JP2004220319A - 情報処理装置及びこれに用いるプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】所望のファイルを選択して送信する機能を備えた情報処理装置において、ユーザの操作性を向上させる。
【解決手段】送信機能をもつプログラムに係る表示領域に対して、表示画面上でファイルを特定するためのアイコンを、操作用デバイスのポインタで指定してから該ポインタを移動した後に放す操作が行われた場合に、該ファイルのデータがネットワークを通して他の情報処理装置に送信されるように構成する。アイコン操作によって、ユーザが所望のファイルのデータ送信を直接行うことができ、ファイル表示処理を経由する必要がなくなる。
【選択図】 図3
【解決手段】送信機能をもつプログラムに係る表示領域に対して、表示画面上でファイルを特定するためのアイコンを、操作用デバイスのポインタで指定してから該ポインタを移動した後に放す操作が行われた場合に、該ファイルのデータがネットワークを通して他の情報処理装置に送信されるように構成する。アイコン操作によって、ユーザが所望のファイルのデータ送信を直接行うことができ、ファイル表示処理を経由する必要がなくなる。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワーク通信において、所望のファイルを選択して該ファイルのデータを他の情報処理装置に送信する場合のユーザ操作を簡易に行えるようにするための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
コンピュータネットワークを利用して各種情報の配信を行ったり、ユーザが所望の情報をサーバー等に送信するためのソフトウェアには、各種の形態が知られている。例えば、Web(World Wide Web等)サービスを提供するサーバーのクライアントプログラムとして、Webブラウザや、Webサーバーが提供するサービスに関して直接HTTP(ハイパーテキスト転送プロトコル)等でアクセスすることができる専用のクライアントプログラム等が挙げられる。
【0003】
閲覧表示機能を有するアプリケーション(ブラウザ等)では、例えば、検索サイトやニュースサイト等の機能拡張用に配布される、機能追加用のプログラム(所謂プラグインあるいはアドインプログラム)をアプリケーションに組み込んで使用することができる。例えば、Internet Explorer(マイクロソフト社の商標)へのプラグイン形態の場合、画面上の所定位置にユーザ操作用のツールバー等が表示され、そのボタン等をマウスでクリックして、所望のメニュー項目をユーザが選択してファイルのアップロード等を行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の装置では、ファイルの転送操作等に関してユーザの操作性に問題がある。
【0005】
例えば、ユーザが所望のファイル(画像ファイル等)をコンピュータネットワーク上のサイトにアップロードしたい場合に、ブラウザ等で該ファイルを開いてからその内容を表示させた後に、アップロードのための操作を行う必要がある。また、別のアプリケーションに係る表示画面上にファイルのアイコンが表示されており、ユーザがマウスによるポインタ操作(所謂ドラッグ・アンド・ドロップ)で所望のファイルのアイコンを掴んで、これをブラウザ等の閲覧表示機能を有するアプリケーション(プログラム)に係る表示画面上で放す操作を行った場合に、該アイコンにより特定されるファイルが開かれ(オープン)、その内容が表示される。ユーザが該ファイルのアップロードを行いたい場合には、その操作を上記ポインタ操作とは別の操作として改めて行う必要がある。
【0006】
よって、ユーザが所望のファイルをサイトにアップロードしたい場合であって、該ファイルの表示を要しないときに、ユーザが簡易に操作を行うことができないという不便さがある。
【0007】
そこで、本発明は、所望のファイルを選択して送信する機能を備えた情報処理装置において、ユーザの操作性を向上させることを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る情報処理装置は、送信機能をもつプログラムに係る表示領域に対して、表示画面上でファイルを特定するための表示図形を、操作用デバイスのポインタで指定してから該ポインタを移動した後に放す操作が行われた場合に、該ファイルのデータがネットワークを通して他の情報処理装置に送信されるように構成したものである。
【0009】
また、本発明に係る情報処理装置に用いるプログラムは、その表示領域に対して、表示画面上でファイルを特定するための表示図形を、操作用デバイスのポインタで指定してから該ポインタを移動した後に放す操作が検出された場合に、該ファイルのデータをネットワーク上の他の情報処理装置に送信するステップを有するものである。
【0010】
従って、本発明によれば、表示画面上でファイルを特定するための表示図形に係るポインタの操作によって、ユーザが所望のファイルのデータ送信を直接行うことができ、該ファイルの表示処理を経由する必要がなくなる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明は、コンピュータ等の情報処理装置において、ユーザが所望のファイル(例えば、静止画や動画のデータを含む画像ファイルや、音楽データ等を含む音声ファイル)を選択して該ファイルのデータを他の情報処理装置に送信する操作を簡単に行えるようにすることを目的とする。
【0012】
図1は本発明に係るシステム構成例を概念的に示したものであり、例えば、サーバーのウェブ(Web)サービス等をクライアントに提供する構成形態では、両者間のセッション(ユーザ認証を経てサーバーとクライアントとの間に確立される通信上の論理的な接続関係)上で情報の送受が行われる。
【0013】
本システム(情報通信システム)1では、クライアントマシン2c、2c、…及びサーバーマシン2sが設けられている。
【0014】
サーバーマシン2sは、特定の情報サービス(Webサービス等)をクライアントマシン2c、2c、…に対して提供するためにネットワークに接続されている。サーバーマシン2s上で実行されるサーバープログラムを用いて、情報サービス等に必要な各種の情報処理が行われる。
【0015】
クライアントマシン2cは、該マシン上で実行されるクライアントプログラムを用いて、サーバープログラムとの間で情報をやりとりすることができる。尚、「クライアントマシン」としては、例えば、ネットワーク通信機能を有するパーソナルコンピュータや、Webサービス等にアクセス可能な、PDA(Personal Digital Assistance)、携帯電話等の移動体通信端末装置、あるいはネットワーク接続可能な各種装置(撮像装置や映像機器等)が挙げられる。また、クライアントプログラムとしては、例えば、ブラウザ(閲覧用ソフト)が挙げられる。
