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JP2004274587A - 車両用通信システム - Google Patents

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JP2004274587A
JP2004274587A JP2003065195A JP2003065195A JP2004274587A JP 2004274587 A JP2004274587 A JP 2004274587A JP 2003065195 A JP2003065195 A JP 2003065195A JP 2003065195 A JP2003065195 A JP 2003065195A JP 2004274587 A JP2004274587 A JP 2004274587A
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phone
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JP2003065195A
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Toshiyuki Ito
敏之 伊藤
Koji Kato
耕司 加藤
Katsuhiko Muto
勝彦 武藤
Hideki Yano
英樹 谷野
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Denso Corp
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Denso Corp
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Abstract

【課題】車内設置通信装置の通信端末として同一の携帯無線端末(ハンドセット)を利用可能な通信システムを提供できるようにする。
【解決手段】車両で使用することが想定される、携帯電話機等の携帯通信端末と自動車電話機等の車内設置通信装置で構成される車両用通信システムであって、携帯通信端末と車内設置通信装置は、それぞれ無線により通信可能で、その無線通信を携帯通信端末と車内設置通信装置との間のデータ送受信経路として利用することにより、携帯通信端末を操作して車内設置通信装置の通信網に接続し、携帯通信端末によって車内設置通信装置の通信網との通信が可能な車両用通信システムを提供可能となる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話機・自動車電話機等の車両用通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
通信システムを利用して音声通話を行う際には、それぞれのシステムに専用ハンドセットが必要である。例えば、車の中に設置された自動車電話機を用いて音声通話を行う場合には、車両内にあらかじめ設置されたハンドセット(電話機)あるいはハンズフリーセットを用いなければならない。よって、従来は各種通信システム毎に音声通話用のハンドセットが必要となり、またユーザも使い勝手の異なる複数のハンドセットを使わざるを得ず不便であった。
【0003】
この問題を解決するために、携帯電話機(ハンドセット)を着脱可能な通信端末装置に装着することにより、通信端末装置側からの指示によって、携帯電話内の無線通信システムと、着脱可能な通信端末装置側の無線通信システムとに切り替える方法が考案されている。(特許文献1参照)
【0004】
また、携帯電話機が自動車の車室内に持込まれ、携帯電話機と自動車電話機の無線通信装置とが接近すると、携帯電話機は、自己に付与されている電話番号を自動車電話機の無線通信装置に送信し、自動車電話機の無線通信装置は、受信した携帯電話機に付与されている電話番号に基づいて電話通信を行う方法もある(特許文献2参照)。この方法でも、通信システム(自動車電話機)は異なってもハンドセットはユーザの普段使用する携帯電話機を使うことができ、また、携帯電話機と同じ電話番号を使用することができるため、ユーザにとっては便利なものとなっている。
【0005】
【特許文献1】
特許第3123552号公報
【特許文献2】
特開2002−152840号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1の方式では、携帯電話(ハンドセット)は着脱可能な通信端末装置のハンドセットとしてのみ機能するので、利用できる範囲は限られたものとなってしまう。また、着脱はケーブルによって行うため、着脱する通信端末装置の大きさによっては、可搬性に制約を受けることも有り得る。
【0007】
特許文献2の、携帯電話機と自動車電話機との連携システムにおいても、使用場所が自動車内で通話網も自動車電話に限定されていることや、電話番号は携帯電話機のものを使用するために、別の番号体系を有する通話網のハンドセットとして使用することはできない。
