JP2004264525A - 画像形成装置及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数の感光体ドラム21Y、21M、21C、21BKが並設された画像形成装置であって、モータ駆動ギア55と、複数のドラム駆動ギア153Y、153M、153C、153BKと、隣合う2つのドラム駆動ギア153M、153Cに噛合するアイドルギア154とを備える。そして、複数のドラム駆動ギア153Y、153M、153C、153BKとアイドルギア154とは、同数の歯数からなる。さらに、アイドルギア154は、駆動側のドラム駆動ギア153Mによる駆動伝達に係わる回転周期の波形を減波して従動側のドラム駆動ギア153Cに駆動力を伝達するように形成される。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機等の電子写真方式を用いた画像形成装置に関し、特に、複数の感光体ドラムが並設されたタンデム型カラー画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、カラー画像を高速で形成できる画像形成装置として、4つの感光体ドラムが並設されたタンデム型カラー画像形成装置が多く用いられている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
詳しくは、タンデム型カラー画像形成装置においては、4つの感光体ドラム(像担持体)が転写ベルトユニットに対向するように並んで設置されている。そして、所定の作像プロセスによって、4つの感光体ドラム上にそれぞれ各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)のトナー像が形成される。そして、4つの感光体ドラム上に形成された各色のトナー像は、転写ベルトユニットによって搬送される転写紙(被転写材)上に、順次重ねて転写される。こうして、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色が重ねられたカラー画像が、転写紙上に形成される。
【0004】
このようなタンデム型カラー画像形成装置においては、カラー画像の色ずれ及び色相変化を防止するために、4つの感光体ドラム上に形成された各色のトナー像を転写紙上に高精度に位置合わせ(レジストレーション)をおこなう必要がある。そのため、感光体ドラムの駆動モータや転写ベルトユニットの駆動モータにエンコーダを直結してPLL制御をおこなうことで、感光体ドラムの回転や転写紙の搬送速度を安定化して、レジストレーションのずれを防止する技術が一般的に用いられている。
【0005】
これに対して、特許文献1等では、エンコーダやPLL制御等を用いることなく簡易な方法でレジストレーションずれを防止することを目的として、1つの駆動モータの駆動力をギアと平ベルトとを用いて4つの感光体ドラムに伝達する技術が開示されている。
【0006】
【特許文献1】
特開2000−267379号公報(第2−5頁、第1−3図)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の画像形成装置は、4つの感光体ドラムを駆動する駆動系(感光体ドラム駆動部)で生じる、感光体ドラムの回転ムラ(角速度変動)の要因を除去することができないために、レジストレーションずれを確実に防止することが難しかった。
【0008】
すなわち、感光体ドラム駆動部がギア駆動系であって、感光体ドラム駆動部を構成するギアに偏心や累積ピッチ誤差等がある場合には、PLL制御によって駆動モータの回転を一定に制御しても、感光体ドラムを一定に回転させることができない。同様に、感光体ドラム駆動部がベルト駆動系であって、感光体ドラム駆動部を構成するドラム軸プーリに偏心等がある場合には、PLL制御によって駆動モータの回転を一定に制御しても、感光体ドラムを一定に回転させることができない。
このように感光体ドラム駆動部の不具合によって、被駆動体である感光体ドラムに回転ムラが生じると、感光体ドラム表面での速度変動にともなうカラー画像の色ずれ及び色相変化が発生する。
【0009】
ここで、上述した特許文献1の画像形成装置においても、感光体ドラム駆動部としてギア駆動系とベルト駆動系とを併用していて、平ベルトの厚み偏差やドラム軸プーリの偏心等の、感光体ドラムにおける回転ムラの要因が除去されていなかった。そのために、レジストレーションずれを、確実に防止することが難しかった。
【0010】
なお、感光体ドラムの回転ムラにともなう、感光体ドラム表面での速度変動は、感光体ドラムやそれを駆動するドラム駆動ギアの回転周期(1回転を基準にした周期である。)の周期関数となる。そして、重ね合わせによるカラー画像の色ずれ量についても、2色の色ずれ量の差をみると、上述の周期関数と同等の周期関数となって現れる。
