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JP2004181286A - 塗布装置及び塗布方法 - Google Patents

塗布装置及び塗布方法 Download PDF

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JP2004181286A JP2002348216A JP2002348216A JP2004181286A JP 2004181286 A JP2004181286 A JP 2004181286A JP 2002348216 A JP2002348216 A JP 2002348216A JP 2002348216 A JP2002348216 A JP 2002348216A JP 2004181286 A JP2004181286 A JP 2004181286A
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Abstract

【課題】常時均一な混合状態で多量のシール材が連続供給可能で、塗布作業の効率化を大幅に高め、延いてはPDPなどの製造についても高品質化とともに作業効率の大幅向上を図ることが可能な塗布装置及び塗布方法を提供する。
【解決手段】パネルへ塗布すべきフリットガラス(シール材)1を撹拌しつつ定量ずつ送出するタンクユニットAと、タンクユニットAから送り出されたフリットガラス1を、開放するノズル21Aから押出手段24で定量ずつ押出して吐出する塗布ヘッドBと、供給路R1の一部とタンクユニットAとの管を連結するバイパス路R3と、バイパス路R3の一部に設けた切替弁V3と、塗布ヘッドBのノズル21Aからフリットガラス1を吐出しない待機状態のときに、タンクユニットAからのフリットガラス1をバイパス路R3へ送出させずに供給路R1及び塗布ヘッドBを経由してタンクユニットへ戻すためのリターン路R2と、塗布ヘッドBの入口側及び出口側に設けた加圧調整弁V1,V2とを備えた。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、PDPに代表される背面板の製造工程においてシール材を塗布するために用いる塗布装置及び塗布方法に係り、特に循環供給機能と定量吐出機能とを備えた塗布装置及び塗布装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えばPDP(Plasma Display Panel:プラズマディスプレイパネル)などの製造の際に、前面板と背面板とを封着するためにシール材としてフリットガラスなどを塗布する塗布装置が各種開発され使用されている(例えば、特許文献1、2など参照。)。
【0003】
この塗布装置では、PDPの背面板(以下、パネルとよぶ)へのフリットガラスの塗布精度にバラツキを生じると、製造するPDPの品質が低下する一因となるため、パネルへのフリットガラスの塗布精度が要求されている。
【0004】
以下に、従来の塗布装置について図4を参照しながら説明する。
図4に示す従来の塗布装置は、大別して、貯蔵タンク部Cと、攪拌部Dと、吐出部Eとで構成されている。
このうち、貯蔵タンク部Cには、ホッパ状のポットが用いられており、蓋102を閉じたポット本体101の内部に塗布材料であるフリットガラス103が収容されている。
【0005】
一方、攪拌部Dは、ポット本体101内部に設けた攪拌羽根104と、この羽根104を回転駆動するための駆動源であるモータ105と、このモータ105からの駆動力を伝達するフレキシブルシャフト106と、このシャフト106からの回転力を攪拌羽根104へ伝達するギア列107(小歯車107A及び大歯車107Bからなる)等とを備えている。
【0006】
また、吐出部Eには、ポット本体101の先端(下端)部に設けた供給口であるノズル101Aに先端が配置された状態でポット本体101内部に収容されたニードルシャフト108と、このニードルシャフト108をノズル101Aから方向に進退させノズル101Aからの吐出(塗布)量を調整するシリンダ109とを備えている。
【0007】
以上のように構成された、塗布装置の動作について、同じく図4を用いて説明する。
