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JP2004355448A - 紙幣及び有価証券の自動取扱装置 - Google Patents

紙幣及び有価証券の自動取扱装置 Download PDF

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JP2004355448A JP2003154010A JP2003154010A JP2004355448A JP 2004355448 A JP2004355448 A JP 2004355448A JP 2003154010 A JP2003154010 A JP 2003154010A JP 2003154010 A JP2003154010 A JP 2003154010A JP 2004355448 A JP2004355448 A JP 2004355448A
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Abstract

【課題】同一の装置で、紙幣および小切手のような有価証券を一括して自動的に処理することができる紙幣及び有価証券の自動取扱装置を提供する。
【解決手段】紙幣入出金機構に投入された紙葉類は、1回目の処理モードでは紙幣用読取り速度v1で搬送され、紙幣及び小切手の判別部を通過する際に紙幣か小切手かを判別する。紙幣の場合は真偽、金種、正損を判別した後、一時保管庫に一旦収納保管される。小切手の場合は、判別部で小切手と判別された後、入出金口に一旦戻されてそこに一時的に収納される。その後2回目の処理モードにおいて、一時収納されていた小切手は小切手用読取り速度v2(但しv2<v1)で搬送されて判別部へ送られる。判別部の磁気センサにより小切手に記載のMICR文字を高精度で読み取り、イメージセンサにより小切手の記載内容がイメージデータとして取得され、認識される。
【選択図】 図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、紙幣及び有価証券の自動取扱装置に係り、特に小切手及び紙幣の預け入れや紙幣の出金取引きを自動的に行う現金自動取引装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ATMのような現金自動取引装置の普及に伴い、紙幣の入出金機構は従来の機能や性能を確保しつつ、一層小型化、低コスト化が図られ、利便性に対するニーズはますます高まっている。取り扱われる媒体も紙幣だけでなく、小切手などの有価証券も含めた、高付加価値型の装置が求められている。
従来、紙幣及び小切手の両方を取り扱う自動取引装置は知られているが、紙幣入出金機構および小切手処理機構は夫々別の筐体構造となっているため、結果として自動取引装置は大型化し、コスト的にも高くなっている。
【0003】
例えば、特開2000−348240号公報(特許文献1)には、1台の装置で、小切手及び紙幣の両方を自動的扱う顧客操作型の自動取引装置が開示されている。この技術は、認識手段により認識された手形・小切手の支払地・支払人および受取人口座の少なくとも一方の内容に基いた操作案内及び取引処理を行うことにより、手形・小切手を受取人口座及び発行元の内容に応じた取引処理を行うものである。
【0004】
【特許文献1】
特願2000−348240号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記特許文献1に記載の自動取引装置は、顧客が選択画面から紙幣又は小切手の取引を選択すると、紙幣制御部104又は手形・小切手制御部114により夫々独立的に処理されるものと理解される。この特許文献1には、主に手形や小切手の認識処理、及び受取人口座と発行元の処理については詳述されているが、紙幣と小切手の両者がどのように係わって処理されるかについての具体的な機構や制御は、開示されていない。
【0006】
また、単一の紙幣入出金機を用いて、紙幣及び小切手の両者を取り扱おうとする場合、従来の紙幣入出金機では紙幣の搬送速度が速すぎるため、その速度で紙幣鑑別部に在るイメージセンサ等によって小切手のイメージを高精度に取得することは難しいと考えられる。
【0007】
