JP2004166517A - 代掻き均平装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】機枠20と砕土部21と整地部22とを有するロータリー代掻き装置2の後方にレーキ体7及び均平板6を備えた排土板5を設け、排土板5は、ロータリー代掻き装置2に連結する排土板支持フレーム3により支持され、ロータリー代掻き装置2に対して高さ位置が調節自在である代掻き均平装置において、
排土板支持フレーム3と排土板5との連結部4が、排土板5の回動支点となり、排土板5が進行方向を軸線としてロータリー代掻き装置2に対して左右に回動可能に設けた代掻き均平装置による。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、代掻き均平装置、詳細には高速で作業するトラクターに装着され、水田面の代掻き作業を行うとともに、水田における凹凸面の凸部の土を削り取り凹部に移動させ田面の均平化を行う均平作業も同時に可能である代掻き均平装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、代掻き装置としては、特許第2675242号(従来技術1)、特願2000−199038号(従来技術2)などが公知であり、また、均平装置としては「不耕起圃場の整地均平方法および均平装置」(特開平9−322607号公報)(従来技術3)が公知である。
【0003】
しかし、従来技術1及び従来技術2は、水田における代掻きに関する装置であって、水田面の部分的なでこぼこ表面を平らに整地する作用を行う整地装置は有しているが、マクロ的に見て水田全体の均平精度、すなわち田面の凹凸面の凸部、特に比較的大きな面積比率を有する凸部、高い部分の土の削り取り、削り取った土を田面の凹部、あるいは低い部分に運搬移動させて水田面を全体に均平化させる均平作用はなかった。
また、従来技術3では、逆に水田の代掻き作用をする構造が欠如しており、水田面においての表層の砕土、水田面の削り取り作業、稲株等の埋設作業、均平仕上げ作用を精度良く行うことはできなかった。
【0004】
このような従来技術1乃至3は、それぞれ代掻き作用か均平作用かを行う装置、方法であり、2つの作用を1つの機械装置で行うことはできなかった。
本願共同出願人は、これらの課題を克服すべく特願2000−270087号(特開2002−78402号=従来技術4)において、「代掻き均平装置」を提案している。すなわち「トラクターに装着され、砕土部と、整地部を有するロータリー代掻き装置の後方に、ロータリー代掻き装置に対して高さ位置が調節自在である排土板を設け、排土板にレーキ体及び均平板を設けてなることを特徴とする代掻き均平装置」及び「トラクターに装着され、砕土部と、整地部を有するロータリー代掻き装置の後方に、ロータリー代掻き装置に対して高さ位置が調節自在である排土板を設け、排土板にレーキ体及び均平板を設け、かつレーザー受光器を設けるとともに排土板の高さ調節をレーザー投光器からのレーザー光線を、レーザー受光器が受光することによって行うことを特徴とする代掻き均平装置」を提案しており、公開されている。
【0005】
従来技術4は、前記の構成により、「排土板、レーキ体、均平板の高さ位置を、ロータリー代掻き装置に対して、高くあるいは低く独立的に調節することが可能なため、それぞれ状態の異なる水田に迅速かつ均平精度の高い対応ができる効果」「水田面のマクロ的な均平作用に加え、部分的な均平作用も有するため、水田面の均平性能が従来より向上し、かつ稲株、稲ワラ等の埋没作用の性能も従来より向上する」効果、更に「レーザー受光器及びレーザー投光器によって自動的に排土板等の高さ位置を制御して調節することにより、作業効率が向上し、また均平性能も向上する」という様々な効果を有している。
【0006】
【発明が解決しようとす課題】
しかしながら、従来技術4の代掻き均平装置や、従来の他の代掻き均平装置では、トラクターや、ロータリー代掻き装置が、圃場の代掻き均平作業中に進行方向に対して左右側部が上下して左右方向へ傾いた場合、それに連結している排土板も同様に左右方向へ傾いてしまうため、その場所においては均平作業が不可能になる課題があった。
【0007】
