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JP2004261332A - 吸収性物品および吸収パッド保持体 - Google Patents

吸収性物品および吸収パッド保持体 Download PDF

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JP2004261332A
JP2004261332A JP2003053890A JP2003053890A JP2004261332A JP 2004261332 A JP2004261332 A JP 2004261332A JP 2003053890 A JP2003053890 A JP 2003053890A JP 2003053890 A JP2003053890 A JP 2003053890A JP 2004261332 A JP2004261332 A JP 2004261332A
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Toshio Muranaka
俊夫 村中
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Daio Paper Corp
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Daio Paper Corp
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Abstract

【課題】吸収パッドがずれない吸収性物品を提供する。
【解決手段】第1係合部31を有する裏面シート42を備えた吸収パッドPと、第2係合部30を有する吸収パッド保持体とからなり、第1係合部31と第2係合部30とを係合させることによって、吸収パッドPを吸収パッド保持体に取り付けてなる。
【選択図】 図8

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、裏面シートを備えた尿取りパッド、生理用ナプキンなどの吸収パッドをオムツカバー、紙おむつ、生理用ショーツなどの吸収パッド保持体に取り付けてなる吸収性物品および、吸収パッド保持体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、液透過性の不織布からなるトップシートと液不透過性のバックシートと、その間に介在する吸収体とを備えた吸収体パッド保持体としての展開型紙おむつは、特に大人用の展開型紙おむつにおいて、その1枚当たりのコストが高いことから、液透過性の表面シートと液不透過性の裏面シートと、その間に介在する吸収体とを備えた吸収パッドである尿取りパッドを展開型紙おむつのトップシート上に重ねて使用し、尿取りパッドで排泄物を吸収・保持した後、尿取りパッドのみを交換していた。この場合、展開型紙おむつは、尿取りパッドをトップシートに保持するためのものとして用いられる。
【0003】
しかし、このような使用方法の場合、尿取りパッドを展開型紙おむつのトップシート上に固定しないと所望の位置からずれてしまい、排泄物が漏れて展開型紙おむつを汚してしまい、展開型紙おむつを頻繁に交換しなければならないという問題があった。
そこで、尿取りパッドの裏面シートの表面にオス材からなる係合部を取り付けて、その係合部を展開型紙おむつの不織布からなるトップシートに係合することによって尿取りパッドを展開型紙おむつの表面に取り付けていた(特許文献1など)。
【0004】
【特許文献1】
特開平2002−642号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような尿取りパッドでは、オス材からなる係合部を展開型紙おむつの不織布からなるトップシートの表面に取り付けて保持していたため、尿取りパッドを何回か着脱しているうちに、トップシートが毛羽立って係合力が低下し、尿取りパッドがずれて、排泄物が漏れて展開型紙おむつを汚してしまうという問題があった。
そこで、この発明の目的は、吸収パッドがずれない吸収性物品を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このため、請求項1に記載の発明は、吸収性物品において、第1係合部を有する裏面シートを備えた吸収パッドと、
第2係合部を有する吸収パッド保持体とからなり、
前記第1係合部と前記第2係合部とを係合させることによって、前記吸収パッドを前記吸収パッド保持体に取り付けてなることを特徴とする。
