JP2004325751A - 液晶表示パネル用可撓配線板 - Google Patents
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Abstract
【課題】液晶表示パネルの狭額縁化を容易に図ることのできる液晶表示パネル用可撓配線板を提供する。
【解決手段】絶縁性基板22の一端の一面側に設けられている接続用端子23の先端部に、接続用端子13が対応するパネル端子13とは異なる他のパネル端子13と短絡するのを防止するための短絡防止手段27を設ける。
【選択図】 図1
【解決手段】絶縁性基板22の一端の一面側に設けられている接続用端子23の先端部に、接続用端子13が対応するパネル端子13とは異なる他のパネル端子13と短絡するのを防止するための短絡防止手段27を設ける。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶表示パネルとの電気的な接続に好適な液晶表示パネル用可撓配線板に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、可撓配線板と対応する電気部品とを異方性導電材により電気的に接続する技術が知られている。このような技術が用いられる可撓配線板の一つとして、液晶表示装置における液晶表示パネルとの接続に用いられている可撓配線板、すなわち液晶表示パネル用可撓配線板がある。この液晶表示パネル用可撓配線板は、その一端に所定パターンの接続用端子が設けられており、この接続用端子は、液晶表示パネルの端子形成部に設けられているパネル端子に対して異方性導電材によって電気的に接続されるようになっている。また、端子形成部は、例えば液晶が封入される一対の基板のうちの一方を、他方に対して大きく形成し、この大きく形成された一方の基板の突出部分の他方の基板側の表面に設けられている。
【0003】
前記液晶表示パネル用可撓配線板としては、TCP(tape carrier package)に代表される可撓性を有する絶縁性基板上に液晶駆動用LSIチップなどのチップ部品を搭載したものや、外部駆動回路と液晶表示パネルとの電気的な接続に用いる入出力端子(電極)のみを設けたものなどがある。
【0004】
従来の液晶表示パネル用可撓配線板について、液晶駆動用ドライバIC(駆動回路)あるいは液晶駆動用LSIなどのチップ部品を端子形成部に直付けしたCOG(chip on glass )実装方式を用いた液晶表示パネルに用いるものを例示して説明する。
【0005】
図4は従来の液晶表示パネル用可撓配線板の接続用端子近傍を示すものであり、従来の液晶表示パネル用可撓配線板1は、ポリイミドあるいはポリエチレンテレフタレートなどの絶縁性を有する素材により形成された可撓性フィルムからなる絶縁性基板2を有しており、この絶縁性基板2の一端である図4の上端の一面側である表面には、銅などの金属膜により形成された導体層からなる所定パターンの接続用端子3が設けられている。これらの接続用端子3は、絶縁性基板2の一端である図4の上方に示す上端に沿って整列配置されている。
【0006】
すなわち、接続用端子3は、絶縁性基板2の上端に対して直交する図4の上下方向を長手方向とする相互に平行な多数の直線状電極3aによって形成されている。これらの直線状電極3aは、例えば200μm程度のピッチで整列配置されている。また、各直線状電極3aの図4の下方に示す基端部は、所定パターンの接続配線4にそれぞれ接続されており、接続配線4は、腐蝕および損傷などから保護するためのアクリル樹脂などの絶縁性を有する保護膜5によって覆われている。
【0007】
図5は、従来の液晶表示パネル用可撓配線板が電気的に接続されるCOG実装方式の液晶表示パネルの端子形成部近傍の要部の構成を示すものであり、従来の液晶表示パネル11の端子形成部12には、少なくとも液晶表示パネル用可撓配線板1の接続用端子3との電気的な接続に用いるためのパネル端子13が設けられているとともに、液晶駆動用ドライバIC(駆動回路)などのチップ部品14が実装されている。
【0008】
前記パネル端子13は、端子形成部12の端縁(パネル端縁)である図5の下方に示す下端に沿って整列配置されている。すなわち、パネル端子13は、端子形成部12の下端に対して直交する図5の上下方向を長手方向とする相互に平行な多数のパネル側直線状電極13aによって形成されている。これらのパネル側直線状電極13aは、液晶表示パネル用可撓配線板1の接続用端子3を構成する多数の直線状電極3aのピッチと同様に、例えば200μm程度のピッチで整列配置されている。また、これらのパネル側直線状電極13aには、引回し配線15の一端がそれぞれ接続されており、引回し配線15の他端は、チップ部品14の入力側の電極が電気的に接続される多数のチップ用電極(図示せず)に接続されている。また、引回し配線15の他端が接続されるチップ用電極は、例えば100μm程度以下の狭ピッチで配置されている。