また、従来技術4の排土板を上昇させて水田面削り作業を行わない場合、従来の均平板は、排土板に対してヒンジピンによる装着構造であったため、均平板が地面に対して作用せず均平性能が低下する課題があった。
【0008】
更に従来技術4の代掻き均平装置において、ロータリー代掻き装置が設定接地面より高い場合、リフトシリンダ−を伸長させて排土板を下降させるが、そのときリフトシリンダーにハンチング(脈動)が発生し、スムースな作業が行えない課題を有した。
【0009】
更にまた、従来技術4では、排土板やレーザー受光器の昇降は、前後水平方向に延びる排土板支持フレームをリフトシリンダーの伸縮によって上下に回動させて行っていたため、排土板支持フレームに垂直方向に立設されたポールに取り付けられるレーザー受光器が傾いてしまい、そのためレーザー受光器の受光精度が低下し、誤差が生じやすくなり、排土板の位置が安定できない課題があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】
課題を解決するために、トラクターに装着され、機枠と砕土部と整地部とを有するロータリー代掻き装置の後方にレーキ体及び均平板を備えた排土板を設け、排土板は、ロータリー代掻き装置に連結する排土板支持フレームにより支持され、ロータリー代掻き装置に対して高さ位置が調節自在である代掻き均平装置において、
排土板支持フレームと排土板との連結部が、排土板の回動支点となり、排土板が進行方向を軸線としてロータリー代掻き装置に対して左右に回動可能に設けたことを特徴とする代掻き均平装置を提案する。
【0011】
又、トラクターに装着され、機枠と砕土部と整地部とを有するロータリー代掻き装置の後方にレーキ体及び均平板を備えた排土板を設け、排土板は、ロータリー代掻き装置に連結する排土板支持フレームにより支持され、ロータリー代掻き装置に対して高さ位置が調節自在である代掻き均平装置において、
排土板支持フレームと排土板との連結部が、排土板の回動支点となり、排土板が進行方向を軸線としてロータリー代掻き装置に対して左右に回動可能に設けるとともに、
排土板が上昇した状態において、均平板が排土板に対して独立的に接地可能となる連結体、例えば平行リンクからなる連結体で連結される均平板であることを特徴とする代掻き均平装置を提案する。
【0012】
更に、トラクターに装着され、機枠と砕土部と整地部とを有するロータリー代掻き装置の後方にレーキ体及び均平板を備えた排土板を設け、排土板は、ロータリー代掻き装置に連結する排土板支持フレームにより支持され、ロータリー代掻き装置に対して高さ位置が調節自在である代掻き均平装置において、
排土板支持フレームと排土板との連結部が、排土板の回動支点となり、排土板が進行方向を軸線としてロータリー代掻き装置に対して左右に回動可能に設けるとともに、
機枠と排土板支持フレームとの間に排土板昇降補助装置を設けたことを特徴とする代掻き均平装置を提案する。
【0013】
更にまた、トラクターに装着され、機枠と砕土部と整地部とを有するロータリー代掻き装置の後方にレーキ体及び均平板を備えた排土板を設け、排土板は、ロータリー代掻き装置に連結する排土板支持フレームにより支持され、ロータリー代掻き装置に対して高さ位置が調節自在である代掻き均平装置において、
排土板支持フレームと排土板との連結部が、排土板の回動支点となり、排土板が進行方向を軸線としてロータリー代掻き装置に対して左右に回動可能に設け、
かつ排土板の高さ調節を行うために、圃場近傍に設置されるレーザー投光器から投光されるレーザー光線を受光するレーザー受光器を備えたポールを一定方向に設けるとともに、排土板の高さ調節のため各部材が移動してもポールの方向が変化しないことを特徴とする代掻き均平装置を提案する。
【0014】
【発明の実施の形態】
この発明の1つの実施形態を示す代掻き均平装置の側面図である図1、同じく平面図である図2、同じく後面図である図3、図2のAA線断面図である図4、同じくロータリー代掻き装置が泥水面より上昇した状態を示す側面図である図5、同じくロータリー代掻き装置が泥水面より下降した状態を示す側面図である図6、同じくロータリー代掻き装置が右側下がりに傾いて排土板が水平状態を保つ状態を示す後面図である図7、同じく一部拡大後面図である図8、同じくロータリー代掻き装置が右側下がりに傾いて排土板が水平状態を保つ状態の一部拡大後面図である図9、同じく代掻き均平装置の排土板連結部の拡大断面側面図である図10、同じく代掻き均平装置の一部拡大断面側面図である図11に基づいて説明する。
