JP2004289234A - 無線通信システム、移動局、基地局および基地局制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】移動局のバッテリ消費を低減可能な無線通信システムを得ること。
【解決手段】本発明の無線通信システムは、移動局1を収容した基地局2が、基地局制御装置3から送られてくる移動局1宛てのデータの送信方法を決定し、当該データ送信方法を制御信号に含ませて移動局1に対して送信し、さらに移動局1宛てのデータを当該データ送信方法で送信する無線通信システムであって、移動局1は、自装置宛データのデータ量に基づいて制御信号の監視方法を決定し、当該制御信号の監視方法を基地局2へ通知する監視方法決定手段(制御部11,スケジューラ12,HS−SCCH受信処理部15,HS−DPCCH送信処理部21に相当)と、決定した監視方法で制御信号を監視する監視制御手段(制御部11,スケジューラ12に相当)と、を備える構成とした。
【選択図】 図5
【解決手段】本発明の無線通信システムは、移動局1を収容した基地局2が、基地局制御装置3から送られてくる移動局1宛てのデータの送信方法を決定し、当該データ送信方法を制御信号に含ませて移動局1に対して送信し、さらに移動局1宛てのデータを当該データ送信方法で送信する無線通信システムであって、移動局1は、自装置宛データのデータ量に基づいて制御信号の監視方法を決定し、当該制御信号の監視方法を基地局2へ通知する監視方法決定手段(制御部11,スケジューラ12,HS−SCCH受信処理部15,HS−DPCCH送信処理部21に相当)と、決定した監視方法で制御信号を監視する監視制御手段(制御部11,スケジューラ12に相当)と、を備える構成とした。
【選択図】 図5
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信方式としてCDMA(Code Division Multiple Access)方式を採用する無線通信システムに関するものであり、特に、下り方向に、高速なパケットデータ伝送を実現するHSDPA(High−Speed Downlink Packet Access)を採用する無線通信システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
以下、従来の無線通信システムについて説明する。従来の無線通信システムの移動局(特許文献1参照)は、電源制御部と広帯域波受信回路と中帯域波受信回路と狭帯域波受信回路と各回路に接続された無線アンテナとを含む構成とし、上記電源制御部は、狭帯域波受信回路からの制御信号により、広帯域波受信回路と中帯域波受信回路の電源をオンオフしている。
【0003】
ここで、上記従来の無線通信システムにおける移動局の動作を具体的に説明する。なお、待ち受け時には、広帯域波受信回路と中帯域波受信回路の電源をオフにしておき、狭帯域波受信回路のみ電源をオンにする。
【0004】
狭帯域波受信回路では、狭帯域波用の無線アンテナで受信した信号に含まれる情報に基づいて、必要な帯域を判断し、広帯域波受信回路または中帯域波受信回路の電源をオンにするための制御信号を電源制御部へ送信する。そして、電源制御部から電源オンの制御信号を受け取った広帯域波受信回路または中帯域波受信回路では、電源をオン状態とし、対応する無線アンテナでデータ受信を開始する。その後、データ受信が終了すると、広帯域波受信回路または中帯域波受信回路では、再び電源をオフ状態にする。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−135203号公報(図12)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記、従来の無線通信システムを構成する移動局において、広帯域波受信回路と中帯域波受信回路は、狭帯域波受信回路からの制御信号がなければ電源オンの状態に移行することができない。そのため、狭帯域波受信回路は、上記制御信号を生成するために、常に電源オンの状態を保持することが必要となる。このように、従来の構成では、狭帯域波受信回路を動作させるためのバッテリが消費され続けるので、移動局としての消費電力が増大する、という問題があった。
【0007】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、移動局のバッテリ消費を低減可能な無線通信システムを得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる無線通信システムにあっては、単一または複数の移動局を収容した基地局が、基地局制御装置から送られてくる前記各移動局宛てのデータの送信方法を個別に決定し、当該データ送信方法を制御信号に含ませて前記各移動局に対して送信し、さらに前記各移動局宛てのデータを当該データ送信方法で送信する無線通信システムであって、前記各移動局は、自装置宛データのデータ量に基づいて制御信号の監視方法を決定し、当該制御信号の監視方法を前記基地局へ通知する監視方法決定手段(後述する実施の形態の制御部11,スケジューラ12,HS−SCCH受信処理部15,HS−DPCCH送信処理部21に相当)と、決定した監視方法で制御信号を監視する監視制御手段(制御部11,スケジューラ12に相当)と、を備えることを特徴とする。
【0009】
この発明によれば、データ量に応じて、たとえば、HS−SCCHの監視方法を切り替えることによって、移動局におけるHS−SCCHの監視処理を減らし、移動局のバッテリ消費を抑える。
【0010】
つぎの発明にかかる無線通信システムにあっては、単一または複数の移動局を収容した基地局が、基地局制御装置から送られてくる前記各移動局宛てのデータの送信方法を個別に決定し、当該データ送信方法を制御信号に含ませて前記各移動局に対して送信し、さらに前記各移動局宛てのデータを当該データ送信方法で送信する無線通信システムであって、前記基地局は、前記各移動局宛データのデータ量に基づいて前記各移動局による制御信号の監視方法を個別に決定し、当該制御信号の監視方法を前記各移動局へ通知する監視方法決定手段(制御部31,スケジューラ32,キュー管理部34,HS−SCCHデータ生成部36に相当)、を備え、前記各移動局は、前記基地局から通知される監視方法で制御信号を監視する監視制御手段(制御部11,スケジューラ12,HS−SCCH受信処理部15に相当)、を備えることを特徴とする。
【0011】
この発明によれば、基地局が、たとえば、HS−SCCHの監視方法を決定することによって、移動局のバッテリ消費を抑える。
【0012】
つぎの発明にかかる無線通信システムにあっては、単一または複数の移動局を収容した基地局が、基地局制御装置から送られてくる前記各移動局宛てのデータの送信方法を個別に決定し、当該データ送信方法を制御信号に含ませて前記各移動局に対して送信し、さらに前記各移動局宛てのデータを当該データ送信方法で送信する無線通信システムであって、前記基地局制御装置は、前記各移動局宛データのデータ量に基づいて前記各移動局による制御信号の監視方法を個別に決定し、当該制御信号の監視方法を、前記基地局を介して前記各移動局へ通知する監視方法決定手段(基地局インタフェース部42に相当)、を備え、前記各移動局は、前記基地局制御装置から前記基地局を介して通知される監視方法で制御信号を監視する監視制御手段(制御部11,スケジューラ12,HS−SCCH受信処理部15に相当)、を備えることを特徴とする。
【0013】
この発明によれば、基地局制御装置が、たとえば、HS−SCCHの監視方法を決定することによって、移動局のバッテリ消費を抑える。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明にかかる無線通信システム、移動局、基地局および基地局制御装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
【0015】
実施の形態1.