▲1▼まず、ポット本体101内のフリットガラス(シール材)103が分離沈殿するのを防ぐため、撹拌羽根104にて常時撹拌させておく。
▲2▼そして、フリットガラス103を塗布すべき図示外のパネル直上において、シリンダ109によりニードルシャフト108を持ち上げ、これによりニードルシャフト108とノズル101Aとの間に隙間を発生させ、この隙間を通してノズル101A先端よりフリットガラス13を吐出する。
▲3▼このようにして、ポット本体101内のフリットガラス13をその直下のパネルに塗布していく。
【0008】
【特許文献1】
特開平5−82024号公報(第2ページ左欄、図11)
【特許文献2】
特開平11−333347号公報(第3頁、図2)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来の塗布装置では、塗布方法が重力の作用によって下方に移動する自重式の構成となっているため、ポット内に収容しているフリットガラス(シール材)の質量と粘度などとにより、塗布条件が微妙に変化している。
【0010】
しかも、供給しながら塗布するフリットガラス(シール材)については、不安定な材料・性質を有するものであって、その特性上、分離沈殿しやすいなどの理由から、上記した従来の塗布装置は少量使い切りの構成となっており、自動化及び量産化には不向きといった問題点を有していた。
【0011】
本発明は、上記した従来の問題点を解決するもので、常時均一な混合状態に保たれた多量のシール材が連続供給可能で、塗布作業の効率化を大幅に高め、延いてはPDPなどの製造についても、高品質化とともに作業効率の大幅向上を図ることが可能な塗布装置及び塗布方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の塗布装置は、シール材を撹拌しつつ定量ずつ送出するタンクユニットと、前記タンクユニットから送り出された前記シール材を、ノズルから押出手段により定量ずつ押出して吐出する塗布ヘッドと、前記タンクユニットと前記塗布ヘッドとを連結する供給路と、前記供給路の一部と前記タンクユニットの補給口との管を連結するとともに切替弁を設けたバイパス路と、前記塗布ヘッドの循環出口と前記タンクユニットの前記補給口側とを連結するリターン路と、前記塗布ヘッドに設けた加圧調整弁とを備えたことを特徴とするものである。
【0013】
従って、本発明の塗布装置によれば、常時均一な混合状態に保たれた多量のシール材が連続供給可能で、塗布作業の効率化を大幅に高め、延いてはPDPなどの製造についても、高品質化とともに作業効率の大幅向上を図ることが実現可能となる。
【0014】
また、本発明の塗布装置は、加圧調整弁が、塗布ヘッド本体内へのシール材が流動する流路の一部に設けた一対の弁で構成され、一対の加圧調整弁で封止された前記流路内の前記シール材の圧力を調整する圧力調整手段と、前記一対の加圧調整弁間の前記流路内に閉込められている前記シール材の圧力を検出する圧力センサーと、前記圧力センサーで検出した前記一対の加圧調整弁間の前記流路内に閉込められている前記シール材の圧力に応じて前記圧力調整手段に設けたステップモータを制御し前記シール材を加圧調整する制御部とを備えたことを特徴とするものである。
【0015】
これにより、例えばPDP背面板の製造装置において、パネルの品質向上と生産効率をさらに向上させることが可能となり、塗布装置としての信頼性も大幅に高めることができる。
【0016】
また、本発明の塗布装置は、タンクユニットのタンク本体の吐出口にギアポンプを備えたことを特徴とするものである。
【0017】
これにより、パネルへの塗布精度をさらに一層向上させることができる。
【0018】
また、本発明の塗布装置は、バイパス路の一部に設けた切替弁及び塗布ヘッドに設けた加圧調整弁を、自動ダイアフラム弁で構成したことを特徴とするものである。
【0019】
これにより、空気圧を制御信号としてこれらの弁内部に送り込むことで、これらの弁の開閉動作を自動化することができ、延いては塗布作業の自動化が可能となる。
【0020】
