JP2004256293A - 重送検出装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、ホッパを切替えて厚みの異なる用紙を一旦印刷を中断させることなく、連続的に印刷することができ、且つ重送の誤検出を防ぐことができる用紙搬送装置の重送検出装置を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明は、搬送路上を多数枚の用紙が一枚ずつ分けて連続的に搬送される用紙搬送装置内に、発光素子及び受光素子が前記搬送路上を搬送される用紙を挟んで対向的に配置され、前記受光素子の出力を増幅器で増幅し、増幅された出力を重送検出部に入力して用紙の重送を検出する重送検出装置において、前記受光素子からの出力を増幅する際に、該受光素子から得られる出力の大きさに応じて、前記増幅器の増幅率を増幅率切替え手段で自動的に複数段に切替えることを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】本発明は、搬送路上を多数枚の用紙が一枚ずつ分けて連続的に搬送される用紙搬送装置内に、発光素子及び受光素子が前記搬送路上を搬送される用紙を挟んで対向的に配置され、前記受光素子の出力を増幅器で増幅し、増幅された出力を重送検出部に入力して用紙の重送を検出する重送検出装置において、前記受光素子からの出力を増幅する際に、該受光素子から得られる出力の大きさに応じて、前記増幅器の増幅率を増幅率切替え手段で自動的に複数段に切替えることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、用紙搬送路上で用紙を一枚ずつ搬送する用紙搬送装置において、用紙の重送の有無を検出する重送検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
用紙を一枚ずつ分離して高速搬送する用紙搬送装置としては、レーザプリンタや複写機等の電子写真装置、印刷機、商品券やお札の枚数をカウントするカウンタが公知である。用紙を高速搬送する場合、2枚以上の用紙が重なって搬送される、重送が発生することがある。電子写真装置や印刷機などで重送が発生した場合は、用紙つまりやミスプリントの原因となり得、更に印刷物をそのまま製本した場合は不良品を製造してしまうことになる。また商品券やお札の枚数をカウントするカウンタなどで、重送が発生した場合、商品券やお札の枚数を正しくカウントできず、大問題にまで発展する恐れがある。
【0003】
そこで、このような恐れを防止するため、用紙搬送装置においては、重送検出装置が設けられ、この重送検知の方法においても様々な工夫がされている。
【0004】
用紙搬送用の上下のローラで用紙を挟み、用紙の厚みを検出し、規定以上の厚さである場合、重送と判断する方法や、用紙搬送路に用紙を挟む様に対向して、発光素子と受光素子を配置し、用紙の透過率を用いて重送を検出する方法などがある。前者は装置が複雑で高価になることや、装置自体の振動により、出力が安定しずらいことなどの理由で、後者である発光素子と受光素子で用紙の透過率を用いて重送を検出する方法が多く採用されている。
【0005】
従来の重送検出装置の例として、用紙搬送路に用紙を挟む様に対向して、第一の発光素子と第一の受光素子を配置し、更に第一の発光素子と第一の受光素子と同一の発光素子と受光素子を、用紙搬送路外に第二の発光素子と第二の受光素子として設けた構成のものがある。そして重送の基準値となる透過率を持つプラスチック板が第二の発光素子と第二の受光素子の間に挟まれており、第一の受光素子と第二の受光素子の出力をコンパレータで比較することで、用紙の重送を検出している(例えば、特許文献1参照。)。
【0006】
また、用紙搬送路に用紙を挟む様に対向して、発光素子と受光素子が配置され、この発光素子と受光素子により用紙を検出し、受光素子により得られた出力は増幅器を介して、基準電圧と比較され用紙の重送が検出される。このとき、用紙の厚さに応じて手動にて増幅率を変えることで、用紙の厚さに依存する透過率の違いに対応している(例えば、特許文献2参照。)。
