JP2004274130A - エマージェンシー機能を有する携帯無線機 - Google Patents
エマージェンシー機能を有する携帯無線機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004274130A JP2004274130A JP2003058425A JP2003058425A JP2004274130A JP 2004274130 A JP2004274130 A JP 2004274130A JP 2003058425 A JP2003058425 A JP 2003058425A JP 2003058425 A JP2003058425 A JP 2003058425A JP 2004274130 A JP2004274130 A JP 2004274130A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- emergency
- function
- sound
- alarm sound
- station
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Alarm Systems (AREA)
- Transmitters (AREA)
Abstract
【課題】従来の技術ではエマージェンシー機能を有する無線機はあったが、警報音と緊急時の音声通話を用途に応じて選択し、機能の組み合わせを生かしたシステムにはなっていない。
【解決手段】上記の課題を解決するため、本発明の携帯無線機は、スイッチなどの簡単な操作により、(1)自局のみ緊報音を鳴らす機能、(2)自局には警報音を鳴らさず、相手局に警報音を鳴らす機能、(3)自局に警報音を鳴らし、相手局にも警報音を鳴らす機能の3機能を付加し、用途に応じてそれぞれの機能を組み合わせることで、運用を安全に敏速にすることが可能となる。
【選択図】 図1
【解決手段】上記の課題を解決するため、本発明の携帯無線機は、スイッチなどの簡単な操作により、(1)自局のみ緊報音を鳴らす機能、(2)自局には警報音を鳴らさず、相手局に警報音を鳴らす機能、(3)自局に警報音を鳴らし、相手局にも警報音を鳴らす機能の3機能を付加し、用途に応じてそれぞれの機能を組み合わせることで、運用を安全に敏速にすることが可能となる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はエマージェンシー(緊急)機能のデータを送受信するために使用する携帯無線機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の技術ではエマージェンシー機能を有する無線機はあったが、警報音と緊急時の音声通話を用途に応じて選択し、機能の組み合わせを生かしたシステムにはなっていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明では、スイッチなどの簡単な操作で用途に応じた機能を付加し、無線機の容易な設定で多くの要求を満足させる。また、緊急時の音声通話についても充実させることを行う。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、警報音と緊急時の音声通話を用途に応じて選択し、機能の組み合わせを生かしたシステムを実現できるようにしたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
図1、2、3は、本発明であるエマージェンシー機能の実用例を示す動作フロー図である。
(機能1:自局のみ緊報音を鳴らす機能)
本発明の機能1における実用動作フローを図1により説明する。
【0006】
事故及び緊急時、緊急用スイッチを押すことで、警報音のボリュームを最大にし鳴らす。音を最大にすることで、周りに緊急事態が発生したことを知らせる。警報音は再度、緊急用スイッチが押されない限り、鳴り続ける。
【0007】
事故の情報や、助けを求める等の音声送信も可能となる。プレスが押されると警報音を停止し、緊急音声データを送信する。相手局は緊急音声データが正常に受信された場合、“HELP”および相手局番号が表示され、無条件に音声を開く。
【0008】
発呼局はプレスを離すと、停止していた警報音が再度鳴り始める。
(機能2:自局には警報音を鳴らさず、相手局に警報音を鳴らす機能)
本発明の機能2における実用動作フローを図2により説明する。
【0009】
緊急事態発生時、自分の身の安全を確保するため、周りの人には知らせず、相手局に緊急を知らせる場合に使用する。この機能は緊急事態発生時、緊急用スイッチを押すことで警報音は鳴らさずに、警報音要求データを送信する。相手局は警報音要求データが正常に受信された場合、“HELP”および相手局番号が表示され、警報音のボリュームを最大で鳴らし、緊急事態を知らせる。警報音は何かのキーが押されるか、音声が受信されるまで鳴り続ける。
【0010】
発呼側の携帯無線機は、事故の情報、助けを求める等の音声送信も可能となる。プレスが押されると、緊急音声データを送信する。相手局は緊急音声データが正常に受信された場合、“HELP”および相手局番号が表示され、無条件に音声を開く。
【0011】
発呼側の携帯無線機は、緊急事態を周りの人には知らせないための機能であるため、すべての受信音声を閉じる。受信音声を聞きたい場合は、手動でモニタキーを押すことで受信音声が開くことが可能となる。
(機能3:自局に警報音を鳴らし、相手局にも警報音を鳴らす機能)
本発明の機能3における実用動作フローを図3により説明する。
【0012】
緊急事態発生時、自局の携帯無線機に警報音を鳴らし、相手局にも緊急を知らせる場合に使用する。この機能は緊急事態発生時、緊急用スイッチを押すことで自局の携帯無線機に警報音のボリュームを最大にし鳴らす。音を最大にすることで、周りに緊急事態が発生したことを知らせる。警報音は再度、緊急用スイッチが押されない限り、鳴り続ける。
【0013】
発呼局は警報音を鳴らすと同時に、警報音要求データを送信する。相手局は警報音要求データが正常に受信された場合、“HELP”および相手局番号が表示され、警報音を音量最大で鳴らし、緊急事態を知らせる。警報音は何かのキーが押されるか、音声が受信されるまで鳴り続ける。
【0014】