【0008】
上記事情を背景として、本発明の課題は、複数の通信装置の通信端末として同一の携帯通信端末を利用することを可能とし、ユーザの利便性を向上させるような車両用通信システムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
本発明は、上記課題を解決するための車両用通信システムであって、利用者が携帯可能な携帯電話等の第1の移動通信端末と、車両に相対的に位置固定に据え付けられる自動車電話等の第2の移動体通信端末とで構成される。
【0010】
より具体的には、前記第1の移動通信端末は、通信接続先として前記第1の移動通信端末の通信網あるいは、前記第2の移動通信端末の通信網を選択可能で、前記第1の移動通信端末と前記第2の移動通信端末とは、狭域通信技術により直接通信ができる。このときに、前記第1の移動通信端末が、通信接続先として前記第2の移動通信端末の通信網を選択した場合、該選択情報を前記第1の通信手段により前記第2の移動通信端末に送信し、前記第2の移動通信端末は受信した該選択情報に基づく所定の通信網に接続し、前記第1の移動通信端末が前記第2の移動通信端末を経由して前記第2の移動通信端末のもつ前記所定の通信網との通信を可能とする構成となっている。
【0011】
また、前記外部通信網に接続する際に、使用者が外部通信網を選択するのではなく、利用料金の最も安い回線を選択するLCR(Least Cost Routing:低料金回線選択機能)を用いれば、利用者の料金負担を低減できる。
【0012】
さらに、前記第1の移動通信端末と前記第2の移動通信端末は、コンピューターや周辺機器、携帯電話などをワイヤレスで接続するための無線通信規格であるブルートゥース(Bluetooth)に代表される狭域無線システムを利用して通信を行うことを特徴としている。ブルートゥースを採用すれば、その長所である耐雑音特性および耐干渉特性によって通話品質も確保される。
【0013】
前記第1の移動通信端末と前記第2の移動通信端末の間で機器認証およびユーザ認証を行うことにより、不正使用を防ぐことができる。
【0014】
本発明を自動車電話機に適用する場合、自動車電話通信装置のみ搭載すればよいので、ハンドセットが不要になった分、車内空間を有効に利用できる。
【0015】
本発明では、一台の携帯通信端末で複数の通信網を利用することができるため、何らかの理由で一つの通信網が利用できない場合でも、別の通信網を利用することが可能となる。とりわけ緊急時の通信手段の確保という点でも有用である。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面に示す実施例を参照しながら説明する。図1に本発明の一実施例としての、通信システムの基本構成図を示す。本システムは、携帯電話機10およびLAN(Local Area Network)により接続された無線通信モジュールである自動車電話機30,無線LAN機器50を内蔵する通信装置20によって構成される。各部の詳細については後に述べる。
【0017】
図2は、携帯電話機10の詳細を示したブロック図である。携帯電話機10は、電話通信に係る処理を行う電話通信部13、マイクロホン14が入力した送話音声およびスピーカ15が出力する受話音声の音声処理(符号化処理、復号化処理など)を行う音声処理部16、通話を開始するための「通話開始」キー,通話を終了するための「通話終了」キー,電話番号を入力するための「0」〜「9」の「数字」キーや他の機能キーからなるキーパッド17、発信者電話番号などを表示するディスプレイ18およびメモリダイヤル情報や制御に必要な情報などを記憶するメモリ19、通信装置20との無線通信に係る処理を行うブルートゥース通信部11からなる。これらはCPU12に接続されている。
【0018】
また、CPU12は、ROM120およびRAM121を接続し、これらに記憶されたプログラムおよびデータにより制御を行う。図6にこれらのメモリマップを示す。図6(a)のように、ROM120にはOS(オペレーティングシステム)120aとOS120a上で動作する携帯電話機プログラム120bが格納される。また、図6(b)のように、携帯電話機プログラム120bは、OS120a上にて携帯電話機プログラム用ワークメモリ121bを作業領域とする形で作動する。さらに、RAM121には、OS120aのワークメモリ121aが形成される。
【0019】
また、外部メモリ19には、図6(c)のように、携帯電話機10のブルートゥース通信部11(図2)のID19a,自動車電話機30のブルートゥース通信部39(図3)のブルートゥースID19bおよび、その他の携帯電話機10(図2)の動作に必要なデータが、その他のデータ記憶領域19cに記憶されている。
【0020】
一方、図3は、通信装置20の詳細を示したものである。自動車電話機30のCPU35は、自動車電話通信網との間の通信に係る処理を行う無線装置32、LAN接続機能を有するLANインターフェイス部38、携帯電話機10(図2)との無線通信に係る処理を行うブルートゥース通信部39を接続している。
【0021】
