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JP2004166265A - 受信差動データ信号におけるジッタを補償するための方法およびシステム - Google Patents

受信差動データ信号におけるジッタを補償するための方法およびシステム Download PDF

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JP2004166265A JP2003369852A JP2003369852A JP2004166265A JP 2004166265 A JP2004166265 A JP 2004166265A JP 2003369852 A JP2003369852 A JP 2003369852A JP 2003369852 A JP2003369852 A JP 2003369852A JP 2004166265 A JP2004166265 A JP 2004166265A
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アンディ・インゲル
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Abstract

【課題】受信した差動データ信号におけるジッタを補償するためのシステムおよび方法を提供する。
【解決手段】本発明による方法は、受信した差動データ信号308A、308Bから第1のクロック信号309を再生するステップを含む。受信した差動データ信号と第1のクロック信号とに基づいて、リタイミング処理された差動データ信号312A、312Bが発生される。リタイミング処理された差動データ信号におけるジッタレベル328が検出される。第2のクロック信号318がリタイミング処理された差動データ信号から再生される。ジッタ補償された差動データ信号316A、316Bが、リタイミング処理された差動データ信号、第2のクロック信号、および検出されたジッタレベルに基づいて発生される。
【選択図】図3

Description

本発明は一般にジッタ補償に関し、特に、差動データ信号のジッタ補償に関する。
一般的な同期データ通信システムには、送信器と通信チャンネルと受信器が含まれる。この種のシステムでは、チャンネルを介して送信器が送信する情報を受信器が確実に復号できなければならない。これを行うため、受信器は入力信号を適当な時点でサンプリングし、様々な判断を下す。送信器がデータ信号の送信に用いるクロックは、一般に「基準」クロックと呼ばれる。通常、受信器内で位相ロックループ(PLL)などのクロック再生(clock recovery)回路を用い、入力信号の位相からタイミング情報を抽出する。このクロックは、一般に「再生(recovered)」クロックと呼ばれる。最小ビットエラーを目指すには、再生クロックを基準クロックにきっちりと一致させねばならない。
しかしながら、チャンネル上の雑音と受信器内の欠陥が、入力データ信号における位相変化を引き起こす。このことが、翻って基準クロックに対する再生クロックの位相変化を引き起こし、エラー生成確率を増すことになる。データ信号の有意時点での位相変化或いは位相変動は、ジッタと呼ばれる。
ジッタは位相変化であり、一般には特定周波数における位相角或いは時間をもって計測される。ジッタは、ディジタル信号の有意時点の、理想的な時間的位置からの短期かつ非累積的な変化である。有意時点は、パルスの立ち上がりエッジや立ち下がりエッジ或いはサンプリング時点などの信号上の任意の好都合の容易に識別可能な時点とすることができる。ジッタ振幅は、これまでは単位間隔(UI)で計測されており、1UIは1クロック周期の位相偏差である。時間についての位相関数のピーク・トゥ・ピークUI偏差は、ジッタ振幅と呼ばれる。
ジッタ制御は重要であり、何故ならジッタは伝送システムの性能を劣化させ、ディジタル信号中にビットエラーと非制御スリップを招くからである。ジッタは、クロック再生回路によるディジタル信号の正確なサンプリングを妨げることでビットエラーを引き起こす。ジッタの効果的な管理は、許容し得るビットエラー率を有するシステムの生成に重要である。
本発明の一形態は、受信した差動データ信号中のジッタを補償する方法を提供するものである。受信した差動データ信号から、第1のクロック信号を再生する。受信した差動データ信号と第1のクロック信号に基づき、リタイミング処理された(re-timed)差動データ信号を生成する。リタイミング処理された差動データ信号中のジッタレベルを、検出する。リタイミング処理された差動データ信号から、第2のクロック信号を再生する。リタイミング処理された差動データ信号と第2のクロック信号とジッタ検出レベルに基づき、ジッタ補償された差動データ信号を生成する。
以下の好ましい実施形態の詳細な説明において、添付図面を参照するが、この図面は本発明の一部を形成するものであり、本発明を実施する具体的な実施形態は例示により示してある。本発明範囲から逸脱することなく、他の実施形態を用いたり構造的或いは論理的な変形がなされることは理解されたい。それ故、以下の詳細な説明は限定的な意味にとってはならず、本発明範囲は添付特許請求の範囲によって規定されるものである。
