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JP2004165604A - 発光ダイオードおよびその製造法 - Google Patents

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JP2004165604A JP2003101512A JP2003101512A JP2004165604A JP 2004165604 A JP2004165604 A JP 2004165604A JP 2003101512 A JP2003101512 A JP 2003101512A JP 2003101512 A JP2003101512 A JP 2003101512A JP 2004165604 A JP2004165604 A JP 2004165604A
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Takuho Chin
澤澎 陳
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智松 張
Soryo Sai
宗良 蔡
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Abstract

【課題】本発明は、白色発光ダイオード(LED)の構造および、その製造方法を提供する。
【解決手段】本発明による構造は、多重層エピタキシー構造の光放出層を有し、1つまたは複数の色の光を放出する2つのLEDチップを含む。この構造は、短波長の可視光を放出するLEDと、長波長の可視光を放出するもう1つのLEDを含む。ここで、本発明における少なくとも1つのチップは、2つまたは複数の有色光を放出するための、2つまたは複数の遷移エネルギー準位を有する。本発明を使用すると、LEDにより放出される多重有色光を混合することにより、優れた演色性と高い光放出効率を有する全スペクトル白色光源とすることができる。本発明の白色LEDは、汎用照明用途に対して理想的な光源である。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、白色発光ダイオード(LED)光源の構造およびその製造法に関し、より詳細には2つまたは複数のカラー光を発生することのできる構造と、その製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体発光ダイオード(LED)は、汎用用途の照明装置に対する有望なデバイスとなっている。LEDは、優れた耐久性、長い使用寿命、少ない電力消費、水銀の不使用、潜在的な高効率性などの特徴を有する。また白色LEDは、環境保護およびエネルギー節減のために有効な照明光源である。白熱電球などの従来の照明器具は低価格ではあるが、残念ながら低い効率、大きい電力消費、短い使用寿命、脆弱性などの欠点がある。蛍光電球は省エンルギー型デバイスであるが、やはり脆弱であると共に、水銀を含むために環境汚染の問題を引き起こす。したがって、白色LEDは、新世代の汎用照明用途に対して理想的な光源である。
【0003】
白色LEDの製造技術に関しては、現在5つの比較的普及している方法がある。第1の方法は、青色光を放出するAlInGaN‐LEDチップと、黄色領域で発光する蛍光体(イットリウム・アルミニウム・ガーネット、YAG)とを使用する方法である。青色光の一部は蛍光体(phosphor)層に吸収されて、黄色光に下方変換される。残りの青色放出光は、透明レジン中に逃げる。この青色光と黄色光とを混合することにより、白色光とすることができる。この方法は簡便さと実現の容易さにおいて有利であるが、赤色成分の欠如により演色性が悪いこと、また動作電流が増加すると色ずれの問題が発生するという点で不利である。さらに、第1の方法で製作されたLEDは、照明効率が低く、経年劣化(aging)を生ずる問題がある。
【0004】
