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JP2004213924A - 照光式押釦スイッチ用部材及び携帯電話の照光式押釦スイッチ用部材 - Google Patents

照光式押釦スイッチ用部材及び携帯電話の照光式押釦スイッチ用部材 Download PDF

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JP2004213924A
JP2004213924A JP2002379201A JP2002379201A JP2004213924A JP 2004213924 A JP2004213924 A JP 2004213924A JP 2002379201 A JP2002379201 A JP 2002379201A JP 2002379201 A JP2002379201 A JP 2002379201A JP 2004213924 A JP2004213924 A JP 2004213924A
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Japan
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key top
resin film
electrode layer
button switch
key
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JP2002379201A
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English (en)
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Shinji Hotta
真司 堀田
Atsuko Tanaka
厚子 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Shin Etsu Polymer Co Ltd, Shin Etsu Chemical Co Ltd filed Critical Shin Etsu Polymer Co Ltd
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Abstract

【課題】一つのキートップに表示される複数の表示部を別個に照光できる手段を備えることで、表示部の照光時のデザインを変更できるようにし、現在の操作がどのスイッチ機能と対応するものかがわかるようにした、薄型のキートップに適用し得る照光式押釦スイッチ用部材と、携帯電話の入力装置として有効な照光式押釦スイッチ用部材を提供することを課題とする。
【解決手段】透光性を有する樹脂フィルム11の表面に、二つ以上のスイッチ機能を表す文字、数字、記号、図形等の模様17を有する透光性の複数のキートップ12が固定され、樹脂フィルム11の裏面には、キートップ12の平面形状内に各模様17に対応して配置される複数の独立したEL素子部16を設け、該複数のEL素子部16の各対向電極層20a,20b,20cはそれぞれ別個の電気回路に接続される端子27a,27b,27cを備えた。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、電卓、携帯電話、リモコン、OA機器等の各種分野の入力装置に使用される照光式押釦スイッチ用部材に関するものであって、より詳しくは、一つのキートップに複数のスイッチ機能の表示部を有する照光式押釦スイッチ用部材に関するものである。また、携帯電話の入力装置として有効な照光式押釦スイッチ用部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、各種分野の入力装置のうち特に小型化が望まれていた製品にあっては、次第に必要とされる機能が多くなり、それらの機能を実現するためのスイッチもその機能の数に応じて増えてきている。
【0003】
しかしながら、本体である電気・電子機器のうち入力装置の占める大きさの制限と、操作性を考慮した場合のキートップの大きさの制限とにより、必然的に一つのキートップに複数のスイッチ機能を割り当てなければならなくなっている。これに伴い、一つのキートップが果たす複数のスイッチ機能に応じた表示部も、複数必要とされる。
【0004】
