JP2004364365A - 車両駆動用全閉自冷形電動機及び該電動機に備わる冷却器の製造方法 - Google Patents
車両駆動用全閉自冷形電動機及び該電動機に備わる冷却器の製造方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】車両駆動用全閉自冷形電動機に備わる冷却器は、ステータフレーム1の両端の開口部の外側に設けた接続風道21と、この接続風道21の間に配置した平坦面を有する筒状の冷却風道25,26と、この冷却風道25,26の平坦面を対向させ且つ対向面間に形成した間隙通風路27と、冷却風道25,26の内周壁に設けた複数の吸熱フィン28と、冷却風道25,26の外周壁に設けた複数の放熱フィン29とを備え、接続風道21のそれぞれの内部空間の一端をステータフレーム1の開口部を介して機内空間に連通すると共にそれぞれの他端を冷却風道25,26の内部空間に連通する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、外気を機内に取り入れない密閉構造を有し鉄道等の車両を駆動する車両駆動用全閉自冷形電動機及び該電動機に備わる冷却器の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、電車等の鉄道車両では、車体の下に配置された台車に車両駆動用電動機を装荷し、この電動機の回転力を、歯車装置を介して車輪に伝達して車両を走行させるようにしている。
【0003】
従来この種の電動機は、機内の回転子軸に固定された通風ファンの運転時の回転によって、外気を機内に流通させて冷却を行う開放形自己通風冷却方式を採用していた。
【0004】
かかる開放形自己通風方式の電動機は、冷却外気に混入する塵埃によって電動機内が汚損されるのを防ぐため、入気口部に通風ろ過器を設け、通風ろ過器内のフィルターによって流入外気の塵埃を捕捉している。また、このフィルターの目詰まりによる流入外気の減少によって電動機の温度上昇が増大するのを防ぐために、比較的短期間の周期でフィルターの清掃を実施している。
【0005】
しかし、フィルターで完全に塵埃を捕捉することは難しいため、機内に侵入した塵埃は機内各部に付着して次第に集積し、絶縁性能の低下や冷却効果の下をきたすため、定期的に電動機を分解して内部の塵埃除去のための清掃を行う必要があった。
【0006】
このフィルターの保守の省力化と電動機の分解清掃の周期の延長による保守の省力化を図る目的で、全閉自冷形電動機の採用が検討されている。この全閉自冷形電動機の構造を、図9及び図10を参照して説明する。
【0007】
図9及び図10において、円筒有底状のステータフレーム1の内周部に円筒状のステータ鉄心2を有し、このステータ鉄心2の円周部に多数の溝を設け、この溝中にステータコイル3が取付けられる。ステータフレーム1の両端部に軸受6,7をそれぞれ内蔵したベアリングブラケット4とベアリングハウジング5が取付けられ、この軸受6,7によってロータシャフト8の両端側を支持している。
【0008】
ロータシャフト8の中央部にロータ鉄心9が取付けられ、ロータ鉄心9の外周部に多数の溝を設け、この溝の中心にロータバー10が取付けられている。ロータバー10の両端はエンドリング(短絡環)で一体的に結束され、全体として誘導電動機のかご形回転子を形成している。
【0009】
ロータ鉄心9の内周側には、複数個の通風穴9aを円周上に設けてある。ロータシャフト8の機内部に内気を循環させるための循環ファン11が取付けてある。
【0010】
ステータフレーム1の両端部に通気口1a,1bが設けられ、この通気口1a,1bを覆うように、接続風道12,13と複数のパイプ14と複数の冷却フィン15より成る冷却器が、ロータフレーム1の外側にボルトによって取付けられている。
【0011】
電動機は、ステータフレーム1に設けたアーム部1Cをボルトによって台車の枠に固定され、機外に張出したロータシャフト端部8aを、継手を介して図示しない歯車装置に接続し、この歯車装置は車輪と一体の車軸に接続していることより、電動機の回転力を車輪に伝達する構成となっている。
【0012】
