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JP2004285042A - 繊維および会合性ポリマーを含有する化粧組成物 - Google Patents

繊維および会合性ポリマーを含有する化粧組成物 Download PDF

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JP2004285042A JP2003376171A JP2003376171A JP2004285042A JP 2004285042 A JP2004285042 A JP 2004285042A JP 2003376171 A JP2003376171 A JP 2003376171A JP 2003376171 A JP2003376171 A JP 2003376171A JP 2004285042 A JP2004285042 A JP 2004285042A
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Abstract

【課題】エマルションの形態における局所適用のための組成物であり、繊維を含有し消費者による使用時間全体にわたって平滑でかつ均一のままである組成物を提供する。
【解決手段】本発明は、生理学的に許容される媒体中において、繊維と少なくとも1種の会合性ポリウレタンとを含む局所適用のための組成物であって、媒体が水性相と少なくとも1種の油を含む油性相とを含む組成物に関する。本発明による組成物は、特に頭皮を含む皮膚、顔の唇、ならびに、まつげ、まゆげ、つめ、および毛髪などの外皮などのケラチン物質のためのケアまたは化粧の組成物とすることができる。本発明はまた、平滑でかつ均一である組成物を得るため、繊維を含有する組成物において会合性ポリウレタンを使用することにも関する。
【選択図】 なし

Description

本発明は、繊維および会合性ポリウレタンを含有する、エマルションの形態における局所適用のための組成物に関し、また特に化粧品および皮膚科において組成物を使用すること、詳細には、頭皮を含む皮膚、顔の唇、ならびにまつげ、まゆげ、つめ、および毛髪などの外皮などのケラチン物質をケアし、トリートメントし、またはメイクアップする化粧品および皮膚科において、組成物を使用することに関する。本発明はまた、一定の使用時間後でも、平滑で、かつ均一である組成物を得るため、繊維を含有する組成物において会合性ポリウレタンを使用することにも関する。
化粧組成物中に繊維を導入することは実用的に知られている。すなわち、特願平07-196440は、短ポリアミド繊維を含有する化粧組成物を記載しており、これらの繊維は、前記組成物にビロード状の感触と良好な化粧的挙動を与える。さらに、皮膚の化粧の分野において、化粧製品中に繊維を使用することは、特にマスカラにおける延ばす効果(特願昭57-158714参照)、それらの「織物の」感触(特願平07-196440参照)、口紅におけるファブリック効果、もしくは保湿性(米国特許出願5498407号参照)、または口紅が唇の端の輪郭を良くする点(欧州特許出願0106762号参照)について実用的に知られている。
これらの繊維は、例えば欧州特許出願1090626号、欧州特許出願1090627号、欧州特許出願1092424号および欧州特許出願1092425号に記載される、油中水型エマルション(W/O)、または水中油型エマルション(O/W)のいずれかの中に特別に導入することができる。
特に繊維の比率が高い場合、例えば、5重量%を超える比率において、また特に組成物がエマルションの形態にある場合、時間が経つと、繊維を含有する組成物は使用する間に繊維の多い外観を呈し、したがって見て使用するのがより快適でなくなるのは残念なことである。
特願平07-196440 特願昭57-158714 米国特許出願5498407号 欧州特許出願0106762号 欧州特許出願1090626号 欧州特許出願1090627号 欧州特許出願1092424号 欧州特許出願1092425号 G. Fonnum, J. Bakke and Fk. Hansen、Colloid Polym. Sci. 271、380〜389 (1993) 特願平02-295912 米国特許出願5412004号 米国特許出願5811487号
したがって、特にエマルションの形態における局所適用用組成物であり、繊維を含有しかつ上記の欠点を有しない、すなわち消費者によって使用される時間全体にわたって平滑でかつ均一のままである組成物への必要性が依然として存在している。
出願人は、驚くべきことに、会合性ポリウレタンを使用することによって、非常に良好な安定性と良好な化粧品特性を有する組成物が得られることを見出している。
本発明は、人間の頭皮および顔面の唇を含む顔面および身体両方の皮膚のケア、トリートメント、および/または化粧用の製品に適用されるだけでなく、外皮、例えばまつげ、まゆげ、およびつめ用の化粧製品にも、またヘアケアおよび/またはヘアトリートメント製品にも適用される
より具体的には、本発明の一主題は生理学的に許容される媒体中における繊維と少なくとも1種の会合性ポリウレタンとを含む局所適用向けの組成物であって、媒体が水性相と少なくとも1種の油を含む油性相とを含む組成物である。
本明細書において、表現「局所適用」は特に皮膚、頭皮、まつげ、まゆげ、つめ、粘膜および毛髪であるケラチン物質への外部的塗布を意味する。
本明細書において、表現「生理学的に許容される媒体」は、皮膚、唇、つめ、頭皮および/または毛髪と適合可能な媒体を意味する。
得られている組成物は、ケラチン物質にまた特に皮膚に塗布する場合、快適な柔らかさがありかつ良好な化粧品特性を有する。さらに、会合性ポリウレタンのために、時間が経っても均一かつ安定なままであり、かつ繊維の多い外観をもたらさない組成物が得られている。さらに、この組成物は「自己平滑化」する利点、すなわち毎回使用した後、あたかもジャーが新品であるかのようにジャーの表面で平滑かつ均一な表面が作り直され、また指でまたは任意の他の手段(スポンジまたはへら)でクリームをすくい上げた場合、指またはこの手段の跡が少しも残らない利点を有する。
したがって、本発明の主題はまた、常に平滑でかつ均一な組成物を得るために、繊維を含有する局所適用向け組成物において会合性ポリウレタンを化粧的に使用することでもある。
表現「常に平滑かつ均一」は、時間が経っても繊維の多い外観をもたらさない、かつその表面が使用した後もその平滑さを回復する組成物を意味する。
本発明の組成物は通例クリームの外観を有する、すなわち本発明の組成物は通例Rheomat 180型粘度計を使用し、25%で測定して10から300ポアズ(すなわち1から30Pa.s)、好ましくは30から250ポアズ(すなわち3から25Pa.s)、またより良好には75から250ポアズ(すなわち7.5から25Pa.s)の範囲にある粘度を有する。
