JP2004206489A - マウス入力装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】待機状態における発光素子の点滅による、パソコン等の操作に伴う操作者のストレスを低減する。
【解決手段】光学的に座標位置を検出するマウス入力装置であって、検出光を出射する赤色LED6や、光学的座標検出手段としての受光素子や制御部を備える半導体チップ7を実装したプリント配線基板8が、ケース体2内部に配設される。この赤色LED6は、待機状態において、視覚効果を持たせることが可能な点滅の周期を有する特定のリズムで点滅し、従来の単調な一定周期での点滅とは異なり、高い視覚効果を有するするように制御される。
【選択図】 図1
【解決手段】光学的に座標位置を検出するマウス入力装置であって、検出光を出射する赤色LED6や、光学的座標検出手段としての受光素子や制御部を備える半導体チップ7を実装したプリント配線基板8が、ケース体2内部に配設される。この赤色LED6は、待機状態において、視覚効果を持たせることが可能な点滅の周期を有する特定のリズムで点滅し、従来の単調な一定周期での点滅とは異なり、高い視覚効果を有するするように制御される。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パーソナルコンピュータ等に接続され、座標位置情報の入力等を行うマウス入力装置に関し、特に光学的に座標位置を検出するマウス入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、パーソナルコンピュータ(以下、パソコンと略称する。)においては、モニタに表示された画面上の座標点を示すカーソルやポインタ等の任意の位置への移動や、範囲指定等を行うポインティングデバイスとしてマウス入力装置が用いられている。このマウス入力装置には、トラックボールの回転量や回転方向から座標位置を検出する機械的検出手段を備えたものや、座標位置を光学的に検出する光学的検出手段を備えたものが提供されている。
【0003】
上記光学的検出手段を備えたマウス入力装置は、ケース体に設けられた検出孔から検出光を出射する発光素子、例えば発光ダイオード(LED)と、該LEDからの検出光がマウスパッド等に反射した反射光を検出する光検出器等がケース体内に内蔵されている。(例えば特許文献1参照)
【0004】
【特許文献1】
特開2000−353050
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、パソコン等の操作者は、マウス入力装置による入力操作を常時行っているわけではなく、キー入力等の操作時においては、マウス入力装置が使用されない。このとき、マウス入力装置は、検出光出射用のLEDを常時発光させずに、間欠的に発光、すなわち点滅させ、低消費電流化を図っている。
【0006】
しかしながら、検出光出射用のLEDの光は強いため、マウス入力装置とマウスパッド等の載置面との間から光が漏れる等して、LEDの光が操作者の目に入ってしまう。この時のLEDの点滅は、一定周期で繰り返される単調なものであり、時に他の操作を行っている操作者にとって目障りとなって、操作者にストレスを与える原因となり得る。
【0007】
そこで、本発明は、発光素子の点滅が視覚効果を持つよう制御され、パソコン等の操作に伴う操作者のストレスを低減するマウス入力装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成する本発明に係るマウス入力装置は、光学的に座標位置を検出するマウス入力装置であって、検出光を出射する発光素子と、この発光素子の発光状態を制御する制御部とを備えてなり、この制御部が、待機状態において、発光素子が視覚効果を有する点滅動作を行うように、例えば特定リズムでの点滅や、複数色を順次発光させ点滅させるように制御することを特徴とする。
【0009】
上述した構成を有する本発明に係るマウス入力装置では、待機状態の発光素子が、制御部によって視覚効果を有する点滅動作を行うように制御される。その結果、待機状態における発光素子の点滅が、従来の単調な一定周期での点滅とは異なり、高い視覚効果を有するものとなり、操作者を楽しませることができ、操作者のパソコン等の操作に伴うストレスが軽減される。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るマウス入力装置の具体的な実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0011】
