JP2004350599A - サイフォン管 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】両先端面2が開放すると共に該両先端面2より上方で適宜形状に曲げられる管本体1と、前記管本体1の両先端部1aに設けられ前記先端面2を介して前記管本体1と連通すると共に上面が開口し、前記上面開口5が前記管本体1の先端面2の高さより上方に位置する液溜め部6と、からなり、前記管本体1の各先端面2は互いに他方側の前記液溜め部6の上面開口5より下方に位置するように設定され、前記管本体1内と前記両液溜め部6内とに液体Wを充填して起立させたとき、前記管本体1内の液体Wが自然と抜け出ないようした。
【選択図】 図3
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、一方の水槽から他方の水槽へ水を供給するとき等に使用されるサイフォン管に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、金魚、熱帯魚等の観賞魚が飼われる水槽であって水位の高い水槽から水位の低い水槽へ水を供給する場合、ポンプなど電気器具を使用する必要がないサイフォン管が使用されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
実開平6−60345号公報(第1−2頁、図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記特許文献1のサイフォン管は、逆U字状をなし水槽の一側壁を跨ぐようにして配設されると共に開放した両先端面が下向きに設けられているので、例えば、供給する側の水槽の水が減ってその水位が前記サイフォン管の先端面より下方にくると、サイフォン管内の水も自然と抜け出て水の供給が停止してしまう。そこで、一度水の切れたサイフォン管を再び働かすには、前記供給する側の水槽の水を増し、サイフォン管全体を水中に漬けそのサイフォン管内の空気を抜くなど面倒な作業を強いられ手間が掛かる。また、このためサイフォンを働かせて一方の水槽の水を他方の水槽へ供給し始めると、前記のようにサイフォン管を再び働かすに手間が掛かることから、水槽内の手入れのため途中で一時的に止めることが難しく、使い勝手が悪いという課題がある。
【0005】
そこで、本発明は上記課題に鑑みてなされたもので、液槽内の液体から引き出しても、起立した状態では液体が留まり、そのまま液槽の一側壁に跨らせるようにして設置すれば、すぐにサイフォンが働いて他方の液槽へ簡単に液体の供給ができ、また、他方の液槽への液体の供給と停止とが自在に切替えできるといった極めて使い勝手の良いサイフォン管を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するため、本発明に係るサイフォン管は、両先端面が開放すると共に該両先端面より上方で適宜形状に曲げられる管本体と、前記管本体の両先端部に設けられ前記先端面を介して前記管本体と連通すると共に上面が開口し、前記上面開口が前記管本体の先端面の高さより上方に位置する液溜め部と、からなり、前記管本体の各先端面は互いに他方側の前記液溜め部の上面開口より下方に位置するように設定され、前記管本体内と前記両液溜め部内とに液体を充填して起立させたとき、前記管本体内の液体が自然と抜け出ないようにした。
【0007】
また、他の構成として、両先端面が開放する管本体の両先端部を該各先端面が上方を向くようにして曲げ、また、前記管本体の両先端面より上方を適宜形状に曲げてなり、前記各先端部の先端面は互いに他方側の前記先端部の最下部より上方に位置するように設定され、前記管本体内に液体を充填して起立させたとき、前記管本体内の液体が自然と抜け出ないようにした。
【0008】
