、交互に配置された10個の露出ボアと10個の非露出ボアを有する。
【0059】
露出していないボア34bは、タップが切られた部分を有するが、露出したボアは、その全長にわたって、スムーズとなっている。露出していないボアのタップが切られた部分は、図3aに示されるように、フランジの内側要素のボアの第2部分323bによって構成されている。露出していないボア34bは、ホース内に水が浸透しないように内側要素の内側表面322に溶接された金属プレート13によって塞がれている。当然ながら、露出した孔およびダミー孔を有するよう、予め形成した内側要素を使用することも可能である。
【0060】
この接続フランジによって、中間部品を必要とすることなく、ホースの端部と端部を接合することができる。また、ホースを、固定設備または移動設備に接合することが可能となっている。
【0061】
図4A、図4Bおよび図5は、本発明に係わる2つのホースの接続を示す。2つのホース101と102との接続は、次のように、ホースの露出していないボア34bを露出しているボア34aに対向するように配置することによって行われる。各ホースのフランジの露出していないボア34bに、ネジ切りされたロッド14をねじ込み、次に、1本のホースのネジ切りされたロッドの突出する部分を、他方のホースの露出するボアに挿入できるように、2つのホースを位置決めする。
【0062】
次に、凹部12内に位置するネジ切りされたロッドの端部に、ナット15をねじ込む。凹部のサイズによっては、ネジ切りされたロッドを完全に挿入する前に、凹部内にナットを挿入することもできる。次にナットを、手動または機械でねじ込む。凹部は、フランジの内側要素の内側円形表面を越えては延びず、ネジ切りされたロッドにナットをクランプできるようにするのに必要な正しい空間とほぼ従った空間を構成している。
【0063】
ホースの外側層9および内側層4は、補強カーカス2、6を越えて延び、ホースの一体化された接続ジョイントを形成するように、フランジの外側要素の外側表面310内に形成されたリセス315、316を占めていることが好ましい。
【0064】
外側要素は、その外側表面310に外側円形壁317まで延びる第1円形リセス316を有し、このリセスをホースの外側層8が占めている。同じように、外側必要な310は要素の内側円形壁318まで延びる第2リセス316を有し、このリセスを壁の内側層4が占めている。リセスに収容された内側層および外側層は、2本のホースを接続するためのシールジョイント18a、18bとして働く、図2から判るような軸方向の過剰な厚み部分を形成する。
【0065】
凹部12の垂直ゴム壁121の上方部分は、ホースの壁の水平位置にある種々のプライ、すなわち、第2カーカスの第2の組のプライ61〜63、および主カーカスのぺアの長手方向に曲がった部分21b、22bに対応した高さにわたって、金属ストリップ16がライニングされている。従って、凹部の垂直壁11と同一面となっているこれらのプライは、外部から保護されている。
【0066】
加硫中に凹部の壁に固定されたストリップ16は、凹部のゴム壁にあるショルダー121aだけでなく、フランジの内側要素にも当接している。シールストリップの上方エッジは、ホースの壁の外側表面9と同一面となってもよいし、また外側層8のほぼ厚さ以下の高さだけ、外側表面から離間してもよい。
【0067】
上記のように、凹部と組み合わされたフランジが両端の各々に設けられた本発明に係わるホースは、オイルタンカーと固定ポイント、または移動ポイントとの間、または2つのオイル設備の間の運搬ラインを構成するように、端部と端部を接続することができる。かかるラインの付設を行うために、端部間ホースは、リールのまわりに巻くことができるようになっていることが好ましい。
【0068】
当然ながら、このラインの端部は、タンカー上または固定ポイント、または移動ポイントの相補的なフランジにリンクしなければならない。こうして得られたラインは、固定ポイントへの接続水平位置を含み、良好な強度特性を有する。
【0069】
本発明に係わるホースは、長いラインを実現するのに使用できる。例えば、しばしば1000m以上を越える深さで、沖合深海鉱区と称される深海オイル鉱区の最近の掘削の場合、種々のドリル油井を、可撓性ホースによって単一のオイルプラットフォームにリンクし、このプラットフォーム上で原油を予め処理するようになっている。次に、プラットフォームは輸送ラインによって中間貯蔵タンカーにリンクされる。