マウス入力装置1は、図1(a)に示すように、上ハーフ2aとベース2bとからなるケース体2の、上ハーフ2aの上面に左クリックボタン3と右クリックボタン4とが設けられており、例えばUSB規格に基づいて接続されるUSB仕様、又はPS/2仕様等の接続コード5を介してパソコン本体と接続され、該接続コード5から電源も供給されるようになっている。
【0012】
このマウス入力装置1は、光学的に座標位置を検出する光学式ポインティングデバイスであり、同図(b)に示すように、検出光を出射する発光素子である赤色LED6や、光学的座標検出手段としての受光素子や赤色LED6の発光状態を制御する制御部等を備える半導体チップ7を実装したプリント配線基板8が、ケース体2内部に配設されている。また、マウス入力装置1には、上記赤色LED6から出射された検出光をケース体2外に照射するための検出孔9がベース2bに形成されている。
【0013】
このようなマウス入力装置1では、赤色LED6から出射された検出光を、検出孔9から該マウス入力装置1が載置された机やマウスパッド等の表面に照射し、反射させて(以下、検出光が照射される机等の表面を反射面Sと称する。)、この反射光が再度検出孔9を通って半導体チップ7の受光素子に入射する。そして、この受光素子に入射する反射光に基づいて、反射面Sにおける表面状態の変化が判別され、この反射面Sとの水平二方向に関する相対移動方向及び移動量を検出するようになっている。
【0014】
なお、詳細な図示、及び説明は省略するが、マウス入力装値1には、一般的な光学式マウス入力装置と同様であり、赤色LED6の出射する検出光を平行光束にしたり、反射面Sで反射した反射光を受光素子に集光するための各レンズ部材、上記左クリックボタン3と右クリックボタン4の押下操作によってオンオフされるスイッチ等がケース体2内に配設されている。
【0015】
赤色LED6は、赤(R)の単色光を発光するものであり、プリント配線基板8のプリント配線を介して外部電源、本実施の形態においては外部電源に接続され且つマウス入力装置1に接続コード5から電源を供給するパソコン本体に接続されている。この赤色LED6は、上述したように座標位置検出のための検出光を出射するものであるが、常時発光しているものではなく、マウス入力装置1が操作者によって操作されている場合(以下、使用状態と称して説明する。)には常時発光し、操作者が一定時間以上マウス入力装置1を操作していない場合(以下、待機状態と称して説明する。)には、間欠的に発光、すなわち点滅するよう半導体チップ7の制御部にて制御されている。
【0016】
そして、マウス入力装置1においては、上記待機状態における赤色LED6が、視覚効果を持つような点滅の周期を有する特定のリズム、例えば3・3・7拍子のリズム等で点滅する。このような赤色LED6の点滅の周期は、半導体チップ7の制御部にてファームウェアを実行することによって制御される。
【0017】
マウス入力装置1では、待機状態において、上述したように特定のリズムによって赤色LED6を点滅させることで、従来の単調な一定周期での点滅とは異なり、操作者を楽しませ、該操作者のストレスを軽減し得るような視覚効果を、ベース2bと反射面Sとの間から漏れ、或いは上ハーフ2aが光透過性材料によって形成されている場合には該上ハーフ2aを透過して操作者の目に入る検出光に持たせることができるようになる。
【0018】
上述したマウス入力装置1では、赤色LED6を特定のリズムで点滅するよう制御することで、待機状態における検出光の点滅に視覚効果を持たせるよう構成しているが、本発明はこのような構成に限定されるものではない。例えば、図2(a)示すマウス入力装置11の如く、検出光出射用の赤色LED6の他に、さらに緑色LED12及び青色LED13をプリント配線基板8に実装し、これら緑色LED12及び青色LED13を、待機状態で点滅する赤色LED6とともに点滅させるよう構成してもよい。なお、図2においては、マウス入力装置1と同じ構成を有する部分については同一符号を付している。このマウス入力装置11では、例えば3色のLEDを一定周期で順次発光するように点滅させたり、各LEDに印加する電圧を変化させて発光状態を調節し、上記3色に加えてさらにこれらの混色を一定周期で順次発光させるように、各LEDが制御される。このように、複数のLEDを使用して、複数色を発光し、点滅させるイルミネーション効果を演出することによって、視覚効果が高められ、操作者のストレスを軽減することができる。
【0019】
なお、このように複数のLEDを有するマウス入力装置においては、使用状態においては誤動作防止のため、赤色LED6のみを点灯させ、この使用状態から待機状態に移行した時にのみ上述したように複数色の発光色を順次発光、点滅させるように、上記制御部にて制御されている。
【0020】