【0016】
図1おいて代表的に示す情報処理装置2(クライアントマシン2c)は、下記に示す要素を備えている(括弧内の数字は符号を示す。)。
【0017】
・通信接続手段(3)
・制御部(4)
・操作部(5)
・表示部(6)。
【0018】
通信接続手段3は、ネットワークへの接続用に設けられる手段であり、有線通信、無線通信の如何は問わない。
【0019】
また、制御部4は、画像や音声等のデータをファイルf1、f2、f3、…として管理するとともに、該データの処理手段(中央処理装置及び処理プログラム等)を備えている。
【0020】
操作部5には、マウスやペン入力式装置等のポインティングデバイスや、キーボード等が含まれ、操作入力信号は制御部4に送られる。
【0021】
表示部6には、例えば、液晶式表示装置(LCD)や陰極線管(CRT)等が挙げられるが、使用する表示装置については如何なる構成でも構わない。
【0022】
尚、コンピュータ機能を有する場合のハードウェア構成としては、例えば、中央処理装置(CPU)やメインメモリ、システムコントローラ等の各種コントローラ、補助記憶装置、表示デバイス等が設けられる。
【0023】
また、本発明は、上記のようなクライアント・サーバー型のネットワークを前提とする訳ではないので、このような形態に限らず、全マシンが対等な地位とされる、ピア・ツウ・ピア(peer to peer)型のネットワーク等に適用できることは勿論である。
【0024】
図2は情報処理装置2に用いるプログラムに係るモジュール構成例7を示したものであり、下記に示す要素を備えている(括弧内の数字は符号を示す。)。
【0025】
・接続処理部(8)
・ファイル処理部(9)
・ユーザインターフェイス部(10)
・表示処理部(11)。
【0026】
接続処理部8は通信接続用モジュールとして設けられており、例えば、インターネット等のコンピュータネットワークや、LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)、WAN(ワイド・エリア・ネットワーク)等から情報を取得したり、あるいはサイトのサーバーマシンに蓄積された画像ファイル等のダウンロードやアップロードに必要とされる。尚、接続処理部8は前記した通信接続手段3の一部を構成している。
【0027】
また、ファイル処理部9は、クライアントマシン(ローカルコンピュータ等)内のストレージデバイス、例えば、ハードディスクドライブ等の補助記憶用デバイスに保存されているファイルの検索や該ファイルのデータ読み出し、該ファイルへのデータ書き込み等を行うものであり、上記制御部4を構成している。
【0028】
ユーザインターフェイス部10は、マウス等のポインティングデバイスを用いたGUI(グラフィカル・ユーザ・インターフェイス)処理に関与し、例えば、表示画面上のボタンやメニュー等を用いたユーザ操作や、表示画面上でファイルを特定するための表示図形(アイコン)を利用した操作処理等を担当している。
【0029】
表示処理部11は、画像ファイルのやテキストファイル等に係る表示処理や、操作ボタン(オブジェクト)やアイコン、各種メニュー等の描画処理を行うものである。
【0030】
図3はクライアントプログラム間での処理に関する説明図であり、本例では、情報処理装置上で起動されている2つのクライアントプログラムにおいてユーザのアイコン操作によってファイルのアップロードを行う状況を示している。
【0031】
第一のクライアントプログラム(これを「クライアントA」とする。)は、閲覧表示機能を有している。例えば、ネットワーク通信を利用してサイトのページ画面等にアクセスするためのプログラム(ブラウザ等)が挙げられ、その表示領域「RA」にテキストや画像等が表示される。
【0032】
また、第二のクライアントプログラム(これを「クライアントB」とする。)では、その表示領域「RB」にファイルのアイコン(表示図形)をユーザに提示して、所望のアイコンの選択により特定されるファイルのデータに対して予定された処理を行う。尚、このプログラムがもつ機能の如何は問わない(例えば、画像等のデータ表示や編集、印刷等)。
【0033】
図3において、表示領域「RB」には、あるファイルのアイコン12が表示されており、マウス等の操作用デバイスを用いて該アイコンをポインタで指定して該ポインタを移動した後に放す操作(所謂ドラッグ・アンド・ドラッグ)が行われた様子を示している。
【0034】
クライアントAがネットワーク上のサイトに接続された状態において、アイコン12をクライアントBからクライアントAの表示領域上へと移すポインタ操作のイベントが発生した場合には、該アイコンにより示されるファイルのデータがネットワークを通してサーバー等に送信される。
【0035】
例えば、クライアントAをブラウザとして、クライアントBのウィンドウ内に表示されたファイルのアイコン12を掴んでからクライアントAのウィンドウ内に移動させて該アイコンを放す操作がユーザにより行われると、該アイコンにより特定されるファイルの内容表示(画像や音声等の呈示を含む。)が行われるが、本例ではアイコンにより特定されるファイルのデータが接続先のサーバー等に送信された後、該ファイルについてクライアントAに係る表示領域「RA」に表示される。尚、ファイルデータの送信先については、例えば、クライアントAがサイトに接続された状態において、表示領域「RA」の所定領域(アドレスバー等)に示されるアドレス情報や所在情報(URL:Uniform Resource Locator)により特定される。
【0036】
このように、装置(ローカルマシン)上で複数のクライアントプログラム(クライアントA、B)が起動されている状態において、所望のファイルを示すアイコンをクライアントBの表示領域からクライアントAの表示領域へと移すGUI操作が行われたことが検出された場合には、クライアントAによるファイル送信が優先的に処理された後に、該ファイルの表示処理が行われるように構成すると、ファイルの内容表示を経ることなく直接的にサイト等へのアップロードを行うことができる。
【0037】
そのために、クライアントAは、表示領域「RA」に対して下記のステップを有している。
【0038】
・表示画面上でファイルを特定するためのアイコンを、操作用デバイスのポインタで指定して該ポインタを移動した後に放す操作を検出するステップ
・上記アイコンから特定されるファイルのデータを他の情報処理装置に送信するステップ。
【0039】
尚、上記の説明では、クライアントAがネットワークに通信回線で接続された状態において、ユーザがポインタ操作によりファイルアイコンのドラッグ・アンド・ドロップを行った場合に、ファイルのアップロードが行われる形態例を示したが、これに限らず、ユーザにメニュー選択用画面(ファイルのアップロード又はファイルの内容表示等の選択肢をメニュー項目として含む対話用画面等)を提示した上で、ユーザの指示を仰いだり、あるいは、クライアントAがネットワークに接続されていない場合には、ユーザ認証用の入力画面(ユーザIDやパスワード等を入力するための画面)を提示するといった、各種形態での実施が可能である。また、上記のドラッグ・アンド・ドロップ操作を行った場合に、ファイル送信又はファイルの内容表示のうちどちらを優先させるかについてユーザが任意に設定できるような形態も勿論可能である。
