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JP2004348536A - 履歴情報付加プログラム、履歴情報を用いた不正判定プログラム、及び履歴情報を用いた不正判定システム - Google Patents

履歴情報付加プログラム、履歴情報を用いた不正判定プログラム、及び履歴情報を用いた不正判定システム Download PDF

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JP2004348536A JP2003146128A JP2003146128A JP2004348536A JP 2004348536 A JP2004348536 A JP 2004348536A JP 2003146128 A JP2003146128 A JP 2003146128A JP 2003146128 A JP2003146128 A JP 2003146128A JP 2004348536 A JP2004348536 A JP 2004348536A
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修 青木
Mikinori Kiyota
幹憲 清田
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Intelligent Wave Inc
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Abstract

【課題】主としてクレジットカードの利用時におけるオーソリデータによる不正判定において、オーソリデータに履歴情報を付加する履歴情報付加プログラム、オーソリデータに付加された履歴情報を用いた不正判定プログラム、及びオーソリデータに付加された履歴情報を用いた不正判定システムを提供する。
【解決手段】オーソリデータを記録するレコードに、直前の利用時にかかるオーソリデータとの利用時間の差、利用金額の差等の履歴情報を付加する。不正判定を行うオーソリデータには、オーソリデータからの判定に加えて履歴情報からイレギュラーな利用か否かを把握できるので、これをスコア値に反映することにより、より信頼性の高いスコア値を算出することが可能になる。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主としてクレジットカードの利用時におけるオーソリデータ(オーソリゼーションデータ;クレジットカードの所有者や決済を要求する金額など店舗等から送信されたデータ)による不正判定において、オーソリデータに履歴情報を付加する履歴情報付加プログラム、オーソリデータに付加された履歴情報を用いた不正判定プログラム、及びオーソリデータに付加された履歴情報を用いた不正判定システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
クレジットカードの利用時において、例えばカードを拾得した他人が本人になりすまして不正な取引を行うことを防止するために、カードの利用を受け付けた店舗等からは、カード会社に対して与信残高の確認と併せて不正利用についても信用照会を行うことが一般的となっている。このような信用照会のためのシステムにおいては、過去の不正利用のデータ等を利用して、確度の高い判定を行うことが重要な課題となっている。
【0003】
現在カード会社において用いられているのは、オーソリデータから不正利用の可能性についてのスコアを自動的に判定するシステムである。これらのシステムにおいては、ニューロ理論を用いたニューラルネットワークを利用したスコアリングシステムを備えて、不正の判定依頼を受け付けたオーソリデータを当該スコアリングシステムに投入して、スコアを判定することが一般的になっている(非特許文献1参照)。
【0004】
ニューラルネットワークとは、人間の脳の神経細胞の構造や情報処理機能をモデル化した先端的な技術によるものであり、システムの構築には専門的なノウハウと多額の投資が必要になる。従って、多くのカード会社では自らがスコア判定のための基礎的なシステムを構築するのではなく、ニューラルネットワークにかかる部分は汎用的に作成された外部システムを導入することが一般的である。
【0005】
ニューラルネットワークを用いたスコアリングシステムは、判定のロジックがブラックボックスとなっているために利用するカード会社等には判定の根拠が明確でないこと、またカード会社等の利用者自らがニューラルネットワークを生成するわけではないので自社のオーソリデータから独自の傾向を反映させるのが容易でないこと、といった問題を有している。かかる課題への対応として、ニューラルネットワークに変えて、近年人工知能等の分野で使用されるようになっているベイズ理論を用いたベイジアンネットワークを用いてスコアリングシステムを構築することも考えられる。ベイズ理論においては、ある事象が発生する確率を統計的に予測する出現確率の考え方が基礎となっている。
【0006】
ベイジアンネットワークを用いたスコアリングシステムにおいては、クレジットカードの利用態様から時間、金額、店舗などの因子を抽出し、これらの因子を組み合わせることにより様々なケースに分類して、それぞれのケースごとに過去のオーソリデータから不正が生じた確率を算出することにより、出現確率を定めることができる。出現確率を算出するためには、過去のオーソリデータを集めてケース別に分類したモデルを作成する。当該モデルにおいては細かなケースに分類して、それぞれのケースについて多くのオーソリデータを収集することにより、出現確率の信頼度を向上させることが可能である。しかしながら、様々な因子の組合せによってケースが多岐に渡りすぎてしまうと、サンプルとなる母数が少なくなって結果の分散を招き、データの信頼度が低下するという問題が生じる。かかる問題に対処するために、出願人はデータの分散や信頼度の低下を防止するための技術に関する特許出願を行っている(未公開特許文献1〜3参照。)。
【0007】
【非特許文献1】浅野陽一朗、須田芳宣、「不正利用検知システムの導入とその効果」、月刊消費者信用、社団法人金融財政事情研究会、2000年5月号、p.16−19
【0008】
【未公開特許文献1】特願2003−129410号
【未公開特許文献2】特願2003−129411号
【未公開特許文献3】特願2003−131377号
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、ニューラルネットワークやベイジアンネットワークを用いたスコアリングシステムを用いることにより、判定依頼を受け付けたオーソリデータについて、不正に該当しやすいケースか否かを個別に照らし合わせて、不正の可能性を示すスコア値を算出することが可能である。しかしながら、いずれの方法によっても、判定の対象になるのはあくまで判定依頼を受け付けたオーソリデータに含まれる内容のみである。つまり、同一のクレジットカードについて、過去の利用に関する履歴情報からイレギュラーな利用形態であったとしても、このような履歴情報は判定の対象には含まれていない。
【0010】
例えば、判定依頼を受け付けたオーソリデータにかかる取引内容自体は特にイレギュラーな内容を含むものではないものの、同様の取引が短時間に連続して行われる、高額の同一商品にかかる取引が連続して行われる、といった取引の履歴を加味して判定すると、イレギュラーな利用形態であって不正の可能性が高い、といった判断が可能な場合もある。ニューラルネットワークやベイジアンネットワークを用いたスコアリングシステムにおいて、かかる履歴情報からの判定結果をスコア値の算出に加えると、より信頼性の高いスコア値を算出することが可能になる。
【0011】
本発明は、このような課題に対応して、主としてクレジットカードの利用時におけるオーソリデータによる不正判定において、オーソリデータに履歴情報を付加する履歴情報付加プログラム、オーソリデータに付加された履歴情報を用いた不正判定プログラム、及びオーソリデータに付加された履歴情報を用いた不正判定システムを提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明にかかる課題を解決する第1の発明は、オーソリデータに履歴情報を付加するためのプログラムであって、コンピュータに、利用者からの取引依頼にかかる第一のオーソリデータを受信するステップと、オーソリデータの履歴を記憶するオーソリ履歴データベースの、前記利用者について前記第一のオーソリデータの直前の利用時間に該当する第二のオーソリデータにかかるレコードより、前記第二のオーソリデータの利用時間に関するデータを取得するステップと、前記利用時間に関するデータと前記第一のオーソリデータにかかる利用時間に関するデータから利用時間の差を算出するステップと、前記利用時間の差を前記第一のオーソリデータにかかるレコードに記録して前記オーソリ履歴データベースに記憶させるステップと、を実行させるための履歴情報付加プログラムである。