かかる構成の下で、運転時の循環ファン11の回転によって、機内の内気は、通気口1aより冷却器の入気通路12aに進入し、更に複数の通風路14aを流通して排気通路13aに進入した後通気口1bより機内に流入する。機内に流入した内気は、ロータ鉄心の通風穴9aを流通して循環ファン11の内径側に戻る。
【0013】
このように全閉自冷形電動機は、運転時において内気が冷却器内と機内とを循環流通する。運転時にステータコイル3とロータバー10およびエンドリングが発熱し、これによって機内各部の温度が上昇するが、加熱した内気が冷却器内の通風路14aを流通する際に冷却フィン15により冷却され、冷却された内気が機内を流通することにより機内各部を冷却し、ステータコイル3とロータバー10の温度上昇が規定値以上になるのを防いでいる。
【0014】
冷却フィン15は、電動機の長手方向と直交して車両の進行方向と同方向に配列しているので、走行風が各冷却ファン15の間を流通する。これにより、冷却フィン15の放熱作用が向上し、通風路14を流通する内気の冷却性が向上する。
【0015】
このような構成によって、外気を機内に流通させることなく電動機の冷却を行うので、通風ろ過器のフィルターは不要となり、機内の汚損も皆無となるので、電動機の分解周期を延ばすことが出来、保守の省力化を図ることが出来るものである。
【0016】
しかしながら、この構造の車両駆動用全閉自冷形電動機においては、冷却器の通風路14aがパイプ構造で多数密集した状態に配置され、更に多数の冷却フィン15で区切られた構造のため、外気の塵埃や紙・布屑が付着しやすく、使用期間の経過に伴って次第にパイプ間に詰まって冷却性能を低下させる。
【0017】
そのため、定期的に圧縮空気の吹き付け等を行ってこの塵埃や布屑の除去を行うことが必要であるが、パイプ14と冷却フィン15が交錯していることより、奧の方に付着した塵埃等を十分に除去するのが困難になる。
【0018】
かかる課題を解決するものとして出願人は先に特許文献1に示す車両用全閉自冷形電動機を提案した。
【0019】
この電動機を、図11及び図12を参照して説明する。
【0020】
図11,図12において、冷却器は接続風道16,17と1つの風道18と風道18の内壁に設けられた多数の吸熱フィン19と風道18の外壁に設けられた多数の放熱フィン20によって形成され、吸熱フィン19は、風道18の長手方向と同一に配列し、放熱フィンは風道18の長手方向と直交して車両の進行方向と同一の方向に配列している。
【0021】
電動機の運転時には、循環ファン11の回転によって、内気がステータフレーム1の通気口1aより入気通路16aに流入し、その後、風道18内の通風路18aを流通し、排気通路17aを経て機内に流入し、機内のロータ鉄心の通風穴9aを流通して循環ファン11の内径側に戻る。
【0022】
この構造の冷却器では、車両走行時の冷却外気が1つの風道18の外周面に沿って流れるので、外気に混入した塵埃や布屑は風道18や放熱フィンに付着して止まることはなく、長期間でも塵埃の付着は少なくなる。また気吹き等の清掃作業も容易で確実に塵埃を除去することが可能となる。
【0023】
更に、風道18の内壁に多数の吸熱フィンを設けてあるため、従来のパイプ構造に比べて、吸熱面積を増大させ、流通内気の熱を効率よく吸収して放熱フィン20に伝達することが出来るため、内気の冷却効果が向上する。
【0024】
このように図11,12の構造の車両駆動用電動機においては、保守の改善と、冷却性能の向上を図ることが出来るものである。
【0025】
【特許文献1】
特開平11−356011号公報
【0026】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した全閉自冷形電動機は、開放自己通風冷却形電動機に比べた場合は冷却機能が劣ることより、電動機が大型化するのは避けられないものになっている。
【0027】
近年、車両の高速化、高性能化が著しく、駆動用電動機の高出力化、小型軽量化の要望が強くなっていると同時に、保守の省力化が望まれていることより、冷却性の向上も図り小形軽量化された全閉自冷形電動機の実現が望まれている。
【0028】
本発明は、冷却性の向上による小形軽量化と保守の省力化とを可能にする車両駆動用全閉自冷形電動機及び該電動機に備わる冷却器の製造方法を提供することを目的とする。