【0040】
上記クライアントAが、ネットワーク上に設けられたサーバーとの間で情報伝達を行うために閲覧表示機能を有するプログラムである場合には、以下に示す2形態が挙げられる。
【0041】
(I)上記したユーザ操作によるファイル送信機能を初めから備えたプログラム
(II)既存のプログラムに対してその機能を拡張するために付加されるプログラム。
【0042】
尚、(II)の形態では、例えば、既存のプログラム(ブラウザ等)を用いたサイト等への接続状態において追加用のプログラムをダウンロードして利用することが可能であり、該プログラムは既存のプログラムから呼び出された後、その表示画面上に操作用の表示部を表示させるステップを有し、ユーザは該表示部のボタンやメニュー等を操作することができる。
【0043】
次に、インターネット等を用いたコンピュータネットワーク及び通信回線を介して該ネットワークに接続された情報処理装置により構成されるシステム例を説明する。
【0044】
一例として画像データを取り扱うフォト・シェアリングサイト(画像情報の共有及び利用のためのサイト)のウェブサービスをとり上げ、図4乃至図6に従って具体的に説明する。
【0045】
本サイト(http://www.imagestation.jp/)では、画像ファイルを”アルバム”という、ファイルシステムのディレクトリに類似の論理構造(1階層構造)により管理している。
【0046】
ウェブサービスのためのインターフェイス(External Interface)は、アルバムの一覧やアルバム内の画像情報の取得、あるいは画像データの特定アルバムへのアップロード、といった機能を提供するためのインターフェイスであり、上記のクライアントAに相当する「機能拡張バー」から利用することができる。
【0047】
この「機能拡張バー」は、特定のブラウザにプラグイン(あるいはアドイン)として機能的に追加されるクライアントプログラム(プラグインコンポーネント等)であり、その機能はインストールによりブラウザ上で有効となる。
【0048】
図4はブラウザに追加された形態を示すものであり、図には、アドレスバー等のツールバーの最下段に配置された「機能拡張バー」を示している。これは、例えば、Internet Explorer(マイクロソフト社の商標)へのプラグイン形態の場合、ウインドウズ(マイクロソフト社製OSの商標)では、ダイナミックリンクライブラリ(DLL:Dynamic Link Library)として実装されていて、システムに登録しておくことでブラウザによってメモリロードがなされる。
【0049】
図5は、「機能拡張バー」の画面例を示したものであり、(A)図がログイン前の表示状態を示し、(B)図がログイン後の表示状態を示している。
【0050】
(A)図に示すログイン前の状態では、ボタンオブジェクト4_1だけが表示されており、このボタンを押すと所定のメニュー(ログイン、背景画像の表示・非表示、ヘルプ等)が表示される。
【0051】
また、(B)図に示すログイン後の状態における各部(オブジェクト)の意味は下記の通りである。
【0052】
・ボタンオブジェクト(4_1)=ボタン操作により、ログアウト、アルバム情報、新規アルバムの作成等の各種項目を含むメニューが表示される。
【0053】
・「アルバム」ボタン(4_2)=アルバムタイトルを表示したボタンオブジェクトであり、アルバムの更新時にソーティング(並び替え)された最新のものが表示画面の片側から順番に表示される。本ボタンを押すとそのアルバムの画像リストページに遷移する。尚、本ボタン上でマウスの右クリックを行うとメニューが表示され、例えば、「画像リストページの表示」、「画像のアップロード」、「アルバムに招待する」等のメニュー項目(選択肢)が現れる。
【0054】
・「アルバム移動」ボタン(4_3)=バー上に表示される「アルバム」ボタン群の両側に位置されるボタンオブジェクト(「<<」、「>>」で示す。)。「機能拡張バー」の表示エリアが狭い場合やアルバムの数が多い場合に、本ボタンが有効となり、例えば、ボタンの押圧により、「<<」又は「>>」に示される方向に従って「アルバム」ボタンの位置がシフト(移動)する。これにより、バーに表示される「アルバム」ボタン群の表示を変更できる。
【0055】
ユーザは「機能拡張バー」からサイトへのログインを行うことができ、その際には、該ユーザのアルバム一覧用データがインターフェイス(External Interface)経由で取得され、それらは「アルバム」ボタン(ショートカットボタン)としてバー上に並べられる。
【0056】
尚、「機能拡張バー」と同等の機能を有するプログラム(ブラウザ等)を最初から設計して作成することもできるが、本例のように、ユーザが使い慣れた既存プログラムへの機能追加として必要な処理を付加する形態では、操作等を改めて学習すること等を含めて、ユーザの負担が少ないといった利点があり、また、プログラム作成上の負担が軽減される。
【0057】
上記したように「機能拡張バー」の「アルバム」ボタン上でマウスの右クリックを行って「画像のアップロード」を選択すれば、ファイルオープン用のダイアログ表示が行われるので、ユーザが所望の画像ファイルを選択して該ボタンに対応するアルバムへのアップロードを行うことができるが、前記したように、アイコン操作(ドラッグ・アンド・ドロップ)によって所望のファイルをアップロードする操作がユーザにとってより簡便である。
【0058】
図6は、クライアントBのウィンドウ「WB」内に、複数の画像ファイルのアイコン13、13、…が表示されており、それらのうち所望のアイコンをユーザが選んでマウスポインタの操作でドラッグ・アンド・ドロップが行われた様子を示している。
【0059】
「Sample01」、「Sample02」、…は画像ファイルをそれぞれ示しており(ファイル名の拡張子は省略する。)、本例では、その中からユーザが「Sample01」のアイコン(画像ファイルの縮小画像を表示するアイコン等)を選択して、矢印で示すように、クライアントA(ブラウザ等)のウィンドウ「WA」内の表示領域(ページ表示領域)に該アイコンを移す操作が行われる。
【0060】
クライアントAには、「機能拡張バー」が付加されているが、上記フォト・シェアリングサイトのページ画面(URL)を参照していない状況では、ユーザが選択したアイコンにより特定される画像ファイルがページ表示領域に表示される。
【0061】