【0015】
この発明の1つの実施形態を示す代掻き均平装置は、図示しないトラクタの後方位置に装着フレーム1によって装着され、平面視中央の装着フレーム1から左右水平に延設される伝動パイプ10、伝動パイプ10の一端に設けられる伝動ケース100、両端に設けられるサイド板101、101、サイド板101、101に挟まれるように設けられるロータリー代掻き装置2、ロータリー代掻き装置2の後方に、一端を機枠20に回動自在に取り付けられる排土板支持フレーム3、排土板支持フレーム3の後部側に設けられる排土板連結部4によってロータリー代掻き装置2に対して高さ位置が調節自在に設けられた排土板5、および排土板5に取り付けられる均平板6及び排土板レーキ体7、機枠20と排土板支持フレーム3との間に設けられる排土板昇降補助装置31、排土板支持フレーム3にリンク状に取り付けられた受光器台80上に立設されレーザー受光器81を設けているレーザー受光器用ポール8を有する。
【0016】
ロータリー代掻き装置2は、機枠20と、砕土部21と、整地部22を有しており、機枠によって装着フレーム1に固定される。ロータリー代掻き装置2には、入力ミッション11が設けられており、ロータリー砕土刃210を有する砕土部21への回転力は、入力ミッション11から伝動パイプ10内に設けられた伝動軸、伝動ケース100内に設けた伝動体を介して砕土部21に伝動している。
【0017】
砕土部21は、伝動パイプ10の両サイドに設けられサイド板101によって支持され回転自在な回転軸211に、複数のロータリー砕土爪210を設けている。ロータリー砕土爪210は、上部を上面カバー212によって被覆されている。
【0018】
整地部22は、整地部レーキ体220と整地板221からなる。整地部レーキ体220は、伝動パイプ10の両サイドに設けられサイド板101によって支持される横バー222に多数の棒状体を互いに平行に設けたタインを斜め後方に向けて固定する。整地部レーキ体220は、砕土部21の後方に離れて設けられ、圃場の稲株や稲わらの埋没作用を行う。
【0019】
整地板221は、砕土部21の後方に平行して上端辺を横棒223に回動自在に設けられるとともに、一端を機枠20に取り付けられている支持体23の他端によって上面を支持されている。整地板221は、長い板状体からなり、砕土部21により後方へ掻き上げられる泥水の土や稲わらを落下させ、整地する。
【0020】
ロータリー代掻き装置2の後方かつほぼ水平方向に向けて、排土板支持フレーム3を設けている。排土板支持フレーム3は、平面視で前部トラクタ側が開口したコ字形状の枠体であり、ロータリー代掻き装置2の左右の部分体である機枠20からは左右平行にそれぞれ1本ずつ設けられ、そのトラクタ側の前端部である左右の機枠連結部30でロータリー代掻き装置2の機枠20に対して上下方向に回動自在に取り付けられる。また、排土板支持フレーム3は、その後部側下方に設けられた排土板連結部4によって、排土板5と連結している。
【0021】
それぞれの排土板支持フレーム3は、一方のフレーム上にリフトシリンダー32を設けている。リフトシリンダー32は、シリンダーのトラクタ側320で機枠20に回動自在に取り付けられ、シリンダーロッド321先端側で排土板支持フレーム3の後方側に部材322を介して回動自在に連結している。リフトシリンダー32は、制御ユニット(図示せず)からの作動信号によりシリンダーロッド321を伸縮させ、シリンダーロッド321の伸長により排土板支持フレーム3の後方を下げ、シリンダーロッド321の短縮により排土板支持フレーム3の後方を上げる。
【0022】
左右の排土板支持フレーム3間に平行に設けられた受光器台枠33の後方端部で、受光器支持フレーム82の中間部に受光器台80を設けている。
【0023】
排土板支持フレーム3は、平面視で前部トラクタ側が開口したコ字形状の枠体であり、そのトラクタ側の前端部である左右の機枠連結部30によってロータリー代掻き装置2の機枠20に上下方向に回動自在に連結し、排土板支持フレーム3の後部側の下方に設けられた排土板連結部4によって、排土板5と連結している。そして、排土板5は、均平板6及び排土板レーキ体7と連結している。