図1は、本発明にかかる無線通信システムのネットワーク構成例を示す図であり、このシステムは、移動局1と基地局2と基地局制御装置3と有線ネットワーク4と固定端末5から構成される。なお、移動局1と基地局2は無線回線で接続され、基地局2と基地局制御装置3、および基地局制御装置3と有線ネットワーク4は、有線回線で接続される。また、ここでは、説明の便宜上、移動局1と基地局2との間のデータ伝送について記載するが、基地局2にて収容される移動局は移動局1に限らず複数存在し、基地局2とすべての移動局との間で同様の処理が行われる。
【0016】
移動局1は、基地局2との間で無線回線制御用の信号を送受することによって、たとえば、有線ネットワーク4に接続された固定端末5と通信を行う。基地局2は、基地局制御装置3との間で主に無線回線制御用の信号を送受し、移動局1との間の無線回線を終端する。
【0017】
ここで、本実施の形態の特徴的な動作を説明する前に、HSDPAの概念について説明する。図2は、HSDPAにおける、基地局2から移動局1へのデータ伝送処理を示す図である。詳細には、図2(a)はHSDPAにおけるHS−SCCH(制御用通信チャネル)を示し、図2(b)はHSDPAにおけるHS−PDSCH(データ転送用通信チャネル)を示している。HS−SCCH,HS−PDSCHは、全移動局共用で使用されるチャネルである。
【0018】
なお、図2の横軸は時間であり、制御信号101a〜101gは、それぞれ対応する移動局宛ての制御信号であり、データ102a〜102gは、それぞれ対応する移動局宛てのデータである。また、網掛けの種類は、宛先(移動局)が異なることを表している。たとえば、制御信号101aと制御信号101fは同一移動局宛ての制御信号であり、制御信号101dと制御信号101gは、同一移動局宛ての、異なる拡散コードで拡散された制御信号である。また、データ102aは、制御信号101aと宛先(基地局)が同一であり、単位時間に3つの拡散コードで拡散されたデータを表している。
【0019】
HSDPAでは、HS−SCCHの制御信号により、HS−PDSCHを用いて送信するデータがあること、およびデータの送信方法に関する情報、を移動局に対して通知する。たとえば、移動局は、制御信号101aの情報により、データ102aが送信されること、およびデータ102aが3つの拡散コードで拡散されていること、を認識する。
【0020】
つづいて、本発明にかかる無線通信システムにて実行される本実施の形態のデータ伝送処理(HSDPA)の概念を説明する。図3は、本実施の形態のデータ伝送処理の概念を示す図である。詳細には、図3(a)はHSDPAにおけるHS−SCCHを示し、図3(b)はHSDPAにおけるHS−PDSCHを示している。また、制御信号111a〜111cは、同一の移動局1に対する制御信号を表し、データ112a〜112cは、同一の移動局1に対するデータを表す。また、区間113a〜113cは、移動局1がHS−SCCHを監視する区間を表し、区間114a〜114bはHS−SCCHを監視しない区間を表す。
【0021】
また、HSDPAにおける移動局1から基地局2への上り制御用通信チャネルは、HS−DPCCHと呼ばれ、移動局毎に異なるチャネルを使用する。図4は、HS−DPCCHのパケットフォーマットを示す図であり、HS−DPCCHのパケットは、移動局1によるHS−SCCHの監視方法に関する情報を格納したHS−SCCH監視情報部121と、再送制御情報および品質に関する情報を格納した再送制御/品質情報部122、から構成される。
【0022】
つづいて、本実施の形態の無線通信システムにて実行される上記データ伝送処理を、図面を用いて詳細に説明する。ここでは、本実施の形態のデータ伝送処理において、特徴となる処理を実行する移動局1と基地局2の構成および動作について説明する。
【0023】
図5は、本発明にかかる移動局1の構成を示す図である。移動局1は、移動局1内の各部を制御する制御部11と、HS−SCCHの監視方法を制御するスケジューラ12と、電波を受信する無線受信部13と、無線電波から信号を抽出する復調部14と、HS−SCCHの制御信号の受信処理を実行するHS−SCCH受信処理部15と、HS−PDSCHのデータの受信処理を行うHS−PDSCH受信処理部16と、基地局2との間で誤りなくデータ通信を行うための再送制御部17と、誤り訂正後のデータを受信するデータ受信部18と、無線伝送路へ電波を送信する無線送信部19と、HS−DPCCHへ送信するデータを変調する変調部20と、HS−DPCCHへ送信するデータを生成するHS−DPCCH送信処理部21から構成される。
【0024】
また、図6は、本発明にかかる基地局2の構成を示す図である。基地局2は、基地局2内の各部を制御する制御部31と、HS−PDSCHへのデータの送信およびHS−SCCHへの制御信号の送信を制御するスケジューラ32と、基地局制御装置3との間の通信を制御する有線伝送路制御部33と、移動局1宛てのデータを保持するキュー管理部34と、移動局1との間で誤りなくデータ通信を行うための再送制御部35と、HS−SCCHへの制御信号を生成するHS−SCCHデータ生成部36と、基地局制御装置3から受信する移動局1宛てのデータをHS−PDSCHのデータに変換するHS−PDSCHデータ生成部37と、制御信号およびデータを変調する変調部38と、変調信号を搬送波周波数で送信する無線送信部39から構成される。
【0025】