【0029】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明に係る車両駆動用全閉自冷形電動機は、ロータシャフトの機内側に一端を取付けた内気循環ファンを設け、ステータフレームの両端側に開口部を設け、前記ステータフレームの機外部に冷却器を設け、当該冷却器の器内空間を前記ステータフレームの両側の開口部にそれぞれ連通して機内空気を前記冷却器内に循環流通させて冷却を行う車両駆動用全閉自冷形電動機において、
前記冷却器は、前記フレームの両端の開口部の外側にそれぞれ設けた接続風道と、この接続風道の間に少なくとも2個配置した平坦面を有する筒状の冷却風道と、この冷却風道の平坦面を対向させ且つ対向面間に形成した間隙通風路と、前記冷却風道の内周壁に設けた複数の吸熱フィンと、前記冷却風道の外周壁に設けた複数の放熱フィンとを備え、前記接続風道のそれぞれの内部空間の一端を前記ステータフレームの開口部を介して機内空間に連通すると共にそれぞれの他端を前記冷却風道の内部空間に連通してなることを特徴とする。
【0030】
本発明の車両駆動用全閉自冷形電動機によれば、運転時の循環ファンの回転により機内空気が冷却器内を循環流通し、冷却風道内を流通する際に、空気の熱は冷却風道内壁の全周にわたって従来以上に多数設けた吸熱フィンに効率よく伝達し、冷却風道の外周壁に設けた放熱フィンより外気に放出される。更に冷却風道間に形成された間隙通風路を冷却外気が流通することより、外気への放熱が一層向上する。そのため、循環内気の冷却器による冷却性能が向上し、電動機の温度上昇を低下させることが出来るため、電動機の小形軽量化又は出力増大が図れる。
【0031】
本発明に係る車両駆動用全閉自冷形電動機に備わる冷却器の製造方法は、ロータシャフトの機内側に一端を取付けた内気循環ファンを設け、ステータフレームの両端側に開口部を設け、前記ステータフレームの機外部に冷却器を設け、当該冷却器の器内空間を前記ステータフレームの両側の開口部にそれぞれ連通して機内空気を前記冷却器内に循環流通させて冷却を行う車両駆動用全閉自冷形電動機における前記冷却器の製造方法において、
長手方向に縦割りの複数個の分割形とした冷却風道を形成し、
分割された各々の冷却風道の内周壁面に複数個の吸熱フィンを溶接にて取付け、
前記吸熱フィンが取付いた分割形の冷却風道を合わせ、合せ面を溶接して一体の筒状の冷却風道とし、
この筒状の冷却風道の外周壁面に放熱フィンを複数個溶接すると共に冷却風道の両端部に接続風道を溶接することを特徴とする。
【0032】
本発明によれば、冷却風道内壁への吸熱フィンの溶接による取付けは、冷却風道の長さ方向全長に渡って確実にかつ容易に行うことが出来ると同時に、狭い間隔でより多くの吸熱フィンを取付けすることが出来るようになるため、冷却風道内を流通する循環内気の熱を効率よく吸熱フィンで吸収して効率よく冷却風道に伝達し、更に冷却風道より放熱フィンに伝達するため、循環内気の冷却性能が向上する。又、冷却風道の外周壁面に放熱フィンを溶接する場合は、間隙通風路に面した狭隘部分の溶接は無いので作業は向上する。
【0033】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
【0034】
(第1の実施の形態)
図1〜図3は本発明の第1の実施の形態の車両駆動用全閉自冷形電動機の構成を示している。
【0035】
図1〜図3において、ステータフレーム1の内周面に、円筒状のステータ鉄心2を取付け、ステータ鉄心1の内周部全周にわたって設けた多数の溝内に、ステータコイル3を納め、ステータフレーム1の両端部に、軸受6,7をそれぞれ内蔵したベアリングブラケット4とベアリングハウジング5を取付け、軸受6,7によってロータシャフト8を支持する。
【0036】
ロータシャフト8の長手中央部に、ロータ鉄心9を取付け、ロータ鉄心9の外周部には、全周にわたって多数の溝が設けられ、この溝内にロータバー10が収納され、ロータ鉄心9の内周側には、円周上にわたって通風穴9aが複数個形成されている。ロータシャフト8の機内位置の一端に、内気を循環させるための循環ファン11が取付けされる。
【0037】
ステータフレーム1の長手方向の両端部に、通気口1a,1bが設けられ、ステータフレーム1の外側に通気口1a,1bを覆うように接続風道21,23がそれぞれ取付けされ、両接続風道21,23の間にはステータフレーム1の長手方向と同一方向に延びた筒状の第1の冷却風道25と第2の冷却風道26が設けられている。