【0024】
排土板連結部4は、排土板支持フレーム3の後部側と、排土板5の上部に設けられた排土板横フレーム5aとの間に設けられており、管状の回動軸40を有する連結フレーム41と、その左右に設けられる弾性連結体42と、回動軸40と排土板横フレーム5aを連結する回動軸フレーム43とからなる。
連結フレーム41は、左右の排土板支持フレーム3、3間に架け渡されて固定され取り付けられるとともに、中央部に排土板5の進行方向(トラクタ走行方向)に軸線を有する回動軸40を設けており、回動軸40は回動軸フレーム43を介して排土板横フレーム5aに取り付けられる。そのため排土板5全体は、回動軸40を回動支点として排土板支持フレーム3やロータリー代掻き装置2に対して左右に回動可能に設けられる。
【0025】
弾性連結体42は、回動軸40の左右横方向にそれぞれ1つずつ設けられ、連結フレーム41から後方に突出する2つの左右の支持枠410と排土板横フレーム5a間に設けられる。弾性連結体42は、この実施形態ではコイルスプリングからなる。
【0026】
機枠20と排土板支持フレーム3との間に設けられる排土板昇降補助装置31は、この実施形態ではガススプリング等の圧縮弾性体31からなり、機枠20との連結部310で機枠20に対して回動自在に取り付けられ、排土板支持フレーム3との連結部311でも回動自在に取り付けられる。圧縮弾性体31は、2つ設けられ、それぞれ左右の排土板支持フレーム3の下方に左右方向に平行して設けられる。
【0027】
排土板5は、排土板連結部4の回動軸40を回動支点としてロータリー代掻き装置2の進行方向を軸線として排土板5および排土板5に取り付けられる均平板6及び排土板レーキ体7がロータリー代掻き装置2に対して左右に回動可能に連結されている。
【0028】
排土板5と均平板6は、排土板5が上昇した状態において、均平板6が排土板5に対して独立的に接地可能となる連結体60で連結される。この実施形態では連結体60は、左右端部にそれぞれ設けられた平行リンクからなる。
排土板5は、左右両サイドに排土側板50を立設した左右に長い湾曲板状体であり、前面が凹部の湾曲板である。排土板5の排土面は、先端が下端であり後方へいくにしたがって斜度が急になる凹面湾曲板からなる。
【0029】
排土板レーキ体7は、排土板5の後方に排土板5の幅方向にわたって取り付けられ、前端辺を排土板5に固定して取り付けられる。排土板レーキ体7は、多数の棒状体を互いに平行に設けたタインを斜め後方に向けて固定する。多数の棒状体であるタインを互いに平行に斜め後方に向けて固定する。排土板レーキ体7は、排土板5によって凹凸のある田面の凸部を削り取った圃場の稲株や稲わらの埋没作用を行う。
【0030】
均平板6は、排土板5の後方に排土板5の幅方向にわたって取り付けられ、前端辺を回動軸にして上下に回動自在な長い板状体である。均平板6は、排土板5との間に左右2個所の均平板弾性体60を設けている。均平板弾性体60は、この実施形態ではコイルスプリングからなる。
均平板弾性体60は、排土板5に対する追随性を高め均平性を向上させる作用があり、均平板6を上下方向で一定圧で弾性保持している。また、排土板支持フレーム3を持ち上げた場合に、均平板6の左右に揺れるバタつきを防止する作用も有する。
【0031】
8はレーザー受光器用ポールであり、受光器台80上に固定され、通常作動する場合はほぼ垂直方向に立設された状態である。レーザー受光器用ポール8には、レーザー受光器81を設ける。この実施形態ではレーザー受光器用ポール8の上部にポール周面に亘ってレーザー光線を受光可能にレーザー受光器81は設けられている。レーザー受光器81の高さは変更可能に設けられる。
【0032】
受光器台80は、受光器台枠33の後端部で受光器支持フレーム82の中間に配設され、上面にレーザー受光器用ポール8を立設固定している。受光器台80は、受光器台80に2個所あるリンク連結部800と、機枠20に2個所あるリンク連結部200との間を、それぞれ受光器台枠33及び受光器支持フレーム82を介した左右の排土板支持フレーム3とによって回動自在に連結して、全体として4点リンク機構として構成される。この4点リンク機構により、排土板支持フレーム3が前後に傾斜した場合でも、受光器台80の上面は、ほぼ水平を保つことが可能となり、上面に一定方向(この実施形態では垂直方向)に固定されるレーザー受光器用ポール8も一定方向(垂直方向)を保ち傾斜しない。