【特許文献1】
特開平6−321390号公報 (第2−4頁、図3)
【特許文献2】
特開平8−48439号公報 (第2−4頁、図2)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
用紙の厚さにより透過率は著しく異なり、一般的に薄い用紙の透過率は大きく、厚い用紙の透過率は小さい。例えば、一般的な電子写真装置がサポートしている用紙の厚さにおいても、薄い用紙と厚い用紙で透過率が10倍以上異なる。つまり、薄い用紙の場合に受光素子から3Vの出力が得られるとすると、厚い用紙の場合は0.3V以下の出力しか得られない。
【0008】
上記特許文献1に記載の重送検出装置において、例えば厚い用紙1枚の時の受光素子の出力が0.4Vであるとすると、厚い用紙2枚の時の受光素子の出力は、厚い用紙一枚の時のほぼ半分である0.2Vとなる。 そして、この差を用いて重送を検出するためには、第二の受光素子から得られる出力を、重送の基準値となる0.3V程度にプラスチック板の透過率を設定する。しかしながら、厚い用紙1枚の時の受光素子の出力と重送の基準値との差は0.1Vであり、且つ厚い用紙2枚の時の受光素子の出力と重送の基準値との差も0.1Vであり、差が非常に少ないため、ノイズやコンパレータのオフセット電圧等の影響を受けやすくなり、重送を検出出来なかったり、重送を誤検出したりする可能性が高くなっている。
【0009】
そして上記特許文献2記載の重送検出装置は前記問題を解決する為に、受光素子からの出力に増幅器を持たせ、用紙の厚さに応じて増幅率を手動で切替えられる様になっている。つまり前記同様厚い用紙1枚の時、受光素子からは0.4Vしか得られないが、例えば10倍の増幅器を介した後の出力は4.0Vとなり、厚い用紙2枚の時も同様に、得られる出力は2.0Vとなる。十分に大きな出力差であるため、ノイズやコンパレータのオフセット電圧等の影響を受け難く、正確な重送検出が可能となる。
【0010】
一方、レーザプリンタは複数のホッパを所有し、各ホッパ毎に厚みやサイズの異なる用紙が数種類格納されている場合が多い。そして、ジョブ毎にホッパを連続的に切替えて様々なジョブを行っている。上記特許文献2記載の重送検出装置の場合、例えば、先行のジョブで薄い用紙を印刷し、後続のジョブで厚い用紙を連続的に印刷しようとしたとする。まず増幅器の増幅率を薄い用紙用に設定し印刷を開始する。先行のジョブ終了後、増幅器の増幅率を厚い用紙用に設定し直し、印刷を再開する。つまり用紙の厚みが変る毎に、一旦印刷を停止して、増幅器の増幅率を変更する必要があり、非常にスループットが低下する。
【0011】
本発明の目的は、ホッパを切替えて厚みの異なる用紙を、一旦印刷を中断させることなく、連続的に印刷することができ、且つ重送の誤検出を防ぐことができる用紙搬送装置の重送検出装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため請求項1の発明は、搬送路上を多数枚の用紙が一枚ずつ分けて連続的に搬送される用紙搬送装置内に、発光素子及び受光素子が前記搬送路上を搬送される用紙を挟んで対向的に配置され、前記受光素子の出力を増幅器で増幅し、増幅された出力を重送検出部に入力して用紙の重送を検出する重送検出装置において、前記受光素子からの出力を増幅する際に、該受光素子から得られる出力の大きさに応じて、前記増幅器の増幅率を増幅率切替え手段で自動的に複数段に切替えることを特徴とする。
【0013】
請求項2の発明は、請求項1に記載の重送検出装置において、増幅器の増幅率切替え手段がコンパレータ、OPアンプ、及びアナログスイッチから構成され、受光素子の出力の大きさに応じ、1個以上のコンパレータが2個以上のアナログスイッチを用いてOPアンプから構成される増幅率の異なる複数の増幅器を切替え選択することを特徴とする。
【0014】
請求項3の発明は、請求項1に記載の重送検出装置において、コンパレータの出力を重送検出部へ入力し、受光素子の出力がどの増幅率の増幅器で増幅されているかを重送検出部が判別することを特徴とする。