これに対して、「機能拡張バー」を含むクライアントAにおいて、上記フォト・シェアリングサイトのページ画面(URL)を参照して表示している状況で、上記したドラッグ・アンド・ドロップが行われた場合には、ユーザが選択したアイコンにより特定される画像ファイルが、現在表示中のアルバムに対してアップロードされる。該画像ファイルのアップロード中は、転送経過がダイアログボックスに表示され、アップロードが完了すると、ページの再読み込みにより、アップロードした画像又はアイコンが表示される。
【0062】
尚、本機能については、「機能拡張バー」上で専用の操作ボタン等は設けられず、上記サイトへのページ参照中に、ブラウザへのファイルのドラッグ・アンド・ドロップに係るイベントが検出された場合に、デフォルト処理(ファイルの内容表示)からアップロード処理へと処理が変更された上でアップロード後の表示処理へと切り替えられるようになっている。
【0063】
例えば、上記した画像ファイルのアップロードは、ドラッグ・アンド・ドロップのハンドラの入れ替えによって行われ、「機能拡張バー」を含むブラウザがユーザによって起動されると、該ブラウザはシステムを検索して、「機能拡張バー」のモジュールを呼び出してメモリにロードする。そして、「機能拡張バー」では、ドラッグ・アンド・ドロップのイベントに対してハンドラの入れ替えを行う(その際、デフォルトハンドラは「機能拡張バー」が保持することになる。)。
【0064】
ユーザがフォト・シェアリングサイトのアルバム一覧のページをブラウザで画面に表示している状態(ブラウザの表示画面上には、アルバムの所在情報及び識別情報(album_id)をパラメータとしたページ画面が表示される。)において、画像ファイルのアイコン操作により、ドラッグ・アンド・ドロップを行った場合の処理手順例について、その概要を箇条書きにまとめると下記のようになる。
【0065】
(1)ユーザが所望の画像ファイルのアイコンを選択し、該アイコンをブラウザのページ画面上に移動させて放す(ドラッグ・アンド・ドロップ)
(2)ブラウザにおいて、ドラッグ・アンド・ドロップのイベントに対応するハンドラが呼び出される
(3)「機能拡張バー」は、URLからアルバム一覧のページ画面が表示されていると判断する
(4)「機能拡張バー」は現在表示中のURLのデータをブラウザから取得し、該URLからアルバムID(album_id)を取得する
(5)(1)でドラッグ・アンド・ドロップされたアイコンが示す画像ファイルを得て、(4)のアルバムIDに示すアルバムへアップロードする処理を開始する
(6)「機能拡張バー」は、(5)のアップロードが完了した時点で、ブラウザにページ画面の更新を要求する
(7)ブラウザは、サイトのサーバーに対してアルバムIDの示す画像ページを要求し、該ページを表示させる
(8)アップロードされたファイルの画像がブラウザの画面に表示されて、ユーザに呈示される。
【0066】
尚、ユーザがフォト・シェアリングサイトのアルバム一覧をブラウザで画面表示していない状況で、上記(1)と同様にアイコンのドラッグ・アンド・ドロップを行った場合には、アップロードは行われず、アイコンが示す画像が表示される。つまり、上記(2)において、「機能拡張バー」に実装されたドラッグ・アンド・ドロップのハンドラは、ブラウザがもつ元のハンドラ(入れ替え前のハンドラであり、表示機能を有する。)に処理を委ねるだけである。よって、(3)以降の処理は以下のようになる。
【0067】
(3)「機能拡張バー」が、アルバム一覧以外のページ画面を表示していると判断する
(4)(1)でドラッグ・アンド・ドロップされたアイコンが示す画像ファイルをブラウザの元のハンドラに引き渡すことで、画像ファイルが表示される(ユーザは自分が選んだ画像を画面上に見る。)。
【0068】
しかして、上記した構成によれば、例えば、下記に示す利点が得られる。
【0069】
・ユーザがサイトのアルバム一覧表示を行っている状態で、画像ファイルのアイコンを操作することで、現在開いているアルバムに画像ファイルを簡単にアップロードすることができるので、ユーザの利便性が向上する。
【0070】
・ユーザが画像ファイルを選択してサイトにアップロードを行いたい場合に、サイト上でのアルバム指定の操作を経ずに、現在のアルバムID(album_id)で特定されるアルバム(格納先)に画像ファイルをアップロードすることができる。
【0071】
・アップロードが完了した時点で直ぐに画像をユーザが見ることができるので便利である。
【0072】
尚、本発明は、前記した情報処理装置やこれに用いるプログラムに限らず、上記したファイル選択及びファイル送信機能を有するプログラムを記録した情報記録媒体(情報処理装置に装着してそのプログラムをメモリロードできるようにした各種の記録媒体や記憶媒体)や、異なるプログラムに係る表示領域の間でアイコンを移す操作に起因して画像データや音声データ等のファイル送信を行う方法等に幅広く適用することができる。
【0073】
【発明の効果】
以上に記載したところから明らかなように、請求項1や請求項4に係る発明によれば、表示画面上でファイルを特定するための表示図形に係るポインタ操作によって、ユーザが所望のファイルのデータ送信を直接行うことができるので、該ファイルの表示処理を経由する必要がなくなる。よって、ユーザが簡易にファイル送信の操作を行うことができる。
【0074】
請求項2に係る発明によれば、ネットワーク上のサーバーに対して画像ファイルのデータを簡易な操作で送信することができる。
【0075】
請求項3や請求項5に係る発明によれば、ファイルの送信後に表示内容をユーザが直ちに確認できる。
【0076】
請求項6に係る発明によれば、既存のプログラムに対して機能追加が容易であり、また、ユーザの操作環境を大幅に変更せずに済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシステム構成例を示す概念図である。
【図2】情報処理装置に用いるプログラムのモジュール構成例を示す説明図である。
【図3】クライアントプログラム間での処理についての説明図である。
【図4】クライアントプログラム「機能拡張バー」を含むブラウザの画面例を示す説明図である。
【図5】クライアントプログラム「機能拡張バー」の画面例を示す説明図である。
【図6】マウスポインタによるアイコンの操作例について説明するための図である。
【符号の説明】
2…情報処理装置、3…通信接続手段、RA、RB…表示領域
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワーク通信において、所望のファイルを選択して該ファイルのデータを他の情報処理装置に送信する場合のユーザ操作を簡易に行えるようにするための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
