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JP2004247072A - 面光源装置 - Google Patents

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JP2004247072A
JP2004247072A JP2003032835A JP2003032835A JP2004247072A JP 2004247072 A JP2004247072 A JP 2004247072A JP 2003032835 A JP2003032835 A JP 2003032835A JP 2003032835 A JP2003032835 A JP 2003032835A JP 2004247072 A JP2004247072 A JP 2004247072A
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light guide
guide plate
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Yutaka Fukuda
豊 福田
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Funai Electric Co Ltd
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Funai Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】部品数が少ない面状光源装置を構成することで、面状光源装置全体としての部品コストおよび組み立て作業コストを削減する。
【解決手段】導光層10の反射面102に複数の光拡散ドット5aを印刷し、この表面に光反射性材料を用いて反射層20を形成する。さらに反射層20の表面に遮光層30を形成することで、導光板1を形成する。導光板1の出光面101側に、二枚のプリズムシート3a,3bと拡散板4とを配置し、導光板1に対して所定の位置に光源11およびランプリフレクタ12を配置する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、液晶表示装置等のバックライトに利用する面光源装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の、面光源装置について図を参照して説明する。
【0003】
図11は、従来の面光源装置の主要部の構成を示す分解斜視図であり、(a),(b)ではプリズムシート3a,3bの配置が異なる。
また、図12(a)は、図11(a)に示す面光源装置の分解部分断面図であり、図12(b)〜(d)は他の構成の面光源装置の分解部分断面図である。
図11(a)、図12(a)に示すように、面光源装置は、側面103から入射された光を出光面101に導く透光性の導光板1と、該導光板の出光面101に接するように配置された二枚のプリズムシート3b,3aと、プリズムシート3aの上面に配置された光拡散板4と、導光板1の出光面101に対向する反射面102に設けられた複数の光拡散ドット5aと、反射面102に接するように配置された反射板2と、導光板1の側面103に沿って配置された管状体の光源11と、光源11が発する光を反射して側面103から導光板1へ入射させるランプリフレクタ12とからなる。
【0004】
光源11で発生した光は、直接またはランプリフレクタ12での反射を介して、側面103から導光板1に入射される。導光板1に入射された光は、出光面101に達して外部に出射される。ここで、導光板11の反射面102には、複数の光拡散ドット5aが所定の形状およびピッチで設けられており、導光板1に入射した光が出光面101全体で均一になるように拡散される。このように拡散された光が、反射面102に設置された反射板2で反射され出光面101に導かれる。次に、出光面101を出射した面状光は、プリズムシート3b,3aにより出光面101の法線方向に集光される。このように出光面101の法線方向に集光された面状光は、光拡散板4を介することでさらに拡散され、光拡散ドット5aによる輝度ムラを抑制し、均一な面状光を形成する。
【0005】
図12(b)の面光源装置は、導光板1の反射面102に光拡散用の凹部5bが複数設けられたものであり、他の構成は図12(a)の面光源装置と同じである。
また、図12(c)の面光源装置は、導光板1の反射面102を出光面101に対して所定の角度で傾斜させたものであり、他の構成は図12(a)の面光源装置と同じである。
また、図12(d)の面光源装置は、出光面101に拡散板4、プリズムシート3b,3aが順に積層配置されたものであり、他の構成は図12(a)の面光源装置と同じである。
【0006】
このような各種の面光源装置は、反射板2、導光板1、プリズムシート3a,3b、光拡散板4を所定の順に積層配置し、導光板1の側面103に沿って光源11を設置し、光源11に対して所定位置となるようにランプリフレクタ12を設置して、これらを図示されていないフレームに収めることで形成される。
