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JP2004353846A - 切換え弁 - Google Patents

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JP2004353846A
JP2004353846A JP2003155740A JP2003155740A JP2004353846A JP 2004353846 A JP2004353846 A JP 2004353846A JP 2003155740 A JP2003155740 A JP 2003155740A JP 2003155740 A JP2003155740 A JP 2003155740A JP 2004353846 A JP2004353846 A JP 2004353846A
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JP
Japan
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bypass
port
inflow port
outflow port
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Pending
Application number
JP2003155740A
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English (en)
Inventor
Masaaki Okabe
正明 岡部
Hikari Ogyu
光 荻生
Mario Iwakata
真理夫 岩片
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kimmon Manufacturing Co Ltd
Koyo Sangyo Co Ltd
Original Assignee
Kimmon Manufacturing Co Ltd
Koyo Sangyo Co Ltd
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Abstract

【課題】複数のバルブを組合わせるだけで流路の切換え装置を構成でき、構成及び配管作業の簡素化が図れ、省スペース化を図ることができる切換え弁を提供することにある。
【解決手段】ケーシング31に設けられた主流入ポート32及び主流出ポート33と、ケーシングに設けられ主流入ポートと近接するバイパス流出ポート34及び主流出ポートと近接するバイパス流入ポート35と、ケーシングの内部に回動自在に設けられ通常時に前記主流入ポートと主流出ポートとを連通する主連通路38a,39aを備えた第1と第2のボールバルブ38,39と、第1及び第2のボールバルブに設けられバイパス時に主流入ポートとバイパス流出ポートとを連通し、バイパス流入ポートと主流出ポートとを連通するバイパス路38b,39bと、第1と第2のボールバルブを連動させる連動機構とを具備した。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば、水道水を給水する給水管の洗浄を行う際に流路の切換えを行う切換え弁に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、マンション等の集合住宅においては、地下に埋設された水道本管から水道水を受水槽に受水し、この受水槽の水道水を揚水管の途中に設けられたポンプによって屋上等に設置された高架水槽に揚水している。そして、この高架水槽から共有立て管を介して各家庭に分岐し、水道メータを介して各家庭の水道蛇口に接続されている。
【0003】
ところで、前述のように構成された給水システムにおいて、揚水管、共有立て管及び水道メータから水道蛇口までの管路に雑菌が繁殖する場合があり、定期的に管路を洗浄する必要がある。そこで、従来においては、殺菌力の強いオゾンを使用して洗浄することが行なわれている。オゾン洗浄方式は、Oボンベからオゾン(O)生成装置にOを供給してオゾンを生成し、このオゾンをオゾン注入ポンプによって水道水とオゾンとをミキシングするミキサーに注入して洗浄するようになっている。
【0004】
従って、後述する切換え弁の切換えによって、洗浄時においては、管路の途中にオゾン洗浄バイパス回路を接続し、通常流路を一時遮断し、水道水をオゾン洗浄バイパス回路を流して水道蛇口から排水することにより、管路の洗浄を行なっている(例えば、特許文献1参照。)。
【0005】