事故の情報や、助けを求める等の音声送信も可能となる。プレスが押されると警報音を停止し、緊急音声データを送信する。相手局は緊急音声データが正常に受信された場合、“HELP”および相手局番号が表示され、無条件に音声を開く。
【0015】
プレスを離すと、停止していた警報音が再度鳴り始める。
相手局からの音声受信については、無条件に音声を開く。音声受信時は、警報音は停止させる。受信音声が無くなったとき、再度警報音を鳴らす。
【0016】
用途によって機能1、2、3を自由に選択することが可能となる。
発呼局、着呼局を別々に機能を組み合わせることで、多くの要求を満足することができる。
【0017】
【発明の効果】
用途に応じた3機能を付加し、それぞれの機能の組み合わせによって、多くの要求が満足でき、運用を安全に敏速にすることが可能となる。また、費用の面でも、他の接続機器を必要とせず無線機だけで運用が可能となるため、費用をかけずに済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実用例(自局のみ緊報音を鳴らす機能動作フロー)を示すブロック図。
【図2】本発明の実用例(自局には警報音を鳴らさず、相手局に警報音を鳴らす機能の動作フロー)を示すブロック図。
【図3】本発明の実用例(自局に警報音を鳴らし、相手局にも警報音を鳴らす機能の動作フロー)を示すブロック図。
【発明の属する技術分野】
本発明はエマージェンシー(緊急)機能のデータを送受信するために使用する携帯無線機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の技術ではエマージェンシー機能を有する無線機はあったが、警報音と緊急時の音声通話を用途に応じて選択し、機能の組み合わせを生かしたシステムにはなっていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明では、スイッチなどの簡単な操作で用途に応じた機能を付加し、無線機の容易な設定で多くの要求を満足させる。また、緊急時の音声通話についても充実させることを行う。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、警報音と緊急時の音声通話を用途に応じて選択し、機能の組み合わせを生かしたシステムを実現できるようにしたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
図1、2、3は、本発明であるエマージェンシー機能の実用例を示す動作フロー図である。
(機能1:自局のみ緊報音を鳴らす機能)
本発明の機能1における実用動作フローを図1により説明する。
【0006】
事故及び緊急時、緊急用スイッチを押すことで、警報音のボリュームを最大にし鳴らす。音を最大にすることで、周りに緊急事態が発生したことを知らせる。警報音は再度、緊急用スイッチが押されない限り、鳴り続ける。
【0007】
事故の情報や、助けを求める等の音声送信も可能となる。プレスが押されると警報音を停止し、緊急音声データを送信する。相手局は緊急音声データが正常に受信された場合、“HELP”および相手局番号が表示され、無条件に音声を開く。
【0008】
発呼局はプレスを離すと、停止していた警報音が再度鳴り始める。
(機能2:自局には警報音を鳴らさず、相手局に警報音を鳴らす機能)
本発明の機能2における実用動作フローを図2により説明する。
【0009】
緊急事態発生時、自分の身の安全を確保するため、周りの人には知らせず、相手局に緊急を知らせる場合に使用する。この機能は緊急事態発生時、緊急用スイッチを押すことで警報音は鳴らさずに、警報音要求データを送信する。相手局は警報音要求データが正常に受信された場合、“HELP”および相手局番号が表示され、警報音のボリュームを最大で鳴らし、緊急事態を知らせる。警報音は何かのキーが押されるか、音声が受信されるまで鳴り続ける。
【0010】
発呼側の携帯無線機は、事故の情報、助けを求める等の音声送信も可能となる。プレスが押されると、緊急音声データを送信する。相手局は緊急音声データが正常に受信された場合、“HELP”および相手局番号が表示され、無条件に音声を開く。
【0011】
発呼側の携帯無線機は、緊急事態を周りの人には知らせないための機能であるため、すべての受信音声を閉じる。受信音声を聞きたい場合は、手動でモニタキーを押すことで受信音声が開くことが可能となる。
(機能3:自局に警報音を鳴らし、相手局にも警報音を鳴らす機能)
本発明の機能3における実用動作フローを図3により説明する。
【0012】
緊急事態発生時、自局の携帯無線機に警報音を鳴らし、相手局にも緊急を知らせる場合に使用する。この機能は緊急事態発生時、緊急用スイッチを押すことで自局の携帯無線機に警報音のボリュームを最大にし鳴らす。音を最大にすることで、周りに緊急事態が発生したことを知らせる。警報音は再度、緊急用スイッチが押されない限り、鳴り続ける。
【0013】
発呼局は警報音を鳴らすと同時に、警報音要求データを送信する。相手局は警報音要求データが正常に受信された場合、“HELP”および相手局番号が表示され、警報音を音量最大で鳴らし、緊急事態を知らせる。警報音は何かのキーが押されるか、音声が受信されるまで鳴り続ける。
【0014】
事故の情報や、助けを求める等の音声送信も可能となる。プレスが押されると警報音を停止し、緊急音声データを送信する。相手局は緊急音声データが正常に受信された場合、“HELP”および相手局番号が表示され、無条件に音声を開く。
【0015】
プレスを離すと、停止していた警報音が再度鳴り始める。
相手局からの音声受信については、無条件に音声を開く。音声受信時は、警報音は停止させる。受信音声が無くなったとき、再度警報音を鳴らす。
【0016】
用途によって機能1、2、3を自由に選択することが可能となる。
発呼局、着呼局を別々に機能を組み合わせることで、多くの要求を満足することができる。
【0017】
【発明の効果】
用途に応じた3機能を付加し、それぞれの機能の組み合わせによって、多くの要求が満足でき、運用を安全に敏速にすることが可能となる。また、費用の面でも、他の接続機器を必要とせず無線機だけで運用が可能となるため、費用をかけずに済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実用例(自局のみ緊報音を鳴らす機能動作フロー)を示すブロック図。