【0013】
本発明にかかる課題を解決する第2の発明は、オーソリデータに履歴情報を付加するためのプログラムであって、コンピュータに、利用者からの取引依頼にかかる第一のオーソリデータを受信するステップと、オーソリデータの履歴を記憶するオーソリ履歴データベースの、前記利用者について前記第一のオーソリデータの直前の利用時間に該当する第二のオーソリデータにかかるレコードより、前記第二のオーソリデータの利用金額に関するデータを取得するステップと、前記利用金額に関するデータと前記第一のオーソリデータにかかる利用金額に関するデータから利用金額の差を算出するステップと、前記利用金額の差を前記第一のオーソリデータにかかるレコードに記録して前記オーソリ履歴データベースに記憶させるステップと、を実行させるための履歴情報付加プログラムである。
【0014】
また、第1の発明及び第2の発明は、前記コンピュータに、オーソリデータの履歴を記憶するオーソリ履歴データベースの、前記利用者について前記第一のオーソリデータの直前の利用時間に該当する第二のオーソリデータにかかるレコードより、前記第二のオーソリデータの利用商品又はサービスに関するデータを取得するステップと、前記利用商品又はサービスに関するデータを前記第一のオーソリデータにかかるレコードに記録して前記オーソリ履歴データベースに記憶させるステップと、を実行させることを特徴とすることもできる。
【0015】
さらに、第1の発明及び第2の発明は、前記コンピュータに、オーソリデータの履歴を記憶するオーソリ履歴データベースの、前記利用者について前記第一のオーソリデータの直前の利用時間に該当する第二のオーソリデータにかかるレコードより、前記第二のオーソリデータの利用日に関するデータを取得するステップと、前記利用日に関するデータと前記第一のオーソリデータにかかる利用日に関するデータから利用日が同一かを判定するステップと、前記利用日が同一でないと判定すると、当日の初回利用であることを前記第一のオーソリデータにかかるレコードに記録して前記オーソリ履歴データベースに記憶させるステップと、を実行させることを特徴とすることもできる。
【0016】
これらの発明においては、オーソリデータを記録するデータベースの各々のオーソリデータについて設けられたレコードに、オーソリデータのみでなく同一の利用者の直前の利用時との時間差や金額差を記録する。このように、オーソリデータに履歴情報を付加して1レコード化することにより、不正の判定を行うオーソリデータを取得すると、併せて履歴情報も取得も取得して、不正の判定に活用することができる。
【0017】
履歴情報としては、直前の利用時との時間差や金額差を用いると、例えば同様の取引が短時間に連続して行われる、高額な商品にかかる取引が連続して行われる、など不正の可能性の高いイレギュラーな取引を判定するのに有益である。また、クレジットカードを利用する対象である商品やサービスと関係まで加えると、同一の商品を連続して購入、極めて高額な商品を連続して購入など、よりイレギュラーな取引を判定しやすく、判定の信頼性を高めることが可能になる。さらに、一日で初回の利用に関しては、前日最終回からのカウントとなって時間差は当然に長くなるなど連続性の判定が同日中とは異なる傾向が生じてしまうため、当日初回利用として時間差や金額差はリセットすることが好ましい。
【0018】
本発明にかかる課題を解決する第3の発明は、オーソリデータに履歴情報を付加するためのプログラムであって、コンピュータに、利用者からの取引依頼にかかる第一のオーソリデータを受信するステップと、オーソリデータの履歴を記憶するオーソリ履歴データベースから、前記利用者について前記第一のオーソリデータの利用時間から一定時間内の利用時間が記録されたオーソリデータを特定して、該当するオーソリデータの件数を取得するステップと、前記件数を前記第一のオーソリデータにかかるレコードに記録して前記オーソリ履歴データベースに記憶させるステップと、を実行させるための履歴情報付加プログラムである。
【0019】
本発明にかかる課題を解決する第4の発明は、オーソリデータに履歴情報を付加するためのプログラムであって、コンピュータに、利用者からの取引依頼にかかる第一のオーソリデータを受信するステップと、オーソリデータの履歴を記憶するオーソリ履歴データベースから、前記利用者について前記第一のオーソリデータの利用時間から一定時間内の利用時間が記録されたオーソリデータを特定して、該当するオーソリデータの利用金額の合計額を取得するステップと、前記合計額を前記第一のオーソリデータにかかるレコードに記録して前記オーソリ履歴データベースに記憶させるステップと、を実行させるための履歴情報付加プログラムである。
【0020】
これらの発明においては、オーソリデータを記録するデータベースの各々のオーソリデータについて設けられたレコードに、オーソリデータのみでなく同一の利用者の最近のクレジットカードの利用状況として、一定期間内の利用件数や利用金額の合計額を記録する。このように、オーソリデータに履歴情報を付加して1レコード化することにより、不正の判定を行うオーソリデータを取得すると、併せて履歴情報も取得して、不正の判定に活用することができる。
【0021】
本発明にかかる課題を解決する第5の発明は、オーソリデータに履歴情報を付加するためのプログラムであって、コンピュータに、利用者からの取引依頼にかかる第一のオーソリデータを受信するステップと、オーソリデータの履歴を記憶するオーソリ履歴データベースから、前記利用者について前記第一のオーソリデータの利用時間から一定時間内の利用時間が記録されたオーソリデータに記録された少なくとも一つの利用商品又はサービスを特定するステップと、前記利用商品又はサービスに関するデータを前記第一のオーソリデータにかかるレコードに記録して前記オーソリ履歴データベースに記憶させるステップと、を実行させるための履歴情報付加プログラムである。
【0022】
この発明においては、オーソリデータを記録するデータベースの各々のオーソリデータについて設けられたレコードに、オーソリデータのみでなく同一の利用者の最近のクレジットカードを用いた商品等の買廻り状況として、前回購入した商品や前々回購入した商品、一定期間内に最も多く利用した商品などを記録する。このように、オーソリデータに履歴情報を付加して1レコード化することにより、不正の判定を行うオーソリデータを取得すると、併せて履歴情報も取得して、不正の判定に活用することができる。
【0023】
本発明にかかる課題を解決する第6の発明は、オーソリデータに履歴情報を付加するためのプログラムであって、コンピュータに、利用者からの取引依頼にかかる第一のオーソリデータを受信するステップと、オーソリデータの履歴を記憶するオーソリ履歴データベースから、前記利用者について前記第一のオーソリデータの利用時間から一定時間内の利用時間が記録されたオーソリデータに記録された少なくとも一つの地域情報を特定するステップと、前記地域情報を前記第一のオーソリデータにかかるレコードに記録して前記オーソリ履歴データベースに記憶させるステップと、を実行させるための履歴情報付加プログラムである。
【0024】
この発明においては、オーソリデータを記録するデータベースの各々のオーソリデータについて設けられたレコードに、オーソリデータのみでなく同一の利用者の最近の地域移動に関する情報として、利用者の現住所や前回利用場所との比較などを記録する。このように、オーソリデータに地域情報を履歴情報として付加して1レコード化することにより、不正の判定を行うオーソリデータを取得すると、併せて履歴情報も取得して、不正の判定に活用することができる。
【0025】
本発明にかかる課題を解決する第7の発明は、オーソリデータに付加された履歴情報を用いて不正を判定するためのプログラムであって、コンピュータに、オーソリデータの履歴を記憶するオーソリ履歴データベースの、利用者からの取引依頼にかかる第一のオーソリデータにかかるレコードより、前記第一のオーソリデータと前記第一のオーソリデータの直前の利用時間に該当する第二のオーソリデータとの利用時間の差に関するデータを取得するステップと、前記利用時間の差から不正の判定ルールを記憶する判定ルールデータベースを参照して前記取引依頼に関する不正の判定を行うステップと、を実行させるための不正判定プログラムである。
【0026】