【0009】
なお、図5に示すパネル側直線状電極13a、引回し配線15は、配列方向中央部に位置するものを省略して図示してある。また、図5には、チップ部品14の出力側のチップ用電極およびこれに連なる液晶表示部に位置する表示用電極としての透明電極から引き出された所定パターンの出力側の引回し配線についても省略してある。
【0010】
このような構成からなる液晶表示パネル用可撓配線板1の接続用端子3と液晶表示パネル11のパネル端子13とは、図6に示すように、相互に対応する接続用端子3の直線状電極3aとパネル端子13のパネル側直線状電極13aとが対向するように位置合わせされるとともに、相互の対向面間に配設される図示しない異方性導電材を介して電気的に接続されるようになっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した従来の液晶表示パネル用可撓配線板1においては、近年の液晶表示パネル11の狭額縁化の要求に応えることができないという問題点があった。
【0012】
すなわち、従来の液晶表示パネル11の端子形成部12に設けられている引回し配線15は、広ピッチのパネル端子13と図示しない狭ピッチの入力側のチップ用電極とを接続するため、図5に示すように、少なくとも一部、例えば図5において配列方向の両側に位置するものは、パネル側直線状電極13aの端縁から鋭角に延在する斜め配線部16とされている。このため、液晶表示パネル用可撓配線板1の接続用端子3と液晶表示パネル11のパネル端子13との位置合わせ時に、接続用端子3が図5において上方への大きな位置ずれを生じると、図7に示すように、液晶表示パネル用可撓配線板1の接続用端子3の左端から2番目に位置する直線状電極3aは、対応するパネル端子13の左端から2番目に位置するパネル側直線状電極13aに加えて、異なるパネル端子13のパネル側直線状電極13aに接続されている引回し配線15、すなわち左端に位置するパネル側直線状電極13aに接続されている引回し配線15の斜め配線部16と接触し、対応するパネル端子13とは異なるパネル端子13との短絡が生じるという不都合が発生するという問題点があった。
【0013】
このような問題点に対処するため、従来の液晶表示パネル11においては、パネル端子13のパネル側直線状電極13aの本来の長さ寸法に、図7に符号Xにて示す液晶表示パネル用可撓配線板1の製作精度および位置合わせ精度を勘案した短絡を防止するための本来必要のない余分な短絡防止用長さ寸法を加えることにより、パネル側直線状電極13aの全長が設定されている。
【0014】
すなわち、液晶表示パネル11の端子形成部12の図5の上下方向に示す寸法が、図7に符号Xにて示す短絡防止用長さ寸法だけ大きく形成されている。その結果、液晶表示パネル11における外形サイズを変えずに表示面積を大きくするためのいわゆる狭額縁化を阻害するという問題点があった。
【0015】
なお、引回し配線を、パネル端子を構成する直線状電極の端縁から鋭角に延在する斜め配線とするのは、電極を集めたり、広げたりするためであり、COG実装方式を用いた液晶表示パネルに限られるものではなく、各種の液晶表示パネルに用いられている。
【0016】
本発明はこの点に鑑みてなされたものであり、液晶表示パネルの狭額縁化を容易に図ることのできる液晶表示パネル用可撓配線板を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するため特許請求の範囲の請求項1に係る本発明の液晶表示パネル用可撓配線板の特徴は、絶縁性基板の一端の一面側に接続用端子が設けられており、前記接続用端子が異方性導電材を介して液晶表示パネルの端子形成部に設けられているパネル端子と電気的に接続可能に形成されている液晶表示パネル用可撓配線板において、前記接続用端子の先端部に、前記接続用端子が対応するパネル端子とは異なる他のパネル端子と短絡するのを防止するための短絡防止手段が設けられている点にある。そして、このような構成を採用したことにより、短絡防止手段は、接続用端子が対応するパネル端子とは異なるパネル端子と短絡するのを確実に防止できるので、液晶表示パネルの狭額縁化を容易に図ることができる。
【0018】