白色LEDを製造する第2の方法は、赤色AlInGaP材料、緑色AlInGaN材料および青色AlInGaN材料からなる複数のLEDの組み合わせを、一組の白色光源として用いる方法である。これらのLEDチップに加えられる動作電流は、白色光混合の目的を達成するために、精密に制御する必要がある。この方法は、色変換に蛍光体を使用しないために、照明効率は第1の方法よりも格段に高く、また蛍光体の関係する経時変化の問題も起こさない。その欠点の1つは、設計がより複雑化することであり、これによってコストが上がる可能性がある。もう1つの欠点は、LEDからの放出光幅が狭いために、演色特性が悪くなることである。一方で、この第2の方法は、2つの高価なAlInGaN‐LEDチップを使用することから、材料の観点では価値が低い。
【0005】
白色LEDを製造する第3の方法は、紫外線(UV)LEDを使用して1組の蛍光体を励起することに基づくものである。放出スペクトルの可視部分は、蛍光体によって完全に生成される。LEDによって放出されたUV光は蛍光体を励起し、これによって赤、緑および青色光を放出し、この3色光がさらに混合されて白色光となる。しかしながら、ポンプ源(pump source)を紫外線スペクトル範囲に移動させることは、変換過程におけるエネルギー損失の増大のために、放射効率が低下することになる。さらに、蛍光体の変換効率はまだ低く、パッケージ材料には、UV光損傷による経時劣化の問題がある。したがって、この方法は白色光源を製造するのに適切な方法ではない。
【0006】
白色光を生成する第4の方法は、ZnSe材料系を使用する技術である。この方法では、CdZnSe膜がZnSe単結晶基板上に形成される。CdZnSe膜は、通電されることにより青色光を放出する。青色光の一部は基板に吸収されて、次いで黄色光を放出する。最後に、青色光と黄色光が混合されて、白色光となる。この動作原理は、前述した青色または紫外線LEDと蛍光体とを一緒に使用する方法とは異なるものである。この白色LEDは、1つのチップだけを使用し、白色光を生成するのに蛍光体材料を使用する必要がない。残念ながら、その輝度効率(luminous efficiency)は比較的低く、またその使用寿命は他と比較して短かすぎる。したがって、この方法は実際には利用できない。
【0007】
白色光を製造する第5の方法も、青色光と黄色光とを混合して白色光とする原理に基づいており、この方法では青色および黄色LEDチップを組合わせてセットとして白色光を生成する。この2色性LEDシステムは、すべての白色ソリッドステート光源の中で最高の効率を特徴とする。しかしながら、この種のLEDの演色(color rendering)特性は極めて悪い。この方法は汎用照明用途には適していない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
潜在的な応用の観点からは、白色照明の設計は、高効率、高演色性および合理的コストを組み合わせることをねらいとするものである。本発明は、上記の目的を達成するための、白色LED構造とそれを製造する方法とを提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、白色LED構造とその製造方法を提供する。このデバイスは、2つのLEDチップから構成され、一方は短波長側の可視スペクトルを放出するAlInGaN‐LEDであり、他方は長波長側の可視スペクトルを放出するAlInGaP‐LEDである。この白色LED構造の少なくとも1つのチップは、2つまたは複数の有色光を放出するために、2つまたはそれ以上の遷移エネルギー準位を有する。この白色LEDから生成される複数の有色光を、混合して全スペクトルの白色光とすることができる。この白色LED構造では蛍光体変換層は使用しない。したがって、この方法による演色特性および照明効率は優れている。一般演色評価数(Ra)は94まで高くすることが可能であり、これは白熱光源およびハロゲン光源に近いが、バイナリ相補白色(BCW(Binary complementary white))LEDのRaは、約30〜45である。さらに、高価な3元RGB白色LED光源と比較すると、本発明の白色LEDは、ただ1つのAlInGaNチップを、1つの安価なAlInGaPチップと組み合わせて使用し、これによって低コストの、高輝度性能の白色光源を形成する。本発明の白色LEDは、汎用照明用途に対する理想的な光源である。
【0010】