【0033】
9は、圃場近傍に設けられ一定の高さを支持するレーザー光線を投光するレーザー投光器である。
【0034】
次に、この発明の1の実施形態である代掻き均平装置の作用について説明する。代掻き均平装置は、走行するトラクタに装着される。装着されるロータリー代掻き装置2は、入力ミッション11から伝動軸12、伝動ケース100を介して回転軸211を回転させ、砕土部21であるロータリー砕土爪210によって、水田等の土壌を代掻きしつつ泥水の土塊や稲わら等を後方へ掻き上げる。
【0035】
整地部22の整地部レーキ体220は、砕土部21のロータリー砕土爪210の回転によって掘り起こされた圃場の稲株や稲わらの埋没作用を行う。整地部22の整地板221は、ロータリー砕土爪210により後方へ掻き上げられる泥水の土や稲わらを落下させ、整地する。
【0036】
ロータリー代掻き装置2の後方に、排土板支持フレーム3に排土板連結部4によって、ロータリー代掻き装置2に対して高さ位置が調節自在に設けられた排土板5が設けられ、排土板5に取り付けられる均平板6及び排土板レーキ体7が設けられている。排土板5は、排土板連結部4を回動支点としてロータリー代掻き装置2の進行方向を軸線として排土板5および排土板5に取り付けられる均平板6及び排土板レーキ体7がロータリー代掻き装置2に対して左右に回動可能に設けられている。したがって、この発明の代掻き均平装置を牽引するトラクタや、ロータリー代掻き装置2が、何らかの理由で左右に傾いた場合でも、排土板5、均平板6及び排土板レーキ体7は、水平な地平面に支持されて左右に傾くことはない。例えば図7及び図10に示すようにロータリー代掻き装置2が、進行方向右側に傾いた状態でも排土板、均平板、レーキ体は水平状態を保持する。
ロータリー代掻き装置2が左右に傾いた場合、弾性連結体42は、ロータリー代掻き装置2に対して回動自在に設けられた排土板5及び均平板6が遠心力で、回動軸40を中心に左右へ回動し過ぎないようにする作用があり、連結フレーム41と排土板横フレーム5aのそれぞれを介して排土板支持フレーム3と排土板5の間を一定圧に附勢力で押圧支持している。そして、弾性連結体42は、作業中においては、田面から受ける圧力により縮んで排土板5、均平板6を支持している。
【0037】
排土板5、マクロ的にみた水田面の凹凸の凸部、主として比較的大きな面積を有する凸部、高地部分の土を水平に削り取り、削り取った土をブルドーザーのように押してマクロ的にみた凹部や低地部分まで運搬移動させ、全体的に見て凹部、低い部分を埋め立て、水田全体をマクロ的に均平化する作用がある。排土板レーキ体7は、整地板レーキ体220と同様圃場の稲株や稲わらの埋没作用を行う。均平板6は、排土板5によって移動される土が凹部に埋め込まれた場合に田面を部分的に均平させる作用がある。
【0038】
これらの排土板5、排土板レーキ体7、均平板6は、排土板支持フレーム30を回動させ上下させることにより、ロータリー代掻き装置2に対する高さを調節することが可能であり、この排土板7等の高さ調節は独立的に行うことができる。排土板7等の高さ調節は、それぞれの水田面の状態、すなわちマクロ的に見た水田表面の凹凸の高差、凹凸部分の面積比率等を勘案し、ロータリー代掻き装置2に対する高さを選択し決めることができる。
例えば、図5に示すようにロータリー代掻き装置2が、トラクタの上下動などの何らかの理由により水田面よりG1の高さ位置に上昇してしまった場合、レーザー受光器81も上昇するため、レーザー受光器81の高さ位置が標準高さより高くなり、リフトシリンダー32へリフトシリンダー32のシリンダーロッド321を伸長させる信号を送り、リフトシリンダー32のシリンダーロッド321を伸長させる。シリンダーロッド321の伸長により排土板支持フレーム3をより下方に回動させ排土板5、レーキ体7、均平板6の高さ位置をロータリー代掻き装置2に対して低く下げて、水田面に対応させ接地させる。