【0007】
したがって、吸収パッドがずれない吸収性物品を提供することができる。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の吸収性物品において、前記吸収パッド保持体が、液透過性のトップシートと、液不透過性のバックシートと、その間に介在する吸収体とを備えることを特徴とする。
【0009】
したがって、万一、吸収パッドから排泄物が漏れ出した場合にも、吸収パッド保持体の吸収体が吸収するので漏れない吸収性物品を提供することができる。
【0010】
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の吸収性物品において、前記第1係合部がオス材であり、前記第2係合部がメス材であることを特徴とする。
【0011】
したがって、容易に吸収パッドと吸収パッド保持体とを係合させて取り付けることができる。
【0012】
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の吸収性物品において、前記第1係合部と前記第2係合部との係合力が、以下の条件を満たすことを特徴とする。
MD方向の90度剥離強度:0.49〜4.9N/25mm
MD方向のせん断強度:4.9〜29.4N/25mm
【0013】
したがって、十分な係合力を保持し、吸収シートを表面に取り付けて一層吸収体パッドがずれない吸収性物品を提供することができるとともに、吸収パッドを吸収パッド保持体から容易に剥離することができる。
【0014】
請求項5に記載の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載の吸収性物品において、前記第1係合部と前記第2係合部との係合力が、連続剥離強度の強度低下を10%未満とすることを特徴とする。
【0015】
したがって、吸収パッドを吸収パッド保持体から複数回着脱しても、所定の係合力を保持することができ、吸収体パッドが更に一層ずれない吸収性物品を提供することができる。
【0016】
請求項6に記載の発明は、請求項1ないし5のいずれかに記載の吸収性物品において、前記第2係合部の腰度が50〜200mmであることを特徴とする。
【0017】
したがって、吸収パッド保持体を身体に装着したときに、第2係合部にゴワゴワ感がなく、容易に身体に追随するので、身体と吸収性物品との間の隙間を防ぐことができ、漏れない吸収性物品を提供することができるとともに、装着感がよい吸収性物品を提供することができる。
【0018】
請求項7に記載の発明は、請求項2ないし6のいずれかに記載の吸収性物品において、前記第2係合部のMD方向の摩擦係数が0.3〜5.0であることを特徴とする。
【0019】
したがって、適度に滑らかなトップシートを有する吸収性物品を提供することができる。
【0020】
請求項8に記載の発明は、請求項2ないし7のいずれかに記載の吸収性物品において、前記第2係合部がメッシュ状の孔を複数有し、該孔の直径が0.2〜6.0mmであり、前記トップシートにおける前記孔の密度が0.2〜5.0個/cmであることを特徴とする。
【0021】
したがって、十分な吸収力を保持して係合しうる第2係合部を備える吸収性物品を提供することができる。
【0022】
請求項9に記載の発明は、請求項1ないし8のいずれかに記載の吸収性物品において、前記第2係合部に目視可能な取付位置表示を施すことを特徴とする。
【0023】
したがって、吸収パッドを吸収パッド保持体に容易に取り付けることができる。
【0024】
請求項10に記載の発明は、吸収パッド保持体において、吸収パッドの液不透過性の裏面シートに備える第1係合部と係合する第2係合部を備えることを特徴とする。
【0025】
したがって、吸収パッドがずれない吸収パッド保持体を提供するができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ、この発明の実施の形態につき説明する。
は、この発明の吸収パッド保持体の一例としての展開型紙おむつの展開図である。展開型紙おむつは、メッシュ状の孔を複数有する不織布やフィルムなどを長方形に形成し、その長辺のほぼ中央部分にそれぞれ切り欠き40を設けた液透過性のトップシート11と、このトップシート11と同一形状でポリエチレンなどからなる液不透過性のバックシート12と、その間に介在する綿状パルプに高分子吸収体ポリマーを散在させた吸収体13を備える。この吸収体13は、表面を吸収用のティシュペーパー18で覆われている。さらに吸収体13は、トップシート11側に位置する上層吸収体14とバックシート12側に位置する下層吸収体15とからなる。