また、CPU35は、ROM36およびRAM37を接続し、これらに記憶されたプログラムおよびデータにより制御を行う。図7にこれらのメモリマップを示す。図7(a)のように、ROM36にはOS(オペレーティングシステム)36aとOS36a上で動作する自動車電話機プログラム36bが格納される。また、図7(b)のように、自動車電話機プログラム36bは、OS36a上にて自動車電話機プログラム用ワークメモリ37bを作業領域とする形で作動する。さらに、RAM37には、OS36aのワークメモリ37aが形成される。
【0022】
また、外部メモリ34には、図7(c)のように、自動車電話機30のブルートゥース通信部39(図3)のID34a,携帯電話機10のブルートゥース通信部11(図2)のブルートゥースID34b,携帯電話機10(図2)の利用者を認証するためのPIN(Personal IdeNtification)コード34c,ネットワーク上に存在する他の無線通信モジュールに関する情報を記憶するネットワーク通信機器情報34d、および、その他の自動車電話機30の動作に必要なデータが、その他のデータ記憶領域34eに記憶されている。
【0023】
無線LAN機器50も、ブルートゥース通信部が接続されていないこと以外は自動車電話機30と同様の構成をとる。
【0024】
自動車電話機30と無線LAN機器50は、それぞれLANインターフェイス部38,58によってネットワーク接続されている。
【0025】
このような構成をとることにより、携帯電話機10(図2)は、電源を投入すると、CPU12(図2)により携帯電話機プログラム120b(図6)が起動され、必要な初期化処理を行った後に通常の携帯電話機として動作する(以降、携帯電話モードという)とともに、ブルートゥース通信部11(図2)の通信可能範囲内に通信装置20(図3)が存在しているかを定期的に調べている。
【0026】
一方、通信装置20は、電源を投入すると、自動車電話機30(図3)では、CPU35(図3)により自動車電話機プログラム36b(図7)が起動され、必要な初期化処理を行った後は、ブルートゥース通信部39(図3)の通信可能範囲内に携帯電話機10(図2)が存在しているかを定期的に調べている。また、定期的にネットワーク上に存在する無線通信モジュールを検索し、その情報をメモリ34に保存している(図7の34d)。
【0027】
また、ブルートゥース通信部39(図3)で受信したデータが無線LAN機器50(図3)宛である場合は、これを無線LAN機器50に中継し、無線LAN機器50が携帯電話機10宛のデータを送ってきた場合には、これを携帯電話機10(図2)に中継する。
【0028】
無線LAN機器50(図3)では、所定のプログラムが起動され、必要な初期化処理を行った後は、通信待機状態となり、自動車電話機30からの問い合わせに対し、必要なデータを返送する。
【0029】
図4に示されるフローチャートとディスプレイ18(図2)に画面される表示例(図5)に従い、本発明の動作について説明する。携帯電話機10(図2)は、通常時は携帯電話モードで動作しており、携帯電話の無線装置を用いて音声通話を行うことが出来る(S401,図5(a))。
【0030】
携帯電話機10(図2)以外の通信装置のハンドセットとして使用(以降、ハンドセットモードという)したい場合には、キーパッド17(図2)を操作してモード変更要求を出す(S402)。このとき、携帯電話機10は、周辺に通信装置20(図3)が存在するか調べ、通信装置20が存在しない場合には、その旨(通信圏外)を表示し(図5(c))携帯電話モードに戻る(S403:No)。
【0031】
モード変更要求を行ったときに、携帯電話機10の周辺に通信装置20(図3)が存在する場合(S403:Yes)、ハンドセットモードとなり(S404)、以下のようにして通信機の認証を行う。まず、携帯電話機10のメモリ19に記憶されているブルートゥース通信部11のID(図6の19a)を通信装置20(図3)に送信する。通信装置20は、該IDを自動車電話機30のメモリ34に登録済のデータ(図7の34b)と照合し、一致した場合には、メモリ34に記憶されているブルートゥース通信部39のID(図7の34a)を携帯電話機10に送信する。同様に、携帯電話機10で受信したブルートゥース通信部39のIDとメモリ19に登録済のデータ(図6の19b)と照合し、一致していればその旨を通信装置20に送信する(S405:Yes)。
【0032】
通信装置20(図3)で照合の結果、携帯電話機10のブルートゥース通信部11のID(図6の19a)が自動車電話機30のメモリ34に登録済のデータ(図7の34b)と一致しない場合には、照合不一致情報が携帯電話機10(図2)に送られる。また、携帯電話機10で照合の結果、ブルートゥース通信部39のID(図7の34a)が携帯電話機10のメモリ19に登録済のデータ(図6の19b)と一致しない場合には、照合不一致情報を通信装置20に送る。このとき、ディスプレイ18(図2)には、図5(h)のように表示される(S405:No)。
【0033】
なお、ID不一致の場合、新規にID登録を行うこともできる(S413:後述)。