本発明の目的は、同じ装置で紙幣および有価証券の両方を自動的に取り扱うことができる紙幣及び有価証券の自動取扱装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、共通の判別部で紙幣及び有価証券の判別を行い、紙幣の判別処理を高速行うと共に、有価証券のイメージ精度を高めることができる紙幣及び有価証券の自動取扱装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、紙幣及び有価証券を含む紙葉類を取扱う自動取扱装置において、利用者により投入される紙幣又は有価証券を保持する入出金口と、入出金口にセットされた紙幣又は有価証券を搬送する搬送機構と、搬送機構によって搬送される紙幣又は有価証券を判別する共通の判別部と、判別部で判別された紙幣又は有価証券を一時的に保管する一時保管庫と、一時保管庫に保管されている紙幣又は有価証券を搬送機構により搬送して、最終的に保管する金庫とを有して構成される。
【0009】
好ましい例では、入出金口は、紙幣及び有価証券を受入れ及び返却する共通の出入口である。また、上記金庫は、紙幣及び有価証券を別々に保管する保管庫を有することが好ましい。
また、好ましくは判別部で有価証券と識別された場合、搬送機構は有価証券を搬送して入出金口に一時的に収納する。
前記判別部は、紙幣か有価証券かの識別、及び紙幣の場合には紙幣の金種及び真偽の判別を行う手段を有し、手段による紙幣の判別の結果が許容の範囲内であれば、搬送機構により紙幣を搬送して一時保管庫に保管し、この手段によって有価証券であると判別された場合、搬送機構により有価証券を入出金口に搬送するように構成される。
有価証券の記載内容を判別部で判別するために、入出金口に一時的に収納されている有価証券を判別部に送るために搬送機構を駆動する機構制御部を有する。
また、好ましい例では、上記判別部は磁気センサ及びイメージセンサを備え、入出金口から搬送された有価証券に記載されているMICR文字を磁気センサで読取り、イメージセンサで有価証券の記載内容を読取り、取得されたイメージから有価証券の記載内容を認識する。
【0010】
本発明はまた、紙幣及び有価証券を含む紙葉類を取扱う自動取扱装置において、利用者により投入される紙葉類を保持する入出金口と、紙葉類を関係先に搬送する搬送機構と、搬送機構によって搬送される紙葉類を判別する判別部と、判別部で判別された紙葉類を一時的に保管する一時保管庫と、判別部で有価証券と判別された場合、搬送機構により判別部から搬送される有価証券を一時的に保持する保持機構と、少なくとも該搬送機構を駆動して制御する機構制御部とを有し、機構制御部は、入出金口にセットされた紙葉類を判別部に速度v1で搬送するように搬送機構を制御し、かつ保持機構に保持されている有価証券を判別部に速度v2(但しv2<v1)で搬送するように搬送機構を制御するように構成される。好ましい例では、上記保持機構として上記入出金口が使用される。
【0011】
本発明はまた、利用者より受入れられる有価証券及び紙幣を含む紙葉類を判別部で判別して処理する有価証券及び紙幣の自動取扱装置において、受入れ口より受入れられる紙葉類を判別部に搬送する搬送機構と、判別部にて紙幣及び有価証券を判別する第1判別モードと、第1判別モードで、紙幣と判別された場合には、判別部で紙幣の金種及び真偽の判別を行い、判別結果に応じて、紙幣を保管庫に搬送して保管する紙幣処理モードと、第1判別モードで有価証券と判別された場合には、その有価証券を搬送機構にて再び判別部に搬送し、その有価証券の記載内容を判別する第2判別モードとを有する自動取扱装置として把握される。
搬送機構は、第1の判別モードにおける紙葉類の搬送速度に比べ、第2判別モードにおける有価証券の搬送速度を遅くして搬送する。
また、好ましくは第1判別モードで有価証券と判別された場合、有価証券を一時的に保持する入出金口のような保持機構を有し、第2判別モードにおいて、搬送機構は保持機構に保持されている有価証券を判別部に搬送する。
判別部は少なくともイメージセンサを備え、第2判別モードにおいて該イメージセンサにより有価証券のイメージを取得し、かつ、取得されたイメージをもとに、有価証券の記載事項を認識する認識処理モードを有するように構成される。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例について図面を参照して詳細に説明する。
【0013】
図1は、本発明を適用した現金自動取引装置(ATM)の外観を示す斜視図である。