【0007】
また、従来の面光源装置としては図13(a),(b)に示す構造のものもある。
図13(a),(b)は従来の他の面光源装置の構造を示す分解部分断面図である。
図13(a)に示す面光源装置は、導光板1の出光面101に所定形状のプリズムを形成し、導光板1の反射面102を出光面101に対して所定の角度に傾斜させて形成したものである。また、反射面102に光拡散ドットを印刷することなく、反射面102に所定形状の凹部5bを複数設けることで光を拡散させたものである。
【0008】
このように導光板1の出光面101にプリズムを構成することで、出光面102側に配置するシートを単一のプリズムシートと光拡散板のみにした構造の面光源装置もある(例えば、特許文献1、特許文献2参照。)。
【0009】
また、図13(b)に示すように反射面102にプリズムを形成した面光源装置もある。
【0010】
また、光拡散ドットや凹部を設けることなく、光拡散シートを導光板の反射面側に設置させた構造の面光源装置もある(例えば、特許文献3参照。)。
【0011】
【特許文献1】
特開平8−286043号公報
【特許文献2】
特開2000−221329号公報
【特許文献3】
特開2002−71965号公報
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このような従来の面光源装置は、上述のように複数の部品を組み合わせて構成されており、これらを作業者が手作業で組み立てていくため、作業工程数が多くなってしまう。また、これにともない、それぞれのシートや板の間に小さなゴミ等が付着することがあった。このようにゴミ等が付着すると、装置から出射される面状光にムラが生じたり、付着したゴミが映し出されてしまうため、面光源として使用することができなくなってしまう。このため、再度組み立て直しを行わなければならない場合もあった。
【0013】
また、部品数が多いため、その分、面光源装置全体としての部品コストも高くなってしまう。
【0014】
この発明の目的は、部品数が少ない面光源装置を構成することで、面光源装置全体としての部品コストおよび組み立て作業コストを削減することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
この発明の面光源装置の導光板は、光が出射する出光面を有する透光性の導光層と、該導光層の出光面に対向する面で導光板からの光を反射する反射層とから一体形成されていることを特徴としている。
【0016】
この構成では、導光板における導光層の出光面に対向する面が光を反射する機能を有するので、別途反射板を設ける必要がなくなる。すなわち、反射板を省略することができる。
【0017】
また、この発明の面光源装置の導光板は、前記反射層の表面、すなわち導光層に接する面と対向する面側に遮光層が一体形成されていることを特徴としている。
【0018】
この構成では、導光板の反射層を透過してしまう光を遮光層が遮光し、光反射効率が高められる。また、反射層がフレーム等に直接接触しないように保護されるので、反射層に傷がつくことが抑制される。さらには、遮光板を設けなくても、高い光反射効率が得られる。
【0019】
また、この発明の面光源装置の導光板は、導光層と反射層との間に拡散層が一体形成されていることを特徴としている。
【0020】
この構成では、導光板に入射した光および反射層で反射された光が、拡散層により拡散されるので、さらに均一な面光源が形成される。また、拡散シートを別途設けることなく、高い光拡散効果が得られる。
【0021】
また、この発明の面光源装置は、導光板の出光面の法線方向に集光するプリズム層と光を拡散させる光拡散層とを一体形成した合成シートを導光板の出光面側に配置したことを特徴としている。
【0022】
この構成では、プリズム層と光拡散層とが単一の合成シートの表裏面に形成されているので、1枚のシートで集光と拡散とが行われ、上述の部品削減効果とともに、さらに部品数が削減される。
【0023】
【発明の実施の形態】
第1の実施形態に係る面光源装置について図を参照して説明する。
【0024】
図1は本実施形態に係る面光源装置の主要部の構成を示す分解斜視図である。また、図2は図1に示す面光源装置の分解部分断面図である。なお、図2において、光拡散ドット5aは、代表のものに記号を符し、他のものには記号を省略した。
【0025】
図1、図2に示すように、面光源装置は、側面103から入射された光を出光面101に導く導光板1と、該導光板の出光面101に接するように配置された二枚のプリズムシート3b,3aと、プリズムシート3aの上面に配置された光拡散板4と、導光板1の側面103に沿って配置された管状体の光源11と、光源11が発する光を反射して側面103から導光板1へ入射させるランプリフレクタ12とからなり、これらが図示されていないフレームに収納されている。
【0026】
導光板1は、透光性の導光層10と、導光層10から入射される光を反射する反射層20と、導光層10から入射され反射層20を透過する光を遮光する遮光層30とから構成される。また、導光層10の反射層20側の面(反射面)102には、複数の光拡散ドット5aが所定の形状で印刷されている。