【0011】
このような問題を解決するために、4つの感光体ドラムに対してそれぞれ駆動モータを用意して、4つの感光体ドラムをそれぞれ独立して駆動制御する方策が考えられる。しかし、このような構成の画像形成装置は、上述の感光体ドラム駆動部の不具合を解消できるものの、装置が大型化するとともに高価なものになってしまうという問題が生じる。
【0012】
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、比較的簡易かつ低廉な構成で、色ずれ及び色相変化のない高画像品質のカラー画像が形成できる画像形成装置及びその製造方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
この発明の請求項1記載の発明にかかる画像形成装置は、複数の感光体ドラムが並設された画像形成装置であって、駆動モータの駆動力を伝達するモータ駆動ギアと、前記複数の感光体ドラムにそれぞれ連結されて当該感光体ドラムと一体的に回転する複数のドラム駆動ギアと、前記複数のドラム駆動ギアのうち前記モータ駆動ギアに噛合しない従動側のドラム駆動ギアとこれに隣合う駆動側のドラム駆動ギアとに噛合するアイドルギアとを備え、前記複数のドラム駆動ギアと前記アイドルギアとは、同数の歯数からなり、前記アイドルギアは、前記駆動側のドラム駆動ギアによる駆動伝達に係わる回転周期の波形を減波して前記従動側のドラム駆動ギアに前記駆動力を伝達するように形成されたものである。
【0014】
また、請求項2記載の発明にかかる画像形成装置は、上記請求項1記載の発明において、前記アイドルギアによる駆動伝達に係わる回転周期の波形は、前記駆動側のドラム駆動ギアによる駆動伝達に係わる回転周期の波形に対して180°の位相差を有するように形成されたものである。
【0015】
また、請求項3記載の発明にかかる画像形成装置は、上記請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記従動側のドラム駆動ギアによる駆動伝達に係わる回転周期の波形は、前記駆動側のドラム駆動ギアによる駆動伝達に係わる回転周期の波形に対して位相が同等に形成されたものである。
【0016】
また、請求項4記載の発明にかかる画像形成装置は、上記請求項1〜請求項3のいずれかに記載の発明において、前記複数のドラム駆動ギア及び前記アイドルギアによる駆動伝達に係わる回転周期の波形は、振幅の大きさが同等に形成されたものである。
【0017】
また、請求項5記載の発明にかかる画像形成装置は、上記請求項1〜請求項4のいずれかに記載の発明において、前記モータ駆動ギアにおけるピッチ円の円周をPmmとして、前記複数の感光体ドラムのうち隣合う2つの感光体ドラムのドラム間ピッチをLmmとして、整数をNとしたときに、
L=NP
なる関係が成立するものである。
【0018】
また、この発明の請求項6記載の発明にかかる画像形成装置の製造方法は、複数の感光体ドラムが並設される画像形成装置の製造方法であって、前記複数の感光体ドラムにそれぞれ連結されて当該感光体ドラムと一体的に回転する複数のドラム駆動ギアと、前記複数のドラム駆動ギアのうち駆動モータの駆動力を伝達するモータ駆動ギアに噛合しない従動側のドラム駆動ギアとこれに隣合う駆動側のドラム駆動ギアとに噛合するアイドルギアとの、それぞれの歯数を同数に形成するギア形成工程と、前記複数のドラム駆動ギアと前記アイドルギアとの、それぞれの駆動伝達に係わる噛合い誤差波形を測定する測定工程と、前記測定工程の測定結果に基づいて、前記複数のドラム駆動ギアと前記アイドルギアとの噛合位置を調整する調整工程とを備えたものである。
【0019】
また、請求項7記載の発明にかかる画像形成装置の製造方法は、上記請求項6記載の発明において、前記調整工程を、噛合い誤差波形が180°の位相差を有する前記駆動側のドラム駆動ギア及び前記アイドルギアを選定して、前記駆動側のドラム駆動ギアの噛合い誤差波形が前記アイドルギアの噛合い誤差波形によって減波されるように噛合位置を調整する工程としたものである。
【0020】
また、請求項8記載の発明にかかる画像形成装置の製造方法は、上記請求項6又は請求項7に記載の発明において、前記調整工程を、噛合い誤差波形の位相が同等である前記駆動側のドラム駆動ギア及び前記従動側のドラム駆動ギアを選定して、前記駆動側のドラム駆動ギア及び前記従動側のドラム駆動ギアの噛合い誤差波形が同期するように噛合位置を調整する工程としたものである。
【0021】
また、請求項9記載の発明にかかる画像形成装置の製造方法は、上記請求項6〜請求項8のいずれかに記載の発明において、前記調整工程は、噛合い誤差波形の振幅の大きさが同等である前記複数のドラム駆動ギア及び前記アイドルギアを選定する工程を備えたものである。
【0022】
【発明の実施の形態】
実施の形態.
