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JP2004296865A - 巻き線チップインダクタ用フェライトコアとその製造方法及び巻き線チップインダクタ - Google Patents

巻き線チップインダクタ用フェライトコアとその製造方法及び巻き線チップインダクタ Download PDF

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JP2004296865A
JP2004296865A JP2003088319A JP2003088319A JP2004296865A JP 2004296865 A JP2004296865 A JP 2004296865A JP 2003088319 A JP2003088319 A JP 2003088319A JP 2003088319 A JP2003088319 A JP 2003088319A JP 2004296865 A JP2004296865 A JP 2004296865A
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Masahiro Kajimura
将弘 梶村
Takatsugu Hagino
貴継 萩埜
Kiwa Okino
喜和 沖野
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Taiyo Yuden Co Ltd
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Taiyo Yuden Co Ltd
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Abstract

【課題】飽和磁束密度が高く且つ応力に対するインダクタンスLの変化率ΔL(%)ができるだけ小さい巻き線チップインダクタを低コストで提供する。
【解決手段】この発明は、フェライトコアと、該フェライトコアに巻回されているコイルとを備え、該フェライトコアが、Ni−Cu−Zn系フェライトからなるフェライト相と、ZnSiOからなるZnSiO相と、不可避不純物からなる不純物相とからなることを特徴とするものである。ここで、ZnSiO相の含有割合は0.5〜1.5wt%が好ましい。この発明に係る巻き線チップインダクタ用フェライトコアは、Ni−Cu−Zn系フェライト用の原料粉末を仮焼し、得られた仮焼粉にZnSiOを添加し、これを成形した後に焼結させることにより製造することができる。
【選択図】 なし

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は巻き線チップインダクタ用フェライトコアとその製造方法及び巻き線チップインダクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
テレビ、ビデオ、パソコン、携帯電話等の電子機器には巻き線チップインダクタが多数使用されている。これらの巻き線チップインダクタは、機械的強度の保持や温度、湿度等の外部環境に対しての信頼性を得るため、ドラム型のコアに巻き線を施した後、表面に合成樹脂が塗布・被覆されている。
【0003】
この塗布・被覆された合成樹脂は硬化するときに収縮してフェライトコアに圧縮応力を及ぼし、フェライトコアのインダクタンスLはこの圧縮応力によってかなり変化するが、圧縮応力は合成樹脂の塗布・被覆の状態や硬化の条件によって変動するので、得られたフェライトコアのインダクタンスLに大幅なバラツキが生じ、所望の範囲のインダクタンスLを備えた巻き線チップインダクタを得ることが難しいという問題があった。
【0004】
この問題に対し、特開平2−137301号公報では、Ni−Cu−Zn系フェライトについて、Fe,NiO,ZnO,CuOから成る原料粉に0.5〜20wt%のSiOを添加し、焼成時にフェライトの成分であるZnOとこのSiOとを化合させ、焼結体中にZnSiO相を形成させることで、圧縮応力に対してインダクタンスLの変化率ΔL(%)を低減させる発明が提案されている。
【0005】
ここで、圧縮応力に対するインダクタンスLの変化率ΔL(%)の低減は、ZnSiOがフェライトより線熱膨張係数が低いため、焼成の冷却時にフェライトとの間の線熱膨張係数差に基づく引張応力を残留させることにより実現している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記の従来技術では、次のような問題点がある。すなわち、Ni−Cu−Zn系フェライトの応力によるインダクタンスLの変化率ΔL(%)を小さくするためには、SiOの添加量が少量の場合では効果が無く、多量のSiOを添加してZnSiO相を形成させなければならず、しかも、ZnSiO相形成に寄与しなかったSiOは焼結体に残存する。
