JP2004169674A - 自動車制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】運転者がアクセルペダルとブレーキペダルを踏み間違える等による自動車の暴走を防止し、さらにペダル踏み替えによるブレーキの遅れをなくし、安全かつ緻密でレスポンスのよい運転を可能とする。
【解決手段】アクセルペダルの踏込み状況と足のかかとの接地状況を検出して、運転者が意図している動作を特定し、運転者の実際の動作が意図している動作と異なる場合であっても、エンジンやブレーキの制御を運転者の意図通りに実施する。また、運転者がアクセルペダルからブレーキペダルに踏み替える動作を実施する場合には、その意図を各センサで検出し、自動的にブレーキを制御して踏み替えによるブレーキの遅れをなくことが可能となる。
【選択図】 図4
【解決手段】アクセルペダルの踏込み状況と足のかかとの接地状況を検出して、運転者が意図している動作を特定し、運転者の実際の動作が意図している動作と異なる場合であっても、エンジンやブレーキの制御を運転者の意図通りに実施する。また、運転者がアクセルペダルからブレーキペダルに踏み替える動作を実施する場合には、その意図を各センサで検出し、自動的にブレーキを制御して踏み替えによるブレーキの遅れをなくことが可能となる。
【選択図】 図4
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車の運転において、運転者が意図しない動作や暴走を防止し、かつアクセルとブレーキのペダルを踏み替える時間ロスを低減することによって安全かつ緻密でレスポンスのよい運転を可能とする自動車制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、アクセル板、足のかかとの位置、ブレーキペダル等にスイッチを設置し、運転者がブレーキ(エンジンブレーキ等を含む)をかける意思があるときにブレーキランプを点灯させる装置が開示されている(特許文献1)。
また、アクセル、ブレーキの状態と足のかかとの接地状態から、運転者が緊急の制動動作を行おうとしている状態を検知し、自動的にブレーキを作動させる自動車緊急自動ブレーキ装置が開示されている(特許文献2)。
【0003】
【特許文献1】
特開昭51−109636号公報(1〜2ページ)
【0004】
【特許文献2】
特開平10−315938号公報(段落0006〜0009)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
既存のアクセルペダルとブレーキペダルの操作により、運転者が速度を制御する際の問題点として、アクセルをブレーキと間違えて踏むことによる暴走事故が挙げられる。
また、アクセルペダルとブレーキペダルが分かれているため、加速から減速に移るときにペダルの踏み替えが必須であり、特に事故を回避するような場面でのブレーキの遅れが問題になっている。従って、運転者の意図しないアクセル操作による暴走や、緊急のブレーキが必要な場合のペダル踏み替えの時間ロスの低減を可能とする自動車制御装置が求められている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
以上に記載の目的のうち少なくとも1つを達成する本願発明の請求項1に係る発明は、アクセルペダルの踏込み状況を検出して出力するアクセルセンサと、かかと部の接地状況を検出して出力するかかとセンサと、前記アクセルペダルの踏込み状況および前記かかと部の接地状況に基づいて、エンジン出力を指令するエンジン出力制御信号を出力するアクセル制御装置と、前記エンジン出力制御信号に基づいてエンジンの出力を制御するスロットル開度制御部とを有することを特徴とする自動車制御装置である。
【0007】
本願の請求項2に係る発明は、アクセルペダルの踏込み状況を検出して出力するアクセルセンサと、かかと部の接地状況を検出して出力するかかとセンサと、前記アクセルペダルの踏込み状況はアクセルペダルが踏込まれていることを表し、かつ前記かかと部の接地状況はかかと部が接地していないことを表しているときに、ブレーキの駆動を指令するブレーキ駆動制御信号を出力するブレーキ制御装置と、前記ブレーキ駆動制御信号に基づいてブレーキの駆動を制御するブレーキ駆動制御部とを有することを特徴とする自動車制御装置である。
【0008】