【0070】
このタンカーは、約1.6kmに固定された、プラットフォームからの安全な距離において、ドリル油井のゾーン外に位置していなければならない。特に、両端の水平位置でこの長さの運搬ラインは、約100mの深さで、300mの最大長さの、上記従来のラインで遭遇する応力よりも大きい応力を受ける。
【0071】
現在の解決案は、600mのオーダーの深さで剛性のステンレススチールホースによるラインを実現している。直径が限られており、設置が複雑で手間のかかるこの種の剛性ラインを交換するには、リールから容易に付設できる強力なラインを実現するのに、本発明に係わるホースを使用できる。前記ラインは、例えば300mの深さの沈降場所に接続することができる。
【0072】
本発明に係わるホースは、可撓性ラインを製造するのに、従来の別のフランジと組み合わせて使用することもでき、この場合、ホースは、一端に凹部と組み合わされたフランジを有し、他端に、上記特許出願に記載されているような従来のフランジを有する。
【0073】
露出したボアを形成するように、フランジの近くに凹部が設けられた本発明に係わるホースは、次のプロセスによって得ることができる。
【0074】
図6a、図6b、図7aおよび図7bを参照すると、ホースの硬化、すなわち加硫に先立つフランジ設置前に、フランジのボアを介し、フランジの内側要素の内側表面322に、成形コア17を嵌合する。これらのボアは、ホースを構成した場合に露出させるのに必要である。実施例では、2つのボアのうちの一方にアクセスするのに10個のコア17を接合する。
【0075】
図6Aおよび図6Bでは、2つのコアの間にあり、露出していないボア34bは塞がれないことに留意すべきである。コアを設置する前に、シール用ストリップを固定することも可能である。
【0076】
各コア17は、断面がほぼ台形となっており、この台形の大きい方の底部171は、コア17がフランジに接合された時に、径方向外側を向く。台形コアの底部171、172の垂直な小さい側面の1つは、フランジに接触するようになっているコアの表面を形成している。この接触表面173は、タップが切られたボア173cを有し、このボア内に、フランジの平滑なボア34aを通して挿入された保持ボルトをねじ込むことができる。
【0077】
上記のようなフランジの場合に、接続ソケット33により、フランジの2つの要素31と32とを予め接合し、後で、プライの位置決めを行うことができるように、これら要素の間に空間を維持し、次に、内側要素の内側表面に対してコアを取り付ける。この場合、コアの保持ボルトは、加硫中にフランジの環状要素を軸方向にクランプすることも保証できる。
【0078】
図6Aおよび図6Bは、フランジの内側要素に対するコアの位置決めしか示しておらず、この場合、コアは、前記要素には固定されないことに留意すべきである。
【0079】
接触表面173は、更にショルダー173aを有し、このショルダーの形状は、フランジの曲率半径、および内側要素の外側円形壁325と内側表面322との間の丸い接合部に適合している。このショルダー173aによって、フランジにコアを正確に位置決めできるようになっている。このショルダーは、前記接触表面173を上方表面171にリンクする上方エッジ173bを構成している。フランジにコアを接合すると、この上方エッジ173bは、内側要素の外側円形壁325に対して突出する。
【0080】
このコアの上方表面171は、凸状となっていることが好ましく、この凸状部の曲率半径は、ホースの外側表面9の曲率半径とほぼ対応している。この上方表面は、フランジをホースに取り付けた時に、ホースの外側表面とほぼ同一面となる。コアの小さい底部172は、内側の円形表面326に対して突出しないことが好ましい。
【0081】
ホースを固定できるようにし、フランジの水平位置でのゴムの量を最大に維持できるようにするのに必要な容積で、ほぼ対応する凹部12を形成するために、コアは、全体として長手方向の円錐形となっており、接触表面173と反対の後方表面177は、接触表面よりもサイズが小さくなっている。更に、台形コアの傾斜表面178、179は、小さい底部172とほぼ垂直な平坦な表面178a、178bによって、上方表面171にリンクされている。
【0082】