また、請求項2に係る本発明の液晶表示パネル用可撓配線板の特徴は、請求項1において、前記短絡防止手段が、前記接続用端子の先端部を覆う絶縁部材である点にある。そして、このような構成を採用したことにより、短絡防止手段を容易かつ確実に設けることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に示す実施形態により説明する。
【0020】
図1は本発明に係る液晶表示パネル用可撓配線板の実施形態の要部を示す平面図である。
【0021】
本実施形態の液晶表示パネル用可撓配線板は、液晶駆動用ドライバICなどのチップ部品を端子形成部に直付けしたCOG実装方式を用いた液晶表示パネルに用いるものを例示している。また、本実施形態における液晶表示パネルの構成については、先に説明した従来例(図5)のものと実質的に同様である。
【0022】
図1に示すように、本実施形態の液晶表示パネル用可撓配線板21は、ポリイミドあるいはポリエチレンテレフタレートなどの絶縁性を有する素材により形成された可撓性フィルムからなる絶縁性基板22を有しており、この絶縁性基板22の一端である図1の上端の一面側である表面には、所定パターンの接続用端子23が設けられている。これらの接続用端子23は、絶縁性基板22の一端である図1の上方に示す上端に沿って整列配置されている。
【0023】
すなわち、本実施形態の接続用端子23は、絶縁性基板22の上端に対して直交する図1の上下方向を長手方向とする相互に平行な多数の直線状電極23aによって形成されている。これらの直線状電極23aは、例えば200μm程度のピッチで整列配置されている。また、各直線状電極23aの図1の下方に示す基端部は、所定パターンの接続配線24にそれぞれ接続されており、接続配線24は、腐蝕および損傷などから保護するためのアクリル樹脂などの絶縁性を有する保護膜25によって覆われている。
【0024】
前記接続用端子23および接続配線24の素材としては、薄膜を容易に形成することのできる金属の導体、例えば銅が一般的であり、アルミニウムなども必要に応じて用いられる。また、接続用端子23および接続配線24は、例えば絶縁性基板22の一面上に、無電解メッキあるいはスパッタなどにより厚さ9.0μm程度に成膜された金属の導体(金属膜)からなる導電層をエッチングによって所定パターンにパターニングすることにより形成されている。なお、厚さ12〜25μm程度の銅などの薄膜にポリイミド樹脂を塗布し熱硬化する形成方法もある。
【0025】
前記保護膜25の素材としては、ポリイミド樹脂、エポキシ樹脂、アクリル樹脂などの絶縁性を有する樹脂が一般的に用いられる。
【0026】
前記接続用端子23の先端部である図1の上方に示す上端部は、絶縁部材26によって覆われている。この絶縁部材26の形成領域、詳しくは、絶縁部材26の図1の上下方向に沿った長さ寸法は、設計コンセプトなどの必要に応じて設定すればよいが、液晶表示パネル用可撓配線板21の製作精度、および液晶表示パネル用可撓配線板21と液晶表示パネル11との位置合わせ精度を勘案して設定することが肝要である。また、絶縁部材26としては、保護膜25と同様の素材や、絶縁テープなどを用いることができる。
【0027】
前記絶縁部材26によって、本実施形態の接続用端子23が対応するパネル端子13とは異なるパネル端子13との短絡を防止するための短絡防止手段27が構成されている。
【0028】
なお、絶縁部材26として保護膜25と同様の素材を用いた場合には、絶縁部材26を保護膜25の形成と同時に形成することができる。また、絶縁部材26として絶縁テープを用いた場合には、既存の液晶表示パネル用可撓配線板1に絶縁テープを貼着することにより、既存の液晶表示パネル用可撓配線板1を本実施形態の液晶表示パネル用可撓配線板21として用いることができる。すなわち、既存の液晶表示パネル用可撓配線板1の有効利用を図ることができる。
【0029】
その他の構成については、従来公知の液晶表示パネル用可撓配線板と同様とされているので、その詳しい説明および図示は省略する。
【0030】
つぎに、前述した構成からなる本実施形態の作用について説明する。
【0031】
図2および図3は本発明に係る液晶表示パネル用可撓配線板の接続用端子と液晶表示パネルのパネル端子との接続状態を示すものであり、図2は理想的な場合を示す模式的部分拡大平面図、図3は位置ずれが生じた場合を示す模式的部分拡大平面図である。
【0032】