図1Aは、同期通信システム用の従来技術の受信器100を示すブロック図である。
受信器100は、クロック再生ブロック102と判定回路104を含む。クロック再生ブロック102は、入力データ(DATA)101を受信し、この入力データ101の位相に基づいてクロック信号103を生成する位相ロックループである。クロック再生ブロック102が生成するクロック信号103は再生クロックと呼ばれ、判定回路104へ出力される。判定回路104は、入力データ101と再生クロック103を受信し、正確なサンプリング時点でデータ信号の振幅を量子化する。判定回路104はリタイミング処理されたデータ105を出力し、クロック再生ブロック102へ帰還信号107を供給しもする。
図1Bは、追加的詳細として図1Aからのクロック再生ブロック102を示すブロック図である。クロック再生ブロック(位相ロックループ)102は、位相検出器108と低域通過フィルタ(LPF)110と電圧制御発振器(VCO)112を含む。位相検出器108は、入力信号101と、帰還線路113上を位相検出器108へ帰還させたクロック信号との間の位相差或いは周波数差を検出し、対応する位相信号109を低域通過フィルタ110へ出力する。低域通過フィルタ110は位相検出器108から受信した位相信号を積分し、電圧制御発振器112へ直流制御電圧111を出力し、この電圧制御発振器112が出力クロック信号103の周波数を制御する。
ジッタは、受信データ信号の有効ビット周期を変化させる。図1Aに示す如き回路102,104などのクロック再生回路と判定回路を用いることで、幾らかのジッタの存在に拘わらず受信器を送信器と同期状態に保つことができる。しかしながら、この種の従来技術の回路により処理できるジッタの速度と大きさには限界がある。以下にさらに詳述する如く、本発明の一実施形態は追加のジッタ補償をもたらし、それによってさらに信号品質を高め、ビットエラーを低減する。
図2は、互いに重なり合った複数のジッタ付き差動信号202,206を示すデータアイ線図である。ハイからローへまたローからハイへのデータ(DATA)202及び反転データ(バーDATA)206の差動信号遷移が、図2に示してある。理想的には、ジッタが無ければ差動信号は対称的であり、ビット時間210に対応する時間でゼロ交差(zero crossing)204と交差することとなろう。理想的には、差動信号202,206は互いに重なり合っていなければならない。しかしながら、図2に示す如く、ジッタのお陰で差動信号202,206は離間しており、時間的に変動する時点で遷移する。
通信システムのデータ転送レートが増加するにつれ、各信号が有効である期間は対応する量だけ減少する。より具体的には、各データ信号に関するデータ窓すなわち「アイ」は、より高いデータ転送レートにおいて減少する。信号に関するデータアイは、信号のジッタを考慮した後の信号が実際の有効期間を示す。図2に示す如く、ジッタは(ジッタが無い場合のビット時間210と同一となる筈の)信号のデータアイ幅208を低減し、それによって各信号を首尾よく捕捉することのできる有効期間を低減する。
図3は、本発明の一実施形態による、ジッタを検出し補償する受信器システム300を示すブロック図である。受信器システム300は、受信器302と補償器314と位相ロックループ(PLL)322とジッタ検出回路326を含む。
一実施形態では、受信器302は同期通信システム用の従来の差動信号受信器である。受信器302は、クロック再生ブロック304と判定回路306を含む。クロック再生ブロック304は、送信器(図示せず)からの入力データ(DATA)308A及び反転データ(バーDATA)308B差動信号を受信し、入力信号308A,308Bの位相に基づいて再生クロック信号309を生成する位相ロックループである。再生クロック信号309は、判定回路306へ出力される。判定回路306は、入力データ308A及び反転データ308B差動信号と再生クロック309を受信し、正確なサンプリング時点で信号308A,308Bの振幅を量子化する。判定回路306は、リタイミング処理されたデータ312A及び反転データ312B信号を出力し、またクロック再生回路304へ帰還信号310を供給する。一実施形態では、判定回路306はマスタ/スレーブD型フリップフロップをもって実装してある。
受信器302は、若干のジッタ補償をもたらす。しかしながら、受信器302が出力するデータ312A及び反転データ312B信号は通常、依然として幾らかのジッタをもつと思われる。ジッタ検出回路326と位相ロックループ322と補償器314が、さらなるジッタ補償をもたらす。ジッタ検出回路326は、受信器302からデータ312A及び反転データ312B信号を受信し、受信信号中のジッタの大きさを検出する。ジッタ検出回路326は、検出されたジッタのレベルすなわち大きさを示すジッタ大きさ信号328を補償器314へ出力する。ジッタ検出回路326はまた、位相ロックループ322へデータ312A及び反転データ312B差動信号を出力する。