図7Aおよび図7Bだけに示されるように、小さい底部は、凹状の外形となっており、可能な場合には、上記傾斜壁と共に連続表面を形成する。
【0083】
シール用ストリップ16の位置決めは、コア17によって行うことが好ましい。これらシールストリップは、コアの上記平坦な部分178a、178b、上方エッジ173b、および後方表面177に対応する周辺部を有し、コア上で、これら部分に接合されている。
【0084】
図8に示すように、シールストリップ16は、全体としてU字形となっていることが好ましく、このU字形の底部164およびアームは、それぞれ、上方エッジ173bおよび平坦な部分178、178bに当接するようになっている。これらアームの自由端162と163とは、互いに向き合うようにカーブし、コアの後方表面177に当接するようになっている。
【0085】
このような形状により、シール用ストリップに弾性を与えることができ、これによって、コアへ設置することが容易となっているが、凹部の壁の一部を、ライニングできないという欠点がある。金属プライは、スターラップの2つの自由端の間に進入せず、ゴムの厚さだけ、凹部の壁のこの水平位置でプライが分離されるように調節可能となる。
【0086】
ストリップ16の垂直方向の位置決めを保証するために、平らな部分は、面取り部174により、接触表面の上方エッジ173bにリンクされており、前記面取り部は、ストッパー175を形成するように上方表面171まで延びており、ストッパーに対してストリップが、その上方エッジ161が当接するようになっている。
【0087】
更に、後方表面は、ストリップに対するストッパーとして働くショルダー177aを有する。フランジにコアを接合すると、シールストリップは、底部164の下方エッジ165によって、内側要素の外側円形表面325に接触する。ベース164は、フランジの曲率半径に対応する曲率半径を有する。この実施例では、ストリップの上方エッジ161は、上記ストッパーの高さに少なくとも等しい外側表面9からの距離に配置される。
【0088】
図8に示されている実施例では、底部164を自由端162、163にリンクするアーム168、167は、自由端から底部まで低くなる高さを有する。
【0089】
当然ながら、図2に示されるように、底部へのアームの接合部の水平位置に下方エッジ165にノッチ169を設けることによって、一定高さのストリップを使用することもできる。
【0090】
フランジの2つの要素、接続ソケット、およびコアに対する補強プライの調節および位置決めだけでなく、相互の調節および位置決めの後に、従来どおりの方法で、加硫によって全体を1つに接合する。更にカットするのを防止するために、フランジをホースの壁に取り付ける前に、例えば膜状をした生ゴムを予めコア17の間に配置できる。
【0091】
次に、コアの保持ボルトのネジを外し、コアを引き出し、こうして形成された凹部内にシール用ストリップを残す。シールストリップは、加硫中に凹部の壁に付着する。コアの引き出しを容易にするために、コアの上方表面171にタップの切られたボア171aを設けることができる。こうして、前記ボア内で螺合された工具で引き抜くことによって、コアを取り出すことができる。更に、加硫中に、コアがゴムに付着するのを防止するように、予めコアを接着防止剤でライニングしてもよい。
【0092】
以上、特定の実施例を参照して、本発明について説明したが、本発明は、この実施例だけに限定されるものでなく、説明した手段の技術的なすべての均等物だけでなく、本発明の範囲内に入ることを条件に、これら均等物の組み合わせも含むものである。例えば、露出ボアと非露出ボアの分布を変えてもよい。更に、別個の凹部または単一の環状凹部によってアクセスできる露出ボアだけを設けるようにすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
露出していないボアの水平位置における、本発明に係わるホースの一端の軸方向断面における半部を示す。
【図2】
露出しているボアの水平位置における、本発明に係わるホースの一端の軸方向断面における半部を示す。
【図3A】
露出していないボアの水平位置における、本発明に係わるホースのフランジを構成する種々の要素の長手方向断面における分解図である。
【図3B】
本発明に係わるホースのフランジの管状要素の斜視図である。
【図4A】
接続フランジによって接合された、本発明に係わる2本のホースの斜視図である。