更に、他の構成として、両先端面が開放すると共に該両先端面より上方で適宜形状に曲げられる管本体と、前記管本体の一方の先端部に設けられ、その先端面を介して前記管本体と連通すると共に上面が開口し、前記上面開口が前記管本体における一方の先端部の先端面より上方に位置する液溜め部と、からなり、前記管本体における他方の先端部はその先端面が上方を向くようにして曲げられ、前記管本体における液溜め部内の一方の先端部の先端面は前記他方の曲げられた先端部の先端面よりも下方に位置し、かつ、前記管本体の他方の曲げられた先端部における最下部は前記液溜め部の上面開口より下方に位置するように設定され、前記管本体内に液体を充填して起立させたとき、前記管本体内の液体が自然と抜け出ないようにした。
【0009】
これにより、例えば、サイフォン管内に液体が留まったままで、その一端部を液槽の液体内に漬ければ、そのときから自然とサイフォンが働いて他方の液槽への水の供給ができることになり、簡単で時間が掛からない。また、途中で液槽の液体内から自在に出し入れしても、常にサイフォンが働くことになるので、使い勝手が良い。
【0010】
サイフォン管が大型の場合は、両先端面が開放すると共に両先端部を該各先端面が上方を向くようにして曲げ、また、前記両先端面より上方が適宜形状に曲げられる管本体と、前記管本体の最上部に設けられ液体を注入するための供給口と、前記両先端部の先端面及び前記供給口にそれぞれ開閉可能に取着される開閉部材と、からなり、前記両先端部の各先端面は互いに他方側の先端部の最下部より上方に位置するように設定され、前記管本体内に液体を充填して供給口を閉めると共に起立させた状態で両先端面を開けたとき、前記管本体内の液体が自然と抜け出ないようにした。
【0011】
このサイフォン管では、起立させた状態で、両先端部の先端面を開閉部材により塞いでおき、最上部に位置する供給口を開けその供給口からサイフォン管内に液体を流し込み一杯に充填する。そして、前記供給口を開閉部材により密閉した後に、前記両先端部の先端面の開閉部材を取り外してこれら上面開口を開ける。この状態で、隣接する両液槽内にそれぞれ先端部を配置し一方の先端面を液体内に漬ける。これにより、サイフォンが働いて液体の供給が行なえるようになる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るサイフォン管の実施の形態を図面に基づき説明する。図1乃至4は第一実施の形態に係るものであって観賞魚用の水槽に使用した場合、図5は第二実施の形態に係るもの、図6は第三実施の形態に係るもの、図7乃至図9は第四実施の形態に係るものであって生簀に使用した場合、更に、図10は第五実施の形態に係るものであって屋外で水はけが悪く大量の雨水が溜まるような場所に使用した場合をそれぞれ示す。
【0013】
図1は第一実施の形態に係るサイフォン管の斜視図、図2は同縦断正面図である。このサイフォン管A1は、例えば、合成樹脂材により成形されるが、他に金属製、ガラス製またはセラミックス製であっても良い。このサイフォン管A1は、両先端面2が開放される円筒から成形され、中央の横管部3とその両端部に接続される縦管部4,4とにより正面門型に成形される管本体1と、該管本体1の先端部1aである前記両縦管部4,4の下端部に、各縦管部4と連通するようにして設けられ上面が開口5する液溜め部6,6と、からなる。前記横管部3がほぼ230mm、各縦管部4がほぼ200mmの寸法を有し、管本体1の内径はほぼ15mmの寸法を有する。また、前記横管部3を水平に保持したとき、管本体1の両先端面2となる両縦管部3,3の下端面は同じ高さ位置にあり、前記両液溜め部6,6の上面開口5,5も同一高さの位置にある。前記横管部3の一側上面に空気抜き孔30が開設され、この空気抜き孔30にゴム製の栓31が抜脱自在に嵌入されている。
【0014】
前記各液溜め部6は、有底筒体からなり、縦管部4の外周面に放射状に突設されるリブ7によりしっかりと固定され、各縦管部4の先端面2が液溜め部6内に介入することになる。しかも、前記管本体1の各先端面2,2は互いに他方側の前記液溜め部6,6の上面開口5より下方に位置するように設定されている。これにより、前記管本体1内と前記両液溜め部6,6内とに液体である水Wを充填して起立させたとき、前記各縦管部4の先端面2が各液溜め部6の水W内に漬かり、常態では前記管本体1内の水Wが自然と抜け出ることはない。
