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JP2004326993A - 光ディスク装置 - Google Patents

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JP2004326993A
JP2004326993A JP2003124181A JP2003124181A JP2004326993A JP 2004326993 A JP2004326993 A JP 2004326993A JP 2003124181 A JP2003124181 A JP 2003124181A JP 2003124181 A JP2003124181 A JP 2003124181A JP 2004326993 A JP2004326993 A JP 2004326993A
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acceleration
tracking
light spot
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JP2003124181A
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Ryoichi Nishio
亮一 西尾
Kazuhiro Teshirogi
和宏 手代木
Hiroji Unno
広二 海野
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】光スポットを隣接するトラックへ移動させるとき、トラッキング引き込み動作が不安定とならない光ディスク装置を提供する。
【解決手段】隣接する情報トラックへ光スポットを移動させるとき、トラッキングアクチュエータ駆動回路303に入力する信号を、加速パルス、減速パルス、整流器307の出力、トラッキングループフィルタ302の出力の順に切り替え、前記整流器307の出力からトラッキングループフィルタ302の出力に切り替える際、トラッキング誤差検出回路301の出力がTEレベル比較器311において一定のレベルより小さくなったと判断されたときに、もしくは整流器307に切り替えてから時間カウンタ312において一定の時間がカウントされたときに、切り替える。
【選択図】 図7

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ディスクに対して情報の記録あるいは再生を行う光ディスク装置に関し、特に隣接する情報トラックへ光スポットを移動させる動作に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、CD(Compact Disc)やMD(Mini Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)等のように、同心円状あるいは、螺旋状の情報トラックを有する光ディスクに対して情報の記録あるいは再生を行う光ディスク装置が開発されている。
【0003】
一般に光ディスク装置は、円盤状の光ディスクに対してレーザー光を照射し、その反射光から情報を読み出す光学ピックアップと、該光学ピックアップを前記光ディスクの半径方向に移動させるトラバースモータと、前記光ディスクを回転させるスピンドルモータなどで構成される。
【0004】
そして、前記光学ピックアップは、前記光ディスクに対して照射するレーザー光を発する光源と、該光ディスクの回転軸方向及び半径方向に移動しえるようにバネなどで支持され、前記レーザー光を集光して光スポットを形成する対物レンズと、該対物レンズを光ディスクの回転軸方向及び半径方向に移動させるアクチュータと、前記光ディスクに対して照射したレーザー光の反射光を分割し電気信号に変換するフォトディテクタなどで構成される。
【0005】
このような光ディスク装置では、光ディスクを回転させながら、後述のフォーカスサーボとトラッキングサーボとを同時に行うことで、光ディスク上の情報トラックに記録されたデータを再生する。フォーカスサーボは、前記対物レンズを光ディスクに対して垂直方向に移動させて、前記光スポットの合焦点位置を光ディスクの反射面にあわせる制御を行うものであり、トラッキングサーボは、前述したフォーカスサーボをオンした後に行い、前記対物レンズを光ディスクの半径方向に移動させて、前記光スポットが情報トラックに追従するように制御するものである。
【0006】
そして、前記光ディスク装置では、情報の記録あるいは読み出しを行う対象である光ディスクの情報トラックが同一平面上に並んでいるという光ディスクの特徴を生かし、光スポットを半径方向に移動させて所望の情報を検索する、いわゆるアクセス機能が重要な機能の一つとなっている。そして、このようなアクセス機能の中で、光スポットを隣接する情報トラックへ移動させる動作(以下、「ワントラックジャンプ動作」と呼ぶ。)は、特に、高速かつ安定に行われることが求められる。
【0007】
以下、図面を用いて、従来の光ディスク装置における、ワントラックジャンプ動作について説明する。図10は、従来の光ディスク装置の構成を示す図である。
まず、図10の従来の光ディスク装置700の構成について説明する。図10において従来の光ディスク装置700は、光学ピックアップ11と、トラッキング誤差検出回路701と、トラッキングループフィルタ702と、トラッキングアクチュエータ駆動回路703と、加減速パルス印加回路704と、加算器705と、方向検出回路706と、整流器707と、スイッチ708と、トラッキングオン検出器709と、アクセス制御部710とを備えるものである。
【0008】
以下、前記従来の光ディスク装置700の各部について詳細に説明すると、前記光学ピックアップ11は、同心円状あるいは螺旋状の情報トラックを有する光ディスク1上にレーザー光を集光させる対物レンズ12と、該対物レンズ12を半径方向に移動させるトラッキングアクチュエータ13と、前記光ディスク1からの反射光を電気信号に変換するフォトディテクタ14とからなり、光ディスク1に対してレーザー光を照射してその反射光から情報を読み出すものである。そして、前記トラッキング誤差検出回路701は、前記フォトディテクタ14からの電気信号に基づいて、光ディスク1に照射された光スポットと、該光ディスク1上の情報トラックとの位置のずれを検出し、その位置ずれを示すトラッキング誤差信号s71を生成するものである。なお、本発明においては詳述しないが、前記トラッキング誤差検出回路701では、ノイズを除去するために高域周波数を減衰するローパスフィルタを通過させて、トラッキング誤差信号s71を生成することが多い。
【0009】
そして、前記トラッキングループフィルタ702は、ハイパスフィルタとローパスフィルタなどが直列または並列に接続して構成され、前記トラッキング誤差検出回路701からのトラッキング誤差信号s71に対して、低域補償や位相補償などの演算処理を施して出力信号s72を生成するものであり、前記トラッキングアクチュエータ駆動回路703は、該トラッキングアクチュエータ駆動回路703に入力される信号s73をもとに、トラッキングアクチュエータ13を駆動させるものである。
【0010】