本願の請求項3に係る発明は、アクセルペダルの踏込み状況を検出して出力するアクセルセンサと、かかと部の接地状況を検出して出力するかかとセンサと、ブレーキペダルの踏込み状況を検出して出力するブレーキセンサと、前記アクセルペダルの踏込み状況および前記かかと部の接地状況に基づいて、ブレーキの駆動を指令するブレーキ駆動制御信号を出力するブレーキ制御装置と、前記ブレーキ駆動制御信号及び前記ブレーキペダルの踏込み状況を比較し、前記ブレーキ駆動制御信号を調整する調整部と、前記調整部で調整されたブレーキ駆動制御信号に基づいてブレーキの駆動を制御するブレーキ駆動制御部とを有することを特徴とする自動車制御装置である。
【0009】
本願の請求項4に係る発明は、自動車の周辺状況を検知する周辺状況検知センサを更に有し、前記周辺状況検知センサで検知された自動車の周辺状況に基づいて前記ブレーキ駆動制御信号を調整する調整部を有することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の自動車制御装置である。
【0010】
本願の請求項5に係る発明は、タイマーを更に有し、該タイマーは前記ブレーキ駆動制御信号を出力してから所定時間経過後に、ブレーキの駆動を抑制する信号を出力することを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれか1項に記載の自動車制御装置である。
【0011】
【作用】
運転者がアクセル操作をする場合には、かかとは接地されているが、ブレーキを操作する場合、特に強いブレーキを踏む場合はかかとを浮かして操作する。本願の請求項1に係る発明によると、運転者の操作意図をアクセルセンサとかかとセンサから読み取り、その意図と異なる操作をしている場合であっても、意図通りにエンジンの出力を制御することから、アクセルとブレーキを踏み間違えても暴走することなく、安全に運行することが可能となる。
【0012】
また、請求項2に係る発明によると、アクセルペダルの操作のみでブレーキをかけることが可能となり、緊急ブレーキ等の際にペダル踏み替えの時間ロスをなくすことが可能である。また、緊急でなくても、緻密でレスポンスのよい速度制御が可能となる。
【0013】
更に、請求項3に係る発明によると、強制的にブレーキを駆動させるのみでなく、運転者のブレーキペダルの操作をも反映したブレーキの制御が可能となる。
【0014】
請求項4に係る発明によると、自動車の周辺状況を考慮したブレーキ制御が可能となる。ここで周辺状況とは、先行車との車間距離や相対速度、自車の速度、周辺の障害物などの存在が挙げられる。例えば、先行車との車間距離が短い場合にはより強いブレーキを遅滞なくかけることが可能となる。
【0015】
請求項5に係る発明によると、自動的にブレーキが作動した時点から所定時間経過後にブレーキの駆動が抑制されるので、ブレーキ制御装置の誤動作を防止し、運転者の意図を優先させたブレーキの制御が可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
図1に請求項1に係る発明の実施の形態を図示する。アクセルセンサ11はアクセルペダルの踏込み状況を検出して出力するセンサである。アクセルペダルの踏込み状況が表すものは、アクセルペダルの踏込み量(ストローク)でもよいし、また踏み込んだときの力でもよい。実際に自動車に実装する場合には踏込み量を検出する方がスロットルの制御に向いている。かかとセンサ12は運転者のアクセルペダルを踏む足のかかと部が接地しているか否かを検出するセンサである。このセンサは自動車の床面のかかとを置く位置に設置されている。かかとセンサはかかと部が接地しているON状態とかかと部が接地していないOFF状態とを出力するものである。後に説明するようにこのかかとセンサは重要な役割をするため、センサ故障の場合に備えた補償回路を有する多重系であることが望ましい。多重系の出力を行うかかとセンサを利用すると、一つのセンサが故障した場合であっても補償回路が動作し、運転不能になることがない。
【0017】
アクセル制御装置13は前記アクセルセンサ11とかかとセンサ12の出力に基づいてエンジン出力制御信号を出力する。エンジン出力制御信号はスロットル開度制御部14に送られ、最終的にスロットル15が制御され、エンジンの出力が制御される。エンジン出力制御信号の具体的内容はスロットル開度でも良いし、燃料の噴射量等でもよい。
【0018】