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
【0023】
図1は、実施の形態における画像形成装置の全体を示す構成図である。
図1において、1は画像形成装置としてのカラーレーザープリンタの装置本体、2は画像情報に基づいたレーザ光を発する光学部、20Y、20M、20C、20BKは各色(イエロー、シアン、マゼンタ、ブラック)に対応したプロセスカートリッジ、21Y、21M、21C、21BKは転写ベルトユニットに対向するように並設された感光体ドラム、22は感光体ドラム21Y、21M、21C、21BK上を帯電する帯電部、23は感光体ドラム21Y、21M、21C、21BK上に形成される静電潜像を現像する現像部、24は感光体ドラム21Y、21M、21C、21BK上に形成されたトナー像を被転写材Pに転写する転写ローラ、25は感光体ドラム21Y、21M、21C、21BK上の未転写トナーを回収するクリーニング部、26は現像部23にトナーを補給するトナー補給部、30は転写ベルトユニットの転写ベルト、61は転写紙等の被転写材Pが収納される給紙部、66は転写ベルトユニットの下流側に設置された定着部を示す。
【0024】
ここで、各プロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKには、それぞれ、感光体ドラム21Y、21M、21C、21BK、帯電部22、現像部23、クリーニング部25、トナー補給部26が一体的に設けられている。そして、各プロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKにおける感光体ドラム21Y、21M、21C、21BK上で、それぞれ、各色(イエロー、シアン、マゼンタ、ブラック)の画像形成がおこなわれる。
【0025】
以下、画像形成装置におけるカラー画像形成時の動作について説明する。
4つの感光体ドラム21Y、21M、21C、21BKは、それぞれ、図1の時計方向に回転している。そして、まず、感光体ドラム21Y、21M、21C、21BKの表面は、帯電部22との対向位置で、一様に帯電される。その後、帯電された感光体ドラム21Y、21M、21C、21BK表面は、それぞれのレーザ光の照射位置に達する。
【0026】
一方、画像形成装置本体1内の上方に設置された光学部2において、光源から画像情報に対応したレーザ光が各色に対応して射出される。レーザ光は、ポリゴンミラー3に入射して反射した後に、レンズ4、5を透過する。レンズ4、5を透過した後のレーザ光は、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの各色成分ごとに別の光路を通過することになる。
イエロー成分のレーザ光は、ミラー6〜8で反射された後に、紙面右側から1番目の感光体ドラム21Y表面に照射される。このとき、イエロー成分のレーザ光は、高速回転するポリゴンミラー3により、感光体ドラム21Yの回転軸方向(主走査方向)に走査される。こうして、帯電部22にて帯電された後の感光体ドラム21Y上には、イエロー成分の潜像が形成される。
【0027】
同様に、マゼンタ成分のレーザ光は、ミラー9〜11で反射された後に、紙面右から2番目の感光体ドラム21M表面に照射されて、マゼンタ成分の潜像が形成される。シアン成分のレーザ光は、ミラー12〜14で反射された後に、紙面右から3番目の感光体ドラム21C表面に照射されて、シアン成分の潜像が形成される。ブラック成分のレーザ光は、ミラー15で反射された後に、紙面右から4番目の感光体ドラム21BK表面に照射されて、ブラック成分の潜像が形成される。
【0028】
その後、各色の潜像が形成された感光体ドラム21Y、21M、21C、21BK表面は、さらに回転して、現像部23との対向位置に達する。そして、現像部23から感光体ドラム21Y、21M、21C、21BK上に各色のトナーが供給されて、感光体ドラム21Y、21M、21C、21BK上の潜像が現像される。
なお、現像部23内にはトナーとキャリアとからなる2成分現像剤が収納されている。そして、現像工程による現像部23内のトナー消費量に応じて、トナー補給部26から現像部23内に向けて適宜にトナーが補給される。
【0029】
その後、現像工程後の感光体ドラム21Y、21M、21C、21BK表面は、それぞれ、転写ベルト30との対向位置に達する。ここで、それぞれの対向位置には、転写ベルト30の内周面に当接するように転写ローラ24が設置されている。そして、転写ローラ24の位置で、転写ベルト30によって搬送された被転写材P上に、感光体ドラム21Y、21M、21C、21BK上に形成された各色のトナー像が、順次転写される。