ATM1の左側内部には、上部正面板111に設けられたカードスロット113と連通し利用者のカードを処理し、取引明細票を印字して放出するカード・明細票処理機構102と、取引の内容を表示および入力する顧客操作部105とを備えている。また、ATM1の右側内部には、紙幣および小切手(以下両者をまとめて紙葉類と言う)を処理する紙幣入出金機構101を備えており、上部の傾いた正面板111に紙幣及び小切手を投入する入出金口20が設けられている。紙幣入出金機構101の内部には、金庫筐体106が備えられる。このATM1は、カード、紙幣、小切手、明細票を取扱い媒体とし、利用者によるこれらの預入れ、支払、振込等の処理を行う。
【0014】
図2は、本実施例によるATMの制御ブロック図である。
ATM1内に設けられたカード・明細票処理機構102、紙幣入出金機構1および顧客操作部105は、バスを介して本体制御部107に接続されており、この本体制御部107の下、必要な制御動作が行なわれる。本体制御部107は、またバスを介してインタフェース部108、係員操作部109、機構制御部140、外部記憶装置120に接続されており、これらとの間で必要なデータの伝送が行われる。なお、上記各部には電源部130より電力が供給される。
後述するが、本実施例において取扱われる小切手は、紙幣入出金機構101の紙幣の鑑別を行う判別部でその小切手のイメージが取得される。そこで得られた小切手イメージから認識される小切手の記載内容は、制御部107及びインタフェース部108を通してホストコンピュータ等に送られ、銀行における取引き処理に用いられる。
【0015】
図3は、ATM1の紙幣入出金機構の構成を示す側面図である。
ATM1は、上側に位置する入出金処理機構部101と、下側の金庫部106から構成される。
上側の紙幣入出金機構部101は、利用者が紙葉類10の投入及びそれらの取り出しを行う入出金口20と、紙幣および小切手の判別を行う判別部30と、入金した紙幣および小切手を取引成立までの間、一時保管する一時保管庫40を備える。これら各ユニット間は搬送路50で連結されており、紙幣及び小切手が搬送される。一時保管庫40は回転ドラム401を備え、紙葉類をそのドラム401に巻き付けて保管する。判別部30は磁気センサ及び光学的なイメージセンサを備えており、紙幣か小切手かの識別、および紙幣の金種、真偽、正損を判別する。また、小切手の記載内容であるイメージの取得及びイメージデータからの認識を行う。
下側の金庫部106は、入金の取引きが成立した紙幣および小切手を収納する入金庫60と、出金用の紙幣を収納する出金庫70と、入出金兼用の2個のリサイクル庫80と、リサイクル庫80に補充する紙幣やリサイクル庫80から回収した紙幣を収納する装填・回収庫81を有する。また各金庫60〜81の出入口には紙幣又は小切手を取り入れ又は取り出すためのローラ機構が備えられ、その側部はベルト機構901からなる共通の搬送路に連絡している。
尚、図中、501a〜j、901a〜e等は、紙葉類10の搬送方向を示す。
この実施例によれば、ATM1において、紙幣の入出口と小切手の投入口を共通の出入口機構で実現する。また、紙幣及び小切手は搬送路50を通って共通の判別部30に搬送され、そこで紙幣か小切手かの判別、及び紙幣の金種及び真偽の判別、並びに小切手の記載内容であるイメージの取得が行われる。
【0016】
図4は、一実施例による紙幣入出金機構101の機構制御ブロック図である。紙幣入出金機構101の機構制御部140は、バス151を介して本体制御部107と接続される。機構制御部140には、入出金口20、判別部30、一時保管庫40、搬送路50、入金庫60、出金庫70、リサイクル庫80、及び装填・回収庫81等の各ユニットが接続され、本体制御部107からの指令および紙幣入出金機構101における状態検出に応じてこれらのユニットの駆動モータや電磁ソレノイドやセンサを駆動制御する。また紙幣の取引状況に応じて、センサ等で状態を監視しながら、アクチュエータを駆動制御する。機構制御部140は、また必要に応じてこれらのユニットの状態を監視し、状態信号を得て本体制御部107に報告する。
【0017】
図5は、小切手の書式及び記載例を示す図である。
図示の例は、全国銀行協会連合会が制定した統一規格様式の例を示す。小切手の必要記載事項については、小切手法第1条により、
(1)「小切手」という文字(小切手文句)
(2)小切手金額
(3)一定金額を支払うという支払委託文句
(4)支払人(金融機関の名称)
(5)支払地
(6)振出日
(7)振出地
(8)振出人の署名
を記載することが定められている。
【0018】