まず、基地局2では、基地局制御装置3から移動局1宛てのデータを受信した場合、有線伝送路制御部33の制御でデータをキュー管理部34に記憶する。スケジューラ32では、キュー管理部34に保持されたデータを監視する。そして、移動局1に対するデータ送信時に、データ送信方法を決定し、キュー管理部34,再送制御部35,HS−SCCHデータ生成部36,HS−PDSCHデータ生成部37,変調部38に対してデータ送信を行うことを通知する。
【0026】
HS−SCCHデータ生成部36では、移動局1宛てにデータがあること、および上記データ送信方法に関する情報、を生成し、たとえば、それらの情報が含まれた制御信号101aを変調部38および無線送信部39を経由して送信する。また、HS−PDSCHデータ生成部37では、移動局1宛てのデータを生成し、たとえば、そのデータが含まれたデータ102aを変調部38および無線送信部39を経由して送信する。
【0027】
一方、移動局1では、HS−SCCH受信処理部15が、無線受信部13および復調部14を経由して受け取った復調信号から自装置宛のデータ量を測定し、その結果をスケジューラ12へ通知する。スケジューラ12では、一定時間内にしきい値以上のデータを受信していれば「常時監視」とし、しきい値以下ならば「間欠監視」とし、さらに間欠監視時の監視周期を決定する。監視周期は、たとえば、一定時間毎でもよいし、あるいは、パレート分布等の確率分布に従って決定してもよい。
【0028】
また、スケジューラ12では、HS−DPCCH送信処理部21へHS−SCCH監視に関する情報(HS−SCCH監視情報)を通知する。HS−DPCCH送信処理部21では、上記HS−SCCH監視情報部121にHS−SCCH監視情報をのせたHS−DPCCHのパケットを生成し、それを変調部20および無線送信部19を経由して基地局2へ送信する。
【0029】
また、スケジューラ12では、制御部11へHS−SCCH監視情報を通知する。そして、制御部11では、以降、指示された監視方法および周期でHS−SCCHの監視を制御する。
【0030】
その後、基地局2では、移動局1から通知されたHS−SCCH監視情報を制御部31で解析し、その結果をスケジューラ32に通知する。スケジューラ32では、移動局1宛てにデータを送信するかどうかを、キュー管理部34に保持されているデータ、および制御部31から通知されるHS−SCCH監視情報、に基づいて判断する。たとえば、移動局1へのデータがキュー管理部34に保持された状態で、かつ送信タイミングがHS−SCCHを監視しない区間114aの場合、移動局1宛てにデータ送信を行わずに、データ保持を継続するように指示する。そして、送信タイミングがHS−SCCHを監視する区間113bになった段階で、移動局1宛てにデータを送信するように指示する。
【0031】
このように、本実施の形態においては、移動局宛てに送信されるHS−SCCHのデータ量に応じて、HS−SCCHの監視方法を切り替えることとした。これにより、移動局におけるHS−SCCHの監視処理を減らすことができるので、移動局のバッテリ消費を抑えることができる。
【0032】
実施の形態2.
先に説明した実施の形態1では、移動局1がHS−SCCHの監視方法を決定していたが、本実施の形態では、基地局2がHS−SCCHの監視方法を決定する場合について説明する。なお、無線通信システム、移動局および基地局の構成については、先に説明した実施の形態1と同様であるため、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0033】
ここで、本実施の形態の無線通信システムにて実行されるデータ伝送処理を、図面を用いて詳細に説明する。図7は、実施の形態2で用いられるHS−SCCHのパケットフォーマットを示す図である。このHS−SCCHのパケットは、移動局を識別するための移動局識別部131と、HS−SCCH監視情報部133と、制御情報部132から構成される。制御情報部132には、HS−PDSCHで送信するデータがあること、およびデータ送信方法に関する情報を移動局に伝えるための制御情報、をのせる。ただし、制御情報部132にはのせる情報がなくてもよい。
【0034】
基地局2では、キュー管理部34が、移動局1宛のHS−SCCHデータ量を測定し、先に説明した移動局1のスケジューラ12と同様の処理で、移動局1によるHS−SCCHの監視方法(監視周期を含む)を決定し、スケジューラ32にHS−SCCH監視情報を通知する。現在のHS−SCCHの監視方法と異なる場合、HS−SCCHデータ生成部36では、HS−SCCH監視情報をHS−SCCH監視情報部133にのせたHS−SCCHのパケット(図7参照)を生成し、それを移動局1へ送信する。なお、スケジューラ32では、実施の形態1と同様の処理で、移動局1宛てにデータを送信するかどうかを、キュー管理部34に保持されているデータ、およびHS−SCCH監視情報、に基づいて判断する。
【0035】
一方、移動局1では、制御部11の制御により、HS−SCCH受信処理部15が、HS−SCCHのパケットを解析し、HS−SCCH監視情報部133で通知されたHS−SCCH監視情報をスケジューラ12へ通知する。スケジューラ12では、HS−SCCH監視情報を制御部11へ通知する。そして、制御部11では、以降、指示された監視方法(監視周期を含む)でHS−SCCHの監視を制御する。
【0036】
このように、本実施の形態では、基地局がHS−SCCHの監視方法を決定することとした。これにより、移動局にてデータ量を測定する必要がなくなるので、さらに移動局のバッテリ消費を抑えることができる。
【0037】
実施の形態3.