前記加減速パルス印加回路704は、前記アクセス制御部710からの加速あるいは減速の指示を受けると、一定の時間幅で且つ一定の波高値のパルス型信号を出力するものであり、例えば、加速のときは正極性のパルスを出力し、減速のときは負極性のパルスを出力する。なお、前記アクセス制御部710から指示がないときは、前記加減速パルス印加回路704はゼロ値を出力する。そして、前記加算器705は、前記トラッキングループフィルタ702から出力された信号s72と、前記加減速パルス印加回路704から出力されたパルスとを加算した信号を出力するものである。
【0011】
前記方向検出回路706は、光ディスク1と光スポットとの、該光ディスク1の半径方向の相対移動方向を検出し出力するものであり、以下、図11,12を用いて、方向検出回路706について詳細に説明する。図11は、光ディスク装置の方向検出回路の構成を示す図であり、図12は、その方向検出回路の各部から出力される信号を示す波形図である。
【0012】
図11に示すように、前記方向検出回路706は、前記フォトディテクタ14からの信号をもとに、光ディスク1のトラック上の情報信号(いわゆるRF信号)を検出する光情報信号検出回路761と、該光情報信号検出回路761から出力されるRF信号の暗側エンベロープ検出を行い二値化することで、前記光スポットが光ディスク1のトラック上に位置しないことを示すオフトラック信号s74(以下、「OFTR信号」と呼ぶ。)を生成して出力するOFTR信号生成回路762と、トラッキング誤差信号s71を二値化してトラッククロス信号s75(以下、「TRCRS信号」と呼ぶ。)を生成し出力するTRCRS信号生成回路763と、前記OFTR信号s74と前記TRCRS信号s75とを入力とし、光ディスク1と光スポットとの該光ディスク1の半径方向の相対移動方向を検出して出力する方向検出器764とで構成される(特許文献1、及び特許文献2参照)。そして、図12に示されるように、前記TRCRS信号s75の立ち上がり時(‘0’から‘1’に変化するとき)の前記OFTR信号s74のレベルが方向検出結果となり、例えば、図12(a)に示すように、光スポットが光ディスク1の外周から内周へ相対的に移動したときには、TRCRS信号s75が立ち上がる際のOFTR信号s74は常に0レベルであることから、方向検出器764からの出力は0レベルとなり、また、図12(b)に示すように、前記光スポットが光ディスク1の内周から外周へ相対的に移動したときには、TRCRS信号s75が立ち上がる際のOFTR信号s74は常に1レベルであることから、方向検出器764からの出力は1レベルとなる(特許文献1参照)。
【0013】
そして、前記整流器707は、前記トラッキングループフィルタ702からの出力を半波整流するものであり、このとき、前記方向検出回路706からの方向検出結果に基づいて半波整流する極性を切り替える(特許文献2参照)。すなわち、前記方向検出回路704からの方向検出結果に対して、前記トラッキングループフィルタ702の出力が、加速側であれば整流され、減速側であればそのまま出力される。
【0014】
そして、前記スイッチ708は、アクセス制御部710からの指示を受け、前記整流器707からの出力と、前記加算器705からの出力とを切り替えて出力するものであり、前記トラッキングオン検出器709は、光スポットがトラックに追従しているとき、トラッキング誤差信号s71がほぼゼロ値を示すことを利用して、トラッキング誤差信号s71のレベルをもとに、光スポットがトラックに追従しているかどうかを検出するものであり、前記光スポットがトラックに追従していると検出したときは、例えば‘1’を出力し、追従していないと検出したときは、例えば‘0’を出力するものである。なお、光スポットがトラック追従状態にないときであっても、光スポットがトラックを横断する毎に前記トラッキング誤差信号s71はゼロ値を示すので、あるひとつの時点だけのトラッキング誤差信号s71のレベルでは、追従状態であるかどうかは判断できないため、前記トラッキングオン検出器709においては、複数の時点におけるトラッキング誤差信号s71をもとに、光スポットがトラックに追従しているかどうかを検出している。
【0015】
そして、アクセス制御部710は、図示しないシステムコントローラからワントラックジャンプの指示を受けると、加減速パルス印加回路704に対して加速パルス及び減速パルスの出力を指示し、また、前記トラッキングオン検出器709からの入力を受けて、スイッチ708に対して接続先の指示を出す。
【0016】
次に、図13を用いて、前述した構成を有する従来の光ディスク装置におけるワントラックジャンプの動作について説明する。図13は、従来の光ディスク装置においてワントラックジャンプ動作が行われた際の、トラッキング誤差信号、及びトラッキングアクチュエータ駆動回路への入力信号の波形を示す図である。
【0017】
ワントラックジャンプ開始より前は、加減速パルス印加回路704からはゼロ値が出力されており、また、スイッチ708は加算器705側に接続され、光スポットがトラックに追従している状態にある。
【0018】
このとき、図示しないシステムコントローラから、アクセス制御部710がワントラックジャンプの指令を受けると、該アクセス制御部710は、加減速パルス印加回路704に対して、加速パルスを出力するように指示する。指示を受けた加減速パルス印加回路704は、一定の時間幅で例えば正極性のパルスを出力する(図13のt1時点)。この際、加算器705は、トラッキングループフィルタ702からの出力信号s72と、加減速パルス印加回路704からの加速パルスとを加算した信号s73を、トラッキングアクチュエータ駆動回路703に入力する。そして、この信号s73を受けた前記トラッキングアクチュエータ駆動回路703は、該信号s73に従って前記トラッキングアクチュエータ13を駆動させ、対物レンズ12を光ディスク1の半径方向に移動させる。これにより、所定のトラックを追従していた光スポットが、隣接するトラックへ移動を開始する。
【0019】
アクセス制御部710は、前記加減速パルス印加回路704から、一定の時間幅の加速パルス、例えば正極性のパルスの出力が終了された後すぐに、あるいは、該加速パルスの出力が終了された後トラッキング誤差信号s71のレベルがゼロ値付近になってから、前記加減速パルス印加回路704に対して、減速パルスを出力するように指示する。なお、図13では、アクセス制御部710が後者のタイミングで指示を出している。
【0020】
前記指示を受けた加減速パルス印加回路704は、一定の時間幅で例えば負極性のパルスを出力する(図13のt2時点)。この際、加算器705は、トラッキングループフィルタ702からの出力信号s72と、加減速パルス印加回路704からの減速パルスとを加算した出力信号s73を、トラッキングアクチュエータ駆動回路703に入力する。そして、この出力信号s73を受けたトラッキングアクチュエータ駆動回路703は、該出力信号s73に従って前記トラッキングアクチュエータ13を駆動させ、対物レンズ12の移動を停止させる。これにより、光スポットは隣接するトラック付近で停止する(例えば、特許文献3参照)。
【0021】
前記加減速パルス印加回路704からの一定時間幅の減速パルス、例えば負極性のパルスの出力が終了後(図13のt3時点)、前記アクセス制御部710は、スイッチ708に対して整流器707側に接続するように指示する。これにより、整流器707においてトラッキングループフィルタ702からの出力信号s72を半波整流した整流信号を用いて、隣接するトラック付近で停止している光スポットのトラッキング引き込み動作を行う(例えば、特許文献2参照)。