位相ロックループ322は、入力するデータ312A及び反転データ312B信号の位相に基づいて再生クロック信号318を生成する。一実施形態では、位相ロックループ322はwww.ncits.orgのInterNational Committee for Information Technology Standards(INCITS)から入手可能な、「Information Technology − Fibre Channel − Methodology of Jitter Specification(情報技術−ファイバチャンネル−ジッタ仕様の方法論)」、NCITS規格TR−25−1999、1999年9月1日、に詳述された厳密な性能と較正仕様に合致する低ジッタ「高品質(golden)」位相ロックループである。
再生クロック信号318は、ジッタの非常に低いクロック信号である。位相ロックループ322は、再生クロック318とデータ312A及び反転データ312B差動信号を補償器314へ出力する。
一実施形態では、補償器314は以下にさらに詳述する如く、受信したデータ312A及び反転データ312B差動信号中のジッタをジッタ大きさ信号328とクロック信号318に基づいて補償し、ジッタ補償したデータ316A及び反転データ316B信号を出力する。本発明の一形態では、補償器314はビットエラー率テスタ(BERT)やディジタルコミュニケーションアナライザ及び/又はディジタルオシロスコープといった市販の試験装置をもって実装してある。一実施形態では、補償器314はアジレント製DCA86100Aディジタルオシロスコープとアンリツ製MP1632Aディジタルデータアナライザをもって実装される。本発明の一形態では、位相ロックループ322が生成するクロック信号318を、ディジタルコミュニケーションアナライザをトリガーするためのトリガー信号として用いる。さらに別の実施形態では、受信器システム300は集積回路として実装することもできる。補償器314とジッタ検出回路326が実行する機能を、図4,5を参照して以下にさらに詳述する。
図4は、本発明の一実施形態になるジッタ検出回路326(図3にブロック形式で示す)を示す電気回路図である。回路326には、抵抗器518,520とトランジスタ504,508と電流源510と抵抗器512,516とトランジスタ522と電流源524と比較器530が含まれる。一実施形態では、トランジスタ504,508,522はバイポーラ接合トランジスタである。回路326への入力は、判定回路(図3に図示)の出力であるデータ312A及び反転データ312B入力である。反転データ入力312Bは、抵抗器520とトランジスタ508のベースに接続してある。データ入力312Aは、抵抗器518とトランジスタ504のベースに接続してある。トランジスタ504,508は差動対を構成しており、トランジスタ504,508のコレクタを電源(VCC)506に接続し、トランジスタ504,508のエミッタを一緒にして電流源510へ接続してある。一実施形態では、VCC506は3ボルトである。別の実施形態では、VCC506は5ボルトである。電流源510は、抵抗器516とトランジスタ504,508のエミッタとの間に抵抗器512と並列に接続してある。抵抗器516は、グラウンド526に接続してある。一実施形態では、抵抗器512,516,518,520はそれぞれ50オーム抵抗器である。
トランジスタ522のベースは、抵抗器518と520の間の接続点に接続してある。トランジスタ522のコレクタは、VCC506に結合してある。電流源524は、トランジスタ522のエミッタとグラウンド526の間に接続してある。
一実施形態では、抵抗器518,520は平衡抵抗器(例えば、それぞれ50オーム)であり、抵抗器518,520間の接続点(すなわち、トランジスタ522のベースに接続した接続点)における電圧は、データ312A信号と反転データ312B信号の平均電圧となる。データ信号312Aと反転データ信号312Bの平均電圧は、バッファとして機能するトランジスタ522のベースにおいて検出される。トランジスタ522のエミッタにおける電圧(VSUM)528が、比較器530により検出される。VSUM528は、データ信号312Aと反転データ信号312Bの平均電圧を示す電圧である。例えば、データ312Aが1ボルト、反転データ312Bが−1ボルトである場合、VSUM528はゼロボルトとなろう。データ312Aが2ボルト、反転データ312Bがゼロボルトである場合、VSUM528は1ボルトとなろう。
ジッタが存在しない場合、データ312A信号と反転データ312B信号は対称的であり、VSUM528は一定の理想値を有することとなろう。これらの信号が切り替わっていないとき(例えば、データ312Aが論理ハイで、反転データ312Bが論理ローであるとき)は、理想値はデータ312Aと反転データ312Bの中間値となる。ジッタが存在する場合、データ312A信号と反転データ312B信号は対称的とはならず、VSUM528は理想値から掛け離れよう。