また、小切手の記載内容は国によって異なる。例えば米国においては、ANSI X9.7−1999に記載のように、受取人の記載、金額のアラビア数字による記載、金額の英字による記載(法的に有効な金額)等があり、さらに小切手の譲渡を記す裏書は小切手裏面に記載する。
本実施例では、ATM1を適用する国の小切手に合わせ、その国の小切手記載要素の中から、必要な要素を認識して処理するものとする。例えば小切手の取得イメージは両面とする。
【0019】
図5において、601は小切手文句、602は小切手金額、603は支払委託文句、604は支払人、605は支払地、606は振出日、607は振出地、608は振出人の署名である。この振出人の署名には、捺印609が必要とされる。なお、610は磁気インク文字(MICR文字)であり、図5の例では24桁の数字からなっている。このMICR文字は、最初の2桁の数字「01」が小切手、次の4桁の数字「1301」が手形交換所の番号、次の4桁の数字「0007」が金融機関の番号(この例では山の手銀行の番号)、次の3桁の数字「003」が支店番号、次の6桁の数字「249262」が振出人の口座番号、最後の5桁の数字「93377」が整理番号をそれぞれ表している。
【0020】
本発明の実施例においては、投入された紙葉類が小切手であるか否かの判別は、小切手の指定位置における磁気インク文字の磁気量により行うこととする。しかしこれに限らず、小切手の記載要素の位置、文言、体裁等を紙幣及び小切手の判別部30に予め記憶させ、それに適合するか否かで小切手か否かを判別しても良い。
【0021】
次に、図6〜図9を参照して紙幣入出金機構における動作について説明する。紙幣の入金取引時の動作は、主に利用者が投入した紙幣を計数する入金紙幣計数動作と、計数した金額に対する利用者の確認入力後、金種毎に個別の収納庫に収納する紙幣収納動作に分けられる。図6は前者の入金紙幣計数動作を示し、図7は後者の紙幣収納動作を示す。図8は利用者の確認入力の際、取消を選択した場合の取消返却動作を示す。
【0022】
図6において、利用者によって紙幣及び小切手(紙葉類)は共通の入出金口20に投入される。入出金口20にセットされた紙葉類は、一枚ずつに分離され、速度v1で搬送路50を搬送される。ここで速度v1は紙幣を判別するのに足りる読取り速度である。搬送される紙葉類は矢印501a,501bを通って、判別部30に送られる。
判別部30は磁気センサ及び光学的なイメージセンサを備えており、ここで紙幣か小切手かの識別、および紙幣の金種、真偽、正損が判別される。投入された紙葉類が小切手か否かの識別は、判別部30の磁気センサにより、小切手の所定の位置におけるMICR文字の磁気インク量を計測することにより判断される。尚、イメージセンサは小切手用として紙幣判別用のセンサとは別に設置しても良いし、紙幣判別用のセンサと共用しても良い。
判別部30で紙幣と認識され、金種及び真偽が判別された紙幣は、切替えゲート503aを介して矢印501cから501dの方向へ搬送され、一時保管庫40に一旦収納される。また、判別部30で小切手と識別された紙葉類は、切替えゲート503bを介して矢印501f方向に搬送され、入出金口20に戻される。紙幣又は小切手が複数枚在る場合にはこの動作が繰り返され、それらの枚数に応じた紙葉類の計数が行われる。
【0023】
この段階の動作を1回目の処理動作と言うことにする。この段階迄で、投入された紙幣は、その金種及び真偽等の判別、及び正券として扱われる紙幣の合計枚数が計数されている。また、投入された紙葉類が小切手の場合には、小切手としての認識しか成されておらず、その内容は不明である。爾後、小切手の記載内容の判別が行われる。小切手の内容判別ための動作を2回目の処理動作と言うことにする。
【0024】
紙葉類の2回目の処理動作において、入出金口20に戻されていた小切手は、搬送路30上を矢印501a,501bの方向に速度v2で搬送され、判別部30に送られる。
ここで、速度v2は、v2<v1の関係にある。即ち、小切手の内容判別のための搬送速度は、紙幣の搬送速度よりも低速である。この理由は、紙幣の大きさ及び模様は定型化されているのでその認識処理の高速化が図れるのに対し、小切手の場合にはその記載内容や記載の仕方が個人でまちまちの状況があり、記載内容の読取りおよび認識を正確、高精度に行う必要があるからである。
【0025】