第7の発明は、オーソリデータに付加された履歴情報を用いて不正を判定するためのプログラムであって、コンピュータに、オーソリデータの履歴を記憶するオーソリ履歴データベースの、利用者からの取引依頼にかかる第一のオーソリデータにかかるレコードより、前記第一のオーソリデータと前記第一のオーソリデータの直前の利用時間に該当する第二のオーソリデータとの利用時間の差に関するデータ及び前記第二のオーソリデータの利用商品又はサービスに関するデータを取得するステップと、前記利用時間の差及び前記利用商品又はサービスに関するデータから不正の判定ルールを記憶する判定ルールデータベースを参照して前記取引依頼に関する不正の判定を行うステップと、を実行させるための不正判定プログラムとして構成することもできる。
【0027】
本発明にかかる課題を解決する第8の発明は、オーソリデータに付加された履歴情報を用いて不正を判定するためのプログラムであって、コンピュータに、オーソリデータの履歴を記憶するオーソリ履歴データベースの、利用者からの取引依頼にかかる第一のオーソリデータにかかるレコードより、前記第一のオーソリデータと前記第一のオーソリデータの直前の利用時間に該当する第二のオーソリデータとの利用金額の差に関するデータを取得するステップと、前記利用金額の差から不正の判定ルールを記憶する判定ルールデータベースを参照して前記取引依頼に関する不正の判定を行うステップと、を実行させるための不正判定プログラムである。
【0028】
第8の発明は、オーソリデータに付加された履歴情報を用いて不正を判定するためのプログラムであって、コンピュータに、オーソリデータの履歴を記憶するオーソリ履歴データベースの、利用者からの取引依頼にかかる第一のオーソリデータにかかるレコードより、前記第一のオーソリデータと前記第一のオーソリデータの直前の利用時間に該当する第二のオーソリデータとの利用金額の差に関するデータ及び前記第二のオーソリデータの利用商品又はサービスに関するデータを取得するステップと、前記利用金額の差及び前記利用商品又はサービスに関するデータから不正の判定ルールを記憶する判定ルールデータベースを参照して前記取引依頼に関する不正の判定を行うステップと、を実行させるための不正判定プログラムとして構成することもできる。
【0029】
本発明にかかる課題を解決する第9の発明は、オーソリデータに付加された履歴情報を用いて不正を判定するためのプログラムであって、コンピュータに、オーソリデータの履歴を記憶するオーソリ履歴データベースの、利用者からの取引依頼にかかる第一のオーソリデータにかかるレコードより、前記利用者について前記第一のオーソリデータの利用時間から一定時間内の利用時間が記録されたオーソリデータの件数を取得するステップと、前記件数から不正の判定ルールを記憶する判定ルールデータベースを参照して前記取引依頼に関する不正の判定を行うステップと、を実行させるための不正判定プログラムである。
【0030】
本発明にかかる課題を解決する第10の発明は、オーソリデータに付加された履歴情報を用いて不正を判定するためのプログラムであって、コンピュータに、オーソリデータの履歴を記憶するオーソリ履歴データベースの、利用者からの取引依頼にかかる第一のオーソリデータにかかるレコードより、前記利用者について前記第一のオーソリデータの利用時間から一定時間内の利用時間が記録されたオーソリデータの利用金額の合計額を取得するステップと、前記合計額から不正の判定ルールを記憶する判定ルールデータベースを参照して前記取引依頼に関する不正の判定を行うステップと、を実行させるための不正判定プログラムである。
【0031】
本発明にかかる課題を解決する第11の発明は、オーソリデータに付加された履歴情報を用いて不正を判定するためのプログラムであって、コンピュータに、オーソリデータの履歴を記憶するオーソリ履歴データベースの、利用者からの取引依頼にかかる第一のオーソリデータにかかるレコードより、前記利用者について前記第一のオーソリデータの利用時間から一定時間内の利用時間が記録されたオーソリデータの中から選択された少なくとも一つの利用商品又はサービスに関するデータを取得するステップと、前記利用商品又はサービスに関するデータから不正の判定ルールを記憶する判定ルールデータベースを参照して前記取引依頼に関する不正の判定を行うステップと、を実行させるための不正判定プログラムである。
【0032】
本発明にかかる課題を解決する第12の発明は、オーソリデータに付加された履歴情報を用いて不正を判定するためのプログラムであって、コンピュータに、オーソリデータの履歴を記憶するオーソリ履歴データベースの、利用者からの取引依頼にかかる第一のオーソリデータにかかるレコードより、前記利用者について前記第一のオーソリデータの利用時間から一定時間内の利用時間が記録されたオーソリデータの中から選択された少なくとも一つの地域情報を取得するステップと、前記地域情報から不正の判定ルールを記憶する判定ルールデータベースを参照して前記取引依頼に関する不正の判定を行うステップと、を実行させるための不正判定プログラムである。
【0033】
第7の発明乃至第12の発明においては、第1の発明乃至第6の発明によって作成された、オーソリデータに履歴情報を付加して1レコード化されたレコードを備えるオーソリ履歴データベースから履歴情報を取得し、当該履歴情報を所定のルールに照らして利用履歴の観点から不正の判定を行うことができる。これらの発明における履歴情報の意義は、第1の発明乃至第6の発明の場合と同様である。
【0034】
本発明にかかる課題を解決する第13の発明は、オーソリデータの履歴情報から不正を判定するためのプログラムであって、コンピュータに、利用者からの取引依頼にかかる第一のオーソリデータを受信するステップと、オーソリデータの履歴を記憶するオーソリ履歴データベースの、前記利用者について前記第一のオーソリデータの直前の利用時間に該当する第二のオーソリデータにかかるレコードより、前記第二のオーソリデータの利用時間に関するデータを取得するステップと、前記第二のオーソリデータの利用時間に関するデータと前記第一のオーソリデータにかかる利用時間に関するデータから利用時間の差を算出するステップと、前記利用時間の差から不正の判定ルールを記憶する判定ルールデータベースを参照して前記取引依頼に関する不正の判定を行うステップと、を実行させるための不正判定プログラムである。
【0035】
第13の発明は、オーソリデータの履歴情報から不正を判定するためのプログラムであって、コンピュータに、利用者からの取引依頼にかかる第一のオーソリデータを受信するステップと、オーソリデータの履歴を記憶するオーソリ履歴データベースの、前記利用者について前記第一のオーソリデータの直前の利用時間に該当する第二のオーソリデータにかかるレコードより、前記第二のオーソリデータの利用時間に関するデータ及び前記第二のオーソリデータの利用商品又はサービスに関するデータを取得するステップと、前記第二のオーソリデータの利用時間に関するデータと前記第一のオーソリデータにかかる利用時間に関するデータから利用時間の差を算出するステップと、前記利用時間の差及び前記利用商品又はサービスに関するデータから不正の判定ルールを記憶する判定ルールデータベースを参照して前記取引依頼に関する不正の判定を行うステップと、を実行させるための不正判定プログラムとして構成することもできる。
【0036】
本発明にかかる課題を解決する第14の発明は、オーソリデータの履歴情報から不正を判定するためのプログラムであって、コンピュータに、利用者からの取引依頼にかかる第一のオーソリデータを受信するステップと、オーソリデータの履歴を記憶するオーソリ履歴データベースの、前記利用者について前記第一のオーソリデータの直前の利用時間に該当する第二のオーソリデータにかかるレコードより、前記第二のオーソリデータの利用金額に関するデータを取得するステップと、前記第二のオーソリデータの利用金額に関するデータと前記第一のオーソリデータにかかる利用金額に関するデータから利用金額の差を算出するステップと、前記利用金額の差から不正の判定ルールを記憶する判定ルールデータベースを参照して前記取引依頼に関する不正の判定を行うステップと、を実行させるための不正判定プログラムである。
【0037】
第14の発明は、オーソリデータの履歴情報から不正を判定するためのプログラムであって、コンピュータに、利用者からの取引依頼にかかる第一のオーソリデータを受信するステップと、オーソリデータの履歴を記憶するオーソリ履歴データベースの、前記利用者について前記第一のオーソリデータの直前の利用時間に該当する第二のオーソリデータにかかるレコードより、前記第二のオーソリデータの利用金額に関するデータ及び前記第二のオーソリデータの利用商品又はサービスに関するデータを取得するステップと、前記第二のオーソリデータの利用金額に関するデータと前記第一のオーソリデータにかかる利用金額に関するデータから利用金額の差を算出するステップと、前記利用金額の差及び前記利用商品又はサービスに関するデータから不正の判定ルールを記憶する判定ルールデータベースを参照して前記取引依頼に関する不正の判定を行うステップと、を実行させるための不正判定プログラムとして構成することもできる。
