JP2004247752A - クローズドマニュファクチャリング装置およびこの装置を用いて被洗浄基板を処理する方法 - Google Patents
クローズドマニュファクチャリング装置およびこの装置を用いて被洗浄基板を処理する方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004247752A JP2004247752A JP2004119151A JP2004119151A JP2004247752A JP 2004247752 A JP2004247752 A JP 2004247752A JP 2004119151 A JP2004119151 A JP 2004119151A JP 2004119151 A JP2004119151 A JP 2004119151A JP 2004247752 A JP2004247752 A JP 2004247752A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrate
- cleaning
- cleaned
- cleaning liquid
- closed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
- Cleaning Or Drying Semiconductors (AREA)
Abstract
【解決手段】被洗浄基板2を密閉容器3内に配置し、外気から遮断して洗浄することができる密閉型洗浄装置1を具備するとともに、基板2に対して不活性なガスを充填した密閉容器3内を搬送して次のプロセスステップに送るクローズドマニュファクチャリング装置であって、前記密閉型洗浄装置1は、少なくとも、被洗浄基板2を水平状態で保持するとともに、回転することを可能とする回転保持手段7と、前記被洗浄基板2に向けて洗浄液を噴射する洗浄液噴射手段14とを具備する。
【選択図】図1
Description
また、さらに本発明は洗浄に消費される洗浄液量の大幅な低減を可能とすることをも目的としている。
被洗浄基板を水平状態で保持するとともに、回転することを可能とする回転保持手段と、
前記被洗浄基板の下方に位置し、被洗浄基板の裏面に向けて高周波または超音波を印加した洗浄液を噴射する第一洗浄液噴射手段と、
前記被洗浄基板の上方に位置し、被洗浄基板の表面に向けて高周波あるいは超音波が印加されていない洗浄液を噴射する第二洗浄液噴射手段と、
を具備することを特徴とする密閉型洗浄装置である。
したがって、密閉容器内の雰囲気制御および置換を容易にすることができ、洗浄後の清浄な基板表面を維持できるとともに、洗浄工程のスループットを向上させることができる。
また、振動子は下方に配置されるので、振動子直下に気泡が溜るといった問題が生じることはなく、洗浄液の節約も可能である。
このように、被洗浄基板を回転させるだけでなく、洗浄液噴射手段との間で相対的に水平動できるようにすれば、一層効率的に被洗浄基板を洗浄することができる。
このように、密閉容器に不活性なガスを供給および排気できるようにすれば、密閉容器内の雰囲気制御、置換は容易に行うことができる。
これにより、密閉型洗浄装置の洗浄が行われる密閉容器内、特に基板の上部を単純化、低容量化することができ、密閉容器内の雰囲気制御および置換を容易に行うことができる。したがって、洗浄後の清浄な基板表面を維持できるとともに、洗浄のスループットを向上することができる。
さらに本発明の付随的な効果としては、洗浄に消費される洗浄液量の大幅な低減が可能となる。
本発明者らは、クローズドマニュファクチャリングを実現すべく、枚葉式で精密基板を洗浄する洗浄装置を、密閉型とする場合において、洗浄が行われる密閉容器内、特に基板の上部を単純化、低容量化すべく、種々検討した結果本発明を完成させたもので、その具体的な一構成例を図1、図2に示した。
この装置において、密閉容器3の下方ほぼ中央部から容器内に筒状固定軸5が挿入されており、この筒状固定軸5に軸受け6を介して回転支持部材7が該固定軸を中心にして回転自在に支持されている。この回転支持部材7の上端部には、被洗浄基板2を水平状態で保持するテーブル4が連結されており、下端部には、これを囲繞するように駆動モータ8が配置されている。
そして、洗浄液供給管14から洗浄液を供給すれば、上部ノズル15から被洗浄基板2の表面に向けて洗浄液を噴射することができるようになっている。
すなわち、密閉容器3の天井部には、ガス供給口18が開口しており、これにバルブ19、流量計20を経て、ガスラインが配管されている。
一方、密閉容器3の底部には、ガス排気口21が開口しており、これに排気流量調整装置22、例えばマスフローコントローラが接続されている。
まず、密閉容器3の側面のゲートバルブ23を開き、不図示の基板ハンドリング装置によって、被洗浄基板2をテーブル4上にセットする。この時、被洗浄基板に例えばデバイスを作製する主面がある場合、いずれを上面(表面)としてセットするかについては、本発明では、表面も裏面も同時に洗浄できるので、いずれを上面としてセットしても洗浄することができる。ただし、裏面側はテーブル4との接触が避けられないので、主面は上面として洗浄するほうが好ましい。
次に、密閉容器3にガス供給口18から被洗浄基板2に対して不活性なガスを導入し、ガス排気口21から排気することによって、密閉容器内を所望ガスに置換する。供給するガスとしては、アルゴン、ヘリウム等の不活性ガス、窒素等が挙げられるが、洗浄する基板の種類によっては、酸素等との混合ガスとしても良く、洗浄基板の種類、洗浄目的に応じ選択すれば良い。