判別部30において、磁気センサにより小切手に記載されている磁気インク文字が読み取られ、イメージセンサにより小切手の両面イメージが取得される。取得されたイメージから小切手記載事項が認識される。小切手記載事項には、小切手文句(「小切手」という文字)、支払地、支払人、小切手金額、支払委託文句(一定金額を支払うという旨)、振出日、振出地、振出人署名、磁気インク文字、印影等が含まれる。小切手記載事項の認識が行われた後、小切手は切替えゲート503aを通って矢印501cから501dの方向へ搬送され、一時保管庫40に一旦収納される。
【0026】
一方、判別部30で、紙幣や小切手として判別できなかったもの(例えば紙片など本来的に紙幣や小切手でないもの)や、紙幣や小切手であっても傾きや紙葉類同士の間隔の異常となった紙葉類は、一時保管庫40には取り込まれず、リジェクト扱いとなる。これらは切替えゲート503bを通って矢印501f方向に搬送され、入出金口20に戻されて、利用者に返却される。
【0027】
次に、判別部30でこれら紙葉類が正規に判別できなかった場合の、紙葉類のリジェクト動作も含む動作について詳細に説明する。
【0028】
まず、投入される紙葉類が紙幣のみの場合について説明する。
投入された紙葉類が紙幣のみの場合は、判別部30を1回目の処理動作中に紙幣読取り速度v1で通過する際、リジェクトが発生しなければ、それらの紙幣は一時保管庫40に一旦収納され、次の入金収納動作に移る。これに対して1回目の処理動作中に、判別部30での判別結果からある紙幣についてリジェクトが発生した場合、リジェクトが発生しなかった紙幣は一時保管庫40に一旦収納されるが、リジェクトが発生した紙幣(リジェクト紙幣と言う)は一旦入出金口20に戻される。そして1回目の入金計数処理動作が終了した後、今度はリジェクト紙幣を小切手の読取り速度v2で判別部30に搬送して(2回目処理動作)、判別部30で再度読取り判別を行う。このとき、再びリジェクトが発生した場合は、前述と同様の動作によりその紙幣は入出金口20に戻され、利用者に返却される。一方、リジェクトが発生しなかった場合には、その紙幣を入金計数して、次の紙幣の入金処理動作に移る。
【0029】
次に、投入される紙葉類に紙幣と小切手が混在する場合について説明する。
1回目の処理動作中に紙葉類が判別部30を速度v1で通過する際、リジェクトが発生しなかった場合、紙幣は一時保管庫40に一旦収納される。紙幣の1回目の入金計数動作が終了した後、小切手のみが一旦入出金口20に戻されているので、2回目処理動作ではその小切手のみが速度v2で判別部30に搬送される。そして判別部30の磁気センサによって、小切手に記載されている磁気インク文字が読み取られ、イメージセンサによって小切手の両面イメージが取得され、そのイメージから小切手記載事項が認識される。
このとき、小切手が正規のものでありリジェクトされない場合は、小切手は一時保管庫40に一旦収納され、次の入金収納動作に移る。これに対してリジェクトされた小切手が発生した場合、その小切手は入出金口20に戻され、利用者に返却される。
【0030】
尚、リジェクトされた小切手に対しては、再度の2回目処理を行うようにしても良い。即ち、その小切手を速度v2で再び判別部30に送って、そこで同様にして小切手の磁気インク文字の読み取り、小切手のイメージの取得、および小切手のイメージデータからの小切手記載事項の認識等の処理を行う。その処理の結果、リジェクトされない場合はその小切手を一時保管庫40に搬送してそこに一旦収納して、次の入金収納動作に移る。一方、リジェクトされた場合にはその小切手を入出金口20に戻して、利用者に返却する。
【0031】
次に、投入される紙葉類が小切手のみの場合について述べる。
小切手が入出金口20に投入されると、1回目の処理において、紙葉類は速度v1で判別部30を通過し、そこで小切手である旨が認識されると、一旦入出金口20に戻される。その後、2回目の処理動作において、戻された小切手は速度v2で判別部30に送られ、そこで磁気センサにより小切手に記載されている磁気インク文字が読み取られ、イメージセンサにより小切手の両面イメージが取得される。取得されたこれらのイメージから、小切手記載事項が認識される。この認識処理の結果、リジェクトされない場合は一時保管庫40に一旦収納され、次の紙葉類の受入れ処理動作に移る。一方、2回目の処理動作において、小切手が判別部30でリジェクトとされた場合には、その小切手のみが搬送して入出金口20に戻され、利用者に返却される。
尚、入出金口20に戻されたイジェクト小切手を速度v2で再び判別部30へ搬送させて、小切手の磁気インク文字の読取り及びイメージの取得を行って、イメージデータから小切手記載事項の認識を再度行うようにしてもよい。その後の動作は前述と同様であるので、説明は省略する。
