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JP2004260954A - 周波数発電機 - Google Patents

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JP2004260954A
JP2004260954A JP2003050206A JP2003050206A JP2004260954A JP 2004260954 A JP2004260954 A JP 2004260954A JP 2003050206 A JP2003050206 A JP 2003050206A JP 2003050206 A JP2003050206 A JP 2003050206A JP 2004260954 A JP2004260954 A JP 2004260954A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
cancel
wiring board
printed wiring
pattern
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2003050206A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoji Oiwa
昭二 大岩
Tomoyoshi Maruyama
知良 丸山
Sachio Hatori
早千雄 羽鳥
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Advanced Motor Corp
Original Assignee
Japan Servo Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Japan Servo Corp filed Critical Japan Servo Corp
Priority to JP2003050206A priority Critical patent/JP2004260954A/ja
Publication of JP2004260954A publication Critical patent/JP2004260954A/ja
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  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、FG(周波数発電機)の誘導ノイズの低減と小型化の実現を目的とするものである。
【解決手段】本発明は、プリント配線基板がリング状のマグネット端面に対向する面を表面とし、放射線状の線素から成るFGコイルを表面に配置し、円形状のキャンセルコイルはプリント配線基板の裏面に配置する。更に、FGコイルの内径と外径の平均径に近い直径でプリント配線基板の裏面にキャンセルコイル配置することで、プリント配線基板の表裏面方向に貫通する外乱誘導ノイズをキャンセルすると同時に小型化を図るものである。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、電動機の回転速度に比例した周波数を得るFG(周波数発電機)のコイルパターンにかかわるものである。
【0002】
【従来の技術】
FGを内蔵したDCモータは、そのFGからの周波数信号により速度制御を行い、速度指令に応じて回転数を一定に保つ用途に多用されている。これらの用途では、回転ムラが重要視される場合が多く、速度制御の基準となる周波数信号の検出精度は重要である。特に磁気変化検出方式ではモータを構成する巻線を施したステータヨークからの外乱磁界に対する磁気誘導ノイズが問題となる。
【0003】
図5は従来のFGの一般的な構造である。プリント配線基板1の上に放射線状の複数のパターン線素2で形成されるFGコイル3が配置され、FGコイルが囲む面積に鎖交する誘導ノイズ磁束を打消すために、FGコイルから逆方向にFGコイルの外周に沿って誘導ノイズを防止するキャンセルコイル4を配置している。
【0004】
しかし、このような構成でもFGコイルとキャンセルコイルとで囲まれる面積5に鎖交する誘導ノイズ磁束については打消すことができない。
モータの速度制御はFG周波数を基準に速度帰還が施される。また、一般的にFGコイルからの正規周波数の発電電圧は微少であり、誘導ノイズにより生じる外乱電圧がFGの発電電圧に重畳される。その結果としてFG周波数の精度が悪化して、回転ムラの主原因となっている
【0005】
特公平01−52987は上述の問題点を解決するために、図6のように、FGコイルを第1及び第2のFGコイルを互いに入り込ませこの2つのFGコイルの線素を多極着磁されたマグネットのある1磁極を感磁できる位置に近接配置し、第1のFGコイル10と第2のFGコイル11を同相となるように直列接続されている。
また、第1のキャンセルコイル12及び第2のキャンセルコイル13を各々第1及び第2のFGコイルの全域両側に並設し、第1及び第2のキャンセルコイル同士を電気的に逆相に直列接続している。
その結果、第1のFGコイル10と第1のキャンセルコイル12からなる第1のループ14と、第2のFGコイル11と第2のキャンセルコイル13からなる第2のループ15とは逆位相のループになるように直列接続されているため、外乱ノイズの影響が低減される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
モータを低速で安定に回転させるような用途においては、FG周波数は速度制御系のむだ時間として大きく影響し、安定な系を構築するには、FGの周波数を極力高くする必要がある。FGの周波数を高くするにはFGコイルの放射線状の線素数を増加させることであり、線素ピッチを狭くする必要がある。しかしながら、上記方式のFGでは、第1及び第2のFGコイルを互いに入り込ませ近接配置する必要があり、FGコイルの線素ピッチを狭くすることが出来ない。プリント配線基板上にパターンを製作する際にスクリーン印刷等の安価な製作行程では更に制限される。
【0007】
また、第1及び第2のキャンセルコイルを各々第1及び第2のFGコイルの全域両側に並設するため、FGコイルの放射線状の線素長さが短く制限されたり、プリント配線基板の占有面積が大きくなったりする問題がある。