また、本発明の塗布方法は、シール材をタンクユニット内で撹拌しつつ定量ずつ送出し、前記タンクユニットから塗布ヘッドへ前記シール材を供給し、前記タンクユニットから送出されてきた前記シール材を前記塗布ヘッドの開放するノズルから定量ずつ押出して吐出する塗布方法であって、前記ノズルから前記シール材を吐出する際、供給路の一部と前記タンクユニットとを連結するバイパス路の一部に設けた切替弁を開くとともに前記塗布ヘッドに設けた加圧調整弁を閉じ、前記タンクユニットから前記塗布ヘッドへの前記シール材の供給を中断して前記シール材を、前記タンクユニットへ戻して循環させるとともに、前記塗布ヘッドの前記ノズルを閉じて前記シール材を吐出しない待機状態のときには前記加圧調整弁を開き、前記タンクユニットからの前記シール材を前記バイパス路へ送出せずに前記供給路及び塗布ヘッドから、前記塗布ヘッドの循環出口と前記タンクユニットの前記補給口側とを連結するリターン路を経由して前記タンクユニットへ戻すことを特徴とするものである。
【0021】
従って、本発明の塗布方法によれば、常時均一な混合状態に保たれた多量のシール材が連続供給可能で、塗布作業の効率化を大幅に高め、延いてはPDPなどの製造についても、高品質化とともに作業効率の大幅向上を図ることが実現可能となる。
【0022】
また、本発明の塗布方法は、シール材をノズルから吐出する際に、一対の加圧調整弁の閉動作により、前記ノズルを挟んだ流路の両側から流路を一時的に閉じ、前記加圧調整弁間の前記流路内に閉込められている前記シール材の圧力を検出し、圧力センサーで検出した前記加圧調整弁間の前記流路内に閉込められている前記シール材の圧力に応じて、前記シール材を加圧調整することを特徴とするものである。
【0023】
これにより、例えばPDP背面板の製造装置において、さらにパネルの品質向上と生産効率の向上を図ることが可能となり、信頼性も大幅に高めることができる。
【0024】
また、本発明の塗布方法は、タンクユニットのタンク本体の吐出口にギアポンプを備えたことを特徴とするものである。
【0025】
これにより、パネルへの塗布精度をさらに一層向上させることができる。
【0026】
また、本発明の塗布方法は、バイパス路の一部に設けた切替弁及び塗布ヘッドに設けた加圧調整弁を、自動ダイアフラム弁で構成したことを特徴とするものである。
【0027】
これにより、空気圧を制御信号としてこれらの弁内部に送り込むことで、これらの弁の開閉動作を自動化することができ、延いては塗布作業の自動化が可能となる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る実施の形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る塗布装置を示すものであり、この塗布装置は、大略構成として、タンクユニットAと、塗布ヘッドBと、タンクユニットAと塗布ヘッドBとの間を連結する供給路R1と、塗布ヘッドBとタンクユニットAとの間を連結するリターン路R2と、供給路R1の一部とタンクユニットAの補給口との間を連結するバイパス路R3とを備えている。
【0029】
(I)タンクユニットAについて:
タンクユニットAは、パネルへ塗布するシール材であるフリットガラス1を撹拌し塗布ヘッドBへ定量送りするものであり、図2に示すように、フリットガラス1を収容するタンク本体11と、このタンク本体11に取付けた蓋11Cと、タンク本体11内部に設けた攪拌羽根12と、この羽根12を取付けた回転軸13と、回転軸13を回転駆動させるモータ14と、タンク本体11の吐出口11Aから吐出するフリットガラス1を定量送りするギアポンプ15と、このギアポンプ15を駆動するモータ16などとを、ハウジング10に対して鉛直(縦)方向に取付けた構成となっている。
なお、本実施の形態では、シール材であるフリットガラスとして、例えば、90重量%程度の酸化鉛(PbO)と10重量%程度の溶剤、例えば酢酸アミル(CHC00C11)等との混合物を用いている。
【0030】
このうち、ギアポンプ15は、タンク本体11から自重で落下してくるフリットガラス1を汲み上げて供給路R1へ高精度で定量送りするためのものであり、ギアポンプ15の本体内部に図示外の一対のギアを設けており、前述したモータ16からの回転駆動力が回転軸16Aなどを介して伝達して強制的に回転するように構成されている。そして、このギアポンプ15は、フリットガラス1に対して常時一定の圧力で、換言すれば、他の種類のポンプとは異なり送り出す流体に対して圧力を与えすぎることなく、供給路R1へ機械的に高精度に送出することができるため、混合物から構成されているフリットガラス1の成分が分離したりするのを防止できる効果も得られるようになっている。