【0038】
本発明にかかる課題を解決する第15の発明は、オーソリデータに付加された履歴情報を用いて不正を判定するためのプログラムであって、コンピュータに、利用者からの取引依頼にかかる第一のオーソリデータを受信するステップと、オーソリデータの履歴を記憶するオーソリ履歴データベースにおいて、前記利用者について前記第一のオーソリデータの利用時間から一定時間内の利用時間が記録されたオーソリデータを特定して、該当するオーソリデータの件数を取得するステップと、前記件数から不正の判定ルールを記憶する判定ルールデータベースを参照して前記取引依頼に関する不正の判定を行うステップと、を実行させるための不正判定プログラムである。
【0039】
本発明にかかる課題を解決する第16の発明は、オーソリデータに付加された履歴情報を用いて不正を判定するためのプログラムであって、コンピュータに、利用者からの取引依頼にかかる第一のオーソリデータを受信するステップと、オーソリデータの履歴を記憶するオーソリ履歴データベースにおいて、前記利用者について前記第一のオーソリデータの利用時間から一定時間内の利用時間が記録されたオーソリデータを特定して、該当するオーソリデータの利用金額の合計額を取得するステップと、前記合計額から不正の判定ルールを記憶する判定ルールデータベースを参照して前記取引依頼に関する不正の判定を行うステップと、を実行させるための不正判定プログラムである。
【0040】
本発明にかかる課題を解決する第17の発明は、オーソリデータの履歴情報から不正を判定するためのプログラムであって、コンピュータに、利用者からの取引依頼にかかる第一のオーソリデータを受信するステップと、オーソリデータの履歴を記憶するオーソリ履歴データベースから、前記利用者について前記第一のオーソリデータの利用時間から一定時間内の利用時間が記録されたオーソリデータに記録された少なくとも一つの利用商品又はサービスを特定するステップと、前記利用商品又はサービスに関するデータから不正の判定ルールを記憶する判定ルールデータベースを参照して前記取引依頼に関する不正の判定を行うステップと、を実行させるための不正判定プログラムである。
【0041】
本発明にかかる課題を解決する第18の発明は、オーソリデータの履歴情報から不正を判定するためのプログラムであって、コンピュータに、利用者からの取引依頼にかかる第一のオーソリデータを受信するステップと、オーソリデータの履歴を記憶するオーソリ履歴データベースから、前記利用者について前記第一のオーソリデータの利用時間から一定時間内の利用時間が記録されたオーソリデータに記録された少なくとも一つの地域情報を特定するステップと、前記地域情報から不正の判定ルールを記憶する判定ルールデータベースを参照して前記取引依頼に関する不正の判定を行うステップと、を実行させるための不正判定プログラムである。
【0042】
第13の発明乃至第18の発明においては、第7の発明乃至第12の発明のようにオーソリ履歴データベースから履歴情報を取得するのではなく、判定依頼を受け付けたオーソリデータに対して、過去のオーソリデータを記憶したデータベースから直前の利用時にかかるオーソリデータを取得して、前回利用時との時間差や金額差等を算出して、算出した結果を所定のルールに照らして利用履歴の観点から不正の判定を行う。これらの発明においては、算出した履歴情報をそのまま不正判定に利用し、データベースに格納するステップを介していない。尚、これらの発明において算出される履歴情報についての意義も、第1の発明乃至第6の発明の場合と同様である。
【0043】
第1の発明乃至第18の発明については、全ての発明の各々の構成に対応した履歴情報付加プログラム及び不正判定プログラムを用いた不正判定システムとして構成することもできる。
【0044】
つまり、本発明にかかる課題を解決する第19の発明は、オーソリデータの履歴情報を用いた不正判定システムであって、利用者からの取引依頼にかかる第一のオーソリデータを受け付けるオーソリデータ受付手段と、前記利用者の過去の取引にかかるオーソリデータを記憶するオーソリデータ記憶手段と、前記第一のオーソリデータと、前記オーソリデータ記憶手段から取得した前記利用者について前記第一のオーソリデータの直前の利用時間に該当する第二のオーソリデータとを対比して、履歴情報を作成する履歴情報作成手段と、前記第一のオーソリデータについて設けられたレコードに前記履歴情報を付加して、前記オーソリデータ記憶手段に記憶させる履歴情報付加手段と、オーソリデータから不正を判定するための判定ルールを記憶する不正ルール記憶手段と、前記履歴情報を取得し、前記不正ルール記憶手段を参照して前記取引依頼に関する不正の判定を行う不正判定手段と、を備えることを特徴とする不正判定システムである。
【0045】
本発明にかかる課題を解決する第20の発明は、オーソリデータの履歴情報を用いた不正判定システムであって、利用者からの取引依頼にかかる第一のオーソリデータを受け付けるオーソリデータ受付手段と、前記利用者の過去の取引にかかるオーソリデータを記憶するオーソリデータ記憶手段と、オーソリデータから不正を判定するための判定ルールを記憶する不正ルール記憶手段と、前記第一のオーソリデータと、前記オーソリデータ記憶手段に記憶された前記利用者について前記第一のオーソリデータの直前の利用時間に該当する第二のオーソリデータとを対比して、履歴情報を作成する履歴情報作成手段と、前記履歴情報について前記不正ルール記憶手段を参照して、前記取引依頼に関する不正の判定を行う不正判定手段と、を備えることを特徴とする不正判定システム。
【0046】
第19の発明及び第20の発明において、前記履歴情報には、前記第一のオーソリデータに含まれる利用時間と前記第二のオーソリデータに含まれる利用時間との利用時間の差、利用金額の差の少なくとも一つが含まれることを特徴とすることもできる。前記履歴情報には、前記第二のオーソリデータに含まれる利用商品又はサービスに関するデータが含まれることを特徴としてもよい。
【0047】
第19の発明にかかる不正判定システムは、上記の第1、第2、第7、第8の発明にかかる履歴情報付加プログラム及び不正判定プログラムを備えている。第20の発明にかかる不正判定システムは、上記の第13、第14の発明にかかる不正判定プログラムを備えている。
【0048】
本発明にかかる課題を解決する第21の発明は、オーソリデータの履歴情報を用いた不正判定システムであって、利用者からの取引依頼にかかる第一のオーソリデータを受け付けるオーソリデータ受付手段と、前記利用者の過去の取引にかかるオーソリデータを記憶するオーソリデータ記憶手段と、前記第一のオーソリデータと、前記オーソリデータ記憶手段から取得した前記利用者について前記第一のオーソリデータの利用時間から一定時間内の利用時間が記録されたオーソリデータを特定して、履歴情報を作成する履歴情報作成手段と、前記第一のオーソリデータについて設けられたレコードに前記履歴情報を付加して、前記オーソリデータ記憶手段に記憶させる履歴情報付加手段と、オーソリデータから不正を判定するための判定ルールを記憶する不正ルール記憶手段と、前記履歴情報を取得し、前記不正ルール記憶手段を参照して前記取引依頼に関する不正の判定を行う不正判定手段と、を備えることを特徴とする不正判定システムである。
【0049】
本発明にかかる課題を解決する第22の発明は、オーソリデータの履歴情報を用いた不正判定システムであって、利用者からの取引依頼にかかる第一のオーソリデータを受け付けるオーソリデータ受付手段と、前記利用者の過去の取引にかかるオーソリデータを記憶するオーソリデータ記憶手段と、前記第一のオーソリデータと、前記オーソリデータ記憶手段から取得した前記利用者について前記第一のオーソリデータの利用時間から一定時間内の利用時間が記録されたオーソリデータを特定して、履歴情報を作成する履歴情報作成手段と、前記第一のオーソリデータについて設けられたレコードに前記履歴情報を付加して、前記オーソリデータ記憶手段に記憶させる履歴情報付加手段と、オーソリデータから不正を判定するための判定ルールを記憶する不正ルール記憶手段と、前記履歴情報を取得し、前記不正ルール記憶手段を参照して前記取引依頼に関する不正の判定を行う不正判定手段と、を備えることを特徴とする不正判定システムである。
【0050】
第21の発明及び第22の発明において、前記履歴情報には、該当するオーソリデータの件数又は該当するオーソリデータの利用金額の合計額の少なくとも一つが含まれることを特徴とすることもできる。前記履歴情報には、該当するオーソリデータに記録された利用商品若しくはサービス又は地域情報の少なくとも一つが含まれることを特徴としてもよい。
【0051】