従来、この要求に応えるものとして、例えば、略箱形の底面が開口した中空キートップの内部を垂直方向の仕切板によって複数に分割し、仕切板によって仕切られた各分割室の内部又は下部に発光ダイーオード等の光源を各分割室毎に配置し、一方、各分割室の上部に相当する中空キートップの天面には、そのキートップが担うスイッチ機能に対応した表示部である透光性を有する文字、数字、記号、図柄等の別個の模様が形成されたものがある(例えば、特許文献1を参照。)。
【0005】
この従来の技術によれば、仮に、2分割された中空キートップとして、一方の分割室のキートップ天面にそのキートップの所在を示す透光性の図柄を形成し、他方の分割室のキートップ天面にそのキートップが担うスイッチ機能を表示した透光性の文字を形成することで、暗がりで電気・電子機器を使用する場合には、常時図柄に対応する側の光源を点灯させるようにし、スイッチ機能が実現されている場合(接続状態)に文字に対応する側の光源が点灯し、スイッチ機能が実現されていない場合(遮断状態)に文字に対応する側の光源が点灯しないように設定することで、次のような効果が生じる。
【0006】
つまり、一方の図柄から漏れる明かりによって暗がりでも目的とするキートップの所在を知ることができ、しかも、他方の文字から漏れる明かりの有無で、目的のスイッチ機能が実現されているか否かを確認することができるので、電気・電子機器の使用者が暗がりでも誤操作をすることがなくなる。
【0007】
【特許文献1】
特開平6−150770号公報(第3図)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、より小型化が進んでいる携帯電話等の薄型の製品にあっては、一つのキートップに垂直方向の仕切板を有する嵩高な中空キートップが使用できる空間がない。
【0009】
したがって、携帯電話等に薄型の製品にあっては、一つのキートップに複数のスイッチ機能を割り当てなければならない場合は、一つのキートップが果たす複数のスイッチ機能に応じた表示部を一つのキートップに形成し、この複数の表示部を同一の光源で照光するといった手段を採用していた。そのため、使用者は複数ある表示部のうちのどのスイッチ機能を実現するかについて、現在の操作によってどのようなスイッチ機能が実現されるかを判断しながら操作を進めなければならず、誤操作を招く原因となっていた。また、小さなキートップの天面に同じようなデザインの複数の表示部が並ぶことから表示部の視認性が悪いため、同じく誤操作を招く原因となっていた。
【0010】
その対策として、携帯電話にあっては、液晶表示部に現在有効なスイッチ機能の種別を表す文字、数字、記号、図形等を表示することが行われているが、キートップからなる入力装置とは離れた位置にある液晶表示部を見ながらキートップを操作すること自体煩わしいものであった。
【0011】
そこで、この発明では、以上のような従来の技術の問題点を解消すべく、一つのキートップに表示される複数の表示部を別個に照光できる手段を備えることで、表示部の照光時のデザインを変更できるようにし、現在の操作がどのスイッチ機能と対応するものかがわかるようにした、薄型のキートップに適用し得る照光式押釦スイッチ用部材を提供することを課題とする。また、携帯電話の入力装置として有効な照光式押釦スイッチ用部材を提供することを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
以上のような課題を解決すべく、請求項1に記載の発明は、透光性を有する樹脂フィルムの表面に、二つ以上のスイッチ機能を表す文字、数字、記号、図形等の模様を有する透光性の複数のキートップが固定されている照光式押釦スイッチ用部材であって、前記樹脂フィルムの裏面には、前記キートップの平面形状内に前記各模様に対応して配置される複数の独立したEL素子部を設け、該複数のEL素子部の各対向電極はそれぞれ別個の電気回路に接続される端子を有していることを特徴としている。
【0013】
ここで、EL素子部とは、透明電極層、発光層、誘電層、対向電極層とを有し、透明電極層と対向電極層の間に挟まれている発光層の誘電層に交流電圧をかけることによって発光層が発光するものである。また、対向電極層はキートップに設けたスイッチ機能を表す模様の数(種類)に応じた数だけ必要となるが、透明電極層はキートップの平面形状内に複数の対向電極層に共通した一つがあれば足りる。つまり、一つのキートップには対向電極層の数と等しい数のEL素子部が存在する。
【0014】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の構成に加えて、前記キートップと前記発光層との間に、光拡散層を有することを特徴としている。