【0015】
第一実施の形態に係るサイフォン管A1は上記構成からなる。図示は省略するが、使用する前にサイフォン管A1全体を後記する水槽8aの水W内に漬けてサイフォン管A1内に水Wを充填し、ほぼ鉛直に立てたままサイフォン管A1を水槽8a内から取り出す。この際、前記栓31を抜いて空気抜き孔30から縦・横管部3,4内の空気を抜くようにすれば、サイフォン管A1を水槽8aの水W内で上下逆にしなくても良く抜き易い。この状態では、図2に示すように両液溜め部6,6内の水Wは、空気に触れる面がそれぞれ同一高さとなり、しかも、その水面には同じ圧力が加わることから、サイフォン管A1内の水Wは自然に抜け出ることなくそのまま留まっている。
【0016】
そして、この状態を維持したまま、図3に示すように各縦管部4をそれぞれ隣り合う水槽8a,8bに入れ、各液溜め部6を各水槽8a,8b内の等しい高さ位置にある台9の上面に設置する。そこで、例えば一方の水槽8aの水Wを他方の水槽8bへ供給する場合、一方の水槽8a内に水Wを補給し貯水量を増やす。そして、図3実線に示される水位h1が上昇して同図鎖線に示されるようにその水位h2が液溜め部6の上面開口5を超えると、サイフォンの働きによりサイフォン管A1内を水Wが流れ、一方の水槽8aから他方の水槽8bへの水Wの供給が始まる。この場合、仮に、一方の水槽8a内の貯水量が減って、その水位が前記液溜め部6の上面開口5より下がると、水槽8bへの水Wの供給は停止される。
【0017】
また、一方の水槽8a内の貯水量が増え、図3鎖線で示したようにその水位h2が同側の液溜め部6の上面開口5を超えると、再びサイフォンの働きにより一方の水槽8aから他方の水槽8bへの水の供給が始まる。このように、サイフォン管A1内に水Wが留まったままでその一端部である液溜め部6が水槽8aの水W中に漬かれば、そのときから自然とサイフォンが働いて他の水槽8bへの水Wの供給ができることになり、簡単で手間が掛からない。また、サイフォン管A1の一端部、すなわち同側の液溜め部6の水槽8a内での高さ位置を変えることによってサイフォンが働きだす水位の位置が決められることから、その水位の変更が自由にできる。
【0018】
図4は大小二個の前記サイフォン管A1,A1を鑑賞魚用の水槽に使用した使用状態図である。水Wが所定量充填される二つの水槽32a,32bが隣り合うようにして配置されている。一方の水槽32a内にはその中に複数の魚Fが入れてある。そして、この水槽32aの上方に上面が開放する横長の中容器33と小容器34が配置されている。これら中容器33と小容器34内にも所定量の水Wが充填され、中容器33が濾過用であって、小容器34が水耕栽培用として用いられる。中容器33内は仕切り板33aにより区画され、一方の収容部に綿、活性炭を複層に重ねた濾過材35が敷き詰められ、他方の収容部には上下端面が開放すると共に中容器33の底壁を貫通するようにして水抜き管36aが立設されている。この水抜き管36aの上端面は前記仕切り板33aの上端縁よりもやや低い位置に設定されている。また、前記仕切り板33aの下部には両収容部を連通させる通口37が開設されている。
【0019】
小容器34内には、素焼きの小さいボール39aが沢山充填され、一側に上下端面が開放すると共に小容器34の底壁を貫通するようにして水抜き管36bが立設されている。この水抜き管36bの上部には細かい編目の網を巻いて筒状に成形した網筒38が嵌着され、水抜き管36bの中に前記素焼きのボール39aが入らないようにしている。また、前記水抜き管36bの上端面は小容器34内の比較的低い位置に設定されている。この小容器34内には水耕用の植物Pが植えられている。
【0020】