アクセルセンサ11とかかとセンサ12の出力に基づいて行われるスロットル制御の詳細を表1に示す。かかとが接地している状態(かかとセンサON)で、アクセルペダルが所定量A踏込まれている場合は、運転者はアクセルペダルを踏むことを意図しているため、Aに応じたスロットル開度を設定する。かかとが接地していない状態(かかとセンサOFF)で、アクセルペダルが所定量A踏込まれている場合は、運転者はアクセルとブレーキのペダルを踏み間違えているか、または加速状態から減速状態に移行する途中であるため、スロットル開度はアイドル状態に設定する。また、かかとセンサの出力に関係なく、アクセルペダルの踏込み量が0の場合は、スロットル開度はアイドル状態に設定する。
【0019】
【表1】
【0020】
以上の構成によると運転者が意図と異なる操作をしている場合であっても、意図通りにエンジンの出力を制御できることから、アクセルとブレーキのペダルを踏み間違えても自動車が暴走することなく、安全に運行することが可能となる。
【0021】
(実施の形態2)
本願請求項2に係る発明の実施の形態を図2に示す。アクセルセンサ11とかかとセンサ12は実施の形態1と同様であるので、説明を省略する。
【0022】
ブレーキ制御装置23はアクセルセンサ11とかかとセンサ12の出力に基づいてブレーキの駆動力を示すブレーキ駆動制御信号を出力する。ブレーキ制御装置23の内部動作の詳細を図3に示す。ブレーキ制御装置23は、「通常ブレーキ作動状態」31、「通常アクセル待ち状態」32、「通常アクセル作動状態」33、「かかとブレーキ作動状態」34の4つの状態を持つ。エンジン始動後の初期状態は「通常ブレーキ作動状態」31であり、かかとを接地するとかかとセンサがONとなり、アクセルペダルを踏込むことが可能な「通常アクセル待ち状態」32となる。アクセルペダルが踏込まれ、踏込み量が所定値を超える状態(アクセルセンサON)になると、アクセル操作がスロットル操作に連動する「通常アクセル作動状態」33になる。このときアクセルペダルの踏込み量の所定値はアクセル操作時の遊びを考慮したものであり、実際のアクセル動作が有効になる踏込み量等の値から定められる。以上の3状態において、かかと部が接地されていない状態(かかとセンサOFF)になると、「かかとブレーキ作動状態」34となり、ブレーキペダルが踏まれていない状態であっても強制的にブレーキをかけるブレーキ駆動制御信号が出力され、ペダル踏み替えの時間ロスをなくすことが可能である。また、緻密でレスポンスのよい速度制御が可能となる。
【0023】
「通常ブレーキ動作状態」31から「通常アクセル待ち状態」32に移る条件はかかとセンサONに加えてアクセルセンサOFFを加えてもよい。この条件を加えると、アクセルペダルが踏込まれていない状態で、かかと部を接地して「通常アクセル待ち状態」32にならないと、アクセル操作は有効にならないことから、アクセルペダルだけ踏んだ際に暴走しないとともに、アクセルペダルを踏んだ状態からかかとを接地してもアクセル操作は有効でないから、自動車が急発進するのを防ぐことができる。
【0024】
以上の説明と同様に「かかとブレーキ作動状態」34からは、図3に示すようにアクセルセンサとかかとセンサの出力に従って、他の3状態に遷移する。
【0025】
ブレーキ制御装置23は上記4状態のそれぞれに適したブレーキ駆動制御信号を出力し、ブレーキ駆動制御部21はこのブレーキ駆動制御信号を受けて、ブレーキアクチュエータ22を制御する。ブレーキ駆動制御信号の内容は具体的なブレーキ油圧値でもよいし、必要な加速度、目的とする速度等であってもよい。
【0026】
(実施の形態3)
本願請求項3乃至請求項5に記載の発明に係る実施の形態を図4に示す。本実施の形態3は上記実施の形態1及び実施の形態2を併せ、更に機能を付加したものである。上記実施の形態1,2に共通する箇所は同じ符号を付し、説明を省略する。アクセル制御装置13とブレーキ制御装置23はまとめて制御装置42とする。
【0027】
本実施の形態3ではブレーキペダルの踏込み状況を検出して出力するブレーキセンサ41が設けられている。ブレーキペダルの踏込み状況とは、踏込み量(ストローク)でもよいし、また踏み込んだときの力やブレーキ油圧でもよい。実際に実装する場合にはブレーキの駆動制御に便利なブレーキ油圧の値であることが好ましい。
【0028】