【0038】
接続風道21の内部は、案内板22によって、第1の入器路21aと第2の入器路21bとに仕切られ、接続風道23の内部は案内板24によって第1の排気路23aと第2の排気路23bとに仕切られている。
【0039】
第1の冷却風道25内に形成された、第1の通風路25aの一端側は、第1の入器路21aと通気口1aを介して、駆動側の機内空間に連通し、第1の通風路25aの他端側は、第1の排気路23aと通気口1bを介して反駆動側の機内空間に連通している。
【0040】
第2の冷却風道26内に形成された第2の通風路26aの一端側は、第2の入気路21bと通気口1aを介して、駆動側の機内空間と連通し、第2の通風路26aの他端側は第2の排気路23bと通気口1bを介して反駆動側の機内空間と連通する。
【0041】
前記冷却風道25,26の外周面にはそれぞれ平坦面を形成し、この平坦面を対向させて両冷却風道25,26の間に、間隙通風路27を形成する。前記冷却風道25,26のそれぞれの内周壁面に、冷却風道25,26の長手方向に延びる吸熱フィン28を内周上に多数配列して設けてある。
【0042】
さらに、冷却風道25,26の外周壁面に、冷却風道25,26の長手方向直交する方向に多数の放熱フィン29を配列して設けてある。
【0043】
尚、冷却風道25,26の間に形成された間隙通風路27部分に対面している冷却風道25,26の外周壁面には放熱フィンを設けていない。
【0044】
次に、本実施形態における冷却器の製造方法について図4にて説明する。
【0045】
第1の冷却風道25は、長手方向に縦割り状に2分割されたカバー25Aとカバー25Bより成り、最初にカバー25Aとカバー25Bの内周壁面にそれぞれ多数の吸熱フィン28を順次溶接(イ)により取付けする。
【0046】
次いで、カバー25Aとカバー25Bを合わせ筒状とし、合わせ部分2箇所を溶接(ロ)により一体化して第1の冷却風道25を完成させる。
【0047】
同様の方法で第2の冷却風道26を完成させる。
【0048】
次いで第1の冷却風道25と第2の冷却風道26とを所定の位置関係にて配置して、第1の冷却風道25と第2の冷却風道26と間に間隙通風路27を形成した後、多数の放熱フィン29を順次各々の冷却風道25,26の外周壁に溶接(ハ)する。
【0049】
次いで冷却風道25,26の両端側に、接続風道23、案内板22を取付け、冷却器を完成させる。
【0050】
以上のように構成された本実施の形態の車両駆動用全閉自冷形電動機の動作について以下に説明する。
【0051】
すなわち、図1に示すように電動機の運転時には、循環ファン11の回転により機内の空気は、循環ファン11の外周空間に吹き上げられた後に通気口1aより接続風道21内の第1の入器路21aと第2の入器路21bに流入した後、それぞれ第1の通風路25aと第2の通風路26aを流通し、接続風道23内の第1の排気路23aと第2の排気路23bを経て通気口1bより反駆動側の機内空間に流入する。
【0052】
機内に流入した内気は、ロータ鉄心9の外周面とステーター鉄心2の内周面の間隙と、ロータ鉄心9の通風穴9aを軸方向に流通して循環ファン11の内径側に戻る。
【0053】
このように運転時には、機内空気は冷却器内を経路として循環流通する。
【0054】
第1の通風路25aと第2の通風路26aを機内空気が流通する際に、多数設けた吸熱フィン28は熱を吸収して冷却風道25,26に伝達し、更に多数設けた放熱フィン29によって大気に放出する。
【0055】
この冷却作用は、2個の冷却風道25,26内の内周壁の全周面に多数の吸熱フィン28が設けて、従来より大幅に吸熱フィン28の数が増しているので、効率よく熱を吸収すると同時に、冷却風道25,26の外周面に多数の放熱フィン29を設け、更に車両の進行と同一の方向に配置してあることより、冷却外気の走行風が放熱フィン29の間を十分に流通するため効率よく熱を外気に放出するので、冷却作用は向上する。
【0056】
さらに第1の冷却風道25と第2の冷却風道26の間に形成された間隙通風路27も冷却外気が流通するので、この面に対面している冷却風道25,26自身も放熱して冷却作用が一層促進する。