先に説明した実施の形態1または2では、移動局1または基地局2がHS−SCCHの監視方法を決定していたが、本実施の形態では、基地局制御装置3がHS−SCCHの監視方法を決定する場合について説明する。なお、無線通信システム、移動局および基地局の構成については、先に説明した実施の形態1と同様であるため、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0038】
ここで、本実施の形態の無線通信システムにて実行されるデータ伝送処理を、図面を用いて詳細に説明する。図8は、本発明にかかる基地局制御装置3の構成を示す図である。この基地局制御装置は、基地局制御装置3内の各部を制御する制御部41と、基地局2と接続するための基地局インタフェース部42と、有線ネットワーク4と接続するための有線ネットワークインタフェース部43と、有線ネットワーク4,制御部41,基地局2間のデータ交換処理を行うスイッチ部44から構成される。
【0039】
基地局制御装置3では、基地局インタフェース部42が、移動局1宛てデータ量を測定し、移動局1によるHS−SCCHの監視方法(監視周期を含む)を決定し、HS−SCCH監視情報を基地局2へ通知する。
【0040】
基地局2では、基地局制御装置3から通知されたHS−SCCH監視情報を制御部31で解析し、その結果をスケジューラ32に通知する。現在のHS−SCCHの監視方法と異なる場合、HS−SCCHデータ生成部36では、実施の形態2と同様の処理で、HS−SCCH監視情報をのせたHS−SCCHのパケット(図7参照)を生成し、それを移動局1へ送信する。なお、スケジューラ32では、実施の形態1と同様の処理で、移動局1宛てにデータを送信するかどうかを、キュー管理部34に保持されているデータ、およびHS−SCCH監視情報、に基づいて判断する。
【0041】
移動局1では、実施の形態2と同様の処理で、指示された監視方法(監視周期を含む)でHS−SCCHの監視を制御する。
【0042】
このように、本実施の形態においては、基地局制御装置がHS−SCCHの監視方法を決定することとした。これにより、移動局にてデータ量を測定する必要がなくなるので、さらに移動局のバッテリ消費を抑えることができる。
【0043】
【発明の効果】
以上、説明したとおり、本発明によれば、データ量に応じて、たとえば、HS−SCCHの監視方法を切り替えることとした。これにより、移動局におけるHS−SCCHの監視処理を減らすことができるので、移動局のバッテリ消費を抑えることができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる無線通信システムのネットワーク構成例を示す図である。
【図2】基地局から移動局へのデータ伝送処理を示す図である。
【図3】データ伝送処理の概念を示す図である。
【図4】HS−DPCCHのパケットフォーマットを示す図である。
【図5】本発明にかかる移動局の構成を示す図である。
【図6】本発明にかかる基地局の構成を示す図である。
【図7】実施の形態2および3で用いられるHS−SCCHのパケットフォーマットを示す図である。
【図8】本発明にかかる基地局制御装置の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 移動局、2 基地局、3 基地局制御装置、4 有線ネットワーク、5 固定端末、11 制御部、12 スケジューラ、13 無線受信部、14 復調部、15 HS−SCCH受信処理部、16 HS−PDSCH受信処理部、17 再送制御部、18 データ受信部、19 無線送信部、20 変調部、21HS−DPCCH送信処理部、31 制御部、32 スケジューラ、33 有線伝送路制御部、34 キュー管理部、35 再送制御部、36 HS−SCCHデータ生成部、37 HS−PDSCHデータ生成部、38 変調部、39 無線送信部、41 制御部、42 基地局インタフェース部、43 有線ネットワークインタフェース部、44 スイッチ部。
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信方式としてCDMA(Code Division Multiple Access)方式を採用する無線通信システムに関するものであり、特に、下り方向に、高速なパケットデータ伝送を実現するHSDPA(High−Speed Downlink Packet Access)を採用する無線通信システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
以下、従来の無線通信システムについて説明する。従来の無線通信システムの移動局(特許文献1参照)は、電源制御部と広帯域波受信回路と中帯域波受信回路と狭帯域波受信回路と各回路に接続された無線アンテナとを含む構成とし、上記電源制御部は、狭帯域波受信回路からの制御信号により、広帯域波受信回路と中帯域波受信回路の電源をオンオフしている。
【0003】
ここで、上記従来の無線通信システムにおける移動局の動作を具体的に説明する。なお、待ち受け時には、広帯域波受信回路と中帯域波受信回路の電源をオフにしておき、狭帯域波受信回路のみ電源をオンにする。
【0004】
狭帯域波受信回路では、狭帯域波用の無線アンテナで受信した信号に含まれる情報に基づいて、必要な帯域を判断し、広帯域波受信回路または中帯域波受信回路の電源をオンにするための制御信号を電源制御部へ送信する。そして、電源制御部から電源オンの制御信号を受け取った広帯域波受信回路または中帯域波受信回路では、電源をオン状態とし、対応する無線アンテナでデータ受信を開始する。その後、データ受信が終了すると、広帯域波受信回路または中帯域波受信回路では、再び電源をオフ状態にする。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−135203号公報(図12)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記、従来の無線通信システムを構成する移動局において、広帯域波受信回路と中帯域波受信回路は、狭帯域波受信回路からの制御信号がなければ電源オンの状態に移行することができない。そのため、狭帯域波受信回路は、上記制御信号を生成するために、常に電源オンの状態を保持することが必要となる。このように、従来の構成では、狭帯域波受信回路を動作させるためのバッテリが消費され続けるので、移動局としての消費電力が増大する、という問題があった。