他方の水槽32b内には、濾過材として細かい砂利39が底面全体に敷き詰められ、ところどころに水草40が植えられると共に小魚fが入れられている。また、水槽32b内に通水管41が立設される。この通水管41は、垂直な柱管42の上部に上面が開口した太径部43を有し、下部に前記水槽32bの底面に敷かれる噴出し管44を有している。この噴出し管44には上側の長手方向に沿って水Wを噴出すための噴出口45が複数個開設されている。そして、前記大型のサイフォン管A1の一方の縦管部4の下部が中容器33内に入れられると共に他方の縦管部4の下部が太径部43内に入れられている。また、小型のサイフォン管A1の一方の縦管部4の下部が小容器34内に入れられると共に他方の縦管部4の下部が他方の水槽32b内に入れられている。大小両サイフォン管A1,A1は共に管本体1及び液溜め部6内に水Wが充填される。前記一方の水槽32a内にはポンプ46が設けられた揚水管47が配設され、その吐出口が中容器33の上面に臨むようになっている。
【0021】
ここで、一方の水槽32aに貯留される水Wの水位h3と、他方の水槽32bに貯留される水Wの水位h4と、中容器33に貯留される水Wの水位h5と、小容器34に貯留される水Wの水位h6との位置関係を示す。一番高い位置が中容器33の水位h5、二番目が他方の水槽32bの水位h4、三番目が小容器34の水位h6、一番低い位置が一方の水槽32aの水位h3となっている。また、太径部43内に貯留される水Wの水位h7は、中容器33の水位h5よりも低く他の水槽32bの水位h4よりも高く設定される。更に、前記各サイフォン管A1の各液溜め部6はいずれも水中に漬けられる。
【0022】
このように構成される水槽32a,32bでは、ポンプ46が作動すると一方の水槽32a内の水Wが引き上げられ揚水管47の吐出口から中容器33に供給される。濾過材35によって濾過された水は通口37を通り他方の収容部内に入り、水抜き管36a内にその上端面から流入するか、大型サイフォン管A1の液溜め部6内に入る。前記水抜き管36a内に入った水Wはそのまま一方の水槽32a内に戻される。一方大型サイフォン管A1の液溜め部6内に入った水Wは、大型のサイフォン管A1を介して通水管41の太径部43内に入り更に柱管42を降下すると共に噴出し管44の各噴出口45から上方へ噴出される。この際、多くの砂利を通過させることにより濾過作用がなされる。
【0023】
他方の水槽32b内の水Wであってその中に漬かる小型のサイフォン管A1内の水Wは、同サイフォン管A1を介して小容器34内に供給され植物Pが潤される。この小容器34内の水Wは水抜き管36b内にその上端面から流入し、一方の水槽32a内に戻される。前記小容器34内の素焼きのボール39aによっても濾過作用がなされる。このような水槽32a,32bにしても第一実施の形態に係るサイフォン管A1が利用でき、ポンプ46により揚送された水Wは絶えず循環し、しかも、三重に濾過されるため水質保持に役立つ。
【0024】
図5は第二実施の形態に係るサイフォン管の正面断面図である。このサイフォン管A2は、第一実施の形態に係るサイフォン管A1の管本体1と同じ材質・形状のものが使用され、管本体1の両先端面2,2が開放する両先端部1a,1aを該各先端面2,2が上方を向くようにして曲げ、図5では略U字状に曲げ、ている。また、前記管本体1の両先端面2,2より上方は、中央の横管部3とその両端部に接続される縦管部4,4とにより正面門型に曲げられる。そして、前記各先端部1a,1aの両先端面2,2は同じ高さ位置にあり、しかも、前記先端面2,2は互いに他方側の先端部1aの最下部10より上方に位置するように設定されている。このような構造であっても、前記管本体1内に水Wを充填して起立させたとき、前記管本体1内の水Wが自然と抜け出ることはなく、本発明と同等の作用・効果が得られる。
【0025】