【0027】
また、展開型紙おむつの前身頃16と後身頃19のそれぞれ左右両側には、前フラップ21A,21B、後フラップ22A,22Bを延出して、後フラップ22A,22Bの端部には、ファスニングテープ23をそれぞれ取り付けてなる。一方、トップシート11の両側部には、不図示の立体ギャザーを長手方向であるMD方向に沿って適宜配置する。
【0028】
ところで、この発明のテープ型紙おむつのトップシート11の表面には、メス材の第2係合部30を有する。この第2係合部30は、不織布などで構成され、メカニカルファスナーなどからなるオス材の後述する第1係合部との係合力は、MD方向の90度剥離強度が0.49〜4.9N/25mm、かつMD方向のせん断強度が4.9〜29.4N/25mm、さらに連続剥離強度試験により強度低下が10%未満であることを満たすものである。また、第2係合部30の腰度は、50〜200mmであり、カトーテック社製のKES−SE試験器によるMD方向の摩擦係数は0.3〜5.0である。加えて、10点法による吸収特性は、7点以上を保持することが好ましく、さらに、図2に示すように、メッシュ状の孔30aの直径Dが0.2〜6.0mmであり、トップシート11におけるその孔30aの密度が0.2〜5.0個/cmである。
【0029】
ここで、MD方向の90度剥離強度の測定方法について説明する。
まず、第2係合部30をMD方向とCD方向に沿って適宜、矩形に切り取って試験片S1とし、この試験片S1を予めテーブルTに固定したステンレスパネル上に両面テープで貼り付けて、その両端をガムテープで固定する。
【0030】
次に、図3(a),(b)に示すように、係合部30をCD方向とMD方向に沿って適宜、矩形に切り取り、その表面に、MD方向とCD方向に沿って適宜、矩形に切り取ったオス材である第1係合部31を貼り付けて試験片S2とする。さらに、図4に示すように、試験片S1上に、試験片S2の第1係合部31を係合させるように、かつ第1係合部31のCD方向と試験片S1のCD方向とが同一方向となるように配置した後、試験片S2の裏面B側から第1係合部31の貼り付けてある部分を19.6NのローラでMD方向に1往復させて、試験片S1の第2係合部30と試験片S2の第1係合部31とをしっかり係合させる。
【0031】
そして、9.8Nの分銅をヒモを介してクリップに取り付け、そのクリップを試験片S2の端部に取り付け、テーブルTのコーナー等の直角部分を利用して、試験片S1と試験片S2との間に9.8Nのせん断力Fを10秒間加える。
その後、図5に示すように、最終剥離角度θが90度となるように治具Cをセットし、引張速度300mm/minで試験片S2をせん断力Fと逆の方向から剥離する。そして、引張り試験ソフトウエアSHIKIBUで算出された凹凸荷重平均値をMD方向の90度剥離強度とする。なお、上述の測定は室温にて行う。
【0032】
次に、MD方向のせん断強度の測定方法について説明する。
まず、上述のMD方向の90度剥離強度の測定にて図3,4で形成した試験片S1,S2と同一のものを同様に係合させた後、19.6NのローラでMD方向に1往復させて、試験片S1の第2係合部30と試験片S2の第1係合部31とをしっかり係合させる。
次に、図6に示すように、引張試験器Aに試験片S2の一端と試験片S3の一端を取り付けて固定し、引張速度300mm/minでせん断方向Gに引張り、この引張強度の最大値をMD方向のせん断強度とする。なお、この測定も室温にて行うものとする。
【0033】
さらに、連続剥離強度の測定方法について説明する。
この連続剥離強度の測定方法は、オス材である第1係合部31とメス材である第2係合部30それぞれの同一の箇所にて、係合・剥離を繰り返し、最初の係合時の剥離強度U1と5回目の係合時の剥離強度U5を測定し、強度低下を〔(U1−U5)/U1〕×100(%)として表す。
なお、剥離強度U1,剥離強度U5の測定方法は、上述したMD方向の90度剥離強度と同様であるので説明を省略する。
【0034】
また、腰度の測定方法について説明する。
まず、試験片S3をCD方向とMD方向に沿って矩形に適宜切り取った後、図7に示すように試験片S3の後端部でスケールEの後端を包み込むように配置する。次に、試験片S3の先端部の張出量が多くなるようにスケールEを矢印の方向にずらし、試験片S3の先端部が下方に折れ曲がったところで、試験片S3の先端からスケールBの先端までの距離Lを測り、腰度とする。なお、この測定も、室温にて行うものとする。
【0035】
次に、10点法による吸収特性の測定方法について説明する。