【0015】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の構成に加えて、前記樹脂フィルムには、前記キートップの直下のEL素子部の他に、液晶表示部のバックライト用の発光層を有していることを特徴としている。
【0016】
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の構成に加えて、前記樹脂フィルムには、前記キートップの底面の周囲に当たる箇所に前記樹脂フィルムの厚み方向に貫通する切り欠き乃至切れ目が形成されていることを特徴としている。
【0017】
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の構成に加えて、前記EL素子部の配線が、前記切り欠き乃至切れ目と重ならないように配置されていることを特徴としている。
【0018】
請求項6に記載の発明は、二つ以上のスイッチ機能を表す文字、数字、記号、図形等の複数種類の模様を有する複数のキートップを備えた携帯電話の照光式押釦スイッチ用部材であって、前記複数のキートップに付されている前記各模様のうちでスイッチ機能として有効な同種類の模様のみを選択的に照光するようにしたことを特徴としている。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図1乃至10を用いて説明する。
【0020】
まず、この発明の実施の形態に係る照光式押釦スイッチ用部材の構成と作用について説明する。
【0021】
図1は、この発明の実施の形態に係る照光式押釦スイッチ用部材を組み込んだ携帯電話の一例を示す平面図である。
【0022】
上部に、キートップ12により入力したテキストデータ又は受信したテキストデータや画像データを表示できる液晶表示部1を備えており、この液晶表示部1の下方には、最上部に左から右へ発信キー2、モード切替キー3、電源キー4が一列に配置されている。通常、電源キー4が押されて携帯電話が使用できる状態にあるときは、これらの液晶表示部1、発信キー2、モード切替キー3及び電源キー4は常時照光されている。
【0023】
発信キー2、モード切替キー3、電源キー4の下方には、一つのキートップの天面に、「1〜9」と「0」の数字の表示30と、「あ」、「か」、「さ」、「た」、「な」、「は」、「ま」、「や」、「ら」、「わ」行を表すひらがなの表示40と、「A〜Z」を三つ又は四つにグループ分けしたアルファベットの表示50及び「絵」、「記号」の表示60とからなる、3種類のスイッチ機能の表示部を形成した10個の3パターン・キー5が配置されている。
【0024】
具体的には、「1〜3」、「4〜6」、「7〜9」の数字を表示した3個の3パターン・キー5を上から下へ3列(合計9個)に配置し、「0」の数字を表示した1個の3パターン・キー5を「8」の数字を表示した3パターン・キー5の下方に配置している。
【0025】
「0」の数字を表示した1個の3パターン・キー5の左側に「*」と「左向き矢印」、「上向き矢印」の記号の表示からなる2パターン・キー6aを配置し、「0」の数字を表示した1個の3パターン・キー5の右側に「#」と「右向き矢印」、「下向き矢印」の記号の表示からなる2パターン・キー6bを配置している。
【0026】
「*」が表示されている2パターン・キー6a、「0」の数字が表示されている3パターン・キー5、「#」が表示されている2パターン・キー6bが並んでいる列の下方には、メールキー7、留守電キー8、「文字」キー9の1パターン・キー10を配置している。
【0027】
図2は、この発明の実施の形態に係る照光式押釦スイッチ用部材の平面図であって、図1で示した携帯電話に対応させたEL素子部の配置パターンを示している。なお、図2に示した照光式押釦スイッチ用部材の平面図では、端子部を除きEL素子部の配線は省略している。図3は、図2のA−A拡大断面図である。
【0028】
透光性を有する樹脂フィルム11の表面には、凸状をした透光性を有する樹脂からなる複数のキートップ12が透明の粘着剤又は接着剤13を介して所定の箇所に固定されている。キートップ12の底面14には、二つ以上のスイッチ機能を表す文字、数字、記号、図形等の模様17a,17bが印刷されており、キートップ12の天面側から底面14に印刷されたスイッチ機能に対応した複数の模様17a,17bが確認できるようになっている。模様17は、必要に応じて透光性を有する着色インクを使用し、かつ模様17の周りを模様17の着色インクと明度差が異なる他の透光性を有する着色インクで背景を形成するようにして、照光時に模様17がはっきり視認できるようにすればよい。