【0027】
このような構成の導光板1は次に示すような方法で形成される。
まず、アクリル(PMMA)やポリカーボネート(PC)等からなる透光性基材を所定の面積および厚さに成形することで、導光層10を形成し、該導光層10の一方の面(反射面)102に、複数の光拡散ドット5aを、例えば乳白色のインクを用いて印刷する。この光拡散ドット5aは、導光層10の反射面102全体に所定のパターンで印刷されている。この印刷パターンは、各光拡散ドット5aに光が当たり拡散することで、導光層10の出光面101に均一に光が導かれるように設定されており、例えば、側面103に近い部分では小さいドットが印刷され、離れていくに従い大きなドットが印刷されている。
【0028】
次に、このように光拡散ドット5aが印刷された面102の全面にポリエチレンテレフタレート(PET)等を主材とする光反射性を有する樹脂膜を所定の厚みで形成する。この際、樹脂膜の形成には、転写法、塗装法、印刷法、接着法等を用いる。このように光反射性を有する樹脂膜を形成することで、導光層10の一方の面(反射面)102に反射層20を形成する。
【0029】
次に、この反射層20の表面、すなわち導光層10に接する面に対向する面に、PET、シリコンゴム、ポリウレタン等からなる膜を所定の厚みで形成する。この膜には、反射層20を通過する光を完全に遮光するように所定の色が付けられている。このように遮光性を有する膜を形成することで、反射層20の表面に遮光層30を形成する。
【0030】
このように導光層10、反射層20、および遮光層30を一体形成した導光板1の出光面101側に、該出光面101の法線方向に集光する、プリズムシート3b,3aを順に配置する。ここで、プリズムシート3a,3bには、それぞれ断面略三角形のプリズムが平行を保って多数並んで形成されており、例えば図に示すように、プリズムシート3aは、そのプリズムの稜線が光源11の軸方向に平行な方向となるように配置され、プリズムシート3bは、そのプリズムの稜線が光源11の軸方向に垂直な方向となるように配置される。
【0031】
次に、導光板1、プリズムシート3b,3aを順に積層配置した上面に光拡散板4を配置する。そして、導光板1に対して所定の位置に冷陰極管ランプ(CFL)等の光源11を配置し、この光源11から全円周方向に発する光を効果的に導光板1に入射させるようにランプリフレクタ12を配置する。
【0032】
このような構成とすることで、導光板に予め反射層が一体形成されているため、面光源装置を構成する部品数を削減することができる。これにより、面光源装置の部品コストを低減することができるとともに、作業工程数が減少するので、作業コストを低減することができる。さらに、別途反射板を設けた場合には、導光板と反射板との間にゴミ等が付着する可能性があるが、予めこれらが一体形成されているので、この層間でのゴミ付着はなくなり、歩留まりが向上する。
【0033】
また、反射層の外面にさらに遮光層を形成することで、高い光反射効率を得ることができるとともに、反射層が支持フレームに直接接触することがなくなるので、反射層に傷が生じることによる反射性能の劣化を防止することができる。さらに、これらが一体形成されていることにより、高い光反射効率、高いシート保護性を有しながら、作業コストの増加を抑制することができる。
【0034】
なお、上述の反射層20および遮光層30に所定の着色を行うことで、出光面101から出射される光を色度調整することもできる。これにより、例えば、面光源装置をバックライトとし、透過型の液晶表示装置に組み込んだ場合、バックライトの色を調整することができるので、所望の背景色に設定して液晶表示装置を製造することができる。
【0035】
また、本実施形態では、プリズムシート3b,3aの順に配置したが、プリズムシート3a,3bの順に配置してもよい。
【0036】
また、プリズムが下向きになるようにして、プリズムシート3b,3aの順で配置してもよい。
【0037】
また、本実施形態では、導光板1の出光面101側に二つのプリズムシート3b,3aを配置した面光源装置を示したが、図3に示すように、導光板1の出光面101にプリズムを形成することで、プリズムシート3bを省略した構成にしてもよい。このような構成とすることで、さらに部品数を削減することができる。
【0038】
また、導光板1の反射面102に複数のドット5aを印刷する代わりに、導光板1における導光層10の反射面102に複数の凹部5bを設けた構成にしてもよく、さらには反射面102が出光面101に対して所定の角度を有するように形成された構成にしてもよい。
【0039】
次に、第2の実施形態に係る面光源装置について図を参照して説明する。
図4は本実施形態に係る面光源装置の主要部の構成を示す分解斜視図である。また、図5は、図4に示した面光源装置の分解部分断面図である。
図4、図5に示す面光源装置は、導光板1が、導光層10、反射層20、遮光層30、拡散層40、および複数の光拡散ドット5aからなるものであり、他の構成は、図1、図2に示した面光源装置と同じである。
【0040】