繊維
本発明の出願において、用語「繊維」は、LがDよりもはるかに大きいような長さL、および直径Dの物体であり、Dが、繊維の断面が内接する円の直径である物体を意味すると理解されるべきである。詳細には、比率L/D(形状因子)は、3.5から2500、好ましくは5から500、またより良好には、5から150の範囲で選択される。
本発明により、繊維は、組成物の合計重量に対して0.5重量%から50重量%、好ましくは5重量%から40重量%、より良好には5質量%から30質量%、また一層より良好には10重量%から20重量%、の範囲の量で組成物中に存在できる。
本発明の組成物中に使用できる繊維は、合成または天然の、無機または有機起源の繊維とすることができる。繊維は、短繊維または長繊維、単一のまたは組織された、例えば編んだものとすることができる。繊維は任意の形状を有することができ、また特に、意図する特定の用途によって、円形または多角形(四角形、六角形、または八角形)の断面を有することができる。詳細には、傷つけるのを防止するため、繊維の末端を鈍くし、かつ/または研磨する。
詳細には、繊維は、長さが1nmから20mm、好ましくは10nmから5mm、またより良好には0.1mmから1.5mm、の範囲とする。繊維の断面は、2nmから100μmの範囲の、好ましくは20nmから20μmの範囲の、またより良好には5μmから50μmの、直径を有する円の範囲内とすることができる。さらに、繊維は、しばしばデニールまたはデシテックスで表される、それらの重量により特徴付ける。
繊維は、織物の製造に使用するものとすることができ、また特に、絹繊維、木綿繊維、羊毛繊維、亜麻繊維、特に木材から、野菜から、または藻類から抽出したセルロース繊維、ポリアミド(Nylon(登録商標)、特にナイロン6=ポリアミド6、ナイロン6,6=ポリアミド66の名のもの)繊維、レーヨン繊維、ビスコース繊維、アセテート繊維、特にレーヨンアセテート、セルロースアテート、または絹アセテート繊維、ポリ-p-フェニレンテレフタルアミド繊維、特にKevlar(登録商標)繊維、アクリル繊維、特にポリメチルメタクリレート繊維、またはポリ(2-ヒドロキシエチルメタクリレート)繊維、ポリオレフィン繊維、および特にポリエチレンもしくはポリプロピレン繊維、ガラス繊維、シリカ繊維、アラミド繊維、炭素繊維、特にグラファイトの形態にあるもの、Teflon(登録商標)繊維、不溶性コラーゲン繊維、ポリエステル繊維、ポリ塩化ビニルもしくはポリ塩化ビニリデン繊維、ポリビニルアルコール繊維、ポリアクリロニトリル繊維、キトサン繊維、ポリウレタン繊維、ポリエチレンフタレート繊維、例えばポリアミド、ポリエステル繊維などの上述のものなどのポリマーの混合物から形成される繊維、ならびに外科用繊維、ならびにこれらの繊維の混合物とすることができる。
使用できる外科用繊維には、グリコール酸およびカプロラクトンから調製した吸収性合成繊維(Johnson & Johnson社の「Monocryl」)、乳酸/グリコール酸子ポリマー型の吸収性合成繊維(Johnson & Johnson社の「Vicryll」)、テレフタルポリエステル繊維(Johnson & Johnson社の「Ethibond」)、およびステンレス鋼糸(Johnson & Johnson社の「Steel」)が含まれる。
さらに、繊維は表面処理でき、もしくは表面処理しなくともよく、また被覆でき、もしくは被覆しなくてもよい。本発明において使用できる被覆された繊維として、帯電防止効果のため硫化銅で被覆されたポリアミド繊維(例えば、Rhodia社のR-STAT繊維)、または、繊維の特別な組織化(特定表面処理)、もしくは色/ホログラム効果を誘発する表面処理が可能な他のポリマー(例えば、Sildrex社の「Lurex」繊維)に言及できる。
本発明による組成物に使用できる繊維は、フレキシブルな繊維が好ましく、また組成物には、剛性の繊維が含まれないことが好ましい。
本発明の好ましい一実施形態により、本発明による組成物に使用できる繊維は、ポリアミド繊維、またはポリ-p-フェニレンテレフタルアミド繊維である。それらの繊維は、長さ0.1から5mm、好ましくは0.25から1.6mm、の範囲とすることができ、それらの平均直径は5から50μmの範囲とすることができる。
本発明の好ましい一実施形態により、繊維は、ナイロン6(またはポリアミド6)(INCI名:ナイロン6)繊維、およびナイロン6,6(またはポリアミド66)(INCI名:ナイロン66)繊維、ならびにこれらの混合物から選択される。
詳細には、Etablissements P. Bonte社により名称Polyamide 0.9 Dtex 0.3mm(INCI名:ナイロン66)のもとに販売されているポリアミド繊維であり、平均直径6μm、重量約0.9dtex、および0.3mmから1.5mmの範囲の長さを有するポリアミド繊維を使用することが可能である。平均直径12μm、および長さ約1.5mmを有するポリ-p-フェニレンテレフタルアミド繊維であり、例えばDu Pont Fibres社により、Kevlar Flocの名称で販売されているものを使用することも可能である。
会合性ポリウレタン
会合性ポリウレタンは、通常ポリオキシエチレン化された性質の親水性ブロックと、脂肪族配列単独、および/または環状脂肪族配列および/または芳香族配列とすることができる疎水性(親油性)ブロックとの両方を鎖内に含む、非イオン性ブロックコポリマーである
詳細には、これらのコポリマーは、ペンダント型鎖、または親水性ブロックの末端における鎖とすることが可能な炭化水素系鎖である親水性ブロックにより分割された、少なくとも2つの、6から30個の炭化水素を含有する(C6からC30)炭化水素系親油性鎖を含む。詳細には、1つまたは複数のペンダント型鎖を備えることが可能である。さらに、ポリマーは、親水性ブロックの一方の端、または両端に炭化水素系の鎖を含むことができる。
ポリマーは、トリブロックまたはマルチブロックの形で、ブロックとして配列できる。したがって、疎水性ブロックを、鎖の各末端に置くこと(例えば、親水性中心ブロックを有するトリブロック)、または、鎖内および両端に分布させること(例えば、マルチブロックコポリマー)ができる。ポリマーは、グラフトポリマー、または放射状(starburst)ポリマーとすることができる。
親水性ブロックは、オキシアルキレン化された鎖、詳細にはオキシエチレン鎖とするのが好ましい。
したがって、ポリマーは、オキシエチレン化された親水性鎖を含有するのが好ましい。さらに、ポリマーは、トリブロックポリマー、特に親水性ブロックが、50から1000個のオキシエチレン基を、また好ましくは70から500個のオキシエチレン基を含むオキシエチレン化された鎖であるのが好ましい。