【0015】
請求項4の発明は、請求項1に記載の重送検出装置において、コンパレータにヒステリシスをもたせたことを特徴とする。
【0016】
請求項5の発明は、請求項1に記載の重送検出装置において、連続的に搬送されてくる前後の用紙同士を比較して重送の検出を行う場合、用紙の厚みを切替えた際は、厚みの異なる前後の用紙同士の比較による重送の検出を行わないことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
図2は本発明の一実施例にあたる用紙搬送装置の重送検出装置の構成図である。図1はその重送検出装置の重送検出回路の回路構成図である。
【0018】
先ず図2を用いて用紙搬送装置の重送検出装置の構成について説明する。用紙18が搬送される搬送路17には、用紙搬送を行う駆動ローラ11、12が設けられ、図示しないステッピングモータ等による駆動源により、用紙搬送方向に駆動される。また、これらの駆動ローラ11、12に対向する位置には、それぞれ従動ローラ13、14が設けられている。駆動ローラ11と駆動ローラ12の間には発光ダイオードに代表される発光素子15が設けられ、用紙搬送路17を挟み、発光素子15と対向するように、フォトダイオードに代表される受光素子16が設けられている。ここで、発光素子15の光軸は搬送路17上の用紙18に対して垂直になるよう設置され、受光素子16も同様に受光部が発光素子17からの光軸と一致するように設置されている。
【0019】
次に図1を用いて重送検出装置の重送検出回路の構成について説明する。発光素子15のアノードは電流制限用の抵抗21を介してVCCと接続され、発光素子15のカソードはスイッチング素子20を介してGNDに接続されている。受光素子16のアノードは接地され、カソードはOPアンプ31及び可変抵抗28から構成される電流検出回路に接続されている。電流検出回路の可変抵抗28は受光素子16のバラツキを吸収するための調整用であり、ノイズ除去用のコンデンサ29が並列接続されている。電流検出回路のOPアンプ31の出力はアナログスイッチ36、38及びコンパレータ34に接続されている。コンパレータ34ではあらかじめ設定された電圧VrefとOPアンプ31の出力を比較し、“H”もしくは“L”を出力する。またこのコンパレータ34には抵抗22、23によってヒステリスをもたせている。このコンパレータ34の出力はアナログスイッチ36、37のスイッチング用の端子及び重送検出部30に接続され、アナログスイッチ38、39のスイッチング用の端子にはインバータ35を介して接続されている。アナログスイッチ36、38の出力はそれぞれOPアンプ32、33に接続されており、OPアンプ32、33はそれぞれ抵抗24、25及び抵抗26、27と増幅器を構成している。そして増幅器のOPアンプ32、33の出力はそれぞれアナログスイッチ37、39を介して重送検出部に接続されている。重送検出部30は図示しないDAコンバータやCPUなどから構成されるものである。
【0020】
次に本実施例の重送検出装置の動作について説明する。図示しないステッピングモータ等による駆動源により、駆動ローラ11、12が回転し、用紙18が搬送路17を搬送されてくる。用紙18が発光素子15及び受光素子16上に到達すると、スイッチング素子20がONされ、発光素子15には抵抗21で制限された電流が流れ発光する。そして発光素子15からの光は用紙18により遮断されるが、一部の光は用紙18を透過し、受光素子16に到達する。透過した光量に応じた電流が受光素子16には流れ、抵抗28及びOPアンプ31で構成された電流検出回路によりI−V変換され、電圧Vaとして出力される。このOPアンプ31から出力された電圧Vaはコンパレータ34にて、あらかじめ設定されたVrefと比較され、Vrefよりも電圧が低い場合、すなわち用紙18が厚く透過率が低い場合、コンパレータの出力は“H”となり、アナログスイッチ36、37が導通状態となる。そしてOPアンプ31から出力された電圧Vaはアナログスイッチ36を通り、OPアンプ32と抵抗24、25から構成される増幅器により所定の高い増幅率で増幅され、アナログスイッチ37を経由し電圧Vbとして重送検出部に入力される。