【0022】
その後、トラッキングオン検出器709において、複数時点のトラッキング誤差信号s71のレベルをもとに、光スポットがトラックに追従している状態であるか否かを検出し、前記アクセス制御部710に対して、例えば、光スポットがトラックに追従している状態にあれば‘1’を出力し、追従状態になければ‘0’を出力する。
【0023】
そして、前記アクセス制御部710において、前記トラッキングオン検出器709からの出力が‘1’になったことを受けると(図13のt4時点)、アクセス制御部710は、スイッチ708に対して、加減速パルス印加回路705側に接続するよう指示を出す。指示を受けたスイッチ708は、加減速パルス印加回路704に接続し、ワントラックジャンプ動作前の光スポットがトラックに追従している状態にもどる。
【0024】
【特許文献1】
特開平5−210854号公報
【特許文献2】
特開2000−113473号公報
【特許文献3】
特開2000−215469号公報(第2−3頁、第2図)
【0025】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来の光ディスク装置700におけるワントラックジャンプ動作では、トラッキングアクチュエータ13の感度が高いあるいは低い光学ピックアップ11である場合や、あるいはそのワントラックジャンプ中に外部から振動などを受けた場合に、トラッキングオン検出器709がトラッキングオンを検出するまでの間(図13のt3〜t4)に行われるトラッキング引き込み動作が不安定になることがあった。以下、図14を用いて具体的に説明すると、例えば、対物レンズ12が隣接トラックへ移動している最中に、光スポットが移動する方向と同じ方向に外部から力が加わった場合、光スポットが隣接トラックへ到達するまでの時間が短くなることから、図14に示すように、加減速パルス印加回路704からの減速パルスの印加が終了した時点で(図14のt3’時点)、すでに光スポットがトラック上付近に位置していることから、OFTR信号生成回路763への入力信号の振幅が二値化しきい値レベルよりも小さくなり、またトラッキング誤差信号s71も二値化しきい値レベルであるゼロ付近の値になっていることから、TRCRS信号s75も変化し、この結果、方向検出回路706におけるOFTR信号s74とTRCRS信号s75の関係より得られる方向検出結果が正確でないときがある。そして、前記整流器707は、前記方向検出回路706からの前記方向検出結果を元に、半波整流する極性の切り替えを行うものであるため、前記方向検出結果が正確でないとトラッキング引き込み動作が不安定になることとなる。
【0026】
また、従来の光ディスク装置700の前記トラッキングオン検出器709においては、複数の時点におけるトラッキング誤差信号s71のレベルから、光スポットがトラックに追従しているかどうかを検出しているので、トラック追従状態となってから追従していることを検出するまでに少し時間を要する。従って、ワントラックジャンプ動作において、整流器707からの出力を、トラッキングアクチュエータ駆動回路703への入力信号s73とする期間が長くなるので、トラッキング引き込み動作にかかる時間が長くなるという課題もあった。
【0027】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、光スポットをワントラックジャンプさせる際に、減速パルス印加後のトラッキング引き込み動作が不安定にならない光ディスク装置を提供することを目的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の光ディスク装置は、光源から照射されるレーザー光を集光して光ディスク上に光スポットを形成する対物レンズと、該対物レンズを前記光ディスクの半径方向に移動させるトラッキングアクチュエータとからなる光学ピックアップにより、該光ディスクの情報トラックに対して、情報の記録再生を行う光ディスク装置において、前記光ディスクの情報トラックと前記光スポットとの、該光ディスクの半径方向の相対位置誤差を検出するトラッキング誤差検出手段と、前記トラッキング誤差検出手段の出力を入力として、ゲイン補償と位相補償とを行う補償手段と、前記トラッキングアクチュエータを駆動させるトラッキングアクチュエータ駆動手段と、前記光ディスクと前記光スポットとの、該光ディスクの半径方向の相対移動方向を検出する方向検出手段と、前記方向検出手段の出力を元に整流する極性を切り替えて、前記補償手段の出力を整流する整流手段と、一定幅且つ一定波高値の加速パルスあるいは減速パルスを出力する加減速パルス印加手段と、前記トラッキング誤差検出手段の出力が一定のレベルになったときに切替制御信号を出力するレベル比較器と、前記加減速パルス印加手段の出力と、前記整流手段の出力と、前記補償手段の出力とを入力とし、前記光ディスクの情報トラックに前記光スポットを追従させた状態から、該情報トラックに隣接する情報トラックに前記光スポットを移動させる際、前記加減速パルス印加手段の加速、減速パルスの出力後に、前記整流手段の出力を出力し、前記レベル比較器から前記切替制御信号を受けたとき、前記整流手段の出力から前記補償手段の出力に切り替えて出力する切り替え手段と、を備えるものである。
【0029】
また、本発明の請求項2に記載の光ディスク装置は、光源から照射されるレーザー光を集光して光ディスク上に光スポットを形成する対物レンズと、該対物レンズを前記光ディスクの半径方向に移動させるトラッキングアクチュエータとからなる光学ピックアップにより、該光ディスクの情報トラックに対して、情報の記録再生を行う光ディスク装置において、前記光ディスクの情報トラックと前記光スポットとの、該光ディスクの半径方向の相対位置誤差を検出するトラッキング誤差検出手段と、前記トラッキング誤差検出手段の出力を入力として、ゲイン補償と位相補償とを行う補償手段と、前記トラッキングアクチュエータを駆動させるトラッキングアクチュエータ駆動手段と、前記光ディスクと前記光スポットとの、該光ディスクの半径方向の相対移動方向を検出する方向検出手段と、前記方向検出手段の出力を元に整流する極性を切り替えて、前記補償手段の出力を整流する整流手段と、一定幅且つ一定波高値の加速パルスあるいは減速パルスを出力する加減速パルス印加手段と、前記加減速パルス印加手段のパルス出力終了後から一定時間をカウントするカウンタと、前記加減速パルス印加手段の出力と、前記整流手段の出力と、前記補償手段の出力とを入力とし、前記光ディスクの情報トラックに前記光スポットを追従させた状態から、該情報トラックに隣接する情報トラックに前記光スポットを移動させる際、前記加減速パルス印加手段の加速、減速パルスの出力後に、前記整流手段の出力を出力し、前記カウンタにおいて一定時間のカウント終了後に、前記整流手段の出力から前記補償手段の出力に切り替えて出力する切り替え手段と、を備えるものである。
【0030】