一般に、会合性ポリウレタンは、親水性ブロック間のウレタン結合を含み、したがってそれらの名称になっている。拡大によって、会合性ポリウレタンの中に含まれるのは、親水性ブロックが、他の化学結合を介して、親油性ブロックに結合しているポリマーである。しかし、本発明の好ましい一実施形態により、使用している会合性ポリウレタンは、ウレタン結合を含有する。これらのポリウレタンは、純粋な形で、または溶解されて、または水中に分散されて、または水性アルコール性媒体中で使用される。
本発明に使用できる会合性ポリマーの例として、名称SER-AD FX1100のもとにHuls社により販売されている、OEがオキシエチレン単位である、ポリマーC16-OE136-C16に言及できる。このものは、ウレタン官能基を含有し、重量平均分子量3000を有する分子である(INCI名:Steareth-100/PEG-136/HMDIコポリマー)。これも使用できる会合性ポリマーは、ポリエーテルおよび尿素基を含有するポリウレタンを含み、Rheox社により、名称Rheolate 205、Rheolate 204、およびRheolate 208のもとに販売されている(INCI名:ポリエーテル尿素ポリウレタン)。これらの会合性ポリウレタンは、純粋な形で販売されている。
言及できる、これらのポリマーの溶液または分散物の例には、Huls社により、名称SER-AD FX1010およびSER-AD FX1035のもとに販売されている(INCI名:ポリウレタン)ポリウレタン;Rheox社により、名称Rheolate 255、Rheolate278およびRheolate244のもとに販売されている(INCI名:ポリエーテル-尿素-ポリウレタン)もの;Rohm & Haas社により、名称DW1206F、DW1206J、DW1206B、およびDW1206Gのもとに販売されている(INCI名:ポリウレタン)もの、ならびにRohm & Haas社により、名称Acrysol RM 2020のもとに販売されている製品が含まれる。
本発明において使用できるポリマーは、詳細には、論文、G. Fonnum, J. Bakke and Fk. HansenによるColloid Polym. Sci. 271、380〜389 (1993)、に記載されているポリマーである。
本発明の好ましい一実施形態により、分散物よりも、ポリウレタン溶液が本発明の目的により適しているので、水溶性ポリウレタンが使用される。
本発明による組成物は、所望の目標、すなわち、消費者による使用期間にわたって平滑なままであり、繊維の多い外観をもたらさず、かつ自己平滑性である組成物を得るのに十分な量の、1種または複数の会合性ポリウレタンを含有する。
活性剤としての1種または複数の会合性ポリウレタンの量は、組成物の合計重量に対して、例えば、0.5重量%から10重量%、好ましくは1重量%から5重量%、またより良好には1.5重量%から3重量%とすることができる。
本発明による組成物は、油性相と、水性相とを含む。組成物は、油性連続または外側相(W/O)、または水性連続相(O/W)を含むことができ、また組成物は単純エマルション(O/WまたはW/O型エマルション)、または三重エマルション(W/O/WまたはO/W/O型エマルション)、または多重エマルションとすることができる。詳細には、組成物は一般に、クリームまたは軟膏を構成する、O/W型エマルションの形態にある。
エマルションが水中油型のものである場合、会合性ポリウレタンが、塗布の間、皮膚上にポリマーの「網状組織」をもたらすことが可能になり、特に、皮膚の自己瘢痕化、および起伏の平滑化を可能にする。
本発明の好ましい一実施形態によれば、連続相を水性相とし、また組成物を、O/W型エマルションの形態にあるものとする。
水性連続または外側相を含有する組成物は、油性連続層を含有する組成物と異なり、容易に広がり、軽く、皮膚に良好に浸透し、粘りつかず、かつ塗布した際皮膚に爽やかさを提供する利点を有する。
水性相
水性相は水、および場合によって、1つまたは複数の水混和性、または少なくとも一部水混和性の化合物、例えばポリオール、エタノールおよびイソプロノールなどのC2からC8の低級一価アルコール、ならびに、室温で液体であるC3からC4のケトンを含有する。用語「室温」は、通常の大気圧(760mmHg)における、約25℃の温度を意味すると理解されるべきである。
用語「ポリオール」は、少なくとも2つの遊離のヒドロキシル基を含む任意の有機分子を意味すると理解されるべきである。言及できるポリオールの例には、グリセリン、グリコール類、例えばブチレングリコール、プロピレングリコール、およびイソプレングリコール、ならびにポリエチレングリコール類、例えばPEG-8、ソルビトール、ならびに、糖類、例えばグルコースが含まれる。
水性相はまた、下記に言及する任意の通常の水溶性、または水分散性添加剤をも含むことができる。
水性相は、組成物の合計重量に対して、10重量%から95重量%、好ましくは20重量%から90重量%、より良好には30重量%から80重量%、また一層より良好には40重量%から70重量%、とすることができる。
低級ポリオールおよびアルコールなどの水混和性化合物は、組成物の合計重量に対して、0から30%、特に0.1%から30%の範囲の量で、またより良好には1%から20%の範囲の量で存在できる。
油性相
油性相は、室温(25℃)で液体である脂肪相である。油性相は、室温(20〜25℃)で液体である、揮発性もしくは不揮発性油、動物、植物、鉱物もしくは合成起源の、ゴムおよびペースト状脂肪物質、ならびにそれらの混合物から選択される、少なくとも1種の脂肪物質を含有する。これらの脂肪物質は、生理学的に許容されるものとする。
油性相はまた、下記に言及する任意の通常の脂溶性、または脂肪分散性の添加剤を含むこともできる。
油性相は、少なくとも1種の油を含む。用語「油」は、室温(25℃)で液体である脂肪物質を意味する。
本発明の組成物に使用できる油として、言及できる例には:
-動物起源の炭化水素系油類、例えばペルヒドロスクワレン;
-植物起源の炭化水素系油類、例えば、炭素原子4から10個を含有する、脂肪酸の液体トリグリセリド類、例えば、ヘプタン酸もしくはオクタン酸トリグリセリド、または別法として、例えば、ヒマワリ油、トウモロコシ油、大豆油、マロウ油、グレープシード油、ゴマ実油、ハシバミ油、アンズ油、マカダミア油、アララ油、コリアンダー油、ひまし油、アボカド油、カプリル/カプリン酸トリグリセリド類、例えば、Stearineries Dubois社により販売されているもの、またはDynamit Nobel社により名称Miglyol 810、812および818のもとに販売されているもの、ホホバ油、およびシアバター油;