第21の発明にかかる不正判定システムは、上記の第3乃至第6、第9乃至第12の発明にかかる履歴情報付加プログラム及び不正判定プログラムを備えている。第22の発明にかかる不正判定システムは、上記の第15乃至第18の発明にかかる不正判定プログラムを備えている。
【0052】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について、図面を用いて以下に詳細に説明する。尚、以下において説明する実施形態は本発明の一例であって、本発明はかかる実施形態に限定されるものではない。
【0053】
図1、図2は、本発明にかかる履歴情報を用いた不正判定システムの、それぞれ第一の実施形態、第二の実施形態の構成を示すブロック図である。図3は、本発明にかかる履歴情報を用いた不正判定システムにおいて用いられる、オーソリデータのフローを示す図である。図4は、本発明にかかる履歴情報を用いた不正判定システムの、オーソリ履歴データベースの構成を示す図である。図5は、本発明にかかる履歴情報付加プログラムの処理フローを示すフローチャートである。
【0054】
図1において、本発明にかかる不正判定システムを含むスコアリングシステム10は、履歴情報付加部11、オーソリ履歴記憶部12、スコア値算出受付部13、スコア値算出部14、スコア値送信部15及びスコア値算出ロジック記憶部16より構成されている。
【0055】
店舗端末30から送信された不正判定依頼にかかるオーソリデータは、カード管理システム20を介してスコア値算出受付部13で受け付けられる。受信したオーソリデータは、オーソリ履歴記憶部12に当該オーソリデータを格納するためのレコードが設けられ、履歴情報付加部11において履歴情報が付加されてオーソリ履歴記憶部12に履歴情報を付加した1レコードとして格納される。
【0056】
図3は、本発明にかかる履歴情報を用いた不正判定システムにおいて用いられる、オーソリデータのフローを示しているが、上記のオーソリデータへの履歴付加のフローは次のように行われる。スコア値算出受付部13が受け付けたオーソリデータは、履歴情報付加部11において履歴情報が付加されてオーソリ履歴記憶部12に格納される。オーソリ履歴記憶部12には、各々のオーソリデータに履歴情報が付加されて1レコードに格納されており、スコア値を算出する際にはオーソリデータと併せて履歴情報が付加されたデータが、スコア値算出のために用いられる。
【0057】
オーソリデータに履歴情報が付加されたレコードの例は、図4に示した通りである。オーソリ履歴記憶部12には、クレジットカードの利用者毎にテーブルが設けられ、各々のテーブルにおいてオーソリデータ毎に設けられたレコードには、まずオーソリデータに含まれる基本的な因子として、利用日、利用時間、商品コード及び金額にかかるフィールドが設けられている。通常のオーソリデータを記憶するデータベースにはこれらのオーソリデータのみが格納されるが、ここではさらに顧客の履歴データとして、当日利用回数、前回利用商品コード、前回利用時間との差及び前回利用金額との差にかかるフィールドが設けられている。これらの履歴情報をスコア値の判定に用いることで、より信頼性の高い不正の判定が可能になる。
【0058】
顧客の履歴データにかかるフィールドに記録するデータは、履歴情報付加部11において、同一の利用者についての直前の利用時にかかるレコードを特定して前回のオーソリデータを取得し、当日利用回数及び前回利用商品コードを特定する。さらに、判定の対象となるオーソリデータと前回のオーソリデータから利用時間と利用金額の差を算出し、前回利用時間との差及び前回利用金額との差を特定する。
【0059】
尚、履歴情報付加部11において作成される履歴データは、図4の例のように直前の利用時にかかるレコードから特定されるものには限られない。例えば、利用時間が24時間以内といった一定時間内のレコードを全て特定してその件数をカウントし、一定時間内にクレジットカードが使用された回数を不正判定のキーに用いることもできる。一定時間内の利用金額の合計値を用いてもよい。また、前回購入した商品、過去1ヶ月に最も多く利用した商品といった買廻り情報や、前回購入した場所などの地域情報を用いてもよい。
【0060】
また、履歴情報付加部11において作成される履歴データは1レコード化してオーソリ履歴記憶部12に保存されるため、新たな履歴データの作成においては、オーソリデータ自体からだけでなく、オーソリデータに付加されて保存された過去の履歴データを用いて作成することができる。例えば、前回との利用時間の差を履歴データとして付加している場合には、オーソリデータに含まれる利用時間をキーに一定時間内に該当するレコードを特定し、それらのレコードの履歴データを参照して利用時間の差をキーに一定時間以内に連続して利用された件数を算出することにより、短時間の間に頻繁に利用が繰り返されたか否かを判断することができる。また、前回との利用金額の差を履歴データとして付加している場合には、オーソリデータに含まれる利用時間をキーに一定時間内に該当するレコードを特定し、それらのレコードの履歴データを参照して利用金額の差をキーに一定金額以内である件数を算出することにより、一定金額以内の利用が一定時間内に頻繁に繰り返されたか否かを判断することもできる。
【0061】
尚、この例ではオーソリ履歴記憶部12に記憶されたオーソリデータに対して、履歴データを付加して1レコード化してさらにオーソリ履歴記憶部12に格納することとしているが、オーソリデータを記憶させるデータベースと、オーソリデータに履歴データを付加して1レコード化されたデータを記憶させるデータベースは、物理的に異なるデータベースを用いてもよい。例えば前者は顧客管理システムに設置し、後者はスコアリングシステムに設置することも可能であり、どのような機能のシステム内に備えられているかが限定されるものではない。
【0062】
スコア値算出部14では、オーソリ履歴記憶部12のスコア値を算出するオーソリデータにかかるレコードより、オーソリデータとこれに付加された履歴情報を取得する。取得したオーソリデータと履歴情報から、スコア値算出ロジック記憶部16に記憶されたロジックに従ってスコア値が算出され、算出したスコアをスコア値送信部15からカード管理システム20に送信する。
【0063】
スコア値算出ロジック記憶部16には、オーソリデータから不正のスコアを算出するためのロジックと、履歴情報から不正のスコアを算出するためのロジック、オーソリデータ及び履歴情報のそれぞれから算出されたスコアから最終的なスコア値を算出するためのロジックが記憶されている。尚、これらのロジックは、必ずしも物理的に同一の記憶装置に備えられていなくてもよく、少なくともこれらのロジックがスコアリングシステム10内に記憶されていればよい。
【0064】
オーソリデータから不正のスコアを算出するためのロジックには、過去のケースから不正の可能性の高いものについてのルールを定めたルールベース、ニューラルネットワークを用いたスコアリング、ベイジアンネットワークを用いたスコアリングなどを用いることが可能であり、これらを複数組み合わせたものであってもよい。
【0065】
履歴情報から不正のスコアを算出するためのロジックとしては、直前の利用時との利用時間の差、直前の利用時との利用金額の差等から不正の可能性が高いと判断されるケースを定めてスコアに反映することが可能である。直前の利用時で購入された商品やサービスの内容との関連を定めると、さらに信頼性の高い判定が可能になる。
【0066】
図4の例で言えば、番号2〜6のオーソリデータは、各々のデータ自体は特に不正の傾向を示すものではないとする。しかしながら、番号2では履歴情報から短時間に同一金額の商品を連続して購入していることが把握され、さらにオーソリデータと履歴情報の商品コードを参照することで、連続して購入しているのが同一種類の商品であることを把握できるので、不正の可能性が高いとスコアに反映することができる。利用金額の差については、オーソリデータで利用金額の絶対値を参照することにより、高額の商品を連続して購入していることを把握することもできる。番号4、番号5についても同様で、短時間に金額の差が小さい同一種類の商品を連続して購入することが把握され、不正の可能性が高いとスコアに反映することができる。このように、オーソリデータ単独では不正の可能性を判断しにくいものが、履歴情報を参照することでより確度の高い判定を行うことが可能になる。
【0067】
図2は、本発明にかかる履歴情報を用いた不正判定システムの、第二の実施形態の構成を示している。この実施形態においても、スコアリングシステム10に備えられる要素に相違はないが、履歴情報を付加する手順が異なることとなる。ここでは、スコア値算出部13が不正の判定依頼にかかるオーソリデータを受け付けると、過去のオーソリデータを格納したオーソリ履歴記憶部12から直前の利用時にかかるオーソリデータを取得し、履歴情報付加部11が受け付けたオーソリデータと直前の利用時にかかるオーソリデータから利用時間の差等を算出して受け付けたオーソリデータに付加し、スコア値算出部14に送信する。又は、オーソリ履歴記憶部12から一定時間内に該当するオーソリデータの件数や利用金額の合計額等を取得し、これらのデータをオーソリデータに付加して、スコア値算出部14に送信する。この部分以外の手順は、先に説明した第一の実施形態と同様である。