VrefよりもOPアンプ31から出力された電圧Vaが高い場合、すなわち用紙18が薄く透過率が高い場合、コンパレータ31の出力は“L”となり、アナログスイッチ38、39が導通状態となる。そしてOPアンプ31から出力された電圧Vaはアナログスイッチ38を通り、OPアンプ33と抵抗26、27から構成される増幅器により所定の低い増幅率で増幅され、アナログスイッチ39を経由し電圧Vbとして重送検出部30に入力される。そして重送検出部30では連続して搬送されてくる用紙18毎の電圧Vbを、重送の基準となる電圧と比較、もしくは連続的に搬送されてくる前後の用紙18同士での比較、すなわち前に搬送された用紙18の時の電圧Vb1と、次に搬送されてきた用紙18の時の電圧Vb2を比較等して、重送を検出する。
【0021】
抵抗28及びOPアンプ31で構成された電流検出回路によりI−V変換された電圧VaがVrefの近傍となる用紙18の場合、コンパレータ34の出力が重送検出部30にも入力されているので、重送検出部30はOPアンプ32から構成される増幅器、もしくはOPアンプ33から構成される増幅器のどちらによって増幅された電圧Vbであるか判断でき、演算処理することで重送を検出することができる。例えば、連続的に搬送されてくる前後の用紙18同士での比較、すなわち前に搬送された用紙18の時の電圧Vb1と、次に搬送されてきた用紙18の時の電圧Vb2を比較し重送検出を行う場合、前に搬送されてきた用紙18はOPアンプ32から構成される増幅器でa倍に増幅され、次に搬送されてきた用紙18はOPアンプ33から構成される増幅器でb倍に増幅されたとすると、重送検出部30にて演算し、Vb1/aとVb2/bを比較することで、重送を検出する。
【0022】
更には、抵抗28及びOPアンプ31で構成された電流検出回路によりI−V変換された電圧VaがVrefの近傍となる用紙18の場合、コンパレータ34の出力が頻繁に変化することを防止するために、コンパレータ34に抵抗22、23を用いてヒステリシスをもたせている。
【0023】
また、連続的に搬送されてくる前後の用紙18同士での比較、すなわち前に搬送された用紙18の時の電圧Vb1と、次に搬送されてきた用紙18の時の電圧Vb2を比較し重送検出を行う場合、例えば、先行のジョブで薄い用紙18を第一ホッパから印刷し、後続のジョブで厚い用紙を第二ホッパから連続的に印刷しようとしたとすると、厚い用紙18の受光素子16の出力が、薄い用紙18の重送時の受光素子出力と同等な出力となってしまい、誤検出をする可能性がある。よって厚みの異なる用紙が入ったホッパを切替えて、連続的に印刷する場合、切り替わった前後の用紙では重送検出を行わない。
【0024】
【発明の効果】
以上のように、請求項1及び請求項2にかかる発明によれば、ホッパを切替えて厚みの異なる用紙を、一旦印刷を中断させることなく、連続的に印刷することができる。請求項3にかかる発明によれば、受光素子出力の増幅率切替えの基準となる透過率の用紙を用いて印刷し、増幅率が頻繁に切替えられたとしても、安定して重送を検出することができる。請求項4にかかる発明によれば、受光素子出力の増幅率切替えの基準となる透過率の用紙を用いて印刷した場合でも、増幅率の切替えが頻繁におこらないようにすることができる。請求項5にかかる発明によれば、ホッパを切替えて厚みの異なる用紙を印刷する際に、重送の誤検出を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による重送検出回路の回路構成図。
【図2】本発明の一実施例による用紙搬送路に配置される重送検出機構の構成図。
【符号の説明】
11、12 駆動ローラ
13、14 従動ローラ
15 発光素子
16 受光素子
17 用紙搬送路
18 用紙
20 スイッチング素子
21、22、23、24、25、26、27 抵抗
28 可変抵抗
29 コンデンサ
30 重送検出部
31、32、33 OPアンプ
34 コンパレータ
35 インバータ