このブレーキペダルの踏込み状況は調整部43に出力される。調整部43では入力されたブレーキペダル踏込み状況とブレーキ駆動制御信号を比較して、どちらの制動力が強いかを判断し、ブレーキペダルの踏込みがより強い場合(ブレーキペダルON)には、ブレーキペダルの踏込みに対応する制動力でブレーキを駆動するようにブレーキ駆動制御信号を調整する。また、ブレーキペダル踏込み状況とブレーキ駆動制御信号を比較し、最適な制動力でブレーキが駆動するようにブレーキ駆動制御信号を調整することも可能である。
【0029】
なお、実際の自動車に実装する場合には電気回路の故障等による危険性を考慮して、実際にブレーキペダルを踏込んだときのブレーキ油圧をブレーキ駆動制御部21に伝えるブレーキ油圧伝達経路46を設けることが好ましい。これによって制御装置42が故障した場合であっても、安全にブレーキをかけることが可能である。
【0030】
本実施の形態3では、自動車の周辺状況を考慮したブレーキ制御が可能である。周辺状況検知センサ44は、例えば先行車との車間距離を測定するセンサである。この場合、測定した車間距離の情報は調整部43に入力され、調整部43では、車間距離が短い場合には、より強い制動力を発生するようにブレーキ駆動制御信号を調整する。
【0031】
周辺状況検知センサ44は、先行車との車間距離のみでなく、近接車との相対速度、自車の速度、周辺の障害物などの存在を検知するセンサでもよい。
【0032】
以上のように、ブレーキ制御装置23から出力されたブレーキ駆動制御信号は、調整部43で必要な制動力を調整され、ブレーキ駆動制御部21に入力される。
【0033】
また、制御装置42内部にはタイマー45を設けてもよい。このタイマー45はブレーキ駆動制御信号を出力した時に計時を開始し、所定時間経過するとブレーキの駆動を抑制する信号を出力するものである。これにより、運転者がアクセルペダルからブレーキペダルに踏み替えが完了した後は、運転者の意図に沿ったブレーキの制御が可能となる。このときの所定時間は運転者がアクセルペダルからブレーキペダルへの踏み替えに要する時間であり、典型的には0.5秒から1秒程度である。
【0034】
ブレーキセンサ41やタイマー45を利用したブレーキ駆動力の制御は、実施の形態2で説明した図3に記載のブレーキ制御装置23の内部動作においても適用可能である。「かかとブレーキ作動状態」34においてブレーキペダルONになるか又はタイマーにより所定時間の経過が確認された場合には「通常ブレーキ作動状態」31に戻すといった処理が可能である。
【0035】
以上の実施の形態1〜3の説明にある制御装置は、マイクロプロセッサ上で動くプログラムとして実装する方法のほか、汎用品であるいわゆるシーケンス制御機器等が利用できる。
【0036】
以上説明した実施の形態は、前記目的の少なくとも一つを達成するために実施できる本願発明の例であって、本願発明はこれらの実施の形態に限定されるものではない。
【0037】
【発明の効果】
本願発明によると、アクセルペダルの踏込み状況やかかと部の接地状況等に基づいてエンジンの出力やブレーキを制御するため、アクセルペダルをブレーキペダルと間違えて踏む等の運転者の意図しないアクセル操作による暴走や、緊急のブレーキが必要な場合のペダル踏み替えの時間ロスをなくすことが可能となる。
【0038】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る自動車制御装置の概略図である。
【図2】本発明の実施の形態2に係る自動車制御装置の概略図である。
【図3】ブレーキ制御装置の機能を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態3に係る自動車制御装置の概略図である。
【符号の説明】
11 アクセルセンサ
12 かかとセンサ
13 アクセル制御装置
23 ブレーキ制御装置
41 ブレーキセンサ
43 調整部
45 タイマー
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車の運転において、運転者が意図しない動作や暴走を防止し、かつアクセルとブレーキのペダルを踏み替える時間ロスを低減することによって安全かつ緻密でレスポンスのよい運転を可能とする自動車制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、アクセル板、足のかかとの位置、ブレーキペダル等にスイッチを設置し、運転者がブレーキ(エンジンブレーキ等を含む)をかける意思があるときにブレーキランプを点灯させる装置が開示されている(特許文献1)。