本発明のLED構造は、N型GaAs基板およびP型オーム性接触エピタキシー層にそれぞれ接触して、第1のオーム性接触金属電極層および第2のオーム性接触金属電極層を備える。LEDの能動層は、多重量子井戸(MQW、multi−quantum well)構造となる。さらに、本発明は、LEDに複数の有色光を放出させる方法を提供し、この方法においては、バンドギャップ技術原理を能動層に応用して、1つまたは複数の遷移エネルギー準位を設計することによって、複数の有色光を同時に得る。例えば、量子井戸の幅、材料組成、または材料内部の歪を変更することによって、遷移エネルギー準位と共に、放出光の色も変化させることができる。したがって、本発明の利点の一つは、放出される光スペクトルが、可視波長領域のほとんどを範囲に含み、これによって高度な演色特性を有する、白色LED光源の簡潔な構造を提供することである。
【0011】
本発明のもう一つの利点は、白色光源が、蛍光体材料および関連する被覆工程を使用することなく生成することができ、このために生産効率を大幅に向上させることである。さらに、本発明は、短波長(AlInGaNまたはZnSeチップなど)の可視光を放出する1つのLEDと、長波長(AlInGaPまたはAlGaAsチップなど)の可視光を放出するもう一つのLEDとを組み合わせて使用するだけで、優れた特性を有し、かつ低コストの白色照明光源を形成することができる。
前述の態様および本発明に伴う多くの利点は、以下の詳細な説明を、添付の図面と合わせて参照することにより、より簡単に理解されるであろう。
【発明の実施の形態】
【0012】
本発明は、白色LED構造およびその製造法を開示する。本発明をさらに詳細、かつ完全に説明するために、以下に図1〜6を参照して説明を記載する。
まず最初に、AlInGaP‐LEDを説明のための例として用いる。図1について説明する。本発明の好ましい実施態様によると、LEDエピタキシー構造は、連続して積み重ねられた以下の層を含む。それは、N型GaAs基板10、N型(AlGa1−x0.5In0.5P下部クラッド層20、(AlGa1−x0.5In0.5P能動層30、P型(AlGa1−x0.5In0.5P上部クラッド層40およびP型オーム性接触エピタキシー層50である。さらに、本発明の構造はさらに、N型GaAs基板10およびオーム性接触エピタキシー層50とそれぞれ接触する、第1のオーム性接触金属電極層15および第2のオーム性金属電極層55を含む。
【0013】
P型オーム性接触エピタキシー層50は、AlGaAs、AlInGaPまたはGaAsPから製作することができる。材料が、AlInGaP能動層30よりも大きなエネルギーギャップを持ち、AlInGaP能動層30から生成される光を吸収せず、さらにオーム性接触の形成から恩恵を受けるキャリアの濃度が高い場合に、P型オーム性接触得ピタクシー層50を形成するために、その材料を選択することができる。
前述の(AlGa1−x0.5In0.5P能動層30は、AlInGaPの多重量子井戸構造とすることができ、ここでアルミニウムの含有量xの範囲は0〜0.45でよく、P型(AlGa1−x0.5In0.5P上部クラッド層40のアルミニウム含有量x、およびN型(AlGa1−x0.5In0.5P下部クラッド層20のそれは、0.5〜1.0の間に制御される。(AlGa1−x0.5In0.5P能動層30のアルミニウム含有量がゼロのとき、(AlGa1−x0.5In0.5P能動層30の組成は、Ga0.5In0.5Pであり、その遷移エネルギーは約1.593eV、最高波長照明は635nmで、黄緑色光である。
【0014】
バンドギャップ原理を用いることによって、本発明は(AlGa1−x0.5In0.5P能動層30の材料における、1つまたは複数の遷移エネルギー準位を設計し、異なる色の有色光を同時に生成し、他のLEDチップ(図示せず)からの放出光を混合することによって、高度な照明効率および高度な演色性を有する白色光を生成する。例えば、アルミニウム含有量xを、AlInGaP‐LEDの能動層の量子井戸材料内で、0、0.08、0.13および0.3と順番に変化させて、量子井戸構造を示す概略図を表す図2に示すような、近連続スペクトルを有する有色光を単一のLEDチップから放出させることが可能である。他方の青‐緑LEDチップ(図示せず)から放出された光(波長470nmおよび540nm)を混合することによって、図3に示すような、全スペクトル分布を有する有色光を得ることができ、ここで各有色光の遷移レベルの光スペクトルを図示してあり、それは青色光遷移エネルギー準位の光スペクトル65、緑色光遷移エネルギー準位の光スペクトル70、黄緑色光遷移エネルギー準位の光スペクトル75、黄色光遷移エネルギー準位の光スペクトル80、橙色光遷移エネルギー準位の光スペクトル85、橙赤色光遷移エネルギー準位の光スペクトル90、赤色光遷移エネルギー準位の光スペクトル95、および演色性を有し様々な有色光を混合して形成される白色光スペクトル60である。この結果、高効率の全スペクトル照明光源を構築することができる。