【図4B】
図4Aの一部の拡大図である。
【図5】
接続された2本のホースの、図4AのV−V平面に沿う軸方向断面における半部を示す。
【図6A】
本発明に係わるホースを得る方法のための成形コアの位置決めを示す、本発明に係わる接続フランジの内側要素の斜視図である。
【図6B】
本発明に係わるホースを得る方法のための成形コアの位置決めを示す、本発明に係わる接続フランジの内側要素の背面図である。
【図7A】
本発明に係わるホースを得るための方法で使用される成形コアの斜視図である。
【図7B】
本発明に係わるホースを得るための方法で使用される成形コアの断面図である。
【図8】
ホースの外側表面の凹部の壁に当接するようになっているシール用ストリップの斜視図である。
【符号の説明】
1 ホース
1a 壁
2 主カーカス
3 接続フランジ
4 内側ゴム層
5 外側表面
6 第2カーカス
7 ゴム層
8 外側層
9 外側表面
10 ゴム層
11 剛性リング
14 ネジ切りされたロッド
15 ナット
16 金属ストリップ
21、22 プライのペア
17a〜17d シールジョイント
19 長手方向補強部
19a 上方プライ
19b 中間プライ
19c 下方プライ
21a、22a 曲がった部分
31 外側要素
32 内側要素
33 接続ソケット
34a、34b フランジ接続ボア
61〜65 プライ
310 外側表面
311 内側クランプ表面
312 環状溝
313、323 貫通孔
313a 第1部分
320 内側表面
321 クランプ表面
323b 第2部分
324 ショルダー
325 外側円形表面
331、332 円形凹部
333、334 円形エッジ
336、337 傾斜ショルダー
601、602 ゴム層
Claims (17)
- エラストマー壁(1a)が柔軟性コードを含む少なくとも1つの主カーカス(2)によって補強された可撓性ホース(1)であって、該ホースが、その両端のうちの少なくとも一方に環状接続フランジ(3)を備え、該フランジに、その横方向の外側面から長手方向のボアが設けられており、このフランジに、少なくとも主カーカスが固定されており、前記フランジが、フランジに近いホースの壁の外径以下の外径を有する可撓性ホース(1)において、
前記フランジが、ボア(34a)、すなわち「露出」ボアを備え、該ボアが、ホースの壁の外側表面(9)に形成された1つ以上の凹部(12)で露出しており、該ボアの寸法が、それぞれのフランジの間に中間部品を挟持することなく、該ボアに少なくとも1つの外側からアクセス可能な結合手段(15)を収容し、端部から端部へとホースを接続できるようになっていることを特徴とする可撓性ホース。 - 各露出ボア(34a)が、別個の凹部(12)で露出していることを特徴とする、請求項1記載のホース。
- 前記フランジが、凹部上で露出しない「非露出」ボア(34b)を備え、該ボアの少なくとも一部には、タップが切られ上記結合手段(15)の相補的なねじ切りされたロッド(14)を螺合するようになっており、前記露出ボア(34a)には、タップが切られていないことを特徴とする、請求項1または2記載のホース。
- 前記露出ボア(34a)と非露出ボア(34b)とが、前記フランジの外側端面(310)にわたって、交互に、かつ周方向に分散されていることを特徴とする、請求項3記載のホース。
- 前記非露出ボア(34b)が、ホースの壁から前記ボアを分離する底部を有し、前記フランジのダミーボアを構成していることを特徴とする、請求項4記載のホース。
- 前記凹部(12)の壁(121)の少なくとも一部が、シール用ストリップ(16)によってライニングされており、かつ前記ストリップ(16)により、カーカス(2)(6)と外部との接触を防止できるようになっていることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載のホース。
- 前記主補強カーカス(2)が、エラストマーの層(3)によって径方向に離間した同心状プライの1つ以上のペア(21)(22)によって形成されており、各ペアが、2つのエラストマープライおよび平行な金属コードによって構成されており、前記コードが、1つのプライと他のプライで斜めに逆方向に配向され、よって、ホースの軸線(X)に対して20°〜70°の角度を形成していることを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載のホース。