【0029】
キートップ12は、操作する指に与える感触と模様17や透過光の視認性を考慮すると、例えば、ポリカーボネート等の透明性の高い硬質樹脂を使用することが望ましい。
【0030】
キートップ12への模様17や背景の印刷は、操作時に模様17や背景が指に触れることのないように底面14に施すのが望ましい。仮に、キートップ12の天面に模様17や背景を印刷する場合には、印刷面の外側に印刷面を保護するために透明な被覆層を設けることが望ましい。
【0031】
樹脂フィルム11は、例えば、ウレタン、ポリエチレンナフタレート、ポリアクリレート、ポリエチレン、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート及びこれらの共重合物、アロイ等の変性物が使用できる。樹脂フィルム1の厚みは25〜200μm程度とし、それ自体がキートップ12の繰り返し押圧操作に耐え得る弾性復元力を有することが好ましい。樹脂フィルム11の厚みは、25μm未満では容易に屈曲するため製造時の取り扱いが悪いだけでなく、EL素子部16を構成する各層に損傷を与えるおそれがあり、好ましくない。200μmを超えると柔軟性に乏しいため押圧操作に支障を来たすので好ましくない。
【0032】
また、押圧操作をしたキートップ12のみが降下し、その周りに配置されているキートップ12が全く降下しないことが望ましいが、1枚ものの樹脂フィルム11を使用しているため、このような連れ動きが完全に生じないとはいえない。そこで、必要に応じて、キートップ12の底面14の周囲に当たる箇所に樹脂フィルム11の厚み方向に貫通する切り欠き乃至切れ目(図示せず)を入れて、応力を遮断する構造を採用してもよい。切り欠き乃至切れ目は、キートップ12の底面14の全周に形成することなく、キートップ12の直下の樹脂フィルム11とその周りの樹脂フィルム11とは一部に接続部を残しておく。
【0033】
なお、図2に示したように、樹脂フィルム11をキーットップ12の部分より電気・電子装置本体の液晶表示部1まで延長して、樹脂フィルム11の一部に、キートップ2の発光層15と液晶表示部1のバックライト用の発光層15eを形成することにより、キートップ12の発光機構と液晶表示部1の発光機構とが1枚のEL素子部付きフィルムに集約されることになり、照光式押釦スイッチ用部材が組み込まれる装置全体のコストダウンに寄与できる。
【0034】
樹脂フィルム11の裏面には、図3に示したように、キートップ12の平面形状内に二つの模様17a,17bと対応させた大きさの二つの発光層15a,15bを有する二つのEL素子部16を設けている。ここで、二つの模様17a,17bと二つのEL素子部16とは各種の組み合わせが考えられる。例えば、二つの模様17a,17bにそれぞれ別個の着色を施し、これに対応する二つの発光層15a,15bが同一の白色であるEL素子部16を使用すれば、二つの模様17a,17bはそれ自体の着色された別個の色に照光される。また、二つのEL素子部16の二つの発光層15a,15bの発光物質を変えることにより、二つの発光層15a,15b自体の色を変えることができるから、照光時には二つの模様17a,17bは別個の発光色で照光されることになる。この場合には、二つの模様17a,17b自体には着色をしなくても済む。
【0035】
EL素子部16の対向電極層20の裏面には、電気的絶縁性を有する保護層(図示せず)を設けて、対向電極層20からの漏電と対向電極層20への損傷を防止するようにしてもよい。保護層の裏面の全面は、例えば、シリコーンゴム等の電気絶縁性を有する弾性シート25で覆われており、弾性シート25の裏面には、基板上に配置されている固定接点(図示せず)に対応する箇所に押圧凸部26を有している。これにより、キートップ12を押し下げることで樹脂フィルム11と弾性シート25が撓んで押圧凸部26が基板上に配置されている固定接点に直に接触するか又は逆椀状をした金属製の皿バネ(図示せず)の頂点部を押すことで明確なクリック感を発生させながら固定接点に皿バネが接触することで固定接点に対応した電気回路の入り切りを実現することができる。なお、押圧凸部26が直に固定接点に接触する構成とした場合には、押圧凸部26の先端部に導電性インクを印刷して可動接点を形成するとよい。
【0036】
