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JP2004337502A - 入力装置及びゲームシステム - Google Patents

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JP2004337502A
JP2004337502A JP2003140220A JP2003140220A JP2004337502A JP 2004337502 A JP2004337502 A JP 2004337502A JP 2003140220 A JP2003140220 A JP 2003140220A JP 2003140220 A JP2003140220 A JP 2003140220A JP 2004337502 A JP2004337502 A JP 2004337502A
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JP2003140220A
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Takanobu Umigami
貴信 海上
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Namco Ltd
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Namco Ltd
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Publication date
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Abstract

【課題】ゲーム装置が備える非接触型の入力装置において、従来と比較して低コスト化及び小型化を図り、家庭用のゲーム装置に適用可能な入力装置の実現を目的としている。
【解決手段】ゲーム装置に接続される入力パッド40は、ミラー44とイメージセンサ43と制御IC46とをその内部に備える。制御IC46は、検出エリア50を等分割した複数の桝52毎に、イメージセンサ43が該桝52を撮像できるよう、ミラー44を適切に傾斜させる。そして、イメージセンサ43による各桝52の撮像画像を解析して、玩具20が載置されている桝52や該玩具20の識別ID、載置向きを判断し、判断結果を上記ゲーム装置に出力する。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像生成装置に接続される入力装置及びゲームシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、所定の配置領域に配置されたカードや玩具等の被検出物の配置状態(種類や位置、向き等)を検出する入力装置を備え、この載置状態を入力情報としてゲームを実行するゲーム装置が知られている。入力装置は、被検出物の検出方法の観点から見ると、電磁誘導を利用する接触型、撮像画像を解析する非接触型、の2種類に分類される。
【0003】
例えば非接触型の入力装置を備えたゲーム装置としては、特許文献1に開示されているように、選手の写真を印刷した選手カードを被検出物として使用してサッカーゲームを実行するカードゲーム装置等がある。具体的には、このカードゲーム装置は、メイン制御部に接続されたディスプレイ及び複数の端末装置を備えて構成される。そして、プレーヤが、端末装置のカード配置パネルに選手カードを並べると、端末装置内部のイメージセンサによって選手カードの裏面に記録されているカードデータが読み取られ、読み取ったデータに基づいてチームを構成する選手のデータが作成されてサッカーゲームが実行される。プレーヤは、選手カードの配置を換えることで、選手のポジションやフォーメーションの変更を指示することができる。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−301264号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1に記載のカードゲーム装置等では、イメージセンサは、カード配置パネルの全面に亘る撮像を行う。つまり、サッカーゲームを実行するゲーム装置であれば、1チームに相当する少なくとも11枚分の選手カードを配置可能な程度の広さを有するカード配置パネルの全面に亘る撮影を行う。このため、高画素/高精度のイメージセンサが必要となる。このことは、イメージセンサの高価格化、即ち入力装置の高価格化につながるため、業務用のゲーム装置に比べて価格が重要視される家庭用ゲーム装置への適用は困難であった。
【0006】
また、カード配置パネル全体に亘る撮像を行うため、端末装置の筐体内部空間が大きくなり、端末装置の大型化が避けられない。この点でも、上記カードゲーム装置の家庭用のゲーム装置への適用は非常に困難であった。
【0007】
上記事情に鑑み、本発明は、ゲーム装置が備える非接触型の入力装置において、従来と比較して低コスト化及び小型化を図り、家庭用のゲーム装置に適用可能な入力装置の実現を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、
識別情報及び位置情報を入力する入力手段と、形象物の識別情報と当該形象物の形態を模したキャラクタの画像情報を含むキャラクタ情報とが対応付けられた複数のキャラクタ情報の中から、前記入力手段により入力された識別情報に対応するキャラクタ情報を選択する選択手段と、前記入力手段により入力された位置情報に基づいて仮想空間中の位置を決定する位置決定手段と、前記仮想空間中の前記決定された位置に、前記選択手段により選択されたキャラクタ情報に基づくキャラクタを配置した前記仮想空間の画像を生成する画像生成手段と、を備えた画像生成装置に接続される入力装置であって、
撮像手段(例えば、図5のイメージセンサ43)と、
上面が複数の個別載置領域(例えば、図5の桝52)に区分され、各個別載置領域に識別情報(例えば、図2の二次元バーコード22)が底面に記された形象物(例えば、図5の玩具20)を載置可能な光透過性を有する載置板(例えば、図5の検出エリア50)と、
前記載置板の下方に所定軸(例えば、実施の形態におけるX傾斜軸及びY傾斜軸)で軸支された光反射部(例えば、図5のミラー44)と、
前記所定軸による前記光反射部の支持角度を可変する支持角度可変手段(例えば、図5の制御IC46;図8のX軸モータ45a及びY軸モータ45b)と、
前記個別載置領域毎に撮像するために、前記支持角度可変手段による支持角度の可変及び前記撮像手段による撮像を断続的に行うように制御する制御手段(例えば、図5の制御IC46、図8のモータ駆動制御部110及び撮像制御部120)と、
前記制御手段による制御によって撮像された各個別載置領域の撮像画像に、▲1▼識別情報が含まれているか否か、▲2▼含まれていた場合の当該識別情報を認識する識別情報認識手段(例えば、図5の制御IC46;図8の載置有無判断部130及び識別ID判断部140)と、
前記識別情報認識手段により認識された識別情報、及び、当該識別情報が含まれていた撮像画像に対応する個別載置領域の前記載置板に対する位置の情報を前記画像生成装置に出力する出力手段(例えば、図5の制御IC46;図8の入力制御部100)と、
を備えることを特徴としている。
【0009】
この請求項1に記載の発明によれば、複数の個別載置領域に区分された載置板の上面に載置された形象物の識別情報及び位置情報を、接続されている画像生成装置に出力する入力装置を実現できる。詳細には、この入力装置では、個別載置領域毎に、支持角度可変手段による反射部の支持角度の可変、及び撮像手段による撮像を断続的に行うように制御することで、各個別載置領域の撮像を行う。そして、各個別載置領域の撮像画像に含まれていた識別情報を認識して、認識した識別情報、及びこの識別情報が含まれていた個別載置領域の載置板に対する位置の情報を、上記画像生成装置に出力する。
【0010】
従って、載置板を区分した個別載置領域毎に撮像を行う、即ち部分的に撮像するため、載置板全体を撮像する従来の方法と比較して撮像手段の画素数が少なくて済み、撮像手段の低コスト化、即ち入力装置の低コスト化を実現するとともに、小型化を実現することができる。
【0011】
ここで、撮像手段は、光電変換機能を持つ撮像素子(例えば、CCDやCMOSイメージセンサ)によって実現できる。
【0012】
また、請求項2に記載の発明のように、請求項1に記載の入力装置において、
前記画像生成装置の入力手段は、更に、向き情報を入力し、
前記画像生成装置の画像生成手段は、更に、前記入力手段により入力された向き情報に基づく向きでキャラクタを前記仮想空間に配置し、