逆に、図6に示すようにロータリー代掻き装置2が、トラクタの上下動などの何らかの理由により水田面よりG2の深さまで下降して泥水中に潜ってしまった場合、レーザー受光器81も下降するため、レーザー受光器81の高さ位置が標準高さより低くなり、リフトシリンダー32へリフトシリンダー32のシリンダーロッド321を短縮させる信号を送り、リフトシリンダー32のシリンダーロッド321を短縮させる。シリンダーロッド321の短縮により排土板支持フレーム3をより上方に回動させ排土板5、レーキ体7、均平板6の高さ位置をロータリー代掻き装置2に対して高く上げて、水田面に対応させる。
【0039】
排土板支持フレーム3を回動させ上下させる作用は、独立的に行うことが可能であり、図示しない制御ユニットからのポジション選択電気信号によってリフトシリンダー32を作動させシリンダーロッドの伸縮によって行う。制御ユニットの制御値は、トラクタ運転席に設けた制御値変更手段によって変更可能である。
【0040】
排土板支持フレーム3を上下させるリフトシリンダー32への作動信号は、予め制御ユニットに入力されている制御値によってリフトシリンダー32の作動を自動的に行う場合と、トラクタ運転席に手動ダイヤル、手動レバー等の手動指示手段を設けて、手動ダイヤル、手動レバー等を操作することによってリフトシリンダー32の作動を手動的に行う場合の選択が可能である。
【0041】
自動的に行う場合、予め制御ユニットに標準高さ制御値を入力しておき、レーザー受光器81がレーザー投光器9からのレーザー光を標準高さの範囲内で受光すれば、制御ユニットはリフトシリンダー32へ信号を発せずリフトシリンダー32は作動しない。
【0042】
レーザー受光器81がレーザー投光器9からのレーザー光を標準高さより高くなった状態で、すなわちロータリー代掻き装置2が、水田面よりG1の高さ位置に上昇した状態で、レーザー受光器81の高さ位置が標準高さより高いという範囲で受光すれば、制御ユニットはリフトシリンダー32へリフトシリンダー32のシリンダーロッド321を伸長させる信号を送り、リフトシリンダー32のシリンダーロッド321を伸ばす。シリンダーロッド321の伸長により排土板支持フレーム3をより下方に回動させ排土板5、レーキ体7、均平板6の高さ位置をロータリー代掻き装置2に対して低く下げる。排土板支持フレーム3の下方移動によりレーザー受光器用ポール8に設けられているレーザー受光器81も下降し標準高さに位置される。このとき、レーザー受光器用ポール8が立設されている受光器台80が4点リンク機構で支持されているため、受光器台80が下降してもレーザー受光器用ポール8は同じ垂直方向を保ったまま下降する。
このリフトシリンダー32のシリンダーロッドの伸びる長さは、制御ユニットがレーザー受光器81から受けた信号、すなわちレーザー投光器9からのレーザー光位置をどの位置に感知したかによって変化し、レーザー受光器81が高すぎるほどシリンダーロッド321は長く伸びる。
【0043】
リフトシリンダー32のシリンダーロッド321を伸長させて排土板5を下降させる場合でも、排土板支持フレーム3の下方に左右方向に平行に設けてあるガススプリングからなる圧縮弾性体31の弾性作用により、リフトシリンダー32のシリンダーロッド321伸長時に起こるハンチング(脈動)の発生を防止することができる。したがって、スムースな代掻き均平作業が行える。
【0044】
逆に、レーザー受光器81がレーザー投光器9からのレーザー光を標準高さより低い状態で、すなわちロータリー代掻き装置2が、水田面よりG2の深さ位置まで下降した状態で、レーザー受光器81の高さ位置が標準高さより低いという範囲で受光すると、制御ユニットはリフトシリンダー32へリフトシリンダー32のシリンダーロッドを短縮させる信号を送り、リフトシリンダー32のシリンダーロッド321を縮める。シリンダーロッド321の短縮により排土板支持フレーム3を上方に回動させ排土板5、排土板レーキ体7、均平板6の高さ位置をロータリー代掻き装置2に対して高くする。排土板支持フレーム3の上方移動によりレーザー受光器用ポール8に設けられているレーザー受光器81も上昇し標準高さに位置される。このとき、レーザー受光器用ポール8が立設されている受光器台80が4点リンク機構で支持されているため、受光器台80が上昇しても、レーザー受光器用ポール8は同じ垂直方向を保ったまま上昇する。