また、アクセル、ブレーキの状態と足のかかとの接地状態から、運転者が緊急の制動動作を行おうとしている状態を検知し、自動的にブレーキを作動させる自動車緊急自動ブレーキ装置が開示されている(特許文献2)。
【0003】
【特許文献1】
特開昭51−109636号公報(1〜2ページ)
【0004】
【特許文献2】
特開平10−315938号公報(段落0006〜0009)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
既存のアクセルペダルとブレーキペダルの操作により、運転者が速度を制御する際の問題点として、アクセルをブレーキと間違えて踏むことによる暴走事故が挙げられる。
また、アクセルペダルとブレーキペダルが分かれているため、加速から減速に移るときにペダルの踏み替えが必須であり、特に事故を回避するような場面でのブレーキの遅れが問題になっている。従って、運転者の意図しないアクセル操作による暴走や、緊急のブレーキが必要な場合のペダル踏み替えの時間ロスの低減を可能とする自動車制御装置が求められている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
以上に記載の目的のうち少なくとも1つを達成する本願発明の請求項1に係る発明は、アクセルペダルの踏込み状況を検出して出力するアクセルセンサと、かかと部の接地状況を検出して出力するかかとセンサと、前記アクセルペダルの踏込み状況および前記かかと部の接地状況に基づいて、エンジン出力を指令するエンジン出力制御信号を出力するアクセル制御装置と、前記エンジン出力制御信号に基づいてエンジンの出力を制御するスロットル開度制御部とを有することを特徴とする自動車制御装置である。
【0007】
本願の請求項2に係る発明は、アクセルペダルの踏込み状況を検出して出力するアクセルセンサと、かかと部の接地状況を検出して出力するかかとセンサと、前記アクセルペダルの踏込み状況はアクセルペダルが踏込まれていることを表し、かつ前記かかと部の接地状況はかかと部が接地していないことを表しているときに、ブレーキの駆動を指令するブレーキ駆動制御信号を出力するブレーキ制御装置と、前記ブレーキ駆動制御信号に基づいてブレーキの駆動を制御するブレーキ駆動制御部とを有することを特徴とする自動車制御装置である。
【0008】
本願の請求項3に係る発明は、アクセルペダルの踏込み状況を検出して出力するアクセルセンサと、かかと部の接地状況を検出して出力するかかとセンサと、ブレーキペダルの踏込み状況を検出して出力するブレーキセンサと、前記アクセルペダルの踏込み状況および前記かかと部の接地状況に基づいて、ブレーキの駆動を指令するブレーキ駆動制御信号を出力するブレーキ制御装置と、前記ブレーキ駆動制御信号及び前記ブレーキペダルの踏込み状況を比較し、前記ブレーキ駆動制御信号を調整する調整部と、前記調整部で調整されたブレーキ駆動制御信号に基づいてブレーキの駆動を制御するブレーキ駆動制御部とを有することを特徴とする自動車制御装置である。
【0009】
本願の請求項4に係る発明は、自動車の周辺状況を検知する周辺状況検知センサを更に有し、前記周辺状況検知センサで検知された自動車の周辺状況に基づいて前記ブレーキ駆動制御信号を調整する調整部を有することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の自動車制御装置である。
【0010】
本願の請求項5に係る発明は、タイマーを更に有し、該タイマーは前記ブレーキ駆動制御信号を出力してから所定時間経過後に、ブレーキの駆動を抑制する信号を出力することを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれか1項に記載の自動車制御装置である。
【0011】
【作用】
運転者がアクセル操作をする場合には、かかとは接地されているが、ブレーキを操作する場合、特に強いブレーキを踏む場合はかかとを浮かして操作する。本願の請求項1に係る発明によると、運転者の操作意図をアクセルセンサとかかとセンサから読み取り、その意図と異なる操作をしている場合であっても、意図通りにエンジンの出力を制御することから、アクセルとブレーキを踏み間違えても暴走することなく、安全に運行することが可能となる。
【0012】
また、請求項2に係る発明によると、アクセルペダルの操作のみでブレーキをかけることが可能となり、緊急ブレーキ等の際にペダル踏み替えの時間ロスをなくすことが可能である。また、緊急でなくても、緻密でレスポンスのよい速度制御が可能となる。