【0068】
但し、先に説明したように、付加された履歴情報からさらに新たな履歴情報を作成して判定に用いるためには、履歴情報付加部11において作成した履歴情報は、オーソリデータと1レコード化してオーソリ履歴記憶部12に格納することが必要になる。
【0069】
図5のフローチャートを用いて、本発明にかかる履歴情報付加プログラムの処理フローについて説明する。尚、このフォローチャートは直前のオーソリデータを取得して履歴情報を付加する場合のフローであり、この他にも一定時間内に該当する複数のオーソリデータを参照するなど、本発明にかかる履歴情報付加プログラムには様々なパターンが存在する。
【0070】
まず、不正の判定依頼にかかるオーソリデータを受信する(S01)。受け付けたオーソリデータに対して、過去のオーソリデータを格納したデータベースで直前の利用時にかかるレコードの利用日を参照する(S02)。利用日が同一であるか否かを判定して(S03)、同一である場合には、直前の利用時にかかるレコードの当日利用回数に1を加算した値を、受け付けたオーソリデータについて設けたレコードの「当日利用回数」のフィールドに記録する(S04)。また、直前の利用時にかかるレコードの利用時間と受け付けたオーソリデータの利用時間との差を算出し、「前回利用時間との差」のフィールドに記録する(S05)。さらに、直前の利用時にかかるレコードの利用金額と受け付けたオーソリデータの利用金額との差を算出し、「前回利用金額との差」のフィールドに記録する(S06)。
【0071】
同一でない場合には、受け付けたオーソリデータについて設けたレコードの「当日利用回数」のフィールドに1を記録する(S07)。また、「前回利用時間との差」のフィールドには、「本日初回利用」と記録する(S08)。さらに、「前回利用金額との差」のフィールドにも、「本日初回利用」と記録する(S09)。
【0072】
最後に、直前の利用時にかかるレコードの商品コードを取得して、受け付けたオーソリデータについて設けたレコードの「前回利用商品コード」のフィールドに記録して(S06)、履歴情報を付加して1レコード化する処理を終了する。
【0073】
【発明の効果】
本発明により、不正の判定依頼を受け付けたオーソリデータ自体からの情報だけでなく、過去の利用実績にかかる履歴情報からの判定結果を不正判定のスコア値に反映することができるので、より信頼性の高いスコア値を算出することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる履歴情報を用いた不正判定システムの、第一の実施形態の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明にかかる履歴情報を用いた不正判定システムの、第二の実施形態の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明にかかる履歴情報を用いた不正判定システムにおいて用いられる、オーソリデータのフローを示す図である。
【図4】本発明にかかる履歴情報を用いた不正判定システムの、オーソリ履歴データベースの構成を示す図である。
【図5】本発明にかかる履歴情報付加プログラムの処理フローを示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 スコアリングシステム
11 履歴情報付加部
12 オーソリ履歴記憶部
13 スコア値算出受付部
14 スコア値算出部
15 スコア値送信部
16 スコア値算出ロジック記憶部
20 カード管理システム
21 オーソリ情報記憶部
30 店舗端末

Claims (32)

  1. オーソリデータに履歴情報を付加するためのプログラムであって、コンピュータに、
    利用者からの取引依頼にかかる第一のオーソリデータを受信するステップと、
    オーソリデータの履歴を記憶するオーソリ履歴データベースの、前記利用者について前記第一のオーソリデータの直前の利用時間に該当する第二のオーソリデータにかかるレコードより、前記第二のオーソリデータの利用時間に関するデータを取得するステップと、
    前記利用時間に関するデータと前記第一のオーソリデータにかかる利用時間に関するデータから利用時間の差を算出するステップと、
    前記利用時間の差を前記第一のオーソリデータにかかるレコードに記録して前記オーソリ履歴データベースに記憶させるステップと、
    を実行させるための履歴情報付加プログラム。
  2. オーソリデータに履歴情報を付加するためのプログラムであって、コンピュータに、
    利用者からの取引依頼にかかる第一のオーソリデータを受信するステップと、
    オーソリデータの履歴を記憶するオーソリ履歴データベースの、前記利用者について前記第一のオーソリデータの直前の利用時間に該当する第二のオーソリデータにかかるレコードより、前記第二のオーソリデータの利用金額に関するデータを取得するステップと、
    前記利用金額に関するデータと前記第一のオーソリデータにかかる利用金額に関するデータから利用金額の差を算出するステップと、
    前記利用金額の差を前記第一のオーソリデータにかかるレコードに記録して前記オーソリ履歴データベースに記憶させるステップと、
    を実行させるための履歴情報付加プログラム。
  3. 前記コンピュータに、
    オーソリデータの履歴を記憶するオーソリ履歴データベースの、前記利用者について前記第一のオーソリデータの直前の利用時間に該当する第二のオーソリデータにかかるレコードより、前記第二のオーソリデータの利用商品又はサービスに関するデータを取得するステップと、
    前記利用商品又はサービスに関するデータを前記第一のオーソリデータにかかるレコードに記録して前記オーソリ履歴データベースに記憶させるステップと、
    を実行させることを特徴とする請求項1又は2記載の履歴情報付加プログラム。
  4. オーソリデータに履歴情報を付加するためのプログラムであって、コンピュータに、
    利用者からの取引依頼にかかる第一のオーソリデータを受信するステップと、
    オーソリデータの履歴を記憶するオーソリ履歴データベースから、前記利用者について前記第一のオーソリデータの利用時間から一定時間内の利用時間が記録されたオーソリデータを特定して、該当するオーソリデータの件数を取得するステップと、
    前記件数を前記第一のオーソリデータにかかるレコードに記録して前記オーソリ履歴データベースに記憶させるステップと、
    を実行させるための履歴情報付加プログラム。
  5. オーソリデータに履歴情報を付加するためのプログラムであって、コンピュータに、
    利用者からの取引依頼にかかる第一のオーソリデータを受信するステップと、
    オーソリデータの履歴を記憶するオーソリ履歴データベースから、前記利用者について前記第一のオーソリデータの利用時間から一定時間内の利用時間が記録されたオーソリデータを特定して、該当するオーソリデータの利用金額の合計額を取得するステップと、
    前記合計額を前記第一のオーソリデータにかかるレコードに記録して前記オーソリ履歴データベースに記憶させるステップと、
    を実行させるための履歴情報付加プログラム。
  6. オーソリデータに履歴情報を付加するためのプログラムであって、コンピュータに、
    利用者からの取引依頼にかかる第一のオーソリデータを受信するステップと、
    オーソリデータの履歴を記憶するオーソリ履歴データベースから、前記利用者について前記第一のオーソリデータの利用時間から一定時間内の利用時間が記録されたオーソリデータに記録された少なくとも一つの利用商品又はサービスを特定するステップと、
    前記利用商品又はサービスに関するデータを前記第一のオーソリデータにかかるレコードに記録して前記オーソリ履歴データベースに記憶させるステップと、
    を実行させるための履歴情報付加プログラム。
  7. オーソリデータに履歴情報を付加するためのプログラムであって、コンピュータに、
    利用者からの取引依頼にかかる第一のオーソリデータを受信するステップと、
    オーソリデータの履歴を記憶するオーソリ履歴データベースから、前記利用者について前記第一のオーソリデータの利用時間から一定時間内の利用時間が記録されたオーソリデータに記録された少なくとも一つの地域情報を特定するステップと、
    前記地域情報を前記第一のオーソリデータにかかるレコードに記録して前記オーソリ履歴データベースに記憶させるステップと、