本実施形態に示す導光板1は、まず、透光性基材で導光層10を形成し、該導光層10の一方の面(反射面)102に複数の光拡散ドット5aを印刷する。次に、導光層10における反射面102に、Pd,Fe,Cr,Al,Ag,Ni等の金属の合金片、微粒子、アクリル等の樹脂ビーズ、反射発光性物質、蛍光顔料等を含む材料を、蒸着法、スパッタ法、転写法、メッキ法、塗装法、印刷法、接着法等の方法を用いて膜状に形成し、拡散層40を形成する。そして、拡散層40の表面に、第1の実施形態で示した方法を用いて、反射層20および遮光層30を形成する。
【0041】
このような構成とすることで、導光層10内を通り反射面102に到達した光は、複数の光拡散ドット5aおよび拡散層40により拡散される。また、反射層20により反射された光は、拡散層40を通過することでさらに拡散されるので、出光面101全体に、より均一に光が導かれる。
【0042】
また、このように出光面全体に均一に光を導くことができるようにしながらでも、導光板が導光層と拡散層と反射層との一体形成からなることにより、作業工程数が増加することを抑制することができる。すなわち、少ない作業工程数で、光の面均一度が非常に優れた面光源装置を構成することができる。
【0043】
なお、本実施形態についても、第1の実施形態の場合と同様に、図6に示すように、導光板1の出光面にプリズムを形成した形状や、反射面102に複数の凹部5bを形成した形状や、反射面102が出光面101に対して所定の角をなすように形成された形状の面光源装置であってもよい。
【0044】
次に、第3の実施形態に係る面光源装置について図を参照して説明する。
【0045】
図7は本実施形態に係る面光源装置の主要部の構成を示す分解斜視図である。また、図8は、図7に示した面光源装置の分解部分断面図である。
図7、図8に示す面光源装置は、導光板1の出光面101側に、プリズムシート3と合成シート6とを配置したものであり、他の構成は第1の実施形態に示したものと同じである。
【0046】
合成シート6は、図9(a),(b)に示すように、基材層60の一方の面601にプリズム層61が形成され、対向する他方の面602に光拡散層62が形成されたものであり、光拡散層62は、複数の樹脂ビーズ63とこれら複数の樹脂ビーズ63を固着させるビーズ固定層64とにより形成される。
【0047】
この合成シート6の製造方法は、まず、ポリカーボネート、アクリル、ポリスチレン、PET、ポリエチレンナフタレート、ポリオレフィン、セルロースアセテート、耐候性塩化ビニル等の無色透明な合成樹脂で基材層60を形成し、この基材層60の一方の面601に、基材層60と同じ材質を用いて、それぞれ断面略三角形のプリズムを、平行を保ちながら多数並べて形成することでプリズム層61を形成する。
【0048】
次に、基材層60の他方の面602に、ビーズ固定層64を形成し、光拡散材である複数の樹脂ビーズ63をビーズ固定層64に分散して固着させることで、光拡散層62を形成する。ここで、樹脂ビーズ63には、アクリル、ポリウレタン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリアクリロトリル、ポリアミド等を、平均粒径0.1〜50μmで形成したものを用いる。また、ビーズ固定層64には、アクリル系樹脂、ポリウレタン、ポリエステル、フッ素系樹脂、シリコーン系樹脂、ポリアミドイミド、エポキシ樹脂等が用いられ、場合によって可塑剤、安定化剤、劣化防止剤、分散剤、および帯電防止剤等を配合してもよい。
【0049】
このように形成した合成シート6とプリズムシート3とは、合成シート6におけるプリズム層61の各プリズムの稜線方向と、プリズムシート3の各プリズムの稜線方向とが直交するように配置されており、合成シート6のプリズム層61が上層となるようにプリズムシート3と光拡散層62とが接する状態で配置されている。
【0050】
このような構成とすることにより、光拡散板と一枚のプリズムシートとを、一枚の合成シートに置き換えることができるので、作業工程数が削減され、作業コストを低減することができる。また、従来例では光拡散板とプリズムシートとの間にゴミが付着する可能性があったが、光拡散板とプリズムシートとが一体化したことにより、この層間でのゴミの付着は防止され、装置の製造歩留まりを向上することができる。また、従来、光拡散板とプリズムシートとの二枚であったものが、合成シート一枚になることで、部品数が削減され、トータルの部品コストが低減されるので、面光源装置全体での部品コストを低減することができる。
【0051】
なお、本実施形態では、プリズムシートに対して合成シートの光拡散層が接するように配置したが、プリズムシートのプリズム側を下方向にして、プリズムシートにプリズム層が接するように合成シートを配置してもよい。
【0052】
また、本実施形態では、光拡散層に樹脂ビーズを用いたが、ガラスビーズ、酸化チタン、炭酸カルシウム、タルク、シリカ粉末等を用いてもよい。
【0053】
また、本実施形態では、導光板1の出光面101にプリズムシート3を配置した面光源装置を示したが、図10に示すように、導光板1の出光面101にプリズムを形成した形状であってもよい。この場合、合成シート6は、該シートの各プリズムの稜線方向が、導光板1に設けられた各プリズムの稜線方向に対して直交するように配置される。このような構成とすることで、さらに部品数を削減することができる。