このリフトシリンダー32のシリンダーロッド321の縮む長さは、制御ユニットがレーザー受光器81から受けた信号、すなわちレーザー投光器9からのレーザー光位置をどの位置に感知したかによって変化し、レーザー受光器81が低すぎるほどシリンダーロッド321は多く短縮する。
【0045】
また、リフトシリンダー32を手動で伸縮させ、排土板5等を上下させることも可能である。すなわち手動的に行う場合、トラクタ運転席に設けてある手動指示手段である手動ダイヤル、あるいは手動レバーを操作して、直接リフトシリンダー32のシリンダーロッド321を伸縮することで排土板支持フレーム3を上下回動させ、排土板5、排土板レーキ体7、均平板6およびレーザー受光器81の高さ位置をロータリー代掻き装置2に対して高くあるいは低く調節することによって行う。
【0046】
ロータリー代掻き装置2が、トラクタの上下動などの何らかの理由により水田面より上下動してしまった場合でも、排土板支持フレーム3は、トラクター側端部で機枠連結部30によって上下方向に回動自在に連結されており、レーザー受光器81からの信号により、リフトシリンダー32のシリンダーロッド321の伸長で後部側が下がり、短縮で後部側が上がる。したがって排土板支持フレーム3自体は前後に傾斜するが、排土板支持フレーム3が前後に傾斜した場合でも、受光器台80に2個所あるリンク連結部800と、機枠20に2個所あるリンク連結部200との間を、それぞれ受光器支持フレーム82及び排土板支持フレーム3とによって回動自在に連結してなる4点リンク機構により、受光器台80の上面は、ほぼ水平を保つことが可能となる。そのため、上面に一定方向(この実施形態では垂直方向)に固定されるレーザー受光器用ポール8も一定方向(垂直方向)を保ち傾斜せず、圃場近傍のレーザー投光器9から投光されるレーザーの高さを受ける精度が向上し、排土板5の高さ位置が安定する。
【0047】
【発明の効果】
この発明によれば、トラクターやロータリー代掻き装置が、圃場の代掻き均平作業中に進行方向に対して左右側部が上下して左右方向へ傾いた場合においても、排土板、均平板及び排土板レーキ体は、左右方向へ回動自在に排土板支持フレームに連結しているため、水平な地平面に支持されて左右に傾くことはない。
【0048】
また、均平板が、排土板に平行リンクで上下動自在に連結されているように排土板に対して独立的に接地可能な均平板であるため、排土板を上昇させて水田面削り作業を行わない場合であっても、均平板が地面に対して作用させることができ、均平性能が低下しない効果がある。
【0049】
更に、機枠と排土板支持フレームとの間に排土板昇降補助装置を設けたことにより、リフトシリンダ−を伸長させて排土板を下降させる場合でも、リフトシリンダーにハンチング(脈動)が発生することを防止することができ、スムースな代掻き均平作業が行える効果がある。
【0050】
更にまた、ロータリー代掻き装置の水田面よりの上下動により排土板やレーザー受光器の昇降が起こり、その姿勢の是正のために前後水平方向に延びる排土板支持フレームの傾斜した状態でも、4点リンク機構により受光器台の上面が水平を保つことができ、その上面上に一定の方向(この実施形態では垂直方向)で設けられたレーザー受光器を備えたレーザー受光器用ポールは、その一定の方向を保ったまま上下動が可能になった。そのため、ロータリー代掻き装置の上下動により排土板支持フレームの傾斜が生じても、レーザー受光器用ポールが傾くことがなく姿勢が安定し、レーザー受光器の受光精度が低下せず、誤差が生じなくなり、その結果排土板の位置が安定するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の1の実施形態を示す代掻き均平装置の側面図
【図2】同じく平面図
【図3】同じく後面図
【図4】図2のAA線断面図
【図5】同じくロータリー代掻き装置が泥水面より上昇した状態を示す側面図
【図6】同じくロータリー代掻き装置が泥水面より下降した状態を示す側面図
【図7】同じくロータリー代掻き装置が右側下がりに傾いて排土板が水平状態を保つ状態を示す後面図
【図8】同じく一部拡大後面図