以下、第三乃至第五実施の形態に係るサイフォン管について説明するが、いずれも第一実施の形態に係るサイフォン管A1または第二実施の形態に係るサイフォン管A2とその構成が似ているので、同一部位は同一番号を付して詳しい説明は省略する。図6は第三実施の形態に係るサイフォン管の縦断正面図である。このサイフォン管A3も第一実施の形態に係るサイフォン管A1の管本体1と同じ材質・形状のものが使用される。このサイフォン管A3は、管本体1の一方の先端部1aに第一実施の形態に係るサイフォン管A1と同じように液溜め部6を設け、他方の先端部1aは、第二実施の形態に係るサイフォン管A2と同じように略U字状に成形されている。この場合も、管本体1が両先端面2,2より上方で、中央の横管部3とその両端部に接続される縦管部4,4とにより正面門型に曲げられる。そして、前記管本体1における他方の先端部1aは、その先端面2が上方を向くようにして曲げられる。しかも、前記管本体1における液溜め部6内の一方の先端部1aの先端面2は前記他方の曲げられた先端部1aの先端面2よりも下方に位置し、かつ、前記管本体1の他方の曲げられた先端部1aにおける最下部10は前記液溜め部6の上面開口5より下方に位置するように設定されている。このような構造であっても、前記管本体1内に水Wを充填して起立させたとき、前記管本体1内の水Wが自然と抜け出ることはなく、本発明と同等の作用・効果が得られる。
【0026】
図7は第四実施の形態に係るサイフォン管の斜視図、図8は同正面断面図である。この第四実施の形態に係るサイフォン管A4は、第一実施の形態に係る前記サイフォン管A1よりもかなり大きく、また例えば、合成樹脂材により成形されるが、他に金属製、ガラス製またはセラミックス製であっても良い。このサイフォン管A4は、両先端面2,2が開放すると共に両先端部1a,1aを該各先端面2,2が上方を向くようにして略U字状に曲げ、また、前記両先端面2,2より上方が、中央の横管部3とその両端部に接続される縦管部4,4とにより正面門型に曲げられる管本体1と、前記管本体1の最上部に設けられ水を注入するための供給口11と、前記両先端部1a,1aの先端面2,2及び前記供給口11にそれぞれ開閉可能に取着される開閉部材と、からなる。前記横管部3がほぼ1500mm、各縦管部4がほぼ1000mmの寸法を有し、サイフォン管A4の内径はほぼ100mmの寸法を有する。
【0027】
更に、詳しく説明すると、前記各先端部1aは、縦管部3aの下端部に外側へほぼ直角に屈曲して接続される横短管部13とその先端部に上方へほぼ直角に屈曲して接続される縦短管部14が接続され、この縦短管部14の上端面が先端面2となる。また、前記横管部3を水平に保持したとき、前記各縦短管部14の先端部1aとその各先端面2もそれぞれ同一高さに位置にある。
【0028】
前記管本体1aの最上部である横管部3の一側に、一方の縦管部4の上方でありかつ横管部3を超えて横管部3および縦管部4と連通する短管部15が設けられている。この短管部15の上端に前記供給口11が設けられる。前記各縦短管部14の上端外周面と短管部15の上端外周面とにはいずれも螺子部16が刻設され、開閉部材である螺子付き蓋17を前記螺子部16に嵌着して螺締めすることにより、前記各縦短管部14の先端面2と短管部15の供給口11に螺子付き蓋17が開閉可能に取着される。また、前記管本体1の最下部である各横短管部13の一側に、サイフォン管A4内に充填された水をすべて排出するための水抜き管18が接続される。この水抜き管18の先端部外周面にも螺子部16が刻設され、開閉部材である螺子付き蓋17を前記螺子部16に嵌着して螺締めすることにより、前記各水抜き管18先端の排出口19に螺子付き蓋17が開閉可能に取着される。なお、前記各螺子付き蓋17を締めた状態では、サイフォン管A4内が密閉され無用に空気が入らないようになっている。
【0029】
この場合も、両先端部1a,1a及びその先端面2,2も同じ高さ位置にあり、しかも、前記両先端部1a,1aの各先端面2,2は、互いに他方側の先端部1aの最下部10より上方に位置するように設定されている。これにより、前記管本体1内に水Wを充填すると共に両縦短管部14,14の先端面2,2を開けた状態で起立させたとき、常態では、前記管本体1内の水Wが自然と抜け出ることはない。
【0030】