図9(a)(b)(c)は水道メータ1と水道蛇口2とを結ぶ給水管路3をオゾン洗浄する第1の従来例を示し、4は水道水とオゾンとをミキシングするミキサーである。水道メータ1の下流側は三方弁5に接続され、三方弁5の一方は給水管路3に、他方はバイパス管路6のミキサー4の入口側4aに接続されている。ミキサー4の出口側4bはバイパス管路6に設けられた二方弁7を介して三方弁5の下流側の給水管路3に接続されている。
【0006】
従って、通常時においては、(a)に示すように、三方弁5の一次側と二次側とが開放し、二方弁7が閉状態にあり、水道メータ1からの水道水は三方弁5を介して給水管路3を介して水道蛇口2に流れる。
【0007】
オゾン洗浄時においては、(b)に示すように、三方弁5がバイパス回路6側に切り換わり、三方弁5の一次側と二次側とが閉状態にあり、二方弁7が開放される。従って、水道メータ1からの水道水が三方弁5を介してバイパス回路6を介してミキサー4に流入し、ここで水道水がオゾンとミキシングされた後、二方弁7を介して給水管路3に還流し、水道蛇口2から排水される。従って、三方弁5と水道蛇口2とを結ぶ給水管路3はオゾン洗浄される。
【0008】
また、水道メータ1の交換時には、水道メータ1の上流側の元栓(図示しない)を閉状態とするとともに、(c)に示すように、三方弁5の一次側と二次側とを閉状態とする。
【0009】
図10(a)(b)(c)は水道メータ1と水道蛇口2とを結ぶ給水管路3をオゾン洗浄する第2の従来例を示し、水道メータ1の下流側は第1の三方弁5aに接続され、三方弁5の一方は給水管路3に、他方はバイパス管路6のミキサー4の入口側4aに接続されている。給水管路3には第2の三方弁5bが設けられ、第2の三方弁5bの一方は水道蛇口2に、他方はバイパス管路6の還流側に接続されている。
【0010】
従って、通常時においては、(a)に示すように、第1及び第2の三方弁5a,5bの一次側と二次側とが開放し、バイパス回路6は閉状態にあり、水道メータ1からの水道水は第1及び第2の三方弁5a,5b及び給水管路3を介して水道蛇口2に流れる。
【0011】
オゾン洗浄時においては、(b)に示すように、第1及び第2の三方弁5a,5bがバイパス回路6側に切り換わり、第1及び第2の三方弁5a,5bの一次側と二次側とが閉状態になる。従って、水道メータ1からの水道水が第1の三方弁5aを介してバイパス回路6を介してミキサー4に流入し、ここで水道水がオゾンとミキシングされた後、第2の三方弁5bを介して給水管路3に還流し、水道蛇口2から排水される。従って、第2の三方弁5bと水道蛇口2とを結ぶ給水管路3はオゾン洗浄される。
【0012】
また、水道メータ1の交換時には、水道メータ1の上流側の元栓(図示しない)を閉状態とするとともに、(c)に示すように、第1の三方弁5aの一次側と二次側とを閉状態とする。
【0013】
また、図11に示すように、四方弁10を設け、水道メータ1と水道蛇口2とを結ぶ給水管路3をオゾン洗浄するものも知られている。これはケーシング11の内部に弁本体12が回動自在に設けられている。すなわち、図11(a)に示すように、弁本体12の切換えによって第1の流入ポート13と第2流出ポート16とが第1の連通路17を介して連通し、第2の流入ポート14と第1の流出ポート15とを遮断することができる。従って、第1の流入ポート13からケーシング11に流入した流体は第1の連通路17を介して第2の流出ポート16から流出する。
【0014】
図11(a)の状態から時計回りに90°回動させると、図11(b)に示すように、第1の流入ポート13及び第1の流出ポート15が第1の連通路17によって連通し、第2の流入ポート14及び第2の流出ポート16が第2の連通路18によって連通する。従って、第1の流入ポート13から流入した流体は第1の流出ポート15から流出し、第2の流入ポート14から流入した流体は第2の流出ポート16から流出させることができる。
【0015】
さらに、図11(a)の状態から弁本体12を反時計回りに僅かに回動させると、図11(c)に示すように、第1の流入ポート13と第1の連通路17とが非対向状態となり、第1の流入ポート13からケーシング11に流入した流体は弁本体12によって遮断される。
【0016】
【特許文献1】
特開2003−28323号公報
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述のように構成された従来例の場合には、三方弁と二方弁との組み合わせ、あるいは2つの三方弁を使用して給水管路にバイパス回路を接続したオゾン洗浄システムを構成している。
【0018】
従って、弁と配管とを接続する継手管の個数が多くなり、ねじ込み部の箇所も多くなることから、ねじ込み量によってバイパス回路との寸法精度が出難いという問題がある。
【0019】