【0032】
また、顧客操作部105から利用者が取引き選択の操作を行う時に、小切手のみの取引きが選択できる場合、入出金口20に投入された紙葉類は、1回目の処理から小切手読取り速度v2で搬送して判別部30へ送り、磁気センサにより小切手に記載されている磁気インク文字を読み取り、イメージセンサにより小切手の両面イメージを取得し、そのイメージをもとに、小切手記載事項を認識するようにしても良い。認識の結果、リジェクトされた場合にはその小切手は入出金口20に一旦戻されるが、2回目の処理動作においてその小切手が判別部30に搬送される速度はv2であることは勿論である。2回目の処理動作は前述と同様なので説明は省略する。
これら2段階(2回の処理モード)において、紙葉類の搬送或いは読取り速度v1及びv2と設定して、紙葉類を判別部30に複数回送り込んで判別することにより、ATMにおいて紙幣及び小切手の混在した取引き処理が行える。しかも紙幣及び小切手のリジェクト率を低減させつつ、紙幣の取引き処理を高速に行うことができる。
【0033】
次に図7を参照して、紙葉類の金庫への収納動作について説明する。
ATM1に投入された紙幣や小切手の判別処理が終わると、正券として判定された(即ち預け入れの対象となる)紙幣や小切手の合計金額が顧客操作部105の表示パネルに表示される。顧客はその表示内容を確認して操作部105の確認キーを操作すると、収納動作に移る。
一時保管庫40の回転ドラム401に巻き付きられて一時保管されていた紙葉類は、このドラム401が収納時とは逆に回転すると、矢印501d方向に排出される。その後矢印501c,501bから判別部30を通過して、切替えゲート502bを通って、矢印901a方向に搬送され、入金庫60又はリサイクル庫80のいずれかの切替えゲート903が903bの方向に切り替えられ、指定された収納庫に収納される。尚、リジェクト紙幣は矢印901b、901c方向に搬送され、装填・回収庫81に収納される。
この収納動作の途中、判別部30で紙幣の金種及び真偽を再度判定して、目的とする収納庫を指定するようにしてもよいが、紙幣の判別処理時に一時保管庫40に収納される全ての紙幣の判別結果を内部メモリ又は外部記憶装置120に記憶しておき、その記憶内容に基づいて、目的の収納庫を指定するようにしてもよい。後者の方が、収納庫の指定に要する処理時間を短縮でき、紙幣搬送路のうち矢印501g,501h,901aの部分を短縮できる。小切手は出金しない為、その収納庫は入金庫60としても良い。しかし収納される紙幣との混在を避ける為に、紙幣用の入金庫60とは別に小切手用の入金庫を設置しても良い。
【0034】
次に図8を参照して取引きの取消時における紙葉類の返却動作について説明する。
判別結果として顧客操作部105の表示パネルに表示される紙幣や小切手の合計金額に対して、顧客が取消キーを選択すると取消し処理動作に移る。
一時保管庫40の回転ドラム401が逆に回転すると、ドラム401に巻き取られていた紙葉類は切替えゲート504bを通って、収納時とは逆の矢印501e、501f方向に搬送され、入出金口20に一時収納して、利用者に返却される。
【0035】
次に、図9を参照して紙幣入出金機構における紙幣の出金動作について説明する。
出金取引きは紙幣のみが関係する。出金庫70又はリサイクル庫80に収納された各金種毎の紙幣が指定された金額の枚数を満たすように繰り出される。紙幣は矢印903a,901aから判別部30に送られ、そこで金種が判別される。更に切替えゲート503bで分岐されて、入出金口20に収納され、利用者に支払われる。一方、判別部30で判別できなかったリジェクト対象の紙幣は、切替えゲート503aから一時保管庫40に搬送され、入金計数処理時と同様にそこに一旦収納される。不足分の紙幣は出金庫70やリサイクル庫80から追加して繰り出される。
【0036】
以上のように本実施例によれば、同じATMを用いて紙幣および小切手を一括して取扱い、それらを自動的に処理することができる。また、小切手のイメージ精度を高めつつ紙幣のリジェクト率を低減させることができ、例えば米国の小切手決済にかかるコストを大幅に削減することが可能となる。
【0037】
本発明は上記の実施例に限定されずに、種々変形して実施し得る。
例えば上記実施例では、小切手記載事項の文字認識処理に関して判別部30でイメージ取得し、判別部30で認識するものとして説明したが、判別部30にてイメージ取得した後、このイメージデータを紙幣入出金機の制御部140を介してATM1の本体制御部107に転送し、そこで小切手記載事項の文字認識処理を行うようにしてもよい。