【0013】
更に、請求項3に係る発明によると、強制的にブレーキを駆動させるのみでなく、運転者のブレーキペダルの操作をも反映したブレーキの制御が可能となる。
【0014】
請求項4に係る発明によると、自動車の周辺状況を考慮したブレーキ制御が可能となる。ここで周辺状況とは、先行車との車間距離や相対速度、自車の速度、周辺の障害物などの存在が挙げられる。例えば、先行車との車間距離が短い場合にはより強いブレーキを遅滞なくかけることが可能となる。
【0015】
請求項5に係る発明によると、自動的にブレーキが作動した時点から所定時間経過後にブレーキの駆動が抑制されるので、ブレーキ制御装置の誤動作を防止し、運転者の意図を優先させたブレーキの制御が可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
図1に請求項1に係る発明の実施の形態を図示する。アクセルセンサ11はアクセルペダルの踏込み状況を検出して出力するセンサである。アクセルペダルの踏込み状況が表すものは、アクセルペダルの踏込み量(ストローク)でもよいし、また踏み込んだときの力でもよい。実際に自動車に実装する場合には踏込み量を検出する方がスロットルの制御に向いている。かかとセンサ12は運転者のアクセルペダルを踏む足のかかと部が接地しているか否かを検出するセンサである。このセンサは自動車の床面のかかとを置く位置に設置されている。かかとセンサはかかと部が接地しているON状態とかかと部が接地していないOFF状態とを出力するものである。後に説明するようにこのかかとセンサは重要な役割をするため、センサ故障の場合に備えた補償回路を有する多重系であることが望ましい。多重系の出力を行うかかとセンサを利用すると、一つのセンサが故障した場合であっても補償回路が動作し、運転不能になることがない。
【0017】
アクセル制御装置13は前記アクセルセンサ11とかかとセンサ12の出力に基づいてエンジン出力制御信号を出力する。エンジン出力制御信号はスロットル開度制御部14に送られ、最終的にスロットル15が制御され、エンジンの出力が制御される。エンジン出力制御信号の具体的内容はスロットル開度でも良いし、燃料の噴射量等でもよい。
【0018】
アクセルセンサ11とかかとセンサ12の出力に基づいて行われるスロットル制御の詳細を表1に示す。かかとが接地している状態(かかとセンサON)で、アクセルペダルが所定量A踏込まれている場合は、運転者はアクセルペダルを踏むことを意図しているため、Aに応じたスロットル開度を設定する。かかとが接地していない状態(かかとセンサOFF)で、アクセルペダルが所定量A踏込まれている場合は、運転者はアクセルとブレーキのペダルを踏み間違えているか、または加速状態から減速状態に移行する途中であるため、スロットル開度はアイドル状態に設定する。また、かかとセンサの出力に関係なく、アクセルペダルの踏込み量が0の場合は、スロットル開度はアイドル状態に設定する。
【0019】
【表1】
【0020】
以上の構成によると運転者が意図と異なる操作をしている場合であっても、意図通りにエンジンの出力を制御できることから、アクセルとブレーキのペダルを踏み間違えても自動車が暴走することなく、安全に運行することが可能となる。
【0021】
(実施の形態2)
本願請求項2に係る発明の実施の形態を図2に示す。アクセルセンサ11とかかとセンサ12は実施の形態1と同様であるので、説明を省略する。
【0022】
ブレーキ制御装置23はアクセルセンサ11とかかとセンサ12の出力に基づいてブレーキの駆動力を示すブレーキ駆動制御信号を出力する。ブレーキ制御装置23の内部動作の詳細を図3に示す。ブレーキ制御装置23は、「通常ブレーキ作動状態」31、「通常アクセル待ち状態」32、「通常アクセル作動状態」33、「かかとブレーキ作動状態」34の4つの状態を持つ。エンジン始動後の初期状態は「通常ブレーキ作動状態」31であり、かかとを接地するとかかとセンサがONとなり、アクセルペダルを踏込むことが可能な「通常アクセル待ち状態」32となる。アクセルペダルが踏込まれ、踏込み量が所定値を超える状態(アクセルセンサON)になると、アクセル操作がスロットル操作に連動する「通常アクセル作動状態」33になる。このときアクセルペダルの踏込み量の所定値はアクセル操作時の遊びを考慮したものであり、実際のアクセル動作が有効になる踏込み量等の値から定められる。以上の3状態において、かかと部が接地されていない状態(かかとセンサOFF)になると、「かかとブレーキ作動状態」34となり、ブレーキペダルが踏まれていない状態であっても強制的にブレーキをかけるブレーキ駆動制御信号が出力され、ペダル踏み替えの時間ロスをなくすことが可能である。また、緻密でレスポンスのよい速度制御が可能となる。