コンピュータネットワークを利用して各種情報の配信を行ったり、ユーザが所望の情報をサーバー等に送信するためのソフトウェアには、各種の形態が知られている。例えば、Web(World Wide Web等)サービスを提供するサーバーのクライアントプログラムとして、Webブラウザや、Webサーバーが提供するサービスに関して直接HTTP(ハイパーテキスト転送プロトコル)等でアクセスすることができる専用のクライアントプログラム等が挙げられる。
【0003】
閲覧表示機能を有するアプリケーション(ブラウザ等)では、例えば、検索サイトやニュースサイト等の機能拡張用に配布される、機能追加用のプログラム(所謂プラグインあるいはアドインプログラム)をアプリケーションに組み込んで使用することができる。例えば、Internet Explorer(マイクロソフト社の商標)へのプラグイン形態の場合、画面上の所定位置にユーザ操作用のツールバー等が表示され、そのボタン等をマウスでクリックして、所望のメニュー項目をユーザが選択してファイルのアップロード等を行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の装置では、ファイルの転送操作等に関してユーザの操作性に問題がある。
【0005】
例えば、ユーザが所望のファイル(画像ファイル等)をコンピュータネットワーク上のサイトにアップロードしたい場合に、ブラウザ等で該ファイルを開いてからその内容を表示させた後に、アップロードのための操作を行う必要がある。また、別のアプリケーションに係る表示画面上にファイルのアイコンが表示されており、ユーザがマウスによるポインタ操作(所謂ドラッグ・アンド・ドロップ)で所望のファイルのアイコンを掴んで、これをブラウザ等の閲覧表示機能を有するアプリケーション(プログラム)に係る表示画面上で放す操作を行った場合に、該アイコンにより特定されるファイルが開かれ(オープン)、その内容が表示される。ユーザが該ファイルのアップロードを行いたい場合には、その操作を上記ポインタ操作とは別の操作として改めて行う必要がある。
【0006】
よって、ユーザが所望のファイルをサイトにアップロードしたい場合であって、該ファイルの表示を要しないときに、ユーザが簡易に操作を行うことができないという不便さがある。
【0007】
そこで、本発明は、所望のファイルを選択して送信する機能を備えた情報処理装置において、ユーザの操作性を向上させることを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る情報処理装置は、送信機能をもつプログラムに係る表示領域に対して、表示画面上でファイルを特定するための表示図形を、操作用デバイスのポインタで指定してから該ポインタを移動した後に放す操作が行われた場合に、該ファイルのデータがネットワークを通して他の情報処理装置に送信されるように構成したものである。
【0009】
また、本発明に係る情報処理装置に用いるプログラムは、その表示領域に対して、表示画面上でファイルを特定するための表示図形を、操作用デバイスのポインタで指定してから該ポインタを移動した後に放す操作が検出された場合に、該ファイルのデータをネットワーク上の他の情報処理装置に送信するステップを有するものである。
【0010】
従って、本発明によれば、表示画面上でファイルを特定するための表示図形に係るポインタの操作によって、ユーザが所望のファイルのデータ送信を直接行うことができ、該ファイルの表示処理を経由する必要がなくなる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明は、コンピュータ等の情報処理装置において、ユーザが所望のファイル(例えば、静止画や動画のデータを含む画像ファイルや、音楽データ等を含む音声ファイル)を選択して該ファイルのデータを他の情報処理装置に送信する操作を簡単に行えるようにすることを目的とする。
【0012】
図1は本発明に係るシステム構成例を概念的に示したものであり、例えば、サーバーのウェブ(Web)サービス等をクライアントに提供する構成形態では、両者間のセッション(ユーザ認証を経てサーバーとクライアントとの間に確立される通信上の論理的な接続関係)上で情報の送受が行われる。
【0013】
本システム(情報通信システム)1では、クライアントマシン2c、2c、…及びサーバーマシン2sが設けられている。
【0014】
サーバーマシン2sは、特定の情報サービス(Webサービス等)をクライアントマシン2c、2c、…に対して提供するためにネットワークに接続されている。サーバーマシン2s上で実行されるサーバープログラムを用いて、情報サービス等に必要な各種の情報処理が行われる。
【0015】
クライアントマシン2cは、該マシン上で実行されるクライアントプログラムを用いて、サーバープログラムとの間で情報をやりとりすることができる。尚、「クライアントマシン」としては、例えば、ネットワーク通信機能を有するパーソナルコンピュータや、Webサービス等にアクセス可能な、PDA(Personal Digital Assistance)、携帯電話等の移動体通信端末装置、あるいはネットワーク接続可能な各種装置(撮像装置や映像機器等)が挙げられる。また、クライアントプログラムとしては、例えば、ブラウザ(閲覧用ソフト)が挙げられる。
【0016】
図1おいて代表的に示す情報処理装置2(クライアントマシン2c)は、下記に示す要素を備えている(括弧内の数字は符号を示す。)。
【0017】
・通信接続手段(3)
・制御部(4)
・操作部(5)
・表示部(6)。
【0018】
通信接続手段3は、ネットワークへの接続用に設けられる手段であり、有線通信、無線通信の如何は問わない。
【0019】
また、制御部4は、画像や音声等のデータをファイルf1、f2、f3、…として管理するとともに、該データの処理手段(中央処理装置及び処理プログラム等)を備えている。
【0020】
操作部5には、マウスやペン入力式装置等のポインティングデバイスや、キーボード等が含まれ、操作入力信号は制御部4に送られる。
【0021】
表示部6には、例えば、液晶式表示装置(LCD)や陰極線管(CRT)等が挙げられるが、使用する表示装置については如何なる構成でも構わない。
【0022】
尚、コンピュータ機能を有する場合のハードウェア構成としては、例えば、中央処理装置(CPU)やメインメモリ、システムコントローラ等の各種コントローラ、補助記憶装置、表示デバイス等が設けられる。
【0023】
また、本発明は、上記のようなクライアント・サーバー型のネットワークを前提とする訳ではないので、このような形態に限らず、全マシンが対等な地位とされる、ピア・ツウ・ピア(peer to peer)型のネットワーク等に適用できることは勿論である。
【0024】
図2は情報処理装置2に用いるプログラムに係るモジュール構成例7を示したものであり、下記に示す要素を備えている(括弧内の数字は符号を示す。)。
【0025】
・接続処理部(8)
・ファイル処理部(9)
・ユーザインターフェイス部(10)
・表示処理部(11)。
【0026】