【図2】本発明の実用例(自局には警報音を鳴らさず、相手局に警報音を鳴らす機能の動作フロー)を示すブロック図。
【図3】本発明の実用例(自局に警報音を鳴らし、相手局にも警報音を鳴らす機能の動作フロー)を示すブロック図。
Claims (2)
- 事故及び緊急を要する時に、緊急用スイッチを押し携帯無線機から警報音を出力することで、周りに緊急及び事故を知らせる。また、緊急用スイッチが押されると同時に緊急情報データを送信することで同一システムのすべての無線機に事故及び緊急を知らせることを特徴とする無線機。
- 請求項1における携帯無線機は、通常の音声通話の他に、緊急時の通話の機能を持ち、緊急の用途に応じてデータを送信し、スピーカ制御も行えるようにすることを特徴とする。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003058425A JP2004274130A (ja) | 2003-03-05 | 2003-03-05 | エマージェンシー機能を有する携帯無線機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003058425A JP2004274130A (ja) | 2003-03-05 | 2003-03-05 | エマージェンシー機能を有する携帯無線機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004274130A true JP2004274130A (ja) | 2004-09-30 |
Family
ID=33121537
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003058425A Pending JP2004274130A (ja) | 2003-03-05 | 2003-03-05 | エマージェンシー機能を有する携帯無線機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004274130A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008112298A (ja) * | 2006-10-30 | 2008-05-15 | Kenwood Corp | 無線機、制御方法及びプログラム |
WO2010042254A1 (en) * | 2008-10-08 | 2010-04-15 | Sony Ericsson Mobile Communications Ab | Personal security feature for a regular camera phone |
JP2013175976A (ja) * | 2012-02-27 | 2013-09-05 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 移動局無線機 |
-
2003
- 2003-03-05 JP JP2003058425A patent/JP2004274130A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008112298A (ja) * | 2006-10-30 | 2008-05-15 | Kenwood Corp | 無線機、制御方法及びプログラム |
WO2010042254A1 (en) * | 2008-10-08 | 2010-04-15 | Sony Ericsson Mobile Communications Ab | Personal security feature for a regular camera phone |
JP2013175976A (ja) * | 2012-02-27 | 2013-09-05 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 移動局無線機 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6792295B1 (en) | Wireless device for use with a vehicle embedded phone | |
CN101595712B (zh) | 使用无线通信阻止紧急呼叫错误使用的系统和方法 | |
JP2003152827A (ja) | 移動電子機器が着呼に応答して環境配慮警報メッセージを送信する方法。 | |
EP1953721A1 (en) | Aid-remote portable device | |
KR20100063837A (ko) | 휴대단말에서 긴급알림 서비스 제공 방법 및 장치 | |
JP2004274130A (ja) | エマージェンシー機能を有する携帯無線機 | |
JP3667087B2 (ja) | 携帯電話端末の制御方法 | |
JP3578208B2 (ja) | 緊急信号発信装置付き携帯電話 | |
JP3023162U (ja) | 携帯用通信機 | |
JP3813068B2 (ja) | 位置検出システム、及び携帯電話端末 | |
KR100362526B1 (ko) | 간접음성 응답기능을 갖는 통신기기용 단말기 | |
JPS62125718A (ja) | 無線電話機 | |
JP3035784U (ja) | 痴漢予防撃退機能付携帯電話 | |
JP2525477Y2 (ja) | 呼出し機能付き無線電話装置 | |
JPH11205851A (ja) | 緊急呼び出し装置付き携帯電話装置 | |
JP5894817B2 (ja) | 移動局無線機 | |
KR20050093306A (ko) | 긴급 호출이 가능한 이동통신 단말기 | |
JP2001177611A (ja) | 携帯電話機 | |
JPH1173585A (ja) | 緊急通報システム | |
JP2002099980A (ja) | 携帯電話による異常通報装置 | |
JP2007180613A (ja) | 自動受信機能付き電話機 | |
JPH1196485A (ja) | 緊急通報システム | |
JPS60249443A (ja) | パ−ソナル無線機 | |
JP2001320449A (ja) | 携帯電話装置 | |
JP2002158754A (ja) | 携帯電話機 |