JP2004512117A - 画像を取得するための方法、システムおよびプローブ - Google Patents
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Abstract
【選択図】図8
Description
本発明は、アンテナから発生する波によって画像を取得することを可能にする方法であって、発生した波が照射されるターゲット様アセンブリのレベルで波が反射され、それに基づいて画像が抽出されるものである。また、この方法を実施する画像形成システムおよびこのシステムの波発信/受信アンテナに関するものである。
【0002】
本発明による方法は、より具体的に、主要の構成要素を、例えば超音波検査、レーダまたはソーナ等とする画像形成システムによって、2次元または3次元で画像を形成することを可能にするために採用されるものである。以下、超音波検査への応用についてさらに詳しく述べるが、近距離方式で動作するレーダまたはソーナの分野においても同様に応用可能である。
【0003】
特に、超音波検査において、1つまたは複数の行に配置された多数の超音波トランスデューサを設けたアンテナを有する音響発信/受信プローブによるシステムを製造するのが一般的な傾向である。周知の音響プローブとして、1列のトランスデューサからなるアンテナを有する1次元の音響プローブがあるが、このアンテナは焦点が固定されており、音波によって掃引する空間において、1次元のアドレッシングしか行うことができない。また、複数の対称制御されたトランスデューサ列からなるアンテナを有する1.5次元プローブも知られているが、発信ビームの可変焦点を得ることを可能にするものである。また、長方形または正方形の行列に配置された同面上のトランスデューサからなるアンテナを有する2次元プローブも知られている。これは、発信ビームおよび受信ビームの方向を、空間的に、2つのビーム方向に変更することを可能にするものである。
【0004】
現在の傾向として、より細いビームを形成することを目的とするものが多いが、それに伴って、時間上の制約がより厳しくなっている。例えば、超音波検査において、最大検査距離は通常約20cmであるので、音響波の往復時間は約250μsである。従って、検査範囲を200チャネルで走査するためには少なくとも50msが必要となり、これはターゲット構造が生物の組織である場合に許容できる範囲の限界にあたり、信号のドップラ処理を行うことが不可能である。さらに、このチャネル数では、発信時に可変距離の焦点合せを行うことができず、例えば、2500個のトランスデューサを有するアンテナの場合など、プローブアンテナが大多数のトランスデューサを有する場合には不向きである。
【0005】
この課題を解決するために、発信チャネルに含まれる受信チャネルの数に等しい比率で走査時間を短縮するように、広いビームを発信する方法が知られている。しかし、その結果、発信および受信における主ローブの側ローブに対する総合的な比率の値が低下する。図1ないし6には、従来の技術を示す。まず最初の3つを説明すると、図1には、発信時の主ローブの側ローブに対する比率PSEを示し、図2には、発信ローブと受信ローブの幅が等しい場合の、対応する受信時の比率PSRを示し、図3には、発信に続いて受信を行った結果に得られるパターンに対応する総合的比率PSGを示す。
【0006】
図4ないし6には、特に図5に示す受信ビームに対して、図4に示すように発信ビームが広い場合の、比率PSE、PSRおよびPSGを示し、その結果、一部の受信チャネルしか示されていない図6に見えるとおり、総合的な比率PSGは比率PSRにほぼ等しくなる。総合的な比率PSGは画質に直接影響するため、発信パターンを広げると画質が低下してしまう。よって、本発明は、受信時に行われる処理によって総合比率PSGを改善し、その結果、高画質を得ることを可能にする特定の発信シーケンスを使用するものである。特に、対応する受信パターンに比べて非常に広い発信パターンを取得し、ターゲットアセンブリの総合照射時間を顕著に短縮することを可能にすることを目的とするものである。
【0007】
よって、既に述べたとおり、本発明は、アンテナから発生する波によって画像を取得することを可能にする方法を提案するものであって、発生した波によって照らされるターゲット様アセンブリのレベルで波が反射され、それに基づいて画像が抽出されるものである。そのアンテナとは、少なくとも1列の波発信/受信トランスデューサからなるものである。
【0008】
本発明の1つの特徴によると、各発信において実質的に平面波を発生させるように時差を設けた同等の励起信号または重付のみによって異なる信号をトランスデューサに設けることで同種の一連の発信を行い、トランスデューサ間の遅延が、得られる等位相面が、アンテナが1列のトランスデューサか複数列からなるかによって、直線上または平面上に得られるように設定されることを特徴とする。