36、37、38、39 アナログスイッチ
【発明の属する技術分野】
本発明は、用紙搬送路上で用紙を一枚ずつ搬送する用紙搬送装置において、用紙の重送の有無を検出する重送検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
用紙を一枚ずつ分離して高速搬送する用紙搬送装置としては、レーザプリンタや複写機等の電子写真装置、印刷機、商品券やお札の枚数をカウントするカウンタが公知である。用紙を高速搬送する場合、2枚以上の用紙が重なって搬送される、重送が発生することがある。電子写真装置や印刷機などで重送が発生した場合は、用紙つまりやミスプリントの原因となり得、更に印刷物をそのまま製本した場合は不良品を製造してしまうことになる。また商品券やお札の枚数をカウントするカウンタなどで、重送が発生した場合、商品券やお札の枚数を正しくカウントできず、大問題にまで発展する恐れがある。
【0003】
そこで、このような恐れを防止するため、用紙搬送装置においては、重送検出装置が設けられ、この重送検知の方法においても様々な工夫がされている。
【0004】
用紙搬送用の上下のローラで用紙を挟み、用紙の厚みを検出し、規定以上の厚さである場合、重送と判断する方法や、用紙搬送路に用紙を挟む様に対向して、発光素子と受光素子を配置し、用紙の透過率を用いて重送を検出する方法などがある。前者は装置が複雑で高価になることや、装置自体の振動により、出力が安定しずらいことなどの理由で、後者である発光素子と受光素子で用紙の透過率を用いて重送を検出する方法が多く採用されている。
【0005】
従来の重送検出装置の例として、用紙搬送路に用紙を挟む様に対向して、第一の発光素子と第一の受光素子を配置し、更に第一の発光素子と第一の受光素子と同一の発光素子と受光素子を、用紙搬送路外に第二の発光素子と第二の受光素子として設けた構成のものがある。そして重送の基準値となる透過率を持つプラスチック板が第二の発光素子と第二の受光素子の間に挟まれており、第一の受光素子と第二の受光素子の出力をコンパレータで比較することで、用紙の重送を検出している(例えば、特許文献1参照。)。
【0006】
また、用紙搬送路に用紙を挟む様に対向して、発光素子と受光素子が配置され、この発光素子と受光素子により用紙を検出し、受光素子により得られた出力は増幅器を介して、基準電圧と比較され用紙の重送が検出される。このとき、用紙の厚さに応じて手動にて増幅率を変えることで、用紙の厚さに依存する透過率の違いに対応している(例えば、特許文献2参照。)。
【特許文献1】
特開平6−321390号公報 (第2−4頁、図3)
【特許文献2】
特開平8−48439号公報 (第2−4頁、図2)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
用紙の厚さにより透過率は著しく異なり、一般的に薄い用紙の透過率は大きく、厚い用紙の透過率は小さい。例えば、一般的な電子写真装置がサポートしている用紙の厚さにおいても、薄い用紙と厚い用紙で透過率が10倍以上異なる。つまり、薄い用紙の場合に受光素子から3Vの出力が得られるとすると、厚い用紙の場合は0.3V以下の出力しか得られない。
【0008】
上記特許文献1に記載の重送検出装置において、例えば厚い用紙1枚の時の受光素子の出力が0.4Vであるとすると、厚い用紙2枚の時の受光素子の出力は、厚い用紙一枚の時のほぼ半分である0.2Vとなる。 そして、この差を用いて重送を検出するためには、第二の受光素子から得られる出力を、重送の基準値となる0.3V程度にプラスチック板の透過率を設定する。しかしながら、厚い用紙1枚の時の受光素子の出力と重送の基準値との差は0.1Vであり、且つ厚い用紙2枚の時の受光素子の出力と重送の基準値との差も0.1Vであり、差が非常に少ないため、ノイズやコンパレータのオフセット電圧等の影響を受けやすくなり、重送を検出出来なかったり、重送を誤検出したりする可能性が高くなっている。
【0009】