なお、樹脂フィルム11のみでキートップ12の繰り返し押圧操作に十分耐え得る場合には、弾性シート25を使用しなくてもよい。その場合には、保護層の裏面には、基板上に配置されている固定接点に対応する箇所に、例えば、直径3mm、厚さ200μm程度の粘着テープを貼り付けたり、常温硬化型接着剤をポッティングして押圧凸部26を形成するようにしてもよい。
【0037】
以下、3パターン・キー5の場合についてのEL素子部16周辺の具体的な構成と作用について説明する。
【0038】
図4乃至図8は、この発明の実施の形態に係る照光式押釦スイッチ用部材に使用するEL素子部の構成要素の一例を示している。
【0039】
図4は発光層の一部の平面図であり、図5は誘電層の一部の平面図であり、図6は第1の対向電極層の一部の平面図であり、図7は第2の対向電極層の一部の平面図であり、図8は第3の対向電極層の一部の平面図である。図9は三つの対向電極層を重ね合わせた状態を示す一部の平面図である。図10は図9のB−B拡大断面図である。
【0040】
EL素子部16は、透明電極層18、発光層15、誘電層19、対向電極層20、補助電極層21とを有し、透明電極層18と対向電極層20の間に挟まれている発光層15と誘電層19に交流電圧をかけることによって発光層15が発光する。EL素子部16は、キートップ12の平面形状内に設けられる各模様17a,17bに対応して各模様17a,17bと同数の独立した状態で配置されるが、透明電極層18を介して樹脂フィルム11と一体にすることで、図2に示したようなEL素子部付きフィルムとして取り扱うことができる。
【0041】
透明電極層18は、キートップ12毎に設けられた発光層15と同じ形状のそれぞれが独立した複数のものであってもよいし、キートップ12の最外周部に位置する発光層15の輪郭を結んでできる形状をした一つのものでもよいが、発光層15の表面に接触し電気的に接続されており、給電のための端子18aを有している。
【0042】
透明電極層18は、例えば、透光性を有するポリピロール、ポリアニリン、ポリチオフェン等の導電性ポリマーで形成される。導電性ポリマー以外では、酸化インジウム錫を蒸着又はスパッタリング等によりフィルムに積層したもの若しくは酸化インジウム錫を含んだインクを使用すれば、透明性の点でも問題はない。
【0043】
誘電層19は、発光層15の裏面に接触している。誘電層19の大きさは、その印刷位置ずれを考慮し、少なくとも発光層15の平面形状より0.1mm以上大きくしており、かつ隣接するキートップ12の誘電層19に接触しない大きさとすることが好ましい。誘電層19が発光層15の平面形状より大きな形状をしている理由は、発光層15の全域を確実に発光させることができるように発光層15の全面に漏れなく誘電効果を生じさせるためである。誘電層19は、例えば、チタン酸ジルコン酸バリウム、チタン酸バリウム等を含む誘電率の比較的高いインクを印刷して形成すればよい。
【0044】
対向電極23a,23b,23cは、発光層15の平面形状と同一若しくはより小さい大きさをしており、誘電層19の裏面に接触している。これにより、透明電極層18と対向電極23a,23b,23cとが直に接触することがないので、短絡の心配がない。
【0045】
図示した実施の形態では、一つのキートップ12に3種類のスイッチ機能の表示部(模様)を有する例を示しおり、これに対応して対向電極層20が3種類ある。
【0046】
3種類のスイッチ機能の表示部(模様)を形成した10個の3パターン・キー5については、「1〜9」と「0」の数字の表示30に対応する第1の対向電極層20aと、「あ」、「か」、「さ」、「た」、「な」、「は」、「ま」、「や」、「ら」、「わ」行を表すひらがなの表示40に対応する第2の対向電極層20bと、「A〜Z」を三つ又は四つにグループ分けしたアルファベットの表示50及び「絵」、「記号」の表示60とに対応する第3の対向電極層20cとを有している。
【0047】
各キートップ12毎に配置された第1の対向電極層20aは、隣り合う対向電極23a同士が接続線24aで電気的に接続されており、接続線24aの端部は外部電源と接続するための端子27aを形成している。同じく、各キートップ12毎に配置された第2の対向電極層20bは、隣り合う対向電極23b同士が接続線24bで電気的に接続されており、接続線24bの端部は外部電源と接続するための端子27bを形成している。さらに、各キートップ12毎に配置された第3の対向電極層20cは、隣り合う対向電極23c同士が接続線24cで電気的に接続されており、接続線24cの端部は外部電源と接続するための端子27cを形成している。
【0048】