トランジスタ504,508と電流源510と抵抗器512,516は、差動モード出力段を形成している。この段の出力は、閾値電圧(Vth)514であり、データ312A信号と反転データ312B信号の平衡平均(balanced average)となる。この出力段は、データ312A信号と反転データ312B信号からジッタをほぼフィルタリングし、これによりVth514はデータ312Aと反転データ312Bの「定常」値の平均を表わすほぼ一定の電圧レベルとなろう。データ312Aと反転データ312Bの定常値は、信号が論理ハイと論理ローにあって切り替わらないときにこれらの信号の値となる。
比較器530はVSUM528とVth514を比較し、受信データ312A信号と反転データ312B信号中のジッタ量に基づいて大きさが変化する電圧レベルのジッタ大きさ信号328を出力する。一実施形態では、比較器530がVSUM528からVth514を減算し、ジッタ大きさ信号328はこれらの電圧間の差分を表わす。信号中にジッタが存在しない場合、Vth514とVSUM528は等しく、ジッタ大きさ信号328はゼロとなろう。
図5は、ジッタが引き起こしたタイミングエラー610を有するデータ312A及び反転データ312B差動信号を示すタイミング図である。ジッタが無い場合、データ312A信号と反転データ312B信号はゼロ交差608にて交差する筈である。しかしながら、図5に示す如く、データ信号312Aはジッタにより反転データ信号312Bがハイへ遷移開始するよりも遅れてロー遷移を開始する。その結果、データ312A信号と反転データ312B信号はゼロ交差608上方の点606で交差する。データ312A信号と反転データ312B信号のこの非理想的遷移の結果、タイミングエラー610が発生する。用語「ゼロ交差」は、ここでは差動信号312A,312Bに関する理想的交点を示すものであり、ゼロボルトに限定されない。例えば、データ312A信号と反転データ312B信号が直流オフセットを有する場合、信号の理想的交点はゼロボルトとはならないかも知れない。
データ312A信号と反転データ312B信号の実際の交点606がゼロ交差608における理想的交点から逸脱する量は、ジッタ大きさ信号328により表わされるジッタ量に依存する。ジッタレベルが増えるにつれ、実際の交点606と理想的交点との間の距離もまた増大する。一実施形態では、補償器314がクロック信号318に基づいてデータ312A及び反転データ312B信号をリタイミング処理し、ジッタ大きさ信号328に基づいてデータ312A及び反転データ312B波形の立ち上がり時間と立ち下がり時間を調整し、これにより信号312A,312Bはゼロ交差608において交差し、ゼロ交差608に関し対称となる。補償されたデータ312A及び反転データ312B信号は、図3では補償器314から出力されるジッタ補償したデータ316A及び反転データ316B信号によって表わされる。
本発明の一つの形態では、ここに説明したジッタの検出および補償技術を試験システムの一部として用いることができる。図6は、本発明の一実施形態に従いジッタを検出して補償する試験システム600を示すブロック図である。図6に示す如く、補償器314が試験システム600内の受信器302に結合してある点を除き、試験システム600はほぼ受信システム300(図3に図示)と同じ様式で構成してある。試験システム600では、補償器314は試験目的に一連のデータ308A及び反転データ308B信号を生成する構成としてある。一実施形態では、補償器314は「理想」SMA同軸ケーブルを介して受信器へ結合してあって、非対称経路遅延や伝送線路反射を低減している。システム600内の受信器302は、被試験デバイス(DUT)を表わす。試験システム600においては、前述の如くジッタ補償したデータ316A及び反転データ316B信号を生成するように構成されているのに加え、補償器314はまた被試験デバイス(すなわち、受信器302)から受信したデータ312A信号や反転データ312B信号上でビットエラー率やジッタ統計の計算といった従来からの様々な試験を他の試験の実行に加えて実行するように構成されている。
本発明の実施形態は、従来技術システムに対し数々の利点をもたらす。一実施形態では、ジッタを検出して補償し、向上した信号挙動ならびに無欠性や被試験デバイス(DUT)の改善された計測精度や異なる試験機器の簡単な相関がもたらされる。一実施形態では、ジッタ検出及び補償方式を大量製造工程の一部として統合することができる。
好適な実施形態を説明する目的で特定の実施形態を例示し説明してきたが、図示し説明した具体的な実施形態を本発明範囲から逸脱することなく実に様々な代替及び/又は等価実装で置換できることは当業者には理解されよう。機械、電気機械、電気、コンピュータ技術の当業者は、本発明が実に様々な実施形態で実装できることを容易に理解しよう。本出願は、本願明細書で考察した好適な実施形態のどんな適用も変形も包含することを意図するものである。それ故、本発明が特許請求の範囲とその等価物によってのみ限定されることを明白に意図するものである。