更に他の例として、本体制御部107からインタフェース部108を介してセンタシステムにあるホストコンピュータにイメージデータを送信し、そこで小切手記載事項の文字認識処理を行うようにしてもよい。銀行の後方処理においてはイメージデータがcheck truncationに用いられ、小切手決済の高速化、および小切手決済の大幅なコストダウンが図れる。
【0038】
また、上記実施例では紙葉類の入出金口を共通の1つの出入口としたが、変形例では、紙幣と小切手の出入口をそれぞれ紙幣用と小切手用に分けても良い。この場合でも紙幣と小切手は共通の判別部で判別、処理されることに変りはない。
【0039】
また、1回目の処理において小切手を一時的に保管する場所は、上記の実施例のような入出金口20ではなくて、搬送路上に設けた他の保持機構であってもよい。
【0040】
また、上記実施例では、同じ装置で紙幣の入出金及び小切手の預入れを行う例について説明したが、他の装置の例として、紙幣の入金専用機または出金専用機に上述した小切手の自動取扱い機能を追加することもできる。
【0041】
本発明に係る自動取引装置は、また小切手だけでなく、約束手形等の有価証券の取扱いにも適用できる。
【0042】
本発明は、また、利用者により受入れられる有価証券及び紙幣を含む紙葉類を判別部で判別して処理する有価証券及び紙幣の自動取扱装置において、利用者による取引き内容を選択して指定できる操作部と、受入れ口から受入れられる紙葉類を判別部に搬送する搬送機構と、操作部により紙幣の預け入れの取引きが指定された場合、搬送機構は受入れ口に受入れられた紙幣を速度v1で搬送して判別部に搬送して、紙幣の判別を行う紙幣の判別モードと、操作部により有価証券のみの取引きが指定された場合、搬送機構は受入れ口に受入れられた有価証券を速度v2(但しv2<v1)で搬送して判別部に搬送して有価証券の判別を行う有価証券の判別モードとを有するように構成することもできる。
【0043】
【発明の効果】
本発明によれば、同一の装置を用いて紙幣および有価証券を一括して自動的に処理することができる。更に、共通の判別部を用いて紙幣及び有価証券の判別をすることができ、かつ紙幣の判別処理を高速に行いつつ、有価証券の認識精度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるATMの外観を示す斜視図。
【図2】本発明の一実施例によるATMの制御ブロック図。
【図3】本発明の一実施例による紙幣入出金機構の側面図。
【図4】本発明の一実施例による紙幣入出金機構の機構制御ブロック図。
【図5】小切手の書式及び記載例を示す図。
【図6】一実施例による紙幣入出金機構における紙葉類の処理動作の説明に供する模式図。
【図7】紙幣入出金機構における紙葉類の金庫への収納動作の説明に供する模式図。
【図8】紙幣入出金機構における紙葉類の返却動作の説明に供する模式図。
【図9】一実施例による紙幣入出金機構における紙幣の出金動作の説明に供する模式図。
【符号の説明】
1:ATM、 101:紙幣入出金機構、
106:金庫、 107:本体制御部、
20:入出金口、 30:判別部、
140:機構制御部、 40:一時保管庫、
50:紙幣搬送路、 60:入金庫、
70:出金庫、 80:リサイクル庫、
81:装填・回収庫、 10:紙葉類。

Claims (15)

  1. 紙幣及び有価証券を取扱う自動取扱装置において、利用者により投入される紙幣又は有価証券を保持する入出金口と、該入出金口にセットされた紙幣又は有価証券を搬送する搬送機構と、該搬送機構によって搬送される紙幣又は有価証券を判別する共通の判別部と、該判別部で判別された紙幣又は有価証券を一時的に保管する一時保管庫と、該一時保管庫に保管されている紙幣又は有価証券を該搬送機構により搬送して、最終的に保管する金庫と、を有することを特徴とする紙幣及び有価証券の自動取扱装置。
  2. 前記入出金口は、紙幣及び有価証券を受入れ及び返却する共通の出入口であることを特徴とする請求項1記載の自動取扱装置。
  3. 前記金庫は、紙幣及び有価証券を別々に保管する保管庫を有することを特徴とする請求項1記載の自動取扱装置。
  4. 該判別部で有価証券と識別された場合、該搬送機構は該有価証券を搬送して該入出金口に一時的に収納することを特徴とする請求項1記載の自動取扱装置。