【0034】
続いて、利用者を認証するためのPIN(Personal IdeNtification)コードをキーパッド17(図2)から入力し、通信装置20(図3)に送信する(S406,図5(d))。通信装置20は、受信したPINコードを自動車電話機30のメモリ34に登録済のPINコード(図7の34c)と照合し、照合結果を携帯電話機10(図2)に送信する。
【0035】
PINコードの入力を間違えた場合は(S407:No)、警告表示(図5(e))を行い、一定時間内にPINコードの入力がなされなかった場合や、PINコードの入力を所定の回数間違えた場合は携帯電話モードに戻る。
【0036】
利用者の認証が正しく行われた場合(S407:Yes)は、通信装置20(図3)から携帯電話機10(図2)に対し、通信装置20で利用可能な通信の一覧を送ってくるので、それをディスプレイ18(図2)に表示する(S408,図5(f))。一覧表示の中から接続を希望する自動車電話を選択すると(S409:Yes)、図5(g)のような表示画面となり、これ以降、携帯電話機10は自動車電話端末(ハンドセット)として機能する(S411)。
【0037】
ディスプレイ18(図2)に利用可能な通信の一覧(図5(f))が表示されているときに、一定時間内にユーザが使用を希望する通信を選択しなかった場合は、動作モードを携帯電話モードに戻し通常の携帯電話として動作を行う(S410:No)。
【0038】
キーパッド17(図2)の「通話終了」キーを押されて終話を検知した場合には、動作モードをハンドセットモードに切り替える(S412:YES)。
【0039】
ハンドセットモードから携帯電話モードに移行する条件は、ユーザが一定時間内に通話操作を行わない場合や、ユーザがキーパッド17(図2)を操作してモード変更要求を出した場合としてもよい。
【0040】
次に、機器認証およびユーザ認証に必要なデータの登録(ID登録)について説明する(S413)。携帯電話機10(図2),通信装置20(図3)間のブルートゥース通信部のID照合結果が不一致のとき(S405:No,図5(h))、携帯電話機10のキーパッド17(図2)を操作し、登録したい通信装置20(図5では無線通信装置Aに相当する)の登録画面に移行する(図5(i))。
【0041】
ここで、PINコードを入力すると、登録が完了する(図5(j))。このとき、携帯電話機10のメモリ19(図6)には自動車電話機30のブルートゥース通信部39(図3)のIDが図6(c)の19bに、自動車電話機30のメモリ34(図7)には携帯電話機10のブルートゥース通信部11(図2)のIDとPINコードが図7(c)の34b,34cにそれぞれ記憶される。
【0042】
前述の説明では、ID登録に関する全ての操作を携帯電話機10(図2)において実施したが、逆に、ID登録に関する全ての操作を通信装置20(図3)に操作キー等を設けて実施する方法を採ってもよいし、携帯電話機10と通信装置20で別個に実施する方法を採ってもよい。また、パーソナルコンピュータ上で動作するID登録用のアプリケーションソフトウェアを用意し、該アプリケーションソフトウェアにより各IDを登録したものを、携帯電話機10と通信装置20に有線あるいは無線の通信手段を用いて転送する方法を採ってもよい。
【0043】
前述の例では、登録終了後に携帯電話モードに戻っているが、ハンドセットモードを継続(図4において、S413からS408へ移行)するようにして、ID登録直ちに通信装置20(図3)を利用できるような方法を採ってもよい。
【0044】
図1の構成で、無線LANを使ってインターネットへのアクセスが可能なアクセスポイントのある施設に立ち寄って電話連絡をする場合、携帯電話,自動車電話,無線LANのIP(Internet Protocol)電話の3種が利用可能である。このとき、携帯電話機10の制御部12(図2)でLCR機能を使用可能なプログラムを動作させておけば、通信の相手先に応じて利用料金の安い回線を選択するので、利用者の操作負荷や料金負担を低減できる。
【0045】
また、同様の機能を自動車電話機30の制御部31(図1)でLCR機能を使用可能なプログラムを動作させる方法を採ってもよい。この場合は、ハンドセットモードでのみLCR機能が使用可能となる。
【0046】
携帯電話機モードからハンドセットモードに移行し(S404)、携帯電話機の通信可能圏内に複数のID登録済の無線通信装置がある場合は、図5(b)のように無線通信装置を選択する画面が表示される。ここで無線通信装置を選択すると、PINコード入力画面が表示され(S406)、先に述べたのと同様の処理が行われる。
【0047】
携帯通信端末は、携帯電話機の他に、PDA(Personal Data Assistant:携帯情報端末),パーソナルコンピュータなど狭域無線通信装置が搭載可能なものであればよく、無線通信モジュールも、自動車電話,無線LANの他に、DSRC(Dedicated Short Range Communication:専用狭域通信)技術を用いたものでもよい。
【0048】