前記識別情報認識手段は、更に、▲3▼撮像画像中の識別情報の表記向きを認識し、
前記出力手段は、更に、前記識別情報認識手段により認識された表記向きに関する向き情報を前記画像生成装置に出力する、
こととしても良い。
【0013】
この請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の効果を奏するとともに、更に、撮像画像中の識別情報の表記向きを認識し、認識した表記向きに関する向き情報を画像生成装置に出力する入力装置を実現できる。
【0014】
また、請求項3に記載の発明のように、請求項1に記載の入力装置において、
前記画像生成装置の入力手段は、更に、向き情報を入力し、
前記画像生成装置の画像生成手段は、更に、前記入力手段により入力された向き情報に基づく向きでキャラクタを前記仮想空間に配置し、
前記形象物の底面には、底面中心から外れた位置に識別子(例えば、図2のマーカ24)が記されており、
前記識別情報認識手段は、更に、▲3▼撮像画像中の識別子の位置に基づいて形象物の載置向きを認識し、
前記出力手段は、更に、前記識別情報認識手段により認識された載置向きに関する向き情報を前記画像生成装置に出力する、
こととしても良い。
【0015】
この請求項3に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の効果を奏するとともに、更に、撮像画像中の識別子の位置に基づいて形象物の載置向きを認識し、認識した載置向きに関する向き情報を画像生成装置に出力する入力装置を実現できる。
【0016】
更に、請求項4に記載の発明のように、請求項1に記載の入力装置において、
前記画像生成装置の入力手段は、更に、向き情報を入力し、
前記画像生成装置の画像生成手段は、更に、前記入力手段により入力された向き情報に基づく向きでキャラクタを前記仮想空間に配置し、
前記形象物の底面は、指向性を有する形状に形成されており、
前記識別情報認識手段は、更に、▲3▼撮像画像に含まれている形象物の底面の形状に基づいて当該形象物の載置向きを認識し、
前記出力手段は、更に、前記識別情報認識手段により認識された載置向きに関する向き情報を前記画像生成装置に出力する、
こととしても良い。
【0017】
この請求項4に記載の発明のよれば、請求項1に記載の発明と同様の効果を奏するとともに、更に、撮像画像に含まれている形象物の底面の形状からこの形象物の載置向きを認識し、認識した載置向きに関する向き情報を画像生成装置に出力する入力装置を実現できる。
【0018】
また、請求項5に記載の発明は、
撮像画像及び撮像画像の撮像位置識別情報を入力する入力手段と、前記入力手段により入力された撮像画像に、▲1▼識別情報が含まれているか否か、▲2▼含まれていた場合の当該識別情報を認識する識別情報認識手段と、形象物の識別情報と当該形象物の形態を模したキャラクタの画像情報を含むキャラクタ情報とが対応付けられた複数のキャラクタ情報の中から、前記識別情報認識手段により認識された識別情報に対応するキャラクタ情報を選択する選択手段と、前記入力手段により入力された撮像位置識別情報に基づいて仮想空間中の位置を決定する位置決定手段と、前記仮想空間中の前記決定された位置に、前記選択手段により選択されたキャラクタ情報に基づくキャラクタを配置した前記仮想空間の画像を生成する画像生成手段と、を備えた画像生成装置に接続される入力装置であって、
撮像手段(例えば、図5のイメージセンサ43)と、
上面が複数の個別載置領域(例えば、図5の桝52)に区分され、各個別載置領域に識別情報が底面に記された形象物(例えば、図5の玩具20)を載置可能な光透過性を有する載置板(例えば、図5の検出エリア50)と、
前記載置板の下方に所定軸(例えば、実施の形態におけるX傾斜軸及びY傾斜軸)で軸支された光反射部(例えば、図5のミラー44)と、
前記所定軸による前記光反射部の支持角度を可変する支持角度可変手段(例えば、図8のX軸モータ54a及びY軸モータ54b)と、
前記個別載置領域毎に撮像するために、前記支持角度可変手段による支持角度の可変及び前記撮像手段による撮像を断続的に行うように制御する制御手段(例えば、図5の制御IC46;図8の入力制御部100)と、
前記制御手段による制御によって撮像された各個別載置領域の撮像画像及び当該各個別載置領域の前記載置板に対する位置の識別情報を前記画像生成装置に出力する出力手段(例えば、図5の制御IC54;図8の入力制御部100)と、
を備えることを特徴としている。
【0019】
この請求項5に記載の発明によれば、形象物を載置する載置板を区分した複数の個別載置領域毎の撮像画像及びこの撮像画像の撮像位置情報を、接続されている画像生成装置に出力する入力装置を実現できる。詳細には、この入力装置では、個別載置領域毎に、支持角度可変手段による反射部の支持角度の可変、及び撮像手段による撮像を断続的に繰り返し行うように制御することで、各個別載置領域の撮像を行う。そして、各個別載置領域の撮像画像、及びこの各個別載置領域の載置板に対する位置の識別情報を、上記画像生成装置に出力する。
【0020】
従って、載置板を区分した個別載置領域毎に撮像を行う、即ち部分的に撮像するため、載置板全体を撮像する従来の方法と比較して撮像手段の画素数が少なくて済み、撮像手段の低コスト化、即ち入力装置の低コスト化を実現するとともに、小型化を実現することができる。
【0021】
請求項6に記載の発明は、
識別情報及び位置情報を入力する入力手段と、キャラクタの図柄が印刷された所定の印刷物の識別情報と当該印刷物に印刷されたキャラクタの画像情報を含むキャラクタ情報とが対応付けられた複数のキャラクタ情報の中から、前記入力手段により入力された識別情報に対応するキャラクタ情報を選択する選択手段と、前記入力手段により入力された位置情報に基づいて仮想空間中の位置を決定する位置決定手段と、前記仮想空間中の前記決定された位置に、前記選択手段により選択されたキャラクタ情報に基づくキャラクタを配置した前記仮想空間の画像を生成する画像生成手段と、を備えた画像生成装置に接続される入力装置であって、
撮像手段と、
上面が複数の個別載置領域に区分され、各個別載置領域に識別情報が裏面に印刷された印刷物を載置可能な光透過性を有する載置板と、
前記載置板の下方に所定軸で軸支された光反射部と、
前記所定軸による前記光反射部の支持角度を可変する支持角度可変手段と、
前記個別載置領域毎に撮像するために、前記支持角度可変手段による支持角度の可変、及び前記撮像手段による撮像を断続的に行うように制御する制御手段と、
前記制御手段による制御によって撮像された各個別載置領域の撮像画像に、▲1▼識別情報が含まれているか否か、▲2▼含まれていた場合の当該識別情報を認識する識別情報認識手段と、
前記識別情報認識手段により認識された識別情報、及び、当該識別情報が含まれていた撮像画像に対応する個別載置領域の前記載置板に対する位置の情報を前記画像生成装置に出力する出力手段と、
を備えることを特徴としている。
【0022】
この請求項6に記載の発明によれば、複数の個別載置領域に区分された載置板の上面に載置された印刷物の識別情報及び位置情報を、接続されている画像生成装置に出力する入力装置を実現できる。詳細には、この入力装置では、個別載置領域毎に、支持角度可変手段による反射部の支持角度の可変、及び撮像手段による撮像を断続的に行うように制御することで、各個別載置領域の撮像を行う。そして、各個別載置領域の撮像画像に含まれていた識別情報を認識して、認識した識別情報、及びこの識別情報が含まれていた個別載置領域の載置板に対する位置の情報を、上記画像生成装置に出力する。
【0023】
従って、載置板を区分した個別載置領域毎に撮像を行う、即ち部分的に撮像するため、載置板全体を撮像する従来の方法と比較して撮像手段の画素数が少なくて済み、撮像手段の低コスト化、即ち入力装置の低コスト化を実現するとともに、小型化を実現することができる。
【0024】
また、請求項7に記載の発明は、
撮像画像及び撮像画像の撮像位置識別情報を入力する入力手段と、前記入力手段により入力された撮像画像に、▲1▼識別情報が含まれているか否か、▲2▼含まれていた場合の当該識別情報を認識する識別情報認識手段と、キャラクタの図柄が印刷された印刷物の識別情報と当該印刷物に印刷されたキャラクタの画像情報を含むキャラクタ情報とが対応付けられた複数のキャラクタ情報の中から、前記識別情報認識手段により認識された識別情報に対応するキャラクタ情報を選択する選択手段と、前記入力手段により入力された撮像位置識別情報に基づいて仮想空間中の位置を決定する位置決定手段と、前記仮想空間中の前記決定された位置に、前記選択手段により選択されたキャラクタ情報に基づくキャラクタを配置した前記仮想空間の画像を生成する画像生成手段と、を備えた画像生成装置に接続される入力装置であって、