また、検出光出射用の赤色LED6以外のLED、すなわち上述した例における青色LED12と緑色LED13とは、待機状態における視覚効果を強調するため、例えば同図(b)に示すように、マウス入力装置11の座標検出動作に支障が無く、且つ外部から目立つケース体2の側面に形成した窓部14から光が出るように設けてもよい。この他、詳しい図示は省略するが、青色LED12と緑色LED13の光を出すための窓部は、十分なスペースのある上ハーフ2aの上面に、模様等を構成するよう複数配列して設けてもよい。
【0021】
さらに、マウス入力装置11では、上述したマウス入力装置1の如く、特定のリズムで各LEDを点滅させるように構成してもよい。
【0022】
上述した複数色のLEDが設けられたマウス入力装置11においても、待機状態での各色LEDの点滅の周期が、半導体チップの制御部にてファームウェアを実行することにより制御される。
【0023】
本発明のマウス入力装置は、上述した構成以外にも、音声認識センサをさらに設け、該音声認識センサが検出した周囲の音声、例えば操作者等人間の声、パソコン本体やステレオから出る種々の音声に応じて、具体的には検出された音声の大小でLEDの発光の強弱を調整したり、音声のリズムに合わせて点滅させるよう調整する等して、待機状態時の赤色LEDやこれ以外のLEDが発光、点滅するように、制御部のファームウェアを実行して制御するよう構成してもよい。このような構成によれば、その時々に生じる音声によって、待機状態時のLEDの点滅状態が変化するため、このLEDの点滅に視覚効果を持たせることができ、操作者のストレスを軽減することができる。
【0024】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように本発明に係るマウス入力装置は、待機状態における検出光用の発光素子の点滅に、視覚効果を持つような周期の特定のリズムや、複数色の発光素子が順次発光するイルミネーション効果を与えることで、操作者を楽しませ、該操作者のパソコン等の操作に伴うストレスを軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマウス入力装置を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は側面図である。
【図2】(a)は、本発明に係る他の構成のマウス入力装置の斜視図であり、(b)は、窓部が設けられた同マウス入力装置の斜視図である。
【符号の説明】
1,11 マウス入力装置
2 ケース体
2a 上ハーフ
2b ベース
3 左クリックボタン
4 右クリックボタン
5 接続コード
6 赤色発光ダイオード
7 半導体チップ
8 プリント配線基板
9 検出孔
12 緑色発光ダイオード
13 青色発光ダイオード
14 窓部
S 反射面
【発明の属する技術分野】
本発明は、パーソナルコンピュータ等に接続され、座標位置情報の入力等を行うマウス入力装置に関し、特に光学的に座標位置を検出するマウス入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、パーソナルコンピュータ(以下、パソコンと略称する。)においては、モニタに表示された画面上の座標点を示すカーソルやポインタ等の任意の位置への移動や、範囲指定等を行うポインティングデバイスとしてマウス入力装置が用いられている。このマウス入力装置には、トラックボールの回転量や回転方向から座標位置を検出する機械的検出手段を備えたものや、座標位置を光学的に検出する光学的検出手段を備えたものが提供されている。
【0003】
上記光学的検出手段を備えたマウス入力装置は、ケース体に設けられた検出孔から検出光を出射する発光素子、例えば発光ダイオード(LED)と、該LEDからの検出光がマウスパッド等に反射した反射光を検出する光検出器等がケース体内に内蔵されている。(例えば特許文献1参照)
【0004】
【特許文献1】
特開2000−353050
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、パソコン等の操作者は、マウス入力装置による入力操作を常時行っているわけではなく、キー入力等の操作時においては、マウス入力装置が使用されない。このとき、マウス入力装置は、検出光出射用のLEDを常時発光させずに、間欠的に発光、すなわち点滅させ、低消費電流化を図っている。
【0006】
しかしながら、検出光出射用のLEDの光は強いため、マウス入力装置とマウスパッド等の載置面との間から光が漏れる等して、LEDの光が操作者の目に入ってしまう。この時のLEDの点滅は、一定周期で繰り返される単調なものであり、時に他の操作を行っている操作者にとって目障りとなって、操作者にストレスを与える原因となり得る。