【図9】同じくロータリー代掻き装置が右側下がりに傾いて排土板が水平状態を保つ状態の一部拡大後面図
【図10】同じく代掻き均平装置の排土板連結部の拡大断面側面図
【図11】同じく代掻き均平装置の一部拡大平面図
【符号の説明】
1 装着フレーム
10 伝動パイプ
100 伝動ケース
101 サイド板
11 入力ミッション
12 伝動軸
2 ロータリー代掻き装置
20 機枠
200 リンク連結部
21 砕土部
210 ロータリー砕土爪
211 回転軸
212 上面カバー
22 整地部
220 整地部レーキ体
221 整地板
222 横バー
223 横棒
23 支持体
3 排土板支持フレーム
30 機枠連結部
31 排土板昇降補助装置(圧縮弾性体)
310 連結部
311 連結部
32 リフトシリンダー
320 シリンダートラクタ側
321 シリンダーロッド
322 部材
33 受光器台枠
4 排土板連結部
40 回動軸
41 連結フレーム
410 支持枠
42 弾性連結体
43 回動軸フレーム
5 排土板
5a 排土板横フレーム
50 排土側板
6 均平板
60 連結体(平行リンク)
61 均平板弾性体
7 排土板レーキ体
8 レーザー受光器用ポール
80 受光器台
800 リンク連結部
81 レーザー受光器
82 受光器支持フレーム
9 レーザー投光器
G1 ロータリー代掻き装置が水田面より上昇した高さ
G2 ロータリー代掻き装置が水田面より下降した深さ
Claims (5)
- トラクターに装着され、機枠と砕土部と整地部とを有するロータリー代掻き装置の後方にレーキ体及び均平板を備えた排土板を設け、排土板は、ロータリー代掻き装置に連結する排土板支持フレームにより支持され、ロータリー代掻き装置に対して高さ位置が調節自在である代掻き均平装置において、
排土板支持フレームと排土板との連結部が、排土板の回動支点となり、排土板が進行方向を軸線としてロータリー代掻き装置に対して左右に回動可能に設けたことを特徴とする代掻き均平装置。 - トラクターに装着され、機枠と砕土部と整地部とを有するロータリー代掻き装置の後方にレーキ体及び均平板を備えた排土板を設け、排土板は、ロータリー代掻き装置に連結する排土板支持フレームにより支持され、ロータリー代掻き装置に対して高さ位置が調節自在である代掻き均平装置において、
排土板支持フレームと排土板との連結部が、排土板の回動支点となり、排土板が進行方向を軸線としてロータリー代掻き装置に対して左右に回動可能に設けるとともに、
排土板が上昇した状態において、均平板が排土板に対して独立的に接地可能となる連結体で連結される均平板であることを特徴とする代掻き均平装置。 - トラクターに装着され、機枠と砕土部と整地部とを有するロータリー代掻き装置の後方にレーキ体及び均平板を備えた排土板を設け、排土板は、ロータリー代掻き装置に連結する排土板支持フレームにより支持され、ロータリー代掻き装置に対して高さ位置が調節自在である代掻き均平装置において、
排土板支持フレームと排土板との連結部が、排土板の回動支点となり、排土板が進行方向を軸線としてロータリー代掻き装置に対して左右に回動可能に設けるとともに、
機枠と排土板支持フレームとの間に排土板昇降補助装置を設けたことを特徴とする代掻き均平装置。 - トラクターに装着され、機枠と砕土部と整地部とを有するロータリー代掻き装置の後方にレーキ体及び均平板を備えた排土板を設け、排土板は、ロータリー代掻き装置に連結する排土板支持フレームにより支持され、ロータリー代掻き装置に対して高さ位置が調節自在である代掻き均平装置において、
排土板支持フレームと排土板との連結部が、排土板の回動支点となり、排土板が進行方向を軸線としてロータリー代掻き装置に対して左右に回動可能に設け、
かつ排土板の高さ調節を行うために、圃場近傍に設置されるレーザー投光器から投光されるレーザー光線を受光するレーザー受光器を備えたポールを一定方向に設けるとともに、排土板の高さ調節のため各部材が移動してもポールの方向が変化しないことを特徴とする代掻き均平装置。 - 均平板が排土板に対して独立的に接地可能となる連結体が、平行リンクからなる連結体である請求項2の代掻き均平装置。
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