第四実施の形態に係るサイフォン管A4は上記構成からなる。そして、設置する前にサイフォン管A4を起立させ各先端面2と各排出口19との螺子付き蓋17をしっかり締めた状態で、短管部15上端の供給口11の螺子付き蓋17を外し、供給口11からサイフォン管A4内に水Wを満タンになるまで充填する。そして、前記供給口11を螺子付き蓋17により密閉した後に、図9に示すように隣接する水槽20a,20b内の等しい高さ位置にある台21の上面にそれぞれ各先端部1a,1aを配置する。この状態で、前記両先端面2,2の螺子付き蓋17を取り外して先端面2,2を開ける。これにより、第一実施の形態と同様にサイフォンが働いて水の供給が行なえるようになる。
【0031】
すなわち、一方の水槽20aの水Wを他方の水槽20bへ供給する場合、一方の水槽20a内に水Wを補給し貯水量を増やす。そして、図9実線に示される水位h1が上昇して同図鎖線に示されるようにその水位h2が先端部1aの先端面2を超えると、サイフォンの働きによりサイフォン管A4内を水Wが流れ、一方の水槽20aから他方の水槽20bへ水Wの供給が始まる。この場合、仮に、一方の水槽20a内の貯水量が減って、その水位が前記先端部1aの先端面2より下がると、水槽20bへの水Wの供給は停止される。
【0032】
このように、サイフォン管A4内に水Wが留まったままで、その一端部である先端部1aが水槽20aの水W中に漬かれば、そのときから自然とサイフォンが働いて他の水槽20bへの水Wの供給ができることになり、簡単で時間が掛からない。特に、サイフォン管A4が大型化すると、自由に持ち上げたり移動できないことから至便である。また、サイフォン管A4の一端部、すなわち同側の先端部1aの水槽20a内での高さ位置を変えることによってサイフォンが働きだす水位が決められることから、その水位の変更が自由にできる。なお、前記開閉部材としては、螺子付き蓋17以外にバルブでも良い。また、前記水を取り入れる側の先端部1aであって、縦短管部14の先端面2には開閉部材として逆止弁を使用するようにしても良い。第四実施の形態では、サイフォン管A4が大型化して簡単に移動できないことから、各所に供給口11、排出口19が必要になるが、これによりサイフォン管A4をほとんど移動させることなく水Wの充填または排出が簡単にできることになり、サイフォンもスムーズに働くことになる。
【0033】
図10は第五実施の形態に係るサイフォン管の使用状態図である。このサイフォン管A5は、第四実施の形態に係るサイフォン管A4よりも更に大きく成形されるが、ほとんど第四実施の形態に係るサイフォン管A4と同じ構成からなる。この場合、図10に示すように擁壁22を挟んで一方が大雨のとき雨水が頻繁にたまり水はけの悪いエリア23a、また、他方が水はけの良いエリア23bとする。そして、サイフォン管A5は前記擁壁22を跨ぐようにし、また、両先端部1a,1aを地面Eに設置された同じ高さの台枠24上面に載置し起立した状態で据置固定する。このサイフォン管A5は一年の内、梅雨時など降雨量の多い時期のみ使用され、降雨の少ない時期はほとんど使用されることなない。
【0034】
このため、使用しない時は、各開閉部材である螺子付き蓋17を各先端面2等に被せて閉塞し、管本体1内にゴミ等が入らないようにしておく。一方、雨期になって降雨が多くなりそうなときは、各先端面2と各排出口19との螺子付き蓋17をしっかり締めた状態で、前記供給口11の螺子付き蓋17を外し、その供給口11からサイフォン管A5内に水Wを満タンになるまで充填する。そして、前記供給口11を螺子付き蓋17により密閉する。この状態で、前記各先端面2の螺子付き蓋17を取り外し、両先端面2,2を開けておく。この状態は数ヶ月続くことから、前記各先端面2から管本体1内にできるだけゴミが入らないように各先端面2の上方にその開口を覆う傘部材25が設けられている。
【0035】
そこで、一度に多くの雨が降り、水はけの悪いエリア23aに水がたまり、図10鎖線に示すようにその水位h3が上昇して同じ側の縦短管部14の先端面2を超えると、サイフォンが働き自然と水はけの良いエリア23b側への雨水の排水が行なわれることになる。よって、必要個所に逐一サイフォン管A5を設置しておけば、例えば家屋の冠水等が防止できることになる。同様に、池、プール等の水を汲み出す場合にも利用できること勿論である。