【0057】
また機内より通気口1aを通して接続風道21内に流入する内気は案内板22によって均等に2個の冷却風道25,26内に導入され、一方側に集中して流通することがなく、全体として効率良く冷却風道25,26での冷却作用が行われる。
【0058】
さらに冷却風道25,26内の吸熱フィン28は、内気の流通方向に沿って配列しているため、内気の流通抵抗を小さく出来、循環風量を増大出来るので冷却性能を向上させることが出来る。
【0059】
尚、冷却器は、一般的に薄板鋼板で製造されるが、軽量化と冷却性能の向上を図るためアルミ板で製造される場合がある。しかしながら、アルミ板は溶接が容易でないことから、溶接箇所が狭隘部分であったり、吸熱フィンや放熱フィンが数多く有る場合は、自ずとアルミ製より鋼製になりがちであった。
【0060】
これに対し、本実施の形態の冷却器は図4で示した方法にて、長手方向に縦割2分割の冷却風道25,26の内周壁面に吸熱フィン28を溶接するものであり、また放熱フィン29を冷却風道25,26の外周壁面に溶接する場合に間隙通風路27に面した狭隘部分の溶接は無いので、容易に溶接作業を行うことができる。これにより、冷却器全体をアルミ材で構成することが出来、軽量化を図ることができる上に、吸熱フィン28、冷却風道25,26、放熱フィン29の熱伝導性が向上し、内気の冷却作用を一層向上させることが出来る。
【0061】
また運転時は、冷却外気が冷却風道25,26の外周面と放熱フィン29の間を流通するが、冷却風道25,26は2個の筒状のため、塵埃、布屑等が冷却風道と放熱フィン29に付着しにくく、長期使用で表面に塵埃が付着した場合でも、気吹き等で容易に清掃除去が出来る。2個の冷却風道25,26の間の比較的狭隘となっている間隙通風路27を、冷却外気が流通するが、この部分は放熱フィンを有しない平坦空間となっているので、塵埃・布屑等は付着することが少なくなる。なおかつ長期使用で付着した場合でも容易に清掃除去することが出来る。また同じく間隙通風路27は放熱フィンを有しない平坦空間となっているので、車両走行時に冷却外気(走行風)がこの間隙通風路を流通しやすくなく、間隙通風路に面した冷却風道面の冷却性が向上し、この部分に放熱フィンがなくとも冷却性能が低下することはない。
【0062】
このように本実施の形態の車両駆動用全閉自冷形電動機においては、冷却性能の向上を図ることが出来るので小形軽量化又は出力増大が図れると同時に、冷却器の清掃保守の軽減を図ることが出来る。
【0063】
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態の車両駆動用全閉自冷形電動機の構成について、図1〜図4と同一部分には同一符号を付した図5,図6に基づき説明する。
【0064】
本実施の形態では、接続風道21の内部に案内板30を設け、この案内板30によって通気口1aより流入する通路を電動機の軸方向(長手方向)で2分し、2分された一方の第1の入器路21cを第1の通風路25aに連通し、他方の第2の入器路21dを第2の通風路に連通するようにしたものである。
【0065】
一般に、車両駆動用電動機は、車両の進行方向が逆となる場合は、電動機の回転方向も逆転して使用される。また車両の速度に応じて電動機の回転数も大幅に変化する。そのため循環ファン11により外周側に吹き上げられる内気は放射状とならず、回転方向によって斜めに吹き上げる。更に回転数の上昇に伴って吹き上げ角度の傾斜は大きくなる。冷却器は機外上方、車両の上方空間を一部利用して設置するため、冷却器は通気口1aに対しては対称形ではなく、そのため、通気口1aより流入する内気の方向及び角度が変化した場合は、2個の通風路25a,26aに流入する内気は、片方に偏って流入する傾向となる。
【0066】
本実施の形態によれば、案内板3Dによって通気口1aを電動機の長手方向に2分してあることから、回転方向、回転数が変化した場合でも必ず同等量の内気が通風路25a,26bにそれぞれ導入されるので、全体の冷却性能を低下させることがなくなる。尚、案内板30は、冷却器の入気側の接続風道内に設けるだけで効果を発揮するので、必ずしも、排気側の接続風道内に設けなくとも良い。
【0067】
(第3の実施の形態)