撮像手段と、
上面が複数の個別載置領域に区分され、各個別載置領域に識別情報が裏面に記された印刷物を載置可能な光透過性を有する載置板と、
前記載置板の下方に所定軸で軸支された光反射部と、
前記所定軸による前記光反射部の支持角度を可変する支持角度可変手段と、
前記個別載置領域毎に撮像するために、前記支持角度可変手段による支持角度の可変及び前記撮像手段による撮像を断続的に行うように制御する制御手段と、
前記制御手段による制御によって撮像された各個別載置領域の撮像画像及び当該各個別載置領域の前記載置板に対する位置の識別情報を前記画像生成装置に出力する出力手段と、
を備えることを特徴としている。
【0025】
この請求項7に記載の発明によれば、印刷物を載置する載置板を区分した複数の個別載置領域毎の撮像画像及びこの撮像画像の撮像位置情報を、接続されている画像生成装置に出力する入力装置を実現できる。詳細には、この入力装置では、個別載置領域毎に、支持角度可変手段による反射部の支持角度の可変、及び撮像手段による撮像を断続的に繰り返し行うように制御することで、各個別載置領域の撮像を行う。そして、各個別載置領域の撮像画像、及びこの各個別載置領域の載置板に対する位置の識別情報を、上記画像生成装置に出力する。
【0026】
従って、載置板を区分した個別載置領域毎に撮像を行う、即ち部分的に撮像するため、載置板全体を撮像する従来の方法と比較して撮像手段の画素数が少なくて済み、撮像手段の低コスト化、即ち入力装置の低コスト化を実現するとともに、小型化を実現することができる。
【0027】
また、請求項8に記載の発明は、
請求項1〜4の何れか一項に記載の入力装置と、
前記入力装置から識別情報及び位置情報を入力する入力手段と、形象物の識別情報と当該形象物の形態を模したキャラクタの画像情報を含むキャラクタ情報とが対応付けられた複数のキャラクタ情報の中から、前記入力手段により入力された識別情報に対応するキャラクタ情報を選択する選択手段と、前記入力手段により入力された位置情報に基づいて仮想空間中の位置を決定する位置決定手段と、前記ゲーム空間中の前記決定された位置に、前記選択手段により選択されたキャラクタ情報に基づくキャラクタを配置した前記ゲーム空間の画像を生成する画像生成手段とを備えた画像生成装置(例えば、図1のゲーム装置本体1;図8のゲーム装置400)と、
を具備したゲームシステムである。
【0028】
この請求項8に記載の発明によれば、請求項1〜4の何れか一項に記載の発明と同様の効果を奏する入力装置と、この入力装置から入力された、複数の個別載置領域に区分された載置板の上面に載置された形象物の識別情報及び位置情報に基づいてキャラクタを配置したゲーム空間の画像を生成する画像生成装置と、を具備したゲームシステムを実現できる。
【0029】
また、請求項9に記載の発明は、
請求項5に記載の入力装置と、
前記入力装置から撮像画像及び撮像画像の撮像位置識別情報を入力する入力手段と、前記入力手段により入力された撮像画像に、▲1▼識別情報が含まれているか否か、▲2▼含まれていた場合の当該識別情報を認識する識別情報認識手段と、形象物の識別情報と当該形象物の形態を模したキャラクタの画像情報を含むキャラクタ情報とが対応付けられた複数のキャラクタ情報の中から、前記識別情報認識手段により認識された識別情報に対応するキャラクタ情報を選択する選択手段と、前記入力手段により入力された撮像位置識別情報に基づいてゲーム空間中の位置を決定する位置決定手段と、前記ゲーム空間中の前記決定された位置に、前記選択手段により選択されたキャラクタ情報に基づくキャラクタを配置した前記ゲーム空間の画像を生成する画像生成手段とを備えた画像生成装置(例えば、図1のゲーム装置本体1;図8のゲーム装置400)と、
を具備したゲームシステムである。
【0030】
この請求項9に記載の発明によれば、請求項5に記載の発明と同様の効果を奏する入力装置と、この入力装置から入力された、形象物を載置する載置板を区分した複数の個別載置領域毎の撮像画像及びこの撮像画像の撮像位置情報に基づいてキャラクタを配置したゲーム空間の画像を生成する画像生成装置と、を具備したゲームシステムを実現できる。
【0031】
また、請求項10に記載の発明は、
請求項6に記載の入力装置と、
前記入力装置から識別情報及び位置情報を入力する入力手段と、キャラクタの図柄が印刷された印刷物の識別情報と当該印刷物に印刷されたキャラクタの画像情報を含むキャラクタ情報とが対応付けられた複数のキャラクタ情報の中から、前記入力手段により入力された識別情報に対応するキャラクタ情報を選択する選択手段と、前記入力手段により入力された位置情報に基づいて仮想空間中の位置を決定する位置決定手段と、前記ゲーム空間中の前記決定された位置に、前記選択手段により選択されたキャラクタ情報に基づくキャラクタを配置した前記ゲーム空間の画像を生成する画像生成手段とを備えた画像生成装置と、
を具備したゲームシステムである。
【0032】
この請求項10に記載の発明によれば、請求項6に記載の発明と同様の効果を奏する入力装置と、この入力装置から入力された、複数の個別載置領域に区分された載置板の上面に載置された印刷物の識別情報及び位置情報に基づいてキャラクタを配置したゲーム空間の画像を生成する画像生成装置と、を具備したゲームシステムを実現できる。
【0033】
また、請求項11に記載の発明は、
請求項7に記載の入力装置と、
前記入力装置から撮像画像及び撮像画像の撮像位置識別情報を入力する入力手段と、前記入力手段により入力された撮像画像に、▲1▼識別情報が含まれているか否か、▲2▼含まれていた場合の当該識別情報を認識する識別情報認識手段と、キャラクタの図柄が印刷された印刷物の識別情報と当該印刷物に印刷されたキャラクタの画像情報を含むキャラクタ情報とが対応付けられた複数のキャラクタ情報の中から、前記識別情報認識手段により認識された識別情報に対応するキャラクタ情報を選択する選択手段と、前記入力手段により入力された撮像位置識別情報に基づいてゲーム空間中の位置を決定する位置決定手段と、前記ゲーム空間中の前記決定された位置に、前記選択手段により選択されたキャラクタ情報に基づくキャラクタを配置した前記ゲーム空間の画像を生成する画像生成手段とを備えた画像生成装置と、
を具備したゲームシステムである。
【0034】
この請求項11に記載の発明によれば、請求項7に記載の発明と同様の効果を奏する入力装置と、この入力装置から入力された、印刷物を載置する載置板を区分した複数の個別載置領域毎の撮像画像及びこの撮像画像の撮像位置情報に基づいてキャラクタを配置したゲーム空間の画像を生成する画像生成装置と、を具備したゲームシステムを実現できる。
【0035】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。尚、以下の説明においては、本発明を、プレーヤの判断によりストーリが展開するRPG(ロールプレイングゲーム)における戦闘シーンに適用した場合について説明するが、本発明の適用がこれに限定されるものではない。
【0036】
[ゲーム装置の概要]
図1は、本発明を家庭用ゲーム装置に適用した場合の一例を示す図である。同図によれば、ゲーム装置本体1には、ディスプレイ2と、ゲームコントローラ3と、入力パッド40と、が接続されている。
【0037】
ゲームを実行するために必要な情報であるゲーム情報は、ゲーム装置本体1に着脱自在な情報記憶媒体5,6等に格納される。具体的には、ゲームプログラムや初期データ等は、CD−ROMやDVD等の情報記憶媒体5に格納されており、ゲーム中の所定のタイミングやプレーヤによるセーブ操作に応じて保持されるプレイデータは、メモリカードやICメモリ等の情報記憶媒体6に格納される。
【0038】
或いは、ゲーム情報は、ゲーム装置本体1に具備された通信装置7を介して通信回線Nに接続し、外部装置から取得しても良い。通信回線Nは、データ授受が可能な通信路を意味する。即ち、通信回線Nとは、直接接続のための専用線(専用ケーブル)やイーサネット(登録商標)等によるLANの他、電話通信網やケーブル網、インターネット等の通信網を含む意味であり、また、通信方法については有線/無線を問わない。
【0039】
ゲーム装置本体1は、例えばCPU等の演算処理装置、情報記憶媒体5、6に格納されているデータ等を読み出すための読取装置を有する。そして、情報記憶媒体5,6から読み出したゲーム情報や、ゲームコントローラ3や入力パッド40から入力される操作信号等に基づいて種々のゲーム処理を実行し、ディスプレイ2にゲーム画面を表示させる。
【0040】