【0054】
また、本実施形態についても、導光板1の反射面102側は凹部5bを設けて光拡散効果を得たり、出光面101に対して所定の角度を為すように形成してもよい。
【0055】
なお、上述の各実施形態に示したプリズムは断面略三角形で形成したが、この稜線部に所定の丸み(R加工)を設けても良く、断面台形で形成してもよい。
【0056】
また、上述の各実施形態では、図3、図6、および図10に示すように、導光板の出光面にプリズムを形成したが、反射面にプリズムを形成してもよい。
【0057】
【発明の効果】
この発明によれば、導光層と反射層とを一体形成した導光板を用いることで、部品数を削減することができ、部品コストを低減することができる。また、従来のように反射板と導光板とを順次、積層配置する作業を省略することができるので、作業コストを低減することができる。また、反射板と導光板とを積層する必要がないので、組み立て作業によりこの間にゴミ等が付着する可能性がなく、製品歩留まりを向上することができる。
【0058】
また、この発明によれば、導光層と反射層と遮光層とを一体形成した導光板を用いることで、高い光反射効率で、且つ高いシート保護性を保ちながら、組み立て作業の工程数を抑制することができるので、高品質で高耐久性を有する面光源装置を容易に且つ安価に製造することができる。
【0059】
また、この発明によれば、光拡散層とプリズム層とを一体形成した合成シートを用いることで、部品数を低減することができ、部品コストを低減することができる。また、従来のようにプリズムシートと光拡散板とを順次、積層配置する作業を省略することができるので、作業コストを低減することができる。また、プリズムシートと光拡散板とを積層する必要がないので、組み立て作業によりこの間にゴミ等が付着する可能性がなく、製品歩留まりを向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係る面光源装置の主要部の構成を示す分解斜視図
【図2】図1に示した面光源装置の分解部分断面図
【図3】他の構成からなる面光源装置の分解部分断面図
【図4】第2の実施形態に係る面光源装置の主要部の構成を示す分解斜視図
【図5】図4に示した面光源装置の分解部分断面図
【図6】他の構成からなる面光源装置の分解部分断面図
【図7】第3の実施形態に係る面光源装置の主要部の構成を示す分解斜視図
【図8】図7に示した面光源装置の分解部分断面図
【図9】合成シートの構成を示す断面図
【図10】他の構成からなる面光源装置の分解部分断面図
【図11】従来の面光源装置の主要部の構成を示す分解斜視図
【図12】従来の面光源装置の分解部分断面図
【図13】従来の他の面光源装置の分解部分断面図
【符号の説明】
1−導光板
10−導光層
20−反射層
30−遮光層
40−拡散層
101−導光板1の出光面
102−導光板1および導光層10の反射面
103−導光板1の側面
2−反射板
3,3a,3b−プリズムシート
4−光拡散板
5a−光拡散ドット
5b−凹部
6−合成シート
60−合成シート6の基材層
61−合成シート6のプリズム層
62−合成シート6の光拡散層
63−樹脂ビーズ
64−ビーズ固定層
601−合成シート6の裏面
602−合成シート6の表面
11−光源
12−ランプリフレクタ

Claims (5)

  1. 少なくとも1端面に沿って配置された光源から入射された光を出光面に導き、該出光面から面状に出光する導光板を備えた面光源装置において、
    前記導光板は、前記出光面を有する導光層と、該導光層の前記出光面に対向する面に接する反射層とから一体形成され、
    さらには、前記導光板における、前記反射層の前記導光層に接する面に対向する面側に遮光層が一体形成され、
    また、さらには、前記導光板における、前記導光層と前記反射層との間に拡散層が一体形成されており、
    前記導光板の出光面の法線方向へ集光するプリズム層と光を拡散させる光拡散層とを一体形成した合成シートを、前記導光板の出光面側に配置したことを特徴とする面光源装置。
  2. 少なくとも1端面に沿って配置された光源から入射された光を出光面に導き、該出光面から面状に出光する導光板を備えた面光源装置において、
    前記導光板は、前記出光面を有する導光層と、該導光層の前記出光面に対向する面に接する反射層とから一体形成されていることを特徴とする面光源装置。
  3. 前記導光板は、前記反射層の前記導光層に接する面に対向する面側に遮光層が一体形成されている請求項2に記載の面光源装置。
  4. 前記導光板は、前記導光層と前記反射層との間に拡散層が一体形成されている請求項2または請求項3に記載の面光源装置。
  5. 前記出光面の法線方向へ集光するプリズム層と光を拡散させる光拡散層とを一体形成した合成シートを前記導光板の出光面側に配置した請求項2〜請求項4のいずれかに記載の面光源装置。
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