接続処理部8は通信接続用モジュールとして設けられており、例えば、インターネット等のコンピュータネットワークや、LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)、WAN(ワイド・エリア・ネットワーク)等から情報を取得したり、あるいはサイトのサーバーマシンに蓄積された画像ファイル等のダウンロードやアップロードに必要とされる。尚、接続処理部8は前記した通信接続手段3の一部を構成している。
【0027】
また、ファイル処理部9は、クライアントマシン(ローカルコンピュータ等)内のストレージデバイス、例えば、ハードディスクドライブ等の補助記憶用デバイスに保存されているファイルの検索や該ファイルのデータ読み出し、該ファイルへのデータ書き込み等を行うものであり、上記制御部4を構成している。
【0028】
ユーザインターフェイス部10は、マウス等のポインティングデバイスを用いたGUI(グラフィカル・ユーザ・インターフェイス)処理に関与し、例えば、表示画面上のボタンやメニュー等を用いたユーザ操作や、表示画面上でファイルを特定するための表示図形(アイコン)を利用した操作処理等を担当している。
【0029】
表示処理部11は、画像ファイルのやテキストファイル等に係る表示処理や、操作ボタン(オブジェクト)やアイコン、各種メニュー等の描画処理を行うものである。
【0030】
図3はクライアントプログラム間での処理に関する説明図であり、本例では、情報処理装置上で起動されている2つのクライアントプログラムにおいてユーザのアイコン操作によってファイルのアップロードを行う状況を示している。
【0031】
第一のクライアントプログラム(これを「クライアントA」とする。)は、閲覧表示機能を有している。例えば、ネットワーク通信を利用してサイトのページ画面等にアクセスするためのプログラム(ブラウザ等)が挙げられ、その表示領域「RA」にテキストや画像等が表示される。
【0032】
また、第二のクライアントプログラム(これを「クライアントB」とする。)では、その表示領域「RB」にファイルのアイコン(表示図形)をユーザに提示して、所望のアイコンの選択により特定されるファイルのデータに対して予定された処理を行う。尚、このプログラムがもつ機能の如何は問わない(例えば、画像等のデータ表示や編集、印刷等)。
【0033】
図3において、表示領域「RB」には、あるファイルのアイコン12が表示されており、マウス等の操作用デバイスを用いて該アイコンをポインタで指定して該ポインタを移動した後に放す操作(所謂ドラッグ・アンド・ドラッグ)が行われた様子を示している。
【0034】
クライアントAがネットワーク上のサイトに接続された状態において、アイコン12をクライアントBからクライアントAの表示領域上へと移すポインタ操作のイベントが発生した場合には、該アイコンにより示されるファイルのデータがネットワークを通してサーバー等に送信される。
【0035】
例えば、クライアントAをブラウザとして、クライアントBのウィンドウ内に表示されたファイルのアイコン12を掴んでからクライアントAのウィンドウ内に移動させて該アイコンを放す操作がユーザにより行われると、該アイコンにより特定されるファイルの内容表示(画像や音声等の呈示を含む。)が行われるが、本例ではアイコンにより特定されるファイルのデータが接続先のサーバー等に送信された後、該ファイルについてクライアントAに係る表示領域「RA」に表示される。尚、ファイルデータの送信先については、例えば、クライアントAがサイトに接続された状態において、表示領域「RA」の所定領域(アドレスバー等)に示されるアドレス情報や所在情報(URL:Uniform Resource Locator)により特定される。
【0036】
このように、装置(ローカルマシン)上で複数のクライアントプログラム(クライアントA、B)が起動されている状態において、所望のファイルを示すアイコンをクライアントBの表示領域からクライアントAの表示領域へと移すGUI操作が行われたことが検出された場合には、クライアントAによるファイル送信が優先的に処理された後に、該ファイルの表示処理が行われるように構成すると、ファイルの内容表示を経ることなく直接的にサイト等へのアップロードを行うことができる。
【0037】
そのために、クライアントAは、表示領域「RA」に対して下記のステップを有している。
【0038】
・表示画面上でファイルを特定するためのアイコンを、操作用デバイスのポインタで指定して該ポインタを移動した後に放す操作を検出するステップ
・上記アイコンから特定されるファイルのデータを他の情報処理装置に送信するステップ。
【0039】
尚、上記の説明では、クライアントAがネットワークに通信回線で接続された状態において、ユーザがポインタ操作によりファイルアイコンのドラッグ・アンド・ドロップを行った場合に、ファイルのアップロードが行われる形態例を示したが、これに限らず、ユーザにメニュー選択用画面(ファイルのアップロード又はファイルの内容表示等の選択肢をメニュー項目として含む対話用画面等)を提示した上で、ユーザの指示を仰いだり、あるいは、クライアントAがネットワークに接続されていない場合には、ユーザ認証用の入力画面(ユーザIDやパスワード等を入力するための画面)を提示するといった、各種形態での実施が可能である。また、上記のドラッグ・アンド・ドロップ操作を行った場合に、ファイル送信又はファイルの内容表示のうちどちらを優先させるかについてユーザが任意に設定できるような形態も勿論可能である。
【0040】
上記クライアントAが、ネットワーク上に設けられたサーバーとの間で情報伝達を行うために閲覧表示機能を有するプログラムである場合には、以下に示す2形態が挙げられる。
【0041】
(I)上記したユーザ操作によるファイル送信機能を初めから備えたプログラム
(II)既存のプログラムに対してその機能を拡張するために付加されるプログラム。
【0042】
尚、(II)の形態では、例えば、既存のプログラム(ブラウザ等)を用いたサイト等への接続状態において追加用のプログラムをダウンロードして利用することが可能であり、該プログラムは既存のプログラムから呼び出された後、その表示画面上に操作用の表示部を表示させるステップを有し、ユーザは該表示部のボタンやメニュー等を操作することができる。
【0043】
次に、インターネット等を用いたコンピュータネットワーク及び通信回線を介して該ネットワークに接続された情報処理装置により構成されるシステム例を説明する。
【0044】
一例として画像データを取り扱うフォト・シェアリングサイト(画像情報の共有及び利用のためのサイト)のウェブサービスをとり上げ、図4乃至図6に従って具体的に説明する。
【0045】
本サイト(http://www.imagestation.jp/)では、画像ファイルを”アルバム”という、ファイルシステムのディレクトリに類似の論理構造(1階層構造)により管理している。
【0046】