まず、大王製紙株式会社製のエリエールトイレットペーパーのシングル品を10枚重ねにして、または、同社製エリエールキッチンペーパーの3カット分を重ねて2つ折りにして、その上にトップシート11の断片を載置する。そのトップシート11上に、直径2cmの孔が10箇所直列に並んで設けられた測定板を置き、その各孔に着色した人工尿を一滴ずつ滴下し、2秒以内に吸収した孔に対し、3分後、人工尿を一滴ずつ滴下する。そして、2秒以内に吸収した孔に対し、さらに、3分後、人工尿を一滴ずつ滴下し、2秒以内に吸収した孔の数をカウントし、この数を10点法による吸収体特性値とする。なお、この測定は、室温にて行う。
【0036】
このように構成された展開型紙おむつに吸収パッドとしての尿取りパッドを取り付けて使用するときは、まず、図8に示すように、展開型紙おむつを開く。次に、液不透過性の裏面シート42の裏面にオス材の第1係合部31を有する尿取りパッドPの第1係合部31と、紙おむつのトップシート11の表面に設けられたメス材の第2係合部30とを係合させて取り付けて、吸収性物品とする。
【0037】
そして、寝た状態の使用者の臀部を尿取りパッドPを取り付けた展開型紙おむつの略中央に後身頃19に腰が当たるように載せ、両脚の付け根部分をそれぞれ切り欠き40に載せる。さらに、前身頃16を使用者の腹部に当てて後身頃19の後フラップ22A,22Bにあるファスニングテープ23をバックシート12の前身頃16にそれぞれ係合させて、展開型紙おむつを使用者に装着する。
【0038】
尿取りパッドPの吸収体が一定量の排泄物を吸収したときは、尿取りパッドPを交換する。
まず、バックシート12の前身頃16に係合しているファスニングテープ23を剥離して、展開型紙おむつを開く。そして、尿取りパッドPを展開型紙おむつから剥離して、新しい尿取りパッドPの係合部材31を展開型紙おむつのトップシート11の表面にある第2係合部30に取り付けた後、上述の手順で使用者に装着する。
【0039】
なお、この例において、第2係合部30にフレキソ印刷などによって、男性用、女性用などの目視可能な取付位置表示を施し、性別に応じて、尿取りパッドPを取り付ける位置を変えるようにしてもよい。
また、第2係合部30は、トップシート11と一体に形成してもよいし、別体に形成してトップシート11に貼り付けてもよい。
【0040】
さらに上述の例では、第2係合部30をメス材とし、第1係合部31をオス材としたがこれに限定されるものではなく、第2係合部30をオス材とし、第1係合部31をメス材として両者を係合させるようにしてもよい。この場合、オス材である第2係合部30は、直接肌に触れる場合もあるので、肌に触れても痛くない柔軟性のある材料で形成されることが望ましい。
【0041】
加えて上述の例では、第2係合部30をメス材とし、第1係合部31をオス材として両者を係合させて尿取りパッドPを展開型紙おむつに取り付けたが、この発明はこれに限定されるものではなく、第1係合部31を粘着テープとし、第2係合部30を多孔質フィルムまたはヒートエンボス加工した不織布として第1係合部31を第2係合部30に貼着して取り付けるようにしてもよい。
【0042】
また、第1係合部31または第2係合部30をメカニカルホックとしてもよい。ここで、メカニカルホックとは、不織布などからなる一方の基材シートの上に多数の円弧状のメス材を形成するようにフィラメントを配し、他方の基材シート上に無数の突起状のオス材が配し、両者を当接させることによって、剥離自在に接着されるものをいう。
【0043】
さらに、上述の例の第2係合部30をポリエステル、ポリアミドまたはポリプロピレン製の織物、編物かたはトリコット生地の表面に完全にループが形成されたメス材で構成してもよい。
【0044】
また、この発明の第1係合部31または第2係合部30に、例えば、「マジックテープ」(登録商標、クラレ社製)、「クイックロン」(登録商標、YKK社製)、「マジクロス」(登録商標、カネボウベルタッチ社製)、「CS−200」(商品名、3M社製)などの市販品を用いてもよい。
【0045】
なお、上述の例では、吸収体13は、トップシート11側に位置する上層吸収体14とバックシート12側に位置する下層吸収体15の2層構造であったが、これに限定されるものではなく、1層構造であってもよいし、3層以上の構造であってもよい。
【0046】
また、上述の例では、尿取りパッドPを展開型紙おむつに取り付けて使用する例について説明したが、この発明はこれに限定されるものではなく、展開型紙おむつのみで使用しても良い。即ち、展開型紙おむつの吸収体で排泄物を吸収して保持する吸収パッド保持体として使用することもできる。この場合、メス材である第2係合部30は、使用者の肌に直接触れても痛くない程度の柔らかさであることが望ましい。