そして上記特許文献2記載の重送検出装置は前記問題を解決する為に、受光素子からの出力に増幅器を持たせ、用紙の厚さに応じて増幅率を手動で切替えられる様になっている。つまり前記同様厚い用紙1枚の時、受光素子からは0.4Vしか得られないが、例えば10倍の増幅器を介した後の出力は4.0Vとなり、厚い用紙2枚の時も同様に、得られる出力は2.0Vとなる。十分に大きな出力差であるため、ノイズやコンパレータのオフセット電圧等の影響を受け難く、正確な重送検出が可能となる。
【0010】
一方、レーザプリンタは複数のホッパを所有し、各ホッパ毎に厚みやサイズの異なる用紙が数種類格納されている場合が多い。そして、ジョブ毎にホッパを連続的に切替えて様々なジョブを行っている。上記特許文献2記載の重送検出装置の場合、例えば、先行のジョブで薄い用紙を印刷し、後続のジョブで厚い用紙を連続的に印刷しようとしたとする。まず増幅器の増幅率を薄い用紙用に設定し印刷を開始する。先行のジョブ終了後、増幅器の増幅率を厚い用紙用に設定し直し、印刷を再開する。つまり用紙の厚みが変る毎に、一旦印刷を停止して、増幅器の増幅率を変更する必要があり、非常にスループットが低下する。
【0011】
本発明の目的は、ホッパを切替えて厚みの異なる用紙を、一旦印刷を中断させることなく、連続的に印刷することができ、且つ重送の誤検出を防ぐことができる用紙搬送装置の重送検出装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため請求項1の発明は、搬送路上を多数枚の用紙が一枚ずつ分けて連続的に搬送される用紙搬送装置内に、発光素子及び受光素子が前記搬送路上を搬送される用紙を挟んで対向的に配置され、前記受光素子の出力を増幅器で増幅し、増幅された出力を重送検出部に入力して用紙の重送を検出する重送検出装置において、前記受光素子からの出力を増幅する際に、該受光素子から得られる出力の大きさに応じて、前記増幅器の増幅率を増幅率切替え手段で自動的に複数段に切替えることを特徴とする。
【0013】
請求項2の発明は、請求項1に記載の重送検出装置において、増幅器の増幅率切替え手段がコンパレータ、OPアンプ、及びアナログスイッチから構成され、受光素子の出力の大きさに応じ、1個以上のコンパレータが2個以上のアナログスイッチを用いてOPアンプから構成される増幅率の異なる複数の増幅器を切替え選択することを特徴とする。
【0014】
請求項3の発明は、請求項1に記載の重送検出装置において、コンパレータの出力を重送検出部へ入力し、受光素子の出力がどの増幅率の増幅器で増幅されているかを重送検出部が判別することを特徴とする。
【0015】
請求項4の発明は、請求項1に記載の重送検出装置において、コンパレータにヒステリシスをもたせたことを特徴とする。
【0016】
請求項5の発明は、請求項1に記載の重送検出装置において、連続的に搬送されてくる前後の用紙同士を比較して重送の検出を行う場合、用紙の厚みを切替えた際は、厚みの異なる前後の用紙同士の比較による重送の検出を行わないことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
図2は本発明の一実施例にあたる用紙搬送装置の重送検出装置の構成図である。図1はその重送検出装置の重送検出回路の回路構成図である。
【0018】
先ず図2を用いて用紙搬送装置の重送検出装置の構成について説明する。用紙18が搬送される搬送路17には、用紙搬送を行う駆動ローラ11、12が設けられ、図示しないステッピングモータ等による駆動源により、用紙搬送方向に駆動される。また、これらの駆動ローラ11、12に対向する位置には、それぞれ従動ローラ13、14が設けられている。駆動ローラ11と駆動ローラ12の間には発光ダイオードに代表される発光素子15が設けられ、用紙搬送路17を挟み、発光素子15と対向するように、フォトダイオードに代表される受光素子16が設けられている。ここで、発光素子15の光軸は搬送路17上の用紙18に対して垂直になるよう設置され、受光素子16も同様に受光部が発光素子17からの光軸と一致するように設置されている。
【0019】