なお、転写ベルトユニットにおいて、転写ベルト30は駆動ローラと3つの従動ローラとによって張架・支持されている。そして、駆動ローラによって、転写ベルト30は図中の矢印方向に走行する。
【0030】
そして、転写工程後の感光体ドラム21Y、21M、21C、21BK表面は、それぞれ、クリーニング部25との対向位置に達する。そして、クリーニング部25で、感光体ドラム21Y、21M、21C、21BK上に残存する未転写トナーが回収される。
その後、感光体ドラム21Y、21M、21C、21BK表面は、不図示の除電部を通過して、一連の作像プロセスが終了する。
【0031】
一方、給紙部61からは、給紙ローラ62により給送された被転写材Pが、搬送ガイド63を通過した後に、レジストローラ64の位置に導かれる。レジストローラ64に導かれた被転写材Pは、搬送タイミングを制御されながら、転写ベルト30と吸着ローラ27との当接部に向けて搬送される。
その後、被転写材Pは、図中矢印方向に走行する転写ベルト30に搬送されながら、感光体ドラム21Y、21M、21C、21BKとの対向位置を順次通過する。こうして、被転写材P上には各色のトナー像が重ねて転写されて、カラー画像が形成される。
【0032】
その後、カラー画像が転写された被転写材Pは、転写ベルトユニットの転写ベルト30から離脱して、定着部66に導かれる。定着部66では、加熱ローラ67と加圧ローラ68とのニップ部にて、カラー画像が被転写材P上に定着される。
そして、定着工程後の被転写材Pは、排紙ローラ69によって、装置本体1外に排出されて、一連の画像形成装置の動作が完了する。
【0033】
次に、図2及び図3にて、画像形成装置本体1に設置される感光体ドラム駆動部について詳述する。
図2は正面(図1の紙面垂直方向である。)からみた感光体ドラム駆動部の構成図であり、図3は上方からみた感光体ドラム駆動部の断面図である。
【0034】
図2において、55は駆動モータに連結されて駆動モータの駆動力を伝達するYMC用のモータ駆動ギア、153Yはイエロープロセスカートリッジ20Y内の感光体ドラム21Yに連結されて感光体ドラム21Yと一体的に回転するドラム駆動ギア、153Mはマゼンタプロセスカートリッジ20M内の感光体ドラム21Mに連結されて感光体ドラム21Mと一体的に回転するドラム駆動ギア、153Cはシアンプロセスカートリッジ20C内の感光体ドラム21Cに連結されて感光体ドラム21Cと一体的に回転するドラム駆動ギア、154は隣合う2つのドラム駆動ギア153M、153Cに噛合するアイドルギアを示す。
【0035】
図2に示すように、モータ駆動ギア55の駆動力は、モータ駆動ギア55に噛合する2つのドラム駆動ギア153Y、153Mによって、感光体ドラム21Y、21Mにそれぞれ伝達される。また、モータ駆動ギア55の駆動力は、ドラム駆動ギア153M及びアイドルギア154を介してドラム駆動ギア153Cに伝達されて、ドラム駆動ギア153Cによって感光体ドラム21Cに伝達される。
【0036】
また、ブラックプロセスカートリッジ20BK内の感光体ドラム21BKは、もう1つの駆動モータに連結されたBK用のモータ駆動ギア56に噛合するドラム駆動ギア153BKによって、回転駆動される。
ここで、本実施の形態では、感光体ドラム駆動部にYMC用とBK用との2つの駆動モータを用いたが、YMC用とBK用とが共用になった1つの駆動モータを用いることもできる。
【0037】
図3を参照して、感光体ドラム21Y、21M、21C、21BKと、ドラム駆動ギア153Y、153M、153C、153BKとの連結について説明する。なお、図3はイエローのプロセスカートリッジ20Yに対応した感光体ドラム駆動部のみを図示したものであるが、他の色の感光体ドラム駆動部もこれとほぼ同等の構成になっている。
【0038】
図3に示すように、YMC用の駆動モータ54は、装置本体1の本体側板32に固設されている。駆動モータ54のモータ軸には、モータ駆動ギア55が設置されている。
モータ駆動ギア55に噛合するドラム駆動ギア153Yは、回転軸144の一端に設置されている。回転軸144は、2つの本体側板31、32に軸受47、148を介して支持されている。回転軸144の他端には、駆動カップリング49が設置されている。
そして、駆動モータ54の駆動力は、モータ駆動ギア55からドラム駆動ギア153Yに伝達されて、ドラム駆動ギア153Y及び駆動カップリング49が回転軸144とともに一体的に回転駆動される。
【0039】
一方、プロセスカートリッジ20Yのカートリッジケース37、38には、感光体ドラム21Yが回転自在に支持されている。感光体ドラム21Yは、円筒状のドラム部39と、ドラム部39の両端にそれぞれ圧入された従動側フランジ40及び駆動側フランジ41とからなる。駆動側フランジ41の内径部には、装置本体1側の駆動カップリング49に係合する従動カップリングが設けられている。