【0007】
そこで、本発明は、発光素子の点滅が視覚効果を持つよう制御され、パソコン等の操作に伴う操作者のストレスを低減するマウス入力装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成する本発明に係るマウス入力装置は、光学的に座標位置を検出するマウス入力装置であって、検出光を出射する発光素子と、この発光素子の発光状態を制御する制御部とを備えてなり、この制御部が、待機状態において、発光素子が視覚効果を有する点滅動作を行うように、例えば特定リズムでの点滅や、複数色を順次発光させ点滅させるように制御することを特徴とする。
【0009】
上述した構成を有する本発明に係るマウス入力装置では、待機状態の発光素子が、制御部によって視覚効果を有する点滅動作を行うように制御される。その結果、待機状態における発光素子の点滅が、従来の単調な一定周期での点滅とは異なり、高い視覚効果を有するものとなり、操作者を楽しませることができ、操作者のパソコン等の操作に伴うストレスが軽減される。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るマウス入力装置の具体的な実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0011】
マウス入力装置1は、図1(a)に示すように、上ハーフ2aとベース2bとからなるケース体2の、上ハーフ2aの上面に左クリックボタン3と右クリックボタン4とが設けられており、例えばUSB規格に基づいて接続されるUSB仕様、又はPS/2仕様等の接続コード5を介してパソコン本体と接続され、該接続コード5から電源も供給されるようになっている。
【0012】
このマウス入力装置1は、光学的に座標位置を検出する光学式ポインティングデバイスであり、同図(b)に示すように、検出光を出射する発光素子である赤色LED6や、光学的座標検出手段としての受光素子や赤色LED6の発光状態を制御する制御部等を備える半導体チップ7を実装したプリント配線基板8が、ケース体2内部に配設されている。また、マウス入力装置1には、上記赤色LED6から出射された検出光をケース体2外に照射するための検出孔9がベース2bに形成されている。
【0013】
このようなマウス入力装置1では、赤色LED6から出射された検出光を、検出孔9から該マウス入力装置1が載置された机やマウスパッド等の表面に照射し、反射させて(以下、検出光が照射される机等の表面を反射面Sと称する。)、この反射光が再度検出孔9を通って半導体チップ7の受光素子に入射する。そして、この受光素子に入射する反射光に基づいて、反射面Sにおける表面状態の変化が判別され、この反射面Sとの水平二方向に関する相対移動方向及び移動量を検出するようになっている。
【0014】
なお、詳細な図示、及び説明は省略するが、マウス入力装値1には、一般的な光学式マウス入力装置と同様であり、赤色LED6の出射する検出光を平行光束にしたり、反射面Sで反射した反射光を受光素子に集光するための各レンズ部材、上記左クリックボタン3と右クリックボタン4の押下操作によってオンオフされるスイッチ等がケース体2内に配設されている。
【0015】
赤色LED6は、赤(R)の単色光を発光するものであり、プリント配線基板8のプリント配線を介して外部電源、本実施の形態においては外部電源に接続され且つマウス入力装置1に接続コード5から電源を供給するパソコン本体に接続されている。この赤色LED6は、上述したように座標位置検出のための検出光を出射するものであるが、常時発光しているものではなく、マウス入力装置1が操作者によって操作されている場合(以下、使用状態と称して説明する。)には常時発光し、操作者が一定時間以上マウス入力装置1を操作していない場合(以下、待機状態と称して説明する。)には、間欠的に発光、すなわち点滅するよう半導体チップ7の制御部にて制御されている。
【0016】
そして、マウス入力装置1においては、上記待機状態における赤色LED6が、視覚効果を持つような点滅の周期を有する特定のリズム、例えば3・3・7拍子のリズム等で点滅する。このような赤色LED6の点滅の周期は、半導体チップ7の制御部にてファームウェアを実行することによって制御される。
【0017】
マウス入力装置1では、待機状態において、上述したように特定のリズムによって赤色LED6を点滅させることで、従来の単調な一定周期での点滅とは異なり、操作者を楽しませ、該操作者のストレスを軽減し得るような視覚効果を、ベース2bと反射面Sとの間から漏れ、或いは上ハーフ2aが光透過性材料によって形成されている場合には該上ハーフ2aを透過して操作者の目に入る検出光に持たせることができるようになる。