入力パッド40は、検出エリア50内の位置等を指定する玩具20と組み合わせて使用される入力装置である。玩具20は、入力パッド40上に安定して載置可能なよう、底面が略平板状に形成された台座20aと、例えば“ヒト”や“ネコ”、“キョウリュウ“等の形象物の形象を模した模型部20bと、からなる。
【0041】
玩具20を構成する台座20aは、何れの玩具20にあっても同一の形状/大きさに形成されている。そして、この台座20aの底面(入力パッド40上に接触して載置される面)には、図2の前下方斜視図に示すように、玩具20を識別する識別IDがコード化された二次元バーコード22と、玩具20の正面方向を示す識別子であるマーカ24と、が記されている。
【0042】
ここで、台座20aの底面に記される二次元バーコード22及びマーカ24は、該底面に印刷(印字)されることとしても良いし、二次元バーコード22及びマーカ24を印刷したシールを該底面に貼付することとしても良い。また、識別IDには、製造番号等の玩具20を特定するための情報の他、該玩具20の形象対象物の種類(例えば、“ヒト”や“ネコ”、“キョウリュウ”等)を示す情報等が含まれる。
【0043】
以下では、入力パッド40の方向を、次のように定義する。即ち、図1において、ゲーム装置本体1と接続されるケーブルが設けられている側を正面(前)とし、操作ボタン41,42が設けられている側を手前(後)とし、また、右を右、左を左、上を上、下を下として説明する。
【0044】
また、入力パッド40の上面に形成されている検出エリア50は、図1に示すように、3×2の桝目状に等分割(区分)され、合計6つの桝52a〜52f(以下、包括的に「桝52」と称し、各桝52の識別番号を「♯1〜♯6」とする。)を備えている。桝52は、玩具20の台座20aがほぼ収まる大きさ(例えば、桝52の長辺の長さが、台座20aの直径の約1.0〜1.5倍)に形成されており、各桝52内には、それぞれ1体の玩具20を載置することができる。
【0045】
そして、入力パッド40は、所与のタイミングで、検出エリア50内に載置された玩具20の底面に記されている二次元バーコード22及びマーカ24を検出することで、該玩具20の識別IDや載置された位置(以下、「載置位置」と称する。)、載置された向き(以下、「載置向き」と称する。)を検出し、ゲーム装置本体1に出力する。
【0046】
玩具20の載置位置は、検出エリア50を構成する桝52を単位として検出される。例えば図1では、玩具20の載置位置は桝52d(識別番号は「♯4」)であると検出される。尚、1つの玩具20が複数の桝52に跨って配置された場合には、検出不能と判断される。
【0047】
また、玩具20の載置向きは、入力パッド40の正面方向に対して、玩具20の正面のが何れの方向を向いているかで表され、前/後/左/右の4方向で検出される。具体的には、図3に示すように、桝52をその2本の対角線によって分割した4つの領域54a〜54dの内、何れにマーカ24が位置するかによって判断される。
【0048】
即ち、マーカ24が、正面側の領域54aに位置する場合には、載置向きが“前”と判断され、右側の領域54bに位置する場合には、載置向きが“右”と判断され、左側の領域54cに位置する場合には、載置向きが“左”と判断され、手前側の領域54dに位置する場合には、載置向きが“後”と判断される。従って、例えば図1では、玩具20−1の載置向きは、“前”であると検出される。
【0049】
プレーヤは、ディスプレイ2に表示されるゲーム画面を見ながら、ゲームコントローラ3や入力パッド40を操作してゲームを楽しむ。具体的には、プレーヤは、ゲームのストーリ展開に従ってゲームコントローラ3を操作することによりゲームを進行させるとともに、ゲーム中に敵キャラクタに遭遇して戦闘モードが開始された場合には、玩具20を入力パッド40上に載置する。
【0050】
より具体的には、戦闘モードにおいて、入力パッド40上に玩具20を載置すると、この載置された玩具20の形態を模したキャラクタを、プレーヤの操作対象のキャラクタ(以下、「操作対象キャラクタ」と称する。)としてゲーム空間内に配置したゲーム画面が表示される。
【0051】
図4(a)は、戦闘モードにおける入力パッド40上の玩具20の載置状態の一例を示す図である。同図によれば、検出エリア50の桝52bには、玩具20−2が“左”を向いて載置されており、また、桝52fには、玩具20−3が“前”を向いて載置されている。
【0052】
また、図4(b)は、戦闘モードにおけるゲーム画面の一例を示す図であり、同図(a)に示した載置状態に該当するゲーム画面を示している。同図によれば、ゲーム画面GWには、操作対象キャラクタが配置される自戦闘エリア60と、敵キャラクタが配置される敵戦闘エリア70と、が表示されている。
【0053】
自戦闘エリア60は、入力パッド40上の検出エリア50と同様に、3×2の桝目状に分割されており、自戦闘エリア60を構成する各桝62a〜62f(以下、包括的に「桝62」と称する。)は、それぞれが、検出エリア50の桝52a〜52fと一対一で対応付けられている。
【0054】
そして、自戦闘エリア60の各桝62には、検出エリア50の対応する桝52に載置された玩具20に該当する操作対象キャラクタが、その載置向きに合わせて配置される。例えば同図では、自戦闘エリア60の桝62bには、玩具20−2に該当する操作対象キャラクタ64−2が“左”を向いて配置されており、桝62fには、玩具20−3に該当する操作対象キャラクタ64−3が“前”を向いて配置されている。
【0055】
このように、プレーヤは、戦闘モードにおいて、入力パッド40の検出エリア50の桝52に手持ちの玩具20を載置することで、ゲーム空間内に設定された自戦闘エリア60の所望の位置に、所望の向きで、操作対象キャラクタを配置させることができる。
【0056】
[入力パッドの内部構造]
図5(a)は、入力パッド40の内部の概略構造を示す斜透視図である。同図によれば、入力パッド40の内部には、イメージセンサ43と、ミラー44と、制御IC46と、イメージセンサ43や制御IC46、後述するモータ等に動作用の電源を供給するための電源回路(不図示)と、が設けられている。また、入力パッド40の上面部分、詳細には検出エリア50が形成されている部分は、光透過性を有する平板(例えば透明なアクリル板やガラス板等)によって構成されている。
【0057】
イメージセンサ43は、例えばCCDやCMOSイメージセンサ等の光電変換機能を有する固体撮像素子であり、撮像対象の二次元画像を生成する。また、イメージセンサ43は、制御IC46に接続されており、制御IC46からの撮像指示に従って撮像動作を行うとともに、撮像画像を制御IC46に出力する。
【0058】
ミラー44は、入射光を反射する反射板(反射部)であり、その反射光(出射光)を、イメージセンサ43の受光部である撮像面に導くように配設されている。詳細には、ミラー44は、検出エリア50の所与の桝52からの入射光を反射してイメージセンサ43の撮像面に導くよう、傾斜を付けて配置されている。
【0059】
即ち、入力パッド40内では、桝52から、ミラー44を介してイメージセンサ43の撮像面に至る(以下、単に「イメージセンサ43に至る」と称する。)光路Lが形成される。即ち、イメージセンサ43は、入力パッド40内部から見た桝52を撮像する。
【0060】
例えば同図では、玩具20が載置されている桝52bから、ミラー44を介してイメージセンサ43に至る光路Lが形成されている。従って、イメージセンサ43は桝52bを撮像し、この撮像画像には、玩具20の台座20aの底面の画像が含まれる。
【0061】
また、ミラー44は、所定の二軸で傾斜自在に軸支して配置されており、この傾斜度合によって、異なる光路Lが形成される。即ち、形成される光路Lが異なることで、イメージセンサ43によって撮像される桝52が異なる。
【0062】
具体的には、同図において、入力パッド40の前後方向をX軸、上下方向をY軸、左右方向をZ軸とするXYZ直交座標系を定義すると、ミラー44は、X軸及びY軸に平行な軸(それぞれを、「X傾斜軸」及び「Y傾斜軸」と称する。)を傾斜軸として傾斜される。そして、図5(b)に示すように、X傾斜軸で傾斜された場合のX−Y平面に対するミラー44の傾斜角度θと、図5(c)に示すように、Y傾斜軸で傾斜された場合のX−Y平面に対するミラー44の傾斜角度φと、によって、イメージセンサ43によって撮像される桝52が決定される。
【0063】
但し、傾斜角度θは、ミラー44を、X軸の正方向から見て反時計回りに傾斜させた場合を正とし、傾斜角度φは、ミラー44を、Y軸正方向から見て反時計回りに傾斜させた場合を正とする。また、説明の簡明のため、イメージセンサ43及びミラー44は、X傾斜軸及びY傾斜軸の交点とイメージセンサ43の撮像面の中心位置とを結ぶ直線が、Z軸と平行となるように配設されているものとする。