-特に脂肪酸の合成エステル類およびエーテル類、例えば、式R1COOR2およびR1OR2の油(式中、R1は、炭素原子8から29個を含有する脂肪酸残基を表し、また、R2は炭素原子3から30個を含有する、分枝のない炭化水素系鎖を表す)、例えば、パーセリン油、イソノニルイソノナノエート、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸2-エチルヘキシル、ステアリン酸2-オクチルドデシル、エルカ酸2-オクチルドデシル、イソステアリン酸イソステアリル;ヒドロキシル化されたエステル類、例えば、乳酸イソステアリル、オクチルヒドロキシステアレート、オクチルドデシルヒドロキシステアレート、リンゴ酸ジイソステアリル、クエン酸トリイソセチル、脂肪族アルキルヘプタノエート類、オクタノエート類、およびデカノエート類;ポリオールエステル類、例えば、プロピレングリコールジオクタノエート、ネオペンチルグリコールジヘプタノエート、およびジエチレングリコールジイソノナノエート;ならびにペンタエリトリトールエステル類、例えばペンタエリトリチルテトライソステアレート;
-鉱物または合成起源の直鎖もしくは分枝状炭化水素類、例えば、揮発性または不揮発性の液体パラフィン類、およびそれらの誘導体、ワセリン、ポリデセン類、イソヘキサデカン、イソドデカン、および、Parleam(登録商標)油等の水素化されたポリイソブテン;
-炭素原子8から26個を含有する脂肪族アルコール類、例えば、セチルアルコール、ステアリルアルコール、およびそれらの混合物(セテアリルアルコール)、オクチルドデカノール、2-ブチルオクタノール、2-ヘキシルデカノール、2-ウンデシルペンタデカノール、またはオレイルアルコール;
-一部炭化水素系および/またはシリコーン系のフルオロ油類、例えば特開平02-95912中に記載されているもの;
-シリコーン油類、例えば、直鎖もしくは環状シリコーン鎖を含有し、室温で液体またはペースト状である揮発性または不揮発性ポリメチルシロキサン(PDMS)、特に、シクロペンタシロキサン、およびシクロヘキサジメチルシロキサンなどのシクロポリジメチルシロキサン類(シクロメチコーン類);炭素原子2から24個を含有するペンダント型、またはシリコーン鎖の末端にあるアルキル、アルコキシまたはフェニル基を含むポリジメチルシロキサン類;フェニルシリコーン類、例えば、フェニルトリメチコーン類、フェニルジメチコーン類、フェニルトリメチルシロキシジフェニルシロキサン類、ジフェニルジメチコーン類、ジフェニルメチルジフェニルトリシロキサン類、2-フェニルエチルトリメチルシロキシシリケート類、およびポリメチルフェニルシロキサン類;
-これらの混合物
が含まれる。
好ましい一実施形態により、本発明の組成物は、シリコーン油類、および脂肪酸エステル類、ならびにそれらの混合物から選択される少なくとも1種の油を含む。より特に好ましい実施形態により、本発明の組成物は、少なくとも1種の揮発性シリコーン油、特にシクロポリジメチルシロキサンを含む。
油性相中に存在できる他の脂肪物質は、例えば、炭素原子8から30個を含有する脂肪酸、例えばステアリン酸、ラウリン酸、またはパルミチン酸;シリコーンゴム類などのゴム類;トリフルオロメチル-C1〜4アルキルジメチコーンおよびトリフルオロプロピルジメチコーンなどのシリコーン樹脂類;およびシリコーンエラストマー、例えば、信越社により名称「KSG」のもとに販売され、Dow Corning社により名称「Trefil」のもとに販売され、またはGrant Industries社により名称「Gransil」のもとに販売されている製品、ならびにそれらの混合物である。
これらの脂肪物質は、例えばコンシステンシーまたはきめに関して、所望の性質を有する組成物を調製するために、当分野の技術者によりさまざまなやり方で選択できる。
本発明の好ましい一実施形態により、組成物はワックスを含まない。
本発明の組成物における油性相の量は、組成物の合計重量に対して、5重量%から90重量%、好ましくは10重量%から80重量%、より良好には20重量%から70重量%、また一層より良好には30重量%から60重量%の範囲とすることができる。1種または複数の油の量は、組成物の合計重量に対して、少なくとも5重量%とするのが好ましく、また組成物の合計重量に対して、少なくとも8重量%とすることが優先される。
乳化剤
本発明のエマルションは一般に、両性、アニオン性、カチオン性、および非イオン性乳化剤から選択され、単独で、または混合物として使用され、また場合によっては共乳化剤である、少なくとも1種の乳化剤を含有する。乳化剤は、得ようとするエマルション(W/O型、またはO/W型エマルション)によって適切な形で選択される。1種または複数の乳化剤は、非イオン性乳化剤から選択するのが好ましい。
乳化剤および共乳化剤は一般に、例えば、組成物の合計重量に対して、0.05重量%から30重量%、好ましくは0.2重量%から20重量%、より良好には0.5重量%から10重量%の範囲とすることができる活性剤の比率で、組成物中に存在する。
W/O型エマルションについて、言及できる乳化剤の例には、Dow Corning社により名称「DC 5225 C」のもとに販売されている、シクロメチコーンと、ジメチコーンコポリオールとの混合物などのジメチコーンコポリオール、およびDow Corning社により名称「Dow Corning 5200配合助剤」のもとに販売されている、ラウリルメチコーンコポリオールなどのアルキルジメチコーンコポリオール、Goldschmidt社により名称Abil EM 90(登録商標)のもとに販売されている、セチルジメチコーンコポリオール、またはGoldschmidt社により名称Abil WE 09のもとに販売されている、セチルジメチコーンコポリオール、ポリグリセリル-4イソステアレート、およびラウリン酸ヘキシルの混合物が含まれる。1つまたは複数の共乳化剤をこれに添加することもでき、共乳化剤は、ポリオールのアルキル化されたエステルを含む群から有利に選択できる。特に言及できるポリオールのアルキル化されたエステルには、グリセリン、および/またはソルビタンエスエル類、例えば、Goldschmidt社により名称Isolan GI 34のもとに販売されている製品などのポリグリセリルイソステアレート、ICI社により名称Arlacel 987のもとに販売されている製品などのソルビタンイソステアレート、ICI社により名称Arlacel 986のもとに販売されている製品などのソルビタングリセリルイソステアレート、ならびにそれらの混合物が含まれる。
使用できるW/O型エマルション用乳化剤は、米国特許出願5412004号の実施例3、4および8、米国特許出願5811487号の実施例の手順により得られたもの、特に米国特許出願5412004号の実施例3(合成例)の生成物などの、また、信越社により参照番号KSG 21のもとに販売されている製品などの、少なくとも1つのオキシアルキレン化された基を含む架橋されたエラストマ固体オルガノポリシロキサンを含む。