  5. 前記判別部は、紙幣か有価証券かの識別、及び紙幣の場合には紙幣の金種及び真偽の判別を行う手段を有し、該手段による紙幣の判別の結果が許容の範囲内であれば、該搬送機構により該紙幣を搬送して該一時保管庫に保管し、該手段によって有価証券であると判別された場合、該搬送機構により有価証券を該入出金口に搬送することを特徴とする請求項1記載の自動取扱装置。
  6. 有価証券の記載内容を前記判別部で判別するために、前記入出金口に一時的に収納されている有価証券を該判別部に送るために該搬送機構を駆動する機構制御部を有することを特徴とする請求項4又は5記載の自動取扱装置。
  7. 該判別部は磁気センサ及びイメージセンサを備え、該入出金口から搬送された有価証券に記載されているMICR文字を該磁気センサで読取り、該イメージセンサで有価証券の記載内容を読取り、かつ取得された該イメージから該有価証券の記載内容を認識する手段を備えることを特徴とする請求項6記載の自動取扱装置。
  8. 紙幣及び有価証券を含む紙葉類を取扱う自動取扱装置において、
    利用者により投入される紙葉類を保持する入出金口と、該紙葉類を関係先に搬送する搬送機構と、該搬送機構によって搬送される紙葉類を判別する判別部と、該判別部で判別された紙葉類を一時的に保管する一時保管庫と、該判別部で有価証券と判別された場合、該搬送機構により該判別部から搬送される該有価証券を一時的に保持する保持機構と、
    少なくとも該搬送機構を駆動して制御する機構制御部とを有し、
    該機構制御部は、入出金口にセットされた紙葉類を該判別部に速度v1で搬送するように該搬送機構を制御し、かつ該保持機構に保持されている有価証券を該判別部に速度v2(但しv2<v1)で搬送するように該搬送機構を制御することを特徴とする自動取扱装置。
  9. 前記保持機構として、前記入出金口を使用することを特徴とする請求項8記載の自動取扱装置。
  10. 利用者により受入れられる有価証券及び紙幣を含む紙葉類を判別部で判別して処理する有価証券及び紙幣の自動取扱装置において、
    受入れ口より受入れられる紙葉類を判別部に搬送する搬送機構と、
    該判別部にて紙幣又は有価証券を判別する第1判別モードと、
    該第1判別モードで、紙幣と判別された場合には、該判別部で紙幣の金種及び真偽の判別を行い、判別結果に応じて、紙幣を保管庫に搬送して保管する紙幣処理モードと、
    該第1判別モードで、有価証券と判別された場合には、該有価証券を該搬送機構にて再び該判別部に搬送し、該有価証券の記載内容を判別する第2判別モードと、
    を有することを特徴とする自動取扱装置。
  11. 該搬送機構は、第1の判別モードにおける紙葉類の搬送速度に比べ、第2判別モードにおける有価証券の搬送速度を遅くして搬送することを特徴とする請求項10記載の自動取扱装置。
  12. 該第1判別モードで有価証券と判別された場合、該有価証券を一時的に保持する保持機構を有し、該第2判別モードにおいて、該搬送機構は該保持機構に保持されている有価証券を該判別部に搬送することを特徴とする請求項10又は11記載の自動取扱装置。
  13. 該判別部は少なくともイメージセンサを備え、第2判別モードにおいて該イメージセンサにより有価証券のイメージを取得し、
    かつ、取得されたイメージをもとに、有価証券の記載事項を認識する認識処理モードを有することを特徴とする請求項5記載の自動取扱装置。
  14. 前記第2判別モードにおいて、正規の有価証券でないと判別されたものは、該搬送機構により該受入れ口に搬送されることを特徴とする請求項10又は11記載の自動取扱装置。
  15. 利用者により受入れられる有価証券及び紙幣を含む紙葉類を判別部で判別して処理する有価証券及び紙幣の自動取扱装置において、
    利用者による取引き内容を選択して指定する操作部と、受入れ口から受入れられる紙葉類を判別部に搬送する搬送機構と、該操作部により紙幣の預け入れの取引きが指定された場合、該搬送機構は受入れ口に受入れられた紙幣を速度v1で判別部に搬送して、該紙幣の判別を行う紙幣の判別モードと、
    該操作部により有価証券のみの取引きが指定された場合、該搬送機構は受入れ口に受入れられた有価証券を速度v2(但しv2<v1)で該判別部に搬送して該有価証券の判別を行う有価証券の判別モードとを有することを特徴とする自動取扱装置。
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