【0064】
図6(a)は、X傾斜軸でのミラー44の傾斜を説明するための図であり、入力パッド40の縦断面を、X軸の正方向から見た概略図である。同図によれば、ミラー44を傾斜角度θ1(>0)で傾斜させると、桝52a或いは52dから、ミラー44を介してイメージセンサ43に至る光路L1が形成される。従って、イメージセンサ43は、桝52a或いは52dを撮像する。尚、ここで桝52a、52dの何れが撮像されるかは、後述するように、傾斜角度φによって決まる。
【0065】
また、ミラー44を傾斜角度θ2(>θ1)で傾斜させると、桝52b或いは52eから、ミラー44を介してイメージセンサ43に至る光路L2が形成される。従って、イメージセンサ43は、桝52b或いは52eを撮像する。尚、ここで桝52b、52eの何れが撮像されるかは、後述するように、傾斜角度φによって決まる。
【0066】
また、ミラー44を傾斜角度θ3(>θ2)で傾斜させると、桝52c或いは52fから、ミラー44を介してイメージセンサ43に至る光路L3が形成される。従って、イメージセンサ43は、桝52c或いは52fを撮像する。尚、ここで桝52c、52fの何れが検出されるかは、後述するように、傾斜角度φによって決まる。
【0067】
図6(b)は、Y傾斜軸でのミラー44の傾斜を説明するための図であり、入力パッド40の平面図を、Y軸の正方向から見た概略図を示している。但し、同図では、ミラー44は、X傾斜軸によって傾斜角度θ1だけ傾斜されている(即ち、イメージセンサ43は、桝52a或いは52dを撮像可能である。)とする。
【0068】
同図によれば、ミラー44を傾斜角度φ1(>0)で傾斜させると、桝52aから、ミラー44を介してイメージセンサ43に到達する光路L4が形成される。従って、イメージセンサ43は、桝52aを撮像する。
【0069】
また、ミラー44を傾斜角度φ4(<0)で傾斜させると、桝52dから、ミラー44を介してイメージセンサ43に到達する光L5eが形成される。従って、イメージセンサ43は、桝52dを撮像する。
【0070】
更に、図示されていないが、これ以外の桝52b、52c、52e、52fについても同様である。具体的には、ミラー44がX傾斜軸によって傾斜角度θ2だけ傾斜されている場合には、ミラー44を傾斜角度φ2(>0)で傾斜させると、イメージセンサ43は、桝52bを撮像し、傾斜角度φ5(<0)で傾斜させると、桝52eを撮像する。また、ミラー44がX傾斜軸によって傾斜角度θ3だけ傾斜されている場合には、ミラー44を傾斜角度φ3(>0)で傾斜させると、イメージセンサ43は、桝52cを撮像し、傾斜角度φ6(<0)で傾斜させると、桝52fを撮像する。
【0071】
このように、X−Y平面に対するミラー44の傾斜角度θ、φの値の組み合わせによって、イメージセンサ43は、異なる桝52を撮像する。
【0072】
ところで、撮像画像は、ミラー44の反射に起因する反転を生じる。
図7は、玩具20の載置向きと、イメージセンサ43による撮像画像と、の関係を示す図である。イメージセンサ43は、図5(a)において、正面側を右、手前側を左、上側を上、下側を下の向きに配設されている。ここでは、説明の簡明のため、玩具20の台座20aの底面には、同図(a)に示すように、文字「B」及びマーカ44が記されているものとする。
【0073】
そして、同図(b)は、該玩具20の載置向きが“前”であった場合の撮像画像を示し、同図(c)は、玩具20の載置向きが“後”であった場合の撮像画像を示し、同図(d)は、玩具20の載置向きが“右”であった場合の撮像画像を示し、同図(e)は、玩具20の載置向きが“左”であった場合の撮像画像を示している。
【0074】
このように、イメージセンサ43による撮像画像は、反転が生じた画像となっている。このため、識別IDや載置向きの判断は、この反転を考慮して行う必要がある。
【0075】
また、X傾斜軸及びY傾斜軸によるミラー44の傾斜は、制御IC46からの駆動制御信号によってそれぞれ別個に駆動される不図示の2つのモータによって実現される。該モータが、例えばステッピングモータによって実現される場合、回転角度量を決定する入力パルスを制御することで、ミラー44を所望の角度だけ傾斜させることができる。また、DCモータ等で実現される場合には、入力パッド40は、更に、ミラー44の傾斜角度を検出するための角度センサを備え、角度センサによって検出される傾斜角度θ、φが所望の角度となるように該DCモータを制御することで、ミラー44を適切に傾斜させることができる。
【0076】
図5において、制御IC46は、画像解析機能を有するCPUや、記憶部であるROMやRAM等を備えており、制御IC46に接続されたイメージセンサ43や上記モータ等を制御する。具体的には、制御IC46は、各桝52毎に、当該桝52をイメージセンサ43が撮像できる傾斜角度θ、φでミラー44を傾斜させるように上記モータを駆動させるとともに、イメージセンサ43による撮像を行わせる。また、イメージセンサ43から入力される撮像画像を解析して、該桝52における玩具20の載置有無や識別ID、載置向きを判断する。
【0077】
[機能構成]
図8は、本実施の形態のゲーム装置400及びゲーム装置400に接続される入力パッド40の内部構成を示すブロック図である。同図によれば、入力パッド40は、ミラー44と、ミラー44をX傾斜軸で傾斜させるX軸モータ45aと、ミラー44をY傾斜軸で傾斜させるY軸モータ45bと、イメージセンサ43と、入力制御部100と、入力記憶部200と、を備えて構成される。
【0078】
入力制御部100は、制御IC46が有するCPUに該当し、入力パッド40における玩具20の載置状態の検出処理に係る制御を行う。また、入力制御部100には、機能部として、モータ駆動制御部110と、撮像制御部120と、載置有無判断部130と、識別ID判断部140と、載置向き判断部150と、が含まれる。
【0079】
モータ駆動制御部110は、X軸モータ45a及びY軸モータ45bの駆動動作を制御する。具体的には、傾斜角度テーブル220に従って、該当する桝52に対応する傾斜角度θだけミラー44を傾斜させるよう、X軸モータ45aに対する駆動制御信号を出力するとともに、ミラー44を傾斜角度φだけ傾斜させるよう、Y軸モータ45bに対する駆動制御信号を出力する。
【0080】
撮像制御部120は、イメージセンサ43の撮像動作を制御する。具体的には、所定のタイミングで、イメージセンサ43に対して撮像を指示する撮像指示信号を出力して撮像動作を行わせる。
【0081】
載置有無判断部130は、イメージセンサ43による撮像画像を解析して、該当する桝52に玩具20が載置されているか否か(載置有無)を判断する。具体的には、撮像画像に、二次元バーコード22及びマーカ24を含む玩具20の台座20aの底面全体が含まれていれば“載置有り”と判断し、含まれていなければ“載置無し”と判断する。
【0082】
尚ここで、載置有無判断部130は、撮像画像に台座20aの底面全体が含まれていない、即ち、底面の一部が欠けていても、二次元バーコード22及びマーカ24の双方が解析可能な程度に含まれていれば“載置有り”と判断することとしても良い。
【0083】
識別ID判断部140は、載置有無判断部130により玩具20が載置されている(載置有り)と判断された場合に、撮像画像に含まれる二次元バーコード22から、該当する桝52内に載置されている玩具20の識別IDを判断する。
【0084】
載置向き判断部150は、載置有無判断部130により玩具20が載置されている(載置有り)と判断された場合に、撮像画像中のマーカ24の位置から、該当する桝52内に載置されている玩具20の向き(載置向き)を判断する。具体的には、図3に示したように、該桝52中のどの領域54にマーカ24が位置するかによって判断する。
【0085】
入力記憶部200は、制御IC46が有するROM及びRAMに該当し、入力制御部100が後述する載置状態の検出処理を実現するための載置状態検出プログラム210と、傾斜角度テーブル220と、検出入力情報230と、を記憶する。
【0086】
傾斜角度テーブル220は、検出エリア50の各桝52をイメージセンサ43が撮像できるミラー44の傾斜角度を示すテーブルであり、図9にそのデータ構成の一例を示す。同図によれば、傾斜角度テーブル220には、検出エリア50を構成する桝52(221)毎に、X傾斜軸によるミラー44の傾斜角度θ(222)と、Y傾斜軸によるミラー44の傾斜角度φ(223)と、が対応付けて記憶されている。モータ駆動制御部110は、この傾斜角度テーブル220に従って、イメージセンサ43が該当する桝52を撮像できるよう、X軸モータ45a及びY軸モータ45bを駆動して、ミラー44を傾斜させる。