この場合、置換時間をより短縮するため、基板をセット後、密閉容器内を真空引きするようにしても良い。
テーブル4を回転させることによって、被洗浄基板2を回転させると同時に、上部ノズル15および下部ノズル9から洗浄液を噴射する。基板の表面側は、上部ノズル15から供給される洗浄液によって洗浄され、基板の裏面側は、下部ノズル9から噴出する、高周波あるいは超音波が印加された洗浄液によって洗浄液される。
また、用いられる洗浄液についても、特に限定されるものではなく、酸、アルカリ、有機溶剤、純水等いずれも用いることができ、被洗浄基板の種類、洗浄目的等から適切なものを選択すればよい。
また、洗浄終了時においては、供給する不活性ガスの流量を増加させ、ミスト等を密閉容器外に素早く排出し、置換時間を短縮するのも有効である。
このように、被洗浄基板を回転させるだけでなく、洗浄液噴射手段との間で相対的に水平動できるようにすれば、一層効率的に被洗浄基板を洗浄することができるし、例え洗浄液を噴出するノズルの長さが、被洗浄基板の径に比し、小さくても基板の全面を洗浄することができる。
5…筒状固定軸、 6…軸受け、 7…回転支持部材、 8…駆動モータ、
9…下部ノズル、 10…噴射口、 11…振動子、 12…洗浄液供給管、
13…給電ケーブル、 14…洗浄液供給管、 15…上部ノズル、
16…噴射口、 17…洗浄液、 18…ガス供給口、 19…バルブ、
20…流量計、 21…ガス排気口、 22…排気流量調整装置、
23…ゲートバルブ。
Claims (6)
- 少なくとも、被洗浄基板を密閉容器内に配置し、外気から遮断して洗浄することができる密閉型洗浄装置を具備するとともに、基板に対して不活性なガスを充填した密閉容器内を搬送して次のプロセスステップに送るクローズドマニュファクチャリング装置であって、前記密閉型洗浄装置は、少なくとも、
被洗浄基板を水平状態で保持するとともに、回転することを可能とする回転保持手段と、
前記被洗浄基板に向けて洗浄液を噴射する洗浄液噴射手段と、
を具備することを特徴とするクローズドマニュファクチャリング装置。 - 前記密閉型洗浄装置の洗浄液噴射手段は、
前記被洗浄基板の下方に位置し、振動子が配置され、被洗浄基板の裏面に向けて超音波を印加した洗浄液を噴射する第一洗浄液噴射手段と、
前記被洗浄基板の上方に位置し、振動子が配置されず、被洗浄基板の表面に向けて超音波が印加されていない洗浄液を噴射する第二洗浄液噴射手段と、
を具備することを特徴とする請求項1に記載したクローズドマニュファクチャリング装置。 - 前記密閉型洗浄装置の回転保持手段、第一洗浄液噴射手段、第二洗浄液噴射手段のうち、いずれか一つ以上の手段が、水平動可能に構成されている、
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のクローズドマニュファクチャリング装置。 - 前記密閉型洗浄装置の密閉容器には、被洗浄基板に対し不活性なガスを供給するガス供給手段と、ガス排気手段とが接続されている、
ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のクローズドマニュファクチャリング装置。 - 前記ガス供給手段およびガス排気手段は、ガス流量調整装置を具備する、ことを特徴とする請求項4に記載のクローズドマニュファクチャリング装置。
- 前記請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載のクローズドマニュファクチャリング装置を用いて、被洗浄基板を処理する方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004119151A JP2004247752A (ja) | 2004-04-14 | 2004-04-14 | クローズドマニュファクチャリング装置およびこの装置を用いて被洗浄基板を処理する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004119151A JP2004247752A (ja) | 2004-04-14 | 2004-04-14 | クローズドマニュファクチャリング装置およびこの装置を用いて被洗浄基板を処理する方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25275097A Division JP3565690B2 (ja) | 1997-09-02 | 1997-09-02 | 密閉型洗浄装置およびこの装置を用いて精密基板を洗浄する方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004247752A true JP2004247752A (ja) | 2004-09-02 |
Family
ID=33028596
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004119151A Pending JP2004247752A (ja) | 2004-04-14 | 2004-04-14 | クローズドマニュファクチャリング装置およびこの装置を用いて被洗浄基板を処理する方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004247752A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008288541A (ja) * | 2007-04-19 | 2008-11-27 | Pre-Tech Co Ltd | 枚葉式洗浄装置 |