【0007】
そして、ZnSiOおよびSiOは非磁性相であり、これらの非磁性相の増大に伴って飽和磁束密度Bsが低下してしまうので、SiOの添加によって飽和磁束密度Bsが高く且つ応力に対するインダクタンスLの変化率ΔL(%)が小さいという特性が両立するNi−Cu−Zn系フェライトを得ることは困難であった。
【0008】
また、焼結体中にZnSiO相を形成させるためにはSiOをフェライト成分であるZnOと化合させることになるが、このSiOとZnOの化合によって焼結体中のフェライト成分であるZnOの組成比が変動し、温度特性、飽和磁束密度Bs、透磁率μ、Q、周波数特性、機械特性等の特性が変化し、安定した特性を有する材料を得ることができなかった。
【0009】
また、SiOはフェライトの焼結性を悪化させるので、緻密なフェライト焼結体を得るためには、より高温で焼成する必要があり、そのため、焼成コストがかかり、製品のコストアップにつながるという問題があった。
【0010】
また、ZnSiO相を形成するためには、フェライト成分におけるFe比が常用のものよりも低く、かつZnOとSiOを含有することが不可欠であり、適用できる組成範囲がかなり限定され、たとえば、フェライト成分におけるZnO含有量が低い組成では、SiOを添加してもZnSiO相は形成されず、圧縮応力に対するインダクタンスLの変化率ΔL(%)を小さくすることが難しいという問題があった。
【0011】
また、ZnSiO相は焼成時にZnOとSiOとの化合により形成されるが、低温で焼成した場合、ZnSiOが合成されず、圧縮応力に対するインダクタンスLの変化率ΔL(%)を小さくすることが難しいという問題があった。
【0012】
本発明は、できるだけ飽和磁束密度Bsが高くし、合成樹脂の被覆により圧縮応力が作用してもインダクタンスLの変化率ΔL(%)ができるだけ小さくなるようにした巻き線チップインダクタを低コストで提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る巻き線チップインダクタ用フェライトコアは、Ni−Cu−Zn系フェライトからなるフェライト相と、ZnSiOからなるZnSiO相と、不可避不純物からなる不純物相とからなることを特徴とするものである。
【0014】
また、この発明に係る巻き線チップインダクタは、フェライトコアと、該フェライトコアに巻回されているコイルとを備え、該フェライトコアが、Ni−Cu−Zn系フェライトからなるフェライト相と、ZnSiOからなるZnSiO相と、不可避不純物からなる不純物相とからなることを特徴とするものである。
【0015】
ここで、前記ZnSiO相の含有割合は0.5〜1.5wt%の範囲が好ましい。これは、ZnSiO相の割合が0.5wt%未満では圧縮応力に対するインダクタンスLの変化率ΔL(%)の低減の効果があまり得られず、ZnSiO相の割合が1.5wt%を超えると所望の飽和磁束密度が得られないが、ZnSiO相の割合が0.5〜1.5wt%の範囲ではこのような不都合がなく、所望の諸特性が得られるからである。
【0016】
また、前記フェライト相中のFe成分はFeに換算して30〜50mol%の範囲が好ましい。これは、フェライト相中のFe成分がFeに換算して30mol%を未満になると所望の透磁率μが得られず、Fe成分がFeに換算して50mol%を超えると所望の比抵抗、所望の損失、所望の周波数特性が得られなくなるが、Fe成分がFeに換算して30〜50mol%の範囲ではこのような不都合がなく、所望の諸特性が得られるからである。
【0017】
また、前記フェライト相中のCu成分はCuOに換算して0〜15mol%の範囲が好ましい。これは、Cu成分がCuOに換算して15mol%を超えると所望のQ値が得られなくなるが、Cu成分がCuOに換算して0〜15mol%の範囲ではこのような不都合がなく、所望の諸特性が得られるからである。
【0018】
また、前記フェライト相中のZn成分はZnOに換算して0〜37mol%の範囲が好ましい。これは、Zn成分がZnOに換算して30mol%を超えるとキュリー温度が実用温度に近くなって使用し難くなるが、Zn成分がZnOに換算して0〜30mol%の範囲ではこのような不都合がなく、所望の諸特性が得られるからである。