【0023】
「通常ブレーキ動作状態」31から「通常アクセル待ち状態」32に移る条件はかかとセンサONに加えてアクセルセンサOFFを加えてもよい。この条件を加えると、アクセルペダルが踏込まれていない状態で、かかと部を接地して「通常アクセル待ち状態」32にならないと、アクセル操作は有効にならないことから、アクセルペダルだけ踏んだ際に暴走しないとともに、アクセルペダルを踏んだ状態からかかとを接地してもアクセル操作は有効でないから、自動車が急発進するのを防ぐことができる。
【0024】
以上の説明と同様に「かかとブレーキ作動状態」34からは、図3に示すようにアクセルセンサとかかとセンサの出力に従って、他の3状態に遷移する。
【0025】
ブレーキ制御装置23は上記4状態のそれぞれに適したブレーキ駆動制御信号を出力し、ブレーキ駆動制御部21はこのブレーキ駆動制御信号を受けて、ブレーキアクチュエータ22を制御する。ブレーキ駆動制御信号の内容は具体的なブレーキ油圧値でもよいし、必要な加速度、目的とする速度等であってもよい。
【0026】
(実施の形態3)
本願請求項3乃至請求項5に記載の発明に係る実施の形態を図4に示す。本実施の形態3は上記実施の形態1及び実施の形態2を併せ、更に機能を付加したものである。上記実施の形態1,2に共通する箇所は同じ符号を付し、説明を省略する。アクセル制御装置13とブレーキ制御装置23はまとめて制御装置42とする。
【0027】
本実施の形態3ではブレーキペダルの踏込み状況を検出して出力するブレーキセンサ41が設けられている。ブレーキペダルの踏込み状況とは、踏込み量(ストローク)でもよいし、また踏み込んだときの力やブレーキ油圧でもよい。実際に実装する場合にはブレーキの駆動制御に便利なブレーキ油圧の値であることが好ましい。
【0028】
このブレーキペダルの踏込み状況は調整部43に出力される。調整部43では入力されたブレーキペダル踏込み状況とブレーキ駆動制御信号を比較して、どちらの制動力が強いかを判断し、ブレーキペダルの踏込みがより強い場合(ブレーキペダルON)には、ブレーキペダルの踏込みに対応する制動力でブレーキを駆動するようにブレーキ駆動制御信号を調整する。また、ブレーキペダル踏込み状況とブレーキ駆動制御信号を比較し、最適な制動力でブレーキが駆動するようにブレーキ駆動制御信号を調整することも可能である。
【0029】
なお、実際の自動車に実装する場合には電気回路の故障等による危険性を考慮して、実際にブレーキペダルを踏込んだときのブレーキ油圧をブレーキ駆動制御部21に伝えるブレーキ油圧伝達経路46を設けることが好ましい。これによって制御装置42が故障した場合であっても、安全にブレーキをかけることが可能である。
【0030】
本実施の形態3では、自動車の周辺状況を考慮したブレーキ制御が可能である。周辺状況検知センサ44は、例えば先行車との車間距離を測定するセンサである。この場合、測定した車間距離の情報は調整部43に入力され、調整部43では、車間距離が短い場合には、より強い制動力を発生するようにブレーキ駆動制御信号を調整する。
【0031】
周辺状況検知センサ44は、先行車との車間距離のみでなく、近接車との相対速度、自車の速度、周辺の障害物などの存在を検知するセンサでもよい。
【0032】
以上のように、ブレーキ制御装置23から出力されたブレーキ駆動制御信号は、調整部43で必要な制動力を調整され、ブレーキ駆動制御部21に入力される。
【0033】
また、制御装置42内部にはタイマー45を設けてもよい。このタイマー45はブレーキ駆動制御信号を出力した時に計時を開始し、所定時間経過するとブレーキの駆動を抑制する信号を出力するものである。これにより、運転者がアクセルペダルからブレーキペダルに踏み替えが完了した後は、運転者の意図に沿ったブレーキの制御が可能となる。このときの所定時間は運転者がアクセルペダルからブレーキペダルへの踏み替えに要する時間であり、典型的には0.5秒から1秒程度である。
【0034】