【0087】
検出入力情報230は、入力パッド40による玩具20の載置状態の検出結果の情報であり、図10にそのデータ構成の一例を示す。同図によれば、検出入力情報230は、検出エリア50を構成する桝52(231)毎に、イメージセンサ43による撮像画像(232)と、玩具20が載置されているか否かを示す載置有無(233)と、載置されている玩具20の識別ID(234)及び載置向き(235)と、を対応付けて記憶する。この検出入力情報230は、入力制御部100によって後述する載置状態の検出処理が行われる度に、最新のデータに更新される。
【0088】
また、図8によれば、ゲーム装置400は、操作入力部500と、画像表示部600と、通信部700と、本体制御部800と、本体記憶部900と、を備えて構成される。
【0089】
操作入力部500は、例えばボタンスイッチ、レバー、ダイヤル、マウス、キーボード、各種センサ等によって構成され、プレーヤによる操作入力に応じた操作入力信号を本体制御部800に出力する。図1では、ゲームコントローラ3がこれに該当する。
【0090】
画像表示部600は、画像生成部820からの画像信号に基づいて、例えば1/60秒毎に1フレームの画像を再描画しながらゲーム画面を表示する。その機能は、例えばCRT、ELD、PDP、HMD等のハードウェアによって実現される。図1では、ディスプレイ2がこれに該当する。
【0091】
通信部700は、通信回線に接続して外部装置とのデータの送受信を行う。この機能は、例えばBluetooth(登録商標)やIrDA等のモジュール、モデム、TA、有線用の通信ケーブルのジャックや制御回路等によって実現される。図1では、通信装置7がこれに該当する。
【0092】
本体制御部800は、ゲーム装置400全体の制御、ゲーム演算等の各種演算処理を行う。本体制御部800は、例えばCPU(CISC型、RISC型)、ASIC(ゲートアレイ等)等のハードウェア及び関連する制御プログラム等によって実現される。図1では、ゲーム装置本体1が有するCPU等の演算処理装置がこれに該当する。
【0093】
また、本体制御部800には、主にゲームに係る演算処理を行うゲーム演算部810と、ゲーム演算部810の処理によって求められた各種データからゲーム画面を表示させるための画像信号を生成する画像生成部820と、が含まれる。
【0094】
ゲーム演算部810は、操作入力部500や、入力パッド40から入力される操作入力信号や、本体記憶部900から読み出したプログラムやデータ等に基づいて種々のゲーム処理を実行する。ゲーム処理としては、例えば戦闘モードにおいては、入力パッド40から入力される載置状態情報に基づき、ゲーム空間内に設定した自戦闘エリア60に操作対象キャラクタ64を配置する。具体的には、識別IDに該当するキャラクタを操作対象キャラクタ64として、載置位置に応じた自戦闘エリア60内の位置に、載置向きに合わせた向きで配置する。
【0095】
画像生成部820は、ゲーム演算部810による演算結果に基づいて幾何学処理やシェーディング処理を実行し、ゲーム画面を表示するためのゲーム画像を生成する。そして、生成したゲーム画像の画像信号を画像表示部600に出力する。また、画像生成部820は、例えばCPUやDSP等の演算装置やその制御プログラム、フレームバッファ等の描画フレーム用ICメモリ等によって実現される。
【0096】
本体記憶部900は、本体制御部800にゲーム装置400を統合的に制御させるための諸機能を実現するためのシステムプログラムや、ゲームを実行させるために必要なプログラムやデータ等を含むゲーム情報を記憶する。また、本体記憶部900は、例えば各種ICメモリやハードディスク、CD−ROM、DVD、MO等の情報記憶媒体によって実現される。図1では、ゲーム装置本体1に着脱自在な情報記憶媒体5,6がこれに該当する
【0097】
[処理の流れ]
図11は、入力パッド40による載置状態の検出処理を説明するためのフローチャートである。この処理は、入力制御部100が、所与のタイミングで、入力記憶部200に記憶されている載置状態検出プログラム210を実行することで実現される。
【0098】
同図によれば、入力制御部100は、先ず、検出エリア50を構成する桝52の内から、検出対象となる一つの桝52(以下、「検出対象桝」と称する。)を設定する(ステップS11)。
【0099】
次いで、モータ駆動制御部110が、傾斜角度テーブル220を参照し、検出対象桝に対応する傾斜角度θ及びφだけミラー44を傾斜させるよう、X軸モータ45a及びY軸モータ45bに対する駆動制御信号を出力する(ステップS12)。
【0100】
X軸モータ45a及びY軸モータ45bが駆動され、ミラー44が適切に傾斜される(即ち、検出対象桝から、ミラー44を介してイメージセンサ43に至る光路Lが形成される)と、続いて、撮像制御部120が、イメージセンサ43に撮像指示信号を出力して、検出対象桝の撮像を行わせる(ステップS13)。
【0101】
そして、イメージセンサ43から撮像画像が入力されると、載置有無判断部130が、該撮像画像を解析して、検出対象桝における玩具20の載置有無を判断する(ステップS14)。
【0102】
その結果、“載置有り”と判断した場合には(ステップS14:有)、続いて、識別ID判断部140が、撮像画像に含まれる二次元バーコードから、載置されている玩具20の識別IDを判断する(ステップ15)。また、載置向き判断部150が、撮像画像中のマーカの位置から、載置されている玩具20の載置向きを判断する(ステップS16)。
【0103】
その後、入力制御部100が、全ての桝52を検出対象桝として設定し、検出を行ったか否かを判断し、行っていなければ(ステップS17:NO)、未検出の桝52の内の1つを次の検出対象桝として設定して(ステップS18)、ステップS12に移行する。
【0104】
そして、全ての桝52について検出を行うと(ステップS17:YES)、入力制御部100は、更新された検出入力情報230に基づいて、入力パッド40上に載置されているとして検出された玩具20毎に、該玩具20の識別IDと、載置位置と、載置向きと、を対応付けた載置状態情報を生成し、ゲーム装置400に出力する(ステップS19)。
以上の処理を行うと、入力制御部100は、本処理を終了する。
【0105】
尚、上述した載置状態の検出処理を開始するタイミングとしては、▲1▼入力パッド40を主体とし、所定時間(例えば、1フレームに相当する1/60秒)毎に実行する、▲2▼ゲーム装置400を主体とし、ゲーム装置400から検出指示信号が入力された場合に実行する、或いは、▲3▼入力パッド40が備える、プレーヤが検出指示を入力するための操作ボタン41が操作された場合に実行する、等がある。
【0106】
[効果]
以上、本実施の形態によれば、ゲーム装置400に接続された入力パッド40は、検出エリア50を等分割した桝52毎にミラー44を傾斜角度θ、φで適当に傾斜させることで、イメージセンサ43が該桝52を撮像する。次いで、各桝52の撮像画像について、二次元バーコード及びマーカが含まれるか否かによって玩具20の載置有無を判断し、載置有りの場合には、含まれる二次元バーコードから該玩具20の識別IDを判断するとともに、含まれるマーカから該玩具20の載置向きを判断する。そして、載置有りと判断した桝52と、判断した識別IDと、載置向きと、を対応付けた載置状態情報を、ゲーム装置400に出力する。
【0107】
従って、検出エリア50を等分割(区分)した桝52毎に撮像を行う、即ち部分的に撮像するため、検出エリア50全体を撮像する従来の方法と比較して撮像手段の画素数が少なくて済み、撮像手段であるイメージセンサ43の低コスト化、即ち入力パッド40の低コスト化を実現するとともに、小型化を実現することができる。
【0108】
[変形例]
尚、本発明の適用は、上述した実施の形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、次の変形例が挙げられる。
【0109】
(1)載置向きの検出
上述した実施の形態では、入力パッド40が検出する玩具20の載置向きを、玩具20の台座20aの底面に記されたマーカ24によって判断することとしたが、次のように検出しても良い。
【0110】
(1−1)二次元バーコード22の向き
二次元バーコード22を、玩具20の向きと関連付けた向きで記しておき、撮像画像中の二次元バーコード22の表記向きによって、該玩具20の載置向きを判断する。
【0111】