次に本発明の第3の実施の形態の車両駆動用全閉自冷形電動機の構成について、図1〜図6と同一部分には同一符号を付した図7に基づいて説明する。
【0068】
本実施の形態は、第1の冷却風道31と第2の冷却風道32と第3の冷却風道33を設け、各々の冷却風道間に第1の間隙通風路34と第2の間隙通風路35を設け、各々の冷却風道の内周壁面の円周上に、冷却風道の長手方向に延びる多数の吸熱フィン36,37,38をそれぞれ設け、各々の冷却風道の間隙通風路34,35部分を除いた外周壁面に放熱フィン39を長手方向と直交した方向に配列して多数設けたものである。
【0069】
本実施の形態は、冷却器の構成スペースが外部条件により制約され、比較的、偏平状で構成したものであるが、この場合においても冷却風道を3個とし、間隙通風路を2個所に形成することにより、吸熱フィン36,37,38の数も多く設けることが出来、更に各冷却風道内を流通する内気を均一化(平準化)することが出来るので、冷却器全体の冷却性能を維持し、向上させることが出来る。
【0070】
(第4の実施の形態)
次に本発明の第4の実施の形態の車両駆動用全閉自冷形電動機の構成について図1〜図6と同一部分には同一符号を付した図8に基づいて説明する。
【0071】
本実施の形態は、第1の冷却風道41と第2の冷却風道42の間に間隙通風路43を形成し、各冷却風道の内周壁面に吸熱フィン46,47をそれぞれ多数設けると同時に、第1の冷却風道41の外周壁面と第2の冷却風道の外周壁面にそれぞれ放熱フィン44,45を設け、かつ間隙通風路43に対面する冷却風道の外周面と、間隙通風路43の前後に延長する高さhの空間部に前記放熱フィン44,45を設けない構成としたものである。
【0072】
本実施の形態では、間隙通風路43を冷却外気がより一層流通しやすくなるので、間隙通風路43に対面している冷却風道面の冷却が向上するため、比較的間隙通風路を形成する平坦部の面積が大きくなる場合に有効となる。冷却風道の内側に設ける吸熱フィンの吸熱面積に比較して、冷却風道の外側に設ける放熱フィンの全体の面積は大きく構成することは容易であるので、間隙通風路43とその前後の空間に放熱フィンがない場合でも冷却性能が低下することはない。更に、間隙通風路43の前後空間に放熱フィンが存在しない構成のため、長期使用においても塵埃・布屑等が付着しにくく、付着した場合での清掃除去も一層容易に行うことが出来る。
【0073】
上述した各実施の形態では、冷却器をアルミ材により製造する例を説明したが、良熱伝導性材料であると共に軽量材であるアルミ材に代えて他の良熱伝導性材料にて冷却器を製造することができる。
【0074】
また、電動機としては、かご形誘導電動機に限らず各種の車両駆動用の全閉自冷形電動機が含まれる。
【0075】
なお、本願発明は、上記各実施形態に限定されるものでなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施形態は可能な限り適宜組み合わせて実施してもよく、その場合、組み合わされた効果が得られる。さらに、上記各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が省略されることで発明が抽出された場合には、その抽出された発明を実施する場合には省略部分が周知慣用技術で適宜補われるものである。
【0076】
【発明の効果】
本発明によれば、循環内気の冷却器による冷却性能が向上することにより、機内各部の温度上昇を低減することが出来るため、電動機の小形軽量化あるいは、容量(出力)増大を図ることが出来ると同時に、冷却器の保守の省力化を図ることが出来る車両駆動用全閉自冷形電動機及び該電動機に備わる冷却器の製造方法を提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の車両駆動用全閉自冷形電動機の縦断面図。
【図2】図1のC−C断面図。
【図3】図1のD−D断面図。
【図4】本発明の第1の実施の形態の冷却器の製造方法を説明する図。
【図5】本発明の第2の実施の形態を示す部分横断面図。
【図6】本発明の第2の実施の形態を示す部分縦断面図。
【図7】本発明の第3の実施の形態を示す部分断面図。
【図8】本発明の第4の実施の形態を示す部分断面図。
【図9】従来の車両駆動用全閉自冷形電動機の正面図。
【図10】図9のA−A断面図。