次に図1を用いて重送検出装置の重送検出回路の構成について説明する。発光素子15のアノードは電流制限用の抵抗21を介してVCCと接続され、発光素子15のカソードはスイッチング素子20を介してGNDに接続されている。受光素子16のアノードは接地され、カソードはOPアンプ31及び可変抵抗28から構成される電流検出回路に接続されている。電流検出回路の可変抵抗28は受光素子16のバラツキを吸収するための調整用であり、ノイズ除去用のコンデンサ29が並列接続されている。電流検出回路のOPアンプ31の出力はアナログスイッチ36、38及びコンパレータ34に接続されている。コンパレータ34ではあらかじめ設定された電圧VrefとOPアンプ31の出力を比較し、“H”もしくは“L”を出力する。またこのコンパレータ34には抵抗22、23によってヒステリスをもたせている。このコンパレータ34の出力はアナログスイッチ36、37のスイッチング用の端子及び重送検出部30に接続され、アナログスイッチ38、39のスイッチング用の端子にはインバータ35を介して接続されている。アナログスイッチ36、38の出力はそれぞれOPアンプ32、33に接続されており、OPアンプ32、33はそれぞれ抵抗24、25及び抵抗26、27と増幅器を構成している。そして増幅器のOPアンプ32、33の出力はそれぞれアナログスイッチ37、39を介して重送検出部に接続されている。重送検出部30は図示しないDAコンバータやCPUなどから構成されるものである。
【0020】
次に本実施例の重送検出装置の動作について説明する。図示しないステッピングモータ等による駆動源により、駆動ローラ11、12が回転し、用紙18が搬送路17を搬送されてくる。用紙18が発光素子15及び受光素子16上に到達すると、スイッチング素子20がONされ、発光素子15には抵抗21で制限された電流が流れ発光する。そして発光素子15からの光は用紙18により遮断されるが、一部の光は用紙18を透過し、受光素子16に到達する。透過した光量に応じた電流が受光素子16には流れ、抵抗28及びOPアンプ31で構成された電流検出回路によりI−V変換され、電圧Vaとして出力される。このOPアンプ31から出力された電圧Vaはコンパレータ34にて、あらかじめ設定されたVrefと比較され、Vrefよりも電圧が低い場合、すなわち用紙18が厚く透過率が低い場合、コンパレータの出力は“H”となり、アナログスイッチ36、37が導通状態となる。そしてOPアンプ31から出力された電圧Vaはアナログスイッチ36を通り、OPアンプ32と抵抗24、25から構成される増幅器により所定の高い増幅率で増幅され、アナログスイッチ37を経由し電圧Vbとして重送検出部に入力される。VrefよりもOPアンプ31から出力された電圧Vaが高い場合、すなわち用紙18が薄く透過率が高い場合、コンパレータ31の出力は“L”となり、アナログスイッチ38、39が導通状態となる。そしてOPアンプ31から出力された電圧Vaはアナログスイッチ38を通り、OPアンプ33と抵抗26、27から構成される増幅器により所定の低い増幅率で増幅され、アナログスイッチ39を経由し電圧Vbとして重送検出部30に入力される。そして重送検出部30では連続して搬送されてくる用紙18毎の電圧Vbを、重送の基準となる電圧と比較、もしくは連続的に搬送されてくる前後の用紙18同士での比較、すなわち前に搬送された用紙18の時の電圧Vb1と、次に搬送されてきた用紙18の時の電圧Vb2を比較等して、重送を検出する。
【0021】
抵抗28及びOPアンプ31で構成された電流検出回路によりI−V変換された電圧VaがVrefの近傍となる用紙18の場合、コンパレータ34の出力が重送検出部30にも入力されているので、重送検出部30はOPアンプ32から構成される増幅器、もしくはOPアンプ33から構成される増幅器のどちらによって増幅された電圧Vbであるか判断でき、演算処理することで重送を検出することができる。例えば、連続的に搬送されてくる前後の用紙18同士での比較、すなわち前に搬送された用紙18の時の電圧Vb1と、次に搬送されてきた用紙18の時の電圧Vb2を比較し重送検出を行う場合、前に搬送されてきた用紙18はOPアンプ32から構成される増幅器でa倍に増幅され、次に搬送されてきた用紙18はOPアンプ33から構成される増幅器でb倍に増幅されたとすると、重送検出部30にて演算し、Vb1/aとVb2/bを比較することで、重送を検出する。