【0047】
さらに、上述の例では、尿取りパッドPを展開型紙おむつに取り付けて使用する例について説明したが、この発明はこれに限定されるものではなく、尿取りパッドPをパンツ型紙おむつに取り付けて使用する例に適用してもよい。また、オムツカバーに取り付けて使用する例に適用してもよい。この場合、オムツカバーの使用面側である表面にオス材の第1係合部と係合するメス材の第2係合部を備える。
加えて、吸収パッドとしての生理用ナプキンを吸収パッド保持体としての生理用ショーツに取り付けて使用する例に適用してもよい。この場合、生理用ナプキンの裏面シートの裏側にオス材としての第1係合部を備え、生理用ショーツの使用面側である表面に第1係合部に係合する第2係合部を備える。このように、この発明は、吸収パッドを取り付けて保持する吸収パッド保持体に適用しうる。
【0048】
【発明の効果】
以上、詳述したように、この発明によれば、吸収パッドがずれない吸収性物品を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の吸収パッド保持体の一例としての展開型紙おむつの展開図である。
【図2】図1の紙おむつの係合部の拡大平面図である。
【図3】MD方向の90度剥離強度を測定するための試験片の、(a)は平面図、(b)は断面図である。
【図4】MD方向の90度剥離強度を測定する様子を説明する説明図である。
【図5】MD方向の90度剥離強度を測定する様子を説明する説明図である。
【図6】MD方向のせん断強度を測定する様子を説明する説明図である。
【図7】腰度を測定する様子を説明する説明図である。
【図8】吸収パッドとしての尿取りパッドを吸収パッド保持体としての展開型紙おむつに取り付けて吸収性物品として使用する様子を説明するための斜視図である。
【符号の説明】
11 トップシート
12 バックシート
13 吸収体
14 上層吸収体
15 下層吸収体
16 前身頃
18 ティシュ
19 後身頃
21A,21B 前フラップ
22A,22B 後フラップ
23 ファスニングテープ
30 第2係合部
30a 孔
31 第1係合部
42 裏面シート
A 引張試験器
D 直径
F せん断力
E スケール
G せん断方向
P 尿取りパッド(吸収パッド)
S1,S2,S3 試験片
T テーブル
θ 最終剥離角度

Claims (10)

  1. 第1係合部を有する裏面シートを備えた吸収パッドと、
    第2係合部を有する吸収パッド保持体とからなり、
    前記第1係合部と前記第2係合部とを係合させることによって、前記吸収パッドを前記吸収パッド保持体に取り付けてなることを特徴とする、吸収性物品。
  2. 前記吸収パッド保持体が、液透過性のトップシートと、液不透過性のバックシートと、その間に介在する吸収体とを備えることを特徴とする、請求項1に記載の吸収性物品。
  3. 前記第1係合部がオス材であり、前記第2係合部がメス材であることを特徴とする、請求項1または2に記載の吸収性物品。
  4. 前記第1係合部と前記第2係合部との係合力が、以下の条件を満たすことを特徴とする、請求項1ないし3のいずれかに記載の吸収性物品。
    MD方向の90度剥離強度:0.49〜4.9N/25mm
    MD方向のせん断強度:4.9〜29.4N/25mm
  5. 前記第1係合部と前記第2係合部との係合力が、連続剥離強度の強度低下を10%未満とすることを特徴とする、請求項1ないし4のいずれかに記載の吸収性物品。
  6. 前記第2係合部の腰度が50〜200mmであることを特徴とする、請求項1ないし5のいずれかに記載の吸収性物品。
  7. 前記第2係合部のMD方向の摩擦係数が0.3〜5.0であることを特徴とする、請求項2ないし6のいずれかに記載の吸収性物品。
  8. 前記第2係合部がメッシュ状の孔を複数有し、該孔の直径が0.2〜6.0mmであり、前記トップシートにおける前記孔の密度が0.2〜5.0個/cmであることを特徴とする、請求項2ないし7のいずれかに記載の吸収性物品。
  9. 前記第2係合部に目視可能な取付位置表示を施すことを特徴とする、請求項1ないし8のいずれかに記載の吸収性物品。
  10. 吸収パッドの液不透過性の裏面シートに備える第1係合部と係合する第2係合部を備えることを特徴とする、吸収パッド保持体。
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