本実施形態の液晶表示パネル用可撓配線板21によれば、図2に示すように、相互に対応する接続用端子23の直線状電極23aとパネル端子13のパネル側直線状電極13aとが対向するように位置合わせされるとともに、相互の対向面間に配設される図示しない異方性導電材を介して電気的に接続することができる。なお、異方性導電材としては、異方性導電膜、異方性導電ペーストなどを挙げることができる。この異方性導電材に用いる樹脂としては、熱硬化性樹脂、紫外線硬化性樹脂などを挙げることができる。そして、異方性導電材に用いる導電粒子としては、ニッケル、銅などの金属粒子あるいは樹脂ビーズにニッケル、金等の金属を被覆した粒子などを挙げることができる。
【0033】
本実施形態の液晶表示パネル用可撓配線板21によれば、液晶表示パネル用可撓配線板21の接続用端子23と液晶表示パネル11のパネル端子13との位置合わせ時に位置ずれが生じた場合、液晶表示パネル11のパネル端子13の長さにかかわらず、すなわちパネル端子13の長さ寸法が、従来必要であった余分な短絡防止用長さ寸法Xを加えない本来の長さ寸法であっても、接続用端子23が対応するパネル端子13とは異なる他のパネル端子13と短絡するのを容易かつ確実に防止できる。
【0034】
つまり、本実施形態の液晶表示パネル用可撓配線板21においては、液晶表示パネル用可撓配線板21の接続用端子23と液晶表示パネル11のパネル端子13との位置合わせ時に大きな位置ずれが生じた場合、図3に示すように、液晶表示パネル用可撓配線板21の接続用端子23の図3の左から2番目に位置する直線状電極23aは、対応するパネル端子13の図3の左から2番目に位置するパネル側直線状電極13aに加えて、図3の左端に位置するパネル側直線状電極13aから延出されている引回し配線15の斜め配線部16と接触しようとするが、この直線状電極23aと斜め配線部16との対向面間には、短絡防止手段27としての絶縁部材26が介在するので、直線状電極23aが対応するパネル側直線状電極13aとは異なるパネル側直線状電極13aから延出されている引回し配線15の斜め配線部16と接触するのを確実に防止する。その結果、接続用端子23が対応するパネル端子13とは異なるパネル端子13と短絡するのを確実かつ容易に防止できる。
【0035】
したがって、本実施形態の液晶表示パネル用可撓配線板21によれば、液晶表示パネル11の狭額縁化を容易に図ることができる。
【0036】
また、本実施形態の液晶表示パネル用可撓配線板21によれば、短絡防止手段27が、接続用端子23の先端部を覆う絶縁部材26であるから、短絡防止手段27を容易かつ確実に設けることができる。
【0037】
本発明の液晶表示パネル用可撓配線板は、COG実装方式を用いた液晶表示パネルだけでなく、端子形成部にパネル端子と引回し配線のみを有する液晶表示パネルに用いることができる。
【0038】
なお、本発明は前記各実施形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々変更することができる。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1に係る本発明の液晶表示パネル用可撓配線板によれば、液晶表示パネルの狭額縁化を容易に図ることができるなどの極めて優れた効果を奏する。
【0040】
請求項2に係る本発明の液晶表示パネル用可撓配線板によれば、短絡防止手段を容易かつ確実に設けることができるなどの極めて優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る液晶表示パネル用可撓配線板の実施形態の要部を示す模式的平面図
【図2】図1の液晶表示パネル用可撓配線板の接続用端子と液晶表示パネルのパネル端子との理想的な場合における接続状態を示す模式的部分拡大平面図
【図3】図1の液晶表示パネル用可撓配線板の接続用端子と液晶表示パネルのパネル端子との位置ずれが生じた場合における接続状態を示す模式的部分拡大平面図
【図4】従来の液晶表示パネル用可撓配線板の要部を示す模式的平面図
【図5】従来の液晶表示パネルの端子形成部近傍の要部を示す模式的平面図
【図6】従来の液晶表示パネル用可撓配線板の接続用端子と液晶表示パネルのパネル端子との理想的な場合における接続状態を示す模式的部分拡大平面図
【図7】従来の液晶表示パネル用可撓配線板の接続用端子と液晶表示パネルのパネル端子との位置ずれが生じた場合における接続状態を示す模式的部分拡大平面図
【符号の説明】
11 液晶表示パネル
12 端子形成部
13 パネル端子
13a パネル側直線状電極
14 チップ部品
15 引回し配線
16 斜め配線部
21 液晶表示パネル用可撓配線板
22 絶縁性基板
23 接続用端子
23a 直線状電極
24 接続配線