また、本発明の請求項3に記載の光ディスク装置は、請求項1に記載の光ディスク装置において、前記加減速パルス印加手段のパルス出力終了後から一定時間をカウントするカウンタを備え、前記切り替え手段は、前記加減速パルス印加手段の出力と、前記整流手段の出力と、前記補償手段の出力とを入力とし、前記光ディスクの情報トラックに前記光スポットを追従させた状態から、該情報トラックに隣接する情報トラックに前記光スポットを移動させる際、前記加減速パルス印加手段の加速、減速パルスの出力後に、前記整流手段の出力を出力し、前記レベル比較器から前記切替制御信号を受けたとき、あるいは、前記カウンタにおいて一定時間のカウント終了後に、前記整流手段の出力から前記補償手段の出力に切り替えて出力するものである。
【0031】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1による光ディスク装置について、図面を参照しながら説明する。
まず、図1を用いて、本実施の形態1にかかる光ディスク装置100の構成について説明する。図1は、本実施の形態1による光ディスク装置の構成を示す図である。
【0032】
図1において、本実施の形態1による光ディスク装置100は、光学ピックアップ11と、トラッキング誤差検出回路101と、トラッキングループフィルタ102と、トラッキングアクチュエータ駆動回路103と、加減速パルス印加回路104と、加算器105と、方向検出回路106と、整流器107と、スイッチ108と、TEレベル比較器111と、アクセス制御部110とを備えるものである。そして、前記トラッキング誤差検出回路101はトラッキング誤差検出手段を、前記トラッキングループフィルタ102は補償手段を、前記トラッキングアクチュエータ駆動回路103はトラッキングアクチュエータ駆動手段を、前記加減速パルス印加回路104は加減速パルス印加手段を、前記方向検出回路106は方向検出手段を、前記整流器107は整流手段を、スイッチ108は切り替え手段を、それぞれ実現するものである。そして、前記TEレベル比較器111は、前記トラッキング誤差検出回路101から出力されるトラッキング誤差信号s11の絶対値レベルが一定のレベルになったかどうかを比較するものであり、レベル比較手段を実現するものである。そして、例えば、トラッキング誤差信号s11の絶対値レベルが一定レベルになったときに‘1’を出力し、一定レベルになっていないときに‘0’を出力するようにする。また、アクセス制御部110は、図示しないシステムコントローラからワントラックジャンプの指示をうけると、加減速パルス印加回路104に対して加速パルス及び減速パルスの出力を指示し、さらに、前記TEレベル比較器111からの入力を受けて、スイッチ108に対して接続先を指示するものである。なお、本実施の形態1の光ディスク装置100におけるその他の部分は、図10を用いて説明した従来の光ディスク装置700と同じであるため、ここでは説明を省略する。
【0033】
次に、図2及び図3を用いて、前述した構成を有する本実施の形態1の光ディスク装置100におけるワントラックジャンプ動作について説明する。図2は、本実施の形態1の光ディスク装置においてワントラックジャンプ動作が行われた際の、トラッキング誤差信号、トラッキングアクチュエータ駆動回路への入力信号、及びTEレベル比較器からの出力信号の波形を示す図であり、図3は、本実施の形態1にかかる光ディスク装置において、ワントラックジャンプ動作を行った際の一連の流れを示すフローチャート図である。
【0034】
ワントラックジャンプ開始より前は、加減速パルス印加回路104からはゼロ値が出力されており、また、スイッチ108は加算器105側に接続され、光スポットがトラックに追従している状態にある。
【0035】
このとき、図示しないシステムコントローラから、アクセス制御部110がワントラックジャンプの指令を受けると(図2のt10時点)、該アクセス制御部110の指示に従って、加減速パルス印加回路104が一定の時間幅で加速パルスを出力し、また、その一定の時間幅の加速パルスの出力終了後すぐに、あるいは、該加速パルスの出力終了後トラッキング誤差信号s11のレベルがゼロ値付近になった後に、前記アクセス制御部710から出される指示に従って(図2のt20時点)、一定の時間幅の減速パルスを出力することで、光スポットが隣のトラック付近に移動する(図3のステップS11)。
【0036】
そして、減速パルス終了後(図2のt30時点)、アクセス制御部110は、スイッチ108に対して整流器107側に接続するように指示する(図3のステップS12)。
【0037】
TEレベル比較器111では、トラッキング誤差信号s11の絶対値が一定のレベル(例えば、図2におけるA1のレベル)より小さくなると、例えば‘1’を、またトラッキング誤差信号s11の絶対値が前記一定のレベルより大きくなると‘0’を出力する(図3のステップS13)。そして、前記アクセス制御部110は、前記TEレベル比較器111からの出力が‘1’になると(図2のt31時点)、スッチ108に対して、加算器105側に接続するように指示を出し、前記スイッチ108は、それを受け、接続先を加算器105側に切り替え(図3のステップS14)、これにより、光スポットがトラックに追従している状態になる。
【0038】
このように本実施の形態1の光ディスク装置100によれば、ワントラックジャンプ動作において、例えば、図2に示すように、光スポットが移動する方向と逆方向に外部から力が加わった場合など、トラッキング誤差信号s11の絶対値レベルが大きい状態でトラッキング追従動作を行おうとした際(図2のt30時点)においても、TEレベル比較器111において、該トラッキング誤差信号s11の絶対値レベルがある一定の値となる時点を検出して、その期間(図2のt30〜t31)は、スイッチ108が、トラッキングアクチュエータ駆動回路103への入力信号s13として、加算器105からの出力ではなく、整流器107からの出力を選択するようにしたので、減速パルス出力終了後に、急激な加速出力がトラッキングアクチュエータ13に入力されることを防止することができる。
【0039】
また、本実施の形態1においては、TEレベル比較器111において、トラッキング誤差信号s11の絶対値レベルがある一定の値になる期間を検出して、減速パルス出力終了後から、該トラッキング誤差信号s11の絶対値レベルがある一定値になるまでの間は(図2のt30〜t31)、前記整流器107からの出力を、トラッキングアクチュエータ駆動回路103への入力信号s13として出力し、該トラッキング誤差信号s11の絶対値レベルがある一定値になった後は(図2のt31〜t40)、加算器105からの出力を、トラッキングアクチュエータ駆動回路103への入力信号s13とするようにしたので、図2におけるt31〜t40の期間、方向検出回路106による方向検出結果により、その出力が変化する整流器107からの出力信号を利用してトラッキング引き込みを行わなくてもよくなり、この結果、前記方向検出回路106による方向検出の誤りが、トラック追従動作に影響を与えないようにすることができ、当該光ディスク装置100におけるワントラックジャンプ動作において、トラッキング引き込み動作が不安定にならないようにすることができる。
【0040】