    を実行させるための履歴情報付加プログラム。
  8. 前記コンピュータに、
    オーソリデータの履歴を記憶するオーソリ履歴データベースの、前記利用者について前記第一のオーソリデータの直前の利用時間に該当する第二のオーソリデータにかかるレコードより、前記第二のオーソリデータの利用日に関するデータを取得するステップと、
    前記利用日に関するデータと前記第一のオーソリデータにかかる利用日に関するデータから利用日が同一かを判定するステップと、
    前記利用日が同一でないと判定すると、当日の初回利用であることを前記第一のオーソリデータにかかるレコードに記録して前記オーソリ履歴データベースに記憶させるステップと、
    を実行させることを特徴とする請求項1乃至6いずれかに記載の履歴情報付加プログラム。
  9. オーソリデータに付加された履歴情報を用いて不正を判定するためのプログラムであって、コンピュータに、
    オーソリデータの履歴を記憶するオーソリ履歴データベースの、利用者からの取引依頼にかかる第一のオーソリデータにかかるレコードより、前記第一のオーソリデータと前記第一のオーソリデータの直前の利用時間に該当する第二のオーソリデータとの利用時間の差に関するデータを取得するステップと、
    前記利用時間の差から不正の判定ルールを記憶する判定ルールデータベースを参照して前記取引依頼に関する不正の判定を行うステップと、
    を実行させるための不正判定プログラム。
  10. オーソリデータに付加された履歴情報を用いて不正を判定するためのプログラムであって、コンピュータに、
    オーソリデータの履歴を記憶するオーソリ履歴データベースの、利用者からの取引依頼にかかる第一のオーソリデータにかかるレコードより、前記第一のオーソリデータと前記第一のオーソリデータの直前の利用時間に該当する第二のオーソリデータとの利用時間の差に関するデータ及び前記第二のオーソリデータの利用商品又はサービスに関するデータを取得するステップと、
    前記利用時間の差及び前記利用商品又はサービスに関するデータから不正の判定ルールを記憶する判定ルールデータベースを参照して前記取引依頼に関する不正の判定を行うステップと、
    を実行させるための不正判定プログラム。
  11. オーソリデータに付加された履歴情報を用いて不正を判定するためのプログラムであって、コンピュータに、
    オーソリデータの履歴を記憶するオーソリ履歴データベースの、利用者からの取引依頼にかかる第一のオーソリデータにかかるレコードより、前記第一のオーソリデータと前記第一のオーソリデータの直前の利用時間に該当する第二のオーソリデータとの利用金額の差に関するデータを取得するステップと、
    前記利用金額の差から不正の判定ルールを記憶する判定ルールデータベースを参照して前記取引依頼に関する不正の判定を行うステップと、
    を実行させるための不正判定プログラム。
  12. オーソリデータに付加された履歴情報を用いて不正を判定するためのプログラムであって、コンピュータに、
    オーソリデータの履歴を記憶するオーソリ履歴データベースの、利用者からの取引依頼にかかる第一のオーソリデータにかかるレコードより、前記第一のオーソリデータと前記第一のオーソリデータの直前の利用時間に該当する第二のオーソリデータとの利用金額の差に関するデータ及び前記第二のオーソリデータの利用商品又はサービスに関するデータを取得するステップと、
    前記利用金額の差及び前記利用商品又はサービスに関するデータから不正の判定ルールを記憶する判定ルールデータベースを参照して前記取引依頼に関する不正の判定を行うステップと、
    を実行させるための不正判定プログラム。
  13. オーソリデータに付加された履歴情報を用いて不正を判定するためのプログラムであって、コンピュータに、
    オーソリデータの履歴を記憶するオーソリ履歴データベースの、利用者からの取引依頼にかかる第一のオーソリデータにかかるレコードより、前記利用者について前記第一のオーソリデータの利用時間から一定時間内の利用時間が記録されたオーソリデータの件数を取得するステップと、
    前記件数から不正の判定ルールを記憶する判定ルールデータベースを参照して前記取引依頼に関する不正の判定を行うステップと、
    を実行させるための不正判定プログラム。
  14. オーソリデータに付加された履歴情報を用いて不正を判定するためのプログラムであって、コンピュータに、
    オーソリデータの履歴を記憶するオーソリ履歴データベースの、利用者からの取引依頼にかかる第一のオーソリデータにかかるレコードより、前記利用者について前記第一のオーソリデータの利用時間から一定時間内の利用時間が記録されたオーソリデータの利用金額の合計額を取得するステップと、
    前記合計額から不正の判定ルールを記憶する判定ルールデータベースを参照して前記取引依頼に関する不正の判定を行うステップと、
    を実行させるための不正判定プログラム。
  15. オーソリデータに付加された履歴情報を用いて不正を判定するためのプログラムであって、コンピュータに、
    オーソリデータの履歴を記憶するオーソリ履歴データベースの、利用者からの取引依頼にかかる第一のオーソリデータにかかるレコードより、前記利用者について前記第一のオーソリデータの利用時間から一定時間内の利用時間が記録されたオーソリデータの中から選択された少なくとも一つの利用商品又はサービスに関するデータを取得するステップと、
    前記利用商品又はサービスに関するデータから不正の判定ルールを記憶する判定ルールデータベースを参照して前記取引依頼に関する不正の判定を行うステップと、
    を実行させるための不正判定プログラム。
  16. オーソリデータに付加された履歴情報を用いて不正を判定するためのプログラムであって、コンピュータに、
    オーソリデータの履歴を記憶するオーソリ履歴データベースの、利用者からの取引依頼にかかる第一のオーソリデータにかかるレコードより、前記利用者について前記第一のオーソリデータの利用時間から一定時間内の利用時間が記録されたオーソリデータの中から選択された少なくとも一つの地域情報を取得するステップと、
    前記地域情報から不正の判定ルールを記憶する判定ルールデータベースを参照して前記取引依頼に関する不正の判定を行うステップと、
    を実行させるための不正判定プログラム。
  17. オーソリデータの履歴情報から不正を判定するためのプログラムであって、コンピュータに、
    利用者からの取引依頼にかかる第一のオーソリデータを受信するステップと、
    オーソリデータの履歴を記憶するオーソリ履歴データベースの、前記利用者について前記第一のオーソリデータの直前の利用時間に該当する第二のオーソリデータにかかるレコードより、前記第二のオーソリデータの利用時間に関するデータを取得するステップと、
    前記第二のオーソリデータの利用時間に関するデータと前記第一のオーソリデータにかかる利用時間に関するデータから利用時間の差を算出するステップと、
    前記利用時間の差から不正の判定ルールを記憶する判定ルールデータベースを参照して前記取引依頼に関する不正の判定を行うステップと、
    を実行させるための不正判定プログラム。
  18. オーソリデータの履歴情報から不正を判定するためのプログラムであって、コンピュータに、
    利用者からの取引依頼にかかる第一のオーソリデータを受信するステップと、
    オーソリデータの履歴を記憶するオーソリ履歴データベースの、前記利用者について前記第一のオーソリデータの直前の利用時間に該当する第二のオーソリデータにかかるレコードより、前記第二のオーソリデータの利用時間に関するデータ及び前記第二のオーソリデータの利用商品又はサービスに関するデータを取得するステップと、
    前記第二のオーソリデータの利用時間に関するデータと前記第一のオーソリデータにかかる利用時間に関するデータから利用時間の差を算出するステップと、
    前記利用時間の差及び前記利用商品又はサービスに関するデータから不正の判定ルールを記憶する判定ルールデータベースを参照して前記取引依頼に関する不正の判定を行うステップと、
    を実行させるための不正判定プログラム。
  19. オーソリデータの履歴情報から不正を判定するためのプログラムであって、コンピュータに、
    利用者からの取引依頼にかかる第一のオーソリデータを受信するステップと、
    オーソリデータの履歴を記憶するオーソリ履歴データベースの、前記利用者について前記第一のオーソリデータの直前の利用時間に該当する第二のオーソリデータにかかるレコードより、前記第二のオーソリデータの利用金額に関するデータを取得するステップと、