【0018】
上述したマウス入力装置1では、赤色LED6を特定のリズムで点滅するよう制御することで、待機状態における検出光の点滅に視覚効果を持たせるよう構成しているが、本発明はこのような構成に限定されるものではない。例えば、図2(a)示すマウス入力装置11の如く、検出光出射用の赤色LED6の他に、さらに緑色LED12及び青色LED13をプリント配線基板8に実装し、これら緑色LED12及び青色LED13を、待機状態で点滅する赤色LED6とともに点滅させるよう構成してもよい。なお、図2においては、マウス入力装置1と同じ構成を有する部分については同一符号を付している。このマウス入力装置11では、例えば3色のLEDを一定周期で順次発光するように点滅させたり、各LEDに印加する電圧を変化させて発光状態を調節し、上記3色に加えてさらにこれらの混色を一定周期で順次発光させるように、各LEDが制御される。このように、複数のLEDを使用して、複数色を発光し、点滅させるイルミネーション効果を演出することによって、視覚効果が高められ、操作者のストレスを軽減することができる。
【0019】
なお、このように複数のLEDを有するマウス入力装置においては、使用状態においては誤動作防止のため、赤色LED6のみを点灯させ、この使用状態から待機状態に移行した時にのみ上述したように複数色の発光色を順次発光、点滅させるように、上記制御部にて制御されている。
【0020】
また、検出光出射用の赤色LED6以外のLED、すなわち上述した例における青色LED12と緑色LED13とは、待機状態における視覚効果を強調するため、例えば同図(b)に示すように、マウス入力装置11の座標検出動作に支障が無く、且つ外部から目立つケース体2の側面に形成した窓部14から光が出るように設けてもよい。この他、詳しい図示は省略するが、青色LED12と緑色LED13の光を出すための窓部は、十分なスペースのある上ハーフ2aの上面に、模様等を構成するよう複数配列して設けてもよい。
【0021】
さらに、マウス入力装置11では、上述したマウス入力装置1の如く、特定のリズムで各LEDを点滅させるように構成してもよい。
【0022】
上述した複数色のLEDが設けられたマウス入力装置11においても、待機状態での各色LEDの点滅の周期が、半導体チップの制御部にてファームウェアを実行することにより制御される。
【0023】
本発明のマウス入力装置は、上述した構成以外にも、音声認識センサをさらに設け、該音声認識センサが検出した周囲の音声、例えば操作者等人間の声、パソコン本体やステレオから出る種々の音声に応じて、具体的には検出された音声の大小でLEDの発光の強弱を調整したり、音声のリズムに合わせて点滅させるよう調整する等して、待機状態時の赤色LEDやこれ以外のLEDが発光、点滅するように、制御部のファームウェアを実行して制御するよう構成してもよい。このような構成によれば、その時々に生じる音声によって、待機状態時のLEDの点滅状態が変化するため、このLEDの点滅に視覚効果を持たせることができ、操作者のストレスを軽減することができる。
【0024】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように本発明に係るマウス入力装置は、待機状態における検出光用の発光素子の点滅に、視覚効果を持つような周期の特定のリズムや、複数色の発光素子が順次発光するイルミネーション効果を与えることで、操作者を楽しませ、該操作者のパソコン等の操作に伴うストレスを軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマウス入力装置を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は側面図である。
【図2】(a)は、本発明に係る他の構成のマウス入力装置の斜視図であり、(b)は、窓部が設けられた同マウス入力装置の斜視図である。
【符号の説明】
1,11 マウス入力装置
2 ケース体
2a 上ハーフ
2b ベース
3 左クリックボタン
4 右クリックボタン
5 接続コード
6 赤色発光ダイオード
7 半導体チップ
8 プリント配線基板
9 検出孔
12 緑色発光ダイオード
13 青色発光ダイオード
14 窓部
S 反射面
Claims (6)
- 光学的に座標位置を検出するマウス入力装置において、
検出光を出射する発光素子と、
上記発光素子の発光状態を制御する制御部とを備え、
上記制御部は、待機状態において、上記発光素子が視覚効果を有する点滅動作を行うように制御することを特徴とするマウス入力装置。 - 上記制御部は、上記発光素子を特定のリズムで点滅するように制御することを特徴とする請求項1記載のマウス入力装置。