【0008】
そこで,本発明は,上記従来例の問題点を解決すべく,線素ピッチを狭くできる1つのFGコイルで、外乱ノイズに影響を受けにくく、且つ極力プリント配線基板の占有面積を増やさないFGを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、プリント配線基板のリング状のマグネット端面に対向する面を表面とし、放射線状の線素から成るFGコイルを表面に配置し、円状のキャンセルコイルはプリント配線基板の裏面に配置する。更に、FGコイルの内径と外径の平均径に近い直径でプリント配線基板の裏面にキャンセルコイル配置することで、プリント配線基板の表裏面方向に貫通する外乱誘導ノイズをキャンセルすると同時に小型化を図るものである。
【0010】
【実施例】
以下図面によって本発明の実施例を説明する。図1と図2は、本発明の請求項1に記載の第一の実施例を示すもので、従来例の図5中のFGコイル3とキャンセルコイル4をプリント配線基板の両面に分離した構造である。マグネットに対向して配置される面を表とすると、図1が表面でありFGコイル3が配置され、図2が裏面でありキャンセルコイル4が配置されている。図中の20はプリント配線基板の表裏を接続するスルホールである。キャンセルコイル4の外径はFGコイル3の外径と同一に小さくすることが可能であり、プリント配線基板上での占有面積を低減できる。また、FGコイル3とキャンセルコイル4とで囲まれる面積5が従来方式の図5に比べて低減されて、その面積に鎖交する誘導ノイズ磁束が低下し、結果として外乱ノイズに強くなっている。
【0011】
また、図3と図4は本発明の請求項2に記載の第二の実施例を示すもので、図1と図2に対してキャンセルコイルの直径c寸法を、FGコイル3の内径bと外径aのほぼ平均値とするものである。
図7はこのFGコイル3で囲まれる面積21を示し、図8はこのキャンセルコイル4で囲まれる面積22を示す。面積21と面積22はほぼ同一であり、プリント配線基板に貫通する誘導ノイズは完全にキャンセルされることが分かる。
【0012】
また、図4中の25,26はキャンセルコイル4とFGコイル3の接続線素であり、各々近接して平行に配置した請求項3に記載の第三の実施例を示すものである。線素25,26を近接して並列配置することで、多極マグネットにより線素25,26に発電される電圧の向きが同一方向であるため、キャンセルコイル4に接続されることで打ち消され、マグネットの影響をキャンセルすることが可能である。
【0013】
以上は本発明を円状の全周にわたってFGコイルとキャンセルコイルが存在する場合について説明してきたが、電子部品等の配置上の問題で、FGコイルの一部分を切り欠いた状態であっても同じようにキャンセルコイルも設計することで、また、FGの発電電圧を大きく取り出すために、FGコイルを複数本並列して配置する場合にも同じようにキャンセルコイルを並列して配置することで、また、多層のプリント配線基板を使用して複数層にFGコイルとキャンセルコイルを同じように配置することで、同様の効果を得られるのは言うまでもない。
【0014】
【発明の効果】
以上のように,本発明によれば外来誘導ノイズを完全にキャンセルできるキャンセルコイルをプリント配線基板の面積を大きくせずに実現が可能であり、下記の効果がある。
1.放射線線素ピッチを狭くできるためFGの発電周波数を高く検出することが可能になる。
2.キャンセルコイルの直径寸法を調整して、完全に外来誘導ノイズをキャンセルできる。
3.キャンセルコイルがプリント配線基板の裏側に配置されるためFG部の占有面積が低減され小型化設計が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に成る請求項1に関するプリント配線基板の表面パターンの例を示す平面図。
【図2】本発明に成る請求項1に関するプリント配線基板の裏面パターンの例を示す平面図。
【図3】本発明に成る請求項2に関するプリント配線基板の表面パターンの例を示す平面図。
【図4】本発明に成る請求項2,3に関するプリント配線基板の裏面パターンの例を示す平面図。
【図5】従来例でプリント配線基板の表面パターンの例を示す平面図。
【図6】従来例でプリント配線基板の表面パターンの例を示す平面図。
【図7】FGコイルで囲まれる面積
【図8】キャンセルコイルで囲まれる面積
【符号の説明】
1 プリント配線基板
2 放射線状の線素
3 FGコイル
4 キャンセルコイル
5 FGコイルとキャンセルコイルにより囲まれる面積
6 プリント配線基板センタ穴
10 第1のFGコイル
11 第2のFGコイル
12 第1のキャンセルコイル
13 第2のキャンセルコイル
14 第1のFGコイルと第1のキャンセルコイルにより囲まれる面積
15 第2のFGコイルと第2のキャンセルコイルにより囲まれる面積
20 スルーホール
21 FGコイルで囲まれる面積
22 キャンセルコイルで囲まれる面積
25 接続線素
26 接続線素
a FGコイル外径
b FGコイル内径
c キャンセルコイル直径

Claims (3)

  1. 回転する多極着磁されたリング状のマグネットの端面と空隙を介し対向して配置されるプリント配線基板とを備え、該プリント配線基板には前記マグネット端面との対向面側に放射線状の線素からなるFGコイル(周波数発電コイル)パターンが設けられ、前記マグネットと該FGコイルパターンとで構成されるFG(周波数発電機)において、前記プリント配線基板の前記FGコイルパターンが設けられている面とは反対側の面に、円形状のキャンセルコイルパターンが設けられ、前記FGコイルパターンと該キャンセルコイルを前記FGコイルで囲まれる面積に鎖交する誘導ノイズ磁束成分を打消すように直列接続されているFG。
  2. 前記キャンセルコイルパターンの直径は前記FGコイルの内径と外径のほぼ平均値とした構造の請求項1に記載のFG。
  3. 前記FGコイルパターンと前記キャンセルコイルとの2ヶ所の接続部線素を近接して平行に配置した構造の請求項1と2に記載のFG。
JP2003050206A 2003-02-27 2003-02-27 周波数発電機 Withdrawn JP2004260954A (ja)

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