【0031】
なお、タンク本体11の吐出口11Aには、略I字型を有する継手T1と略T字型を有する継手T2が連結されているとともに、略I字型を有する継手T1の中間部にはタンク本体11からのフリットガラス1の流れを止める手動ダイアフラム弁V4が設置されている。一方、略T字型を有する継手T2の下部側端部には、前述したギアポンプ15が連結されているとともに、他端部には供給路R1を構成するホースの上流側の端部(取入口)が連結されている。
【0032】
さらに、後述する供給路R1であるホースの下流側の端部(取出口)には、略T字型の(供給側の)配管T3の一端部が連結されているとともに、この配管T3の中央部(上部)側の端部には、供給路R1を構成するホースの上流側の端部(取入口)が連結されている。
【0033】
また、この配管T3の残りの端部には、バイパス路R3を構成する、後述の自動ダイアフラム弁V3を備えたストレートな中間配管T4の一端部が連結されているとともに、この中間配管T4の他端部には略T字型の(リターン側の)配管T5の一端部が連結されている。
【0034】
一方、この配管T5の中央部(上部)側の端部は、リターン路R2を構成するホースの下流側の端部(取出口)に連結されているとともに、残りの端部には、タンク本体11の補給口11Bと連結されている。
【0035】
(II)塗布ヘッドBについて:
一方、塗布ヘッドBは、タンクユニットAから送出されたフリットガラス1を後述するヘッド本体21中央下部に設けたノズル21Aから定量ずつ吐出してPDP用のパネル(背面板) などを塗布するものであり、図3に示すように、ヘッド本体21と、このヘッド本体21内部に設けた開閉手段23と、塗布ヘッド本体21の流路22に臨んで設けた押出手段24及び加圧センサー25(図3(A)参照)と、図示外の制御部などとを備えている。
【0036】
開閉手段23は、PDPの背面板にフリットガラス1を定量塗布するときにヘッド本体21のノズル21Aを開放させるためのものであり、シリンダ23Aと、このシリンダ23Aの上下移動をガイドするブラケット23Bと、シリンダ23Aに設けた衝止ブロック23Cと、シリンダ23A内をスライドするピストン23Dと、ピストン23Dと一体に取付けられピストン23Dの上下動に連動して先端(下端)がノズル21A内を上下方向に移動することによりノズル21Aを開閉するニードルシャフト23Eと、ヘッド本体21内部から抜け落ちるのを防止するためにシリンダ23Aに設けた衝止ブロック23Cが衝止する上限ストッパー23Fと、シリンダ23A内にエアーを供給するエアー管23G,23Hの途中に取付け、ピストン23Dの上下動作を調整する図示外のスピードコントローラなどとを備えている。
【0037】
このスピードコントローラは、出力が後述する制御部の入力に接続されており、ここで検出した流量に応じて検出信号が図示外の制御部へ出力されるようになっている。
【0038】
押出手段24は、供給路R1から送出されてきたフリットガラス1を後述する一対の圧力調整弁、即ち第1圧力調整弁V1及び第2圧力調整弁V2を閉じてノズル21Aから吐出する際に、第1圧力調整弁V1及び第2圧力調整弁V2で封入された流路22内のフリットガラス1の圧力を調整するためのものである。
【0039】
このため、本実施の形態の押出手段24では、図3において、プレート20に固定したステップモータ24Aと、このステップモータ24Aにより回転し、その回転運動を垂直移動運動に変更させるためのボールねじ24Bと、このボールねじ24Bに螺合して垂直移動運動を起こさせるための雌ねじ部材24Cと、この雌ねじ部材24Cを固着したスライドブロック24Dと、スライドブロック24Dのスライド動作をガイドするために平行状態でプレート20に固定した左右一対のガイドシャフト24E、スライドブロック24Dと一体をなすピストン軸24F、このピストン軸24Fの先端に固着しプレート20に固定したシリンジ24G内部をスライドするピストン24Hと、プレート20に固定したステップモータ24Aの原点検出センサー24Iとを備えている。