第1の対向電極層20a、第2の対向電極層20b、第3の対向電極層20cのそれぞれの端子27a,27b,27cは、必ずしも配線の端部である必要はないが、第1の対向電極層20a、第2の対向電極層20b、第3の対向電極層20cのそれぞれに含まれる対向電極23a,23b,23cのすべてに給電できる箇所である必要がある。
【0049】
これにより、第1の対向電極層20aの端子27aと透明電極層18の端子18aとに給電し交流電圧をかけると、第1の対向電極層20aに配置されている対向電極23aに対応するすべての発光層15が発光し、「1〜9」と「0」の数字の表示30が照光される。同じく、第2の対向電極層20bの端子27bと透明電極層18の端子18aとに給電し交流電圧をかけると、第2の対向電極層20bに配置されている対向電極23bに対応するすべての発光層15が発光し、「あ」、「か」、「さ」、「た」、「な」、「は」、「ま」、「や」、「ら」、「わ」行を表すひらがなの表示40が照光される。さらに、第3の対向電極層20cの端子27cと透明電極層18の端子18aとに給電し交流電圧をかけると、第3の対向電極層20cに配置されている対向電極23cに対応するすべての発光層15が発光し、「A〜Z」を三つ又は四つにグループ分けしたアルファベットの表示50及び「絵」、「記号」の表示60が照光される。
【0050】
したがって、複数のキートップ12に付されている各模様17のうちでスイッチ機能として有効な同種類の模様のみを選択的に照光することで、複数のスイッチ機能が表示されている複数のキートップ12が密集している携帯電話であっても、キートップ12からなる入力装置部分のみを見るだけで現在操作可能なスイッチ機能が判別できるから、スイッチ機能を確認するためにスイッチ操作の度に液晶表示部1を見る煩わしさがなくなり、より迅速で正確な操作が実現できることになる。
【0051】
対向電極層20及び接続線24を除いた部分に、対向電極層20と接続線24とに接触しないようにして、透明電極層18と接触する線状の補助電極層21を張り巡らしている。補助電極層21の一端には外部電源と接続するための端子21aが形成されている。これにより、透明電極層18のほぼ全域に同じ程度の電圧が行き渡るようにすることで、導電性ポリマーからなる透明電極層18の導電性能を補い、すべての発光層15が同じ光量を発するようにしている。
【0052】
また、対向電極23a,23b,23c同士を接続する接続線24a,24b,24cを含む対向電極層20の配線の他、透明電極層18、発光層15、誘電層19、補助電極層21といったEL素子部16の各配線は、樹脂フィルム21のキートップ12の底面14の周囲に形成した切り欠き乃至切れ目と重ならないように配置することで、キートップ12の押圧操作を繰り返しても補助電極層21及び接続線24に押圧操作時の応力が伝わらないようにしている。そのため、補助電極層21及び接続線24が切断されることがないので、スイッチ操作による入力装置に誤動作を生じるおそれがなくなる。
【0053】
透明電極層18及び補助電極層21と対向電極層20との間に絶縁層22を設けることが好ましい。これにより、キートップ12の繰り返し押圧操作が行われて樹脂フィルム11とEL素子部16が変形を繰り返しても、透明電極層18と対向電極層20又は補助電極層21と対向電極層20とが絶縁層22で遮られているため短絡することがないので、発光エリア以外で透明電極層18及び補助電極層21の平面形状と対向電極層20の平面形状が重なるような配線パターンを採用することが可能となり、それだけ配線設計の自由度が向上する。
【0054】
対向電極層20と補助電極層21とは、例えば、導電性を有する銀粉又はカーボン粉を含んだインクを印刷することで形成すればよい。
【0055】
ところで、一般に、EL素子部16の発光層15は粒子径10〜50μm(平均粒子径で20〜35μm)の硫化亜鉛等の発光体をバインダー樹脂中に分散させたものであるから、発光体の分散状態がよくともその比較的大きな粒子径のため、斑点状の発光斑が生じる。そのため、キートップ12が透光性の高い場合には、EL素子部16の発光層15が直接見えるため、照光時の発光斑がキートップ12の天面から視認されてしまう。これを解消するため、キートップ12と樹脂フィルム1との間に発光層15と同一若しくはより大きな形状をした光拡散層(図示せず)を設けるとよい。
【0056】
光拡散層としては、粒子径1〜25μmの酸化アルミニウム、マイカ、シリカ等の光反射率の高い微粉末をバインダー樹脂中に分散させたものであって、全光線透過率60%以上、拡散透過率5%以上の性能を有するものが望ましい。