また、マンション等の集合住宅においては、水道メータが設置されている場所はスペースが狭く、継手管も屈曲管を多数使用せざるを得ないが、屈曲管は角部や隅部に水垢や異物が溜まりやすいという問題があり、できるだけ直管接続が望まれている。
【0020】
また、水道メータの交換時には水道メータの上流側の元栓を閉状態とするとともに、三方弁の一次側と二次側とを閉状態とした状態で水道メータを取り外すが、水道メータの下流側の管路に残っている水道水が流出してフロアを濡らすという問題がある。
【0021】
この発明は、既存のボールバルブの技術を適用したもので、その目的とするところは、構造的に簡単であるとともに、構成部品点数も少なく、配管作業の簡素化、省スペース化を図ることができ、止水性が確保される切換え弁を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】
この発明は、前記目的を達成するために、請求項1は、ケーシングと、前記ケーシングに設けられた主流入ポート及び主流出ポートと、前記ケーシングに設けられ前記主流入ポートと近接するバイパス流出ポート及び前記主流出ポートと近接するバイパス流入ポートと、前記ケーシングの内部に回動自在に設けられ通常時に前記主流入ポートと主流出ポートとを連通する主連通路を備えた第1と第2のバルブと、前記第1及び第2のバルブに設けられバイパス時に主流入ポートとバイパス流出ポートとを連通し、前記バイパス流入ポートと前記主流出ポートとを連通するバイパス路と、前記第1と第2のバルブを連動させる連動機構と、を具備し、前記主流入ポートと主流出ポートとを連通し、バイパス流入ポートとバイパス流出ポートとを遮断する第1回動ポジションと、主流入ポートとバイパス流出ポートとを連通し、バイパス流入ポートと主流出ポートとを連通する第2回動ポジションと、主流入ポートと主流出ポートとを遮断する第3回動ポジションに切換え可能であることを特徴とする切換え弁にある。
【0023】
請求項2は、請求項1の前記ケーシングは、一端部に主流入ポート、他端部に主流出ポートを備え、前記ケーシングの側壁に主流入ポートと近接するバイパス流出ポート及び前記主流出ポートと近接するバイパス流入ポートが設けられていることを特徴とする。
【0024】
請求項3は、請求項1の第1と第2のバルブは、ボールバルブであり、バルブ本体の中心を通る主連通路と、バルブ本体の周壁の一部をカットしたバイパス路とを備えていることを特徴とする。
【0025】
請求項4は、請求項1の前記連動機構は、第1のバルブの操作軸に設けた歯車と第2のバルブの操作軸に設けた歯車との間に伝動歯車を噛合した状態で配置した歯車伝動機構であることを特徴とする。
【0026】
前記切換え弁によれば、バルブの切換えによって主流入ポートと主流出ポートとを連通し、バイパス流入ポートとバイパス流出ポートとを遮断することができる。また、バルブを回動させると、主流入ポートとバイパス流出ポートとを連通し、バイパス流入ポートと主流出ポートとを連通する状態に切換えることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0028】
図1は切換え弁の平面図、図2は同側面図、図3は同縦断側面図、図4は図1のA−A線に沿う断面図である。
【0029】
図1〜図4に示すように、切換え弁30は、略円筒状のケーシング31を備えている。ケーシング31の一端部には主流入ポート32が設けられ、他端部には主流入ポート32と同軸的に主流出ポート33が設けられている。さらに、ケーシング31の一側部には主流入ポート32と隣接してバイパス流出ポート34が設けられ、ケーシング31の他側部には主流出ポート33と隣接してバイパス流入ポート35が設けられている。バイパス流出ポート34及びバイパス流入ポート35はL字状に屈曲してケーシング31の上部方向に開口している。
【0030】
さらに、ケーシング31の内部には軸方向に第1の弁室36と第2の弁室37が隣接して設けられている。第1の弁室36には第1のボールバルブ38が、第2の弁室37には第2のボールバルブ39がバルブシート40を介して水密状態で、回動自在に設けられている。
【0031】
第1及び第2のボールバルブ38,39にはその中心部を貫通する主連通路38a,39aが設けられ、第1及び第2のボールバルブ38,39の外周の一部をカットしてバイパス路38b,39bが設けられている。
【0032】
主流入ポート32とバイパス流出ポート34とがなす角度及び主流出ポート33とバイパス流入ポート35とがなす角度は略直角であり、バイパス流出ポート34とバイパス流入ポート35とは平面視で点対称的に配置されている。主流入ポート32、主流出ポート33及びバイパス流出ポート34、バイパス流入ポート35の開口部はそれぞれ配管と接続できるようになっている。