【0040】
プロセスカートリッジ20Yが装置本体1に装着されると、プロセスカートリッジ20Yのカートリッジケース38が本体側板31の軸受47と係合して、装置本体1におけるプロセスカートリッジ20Yの位置が定まる。
さらに、プロセスカートリッジ20Yが装置本体1に装着されると、感光体ドラム21Yの駆動側フランジ41と、装置本体1の駆動カップリング49とが係合する。これにより、装置本体1における感光体ドラム21Yの位置が定まるとともに、駆動モータ54の駆動力が駆動側フランジ41に伝達されて感光体ドラム21Yが回転駆動される。
【0041】
なお、感光体ドラム駆動部の2つの駆動モータ及びモータ駆動ギア55、56は、同等に構成されている。
さらに、図2を参照して、モータ駆動ギア55、56におけるピッチ円の円周をPmmとして、4つの感光体ドラム21Y、21M、21C、21BKのうち隣合う2つの感光体ドラムのドラム間ピッチをLmmとしたときに、本実施の形態の画像形成装置は、
L=NP
なる関係が成立するように構成されている。なお、上式においてNは整数である。また、4つの感光体ドラム21Y、21M、21C、21BKに係わる3つのドラム間ピッチは、すべて等距離Lに設定されている。
【0042】
以上のように構成された感光体ドラム駆動部において、4つのドラム駆動ギア153Y、153M、153C、153BKとアイドルギア154とは、いずれも同数の歯数及びモジュールで形成されている。すなわち、4つのドラム駆動ギア153Y、153M、153C、153BKとアイドルギア154とは、駆動伝達に係わる回転周期の波形(噛合い誤差波形である。)における周波数が一致するように形成されている。なお、4つのドラム駆動ギア153Y、153M、153C、153BKとアイドルギア154とは、平歯車であっても、ハスバ歯車であってもよい。
【0043】
また、4つのドラム駆動ギア153Y、153M、153C、153BKとアイドルギア154とは、噛合い誤差波形における振幅の大きさがほぼ同等になるものが選定されて用いられている。
さらに、4つのドラム駆動ギア153Y、153M、153C、153BKは、噛合い誤差波形における位相差が生じないように、感光体ドラム駆動部に組付けられている。また、アイドルギア154は、その噛合い誤差波形が4つのドラム駆動ギア153Y、153M、153C、153BKにおける噛合い誤差波形に対してほぼ180°の位相差を生じるように、感光体ドラム駆動部に組付けられている。
【0044】
詳しくは、本実施の形態の画像形成装置における感光体ドラム駆動部は、次の手順で製造される。
まず、ギア形成工程で歯数が同数に形成されたドラム駆動ギア153Y、153M、153C、153BK及びアイドルギア154の駆動伝達に係わる噛合い誤差波形が測定される。
噛合い誤差波形の測定は、例えば、専用冶具にドラム駆動ギア153Y、153M、153C、153BK又はアイドルギア154を独立して設置して回転駆動する。そして、そのときにエンコーダにより検出されるパルス信号を信号処理した後に、FFTアナライザで周波数分析する。こうして、各ギアの偏心成分を含んだ噛合い誤差が、周期関数として測定される。
【0045】
ここで、噛合い誤差波形の測定データは、ある程度大量に生産されたドラム駆動ギア153Y、153M、153C、153BK及びアイドルギア154に対して、一品一様に採取される。
その後、上述の噛合い誤差波形の測定データに基づいて、周波数、位相差、振幅について、上述の条件を満足する4つのドラム駆動ギア153Y、153M、153C、153BK及びアイドルギア154が選定される。
【0046】
そして、感光体ドラム駆動部によって駆動される4つの感光体ドラム21Y、21M、21C、21BKにおける転写位置での速度変動が同期して、被転写材P上での各色トナー像の位置ずれが生じないように、4つのドラム駆動ギア153Y、153M、153C、153BK及びアイドルギア154の組付け位置(噛合位置)の調整(噛合する歯の位置合わせである。)がされる。
【0047】
図4を参照して、上述のように構成された画像形成装置の作用について説明する。
図4において、X軸は回転周期に係わる電気角(又は、機械角)を示し、Y軸は所定位置における位置変動量を示す。
【0048】
マゼンタ用の感光体ドラム21Mは、モータ駆動ギア55に噛合するドラム駆動ギア153Mによって、回転駆動される。そして、そのときの感光体ドラム21M上における転写位置(転写ローラ24との対向部である。)での位置変動量は、図4(A)に示すような周期関数R1(Mドラム上の周期関数)となる。ここで、図4(A)に示す周期関数R1は、上述したドラム駆動ギア153Mの噛合い誤差波形と一致するものである。