図1のように、本実施例では、通信装置20には、無線通信モジュールは自動車電話機30,無線LAN機器50の2台が内蔵されていたが、内蔵される無線通信モジュールの台数には制限はない。また、無線LAN機器50にはブルートゥース通信部が接続されていないが、ブルートゥースの通信可能範囲が10m程度であることから、自動車電話機30から離れて設置される場合等には、ブルートゥース通信部を接続してもよい。さらに、ネットワーク接続はLANによるものについて述べたが、LAN以外の接続方法,プロトコルを用いてもよい。
【0049】
以上、本発明の実施の形態を説明したが、これらはあくまで例示にすぎず、本発明はこれらに限定されるものではなく、特許請求の範囲の趣旨を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づく種々の変更が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての通信システムの全体構成を示すブロック図。
【図2】本発明の一実施例としての携帯電話機の構成を示すブロック図。
【図3】本発明の一実施例としての通信装置の構成を示すブロック図。
【図4】本発明の動作例を示すフロー図。
【図5】本発明の一実施例としての携帯電話機の表示画面例を示す説明図。
【図6】本発明一実施例としての携帯電話機のメモリマップ例を示す図。
【図7】本発明一実施例としての自動車電話機のメモリマップ例を示す図。
【符号の説明】
10 携帯電話機
11 ブルートゥース通信部
12 CPU
13 電話通信部
14 マイクロホン
15 スピーカ
16 音声処理部
17 キーパッド
18 ディスプレイ
19 メモリ
20 無線通信装置
30 自動車電話機
32 無線装置
34 メモリ
35 CPU
36 ROM
37 RAM
38 LANインターフェイス部
39 ブルートゥース通信部
50 無線LAN機器
120 ROM
121 RAM

Claims (5)

  1. 利用者が携帯可能な携帯電話等の第1の移動通信端末と、車両に相対的に位置固定に据え付けられる自動車電話等の第2の移動体通信端末とで構成される車両用通信システムであって、
    前記第1の移動通信端末は、通信接続先として前記第1の移動通信端末の通信網あるいは、前記第2の移動通信端末の通信網のいずれかを選択するための選択手段と、前記第2の移動通信端末と直接通信を行うための、狭域通信技術を用いた第1の通信手段とを含み、
    前記第2の移動通信端末は、前記第1の移動通信端末と直接通信を行うための、狭域通信技術を用いた第2の通信手段を含み、
    前記第1の移動通信端末が、前記選択手段により通信接続先として前記第2の移動通信端末の通信網を選択した場合、該選択情報を前記第1の通信手段により前記第2の移動通信端末に送信し、前記第2の移動通信端末が前記第2の通信手段により受信した該選択情報に基づく所定の通信網に接続し、前記第1の移動通信端末が前記第2の移動通信端末を経由して前記第2の移動通信端末の前記所定の通信網との通信を可能とするための制御手段と、
    を含むことを特徴とする車両用通信システム。
  2. 前記第1の移動通信端末が、前記選択手段により通信接続先として前記第2の移動通信端末の通信網を選択した場合、前記第1の移動通信端末と前記第2の移動通信端末との間で認証を行い、認証結果が正であることを条件として、前記第2の移動通信端末が該選択情報に基づく所定の通信網に接続することを許可する認証手段を含む請求項1に記載の車両用通信システム。
  3. 前記第1の移動通信端末により、前記第1の移動通信端末の通信網あるいは、前記第2の移動通信端末の通信網のいずれかに接続する場合、前記第1の移動通信端末および前記第2の移動通信端末の通信網のうちで、該接続の場合の通信料金が最も安価となる通信網を選択して接続する通信網選択接続手段を含む請求項1ないし請求項2のいずれか1項に記載の車両用通信システム。
  4. 携帯電話通信網につながる携帯電話機と、自動車電話通信網につながる自動車電話機とを含み、
    前記携帯電話機は、前記携帯電話通信網と通信する携帯電話機通信部と、車内で前記自動車電話機と近距離通信を行って、前記自動車電話機に代わって前記自動車電話機を操作する自動車電話機操作通信部を有し、
    前記自動車電話機は、自動車電話機通信網と通信を行う自動車電話機通信部と、車内で携帯電話機と近距離通信を行う携帯電話機被操作通信部とを有し、
    前記携帯電話機の自動車電話機操作通信部と、前記自動車電話機の携帯電話機被操作通信部との通信により、前記携帯電話機が前記自動車電話機を介して前記自動車電話機通信網と通信する車両用通信システム。
  5. 前記携帯電話機での操作・通信を前記自動車電話機に送り、前記自動車電話機から前記自動車電話機通信網へ送信することと、前記自動車電話機で受信した内容を前記携帯電話機に送って前記携帯電話機で通信することの双方または一方を実施する請求項4に記載の車両用通信システム。
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