【0036】
本発明は、液体として水、雨水について説明したが、他に例えば海水、油、ジュース等の飲料、薬液といったものについても使用でき、これら関連産業に広く利用でき汎用性が高い。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係るサイフォン管は、液体の中に漬けておかなくても、管本体内に液体を留まらせておくことができることから、サイフォン管内に液体が留まったままでその一端部である先端面を一方の液体中に漬ければ、そのときから自然とサイフォンが働いて他への液体の供給ができることになり、簡単で手間が掛からない。また、途中で液槽の液体内から自在に出し入れしても常にサイフォンが働き、使い勝手が良いという有益な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施の形態に係るサイフォン管の斜視図。
【図2】同縦断正面図。
【図3】同使用状態図。
【図4】同使用状態図。
【図5】第二実施の形態に係るサイフォン管の縦断正面図。
【図6】第三実施の形態に係るサイフォン管の縦断正面図。
【図7】第四実施の形態に係るサイフォン管の斜視図。
【図8】同縦断正面図。
【図9】同使用状態図。
【図10】第五実施の形態に係るサイフォン管の使用状態図。
【符号の説明】
1 管本体
1a 先端部
2 先端面
5 上面開口
6 液溜め部
10 最下部
11 供給口
17 開閉部材(螺子付き蓋)
A1〜A5 サイフォン管
W 液体(水)
Claims (4)
- 両先端面が開放すると共に該両先端面より上方で適宜形状に曲げられる管本体と、前記管本体の両先端部に設けられ前記先端面を介して前記管本体と連通すると共に上面が開口し、前記上面開口が前記管本体の先端面の高さより上方に位置する液溜め部と、からなり、前記管本体の各先端面は互いに他方側の前記液溜め部の上面開口より下方に位置するように設定され、前記管本体内と前記両液溜め部内とに液体を充填して起立させたとき、前記管本体内の液体が自然と抜け出ないようにしたことを特徴とするサイフォン管。
- 両先端面が開放する管本体の両先端部を該各先端面が上方を向くようにして曲げ、また、前記管本体の両先端面より上方を適宜形状に曲げてなり、前記各先端部の先端面は互いに他方側の前記先端部の最下部より上方に位置するように設定され、前記管本体内に液体を充填して起立させたとき、前記管本体内の液体が自然と抜け出ないようにしたことを特徴とするサイフォン管。
- 両先端面が開放すると共に該両先端面より上方で適宜形状に曲げられる管本体と、前記管本体の一方の先端部に設けられ、その先端面を介して前記管本体と連通すると共に上面が開口し、前記上面開口が前記管本体における一方の先端部の先端面より上方に位置する液溜め部と、からなり、前記管本体における他方の先端部はその先端面が上方を向くようにして曲げられ、前記管本体における液溜め部内の一方の先端部の先端面は前記他方の曲げられた先端部の先端面よりも下方に位置し、かつ、前記管本体の他方の曲げられた先端部における最下部は前記液溜め部の上面開口より下方に位置するように設定され、前記管本体内に液体を充填して起立させたとき、前記管本体内の液体が自然と抜け出ないようにしたことを特徴とするサイフォン管。
- 両先端面が開放すると共に両先端部を該各先端面が上方を向くようにして曲げ、また、前記両先端面より上方が適宜形状に曲げられる管本体と、前記管本体の最上部に設けられ液体を注入するための供給口と、前記両先端部の先端面及び前記供給口にそれぞれ開閉可能に取着される開閉部材と、からなり、前記両先端部の各先端面は互いに他方側の先端部の最下部より上方に位置するように設定され、前記管本体内に液体を充填して供給口を閉めると共に起立させた状態で両先端面を開けたとき、前記管本体内の液体が自然と抜け出ないようにしたことを特徴とするサイフォン管。
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