【0007】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、移動局のバッテリ消費を低減可能な無線通信システムを得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる無線通信システムにあっては、単一または複数の移動局を収容した基地局が、基地局制御装置から送られてくる前記各移動局宛てのデータの送信方法を個別に決定し、当該データ送信方法を制御信号に含ませて前記各移動局に対して送信し、さらに前記各移動局宛てのデータを当該データ送信方法で送信する無線通信システムであって、前記各移動局は、自装置宛データのデータ量に基づいて制御信号の監視方法を決定し、当該制御信号の監視方法を前記基地局へ通知する監視方法決定手段(後述する実施の形態の制御部11,スケジューラ12,HS−SCCH受信処理部15,HS−DPCCH送信処理部21に相当)と、決定した監視方法で制御信号を監視する監視制御手段(制御部11,スケジューラ12に相当)と、を備えることを特徴とする。
【0009】
この発明によれば、データ量に応じて、たとえば、HS−SCCHの監視方法を切り替えることによって、移動局におけるHS−SCCHの監視処理を減らし、移動局のバッテリ消費を抑える。
【0010】
つぎの発明にかかる無線通信システムにあっては、単一または複数の移動局を収容した基地局が、基地局制御装置から送られてくる前記各移動局宛てのデータの送信方法を個別に決定し、当該データ送信方法を制御信号に含ませて前記各移動局に対して送信し、さらに前記各移動局宛てのデータを当該データ送信方法で送信する無線通信システムであって、前記基地局は、前記各移動局宛データのデータ量に基づいて前記各移動局による制御信号の監視方法を個別に決定し、当該制御信号の監視方法を前記各移動局へ通知する監視方法決定手段(制御部31,スケジューラ32,キュー管理部34,HS−SCCHデータ生成部36に相当)、を備え、前記各移動局は、前記基地局から通知される監視方法で制御信号を監視する監視制御手段(制御部11,スケジューラ12,HS−SCCH受信処理部15に相当)、を備えることを特徴とする。
【0011】
この発明によれば、基地局が、たとえば、HS−SCCHの監視方法を決定することによって、移動局のバッテリ消費を抑える。
【0012】
つぎの発明にかかる無線通信システムにあっては、単一または複数の移動局を収容した基地局が、基地局制御装置から送られてくる前記各移動局宛てのデータの送信方法を個別に決定し、当該データ送信方法を制御信号に含ませて前記各移動局に対して送信し、さらに前記各移動局宛てのデータを当該データ送信方法で送信する無線通信システムであって、前記基地局制御装置は、前記各移動局宛データのデータ量に基づいて前記各移動局による制御信号の監視方法を個別に決定し、当該制御信号の監視方法を、前記基地局を介して前記各移動局へ通知する監視方法決定手段(基地局インタフェース部42に相当)、を備え、前記各移動局は、前記基地局制御装置から前記基地局を介して通知される監視方法で制御信号を監視する監視制御手段(制御部11,スケジューラ12,HS−SCCH受信処理部15に相当)、を備えることを特徴とする。
【0013】
この発明によれば、基地局制御装置が、たとえば、HS−SCCHの監視方法を決定することによって、移動局のバッテリ消費を抑える。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明にかかる無線通信システム、移動局、基地局および基地局制御装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
【0015】
実施の形態1.
図1は、本発明にかかる無線通信システムのネットワーク構成例を示す図であり、このシステムは、移動局1と基地局2と基地局制御装置3と有線ネットワーク4と固定端末5から構成される。なお、移動局1と基地局2は無線回線で接続され、基地局2と基地局制御装置3、および基地局制御装置3と有線ネットワーク4は、有線回線で接続される。また、ここでは、説明の便宜上、移動局1と基地局2との間のデータ伝送について記載するが、基地局2にて収容される移動局は移動局1に限らず複数存在し、基地局2とすべての移動局との間で同様の処理が行われる。
【0016】
移動局1は、基地局2との間で無線回線制御用の信号を送受することによって、たとえば、有線ネットワーク4に接続された固定端末5と通信を行う。基地局2は、基地局制御装置3との間で主に無線回線制御用の信号を送受し、移動局1との間の無線回線を終端する。
【0017】
ここで、本実施の形態の特徴的な動作を説明する前に、HSDPAの概念について説明する。図2は、HSDPAにおける、基地局2から移動局1へのデータ伝送処理を示す図である。詳細には、図2(a)はHSDPAにおけるHS−SCCH(制御用通信チャネル)を示し、図2(b)はHSDPAにおけるHS−PDSCH(データ転送用通信チャネル)を示している。HS−SCCH,HS−PDSCHは、全移動局共用で使用されるチャネルである。
【0018】
なお、図2の横軸は時間であり、制御信号101a〜101gは、それぞれ対応する移動局宛ての制御信号であり、データ102a〜102gは、それぞれ対応する移動局宛てのデータである。また、網掛けの種類は、宛先(移動局)が異なることを表している。たとえば、制御信号101aと制御信号101fは同一移動局宛ての制御信号であり、制御信号101dと制御信号101gは、同一移動局宛ての、異なる拡散コードで拡散された制御信号である。また、データ102aは、制御信号101aと宛先(基地局)が同一であり、単位時間に3つの拡散コードで拡散されたデータを表している。
【0019】
HSDPAでは、HS−SCCHの制御信号により、HS−PDSCHを用いて送信するデータがあること、およびデータの送信方法に関する情報、を移動局に対して通知する。たとえば、移動局は、制御信号101aの情報により、データ102aが送信されること、およびデータ102aが3つの拡散コードで拡散されていること、を認識する。