【0049】
一方、アイドルギア154は、ドラム駆動ギア153Mと噛合しない状態で、図4(B)に示すような周期関数R2(アイドルギア単独の周期関数)となる。ここで、アイドルギアの噛合い誤差波形R2は、その位相差によって、ドラム駆動ギア153Mの噛合い誤差波形R1を相殺するように作用する。
すなわち、ドラム駆動ギア153M(駆動側のドラム駆動ギアである。)にアイドルギア154が噛合した状態で、アイドルギア154の軸上の合成波R3(アイドルギアとMギアの合成波)は、図4(C)に示すように減波(波形の振幅が軽減される現象である。)される。
なお、アイドルギア154の噛合い誤差波形R2における振幅AAは、ドラム駆動ギア153Mの噛合い誤差波形R1の振幅AMとほぼ同等に形成されている。
【0050】
そして、減波された合成波R3が、アイドルギア154に噛合する従動側のドラム駆動ギア153Cに伝達される。すなわち、従動側のドラム駆動ギア153Cにおいては、ドラム駆動ギア153C自体がもつ噛合い誤差波形に、減波された合成波R3がさらに合成されることになる。
こうしてシアン用の感光体ドラム21C上における転写位置での位置変動量は、図4(D)に示すような周期関数R4(Cドラム上の周期関数)となる。
【0051】
ここで、シアン用のドラム駆動ギア153C自体がもつ噛合い誤差波形は、マゼンタ用のドラム駆動ギア153Mの噛合い誤差波形に対して、ほぼ同等の位相、周波数、振幅からなるものである。したがって、シアン用の感光体ドラム21Cに係わる周期関数R4は、マゼンタ用の感光体ドラム21Mに係わる周期関数R1とほぼ同等の周期関数となる。具体的には、双方の位相、周波数、振幅AM、ACはほぼ同等になる。
【0052】
また、ブラック用の感光体ドラム21BKは、別のモータ駆動ギア56に噛合するドラム駆動ギア153BKによって、回転駆動される。しかし、そのときの感光体ドラム21BK上における転写位置での位置変動量が、図4(E)に示すような周期関数R5(BKドラム上の周期関数)となるように、ドラム駆動ギア153BKの組付け位置が調整される。
こうして、ブラック用の感光体ドラム21BKに係わる周期関数R5は、マゼンタ用の感光体ドラム21Mに係わる周期関数R1や、シアン用の感光体ドラム21Cに係わる周期関数R4と、ほぼ同等の周期関数となる。具体的には、すべての位相、周波数、振幅AM、AC、ABKはほぼ同等になる。
【0053】
ここで、各感光体ドラム21M、21C、21BK上で形成されるトナー像を被転写材P上に重ね合わせたときの位置ずれ量(色ずれ量)は、上述した各感光体ドラム21M、21C、21BKに係わる周期関数R1、R4、R5の差分となる。
これを2色間の位置ずれ量として現したのが、図4(F)に示す周期関数R6(BK―M、BK―Cの2色間の色ずれ)である。図4(F)に示すように、ブラック・マゼンタ間及びブラック・シアン間において、それぞれ、被転写材P上におけるトナー像の位置ずれはほとんど発生しないことになる。
【0054】
また、図示は省略するが、イエロー用の感光体ドラム21Yについても、転写位置での位置変動量が、他の周期関数R1、R4、R5とほぼ同等になるように、ドラム駆動ギア153Yの組付け位置が調整される。
こうして、被転写材P上における4色重ね合わせのカラー画像は、位置ずれがほとんどない高画像品質のものとなる。
なお、4つの感光体ドラム21Y、21M、21C、21BKを単数の駆動モータで駆動する場合であっても、上述の構成のアイドルギアを複数用意して、それらを調整して組付けることで、本実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0055】
次に、図5及び図6を参照して、感光体ドラムのドラム間ピッチL(ステーション間ピッチ)に係わる作用について説明する。
上述したように、モータ駆動ギア55、56におけるピッチ円の円周Pと、感光体ドラム21Y、21M、21C、21BKのドラム間ピッチLとには、L=NP(Nは整数である。)なる関係が成立する。
【0056】
図5は、感光体ドラム21Y、21M、21C、21BK上の速度変動を示す波形図である。図5において、横軸はドラム駆動ギアの回転角を示し、縦軸は所定位置での位置変動量を示す。そして、波形Gは感光体ドラム上の位置変動に係わる波形を示したものであり、波形Eはドラム駆動ギア153Y、153M、153C、153BKの駆動伝達に係わる回転周期の波形を示したものあり、波形Fはモータ駆動ギア55、56の駆動伝達に係わる回転周期の波形を示したものある。
図5に示すように、感光体ドラム上の位置変動に係わる波形Gは、ドラム駆動ギアに係わる回転周期の波形Eと、モータ駆動ギアに係わる回転周期の波形Fとが合成されたものである。すなわち、感光体ドラム上では、合成波Gに示す回転周期の速度変動が生じることになる。