    前記第二のオーソリデータの利用金額に関するデータと前記第一のオーソリデータにかかる利用金額に関するデータから利用金額の差を算出するステップと、
    前記利用金額の差から不正の判定ルールを記憶する判定ルールデータベースを参照して前記取引依頼に関する不正の判定を行うステップと、
    を実行させるための不正判定プログラム。
  20. オーソリデータの履歴情報から不正を判定するためのプログラムであって、コンピュータに、
    利用者からの取引依頼にかかる第一のオーソリデータを受信するステップと、
    オーソリデータの履歴を記憶するオーソリ履歴データベースの、前記利用者について前記第一のオーソリデータの直前の利用時間に該当する第二のオーソリデータにかかるレコードより、前記第二のオーソリデータの利用金額に関するデータ及び前記第二のオーソリデータの利用商品又はサービスに関するデータを取得するステップと、
    前記第二のオーソリデータの利用金額に関するデータと前記第一のオーソリデータにかかる利用金額に関するデータから利用金額の差を算出するステップと、
    前記利用金額の差及び前記利用商品又はサービスに関するデータから不正の判定ルールを記憶する判定ルールデータベースを参照して前記取引依頼に関する不正の判定を行うステップと、
    を実行させるための不正判定プログラム。
  21. オーソリデータに付加された履歴情報を用いて不正を判定するためのプログラムであって、コンピュータに、
    利用者からの取引依頼にかかる第一のオーソリデータを受信するステップと、
    オーソリデータの履歴を記憶するオーソリ履歴データベースにおいて、前記利用者について前記第一のオーソリデータの利用時間から一定時間内の利用時間が記録されたオーソリデータを特定して、該当するオーソリデータの件数を取得するステップと、
    前記件数から不正の判定ルールを記憶する判定ルールデータベースを参照して前記取引依頼に関する不正の判定を行うステップと、
    を実行させるための不正判定プログラム。
  22. オーソリデータに付加された履歴情報を用いて不正を判定するためのプログラムであって、コンピュータに、
    利用者からの取引依頼にかかる第一のオーソリデータを受信するステップと、
    オーソリデータの履歴を記憶するオーソリ履歴データベースにおいて、前記利用者について前記第一のオーソリデータの利用時間から一定時間内の利用時間が記録されたオーソリデータを特定して、該当するオーソリデータの利用金額の合計額を取得するステップと、
    前記合計額から不正の判定ルールを記憶する判定ルールデータベースを参照して前記取引依頼に関する不正の判定を行うステップと、
    を実行させるための不正判定プログラム。
  23. オーソリデータの履歴情報から不正を判定するためのプログラムであって、コンピュータに、
    利用者からの取引依頼にかかる第一のオーソリデータを受信するステップと、
    オーソリデータの履歴を記憶するオーソリ履歴データベースから、前記利用者について前記第一のオーソリデータの利用時間から一定時間内の利用時間が記録されたオーソリデータに記録された少なくとも一つの利用商品又はサービスを特定するステップと、
    前記利用商品又はサービスに関するデータから不正の判定ルールを記憶する判定ルールデータベースを参照して前記取引依頼に関する不正の判定を行うステップと、
    を実行させるための不正判定プログラム。
  24. オーソリデータの履歴情報から不正を判定するためのプログラムであって、コンピュータに、
    利用者からの取引依頼にかかる第一のオーソリデータを受信するステップと、
    オーソリデータの履歴を記憶するオーソリ履歴データベースから、前記利用者について前記第一のオーソリデータの利用時間から一定時間内の利用時間が記録されたオーソリデータに記録された少なくとも一つの地域情報を特定するステップと、
    前記地域情報から不正の判定ルールを記憶する判定ルールデータベースを参照して前記取引依頼に関する不正の判定を行うステップと、
    を実行させるための不正判定プログラム。
  25. オーソリデータの履歴情報を用いた不正判定システムであって、
    利用者からの取引依頼にかかる第一のオーソリデータを受け付けるオーソリデータ受付手段と、
    前記利用者の過去の取引にかかるオーソリデータを記憶するオーソリデータ記憶手段と、
    前記第一のオーソリデータと、前記オーソリデータ記憶手段から取得した前記利用者について前記第一のオーソリデータの直前の利用時間に該当する第二のオーソリデータとを対比して、履歴情報を作成する履歴情報作成手段と、
    前記第一のオーソリデータについて設けられたレコードに前記履歴情報を付加して、前記オーソリデータ記憶手段に記憶させる履歴情報付加手段と、
    オーソリデータから不正を判定するための判定ルールを記憶する不正ルール記憶手段と、
    前記履歴情報を取得し、前記不正ルール記憶手段を参照して前記取引依頼に関する不正の判定を行う不正判定手段と、
    を備えることを特徴とする不正判定システム。
  26. オーソリデータの履歴情報を用いた不正判定システムであって、
    利用者からの取引依頼にかかる第一のオーソリデータを受け付けるオーソリデータ受付手段と、
    前記利用者の過去の取引にかかるオーソリデータを記憶するオーソリデータ記憶手段と、
    オーソリデータから不正を判定するための判定ルールを記憶する不正ルール記憶手段と、
    前記第一のオーソリデータと、前記オーソリデータ記憶手段に記憶された前記利用者について前記第一のオーソリデータの直前の利用時間に該当する第二のオーソリデータとを対比して、履歴情報を作成する履歴情報作成手段と、
    前記履歴情報について前記不正ルール記憶手段を参照して、前記取引依頼に関する不正の判定を行う不正判定手段と、
    を備えることを特徴とする不正判定システム。
  27. 前記履歴情報には、前記第一のオーソリデータに含まれる利用時間と前記第二のオーソリデータに含まれる利用時間との利用時間の差、利用金額の差の少なくとも一つが含まれることを特徴とする請求項25又は26記載の不正判定システム。
  28. 前記履歴情報には、前記第二のオーソリデータに含まれる利用商品又はサービスに関するデータが含まれることを特徴とする請求項27記載の不正判定システム。
  29. オーソリデータの履歴情報を用いた不正判定システムであって、
    利用者からの取引依頼にかかる第一のオーソリデータを受け付けるオーソリデータ受付手段と、
    前記利用者の過去の取引にかかるオーソリデータを記憶するオーソリデータ記憶手段と、
    前記第一のオーソリデータと、前記オーソリデータ記憶手段から取得した前記利用者について前記第一のオーソリデータの利用時間から一定時間内の利用時間が記録されたオーソリデータを特定して、履歴情報を作成する履歴情報作成手段と、
    前記第一のオーソリデータについて設けられたレコードに前記履歴情報を付加して、前記オーソリデータ記憶手段に記憶させる履歴情報付加手段と、
    オーソリデータから不正を判定するための判定ルールを記憶する不正ルール記憶手段と、
    前記履歴情報を取得し、前記不正ルール記憶手段を参照して前記取引依頼に関する不正の判定を行う不正判定手段と、
    を備えることを特徴とする不正判定システム。
  30. オーソリデータの履歴情報を用いた不正判定システムであって、
    利用者からの取引依頼にかかる第一のオーソリデータを受け付けるオーソリデータ受付手段と、
    前記利用者の過去の取引にかかるオーソリデータを記憶するオーソリデータ記憶手段と、
    オーソリデータから不正を判定するための判定ルールを記憶する不正ルール記憶手段と、
    前記第一のオーソリデータと、前記オーソリデータ記憶手段に記憶された前記利用者について前記第一のオーソリデータの利用時間から一定時間内の利用時間が記録されたオーソリデータを特定して、履歴情報を作成する履歴情報作成手段と、
    前記履歴情報について前記不正ルール記憶手段を参照して、前記取引依頼に関する不正の判定を行う不正判定手段と、
    を備えることを特徴とする不正判定システム。
  31. 前記履歴情報には、該当するオーソリデータの件数又は該当するオーソリデータの利用金額の合計額の少なくとも一つが含まれることを特徴とする請求項29又は30記載の不正判定システム。
  32. 前記履歴情報には、該当するオーソリデータに記録された利用商品若しくはサービス又は地域情報の少なくとも一つが含まれることを特徴とする請求項29又は30記載の不正判定システム。
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