【0020】
つづいて、本発明にかかる無線通信システムにて実行される本実施の形態のデータ伝送処理(HSDPA)の概念を説明する。図3は、本実施の形態のデータ伝送処理の概念を示す図である。詳細には、図3(a)はHSDPAにおけるHS−SCCHを示し、図3(b)はHSDPAにおけるHS−PDSCHを示している。また、制御信号111a〜111cは、同一の移動局1に対する制御信号を表し、データ112a〜112cは、同一の移動局1に対するデータを表す。また、区間113a〜113cは、移動局1がHS−SCCHを監視する区間を表し、区間114a〜114bはHS−SCCHを監視しない区間を表す。
【0021】
また、HSDPAにおける移動局1から基地局2への上り制御用通信チャネルは、HS−DPCCHと呼ばれ、移動局毎に異なるチャネルを使用する。図4は、HS−DPCCHのパケットフォーマットを示す図であり、HS−DPCCHのパケットは、移動局1によるHS−SCCHの監視方法に関する情報を格納したHS−SCCH監視情報部121と、再送制御情報および品質に関する情報を格納した再送制御/品質情報部122、から構成される。
【0022】
つづいて、本実施の形態の無線通信システムにて実行される上記データ伝送処理を、図面を用いて詳細に説明する。ここでは、本実施の形態のデータ伝送処理において、特徴となる処理を実行する移動局1と基地局2の構成および動作について説明する。
【0023】
図5は、本発明にかかる移動局1の構成を示す図である。移動局1は、移動局1内の各部を制御する制御部11と、HS−SCCHの監視方法を制御するスケジューラ12と、電波を受信する無線受信部13と、無線電波から信号を抽出する復調部14と、HS−SCCHの制御信号の受信処理を実行するHS−SCCH受信処理部15と、HS−PDSCHのデータの受信処理を行うHS−PDSCH受信処理部16と、基地局2との間で誤りなくデータ通信を行うための再送制御部17と、誤り訂正後のデータを受信するデータ受信部18と、無線伝送路へ電波を送信する無線送信部19と、HS−DPCCHへ送信するデータを変調する変調部20と、HS−DPCCHへ送信するデータを生成するHS−DPCCH送信処理部21から構成される。
【0024】
また、図6は、本発明にかかる基地局2の構成を示す図である。基地局2は、基地局2内の各部を制御する制御部31と、HS−PDSCHへのデータの送信およびHS−SCCHへの制御信号の送信を制御するスケジューラ32と、基地局制御装置3との間の通信を制御する有線伝送路制御部33と、移動局1宛てのデータを保持するキュー管理部34と、移動局1との間で誤りなくデータ通信を行うための再送制御部35と、HS−SCCHへの制御信号を生成するHS−SCCHデータ生成部36と、基地局制御装置3から受信する移動局1宛てのデータをHS−PDSCHのデータに変換するHS−PDSCHデータ生成部37と、制御信号およびデータを変調する変調部38と、変調信号を搬送波周波数で送信する無線送信部39から構成される。
【0025】
まず、基地局2では、基地局制御装置3から移動局1宛てのデータを受信した場合、有線伝送路制御部33の制御でデータをキュー管理部34に記憶する。スケジューラ32では、キュー管理部34に保持されたデータを監視する。そして、移動局1に対するデータ送信時に、データ送信方法を決定し、キュー管理部34,再送制御部35,HS−SCCHデータ生成部36,HS−PDSCHデータ生成部37,変調部38に対してデータ送信を行うことを通知する。
【0026】
HS−SCCHデータ生成部36では、移動局1宛てにデータがあること、および上記データ送信方法に関する情報、を生成し、たとえば、それらの情報が含まれた制御信号101aを変調部38および無線送信部39を経由して送信する。また、HS−PDSCHデータ生成部37では、移動局1宛てのデータを生成し、たとえば、そのデータが含まれたデータ102aを変調部38および無線送信部39を経由して送信する。
【0027】
一方、移動局1では、HS−SCCH受信処理部15が、無線受信部13および復調部14を経由して受け取った復調信号から自装置宛のデータ量を測定し、その結果をスケジューラ12へ通知する。スケジューラ12では、一定時間内にしきい値以上のデータを受信していれば「常時監視」とし、しきい値以下ならば「間欠監視」とし、さらに間欠監視時の監視周期を決定する。監視周期は、たとえば、一定時間毎でもよいし、あるいは、パレート分布等の確率分布に従って決定してもよい。
【0028】
また、スケジューラ12では、HS−DPCCH送信処理部21へHS−SCCH監視に関する情報(HS−SCCH監視情報)を通知する。HS−DPCCH送信処理部21では、上記HS−SCCH監視情報部121にHS−SCCH監視情報をのせたHS−DPCCHのパケットを生成し、それを変調部20および無線送信部19を経由して基地局2へ送信する。
【0029】
また、スケジューラ12では、制御部11へHS−SCCH監視情報を通知する。そして、制御部11では、以降、指示された監視方法および周期でHS−SCCHの監視を制御する。
【0030】
その後、基地局2では、移動局1から通知されたHS−SCCH監視情報を制御部31で解析し、その結果をスケジューラ32に通知する。スケジューラ32では、移動局1宛てにデータを送信するかどうかを、キュー管理部34に保持されているデータ、および制御部31から通知されるHS−SCCH監視情報、に基づいて判断する。たとえば、移動局1へのデータがキュー管理部34に保持された状態で、かつ送信タイミングがHS−SCCHを監視しない区間114aの場合、移動局1宛てにデータ送信を行わずに、データ保持を継続するように指示する。そして、送信タイミングがHS−SCCHを監視する区間113bになった段階で、移動局1宛てにデータを送信するように指示する。
【0031】
このように、本実施の形態においては、移動局宛てに送信されるHS−SCCHのデータ量に応じて、HS−SCCHの監視方法を切り替えることとした。これにより、移動局におけるHS−SCCHの監視処理を減らすことができるので、移動局のバッテリ消費を抑えることができる。
【0032】
実施の形態2.