25 保護膜
26 絶縁部材
27 短絡防止手段
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶表示パネルとの電気的な接続に好適な液晶表示パネル用可撓配線板に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、可撓配線板と対応する電気部品とを異方性導電材により電気的に接続する技術が知られている。このような技術が用いられる可撓配線板の一つとして、液晶表示装置における液晶表示パネルとの接続に用いられている可撓配線板、すなわち液晶表示パネル用可撓配線板がある。この液晶表示パネル用可撓配線板は、その一端に所定パターンの接続用端子が設けられており、この接続用端子は、液晶表示パネルの端子形成部に設けられているパネル端子に対して異方性導電材によって電気的に接続されるようになっている。また、端子形成部は、例えば液晶が封入される一対の基板のうちの一方を、他方に対して大きく形成し、この大きく形成された一方の基板の突出部分の他方の基板側の表面に設けられている。
【0003】
前記液晶表示パネル用可撓配線板としては、TCP(tape carrier package)に代表される可撓性を有する絶縁性基板上に液晶駆動用LSIチップなどのチップ部品を搭載したものや、外部駆動回路と液晶表示パネルとの電気的な接続に用いる入出力端子(電極)のみを設けたものなどがある。
【0004】
従来の液晶表示パネル用可撓配線板について、液晶駆動用ドライバIC(駆動回路)あるいは液晶駆動用LSIなどのチップ部品を端子形成部に直付けしたCOG(chip on glass )実装方式を用いた液晶表示パネルに用いるものを例示して説明する。
【0005】
図4は従来の液晶表示パネル用可撓配線板の接続用端子近傍を示すものであり、従来の液晶表示パネル用可撓配線板1は、ポリイミドあるいはポリエチレンテレフタレートなどの絶縁性を有する素材により形成された可撓性フィルムからなる絶縁性基板2を有しており、この絶縁性基板2の一端である図4の上端の一面側である表面には、銅などの金属膜により形成された導体層からなる所定パターンの接続用端子3が設けられている。これらの接続用端子3は、絶縁性基板2の一端である図4の上方に示す上端に沿って整列配置されている。
【0006】
すなわち、接続用端子3は、絶縁性基板2の上端に対して直交する図4の上下方向を長手方向とする相互に平行な多数の直線状電極3aによって形成されている。これらの直線状電極3aは、例えば200μm程度のピッチで整列配置されている。また、各直線状電極3aの図4の下方に示す基端部は、所定パターンの接続配線4にそれぞれ接続されており、接続配線4は、腐蝕および損傷などから保護するためのアクリル樹脂などの絶縁性を有する保護膜5によって覆われている。
【0007】
図5は、従来の液晶表示パネル用可撓配線板が電気的に接続されるCOG実装方式の液晶表示パネルの端子形成部近傍の要部の構成を示すものであり、従来の液晶表示パネル11の端子形成部12には、少なくとも液晶表示パネル用可撓配線板1の接続用端子3との電気的な接続に用いるためのパネル端子13が設けられているとともに、液晶駆動用ドライバIC(駆動回路)などのチップ部品14が実装されている。
【0008】
前記パネル端子13は、端子形成部12の端縁(パネル端縁)である図5の下方に示す下端に沿って整列配置されている。すなわち、パネル端子13は、端子形成部12の下端に対して直交する図5の上下方向を長手方向とする相互に平行な多数のパネル側直線状電極13aによって形成されている。これらのパネル側直線状電極13aは、液晶表示パネル用可撓配線板1の接続用端子3を構成する多数の直線状電極3aのピッチと同様に、例えば200μm程度のピッチで整列配置されている。また、これらのパネル側直線状電極13aには、引回し配線15の一端がそれぞれ接続されており、引回し配線15の他端は、チップ部品14の入力側の電極が電気的に接続される多数のチップ用電極(図示せず)に接続されている。また、引回し配線15の他端が接続されるチップ用電極は、例えば100μm程度以下の狭ピッチで配置されている。
【0009】
なお、図5に示すパネル側直線状電極13a、引回し配線15は、配列方向中央部に位置するものを省略して図示してある。また、図5には、チップ部品14の出力側のチップ用電極およびこれに連なる液晶表示部に位置する表示用電極としての透明電極から引き出された所定パターンの出力側の引回し配線についても省略してある。
【0010】