O/W型エマルションについて、言及できる乳化剤の例には、非イオン界面活性剤、および、特に、例えば、炭素原子8から24個を含有する、またより良好には炭素原子12から22個を含有する、飽和もしくは不飽和鎖を有する脂肪酸と、ポリオールとのエステル、ならびにそれらのオキシアルキレン化誘導体、すなわち、オキシエチレン化及び/又はオキシプロピレン化単位を含む誘導体、例えば、C8〜C24脂肪酸のグリセリルエステル類、およびそれらのオキシアルキレン化誘導体;C8〜C24脂肪酸のポリエチレングリコールエステル類、およびそれらのオキシアルキレン化誘導体;C8〜C24脂肪酸のソルビトールエステル類、およびそれらのオキシアルキレン化誘導体;C8〜C24脂肪酸の糖(スクロース、グルコース、またはアルキルグルコース)エステル類、およびそれらのオキシアルキレン化誘導体;脂肪族アルコールのエーテル類;C8〜C24脂肪族アルコールの糖エーテル類、ならびにそれらの混合物が含まれる。
特に言及できるソルビトールのオキシアルキレン化された脂肪酸エステルは、Nikkol社により名称Nikkol TI10 Vのもとに販売されている製品などの、20個のオキシエチレン基を含有するイソステアリン酸とソルビタンとのエステル(INCI名:PEG-20ソルビタンイソステアレート)である。
特に言及できる脂肪酸のグリセリルエステルは、グリセリルステアレート(グリセリルモノ-、ジ-、および/またはトリステアレート)(INCI名:グリセリルステアレート)、またはグリセリルリシノレエート、ならびにそれらの混合物を含む。
特に言及できる脂肪酸のポリエチレングリコールエステルは、ポリエチレングリコールステアレート(ポリエチレングリコールモノ-、ジ-、および/またはトリステアレート)、特にポリエチレングリコール50 OEモノステアレート(INCI名:PEG-50ステアレート)、およびポリエチレングリコール100 OEモノステアレート(INCI名:PEG-100ステアレート)、ならびにそれらの混合物を含む。
これらの界面活性剤の混合物、例えば、Uniqema社により名称Arlacel 165のもとに販売されている、グリセリルステアレートおよびPEG-100ステアレートを含有している製品、ならびに、Goldschmidt社により名称Teginのもとに販売されている、グリセリルステアレート(グリセリルモノ-、ジステアレート)およびステアリン酸カリウムを含有している製品(INCI名:グリセリルステアレートSE)を使用することも可能である。
言及できるグルコースまたはアルキルグルコースの脂肪酸エステルには、詳細にはグルコースパルミテート、アルキルグルコースセスキステアレート、例えば、メチルグルコースセスキステアレート、アルキルグルコースパルミテート、例えばメチルグルコースパルミテートまたはエチルグルコースパルミテート、メチルグルコシドの脂肪酸エステル、特にメチルグルコシドとオレイン酸とのジエステル(INCI名:メチルグルコースジオレエート);メチルグルコシドとオレイン酸/ヒドロキシステアリン酸混合物との混合エステル(INCI名:メチルグルコースジオレエート/ヒドロキシステアレート);メチルグルコシドとイソステアリン酸とのエステル(INCI名:メチルグルコースイソステアレート);メチルグルコシドとラウリン酸とのエステル(INCI名:メチルグルコースラウレート);メチルグルコシドとイソステアリン酸とのモノエステルおよびジエステルの混合物(INCI名:メチルグルコースセスキイソステアレート);メチルグルコシドとステアリン酸とのモノエステルおよびジエステルの混合物(INCI名:メチルグルコースセスキステアレート)、ならびに詳細にはAmerchol社により名称Glucate SSのもとに販売されている製品、ならびにこれらの混合物が含まれる。
脂肪酸と、グルコースとの、またはアルキルグルコースとのオキシエチレン化エーテルの言及できる例には、脂肪酸と、メチルグルコースとのオキシエチレン化エーテル、および詳細には、Amerchol社により名称Glucam E-20のもとに販売されている製品などの、エチレンオキシド約20モルを含有するステアリン酸とメチルグルコースとのジエステルのポリエチレングリコールエーテル(INCI名:PEG-20メチルグルコースジステアレート);エチレンオキシド約20モルを含有するステアリン酸と、メチルグルコースのモノエステルおよびジエステルとのポリエチレングリコールエーテル(INCI名:PEG-20メチルグルコースセスキステアレート)、および詳細には、Amerchol社により名称Glucamate SSE-20のもとに販売されている製品、およびGoldschmidt社により名称Grillocose PSE-20のもとに販売されている製品、ならびにこれらの混合物が含まれる。
言及できるスクロースエステルの例には、スクロースパルミトステアレート、スクロースステアレート、およびスクロースモノラウレート、ならびにこれらの混合物が含まれる。
言及できる脂肪族アルキルエーテルの例は、セチル、ステアリル、またはセテアリルアルコール(セチルアルコールと、ステアリルアルコールの混合物)のポリエチレングリコールエーテルなどの、ポリエチレングリコールと、炭素原子8から30個を含有する、また特に炭素原子10から22個を含有する、脂肪族アルコールとのエーテルを含む。例えば、INCI名Ceteareth-20、およびCeteareth-30のエーテルなどの、1から200個の、また好ましくは2から100個のオキシエチレン基を含有するエーテル、およびこれらの混合物について言及できる。
特に言及できる糖エーテルは、アルキルポリグルコシド類、例えばデシルグルコシド、例えば花王ケミカル社により名称Mydol 10のもとに販売されている製品、Henkel社により名称Plantaren 2000のもとに販売されている製品、およびSEPPIC社により名称Oramix NS 10のもとに販売されている製品;カプリリル/カプリルグルコシド、例えばSEPPIC社により名称Oramix CG 110のもとに販売されている製品、またはBASF社により名称Lutensol GD 70のもとに販売されている製品;ラウリルグルコシド、例えばHenkel社により名称Plantaren 1200 NおよびPlantacare 1200のもとに販売されている製品;ココグルコシド、例えばHenkel社により名称Plantacare 818/UPのもとに販売されている製品;例えば、SEPPIC社により名称Montanov 68のもとに、Goldschmidt社により名称Tego-Care CG90のもとに、またHenkel社により名称Emulgade KE3302のもとに販売されている、場合によってはセトステアリルアルコールとの混合物としてのセトステアリルグルコシド、ならびにまた、アラキジルグルコシド、例えば、SEPPIC社により名称Montanov 202のもとに販売されている、アラキジルアルコールと、ベヘニルアルコールと、アラキジルグルコシドとの混合物の形におけるもの、ならびにこれらの混合物である。