【0040】
なお、シリンジ24Gは、下部がヘッド本体21内部の流路22に臨む状態で連通しており、ピストン24Hの昇降位置によって流路22内部の圧力を調整するようになっている。
【0041】
一方、原点検出センサー24Iは、ステップモータ24Aのスタート位置(ゼロ位置)、換言すればピストン24Hの降下開始の初期位置を設定するためのものであり、始点となるべきマークなどが印字されステップモータ24Aと一体に回転する円板状の被検出器24Jを光学的に検出とする構成となっている。
【0042】
圧力センサー25は、後述する左右の加圧調整弁V1,V2を閉じた状態のときにこれらの間の流路22内に閉込められているフリットガラス1の圧力を検出することにより、塗布の際にノズル21Aの開閉タイミングを図るためのものであり、出力が後述する制御部の入力に接続されており、ここで検出した圧力に応じて検出信号が図示外の制御部へ出力されるようになっている。
【0043】
制御部は、圧力センサー25で検出した加圧調整弁V1,V2間の流路22内部に閉込められているフリットガラス1の圧力に応じて、押出手段24のステップモータ24Aを制御し、ノズル21Aから外部のパネルへ向けて吐出させていくために減少していくフリットガラス1を常時一定の最適な加圧状態に調整・保持するようになっており、入力が圧力センサー25の出力に接続されているとともに、出力がステップモータ24Aなどに接続されている。
【0044】
また、この塗布ヘッドBには、ヘッド本体21内のフリットガラス1の流路に臨んで前述した第1圧力調整弁V1及び第2圧力調整弁V2を設けている。このうち、第1圧力調整弁V1には、制御部によってその開閉動作が制御された自動ダイアフラム弁を用いており、フリットガラス1の送出し方向について前述の押出手段24の一部を構成するシリンジ24Gよりも上流側に設置されている。
【0045】
一方、第2圧力調整弁V2についても、同様に、制御部によってその開閉動作が制御された自動ダイアフラム弁を用いており、フリットガラス1の送出し方向についてノズル21Aよりも下流側に設置している。これら第1、第2の圧力調整弁V1,V2は、ヘッド本体21のノズル21Aからフリットガラス1を吐出する際に、これに先立ってこれら第1、第2の圧力調整弁V1,V2が閉じることにより、これら第1、第2の圧力調整弁V1,V2間に封止された流路内のフリットガラス1が加圧されるようになっている。
【0046】
なお、これらの自動ダイアフラム弁は、ダイアフラムに加わる空気圧と弁軸の変移とが比例するように構成されており、例えば、空気圧信号などを入力すると、弁の開度を自動的に調整することができるようになっている。しかも、この自動ダイアフラム弁は、一般に用いる通常のポンプと異なり、複雑な凹凸部分などの細部が形成されていないので、通過するフリットガラス1が細部に停留して詰まった状態となる虞がないように構成されている.
【0047】
(III)供給路R1について:
一方、供給路R1は、タンクユニットAから塗布ヘッドBへフリットガラス1を供給するためにタンクユニットA側の吐出口11Aと塗布ヘッドB側の取込口21Bとの間を連結するものであり、塗布ヘッドAのノズルからフリットガラス1を吐出する際には、タンクユニットA内のフリットガラス1を、後述する補助弁を開いて、供給路R1の途中で接続されているバイパス路R3の方へ送り出すようになっている。なお、本実施の形態の供給路R1にはホースが用いられている。
【0048】
(IV)リターン路R2について:
リターン路R2には、塗布ヘッドAのノズル21Aからフリットガラス1を吐出しない待機状態のときには、タンクユニットAからのフリットガラス1をバイパス路R3へ送り出さずに供給路R1から塗布ヘッドBを経由してタンクユニットAへ戻すためのものであり、塗布ヘッドBの循環出口21CとタンクユニットAの補給口11B側とを連結するように設けられており、本実施の形態では、供給路R1に用いるホースと同様のホースが用いられている。
【0049】
(V)バイパス路R3について:
バイパス路R3は、塗布ヘッドBの開放された状態のときのノズル21Aからフリットガラス1を吐出する際に、タンクユニットAから塗布ヘッドBへのフリットガラス1の供給を中断しフリットガラス1をタンクユニットAへ戻して循環するためのものであり、供給路R1の一部とタンクユニットAの補給口との間を連結するように設けられている。
【0050】
また、このバイパス路R3の一部には、塗布ヘッドBの閉じた状態にあるノズル21Aからフリットガラス1を塗布しない待機状態のときに、タンク本体11への流れ込みを防止する、換言すれば全てリターン路R2へ向けて送り出すために、切替弁である自動ダイアフラム弁V3を設けており、制御部によってその開閉動作が制御されている。
【0051】
以上のように、構成された塗布装置のタンクユニットA及び塗布ヘッドBの動作を、主に図1を用いて説明する。
【0052】
[塗布作業の待機の場合]
(1)まず、背面板にシール材としてフリットガラス(シール材)1を塗布する前の待機状態のときには、図示外の制御部の制御により、自動ダイアフラム弁V1,V2を開くとともに、自動ダイアフラム弁V3を閉じ、かつ、塗布ヘッドBのヘッド本体21中央下部に設けたノズル21Aを閉じておくためにニードルシャフト23E(図3(B)参照)を最下部まで降下させる。
【0053】
(2)そして、タンクユニットAのタンク本体11内のフリットガラス1を撹拌羽根12にて撹拌を行い、ギアポンプ16にてフリットガラス1を高精度での定量送りしながら供給路R1、塗布ヘッドB、リターン路R2の順で循環させて再びタンク本体11内へ戻す。一方、このタンク本体11内では、攪拌用モータ15が常時回転駆動しており、タンク本体11内のフリットガラス1が攪拌されているため、分離沈殿が防止されている。
【0054】
このようにして、塗布作業の待機動作中には、フリットガラス1の分離沈殿を防止することができ、タンク本体11内、供給路R1、塗布ヘッドBのヘッド本体21、リターン路R2の全ての流路において、フリットガラス1は固化することがない。
【0055】
[塗布作業を行う場合]
(1)塗布作業を開始する場合には、初めに、制御部の制御により自動ダイアフラム弁V3を開く(なお、このとき、自動ダイアフラム弁V1,V2も開状態のままである。)。
これにより、ギアポンプ16にて高精度での定量送りされているフリットガラス1は、一部がバイパス路R3の方向、つまり分流点Xから自動ダイアフラム弁V3、合流点Yを通過するように流れて行き、タンクユニットAのタンク本体11内に戻る。
【0056】
このように、自動ダイアフラム弁V1〜V3の開状態でも、タンク本体11内では攪拌用モータ15及びギアポンプ16が常時回転・駆動しており、タンク本体11内のフリットガラス1が攪拌されながらギアポンプ16で定量送りされ留まることなく流れているため、タンク本体11、分流点Xまでの供給路R1及びバイパス路R3での流路でも、分離沈殿が防止されている。
【0057】
(2)そして、制御部の制御により、押出手段24のステップモータ24Aが一定方向に回転駆動することにより、回転するボールねじ24Bに螺合するスライドブロック24D、ピストン軸24F及びピストン24Hの3体が一体の状態で上昇し、シリンジ24G内のピストン24Hが押上げられる。これにより、供給路R1及び塗布ヘッドBのヘッド本体21内の流路22に留まっていたフリットガラス1が、シリンジ24G内部へ吸引されていく。
【0058】
(3)その後、直ちに、制御部の制御により、自動ダイアフラム弁V1,V2を閉じるためリターン路R2を経由したフリットガラス1の循環動作がストップする。このため、ギアポンプ16にて定量送りされていたフリットガラス1は、分流点Xから塗布ヘッドBの方(図1では右方)へ流れ込まずに、分流点Xからバイパス路R3の方向(図1では左方)、つまり分流点Xから自動ダイアフラム弁V3、合流点Yを通過するように流れ込み、タンクユニットAのタンク本体11内に戻る。
【0059】
これにより、自動ダイアフラム弁V1,V2が閉状態で、かつ、自動ダイアフラム弁V3が開状態でも、即ち、これから後に行う塗布作業においても、タンク本体11内では、攪拌用モータ15及びギアポンプ16が常時回転・駆動しており、タンク本体11内のフリットガラス1が攪拌されながらギアポンプ16で定量送りされ留まることなく流れているため、タンク本体11、分流点Xまでの供給路R1及びバイパス路R3での分離沈殿が防止されている。