【0057】
図6は、4つの感光体ドラム21Y、21M、21C、21BKの速度変動(位置変動)を、長い時間の範囲で示した波形図である。図6において、横軸はドラム駆動ギア153Y、153M、153C、153BKの回転角を示し、縦軸は感光体ドラム21Y、21M、21C、21BK上での位置変動量を示す。図6の各波形GY、GM、GC、GBKは、それぞれ感光体ドラム21Y、21M、21C、21BK上での位置変動量を示す波形図であり、それぞれが図5における合成波Gに相当するものである。
【0058】
また、図6において、直線Sは、転写ベルト30によって搬送される被転写材Pの搬送タイミングを示すものである。すなわち、点S1がイエロー感光体ドラム21Yの転写位置を示し、点S2がマゼンタ感光体ドラム21Mの転写位置を示し、点S3がシアン感光体ドラム21Cの転写位置を示し、点S4がブラック感光体ドラム21BKの転写位置を示す。
【0059】
図6に示すように、ドラム間ピッチL(隣合う2つの転写位置の距離である。)は、モータ駆動ギア55、56におけるピッチ円の円周Pの6倍(波形の山数6つ分である。)に設定されている。
これにより、転写ベルト30によって搬送される被転写材P上には、モータ駆動ギア55、56の回転周期成分に係わりなく、4つの感光体ドラム21Y、21M、21C、21BKの位置変動周期を同期させて、トナー像が重ねて転写される。こうして、被転写材P上における4色重ね合わせのカラー画像は、位置ずれがほとんどない高画像品質のものとなる。
【0060】
以上説明したように、本実施の形態のように構成された画像形成装置においては、エンコーダ等の高価な部品を搭載したりPLL制御等の複雑な制御をすることなく、比較的簡易かつ低廉な構成で、搬送中の被転写材Pに対して各感光体ドラム21Y、21M、21C、21BKにおける転写位置を高精度に位置合わせすることができる。その結果、色ずれ及び色相変化のない高画像品質のカラー画像を提供することができる。
【0061】
なお、本発明が上記実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、実施の形態の中で示唆した以外にも、実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、上記構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
【0062】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成されているので、比較的簡易かつ低廉な構成で、色ずれ及び色相変化のない高画像品質のカラー画像が形成できる画像形成装置及びその製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態における画像形成装置を示す構成図である。
【図2】図1の画像形成装置における感光体ドラム駆動部を示す構成図である。
【図3】図2の感光体ドラム駆動部を示す断面図である。
【図4】図2の感光体ドラム駆動部における駆動伝達に係わる回転周期の波形を示す波形図である。
【図5】図1の画像形成装置における感光体ドラム上の速度変動を示す波形図である。
【図6】図1の画像形成装置における4つの感光体ドラム上の速度変動を示す波形図である。
【符号の説明】
20Y、20M、20C、20BK プロセスカートリッジ、
21Y、21M、21C、21BK 感光体ドラム、 22 帯電部、
23 現像部、 24 転写ローラ、 25 クリーニング部、
26 トナー補給部、 27 吸着ローラ、 30 転写ベルト、
31、32 本体側板、 37、38 カートリッジケース、
39 ドラム部、 40 従動側フランジ、 41 駆動側フランジ、
47、148 軸受、 49 駆動カップリング、 54 駆動モータ、
55、56 モータ駆動ギア、 144 回転軸、
153Y、153M、153C、153BK ドラム駆動ギア、
154 アイドルギア、 P 被転写材。
Claims (9)
- 複数の感光体ドラムが並設された画像形成装置であって、
駆動モータの駆動力を伝達するモータ駆動ギアと、
前記複数の感光体ドラムにそれぞれ連結されて当該感光体ドラムと一体的に回転する複数のドラム駆動ギアと、
前記複数のドラム駆動ギアのうち前記モータ駆動ギアに噛合しない従動側のドラム駆動ギアとこれに隣合う駆動側のドラム駆動ギアとに噛合するアイドルギアとを備え、
前記複数のドラム駆動ギアと前記アイドルギアとは、同数の歯数からなり、