このような構成からなる液晶表示パネル用可撓配線板1の接続用端子3と液晶表示パネル11のパネル端子13とは、図6に示すように、相互に対応する接続用端子3の直線状電極3aとパネル端子13のパネル側直線状電極13aとが対向するように位置合わせされるとともに、相互の対向面間に配設される図示しない異方性導電材を介して電気的に接続されるようになっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した従来の液晶表示パネル用可撓配線板1においては、近年の液晶表示パネル11の狭額縁化の要求に応えることができないという問題点があった。
【0012】
すなわち、従来の液晶表示パネル11の端子形成部12に設けられている引回し配線15は、広ピッチのパネル端子13と図示しない狭ピッチの入力側のチップ用電極とを接続するため、図5に示すように、少なくとも一部、例えば図5において配列方向の両側に位置するものは、パネル側直線状電極13aの端縁から鋭角に延在する斜め配線部16とされている。このため、液晶表示パネル用可撓配線板1の接続用端子3と液晶表示パネル11のパネル端子13との位置合わせ時に、接続用端子3が図5において上方への大きな位置ずれを生じると、図7に示すように、液晶表示パネル用可撓配線板1の接続用端子3の左端から2番目に位置する直線状電極3aは、対応するパネル端子13の左端から2番目に位置するパネル側直線状電極13aに加えて、異なるパネル端子13のパネル側直線状電極13aに接続されている引回し配線15、すなわち左端に位置するパネル側直線状電極13aに接続されている引回し配線15の斜め配線部16と接触し、対応するパネル端子13とは異なるパネル端子13との短絡が生じるという不都合が発生するという問題点があった。
【0013】
このような問題点に対処するため、従来の液晶表示パネル11においては、パネル端子13のパネル側直線状電極13aの本来の長さ寸法に、図7に符号Xにて示す液晶表示パネル用可撓配線板1の製作精度および位置合わせ精度を勘案した短絡を防止するための本来必要のない余分な短絡防止用長さ寸法を加えることにより、パネル側直線状電極13aの全長が設定されている。
【0014】
すなわち、液晶表示パネル11の端子形成部12の図5の上下方向に示す寸法が、図7に符号Xにて示す短絡防止用長さ寸法だけ大きく形成されている。その結果、液晶表示パネル11における外形サイズを変えずに表示面積を大きくするためのいわゆる狭額縁化を阻害するという問題点があった。
【0015】
なお、引回し配線を、パネル端子を構成する直線状電極の端縁から鋭角に延在する斜め配線とするのは、電極を集めたり、広げたりするためであり、COG実装方式を用いた液晶表示パネルに限られるものではなく、各種の液晶表示パネルに用いられている。
【0016】
本発明はこの点に鑑みてなされたものであり、液晶表示パネルの狭額縁化を容易に図ることのできる液晶表示パネル用可撓配線板を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するため特許請求の範囲の請求項1に係る本発明の液晶表示パネル用可撓配線板の特徴は、絶縁性基板の一端の一面側に接続用端子が設けられており、前記接続用端子が異方性導電材を介して液晶表示パネルの端子形成部に設けられているパネル端子と電気的に接続可能に形成されている液晶表示パネル用可撓配線板において、前記接続用端子の先端部に、前記接続用端子が対応するパネル端子とは異なる他のパネル端子と短絡するのを防止するための短絡防止手段が設けられている点にある。そして、このような構成を採用したことにより、短絡防止手段は、接続用端子が対応するパネル端子とは異なるパネル端子と短絡するのを確実に防止できるので、液晶表示パネルの狭額縁化を容易に図ることができる。
【0018】
また、請求項2に係る本発明の液晶表示パネル用可撓配線板の特徴は、請求項1において、前記短絡防止手段が、前記接続用端子の先端部を覆う絶縁部材である点にある。そして、このような構成を採用したことにより、短絡防止手段を容易かつ確実に設けることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に示す実施形態により説明する。
【0020】
図1は本発明に係る液晶表示パネル用可撓配線板の実施形態の要部を示す平面図である。
【0021】
本実施形態の液晶表示パネル用可撓配線板は、液晶駆動用ドライバICなどのチップ部品を端子形成部に直付けしたCOG実装方式を用いた液晶表示パネルに用いるものを例示している。また、本実施形態における液晶表示パネルの構成については、先に説明した従来例(図5)のものと実質的に同様である。