【0060】
(4)次に、塗布ヘッドBのヘッド本体21内の閉状態の自動ダイアフラム弁V1,V2で流路22が閉鎖された状態となった状態のまま、制御部の制御により、押出手段24のステップモータ24Aが逆方向に回転駆動してピストン24Hを押下することにより、シリンジ24G内部のフリットガラス1を加圧させて圧力を制御する。そして、このとき、ニードルシャフト23E(図3(B)参照)の開(上昇)の動作タイミングを図りつつ、ノズル21A先端よりフリットガラス1を定量塗布していく。
【0061】
即ち、塗布ヘッドBのヘッド本体21内では、制御部の制御により、圧力センサー25により圧力制御しながら、シリンダ23A内のピストン23Dよりも下部側の(下部)室に送り込むエアーの流量を増大させることで、シリンダ23A内の上部側の(上部)室との差圧により、シリンダ23A内のピストン23Dが上昇するので、最下部まで降下していたニードルシャフト23Eが引き上げられていく。これにより、ニードルシャフト23Eの先端部がノズル21Aから退出し、閉じていたノズル21Aが開いていく。
【0062】
(5)このようにして、塗布ヘッドBのヘッド本体21内の流路22に留まっていたフリットガラス1が、開放したノズル21Aから外部で向けて押出されていく。
【0063】
(6)これにより、フリットガラス1を固化することなく、PDPの背面板にシール材としてフリットガラス1を連続的に、つまり、多数個のPDPの背面板に連続して、しかも制御部による制御により、自動化させて定量塗布することができる。
【0064】
従って、本実施の形態によれば、例えば塗布ヘッドBのヘッド本体21内の流路22と連結するシリンダ23A内に吸引されるだけの容量のフリットガラス1ばかりでなく、この塗布ヘッドBと連結されているタンクユニットAのタンク本体11内にも多量のフリットガラス1を収容して塗布ヘッドBへ随時補給することができるので、大量連続塗布作業が実現可能となる。しかも、タンク本体11の容積をさらに増大させたもので構成するだけで、さらに大量連続塗布作業が実現可能となる効果が得られる。
【0065】
しかも、本実施の形態によれば、第1,第2の圧力調整弁V1,V2及び切替弁V3を制御部の制御により開閉する自動ダイアフラム弁で構成するとともに、開閉手段23及び流量センサーと、押出手段24及び加圧センサー25とをそれぞれ制御部の制御により作動するように構成しており、これによって、PDPの背面板に定量塗布する作業を全自動化させる塗布装置が実現可能となる。
【0066】
【発明の効果】
以上説明してきたように、本発明は、タンクユニットと塗布ヘッドとを分割して設けることにより、シール材を塗布作業中には、このシール材のうち塗布作業に供していないタンクユニット側のシール材を攪拌しながら塗布ヘッドを経由しないバイパス路を経由して循環させる一方、塗布作業の待機中にはシール材を塗布ヘッド及びリターン路を経由して循環させながら攪拌し、いずれの場合にも、タンクユニット側のシール材が分離沈澱するのを防止するように構成されている。
【0067】
従って、本発明によれば、常時均一な混合状態に保持したシール材を供給してPDPの背面板の製造装置のパネルの品質を向上することができるのと同時に、一度に多量のシール材を供給することができるので、多量のシール材が連続供給可能で、塗布作業の効率化を大幅に高め、延いてはPDPの背面板の製造についても高品質化とともに作業効率の大幅向上を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る塗布装置の全体構成を示す概略構成図である。
【図2】本発明の実施形態に係る塗布装置におけるタンクユニットを示す縦断面図である。
【図3】本発明の実施形態に係る塗布装置における塗布ヘッドを示すものであり、(A)は平面図、(B)は縦断面図である。
【図4】従来の塗布装置を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1 フリットガラス(シール材)
10 ハウジング
11 タンク本体
11A 吐出口
11B 補給口
12 攪拌羽根
13 回転軸
14 モータ
15 ギアポンプ
16 モータ
20 プレート
21 ヘッド本体
21A ノズル
21B 取込口