【0015】
上記の他方のLEDの構造は、図1に示すものと類似しており、すなわち他方のLEDも、以下の順番に積み重ねられた層を含む。それは基板、下部クラッド層、能動層、上部クラッド層およびオーム性接触エピタクシー層であり、これらの層を形成する材料は、当業者には周知であり、したがって本願ではこれ以上の記載はしない。さらに、上述のように、AlInGaP能動層30を形成するのに応用したエネルギーギャップ工学原理は、その他のLEDチップの能動層を形成する上でも適切である。
【0016】
上述の白色LEDから得られた相対色温度(CCT)は3,000°Kであり、色度座標(chromaticity coordinates)は、x(CIEI1931)=0.4415、y=0.4045、u(CIE1964)=0.2533、v=0.3482であり、ここで全体演色評価数(CRI)Raは94であり、これは白色光電球の一般標準と近似しており、したがって照明目的の光源として好適である。1つまたは複数のエネルギー遷移レベルを設計するために、上記のエネルギーギャップ技術を用いて、AlInGaP能動層の材料成分を調整することは、説明のための例として述べたものである。したがって、本発明はそれに限定されるものではない。本発明は、その他のエネルギーギャップ技術を使用するのにも適しており、1つまたは複数の遷移エネルギー準位が、単一の同じLEDチップから製作される。例えば、量子井戸の幅を変更する技術、また材料内部の歪効果を利用することなどは、すべて本発明に適用が可能である。量子井戸の数と障壁の調節に応じて異なる遷移エネルギー準位を組み合わせることによって、様々な応用を満足させるための様々なスペクトル分布を製造することができる。
【0017】
上記の組成比は、能動層30の(AlGa1−x0.5In0.5Pなどの単に例として述べたものであり、したがって本発明は、それに限定されるものではない。同様に、本発明はその他の比にも適している。さらに、本発明は、高輝度AlInGaP‐LEDに限定されるものではなく、AlInGaN、AlGaAsまたはZnSeなどのその他のLED材料にも好適である。
図4は、本発明の第2の好ましい実施態様の量子井戸構造を示す概略図である。AlInGaP能動層の量子井戸材料内のアルミニウム含有量xは、それぞれx=0.13およびx=0.22であり、この単一のLEDチップは、波長615nmおよび590nmの赤‐黄2色光(dual colored lights)を放出することができる。この2色光が、他方のAlInGaN‐LEDチップから放出される青緑色光(505nm)と混合された後に、白色光のCCTは2,400°Kで、色度座標は、x=0.4994、y=0.4307、u=0.2786、v=0.3604であり、演色評価数Raは53であり、これは基本照明要件の標準を満足する。上記の2つのLEDチップから放出される光スペクトルについては、図5を参照されたい。このように、量子井戸の数と障壁の調整に応じて、ことなる遷移エネルギー準位を組み合わせることによって、上記の第1の好適な実施態様とは異なる色温度を有する白色光源を製作することができる。
【0018】
本発明の第3の好適な実施態様は、2つのLEDチップを用いて、3つの基本色、赤、緑および青を有する高効率な白色光源を形成する。図6に示すように、図6は、2重遷移エネルギーギャップ(波長470nmの青色光および540nmの緑色光を放出)を有するAlInGaN‐LEDチップと、赤色光(波長625nm)を放出するAlInGaP‐LEDチップとの組み合わせから放出される光スペクトルを示す図であり、そのCCTは10,000°Kに到達することが可能であり、色度座標は、x=0.2723、y=0.2874、u=0.1851、v=0.2921であり、演色評価数Raは70である。上記の組み合わせは、LCDバックライト光源などの画像ディスプレイまたはTVの3原色(赤、緑および青)のディスプレイの光源として極めて好適である。