ブレーキセンサ41やタイマー45を利用したブレーキ駆動力の制御は、実施の形態2で説明した図3に記載のブレーキ制御装置23の内部動作においても適用可能である。「かかとブレーキ作動状態」34においてブレーキペダルONになるか又はタイマーにより所定時間の経過が確認された場合には「通常ブレーキ作動状態」31に戻すといった処理が可能である。
【0035】
以上の実施の形態1〜3の説明にある制御装置は、マイクロプロセッサ上で動くプログラムとして実装する方法のほか、汎用品であるいわゆるシーケンス制御機器等が利用できる。
【0036】
以上説明した実施の形態は、前記目的の少なくとも一つを達成するために実施できる本願発明の例であって、本願発明はこれらの実施の形態に限定されるものではない。
【0037】
【発明の効果】
本願発明によると、アクセルペダルの踏込み状況やかかと部の接地状況等に基づいてエンジンの出力やブレーキを制御するため、アクセルペダルをブレーキペダルと間違えて踏む等の運転者の意図しないアクセル操作による暴走や、緊急のブレーキが必要な場合のペダル踏み替えの時間ロスをなくすことが可能となる。
【0038】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る自動車制御装置の概略図である。
【図2】本発明の実施の形態2に係る自動車制御装置の概略図である。
【図3】ブレーキ制御装置の機能を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態3に係る自動車制御装置の概略図である。
【符号の説明】
11 アクセルセンサ
12 かかとセンサ
13 アクセル制御装置
23 ブレーキ制御装置
41 ブレーキセンサ
43 調整部
45 タイマー
Claims (5)
- アクセルペダルの踏込み状況を検出して出力するアクセルセンサと、
かかと部の接地状況を検出して出力するかかとセンサと、
前記アクセルペダルの踏込み状況および前記かかと部の接地状況に基づいて、エンジン出力を指令するエンジン出力制御信号を出力するアクセル制御装置と、
前記エンジン出力制御信号に基づいてエンジンの出力を制御するスロットル開度制御部とを有することを特徴とする自動車制御装置。 - アクセルペダルの踏込み状況を検出して出力するアクセルセンサと、
かかと部の接地状況を検出して出力するかかとセンサと、
前記アクセルペダルの踏込み状況はアクセルペダルが踏込まれていることを表し、かつ前記かかと部の接地状況はかかと部が接地していないことを表しているときに、ブレーキの駆動を指令するブレーキ駆動制御信号を出力するブレーキ制御装置と、
前記ブレーキ駆動制御信号に基づいてブレーキの駆動を制御するブレーキ駆動制御部とを有することを特徴とする自動車制御装置。 - アクセルペダルの踏込み状況を検出して出力するアクセルセンサと、
かかと部の接地状況を検出して出力するかかとセンサと、
ブレーキペダルの踏込み状況を検出して出力するブレーキセンサと、
前記アクセルペダルの踏込み状況および前記かかと部の接地状況に基づいて、ブレーキの駆動を指令するブレーキ駆動制御信号を出力するブレーキ制御装置と、
前記ブレーキ駆動制御信号及び前記ブレーキペダルの踏込み状況を比較し、前記ブレーキ駆動制御信号を調整する調整部と、
前記調整部で調整されたブレーキ駆動制御信号に基づいてブレーキの駆動を制御するブレーキ駆動制御部とを有することを特徴とする自動車制御装置。 - 自動車の周辺状況を検知する周辺状況検知センサを更に有し、
前記周辺状況検知センサで検知された自動車の周辺状況に基づいて前記ブレーキ駆動制御信号を調整する調整部を有することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の自動車制御装置。 - タイマーを更に有し、該タイマーは前記ブレーキ駆動制御信号を出力してから所定時間経過後に、ブレーキの駆動を抑制する信号を出力することを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれか1項に記載の自動車制御装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 2002-11-22 JP JP2002339732A patent/JP2004169674A/ja active Pending
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