【0019】
また、この発明に係る線チップインダクタ用フェライトコアの製造方法は、Ni−Cu−Zn系フェライト用の原料粉末を仮焼し、得られた仮焼粉にZnSiOを添加し、これを成形した後に焼結させることを特徴とするものである。
【0020】
ここで、前記ZnSiOの添加量は0.5〜1.5wt%の範囲が好ましい。また、前記原料粉末中のFe成分はFeとして30〜50mol%、前記原料粉末中のNi成分はNiOとして0〜60mol%、前記原料粉末中のCu成分はCuOとしての0〜15mol%、前記原料粉末中のZn成分はZnOとして0〜37mol%の範囲が好ましい。その理由は上述した限定理由と同様である。
【0021】
【実施例】
実施例1:原料粉末を、Fe:49mol%、NiO:39mol%、ZnO:5mol%、CuO:7mol%の割合で各々秤量し、これらをボールミル内に入れ、充分に混合して混合粉末を得た。
【0022】
次に、この混合粉末を容器に入れ、この容器を電気炉に入れ、大気雰囲気下、従来の慣用法で仮焼し、スピネル系フェライトの粉末を作成した。
【0023】
次に、この仮焼により得られたフェライトに0〜2.5wt%の範囲でZnSiO(SiO量に換算して0〜0.72wt%)を添加し、また、0.5wt%のSiOを添加し、これらをボールミル内に入れ、仮焼物を解砕させるとともに、ZnSiOを混合して各々仮焼混合粉を得た。
【0024】
次に、仮焼混合粉に有機バインダを加えて造粒し、これを加圧成形して角状トロイダルコア型の成形体を得た。そして、この角状トロイダルコア型の成形体を大気雰囲気下、1075〜1120℃で2時間焼成して焼結させ、角状トロイダルコアを得た。
【0025】
次に、この角状トロイダルコアの飽和磁束密度Bs(mT)、比抵抗(Ω・cm)を求めたところ、表1に示す通りであった。
【0026】
次に、得られた角状トロイダルコアにコイルを13回巻回してインダクタを作成した。そして、このインダクタに荷重を加えた状態でインダクタンスLを測定し、圧縮応力(kgfmm)とインダクタンスLの変化率ΔL(%)との関係を求めたところ、表1及び図1に示す通りの結果が得られた。
【0027】
【表1】
Figure 2004296865
【0028】
表1及び図1に示す結果から、ZnSiOを添加すると、SiOを添加した場合と比べ、飽和磁束密度Bs及び比抵抗が大きくなることがわかる。
【0029】
また、ZnSiOの添加量が0の場合、L変化率が−40%と大きいが、ZnSiOの添加量の増加に伴いL変化率が小さくなる。他方、ZnSiOの添加量の増加に伴い飽和磁束密度Bsが小さくなり、ZnSiOの添加量が1.5wt%を越えると所望の飽和磁束密度Bsが得られなくなる。従って、L変化率と飽和磁束密度Bsの両方を満足させZnSiOの添加量は0.5〜1.5wt%の範囲である。
【0030】
実施例2:Feの割合を45.0〜51.0mol%の範囲で変化させ、ZnSiOの添加量を1.5wt%と固定した他は、実施例1と同様の条件で角状トロイダルコア及びインダクタを作成し、飽和磁束密度Bs(mT)、2kgf/mmのL変化率(%)、比抵抗(Ω・cm)を求めたところ、表2に示す通りの結果が得られた。
【0031】
【表2】
Figure 2004296865
【0032】
本発明は圧縮応力に対するインダクタンスLの変化率ΔL(%)を小さくするためにZnSiOを添加しているので、SiOを添加する場合と比べてZn成分が添加成分の影響を受けなくて済み、従って、表2に示すように、Feの割合が48.5mol%以上の場合でも添加成分によるインダクタンスLの応力に対する変化率ΔL(%)の改善が図られることがわかる。
【0033】
実施例3:Feの割合を49mol%と固定し、ZnSiOの添加量を1.5wt%と固定し、NiO、ZnO及びCuOの相互の割合を変化させ、実施例1と同様の条件で角状トロイダルコア及びインダクタを作成し、飽和磁束密度Bs(mT)、2kgf/mmのL変化率(%)、比抵抗(Ω・cm)を求めたところ、表3に示す通りの結果が得られた。
【0034】
【表3】
Figure 2004296865
【0035】
表3から、ZnSiOを添加することにより、Fe以外のフェライト成分の割合を変化させても、インダクタンスLの応力に対する変化率ΔL(%)の改善が図られることがわかる。特開平2−137301号公報に記載されている発明では、ZnO比を10〜30mol%、CuO比を15mol%以下と規定していたのに対し、ZnSiOを添加する場合は、ZnO比が10mol%以下かつ30mol%以上の場合でもインダクタンスLの応力に対する変化率ΔL(%)の改善が図られることがわかる。