【0033】
ケーシング31の上部には第1と第2のボールバルブ38,39に対応して鉛直方向に貫通穴41,42が設けられ、この貫通穴41,42には操作軸43,44が回転自在に設けられている。この操作軸43,44には水密にシールするOリング45が設けられているとともに、ストップリング46によって抜止めされている。
【0034】
操作軸43の下端部は第1のボールバルブ38と係合し、操作軸43の回転を第1のボールバルブ38に伝達されるようになっており、この操作軸43の上端部には第1の歯車47が嵌着されている。操作軸44の下端部は第2のボールバルブ39と係合し、操作軸44の回転を第2のボールバルブ39に伝達されるようになっており、この操作軸44の上端部には第2の歯車48が嵌着されている。
【0035】
さらに、第1の歯車47と第2の歯車48との間には伝達歯車49が噛合した状態に設けられ、歯車連動機構を構成している。また、伝達歯車49の軸心部には操作ハンドル50と係合する形状が施されている。従って、操作ハンドル50によって伝達歯車49を回転させると、この伝達歯車49と噛合する第1と第2の歯車47,48が同時に同方向に回転するようになっている。なお、52は蓋体であり、第1の歯車47、第2の歯車48及び伝達歯車49を覆っている。
【0036】
次に、前述のように構成された切換え弁の作用を図5〜図7に基づいて説明する。図5は通常状態、図6はバイパス状態、図7は閉弁状態であり、(a)は縦断平面図、(b)は縦断側面図、(c)は歯車とボールバルブとの関係を示す平面図である。
【0037】
図5に示す通常状態においては、主流入ポート32と主流出ポート33とが第1と第2のボールバルブ38,39の主連通路38a,39aを介して連通し、第1と第2のボールバルブ38,39によってバイパス流出ポート34とバイパス流入ポート35とが遮断されている。従って、主流入ポート32からケーシング31に流入した流体は主連通路38a,39aを介して主流出ポート33から流出する。
【0038】
図5の状態から、操作ハンドル50によって伝達歯車49を90°回動させると、図6に示すように、伝達歯車49と噛合している第1の歯車47及び第2の歯車48が同時に同方向に回動する。第1の歯車47及び第2の歯車48の回動は操作軸43,44を介して第1と第2のボールバルブ38,39に伝達される。
【0039】
従って、第1と第2のボールバルブ38,39の主連通路38a,39aは主流入ポート32と主流出ポート33とを結ぶ通路と直交した状態となって遮断されるとともに、主流入ポート32は第1のボールバルブ38のバイパス路38bを介してバイパス流出ポート34と連通し、バイパス流入ポート35は第2のボールバルブ39のバイパス路39bを介して主流出ポート33と連通する。従って、主流入ポート32から流入した流体はバイパス流出ポート34から流出し、バイパス流入ポート35から流入した流体は主流出ポート33から流出する。
【0040】
さらに、図5の状態から操作ハンドル50によって伝達歯車49を逆方向に90°回動させると、図7に示すように、伝達歯車49と噛合している第1の歯車47及び第2の歯車48が同時に同方向に回動する。第1の歯車47及び第2の歯車48の回動は操作軸43,44を介して第1と第2のボールバルブ38,39に伝達される。
【0041】
従って、第1と第2のボールバルブ38,39の主連通路38a,39aは主流入ポート32と主流出ポート33とを結ぶ通路と直交した状態となって遮断される。従って、主流入ポート32からケーシング31に流入した流体は第1のボールバルブ38によって遮断される。
【0042】
図8は前述のように構成された切換え弁30をオゾン洗浄システムに使用した状態を示し、切換え弁30の主流入ポート32は給水管路54を介して水道メータ55の出口側に接続され、切換え弁30の主流出ポート33は給水管路54を介して水道蛇口56に接続されている。
【0043】
一方、オゾン洗浄システムのOボンベ57はオゾン(O)生成装置58に接続されており、オゾン(O)生成装置58で生成されたオゾンはオゾン注入ポンプ59によって水道水とオゾンとをミキシングするミキサー60に接続されている。
【0044】
ミキサー60には入口61と出口62が設けられ、バイパス回路63に接続されている。そして、切換え弁30のバイパス流出ポート34はバイパス回路64を介してミキサー60の入口61に接続され、出口62はバイパス回路63を介して切換え弁30のバイパス流入ポート35に接続されている。
【0045】
従って、オゾン洗浄時においては、切換え弁30が切り換わり、主流入ポート32とバイパス流出ポート34とを連通し、バイパス流入ポート35と主流出ポート33とを連通する。
【0046】