【0019】
【発明の効果】
まとめると、本発明の一利点は、簡易な白色LED光源構造を提供することである。この白色LED光源から放出される光スペクトルは、可視光のほとんどの領域を範囲に含み、したがってこの白色LED光源は、豊富な色と高度な演色性を有する。
本発明の他の利点は、白色光源が、蛍光体粉末およびその被覆工程を使用することなく形成され、照明効率が大幅に向上することである。また、製造工程が簡潔であるため、製品収率が大幅に向上する。さらに、本発明は、短波長の可視光を放出する1つのLEDと、長波長の可視光を放出する別の1つのLED(AlInGaN)またはZnSeチップなど)とを組み合わせて使用するだけで、優れた特性で低コストの白色照明光を形成する。
【0020】
当業者であれば理解するように、本発明の前述の好適な実施態様は、本発明の説明のためのものであり、本発明を限定するものではない。添付の請求項の趣旨と範囲に含まれる様々な修正形態および類似の配設も、本発明の範囲に含めるものであり、本発明の範囲は、そのようなすべての修正形態および類似構造を包含するように、最も広い解釈がなされるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施態様による、AlInGaP‐LEDのエピタキシー構造を示す概略図である。
【図2】本発明の第1の好適な実施態様による、AlInGaP‐LEDの能動層の量子井戸材料中のアルミニウムの含有量xを、0、0.08、0.13、0.22および0.3の順序で変化させて得られる、量子井戸構造を示す概略図である。
【図3】本発明の第1の好適な実施態様による、AlGaInP‐LEDの能動層の材料中のアルミニウム含有量を、0、0.08、0.13、0.22および0.3の順序で変化させると共に、緑AlInGaN‐LEDチップから放出される光(波長470nmおよび540nm)を混合することによって得られる略全スペクトル(near−full spectral)の連続スペクトルを有する有色光を示す、スペクトル図の図面代用写真である。
【図4】本発明の第2の好適な実施態様による、2重遷移エネルギーギャップを有するAlInGaP‐LEDチップの量子井戸構造を示す概略図である。
【図5】本発明の第2の好適な実施態様による、2重遷移エネルギーギャップ(波長590nmの黄色光および615nmの赤色光を放出)を有するAlInGaP‐LEDチップと、青緑色光(波長505nm)を放出するAlInGaN‐LEDチップとを組み合わせから放出される光スペクトルを示す図である。
【図6】本発明の第3の好適な実施態様による、2重遷移エネルギーギャップ(波長470nmの青色光および540nmの緑色光を放出)を有するAlInGaN‐LEDチップと、赤色光(波長625nm)を放出するAlInGaP‐LEDチップとの組み合わせから放出される光スペクトルを示す図である。

Claims (2)

  1. 第1の光スペクトルを有する第1の可視光を放出するのに使用される第1のLEDチップと、
    第2の光スペクトルを有する第2の可視光を放出するのに使用される第2のLEDチップであって、前記第1の可視光が第2の可視光と混合されて白色光源を形成する第2のLEDチップとを含み、
    前記第1のLEDチップおよび/または第2のLEDチップが、少なくとも2つの遷移エネルギーギャップを有し、これによって少なくとも2つの有色光を放出する、発光ダイオード(LED)。
  2. 第1の光スペクトルを有する第1の可視光を放出するのに使用する第1のLEDチップを提供するステップと、
    第2の光スペクトルを有する第2の可視光を放出するのに使用される第2のLEDチップを提供するステップであって、前記第1の可視光が第2の可視光と混合されて白色光源を形成するステップとを含み、
    前記第1のLEDチップおよび/または第2のLEDチップが、少なくとも2つの遷移エネルギーギャップを有し、これによって少なくとも2つの有色光を放出する、LEDの製造方法。
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