例えば、二次元バーコード22がQRコードである場合には切り出しシンボルの配置パターンが、また、データマトリクスである場合にはアライメントパターンの配置向きが、それぞれ玩具20の正面方向に対して一定の向きとなるように、該二次元バーコード22を該玩具20の台座20aの底面に記しておく。そして、載置向き判断部150は、撮像画像中の二次元バーコードの表記内容によって該玩具20の載置向きを判断する。
【0112】
(1−2)玩具20の台座20aの底面の形状
また、台座20aの底面を、指向性を有する形状に形成し、撮像画像に含まれる玩具20の台座20aの底面の形状に基づいて、該玩具20の載置向きを判断する。
【0113】
例えば、玩具20の台座20aの底面を、将棋の駒のような五角形状、且つ該五角形状の一つの角が該玩具20の正面方向に一致するように形成する。そして、載置向き判断部150は、撮像画像中の台座の底面形状である五角形状の上記一つの角の方向を正面方向として、該玩具20の載置向きを判断する。
【0114】
或いは、玩具20の台座20aの底面に、上述と同様に指向性を有する凹部を形成し、該凹部に二次元バーコード22を記すこととしても良い。
【0115】
(2)撮像画像の解析(識別IDや載置向きの判断)
また、上述した実施の形態では、入力パッド40内の制御IC46が、イメージセンサ43による撮像画像を解析して、検出エリア50内の玩具20の載置有無、識別IDや載置向きの判断を行い、判断結果をゲーム装置400に出力することとしたが、これを、ゲーム装置400が行うこととしても良い。
【0116】
具体的には、図8において、入力パッド40の入力制御部100が備える載置有無判断部130や識別ID判断部140、載置向き判断部150といった機能部を、ゲーム装置400の本体制御部800が備えることとする。そして、入力パッド40は、各桝52毎のイメージセンサ43による撮像画像を、ゲーム装置400に出力する。そして、ゲーム装置400において、本体制御部800が、入力撮像画像を解析して、検出エリア50内の玩具20の載置有無、識別IDや載置向きの判断を行う。
【0117】
(3)識別IDの表記
また、上述した実施の形態では、識別情報である識別IDを、二次元バーコード22として記す(表記)こととしたが、これに限らず、一次元バーコードやカラーバーコードとして記しても良いし、所定の変換法則に従って記号化或いは図形化して記しても良いし、或いは、識別ID(数字や文字等)そのものを記すこととしても良い。
【0118】
(4)印刷物を載置
また、入力パッド40に載置される物は、玩具20等の形象物に限られず、例えばカード等の印刷物であっても良い。この場合、カードには、キャラクタのイラストや写真等の図柄と、該カードの識別IDをコード化した二次元バーコードと、が印刷される。そして、二次元バーコードが印刷された面が裏面(入力パッド40と接触する面)となるよう、入力パッド40の枡52内にカードが載置される。
【0119】
(5)適用する装置
更に、上述した実施の形態におけるゲーム装置400を適用する具体例としては、図1に示した家庭用ゲーム装置に限定されるものではなく、例えば携帯用ゲーム装置、パーソナルコンピュータ、携帯電話機やPDA等の携帯端末等に適用しても良い。
【0120】
【発明の効果】
本発明によれば、複数の個別載置領域に区分された載置板の上面に載置された形象物の識別情報及び位置情報を、接続されている画像生成装置に出力する入力装置を実現できる。詳細には、この入力装置では、個別載置領域毎に、支持角度可変手段による反射部の支持角度の可変、及び撮像手段による撮像を断続的に行うように制御することで、各個別載置領域の撮像を行う。そして、各個別載置領域の撮像画像に含まれていた識別情報を認識して、認識した識別情報、及びこの識別情報が含まれていた個別載置領域の載置板に対する位置の情報を、上記画像生成装置に出力する。
【0121】
従って、載置板を区分した個別載置領域毎に撮像を行う、即ち部分的に撮像するため、載置板全体を撮像する従来の方法と比較して撮像手段の画素数が少なくて済み、撮像手段の低コスト化、即ち入力装置の低コスト化を実現するとともに、小型化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した家庭用ゲーム装置の外観例。
【図2】入力パッド上に載置される玩具の詳細図。
【図3】玩具の載置向きの判断を説明するための図。
【図4】戦闘モードにおける、(a)入力パッド上の玩具の載置状態の一例、(b)ゲーム画面の一例。
【図5】入力パッドの内部構造を示す概略斜視図。
【図6】(a)X傾斜軸によるミラーの傾斜を説明するための図、(b)Y傾斜軸によるミラーの傾斜を説明するための図。
【図7】玩具の載置向きと撮像画像との関係を説明するための図。
【図8】ゲーム装置及び入力パッドの内部構成を示すブロック図。
【図9】傾斜角度テーブルのデータ構成例を示す図。
【図10】検出入力情報のデータ構成例を示す図。
【図11】載置状態の検出処理の流れを説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
40 入力パッド
41、42 操作ボタン
43 イメージセンサ
44 ミラー
45a X軸モータ
45b Y軸モータ
46 制御CPU
50 検出エリア
52(52a〜52f) 桝
100 入力制御部
110 モータ駆動制御部
120 撮像制御部
130 載置有無判断部
140 識別ID判断部
150 載置向き判断部
200 入力記憶部
210 載置状態検出プログラム
220 傾斜角度テーブル
230 検出入力情報
400 ゲーム装置
500 操作入力部
600 画像表示部
700 通信部
800 本体制御部
810 ゲーム演算部
820 画像生成部
900 本体記憶部
20 玩具
20a 台座
22 二次元バーコード
24 マーカ
20b 模型部

Claims (11)

  1. 識別情報及び位置情報を入力する入力手段と、形象物の識別情報と当該形象物の形態を模したキャラクタの画像情報を含むキャラクタ情報とが対応付けられた複数のキャラクタ情報の中から、前記入力手段により入力された識別情報に対応するキャラクタ情報を選択する選択手段と、前記入力手段により入力された位置情報に基づいて仮想空間中の位置を決定する位置決定手段と、前記仮想空間中の前記決定された位置に、前記選択手段により選択されたキャラクタ情報に基づくキャラクタを配置した前記仮想空間の画像を生成する画像生成手段と、を備えた画像生成装置に接続される入力装置であって、
    撮像手段と、
    上面が複数の個別載置領域に区分され、各個別載置領域に識別情報が底面に記された形象物を載置可能な光透過性を有する載置板と、
    前記載置板の下方に所定軸で軸支された光反射部と、
    前記所定軸による前記光反射部の支持角度を可変する支持角度可変手段と、
    前記個別載置領域毎に撮像するために、前記支持角度可変手段による支持角度の可変、及び前記撮像手段による撮像を断続的に行うように制御する制御手段と、
    前記制御手段による制御によって撮像された各個別載置領域の撮像画像に、▲1▼識別情報が含まれているか否か、▲2▼含まれていた場合の当該識別情報を認識する識別情報認識手段と、
    前記識別情報認識手段により認識された識別情報、及び、当該識別情報が含まれていた撮像画像に対応する個別載置領域の前記載置板に対する位置の情報を前記画像生成装置に出力する出力手段と、
    を備えることを特徴とする入力装置。
  2. 請求項1に記載の入力装置であって、
    前記画像生成装置の入力手段は、更に、向き情報を入力し、
    前記画像生成装置の画像生成手段は、更に、前記入力手段により入力された向き情報に基づく向きでキャラクタを前記仮想空間に配置し、
    前記識別情報認識手段は、更に、▲3▼撮像画像中の識別情報の表記向きを認識し、
    前記出力手段は、更に、前記識別情報認識手段により認識された表記向きに関する向き情報を前記画像生成装置に出力する、
    ことを特徴とする入力装置。
  3. 請求項1に記載の入力装置であって、
    前記画像生成装置の入力手段は、更に、向き情報を入力し、
    前記画像生成装置の画像生成手段は、更に、前記入力手段により入力された向き情報に基づく向きでキャラクタを前記仮想空間に配置し、
    前記形象物の底面には、底面中心から外れた位置に識別子が記されており、
    前記識別情報認識手段は、更に、▲3▼撮像画像中の識別子の位置に基づいて形象物の載置向きを認識し、
    前記出力手段は、更に、前記識別情報認識手段により認識された載置向きに関する向き情報を前記画像生成装置に出力する、
    ことを特徴とする入力装置。
  4. 請求項1に記載の入力装置であって、
    前記画像生成装置の入力手段は、更に、向き情報を入力し、
    前記画像生成装置の画像生成手段は、更に、前記入力手段により入力された向き情報に基づく向きでキャラクタを前記仮想空間に配置し、