従って、水道メータ55からの水道水は切換え弁30のバイパス流出ポート34を介してバイパス回路64からミキサー60に導かれ、ミキサー60の内部でオゾンとミキシングされる。オゾンとミキシングされた水道水はバイパス回路63を介して切換え弁30のバイパス流入ポート35からバイパス路39bを介して主流出ポート33に導かれ、給水管路54を介して水道蛇口56から排水される。この状態を一定時間継続すると、給水管路54の内部の雑菌はオゾンによって殺菌され、洗浄される。
【0047】
なお、前記実施形態においては、切換え弁を給水管路のオゾン洗浄における流路切換えとして使用した場合について説明したが、この発明の切換え弁は、液体、気体等の流路切換え弁として広範囲に適用できる。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、次のような効果がある。
【0049】
1.複数のバルブを組合わせるだけで流路の切換え装置を構成でき、構成及び配管作業の簡素化が図れ、省スペース化を図ることができる。
【0050】
2.バルブ自体の構成が簡単で、止水のための部品の追加、調整が不要となり、コストダウンを図ることができる。
【0051】
3.切換え弁の切換え操作が簡単で、切換え操作が迅速に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態を示し、切換え弁の平面図。
【図2】同実施形態の側面図。
【図3】同実施形態の縦断側面図。
【図4】同実施形態を示し、図1のA−A線に沿う断面図。
【図5】同実施形態を示し、通常状態であり、(a)は縦断平面図、(b)は縦断側面図、(c)は歯車とボールバルブとの関係を示す平面図。
【図6】同実施形態を示し、バイパス状態あり、(a)は縦断平面図、(b)は縦断側面図、(c)は歯車とボールバルブとの関係を示す平面図。
【図7】同実施形態を示し、閉弁状態であり、(a)は縦断平面図、(b)は縦断側面図、(c)は歯車とボールバルブとの関係を示す平面図。
【図8】同実施形態の切換え弁をオゾン洗浄システムに使用した状態の構成図。
【図9】第1の従来例をしめし、(a)(b)(c)は水道メータと水道蛇口とを結ぶ給水管路をオゾン洗浄する場合の構成図。
【図10】第2の従来例をしめし、(a)(b)(c)は水道メータと水道蛇口とを結ぶ給水管路をオゾン洗浄する場合の構成図。
【図11】従来の切換え弁の作用説明図で、(a)は通常状態、(b)はバイパス状態、(c)は閉弁状態。
【符号の説明】
30…切換え弁、31…ケーシング、32…主流入ポート、33…主流出ポート、34…バイパス流出ポート、35…バイパス流入ポート、38…第1のボールバルブ、39…第2のボールバルブ、38a,39a…主流通路、38b,39b…バイパス路、47…第1の歯車、48…第2の歯車、49…伝動歯車

Claims (4)

  1. ケーシングと、
    前記ケーシングに設けられた主流入ポート及び主流出ポートと、
    前記ケーシングに設けられ前記主流入ポートと近接するバイパス流出ポート及び前記主流出ポートと近接するバイパス流入ポートと、
    前記ケーシングの内部に回動自在に設けられ通常時に前記主流入ポートと主流出ポートとを連通する主連通路を備えた第1と第2のバルブと、
    前記第1及び第2のバルブに設けられバイパス時に主流入ポートとバイパス流出ポートとを連通し、前記バイパス流入ポートと前記主流出ポートとを連通するバイパス路と、
    前記第1と第2のバルブを連動させる連動機構と、
    を具備し、前記主流入ポートと主流出ポートとを連通し、バイパス流入ポートとバイパス流出ポートとを遮断する第1回動ポジションと、主流入ポートとバイパス流出ポートとを連通し、バイパス流入ポートと主流出ポートとを連通する第2回動ポジションと、主流入ポートを遮断する第3回動ポジションに切換え可能であることを特徴とする切換え弁。
  2. 前記ケーシングは、一端部に主流入ポート、他端部に主流出ポートを備え、前記ケーシングの側壁に主流入ポートと近接するバイパス流出ポート及び前記主流出ポートと近接するバイパス流入ポートが設けられていることを特徴とする請求項1記載の切換え弁。
  3. 第1と第2のバルブは、ボールバルブであり、バルブ本体の中心を通る主連通路と、バルブ本体の周壁の一部をカットしたバイパス路とを備えていることを特徴とする請求項1記載の切換え弁。
  4. 前記連動機構は、第1のバルブの操作軸に設けた歯車と第2のバルブの操作軸に設けた歯車との間に伝動歯車を噛合した状態で配置した歯車連動機構であることを特徴とする請求項1記載の切換え弁。
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