なお、本実施の形態1では、トラッキングループフィルタ102の出力s12に対して、加減速パルス印加回路104の出力を、加算器105を用いて加算して、トラッキングアクチュエータ駆動回路103への入力信号s13を生成するように構成したが、前記加減速パルス印加回路104の出力を、トラッキングループフィルタ102からの出力信号s12の低域成分にのみに加算する構成にしてもよいし、また、前記トラッキングループフィルタ102からの出力信号s102に、加減速パルス印加回路104の出力を加算するのではなく、該加減速パルス印加回路104からの出力信号をそのままトラッキングアクチュエータ駆動回路103へ入力する構成にしてもよい。
【0041】
(実施の形態2)
以下、本発明の実施の形態2による光ディスク装置について、図面を参照しながら説明する。
まず、図4を用いて、本実施の形態2にかかる光ディスク装置200の構成について説明する。図4は、本実施の形態2による光ディスク装置の構成を示す図である。
【0042】
図4において、本実施の形態2による光ディスク装置200は、光学ピックアップ11と、トラッキング誤差検出回路201と、トラッキングループフィルタ202と、トラッキングアクチュエータ駆動回路203と、加減速パルス印加回路204と、加算器205と、方向検出回路206と、整流器207と、スイッチ208と、時間カウンタ212と、アクセス制御部210とを備えるものである。そして、前記時間カウンタ212は、カウント開始前は例えば‘0’を出力し、前記アクセス制御部210からのカウント開始の指示を受けてカウントを開始し、一定量のカウントすると、例えば‘1’を出力するものであり、また、前記アクセス制御部210は、図示しないシステムコントローラからワントラックジャンプの指示をうけると、加減速パルス印加回路204に対して加速パルス及び減速パルスの出力を指示し、前記時間カウンタ212に対して、カウンタ開始の指示を出し、さらに、該時間カウンタ212からの入力をもとに、スイッチ208に対して接続先の指示を出すものである。なお、本実施の形態2における光ディスク装置200のその他の部分は、図10を用いて説明した、従来の光ディスク装置700と同じであるため、ここでは説明を省略する。
【0043】
次に、図5及び図6を用いて、前述した構成を有する本実施の形態2の光ディスク装置200における、ワントラックジャンプ動作について説明する。図5は、本実施の形態2の光ディスク装置においてワントラックジャンプ動作が行われた際の、トラッキング誤差信号、及びトラッキングアクチュエータ駆動回路への入力信号の波形を示す図であり、図6は、本実施の形態2にかかる光ディスク装置において、ワントラックジャンプ動作を行った際の一連の流れを示すフローチャート図である。
【0044】
ワントラックジャンプ開始より前は、加減速パルス印加回路204からはゼロ値が出力されており、また、スイッチ208は加算器205側に接続され、光スポットがトラックに追従している状態にある。
【0045】
このとき、図示しないシステムコントローラから、アクセス制御部210がワントラックジャンプの指令を受けると(図5のt110時点)、前述した実施の形態1による光ディスク装置100のワントラックジャンプ動作と同様、前記アクセス制御部210が前記スイッチ208、及び加減速パルス印加回路204に対して指示を出し、該指示をうけた前記加減速パルス印加回路204が、一定の時間幅の加速パルスを出力し、さらにその後一定時間幅の減速パルスを出力することで、前記光スポットが隣のトラック付近に移動する(図6のステップS21)。
【0046】
そして、減速パルス終了後(図5のt130時点)、前記アクセス制御部210は、スイッチ208に対して整流器207側に接続するように指示する(図6のステップS22)と同時に、時間カウンタ212に対してカウントを開始するように指示を出す。
【0047】
時間カウンタ212は、一定時間(例えば、図5のTIM1の間) カウントすると、例えば‘1’を出力する(図6のステップS23)。ここで、時間カウンタ212に設定される一定量のカウント値(図5のTIM1の期間)は、従来の光ディスク装置700のトラッキングオン検出器709が、光スポットのトラック追従を検出するまでの時間(図13のt3〜t4)より短く設定するようにする。
【0048】
そして、アクセス制御部210は、前記時間カウンタ212の出力が、例えば‘1’になると(図5のt131時点)、スイッチ208に対して、加算器205側に接続するように指示を出し、前記スイッチ208は、それを受け、接続先を加算器205側に切り替え(図6のステップS24)、これにより、光スポットがトラックに追従している状態になる。
【0049】
このように、本実施の形態2の光ディスク装置200によれば、減速パルス出力終了後、時間カウンタ212において一定期間カウントされる間(図5のt130〜t131)は、スイッチ208が、トラッキングアクチュエータ駆動回路203への入力信号s23として、加算器205からの出力ではなく、整流器207からの出力を選択するようにしたので、減速パルス出力終了後に、急激な加速出力がトラッキングアクチュエータ13に入力されることを防止することができる。
【0050】
また、本実施の形態2においては、時間カウンタ212において、ある一定期間TIM1(図5のt130〜t131の期間)カウントし、減速パルス出力終了後から、該時間カウンタ212において一定時間カウントされるまでの間は(図5のt130〜t131)、前記整流器207からの出力を、トラッキングアクチュエータ駆動回路203への入力信号s23として出力し、該時間カウンタ212において一定時間カウント終了後は(図5のt131〜t140)は、加算器205からの出力を、トラッキングアクチュエータ駆動回路203への入力信号s23とするようにしたので、図5におけるt131〜t140の期間、方向検出回路206による方向検出結果により、その出力が変化する整流器207からの出力信号を利用してトラッキング引き込みを行わなくてもよくなり、この結果、前記方向検出回路206による方向検出の誤りが、トラック追従動作に影響を与えないようにすることができ、当該光ディスク装置200におけるワントラックジャンプ動作において、トラッキング引き込み動作が不安定にならないようにすることができる。
【0051】
なお、本実施の形態2では、トラッキングループフィルタ202の出力s22に対して、加減速パルス印加回路204の出力を、加算器205を用いて加算して、トラッキングアクチュエータ駆動回路203への入力信号s23を生成するように構成したが、前記実施の形態1において説明したのと同様、前記加減速パルス印加回路204の出力を、トラッキングループフィルタ202からの出力信号s22の低域成分にのみに加算する構成にしてもよいし、また、前記トラッキングループフィルタ202からの出力信号s202に、加減速パルス印加回路204の出力を加算するのではなく、該加減速パルス印加回路204からの出力信号をそのままトラッキングアクチュエータ駆動回路203へ入力する構成にしてもよい。
【0052】
(実施の形態3)
以下、本発明の実施の形態3による光ディスク装置について、図面を参照しながら説明する。
まず、図7を用いて、本実施の形態3にかかる光ディスク装置300の構成について説明する。図7は、本実施の形態3による光ディスク装置の構成を示す図である。
【0053】