ウェブサービスのためのインターフェイス(External Interface)は、アルバムの一覧やアルバム内の画像情報の取得、あるいは画像データの特定アルバムへのアップロード、といった機能を提供するためのインターフェイスであり、上記のクライアントAに相当する「機能拡張バー」から利用することができる。
【0047】
この「機能拡張バー」は、特定のブラウザにプラグイン(あるいはアドイン)として機能的に追加されるクライアントプログラム(プラグインコンポーネント等)であり、その機能はインストールによりブラウザ上で有効となる。
【0048】
図4はブラウザに追加された形態を示すものであり、図には、アドレスバー等のツールバーの最下段に配置された「機能拡張バー」を示している。これは、例えば、Internet Explorer(マイクロソフト社の商標)へのプラグイン形態の場合、ウインドウズ(マイクロソフト社製OSの商標)では、ダイナミックリンクライブラリ(DLL:Dynamic Link Library)として実装されていて、システムに登録しておくことでブラウザによってメモリロードがなされる。
【0049】
図5は、「機能拡張バー」の画面例を示したものであり、(A)図がログイン前の表示状態を示し、(B)図がログイン後の表示状態を示している。
【0050】
(A)図に示すログイン前の状態では、ボタンオブジェクト4_1だけが表示されており、このボタンを押すと所定のメニュー(ログイン、背景画像の表示・非表示、ヘルプ等)が表示される。
【0051】
また、(B)図に示すログイン後の状態における各部(オブジェクト)の意味は下記の通りである。
【0052】
・ボタンオブジェクト(4_1)=ボタン操作により、ログアウト、アルバム情報、新規アルバムの作成等の各種項目を含むメニューが表示される。
【0053】
・「アルバム」ボタン(4_2)=アルバムタイトルを表示したボタンオブジェクトであり、アルバムの更新時にソーティング(並び替え)された最新のものが表示画面の片側から順番に表示される。本ボタンを押すとそのアルバムの画像リストページに遷移する。尚、本ボタン上でマウスの右クリックを行うとメニューが表示され、例えば、「画像リストページの表示」、「画像のアップロード」、「アルバムに招待する」等のメニュー項目(選択肢)が現れる。
【0054】
・「アルバム移動」ボタン(4_3)=バー上に表示される「アルバム」ボタン群の両側に位置されるボタンオブジェクト(「<<」、「>>」で示す。)。「機能拡張バー」の表示エリアが狭い場合やアルバムの数が多い場合に、本ボタンが有効となり、例えば、ボタンの押圧により、「<<」又は「>>」に示される方向に従って「アルバム」ボタンの位置がシフト(移動)する。これにより、バーに表示される「アルバム」ボタン群の表示を変更できる。
【0055】
ユーザは「機能拡張バー」からサイトへのログインを行うことができ、その際には、該ユーザのアルバム一覧用データがインターフェイス(External Interface)経由で取得され、それらは「アルバム」ボタン(ショートカットボタン)としてバー上に並べられる。
【0056】
尚、「機能拡張バー」と同等の機能を有するプログラム(ブラウザ等)を最初から設計して作成することもできるが、本例のように、ユーザが使い慣れた既存プログラムへの機能追加として必要な処理を付加する形態では、操作等を改めて学習すること等を含めて、ユーザの負担が少ないといった利点があり、また、プログラム作成上の負担が軽減される。
【0057】
上記したように「機能拡張バー」の「アルバム」ボタン上でマウスの右クリックを行って「画像のアップロード」を選択すれば、ファイルオープン用のダイアログ表示が行われるので、ユーザが所望の画像ファイルを選択して該ボタンに対応するアルバムへのアップロードを行うことができるが、前記したように、アイコン操作(ドラッグ・アンド・ドロップ)によって所望のファイルをアップロードする操作がユーザにとってより簡便である。
【0058】
図6は、クライアントBのウィンドウ「WB」内に、複数の画像ファイルのアイコン13、13、…が表示されており、それらのうち所望のアイコンをユーザが選んでマウスポインタの操作でドラッグ・アンド・ドロップが行われた様子を示している。
【0059】
「Sample01」、「Sample02」、…は画像ファイルをそれぞれ示しており(ファイル名の拡張子は省略する。)、本例では、その中からユーザが「Sample01」のアイコン(画像ファイルの縮小画像を表示するアイコン等)を選択して、矢印で示すように、クライアントA(ブラウザ等)のウィンドウ「WA」内の表示領域(ページ表示領域)に該アイコンを移す操作が行われる。
【0060】
クライアントAには、「機能拡張バー」が付加されているが、上記フォト・シェアリングサイトのページ画面(URL)を参照していない状況では、ユーザが選択したアイコンにより特定される画像ファイルがページ表示領域に表示される。
【0061】
これに対して、「機能拡張バー」を含むクライアントAにおいて、上記フォト・シェアリングサイトのページ画面(URL)を参照して表示している状況で、上記したドラッグ・アンド・ドロップが行われた場合には、ユーザが選択したアイコンにより特定される画像ファイルが、現在表示中のアルバムに対してアップロードされる。該画像ファイルのアップロード中は、転送経過がダイアログボックスに表示され、アップロードが完了すると、ページの再読み込みにより、アップロードした画像又はアイコンが表示される。
【0062】
尚、本機能については、「機能拡張バー」上で専用の操作ボタン等は設けられず、上記サイトへのページ参照中に、ブラウザへのファイルのドラッグ・アンド・ドロップに係るイベントが検出された場合に、デフォルト処理(ファイルの内容表示)からアップロード処理へと処理が変更された上でアップロード後の表示処理へと切り替えられるようになっている。
【0063】
例えば、上記した画像ファイルのアップロードは、ドラッグ・アンド・ドロップのハンドラの入れ替えによって行われ、「機能拡張バー」を含むブラウザがユーザによって起動されると、該ブラウザはシステムを検索して、「機能拡張バー」のモジュールを呼び出してメモリにロードする。そして、「機能拡張バー」では、ドラッグ・アンド・ドロップのイベントに対してハンドラの入れ替えを行う(その際、デフォルトハンドラは「機能拡張バー」が保持することになる。)。
【0064】
ユーザがフォト・シェアリングサイトのアルバム一覧のページをブラウザで画面に表示している状態(ブラウザの表示画面上には、アルバムの所在情報及び識別情報(album_id)をパラメータとしたページ画面が表示される。)において、画像ファイルのアイコン操作により、ドラッグ・アンド・ドロップを行った場合の処理手順例について、その概要を箇条書きにまとめると下記のようになる。
【0065】
(1)ユーザが所望の画像ファイルのアイコンを選択し、該アイコンをブラウザのページ画面上に移動させて放す(ドラッグ・アンド・ドロップ)