同期通信システム用の従来の受信器を示すブロック図である。 図1Aからのクロック再生ブロックを追加的詳細として示すブロック図である。 互いに重ね合わせた複数のジッタ付き差動信号を示すデータアイ線図である。 本発明の一実施形態による、ジッタを検出し補償する受信器システムを示すブロック図である。 本発明の一実施形態によるジッタ検出回路を示す電気回路図である。 ジッタにより生じたタイミングエラーをもった差動信号を示すタイミング図である。 本発明の一実施形態による、ジッタを検出し補償する試験システムを示すブロック図である。
符号の説明
300:受信器システム
302:受信器
304:クロック再生ブロック
306:判定回路
314:補償器
322:位相ロックループ
326:ジッタ検出回路
328:ジッタ大きさ信号

Claims (10)

  1. 受信差動データ信号におけるジッタを補償するための方法であって、
    前記受信差動データ信号から第1のクロック信号を再生するステップと、
    前記受信差動データ信号と前記第1のクロック信号とに基づいて、リタイミング処理された差動データ信号を生成するステップと、
    前記リタイミング処理された差動データ信号におけるジッタレベルを検出するステップと、
    前記リタイミング処理された差動データ信号から第2のクロック信号を再生するステップと、
    前記リタイミング処理された差動データ信号と、前記第2のクロック信号と、前記検出されたジッタレベルとに基づいて、ジッタ補償された差動データ信号を生成するステップと、
    を含む方法。
  2. ジッタ補償された差動データ信号を生成する前記ステップが、
    前記第2のクロック信号に基づいて、前記リタイミング処理された差動データ信号のタイミングを調整するステップと、
    前記検出されたジッタレベルに基づいて、前記リタイミング処理された差動データ信号の波形交点を理想的な交点に調整するステップと、
    を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記波形交点が、前記リタイミング処理された差動データ信号の立ち上がり時間と立ち下がり時間を調整することによって調整される、請求項2に記載の方法。
  4. 前記リタイミング処理された差動データ信号におけるジッタレベルを検出する前記ステップが、
    前記リタイミング処理された差動データ信号の平均値を検出するステップと、
    前記検出された平均値を閾値と比較するステップと、
    を含み、
    前記比較が前記リタイミング処理された差動データ信号における前記ジッタレベルを示す、請求項1に記載の方法。
  5. 受信差動データ信号におけるジッタを補償するためのシステムであって、
    前記受信差動データ信号から第1のクロック信号を再生し、該第1のクロック信号に基づいて、リタイミング処理された差動データ信号を生成する受信器と、
    前記リタイミング処理された差動データ信号におけるジッタの大きさを検出するジッタ検出回路と、
    前記リタイミング処理された差動データ信号から第2のクロック信号を再生する位相ロックループと、
    前記第2のクロック信号と前記検出されたジッタの大きさとに基づいて、前記リタイミング処理された差動データ信号を修正することによって、ジッタ補償された差動データ信号を生成するジッタ補償器と、
    を備えているシステム。
  6. 前記第2のクロック信号に基づいて、前記リタイミング処理された差動データ信号のタイミングを修正し、前記検出されたジッタの大きさに基づいて、前記リタイミング処理された差動データ信号の波形交点を理想的な交点に修正するように、前記ジッタ補償器が構成されている、請求項5に記載のシステム。
  7. 前記位相ロックループが、低ジッタ高品質位相ロックループである、請求項5に記載のシステム。
  8. 前記ジッタ検出回路が、
    前記リタイミング処理された差動データ信号の平均値を検出する第1の副回路と、
    前記リタイミング処理された差動データ信号の定常状態値の平均を表わす閾値を検出する第2の副回路と、
    前記検出された平均値を前記閾値と比較し、該比較に基づいてジッタ大きさ信号を出力する比較器と、
    を備えている、請求項5に記載のシステム。
  9. 前記第1の副回路が、
    一対の直列平衡接続された抵抗器と、
    前記比較器と前記一対の抵抗器間の接続点とに結合されたトランジスタと、
    を備え、
    前記リタイミング処理された差動データ信号が前記一対の直列接続された抵抗器に印加され、前記平均値が前記抵抗器によって前記比較器に出力される、請求項8に記載のシステム。
  10. 前記第2の副回路が、
    トランジスタの差動対を有する差動モード出力段であって、前記リタイミング処理された差動データ信号を受信して前記比較器に前記閾値を出力するように構成されている前記差動モード出力段、
    を備えている、請求項8に記載のシステム。
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