図7において、本実施の形態3による光ディスク装置300は、光学ピックアップ11と、トラッキング誤差検出回路301と、トラッキングループフィルタ302と、トラッキングアクチュエータ駆動回路303と、加減速パルス印加回路304と、加算器305と、方向検出回路306と、整流器307と、スイッチ308と、TEレベル検出器311と、時間カウンタ312と、アクセス制御部310とを備えるものである。そして、前記アクセス制御部310は、図示しないシステムコントローラから、ワントラックジャンプの指示をうけると、前記加減速パルス印加回路304に対して、加速パルス及び減速パルスの出力を指示し、前記時間カウンタ312に対してカウント開始の指示を出し、さらに該時間カウンタ312の出力と、TEレベル検出器311の出力とをもとに、スイッチ308に対して接続先の指示を出すものである。なお、本実施の形態3の光ディスク装置300におけるその他の部分は、図1及び図4を用いて説明した、前記実施の形態1,2の光ディスク装置と同じであるため、ここでは説明を省略する。
【0054】
次に、図8及び図9を用いて、前述した構成を有する本実施の形態3の光ディスク装置300におけるワントラックジャンプ動作について説明する。図8は、本実施の形態3の光ディスク装置においてワントラックジャンプ動作が行われた際の、トラッキング誤差信号、トラッキングアクチュエータ駆動回路への入力信号、及びTEレベル比較器からの出力信号の波形を示す図であり、図9は、本実施の形態3にかかる光ディスク装置において、ワントラックジャンプ動作を行った際の一連の流れを示すフローチャート図である。
【0055】
ワントラックジャンプ開始より前は、加減速パルス印加回路304からはゼロ値が出力されており、また、スイッチ308は加算器305側に接続され、光スポットがトラックに追従している状態にある。
【0056】
このとき、図示しないシステムコントローラから、アクセス制御部310がワントラックジャンプの指令を受けると(図8のt210,t310時点)、前述した実施の形態1による光ディスク装置100のワントラックジャンプ動作と同様、前記アクセス制御部310がスイッチ308、及び加減速パルス印加回路304に対して指示を出し、該指示をうけた前記加減速パルス印加回路304が、一定の時間幅の加速パルスを出力し、さらにその後一定時間幅の減速パルスを出力することで、光スポットが隣のトラック付近に移動する(図9のステップS31)。
【0057】
そして、減速パルス終了後(図8のt230,t330時点)、前記アクセス制御部310は、スイッチ308に対して整流器307側に接続するように指示する(図9のステップS32)と同時に、アクセス制御部310は、時間カウンタ312に対してカウントを開始するように指示を出す。
【0058】
TEレベル比較器311は、トラッキング誤差信号s31の絶対値が一定のレベル(例えば、図8におけるA1のレベル)より小さくなると、例えば‘1’を、またトラッキング誤差信号s31の絶対値が前記一定のレベルより大きくなると‘0’を出力する。一方、前記時間カウンタ312は、一定時間(例えば、図8のTIM2の間)カウントすると、例えば‘1’を出力する。なお、時間カウンタ312に設定される一定量のカウント値(図8のTIM2の期間)は、従来の光ディスク装置700のトラッキングオン検出器709が、光スポットのトラック追従を検出するまでの時間(図13のt3〜t4)より短く設定しておく。
【0059】
そして、アクセス制御部310は、前記TEレベル比較器311の出力が例えば‘1’になる(図8のt232,t331時点)(図9のステップS33)、あるいは、前記時間カウンタ312の出力が例えば‘1’になると(図8のt231,t332時点)(図9のステップS34)、スイッチ308に対して、加算器305側に接続するように指示を出し、前記スイッチ308は、それを受け、接続先を加算器305側に切り替え(図9のステップS35)、これにより、光スポットがトラックに追従している状態になる。
【0060】
ここで、例えば、図8(a)に示すように、光スポットが移動する方向と逆方向に外部から力が加わった場合などに、トラッキング誤差信号s31の絶対値レベルが大きい状態が長く続くとき、具体的には、光スポットが隣のトラックへ到達することができずにもどっていく、あるいは光スポットが停止するといったときに、前記TEレベル検出器311の出力が長時間、例えば‘1’にならない状態になった際、前記TEレベル比較器311のみで構成されている前記実施の形態1の光ディスク装置100においては、減速パルス出力終了後、整流器307からの出力を長時間選択することになるから(図8(a)のt230〜t232)、トラッキング引き込み動作が不安定となってしまうが、本実施の形態3の光ディスク装置300によれば、TEレベル比較器311に加えて、一定期間(図8(a)のTIM2の期間)が設定された時間カウンタ312が設けられているので、減速パルス出力終了後、整流器307からの出力を長時間選択して、トラッキング引き込み動作が不安定になってしまう前に、時間カウンタ312の出力が‘1’になり(図8(a)のt231時点)、アクセス制御部310はそれを受けて、スイッチ308に対して、接続先を加算器305側に切り替えるよう指示することが可能となり、トラッキング引き込み動作が不安定になってしまう前にトラック追従動作を行うことができる。
【0061】
また、例えば、図8(b)に示すように、光スポットが移動する方向と同じ方向に外部から力が加わった場合においては、前記時間カウンタ312が一定量(図8(b)のTIM2の期間)をカウントするより速く、トラッキング誤差信号s31の絶対値レベルが一定値(例えば、図8(b)のA1レベル)より小さくなるので、前記時間カウンタ312のみで構成されている前記実施の形態2と比べて速くトラック追従状態にすることができる。
【0062】
このように、本実施の形態3の光ディスク装置300によれば、減速パルス出力終了後、TEレベル比較器311において、前記トラッキング誤差信号s31の絶対値レベルがある一定の値になるまでの間、あるいは、時間カウンタ312において一定期間カウントされるまでの間、スイッチ308が、トラッキングアクチュエータ駆動回路303への入力信号s33として、加算器305からの出力ではなく、整流器307からの出力を選択するようにしたので、減速パルス出力終了後に、急激な加速出力がトラッキングアクチュエータ13に入力されることを防止することができ、また、図8(a)のt231〜t240の期間、あるいは図8(b)のt331〜t340の期間は、方向検出回路306による方向検出結果により、その出力が変化する整流器307からの出力信号を利用してトラッキング引き込みを行わなくてもよくなり、この結果、前記方向検出回路306による方向検出の誤りが、トラック追従動作に影響を与えないようにすることができ、当該光ディスク装置300におけるワントラックジャンプ動作において、トラッキング引き込み動作が不安定にならないようにすることができる。
【0063】