【0009】
本発明は、さらに、システムのアンテナから波を発信し、発信された波によって照射されるターゲット様アセンブリのレベルで該波が反射されることに基づいて画像を抽出して、画像を取得することを可能にするシステムであって、該アンテナが少なくとも1列の波発信/受信トランスデューサを具備するシステムとそれらのシステムの波発信/受信アンテナに関するものである。
【0010】
本発明の特徴によると、このようなシステムとこのようなアンテナは、それぞれ上述の方法を実行するためのソフトウェアおよびハードウェア手段を有する。
【0011】
本発明と、その特徴および利点は、以下に述べる図面とともに、次の説明によって明らかとなろう。
【0012】
図7に示す画像形成システムは、アンテナを構成し、限定された対象体積を音波で掃引する複数の波発信/受信トランスデューサを有するアンテナ1を含むものである。システム7が超音波検査システムである場合、この対象体積は、検査のために超音波を受けるべき組織が配置される場所であり、アンテナ1は超音波プローブアンテナである。次いで、アンテナ1は、以下に説明するように、ターゲットアセンブリを検査し、より具体的には、組織内に位置し、トランスデューサにより決定した方法で照射されるこれらのアセンブリの要素を検査することを可能にするように構成される。トランスデューサは、ターゲットに向けて信号を発信し、反射後にこれらの信号を受信する。超音波検査の分野では周知のとおり、この信号は超音波領域の音響信号である。
【0013】
ここで、アンテナ1が、アンテナ1のトランスデューサに供給される励起信号を発生する発信ステージ3を有する超音波検査器2に接続されていることとする。この供給過程は、図示しないが、従来の方法で発信ステージに接続されたクロック回路4のパルスに基づく所定の周期性を有する所定のシーケンスに従って行われる。マン/マシンインタフェース5の、例えばキーボードまたはデスク等の制御手段によって、利用者は、必要に応じて、超音波検査器の様々な構成要素や、アンテナ1を操作することが可能である。
【0014】
発信段階では、励起信号が周期的なパルス列として、発信段階3から、受信ステージ7も接続された分離ステージ6を介して、アンテナ1のトランスデューサに供給される。励起信号は、アンテナ1のトランスデューサのレベルで超音波パルス信号に変換される。この分離ステージ6は、励起信号が受信ステージ7に圧倒されないように設けたものである。受信段階では、トランスデューサによって受信される反射超音波信号は、受信ステージで識別され、特に焦点合せ等を目的とした利用者の選択によって、受信チャネルに分別される。信号処理ステージ8は、受信ステージによって供給される信号を、例えば、ディスプレイスクリーン9に表示可能な超音波検査画像等、利用者が使用可能な信号に変換することを可能にする。周知のとおり、超音波検査の操作は、クロック回路4とともに、プログラムに基づく管理ユニットによって制御されるが、このユニットは、処理ステージ8にある程度吸収させても良い。
【0015】
本発明によると、ここでは同型のものとするトランスデューサが、重付の範囲内であってもよい同等の励起信号に駆動されるアンテナによって、回折の範囲内で平面波を形成するように時差を設けて、同種の信号の発信シーケンスを実行する。すなわち、トランスデューサ間の遅延は、周知の1次元型、1.5次元型および2次元型を含むアンテナの種類によって、等位相面が線上または面上に一致するように設定される。図8に簡単に示すように、N個のトランスデューサ10’の配列からなる1次元型のアンテナ1’の場合、発信は1次元に適用することができ、図10に簡単に示すように、トランスデューサ10”の行列からなる2次元型のアンテナ1”の場合、2次元で適用することができる。例えば、図8に、1次元型のアンテナ1’について、4つの平面波w1、w2、w3およびw4のシーケンスが示してあり、図10に、2次元型のアンテナ1”について、3つの波W1、W2およびW3のシーケンスが示してある。いずれの場合においても、距離によって線形的に変化する、アンテナ1’のトランスデューサ1、2、3、...、N−1、Nの駆動信号に対応する各パルスを示す図9に見えるように、各トランスデューサの励起信号に時差を設けることにより、平面を形成するように波を発生するのである。
【0016】