- 主カーカス(2)よりも直径が大きく、エラストマーの層だけ主カーカスの外側に向かって径方向に離間する第2補強カーカス(6)を備え、該第2カーカスが、エラストマーおよび金属または織物コードの同心状プライ(61)〜(67)を備え、前記プライが互いに直接接合されるか、またはエラストマーの層(10)だけ離間しており、前記主カーカスのコードが、平衡角度とほぼ等しい角度をなし、一方、第2カーカスのコードが、20°〜70°の間の角度をなしていることを特徴とする、請求項7記載のホース。
- 前記フランジ(2)が、軸方向に接合された少なくとも2つの環状要素と、長手方向の外側要素(31)と、長手方向内側の要素(32)を備え、各要素には、前記ボア(34a)(34b)の少なくとも一部を形成する同軸状の孔が設けられており、少なくとも内側要素が、主カーカス(2)以下の内径を有し、少なくとも主カーカスが径方向に曲げられており、このように曲げられた該径方向部分(21a)(22a)が、前記フランジの前記2つの要素の間に挟持され、固定されていることを特徴とする、請求項8記載のホース。
- エラストマー層の厚さを増すか、またはカーカスのプライの間に、エラストマー層またはプライを挿入することにより、フランジの方向の厚さを増した、円錐形の外形を、前記フランジ(2)の近くに有することを特徴とする、請求項9記載のホース。
- 前記主カーカスの径方向に曲げられた部分(21a)(22a)が、前記フランジの少なくとも長手方向内側要素(32)を越えて径方向に延び、ホースの端部から所定距離において、長手方向に曲げられており、曲げられた部分を構成するプライの少なくとも一部が、第2カーカスのプライの間に挟持されており、主カーカスのプライを介して、前記フランジにこれらプライを固定してあることを特徴とする、請求項9または10記載のホース。
- 前記フランジ(3)の近くに、長手方向の補強プライ(19)を備え、該プライが、ホースの軸線(X)にほぼ平行に配置されたコードを備え、前記プライが前記フランジ、および主カーカス(2)、または第2カーカス(6)に接合されていることを特徴とする、請求項9〜11のいずれかに記載のホース。
- 前記補強プライが、前記主カーカス(2)のプライよりも大きく、かつ第2カーカス(6)のプライよりも小さい直径を有し、これらプライが共に接合され、かつ主カーカスに接合されており、前記プライ(19c)の少なくとも一方が、前記第2カーカスの少なくとも1つのプライ(64)(65)に接続された二重に曲げられた端部を有することを特徴とする、請求項12記載のホース。
- 前記フランジが、前記長手方向内側および外側要素(31)(32)の同軸状ホースに少なくとも部分的に挿入された管状要素(33)を備え、前記管状要素の外側表面(330)の少なくとも一部が、エラストマーによってライニングされ、前記ボアの水平位置での前記フランジからの漏れを防止する液密性を保証すると共に、前記フランジの種々の要素を強力に接合することを保証していることを特徴とする、請求項9〜13のいずれかに記載のホース。
- 前記主カーカス(2)と第2カーカス(6)との間に含まれたエラストマー製の層(7)内に埋め込まれた金属リング(11)、または螺旋金属外装を含むことを特徴とする、請求項9〜14のいずれかに記載のホース。
- 請求項1〜15のいずれかに記載の可撓性ホースを得るための方法であって、
長手方向ボアの少なくとも一部の水平位置において、前記フランジ(3)の横方向内側表面(322)にコア(17)を固定するための工程と、前記ホースの端部に前記フランジを位置決めし、調節する工程とを備え、前記コアが、前記壁の外側表面に対して突出しており、前記コアが、ホースのうちの加硫されていない未加工のエラストマー製の壁の外側表面に対して突出しているか、または前記外側壁表面とほぼ同一面となっている表面を有し、更にエラストマーを加硫した後に、これらコアを除くための工程を更に備えることを特徴とする、可撓性ホースを得るための方法。 - 前記コア(17)にシール用ストリップ(16)を取り付けるための工程を有し、コアを除いた後も、前記凹部(12)の加硫されたエラストマーが壁に付着したままになっていることを特徴とする、請求項16記載の方法。
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