US8501025B2 (en) | 2010-03-31 | 2013-08-06 | Dainippon Screen Mfg. Co., Ltd. | Substrate treatment apparatus and substrate treatment method |
WO2014050428A1 (ja) * | 2012-09-26 | 2014-04-03 | 東京エレクトロン株式会社 | 基板洗浄装置及び基板洗浄方法 |
CN105170550A (zh) * | 2015-09-08 | 2015-12-23 | 京东方科技集团股份有限公司 | 清洗装置和蚀刻系统 |
-
2004
- 2004-04-14 JP JP2004119151A patent/JP2004247752A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008288541A (ja) * | 2007-04-19 | 2008-11-27 | Pre-Tech Co Ltd | 枚葉式洗浄装置 |
US8501025B2 (en) | 2010-03-31 | 2013-08-06 | Dainippon Screen Mfg. Co., Ltd. | Substrate treatment apparatus and substrate treatment method |
US9899240B2 (en) | 2010-03-31 | 2018-02-20 | SCREEN Holdings Co., Ltd. | Substrate treatment apparatus |
WO2014050428A1 (ja) * | 2012-09-26 | 2014-04-03 | 東京エレクトロン株式会社 | 基板洗浄装置及び基板洗浄方法 |
CN105170550A (zh) * | 2015-09-08 | 2015-12-23 | 京东方科技集团股份有限公司 | 清洗装置和蚀刻系统 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3322853B2 (ja) | 基板の乾燥装置および洗浄装置並びに乾燥方法および洗浄方法 | |
JP5016351B2 (ja) | 基板処理システム及び基板洗浄装置 | |
TWI558476B (zh) | 基板清潔方法及基板清潔裝置 | |
JPH1154471A (ja) | 処理装置及び処理方法 | |
JP5385628B2 (ja) | 基板処理方法および基板処理装置 | |
JPH09186123A (ja) | 基板洗浄方法及びその装置 | |
JP2010027816A (ja) | 基板処理方法および基板処理装置 | |
KR102328464B1 (ko) | 기판 처리 방법 및 기판 처리 장치 | |
JP2944598B2 (ja) | 洗浄装置および精密基板を洗浄する方法 | |
CN111095494B (zh) | 基板处理方法及基板处理装置 | |
JP4767204B2 (ja) | 基板処理方法および基板処理装置 | |
JP2011204712A (ja) | 基板処理方法および基板処理装置 | |
US20080053488A1 (en) | Substrate treatment apparatus and substrate treatment method | |
JP2009021409A (ja) | 凍結処理装置、凍結処理方法および基板処理装置 | |
JP2000147787A (ja) | 現像方法及び現像装置 | |
JP2013168422A (ja) | 基板処理方法および基板処理装置 | |
JP3565690B2 (ja) | 密閉型洗浄装置およびこの装置を用いて精密基板を洗浄する方法 | |
JP6940281B2 (ja) | 基板処理装置および基板処理方法 | |
JP2004247752A (ja) | クローズドマニュファクチャリング装置およびこの装置を用いて被洗浄基板を処理する方法 | |
WO2014050428A1 (ja) | 基板洗浄装置及び基板洗浄方法 | |
JP2011210933A (ja) | 基板処理方法および基板処理装置 | |
JPH1126547A (ja) | ウエット処理装置 | |
JP2000100763A (ja) | 基板表面の処理装置 | |
JP2000208466A (ja) | 基板処理方法および基板処理装置 | |
JP2006273671A (ja) | ルツボ洗浄装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20040811 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060922 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061003 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061128 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070501 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070904 |