【0022】
図1に示すように、本実施形態の液晶表示パネル用可撓配線板21は、ポリイミドあるいはポリエチレンテレフタレートなどの絶縁性を有する素材により形成された可撓性フィルムからなる絶縁性基板22を有しており、この絶縁性基板22の一端である図1の上端の一面側である表面には、所定パターンの接続用端子23が設けられている。これらの接続用端子23は、絶縁性基板22の一端である図1の上方に示す上端に沿って整列配置されている。
【0023】
すなわち、本実施形態の接続用端子23は、絶縁性基板22の上端に対して直交する図1の上下方向を長手方向とする相互に平行な多数の直線状電極23aによって形成されている。これらの直線状電極23aは、例えば200μm程度のピッチで整列配置されている。また、各直線状電極23aの図1の下方に示す基端部は、所定パターンの接続配線24にそれぞれ接続されており、接続配線24は、腐蝕および損傷などから保護するためのアクリル樹脂などの絶縁性を有する保護膜25によって覆われている。
【0024】
前記接続用端子23および接続配線24の素材としては、薄膜を容易に形成することのできる金属の導体、例えば銅が一般的であり、アルミニウムなども必要に応じて用いられる。また、接続用端子23および接続配線24は、例えば絶縁性基板22の一面上に、無電解メッキあるいはスパッタなどにより厚さ9.0μm程度に成膜された金属の導体(金属膜)からなる導電層をエッチングによって所定パターンにパターニングすることにより形成されている。なお、厚さ12〜25μm程度の銅などの薄膜にポリイミド樹脂を塗布し熱硬化する形成方法もある。
【0025】
前記保護膜25の素材としては、ポリイミド樹脂、エポキシ樹脂、アクリル樹脂などの絶縁性を有する樹脂が一般的に用いられる。
【0026】
前記接続用端子23の先端部である図1の上方に示す上端部は、絶縁部材26によって覆われている。この絶縁部材26の形成領域、詳しくは、絶縁部材26の図1の上下方向に沿った長さ寸法は、設計コンセプトなどの必要に応じて設定すればよいが、液晶表示パネル用可撓配線板21の製作精度、および液晶表示パネル用可撓配線板21と液晶表示パネル11との位置合わせ精度を勘案して設定することが肝要である。また、絶縁部材26としては、保護膜25と同様の素材や、絶縁テープなどを用いることができる。
【0027】
前記絶縁部材26によって、本実施形態の接続用端子23が対応するパネル端子13とは異なるパネル端子13との短絡を防止するための短絡防止手段27が構成されている。
【0028】
なお、絶縁部材26として保護膜25と同様の素材を用いた場合には、絶縁部材26を保護膜25の形成と同時に形成することができる。また、絶縁部材26として絶縁テープを用いた場合には、既存の液晶表示パネル用可撓配線板1に絶縁テープを貼着することにより、既存の液晶表示パネル用可撓配線板1を本実施形態の液晶表示パネル用可撓配線板21として用いることができる。すなわち、既存の液晶表示パネル用可撓配線板1の有効利用を図ることができる。
【0029】
その他の構成については、従来公知の液晶表示パネル用可撓配線板と同様とされているので、その詳しい説明および図示は省略する。
【0030】
つぎに、前述した構成からなる本実施形態の作用について説明する。
【0031】
図2および図3は本発明に係る液晶表示パネル用可撓配線板の接続用端子と液晶表示パネルのパネル端子との接続状態を示すものであり、図2は理想的な場合を示す模式的部分拡大平面図、図3は位置ずれが生じた場合を示す模式的部分拡大平面図である。
【0032】
本実施形態の液晶表示パネル用可撓配線板21によれば、図2に示すように、相互に対応する接続用端子23の直線状電極23aとパネル端子13のパネル側直線状電極13aとが対向するように位置合わせされるとともに、相互の対向面間に配設される図示しない異方性導電材を介して電気的に接続することができる。なお、異方性導電材としては、異方性導電膜、異方性導電ペーストなどを挙げることができる。この異方性導電材に用いる樹脂としては、熱硬化性樹脂、紫外線硬化性樹脂などを挙げることができる。そして、異方性導電材に用いる導電粒子としては、ニッケル、銅などの金属粒子あるいは樹脂ビーズにニッケル、金等の金属を被覆した粒子などを挙げることができる。
【0033】