本発明の好ましい一実施形態により、組成物はO/W型エマルションの形態にあり、乳化剤は、ソルビトールのオキシアルキレン化された脂肪酸エステルから選択し、また詳細には、乳化剤は、オキシエチレン基20個を含有する、ソルビタンと、イソステアリン酸とのエステルであり、これらの乳化剤により、平滑性、および自己回復性を共に有し、かつ非常に安定であり、また非常に良好な化粧品特性をも有する組成物を得ることが可能になっている。
添加剤
知られている形で、本発明の化粧品または皮膚科組成物は化粧または皮膚科において通例である1つまたは複数の補助薬をも含有できる。言及できる補助薬には、ゲル化剤、活性剤、保存剤、酸化防止剤、香料、溶媒、フィラー、日焼け止め剤(=紫外線遮蔽剤)、染料、塩基性剤(トリエタノールアミン、ジエタノールアミンまたは水酸化ナトリウム)または酸性剤(クエン酸)、かつまた脂質ベシクル、または何らかの他の型のベクター(ナノカプセル、マイクロカプセルなど)ならびにこれらの混合物が含まれる。これらの補助薬は、化粧品分野における通常の比率で、例えば組成物の合計重量の0.01%から30%で使用され、またそれらの性質に応じて組成物の水性相中にまたは油性相中に、または別法としてベシクルまたは何らかの他の型のビシクル中に導入する。これらの補助薬およびその濃度は、本発明のエマルションの所望の性質を変性しないようなものでなければならない。
したがって、得ることが望ましい組成物の流動性に応じて組成物中に1つまたは複数のゲル化剤、特に親水性ゲル化剤、すなわち水に可溶でありまたは分散可能な薬剤を混入することが可能である。言及できる親水性ゲル化剤の例には、Goodrich社により名称Carbopol(INCI名:カルボマー)およびPemulen(INCI名:アクリレート/C10-30アルキルアクリレートクロスポリマー)のもとに販売されている製品などの変性された、または非変性カルボキシビニルポリマー類;ポリアクリルアミド類;場合によって架橋され、かつ/または中和される2-アクリルアミド-2-メチルプロパンスルホン酸ポリマーおよびコポリマー、例えば、Hoechst社により名称「Hostacerin AMPS」(INCI名:アンモニウムポリアクリルジメチルタウラミド)のもとに販売されているポリ(2-アクリルアミド-2-メチルプロパンスルホン酸);SEPPIC社により名称Sepigel 305(INCI名:ポリアクリルアミド/C13〜14イソパラフィン/Laureth-7)のもとに、また名称Sepigel 600(INCI名:アクリルアミド/ナトリウムアクリロイルジメチルタウレートコポリマー/イソヘキサデカン/ポリソルベート80)のもとに販売されている、W/O型エマルションの形態にある、アクリルアミドとAMPSとの架橋されたアニオン性コポリマー類;多糖生体高分子、例えばキサンタンガム、グアールガム、アルギネートおよび変性または非変性セルロース類;ならびにこれらの混合物が含まれる。
本発明の組成物に使用できるフィラーとして言及できる例には酸化チタン、酸化亜鉛、または酸化鉄および有機顔料などの顔料;カオリン;シリカ;タルク;窒化ホウ素;有機球状粉末ならびにこれらの混合物が含まれる。有機球状粉末の言及できる例にはAtochem社により名称Orgasolのもとに販売されている、ポリアミド粉末、および特にナイロン-1、またはポリアミド12などのナイロン(登録商標)粉末;ポリエチレン粉末;テフロン(登録商標);Dow Corning社により名称Polytrapのもとに販売されているエチレングリコールジメタクリレート/ラウリルメタクリレートコポリマーで作ったミクロスフェアなどのアクリルコポリマー系ミクロスフェア;中空ミクロスフェア、特にKemanord Plast社により名称Expancelのもとに、またはマツモト社により名称Micropearl F 80 EDのもとに販売されているミクロスフェアなどの発泡粉末; 東芝シリコーン社により名称Tospearlのもとに販売されているものなどのシリコーン樹脂マイクロビーズ;マツモト社により名称Microsphere M-100のもとに、またWackherr社により名称Covabead LH85のもとに販売されているポリメチルメタクリレートマイクロスフェア;住友精化社により名称Flobeadsのもとに販売されているものなどのエチレンアクリレートコポリマー粉末;デンプン粉末、特にトウモロコシデンプン、コムギデンプンまたはコメデンプンのデンプン粉末などの天然有機材料の粉末であり、National Starch社により名称Dry Floのもとに販売されている無水コハク酸オクテニルで架橋されたデンプン粉末など、架橋できまたは架橋されなくてもよい天然有機材料粉末、ならびにこれらの混合物が含まれる。これらのフィラーは、組成物の合計重量に対して、0から20重量%および好ましくは1重量%から10重量%の範囲にある量で存在できる。
本発明の組成物に使用できる活性剤として言及できる例には、酵素類(例えばラクトペルオキシダーゼ、リパーゼ、プロテアーゼ、ホスホリパーゼ、およびセルラーゼ類);フラボノイド類;タンパク水解物類などの加湿剤;ヒアルロン酸ナトリウム;ポリオール類、例えばグリセリン、グリコール類、例えばポリエチレングリコール類、および糖誘導体;抗炎症剤;プロシアニドールオリゴマー類;ビタミン類、例えばビタミンA(レチノール)、ビタミンE(トコフェロール)、ビタミンC(アスコルビン酸)、ビタミンB5(パンテノール)、ビタミンB3(ナイアシンアミド)、これらのビタミンの誘導体(特にエステル類)、およびこれらの混合物;尿素;カフェイン;コウジ酸、ヒドロキノンおよびカフェ酸などの色素脱失剤;サリチル酸およびその誘導体;乳酸およびグリコール酸およびそれらの誘導体などのα-ヒドロキシ酸類;カロテノイド類およびビタミンA誘導体などのレチノイド類;ヒドロコルチゾン;メラトニン;藻類抽出物、菌類抽出物、植物抽出物、酵母抽出物、または細菌抽出物;ステロイド類;抗菌性活性剤、例えば2,4,4'-トリクロロ-2'-ヒドロキスジフェニルエーテル(またはトリクロサン)、3,4,4'-トリクロロカルバニリド(またはトリクロカルバン)、および上記の酸、特にサリチル酸およびその誘導体;張力付与剤;セラミド類;精油;ならびにこれらの混合物;ならびに本組成物の最終目標に適した任意の活性剤が含まれる。
言及できるステロイドの例には、デヒドロエピアンドロステロン(またはDHEA)およびまた(1)DHEAの前駆体および生物学的誘導体、詳細には、DHEA硫酸塩およびサリチル酸塩、7-ヒドロキシDHEA、7-ケトDHEA、7-ヒドロキシおよび7-ケトDHEAエステル類、特に3-β-アセトオキシ-7-オキソDHEAなどのDHEAの塩類およびエステル類ならびに(2)DHEAの前駆体、および化学的誘導体、詳細にはジオスゲニンまたはヘコゲニンおよび/または酢酸ヘコゲニンなどのそれらの誘導体および/またはそれらを含有する天然抽出物および特に野生のヤマノイモなどのヤマノイモ属植物の抽出物などのサポゲニンが含まれる。
紫外線遮蔽剤は、有機質または無機質のもの(または物理的紫外線日焼け止め剤)とすることができる。