近距離方式の画像形成システムの場合、多数のトランスデューサ10’または10”からなるアンテナの寸法は波長に比べて大きく、画像形成システムのレンジは、アンテナのトランスデューサの列の長さをDとした場合、D2/λで得られるフレネル距離に比べて小さい。この場合、音波掃引体積内で形成された波は、非常に精確に平面に近似する。信号の中央周波数が3MHzであり、λ/2の間隔、すなわち0.25mm間隔で配置される256個のトランスデューサ10’からなる線形アンテナを使用した場合、アンテナの長さは256×0.25=64mmであり、それに対応するフレネル距離は642/0.5=8192mmである。従って、この距離は、通常の超音波検査による最大レンジに相当する200mmと比較して非常に大きい。
【0017】
上述の条件で配置された64個のトランスデューサからなるアンテナの場合、得られるフレネル距離は512mmであり、上述したように通常の範囲である200mmより顕著に大きい。この種の線状アンテナが、同等の遅延励起信号によって駆動されると平面波が発信されるように、該アンテナによってこれらの条件下で発生するフィールドは、特にフィールドの端において、端による回折のために、リプルを含むものである。振幅の重付を導入することで、発生する波の平面特性を実質的に変更せずに、このリプルを低減することができる。
【0018】
トランスデューサのアレイによって平面波を発信することで、従来の発信で照射できるチャネルは1つであるのに対し、一度の発信でシステムのレンジRとアンテナの長さとの積に等しい表面積を照射することが可能になるので、画像形成時間を短縮することができる。
【0019】
しかし、平面波による照射は、非常に大きい比率での照射時間の短縮を可能にする反面、主ローブ対側ローブ比PSGを低下してしまう。
【0020】
よって、本発明によると、合成発信の原理に基づいて、特定の発信パターンを用いることで、この主ローブ対側ローブ比PSGを向上させることができる。それを目的として、方向が異なる平面波のシーケンスを発信する。ある特定の幾何学的座標を有するターゲット点に対して得られる各受信信号が、その点に依存する振幅および位相重付に従って合計され、波が同時に発信されたかのように、点のレベルにおいて波のリフェージングがあったとすることが可能である。従来の方法に従って、最終的なパターンの品質を最適化するために、リフェージングの結果が得られるものと少し異なる重付であってもよい。その結果、各ターゲット点について、発信パターンに等しいものが得られ、受信パターンと、得られた発信パターンとを乗算することで比率PSGを向上させることができる。
【0021】
受信信号をメモリに記憶することは、受信チャネルを形成した前であっても後であってもよい。受信に使用されるアンテナのトランスデューサに関する選択の余地はある程度存在し、発信用のものを兼用したものであってもよい。受信用に使用するトランスデューサの数を少なくすることで、検査距離が短い場合に開口角が大きくなりすぎることを防止することができる。特定のケースにおいて、複数の受信ビームを、重複または非重複の状態で形成することによっても有利な結果が得られる。
【0022】
以下に、x軸上に配置されたアンテナが点Fに焦点を合わせた波を発信する様子を示す図11を参照して、発信および受信における焦点合せによるチャネルの形成を簡単に要約する。この軸上の点Sで発信された信号は、次の式で表すことができる:
ここで、e(t)は発信信号を示し、SFはSとFとの間の距離を示し、cは波の伝播速度を示し、pe(x)はs(t)のx方向への重付を示す。
【0023】
点Mのレベルで受信される信号は次の式で表すことができる:
点MがFと一致すれば、次の式が得られる:
【0024】
x軸上に位置する点Rで受信される信号は、次の式で表すことができる:
【0025】
受信アンテナの出力で受信される総合信号は次のとおりである:
【0026】
以下に示すように、この式を展開することもできる:
【0027】
Rff(t,M,F)は、発信チャネルおよび受信チャネルが同様にFに焦点を合わせた場合の、Mに位置する反射器の、受信信号への寄与分である。この寄与分は、アンビギュイティ図の空間部に対応する。
【0028】
点MがFと一致する場合、次の関係が生じる:
これは、発信および受信の重付の積に対応するものである。以下に、発信時の単一の平面波による照射および受信時の焦点合せに伴うチャネルの形成を図12を参照して説明する。アンテナは、一般的に、曲線または任意の平面上に位置し、図面の簡略化を考慮してx軸上に位置するように示してあるが、各トランスデューサは、広帯域である可能性のある信号を発信し、平面波、すなわち単位長のベクトルVに沿う方向の波ベクトルを有する、無限大に焦点を合わせた波を形成する。
【0029】
この波は平面波であるため、基準として設定した点Oに対して点Mで受信される信号の遅延は、
に等しく、その式は次のように表すことができる:
【0030】
アンテナの点Rで受信される信号は、次の式で表すことができる:
【0031】
焦点を合わせた後、受信時に得られる信号は、次のように表すことができる:
【0032】
発信時における複数の平面波による照射、受信時における焦点合せおよび発信時における合成チャネルの形成は、以下に示すように定義される。
【0033】
発信は、異なる方向の平面波をN回に亘って発信することで得られることとする。このN回の発信の個別の受信は、記録され、得られた受信信号には、発信時に合成チャネルが形成されるように、時差が設けてある。
【0034】
上記の表記方式を使用すると、n番目の発信の受信信号は次の式によって表すことができる:
【0035】
Fに焦点を合わせた合成発信による受信信号は次の式によって表すことができる:
または
【0036】
この数式中、発信に関連する遅延に対応する項は、図13に概略的に示すとおり、点FとMを通過する波面の間の距離に比例する。点FとMを結ぶ直線がベクトルVに対して垂直であり、Fを通過する波面内に位置する場合、遅延はゼロである。周波数fにおける位相変移は、
に比例する。
【0037】
受信チャネルの形成によって発生し、検査点の関数として時差を設定した異なる方向の平面波の発信に対応する焦点を合せたものもそうでないものも含み得る信号の総和は、発信と受信の積のパターンの特徴を改善する合成発信チャネルの形成を行うことを可能にする。次の例は、限定的ではない実施例を示すものである。
【0038】
発信が、図14に概略的に示すように、V軸に対して対称である方向V1とV2の同振幅の2つの波からなるものである場合、遅延時間は
および
に比例する。
【0039】
信号が周波数Fの正弦波である場合、受信信号は、
に比例し、つまりは、
である。
【0040】
発信の合成焦点合せの後に、点Mが2つの発信波ベクトルV1およびV2の二等分線に対して垂直に移動する場合、Fで受信される信号のMによる寄与度は、
によって重付される。ここで、xはFから二等分線への距離であり、すなわち、2つの波は平面である領域全体に亘って均一に干渉するため、アンテナからの距離に独立して周期λ/sinαに等しい。
【0041】
異なる角度αを有する複数のこの種の発信対が、異なる振幅および位相係数で総和されると、その結果得られる全体的な重付は、異なる周期のコサイン項の総和に対応する。従って、平均伝播方向に対して垂直な軸上で特定の距離領域で低下する関数によって、画像点を重付することでアンビギュイティ図を改善することが可能になる。図15に見えるように、アンテナの長さをLとし、焦点距離をDとした場合、軸に沿った焦点の幅は約(λ/L)Dであるため、この重付の効果は、アンテナから検査点への距離によって変化する。
【0042】
例えば、焦点の周辺の長距離で減衰をもたらすことを目的とする重付は、同時に、短距離でこの焦点から遠い個所で同等の減衰をもたらす。これを補償するために、距離依存性の発信モードを設けることができる。例えば、一方の距離が他方の距離の2倍であれば、ローブの位置も2の比率で異なることになる。
【0043】
勿論、上述の形態は、非限定的な例として挙げたものであり、他にも異なる重付や方向を有し、距離によって変化したり、変化しない平面波のシーケンスを使用することもできる。
【0044】
以下に、画像形成システムにおける発信/受信システムに使用し得るアンテナの例を説明する。平面波のシーケンスからなる合成発信を可能にするものであり、特に、超音波検査システムにおけるプローブアンテナに関する。アンテナは、その方向がほとんど同一であり、平均発信角度と比較して小さな角度で相違する複数の平面波を発信するためのものである。反射後にトランスデューサによって受信される信号を、その個別の幾何学的座標によって規定される各ターゲット点をリフェージングした後に合成するための手段が設けてある。超音波検査、レーダまたはソーナに通常使用されるアンテナで済む場合もあるが、これらの応用分野における通常のアンテナ構造に比較して価格を抑えたアンテナ構造を提案する。
【0045】
平面波の、上述した平均方向を変化させることで、アンテナの前に位置する検査中の体積を検診するための手段が設けてある。
【0046】
従って、ここでは線状のものとするアンテナによって得られることとする、D1、D2、D3およびD4と示す領域のシーケンスを示してある図16に見えるように、平面表現の枠組の中で、長方形によって画定される領域を音波によって掃引することを可能にする特定数の平面波を有するシーケンスを発信するための手段が設けてある。最大距離がフレネル距離よりも短いことを条件に、各領域において形成される音響フィールドは平面波に近似することができる。実行されるシーケンスは、図16に見えるように、関連する領域D1ないしD4が少なくとも一部が重複するように、平面発信波の平均角度を変化させることで所定の検査空間の検診を可能にする。所定の検査領域をカバーする合成発信パターンを作成するために、方向が顕著に異なる発信を使用することも可能である。