本実施形態の液晶表示パネル用可撓配線板21によれば、液晶表示パネル用可撓配線板21の接続用端子23と液晶表示パネル11のパネル端子13との位置合わせ時に位置ずれが生じた場合、液晶表示パネル11のパネル端子13の長さにかかわらず、すなわちパネル端子13の長さ寸法が、従来必要であった余分な短絡防止用長さ寸法Xを加えない本来の長さ寸法であっても、接続用端子23が対応するパネル端子13とは異なる他のパネル端子13と短絡するのを容易かつ確実に防止できる。
【0034】
つまり、本実施形態の液晶表示パネル用可撓配線板21においては、液晶表示パネル用可撓配線板21の接続用端子23と液晶表示パネル11のパネル端子13との位置合わせ時に大きな位置ずれが生じた場合、図3に示すように、液晶表示パネル用可撓配線板21の接続用端子23の図3の左から2番目に位置する直線状電極23aは、対応するパネル端子13の図3の左から2番目に位置するパネル側直線状電極13aに加えて、図3の左端に位置するパネル側直線状電極13aから延出されている引回し配線15の斜め配線部16と接触しようとするが、この直線状電極23aと斜め配線部16との対向面間には、短絡防止手段27としての絶縁部材26が介在するので、直線状電極23aが対応するパネル側直線状電極13aとは異なるパネル側直線状電極13aから延出されている引回し配線15の斜め配線部16と接触するのを確実に防止する。その結果、接続用端子23が対応するパネル端子13とは異なるパネル端子13と短絡するのを確実かつ容易に防止できる。
【0035】
したがって、本実施形態の液晶表示パネル用可撓配線板21によれば、液晶表示パネル11の狭額縁化を容易に図ることができる。
【0036】
また、本実施形態の液晶表示パネル用可撓配線板21によれば、短絡防止手段27が、接続用端子23の先端部を覆う絶縁部材26であるから、短絡防止手段27を容易かつ確実に設けることができる。
【0037】
本発明の液晶表示パネル用可撓配線板は、COG実装方式を用いた液晶表示パネルだけでなく、端子形成部にパネル端子と引回し配線のみを有する液晶表示パネルに用いることができる。
【0038】
なお、本発明は前記各実施形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々変更することができる。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1に係る本発明の液晶表示パネル用可撓配線板によれば、液晶表示パネルの狭額縁化を容易に図ることができるなどの極めて優れた効果を奏する。
【0040】
請求項2に係る本発明の液晶表示パネル用可撓配線板によれば、短絡防止手段を容易かつ確実に設けることができるなどの極めて優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る液晶表示パネル用可撓配線板の実施形態の要部を示す模式的平面図
【図2】図1の液晶表示パネル用可撓配線板の接続用端子と液晶表示パネルのパネル端子との理想的な場合における接続状態を示す模式的部分拡大平面図
【図3】図1の液晶表示パネル用可撓配線板の接続用端子と液晶表示パネルのパネル端子との位置ずれが生じた場合における接続状態を示す模式的部分拡大平面図
【図4】従来の液晶表示パネル用可撓配線板の要部を示す模式的平面図
【図5】従来の液晶表示パネルの端子形成部近傍の要部を示す模式的平面図
【図6】従来の液晶表示パネル用可撓配線板の接続用端子と液晶表示パネルのパネル端子との理想的な場合における接続状態を示す模式的部分拡大平面図
【図7】従来の液晶表示パネル用可撓配線板の接続用端子と液晶表示パネルのパネル端子との位置ずれが生じた場合における接続状態を示す模式的部分拡大平面図
【符号の説明】
11 液晶表示パネル
12 端子形成部
13 パネル端子
13a パネル側直線状電極
14 チップ部品
15 引回し配線
16 斜め配線部
21 液晶表示パネル用可撓配線板
22 絶縁性基板
23 接続用端子
23a 直線状電極
24 接続配線
25 保護膜
26 絶縁部材
27 短絡防止手段
Claims (2)
- 絶縁性基板の一端の一面側に接続用端子が設けられており、前記接続用端子が異方性導電材を介して液晶表示パネルの端子形成部に設けられているパネル端子と電気的に接続可能に形成されている液晶表示パネル用可撓配線板において、
前記接続用端子の先端部に、前記接続用端子が対応するパネル端子とは異なる他のパネル端子と短絡するのを防止するための短絡防止手段が設けられていることを特徴とする液晶表示パネル用可撓配線板。 - 前記短絡防止手段が、前記接続用端子の先端部を覆う絶縁部材である請求項1に記載の液晶表示パネル用可撓配線板。
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