前記アイドルギアは、前記駆動側のドラム駆動ギアによる駆動伝達に係わる回転周期の波形を減波して前記従動側のドラム駆動ギアに前記駆動力を伝達するように形成されたことを特徴とする画像形成装置。 - 前記アイドルギアによる駆動伝達に係わる回転周期の波形は、前記駆動側のドラム駆動ギアによる駆動伝達に係わる回転周期の波形に対して180°の位相差を有するように形成されたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記従動側のドラム駆動ギアによる駆動伝達に係わる回転周期の波形は、前記駆動側のドラム駆動ギアによる駆動伝達に係わる回転周期の波形に対して位相が同等に形成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記複数のドラム駆動ギア及び前記アイドルギアによる駆動伝達に係わる回転周期の波形は、振幅の大きさが同等に形成されたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記モータ駆動ギアにおけるピッチ円の円周をPmmとして、前記複数の感光体ドラムのうち隣合う2つの感光体ドラムのドラム間ピッチをLmmとして、整数をNとしたときに、
L=NP
なる関係が成立することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。 - 複数の感光体ドラムが並設される画像形成装置の製造方法であって、
前記複数の感光体ドラムにそれぞれ連結されて当該感光体ドラムと一体的に回転する複数のドラム駆動ギアと、前記複数のドラム駆動ギアのうち駆動モータの駆動力を伝達するモータ駆動ギアに噛合しない従動側のドラム駆動ギアとこれに隣合う駆動側のドラム駆動ギアとに噛合するアイドルギアとの、それぞれの歯数を同数に形成するギア形成工程と、
前記複数のドラム駆動ギアと前記アイドルギアとの、それぞれの駆動伝達に係わる噛合い誤差波形を測定する測定工程と、
前記測定工程の測定結果に基づいて、前記複数のドラム駆動ギアと前記アイドルギアとの噛合位置を調整する調整工程とを備えたことを特徴とする画像形成装置の製造方法。 - 前記調整工程は、噛合い誤差波形が180°の位相差を有する前記駆動側のドラム駆動ギア及び前記アイドルギアを選定して、前記駆動側のドラム駆動ギアの噛合い誤差波形が前記アイドルギアの噛合い誤差波形によって減波されるように噛合位置を調整する工程であることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置の製造方法。
- 前記調整工程は、噛合い誤差波形の位相が同等である前記駆動側のドラム駆動ギア及び前記従動側のドラム駆動ギアを選定して、前記駆動側のドラム駆動ギア及び前記従動側のドラム駆動ギアの噛合い誤差波形が同期するように噛合位置を調整する工程であることを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の画像形成装置の製造方法。
- 前記調整工程は、噛合い誤差波形の振幅の大きさが同等である前記複数のドラム駆動ギア及び前記アイドルギアを選定する工程を備えたことを特徴とする請求項6〜請求項8のいずれかに記載の画像形成装置の製造方法。
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---|---|---|---|---|
JP2008158298A (ja) * | 2006-12-25 | 2008-07-10 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置、プロセスカートリッジ、像担持体の駆動制御方法 |
JP2010191182A (ja) * | 2009-02-18 | 2010-09-02 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置 |
US7809309B2 (en) | 2007-06-01 | 2010-10-05 | Sharp Kabushiki Kaisha | Photosensitive-member driving mechanism |
JP2011033864A (ja) * | 2009-08-03 | 2011-02-17 | Kyocera Mita Corp | ギヤ機構および画像形成装置 |
US8099021B2 (en) | 2006-02-17 | 2012-01-17 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
-
2003
- 2003-02-28 JP JP2003054122A patent/JP2004264525A/ja active Pending
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