先に説明した実施の形態1では、移動局1がHS−SCCHの監視方法を決定していたが、本実施の形態では、基地局2がHS−SCCHの監視方法を決定する場合について説明する。なお、無線通信システム、移動局および基地局の構成については、先に説明した実施の形態1と同様であるため、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0033】
ここで、本実施の形態の無線通信システムにて実行されるデータ伝送処理を、図面を用いて詳細に説明する。図7は、実施の形態2で用いられるHS−SCCHのパケットフォーマットを示す図である。このHS−SCCHのパケットは、移動局を識別するための移動局識別部131と、HS−SCCH監視情報部133と、制御情報部132から構成される。制御情報部132には、HS−PDSCHで送信するデータがあること、およびデータ送信方法に関する情報を移動局に伝えるための制御情報、をのせる。ただし、制御情報部132にはのせる情報がなくてもよい。
【0034】
基地局2では、キュー管理部34が、移動局1宛のHS−SCCHデータ量を測定し、先に説明した移動局1のスケジューラ12と同様の処理で、移動局1によるHS−SCCHの監視方法(監視周期を含む)を決定し、スケジューラ32にHS−SCCH監視情報を通知する。現在のHS−SCCHの監視方法と異なる場合、HS−SCCHデータ生成部36では、HS−SCCH監視情報をHS−SCCH監視情報部133にのせたHS−SCCHのパケット(図7参照)を生成し、それを移動局1へ送信する。なお、スケジューラ32では、実施の形態1と同様の処理で、移動局1宛てにデータを送信するかどうかを、キュー管理部34に保持されているデータ、およびHS−SCCH監視情報、に基づいて判断する。
【0035】
一方、移動局1では、制御部11の制御により、HS−SCCH受信処理部15が、HS−SCCHのパケットを解析し、HS−SCCH監視情報部133で通知されたHS−SCCH監視情報をスケジューラ12へ通知する。スケジューラ12では、HS−SCCH監視情報を制御部11へ通知する。そして、制御部11では、以降、指示された監視方法(監視周期を含む)でHS−SCCHの監視を制御する。
【0036】
このように、本実施の形態では、基地局がHS−SCCHの監視方法を決定することとした。これにより、移動局にてデータ量を測定する必要がなくなるので、さらに移動局のバッテリ消費を抑えることができる。
【0037】
実施の形態3.
先に説明した実施の形態1または2では、移動局1または基地局2がHS−SCCHの監視方法を決定していたが、本実施の形態では、基地局制御装置3がHS−SCCHの監視方法を決定する場合について説明する。なお、無線通信システム、移動局および基地局の構成については、先に説明した実施の形態1と同様であるため、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0038】
ここで、本実施の形態の無線通信システムにて実行されるデータ伝送処理を、図面を用いて詳細に説明する。図8は、本発明にかかる基地局制御装置3の構成を示す図である。この基地局制御装置は、基地局制御装置3内の各部を制御する制御部41と、基地局2と接続するための基地局インタフェース部42と、有線ネットワーク4と接続するための有線ネットワークインタフェース部43と、有線ネットワーク4,制御部41,基地局2間のデータ交換処理を行うスイッチ部44から構成される。
【0039】
基地局制御装置3では、基地局インタフェース部42が、移動局1宛てデータ量を測定し、移動局1によるHS−SCCHの監視方法(監視周期を含む)を決定し、HS−SCCH監視情報を基地局2へ通知する。
【0040】
基地局2では、基地局制御装置3から通知されたHS−SCCH監視情報を制御部31で解析し、その結果をスケジューラ32に通知する。現在のHS−SCCHの監視方法と異なる場合、HS−SCCHデータ生成部36では、実施の形態2と同様の処理で、HS−SCCH監視情報をのせたHS−SCCHのパケット(図7参照)を生成し、それを移動局1へ送信する。なお、スケジューラ32では、実施の形態1と同様の処理で、移動局1宛てにデータを送信するかどうかを、キュー管理部34に保持されているデータ、およびHS−SCCH監視情報、に基づいて判断する。
【0041】
移動局1では、実施の形態2と同様の処理で、指示された監視方法(監視周期を含む)でHS−SCCHの監視を制御する。
【0042】
このように、本実施の形態においては、基地局制御装置がHS−SCCHの監視方法を決定することとした。これにより、移動局にてデータ量を測定する必要がなくなるので、さらに移動局のバッテリ消費を抑えることができる。
【0043】
【発明の効果】
以上、説明したとおり、本発明によれば、データ量に応じて、たとえば、HS−SCCHの監視方法を切り替えることとした。これにより、移動局におけるHS−SCCHの監視処理を減らすことができるので、移動局のバッテリ消費を抑えることができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる無線通信システムのネットワーク構成例を示す図である。
【図2】基地局から移動局へのデータ伝送処理を示す図である。
【図3】データ伝送処理の概念を示す図である。
【図4】HS−DPCCHのパケットフォーマットを示す図である。
【図5】本発明にかかる移動局の構成を示す図である。
【図6】本発明にかかる基地局の構成を示す図である。