【0047】
各照射系列における連続する平面波は、いずれも、他のものとほぼ同一の方向であり、その間の角度は平均発信角度に比較して小さい。検査中の体積の検診は、平均方向を変化させることで得られる。これは、アンテナ1’、および領域が部分的に重複する異なる配置の3つのシーケンスS1、S2、S3によって発生するフィールドでカバーされる領域を表す図17に概略的に示してある。
【0048】
アンテナ1’のトランスデューサは重付の範囲以内に、同一の信号によって駆動されることとする。これらの信号は広帯域Bのものであって、継続時間が短く、例えば、3MHzの帯域Bに対して、好ましくは数1/Bであり、通常は1ms程度である。図17および18に見えるように、その間の距離がpである連続する2つのトランスデューサに印加される信号間の遅延時間τは、(p/c)sinφである。これらのトランスデューサに対応する領域が隣接するものであれば、Dをアンテナの長さとし、Lをシステムの想定されるレンジとすると、角度φはsinφ=D/2Lで得られる。
【0049】
トランスデューサの数Nが大きければ角度φは比較的大きいので、平均周波数fを3MHzとし、帯域幅を3MHzとし、アンテナが周波数fの波長の半分に対応する0.25mmの間隔pで設けられた256個のトランスデューサからなる線状のものであれば、レンジLが200mmに固定された場合、sinφ=D/2L=0.16となる。
【0050】
その結果得られる遅延時間τは26.7nsに等しく、従って、図19に示すように、16番目のトランスデューサ10’16に印加されるパルスI16は、1番目のトランスデューサ10’1に印加されるパルスI1が終わった後にしか発生しない。
【0051】
よって、この場合、アンテナの256個のトランスデューサを16個ずつの群に多重化し、その結果、ここではそれに必要な制御リンクを考慮しないが、関連する超音波検査器2に基づいて、同一の有線通信リンクを介して各群における同位置のトランスデューサを動作させることができる。
【0052】
一般的に、間隔pで配置され、継続時間Tのパルスを発信するN+1個のトランスデューサを有するレンジLの線状アンテナの場合、超音波検査器に基づいて、上述の条件下で、発信時にアンテナ宛にN+1/M個の信号を発信させることができる。
【0053】
Mは次の商:
の整数部に相当する。
【0054】
このような発信形式では、図20に示す三角領域ABH等、検査領域の一部が音波によって掃引されないが、必要であれば、アンテナの一部のみを使用してこの領域も音波で掃引することができる。線状または平面アンテナの場合、アンテナのトランジスタをすべて同時に同一の信号で駆動することでこの領域を掃引することができる。これは、当業者の実施し得る範囲内の簡単な方法で、装置を変更することで、アンテナに想定される制御形式用に信号を多重化させることで達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
図1は、従来技術における発信ビームの主ローブ対側ローブ比を例示するものである。
【図2】
図2は、同一幅の受信ビームの主ローブ対側ローブ比を例示するものである。
【図3】
図3は、対応する総合的な発信および受信の主ローブ対側ローブ比を例示するものである。
【図4】
図4は、従来技術における広い発信ビームの主ローブ対側ローブ比を例示するものである。
【図5】
図5は、より細い幅の受信ビームの主ローブ対側ローブ比を例示するものである。
【図6】
図6は、対応する総合的な発信および受信の主ローブ対側ローブ比を例示するものである。
【図7】
図7は、既知の画像形成システムであって、より具体的には例示的に説明する超音波検査システムを示す概略図である。
【図8】
図8は、線状アンテナ用のシーケンスパタ−ンを示すものである。
【図9】
図9は、アンテナのトランスデューサを起動するためのパルス列を表すパターンを示すものである。
【図10】
図10は、平面状アンテナ用のシーケンスパタ−ンを示すものである。
【図11】
図11は、チャネルの形成を示すものである。
【図12】
図12は、チャネルの形成を示すものである。
【図13】
図13は、発信における遅延を示すものである。
【図14】
図14は、発信における遅延を示すものである。
【図15】
図15は、アンビギュイティ図の重付に関する曲線の群を示すものである。
【図16】
図16は、平面波のシーケンスによる音波で掃引される領域を示すものである。
【図17】
図17は、異なる配置を有する3つのシーケンスによってカバーされる領域を示すものである。