    前記形象物の底面は、指向性を有する形状に形成されており、
    前記識別情報認識手段は、更に、▲3▼撮像画像に含まれている形象物の底面の形状に基づいて当該形象物の載置向きを認識し、
    前記出力手段は、更に、前記識別情報認識手段により認識された載置向きに関する向き情報を前記画像生成装置に出力する、
    ことを特徴とする入力装置。
  5. 撮像画像及び撮像画像の撮像位置識別情報を入力する入力手段と、前記入力手段により入力された撮像画像に、▲1▼識別情報が含まれているか否か、▲2▼含まれていた場合の当該識別情報を認識する識別情報認識手段と、形象物の識別情報と当該形象物の形態を模したキャラクタの画像情報を含むキャラクタ情報とが対応付けられた複数のキャラクタ情報の中から、前記識別情報認識手段により認識された識別情報に対応するキャラクタ情報を選択する選択手段と、前記入力手段により入力された撮像位置識別情報に基づいて仮想空間中の位置を決定する位置決定手段と、前記仮想空間中の前記決定された位置に、前記選択手段により選択されたキャラクタ情報に基づくキャラクタを配置した前記仮想空間の画像を生成する画像生成手段と、を備えた画像生成装置に接続される入力装置であって、
    撮像手段と、
    上面が複数の個別載置領域に区分され、各個別載置領域に識別情報が底面に記された形象物を載置可能な光透過性を有する載置板と、
    前記載置板の下方に所定軸で軸支された光反射部と、
    前記所定軸による前記光反射部の支持角度を可変する支持角度可変手段と、
    前記個別載置領域毎に撮像するために、前記支持角度可変手段による支持角度の可変及び前記撮像手段による撮像を断続的に行うように制御する制御手段と、
    前記制御手段による制御によって撮像された各個別載置領域の撮像画像及び当該各個別載置領域の前記載置板に対する位置の識別情報を前記画像生成装置に出力する出力手段と、
    を備えることを特徴とする入力装置。
  6. 識別情報及び位置情報を入力する入力手段と、キャラクタの図柄が印刷された印刷物の識別情報と当該印刷物に印刷されたキャラクタの画像情報を含むキャラクタ情報とが対応付けられた複数のキャラクタ情報の中から、前記入力手段により入力された識別情報に対応するキャラクタ情報を選択する選択手段と、前記入力手段により入力された位置情報に基づいて仮想空間中の位置を決定する位置決定手段と、前記仮想空間中の前記決定された位置に、前記選択手段により選択されたキャラクタ情報に基づくキャラクタを配置した前記仮想空間の画像を生成する画像生成手段と、を備えた画像生成装置に接続される入力装置であって、
    撮像手段と、
    上面が複数の個別載置領域に区分され、各個別載置領域に識別情報が裏面に印刷された印刷物を載置可能な光透過性を有する載置板と、
    前記載置板の下方に所定軸で軸支された光反射部と、
    前記所定軸による前記光反射部の支持角度を可変する支持角度可変手段と、
    前記個別載置領域毎に撮像するために、前記支持角度可変手段による支持角度の可変、及び前記撮像手段による撮像を断続的に行うように制御する制御手段と、
    前記制御手段による制御によって撮像された各個別載置領域の撮像画像に、▲1▼識別情報が含まれているか否か、▲2▼含まれていた場合の当該識別情報を認識する識別情報認識手段と、
    前記識別情報認識手段により認識された識別情報、及び、当該識別情報が含まれていた撮像画像に対応する個別載置領域の前記載置板に対する位置の情報を前記画像生成装置に出力する出力手段と、
    を備えることを特徴とする入力装置。
  7. 撮像画像及び撮像画像の撮像位置識別情報を入力する入力手段と、前記入力手段により入力された撮像画像に、▲1▼識別情報が含まれているか否か、▲2▼含まれていた場合の当該識別情報を認識する識別情報認識手段と、キャラクタの図柄が印刷された印刷物の識別情報と当該印刷物に印刷されたキャラクタの画像情報を含むキャラクタ情報とが対応付けられた複数のキャラクタ情報の中から、前記識別情報認識手段により認識された識別情報に対応するキャラクタ情報を選択する選択手段と、前記入力手段により入力された撮像位置識別情報に基づいて仮想空間中の位置を決定する位置決定手段と、前記仮想空間中の前記決定された位置に、前記選択手段により選択されたキャラクタ情報に基づくキャラクタを配置した前記仮想空間の画像を生成する画像生成手段と、を備えた画像生成装置に接続される入力装置であって、
    撮像手段と、
    上面が複数の個別載置領域に区分され、各個別載置領域に識別情報が裏面に記された印刷物を載置可能な光透過性を有する載置板と、
    前記載置板の下方に所定軸で軸支された光反射部と、
    前記所定軸による前記光反射部の支持角度を可変する支持角度可変手段と、
    前記個別載置領域毎に撮像するために、前記支持角度可変手段による支持角度の可変及び前記撮像手段による撮像を断続的に行うように制御する制御手段と、
    前記制御手段による制御によって撮像された各個別載置領域の撮像画像及び当該各個別載置領域の前記載置板に対する位置の識別情報を前記画像生成装置に出力する出力手段と、
    を備えることを特徴とする入力装置。
  8. 請求項1〜4の何れか一項に記載の入力装置と、
    前記入力装置から識別情報及び位置情報を入力する入力手段と、形象物の識別情報と当該形象物の形態を模したキャラクタの画像情報を含むキャラクタ情報とが対応付けられた複数のキャラクタ情報の中から、前記入力手段により入力された識別情報に対応するキャラクタ情報を選択する選択手段と、前記入力手段により入力された位置情報に基づいて仮想空間中の位置を決定する位置決定手段と、前記ゲーム空間中の前記決定された位置に、前記選択手段により選択されたキャラクタ情報に基づくキャラクタを配置した前記ゲーム空間の画像を生成する画像生成手段とを備えた画像生成装置と、
    を具備したゲームシステム。
  9. 請求項5に記載の入力装置と、
    前記入力装置から撮像画像及び撮像画像の撮像位置識別情報を入力する入力手段と、前記入力手段により入力された撮像画像に、▲1▼識別情報が含まれているか否か、▲2▼含まれていた場合の当該識別情報を認識する識別情報認識手段と、形象物の識別情報と当該形象物の形態を模したキャラクタの画像情報を含むキャラクタ情報とが対応付けられた複数のキャラクタ情報の中から、前記識別情報認識手段により認識された識別情報に対応するキャラクタ情報を選択する選択手段と、前記入力手段により入力された撮像位置識別情報に基づいてゲーム空間中の位置を決定する位置決定手段と、前記ゲーム空間中の前記決定された位置に、前記選択手段により選択されたキャラクタ情報に基づくキャラクタを配置した前記ゲーム空間の画像を生成する画像生成手段とを備えた画像生成装置と、
    を具備したゲームシステム。
  10. 請求項6に記載の入力装置と、
    前記入力装置から識別情報及び位置情報を入力する入力手段と、キャラクタの図柄が印刷された印刷物の識別情報と当該印刷物に印刷されたキャラクタの画像情報を含むキャラクタ情報とが対応付けられた複数のキャラクタ情報の中から、前記入力手段により入力された識別情報に対応するキャラクタ情報を選択する選択手段と、前記入力手段により入力された位置情報に基づいて仮想空間中の位置を決定する位置決定手段と、前記ゲーム空間中の前記決定された位置に、前記選択手段により選択されたキャラクタ情報に基づくキャラクタを配置した前記ゲーム空間の画像を生成する画像生成手段とを備えた画像生成装置と、
    を具備したゲームシステム。
  11. 請求項7に記載の入力装置と、
    前記入力装置から撮像画像及び撮像画像の撮像位置識別情報を入力する入力手段と、前記入力手段により入力された撮像画像に、▲1▼識別情報が含まれているか否か、▲2▼含まれていた場合の当該識別情報を認識する識別情報認識手段と、キャラクタの図柄が印刷された印刷物の識別情報と当該印刷物に印刷されたキャラクタの画像情報を含むキャラクタ情報とが対応付けられた複数のキャラクタ情報の中から、前記識別情報認識手段により認識された識別情報に対応するキャラクタ情報を選択する選択手段と、前記入力手段により入力された撮像位置識別情報に基づいてゲーム空間中の位置を決定する位置決定手段と、前記ゲーム空間中の前記決定された位置に、前記選択手段により選択されたキャラクタ情報に基づくキャラクタを配置した前記ゲーム空間の画像を生成する画像生成手段とを備えた画像生成装置と、
    を具備したゲームシステム。
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