【0057】
粒子径が1μm未満では、光拡散層を形成するインクの粘度が高くなり、印刷の作業性が悪い。粒子径が25μmを超えると、微粉末自体が目視で確認できることになるから望ましくない。
【0058】
また、新たに光拡散層を付加する代わりに、樹脂フィルム11全体に酸化アルミニウム、マイカ、シリカ等の光反射率の高い微粉末を混ぜることや、樹脂フィルム11の表面や裏面に浅い凹凸を形成することで、樹脂フィルム11自体を光拡散層としてもよい。
【0059】
さらには、キートップ12と樹脂フィルム11とを固定する粘着剤又は接着剤13に酸化アルミニウム、マイカ、シリカ等の光反射率の高い微粉末を混ぜることで粘着剤又は接着剤13自体を光拡散層としてもよい。
【0060】
光拡散層を有するものにあっては、照光時にキートップ12の天面からキートップ12を見た場合に、発光層15から発せられる光が光拡散層で色々な方向に拡散することで発光層15の斑点状の斑が目立たなくなり、キートップ12全体が均一な光で照らし出されるから、より一層視認性が向上する。
【0061】
さらに、図示した実施の形態にあっては、キートップ12全体を照光するいわゆるキー照光について説明したが、この発明はこれに限らず、文字、数字、記号、図形等の模様17のみを照光するいわゆる文字照光にも適用できるものである。
【0062】
すなわち、文字照光の場合には、樹脂フィルム11の裏面には、キートップ12の直下に各々のキートップ12に設けられた模様17の平面形状と対応させた発光層15を有するEL素子部16を設ければよい。
【0063】
さらにまた、上述した実施の形態にあっては、キートップ12として透光性を有するいわゆる樹脂キーを例示したが、この発明はこれに限らず、透光性を有する樹脂フィルム11に固定できるものであればよく、例えば、キートップ12の外形が樹脂フィルム11で被覆されているいわゆるフィルムキーであってもよい。この場合には、文字、数字、記号、図形等の模様17も透光性を有する着色インクを印刷して形成する方法以外に、キートップ12の外形を被覆している樹脂フィルム11を所定の形状に切り抜くことで抜き型の模様を形成する方法を採用してもよい。
【0064】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の発明によれば、透光性を有する樹脂フィルムの表面に、二つ以上のスイッチ機能を表す文字、数字、記号、図形等の模様を有する透光性の複数のキートップが固定され、樹脂フィルムの裏面には、キートップの平面形状内に各模様に対応して配置される複数の独立したEL素子部を設け、該複数のEL素子部はそれぞれ別個の電気回路に接続される端子を有しているので、少ない数のキートップであっても多くのスイッチ機能を実現することができるにもかかわらず、操作するスイッチ機能と対応するキートップのみを照光することが可能であるから、使用者が操作するキートップを見ることで現在の操作がどのスイッチ機能と対応するものかが容易にわかる。そのため、使用者が誤操作することがなくなる。しかも、スイッチ機能毎の模様は非常に薄いEL素子部を発光源として照光することとしているため、薄型のキートップに適用し得る照光式押釦スイッチ用部材が完成する。
【0065】
さらに、EL素子部の発光層の発光体を変えることにより、各模様に種々の色彩を施すことが可能となるから、光源としてのEL素子部以外の着色層を設ける必要がなくなる。
【0066】
請求項2に記載の発明によれば、キートップと発光層との間に光拡散層を有するので、請求項1に記載の発明の効果に加えて、EL素子部の発光層からキートップに向かって放たれる光が光拡散層を透過して均一な明るさとなるから、EL素子部の発光層に生じる小さな斑点状の暗い部分が目立たなくなり、キートップ及びキートップの模様のより良好な視認性が得られる。
【0067】
請求項3に記載の発明によれば、樹脂フィルムには、キートップの直下のEL素子部の他に、液晶表示部のバックライト用の発光層を有しているので、請求項1又は2に記載の発明の効果に加えて、キートップの発光と液晶表示部の発光とを1枚のEL素子部付きフィルムに集約されることになり、照光式押釦スイッチ用部材が組み込まれる装置全体のコストダウンに寄与できる。
【0068】
請求項4に記載の発明によれば、樹脂フィルムには、キートップの底面の周囲に当たる箇所に樹脂フィルムの厚み方向に貫通する切り欠き乃至切れ目が形成されているので、請求項1に記載の発明の効果に加えて、キートップを押圧操作した際の押圧力が切り欠き乃至切れ目で遮断されることになり、その周りに配置されているキートップが一緒になって降下するようなことがなくなる。したがって、スイッチ機能に関する誤動作を生じることがない。