(2)ブラウザにおいて、ドラッグ・アンド・ドロップのイベントに対応するハンドラが呼び出される
(3)「機能拡張バー」は、URLからアルバム一覧のページ画面が表示されていると判断する
(4)「機能拡張バー」は現在表示中のURLのデータをブラウザから取得し、該URLからアルバムID(album_id)を取得する
(5)(1)でドラッグ・アンド・ドロップされたアイコンが示す画像ファイルを得て、(4)のアルバムIDに示すアルバムへアップロードする処理を開始する
(6)「機能拡張バー」は、(5)のアップロードが完了した時点で、ブラウザにページ画面の更新を要求する
(7)ブラウザは、サイトのサーバーに対してアルバムIDの示す画像ページを要求し、該ページを表示させる
(8)アップロードされたファイルの画像がブラウザの画面に表示されて、ユーザに呈示される。
【0066】
尚、ユーザがフォト・シェアリングサイトのアルバム一覧をブラウザで画面表示していない状況で、上記(1)と同様にアイコンのドラッグ・アンド・ドロップを行った場合には、アップロードは行われず、アイコンが示す画像が表示される。つまり、上記(2)において、「機能拡張バー」に実装されたドラッグ・アンド・ドロップのハンドラは、ブラウザがもつ元のハンドラ(入れ替え前のハンドラであり、表示機能を有する。)に処理を委ねるだけである。よって、(3)以降の処理は以下のようになる。
【0067】
(3)「機能拡張バー」が、アルバム一覧以外のページ画面を表示していると判断する
(4)(1)でドラッグ・アンド・ドロップされたアイコンが示す画像ファイルをブラウザの元のハンドラに引き渡すことで、画像ファイルが表示される(ユーザは自分が選んだ画像を画面上に見る。)。
【0068】
しかして、上記した構成によれば、例えば、下記に示す利点が得られる。
【0069】
・ユーザがサイトのアルバム一覧表示を行っている状態で、画像ファイルのアイコンを操作することで、現在開いているアルバムに画像ファイルを簡単にアップロードすることができるので、ユーザの利便性が向上する。
【0070】
・ユーザが画像ファイルを選択してサイトにアップロードを行いたい場合に、サイト上でのアルバム指定の操作を経ずに、現在のアルバムID(album_id)で特定されるアルバム(格納先)に画像ファイルをアップロードすることができる。
【0071】
・アップロードが完了した時点で直ぐに画像をユーザが見ることができるので便利である。
【0072】
尚、本発明は、前記した情報処理装置やこれに用いるプログラムに限らず、上記したファイル選択及びファイル送信機能を有するプログラムを記録した情報記録媒体(情報処理装置に装着してそのプログラムをメモリロードできるようにした各種の記録媒体や記憶媒体)や、異なるプログラムに係る表示領域の間でアイコンを移す操作に起因して画像データや音声データ等のファイル送信を行う方法等に幅広く適用することができる。
【0073】
【発明の効果】
以上に記載したところから明らかなように、請求項1や請求項4に係る発明によれば、表示画面上でファイルを特定するための表示図形に係るポインタ操作によって、ユーザが所望のファイルのデータ送信を直接行うことができるので、該ファイルの表示処理を経由する必要がなくなる。よって、ユーザが簡易にファイル送信の操作を行うことができる。
【0074】
請求項2に係る発明によれば、ネットワーク上のサーバーに対して画像ファイルのデータを簡易な操作で送信することができる。
【0075】
請求項3や請求項5に係る発明によれば、ファイルの送信後に表示内容をユーザが直ちに確認できる。
【0076】
請求項6に係る発明によれば、既存のプログラムに対して機能追加が容易であり、また、ユーザの操作環境を大幅に変更せずに済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシステム構成例を示す概念図である。
【図2】情報処理装置に用いるプログラムのモジュール構成例を示す説明図である。
【図3】クライアントプログラム間での処理についての説明図である。
【図4】クライアントプログラム「機能拡張バー」を含むブラウザの画面例を示す説明図である。
【図5】クライアントプログラム「機能拡張バー」の画面例を示す説明図である。
【図6】マウスポインタによるアイコンの操作例について説明するための図である。
【符号の説明】
2…情報処理装置、3…通信接続手段、RA、RB…表示領域
Claims (6)
- ネットワークへの通信接続手段を備え、所望のファイルを選択して該ファイルのデータを他の情報処理装置に送信する送信機能を備えた情報処理装置において、
送信機能をもつプログラムに係る表示領域に対して、表示画面上でファイルを特定するための表示図形を、操作用デバイスのポインタで指定して該ポインタを移動した後に放す操作が行われた場合に、該ファイルのデータがネットワークを通して上記他の情報処理装置に送信されるようにした
ことを特徴とする情報処理装置。 - 請求項1に記載の情報処理装置において、
ネットワーク上に設けられたサーバーとの間で情報伝達が行われるとともに、上記サーバーに接続されて閲覧表示機能を有する第一のクライアントプログラムと、第二のクライアントプログラムが起動されている状態で、第二のクライアントプログラムに係る表示領域に表示された画像ファイルの表示図形を、第一のクライアントプログラムの表示領域に移す操作によってイベントが発生した場合に、第一のクライアントプログラムによって該画像ファイルのデータが上記サーバーに送信される
ことを特徴とする情報処理装置。 - 請求項2に記載の情報処理装置において、
上記画像ファイルのデータが上記サーバーに送信された後、該ファイルについて上記第一のクライアントプログラムに係る表示領域に画像表示される
ことを特徴とする情報処理装置。 - 所望のファイルを選択して該ファイルのデータをネットワーク上の他の情報処理装置に送信する送信機能を備えた情報処理装置に用いるプログラムにおいて、
上記プログラムに係る表示領域に対して、表示画面上でファイルを特定するための表示図形を、操作用デバイスのポインタで指定して該ポインタを移動した後に放す操作が検出された場合に、該ファイルのデータを上記他の情報処理装置に送信するステップを有する
ことを特徴とする情報処理装置に用いるプログラム。 - 請求項4に記載の情報処理装置に用いるプログラムにおいて、
上記ファイルのデータが送信された後に、該ファイルについて表示するステップを有する
ことを特徴とする情報処理装置に用いるプログラム。 - 請求項4に記載の情報処理装置に用いるプログラムにおいて、
上記他の情報処理装置との間で情報伝達を行うために閲覧表示機能を有するプログラムから呼び出されて、上記ポインタの操作によるファイル送信機能を提供するステップを有する
ことを特徴とする情報処理装置に用いるプログラム。
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