紫外線遮蔽剤は、組成物の合計重量に対する活性剤重量として、0.01重量%から20重量%、好ましくは0.1重量%から15重量%、またより良好には0.2重量%から10重量%の範囲にある活性剤量として存在できる。
本発明の組成物に添加できるUV-A活性、および/またはUV-B活性有機遮蔽剤の例として、言及できる例には、ベンジリデンカンファの、ベンゾフェノンの、またはフェニルベンズイミダゾールのスルホン含有またはスルホネート含有誘導体、より詳細にはベンジリデンカンファ誘導体、例えばChimex社により名称「Mexoryl SX」のもとに製造されている1,4-ビス(3-メチリデンカンファ-10-スルホン酸)(INCI名:テレフタリリデンジカンファスルホン酸)、Chimex社により名称「Mexoryl SL」のもとに製造されている3-ベンジリデンカンファ-4'-スルホン酸)(INCI名:ベンジリデンジカンファスルホン酸)、Merck社により名称Eusolex 232のもとに販売されている2-[4-(カンファメチリデン)フェニル]ベンズイミダゾール-5-スルホン酸およびフェニルベンズイミダゾールスルホン酸(INCI名:フェニルベンズイミダゾールスルホン酸)などのスルホン官能基を含有する誘導体;パラアミノ安息香酸誘導体;Haarmann & Reimer社により商標名Neo Heliopan OSのもとに販売されているサリチル酸エチルヘキシルなどのサリチル誘導体;Hoffmann La Roche社により特に商標名Parsol 1789のもとに販売されているブチルメトキシジベンゾイルジメタンなどのジベンゾイルメタン誘導体;Hoffmann La Roche社により特に商標名Parsol MCXのもとに販売されているエチルヘキシルメトキシシンナメートなどのケイ皮誘導体;BASF社により商標名Uvinul N539のもとに販売されているオクトクリレン(2-エチルヘキシルα-シアノ-β,β'-ジフェニルアクリレート)などのβ,β'-ジフェニルアクリレート誘導体;BASF社により商標名Uvinul 400のもとに販売されているBenzophenone-1、BASF社により商標名Uvinul D50のもとに販売されているBenzophenone-2、BASF社により商標名Uvinul M40のもとに販売されているBenzophenone-3またはOxybenzone、BASF社により商標名Uvinul MS40のもとに販売されているBenzophenone-4などのベンゾフェノン誘導体;Merck社により商標名Eusolex 6300のもとに販売されている4-メチルベンジリデンカンファなどのベンジリデンカンファ誘導体;Haarmann & Reimer社により商標名Neo Heliopan APのもとに販売されているベンズイミダジレートなどのベンズイミダゾール誘導体;Ciba Geigy社により商標名Tinosorb Sのもとに販売されているアニソトリアジンおよびBASF社により特に商標名Uvinul T150のもとに販売されているエチルヘキシルトリアゾンなどのトリアジン誘導体;Rhodia Chimie社により商標名Silatrizoleのもとに販売されているDrometrizole Trisiloxaneなどのフェニルベンゾトリアゾール誘導体;Haarmann & Reimer社により商標名Neo Heliopan MAのもとに販売されているメチルアントラニレートなどのアントラニル誘導体;イミダゾール誘導体;ベンザルマロネート誘導体;ならびにこれらの混合物が含まれる。
本発明の組成物に添加できる物理的日焼け止め剤として言及できる例には、被覆されたまたは被覆されない金属酸化物、特に酸化チタン、酸化鉄、酸化ジルコニウム、酸化亜鉛または酸化セリウムおよびこれらの混合物からなる顔料およびナノ顔料であり、これらの酸化物が場合によって被覆されたミクロ粒子またはナノ粒子(ナノ顔料)の形態にある可能性がある顔料およびナノ顔料が含まれる。
本発明の組成物は、局所適用向けであり例えば、ケラチン物質、および特に人間の皮膚、唇、毛髪、まつげ、およびつめをケアし、トリートメントし、清浄にしかつメイクアップするための皮膚科または化粧品組成物を特に構成することができる。
したがって、本発明の組成物は皮膚(頭皮を含む)向けの、ケラチン繊維(毛髪、まつげ、もしくはまゆげ)向けの、つめ向けのまたは唇向けのトリートメント、もしくはケア用組成物、または日焼け止め組成物もしくは人工的に日焼けさせる組成物、あるいは別法として皮膚、毛髪、まゆげ、もしくはまつげ向けの清浄化、もしくは化粧落し製品、脱臭製品または香りのある製品を構成できる。この場合、本発明の組成物は通例無着色であり、または弱く着色され、場合によって化粧用または皮膚科用活性剤を含有できる。次いで、本発明の組成物は、皮膚もしくは唇向けのケア基剤(冷気および/もしくは日光および/もしくは風に対し唇を保護する唇用バルム剤)として、または、顔および/もしくは身体の皮膚向けの昼間もしくは夜間ケアクリームとして、使用できる。
本発明による組成物はまた、場合によってケアもしくはトリートメント性質を有する、着色された化粧組成物、および特に皮膚の化粧製品、詳細にはファンデーション、ブラッシャ、メイクアップルージュ、アイシャドウ、マスカラまたはアイライナーをも構成できる。
本発明の好ましい一実施形態により、本組成物は皮膚への局所適用のためのものである。
したがって、本発明の主題はまたケラチン物質、好ましくは皮膚をケアし、トリートメントし清浄にしかつ/またはメイクアップする、上記において定義している化粧組成物の化粧的使用でもある。
本発明の主題はまた、ケラチン物質の、また特に人間の皮膚、毛髪、または唇の化粧的ケアもしくはトリートメント方法であり、このようなケラチン物質への組成物、詳細には上記において定義している化粧組成物の塗布を含む方法でもある。
本発明による組成物は、考慮している用途の分野における通常の方法によって調製する。
実施例は、下記の実施例においてより大きく詳細に例示する。場合に応じて化合物をINCI(=CTFA)名または化学名として示し、また特に言及しない限り百分率を重量基準で求めている。
白色クリーム(O/W型エマルション)
A相
-シクロヘキサシロキサン 23%
-セチルアルコール 0.5%
-ステアリルアルコール 0.5%
-PEG-20ソルビタンイソステアレート 1.25%
(Nikkol TIV 10)
B相
-グリセリン 5%
-保存剤 1%
水 100%とするのに十分な量
C相
-Steareth-100/PEG-136/HMDIコポリマー 2.24%
(SER-AD FX1100)
-水 20.16%
D相
-ポリアミド(ナイロン66)繊維 6%
(0.9dtx、0.3mmポリアミド、Societe Paul Bonte社)
-アルミニウムデンプンコハク酸オクテニル 3%
(乾燥粉末)