21C 循環出口
22 (塗布ヘッド本体)流路
23 開閉手段
23A シリンダ
23B ブラケット
23C 衝止ブロック
23D ピストン
23E ニードルシャフト
23F 上限ストッパー
23G,23H
エアー管
24 押出手段
24A ステップモータ
24B ボールねじ
24C 雌ねじ部材
24D スライドブロック
24E ガイドピン
24G シリンジ
24H ピストン
24I 原点検出センサー
25 加圧センサー
A タンクユニット
B 塗布ヘッド
R1 供給路
R2 リターン路
R3 バイパス路
V1 (第1圧力調整弁)自動ダイアフラム弁
V2 (第2圧力調整弁)自動ダイアフラム弁
V3 (切替弁)自動ダイアフラム弁

Claims (8)

  1. シール材を撹拌しつつ定量ずつ送出するタンクユニットと、
    前記タンクユニットから送り出された前記シール材を、ノズルから押出手段により定量ずつ押出して吐出する塗布ヘッドと、
    前記タンクユニットと前記塗布ヘッドとを連結する供給路と、
    前記供給路の一部と前記タンクユニットの補給口との管を連結するとともに切替弁を設けたバイパス路と、
    前記塗布ヘッドの循環出口と前記タンクユニットの前記補給口側とを連結するリターン路と、
    前記塗布ヘッドに設けた加圧調整弁と
    を備えたことを特徴とする塗布装置。
  2. 加圧調整弁は、塗布ヘッド本体内へのシール材が流動する流路の一部に設けた一対の弁で構成され、
    一対の加圧調整弁で封止された前記流路内の前記シール材の圧力を調整する圧力調整手段と、
    前記一対の加圧調整弁間の前記流路内に閉込められている前記シール材の圧力を検出する圧力センサーと、
    前記圧力センサーで検出した前記一対の加圧調整弁間の前記流路内に閉込められている前記シール材の圧力に応じて前記圧力調整手段に設けたステップモータを制御し前記シール材を加圧調整する制御部と
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の塗布装置。
  3. タンクユニットのタンク本体の吐出口にギアポンプを備えたことを特徴とする請求項1に記載の塗布装置。
  4. バイパス路の一部に設けた切替弁及び塗布ヘッドに設けた加圧調整弁は、自動ダイアフラム弁で構成したことを特徴とする請求項1に記載の塗布装置。
  5. シール材をタンクユニット内で撹拌しつつ定量ずつ送出し、前記タンクユニットから塗布ヘッドへ前記シール材を供給し、前記タンクユニットから送出されてきた前記シール材を前記塗布ヘッドの開放するノズルから定量ずつ押出して吐出する塗布方法であって、
    前記ノズルから前記シール材を吐出する際、供給路の一部と前記タンクユニットとを連結するバイパス路の一部に設けた切替弁を開くとともに前記塗布ヘッドに設けた加圧調整弁を閉じ、前記タンクユニットから前記塗布ヘッドへの前記シール材の供給を中断して前記シール材を、前記タンクユニットへ戻して循環させるとともに、
    前記塗布ヘッドの前記ノズルを閉じて前記シール材を吐出しない待機状態のときには前記加圧調整弁を開き、前記タンクユニットからの前記シール材を前記バイパス路へ送出せずに前記供給路及び塗布ヘッドから、前記塗布ヘッドの循環出口と前記タンクユニットの前記補給口側とを連結するリターン路を経由して前記タンクユニットへ戻すことを特徴とする塗布方法。
  6. シール材をノズルから吐出する際に、一対の加圧調整弁の閉動作により、前記ノズルを挟んだ流路の両側から流路を一時的に閉じ、
    前記加圧調整弁間の前記流路内に閉込められている前記シール材の圧力を検出し、
    圧力センサーで検出した前記加圧調整弁間の前記流路内に閉込められている前記シール材の圧力に応じて、前記シール材を加圧調整する
    ことを特徴とする請求項5に記載の塗布方法。
  7. タンクユニットのタンク本体の吐出口にギアポンプを備えたことを特徴とする請求項5に記載の塗布方法。
  8. バイパス路の一部に設けた切替弁及び塗布ヘッドに設けた加圧調整弁は、自動ダイアフラム弁で構成したことを特徴とする請求項5に記載の塗布方法。
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