【図18】
図18は、図17における遅延を示すものである。
【図19】
図19は、線状アンテナのトランスデューサを起動するためのパルスに関する時間図である。
【図20】
図20は、平面波のシーケンスによる音波で掃引される領域を示すものである。
Claims (13)
- アンテナ(1)から波を発信し、発信された波によって照射されるターゲット様アセンブリのレベルで該波が反射されることに基づいて画像を抽出して、画像を取得することを可能にするための方法であって、該アンテナが少なくとも1列の波発信/受信トランスデューサ(10’または10”)を具備し、各発信において実質的に平面波を発生させるように時差を設けた同等の励起信号をトランスデューサに設けることで同種の一連の発信を行い、トランスデューサ間の遅延が、得られる等位相面が、アンテナが1列のトランスデューサか複数列からなるかによって、直線上または平面上に得られるように設定されることを特徴とする方法。
- 一連の発信を、互いに時差を設け、異なる方向の一連の平面波を得ることを可能にするようにアンテナトランスデューサを選択的に駆動する励起信号を使用することで発生させたことを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 一連の発信が、同種の発信の対からなり、各対のレベルにおいて、選択された平均伝播方向に対して対称に、該平均方向に対して各対について異なる角度(α)および/または各対について異なる振幅で行われることを特徴とする請求項2に記載の方法。
- 一連の発信に対してアンテナトランスデューサが受信する信号を、各ターゲット点において、その点に固有の振幅および/または位相の重付を付して総和することで、計算により、この点に到達した発信平面波のリフェージングを得ることを特徴とする請求項2または3に記載の方法。
- 一連の発信に対してアンテナトランスデューサが受信する信号が、各ターゲット点について総和され、平均伝播方向に対して垂直な軸上の該点の距離の減少関数によって行われる重付が割当てられることを特徴とする請求項3または4に記載の方法。
- 一連の発信の受信信号が、受信チャネルを形成する前に、メモリ内に記憶されることを特徴とする請求項4または5に記載の方法。
- 一連の発信の受信信号が、受信チャネルを形成する後に、メモリ内に記憶されることを特徴とする請求項4または5に記載の方法。
- 受信に使用されるアンテナトランスデューサの数が、少なくとも同一の一連の発信に対して発信に使用されるアンテナトランスデューサの数に比べて少ないことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の方法。
- 重複するかそうでなくてもよい複数の独立した受信ビームが形成されるように、トランスデューサが配置されることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の方法。
- アンテナ(1)から波を発信し、発信された波によって照射されるターゲット様アセンブリのレベルで該波が反射されることに基づいて画像を抽出して、画像を取得することを可能にする画像形成システムであって、該アンテナが少なくとも1列の波発信/受信トランスデューサ(10’または10”)を具備し、請求項1ないし9のいずれか1項による方法を実行するためのソフトウェアおよびハードウェア手段を有するシステム。
- システムのプローブの音響アンテナから超音波を発信し、発信された波によって照射されるターゲット様アセンブリのレベルで該波が反射されることに基づいて画像を抽出して、画像を取得することを可能にする超音波画像形成システムであって、該アンテナが少なくとも1列の超音波発信/受信トランスデューサを具備し、請求項1ないし9のいずれか1項による方法を実行するためのソフトウェアおよびハードウェア手段を有するシステム。
- プローブのアンテナ(1)から波を発信し、発信された波によって照射されるターゲット様アセンブリのレベルで該波が反射されることに基づいて画像を抽出して、画像を取得することを可能にする超音波画像形成システムにおける波発信/受信プローブであって、該アンテナが少なくとも1列の超音波発信/受信トランスデューサ(10’)を具備し、列を構成するトランスデューサがN個ずつの群に多重化され、各トランスデューサが列内の各群における同位置のトランスデューサに多重化され、各群のトランスデューサの数が、1列のトランスデューサの群のトランスデューサのパルスからなる起動信号が、次の群における同位置のトランスデューサの起動信号に対応するパルスの前に終了することを特徴とするプローブ。
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