【0069】
請求項5に記載の発明によれば、EL素子部の配線が、前記切り欠き乃至切れ目と重ならないように配置されているので、請求項4に記載の発明の効果に加えて、キートップの押圧操作時に接続線及び補助電極に負荷がかからないから接続線及び補助電極の切断のおそれがない。
【0070】
請求項6に記載の発明によれば、複数のキートップに付されている各模様のうちでスイッチ機能として有効な同種類の模様のみを選択的に照光するようにしたので、複数のスイッチ機能が表示されている複数のキートップが密集している携帯電話であっても、キートップからなる入力装置部分のみを見るだけで操作するスイッチ機能が判別できるから、スイッチ機能を確認するためにスイッチ操作の度に液晶表示部を見る煩わしさがなくなり、より迅速で正確な操作が実現できることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る照光式押釦スイッチ用部材を組み込んだ携帯電話の一例を示す平面図である。
【図2】同実施の形態に係る照光式押釦スイッチ用部材の平面図である。
【図3】図2のA−A拡大断面図である。
【図4】同実施の形態に係る照光式押釦スイッチ用部材に使用する発光層の一部の平面図である。
【図5】同実施の形態に係る照光式押釦スイッチ用部材に使用する誘電層の一部の平面図である。
【図6】同実施の形態に係る照光式押釦スイッチ用部材に使用する第1の対向電極層の一部の平面図である。
【図7】同実施の形態に係る照光式押釦スイッチ用部材に使用する第2の対向電極層の一部の平面図である。
【図8】同実施の形態に係る照光式押釦スイッチ用部材に使用する第3の対向電極層の平面図である。
【図9】同実施の形態に係る照光式押釦スイッチ用部材に使用する三つの対向電極層を重ね合わせた一部の平面図である。
【図10】図9のB−B拡大断面図である。
【符号の説明】
11 樹脂フィルム
12 キートップ
13 粘着剤又は接着剤
14 底面
15、15a、15b 発光層
16 EL素子部
17、17a、17b 模様(表示部)
18 透明電極層
18a 透明電極層の端子
19 誘電層
20 対向電極層
20a 第1の対向電極層
20b 第2の対向電極層
20c 第3の対向電極層
21 補助電極層
21a 補助電極層の端子
22 絶縁層
23a、23b、23c 対向電極
24、24a、24b、24c 接続線
25 弾性シート
26 押圧凸部
27a 第1の対向電極層の端子
27b 第2の対向電極層の端子
27c 第3の対向電極層の端子

Claims (6)

  1. 透光性を有する樹脂フィルムの表面に、二つ以上のスイッチ機能を表す文字、数字、記号、図形等の模様を有する透光性の複数のキートップが固定されている照光式押釦スイッチ用部材であって、
    前記樹脂フィルムの裏面には、前記キートップの平面形状内に前記各模様に対応して配置される複数の独立したEL素子部を設け、該複数のEL素子部の各対向電極層はそれぞれ別個の電気回路に接続される端子を有していることを特徴とする照光式押釦スイッチ用部材。
  2. 前記キートップと前記発光層との間に、光拡散層を有することを特徴とする請求項1に記載の照光式押釦スイッチ用部材。
  3. 前記樹脂フィルムには、前記キートップの直下のEL素子部の他に、液晶表示部のバックライト用の発光層を有していることを特徴とする請求項1又は2に記載の照光式押釦スイッチ用部材。
  4. 前記樹脂フィルムには、前記キートップの底面の周囲に当たる箇所に前記樹脂フィルムの厚み方向に貫通する切り欠き乃至切れ目が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の照光式押釦スイッチ用部材。
  5. 前記EL素子部の配線が、前記切り欠き乃至切れ目と重ならないように配置されていることを特徴とする請求項4に記載の照光式押釦スイッチ用部材。
  6. 二つ以上のスイッチ機能を表す文字、数字、記号、図形等の複数種類の模様を有する複数のキートップを備えた携帯電話の照光式押釦スイッチ用部材であって、前記複数のキートップに付されている前記各模様のうちでスイッチ機能として有効な同種類の模様のみを選択的に照光するようにしたことを特徴とする携帯電話の照光式押釦スイッチ用部材。
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