さらに、本実施の形態3によれば、TEレベル比較器311と、時間カウンタ312とを備える構成にしているので、例えば、光スポットが移動する方向と逆方向に外部から力が加わった場合に、トラッキング誤差信号s31の絶対値レベルが大きい状態が長く続くときに、前記TEレベル検出器311の出力が長時間、例えば‘1’にならなかったしても、時間カウンタ312の出力に基づいて、アクセス制御部310がスイッチ308を制御することが可能となり、この結果、トラッキング引き込み動作が不安定になってしまうより前に、前記スイッチ308を加算器305側に切り替えて、トラック追従動作を行うことができて、前述した実施の形態1に比べて、より安定にトラッキング引き込みを行うことができ、あるいは、例えば、光スポットが移動する方向と同じ方向に外部から力が加わった場合においては、前記時間カウンタ312が一定量をカウントするより速く、トラッキング誤差信号s31の絶対値レベルが一定値より小さくなるため、該一定時間の経過を待たずに、トラック追従動作を行うことが可能となり、前記実施の形態2に比べて、速くトラック追従状態にすることができるという効果もある。
【0064】
なお、本実施の形態3では、トラッキングループフィルタ302の出力s32に対して、加減速パルス印加回路304の出力を、加算器305を用いて加算して、トラッキングアクチュエータ駆動回路303への入力信号s33を生成するように構成したが、前記実施の形態1、2において説明したのと同様、前記加減速パルス印加回路304の出力を、トラッキングループフィルタ302からの出力信号s32の低域成分にのみに加算する構成にしてもよいし、また、前記トラッキングループフィルタ302からの出力信号s32に、加減速パルス印加回路304の出力を加算するのではなく、該加減速パルス印加回路304からの出力信号をそのままトラッキングアクチュエータ駆動回路303へ入力する構成にしてもよい。
【0065】
【発明の効果】
以上のように、本発明の請求項1に記載の光ディスク装置によれば、光源から照射されるレーザー光を集光して光ディスク上に光スポットを形成する対物レンズと、該対物レンズを前記光ディスクの半径方向に移動させるトラッキングアクチュエータとからなる光学ピックアップにより、該光ディスクの情報トラックに対して、情報の記録再生を行う光ディスク装置において、前記光ディスクの情報トラックと前記光スポットとの、該光ディスクの半径方向の相対位置誤差を検出するトラッキング誤差検出手段と、前記トラッキング誤差検出手段の出力を入力として、ゲイン補償と位相補償とを行う補償手段と、前記トラッキングアクチュエータを駆動させるトラッキングアクチュエータ駆動手段と、前記光ディスクと前記光スポットとの、該光ディスクの半径方向の相対移動方向を検出する方向検出手段と、前記方向検出手段の出力を元に整流する極性を切り替えて、前記補償手段の出力を整流する整流手段と、一定幅且つ一定波高値の加速パルスあるいは減速パルスを出力する加減速パルス印加手段と、前記トラッキング誤差検出手段の出力が一定のレベルになったときに切替制御信号を出力するレベル比較器と、前記加減速パルス印加手段の出力と、前記整流手段の出力と、前記補償手段の出力とを入力とし、前記光ディスクの情報トラックに前記光スポットを追従させた状態から、該情報トラックに隣接する情報トラックに前記光スポットを移動させる際、前記加減速パルス印加手段の加速、減速パルスの出力後に、前記整流手段の出力を出力し、前記レベル比較器から前記切替制御信号を受けたとき、前記整流手段の出力から前記補償手段の出力に切り替えて出力する切り替え手段と、を備えるようにしたので、光スポットが隣接する情報トラックへと移動しトラッキング引き込みを行う際、トラッキング誤差検出手段からの出力のレベルが一定値に達した後は、整流手段において整流処理が行われずに、前記補償手段の出力によってトラック追従動作を行うため、方向検出手段における方向検出の誤りにより、トラッキング引き込み動作が不安定になることをなくすことができる。
【0066】
また、本発明の請求項2に記載の光ディスク装置によれば、光源から照射されるレーザー光を集光して光ディスク上に光スポットを形成する対物レンズと、該対物レンズを前記光ディスクの半径方向に移動させるトラッキングアクチュエータとからなる光学ピックアップにより、該光ディスクの情報トラックに対して、情報の記録再生を行う光ディスク装置において、前記光ディスクの情報トラックと前記光スポットとの、該光ディスクの半径方向の相対位置誤差を検出するトラッキング誤差検出手段と、前記トラッキング誤差検出手段の出力を入力として、ゲイン補償と位相補償とを行う補償手段と、前記トラッキングアクチュエータを駆動させるトラッキングアクチュエータ駆動手段と、前記光ディスクと前記光スポットとの、該光ディスクの半径方向の相対移動方向を検出する方向検出手段と、前記方向検出手段の出力を元に整流する極性を切り替えて、前記補償手段の出力を整流する整流手段と、一定幅且つ一定波高値の加速パルスあるいは減速パルスを出力する加減速パルス印加手段と、前記加減速パルス印加手段のパルス出力終了後から一定時間をカウントするカウンタと、前記加減速パルス印加手段の出力と、前記整流手段の出力と、前記補償手段の出力とを入力とし、前記光ディスクの情報トラックに前記光スポットを追従させた状態から、該情報トラックに隣接する情報トラックに前記光スポットを移動させる際、前記加減速パルス印加手段の加速、減速パルスの出力後に、前記整流手段の出力を出力し、前記カウンタにおいて一定時間のカウント終了後に、前記整流手段の出力から前記補償手段の出力に切り替えて出力する切り替え手段と、を備えるようにしたので、光スポットが隣接する情報トラックへと移動しトラッキング引き込みを行う際、トラッキングアクチュエータ駆動手段に入力する信号を、整流手段の出力に切り替えてから一定時間が経過した後は、整流手段において整流処理が行われずに、前記補償手段の出力によってトラック追従動作を行うため、方向検出手段における方向検出の誤りにより、トラッキング引き込み動作が不安定になることをなくすことができる。
【0067】
また、本発明の請求項3に記載の光ディスク装置によれば、請求項1に記載の光ディスク装置において、前記加減速パルス印加手段のパルス出力終了後から一定時間をカウントするカウンタを備え、前記切り替え手段は、前記加減速パルス印加手段の出力と、前記整流手段の出力と、前記補償手段の出力とを入力とし、前記光ディスクの情報トラックに前記光スポットを追従させた状態から、該情報トラックに隣接する情報トラックに前記光スポットを移動させる際、前記加減速パルス印加手段の加速、減速パルスの出力後に、前記整流手段の出力を出力し、前記レベル比較器から前記切替制御信号を受けたとき、あるいは、前記カウンタにおいて一定時間のカウント終了後に、前記整流手段の出力から前記補償手段の出力に切り替えて出力するようにしたので、光スポットが隣接する情報トラックへと移動している最中に、例えば、光スポットが移動する方向と逆方向に外部から力が加わった場合において、一定時間経過することで、半波整流処理を行わないトラック追従動作に移行できるので、長時間に渡ってトラッキング誤差検出手段の出力が一定レベルに達しないようなときも安定にトラッキング引き込みを行うことができ、また、光スポットが移動する方向と同じ方向に外部から力が加わった場合においては、前記トラッキング誤差検出手段の出力の絶対値レベルが即座に一定レベル以下になるので、時間カウンタによって一定時間カウントされるのを待たずに、トラック追従動作を行うことができ、一定時間のみで判断しているより速くワントラックジャンプ処理を終了することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による光ディスク装置の構成を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態1による光ディスク装置におけるワントラックジャンプ時の、トラッキング誤差信号、トラッキングアクチュエータ駆動回路への入力信号、及びTEレベル比較器からの出力信号の波形図である。