- 上記発光素子とは異なる色に発光する複数の発光素子をさらに備え、
上記制御部は、待機状態において、上記異なる色の発光素子を、上記検出光を出射する発光素子とともに順次発光させ、点滅するように制御することを特徴とする請求項1記載のマウス入力装置。 - 上記異なる色の発光素子は、座標検出動作に支障のない位置に設けられることを特徴とする請求項3記載のマウス入力装置。
- 音声認識センサをさらに備え、
上記制御部は、待機状態において、上記発光素子を、上記音声認識センサにて検出した音声に応じて点滅するように制御することを特徴とする請求項1記載のマウス入力装置。 - 上記制御部において、上記発光素子の点滅状態を制御するファームウェアを実行することを特徴とする請求項1記載のマウス入力装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002375816A JP2004206489A (ja) | 2002-12-26 | 2002-12-26 | マウス入力装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002375816A JP2004206489A (ja) | 2002-12-26 | 2002-12-26 | マウス入力装置 |
Publications (1)
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---|---|
JP2004206489A true JP2004206489A (ja) | 2004-07-22 |
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ID=32813431
Family Applications (1)
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JP2002375816A Pending JP2004206489A (ja) | 2002-12-26 | 2002-12-26 | マウス入力装置 |
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JP (1) | JP2004206489A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014061322A1 (ja) * | 2012-10-15 | 2014-04-24 | 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント | 操作デバイス |
US9690392B2 (en) | 2012-10-15 | 2017-06-27 | Sony Corporation | Operating device including a touch sensor |
-
2002
- 2002-12-26 JP JP2002375816A patent/JP2004206489A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014061322A1 (ja) * | 2012-10-15 | 2014-04-24 | 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント | 操作デバイス |
JP5939553B2 (ja) * | 2012-10-15 | 2016-06-22 | 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント | 操作デバイス |
JP2016122454A (ja) * | 2012-10-15 | 2016-07-07 | 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント | 操作デバイス |
US9690392B2 (en) | 2012-10-15 | 2017-06-27 | Sony Corporation | Operating device including a touch sensor |
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US10507386B2 (en) | 2012-10-15 | 2019-12-17 | Sony Interactive Entertainment Inc. | Operating device |
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