【0036】
【発明の効果】
本発明は、圧縮応力を緩和させる非磁性相を少量の添加剤を添加することによってフェライト焼結体中に効率的に形成させることができるので、添加剤の添加による飽和磁束密度Bsの低下を抑制し、圧縮応力に対するインダクタンスLの変化率ΔL(%)を効率的に小さくすることができるという効果がある。
【0037】
また、本発明は、従来のように焼成時にZnSiOを合成させるような方法を採らず、予め合成されたZnSiOを添加するので、フェライト成分であるZnOが焼成時に消費されず、フェライト成分の組成が変動しないので、温度特性、飽和磁束密度Bs、透磁率、Q、周波数特性、機械特性等の特性が変動し難いという効果がある。
【0038】
また、本発明は、ZnSiOを形成するためのフェライト成分への組成的な制限が小さいため、ZnO含有量が0wt%の場合でも焼結体中にZnSiO相を形成させることが可能である。また、Fe比も増加させることが可能である。
【0039】
また、本発明は、焼成温度に関係なく焼結体中にZnSiO相を形成させることができるので、低温焼成材においても、圧縮応力に対するインダクタンスLの変化率ΔL(%)を小さくすることができるという効果がある。
【0040】
また、本発明はSiOより焼結性の良いZnSiOを添加して圧縮応力に対するインダクタンスLの変化率ΔL(%)を小さくしているので、焼結の際の焼成温度を低下させることができ、従って、焼結コストを低減させることができるという効果がある。
【0041】
また、本発明は、ZnSiOよりも線熱膨張係数が大きいフェライトであれば、応力に対してインダクタンスLの変化率ΔL(%)を低減することができるので、Niフェライト、Mn−Znフェライト、Mg−Znフェライトへの適用範囲の拡大が可能になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はZnSiO添加量を変化させた時の圧縮応力に対するインダクタンスの変化率を示すグラフである。

Claims (9)

  1. Ni−Cu−Zn系フェライトからなるフェライト相と、ZnSiOからなるZnSiO相と、不可避不純物からなる不純物相とからなることを特徴とする巻き線チップインダクタ用フェライトコア。
  2. 前記ZnSiO相の含有割合が0.5〜1.5wt%であることを特徴とする請求項1に記載の巻き線チップインダクタ用フェライトコア。
  3. 前記フェライト相中のFe成分がFeに換算して30〜50mol%、前記フェライト相中のNi成分がNiOに換算して0〜60mol%、前記フェライト相中のCu成分がCuOに換算して0〜15mol%、前記フェライト相中のZn成分がZnOに換算して0〜37mol%であることを特徴とする請求項1又は2に記載の巻き線チップインダクタ用フェライトコア。
  4. Ni−Cu−Zn系フェライト用の原料粉末を仮焼し、得られた仮焼粉にZnSiOを添加・混合し、この混合粉を成形した後に焼結させたことを特徴とするフェライトコアの製造方法。
  5. 前記ZnSiOの含有割合が0.5〜1.5wt%であることを特徴とする請求項4に記載のフェライトコアの製造方法。
  6. 前記原料粉末中のFe成分がFeとして30〜50mol%、前記原料粉末中のNi成分がNiOとして0〜60mol%、前記原料粉末中のCu成分がCuOとしての0〜15mol%、前記原料粉末中のZn成分がZnOとして0〜37mol%であることを特徴とする請求項4又は5に記載のフェライトコアの製造方法。
  7. フェライトコアと、該フェライトコアに巻回されているコイルとを備え、該フェライトコアが、Ni−Cu−Zn系フェライトからなるフェライト相と、ZnSiOからなるZnSiO相と、不可避不純物からなる不純物相とからなることを特徴とする巻き線チップインダクタ。
  8. 前記ZnSiO相の含有割合が0.5〜1.5wt%であることを特徴とする請求項7に記載の巻き線チップインダクタ。
  9. 前記フェライト相中のFe成分がFeに換算して30〜50mol%、前記フェライト相中のNi成分がNiOに換算して0〜60mol%、前記フェライト相中のCu成分がCuOに換算して0〜15mol%、前記フェライト相中のZn成分がZnOに換算して0〜37mol%であることを特徴とする請求項7又は8に記載の巻き線チップインダクタ。
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