【図3】本発明の実施の形態1による光ディスク装置におけるワントラックジャンプ動作の一連の流れを示すフローチャート図である。
【図4】本発明の実施の形態2による光ディスク装置の構成を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態2による光ディスク装置におけるワントラックジャンプ時の、トラッキング誤差信号、トラッキングアクチュエータ駆動回路への入力信号の波形図である。
【図6】本発明の実施の形態2による光ディスク装置におけるワントラックジャンプ動作の一連の流れを示すフローチャート図である。
【図7】本発明の実施の形態3による光ディスク装置の構成を示す図である。
【図8】本発明の実施の形態3による光ディスク装置におけるワントラックジャンプ時の、トラッキング誤差信号、トラッキングアクチュエータ駆動回路への入力信号、及びTEレベル比較器からの出力信号の波形図である。
【図9】本発明の実施の形態3による光ディスク装置におけるワントラックジャンプ動作の一連の流れを示すフローチャート図である。
【図10】従来の光ディスク装置の構成を示す図である。
【図11】従来の光ディスク装置の、方向検出回路の構成を示す図である。
【図12】従来の光ディスク装置の、方向検出回路の各部から出力される信号波形図である。
【図13】従来の光ディスク装置におけるワントラックジャンプ時の、トラッキング誤差信号、及びトラッキングアクチュエータ駆動回路への入力信号の波形図である。
【図14】ワントラックジャンプ時の方向検出回路の動作波形である。
【符号の説明】
1 光ディスク
11 光学ピックアップ
12 対物レンズ
13 トラッキングアクチュエータ
14 フォトディテクタ
101,201,301,701 トラッキング誤差検出回路
102,202,302,702 トラッキングループフィルタ
103,203,303,703 トラッキングアクチュエータ駆動回路
104,204,304,704 加減速パルス印加回路
105,205,305,705 加算器
106,206,306,706 方向検出回路
107,207,307,707 整流器
108,208,308,708 スイッチ
110,210,310 アクセス制御部
111,311 TEレベル検出器
212,312 時間カウンタ
709 トラッキングオン検出器
761 光情報信号検出回路
762 OFTR信号生成回路
763 TRCRS信号生成回路
764 方向検出器
s11,s21,s31,s71 トラッキング誤差信号
s12,s22,s32,s72 トラッキングループフィルタの出力信号
s13,s23,s33,s73 トラッキングアクチュエータ駆動回路への入力信号
s74 OFTR信号
s75 TRCRS信号

Claims (3)

  1. 光源から照射されるレーザー光を集光して光ディスク上に光スポットを形成する対物レンズと、該対物レンズを前記光ディスクの半径方向に移動させるトラッキングアクチュエータとからなる光学ピックアップにより、該光ディスクの情報トラックに対して、情報の記録再生を行う光ディスク装置において、
    前記光ディスクの情報トラックと前記光スポットとの、該光ディスクの半径方向の相対位置誤差を検出するトラッキング誤差検出手段と、
    前記トラッキング誤差検出手段の出力を入力として、ゲイン補償と位相補償とを行う補償手段と、
    前記トラッキングアクチュエータを駆動させるトラッキングアクチュエータ駆動手段と、
    前記光ディスクと前記光スポットとの、該光ディスクの半径方向の相対移動方向を検出する方向検出手段と、
    前記方向検出手段の出力を元に整流する極性を切り替えて、前記補償手段の出力を整流する整流手段と、
    一定幅且つ一定波高値の加速パルスあるいは減速パルスを出力する加減速パルス印加手段と、
    前記トラッキング誤差検出手段の出力が一定のレベルになったときに切替制御信号を出力するレベル比較器と、
    前記加減速パルス印加手段の出力と、前記整流手段の出力と、前記補償手段の出力とを入力とし、前記光ディスクの情報トラックに前記光スポットを追従させた状態から、該情報トラックに隣接する情報トラックに前記光スポットを移動させる際、前記加減速パルス印加手段の加速、減速パルスの出力後に、前記整流手段の出力を出力し、前記レベル比較器から前記切替制御信号を受けたとき、前記整流手段の出力から前記補償手段の出力に切り替えて出力する切り替え手段と、を備える、
    ことを特徴とする光ディスク装置。
  2. 光源から照射されるレーザー光を集光して光ディスク上に光スポットを形成する対物レンズと、該対物レンズを前記光ディスクの半径方向に移動させるトラッキングアクチュエータとからなる光学ピックアップにより、該光ディスクの情報トラックに対して、情報の記録再生を行う光ディスク装置において、
    前記光ディスクの情報トラックと前記光スポットとの、該光ディスクの半径方向の相対位置誤差を検出するトラッキング誤差検出手段と、
    前記トラッキング誤差検出手段の出力を入力として、ゲイン補償と位相補償とを行う補償手段と、
    前記トラッキングアクチュエータを駆動させるトラッキングアクチュエータ駆動手段と、
    前記光ディスクと前記光スポットとの、該光ディスクの半径方向の相対移動方向を検出する方向検出手段と、
    前記方向検出手段の出力を元に整流する極性を切り替えて、前記補償手段の出力を整流する整流手段と、
    一定幅且つ一定波高値の加速パルスあるいは減速パルスを出力する加減速パルス印加手段と、
    前記加減速パルス印加手段のパルス出力終了後から一定時間をカウントするカウンタと、
    前記加減速パルス印加手段の出力と、前記整流手段の出力と、前記補償手段の出力とを入力とし、前記光ディスクの情報トラックに前記光スポットを追従させた状態から、該情報トラックに隣接する情報トラックに前記光スポットを移動させる際、前記加減速パルス印加手段の加速、減速パルスの出力後に、前記整流手段の出力を出力し、前記カウンタにおいて一定時間のカウント終了後に、前記整流手段の出力から前記補償手段の出力に切り替えて出力する切り替え手段と、を備える、
    ことを特徴とする光ディスク装置。
  3. 請求項1に記載の光ディスク装置において、
    前記加減速パルス印加手段のパルス出力終了後から一定時間をカウントするカウンタを備え、
    前記切り替え手段は、前記加減速パルス印加手段の出力と、前記整流手段の出力と、前記補償手段の出力とを入力とし、前記光ディスクの情報トラックに前記光スポットを追従させた状態から、該情報トラックに隣接する情報トラックに前記光スポットを移動させる際、前記加減速パルス印加手段の加速、減速パルスの出力後に、前記整流手段の出力を出力し、前記レベル比較器から前記切替制御信号を受けたとき、あるいは、前記カウンタにおいて一定時間のカウント終了後に、前記整流手段の出力から前記補償手段の出力に切り替えて出力する、
    ことを特徴とする光ディスク装置。
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