【図7】実施の形態2および3で用いられるHS−SCCHのパケットフォーマットを示す図である。
【図8】本発明にかかる基地局制御装置の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 移動局、2 基地局、3 基地局制御装置、4 有線ネットワーク、5 固定端末、11 制御部、12 スケジューラ、13 無線受信部、14 復調部、15 HS−SCCH受信処理部、16 HS−PDSCH受信処理部、17 再送制御部、18 データ受信部、19 無線送信部、20 変調部、21HS−DPCCH送信処理部、31 制御部、32 スケジューラ、33 有線伝送路制御部、34 キュー管理部、35 再送制御部、36 HS−SCCHデータ生成部、37 HS−PDSCHデータ生成部、38 変調部、39 無線送信部、41 制御部、42 基地局インタフェース部、43 有線ネットワークインタフェース部、44 スイッチ部。
Claims (10)
- 単一または複数の移動局を収容した基地局が、基地局制御装置から送られてくる前記各移動局宛てのデータの送信方法を個別に決定し、当該データ送信方法を制御信号に含ませて前記各移動局に対して送信し、さらに前記各移動局宛てのデータを当該データ送信方法で送信する無線通信システムにおいて、
前記各移動局は、
自装置宛データのデータ量に基づいて制御信号の監視方法を決定し、当該制御信号の監視方法を前記基地局へ通知する監視方法決定手段と、
決定した監視方法で制御信号を監視する監視制御手段と、
を備えることを特徴とする無線通信システム。 - 単一または複数の移動局を収容した基地局が、基地局制御装置から送られてくる前記各移動局宛てのデータの送信方法を個別に決定し、当該データ送信方法を制御信号に含ませて前記各移動局に対して送信し、さらに前記各移動局宛てのデータを当該データ送信方法で送信する無線通信システムにおいて、
前記基地局は、
前記各移動局宛データのデータ量に基づいて前記各移動局による制御信号の監視方法を個別に決定し、当該制御信号の監視方法を前記各移動局へ通知する監視方法決定手段、
を備え、
前記各移動局は、
前記基地局から通知される監視方法で制御信号を監視する監視制御手段、
を備えることを特徴とする無線通信システム。 - 単一または複数の移動局を収容した基地局が、基地局制御装置から送られてくる前記各移動局宛てのデータの送信方法を個別に決定し、当該データ送信方法を制御信号に含ませて前記各移動局に対して送信し、さらに前記各移動局宛てのデータを当該データ送信方法で送信する無線通信システムにおいて、
前記基地局制御装置は、
前記各移動局宛データのデータ量に基づいて前記各移動局による制御信号の監視方法を個別に決定し、当該制御信号の監視方法を、前記基地局を介して前記各移動局へ通知する監視方法決定手段、
を備え、
前記各移動局は、
前記基地局制御装置から前記基地局を介して通知される監視方法で制御信号を監視する監視制御手段、
を備えることを特徴とする無線通信システム。 - 前記監視方法決定手段は、前記データ量が所定のしきい値以上の場合に、前記制御信号の監視方法を「常時監視」とし、一方で、前記所定のしきい値以下の場合に、前記制御信号の監視方法を「間欠監視(監視周期の決定を含む)」とすることを特徴とする請求項1、2または3に記載の無線通信システム。
- 前記基地局は、前記制御信号の監視方法に基づいて、前記移動局宛てにデータを送信するかどうかを判断し、現在のタイミングが監視区間の場合に前記移動局宛てにデータを送信することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の無線通信システム。
- 基地局で決定されたデータ送信方法が含まれた制御信号と、当該データ送信方法で送られてくるデータと、を受信する移動局において、
自装置宛データのデータ量に基づいて制御信号の監視方法を決定し、当該制御信号の監視方法を前記基地局へ通知する監視方法決定手段と、
決定した監視方法で制御信号を監視する監視制御手段、
を備えることを特徴とする移動局。 - 基地局で決定されたデータ送信方法が含まれた制御信号と、当該データ送信方法で送られてくるデータと、を受信する移動局において、
前記基地局から通知される監視方法で制御信号を監視する監視制御手段、
を備えることを特徴とする移動局。 - 基地局制御装置から送られてくる各移動局宛てのデータの送信方法を個別に決定し、当該データ送信方法を制御信号に含ませて前記各移動局に対して送信し、さらに前記各移動局宛てのデータを当該データ送信方法で送信する基地局において、
前記各移動局宛データのデータ量に基づいて前記各移動局による制御信号の監視方法を個別に決定し、当該制御信号の監視方法を前記各移動局へ通知する監視方法決定手段、
を備えることを特徴とする基地局。 - 前記制御信号の監視方法に基づいて、前記移動局宛てにデータを送信するかどうかを判断し、現在のタイミングが監視区間の場合に前記移動局宛てにデータを送信することを特徴とする請求項8に記載の基地局。
- 単一または複数の移動局宛てのデータを、当該各移動局を収容する基地局に対して送信する基地局制御装置において、
前記各移動局宛データのデータ量に基づいて、前記移動局毎に、データ送信方法が含まれた制御信号の監視方法を決定し、当該制御信号の監視方法を、前記基地局を介して前記各移動局へ通知する監視方法決定手段、
を備えることを特徴とする基地局制御装置。
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