【図11】従来提案されている車両駆動用全閉自冷形電動機の断面図。
【図12】図11のB−B断面図。
【符号の説明】
1…ステータフレーム、1a,1b…通気口、9…ロータ鉄心、9a…通風穴、11…循環ファン、21…接続風道、22…案内板、23…接続風道、25…第1の冷却風道、26…第2の冷却風道、27…間隙通風路、28…吸熱フィン、29…放熱フィン、30…案内板、31…第1の冷却風道、32…第2の冷却風道、33…第3の冷却風道、34…第1の間隙通風路、35…第2の間隙通風路、36,37,38…吸熱フィン、39…放熱フィン、41…第1の冷却風道、42…第2の冷却風道、43…間隙通風路、44,45…放熱フィン、46,47…吸熱フィン。
Claims (7)
- ロータシャフトの機内側に一端を取付けた内気循環ファンを設け、ステータフレームの両端側に開口部を設け、前記ステータフレームの機外部に冷却器を設け、当該冷却器の器内空間を前記ステータフレームの両側の開口部にそれぞれ連通して機内空気を前記冷却器内に循環流通させて冷却を行う車両駆動用全閉自冷形電動機において、
前記冷却器は、前記フレームの両端の開口部の外側にそれぞれ設けた接続風道と、この接続風道の間に少なくとも2個配置した平坦面を有する筒状の冷却風道と、この冷却風道の平坦面を対向させ且つ対向面間に形成した間隙通風路と、前記冷却風道の内周壁に設けた複数の吸熱フィンと、前記冷却風道の外周壁に設けた複数の放熱フィンとを備え、前記接続風道のそれぞれの内部空間の一端を前記ステータフレームの開口部を介して機内空間に連通すると共にそれぞれの他端を前記冷却風道の内部空間に連通してなることを特徴とする車両駆動用全閉自冷形電動機。 - 前記放熱フィンを設けず、この部分を除いた前記冷却風道の外周壁面に放熱フィンを複数個設けたことを特徴とする請求項1に記載の車両駆動用全閉自冷形電動機。
- 前記冷却風道の内周壁面に設ける複数の吸熱フィンを、前記冷却風道の長手方向に長くなるよう全周上に配列し、前記冷却風道の外周壁面に設ける複数の放熱フィンを冷却風道の長手方向と直交する方向に配列したことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両駆動用全閉自冷形電動機。
- 前記接続風道の入気側の内部に案内板を設け、この案内板によって入気口より流入する内気を分流させて複数の冷却風道内に導入する構造としたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の車両駆動用全閉自冷形電動機。
- 前記複数個の冷却風道のそれぞれの外周壁面に独立した放熱フィンを複数個設ける構成とし、同時に前記冷却風道の互の平坦面を対向させて間に形成した間隙通風路と、この間隙通風路の延長した空間範囲に前記放熱フィンが配置されていないことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の車両駆動用全閉自冷形電動機。
- ロータシャフトの機内側に一端を取付けた内気循環ファンを設け、ステータフレームの両端側に開口部を設け、前記ステータフレームの機外部に冷却器を設け、当該冷却器の器内空間を前記ステータフレームの両側の開口部にそれぞれ連通して機内空気を前記冷却器内に循環流通させて冷却を行う車両駆動用全閉自冷形電動機における前記冷却器の製造方法において、
長手方向に縦割りの複数個の分割形とした冷却風道を形成し、
分割された各々の冷却風道の内周壁面に複数個の吸熱フィンを溶接にて取付け、
前記吸熱フィンが取付いた分割形の冷却風道を合わせ、合せ面を溶接して一体の筒状の冷却風道とし、
この筒状の冷却風道の外周壁面に放熱フィンを複数個溶接すると共に冷却風道の両端部に接続風道を溶接することを特徴とする車両駆動用全閉自冷形電動機に備わる冷却器の製造方法。 - 前記冷却器を構成する少なくとも前記接続風道、前記冷却風道、前記吸熱フィンおよび前記放熱フィンを良熱伝導性材料で製造し、この冷却器を前記車両駆動用全閉自冷形電動機のステータフレームの外側に脱着自在に取付けることを特徴とする請求項6に記載の車両駆動用全閉自冷形電動機に備わる冷却器の製造方法。
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