【0022】
更には、抵抗28及びOPアンプ31で構成された電流検出回路によりI−V変換された電圧VaがVrefの近傍となる用紙18の場合、コンパレータ34の出力が頻繁に変化することを防止するために、コンパレータ34に抵抗22、23を用いてヒステリシスをもたせている。
【0023】
また、連続的に搬送されてくる前後の用紙18同士での比較、すなわち前に搬送された用紙18の時の電圧Vb1と、次に搬送されてきた用紙18の時の電圧Vb2を比較し重送検出を行う場合、例えば、先行のジョブで薄い用紙18を第一ホッパから印刷し、後続のジョブで厚い用紙を第二ホッパから連続的に印刷しようとしたとすると、厚い用紙18の受光素子16の出力が、薄い用紙18の重送時の受光素子出力と同等な出力となってしまい、誤検出をする可能性がある。よって厚みの異なる用紙が入ったホッパを切替えて、連続的に印刷する場合、切り替わった前後の用紙では重送検出を行わない。
【0024】
【発明の効果】
以上のように、請求項1及び請求項2にかかる発明によれば、ホッパを切替えて厚みの異なる用紙を、一旦印刷を中断させることなく、連続的に印刷することができる。請求項3にかかる発明によれば、受光素子出力の増幅率切替えの基準となる透過率の用紙を用いて印刷し、増幅率が頻繁に切替えられたとしても、安定して重送を検出することができる。請求項4にかかる発明によれば、受光素子出力の増幅率切替えの基準となる透過率の用紙を用いて印刷した場合でも、増幅率の切替えが頻繁におこらないようにすることができる。請求項5にかかる発明によれば、ホッパを切替えて厚みの異なる用紙を印刷する際に、重送の誤検出を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による重送検出回路の回路構成図。
【図2】本発明の一実施例による用紙搬送路に配置される重送検出機構の構成図。
【符号の説明】
11、12 駆動ローラ
13、14 従動ローラ
15 発光素子
16 受光素子
17 用紙搬送路
18 用紙
20 スイッチング素子
21、22、23、24、25、26、27 抵抗
28 可変抵抗
29 コンデンサ
30 重送検出部
31、32、33 OPアンプ
34 コンパレータ
35 インバータ
36、37、38、39 アナログスイッチ
Claims (5)
- 搬送路上を多数枚の用紙が一枚ずつ分けて連続的に搬送される用紙搬送装置内に、発光素子及び受光素子が前記搬送路上を搬送される用紙を挟んで対向的に配置され、前記受光素子の出力を増幅器で増幅し、増幅された出力を重送検出部に入力して用紙の重送を検出する重送検出装置において、前記受光素子からの出力を増幅する際に、該受光素子から得られる出力の大きさに応じて、前記増幅器の増幅率を増幅率切替え手段で自動的に複数段に切替えることを特徴とする重送検出装置。
- 前記増幅器の増幅率切替え手段がコンパレータ、OPアンプ、及びアナログスイッチから構成され、前記受光素子の出力の大きさに応じ、1個以上のコンパレータが2個以上のアナログスイッチを用いて、OPアンプから構成される増幅率の異なる複数の増幅器を切替え選択することを特徴とする請求項1に記載の重送検出装置。
- 前記コンパレータの出力を前記重送検出部へ入力し、前記受光素子の出力がどの増幅率の増幅器で増幅されているかを重送検出部が判別することを特徴とする請求項1に記載の重送検出装置。
- 前記コンパレータはヒステリシスを有していることを特徴とする請求項1に記載の重送検出装置。
- 連続的に搬送されてくる前後の用紙同士を比較して重送の検出を行う場合、用紙の厚みを切替えた際は、厚みの異なる前後の用紙同士の比較による重送の検出を行わないことを特徴とする請求項1に記載の重送検出装置。
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