手順:A相およびB相の構成成分を、温条件(約70から80℃)下で攪拌しながら別々に混合し、油性相(A相)を水性相(B相)中に攪拌しながら導入する。混合物を約40℃まで冷却し、次いで前もって調製したC相をその中に攪拌しながら導入する。最後にD相を導入する。
白色クリームが得られ、その中に繊維が均一に分布し、クリームは塗布した際非常に優しい。このクリームは、例えばスキンケア向けに使用できる。得られた付着物は非常に均一であり、時間が経っても均一なままであり、使用の時間にわたって組成物中に繊維の多い外観が全く観察されない。
白色クリーム(O/W型エマルション)
A相
-シクロヘキサシロキサン 15%
-メチルグルコースセスキステアレート 2%
-カプリル/カプリントリグリセリド 10%
(Miglyol 812)
B相
-グリセリン 7%
-保存剤 1%
水 100%とするのに十分な量
C相
- PEG-20メチルグルコースセスキステアレート 3%
-水 19%
D相
-ポリアミド(ナイロン66)繊維 8%
(0.9dtx、0.3mmポリアミド、Societe Paul Bonte社)
E相
-Steareth-100/PEG-136/HMDIコポリマー 2.5%
(SER-AD FX1100)
-水 20.16%
F相
-カオリン 2%
手順:A相およびB相の構成成分を、温条件(約70から80℃)下で攪拌しながら別々に混合し、油性相(A相)を水性相(B相)中に攪拌しながら導入する。混合物を約40℃まで冷却し、次いで前もって調製したC相をその中に攪拌しながら導入する。最後にD相、E相、およびF相を導入する。
白色クリームが得られるが、その中に繊維が均一に分布しており、クリームは塗布した際非常に肌触りが柔らかい。このクリームは例えばスキンケア向けに使用できる。得られた付着物は非常に均一であり、時間が経っても均一なままであり、使用の時間にわたって組成物中に繊維の多い外観が全く観察されない。

Claims (24)

  1. 局所適用のための組成物であって、生理学的に許容される媒体中において、繊維と少なくとも1種の会合性ポリウレタンとを含み、媒体が水性相と少なくとも1種の油を含む油性相とを含む組成物。
  2. 繊維が、特に、絹繊維、木綿繊維、羊毛繊維、亜麻繊維、特に木材から、野菜から、または藻類から抽出されたセルロース繊維、ポリアミド繊維、レーヨン繊維、ビスコース繊維、アセテート繊維、ポリ-p-フェニレンテレフタルアミド繊維、アクリル繊維、ポリオレフィン繊維、ガラス繊維、シリカ繊維、アラミド繊維、炭素繊維、特にグラファイトの形態にあるもの、Teflon(登録商標)繊維、不溶性コラーゲン繊維、ポリエステル繊維、ポリ塩化ビニルもしくはポリ塩化ビニリデン繊維、ポリビニルアルコール繊維、ポリアクリロニトリル繊維、キトサン繊維、ポリウレタン繊維、ポリエチレンフタレート繊維、ポリマー混合物の繊維、および外科用繊維、ならびにこれらの混合物から選択されることを特徴とする、請求項2に記載の組成物。
  3. 繊維が、合成的な起源の繊維であることを特徴とする、請求項1または2に記載の組成物。
  4. 繊維が、ポリアミド繊維、またはポリ-p-フェニレンテレフタルアミド繊維であることを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の組成物。
  5. 繊維が、長さ0.1から1.5mmの範囲であることを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載の組成物。
  6. 繊維が、5から50μmの範囲にある平均直径を有することを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載の組成物。
  7. 繊維が、ナイロン6繊維、およびナイロン6,6繊維、ならびにこれらの混合物から選択されることを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載の組成物。
  8. 繊維が、組成物の合計重量に対して0.5重量%から50重量%の範囲の量で存在することを特徴とする、請求項1から7のいずれか一項に記載の組成物。
  9. 会合性ポリウレタンの量が、組成物の合計重量に対して0.5重量%から10重量%の範囲であることを特徴とする、請求項1から8のいずれか一項に記載の組成物。
  10. 会合性ポリウレタンが、親水性ブロックにより分割された、少なくとも2つの、6から30個の炭化水素を含有する炭化水素系親油性鎖を含むコポリマーであることを特徴とする、請求項1から9のいずれか一項に記載の組成物。
  11. 親水性ブロックが、オキシエチレン鎖であることを特徴とする、請求項1から10のいずれか一項に記載の組成物。
  12. 会合性ポリウレタンが、トリブロックポリマーであることを特徴とする、請求項1から11のいずれか一項に記載の組成物。
  13. 会合性ポリウレタンが、水溶性であることを特徴とする、請求項1から12のいずれか一項に記載の組成物。
  14. 水性相が、組成物の合計重量に対して、10重量%から95重量%であることを特徴とする、請求項1から13のいずれか一項に記載の組成物。
  15. 油性相が、シリコーン油類、および脂肪酸エステル類、ならびにそれらの混合物から選択される少なくとも1種の油を含有することを特徴とする、請求項1から14のいずれか一項に記載の組成物。
  16. 1種または複数の油の量が、組成物の合計重量に対して少なくとも5重量%であることを特徴とする、請求項1から15のいずれか一項に記載の組成物。
  17. 組成物が、少なくとも1種の乳化剤をも含有することを特徴とする、請求項1から16のいずれか一項に記載の組成物。
  18. 組成物が、水中油型エマルションの形態にあることを特徴とする、請求項1から17のいずれか一項に記載の組成物。
  19. 組成物が、ソルビトールのオキシアルキレン化された脂肪酸エステルから選択される、少なくとも1種の乳化剤をも含有することを特徴とする、請求項1から18のいずれかに記載の組成物。
  20. 組成物が、皮膚科または化粧品組成物であることを特徴とする、請求項1から19のいずれか一項に記載の組成物。
  21. 請求項1から19のいずれか一項に記載の化粧組成物の美容上の使用であって、ケラチン物質、好ましくは皮膚をケアし、トリートメントし、清浄にしかつ/またはメイクアップするための使用。
  22. 人間のケラチン物質のための、美容上のケアまたはトリートメントの方法であって、これらのケラチン物質への、請求項1から19のいずれか一項に記載の化粧組成物の塗布を含む方法。
  23. ケラチン物質が皮膚であることを特徴とする、請求項22に記載の方法。
  24. 繊維を含有する局所適用のための組成物における、会合性ポリウレタンの化粧品での使用であって、常に平滑で、かつ均一である組成物を得るための化粧品での使用。

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